【燃纛】湖畔の水遊び
望月誠司
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シナリオID:1223
オープニング
緑成す大平原の外れに立つ辺境の町アルサーラム。
シルトラース帝国内では比較的温暖な位置にあるとはいえ、冬には最高気温でも氷点下を下回る事もある寒冷な土地である。
だが、そんな北国の町でも夏はやっぱり暑い。
ここ数日のうだるような暑さの中、町の孤児院の子供達が「湖か川で泳ぎたい!」とシスターへ要求したのも無理からぬ事であった。
アルサーラムの町の付近には森がある。
樹木が生い茂るにはそれなりの水源という奴が必要であり、当然、その森にも水場があった。
北方より流れて来る川の水が森林内の窪みに溜まって、ちょっとした広さの湖を作り出しているのである。
古老の話によれば、湖の水は地下へと潜って地底を流れる地下水脈となっており、それはアルサーラムの町の井戸水の元となっているのだとかいないのだとか。
で、孤児院の子供達はこの北の森の湖やそこへ流れ込んでいる川に水遊びに行きたい、という事だった。
「でも町を囲む郭壁の外は危険ですし……弱ってしまいましたね」
腰ほどまでの長さの豊かなシルバーブロンドの髪を持つシスター・ヨハナは色白な頬に手をあて物憂げに嘆息した。
北の森はクリーパーの大群に占拠されたり、サリアンシア人が暗躍して死霊ゴーレムを放ち、森へ採集に赴いた町人達を襲撃したり、なにかと危険に晒される事が多かった。
サリアンシア人の若長ノリクムが捕縛され、襲撃は途絶えたものの、アルサーラムの町では引き続き壁の外へと出て森へと採集などに向かう際には、必ず集団で行動する事とし、授恵者を数名つけてその集団の護衛とするのが決まりとなっていた。
採集というのは遊びではないので、それに子供達をワイワイと引き連れてついていって自分達は遊んでいるというのも難しい。
とはいえ、最近は確かに暑いし、帝国が崩壊したこの時代、辛い事ばかりな孤児達にせめてもの涼やかさと楽しみを与えたいという気持ちもある。
「どうしたものかしら……」
とシスター・ヨハナは知り合いの町の兵士ツェツィーリア・クラインに相談した。
ツェツィーリアは十六歳のヨハナよりもそこそこ年上のお姉さんなのだが、二人ともにこの孤児院の出身であり、昔からの付き合いがあった為、親しかったのである。
すると、
「ちょうどいいや、最近暑いからね、私も今度の休暇は水遊びにでもいきたいなとか考えてたんだよ」
金髪ショートの小柄な女兵士はあっけらかんとそんな事を言った。
「数人、隊の連中も連れて行って良ければ、冒険者さん達に護衛を頼んで、私が請け負おう」
「えっ、良いの? 冒険者さんにお願いするのってお金とか結構かからない?」
「金ならある」
どっかの富豪のオッサンみたいな事を女兵士は真顔でのたまった。
そういえばツェツィーリアは以前に弓騎兵隊の隊長に若くして抜擢されたとか言っていた事を思い出す。
かなりの激務な上に功績もそれなりに立てているそうなので、お賃金は結構貰ってるのかもしれない。
「あ、でも子供達の相手は私じゃ難しそうだな。ヨハナも引率手伝ってよ」
「ええ、それは勿論。それで良いなら是非お願いするわ」
そんな訳で、ヨハナはツェツィーリアとその部下達と共に、孤児院の子供達を引率して森の湖畔で水遊びする計画を立てるのだった。
●かくて依頼
数日後、アルサーラムの町、及びその周辺の町や都市の冒険者ギルドに一つの依頼が加えられた。
内容は水遊びする集団の護衛。
護衛とはいっても、脅威はほぼ十中八九でないであろう事が予想される為、一緒に水遊びしてくれても構わない、というか、なるべくならむしろ参加して貰い、子供達を愉しませる事と面倒見る事を手伝って欲しい、との事だった。
「……これ、脅威が無いというのがまったくの事実であるなら、護衛というよりもベビーシッターでは?」
何割かの冒険者達は依頼内容を見てそう思ったそうな。
解説
マスターより
リプレイ
草葉の匂いを含んだ空気が鼻腔を抜け肺へと入って来る。
空気は湿気を帯びて、森の外の草原よりも少し涼やかだった。
冒険者達が森に引かれた細い道を通って奥深くへ入ってゆくと、やがて樹々の間から瑠璃色に澄んだ大きな湖面が姿を現した。
「「「ついたー!」」」
子供達の間から異口同音に甲高い歓声があがる。
冒険者達は現在、アルサーラムの町の孤児院の三十名からなる子供達の引率にあたっていた。
他に同行しているのはシスターのヨハナ、そして非番であるらしいツェツィーリアと弓騎兵隊の男女十名である。
結構な大所帯だ。ワイワイと騒がしい。
「皆さん、本日は改めてよろしくお願いいたしますね」
おっとりとした調子の銀髪ロングのシスター・ヨハナが冒険者達に礼をする。
「ああ、任せとけ。なかなかこの人数は骨が折れそうだが、まぁ、俺ら含めて大人も結構人数いるから何となるだろ」
精悍な笑顔で請け負ったのはシグルド・オルセン、小麦色に焼けた肌と筋肉質な180cmの長身を備えたエルフの男である。
外見年齢はヒューマンでいうなら20代後半程度だろうか、銀色の長い髪に蒼と碧の切れ長のオッドアイを持っている。
「皆もよろしくな」
「はい」
イヴェール・イリュジオンがエルフ戦士へと折り目正しく頷いた。
白百合があしらわれた麦藁帽子をかぶったヒューマンの少女である。艶やかに長い銀髪を本日は二つに分けて三つ編みのように編み込んでいた。
