帝国の冬、ゴブリンの冬 - 寒中SUMO -
ムジカ・トラス
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シナリオID:489
オープニング
火急の要件であると呼び出され、ヴァイセントラフ砦にたどり着いたレイウェスト・バルダスは、司令室に足を踏み入れた瞬間、軽く目を見開いた。バルディオン将軍の申し訳無さそうな目。これはいい。ヴァイセントラフほどの規模ではないにしても帝国各地で未だ健在な軍事拠点の司令官や、彼らの代わりに派遣された部下たちが居並ぶ状況。これもいい。
ただし、その中の一部から強烈に突き刺さる、強烈なる畏敬の視線たち。紅潮した頬。潤んだ瞳は、どういうことだろう。
「やはり――」
そう呟いた誰かの声に続くように、感嘆を零し、「ウン、ウン」と頷きあっては肩まで叩きあう視線の主たち。彼らは総じて、その首元に赤い布の首飾りを付けている。
『首を捧げる』。そういう意向を表す飾りだ。
そこで、首刈帝の強烈な信奉者たちだ、と気づいた。
シルトラース帝国の歴史において、その栄華を決定づけた立役者。圧倒的な武威を示し、国を広げ、さらには大きく育てあげた大英雄。そんな彼女を武の女神として崇め、その生き様や薫陶を半ば宗教化された戒律へと磨き上げた一団がいた。
クジンリーネ在位当時の近衛兵団に所属していたものたちによって興り、その子孫によって綿々と受け継がれてきた武神崇拝は、皇家にとってはいらぬ圧力となって久しい。
彼らは『首捧派』と名乗り、皇家への篤すぎる忠誠心を胸に日々研鑽に励んでは、折に触れては口を揃えてこう言うのだ。
『皇帝たる者、武を極めずして如何せん』
これが、執務に追われている時などにそんな嘆願がふと届く。どれほど気が滅入ることか。そんな話が、皇家にはまことしやかに伝えられている。
さて。そんな彼らは総じて、レイウェストの黒髪と、紅色の瞳に目を奪われていた。伝承に残る、クジンリーネの面影に、だ。
「……エフレム。もしやそなた、識っていたのでは?」
「いかにも」
いかにもじゃ、ないのだよなあ。レイウェストは遠い目をして、背に重くのしかかる諦観に身を任せていた。
●
冬に至り、大草原を覆う大寒波に閉ざされている間に出来る限りの調整を、ということで、各所から調整役や参謀役がヴァイセントラフ砦に派遣されてきた。その中に、皇帝血族の熱烈なシンパである首捧派の面々がいた。彼らは総じて努力家で忠も厚く、能力があるため要職に付きやすい。他国と接するような辺縁の領土の管理を任せるにはうってつけの人材でもあったから、本来は少数派のはずの彼らが、こういう事態となるとその比率は目立つ。
軍議の中で差し込まれてくるレイウェストへの面会希望をバルディオンはやんわりと却下しつづけていたのだが、ゴールディからゴブリンの一団が派遣され、物資や人員面での協議を行う段になった折、顔役の一人である『サチコ』というゴブリナが放った一言が呼び水となった。
「我々としては、相互理解を目的として皆様との交流機会を設けたいと考えております」
そこに、すわと立ち上がり声を張ったものがいた。
「そうだ! 相撲だ!」
これには場が湧き上がった。局所的に。
「あれならばゴブリンらとも取り組める。相互理解。なるほど、これほどの物はない」「相撲ならば立会人が必要だな!」「殿下! 殿下をお呼びしなければ! バルディオン将軍! 至急ご連絡を!」「ふむ。幸い祭礼には心得のあるものばかり」「最高の相撲にいたしましょう!」「ゴブリンとの垣根を取り払うための相撲――まっこと意義深い」「なればなれば! 先だって大功のあった冒険者たちもぜひ!」
混沌の中、バルディオンは唸った。ゴールディからの意向となると無視はできない。更には、もと近衛騎士でもあったバルディオンにとって、相撲はよく親しんだところである。
おそらく、悪いようにはならないだろう。だが、と、即答しかねているところに、サチコは生真面目な表情のまま頷いていた。
「もちろん、我々は問題有りません。相撲については、私も理解しています。たしかに、ただのレクリエーションではなく、そういう機会はあってもよいだろう、という認識です」
