【帝国】赤き隻眼は闇に光り
空色みなも
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シナリオID:950
オープニング
ディズル大湿地帯のどこか、肌にまとわりつくような湿気が満ちた薄暗い空間で、フードを被った男が呟く。
暗い緑に染め上げられたフードからは紫の鱗に覆われた尖った顔が覗いており、男がリザードマンであることを示していた。
その左目は大きな刀傷が刻まれ、きつく閉ざされていたが、右目は鋭く細められながらも赤くギラギラと輝いている。
このフードの男はメドゥの指先――の中でも赤の示指の称号を持つ幹部、ラスリャマスである。
『泥血啜る月吸蟲』封印を巡る決戦で、冒険者たちとラスリャマスが衝突したことも記憶に新しい。
かの戦いで冒険者たちに敗れたラスリャマスは、消耗した力を改めて蓄えるべく潜伏していたのだ。
「アシムベートの招集する戦力が集結するまでに生まれる隙――この機を逃すわけにもいくまい」
ラスリャマスはただでさえ細い右目を糸のように尖らせながら独り言つ。
これまで鳴りを潜めていた、大湿地帯に巣食う悪意が再び動きを見せようとしていた――。
●
「このところ、儂が各集落から呼び集めておるリザードマンの兵たちが、本隊合流前に襲撃を受ける事態が起こっておる」
威風堂々とした雰囲気をまとったリザードマンの武人、アシムベート・グリオウが冒険者たちを見回し、重々しく告げる。
アシムベートはディズル大湿地帯の中心的な部族、ギシュム族の大酋長であり、帝国奪還に向けて大湿地帯から送られるリザードマン兵を束ねている。
今回、そうしたリザードマン兵に被害が出ているということで、冒険者たちに事態の解決が依頼された、というわけだ。
「被害を受けた部隊の生き残りの報告によると、襲撃犯は意識を失った同胞を連れ去ったらしい――授恵者のリザードマンから成る襲撃犯の構成、その手口からして、十中八九、ラスリャマスの奴めの手の者であろう」
アシムベートはラスリャマスの名を口にすると、悔しそうに歯噛みする。
直接対峙した際に退けることこそできたが、ディズルの民はラスリャマスに数多くの辛酸をなめさせられてきた。
帝国との好誼に報いるため兵を挙げようとした今この時にまで、ラスリャマスに悩まされることになっているのだ。
アシムベートが苛立ちを覚えるのも、無理からぬ話であった。
「すでに攫われてしまった者を助け出そうにも、ラスリャマスの奴めの居所が知れぬ以上、叶わぬ話だ。残念だが、まずは次の襲撃を防ぐ手立てを考える他ない」
険しい顔をしながらも、アシムベートは依頼に必要な情報を冒険者たちに伝えるため、地図を広げる。
「これまで起こった襲撃の傾向からして、おそらく次に狙われるのは、この周辺に滞在する部隊のいずれかだろう」
アシムベートが指差した先には、部隊の滞在キャンプを示す印がいくつか記されていた。
「移動中を狙われぬよう、これらの部隊は現在、キャンプの守りを固めている」
アシムベートによると、もしこれらのキャンプが襲撃を受けることがあれば、狼煙による連絡を行う手筈になっているとのこと。
「どうかお願いする、お主らに同胞のことを頼みたい。レイウェスト殿下が動けぬ今、我らが力を尽くさねばならぬ――ここで歩みを止めるわけには、いかんのだ」
耳聡い者であれば、この時のアシムベートの声色にどこか気負いのようなものを感じ取ることができたかもしれない。
話を終えたアシムベートは、冒険者たちに向かってこうべを垂れたのだった。
解説
マスターより
リプレイ
リザードマン兵が籠る拠点の壁に、矢の雨が降り注ぐ。
授恵者の力をまとった鏃は、頑丈な壁を容赦なく抉り取っていく。
「くっ、このままでは押し切られるのも時間の問題か――」
隊をまとめる壮年のリザードマンが、他の兵には聞こえぬよう小さく呟いた。
兵たちは士気も落とさず、よく粘っている。
しかし敵は授恵者の集団、その実力差はいかんともし難く――。
