【大変動】物資と馬と馬とリンゴと
菊華 伴
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シナリオID:789
オープニング
大樹海にある前線キャンプでおこったトラブルは、かなりの被害を齎した。その為物資が不足しており、現地の人々は大変困っている状態だった。
どうにか食べ物や資材を入手できたとの連絡が入ったもののその数は少なく、特に怪我に効く薬の原料となる薬草や包帯など医薬品が底をつきそうな状態であり人々の中に不安が広がっていた。
しかしゴールディには、偶然にも難民キャンプの為に資材を取りに来ていた商人・ナバルジャの姿もあった。彼はその資材を提供してくれるという。
「そうか……。私は仕事でこちらに向かっていたがこれも何かの縁だ。前線キャンプにその荷物を届けよう」
ナバルジャは胸をとん、と叩いて頷く。そして、彼は商人として仕入れていた医薬品の一部も提供する事にしたのだ。
「確かに、難民キャンプも大変だがそちらも大変なことになっている。助け合わねばな」
「えぇ、助け合ってこそですね」
秘書のアズルノも左目にかけた片眼鏡をかけ直し、頷いた。
●リンゴをどうぞ
ナバルジャたちの馬車は、中継地点で休憩している。
全部で3つの荷馬車に積まれた資材と物資に今の所問題はない。……が、そんな様子をみていた者がいた。ロバの耳を揺らした『メドゥの指先』が一人、レビジュ・バトーである。
「んー、やっぱり困っている人は困ったままでいてほしいんだよね。その方がお薬にすがってくれる人増えるしさ」
手の中で弄んでいるのは、1つの林檎。だが、それは普通の林檎ではない。レビジュはその林檎をナイフで切り分けながら草を食べる馬を見る。
「ねえ、お馬さん。これでちょっと暴れてみない? きっと面白いことがおこるよ~。アダムさんから分けてもらった在庫処分品だけどさ」
レビジュはその林檎をそっと二頭の馬に食べさせた。
――君たちも、思いっきり走ってね?
●荷馬車の馬が逃げ出しました
「!?」
突如響くいななきに、ナバルジャたちは慌てて馬の様子を見に行く。と、2頭の馬が暴れている。近くには御者が頭から血を流して倒れており、このままでは踏み殺されてしまうかもしれない。
「おちつけ! おちつくんだ!!」
「いったい何が……」
人々が慌てつつも馬を落ち着かせようとするが、馬は血走った目で暴れまわり、人々を跳ね飛ばしていく。
「他の馬は大丈夫か?」
「えぇ、暴れているのはあの2頭だけのようです」
ナバルジャの質問に、アズルノが素早く答える。幸い、のこり4頭の馬は暴れていないものの、急に暴れだした馬を見ておびえているようだ。
その内、1頭がゴールディの方へと逃げ出してしまった……!!
「それは困る! 物資を届けねばならないのに……!」
ナバルジャは、馬を追いかける。だが、彼は腰痛持ちだ。下手すると走っている間に魔女の一撃により倒れるかもしれない。
「お待ちください、旦那様! ここは私が!!」
と、ナバルジャを引き留め、アズルノが走り出す。スタミナに自信のない彼だが、ナバルジャが倒れた時の方が被害が大きい、と判断したのだろう。彼は必死に馬を追いかける。だが、そこへ灰のようなものがばらまかれ、思いっきり咽る。同時に、アズルノは思いっきり何かに蹴飛ばされた。
「邪魔されちゃ困っちゃうな。前線キャンプが立ち直られると困っちゃうな」
いつのまにか、ロバの耳を持つハーフビーストの少年が、ナイフを手に姿を現す。少年は、にっこり笑ってこう言った。
「おいちゃんたちの相手は僕。何もしないならもっと面倒なこと起こそうかなぁ?」
そう言って少年が懐から出したのは、1つのリンゴ。血のように赤いリンゴに唇を寄せ、現れている左目をそっと細める。
「このリンゴ食べさせたらお馬さん暴れちゃったんだぁ。僕、もっと持っててさぁ、ほかのお馬さんに食べさせたらどうなるかなぁ?」
少年……レビジュはにこにことリンゴとナイフを手に周囲へと見せつける。だが、こうしている間にも2頭の馬が暴れ、1頭はゴールディへと爆走している。このままではさらに混乱が酷くなるだろう。
中継地点は大騒ぎとなり、このままでは物資と資材が前線キャンプに届かない。
「……この状況、どうすればいいというのだ……」
ナバルジャが喘ぐように呟く。
さあ、居合わせたあなた方はどう動く?