金瞳の少女は片手をあげて子供達の集団へと呼びかける。
「それでは、湖で泳ぎたい方はこちらに集まってください」
ギャメルもまた釣り竿を掲げて子供達へと呼びかけた。
「川で釣りしたい奴はこっちだぜ!」
赤い大きな瞳と緑肌を持つ身長120cm程度の小柄なゴブリンだ。齢は十一。ゴブリンは十歳で成人だったが、少年のように幼い声をしていた。尖った耳がぴこぴこと動いている。
「森遊びしたい人はこっちですよー」
マリイ・パルティスが穏やかな微笑を浮かべ、虫取りを振りながら子供達へと呼びかける。
銀糸のようなふわりとした長い髪に太陽のような金色の瞳を持つエルフ娘だ。
傍らには首に大きなリボンをつけた白狼を連れている。
冒険者達の呼びかけに応じ子供達と、町の大人達も別れ始める。
今回、冒険者達はそれぞれで分担して子供達の引率を行う事に決めていたのである。
かくて、大まかに三集団に別れた人々は、各々行動を開始したのだった。
●
湖畔。
「やっぱり泳ぎたいっていう子達は聞いてた通り人数が多いみたいですね」
着替えを済ませたエルフ娘が、金色の柔らかい長髪を揺らしつつ、木陰から出て来た。長い耳の先端は、内気さと自信の無さを表すかのように下向きに垂れている。
繊細で優し気な雰囲気の青い瞳のエルフ、リディリディ・トゥラ・イェレミースである。
華奢な身には不釣り合いな程に豊満な双丘を、青を基調とし白柄と緑でアクセントの入った薄布で包んでいる。ビキニの紐の部分に鮮やかに赤いハイビスカスの花がつけられていた。
「暑いですからね。水に入って涼みたいのでしょう」
リディリディと同じく上下が二つに別れたタイプの水着に白い肢体を包んだイヴェールが頷く。
革の色にも似たその基調色は焦茶色というには黒味が強く、黒というには灰がかっている。
消炭色が近いだろうか。
一言では言い表せない複雑な色合いの高貴そうな大人な雰囲気である。
そしてその基調色より少し明るい同系色で精微な模様が入れられていた。
ビキニの上にまとっている前が開けた薄く純白に透けるサマードレスも、麗美なレースがふんだんに用いられ、貴族的に華やかな装いである。
水着姿になった子供達はワイワイと騒いでいて、今にも湖面へと向かって駆け出し飛び込みそうな程のはしゃぎようだった。
イヴェールは両手を胸の前でパン、と打ち合わせて注意を惹く。
「皆さん、今すぐ水に入りたい気持ちも解りますが、まずは準備体操からですよ」
銀髪娘が言うと、子供達の大半は「はーい!」と揃って声をあげ返事をした。
イヴェール、リディリディ、シグルドが前に立って柔軟体操を開始すると子供達もそれに習って一、二、三、四と体操を始める。
ただ、中には指示に素直に従うのが嫌な子もいるようで、明らかに適当にやっていたり、酷いと棒立ちのままでまったく動いていない子供もいた。
(まぁそういうのは大体男だよなぁ)
シグルドが注意しようか逡巡していると、比較的年長の女の子が声をあげた。
「ちょっと男子ー! ちゃんと体操しなさいよー!」
「るせー! 柔軟なんてかったりーんだぜー!」
瞬く間に子供達がぎゃいぎゃいと口喧嘩を始める。
「け、喧嘩は駄目ですよー?」
リディが体操を中断し諫めの声を投げるも該当の男子グループと女子グループは聞く耳を持たない。
「うぅ、ど、どうしましょう……?」
「うーむ、そうだな、やはりここは一つ――」
内気なエルフ娘がおろおろとし、精悍なエルフ戦士が対処を述べようとした時、銀髪の少女が前に出た。
華美な水着に身を包むイヴェールは、リーダー格の男子を後ろから抱き上げると、
「はっ?! へっ?! はわわわわっ!!」
「――そぉおおおいっ!!」
顔を真っ赤にして慌てる少年を気合一閃、湖へと向かってぶん投げた。
授恵者の力で投擲された十二歳の少年は、見事な放物線を描いて飛び、やがて湖面に激突し盛大な水柱を天へと向かって噴き上げる。
シン……
あたりに静寂が満ちた。
突如出現した予想外の暴威に大人も子供も皆、驚愕を表情に浮かべ固まっている。
「――言い忘れましたが」
騎士を夢見る少女は凛とした声で真顔で述べた。
「真面目にやらない子は強制着水訓練をして貰います」
投げ飛ばされた少年がぷかりと湖面に浮き上がってきた。
●
その後、
「なぁあああにやってんですか貴女はーーーっ?!」
普段は温厚らしいシスター・ヨハナが血相変えて突撃して来たなどという一幕もあったが、子供達へは一罰百戒的効果があったのか、皆、真剣な表情で準備体操に取り組んだ。
なお、
「そう、やはり武力……武力こそがすべてを解決できるのね……!」
男子と口論していた女子リーダーは凛々しい? イヴェールの姿に感銘を受けたのか、何かに目覚めた様子であるのだった。
●
他方、
「今回は気楽な依頼ですね」
移動中、森林組のヴィルヘルミナがのんびりと言った。緑色の長い髪と紫水晶のような瞳を持つドワーフ娘である。齢は二十二。
「ええ、これまでを思えば大分穏やかな依頼ですね」
アクティオンがドワーフ娘に頷く。フード付きのゆったりとした服に身を包んでいる白鱗のリザードマンである。
「戦いばかりだと疲れますし、こういうのも良いものです」
とヴィルヘルミナ。なんだか遠くで水音と子供の悲鳴が聞こえたような気がしたが、気のせいだろう、多分、きっと。
「冬の頃はこの森も這者に占拠されてて大変でしたよね」
銀髪のエルフ少女――マリイが視線をあちらこちらへと動かして、虫の餌となる樹液や花が無いか確認しつつアクティオンへと言った。
