『征竜の巫女』と「そうだ釣りに行こう」おじさん
真柄 葉
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シナリオID:1042
オープニング
おじさんは暇だった。
「そうだ、釣りに行こう」
おじさんは呟いた。
おじさんはいいアイデアを思い付いたと召使を呼ぶ。
おじさんは召使に餌をとってくるように命令した。
召使は嫌だと断った。
おじさんは悲しんだ。
おじさんは考える。
「そうだ、冒険者を雇おう」
おじさんはいいアイデアだと召使に同意を求めた。
召使はお好きにどうぞと頷いた。
おじさんは嬉しくなった。
おじさんは召使にギルドに依頼を出して来いと言った。
召使は嫌だと断った。
おじさんは悲しくなった。
おじさんは考えた。
おじさんは召使にお小遣いを上げると言った。
召使は早速ギルドに向かった。
おじさんは楽しみになった。
「そうだ、竿を用意しよう」
おじさんは倉庫に向かう為に立ち上がった。
おじさんは考えた。
「そうだ、ギルドに行く前に取ってこさせればよかった」
おじさんは少し後悔した。
●
「ヒルルクさんに、こんなことお願いしてよかったのかしら」
「別にいいんじゃないか? 本人楽しそうだったぞ」
「依頼を受けたわけでもないのに、よくこんな泥臭い事手伝えるよな」
「極北出身らしいし、何もかも珍しいのかもね」
冒険者達は、どこかの沼で餌の蛙捕りを頑張っていた。
なんか、たまたま居合わせたヒルルクも、一緒になって泥にまみれている。
「ふぅ、蛙はこれくらいでいいか。さて、そろそろ帰る準備をしようか」
バケツにはいっぱい蛙が詰まっている。正直キモイ。
「それじゃ、みんな帰るぞー、……って、ヒルルクは?」
と、冒険者の一人がヒルルクを探しきょろきょろと見渡した。
「あれ、さっきまでそこに……」
他の皆もヒルルクを探すと。
『いやぁぁぁぁ、何なのよこれぇぇぇ、ヌメヌメするぅぅぅっぅ!!』
突然、どこからともなくヒルルクの叫び声が聞こえた。
冒険者達は悲鳴が聞こえた方を見ると――。
「「「いや、食われとるがな」」」
声を揃えてそう口にした。
そこには、なんかよくわからないでっかいオオサンショウウオに体半分食われたヒルルクがいたのだった。
解説
マスターより
リプレイ
先日までの雨が嘘のように上がり、空は抜けるような青。
残念ながら行先が行先ですから、誰ひとりとして心を躍らせている者は居ませんでした。
いや、一人いましたね。『征竜の巫女』とかいう御大層な二つ名を冠した一人の少女が――。
●
「よーし、これ位でいいか」
バケツ一杯になった蛙を満足げに見つめながら、ヴァンゲルス・ロッドが言った。
彼は自らの仕事にけりを付け、他の仲間達の元へと足を運ぶ。
「おーい、そっちはどうだ?」
「ええ、こちらも十分な量を確保できましたよ」
ヴァンゲルスの声に答えたのはイデアだった。
彼も蛙が沢山入ったバケツを持ち上げる。
「へぇ、やるじゃないか」
「こういう仕事はあまり経験がないですが。コツを掴めばやれない事はないですね」
二人は互いの取れ高を見せ頷き合った。その様子は、どこか分かり合えた男の友情を感じさせる。
「ふふ、まだまだだな二人共」
と、そんな二人の元へサマエラ=フォリウムがやって来た。
二人はサマエラの声に振り向くと同時に驚く。彼女は両手にそれぞれバケツを抱えていた。
「この短時間でよくそんなに」
「ああ、『巣』を見つけたからな」
「蛙に巣なんてあるのか」
感心するイデアにサマエラは得意げに語る。ヴァンゲルス達もその話に感心していた。
別の場所では――。
「釣れるの?」
沼に釣り糸を垂れるグレイブに、エリオン・ザ・スターシーカーが問いかけた。
「いえ、針がついていませんので釣れません」
「……へ、へぇ、そうなんだ」
「無暗な殺生は私の望むところではありませんので」
「う、うん。素晴らしい考えだね……?」
平然と答えたグレイブに、エリオンは何とも言えぬ表情で首を傾げた。
またまた別の場所では――。
「蛙一匹につき1G……依頼主はお金の価値をわかっているのでしょうか」
バケツに入った大量の蛙を見下ろし、セツリは首を捻る。
「いやぁ、まったくだな。依頼主には感謝感謝だ。こんなにおいしい商売他に無いよ。もし余ったら、焼いて食えばいいし!」
隣ではギド・フェルミがお目目を『G』にしつつ、泥にまみれていた。
「焼く……なるほど。調理方法としてはオーソドックスですが、素材の味が活きるいい方法ですね。しかし、この沼の蛙は少々泥臭いのでは?」
「えっ、泥臭い? 泥も美味しいよ?」
「泥も美味しい……なるほど、確かに泥には数々の栄養素が溶け込んでいると聞いた事があります」
「まぁ、普通は真水で泥抜きするけどな」
「なるほど……泥を調味料に。新しい」
「臭いのやだしなー」
「という事は、この辺りに生えている水草も、サラダに転用できる可能性が」
と、どこまでも噛み合わない二人の会話は続く。
