【CP】憂色不審デゾルドル
棟方ろか
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シナリオID:856
オープニング
積み荷を降ろしながら、細身の商人が荷受けの男へ尋ねる。
耳打ちする配慮もなく飛び出した一言は、同じく周りで商品を運びだそうとしていた難民たちの動きへ罅を入れた。荷受けの男が「言葉を選べ」と返すも遅く。先程まで他愛ない会話を交えていた難民たちの口数が、一気に少なくなる。
「外にまで変な噂が飛んでるのか?」
そこへ声をかけてきたのは、薪を運ぶ子どもたちと一緒に通り掛かったアダンだ。思わず商人は肩を竦める。
「たまたま耳にしただけさ。皇子様が襲われたとか何とか」
「襲われただけの噂を、生死に関わる話まで持ってくのは好かんなあ」
アダンが苦言を呈すると、すまなかったな、と商人も頭を掻く。
するとアダンもそれ以上は構わず、子どもたちと薪運びに戻る。コボルト軍団の襲撃も一段落したとはいえ、ここは難民キャンプ。誰もが多忙な日々を送る場所だからこそ、アダンたちも荷物の運搬を優先した。
そんな彼らの背を見送った後、商人が周りに小さく舌打ちをする。
「流されにくいのもいるのか、面倒臭ぇ」
「数ヶ月アイツらと付き合ってきて解ったんだが……」
機嫌を損ねかけた商人へ、荷受けの男が呟く。
「曲がりなりにもここまで生き抜いてきた難民だ。その厄介さが分かったのは収穫だな」
くつくつと笑ってそう話した男は、次にキャンプ内を顎で示す。
「けどよ、見てみな。イイ具合に芽吹いてるぜ。不安の種って奴がよ」
●とある区画にて
「難民の中に暗殺者がいるっていうじゃないか!」
「嘘だろ、じゃあレイウェスト様を殺した犯人は、平気な顔してここで仕事してるのか!?」
新たな動揺が重なる。ひとつ湧けば、次から次へと伝播して。
「あ、暗殺者だなんて……考えただけでも恐ろしい!」
「おおい、作業場の前で固まって根も葉もねえ噂にうるせえなあ!」
騒音に痺れを切らした難民が、天幕の入口を潜って手を打ち鳴らし、会話を途切れさせる。
「でもさトム、視察に来た皇子様、全然こっちに顔出さないじゃんか!」
「そうよ、前の炊き出しのときは、お姿を披露してくださったのに、やっぱり……」
「強い護衛もいるんだ心配するこたねーだろ。散れ散れ、仕事しろ!」
言い募る人々にこれまたトムもまくし立てれば、ざわめきこそ消えなかったが、一同は持ち場へ戻っていった。
「なんだって急にあんな騒ぎ立てんだ。コボルト軍団襲来の時だって、こんなじゃなかったのによ」
難民たちの有様に、トムが吐き捨てる。住み慣れた一帯がここまで揺らいだのは、レイウェスト皇子の一回目の視察以来かもしれない。そう思えるぐらい、トムには珍しい姿だった。
すると一部始終を目撃したポールが、額を押さえる。
「参ったな、見回り中も同じ場面に出くわしたぞ。こりゃあ……」
落ち着く場を失った手で、剃り損ねた顎髭をじゃりりと撫でて。
「煽ってる輩がいそうだなあ」
●天幕で
「私たちも同じ考えだ。扇動者がキャンプ内にいる」
ポールとトムからの報告を受け、元帝国兵のアメデが口火を切る。
続けて、萎びた羊皮紙を開きながら兵士ラウルが言葉を連ねた。
「新規流入者も含め、仮名簿の洗い直しはしたが……難民キャンプという状況がな」
「ですね、偽装も効きやすいでしょうから、これにばかり頼れません」
リュシエンヌはそう答えてからもうひとつ、名簿や面識の有無だけに頼れない理由を紡ぎ出す。
「以前、資材調達班の引率をお任せした方が……コボルトに襲撃される前に、姿を眩ませました」
冒険者の調査では、引率者が襲われたような形跡はなく、代わりに自らの足で現場を離れた跡があったという。まるで調達班の子どもたちが襲撃を受けると予測していたか、それを待ち望んでいたかのように。今もその人物は見つかっておらず、真意も不明だが。
もしかしたら、不穏の種はあの頃から撒かれていたのかもしれないと、ポールたちは付け加えた。資材調達の件で消えた男は、冬にキャンプへやってきた大勢の難民の一人。同じように、悪意ある誰かが事前にキャンプへ紛れ込んだ可能性は、拭いきれない。
「顔見知りだから大丈夫、とは言えないってこと?」
察した冒険者が尋ねると、リュシエンヌは一瞬迷いを見せたものの首肯した。少女としても今日まで共に戦い、共に生きてきた難民の中に、人々を脅かす存在がいるなど信じたくはないのだろう。
「ちなみに皇子の身に起きた事実を、皆には?」
冒険者が尋ねると、そろりとリュシエンヌが顎を引く。
「疲れが溜まってらしたので、暫くは天幕で業務に当たられるとだけ伝えてありました」
つまりリュシエンヌからは、難民へ真実を告げていなかった。しかし噂が勝っているのが現状だ。
「冒険者さんにはなるべく穏便に、速やかに、扇動した人への対処をお願いしたいのです!」
穏便にと話したリュシエンヌだが、悪意をもった相手なら、荒事になる可能性もある。
依頼人の願いは『人々がパニックに陥らないこと』と『いつもの状態を取り戻すこと』だ。そこを守れるのなら、多少の荒事はやむを得ないだろう。
「殿下がお目覚めになったとき、民もまた強く生きていると、皆で胸を張れるようにできればと思います」