バルディオンの預かり知らぬところではあるが、交流機会も武威を競うことも冒険者たちからゴールディへと向けられた提案であった。
「……」
バルディオンは、彼にとって良識があると感じられる面々をそっと伺った。いささか鈍いが、軒並み頷きが返ってくる。無駄な催しでは、ない。それは間違いない。この時期に行う相撲は、帝国の風物詩といって良いのだから。
そう。彼らの仕事ぶりは有能だったが、なまじ帝国の色に染まりきっていたがゆえに、大事な観点が抜け落ちていたのだった。
●
「……というわけで、皆にも相撲をしてもらう事となった。我こそは、というものはぜひ名乗り出てほしい」
集まった冒険者たちに事情を説明するレイウェストの表情には、少しばかり疲労が滲んでいた。
「クジンリーネ帝は、組打ちにも力を入れていた。武具を用いず、肉体ひとつで向き合い、武威を競う。……いや、競うだけではない、理解し合うのだと言う者たちも中にはいる。力と技を尽くしてこその相撲である、とな。金的や目突など、禁じ手がいくつかあるので、これは後ほど整理して伝えよう。授恵者であれば魔法なりを使ってもよいとされているが、最終的に手、膝、または背面を地につけたものが負けとなる。男女の別もない。が……ああ、安心してほしい。ちゃんと、男女問わず、配慮もされている」
そこで初めて、レイウェストは、ちらりと外を見た。すぐに、冒険者たちに向き直る。
「もともとは戦場の組打ちを想定して始まった相撲は、武術としての位置づけとは別に、観戦・興行としての側面が注目されるようになった。これにより、いつからか建前が必要になったのだろうな。クジンリーネ帝の没後、かの武神に捧げるトリクミである、という意義が打ち立てられるようになり、それに合わせて、装いも決められた」
レイウェストはエフレムのほうを見やる。心得た、というように、エフレムは袋から何かを取り出した。厚手の長い布である。加えて、薄手の生地があった。
「このマワシひとつを身にまとうことを原則とする。しかし、婦女子などみだりに肌を晒すことをよしとしない立場のものは、このマワシに加えて襟や裾のない衣服を着こむ」
そこで、レイウェストは窓の外を見た。大草原の冬である。此処に来るまでにも目にした景色。白白と美しい、遠く極北まで続いていそうな銀嶺の如きそれ。
この季節の帝国は、極寒という言葉すら生ぬるい。あまりに厳しい環境故に、行軍を諦めないといけないという事実が、いやでも理解できてしまうものであった。
いや、凍っていますけど?
そこかしこから突き刺さる視線に、レイウェストは表情を崩さないまま、こう言ったのだった。
「舞台は……(凍らないようにするためだが)紋具の効果で少し、温かいぞ。風はしのげないが」
解説
マスターより
リプレイ
レイヤ・ダライ=カホールは、控室用のテントを出るや否や、「温かい」というレイウェストの言葉を信じて土俵上へと駆け上がる。たったそれだけのことなのに、鱗混じりの肌が泡立つ。というか痛い。しかし、それでも、土俵の温もりに足裏と尾の先がじんわりと――
「風が! 寒いですね!? やだぁー!!」
寒風を遮るものはなく、マワシと真っ黒な肌着を着込んだだけのレイヤにとっては極寒なことには違いはない。
「どうして……騙したのですか……!」
これはレイウェスト殿下に物申さねばならぬ、と視線を巡らせた、その途中。
ちら、と今回の相手の姿が目に入り、レイヤは驚嘆に目を剥いた。
「……いや! 湯気!」
きっちり体を温めていたケン・Z・ブラッドリーの顔は、その体から立ち上がる湯気に覆われていた。
―・―
「はっけよい――」
(寒すぎるので)早く始めましょう! と、前のめりなレイヤに対して、余裕げなケン。しかし、その身から立ち上る湯気はエグい。
「のこった!」
立ち会い。瞬間的に加速したケンは、頑強極まる肉体を弾丸と化してぶちかまし。想定よりも速かったそれを、レイヤは横合いに飛び退ることで回避。更に、組み付くためにケンが伸ばした手を払う。
「ここ……!」
わずかに泳いだ体、その足元を薙ぐようにレイヤの尾が振るわれた。ハーフビーストの特権を活かす一撃。
――直前のドタバタの割に、やる……!