「なるほど、たしかに敵は大きな力を持つかもしれない。だが、道を外れた者たちより、あなたたちのほうが『強い』――自分はそう信じる」
「あなた方は――冒険者の方々か!」
そのような窮地にアクティオンたち冒険者が現れたことにより、兵たちから歓声が沸く。
これならば勝てるかもしれない――希望が見えた兵たちの瞳に、強い光が宿っていた。
「まずは自分たちが向こうの注意を引きつけよう。その間は、援護射撃を頼みたい」
壁を挟んで布陣したメドゥの指先のリザードマンたちに、アクティオンは睨むような視線を向ける。
アクティオン自身もリザードマンであるがゆえ、悪事に手を染めた『元』同胞に対しては、思うところがあった。
ましてや今、その外道たちは真の同胞に文字通り弓を引いている。
看過できようはずもない。
「さあ、嫌でもこちらを向いてもらおうか」
アクティオンがギリギリと弓を引き絞る。
兵たちがバラバラと放った矢が降りかかるのを、敵の戦士が振り払う中。
放たれた、アクティオンの一射。
それは隊列の端にいた一体の戦士の目前で炸裂すると、後ろに控えた射手ごと戦士を貫いた。
「メドゥの指先は相変わらずイヤらしいことするわねぇ」
紫の髪をなびかせ、エミリア・シバが疾く駆ける。
彼我の距離は一瞬で詰まり、アクティオンが一撃を与えた戦士に肉薄するエミリア。
「さぁ、おねえさんに当ててごらんなさいな?」
戦士によって振り下ろされた太刀を、エミリアはすり抜けるように回避する。
そのままエミリアが射手へと突き出した細剣は、咄嗟に身体を滑り込ませた戦士によって受け止められた。
「でも、おねえさんの攻撃を防ぎきるにはちょーっと足りないわね」
しかし戦士による護りも、続けざまに振るわれたエミリアの連撃を止めることは能わず。
エミリアの細剣と爪により、射手に二筋の傷が深く刻まれる。
「私たちの真意を気取られぬためにも、それなりの暴れ方をせねばな」
防衛拠点からじりじりと位置を上げていたナタリア・フィッツジェラルドが、携行していた短杖を手にし、頭上にかざした。
ナタリアを取り巻くように、煌々と輝く無数の光球が宙を舞う。
光球の群れは、ナタリアの号令に従うように、傷ついた射手と戦士のペアを強襲。
流星雨のように光球が降り注いだ後には、半壊状態の戦士と、倒れた射手が残されていた。
(さて、声真似するまでもなく、敵の悲鳴が響いたわけだけど)
エミリアは天上から見下ろすような視点を得て、戦場の様子を俯瞰する。
敵の意識は冒険者たちに向きつつあるものの、射手の弓はまだリザードマン兵を護る壁に向けられているようだ。
どうにかして冒険者たちで攻撃を引き受け、防衛拠点に対する圧を減ずることはできないだろうか――エミリアが思案していると。
「奴の始末は俺がする」
敵の指揮官と思しきリザードマンの低い唸り声が戦場に響いた。
途端、指揮官の突き出した杖の先端から、稲妻の槍、とでも呼ぶべき光が伸びる。
「ぐっ……流石は指揮官、といったところか、少しはやるようだ」
雷光の槍はナタリアを打ち、その身に焼けるような痛みをもたらした。
「だからお前たちは、すぐそこまで来た女を狙え」
そして再び戦場に響く唸り声。
しかし、この音声は指揮官が発したものではない。
声帯模写によりエミリアが出した偽の指令だ。
その声は精巧に似せられていたが、音の生じた方向が異なることなどから、近くにいる射手は誤魔化せなかったようだ。
だが最も遠方にいた射手が、混乱した結果として瞬時の判断を誤ったのか、エミリアに矢を射かけて来た。
「やってみるものね!」
射手による攻撃は精度に優れるとはいえ、研ぎ澄まされたエミリアの反応速度に追いつけるものではなかった。
エミリアが身を捻ったその脇を、矢がむなしく通り過ぎていく。
「意識が逸れた今だ、集中攻撃を」
アクティオンの指示に合わせ、リザードマン兵が一斉に矢を放つ。
今しがたエミリアに弓を向けたばかりの射手に、十二本の矢が殺到。
そのうち一本を慌てて戦士が受け止めるも、全てを防ぐには至らない。