たとえば今の混乱を目にしたレイウェストが、どんな顔を浮かべるのか。
――彼を知る冒険者であれば、想像に難くない。
話の余韻でも味わうかのように黙っていた元帝国兵が、そこで冒険者へ向け口を開く。
「冒険者殿の方で罰するなら使わんかもしれないが、扇動者を捕らえておく場なら用意できる」
他にも入り用なら呼んでほしいと声をかけてきたジャン=フネは、以前リュシエンヌの立ち位置に難色を示していた帝国兵。彼らの面差しは、見違えるように生き生きしている。先日冒険者から贈られた言葉や想いが、染み渡ってきた証拠だ。
けれど意欲で満ちた声に反し、天幕の外から伝うのは、まるで冬の到来を思わせる震え声。
「殿下のおわす天幕周辺、前より警戒も強いんだ。や、やっぱ異常事態だろ」
「私たちの仲間が、仲間の誰かがやったって噂よ。なんてこと……ッ」
難民たちの中で蠢く情を、冒険者たちも間違いなく耳にした。
解説
マスターより
リプレイ
「そのように願い、できる、ますか?」
青空をよそに、渦巻く不安で涸れてしまった難民キャンプで、蒋・璃龍たち冒険者はリュシエンヌ・テタールら本任務の要となる難民とある相談をしていた。冒険者発案のその『相談事』に、リュシエンヌを始め難民たちの顔もぱっと華やぐ。
「なんて素敵な案でしょう! 殿下もお目覚めになられたら、きっと喜ばれます」
気を揉むばかりで半ば滅入っていた少女も、冒険者たちの生み出した希望に顔つきを緩める。
「エフレム様にお伝えしますねっ。それでは、よろしくお願いします」
恭しく一礼したリュシエンヌへ、璃龍はこくりと頷いて踵を返す。
同じ場にいたオゴスもそっと目を伏せて。
「俺のような小悪党がお役に立てるのであれば、光栄です」
何を飾るでもなくオゴスが言うと、小悪党との自称にリュシエンヌは瞬いだ後、微笑んだ。
主だった難民たちとの口裏合わせを終えたところで、オゴスはアダンへと向き直る。
「……アダンさん、皇子殿下の死を噂する人の中に、印象的な人物はいましたか?」
辺り一帯で薪班を纏めるアダンは、そういや、と顎を撫でる。
「荷物を運び入れる所にいたな、何度か来てる地味な商人だが」
「詳しく教えて頂いても?」
オゴスが詰めるとアダンも漸く商人を訝しがったのか、迷わず頷く。彼から知らされた商人の特徴と出没時間を胸に、オゴスはその場を後にする。
打ち合わせの集いを離れたところで、璃龍は笑い声が遠ざかったキャンプ内を見回す。四方から溢れるざわつきも、難民たちの心境がそうさせているのだろう。払拭するためにも、あとは。
(悪い噂を広げている人、見つけだす、です)
踏み出した足裏が熱い。常と変わらぬ光景に蔓延る、むせ返るような空気の熱さを璃龍は感じつつあった。その空気の元は、煤煙にも似た淀んだ負の感情。目に見えぬ雰囲気が圧しかかる中、璃龍は人だかりへつま先を向ける。
ぎしりと鳴りそうな張り詰めた空気を、人だかりの中心でレティシア・レインフィールも浴びていた。
挨拶を終えて彼女が立つのは、呼集した難民たちで溢れた広場。天幕の陰から身を乗り出す者、木箱に乗った者も多い。この一帯の難民も、冒険者に幾度となく助けられた存在だ。恩人が演説するとなれば、進まぬ気も進むもの――しかも。
「殿下がお疲れなのは事実です。もう少し正確に申し上げれば、病でございます」
演説内容が、渦中の人に関わるなら、尚更。
ご病気なのかとざわめく人々へ、レティシアは調子を変えずに。
「適切な治療を行えば問題ございません。ですが感染性が有り、治療に時間が掛かるものです」
「感染って……うちらも罹るのか?」
「その可能性も危惧し、接触する者を最低限に留めたいと、エフレム様からお話がございました」
「おお、エフレム様が」
納得の息がそこかしこから落ちた。だが悪意の芽は雲集に紛れ、顔馴染みの隣人へ話しかける。
「エフレム様はともかく、冒険者が嘘ついてる可能性はあるだろ」
「冒険者が? ンなまさか」
「わかんねーぞ。なんせ冒険者だ。殿下について騒ぐ俺らを鎮めろって依頼されてるかも」
尤もらしい言い訳をした彼は、演説そのものに野次を飛ばさず、大声で反論もしない。弁士たる冒険者には届かぬ静けさで、近い民へ不安を与えた。騒然となった集いの内から、じわりと毒を滲ませていくように。
「彼が元気だと困るような口振りだね」
しかし冒険者も見逃さない。知らぬ間に近付いたシルヴィア・A・カペルが囁き、件の男は跳ね上がる。
「な、なんだよ冒険者。どうせアンタら都合良く言ってんだろ?」
突けば返してきた男に、シルヴィアは吐息で笑う。
「判りやすい動揺だね、本心を言い当てられて焦ったのかな?」
「……なあ、俺と冒険者どっちを信じるよ?」
「そ、それは……」
なまじ共同生活をしてきたものだから、噂の受け手である難民に迷いが生じる。シルヴィアは無自覚な協力者に成りかねない民へ、不安に駆られるがまま言葉を広めるのはよくない、と連ねた。
すると種を蒔いた男はフンと鼻を鳴らし、群集を抜けていく。語らぬ姿は、辺りに困惑のざわつきも齎した。男を追う前にシルヴィアは周囲へ尋ねる。
「今の彼は?」
「あいつ? ドニってんだ。冬から一緒に暮らしてる奴さ」
