ヴァイキングの劫火
望月誠司
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シナリオID:1399
オープニング
細く、長い、船体を持つ小型船だ。
最大の特徴は喫水が非常に浅い事。海にも出られる船であるにも関わらず、水深が1mもあれば航行できるのだから驚きだ。
その船の使用者は主に――海賊である。
満月の夜、煌々と光る月明りを頼りに一艘のロングシップが、帆に夜風を受けつつ川をゆっくりと密やかに遡上していた。
乗っているのは屈強な荒くれ者達だった。
鼻当付鉄兜をかぶり鎖帷子に身を包み、円盾を左腕に通して持ち、腰に長剣を佩いている。
兜の眉庇の陰より月明りを受け、ぬらりと眼光が輝いていた。
彼等が見つめる先、やがて川沿いに佇む村の姿が、闇の中に浮かび上がってきた。
●
リブラネスタへと続く道の途中にあったその農村には宿屋が一軒しかなく、しかも大部屋が一つあるだけだった。一軒くらいは宿がないと村としての恰好がつかないだろうと、農夫が副業でやってるだけの代物であるらしい。
それぞれ一つ依頼をこなしてきた帰りの道中、たまたま偶然、この村でばったり会った貴方達はその日の晩、宿に泊まろうとして、まとめて大部屋に押し込まれていた。
当然、寝台なんて上等なものは無く、硬い木の上に雑魚寝である。亭主の好意で希望者にはフカフカの藁を持ち込んで貰えて布団代わりに出来たのがせめてもの救いだろうか。
風と夜露を凌げるだけ野宿するよりマシ、と思っての宿泊だったが、案外野宿の方が快適であったかもしれない。
そんな寝苦しい部屋で眠っていた貴方達だったが、不意に何かが叩き破られたような重く響く轟音を耳にして目を開けた。
窓から差し込んでいる月明りを頼りに目を凝らすと、なんと部屋の入口の方から武装した男達が侵入してきたではないか。
左手に盾を持ち、右手には血濡れた剣を握っていた。
間違いなく、宿の人間ではなかった。
彼等は貴方達目がけて獣のように素早く踏み込み、剣の切っ先を鋭く突き出してきた――
解説
マスターより
リプレイ
(……何事?)
積まれた藁の上、意識がまどろみの中にあったデイジー・ロックウェルだったが、代々騎士団に所属する家系の娘は、吹き荒れている殺気に気づき、急激に意識を覚醒させた。
傍らに置いていた愛剣へと手を伸ばして掴み、月光が差し込んでいる室内に青い瞳を凝らす。武装した男達が雪崩れ込んで来た。
右手、血濡れた剣、獣のような双眸、デイジーの方を見た。ぬらりと光る。
(なっ……!)
踏み込み。迫る切っ先。デイジー、抜いて迎撃するには態勢もタイミングも悪い、故に咄嗟に横に転がりながら鞘ごと剣を突き出した。
右手に強烈な負荷。鞘尻が屈強な男の喉にめり込む。男がたたらを踏んで一歩を後退する。
「ちょっと、流石に寝込みを狙われるような覚えはないのだけど?!」
十六歳の少女は転がった勢いで起き上がり、鞘から剣を引き抜く。
その間にも雪崩れ込んで来た他の男達が、冒険者達へと襲い掛かっている。
白鱗の蜥蜴人アクティオンは咄嗟にエーテルを解放して反応を強化しつつ横転、傍らに置かれていた弓と矢筒を掴み取りつつ突き出された剣の切っ先をかわす。
そこへすかさず起き上がったエルファリアが豹のように飛び掛かった。長い銀髪と女性的な起伏豊かな175cmの長身を持つ少女だ。
金色の瞳のエルファリアは鎖帷子姿の男へとしなやかに、しかし素早く組み付くと、激しく揉み合いつつも、鍛えられた戦士の筋力を発揮し動きを抑え込んでゆく。
ドワーフ娘ヴィルヘルミナは紫色の瞳を開き目を覚ますと、自らへと伸びて来ている切っ先に対し、咄嗟に左腕を横に振った。
衝撃が腕に伝わると共に、鋭い鋼が緑髪の娘のこめかみをかすめ空間を突き抜けてゆく。かわした。引き換えに、腕の白い皮膚と肉とが冷たい刃に喰い込んで、滑らかに裂かれ、真っ赤な血が溢れ出し散ってゆく。強烈な熱さをヴィルヘルミナは傷口に感じた。
「ななな何が!? あわわ大変でしっ」
怖がり故、寝る時に刀を抱くようにして眠っていた柔らかな金髪の少女ララノアは、瓶底眼鏡をかけつつ飛び起きると、ヴィルヘルミナが襲われているのを目撃した。
ぶかぶかローブに華奢な身を包んでいる十七歳のエルフ少女は、咄嗟に胸に抱いていた祭刀を抜き放ち、横合いから入って、屈強な大男の頭部へと思い様に叩きつけた。
鼻当付鉄兜と刃が激突して轟音が響き、男がぐらりとよろめく。
身長140cm、紫髪のハーフリング、バーネット・フォーサイスは、傍らに置いていた杖を咄嗟にひっつかむと、杖を向け、その先端より眩い光を撃ち放った。
破壊を秘めた魔法の光が鎖帷子を着込んだ大男の胴へと爆裂し、大男の足が一瞬止まる。
その隙に盾を手にした金瞳の少女イヴェール・イリュジオンが、長い銀の髪を靡かせつつ全身よりエーテル光を噴出しながら突撃、盾を叩きつけると共に猛烈な衝撃力を発生させ屈強な大男を吹き飛ばした。大男は部屋の入口から外へと消え、廊下の壁に叩きつけられる。
筋肉質なホブゴブリンの巨漢オゴスはエーテルの波動を放ち、壁の向こう一帯を捜査していた。捜波だ。
今吹っ飛んでいった男以外に部屋の外から反応が二つ返ってきた。敵か? だが、その二つは少し離れた位置にいて、かつ動いていなかった。
赤髪少女の前に立つ海賊の腕に側面から蒼光が突き刺さり爆裂して、その手から剣が転がり落ちた。少し離れた横手で、ピンク色の髪を三つ編みとサイドテールに纏めているエルフ少女ニーラ・メッコが長杖の先端を向けている。
金色の髪と瑠璃色の瞳を持つエルフ青年ロイ・アウレアが急ぎ麗美な弓を手にし、素早く矢を番え撃ち放った。