そんな二人よりもさらに沼の奥で、スパパッと蛙狩りに勤しんでいたトーラ。
一緒に来ていたヒルルクと共に、頑張って蛙を取っていたのだが――。
「あれ、どこいったんでしょう……?」
顔を上げて辺りを見渡すと、いつの間にかヒルルクの姿がない。
「さては、またサボって……」
と、トーラが腰に手を当て頬を膨らませた、その時。
『いやぁぁぁぁ、何なのよこれぇぇぇ、ヌメヌメするぅぅぅっぅ!!』
ヒルルクの悲鳴が青く晴れ渡る空に響き渡った――。
●
「もう、ひるるくー、あそんでないでちゃんとしごとしてくださいっ!」
どう見ても食われかけのヒルルクを見て、トーラがお姉ちゃんムーブを発揮しつつしかりつけた。
「遊んでないわよっ! 見てわからないの!?」
ぷんぷんと頬を膨らせるトーラに、ヒルルクは唾を飛ばし猛抗議。
「へぇ、あんな大きなかえるもいるんだ。遊んであげてるの? とても楽しいそうだね、ヒルルク」
体半分魔獣に食われたヒルルクを、エリオンがちょっとうらやましそうに見上げた。
「楽しそうに見える!? ってか、こんなのいるなんて聞いてないんですけどぉぉ!!」
微笑ましく好々爺ムーブを決めるエリオンに、ヒルルクは喉をからし猛抗議。
そんな事をしていると、なんだなんだと、皆も集まってきた。
「……おい、何か食われてるぞ?」
「ええ、食べられていますね。美味いんでしょうか。あまり変なものを食べるとお腹を壊す可能性もあるでしょうに」
ヴァンゲルスが飲み込まれまいと必死に抵抗しているヒルルクを指さし、イデアが首を傾げ魔獣を心配する。
「なるほど、こういうのがいるからの依頼ですか。流石に1匹1Gはやりすぎかと思っていましたが、納得しました」
これだけは泥に汚れさせるわけにはいかないと外していた自慢の眼鏡を取り出したセツリは、眼鏡の先に映る鮮明な魔獣の姿に納得の表情。
「うーん……ヒルルク、一先ず硬くなっていろ。そしたら飲み込まれ……ないかもしれない」
「適当!? そんな事より助けてよ!!」
必死で魔獣に抵抗しているヒルルクに、サマエラが【堅甲】をかけた。
「それにしても……どういう事だ?」
ヒルルクの抗議を軽く無視しつつ、サマエラは魔獣を見つめる。魔獣は確かにヒルルクを体半分も飲み込んでいる。しかし、一向に嚥下する気配がない。
「……何か理由があるのか」
と、サマエラが魔獣に向かい、ゆっくりと近づいた時だった。
「ヒ、ヒルルク!? くそっ、今助けるぞ、待っていろ!!」
まるでこのタイミングを待っていたかのように、ギドが全力で畦道を走ってくる。
突然降ってわいたドラマティックな展開に他の者が呆然とする中、ギドはヒルルクを救出するため近づいてきて――。
――にゃー。
「ああん、猫ちゃん!! んんん~、可愛いねぇ。にゃーん♪」
目の前を横切った猫に全てを持って行かれた。
「ちょっ! なんでこんな所に猫がいるのよ!? 蛙でも取りに来たの! 泥棒ネコなの!?」
折角の希望があっさり潰えたヒルルクは、ギドを掻っ攫っていった猫に毒を吐く。
そんな中、最後の一人、グレイブはというと……。
「……ふむ、釣れませんね」
相変わらず蚊帳の外に脱出し、のんびりと釣り糸を垂らしていた。
●
「ヒルルク、賭けをしようぜ!」
まずは俺から行くぜ、と仲間達とアイコンタクトを取ったヴァンゲルスが魔獣の前へと進み出た。
「はぁ!? 何の賭けよ! そんな事はどうでもいいから、さっさとこいつを何とかしてよ!?」
「おいおい、征竜の巫女ともあろう者が売られた勝負から逃げんのか?」
「話聞いてた!? 喧嘩なんか売ってもないし買ってないし!!」
「勝負はシンプルにコイントスだ。いいな?」
「ちょっとっ!?」
ニッと口元を不敵に歪ませたヴァンゲルス。
「うん……しまった。邪魔になるからってコイン置いて来たな……」
しかし、征竜の巫女と勝負ができるこの千載一遇のチャンスに、あろう事かヴァンゲルスはコインを忘れてきた。うっかりさん。
「ほら! そんなつまんない勝負なんてどうでもいいから、早く助けてよ!!」
これ幸いとヒルルクは、グッと手を伸ばし助けを求めた。
「仕方ねぇな。蛙で行くか」
「蛙でどうやって裏表きめんのよぉぉぉ!!??」
猛然と抗議するヒルルクを他所に、ヴァンゲルスは「どいつが活きがいいかな」と、バケツの中の蛙を吟味中。
「よし、こいつで勝負だ!」
そして、一匹を掴み上げるとヒルルクに向け、持ち上げて見せた。
「あ、俺は表な」
と、ヴァンゲルスはとっとと自分の表裏を決めてしまう。
「ちょっとっ!! それほとんど表になる奴じゃない!! わたしだって表がいいわよ!」
当然ヒルルクは猛抗議するも、表を選んだという事は勝負に乗ったという事。それをわかっているのかいないのか、ヒルルクはビシッと蛙を指さした。
「……ちっ、これだから箱入り巫女は」
「聞こえてるし! ってか、箱入り巫女ってなによ!?」
そんなヒルルクに思わず心の声がだだ漏れてしまったヴァンゲルス。うっかりさん。