なるほどと肯い、シルヴィアも集まりに生じた波紋から立ち去った。
彼女が追う男の様相を、璃龍も輪の外、木箱の上から眺めていて。
「あの感じ、やはり一人ではなさそう、です」
見物人に混じっていた璃龍は木箱から飛び降り、色付いた懸念を食んで居住区画へ向かう。聞き込みを重ねていけば、別の扇動者の元へ至れると信じて。
その間も清らかな湖面の輝きを瞳に点し、レティシアは説明を続けていた。病について伏せたのは混乱を避けるためで、それが逆に不安にさせてしまったこと。殿下を想うあまり侵入を試みた民も現れ、警備を増やしたという流れを、出自も様々な難民の誰もが想像しやすいように話す。
「エフレム様たちが治療に専念して頂けるよう、私達は今まで通り過ごし、殿下の回復を祈りましょう」
会釈で締めたレティシアへ拍手が沸く。まだ飲み込み切れていない者も多いらしく疎らだったが、言葉は着実に響いていった。そして彼女は、リュシエンヌへ後続を託す。想いを伝えるようシルヴィアからも願われていた少女は、離れるレティシアへひとつ、頷きだけで応じた。
●迫る
戦が続いた証である怪我人の多い天幕を、グレイブ・ヤードは巡る。
「皇子様が大変だって時に、君らも忙しいね」
声をかけてきたのは、腕に包帯を巻いた壮年の男だ。グレイブはすぐに彼からの話題に応じる。
「レイウェスト皇子は体調を崩されたようです。季節の変わり目にはよくある話ですね」
「なんだ大したことないのか。よかった、亡くなったって話もあったから」
グレイブがさらりと告げたため、男だけでなく周りの負傷者も、大事ではなかったのだと傾く。
「ええ。授恵者でもある人が、そう簡単に亡くなると思います?」
「ハハッ、違いねぇや!」
カラカラと大口を開けて笑う者までいた。彼らが秘めた強さを感じとったグレイブは、所思の一端を結う。
(仮に、この噂で利を得るのであれば……)
不安を蒔いた者の心理を探る。企みが何であれ狙いは的確だと考えた。相手はこのキャンプで――何を壊せば良いのか知っている。
そこで一人の発した呟きが、彼の胸中へ爪痕を残す。
「けどハンスは本気だったぜ。殿下の容態、急変してないといいけど」
「ハンス……?」
「右足を看てもらいにここへ来る奴でな、殿下が瀕死だとか言ってたのも奴さ」
動かぬ手足に代わり口をよく動かす青年へ、そうですか、とグレイブは首肯した。
居場所も教えてくれた彼らへ感謝を述べて、次にグレイブが訪れた炊事場付近では、先に璃龍がいた。
地道に尋ね回った彼女もまた、発信源の足取りを辿ってここへ流れ着いていて。
「人づてに来たら情報が交わった、ですから。つまり……」
紫雲を揺らめかせ、璃龍はぽつりと零す。情報の重なりは犯人をより追い詰めるだろう。
調理班と話を弾ませていた男は、右足を摺りながらも手際よく食事を作っている。近付いただけでは怯まない男へ、グレイブは真っ直ぐ問う。皇子が襲われたという話を、どこで誰に伺ったのかと。直後ハンスが瞬く。
「どこも何も事実だろ?」
「近衛でもないあなたが知れる道理は?」
吹聴した本人は、やめてくれ、と眉根を寄せる。
「皆も怖がってるんだ。俺だって殺されやしないかと……」
「そ、そうさ。ハンスもあたしらも、その暗殺者とやらに怯えてるよッ」
予め植え付けられた恐怖が勝るのか、加勢した調理班の眼差しがグレイブに突き刺さる。
しかし彼も動じはしない。
「ねぇ? 教えて戴けませんか? 一体どこで知り得たのか」
揺らがぬ姿に男もたじろぐ。グレイブの追及は、じわじわと彼を打ち崩していった。
グレイブがハンスを圧す間、剣吞な雰囲気から周りに集まり出した調理担当の人々へ、璃龍が疑問を投げかける。
「噂の内容も出所も、おかしい思う、ます」
飾らない指摘に難民が目を瞠る。彼らが不安を募らせぬよう、璃龍は間を置かず続けた。
「本当に暗殺者、見た人がいたら、その人が無事なのはおかしい、です」
「あっ、い、言われてみれば……」
指摘されて気付いたらしい。暗殺を遂行する者の意味も、かれらは理解できる。ただ平静を損なっていただけで。だから矛盾をついた璃龍は、負の噂を和らげるもう一押しを紡ぐ。
「そう、だから、不安が独り歩きしてしまったのでは、と」
玉音のような璃龍の一声を最後に、人々は男へ冷めた視線を送り出す。
鎮火はできぬと察してハンスが脱走に挑むも、グレイブの手腕から逃れられるはずもなく。
「不安を煽るだけに留まらず、お前は『周囲の信頼関係』を壊そうとした」
相手の狙いを声で模れば、張本人も四囲の民も驚いた。
ハンスの抵抗が一瞬止まったことが、何よりの証左だ。
「……私には、それが許せない」
彼の内から沸く情は、煮え滾る一方だった。押さえ込まれたままハンスは嘲る。
「此処にいるのは、王国に身を売って甘えてる奴らだ。信頼だの何だの、ンなもん壊れちまえ!」
「ハンス、なんてことを……!」
住民たちから震えた声があがる。すかさず璃龍が、動揺に沈む人々へそうっと笑みを咲かせてみせた。実は、と話し出した彼女の音に難民らも自然と聴き入る。
「殿下の配慮で、サプライズのお祭り、計画が進んでいた、です」
「サプライズ? 皇子様が?」
レイウェストの名を出せば、炊事場にいる難民たちのざわめきも澄んでいく。