マリイとアクティオンは昨年に一度この森の付近で共闘した事があったのである。
「ええ。這者を祓ってからもゴーレムが出たりと落ち着かず……こうして子供達を連れてこれるくらいに安全になったのは感慨深いですね」
それだけ皆で頑張った成果が出たのかな、とアクティオンは思った。
とはいえ、見通しが悪い場所なので気を抜くつもりは無かったが。
「アクティオンさんはあれからもこちらの依頼を?」
「ええ、何度か。ヴィルヘルミナ君と一緒だった時もありますね」
「アルサーラム商隊の護衛の時でしたか」
三人はそんな和やかな調子で、子供達に気を配りつつ森中を進んでゆくのだった。
●
他方、
「移動するときゃ先頭だけ注意すりゃ良いってもんじゃないぜ。場合によっちゃ最後尾も同じくらい、あるいはそれ以上に危険な時がある」
「へー!」
ギャメルの説明に後に続く子供が目をキラキラさせながら声をあげている。冒険者のやり方に興味があるらしい。
釣りグループはギャメルを先頭に、最後尾に弓騎兵隊員を配した隊形で、川を目指し湖沿いに歩いていた。
ギャメルは天眼も使用して誰かがはぐれないように気を配っている。
「――良さげな場所があったぞ」
先行して釣りに適したポイントの捜索に出ていたナハティガル=ラーが戻ってきてギャメル達へと報告した。
銀色の長い髪と金色の隻眼を持つ長身黒ずくめのゴブリン男である。片方の目には黒い眼帯をかけている。
エルフであった母の特徴が強く出ている為、額に二本の角が生えている以外はエルフやヒューマンとほぼ変わらない容姿をしていた。
「サンキュー、ナハティガル。それじゃそこまで案内頼むぜ」
「ああ」
陰のある美丈夫は頷き、ギャメルの後方に続いている子供達へとちらりと視線を走らせる。
ナハティガルは齢三十を超えている。
しかし育児の経験などはまったく無かった。
(だが、依頼を引き受けた以上は、成功を目指し全力を尽くすとしよう)
慣れていないからといって失敗を甘んずるのはプロの仕事ではない。
まぁ細かい所はギャメルに任せるつもりだっだが。
そんな銀の鬼の先導のもと、一行は湖畔を北上し、そこへと注ぎ込む川をさらに北上していったのだった。
●
薄い瑠璃色に透き通った湖だ。
「よーし、そんじゃお前さん達、俺と向こう岸まで競争だ!」
小麦色の肌の筋肉質で大柄なエルフが、トランクス姿で白い歯を輝かせている。
シグルドの身体のいたる所には古傷があってなかなか凄味があるのだが、やんちゃな連中はむしろ勲章のように見ているのかあまり物怖じしていない様子だった。
「うぉーやってやるぜー!」
「しょーぶだー!!」
「さぁ位置について! よーい、スタートッ!!」
蒼碧眼の男はかけ声と共に腕を伸ばして、湖水へと頭から飛び込んだ。鍛えられた腕を振り上げ、足を動かし泳ぎだす。
蒸されるような暑さの地上とは違い、透き通った水の中は冷涼だった。過剰な程に熱せられていた体温が冷やされてゆく。
澄んだ湖の水は透明度が高く、あちらこちらに魚などの水棲生物の姿が見て取れた。
ジグルドが激しく手足を動かし泳いでゆくと、脅威と見なしたのか魚達は八方へと散り逃げてゆく。
やがて銀髪エルフは岸へと辿り着いた。
振り返ると子供達がクロールでバシャバシャと追いかけて来ている。
シグルドに水泳のスキルは無く、一方彼についてきた子供達は泳ぎに自信がある子供達のようだったので、彼の目論見通り勝負には一応なっていたが、やはり大人であるという事と授恵者であるという事の身体能力の差は大きかったようだ。
「ちくしょー、負けたっ!」
岸についた子供が息を切らしながら悔しそうに叫ぶ。
「はっはっは! 今回は俺の勝ちだったようだな!」
「素人丸出しなのにはえー!」
「それがオトナの力というものだ。なに、お前さんも良く飯喰って寝て大きくなれば、もっと速くなるさ」
「うるせぇ今すぐ倒してやる! もう一回だ! 今度は平泳ぎだけな! それ以外の泳ぎ方は禁止だっ! どうだシグルドさん、やるかっ?!」
「おぉ? はは! 知恵を使ったな! いいぞ、受けてたとう!」
という訳で泳ぎ方を限定してもう一度勝負したのだが、今度は心得の無いシグルドはなかなか速度が出ず、子供達に負けてしまった。
「よっしゃー!」
「こりゃまいった! お前さん達、やーるじゃないか!」
「へへっ、これくらいは当然だっつーの!」
シグルドが水に濡れた前髪をかき上げつつ賞賛を贈ると子供達は得意気に笑った。
そんな調子でエルフ男は子供達と一緒に泳いだのだった。
他方、あまり泳ぎが得意でない大人しい子供達や普通の子供達はリディリディと一緒に岸に近い浅い場所で水遊びをしていた。
「はい、手を握っていますので大丈夫ですよ。水に顔をつけて足を動かしてみてください……そうそう。慣れてきましたね、それでは今度は手を離しますので……」
幸いリディリディは泳ぎに心得があったので、泳げない子に効率的に教える事が出来た。
「……素晴らしいです。やりましたね!」
「えへへ、距離短いけどね、有難うリディちゃん!」
リディリディが微笑すると泳げるようになった六歳くらいの女の子が嬉しそうに笑った。
優し気な雰囲気のエルフ娘は子供達から人気である。
「リディちゃんリディちゃん!」
声に振り向くと、水が飛んできた。
水を浴びせられて吃驚して目を白黒させていると男の子達から笑い声が上がる。
「……やりましたね!」
腕を振るって湖面から水を掬いあげ、水を投げ返す。わー! と楽し気な声があがった。