全身に矢を浴びた射手は、ドウ……と地に伏したのだった。
●
「ええい、なにをやっている……! 我らの目的を思い出せ! 生贄の確保を最優先しろ!」
指揮官が苛立ちを隠そうともせず怒声をあげた。
「外道の手に渡すものは何もない」
その間にも、アクティオンが蓄積したエーテルで光り輝いた弓から矢を放ち、護るべき射手を失ってなおエミリアの前に立ちはだかる戦士の鎧を穿つ。
(さて、今なら敵の意識は最大限、こちらに向いているはずだが――)
俯瞰視点で戦況を把握し続けていたナタリアは、指揮官の控える敵後方の、さらに奥を見据える。
手筈通りであれば、ここからが本番――。
「子供たちで駄目だったから次は兵を材料に使うつもり? どれだけ罪を重ねれば気が済むんだラスリャマスは!」
その時、指揮官の背後にライオネル・ギシュムが躍り出た。
敵の隊を挟撃するべく迂回し、指揮官の不意を打つため息を潜めて機を窺っていたのだ。
ライオネルが大上段に構えた大剣の刃は、熱した鋼のように眩く輝いている。
指揮官が気付いて後ろを振り向くも、遅い。
杖を割り込ませようとした指揮官の動きは間に合わず、ライオネルの振り下ろした大剣が指揮官の鱗を引き裂く。
「まだ懲りない気か、ラスリャマス」
それにタイミングを合わせ、ルチル・プルメリア・グレイハーツが杖を掲げる。
自身もリザードマンであるルチルは、竜を目指すために外法を用いるラスリャマスに憤りを覚えていた。
湿地帯の同胞のためにも、ここで敵を退けねばならないと、ルチルは意気込んで指揮官への奇襲に臨んでおり。
相棒の栗鼠であるラト及びその分身との感覚共有や、エーテルの波動による索敵など、ルチルの偵察能力は不意打ちの成立に大きく寄与していた。
「弓以外は専門ではないが――いと天高き征竜よ、我が求めに応え眼前の脅威を薙ぎ払わん」
ルチルによって生み出された小さな光球たちが、まるで意思を持っているかのように舞い踊る様は幻想的ですらあった。
それらの光球は、器用にライオネルを避け、指揮官とその取り巻きである戦士たちのみを打った。
「啓示でも『これ以上ゲリラめいた襲撃を受け続けるとロ=スとなります』と出ています」
それと同時に、フリーダ=ブロムヴィストも指揮官に向け突進するように駆けていた。
「早くこの状況を打破するには、指揮官を倒すしかありませんね」
フリーダの構える、燃えるように光を帯びた大剣から、エーテルの刃が伸びる。
ここに来て、ようやく敵の戦士も状況の理解が追い付いたのか、フリーダと指揮官との間に身体を滑り込ませてきた。
「貴方たちに構っている時間はないのですが……!」
目前に飛び出してきた戦士を切り裂きながら、フリーダはかすかに悔しさを表情に滲ませる。
「ええい、忌々しい!」
「気を付けな、あいつ何かする気だ!」
指揮官が燃え上がらせるようにエーテルの気配を高めたことに気付き、ルチルが鋭く声を上げた。
直後、指揮官の振りかざした杖から、三本の雷の槍が伸びる。
三本の雷光はそれぞれライオネル、ルチル、フリーダを過たず捉え、その身を焦がしてきた。
「くっ……どんな怪我したって引くもんか! もう失わないように、守れるように強くなると決めたんだから!」
加えて、ライオネルには指揮官を護衛する二人の戦士が剣で打ちかかっていた。
美しい金色の鱗を血で汚しながらも、ライオネルはまだ二本の足で大地を踏みしめていた。
「ちょっと貴方が邪魔だから、おねんねして貰えるかしら?」
エミリアの三連撃が戦士の一体を打ち据え、戦士に土を付ける。
「よく持ち堪えてくれた。その傷は私が癒そう」
それにより生まれた、指揮官奇襲班との間の射線が確保できる空間に、ナタリアが滑り込む。
その間に、ナタリアはわずかな動作でライオネルに治療を施していた。
ライオネルの傷は深く、応急処置で全てを塞ぐには至らないが、これにより出血は収まったようだった。
●
「なんでお前らはラスリャマスなんかに従ってるんだ!」