「準備で忙しく、張り切っていたら体調崩した、です」
原因と結果を結んだことで、人々も納得を顔色に乗せた。
「内緒の計画でしたけど。皆さんを不安にさせた、ですから。これ、こっそり広めてほしい思う、ます」
人差し指を口許へ寄せて、璃龍は想いのバトンを渡し、明るい噂へと換えていく。
冒険者たちの案は、レイウェストが倒れた理由付けとしても、この一帯に蔓延る噂を上書きする意味でも、充分な効力を発揮した。
●締め
オゴスは人足らしい格好で、荷受け場の難民に混ざっていた。
「ふう、ちょっと一息入れさせてもらっていいですかね」
「ああ勿論。お疲れさん、あの休憩所が一番近いぜ」
難民に示された先、こじんまりと天幕が張ってあった。お言葉に甘えてオゴスはその天幕に潜り込み、腰を下ろして瞼を閉ざす。自らの魂を肉体から解き放ち、怪しい商人を調べるためだ。身を離れた意識がふわりと浮かび、商人や運び手で賑わう一角を漂った。仕事に勤しむ人々の光景はキャンプの日常ながら、ひりつく気配はやはりある。
平穏だった空気を一変させたのは、悪人だ。
意図的に悪い噂を流し、それが効いている現状は相手にとって喜ばしいもの。ならば。
(油断している可能性もありますがね)
言いながら自身は油断せず、件の商人を待った。
するとそこへ。
「ロモズ歩兵団、遊兵9番隊長として君達をスカウトしたい!」
シルヴィアの張った声が響く。荷受け場のすぐ側を、基礎訓練に励む一行が通り掛かったようだ。ずらりと整列した兵や平民は、休憩と告げられ足を停めた直後にシルヴィアの提案を耳にした。皆が狼狽したのには理由がある。お呼びが掛かった人物が、ジャン=フネら訓練を担当する元帝国兵だからだ。
「帝国奪還のため、キャンプを守るため、今この場に駐在する兵は多い」
キャンプの状況を再度示しながら、不安の元となっていた部分を洗いだす。
「旗印たるレイウェスト皇子の名の下、熱意やまぬ彼らと共にゆこうではないか」
民衆の心を乱す物々しさに焦点を当てたシルヴィアは、不安が希望に変わるよう、しかと言葉を発する。荷受けを担う人はもちろん往来の激しい通りだ。彼女の凛とした発言は、多くの民の意識と目線を吸い寄せる。
人々の意識が彼女たちへ集中した隙に、魂だけのオゴスは、片隅で行われる商人と一人の男の会話を知った。
「冒険者にまで頼るなんざ、ここの連中らしい弱さだな。あ、おい、状況報告は……」
舌打ちした商人から荷物を受け取っていた男は、シルヴィアの姿を目にして離れようとする。
「今度だ今度。面倒なのが居るからな」
男はそれだけ返し、物陰へ身を寄せた。魂ながらひとつ唸ったオゴスは、二人のやりとりで確信を得る。
(複数人で連携して噂を流すとは……あくどいものです)
その間、シルヴィアの誘いに帝国兵たちは首を横に振っていた。
「お言葉だがシルヴィア殿。我らはリュシエンヌ嬢と共に在る身。冒険者殿との約束は破らぬ」
素直な返答に、シルヴィアも素直に笑う。
「そうだろうとも。結構本気で引き抜きたかったけどね」
兵団が優秀な人材を欲しているのは事実だ。けれど彼ら三人は応じないとシルヴィアも想定していた。解っていながらも声をかけたのは、スカウトの現場を目撃したリュシエンヌへ、発破をかけるためで。
「君もますます頑張らないと」
「は、はいっ、尽力します!」
リュシエンヌはぎゅっと拳を握り、焚きつけたシルヴィアへ答える。そして。
「やあドニ。先程は世話になったね」
隠れて立ち去ろうとしていた男へ、シルヴィアは高らかに呼びかけた。しかもドニの前には、肉体へ戻ったオゴスが回り込んでいる。おかげで男はまともに動けない。
「世話した覚えはねぇな」
前後を取られたドニは、勝ち気にシルヴィアへ言い返す。
騒ぎの傍ら、商人が逃亡を試みるもレティシアの光に阻まれてしまう。幽体離脱をしていたオゴスの指し示した商人と、シルヴィアの追う男が接触したところを、レティシアも見逃していなかった。
ドニがオゴスへ切りかかるという、ささやかな抵抗はあったが、難無く商人と揃いの縄で縛りあげる。同じ場にいた兵士らも手伝い、一時騒然とした荷受け場周辺もすぐに日常を取り戻した。
「ご安心を。冒険者が不審者を確保したのですよ」
オゴスは真っ先に、顔見知りが捕縛されるまでを目の当たりにした人々へ状況を伝えた。それから男たちへと向き直る。
「依頼主を聞きたいところではありますね、メドゥの指先でも絡んでいるのでしょうか」
観念したというより大人しくなっただけの実行犯へ、オゴスが声をかける。
しかし冒険者たちをねめつけたドニは、喉で笑う。
「冒険者ってのは、やっぱ化け物しか見てねーんだな」
「どういう意味、です?」
合流して間もない璃龍が問えば、ドニは涸れた喉から声を搾り出す。
「少なくとも俺らは、ここにいる連中が大嫌いなだけだ」
怒りか憎しみかも判断つかぬどす黒い闇が、彼らの瞳を濁していた。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:多い5 / 4〜5人
2021年05月12日 15時52分40秒 公開
相談掲示板
お仕事を引き受けていただき、ありがとうございます。 よろしくお願いいたしますね!