解説
マスターより
リプレイ
●解決への布石を
緊迫した状況の中、逃げ出した馬を追いかける者達がいた。カルフ・オルヴォ、サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブである。カルフは《チャージング》、サフィラは《疾風足》で追いかけているようだ。
(にゃ!? お馬さんが暴れだした!? 何か変な子いるし、逃げ出してるお馬さんもいるし……)
しっちゃかめっちゃかだぁ~! と焦ったサフィラだがすぐに行動に移す。馬も時間も待ってはくれないのだ。
(お願いね)
アルト=ミルドレッド=バ・ロッサはすかさずリスを《エーテルリンク2》で分身させ、2人の後を追わせた。
(逃げた方向は、この道……)
《ホークアイ》で見た限り道は一直線。馬も道からそれた様子はない。冷静に判断した彼女はまず移動手段の確保を考える。
目を向ければカンナ 三木が残った馬を宥め、キーゼは御者などを安全な場所に避難させていた。ナバルジャは彼に「けが人を優先に避難させてくれ」と頼む。その先では、ギャメルがとっさに守れる位置にいたけが人を《ヒール2》で治癒していた。
(打撲や擦り傷で済んでいるみたいだな……)
その事に安堵するも、残っている馬たちの事も気がかりなギャメル。幸いにもナハシュが暴れ馬との間にぼんやりとした壁(《念写》により描かれたらしい)を設置し、他の馬たちが暴れ馬を目視しないようにしてくれた。これで少しは違うかもしれない、と気を取り直したギャメルはより落ち着いて治療を行うことができた。
その様子を見つつ、アルトはナバルジャに馬を貸してほしい、と頼む。
「そういう事ならば……。ただし、無理はしないでくれ」
ナバルジャの許しを得たサフィラは礼を述べて馬に乗った。
(逃亡馬の方へ仲間が向かい、関係者の避難も順調。そして問題は……)
《天眼》と《戦術眼》を駆使して状況を把握するキーゼはちらり、とギャメルの方をみる。彼の方は手際よい治療のお陰でけが人は全て治療が終わり、後はアズルノだけである。
「どうにか回収できれば……」
祈るようなつぶやきを漏らし、顔を上げると……その先にはレビジュを相手に戦う者達の姿があった。その中に、既に動く者の姿が。
(ならば僕は……)
キーゼは、盾を手に暴れ馬の方へと足を向けた。
カンナは壁とは反対方向へと馬を連れて歩き、ブラッシングを開始。そして、餌の中に何か入っていないか確認したうえで馬に与えた。
「んださぁ、馬達おちつかねぇなぁ……。でんも、馬の面倒ならおらに任せるだべ」
と進んで馬の世話を行うカンナの手際はとてもよい。彼女は「めんこいのぉ」と優しく声をかけながらブラッシングを行う。
一方御者の治療が終わったギャメルは、彼らに手伝ってもらい、まだ落ち着かない馬の目や体にブランケットをかぶせ、落ち着かせられないかと試みた。
「これならリンゴを投げられても肌に触れにくいだろ? ……でも、様子を見た限りこいつらは食べていないっぽい?」
ここにいる馬と、先ほど見た暴れ馬の様子を《天眼》で比較して考える。万が一誰かが例のリンゴを食べさせられた時の事も考え《解呪2》が使えるようにしておいたギャメルは、胸騒ぎを覚えつつも深呼吸をした。自分の震えが、馬に伝わったら落ち着かなくなるかもしれない。
(オレにも敵との間に立ちはだかって庇う覚悟、あるんだからなっ! こ、怖ぇけどさ!)
馬や御者などが襲われそうになったら、《光縛封》で守ろう、と装備した鉄の祭刀を見て決意した。
●リンゴを巡る円舞曲
砂を蹴る音を、コルネリウス・アーラの耳が捉える。シルヴィア・A・カペルがアズルノを抱え立ち去る音だ。当初彼女はアズルノを庇い《光縛封》を使用するつもりだったが思いのほかアズルノがレビジュ・バトーに近い場所で転がっていた為、意味をなさないと判断したためだ。
入れ替わるように(あるいは己に引き付けるように)ハヤト=ガラン=ヴォルファングが勢いよくレビジュへと切りかかる。煌めく銀の三筋による攻撃をレビジュは受け流せないと判断し回避に専念する。
「おい小僧……、てめぇ、さては『メドゥの指先』だな?」
「だったら?」
ハヤトの問いに少年はくすっ、と笑い素早く切り込む。赤い残像にハヤトは僅かに舌打ちし素早く下がる。己より未熟な可能性を感じつつも目に浮かぶ何かがハヤトの背筋に冷たい汗を滴らせた。
「ダメですよ」
コルネリウスは《シーザーロア》でレビジュの気を引き、《破脚砕》を見舞うが、軽いステップで避けてしまう。
「ははっ、毒りんごで物語が面白くなる童話の真似事か?」
そこに待ち受けるは両手に剣を持つカズマ クレセントブラッド。流れるような《ダブルエッジ》を放つもレビジュは共に舞うような足取りで回避し、くすっ、と笑う。
「だったら試しに自分が食って試さないとダメだぜ?」
「そんなの当たり前だよ。まぁ、……僕には効果なかったけど」
舞う羽根のような動きで下がるカズマにレビジュはロバ耳を揺らして唇を尖らせる。そんな仕草が、より少年を幼く見せカズマの目が僅かに複雑な色に染まる。
流れるような戦闘を見ながら、少し離れた場所に立つイーヤ・レプリスは仲間の負傷度などを見極め、いつでも治癒に動けるように待機する。