ライオネルが大剣に光塊をまとわせ、振りかぶる。
「同胞を犠牲にして、竜になろうなんて……こんな魂を汚す行為が許されると思ってるのか!」
まるで自らの怒りを大剣に乗せて叩きつけるようにして、ライオネルは光塊を炸裂させた。
先祖返りにより種族が異なるとはいえ、ギシュム族に生まれたライオネル、心はリザードマンなのだ。
大剣の先より爆ぜた光の礫は、指揮官と護衛の戦士たちを同時に襲ったが、指揮官への被害は戦士の一体が食い止めていた。
「多少の被害を覚悟してでも、速攻で指揮官を排除しましょう……!」
そしてフリーダの構えた大剣も、やはり巨大な光塊をまとっていた。
時間をかければかけるほど、拠点に危険が及ぶ可能性は高まっていく。
この場面において必要なのは、最速の攻略――フリーダに啓示を授けた神が拘るように。
「まとめて吹き飛ばします!」
フリーダにより大振りにスイングされた大剣がまとった光塊が、戦士二人をまとめて飲み込む。
特にこの一撃から指揮官を庇いに入った戦士は大きく吹っ飛んで、仰向けに倒れたまま動かなくなった。
「いつつ……やってくれるじゃないか」
自害を牽制するために相棒のラトを敵にまとわりつかせながら、ルチルは自らの傷を光で包み込んで癒していた。
攻撃手段に魔法を選んだ時点で、相手の間合に飛び込むことになるのは覚悟していたが、それにしてもこれほどまでに指揮官の一撃が重いとは。
「……まだアレを撃てるっていうのかい!」
ルチルが目を見張ったその先で、指揮官の杖から稲妻の三叉槍が伸びた。
「陽動班と奇襲班で分断されているのが歯がゆいな……」
ナタリアが辛うじて支援の届く位置にいるライオネルを全力を挙げて治癒しながら、奇襲班との間に横たわっている空間に歯噛みする。
可能であれば再び指揮官の攻撃を受けた三人を同時に治療したいところであるが、そのためには合流が必要だ。
ナタリアも拠点側から少しずつ位置を上げていたが、反対方向から指揮官を攻略する奇襲班との間には、いかんせん距離が残されていた。
「こちらも壁の限界が近い……正念場だな」
アクティオンの矢が射手の一体を射抜き、これにより残る射手は三体となった。
それでも射手たちは執拗に拠点の壁を狙い続けている。
壁が崩れるのが先か、指揮官を倒すのが先か――戦いの天秤はどちらに傾くであろうか。
●
「俺はまだ立っている……! ギシュムの戦士として、お前らに負けるわけにはいかない!」
ナタリアから治療を受けたことも手伝って、ライオネルは再三にわたる敵の猛攻を耐え抜いていた。
ライオネルの大剣がまとう光塊が再びメドゥの指先の戦士を襲う――。
「押し通らせてもらいます!」
それに戦士が気を取られたところを、フリーダが強襲する。
フリーダの叩きつけた光塊は、戦士に邪魔立てされることなく、指揮官の身体を捉える。
もはや指揮官に対峙する冒険者たちも満身創痍であったが、それにも増して指揮官の足取りは覚束なくなっていた。
「耐えようとしてもジリ貧なら、押し切るしかないね……!」
それを好機と見たルチルが攻めに転じた。
ルチルが飛ばした小さな光球の群れが次々と指揮官と戦士の身体に着弾し――。
冒険者たちを苦しめた指揮官も、それによりついに頽れたのだった。
●
「おっと……」
ルチルは自らの魔法が指揮官を倒したのを見届けて気が緩んだのか、体をふらつかせる。
「大丈夫ですか?」
それを見て慌てて駆け寄ったフリーダが、ルチルの身体を支えた。
「……少しはあたいも敵を追撃できればよかったけど。ま、もともと深追いまでするつもりはなかったからね」
敗走を始めた敵に仲間が追い打ちを加える様子を遠目に眺めつつ、ルチルは息を吐く。
「ラスリャマスに伝えとけ! こそこそ生贄集めなんてしないで、直接向かって来い弱虫! ギシュム族の戦士、ライオネルが相手になってやる、って!」
ルチルの視線の先で、倒れた指揮官にバンダナを用いて自害防止の猿轡を噛ませていたライオネルが、逃げる敵の背中に向かい叫んでいた。