そんな調子でリディリディの周囲には子供達が多く集まっていた。
他方。
何人かの子供達はイヴェールと共に魚を追い込んでの銛漁を行っていたのだが、
「こらー! ちゃんと人の話は聞きなさーい!」
しばしば指示を無視する男の子に対し、イヴェールは普段は騎士らしくないと矯正していた地を出して叫び捕まえる。
「もうっ、また投げ飛ばしますよ? わかりましたか?」
瀟洒なサマードレスと水着姿の金瞳少女は、ぷんぷんと怒りつつもぐっと堪え、子供と視線の高さを合わせるように屈み、じっと見つめて諭すように言う。
すると男子は答えて言った。
「いいえイヴェール様! 自分はわかりません!」
「投げます」
銀髪娘は少年を一本背負いにぶん投げた。
「有難うございますーーーっ!!」
何故か礼を叫ぶ男子がくるくると縦回転しながら飛んでゆき、盛大に水柱を噴き上げながら湖面に着水した。
他の子供達は何故かそれを羨ましそうに見ていた。女子までいる。
恐れられるイヴェールの周囲には少数しか子供達が集まっていなかったのだが、どうやらそれは選りすぐりの精鋭達であるらしかった。
●
一方、森の中では、
「カブトムシはですね、樹液が出てる場所に良くいるんですよ。広葉樹とかですね」
とりあえず最初は昆虫採集をしようという事で、マリイが林立する樹木の樹皮を一本一本確認しつつ子供へと教えていた。
「こーよーじゅ?」
小さな男の子がマリイの後をついて回りつつ小首をかしげる。
「この森に生えている樹だとニレとかナラですね、オークとも言いますか――あ、いたいた」
木を回り込むと樹皮から液が染み出しており、その回りに沢山の虫達が集まっていた。カブトムシもいる。
「わーすっごい!」
「こんな感じで短い角の部分か、身体の横側を挟むように持って取ります」
マリイは甲虫の角を掴むとひょいと樹皮から引きはがした。すると兜虫は背中の甲殻をパカリと開き、翅をブゥゥゥンと高速ではばたかせる。
見つめていた男の子は「きゃっ!」と悲鳴をあげたが、虫取り人たるマリイは動じずクールに籠の中に甲虫を入れた。
女子は一般に昆虫採集には興味を抱かないものだが、マリイは一体どこで覚えたのだろうそのスキル。
なお虫籠の中には既に複数のニレの葉や餌となる花が入れられている。
「それじゃ取ってみてください」
「はーい!」
男の子が樹へと手を伸ばしえいやと甲虫を掴む。
「とーれた~!」
きゃっきゃとはしゃぎながら虫籠の中へと入れる。
「捕まえたからには最後まで大事にしないとダメですよ」
「うん、大事にするね!」
素直に頷く幼い男の子の様子に、朝起きて虫籠を覗いたら頭がもげててショックを受ける、とかいう事態が起こらないと良いな、と祈るマリイである。
「カブトムシを取る方法は、後は罠とかを使うのも良いと思いますよ」
後ろで様子を見守っていたアクティオンが言う。
「わな?」
「ええ」
アクティオンは借りたナイフを使って樹液のたっぷりついた樹皮を剥がすと、自身の虫籠の蓋を開けて中へと入れ、樹の近くの地面においた。
中には既に、切断した果物なども入っている。
そうして再び蓋をする。
蓋には虫が通れる程度の穴が開けられていた。
「こうして虫が好む物を入れて一晩放置しておけば、翌朝には沢山虫が張り付いていますよ」
「へー!」
後で子供達が自分達だけでも作れるように簡単な造りになっていた。
「この籠をここに置いて、帰り際に回収しましょう。多少はかかる筈です」
そんな会話の最中、全体へ注意を払っていたヴィルヘルミナは弓を手にした女の子が一団から離れ森へと入っていこうとしているのを目撃した。
ゆるりと見えつつもその実、風のように素早く動いてそっと捕まえる。
「ストップ。一人で行ってはいけませんよ」
「あっ! む~~~……だって、あたしムシにはキョーミないもん!」
女の子がぷくーっと頬を膨らませてヴィルヘルミナを見上げる。
どうやらこの子は空気読んで態度には今まで出していなかったが、虫が好きではなかったらしい。退屈してしまっていたようだ。
「……それでは、無事カブトムシは取れましたし、狩りの方もそろそろ始めませんか?」
ヴェイルヘルミナが言って一行は頷き、今度は狩りを開始するのだった。
●
一方、川の一行はナハティガルが調べてきた釣りポイントへと到着していた。
透明な水が夏の強い日差しを浴びながら岩等が作る起伏に沿って流れ、キラキラと煌いている。
水兵風のパーカー付き水着に着替えたギャメルは、釣りの開始前に一同の前に立つと注意事項を述べた。
「釣った魚は自分で締める事、いいな?」
「……しめる?」
意味を知らない子もいるらしく小首を傾げている。
「締めるってのは……」
ギャメルは味を落とさない為に釣った魚を処理する事だ、と述べ、その手順を説明した。
上手く出来るかどうか不安そうな顔をしている子もいたので、不安ならとギャメルはカエル釣りの選択肢も提案してみたが、全員が魚を釣る事を選択した。
曰く、
「だって魚だったら食べられるし!」
との事である。
辺境の子供達は食欲が旺盛らしい。
という訳でギャメルとナハティガルは子供達と共に川辺の石をひっくり返し、下に潜んでいる虫を見つけ出すと、釣り針に餌としてつけた。
「――成程。これが『普通』の釣りか……霊船とは大分赴きが違うようだな」
競泳用の水着姿となった銀髪隻眼の美丈夫は、愛用の高級品釣り竿を肩に担ぎ、川の流れとそこに泳ぐ魚達、そして釣りに興じている子供達の姿を眺めつつ、呟いた。
普通じゃない釣りってどんなの?