旋転しながら勢い良く飛んだ矢は、腹に突き刺さり鎖帷子を貫いて衝撃力を炸裂させた。男の身が折れ、そこへすかさずデイジーが大剣一閃、鮮やかに斬り倒す。
「エルファリア君、下がって!」
アクティオン、弓に矢を番え目一杯に引き絞りつつ叫ぶ。
エルファリアは男を突き飛ばし組み付きを解除し後退する。その瞬間、白鱗の蜥蜴人より狙い澄まされた矢が鋭く撃ち放たれた。矢は閃光の如く、月下の闇の部屋を突き抜け、喉をぶち抜き、男の身がぐらりと傾き倒れてゆく。
ララノアが祭刀で乱打して兜男をよろめかせ、バーネットが閃光を発射し、鎖帷子と共に血肉を爆ぜさせる。
隙を見て取ったヴィルヘルミナは自らの愛刀・銀月を素早く拾い上げ抜刀ざま一閃、男の喉を斬り裂いて仕留めた。
「一人は生かしておいてください」
そう周囲へと言うイヴェールと共に部屋の外へと出たオゴスは、先に吹っ飛んだ大男が踵を返し駆け出しているのを目撃、色とりどりの鱗で飾られている魔導書を掲げ閃光を発射した。背を撃たれた大男は再度吹っ飛び、うつ伏せに倒れたのだった。
●
「……危うく寝首を掻かれるところだったぜ」
バーネットがふぅと息を吐き出しつつ言う。
「だが……まだ危機が去った訳じゃなさそうだな」
外から響いてきている悲鳴を耳にして紫髪のハーフリング男は童顔を顰めた。
「ええ、一体何が起きているのか……只事ではなさそうですが」
自らにヒールをかけて傷を癒しつつヴィルヘルミナ。
その傍ら、
「酷い……!」
桃色髪のニーラは宿の亭主ジョンとその妻マリーが廊下で惨殺されているのを目撃した。
素朴だが美味で暖かい夕飯を振る舞ってくれた二人は、二目と見られない姿に成り果てている。
「ゆるせない……絶対にゆるさない!」
エルフ娘は緑色の瞳に怒りの火を灯らせ杖を強く握り締めた。
瓶底メガネの少女が青い顔をして、
「オリバーとアメリアは……お子さん達は……」
「……遺体は傍にないね……無事だといいのだけど……」
ララノアの問いに対しニーラは表情を曇らせ呟いた。
どこか見えない所で殺されてしまったのか、それとも連れ去られたのか。
「聞いてみましょう」
逃げようとしていた大男は息がまだあったので、それを引きずってきていたイヴェールが言った。
一同は大部屋の窓を閉め、大男を引きずり込むと、脱いでいた鎧を着るなどして装備を整える傍ら尋問を行った。その間にデイジーは襲撃者達の死体を一か所に集めて藁で隠した。
イヴェールは男の口を抑え目覚めさせると、質問以外の回答はしないようにと告げた。
破ったら手足を切り落とし殺す、と氷の如き威圧感を伴い宣告する。
――この女は間違いなく実際にやる、そう思わせる凄味があった。
人相の悪い大男は呻き、迷いを見せつつもすぐには口を割らなかったが、
「答えれば気絶だけで許しますよ」
と銀髪金瞳の少女が告げると答え始めた。
彼等は見た目の通り、海賊であるらしい。
人数は正規の団員が三十五名程だが、それ以外にも見習いの新人が何名か(数は覚えていないとの事)いるそうだ。
目的は略奪。
「……その男の言っている事は嘘では無さそうですね」
窓の隙間より村内の様子を覗いつつオゴス。
火の手があがっているのが見えた。
悲鳴が聞こえてきている。
略奪の光景だ。
(お前ら何をしてる……それは誠実に日々を重ねた者のだ)
ロイもまた窓の隙間から海賊達が財貨を運び出している様子を目撃し、拳を握り、奥歯を噛みしめた。
村の男がまた一人、斬り伏せられて倒れる。
(命も……力で奪って良いのは何もない)
腹の底から怒りが湧き上がって来るが、エルフの青年は過去の経験から抑えた。
この状況、自分は何が出来るだろうか。
「あー……まあ、普段からあちこちで依頼になるくらい賊がいるんですから、『獲物』に自分が含まれるのも普通にあることですか」
エルファリアが得心がいったように呟いた。
「……依頼を受けて動く身ではなかなか体験しないものですね、『何の謂われもなく、急に蹂躙に晒される』というのは……」
アクティオンが首を左右に振りながら呻いた。貴重な体験だった。出来れば一生、体験したくなかったが。
頭目は漆黒の鎧兜を装備した身の丈ニメートルを超える大男であるそうだ。
宿の子供達、オリバーとアメリアの事は知らないという。
「が、餓鬼なんて見てねぇ……」
「そうですか」
必要そうな一通りの事を聞き終えるとイヴェールは海賊の首を斬り落とした。
「少し――気になる事があります」
オゴスが言った。
先に捜波を飛ばした時、動かない反応が二つあったのだという。
ララノアは犯罪都市で用心棒をしていた事もあるというホブゴブリンからの説明を耳の左から右へと通しつつ、口元を抑えて、転がった生首を凝視していた。
瓶底メガネのエルフ少女は、痛そうな事と血が大の苦手だった。
一同は先に捜波で反応があったという場所へと向かう。
ベッドの下を覗くと、小さな子供が二人抱き合いながら隠れていた。
異変に気づいた父と母に咄嗟に逃がされ、身を潜めていたらしい。
「……大丈夫です。……大丈夫。生きて下さいね」
ララノアは十歳の少年と八歳の少女を涙ながらに抱き締めた。
「……私は賊を討ちます……あなた方は?」
金色の瞳のイヴェールは一同に問いかけた。
人々の悲鳴が聞こえている。
何かが燃え、崩壊し、崩れ落ちてゆく音が聞こえている。
銀髪の少女が憧れたのは弱者の剣であり盾である騎士。
村人達を置いて逃げるなんて、絶対に出来なかった。
●
「俺は賊が向かう先に回ります。ちょっかいかけてみますがヤバくなったらすぐずらかるんで」
オゴスはイヴェールの問いに対しそう答えると一同と別れ、人気のない裏口から屋外へと出た。
海賊達のうち何割かは、村から奪った荷物を抱え一定方向へと向かっている様子だった。
――そちらに一体、何があるのだろう?