「ったく仕方ねぇな、表はお前さんに譲ってやるよ。ただし、俺が勝ったらなんでも一ついう事を聞いてもらうからな?」
「わたしが勝ったら助けてよねっ!!??」
「いいだろう! では逝くぞ!!」
「字!!」
ついに始まった、ヒルルクの貞操をかけたコイントス。皆が固唾を飲んでみ見守る中、ついに賽は投げられた。
――ぺちゃ。
「なんでひっくり返るのよっ!!!」
「蛙だけに、な!」
と、ここしかないと決めたギドのドヤ顔も聞こえない程、ヒルルクはまさかの結果に唖然。見事にひっくり返った蛙にガッツポーズを決めるヴァンゲルスに皆は驚きと共に拍手を送る。
「ふっふっ、俺の勝ちだな、ヒルルク! さぁ、何でもいう事を聞いてもらうぞ?」
「わかったわよ! わかったからまずは助けてよっ!!」
その結果を受け入れたのか、ヒルルクはちょっと涙声で訴えかける。
「そうですね。あの状態のヒルルク様では貴方の望むような『何でもいう事』は叶いませんよ?」
そんなヒルルクに何を頼もうかと思案しているヴァンゲルスに、イデアが声をかけた。
「ふむ、それもそうだが……勝ったのは俺だしなぁ」
「そうですね……報酬の為とはいえただ助けるだけというのも芸がない。何か面白い案でもあれば」
「面白味いるっ!?」
「そうだろ? 賭けに負けた上にただ助けられるだけじゃ、征竜の巫女の沽券にかかわると思うんだ。うーん……」
「征竜の巫女の沽券is何!?」
後ろで聞こえるヒルルクの意見を軽く無視しつつ、二人は妙案を探る。
「うん? あれは……」
と、イデアがふと視線を振った場所にセツリがいた。
セツリは皆が一生懸命集めた蛙が逃げないように一か所に集め、囲いをしていた。
「蛙がどうかしたのか?」
「いえ、全然関係ない話しなんですが、あの蛙……この魔獣の餌なのかもしれないと思いまして」
「いや、本当に関係ないわね!?」
後ろでごちゃごちゃ言ってるヒルルクに溜息をつきつつ、「おーよしよし、逃げちゃダメですよ蛙さん」と、愛おしそうに蛙たちを囲い込んでいるセツリに視線を向けたイデアとヴァンゲルス。
「って事は……取られて怒ってる?」
「可能性はあります。――皆様!」
と、イデアはのんびり見学ムーブを決めていた他の仲間達に声をかけた。
「【動物交感】をお持ちの方はいらっしゃいますか? よければ、私と一緒にこの魔獣の真意を探っていただきたいのですが」
そう言って、ヒルルクをヌメヌメしてる魔獣を指さした。
「ふむ、そういう事なら手伝おう」
イデアの申し出に真っ先に立ち上がったのはサマエラだった。
「わたしもわかりますよー」
「僕もお話しできるよ!」
更にはトーラとエリオンも立ち上がった。
「それでは、いきますよ」
何が始まるのかよくわからず、ぽかーんと口を開けるヒルルクを無視し魔獣を前にイデアが声をかけ。
「よにんの」
トーラがぐっと拳を握り。
「パワーを!」
サマエラが拳を天高く掲げると。
「一つに!!」
エリオンの言葉で四人の力が一つになる。
「……はっ!」
大人しく触らせてくれる魔獣に優しさを感じつつ、四人はその心を読む。
「ふむ……怯えている?」
「ええ、寂しさの感情も伝わってきます」
「ひるるくとあそんでほしいみたいですねー? あれ、ちがう?」
「違うよ、魔獣さん。その子は、ちょっぴりお仲間に似てるかも知れないけど、一応ヒトの子だよ」
「ちょっと、聞こえてるわよっ、エリオン!?」
魔獣から伝わってくる感情は、恐怖と戸惑い。そして寂しさ――。【動物交感】を持つ四人(うち一人は、なんと勘違いして【植物共感】を駆使しているのだが)はそれぞれに魔獣の気持ちを感じとるも……。
「蛙が餌というのも確かなようですね。ただ、それだけではない様な……」
「自分達の縄張りを侵されて怖がってる? うーん……でもちょっと違うような」
「ヒルルクが悪さでもしたのか? いや、違う感じだな?」
イデア、サマエラ、エリオンの三人は読み取った感情にどこか違和感を覚えた。
「ああ、なるほどー。ひるるくはあそびあいてにえらばれたんですねー」
一方、トーラだけはヒルルクを見つめながら「さすがせいりゅうのみこ、こんなまじゅうにもすかれるなんて、ちょっとみなおしました」とか言って一人感心している。
皆が、さてどうしたものかと首をひねる――そんな時だった。
「お、釣れた」
一人蚊帳の外で釣りをしていたグレイブの針もつけていない釣り糸が、猛烈に沼へと引き込まれる。
皆はまさかもう一体!? と慌てて駆け寄った。
「ちょっと、置いて行かないでよっ!!」
なんてヒルルクの悲鳴をBGMに、皆はグレイブ、そして竿の先の意図の行方を固唾を飲んで見守る。
しなりまくる竿がミシミシと悲鳴を上げる。
釣り糸がピンと張りいつ切れてもおかしくない。
まだ見えぬ獲物は沼の中を暴れているのか、浮きが激しく移動する。
「なかなか大物のようですね」
しかし、グレイブは事もなげにそう言うと立ち上がり、竿を持つ手にぐっと力を込めた。
――ザパーーン!!