と思ったらしい傍らの子供が小首を傾げていたが、釣り自体の経験はあるらしい銀鬼は、魚の習性を知っていた。
上流側から釣り人が近付くと、その気配に怯え魚が石の下などに潜ってしまう場合が多い。
(それを避ける為、上流に少しずつ進みながら釣りをする――)
一団の中で最も北端に移動したナハティガルは、己より見て斜め上流へと向かい鋭く釣り竿を振るった。
竿より繋がる糸が華麗に宙へと伸び、先端の釣り針が狙い違わず川面へと落ちる。
(――暫し待つ。粘るか、早々に見切りを付けるかの判断は重要となるぞ)
煌く川はさらさらと流れてゆき、子供達の話し声が響いている。
これはかからないか、と思い始めた頃、ナハティガルは竿に手応えを感じた。
「ッ!」
釣竿を一気に振り上げる。
餌に喰らいついている魚が陽の光に輝きながら弧を描くようにして宙に踊った。
「お、来た来た」
他方、ギャメルもまた釣り竿を振るって魚を吊り上げていた。
小柄なゴブリンは川辺にてイキの良い魚を取り押さえると、シーフズツールより一本のワイヤーを取り出す。そして魚の頭へと手早く突き刺し、その脳と脊髄を破壊し締めてゆく。
ナハティガルの方もまた魚の両エラを落とし血抜きを開始していた。
やがてギャメルは自身が釣った魚とナハティガルから受け取った魚を鍋に入れ一まとめにすると、マジカルポケットを用いて収納したのだった。
●
森組は狩猟を開始したが、狩りに興味が無さそうな子供へのフォローにマリイはペットの狼をあてていた。
「わんこわんこ!」
「いいえ狼です」
白い毛並みの前に童子は相好を崩し骨抜きになっているのでしばらくは大丈夫だろう。
その間にマリイはロープと木でつくったくくり罠――対象の足を絡め取るもの――を作成し設置する事にした。
「効果があると良いんですが」
アクティオンもまたロープを張りつつ言う。両端には少し大き目の石が結び付けられている。
マリイ達は獣道があった場所にそれらの罠を幾つか仕掛け、自分達からは判別がしやすいようその付近の木に紐で分かりやすく目印をつけておいた。
「獣が罠にかかるのは……辛抱強く待たなければいけませんね」
とヴィルヘルミナ。
野生の動物達は警戒心が強いだろうと予想していたのである。
そして実際、緑髪のドワーフ娘の予想通り、ちょっと待った程度では獲物が全然、かからなかった。
子供達の表情が徐々に曇ってきている。
「失敗もまた経験ですが……収穫がないのはつまらないですね。なので、裏技を使いましょう。コルデラ!」
白狼が相棒たるマリイの呼びかけに応え、樹々の奥へと駆けてゆく。
その後、白狼が鹿や兎達を罠の場所へと追い立てて来て、罠にひっかかって動きが鈍った所を、マリイ達は弓矢で射かけ仕留めたのだった。
●
その後、陽が傾いて来ると、一同は湖畔に再び集合してバーベキューの準備を開始した。
ナハティガルは風下で水場に近く、平らでなるべく乾いた場所を選ぶと、子供達と共に集めた石を、上から見てコの字型になるように積みあげ始めた。
竈を作っているのである。
曰く、
「野営の心得はあっても損はしない。生き抜く武器となる」
暗黒街生まれにして冒険者らしい言葉であった。
石が組み上がれば上に網を乗せ、燃料を置き易いよう、かまどの下を少しだけ掘り下げる。
「食材を触る前にきちんと手を洗ってな、ケガはヒールで治せても病気は治せねーぞ!」
ギャメルが食中毒の危険性を真剣な顔で子供達へと説いている。寄生虫や病原菌が蔓延る場所では非常に重要な事であった。
「では手を洗ったら次に食材を丁寧に水洗いしましょう」
とイヴェールが水辺にて野菜や根菜類の水洗いを子供達と一緒に開始する。
実にまっとうに常識的な所作であったので、臆病な一部の子供達も徐々にイヴェールへの警戒を解き始めた様子だ。
少し離れた位置ではマリイが子供達から希望者を募って先程とった兎の解体を指導していた。
「兎はですね、まず両手首と両足首を切り落として、そこから切れ込みを入れて皮を剥ぎます」
なかなか見方によっては過激でグロテスクな光景であったが、大人しい子は希望せず退避していたので、幸いに泣くような子はでなかった。
ヴィルヘルミナもマジックポケットから先程仕留めた鹿を取り出すと解体を開始している。
兎と比べると当然だがデカイ。
鹿の足の方から包丁を入れ、腹の方に向かって切れ込みを入れてゆき、内臓を傷つけないように注意しつつ手早く開く。
四肢の関節部分を圧し折って除去し、その後、脚の付けの部分の回りに包丁を入れて切り取る。
すると、良くある骨付き肉の形状となった。
その後、残った内臓部分を各袋を傷つけないように慎重に解体してゆく。
「ねーちゃん、すげー」
傍で見学していた子供が感動した眼差しで見ていた。
他方。
「そんじゃお前ら火を熾すぞー」
子供達と共に枝を集めて来たシグルドはナハティガルらが作成した竈に設置すると、子供達と共に火口箱を用いて火起こしを開始した。
シグルドは火打金と呼ばれる金属片を箱から取り出して左手に、火打ち石を右手に持った。
右手を振り下ろし、握った石を左手の金属片の角に擦るように打ち合わせ始める。