ホブゴブリンの巨漢は、暗視で闇を見通して海賊達の様子を窺いつつ、優れた感覚で彼我の位置関係を把握する。
家屋の陰に身を隠し、時にエーテルを駆使して壁を垂直に駆け登り、屋根を伝い飛び移り、地上の海賊達から発見されぬよう身を低くしながら全力で移動してゆく。
――子供や犬は好きだった。
救助の断念は苦渋の選択だったが今はやるべきと信じた事をこなすのみ。
やがてホブゴブリンのシーフは川と、その岸辺に浮いている船の姿を捉えた。
(海賊船……!)
海賊達は奪った荷物をヴァイキング船へと運び込んでいたのだと知る。
オゴスは思案すると川幅を目で測った。かなりの幅がある川だったが、60mには及ぶまい。
発見されぬよう距離を取る。一際強く風が吹いたタイミング、川へと向かい低い軌道で矢の如く跳躍。宙にてエーテルを爆発的に噴出する。ホブゴブリンの巨漢が前方へと押し出され、宙を滑るように突き抜けてゆく。エアーライドだ。
やがてオゴスは川を越え向こう岸へと着地する。
出来れば高所が欲しかったが、無かったので腹を決めて海賊船へと接近する。
暗視による視認、及び、エーテルの波動を飛ばして退路の安全を確認後、攻撃に意識を集中、船付近の海賊へと狙いを定める。
ホブゴブリンの巨漢は、魔導書『人魚姫』を掲げ、海を思わせる鱗の表紙を輝かせると、紅蓮の炎を纏う巨弾を撃ち放った。
炎巨弾は海賊へと迫ると中空で大爆発した。礫を四方八方へと飛び散らせてゆく。
荷物を運んでいた海賊が悲鳴をあげて倒れ、船の上が騒がしくなる。
この時、オゴスは船を直接は狙わなかった。航行機能へ損害を与える事は避けたかったからだ。
オゴスはさらに炎巨弾を連続して投射し大爆発を巻き起こしてゆく。
やがて海賊達はオゴスを指差し、船の中より弓矢を取り出して放ち始めた。
オゴスは嵐の如く矢が迫る中、回避集中して身をかわす。
さらに、轟音と衝撃波を伴い暗黒の闇を切り裂く巨大なエーテル光波を一直線上に撃ち放ち海賊達を薙ぎ倒してゆく。
魔法を使うホブゴブリンのシーフはかなりの間を粘り、海賊達へと夥しい損害を与えたが、ついにかわしきれず矢が一本、二本と巨漢の身に突き刺さった。
「……潮時ですかね」
危険を感じてホブゴブリンの巨漢は呟くと、迫る矢を上体を反らして紙一重でかわし、大柄な背を向け、闇の彼方へとその巨体を沈めていったのだった。
●
他方、
(んー、と、周りは結構なるべく人を助けてから逃げるみたいですね)
エルファリアは周囲の冒険者達のイヴェールへの返答を聞いて、そのように思った。
「じゃあ、私はこの子達を連れて先に行きます」
長身の銀髪少女が言うと一同の視線が集まった。
「応戦してからだと逃げるのが海賊に追われながらになりそうですし、そんな状況だと子ども連れでは不味くないですか」
――あと、この名目ならさっさと離脱できますし。
という理由は胸中に伏せておく。
一同の間からは特に異論が出る事は無く、オリバーとアメリアはエルファリアに任される事となった。
「この人が守ってくれるよ。兄妹で手は離さずにね」
ロイが微笑を浮かべ穏やかに声をかけた。
すると兄妹はエルフ青年を見上げ。
「……お父さんとお母さんは?」
ロイの笑顔が凍り付いた。
どうやら、この兄妹は両親が既に死亡している事はまだ知らないらしい。
この状況を前にして、エルファリアは素早く頭脳を回転させた。
素直に両親の骸を見せる――これは絶対泣かれるだろう。
両親は二人を置いて先に逃げた、と言う――これも結構な確率で泣かれる気がする。
故に彼女は今はこうすべきと結論づけた。
「残念ですが海賊に捕まってしまいました」
「えっ!」
「ですが、きっと皆さんが助けてくれます。心配はいりません。それより、あなた達の無事こそ、ご両親にとって大事な筈です。今は逃げましょう」
エルファリアがそう諭すと子供達は「そうなんだ……」と呟き「わかった」と頷いた。素直な子供達らしい。
子供達の言いくるめに成功した銀髪少女は、
「では私達はこれで。ご武運を祈ります」
と他の冒険者達へと一礼し、子供達の手を引き、裏口から夜の闇の中へと溶けるように消えて行った。
裏口から出て行ったのは、海賊達の目を避ける為と、途中に転がっている両親の骸を見せぬ為だった。
●
周囲の状況を把握し手筈を打ち合わせた後、イヴェールは宿の正面より外に出ると、立ち並ぶ家々が紅蓮に燃え上り悲鳴が木霊する村内を突撃した。
敢えて目立つ形で賊を撃ち、味方の奇襲を支援し、海賊の村人達への注意を逸らそうとする意図があった。
誰かを囮にするのは嫌だった。
「海賊達は目の前の獲物に集中しています。この油断と隙を突きましょう」
そう語ったのはヴィルヘルミナだ。彼女もまた冷たく輝く銀色の剛刀を手に疾く駆けてゆく。
最初に仕掛けたのはアクティオンだった。
(やはりこちらより、多い……)
脅威を視認しつつも立ち向かうべく弓に矢を番える。
(――殿、ぎりぎりまでやりますよ。今生の命を惜しんで出来ることを削るのは、自分の、龍を目指すもののすることではない)
他の海賊から遠い事、村人を害することを優先している事、その優先条件の下に目標を選定、精神を集中させ狙いをつけ弓矢を引き絞りはっしと放つ。