釣り糸に引かれ宙を舞った『獲物』を皆が一斉に見つめる。
「な、なんだあれは!」
「まさか……あんなものがこの世に!」
「綺麗……」
等々、様々な感想が漏れる中、『獲物』は弧を描いてグレイブの手の中へ。
「ふむ……ハズレですね」
と、グレイブは周りの事など気にもせず、ぷらーんと釣り糸に下がる『獲物』を一瞥すると、その首根っこをがばっと掴んだ。
そして、胴体に絡まった糸を外すとポイっと沼へとリリース。
「「「えっ!?」」」
あまりに手際のよい流れに、一同唖然。折角、釣り上げた七色に光るオオサンショウウオはあえなく沼へと消えた。
「何だったんだ、アレ……」
ヴァンゲルスは既に見えなくなった『獲物』に追う様に、沼を見つめる。
「光ってましたね。きらっきらに。高く売れそうです」
「うん……あんな生き物がいるんだね。お星さまみたいだった」
セツリとエリオンがちょっぴりずれた感想を述べ。
「まさか、あれはお仲間なのか……?」
「どうでしょうか……確かに同じオオサンショウウオのようでしたが、体色も違いますし、サイズが小さすぎる」
サマエラとイデアが首を傾げた。
「もしかしたら、こどもかもしれないですねー」
「って事は親がいるか……よし、ちょっと探ってみるか」
ふと呟いたトーラの言葉に、ギドは腕を捲り沼へと向かう。
そして、広い沼へ【捜波・改】を放った。
グレイブが「釣れても困るのですけどね」と再び糸を垂らす中、皆はギドの【捜波・改】の結果をじっと待つ。
そして――。
「……いる」
ギドが緊張しながら呟いた。
「デカいのがいるぞ……あそこ!」
と、指さすギドにつられ皆も視線を移す。何の変哲もない水草に覆われた一角。その下に親がいるという事だろうか。
「……と、あそことあそことあそこ。あ、あっちにも。お、そこもか。うん? あんなとこにも」
「「「いや、多すぎっ!?」」」
次々と指を指していくギドに、皆が総ツッコミ。
「そ、そんなこと言われたってなぁ……内緒にしてた方がよかったか?」
困ったように答えるギドに、皆はぶんぶんと首を振った。
「思ったのですけど……これ、囲まれてません?」
と、セツリがぼそりと呟いた。確かにギドが指差したのは冒険者達がいるこの場所の囲むように点在していた。
「どれもデカいぞ! みんな気を付けろよ!!」
と、異変を感じギドが叫ぶ。
――ザバババババババーーン!!!