飛び退りながら、歯を剥いて笑うケンに対して、レイヤは必死だった。正直早く終わりたいが、信条がチラつき、手を抜けない。いやでも寒い。
そうこうしているうちに、
「くっ……!」
ケンの、再びのブチカマシ。直撃こそ避けたものの、今度こそケンはきっちり組付き、がっぷり四つとなる。
投げが来る、と、レイヤは全身の力を振り絞ったが、ふと、感じるものがあった。
温かい……。
風が遮られ、体温マシマシのケンの体に集中が途切れた、瞬後のこと。
「うひゃぁ!」
ひょうい、と放り投げられ、レイヤは宙を舞った。わずか数瞬。視界に飛び込んだレイウェストに対して、レイヤは恨めしげな目をおくり。
――わが神よ、彼のものにケーキを食べ損ねるちょっとした呪いを……。
そんなことを、思った。
寒さに震えるレイウェストは、静かに目を伏せてこれを受け入れていた。
●
喝采が沸き立つ中、知った顔を見つけて、ザザ=ステルヴィナは声をかけた。
「お久しぶりね。ドンはお元気?」
「あなたは――ザザさま、ですね」
サチコ、である。かつてのドン・ゴーフルとの会合に同席していたゴブリナ。彼女と、彼女たちが砦の中であくせく働きながら、帝国軍人たちと一緒に観戦に興じている姿。
――順調に、進んでいるのね。
現状は、彼らにとって殻を破る――通過儀礼のようなものなのだろう。今の所、帝国側の事情も相まって上手く行っているように見える。
「……そうだ! ゴールディ独自の文化があるのなら、今度はその文化を広めてみてはどうかしら? それに……謎の多い存在に対して、人は恐怖を感じるもの」
あの場で語られた、ドンの懸念に添うようなザザの言葉を、サチコは静かに聞いていた。
「そして恐怖は憎しみにも変わる……貴女達も自分達の事をもっと知って貰わなくっちゃ」
「私たちのこと……ですか」
じっと手を見る、生真面目なサチコの姿に。ザザはにこやかな笑みを浮かべていた、が。
――これが、この日のちょっとした事件に繋がろうとは。この時はまだ、思いもしなかった。
●
自前のレオタード状のバトルスーツにまわしを着込んだシャロン・ラ・モリエールは、対戦相手であるナンチ・ヤジナイの様相に思わず吹き出してしまった。
濛々たる湯気。彼女もよく知るケンの生き写しのような姿だった。
「さっきの方の真似してみたんですが……中々いいですね!」
――まさか二人で体を温めあってたりしていませんよね……?
もぅわぁ……という湯気を前に、シャロンの目が妖しく光ったとか。
―・―
立ち会い。先手はシャロンが取った。性別の違いも恐れることなく、前へ。
「疾ッ!」
鋭く走る呼気と共に、刺突のように放たれる張り手。槍の雨のように鋭いそれを、ナンチは被弾しながらも突進した。張り手を受ける肩。腕。さらには頭部にと、激しい衝撃を受けながらも距離が詰まる。そして。
その身が、一等低く沈む。被撃のためではなく――諸手刈り。
身を低くしたナンチはそのまま、小柄なシャロンの両足をすくい上げるように抱えあげようとする、が。
(くっ……!)
ナンチが瞠目するほどの瞬発力を見せたシャロンは、組み付かれはしたものの、持ち上げんとするその手を巧みに反らしながら足を前後に開いて重心を落として耐えきった。
「――っ!」
手を払い、側面に回り込むようにしながら適切な間合いを取ったシャロンは、そうして再び、鋭い張り手を放った。いなされた体に張り手が重なり、ナンチの上体が浮く。そこを勝機と捉えたシャロンは、
「とどめ……!」
聖なる張り手を放ち、強化された一撃で、ナンチを一気に土俵の外まで弾き飛ばしたのだった。
●
「ぬぅぅぅぅぅ!!!!」
「ぐ、っ、ぬっ……!!!」
がっぷり四つ。土俵の中央での、男二人の取組に、各所で歓声が上がる。
ニワニと、ロイ・アウレア。どちらも長身だが、方や優れた体格のリザードマンと、見目美しいエルフの、あまりにも男臭い取組に、帝国軍人もゴブリンたちも大いに湧き上がっていた!
―・―
開始前。このような一幕があった。
土俵にあがってすぐのこと。ロイは左手首を右手で掴むと、一気に前腕、上腕、三角筋さらには大腿の筋肉を膨張。そうして、ぐ、と掴んだ手をそのまま腰の高さまで上げて大胸筋も膨張!