「悪い子は、お仕置きの時間よ?」
と声をかければ、少年は笑顔を彼女に向けるだけ。
(……まぁ、可能なら生かして捕えたいわね)
イーヤは『メドゥの指先』とはいえ子供を殺すことはないだろうと考えていたようだ。その視線の先、Re:Leeが掌から《魔霞》を漂わせる。
「ふぅん……そのリンゴ、興味あるわね」
Re:Leeの言葉と共に投げつけられた《魔霞》をレビジュはどうにか避ける。だが既に剣の煌めきは迫っていた。
「レビジュ・バトー! 貴様の悪事は許す事はできない! 俺の刀の錆にしてやる!」
威勢よく切り出したのはアルベルト=V=シュタールシュヴェーアト。彼は言葉と共に《紫電一閃》と《戦士の一断》を同時発動し思いっきり剣を叩きつける。言葉にレビジュはふん、と鼻を鳴らし避けるもその一撃がローブの裾を切るのだった。散る破片が舞う様が妙に遅く見える。
「だって、僕悪い子だもん?」
レビジュは、左目を細め蠱惑的に微笑んで首を傾げた。その愛らしい顔に似つかわしくない笑みがうすら寒さを感じさせていた。
「ぐっ……」
「心配ないよ。今、安全な場所に運ぶから」
痛みに呻くアズルノに肩を貸し、どうにかギャメルのいる場所まで連れて行こうとするシルヴィアはちらり、と戦場を見た。幸いにもレビジュの意識は他の仲間の方に向いている。このまま連れて行けば大丈夫だろう。
「あと少しだよ」
シルヴィアはアズルノを励まし、どうにかこうにか安全な位置まで向かうのだった。
●駆ける馬を追って
比較的に逃げ出してすぐに追いかけたこともあり、カルフとサフィラは案外早く馬を見つけることができた。考えた以上に道は悪くなく、《エアーライド》を使うまでもなかったことにサフィラは内心安堵する。
(あと少しで追いつける)
サフィラが見た限り、馬はまだ速度を緩めていない。彼女との間は約7mあり、差を広げられないよう追いすがるほかない。
肩にはアルトが放ったリスが乗っており、後から追うパートナーの目の代わりになっていた。もう一匹はカルフの肩に乗っている。
「あと少しだ」
少し遅れ気味なカルフではあるが、息はきれていない。さすがに授恵者といったところか。彼が振り返ると、馬の蹄が地を蹴る音がする。どうやらアルトもそろそろ合流するようだ。そう考えている間に、若干馬がスピードを緩めたような気がした。
「いくよっ!」
どうにか馬との距離が縮まったサフィラは、五感を研ぎ澄ませ、宙を駆けあがって馬に飛び乗った。
「やったかっ」
カルフが小さく声を漏らすが、馬は僅かに驚いたようで嘶く。だが、振り落とそうとはしないようだ。それほどまでに暴れ馬の方が怖かったのかもしれない。これがチャンス、とばかりにアルトもまた馬で一気に追いつき、腕を精一杯伸ばして暴れ馬に触れる。
(驚かせてごめんね。君を迎えに来たんだよ)
アルトが《騎乗》のコツを試しつつ《動物交感》で呼びかけると、僅かに馬が我に帰ったような反応を見せる。馬は賢い生き物だ。彼女に害意がない事を感じ取ったのだろう。そこに追いついたカルフが手綱を手にすれば、徐々にスピードが落ちていくのを感じる。
「落ち着け、大丈夫だ……。もうお前を怯えさせるモノは無い」
優しく声をかけ、鎮静化を試みるも反応は分からない。しかしアルトの表情を見るに効果は聊かあったのかもしれない。
そして、アルトもまた乗ってきた馬の速度を落としつつ追い越し、それとなく落ち着けそうな場所へと誘導する。カルフとアルトがサフィラに笑いかけると、彼女は頷いて馬にもう一度よびかけを試みる。
(よしよし、怖かったよね。心が落ち着くまで一緒にいてあげるね)
穏やかな心で寄り添うように伝えれば、徐々に馬の速度が落ちていく。やがて、馬は手綱を引くカルフともう一頭の馬に乗るアルトの誘導に従った。
「とりあえず、異常はなさそうだな」
馬の様子を見つつカルフは頷く。もし、この馬も毒物を摂取していたら水を飲ませたり嘔吐薬が必要かと考えたがその必要はなさそうだ。それでも興奮したことによる失神があっては大変だ、と目を逸らさず観察する。
「この子は暴れた仲間に驚いて怖くなっちゃったんだよ」
サフィラが鬣を撫でながら落ち着かせれば、アルトも自分が乗ってきた馬に礼を述べつつおやつをあげる。勿論、逃げ出した馬にもだ。
「帰りはどうしましょう?」
「カルカルをそっちに乗せられないかな? その方がいいと思うんだよね」
アルトの問いかけにサフィラが提案する。確かに一人走り続けたカルフもさすがにちょっとは疲れているだろう。
最初は戸惑ったカルフだが、しばし考えてそうさせてもらうことにする。
「駈足で帰ろうか」
サフィラの言葉に、カルフとアルトは頷いた。
●荒ぶる馬を諫めに
「わたしはあの馬を宥めるので、ナハシュさんはもう一頭をお願いします!」
「任された!」
トーラは《先手必勝》とばかりに暴れ馬の一頭へ《疾風足》で向かいつつ仲間に指示を出す。ナハシュは返事しながら壁を描き出すあたりそつがない。トーラはその勢いのままエーテルの逆噴射で調節をかけ、なるだけ静かに乗ろうと試みる。だが、馬が前足を上げて嘶き、ハーフリングであるトーラの身体は跳ねてしまう。
(まずは馬も周囲も怪我しない様に落ち着かせなくちゃ!!)