冒険者達を取り囲む七色に光る魔獣が一斉に水面から頭を出した。
「くっ! やるしかねぇのか!」
「やむを得ませんか」
七色に光る魔獣の大きさはヒルルクを喰らっている魔獣とほぼ同サイズ。それが7体も現れたのだ。
ヴァンゲルスとイデアはすぐに、その辺に都合よく自分の武器が転がっていないかと探すが、残念ながら神はそれを許さなかった。
「やば、武器がねぇぞ」
「濡れては事だと置いて来たのでしたね。これは失策です」
二人が歯噛みしつつ七色に光る魔獣を見る。
魔獣たちはゆっくりと冒険者の方へと近づいてきていた。
「大丈夫だよ! 武器がなくたって僕達なら!」
と、イデアに向けエリオンがぐっと拳を握った。キャスターである二人は武器を持たずとも攻撃する術を持っている。
「なるほど、それなら――」
エリオンに言われ、二人は早速と魔力を練り始めるが。
「いや、待て。こいつらにそもそも敵意があるのかがわからない。無暗に手を出さない方がいいだろう」
サマエラが二人を止めた。
「じゃぁ、どうするんだ? 俺等まで食われろってのか?」
「そうじゃない。あいつらにも話しかければいい」
ヴァンゲルスの問いにサマエラは包囲網を狭めてくる七色に光る魔獣をゆっくりと見渡した。
「そうだね。出来る事なら穏便にしたいな。さっきはああ言ったけど流石に無手でこの数を相手にするのはしんどいかなって思ってたんだよね」
「そうですね。私とした事が少々焦りました」
サマエラの提案に、イデアとエリオンは詠唱を中断すると、慎重に魔獣たちとの距離を測る。下手に近づいてはヒルルクの二の舞になる可能性もあるだけに、ベストのタイミングを見極めなくてはならない。
二人がどの七色に光る魔獣に対話を仕掛けるべきか慎重に観察していると――。
「あれ、せつりさん? ひるるくのまねですかー?」
後方からトーラの気の抜けた声が聞こえた。
「あ、はい。すみません。食べられました」
皆がその声に一斉に振り返ると……セツリが七色に光る魔獣の一匹に食われていた。
●
「はは~ん、なるほど」
困りましたね、と体半分魔獣の口に埋めながらセツリが呟く中、ギドの頭にひらめきが点灯する。
「どうかしたのー?」
何やら不敵な笑みを浮かべるギドに、トーラが問いかけた。
「俺は気付いてしまった!」
「おおー! なにをなにを?」
「聞いて驚くなよ?」
「おおっっ!」
「あはは、こいつめぇ。まだ何も言ってな・い・ぞっ!」
「あははー、そうでしたー。それでそれで?」
「うむ、実はこいつらはな……」
「おぉおっっ!!」
「あはは、まだなーんにも言ってないぞ? 早く言わせてくれよなっ?」
「あははー、こういうのようしきびっていうのかなっておもいましてー」
「ほう、よく知っているじゃないか。さてはあんた……」
「長いわっ!!」
何やらこそこそやってるギドとトーラにヴァンゲルスがツッコミを入れ。
「それで、結局何なんだ? 何を気付いたんだ」
不満そうに唇を尖らせる二人に問いかけた。
「ふふ、聞いて驚けよ……」
「ええっ!?」
「あはは、こいつめー」
「あははー」
「お・ま・え・さ・ん・ら……!」
「よーしよし。いい子だぞ。私達はお前に危害を加えたりしないからな」
三人がなんやかんややってる中、サマエラ達【動物交感】組はセツリを喰らった七色に光る魔獣の腹に手を当て意思の疎通を試みる。
「これは、嫌々、拒絶……なんだこれは?」
「うーん、どっちかっていうと恐怖に近いかも?」
サマエラと同じくイデアとエリオンが随分大人しい七色に光る魔獣の意志を読み取るが、非常に読みずらい複雑な感情が渦巻いている。
「恐怖ですか。なるほど。そう言われればそうかもしれません」
と、答えは意外な所から返ってきた。
「このヌメヌメとした舌ざわりから伝わってくる感情は、確かに捕食というよりは怖い、やりたくないと言った、そういう気持ちが感じられますね」
「え……セツリ、わかるの……?」
【動物交感】も持っていないセツリになぜわかるのか。エリオンは驚きつつ問いかける。
「ええ、この舌……んっ、が、たすけてほし……はぅ、いという、そういう、動き……ひぁ、をしています」
答えたセツリは時折小さな悲鳴を上げつつ頬を紅潮させていた。
「感情はわかりましたが……大丈夫なのですか? 言いにくいのですが随分と、その……」
いつもはっきりとものを言うイデアが思わず口籠る。
「ああ、かんじ――」
「わーわーわーっ!!!」
と、サマエラが危うくパカ倫に喧嘩を売りそうになるのを、エリオンが間一髪、大声で掻き消す。GJ。
「と、ともかく、彼女の救出が第一だよ!」
「ふむ、そうだな」
「そうですね。何とか相手の意図を悟って彼女を解放してもらわなければ」
エリオンとサマエラが改めて七色に光る魔獣に向かった。再びその輝く身体に手を当て心に語り掛ける。
「魔獣よ。彼女を返してはもらえないか。お前達の感情はよくわからないが、返してくれたら代わりにこれを差し出そう」
サマエラが魔獣に話しかけながら、胸元をまさぐり何やら取り出した。
「口に合うかわからないが、彼女よりはうまいと思うぞ」
それは動物のおやつだった。サマエラはセツリの代わりにと七色に光る魔獣に差し出した。
七色に光る魔獣はぎょろりと大きな目でおやつに視線を落とすと――。
――べちょっ!