村人を追いかけていた海賊の延髄に旋転する矢が骨肉を抉りながら入ってぶち抜き、屈強な男が倒れる。
次いで仕掛けたのはニーラだ。
「ここで何もせず逃げだしたらエルフの名折れよ!」
桃色髪のエルフ少女は叫ぶとエーテルを解放、自身の周囲に無数の小光弾を出現させてゆく。
――命あっての物種だ。
――自分の命が最優先だ。
だけど。
「こんな非道をみせられて、黙っていられる性格してないんだな、私は!」
頭に血が上りやすく喧嘩っ早い少女は、海賊の連中に痛い目みせてやる! とばかりに長杖を振り翳した。
光の群れが流れ、村人達を避け、唸りをあげて海賊達のみへと襲い掛かり、次々に爆裂を巻き起こしてゆく。
「ぐあぁあああああっ?!」
「なっ、なんだぁっ?!」
痛打を受け狼狽する海賊達へとイヴェールとヴィルヘルミナがそれぞれ迫る。
銀髪の少女が大剣を最上段から落雷の如く振り下ろし海賊の頭部を兜ごと破砕、緑髪の娘が太刀を水平に一閃して衝撃波を飛ばし、別の海賊の顔面を砕いて吹き飛ばした。
「あ、あんた達は?!」
「旅の途中の冒険者です! あちらへ! リブラネスタの方角へ逃げて!」
イヴェールは村人へと叫ぶと、別の海賊へと向かい、剣と盾を手に駆けた。
●
他方、バーネット、ロイ、ララノア、デイジーの四人は宿の周囲の様子を窺い状況を把握してから、勇気の共振を発動、裏口から出て隠密に行動していた。
四人は全員暗視持ちでデイジーとバーネットは加えて天眼も備えている。ララノアは超視覚を、ロイは高い記憶力を持っていた。
四人は索敵スキルを駆使して周囲の様子を探りつつ、立ち並ぶ家々の陰に身を隠しながら進んでゆく。
家の角から別の細道へと入る時、壁に背をつけ、エーテルの波動を飛ばして周囲の様子を探っていたロイが無言で片手をあげ、一同へと目くばせした。
どうやら海賊が道の途中にいるようだ。
様子を窺うと四人の海賊達が村人らしき一人の少女を囲んで暴行を加えていた。傍らには少年が一人、うつ伏せに倒れている。
四人は攻撃の為に精神を研ぎ澄ませ集中した。
物陰よりバーネットが杖の先端を、ララノアが祭刀の切っ先を覗かせ、ロイが弓に矢を番え構える。
(今だ)
バーネットの身振りによる無言の号令のもと、冒険者達は一斉に射撃した。
魔光と魔矢と爆発的に鋭く射出された矢がそれぞれ、海賊達の顔面と延髄と喉に突き刺さり、奇襲を受けた男達が一瞬で絶命する。
「なぁっ?!」
残った一人が驚愕の声をあげたが、彼が態勢を整えるよりも前にデイジーが突撃して一瞬で間合いを詰め剣を一閃、喉を掻っ捌いて斬り倒した。
「だ、大丈夫ですか!」
細道で暴行を受けていた少女へとララノアは駆け寄るとヒールを使用し急ぎ手当てする。その間にデイジーらは海賊の死体を物陰へと隠すべく運び始める。
付近にはもう一人少年が倒れていたがこちらは既にこと切れている様子だった。嬲られた後があった。
「酷い……」
助けられなかった命に緑瞳のエルフ少女は涙した。御免なさい、と呟く。
「ララノアのせいじゃないわ」
デイジーが海賊の骸を運びつつ言った。
「……あちらが手薄だ。逃げられるか?」
少女への治療が終わった時、バーネットが退路を指差して問いかけた。
少女は頷き一同へ礼を言うと、傍らの少年を一瞥してから、涙を拭うと立ち上がり、駆けていった。
●
燃え盛る村の道。
ヴィルヘルミナが多数の海賊達相手に囲まれぬよう駆けつつ、太刀より巨大な光を噴出して振るい海賊達を薙ぎ払っている。
さらに、
「私達が居合わせたのがお前達の運のツキだッ!」
桃色髪のエルフ少女が長杖を翳し、怒号と共に無数の輝く光の嵐を逆巻かせた。光が流れる。
「罪もない人達の命を奪っておいてタダで済むと思わないでッ!!」
流星の如き光の爆裂が次々に巻き起こり海賊達が悲鳴を上げながら倒れてゆく。
範囲外の海賊へもアクティオンが矢を放って射倒し、イヴェールが剣を閃かせ次々に斬り伏せている。
「ハッ! 好き放題やってくれるなッ!!」
野太い声が響き渡った。
漆黒の鼻当付鉄兜をかぶり同じく黒色の鎖帷子に身を包んだ大男が、ベテランらしき手勢を引き連れ家屋の内部より道へと現れ出でた。
左腕に円形盾を保持し、右手に血濡れた長剣を握り肩に担いでいる。
大男は叫ぶと同時に全身から鬼火のような光を立ち登らせた。
周囲の海賊達もまた同様に蒼白いオーラを放ち始める。
蒼炎咆吼だ。
頭目だ。
イヴェールが海賊を尋問して聞き出した情報と一致する。
「下がります!」
即座にアクティオンはエーテルを収束させ二本の光の矢を形成すると弓に番え矢継ぎ早に撃ち放った。
光の矢が地面に命中すると炸裂し、爆発的に煙が濃く広がり立ち登ってゆく。
「――煙幕か!」
「くっそ、了解だよっ!!」
さらにニーラが杖を翳し、轟音と共に激しく明滅しながら荒れ狂う稲妻領域を燃え盛る村の道に展開した。アーケイン・テンペストだ。
イヴェール、一撃加えてから離脱したい所だが、無理は避けたい。狙うのは一撃離脱とはいえ、ここで前に出るのは、どう考えても無茶な気がした。ここで前に出たら多分やられる。
いや、しかし……
囲まれさえしなければ一撃くらい、いけるだろうか――?