ララベル・サン・ディーベルは身軽な状態で《疾風足》を使い暴れ馬の正面へと立ち、落ち着いた馬の声を《声帯模写》で出しながら誘導を狙う。
「馬は力が強いだけじゃなく体重もあるんだ! 絶対むちゃするなよベル! みんな!」
そう注意を促すのはゴルバルティア。彼女は盾を手にもう一頭が視界に入らぬよう、ララベルをフォローする。同時にゴルバルティアから立ち上る《威圧感》によって馬の動きが少々鈍ったような気がした。
それでも馬は蹄でゴルバルティアを蹴ろうとするが、盾と《威圧感》のお陰でダメージはそこまで大きくはない。
治療が終わった御者たちもまた、そこに加わろうとする。ナハシュは動物のお世話セットを貸出した。
「これで、うまく諫めてくれや」
自分も手伝うから、とナハシュは(レビジュへの対応に動く面々を気にしつつ)御者たちと共に介入するタイミングを見張る。彼が目を向けた先では、どうにか手綱を持ち、足で胴をぎゅっと挟んで振り落とされないようしがみついたトーラの姿が!
(驚かせてごめんね。怖くないから、怒るのをやめよう?)
優しく《動物交感》で呼びかけるトーラに、馬が嘶く。だが、最初の頃より怒りが少々落ち着いたような気がした。
(これならば彼女に任せても大丈夫でしょう)
もしトーラを振り落とすことになれば《神霊達の腕》を呼び、霊的な力と物理的力でもって窒息を狙うつもりだったキーゼは僅かに安堵しつつも盾を手に前に立つ。ちらり、ともう一頭の方をみればララベルとゴルバルティアが少し離れた場所に暴れ馬を引き離し、ぶつかり合う危険性を回避させていた。仲の良い二人の連携が光ったのかもしれない。
跳ね飛ばされる危険性が低くなったところでナハシュと御者たちは二手に分かれ、馬を宥めようと尽力する。慣れている人間が加わる事で、少しずつ馬の様子も落ち着きを見せ始めた。トーラが乗った馬は手綱を取らせてくれ、彼女が振り落とされる心配はなさそうである。
(だけど、少し苦しそう……? 水を飲ませた方がいいのかもしれない?)
馬の前で盾を構えていたゴルバルティアは、馬の目を見てそんな風に思った。
一方、こちらは念写の壁のむこう。
アズルノを安全な場所へ連れて行ったシルヴィアは、《動物交感》で残った2頭の馬たちを宥めていた。
「大切にしてくれた人の声なら届くと思う。どうか声をかけてあげてほしい」
「あぁ、そうだな」
彼女のアドバイスに、ナバルジャは深く頷く。カンナのブラッシングとギャメルの布のアイデアもあり、こちらはかなりスムーズに鎮静化させることができたようだ。
(なら、暴れ馬の方の手伝いにいこうか……)
と彼女が考えた時。声がした。
「誰か、水を!!」
彼女の脳裏に浮かんだのは、《ピュアウォーター》。しかし、出せるのは5分間で1リットル程度。馬に飲ませるには、足りないかもしれない。
(それでも)
シルヴィアは馬に話しかけていた世話係の一人に、水と水を入れる物がないか問いかけた。
(ちょっとずつ落ち着きつつある? 泡をちょっと吹いてるのが気がかりかな……)
ララベルが馬の口元を見、僅かに焦るも馬は徐々に落ち着きを取り戻せそうな状態まで来ていた。ゴルバルティアの《威圧感》のお陰でもう一頭には近寄らず、暴れそうになっても周りの御者たち共々宥めにかかられたためだろうか?
ララベルもまた宙を駆けあがって馬に乗り、最終調整に入る。
「そっちはどうだ?」
「トーラがいい仕事してる」
ゴルバルティアの声に、ナハシュが周囲を警戒しながら答えた。トーラが《動物交感》で呼びかけ続けた効果か、こちらもだいぶ落ち着きを取り戻しつつあった。
(ありがとう。いい子だね)
トーラがそっと頭を撫でると、馬は気持ちよさそうに目を細める。
その頃には、ララベルが穏やかな馬の声を聴かせたおかげか、もう一頭の方もようやく暴れなくなったのだった。
馬の方は軽度のかすり傷程度ですんだ為、後からシルヴィアが治療を施すことで事なきを得た。
だが、レビジュが食べさせたリンゴの毒の影響はまだ残るかもしれない。故に前線キャンプに到着後、しばらく休ませようという事になった。
御者が用意していた水を持ってくる。トーラたちは2頭の馬を諫めつつ水を飲ませ、注意深く見守るのだった。
「踏みつぶそうとしたり、蹴ろうとしたりしていたけど、どうにかなったね」
「ひやひやしたけどな」
トーラとナハシュが馬の様子を見ながら言いあっていると、ゴルバルティアとララベルも頷いた。
「あとは、あっちの方……だな」
ゴルバルディアは心配そうに戦う者達の様子を見た。
●リンゴをどうぞ、お姫様
トーラたちが暴れ馬を宥めているころ、レビジュと対峙している者達は未だ激しい戦いを繰り広げていた。最初にハヤトたちがレビジュを引き付けたおかげか、馬たちからレビジュをうまく引き離すことに成功している。その事に、目の前の少年は少々不満そうな顔になっていた。
「取り囲め! 休ませるなよ!」
ハヤトが鋭い蹴りを放つも、バックステップで避けるレビジュ。だが、続くコルネリウスの攻撃が掠め僅かながら蹈鞴を踏む。休ませない怒涛の攻撃がうまくいっているのだろう、疲労の蓄積も感じられる。
「あはっ、強いんだね、お兄さんたち!」
「身軽だな」