グレイブ・ヤードです。 噂ですか・・・・しかし、こんな話をして誰が得するのでしょうね?
シーフのオゴスと申します。皆様どうぞよろしくお願い致します。 扇動者がいるようですね。捕まえましょう。 ゴールディから来た何もしらない新参労働者としてキャンプに潜って、扇動者からの接触を待つか……。 他の方法としては、読唇術と暗視か透視を組み合わせ、隠密行動で怪しげな連中の会話内容を探っていくなんてのもできそうですかねえ……。 手あたり次第だとあまりに不効率なので、怪しい相手に目星をつけるのが重要そうですね。 これからの相談で全体的な作戦などが決まっていけば、それに応じて役割も変えられます。
リュシエンヌ、此方でも丁寧な挨拶をありがとう。元帝国兵達との距離が縮まっているようで何よりだ。 シルヴィアだ。今回はよろしく頼むよ。 メドゥの指先に報酬でも貰っているのか、或いは単なる愉快犯か……。 「扇動者の捕縛または処罰」「難民たちのパニックを防ぐ」、何方も頑張らないとね。 解説で煮るなり焼くなりと言ってくれているし← 出来る範囲で色々やってみよう。 >真実を告げるか否か(パニック防止) はっきりとした説明が無いから不安になる面もあるのかなって。この辺り一帯の皆は冷静みたいだし、何よりリュシエンヌへの信頼がある。レイウェストの事を話しても良い気がするよ。それでもなお死亡説を口にするなら噂の元を問いただせるしね。ただ、これについてはどうするべきか本当に悩んでるから、止めた方が良いって意見が多い場合は止めるつもりだ。犯人が判明すれば収束はするだろうし。 >捕縛か処罰か(扇動者対応) 捕縛して色々聞いてみたい……かな。ジャンが捕えておく場所を用意してくれるし、頼んで良いかもね。処罰についてはリュシエンヌやキャンプの皆に任せたい。 アダンは既に悪人に接触しているようだし、アダン含めたキャンプの皆(NPC)にも話を聞いてみたいな。あ、私がどう動くかは考え中だ。オゴスと同じく作戦次第で決めたい。
>真実に関して 説明はあってもいいとは思いますが、1から10まで全て話す必要はない、とは思います。 知っても不安・疑心を煽るだけの内容であれば意味はありませんから。 「レイウェストが不調である」「最近出てこれていない」のは動かしようもない事実ですけれども その原因は誰のせいでもなく、季節の変わり目で『体調を崩して休んでいる』という話でいいのでは、と。 同じ人間なのですから、そういったもの(不意の病気)についてはどうしようもないのだ、といえるかと思います。 移してしまうかもしれないから面会などは断っているという理由にもできますしね。 今回パニックを防ぐ意味でも「誰かに害された」という話だけは完全に否定したほうがいいとも思います >パニック防止 私個人の行動としてはこちらを主軸にしたいかと。 キャンプの中で悩みを聞いて回り、不安などを緩和できるように動きたいかなと思っています
ごきげんよう。私はレティシア・レインフィールと申します。 ヒーラーとして、お役に立てる事が出来ましたら幸いです。 皆様、よろしくお願い致します。 >真実に関して 殿下襲撃の件は出来れば伏せた方がよろしいですけれど もし隠し切れないようでしたら、最後の手段として敢えて肯定しつつ 殿下が動けないのはあくまで負傷ではなく病が原因である、とするのも手でございましょうか。 ただ、あまりにも殿下の死亡説や襲撃説に固執なさる方がいらっしゃった場合 扇動者の方の可能性がございますから、その方とは個別にお話をさせて頂く方がよろしいかもしれません。 グレイブ様の案に付け加えさせて頂く形となりますけれど 「現在はエフレム様が治療をなさっており、このまま集中して治療を続ければ問題は無い」 「殿下の天幕周辺の警戒が強くなったのは、殿下を想うあまり侵入しようとした者が出た為」 といった説明もあれば、皆様の不安もある程度は解消出来るのではないかと存じます。 >扇動者対応 私も、処罰についてはリュシエンヌ様や難民の皆様にお任せしたいと存じます。
ウォーリアの蒋・璃龍、です。よろしくお願いする、ます。 >真実に関して 情報の扱いは難しいと思う、ます。リュシエンヌさんも、殿下の情報は伝えていない、ですし、すべてを伝え無いほうが良さそうだと思う、ますけれど、姿を見せないこと事態が噂の説得力になってしまっていて悩ましい、です 体調を崩していること、というのはある程度、事情を話すのにバランスが良さそうだと思う、ます >扇動者 警備の厳重さはともかく、噂で疑問に思ったのは、「難民の中に暗殺者がいる」ということは、例えば、暗殺者を見た、と言う人とかがいないと、流れることがない噂で、起点の情報がないままに暗殺者がいるという噂だけ流れている、不自然な状況だと思う、ます なので、この噂を誰から聞いたか追っていって、どうして難民の中に暗殺者がいると思ったかを、理詰めで聴き込めば、扇動者のところに辿り着いて、矛盾を見つけることができると思う、ます >処罰 処罰の一貫になるかも、ですけれど、何故こんな噂を流したのか、依頼者がいたのであれば、二重スパイのように接触したところで、依頼者の捕縛とかができたら少し大本を辿れそうだと思う、ました