「残った配下にもある程度の打撃は与えておいた。何人かは逃がしたが、成果としては上々だろう」
そこへナタリアが合流し、奇襲班の負傷を癒していく。
落ち着いて治療に集中できる状況となったことにより、冒険者たちが受けた傷は瞬く間に治っていった。
「こうして動きを見せたとなると、再びラスリャマスが表舞台に出てくる日もそう遠くはないかもしれませんね……」
敵の逃げ去った方角を見つめながら、フリーダがポツりと呟く。
ラスリャマスは今も大湿地帯のどこかに潜伏し、虎視眈々と新たな事件を起こす機を窺っているのだろうか。
あるいは逃げる敵を追跡できれば何かしらの情報を掴めたかもしれないが、優先すべきはリザードマン兵の安全である。
味方が受けた損害も大きい以上、深追いしないという判断も間違っていないはずだ。
「ま、何はともあれ、今はみんなの無事を喜びましょ。あと捕まえた指揮官が何か喋ってくれるかもしれないし?」
エミリアが明るい声を出してみせながら、先のことを憂いかけていた冒険者たちを元気づける。
「ああ、我らが無事であったのも、あなた方のおかげだ。礼を言わせて欲しい」
リザードマン兵を代表して、壮年の男性が冒険者たちに頭を下げた。
「なに、たしかに自分たちは貴方たちに加勢しました。が、忘れないでください。この度の敵を退けたのは、貴方たちの強さでもあるのです」
そう言って、アクティオンは拠点に築かれた壁を見上げる。
壁は数多の矢を受け、崩壊しかけていた。
あと一本でも射手の矢を受けていれば、崩れ去っていたかもしれない。
その射手の一本を遅らせたのは、リザードマン兵の十二本の矢であることも、また紛れもない事実であった。
こうして、リザードマン兵を襲ったラスリャマス配下は退けられた。
冒険者たちが救ったリザードマン兵は、帝国奪還の戦場で冒険者たちを助けることになるだろう。
しかし、これでラスリャマスによる脅威が消えたわけではない。
ラスリャマスの赤き隻眼は、未だ輝きを失っていないのだ――。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準6 / 4〜6人
2021年06月03日 21時08分57秒 公開
相談掲示板
情報屋のルチルだ。よろしく。 ……そう簡単にあの野郎が懲りるわけないか。 さて、こいつはかなり難しい状態だね。 正面からは射手がカバー役に守られながら遠距離攻撃、さらに後方には複数体を対象にした魔法攻撃が使える指揮官が控えている。 正面から落とそうとしても救助対象であるリザードマン達は動かさない方がいいし、この人数では攻め切る前に磨り潰される可能性の方が高いな。 2ラウンド耐えてもらう必要があるが、背後から強襲して指揮官を叩いた方がよさそうだね。 できれば強襲時にリザードマン自体の魔法防御の低さを突いて魔法攻撃で大打撃を与えておきたい所だが…今回は本職のキャスターがいないのか。 今回ばかりは杖を持ってキャスタースキルを使おうかと考えてるよ。
シューターのアクティオンです、よろしく。 総戦力的に真っ向から抗戦は悪手であろう、というには異論なく。 敵指揮官に護衛がついていることを考えても、指揮狙いは向こうも想定していそうですから……やるならそれなりの戦力を投入すべき、でもある。 ただ、個人的には籠城中のリザードマン達の近くにも付きたい気持ちはあります。同族だからというだけでなく、非授恵者であれ12人分の射手というのはうまく使えば持ちこたえる時間を大きく伸ばせるはず。
ウォーリアのライオネルだよ。よろしくね。 冒険者としては新人だけど、ギシュム族の戦士として先輩達の足を引っ張らない様に頑張るよ! 俺も真向から抗戦は厳しいと思うので、敵の背後をついて挟撃に賛成ー! 敵指揮官を倒して、さっさと逃げ帰って貰おう! 指揮官を捕縛出来れば何か情報が得られるかもしれないけど こっちも手加減してる余裕とかないだろうし、全力でぶつかって生きてたら捕まえよう!程度の感覚でいいかな?