「調べたいんだけれどなぁ、そのリンゴ」
「ふふーん、秘密ぅ」
悔しそうな顔を見せつつもカズマの《縛糸刃》とRe:Leeの《魔矢》も軽口と共に躱し、少年はくすくす笑い続ける。
「笑うなッ」
アルベルトが怒気と共に《鋭撃》を放つも、レビジュは相手にしない。掠めながらも軽い足取りのまま、近づくは……イーヤ! ほぼ皆がレビジュへの攻撃に注力していた為か、不意にするりと抜け出した彼を阻み切れなかった。
「お姉さん、食ぁべて!」
「えっ?!」
イーヤは咄嗟に祭刀で跳ねのけようとする。だが、それよりも早くコルネリウスの剣がリンゴを切り裂いた。間一髪である。
「んー、困ったなぁ。お馬さんにも近づけないからねぇ?」
レビジュがやや眉を下げて言うが、間髪入れずハヤトが切りかかる。彼の《戦術眼》は、攻め続ける事を良しとしていた。
「うるぁ! 手加減なんざしねぇからな!!」
鈍い音をたて舞い散る紅。レビシュは「凄いなぁ」と強がった笑みを浮かべている。それを好機と睨んだのか、コルネリウスとカズマが攻撃しようとするが……突如乾いた音と共に灰が舞い上がった。思わず吸ったコルネリウスは僅かに体が痺れたような感覚を覚える。
それは間髪入れず攻撃しようとしていたアルベルトやハヤトにまで及び、イーヤは危機的状況と判断、柔らかな光の波動を放ち治癒にあたる。
一方カズマは《フェザーステップ》のお陰で難を逃れ、逆巻くエーテルの風で身を守ったRe:Leeはそっと《念動力》で切り落とされたリンゴを入手していた。
(体温で鮮度が落ちてなきゃいーけど)
そろりと戦線離脱しようとしたからか、彼女は灰に紛れて近づく影に気付いていなかった。
「えっ?」
「まだ、だーめ」
懐に入った少年はRe:Leeの口へと持っていたそれを押し付けた。
「!?」
思わず齧った途端、甘酸っぱさと辛さが舌を焼く。喉に落ちる違和感。僅かな虚脱感が脳裏を巡りRe:Leeは膝をつく。灰の靄から抜け出したハヤトとアルベルトが見たのは、困惑し咳き込むRe:Leeと、齧られたリンゴ。それを何かに入れ、レビジュが笑う。
「てめぇっ!」
ハヤトが素早く蹴り上げるも、レビジュはローブを脱ぎ捨てハヤトの顔面目掛け投げ、再び灰をバラまいた。
「バイバイ、お兄さんたち! また遊ぼうね!!」
「逃がすか!!」
レビジュの声が響く。カズマが追いすがろうとするも、少年の姿は見えない。
その灰が消えたころ、レビジュの姿は消えていた。守りの硬さに舌を巻いたのか逃走することを選んだらしい。
「逃げられたか……」
アルベルトが悔し気に辺りを見渡す。もしかしたらまだ近くにいるかもしれない、と。
「大丈夫?」
イーヤはRe:Leeに声をかけながら《解呪2》をかけ、後で水を貰えないか相談してみよう、と考える。
ハヤトがかけられたローブを跳ねのけ、深いため息を付く。コルネリウスは、とりあえず危機は去ったのかもしれない、と考えながらも念のためカズマと共に周囲の警戒に当たった。
「全く、あのボウヤは……」
念のため灰を間近で被った数名にも《解呪2》か《聖別》をかけたほうがいいだろうか、と仲間を観察しつつ呟くイーヤだった。
冒険者から少し離れた所。ローブを置いてきてしまったレビジュは少しめんどくさそうな顔で一同の様子を探っていた。
「あーあ。あんまし困らせられなかったかなぁ」
そういいながら懐を探り、もう一つため息。持ち帰ろうと思っていた物がないらしい。
「アダムさんから貰ったリンゴの芯、持って帰るつもりだったのになぁ。多分、あのリンゴはもう、アダムさん持ってないだろうなぁ」
しかたないや、と舌を出したレビジュは鼻を鳴らしてその場を後にした。だが、脳裏によぎるは、冒険者たちの顔。特に記憶に残ったのは金色の目をしたゴブリンの青年だ。
「あのお兄さん強かったなぁ。今度会ったら負けないよ~」
そういうレビジュの目は、酷く楽しそうな色に染まっていた。
●小さな嵐が過ぎて
「ただいま~」
サフィラたちが戻ってきた時、既に暴れ馬は鎮静化し、残りの馬たちもだいぶ落ち着いていた。
「さあさ、こっちにくるべ! そっちの馬もブラッシングするべよ!」
出迎えたカンナが馬たちを驚かせない範囲ではっきりといい、サフィラとカルフ、アルトは馬たちを撫でてからカンナに託す。
「あのロバの子は逃げたようだな」
ナハシュはレビジュが馬の方に来なかったことに少々安堵し、レビジュの対応に当たった面々に感謝を覚える。だが、その一人であったアルベルトの表情はひどく険しい。
「結局、おさえることしかできなかった。確かに他の馬を逃がさずに済んだのは喜ばしいと思うが」
「なんとなくですが、何度も馬の方をみていた気がします」
彼の言葉に、コルネリウスがため息交じりに言う。傍らのハヤトはレビジュが残したローブを片手に、がしがしと頭を掻いた。
「油断していたら、アイツは別の馬に赤いリンゴを食べさせていたと思う。だから、さっきみたいに攻め続けて正解だったと俺は思うぞ」
穏やかにそう言う傍ら、彼はローブから香る微かな薬草の匂いが妙に脳裏にこびりつきそうな気がした。試しに匂いを嗅いでみると、より濃い薬草の香りがし、微かに脳が揺れた気がした。
(コイツ、普段から薬草を扱っているのか……?)