>扇動者 ん-、噂の広がり的に単体であるとも思えませんし。 逃がすのもなんですし まずは扇動者をある程度泳がせてみるのも手かもしれませんね。 どういったグループなのか、調べてから動くのが良いかなと思っています。 >扇動者への対応について 「最終的な処分について」ですが・・・、 『私個人としては』潰してしまって良いかなと思っています。 何らかの依頼で動いているとは類推できますが(個人のメリットが思い当たらないため)、 十分な情報を持っているとは考えられない上に、下手に開放しても逆恨みに移行する可能性が高まるかなと思っています。 仮に潰すとしたらそうですね。 彼らが流した噂を利用して「レイウェストを害そうとして失敗した暗殺者」ということにしてしまっておいいと思います。 失敗を認めたくなかったから噂を流したという無能さアピールも含めて。
>真実に関して 皆、意見をありがとう。一部だけ真実を話す、誰かに害されたというのは否定するという方針だね。「レイウェストは体調不良(病気)で出てこられない」というのは確かに民を遠ざけている理由になるし、「警戒が強くなったのはレイウェストを想うあまり侵入しようとした者が出た為」というのも筋が通っている良い案だと思う。病気とは何かと問われたら風邪位で良さそうかな? 最近大きな決戦もあったし、季節の変わり目も重なって疲れが出てしまった、という感じで。 >扇動者について 二重スパイか、良いね。誰かに雇われていた場合上手くいけば大元が分かる。相手を理詰めで問い詰める鞭と、協力者という飴の使い分けだ← ただ細身の商人と荷受けの男の会話が打ち合わせしていたものだったらしいのが気にかかる。仲間はお互い把握しているのかも。といっても、理由付けや上手い言い回しがあれば大丈夫だと思う。帝国を好ましく思っていない、とか。 軍人や兵の姿も見かける頻度が高くなったのが不安が高まった原因の一つ……物々しい雰囲気は確かに嫌だろうね。時間(字数)があればロモズ歩兵団についても話してみたいな。軍人や兵は民の味方だし、難民からも歩兵に志願していると。断られるだろうけど元帝国兵も勧誘してようかな。身内(キャンプ出身者)に兵がいたら、ちょっと安心感があるよね。
最近発言タイミングが被って申し訳ない( どういったグループか調べてから動くのは賛成だ。NPCの皆は情報を持っているみたいだしね。ある程度目星をつけた上で鎌を掛けてみるのも良いかもしれない。
相談のタイミングが被ると、別に悪いことでもないのに微妙な気恥ずかしさがありますよね。 >扇動者への対応について キャンプ内で見つけた場合、グループの繋がりを確認してから捕縛に踏み切りますね。 戦意を喪失させる程度に痛めつけた後、魔導書を用意して光縛呪で拘束するつもりです。 扇動者の持っている情報なんざたかが知れてるでしょうが、一応は軽くお話を聞いておきましょうか。 小さな手掛かりくらいはつかめるかもしれません。 >レイウェストの噂 「体調を崩して休んでいる」「悪意のない侵入者」の案、矛盾がなくて良いと思います。 >情報共有 難民キャンプの中で別行動をすることが多そうです。情報共有の方法を決めておくと便利ですね。 時間帯に応じてNPCのポールさんかトムさんに言伝を頼むのはどうでしょう?
>真実に関して 病に関しては風邪のように敢えて特定はせず、適切な治療を行えば問題は無いが感染性が有り 治療にも時間が掛かる少々厄介な病である為に殿下に接触する者は必要最低限に留めたいと エフレム様からご説明があったとお話すれば、ご納得頂けないでしょうか……? 「今まで話を伏せていたのも混乱を避ける為でしたが 逆に皆様を不安にさせてしまい、事実無根の噂も出回った為 このような形で説明させて頂く事になった」 「エフレム様やそのお手伝いをなさっている方々に治療に専念して頂く為にも 私達は落ち着いて今まで通り過ごし、殿下の回復を祈りましょう」 皆様に落ち着きを取り戻して頂くのでしたら このような流れでお話をさせて頂ければよろしいのではないかと存じます。 >情報共有 基本的なものに関してはオゴス様の案でよろしいのですけれど 扇動者の方に知られるのはよろしくない情報や口頭では伝えるのは難しい事に関しては メモとして渡し、私達だけに見せて頂くようお願いするのは如何でしょうか? >捜索 扇動者、もとい噂の始まりの方を探すのでしたら相応に時間などは掛かりますが 確実なのは璃龍様の仰る通り、噂をどなたからお聞きになったのか、お訊ねする事でしょう。 ただこれを行われる場合、ある程度は担当エリアなどを分担する必要がございますね。 もしくは、グレイブ様は悩みを聞いて回り 不安などを緩和できるように動きたいと仰っておられましたけれど いっその事、いくつか難民の方々でグループを作成し 他に不安な事はないかお訊ねしつつ、噂の出所を探られるのもよろしいかもしれません。
そうなんだよ……タイミングが合うと妙に気恥ずかしさがある……← 発言前に更新してしっかり確認しないとね(苦笑 >情報共有 ポールとトムに伝言を頼むのは良いね。私も内密にしたい事柄はメモにして渡すのは賛成だ。 >真実に関して 成程、色々突っ込まれたら困るし、確かに病の特定はしない方が良さそうだ。皆への説明はレティシアの言ってくれた内容が良いと思う。 >捜索 グレイブはパニック抑制、オゴスは扇動者対応がメイン、かな? 光縛呪も有難いよ。扇動者の拘束、よろしくね。 もし調査するためのグループを作成するなら、エリアごと、役割(部署)ごと、色々な方面から攻めてみるのもアリかなと思ってるよ。 >個人行動 現時点ではどちらに集中するかは未定……むしろ半分半分でやろうかな、といった所だ。 キャンプの帝国民全員に言えることではあるけど、とりわけ兵達にとってはレイウェストは帝国奪還の為の心の支え。キャンプの戦力でもある彼らに不安の種を蒔くのは相手方にとっては楽しいことだろう。訓練希望者の中にも悪人や無自覚な協力者がいるかもしないと踏んで、元帝国兵や訓練希望者から聞き込みをしたいと思ってる。そこから噂の出所を探ってみるよ。 あとは、そうだなぁ……個人的には、リュシエンヌからも民に自分の想いを伝えて欲しいな。彼女が責任者のキャンプだからね。彼女を励ましたいとも思う。