セツリを吐き出し、サマエラの腕を飲み込んだ。
「セツリ! 大丈夫!!」
肩まで七色に光る魔獣に飲み込まれたサマエラの事はひとまず置いておいて、胸元まででろでろなセツリにエリオンが駆け寄る。
「はい……何とか」
答えるセツリの吐息が熱い。そして、全身七色に光る魔獣の唾液塗れで濡れ濡れ。
「うぁ、これはちょっとヤバいね」
何がヤバいのか、エリオンはセツリの状態を確認するやきょろきょろと辺りを見渡した。
「あ、ナイス!」
と、エリオンは蚊帳の外に何かを見つけ、セツリの手を引いてそこへ向かう。
向かったのはグレイブの所。火を焚き人数分のタオルがきっちりと折りたたまれて用意されたそこに、二人は駆けてきた。
「……人の食事の邪魔をするのは感心しませんね」
しかし、タイミング悪く仮面を外して食事をしていた時に来たものだから、グレイブは憮然と二人を迎える。
「ごめんごめん! ちょっと急いでたから! これ使わせてもらうね!」
仮面を嵌め直すグレイブに謝りながらもエリオンは、セツリにタオルをかぶせた。
「ありがとうございます……」
そんなエリオンをセツリは潤む瞳で見上げる。
「うん、僕は平気だけど、他の人にそういう事しちゃダメだからね?」
と、一触即発(意味深)のセツリの状態に苦笑しつつエリオンは、ごしごしと彼女の体を拭いていった。
「遊ぶのは勝手ですがちゃんと後始末までお願いしますね」
そんな二人、そして七色に光る魔獣に向かう仲間達を見つめ、グレイブは溜息をついた。
●
「食われた」
「ええ、食われましたね。セツリ様の代わりに自らが犠牲になるとは、なかなか献身的な方だ」
「献身したつもりはないんだけどな」
もぐもぐと腕をしゃぶられながらも、サマエラはイデアに向け肩を竦める。
「必要なら引っこ抜きますが……それとも別の餌で釣りますか?」
「いや、お行儀のなってない奴には少しお仕置きが必要だ」
二人は【動物交感】で七色に光る魔獣の気持ちを読みながら会話している。そして、七色に光る魔獣の今の気持ちは『もっとくれ』だった。
サマエラは呆れるようにそう言うと、イデアに目配せをする。
「……わかりました。やり過ぎにだけはご注意を」
「わかってるさ」
二人は視線で会話するとそれぞれ別の方を向く。サマエラは腕を食う七色に光る魔獣に、そしてイデアは残りの6体に。
「さて、我儘な子供に躾の時間だ。覚悟しろよ?」
サマエラは残った腕にグッと力とエーテルを集中させてく。そして――。
「ふんっ!!」
――ボコッ!!
思いっきり七色に光る魔獣の喉元へ拳を叩き込んだ。
――ギャワッ!?
七色に光る魔獣はたまらずサマエラの腕を吐き出す。
「……うん、でろでろだな」
吐き出された自らの腕に嘆息しつつ、サマエラは残りの6体へ視線を移した。
「さぁ、彼のような目に遭いたくないのでしたら、一列に並びなさい」
悶絶する一体を背にするイデアにぎろりと睨まれた6体はびくりと体を竦ませる。
「ほら、いう事を聞かないと……怖いお兄様が一人増えますよ」
そう言うとイデアはチラリとヴァンゲルスを見やる。
すると七色に光る魔獣達は再び、びくりと体を震わせその巨体からは想像もつかない速度で一直線に並んだ。
「あれ?」
七色に光る魔獣がイデア達に飼いならされていくのを見つめながら、ギドは難しい顔で首を捻る。
「どうしたのー?」
と、そんなギドにトーラが問いかけた。
「何か忘れているような気がするんだけど、気のせいか?」
「忘れてる? うーん、気のせいじゃない?」
「そっか。気のせいか。そうだよな、あはははは」
「あはははは」
ギドとトーラの二人が笑いあう中、人知れず誰かの悲鳴が聞こえなくなっていたことをこの時はまだ、誰も気付いていなかった――。
「勝手に飲み込まれたみたいな扱いやめてくれる!?」
「ヒ、ヒルルク! 生きていたかっ!!」
折角のナレーションを無視して声を上げたヒルルクに、ギドが気付いた。
「瀕死な描写とか一切なかったけどね!?」
「くっ! おのれ魔獣め! 仲間達で俺達の気を引いている間にヒルルクを捕食する作戦だったって事だな! 許せん!!」
「あのー、ヒトの話きいてますー?」
美しき犠牲の声を無視しつつ話を進めるギド。
「もぉ、ひるるく、そこはちゃんと「わたし、もうだめ……」とか「わたしのしかばねをこえて、いけ……!」とか、いうところでしょー?」
「わたしの配役雑過ぎない!?」
空気も読めない困った巫女に、トーラはダメでしょと再びお姉さんムーブ。
「まぁまぁ、悲劇のヒロインなのは確かですけど、あちらも片が付いたようですし、ヒルルクくんもそろそろ出してあげましょう」
すると、どことなくうる艶肌になったセツリが戻ってきた。
「出すのはいいが、どうするんだ。また腹パン決めるのか?」
ヴァンゲルスがそう言うと、魔獣はびくりと体を震わせる。
「それは可哀そうじゃないかな。きっと話せば――」
と、エリオンも戻ってきてぴとっと魔獣の背に手を添えた。
「ふむふむ、この感情は怒り……と、落胆だね」
エリオンは【動物交感】で再び魔獣の感情を読み取る。
「怒りと落胆? 随分変わった感情しているな」
「ええ、それにどことなく冷や汗をかいているような……」
6体の餌付けを完了したサマエラとイデアも集まって、皆で魔獣を見上げた。