一方、リンゴを口にしてしまったRe:Leeはその時の事に、頭を押さえる。口に広がった酸味の奥、言葉に言い表せない『嫌な予感』が胸を掻きむしったその感触が未だ残っている。
「大丈夫?」
もう一度解呪2が必要だろうか、とイーヤが問うと、彼女は首を振った。だが、僅かに不機嫌さと悔しさの入り混じった乙女の瞳が、イーヤの脳裏にこびりついた。
シルヴィアが《ピュアウォーター》で用意した分の他、ナバルジャ達が持参していた水を、暴れ馬2頭を含めた馬たちに与える。念のためイーヤとギャメルで治療を行ったころには、暴れ馬もすっかり落ち着きを取り戻したようだった。
カルフたちが連れ戻してくれた馬にけがもなく、無事6頭そろうことができた。その上被害も比較的少なめに済んだおかげで(少し遅くなってしまうが)前線キャンプに向かう事が出来そうだ。
「もう安心していいぞ。怖かったな」
ギャメルが馬たちに優しく声をかけると、馬たちは嬉しそうに鼻づらを寄せる。それはカンナをはじめ馬たちに優しく接した冒険者たちにもだった。トーラは顔をなめられて擽ったそうにしている。
「他に治療がいる奴はいるか?」
ギャメルが念のために、と呼びかければ皆首を振る。どうにかなった事に心から安堵し、小さく微笑んだ。
「アズルノ氏も、もう大丈夫そうですね」
「ありがとうございます。皆さまのお陰でどうにかなりそうです」
キーゼは顔色が良くなったアズルノの様子に、体に宿った緊張がほぐれるような気がした。
(あの少年が馬の方に来ていたら……もっと大変なことになっていたかもしれませんね)
そう思うと、少しだけ背筋に冷たいものが流れるような気がした。
「これは?」
餌の交換を手伝っていたカンナは、残った餌の中に妙な色合いのリンゴ……の芯が入っている事に気が付いた。それを仲間たちに見せると、レビジュが持っていたリンゴを覚えていた面々は首を傾げる。
「それ、あの子のリンゴより赤くないし匂いもちょっと違うかも」
そう言ったのはイーヤである。そして、食べさせられたRe:Leeはカンナから見せられた芯に《残留思念感応》を試みる。だが、そこから読み取れたのは少年のとてつもなく歪んだ好奇心。そして『アダムさんから分けてもらった在庫処分品』という言葉。
「これは……あの子が作った物じゃない」
「念のため、確保しておきましょうか」
キーゼは、貰った清潔な布でリンゴの芯を包んだ。
「あの少年……声に聞き覚えがあったな」
キーゼたちの報告に、ナバルジャが深くため息を付きながら答えた。
「私達は難民キャンプにチョコを届ける途中で、彼に遭遇しています。その時護衛についてくれた冒険者曰く、『レビジュ・バトー』という名前だったそうです」
アズルノの言葉に、一同は表情を曇らせる。
「間違いなく同一人物だな」
可能なら目的を聞きたかったアルベルトが悔しそうに頷く。だが、ナバルジャはそんな彼の肩を叩き、笑顔で言った。
「だが、皆のお陰で私は大切なものを1つも! 失わずに済んだ。貴方がたのお陰だ! 本当にありがとう!」
ナバルジャは頭を下げ、アズルノと御者たちも一斉に頭を下げる。冒険者たちはそれぞれ照れるやら、安堵するやら、複雑な気持ちになるやらでそれを受け入れた。
こうして、冒険者たちの尽力もあり前線キャンプに物資と資材が届けられた。とくに薬が喜ばれ、小さいながらも歓喜に沸き立つ。
だが、噂では森のほうで怪しい声を聴いたなども聞く。まだ油断を許さない状況なのは変わりないのである。
そして、後から解った事だがレビジュが手に持っていた物と、暴れ馬が食べた物は全くの別物だったらしい。多少謎が残ったものの、授恵者たちによって希望が守られた事は確かである。
(今は、そういうことにしておきましょう)
ナバルジャに協力し記録をつけていたキーゼは深くため息を付き、筆を置いた。
(終)
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い17 / 4〜25人
2021年04月24日 11時18分30秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーのイーヤよ、よろしく。 どう立ち回るかはまだ考え中ね。
ヒーラーのギャメルだ! よろしくなー! 暴れ馬の動きを一時的に封じるために、光縛封とかが使えねぇかな? 宥め役もいっしょに結界の中に入ってもらう感じでさ。