キン、キン、と硬い音と共に鉄が削れて火花が散り、赤色が穂綿の中へと落ちてゆく。
やがて、小さな火が灯った。
シグルドは息を吹きかけて火を穂綿の中で燃え広がらせると、付け木と呼ばれる薄く乾いた木を近づけて燃え移らせた。
燃える付け木を乾いた枝へと近づけて火を移らせ、息を吹きかけさらに燃焼させ、枝へ、そして薪へと燃えあがらせてゆく。
「こんな感じだな」
「シグルドさんてなれてるねー」
「まぁ冒険者だからな。それじゃお前さんらもやってみろ……そうそう、上手いぞ!」
他方、アクティオンは少し離れた位置で子供達の様子を見守っていた。
失敗しても仕方ない、ぐらいの気持ちで子供達の自主性に任せている。
ただ、刃物や火を扱う場所は特に注意して見ていたが、
(――大丈夫そうかな)
それぞれ冒険者達がついているので問題は無さそうだった。
やがて続々と調理が開始されてゆく。
「お魚は塩焼きが良いですかね」
イヴェールは魚の腹の部分に薄く刃先を入れ開くと、中の内臓とエラを取り出し洗った。
魚をS字のようにくねらせ頭から鉄串を背を通すように入れ串刺しにする。
そして満遍なく塩を振りかけた。
出来上がったものを火にかけ焼いてゆく。
「こんな感じですね。さ、やってみてください」
「はーい」
子供達がイヴェールの真似をして魚の調理に取り掛かってゆく。
やがて解体され下ごしらえがされた肉も運ばれて来て、鉄網の上に乗せられ調理が始まった。
「肉と魚は色が変わるまで焼こうな」
あんまり神経質な口出しは避けているギャメルだったが、ここは大事な所だった。
じゅうじゅうと肉や魚や野菜が焼かれ、食欲をそそる良い匂いが立ち登ってゆく。
「はうっ、良い匂い……」
肉に串を通す作業をしていたリディの瞳がキラキラと輝いている。
(い、いえ。子どもたちに食べさせるのがメインですよね)
それじゃそろそろ食べましょうかと子供達が勢い良く食事を開始するのを横目に、一つ一つ肉を串に刺してゆく。
(くっ、わかっています。わかっていますが……!)
この匂いと子供達の「うめー」だの「おいしー」だのの歓声は、健啖家なエルフ娘としては身にこたえるものがある。主にそう、胃袋に。
ぐーきゅるると腹を鳴らしながらも涙目で串に肉を刺していると、昼に泳ぎを見た六歳くらいの女の子がトテトテとやってきた。
「リディちゃんリディちゃんこれあげゆー、おいしーよ?」
女の子は天使のような笑顔で焼かれた串肉を差し出してきた。
どうやらそれは、ヴィルヘルミナが銀の太刀を振るい飛ばした衝撃刃でヘッドショットして一撃で仕留めた鹿を、マジカルポケットで鮮度を保ち、その高い調理スキルを用いて速やかに解体、丹念に調理、さらにイヴェールからの案でチーズが上乗せされた至高の一品であるらしい。
「えっ、良いのですかっ?!」
「うん! っていうか他の皆も食べてるよ?」
見渡すとギャメルなどは内気な子供へ食事を取り分けてやったりしているようでまだ食べていない様子だったが、他の大人達もぼちぼち食事を開始している。
自分が食べてはいけないという訳ではないらしい。
「……ありがとうございます!」
エルフ娘は礼を言うと串肉を受け取り、思う存分に頬張ったのだった。
新鮮な肉の旨味と溶けたチーズが混ざり合ってとても美味だったという。
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「うわ、なんだこれ、すっげぇ焦げてねーか?」
「わりーわりー、あんまり料理は得意じゃなくてな。だが意外といけるもんだぞ?」
「自分でいうなって、まぁ喰えるけどよー」
シグルドが焼いた肉をギャメルがやいのやいの言いながら頬張っている。
「ああ、悪くはないな」
ナハティガルもまた多少焦げていても美味そうに平らげていた。
「命を頂いたのですから、食材への感謝の念を忘れてはいけませんよ」
イヴェールからの言を受け満腹になった子供達が祈りを捧げている。
その後、ナハティガルは消火を子供達と共にしっかりと行い、ギャメルはボロ布を用いて調理器具の清掃の競争を子供達と行った。調味料や油の汚れを湖水に直接落とす事を避ける為である。
マリイは骨などとまとめると森の奥に穴を掘って埋めた。
そうして片づけを終えた一行は、しっかり人数確認と忘れ物確認をした後、町へと帰還する事とした。
幸いにして帰りたく無いと駄々をこねる子供はいなかった。
というのも、町壁の外の夜の危険性は良く知らされているらしい。
ただ、楽しい時間が終わってしまった事を残念がっている子供は多いようだった。
「希望者には戻ったら保存食づくりを教えますよ」
とアクティオンが慰めるように言った。
またアクティオンは帰り道の途中、昼にしかけておいた罠を回収した。
虫籠の中には沢山の虫が入っていて、
「わー、いっぱい!」
と虫好きの男の子が喜んでいた。
男の子はその後、はしゃぎすぎた疲れと満腹になっていた事で眠気を催してしまったのか、コルデラの上でしがみついたまま眠りに落ちてしまった。
ギャメルもまたふわぁとアクビを洩らし「子守に気を張ってちょっと疲れた」とナハティガルと笑っていた。
「あー、終わってしまいましたね……今日はイヴェールさんの方はどうでした?」