「敵には恐らく光縛封があります。捕まったら囲まれて死にます。退きましょう」
ヴィルヘルミナが冷静に言って後方へと駆け出したので、銀髪の娘も金瞳で海賊達を一度睨みつけてから、踵を返し駆け出した。
「野郎ッ! 逃がすなッ!! 追えっ!! 追えーーーっ!!!!」
頭目の怒号を背に受けながら、四人の冒険者達は離脱していった。
●
燃え盛る村内。
家屋が作る入り組んだ細い道の間に身を隠しながら、バーネット、ロイ、ララノア、デイジーは引き続き進んでいた。
「海賊達の姿は見当たらないな……」
ロイが呟いた。
四人は慎重に捜波や暗視・天眼・超視覚らを用いて索敵しながら進んでいたが、最初のうちはそれなりに遭遇していた海賊達とめっきり遭遇しなくなっていた。
道で村人達と遭遇する事もなくなった。
ロイの捜波に反応があったので、家屋に踏み入った所、数人が隠れて震えているのを発見し、今は手薄だからと村外への避難を誘導したりといった事はあったが、道では村人に遭遇していない。
どうやら他のメンバーが表で派手にやっているので、海賊達は皆そちらへと向かったようだった。
村人達は既に皆逃げたか、殺されたか、あるいは目立たぬ場所に身を潜ませ息を殺して隠れているのだろう。
さらに四人は慎重に身を隠しながら行動していたので、海賊達と遭遇する状況ではなくなっていた。
バーネット達は引き続き家屋の陰や、草の陰らに隠密しつつ移動し、捜波で索敵した。
村人が隠れているらしき反応があれば入って避難を誘導した。
それを行く手に家々がなくなるまで繰り返して、ある程度の人数の村人達の避難誘導に成功すると、デイジーを殿にしつつ村外へと脱出していったのだった。
●
アクティオンは財貨を運んでいた海賊達が向かっていた地点が気になり、調べに行こうと思っていたが、今はそれどころではなかった。
イヴェール、ヴィルヘルミナ、ニーラ、アクティオンの四人は、海賊の集団に追いかけられながら燃え盛る村内を必死に駆けた。
やがて四人が村壁の門を潜り抜け、家屋が集まっている領域から出て畑が広がっている地帯に入ると、海賊達はアクティオン達を追いかけるのを止め、村壁内へと戻っていった。
他方、最も早く燃え盛る村から脱出していたエルファリアは、子供達と共にリブラネスタへと向かう夜の街道を歩いていた。
子供達は不思議とエルファリアに良く懐いた。しかし、疲れが出てきたのか、少女は手を引かれ歩きながらもうつらうつらとし始めてしまった。
(どうしますかねぇ)
止まるべきか、そも、止まらずに何処かに辿り着いたとして、どうしようか。
連れだしたは良いものの、この子供達はどうすれば良いだろう?
本格的な事情説明は後から逃げてくるメンバーに任せるつもりだったが、説明した後はどうするか。まさか最寄りの都市に十歳の少年と八歳の少女の二人だけで放り出す訳にもいくまい。
(施設……)
かつて親から捨てられ浮浪児となり、善意の小さな施設で保護され育った少女の脳裏にその単語がよぎった。
未来について考えを巡らせていると彼方より蹄の音が響いてきた。
明かりが近づいて来る。
エルファリアが警戒して身構えていると、ランタンを手に姿を現したそれは街道警邏の騎兵隊だった。
「村の者か」
と誰何された。
「私は冒険者ですが……この子達はこの先にいった所にある村の子です。途中、立ち寄って宿泊していたら、海賊に襲われ、逃げて来たのです」
エルファリアがそのように答えれば騎兵は「やはりか」と述べた。
曰く彼等は海賊船が川を遡上しているという目撃情報を受けて、急行中であり、村の状況と海賊について知っている限りの事を教えてくれとの事だった。
●
その後、エルファリアが騎兵隊へと情報を提供すると彼等は村へと突入した。
しかし、騎兵達が村へと入ったその時には既に海賊達の姿は消えていた。
騎兵隊では追跡は不可能だった。川には分岐点があり、馬は水の上を走れない。
エルファリア以外の冒険者達も、村から離脱してリブラネスタへの街道を歩いている最中、騎兵隊と遭遇し、村へと引き返していた。
朝日の中に佇む焼け落ちた村の姿は無惨だった。
ララノアらはヒールを用いて負傷者の手当をした。そのうちに離脱したがやはり途中で騎兵に遭遇して引き返してきた村人たちがぽつぽつと村へと戻ってきた。
彼等は酷く嘆き悲しんでいたが、冒険者達の顔を見ると礼を言ってきた。子供達は村に一つだけあった教会の神父が引き取るとの事だった。
「――良ければ、一緒に考えさせて下さい」
ロイは今後の暮らしや心を守る為の助力を村人達へと申し出た。
命を助けるだけでは助けたとは思えない性格な為だった。
故にロイは、その後数日間村に残り、復興の手助けをする事となった。家々の再建から炊き出し、畑の手入れなど仕事は死ぬ程あった。
「冒険者達よ、今回は村人の為の協力に感謝する。ご領主から今回の働きに対し報酬が出る筈だ。ギルドで受け取って欲しい」
騎兵隊の隊長は冒険者達へとそう言った。
「もしもまた、悪しき者達による暴虐の現場に遭遇するような事があったら、善き人々へと協力してやってくれ」
その言葉を残し、騎兵隊はまた街道の警邏へと戻っていった。
冒険者達は状況が状況である為に非常にささやかなものだったが村で歓待を受けて一日を過ごし、戦いで傷ついた身心を癒すと翌朝、村より旅立ち、リブラネスタへの帰路についたのだった。
マスターコメント
ショートEX非常に難しい 報酬:標準10 / 4〜10人
2021年09月21日 11時16分37秒 公開
相談掲示板
シューターのロイ・アウレアです。ヨロシク。 Lv30程度のウォーリアとヒーラー。 強奪中なのは放置するとして……さて、どうする。 目標は「可能なだけの村人を救出して逃げる」だが、具体的なのは何も浮かんでません。 同じ目的で共闘できそうな方が居たらヨロシク。 ※申し訳ないが、個人事情で明日から明後日の夜まであまり発言できないと思います。