>臥せっている詳細について 考えてみればそもそもそんな内容が細かく知れ渡っているほうが「おかしい」話なんですよね。 「最近見ないね」「風邪とか引いたのかな」位ならともかく、 「暗殺者に〇された」といった具体的すぎる内容が一民間人にまで短時間で知れ渡ることってないですからねえ。 ここだけの話、みたいなのにしても、「一商人」程度で知ることが出来る事なんですかねえ? そんな事をメインに話してみようかなと考えています。 何しろ、不安を煽るだけで稼ぐ事もできるのが商人ですからね。 >聞き込みなど この場合怖いのは「悪意のない噂好き」を利用しているパターンですかね? 人の不幸は何とやら、という方はどこでも一定数いらっしゃいますから。 不平不満を抱えて無自覚に手伝っている方もいるかと思います。 そういった方を含めて対応してしまうか否かも考えたほうがよろしいかもしれません。 ・・・根源的に、今後の見通しが立たないという現状の環境が一番の悪い噂の下地なんですよね。
>捜索 グループ作成については、リュシエンヌ様やそれぞれの長を務めている方々に お手伝いをお願いを出来れば、漏れなども無く可能でございましょう。 シルヴィア様の仰る通り、色々な方面から探る事が出来ればよろしいですね。 >噂好き対応 こういった方々に対しては、あまり抑制するのも逆効果でしょうから 可能なのは不謹慎な内容の物は今後は控えるようお願いする事ぐらいでしょうか……。 特に殿下に関する事でしたら、不敬に当たる場合もございますから。 >個人行動 私は聞き込みが主となりそうなのですけれど、少しでも皆様が落ち着かれるよう 殿下の回復を祈って一人一輪ずつ、お見舞いの花を摘みに行ければと考えております。 後程、殿下の天幕の警備の方経由でお渡し出来れば、と。 あとは、エンパシーでお話の真偽など確認を想定しております。 これに関しては、扇動者の方の確定や捕縛後の会話にもお役に立てるかと。 もし他の方が見つけた方で何かしら確認なさりたい事がございましたら ポール様やトム様経由での連絡でお手伝いも可能かと存じます。
>個人行動 ええ。俺は主に扇動者探しにあたります。 その分、パニック防止にはあまり手が回らないかもしれません。よろしくお願いします。 前に読唇術を使う方法を挙げましたが、幽体離脱も扇動者を見つけるのに役立ちそうです。 相手が授恵者である可能性もありますね。 幽体が知覚されないように用心して動き、万が一気づかれ逃走されても疾風足と全力移動で追いつけるようにしておきます。 >情報共有 筆記用具一式を用意しておきましょう。 情報が物体として残るのが気がかりだったのですが、紛失や盗み見にさえ気を付ければこちらの方が情報が洩れるリスクを抑えられますね。 深夜~早朝はポールさんに、日中はトムさんにメモを預けます。 >噂好き対応 対応というのは最終的な処罰といったことでしょうか? もし意味を取り違えていたらすいません。 悪意のない民衆を強く罰してしまうと、皇子や帝国への反発や恐怖心が高まるかもしれません。 「本来なら処罰の対象になるところだったが、罰を免除する」みたいな理由をつけて帝国への恩でも着せますか? そんな小細工はせず、レティシアさんが挙げてくださった対応をとるのも良いと思います。
レティシアはTOPおめでとう。 気が付けば明日出発か。悪人を捕まえられるよう頑張ろう。 グループ作成については、リュシエンヌや上役メンバーに協力してもらえたら有難いね。プレに書いておくよ。エンパシーもありがとう。 >噂好き対応 皆、今の状況を不安に思ってつい噂してしまうんだろうね。ある意味利用されている被害者だから、出来るだけ穏便に済ませたいな。人の不幸は何とやらの人は諫めて、全体にはレイウェストやリュシエンヌを信じて欲しい、とお願いする位で良い気がするよ。あ、勿論悪人はきっちりと捕縛しよう。 >パニック対応について キャンプの皆への説明は誰がする? 内容を纏めてくれたのはグレイブとレティシアだから、何方かにお願いした方が良いかなと思ったんだけど……誰もプレイングに書いていなかった、は避けたい( あ、勿論全部丸投げって訳じゃないよ。パニック対応もする予定だから、もし私が書いた方が良いなら書かせてもらう。 >個人行動 使用スキルは話術と洞察の予定 「扇動者の捕縛」 ・基礎訓練組から聞き込みをして噂の出所を探る。訓練希望者の中の悪人を捕縛しジャンが用意してくれた牢舎へ移す。無自覚な協力者は諫める ・悪人の処罰についてはリュシエンヌやキャンプの皆に任せたい 「パニック防止」 ・リュシエンヌからも民に自分の想いを伝えて貰う ・時間(字数)があればロモズ歩兵団について話す。軍人や兵は民の味方だし、難民からも歩兵に志願していると説明。兵を怖がらないでと伝える。 今の所こんな感じかな。何かあれば遠慮なく言ってね。