シルヴィアだ。よろしく頼むよ。 光縛封、良い案だと思う。馬は光縛を破壊できないだろうし(レビジュが介入したら別かな?) >行動予定 アズルノが心配だから助けに行くよ。 アズルノを回復してレビジュと暴れ馬から一旦距離をとる。出来る限り他の怪我人も集めてヒーリングオーラ。 一般人を「プレイングで上手く誘導することで事を有利に運ぶ事が出来ます」っていうのは、馬の扱い方とかかな? 攻撃的になってる暴れ馬の眼前には行かせられないけど、馬を世話をしていた人に声掛けしてもらえたら落ち着きやすいかもしれない。 その後は怪我人を都度回復しつつ、暴れ馬を落ち着かせることに集中するつもりだ。一時的な封じ込め用に光縛封も持っていくね。
さて、宜しくお願い致します。 方針としては、成功条件を満たすのではなく、失敗条件を潰す方がよさそうですね。 そういった意味でも、必要なことは 〇馬全頭の保護 〇レビジュの撤退 この2点でしょうか。 >暴れ馬 ここに関しては、ある程度抑制しないと、第2第3の逃げ出す馬が出てくる可能性があります。 そういった意味でも隔離は欲しいですね。 光縛封は確かに強力ですが、気を付けないと馬自身が光縛封の境目に突撃して自傷する可能性はあるんですよね。宥め役は必須ですが、初手でいきなり使うと思わぬ弊害が出るかもしれません。 >逃げた馬 これをどう追いつくか、がネックなんですよね…普通に走ってもまず追いつけないかと。 可能なら、御者に馬を借りるか相乗りするかして馬で追いつかないとまずいかもしれません。 正直、ここのスタートが一番厳しいでしょうね。時間を掛けすぎると追いつけず、死なせる展開もあり得ます。 >レビジュ とにかく、馬に危害を加えないようにさせるのが一番でしょうかね。 向うは別にこちらを相手取らず、馬を狙って混乱させるだけで済みますから。 暴れ馬や逃げた馬を量産されたら完全に負けます。 むしろ光縛封はここに使ってもよいぐらいかと。 ウォーリアやキャスターの方が来てくれれば、殺界なりシーザーロアなりテンペストなりで足を殺せるんですけどね。馬にしろなんにしろ。 殺界に関しても攻撃はあくまで任意なので、移動妨害目的だけで使えば強行突破以外の移動を制限しやすいですし
ウオーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 今回、俺はレビジュを叩き斬りに行く予定だ。 馬の対応は任せるぜ。
成程……じゃあ私の光縛封はレビジュに使うね。多分、まだレビジュとアズルノの距離は近いと思うから。 始めにサイドヒールでアズルノを回復すると共にレビジュに光縛封を仕掛けるようにする。その後の流れは今のところ先述通りで。 もし二人の距離が遠い場合はアズルノの救出を優先するよ。
あっ、光縛封とサイドヒールだとヒーリングオーラが持っていけないね( アクティブスキルでヒールを持っていくようにするよ。それかサイドヒールを止めてヒーリングオーラにするかかな。レビジュを止めるのも大事だし、ちょっと考えてみる。 (誤字があったから書き直したよ、ごめん)
馬に追いつく速力をお求めで? ならばシーフのあたしの出番だねっ! ってことでシーフのサフィラ、遅ればせながら参上っ!
シーフのトーラです。 わたしも馬の対応に回りますね。 動物交感があるので落ち着いて貰えるよう宥めるつもりです。 ゴールディ方面に走った馬にするか、林檎を食べて暴れている馬に行くかは他の人の希望を見て決めようと思います。
ウォーリアのコルネリウスです。 お馬さんは暴れている方も逃げている方も、足止めスキルなどを活用しながらという認識でしょうか。 逃げた方のお馬さんは移動スキルで追いつけるかどうか、ですが…乗れる方がいらっしゃればそれで追いつければ確実そうですね。 私はレビジュか馬かは少し悩んでいます。人数比や役割などを見て改めて決めたいと思います。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 馬の標準的な速度は移動5-6ってことだからシーフが疾風足使えば追いつくことは可能だと思うぜ。 サフィラが行ってくれるなら問題ねぇだろうが、そっちにも何かロバ耳がしかけてたりする可能性も考えるともう1人くれぇはサフィラについてった方が良さそうか?
シューターのアルトよ 逃げ出した馬をなだめにいく予定よ 騎馬スキルで追いかけたいなって思ってるけど大丈夫かな?