マリイが道すがら感想を問うと、金瞳の友人は遠い目をして答えて曰く、
「今日は……男の子も女の子もよく投げ飛ばしましたね……」
「え?」
マリイは目を点にしたのだった。
やがて茜と紺碧とが空と大地の狭間で混ざる頃、草原に立つ町を囲む壁が見えて来た。
最後にブロンドのエルフ娘が笑って言った。
「また来ましょう。
今日出来なかったことも、うまく出来なかったことも、またやりたいことも、次に来るときにやりましょう。
その時までに計画を練るのも楽しいかもしれませんよ」
そうして、アルサーラム孤児院の子供達と引率の大人達はまた、いつもの日常へと、あるいは冒険の日々へと、帰還していったのだった。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年08月04日 20時11分18秒 公開
相談掲示板
シューターの……は今回あまり関係なさそうですか。 アクティオンです、よろしく。 まあ名目上護衛ではありますが、子供の相手がメイン、と。 遊び内容は湖・川での水遊びが主軸なものの、森へ行ってもいいし、何か案があるなら提案も可能……といったところですね。 さて、こちらとしては水場よりも森の方が得意ではありますが……
ギャメルだぜ。みんな、よろしくっ! 日中は水の事故が起きねぇよう気を配りてぇな。 一応ケガ人に備えてヒール用意しとくか。 食事の支度はオレらが全部するよりも、ある程度子供達にしてもらった方が楽しんでもらえそう? 火起こしとかワクワクするだろーな! 上手くやるにはちょいとコツもいるけどよ。
シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 護衛という名目のお守り、か。 これはこれで難儀しそうではあるな…。(育児経験0) >食事の支度 そうだな。ギャメルの言うように子供達も交えて分担する方が楽しいのかもしれないな。 この機会にしか経験できん事も多くありそうだ。 >日中フェイズ 川で釣りか漁をする方向で考えている。
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンと申します。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) 大まかに三つのフェイズがあってそれぞれで対応が必要な感じなのですね… >日中フェイズ 現時点で子供たちのやりたい事が3つあるのですか… 特別こういう遊びをやりたい、というのが無いのでしたら2、3人に分かれてそれぞれ引率する形になるでしょうか? 大半の子供が行う「泳いだり銛を使った漁」は大半というくらいですから、半分くらいはここを希望していそうですね。 なのでここは人数多めで見守る必要があるのではと? 2番人気の湖か川で釣りをする、は1番人気の方とで湖と川でそれぞれ分かれた方が良さそうでしょうか? 泳いだり銛突きをする傍では落ち着いて釣りは出来ないと思いますし、魚も警戒して釣れてくれないのではないかなと… 3番人気の森で昆虫採集や猟をする、は猟が想定に入っているのが少し気になるところですね。 鳥か獣か、相手次第では思わぬ反撃で怪我をする可能性もありますので注意が必要そうです。 >食事の支度 子供達にして貰うのはいいですね。魚などを獲って終わるのではなく、その命を頂くことについても学ぶ機会になりそうですし。
ウォーリアエルフのシグルド・オルセンだ。よろしく頼む。 >日中フェイズ 特に案がなければ子供達のやりたいこと3つに俺達がそれぞれ分かれて行くという感じかな。 分け方は人数もあるだろうから、上から順に4/2/2か3/3/2で分けるのが良さそうか。 >食事の支度 ん、俺も子供達に手伝わせるのは良いと思うぞ。
>日中フェイズ やりたいこと毎に分担は異論なく。 子供達の人気に差はあるようなので、オルセンくんのいうように人数は均等でなく子供が多いところは人も増やす感じで良いでしょう。 人数・事故の起こりやすさを考えると、泳ぎや銛を使う部分に重点的に、ですかね。ここは冒険者だけでなく、弓騎兵隊の方々も含めた配置数にはなりますが…… 川・湖は単純に場所が違う上に注意すべきことも違うので、それぞれ別と考える方が良いかと。 まあ人数が細分化され過ぎる、ということなら、子供たち全体で川→湖(あるいは湖→川)と順次移動するようにすれば一つの班で賄えますかね? 「泳ぐ・銛漁」「釣り」でそれぞれ入れ替え制もありかな、とか。 >料理 子供達にも、というのには賛成を。 失敗も、経験でしょう。最終的にフォローさえできれば。
ヴィルヘルミナです。よろしくお願いします。 とりあえず気楽にやってもいいみたいですが、これだけ人数が多い大変ですね。騎兵隊の方もいるので心配なさそうですが。 釣りや漁は自前の物があるなら持ち込んでもいいかもしれませんね。銛を使うなら素潜りでしょうし水着もですか。 私はとりあえず料理パートがメインになると思います。 子供たちにも体験してもらうとの事ですので上手く補助できればと。