>敵指揮官 それなりの射程があり、ちくちくやろうにも護衛がついている、となると、速攻狙いも考えると基本的には懐に飛び込んでいく形になりますか。 接近までに撃たれるであろうトライデントをどうしのぐか……ダメージ覚悟で回復しながらとか、何らかの壁を張るか。 >捕縛 出来ればしたいところではありますが、加減を出来る状況でもなし、全力で撃退を狙ったうえで生き残っているようなら……ですかね。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 >基本方針 真正面から攻めるのは得策ではない以上、側面や背面を突いて指揮官狙いが良いかと思います。 ですがあまりに見え見えの狙い方ですと対策を取られる可能性はあるでしょうし、 正面で上手く陽動する必要はあるかと思います。 そうなると2手に分かれて攻撃役・陽動役に分かれる形が手堅い気がします。
ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 射程20の物理射撃を行う射手が6体、カバリングを行う戦士が8体……確かに正面切っての戦闘は骨が折れる面子だな。 何らかの壁を張るにしても、レパトリエーションがある以上、自身と同じへクスに位置するオブジェクトの設置は避けた方が良さそうだが……代償は生命の低下だからな。 トライデントへの立て直しが上手い事出来れば、生命をそれなりに削る事が結果的に出来る事にもなる訳で。 背後を突いての攻撃役と、それを気取られぬようにする為の陽動役か……選ぶなら後者だな。 否応なしに、奴らが注視せざるを得ない程のしぶとさを、ここらで見せつけておく必要もあろう。 その為の状況を支えるには回復や支援が不可欠だ。
シーフのエミリアよ、よろしくね。 奇襲で指揮官メイン狙いは良いと思うのだけれど、やはり言われてるように陽動とかで意識を引いておかないと効果は減りそうよねぇ。 あと、敵が授恵者で味方が非授恵者というのもあるので全員奇襲に加わったら2Rで結構被害出ちゃいそうだし。 というわけでフリーダちゃんの攻撃役・陽動役に分ける方がいいのかしらねぇって思ったわ。 おねえさんは、時間稼ぎに回避特化させて陽動役として正面から切り込んでいこうかしらと思ったわ。 メタな数字出してしまうとスキル込みで命中260以下ならクリティカル以外は完全に回避できるはずなので、よほど運が悪くなければ2Rは耐えれると思うのよね。
今回はシーフとヒーラーは一人ずつしかいないからね。二人が陽動側に回ってくれるのはとても助かるよ。 陽動役は冒険者の増援が二人だと少なすぎると思われるからもう一人欲しいところか。 こちら側の狙いはキャンプを囲む壁を起点にしての防衛線で、援軍の冒険者達がなんとか戦線を押し上げて射撃部隊を叩こうとしていると思わせた方が都合よさそうだと考えたよ。 ただ、レパトリエーションの効果だがこれは敵指揮官の生命力を消費してオブジェクトを排除するスキルのように解釈したよ。 >捕縛 こちらの状況が不利な上、ラスリャマスの手先だと捕まったら自害の可能性もあるからできればで考えておく方がいいだろう。 また、逃げる敵を完全に捕まえるのも難しそうだね。主目的ではないし逃走を始めても深入りはしない方がいいと思う。
>正面陽動 ならば自分も正面に回っても? 指揮官への奇襲に長射程が有利なのは百も承知ですが……やはり、同族の直接の支援もしたい。非授恵者とはいえ、うまく指揮、というか射撃のタイミングや狙いの指示をできれば正面の圧も冒険者の人数以上に増せるかと。
陽動役は人が集まったみたいだから、俺攻撃役かな! 正直魔法防御は自信ないから助かるー! 指揮官を攻撃する時に、カバリングしてくる戦士が邪魔だから シザーロアで戦士を引き付けて、カバリング出来ないようにしちゃおうかなって思ってるよ。 それか攻撃役全員で一気に範囲攻撃ドーンッとしちゃうのもいいかも? 勿論他に案があったら、うまく合わせる様にするので言って貰えると嬉しい! >捕縛 捕縛について答えてくれてありがとー! 深追いはしない、指揮官は生きてたら捕えるっと。 倒す事優先に無理せず行くよー!