ヴィルヘルミナです。よろしくお願いします。 個人的には宿のお子さん二人を逃がそうかなと。ほかの方は状況次第ですね。 逃がす人数が増えればそれだけ困難が増えますから、酷な言い方ですが見捨てざるを得ない事にもなると思います。最初から切り捨てるという意味ではないです。 賊の全滅も向こうの数がわからない以上、できるかどうかの見通しが立ちませんし。 皆さんがどう動くかにもよりますしね。私からはこうしてくれとは言えませんので。 ここからは現地の状況に対する所感ですが。 時間は夜なので「暗視」がある方が動きやすいでしょう。「サーマルアイ」でも代用はできますが村に火を掛けられているので立ち位置によっては視界が遮られそうです。 満月ですから月明りが遮られてなければ多少は見えるかもしれませんが。 あとは風が強いので風向きによっては火の回りが早いでしょうね。逃がすなら退路の確保も大事ですしこの辺りは気にしてもよいかなと。 賊の武器は剣と盾、接近戦が主な感じでしょうか。 囲まれると厄介ですね。相手によっては簡単に沈まないでしょうし。
オゴスと申します。クラスはシーフです。どうぞよろしくお願い致します。 武器は魔導書、祭刀、暗針を依頼によって使い分けています。 依頼などでなく、こういった状況に居合わせるというのはなかなかない機会ですね。 俺の目的はとりあえず村からの脱出にしようと思います。 自分が逃げるついで程度に人を助けることもないとは言えませんが、積極的に村で略奪者と戦う気は今のところ薄いです。 【捜波】と【壁歩き】を持っていきます。 早めに村を脱出し、船に遠距離攻撃を仕掛けるなどで村側の賊を早めに撤退させるといったこともできるかもしれません。 船にも賊はいるでしょうし、シューターでないにしろ賊が弓を持っているとちょいと厄介ですがね。
シューターのアクティオンです、危急の状況からですが、協力できるところはしていきましょう。 ……戦える者がいる、と認識された時点で、あちらも相応の対応を取る、でしょうね。まさか味方がやられている中でいつまでもそちらそっちのけで略奪を続けるようなこともないはず。 であれば、確かに、必要以上(少なくとも自分達のところに踏み込んできた連中は倒し切らないとまずい)の攻撃は危険度を上げることにはなります、が…… んん…… 現時点で生還を目的とする方や、手の届く範囲で守って脱出という方がおられて、それは間違いなく「出来ることをする」という選択肢。 なので、そういった行動を支援できれば、と。 あちらが近接武器しかないかは分かりません、というか全く備えがないとは思いませんが、遠距離がメインという訳では決してない。 逃げる・出来る範囲で救出するという方々から敵の注意をそらすなら、射撃戦メインの自分は出来ることがある、はずなので。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 とりあえず、俺も可能な限り多数の村人を救助してから脱出って所だな。 海賊も30人以上いるって事だし、殲滅もまぁ不可能ではないんだろうが、 海賊の位置とか村人の状況とかを把握しきれていない状況だと、流石にこれは困難だろう。 ひとまず、宿周辺の襲われている村人を助けたり、うろついている敵を排除しつつ、 周辺の物音や声、村人の証言等から助けに行けそうな箇所を選んで、 村人が逃げる経路を作ったり、時間稼ぎしたりを今のところ考えている。
エルファリアと言います、よろしく。 ちょっと言われてますが、踏み込んできた連中は一気にとり切らないと応援とか呼ばれそうなので、そこだけは確実に協力になりますかね。 私の目的は生き残りですが、暗視とか隠れてとかは得意という訳でもないので、可能な限り救助方針の方が多いならそっちについて行く方が生き残れるかな…… モヒカンセンサーあるので、海賊と敵対した時に大まかに自分より強いか弱いかぐらいは分かります。
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) どうするかは各個人の判断に任せられるとして、私は生きてる村人を逃がせられるまで海賊狩りをするつもりです。 ただ海賊が全員授恵者のようなので殲滅は参加者全員がその気にならなければ至難なのでどこかで撤退せざる負えないでしょうか… 殲滅出来ないのは悔しい限りですが… 後の事を考えましたら船は沈めておきたいところではあるのですが…
>船を沈める? 殲滅であれば必要ですが、「人々を逃がす」と考えると賊の逃走手段を潰すとあちらも執念を発揮するかもしれませんね…… 沈めない程度の破損であれば、既に言われているようにあちらが撤退を早める可能性はあるので、逃げる人々から意を逸らす意味でも仕掛けること自体はあり、かな。 バスターアローあたりなら少しは傷をつけられるか(ふむ
ウォーリアのデイジーよ、よろしくお願いするわ! あたしとしても、お世話になった人達くらいは助けたいわね 出来るなら賊を殲滅したいのはあるけど… 不意打ちされてる時点でマイナススタートですものね…業腹だわ…… ある程度分散して敵を討てれば、未知の脅威って事で少し警戒とか、混乱とかしてくれないかしらね? きっちり組織だってたら、まあ、打つ手ないのだけど。 多少なりとも混乱させられたら、守備兵が来たとか、声上げたら、少し早めに引いてくれないかしらね?
ぇと…ヒーラーの、ララノアでし! よろしゅくお願いいたしましで!!(ぺこー ぇと…宿屋の方々は…お助けしたいでしね… あとは私も…助けられる方は助けたいと思いましで… 目的がご一緒の方は協力できればと思いましゅ…(あせあせ ぇと…例えば派手なスキルを村人さん達を逃す方向と逆で使用すれば… 陽動にならないでしょうか…驚異と見なして敵が集まってくれれば逃げやすくも… そこでデイジー様のいうように、守備兵が来た! と声をあげるのも良いのかなと思いましたでし…
>派手なスキルとか、「守備兵が来た」とか 割と賭けな気がしますね。 現状、面倒な相手がいないと思って好き放題暴れているので、派手にやりすぎると向こうも浮き足立ったり逃げるより戦闘モードに入る可能性はあるかな、と。 ここまで派手な襲撃をするのは、少なくとも「明確に警戒すべき敵が存在しない」という前提でいて、(程度はともかく)状況把握はしてると思うので(実際、私達もたまたま逗留してただけでここを目指してきたわけでもない)、即自分達が不利とは考えてくれないような…… 可能な限り引き付けて時間を稼いだ後で囲まれて死ぬ覚悟でやるならあり、では。 或いは、それこそこちら全員で向こうも全員倒す気ならありかと。 あくまで「助けられそうな範囲で助けて逃げる」なら、略奪組に察知されない範囲で、海賊にまだ認識されてない人や、逃げたのを追っているうちに孤立した海賊を倒して、ぐらいになる気がします。 その上で、大人数で動いててバレそうだから手分けっていうならありかも? 「どこを限界とみるか」は各自の判断になりますが。