シューターのマリイと申します。よろしくお願いしますね。 れぞれの持ち場で子供達と一緒に行動して楽しめるようにといった流れでしょうか。他の方もおっしゃってる通り弓騎兵隊の方もいますし、バランス調整はできそうですね。 皆でお料理するのも野外での活動の醍醐味ですし、楽しくなりそうです。日中の行動メインにはなるでしょうが、私もお手伝いできればと思います。 日中の行動は、どうしましょうね。私も森での活動に回ろうかな? そういえば狩猟と昆虫採集はまったく別物ですが、一緒に行動する流れで良いのでしょうかね。まぁ、どっちもしたいって子もいそうではありますが……。
帰還フェイズ、これを楽しくするのがなかなか難しそうだ。 帰りたくねーって駄々こねる子とかも出てくるかな? >日中フェイズ 「泳ぐ・銛漁」「釣り」で入れ替え制ってのに賛成するぜ。 人が泳いでるところで釣りするってなると、魚には逃げられるわ釣り針が危ないわで大変そうだ。 >料理 アクティオンの考え、すっごくいいな! 失敗しねぇようにするんじゃなくて、失敗してもどーにかなる体制作りっていいと思う! 火や刃物の扱い方、肉の生焼けや食中毒関係みたいな深刻な失敗は起きないように注意して、 味つけ失敗だとかちょっと焦げそうとかは、神経質に口出ししねーでおこうか。
>帰還フェイズ ああ、帰りたくない、というのはありそうですね…… ふむ、何か「帰った先」の楽しみも用意できればいいでしょうか。 たとえば、日中遊びの外ではできないようなこと……漁や猟の成果を全部使い切ってしまわず、保存食づくりの提案、とか? 食事フェイズがうまくいって「作るのが楽しい」となれば、色んなことを試したくなる、かもしれません。 後は、片付けですね。 道具類は帰っても使うから、という感じで説得するとか?
>帰還フェイズ 帰りたくないと言われちゃあ帰らなきゃと言わねばならんし、ぐずられるとなぁ。 アクティオンの言うように、『帰った後の楽しみ』があったら帰りやすいかな。 >日中フェイズ 泳ぐのと釣りは入れ換えで分けてみるのは賛成だ。 とりあえず釣りして上手く魚が釣れなさそうだったり、ある程度釣ってから泳ぎ・銛魚に行く感じが良さそうだとは思う。夏とは言え先に濡れちまうと釣りしてる間に体が冷えて風邪引くだろうし、乾かしてからやってたら遊ぶ時間も取れなさそうで可哀想だしな。 あ、でも泳ぐ・銛魚と釣りは川と湖で分けても良いかなと(これ書きながら)思ったので提案しとく。 釣りしたいやつと泳ぎたいやつで川と湖に分かれて、片方が飽きたらもう片方に行ってみるってのもありだとは思う。
No.12
リディリディといいます。 その、よろしくお願いします。 個人的には流れのある川でよりも、湖で泳いだ方が良いかなと思いました。 湖も深く潜ると危険とはあるので、どちらも一長一短かもしれませんが・・・。 私は・・・、釣りはできるかどうかわからないので、泳ぐ子の面倒を見ようと思います。
>日中フェイズ 「泳ぐ・銛漁」「釣り」で入れ替え制にする案に賛成だ。 とりあえず、俺は「釣り」を希望させて貰おう。 >料理 俺は石を拾い集め、子供達と共に料理用のかまど作りを試みる予定。
大半は湖か川に行くみたいですが、森に行きたい子も少数いるみたいですし。 私は森に行きましょう。
>日中フェイズ オレは釣りにいきたいな。 マジカルポケットで釣った魚を保管しとく。
んじゃ俺は川の方行くかな。そっちで泳ぐやつがいるなら面倒見とこう
確認なのですが入れ替え制は川と湖、それぞれで「泳ぐ・銛漁」「釣り」を入れ替えで行う、という認識でいいのでしょうか? それとも一定時間で場所を入れ替えるものなのでしょうか? ちょっとこの辺りの流れが曖昧で把握し兼ねてまして…希望もやる事と場所で分かれてますし。 個人的は子供たちを見る人手は騎兵隊の方達も含めれば十分いるので「泳ぐ・銛漁」「釣り」で場所の入れ替えをするかどうかでしょうか?
オレの認識だから、他の人とはまた齟齬があるかもしれねぇけど……。 「泳ぐ・銛漁」「釣り」でチーム分け、行き先が川か湖かは現地で決める(プレイング指定なし)なのかなって思ってた。 ただリディリディの川の流れが心配って意見ももっともだよな。 「泳ぐ・銛漁」→湖 「釣り」→川 で決めちゃった方が現地での混乱がなく済みそうだ。 あ、でも川で泳ぎを見るって書いてくれたシグルドの都合がどうか確認しないとな。
あぁ、場所で釣りと泳ぎを分けるってのは提案したが、特に反応があったように見受けられなかったからな。 その上で俺が川で泳ぐってしたのは、湖に近い下流だしそこまで流れも危険じゃなさそうなのと、魚が下流にいくなら湖で釣りするやつがいれば川の近くは釣れやすいかと思ったからだな。 いまからだとプレイングを弄る余裕はほぼないから、ギャメルの言うように川が釣りってなるならプレイングの川の部分を湖に書き替えて、行先を湖にするくらいだろう。 本日8時過ぎたらちょっとどうしようもねぇな…すまん。
シグルド、柔軟に対応してくれてありがとう。 釣りやすさとか色々考えてくれてたんだな。 こちらこそ、土壇場で場所を変更してもらってすまねぇ! オレは川で釣りチームだけど、現地でもよろしく!