イデアの言う様にヒルルクを咥えたままの魔獣は、冷や汗らしきものを垂らしているようにも見える。
「もしかして、七色の彼等はこの魔獣のしもべですか」
「となると、ひるるくはまんがいちのときのひとじちですかー。ふむふむ、なかなかあたまのいいまじゅうですね、このこは」
セツリとトーラが見上げると、魔獣はぎくりと一歩引いた。
「これは少しお仕置きが必要かもしれませんね」
後ろで七色に光る魔獣達の声なき声援を受けつつイデアが呟く。
「そうだな。どこの世界だろうとイジメはよくない」
サマエラがぽきぽきと拳を鳴らした。
思惑が露見し、最早勝ち目はないと悟った魔獣はいきなり逃げを打つ。
しかし、それを許す程冒険者達は甘くなかった。一瞬にして回り込まれ魔獣はぼこぼこにされた。
●
泣きながら何度も頭を下げる魔獣に、今度やったら焼いて食うとギドが松明をちらつかせながら脅しをかける。
「後は任せたぜ」
そんなギドに苦笑しつつヴァンゲルスが女性陣に声をかけた。
「必要なものがあったら言ってください。私達はあちらに行っていますので」
イデアも同じく声をかけ、男性陣は少し離れる。
「もぉ、いっつもさわぎをおこすんだから、もっとじぶんのたちばっていうものをりかいして、ちゃんとしなさい、ちゃんと!」
男性陣が下がったことを確認しトーラがヒルルクのお説教を開始する。
「ご、ごめんなさ――って、今回の、わたしが悪いの!?」
「こんなにどろどろじゃないですか。もぉ、だれがせんたくするとおもってるんですか!」
「ご、ごめんなさい、母様……って違うわよねっ!?」
「まぁまぁ、ヒルルクくんも疲れているでしょうしそれくらいにして」
と、口論する二人の間にセツリが割って入る。
「ヒルルクくん……その、体は何ともありませんか?」
セツリは少し口籠りながらヒルルクに問いかけた。
「なんとも? うん、ぬるぬるべとべとになった以外は特に」
答えたヒルルク。確かに服はべたべた、肌はぬるぬるになっているものの、変化は特にない。
「ふむ……あの魔獣は、どうやら捕食下手なようですね」
と、セツリは魔獣に憐みの視線を向けた。
「いや、言い方……。まぁ、なんともないならよかったよ。無益な殺生もしなくて済んだしね」
まるで違和感なく女性陣に紛れるエリオンがヒルルクに声をかけタオルを手渡す。
「顔も洗うといい。泥とぬめりで臭いも酷いぞ。まぁ、私も人の事はいえないが」
と、サマエラが【ピュアウォーター】で出した綺麗な水をバケツに溜めヒルルクに差し出した。
ヒルルク達被害者が綺麗な水で体を拭く間に、エリオンは男性陣と合流する。
「結局、何だったんだろうね」
エリオンが沼へ視線を向け呟いた。
魔獣は七色に光る魔獣を使い、冒険者達を襲おうとしたのはわかる。しかし、何のために?
「考えてもわかりませんよ」
と、イデアが答えた。
「だな、相手が悪かったってのだけはわかるけどな」
「これに懲りてちょっとは大人しくなるかねぇ?」
ヴァンゲルスとギドも沼へ視線を向ける。沼はまるで何もなかったかのように静かにたたずんでいた。
結局魔獣の意図はわからないまま、冒険者達は沼地を引き上げる。
もちろん、大量にゲットした餌の蛙も忘れずに――。
●
冒険者達が去り、沼に静寂が訪れる。
「ふぁ……」
一人残っていたグレイブは仮面の下で大きな欠伸をかました。
「さて、依頼者にはなんと伝えましょうかね。獲物の情報を」
何やら含みのあるグレイブの呟きは、蒼天の沼地に溶けて消えたのだった――。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:多い8 / 4〜8人
2021年06月24日 00時12分43秒 公開
相談掲示板
シーフのヴァンゲルス・ロッドだ。ヴァンと呼んでくれ。 何しても良さそうなので、ヒルルク相手にコイントス勝負を仕掛けるつもりだ。あっちが勝てば救出に加勢する、って寸法だな。 ……オオサンショウウオに食われかけている相手に勝負するなんて普段ならやらねぇが、これはギャグシナリオだからな。
グレイブ・ヤードです。 「そうだ、釣りでもしよう」と思っていたタイミングなのでちょうどよかったです。
ゴブリン、ヒーラー。サマエラだ。此度はよろしく頼む。 とはいえ既に、依頼は達成しているな……ふむ。 達成、しているのだがな……。(早く帰って泥を落としたいという顔)
No.4
キャスターのイデアと申します、よろしくお願いいたします 釣りのついでに人助けですか。偶には良いかもしれませんね
いい天気だし釣りもしたくなるよね。 シーフのギドだよ、よろしく頼むなー。 依頼は無事達成したし何しようかな。 あ、救助は参加するぜ。
シーフのトーラです。 ヒルルクってば行く先々で騒ぎを起こすんだから(ため息)
ヒーラーのセツリと言います、よろしくおねがいします。 ええと、一足先に釣り体験……みたいになってます?(こら
キャスターのエリオンだよ。よろしくね。 ちょっと手間だったけど、簡単な依頼だったね。 泥だらけになっちゃったから早く帰りたいけど……それどころじゃなさそう? ゲーミング……ってことは、光るの? 色違いもいるの? なんだかそっちが気になってきちゃったよ。 あっ、救助はするつもりだよ!