>陽動 派手な陽動はケースバイケースだな。 村人を逃がすためにも注意を引きつけるのは重要だが、 少人数の所に敵が殺到すると、俺らが逃げるのも覚束なくな。 撤退経路とアーケイン等の足止め手段が確保できているなら、 敵を引き付けてから足止めし、その隙に離脱って動きで、 村人が逃げるために時間稼ぎが出来ると思う。 とはいえ、流石に単独でやるには厳しいだろうし、 最低でも3人組くらいで協力しながらやりたいところだ。
ニーラです。 よろしくお願いします。
子供達~全員と程度の差はあれ、助ける方向の方が居てくれて心強いです。 皆さんの話を聞かせて貰って自分の動きとかが見えて来ましたので 夕方以降に成りそうですが改めて書き込みさせて下さい。 イヴェールさんへ 全員倒したい気持ちは同意です。 優先順位は着けますが、どうしたら少しでも近づけられるかで考えるつもりです。 船に関しては、全員倒せるなら「略奪品を返せー!」と思うので 沈めずに、帆を割くとか、オールを海に流すとかで航行不能に出来たら良いなと思ってます。 でもこれはケースバイケースなので、何が良いのか改めて考えてみますね。
救助重視や殲滅で動かれる方が多そうですね。 PCとしての俺は薄情に脱出を優先させていただきますが、PLとしては早々に脱出することで何か全体のお役に立てるようにと思っています。 躊躇ない行動から、かなり場数を踏んでいる賊という印象を受けます。村で戦われる皆さんはどうかお気をつけて。俺も出来る限り船側に敵の注意を引きつけます。 >船 俺の行動としては、村から賊の撤退を促すため最初から船が動かせないほど壊しはしないつもりです。 船側にいる賊を攻撃するイメージですね。 戦いの状況によって略奪品を奪還したり、今後略奪ができないよう船を完全に沈めたりというのは、それぞれ有意義な行動だと思います。 >賊を倒したい モヒカンセンサーで格下の奴、村人殺しや略奪品の運搬に夢中で隙を見せてる奴あたりは手早く殺せそうですね。 武器を見て祭刀、棍、戦槌を持ってる奴は恐らくヒーラーでしょうから優先的に狙ったり……ですかねえ。
オゴスさん、生き残るのが今回のミッションですから、薄情とは思いません。 それに、船側に注意を引き付けると明確に話して頂けたので こちらも動きを決め易くなります。(PL様、ありがとうございます。) >祭刀、棍、戦槌 ありがとう、良い目安になりますね。 バフが怖いので優先し倒すならヒーラーにしたいです。 ウォーリアは新スキルのキャッスルガードがとても厄介なので 間違ってもLv30相手にタイマンを張ろうとは思いませんし、増してヒーラーセットは…。 今回、全員が同じ宿からのスタートで、相手は授恵者が10人も泊ってるとは思ってない。 ここがオレ達の強みだと思います。 先ず宿に踏み込んだ海賊の討伐、子達を探し村から連れ出す手筈を進める。 協力して頂けるならここまでは可能だと思います。 この先の救助に優先順を付けるのは申し訳ないが…どうしても伸ばせる手には限界があるので 先ず、逃げ回る村人達の追手(剣=ウォーリアでしょうね)へ 静かに矢を射る、または静かに接近し倒す等で前半は極力隠密に相手の数を減らしたいと考えてます。 (複数人で組み挑めたら優位を保てそうと思ってます) もし叫び声が上がっても、村人の最後の声と思って貰えれば 宿に居た賊と合わせて…7-8人は行けないかな?と…甘いでしょうか…。 続いて、オゴスさんの協力とかを受けつ端から削るように倒したいなぁと。 オレがウォーリアの動きで怖いのはチャージングで 接近させず戦うにはどうしたら良いかとか、まだまだ考え中です。 また、敵意がこちらに向いた時点で 助けられただけの人を守りつつ撤退する事も考えてますが、どうでしょう?
言葉が足りなかった… 《また「海賊全体の」敵意がこちらに向いた時点で》です。 ただし、余ほど迄、頭数を減らせてたら、そのまま戦闘継続でも構わないと思ってます。 なお、他の手でも構いません。 合わせますので、救助に予定の方は意見を是非にヨロシク。
相手側を全員倒すのは厳しいかなと考えています。 向こうの目的は略奪でしょうから、割に合わないと踏めば逃げの一手を打つと思いますので。 全員でないにしろ倒せるだけ倒してしまっていいとは思いますが。規模が減れば向こうも活動を控えるでしょうし。 こちらの事も獲物と認識して襲い掛かってくるでしょうから、戦闘は避けられませんか。 最初は油断しているでしょうし、相手が気を抜いている間に上手く事を運びたいものですが。 どう動くにしろ上手く生き残りたいものですね。
>派手な陽動 よほど初動がうまくいって敵の数を減らせたなら、ですかね。 手練れと言っていい相手がいる中で、数の差が大きいうちにはすべきではないかと。 >個人の行動 とりあえず序盤はまだ「敵がいると思われていない」のを利用して隠密に、村人を襲っている相手を優先して狙撃。 「味方がやられている」のを海賊が認識してからは、こちらも船に手出しをしてみましょう。壊すまではしない、というかそこまでの手は打てませんが、陽動にはなるし、射程が取れる分まだ逃げやすいでしょうし。 >敵全員倒すのは無理? まあ、略奪を止めて追い返すだけでもかなりの戦果ですしね……逃げるのを追撃までは出来ないでしょう。 あちらが授恵者が複数いることを認識して動きを変えるタイミングが来たとして、既にある程度の略奪は済んでいる・粘ると被害が増えたり逃げる手段がなくなるかもしれない、で退いてくれればよし。 そうでないならばこちらに本格的に仕掛けてきそうですから、その時点で救出できている人々を守って撤退……でしょうか。
んー、私は宿の子を保護できればさっさと連れて脱出ですかね。 程度の差はあれ皆さん戦うのなら、最後の撤退が海賊に追われながらになりそうですし、その時に子供の足は全員の撤退速度を落としかねませんし。
〉ロイ とりあえず、あたしはロイに同行する形で動こうかしら? 少なくとも、接近された時に対処はしやすいはずだし、あたし一人で動いてもやれる事は限られるしね? 色々考えるのは苦手だから、あたしを使って貰えたら良いかと思うわ。 撤退は、宿の子らは、エルファリアが先に逃がすなら逃したあと、適当なところまで戦って…って感じかしら? 〉派手な陽動 色々タイミングとか面倒そうだから、下手な声上げは止めておくわ!