うむ、敵指揮官のスキルはどれも生命力を消費して強力な範囲攻撃を繰り出したり、自身のいるヘクスに存在する召喚されたオブジェクトを消去する特殊な効果を及ぼすものばかりだな。 敵の生命も未知数である以上、そこもあわよくば突けそうな所だが、トライデントは射程圏内であれば任意の3体を同時に攻撃可能であり、言うなれば範囲攻撃というよりは好きにターゲットを択べるマルチロック攻撃といったほうが正しいか。 こういうのは、範囲回復や支援の届かないような状況下でやられると嫌らしいのがな。 なので極力隊列から離れないように動きたい所ではあるが、それもそれで6体の弓兵のいい的だろう…… 陽動たるもの、的として引き付けなければならないが。 スキルは、特性だとヒーリングオーラにサイドヒール改の持ち込みを考えているよ。 アクションスキルだとヒール2と治癒強化は決定事項だ。
陽動班は決まった感じかしら? おねえさんは前述通り回避と移動力を活かして弓兵を攻撃に行こうと思うわ。 弓の射程20ってことだからスキルを使えば1Rで接敵まで行けるから、切り込みに行けば全部とは言わないまでも少しは気は引けると思うのよね。 1ラウンドに一回のカバリングあってもトリプルファングでいけば2回分は弓兵も狙えるはずなので、運が良ければ弓を減らせるかもしれないし。まあ回避のために威力は結構下げちゃったので難しいとは思うけれど。
陽動側が決まったようだね。ならアタイは襲撃に回るか。 直接指示ができるなら非授恵者のリザードマン達の動きも融通が利きやすいだろうし、エミリアが射手の方に突っ込んでくれればかなり注目を引いてくれるだろう。 正面はかなり手厚くなりそうだね。 >強襲 シーザーロアの【執着】は不発の可能性もあるし、ヒーラーのナタリアが近くまで行きづらい状況では敵の注目を集めるのは危険がある。 個人的には襲撃側が不意打ちで一気に叩くのをおすすめするね。 確か【カバリング】がウォーリアの特性スキル相当の扱いになるなら発動タイミングはリアクションになる。 敵に認識されてない隠蔽状態からの攻撃は必中の上、一部のリアクションスキルが発動不可能になる。今回はこのチャンスを最大限に発揮したい。 範囲攻撃でなくとも、極論敵の指揮官を落とせさえすれば勝てはするからそいつを集中攻撃するのもいい。 アタイの提案はこんな所だろうか。
陽動班が頑張りに負けない様に、俺達攻撃班も頑張るぞー!おー! >敵に認識されてない隠蔽状態からの攻撃は必中の上、一部のリアクションスキルが発動不可能になる。 なるほど!不意打ちだとカバリング出来ないんだ…! ルチルさん詳しくありがとうー! じゃあ【シーザーロア】はやめて、不意打ちで指揮官に【戦士の一断】を叩き込んでみるよ。 指揮官に一発決めたら、周囲の護衛ごと【闘気槌2】で薙ぎ払っちゃうか、指揮官を行動阻害の【破脚砕】で弱体化させるように狙ってみる! あと汎用スキルを【隠蔽】して見つかり辛くして、【超聴覚】もつけたので回り込む時に音だけでも戦闘状況が分かるようにしてみた。 これできっと大丈夫!(ぐっ)
元気がいいのはいい事だ。 これはアタイも更に気合を入れないとね。 【カバリング】が対象になるかは確定ではないが、相手の攻撃に気づかず咄嗟に庇うのは中々難しい事にはなるだろうね。 ライオネルが戦士の一断で強襲するならこちらは識別可能な範囲攻撃を同時に打ち込むか。 汎用スキルもいいと思うね。こっちで更に栗鼠に戦況を見させてここぞという隙を探してやるとするさ。
そういえば、もうこの時間で今更なんだけれども、どっちがいいかしらと思って。 奇襲が始まった後はおねえさんもそっちに加わったほうがいいかしら? それとも、そのまま弓兵狙いで指揮官の援護させないように動いたほうがいいかしら? 敵陣に切り込んでるからどっちにでも移行できそうかしらって思って。 現状弓兵狙いで奇襲の邪魔を少しでもさせないようにして、芳しくない状況が続いていたら援護に向かうっていう風にしているけども……。 まあ、落ちていなければが前提だけれども。
>陽動で切り込んでいる場合、奇襲が始まったら 自分が票を入れるなら陽動継続、ですかね。 陽動は奇襲を成功させるため、つまり敵戦力を指揮官につけさせないために行うわけですし、陽動役があまり切り込み過ぎると敵は「陽動だろうが奇襲だろうが、指揮官を集中して守ればいい」になってしまう。 勿論、こちらの陽動への対応を切り捨てて向こうが引っ込むようなら、それは追わねばなりませんが。
>方針 それでは私も攻撃役として行動します。 護衛のカバリングもある以上、初手の一撃は他の方と同時に仕掛けていきます。 理想としては護衛に察知される前に最初の一撃で仕留められるのがベストでしょうか。 その後は範囲攻撃主体で護衛ごと狙っていく形を取るつもりです。
アクティオンちゃん、あがとう!参考にさせていただくわ!