>標準的な すでに開幕で逃げ出している、かつ向こうも移動に振っているとなると、移動重視のシーフ方と、念の為、希望されているアルト氏にお願いしましょうか >流れ草案 仮、といいますか。まだだいぶ朧気ですが。 ひとまず我々が取らないといけない行動は、 ○暴れ馬の沈静化 →周囲及び他馬への波及抑制 ○逃亡馬の回収 →すでに逃げている以上開幕と同時に追跡が必須 ○御者勢及びその他馬へのフォロー →二次被害対策と怪我人補填、馬抑制の手数確保 ○レビジュ対策 →対人含めたこれ以上の場の混乱の抑制及び第2,第3の暴れ馬、逃亡馬創出の阻止 こんなところですか。
にゃ!ひとまず今の段階でみんなの希望を出てる分まとめるねっ! ○暴れ馬鎮静 ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) ○対レビジュ アルベルト 希望がハッキリしてる分だけ載せたから 「自分ここがいい!」って子は表明よろしくっ
サフィラさん纏めありがとうございます! わたしは暴れ馬の方に行きますね。 とりあえず被害が出ないよう少し離れたところへ誘導して、落ち着くように気持ちを伝えてみるつもりです。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) ○対レビジュ アルベルト
遅参すまねえ!シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 流れ案が非常に分かり易くて助かるぜ。 馬も言われてる通り、シーフと移動阻害系のスキルが合わされば確保もそう難しくはねえねえと思うな。逃げた方向さえわかりゃ、天眼や超越視覚系の他全力移動からの捜波とかでも居場所は特定できそうな気もする。 暴れ馬が2体、逃げてる馬が1体となると、暴れ馬の方がどっちかってぇと人手がいんのかね。 あんま沈めるとか得意じゃねえんだが、希望者が救ねえなら俺もこっち行こうかと思うぜ。 今まさに宥めてるらしい御者にも協力を仰いで良いならなんとかなるかもしれねえし。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) ○対レビジュ アルベルト
んだ、おらぁカンナだ、よろしくだべ おらは他のうまさ、面倒見とくだべ 暴れねぇよう引いとくだべ ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ○対レビジュ アルベルト
キーゼさんは流れの草案ありがとうございます。 レビジュ対応が現時点で少ないようですし、私もそちらに回りますね。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ○対レビジュ アルベルト コルネリウス
オレはケガした御者の治療と協力を頼みにいこうかな。 残った四頭の馬もガードしておくぜ。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス
おっ! カンナもヒーラーなんだな! ちょいと提案がある。 もう考えてたかもしれねぇが、光縛封で4頭の馬や御者を守れねぇかな? 1ヘクスに馬4頭集めるのって窮屈でムリがありそうだから、カンナとオレで2頭ずつ守る感じにできたらと思ってよ。 レビジュ本人にかけるのも賢い案だが、キッチリ相談しとかねぇとかえって戦う人達を妨害しちまうかなって。
ナハシュさんが暴れ馬の方に来て貰えるなら、それぞれ一頭に集中できますね。 暴れ馬同士を離して怪我をさせないようにしようと思うので、別々の場所へ誘導してもらえると助かります。
とりあえず今はその場で守る手段で考えてるけど、馬達と御者数人も守りながら動けるなら敵から離れた方が多分安全そうに思う。 御者と他の馬のフォロー組や対レビジュ組の人数次第か。 あとは少人数でも上手く安全圏まで護衛する方法を考えるって手もあるか。 引いとくって言ってたし、カンナはこっちを想定してたのかもな。違ってたらワリィ!
にゃ!そうだ!アルトに確認したいことあるんだけどっ! お馬さん追っかけるときは徒歩でいく? それとも他のお馬さんに乗って追っかける? 【騎乗】スキル使うって言ってたからその辺が気になって!
僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、よろしくね。 僕は暴れ馬の対応に行こうかな。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ララベル ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス
リリィよ、よろしく レビジュ対応少ないし、私は参加者しよっかな ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ララベル ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ
遅くなったぜ ウォーリアのゴルバルティアだ、よろしくな 私は暴れ馬を正面から抑えつけるぜ ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ララベル ゴルバルティア ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ
だんだんと役割分担も決まってきたな! にげた馬の方はサフィラとアルトに任せるときゃ大丈夫そうだな。 んじゃ、俺はレビジュとやらの生意気小僧を蹴り飛ばしに回るとすんぜ! ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ(仮) ララベル ゴルバルティア ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ ハヤト
おっけおっけ、暴れ馬も比率的に1:2であたれそうでいい感じじゃねえか。このまま暴れ馬に行くかね。よろしくさん。 別々に誘導できるようにってのも了解だ。少なくともトーラが連れてった方にはいかねえようにしておけば良さそうだしな。意識して動いておくぜ。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ ララベル ゴルバルティア ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ ハヤト
遅くなったけど、私は対レビジュへ向かうわね。 後ろで回復に専念するわ。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ ララベル ゴルバルティア ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ ハヤト イーヤ
オレはケガした御者の治療と馬の鎮静をするぜ。 あとは敵のターゲットが向いた時に馬達を守ったりとか。 敵にちょっかいだされて馬が逃げそうな時に、全力移動で追いかけたりだな。
やべぇ、全然来てなかった! 対レビジュ回るぜ ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ ララベル ゴルバルティア ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ ハヤト イーヤ カズマ
ぎりぎりでごめん! 馬を借りて乗っていくわ 一応補足するなら先行して栗鼠に追いかけさせて【動物交感】でちゃんと宥めてから追いかけるつもりよ なんなら栗鼠を通じて情報共有もできるわ あと捕まえてさえくれれば逃げた子にも動物交感で宥めさせる予定よ
ガチで直前ですまんが、居ないよりマシだろう、手伝うぞ。 ○暴れ馬鎮静 トーラ ナハシュ ララベル ゴルバルティア ○逃亡馬の回収 サフィラ アルト カルフ ○御者と他の馬のフォロー シルヴィア(アズルノ救出) カンナ ギャメル ○対レビジュ アルベルト コルネリウス リリィ ハヤト イーヤ カズマ
>アルト りょーかいっ! あたしは【疾風足】で追っかけて 【エアーライド】と【壁歩き】でお馬さんに飛び乗るから、飛び乗った後に【動物交感】してくれると助かるなぁっ