>陽動 ちょっと難しそうでしかね…わかりましでっ(ぺこー 全員倒さずとも…撤退していただければ良いのですが… 船を狙うのは良い手かもしれませんね… 生活基盤でしょうし…あちらの大事なものでしょうから…注意を向けられそうでし…ッ >行動 宿の子供さんたちを先に逃して頂けるのはたすかりますね(ぐっ 私は…そうですね…ロイ様やデイジー様とご一緒しようかと… なるべく数は減らしたく思います… 撤退時の目安もそちらで構いません… 助けた方の逃し方もあるでしょうし… ぇと…バーネット様の案が一緒にできたらいいのかもしれないと思いました(ぺこーっ
>海賊 不利を悟って撤退してくれるなら御の字だな。 海賊を倒して回るってのも村人を助けるためだし。 退かないで仕掛けてくるってんなら、その時は陽動も兼ねて村人から注意を逸らす様に 遅滞戦闘をしつつ、村人が十分な距離を稼げたらこっちも撤退戦か? >個人行動 それじゃあ、俺もアウレア達と組んで動く形にするかね。 気付かれて居ないうちに敵を削るのなら、叫ばれたり応援を呼ばれたりしない為にも、 攻撃の手を集中させて一気に仕留められる様が良い。 スキルとしては、アーケインテンペスト改とスネアージャベリンは用意するとして、 あとは範囲攻撃と単体攻撃を状況に応じて使い分けだな。
どこまで助けるか、倒すかの差こそあれ、救助に動く前提の話が聞けて心強いです。 ヴィルヘルミナさん、死亡すると逃がした村人に追手が掛かる事態もあり得るので 生き残る事を意識して、深追いせず行きますね。 >遅滞戦闘をしつつ、村人が十分な距離を稼げたらこっちも撤退戦か? 良いね!村人がどこまで動ける状態かでも変わるし 別働の方は撤退タイミングを各自で決めて貰って良いと思う。 自分の場合は残ってる賊が多い状態で敵意がこちらへ向く 或いはLv30に気づかれた場合…かな 撤退戦分のスキルが残ってるうちに助けた方々を守りつ(或いは先に逃げて貰い)撤退。 この辺りはアクティオンさんと近いと思います。 他の方へ撤退の合図は可能なら行う程度になるので、一人残らないようご用心ください。 エルファリアさん、子供たちをお願いします。 怯え動けないとか二人を抱えて逃げる事もあり得ますから早い段階が良いと思います。 デイジーさん、ララノアさん、バーネット、宜しくっ。 紙防御なので、攻撃に集中できれば相手に反撃されないって意味でも助かります。 生き残られたり、複数人を同時に相手取る場合は デイジーさんに抑え(前衛)に入って貰えれば、安定して攻撃に集中できると思う。
い、生き残りましゅ… だ、誰かを助けるためには…まず自分が生きねばッ(ぐっ ロイ様、デイジー様、バーネット様、どうぞ宜しくお願いしっ(がばちょー >遅滞戦闘からの撤退戦 承知いたしました!ではそちらで考えてみましねっ スキルは、オーラ、ヒールを2つ、輝甲、魔矢は持っていこうかと… あとはヴァローでしょうか…光縛封を持って、 LV30の敵や撤退時の足止めをしても良いかと考えていましが… あとは魔法攻撃…よりは前に出てヘイトの分散と闘気鎚… 今のところこのような形でし(ぺこちょ
撤退してくれなければ、こちらから逃げるだけですしね。 賊が押された場合どういう行動をとるかわからない以上、どうしても推測になりますし。 向こうの数が最少でも30人ともっと多いかも?という所が不安要素ですか。最大で30ならまた違ったのでしょうが。 最初にいきなり不意打ちを受けている状況ですし私は前に出ましょう。 こちらも襲撃の際に咄嗟に武器を手に取れているか怪しいので時間稼ぎという意味でも。その間に態勢を整えて頂ければと。 自前でヒールを持っていきますので、怪我をしてもお気になさらず。 スキルはチャージングにヒール、衝撃刃と闘気槌の予定です。 特性は強靭とエーテルブレードを考えていますが、相手側の強者を想定してどちらかを紫電一閃と切り替えるか考え中です。
生き残ろうなー!(グッ) 光縛封orヴァロー……前半の敵数減らしが重要なので、オレはヴァローが嬉しいです。 後半は逆に海賊の光縛封(&範囲攻撃)に封じ込まれないよう 固まり過ぎないように動きたいと思う。 相手が自分を守る為に光縛封を使ってくれれば、ラッキー逃げろーで… ……まぁ、こういう考え方が、お前は甘いって言われる要因だね。 (期待しLv30に追い込まれたら、攻撃し捲ってみます) ヴィルヘルミナさんは確実にできる事を熟しつつ手を広げていく方で オレは理想を掲げ、多少の無理は気にせず突っ込む方なので… 何時も暴走を適度に抑えて貰ってると感謝してます。 弓は抱き寝てる予定ですが、大部屋とは言え10人が寝てる室内で 即、大弓を構えられるとは思えないので…お世話に成ります。 宿屋の建ち位置がちょっと気になってまして… 村の外れなら良いんだが、ど真ん中だったりすると動き難いので 目視と双波で確認し静かに出るように促す件と、その後も双波で確認するのは入れときますね。
>救助対応 救助側の動きを纏めると、こんな感じで良いか? ・まずは宿屋の周辺から状況把握を始め、敵や生きている村人の有無を確認。 ・敵に気付かれていなければ、なるべく奇襲で一気に片づけ、他の敵にバレない様にする ・生きている村人は可能な限り助け、敵が居ない方向へと誘導 ・俺達の事がバレた上で敵が撤退しない場合は、陽動も兼ねて村人から注意を逸らす様に 遅滞戦闘をしつつ、村人が十分な距離を稼げたらこちらも撤退戦に切り替え逃げる 問題無ければ俺の方で記載しておくつもりだ
何時も何時も、ありがとうございます! 基本行動 バーネットのプレ参照 と、追記しました。
生き残り、えっおー!でございますっ バーネット様…ありがとうございましで(がばちょーっ ヴァローでしね…承知いたしました。 では合流後に使うようにいたしましょうか…なるべく味方に多く付与できるタイミングで… ヴィルヘルミナ様も、初期の対応をありがとうごじゃいましっ 宜しくお願い致しましっ んぅ回復手を増やそうかと思いましたが…ヒールを1つ外して、念の為に解呪にしようと思いまし… ウォーリアーさんの執着は怖いでしよね…
ぁ、ごめんなしゃい…大部屋で皆さんご一緒でしたので… ヴァローは…ぅーん、宿から出る時にいたしましょうか…戦力がある宿内より、 分散する時の方がと… 何かありましたら変更しましので、おつたえくだしゃい(ぺこ
>ロイさん 温かなお言葉をありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。 途中から別行動となりますが、お互い力を尽くして頑張りましょう。 >部屋に来た賊 人数がわからないので念のためドアの外側に捜波をかけておきますね。 初期段階で賊に応援を呼びに行かれると厄介なので、逃げる兆候に注意して屋外に出られる前に殺しちまいましょう。
顔を出せなくてごめんなさい。 命あっての物種なので、私は自分の命最優先ではあるけれど こんな非道をみて黙っていられるような性分でもないからね。 海賊はいくらか倒しておきたいと思ってるよ。 少なくとも、私達がいる宿を襲ってきた連中は、仲間を呼ぶ間もなく倒しちゃいたい気持ちです。
ヒーラーのララノアが同行は心強いわね! キャスターのバーネットも一緒なら、あたしは基本的には先頭歩くけど 指示あるまで、あたしからは仕掛けない事にするわ 遠距離攻撃での残ったやつ仕留めか 接近されたときの対処ね。