あ、ヒルルクよ、よろしくね! じゃないわよぉぉ!! 早く助けてぇぇぇ!!
No.10
元気な生き餌ですね
ヒルルクー。もう餌は集まったから遊んでないで帰るよー?
しかしこんなところに魔獣がいるなんて人が襲われたら大変ですね(←今まさに襲われている人はスルー) 他にも居るかもしれませんし、せっかくヒルルクも囮になってくれてるので討伐してしまいましょうか?
ああ、言われてみりゃその通りだな。 囮になって貰ってる間に倒すってのも手ではある。 だが「敵かな?」と疑問符がついている……つまり、立ち回りによっては上手いことあれそれできるかもしれねぇな。 あれそれは各自で考えるとして、んじゃ俺はヒルルクが勝ったらついでに倒すってことにしとくかね。
ああ、この勝ったら、っつーのは俺とヒルルクの個人的な勝負で、他の奴らは関係ねぇ。他に助けようとしているヤツの邪魔はしねぇから好きにしてくれ。言葉が足りなくて悪いな。 しっかし、威勢のいい生き餌だな。ピチピチしてやがるぜ。
そうか、そうだな、魔獣を野放しにするのもマズいか……そうだな……。 敵かどうかについては、ふむ。この魔獣のお気持ちでも探れないか、試してみようか。 ゲーミングは私も見てみたいので、もし仲良くなれそうなら呼んで来てもらおう。
No.16
敵かどうかなどについては【動物交感】あたりで何かわかるかもしれませんね 干し肉や動物のおやつとか持っていってみたりしましょうか ゲーミングオオオオサンショウウオ、見てみたいですし。賑やかになりそうです
あっヒルルクさんだ。元気そうだね!(手を振る) 魔獣でも直接的な害がないなら無理に倒す必要はないよね。 (直接的な害とは) お気持ちを聞いたりご機嫌になってくれそうな品物を用意するのはいいと思う! あ、もしかして蛙食べるのかな? 僕たちが餌を横取りしたことになるのかも。それなら、分けてくださいってお願いすればいいかな。 ゲーミングオオオオサンショウウオが揃ったら確かに楽しそうだね。 新名所になったりして!
わたしだって帰りたいわよ!? あっエリオンやっほー……って違うでしょっ!? たすけてよっぉぉぉ!!
おっ大変だな。がんばれ、負けるなヒルルク!(迫真の表情) むしろ蛙採取中によく襲われなかったよな? こっちから何かしない限り襲ってこないタイプなのかなーと思ったぜ。 (そうなるとヒルルクどうしたんだってちょっと思うけど!) ゲーミングオオオオサンショウウオはせっかくだし見て帰りたいよなー。
すいません、ヒルルクくん、今話しているところなのでもう少し頑張っていただけます? >ゲーミングオオサンショウウオ となるとまずは出てきていただかないと……やはり同じ手順で釣りを?(
(水辺の依頼ですしタオルなどを多めに準備するのと着替えと、乾かすための焚火と 着替える場所として一応テントなども準備したほうがいいのでしょうかねえとか思考中) (※プレイング(送信済み)にこの辺入れております)
え……ええっ! 負けないわ!! えいっ、このっ!(もぞもぞ(ズズズ……10cm吞まれた あ、はい。おねがいします(お口チャック(ずずず……更に10cm吞まれた
確かに魔獣も生きてますし、無駄に退治するのは良くないですね。 ゲーミングオオオオサンショウウオ、ぬるぬるは嫌ですし手遅れなヒルルクにやって貰っていいと思います。 ヒルルクがんばれー。あ。オオオオサンショウウオがデスロール(※)した。 ※獲物を咥えて回転する動き。
(吞まれるペースを見ている (ヒルルクくんの伸長を目算する (……まだいけそうかな(
なに、いざとなれば、腹を軽く打てば少しは吐き出してくれるだろう。恐らく。 胃に入りきるまでは、セーフ。 (タオルなどあるなら正直とてもありがたいな、という念 こちらも気休め程度に、ピュアウォーターは持とうか)
No.26
オオオオサンショウウオもデスロールするんですね まあ、全身呑まれたとしても最悪魔獣を討伐するか腹パンでもすれば良いだけのことです 面白いですし眺めていましょうか
だな。どこまで行けるか、こうなったら見届けてからでも遅くない気がする。(見守る姿勢)