>噂好きに関して ああ、これは説明不足で申し訳ありません。 これは「扇動者(協力者)」と「噂好き」の区別が難しいのではないか、ということですね。 先に挙げられてもおりますが捕縛にしろ何にしろ、ここで間違えると大きな問題になりますから。 まずは難民同士での面識がある方かどうかから始めたほうがいいかもしれませんね。 >パニック防止 キャンプへの説明は私よりはレティシアさんの方がよろしいかと思いますがどうでしょう? 私の場合は格好等含め「面識の少ない方に信用されない/不信感を抱かれること」に関して全授恵者の中でも有数である自信がありますので。 私は草の根的に、ヒーラーとしての支援活動含めながら調査や情報集め、不安の緩和などをやろうと思います。 >噂 思い付きですが、「最近レイウェストが疲れがたまっていた理由」について 『実は難民キャンプで何らかの【祭り】(晴れの日)のようなものを行いたくて無理をしていた』とかいうカバーストーリーはできませんかね。 サプライズ的なものをしたかったがために、厳重にもなったとか。 実際できるかどうかは全くもってわかりませんが、良い噂に塗り替えられれば気持ちも前に進むでしょう。 理由がわからないから不安になるのであれば、そこに何でもいいからよい理由を当てはめればいいと思うのです。
シルヴィア様、祝辞をありがとう存じます。 ええ、その為にも力を尽くしましょう。 >パニック防止 グレイブ様でも問題は……ああ、でも初めてお会いする方の中には 少し吃驚される方もいらっしゃる可能性はございますか。 それでは、僭越ながら私がキャンプの皆様に説明をさせて頂きますね。 幸い、先日の依頼で面識のある方もいらっしゃいますので。 そうなりますと、私達の到着後に先ずはリュシエンヌ様経由でキャンプの皆様に集まって頂き 殿下の病の事などのご説明をさせて頂く、という事でございますね。 その時にリュシエンヌ様にもお話をして頂けるとよろしいでしょうから それについては、シルヴィア様からご依頼頂けますと助かります。 >噂好きとの区別 それでしたら、最後の手段としては私のエンパシーで区別は可能かと存じます。 お名前や特徴を教えて頂ければ、随時確認を致しますので。 結果についてはメモでの伝言か、あるいは依頼された方に対して 通りすがりに小声での白か黒でお答え出来るかと。 >噂 サプライズについては私が説明時に申し上げるよりも 個別にお話をさせて頂く際、此処だけの話とした方が信憑性がございますね。 何にせよ、良い噂に塗り替えるのに私も賛成致します。
とりあえず大枠を作成済みです。 >説明 こういうのは見目が良い人のほうが説得力ありますからね。 私のようなものよりもよほど聞く耳も目も持ってくれると思いますから。 >噂の塗り替え まぁこれはリュシエンヌさんなどに協力を得てからのほうがいいかもしれませんけどね。 この後、仮に実際に行うなら一番動かなければならないでしょうし。
間が空いてしまって申し訳ない、です >パニック防止 レティシアさんが説明してくれるのであれば、お願いしたい、です 個別なフォローで、話をしている際に不審な動きしている人とかがいないか、注意してみておくつもり、です >噂 サプライズでお祭りの計画、というのは良さそう、です 噂の聞き込みで発信源を探す際に、その話題を「殿下から直接聞いた」「騒ぎにしてしまって申し訳ないと言っていた」という情報とセットで話をすれば、悪い噂の上書きをより、進められそうだと思う、ます
>噂好きに関して うん、エンパシーで判断していくのが一番良いと思う。可能なら噂の元になった人物(確定で悪人)に使って貰って、仲間について聞いてみたい。本当に仲間なら多少焦りの感情が出ると思う。その為にもまずは怪しい人物探しだね。 調査後に私の方からレティシアにお願いするようプレに書かせてもらうよ。洞察で手伝えるようにしておくね。 >噂 祭りはとても良い理由だね。良い噂なら皆安心できるし、希望も湧いてくる。 個別に話すのも賛成だ。グレイブ、よろしく頼むよ。 >パニック防止 レティシア、皆への説明ありがとう。リュシエンヌについても了解だ。私の方から彼女に依頼してみる。 >情報共有 深夜~早朝はポール、日中はトムにメモを預けるようにする。 筆記具の用意助かるよ。私も持っていくね。
>噂好き対応 誤解しておりましたね。失礼しました。 扇動者であるという確証を得ないうちに強行に出るのはまずいでしょうね。 荷受けの男は数ヵ月前から難民に潜入していたようなので、難民同士で面識があれば白確定というわけでもないのが厄介なところです。 エンパシーでの判別も強力ですね。ありがとうございます。 >良い噂に塗り替え 噂好きなだけで悪意のない層は、個別に明かされた此処だけの話とかに弱そうですね。 サプライズの噂にどう反応するかでも、怪しいかどうかの目安になりそうです。 ……ただ少しだけ心配なのは、事実との矛盾点をつかれて嘘だと露見しないか、殿下が言ってないことを言ったとして問題はないのか……という点が気になってはいます。 せっかくの案に水をさしてすみません。 代案が出せればよかったのですが思いつかず、それも申し訳ないです。
皇子は帝国民のために頑張るあまりお疲れが出てしまった、というのは嘘にならないと思います。 事実、帝国奪還へ繋げるためにリザードマンの協力を得るべく月吸蟲との戦いに赴いておりましたし。 帝国民のために、というのを前面に出してポジティブな流れに持っていくのはいかがでしょうか? こちらの案では祭りほど誰もが楽しめる内容ではなく、サプライズだから厳重にという説明もできなくなってしまいますが……。
>良いうわさ これについては「出来れば」位ですかね? 「必ず行う」というつもりではありません。 そもそもリュシエンヌさんに相談しなければならない事案なので、 まず彼女と相談の上で可能かどうかの判断を仰いでから実行の可否を決めたいかと。 指摘していただいたように、「齟齬」があれば不信につながりますからね。 キャンプ全体に関わる事ですし、虚偽を振りまくのは私としても本意ではありません。