サイドチェスト。
ニワニはしばらく目を丸くしていたが、この場に薄く漂い始めた流儀――はたまた、体を温めるべく煽り続けた蒸留酒のためかは、定かではないが。
両手を頭上に回し、
アブドミナル&サイ。見事な腹筋から大腿にかけてを晒したニワニに、ロイはニヤリと嗤い――。
―・―
「ぬううううああああ……!」
「おおおお……っ!!」
体力に秀でた者同士の、筋力の鬩ぎ合いにして潰し合い。土俵の中央で始まった膠着は、双方ともに押し、投げの仕掛けを経てわずかに立ち位置を変えるに留まっている。
――しかし。
気勢を吐くロイの口元には、笑みが浮かんでいた。
―・―
「こいつら頭リーネか?」
温かい室内。手元にゴールディ不思議肉が詰まったボックスを抱えたゼラルム・エルホワイトの声は、飛び込んでくる歓声に飲み込まれて、消えた。
説明しよう!!
頭リーネ(あたま-)とは、脳から爪先までクジンリーネ帝の思想に染まっている様子、または何でも武力で解決しようとする様を指すのだ!(なお、ニワニのほうにはそのケがあることは付け加えておく)
こうして、室内から観戦しているだけでも吹き込む風で肌はいたいし、目元やまつ毛すら凍りついていきそうな気配すらするのに。
「こんなクソ寒い中で裸同然とかアホな所業だろ。常識的に考えて……」
「ほんとだよね。なんで海じゃないのか……」
傍らから届いた声に、ゼラルムの表情に疑惑の色が浮かぶ。見れば、サニー・フォン・オルライトがどうかした? とでも言いそうな顔で見上げていた。
――今、海って言ったか?
いや、まさかそんな。
「まぁ、この時期の帝国ってこのくらいは寒いよねー。あ。それ美味しかった? ほら! せっかくゼー君の代わりに貰ってきてあげたんだから、食べさせて! ほらほら!」
いつもどおりの旧友の姿に、ゼラルムは疑問を振り払った。はは。そうして、ゴールディ謹製の不思議肉を差し出す。
「……ったく、しょうがねえなあ。ほら。あーん」
「はむっ!」
海、の話は――おそらく、またの機会に語られることになる――のかもしれない。
―・―
組み合って、3分もの時間が経過したころのこと。ニワニが異変を感じた頃には、もう遅かった。耐性を貫いて、冷気が身を侵している。
そこで、気づいたのだ。ロイへの風除けとなっていると。
単なる膠着だと、油断していた。
「ぬぅ……! 見事!」
よもやこれまで、と最後の勝負を仕掛けたニワニであったが、余力が残っていたロイはその怪力を受けきり。
「――っ!」
息も絶え絶えなロイは、渾身の気迫とともに、ニワニの巨体を投げ飛ばした。
冷風と持久力を用いた、作戦勝ちであった。
●
会場は大盛りあがりだ。しかし、アクセル・ランパードの胸中と体は冷え切っていた。
馬鹿でしょう? 白皙に浮かぶ無表情が、彼の胸中を詳らかに表している。
――しかし、俺も帝国男子。挑戦を受けないわけには……。
土俵に登りながら、相手を見やる。
バルー・キップリング。
そんな、ハーフどころか7割……8割ほど熊なバルーは。
「ヴゥウウウウウ……」
口の端から白い息を零しながら、アクセルを睨めつけるよう。
――戦意は十分、ということですか……!
アクセルはバルーを好敵手と認め、小さく頷きを返した。
「いい取組にしましょう」
一方。
――南国のクマには、寒すぎるですよ。殺 す 気 か……!
バルーは、ただただ寒さに震えていた。
―・―
立合直後。二人の動きは対照的だった。小兵のアクセルは身を低くして加速。対して、バルーは腰を落としたまま、右の張り手を打つ。リーチ、距離の影響もあり先手はバルーが取った形。凄まじい威力に弾かれたアクセルは、さらに空いた距離に舌打ち。
寒さに思考を乱されながらも、再度、往く。死中に活を求めるのならば、これしかない。
「ヴァルァ!」
獣の口から溢れた気勢と共に放たれた右の張り手を、アクセルは更に加速し、内側に入り込みながら左手で流す。凄まじい衝撃に体が泳ぐが、しかし。
「とった!」
懐に深く組み付き、ダメージの少ない右手で足を抱え込む。
「おあっ……!」
反射的に、上から覆いかぶさるようにして踏ん張るバルー。そこで、アクセルは更に踏み込み、残る左足使ってバルーの右足を内掛にせんとし――三所攻めを、成す。
アクセルの残った右足を起点に、全力での押し込み。バルーは右足一つでそれを支えていたが、終には耐えきれず。
「くわぁ!」
可愛らしいこえと共に、後ろ向きに倒れ込んだ。
勝者、アクセル・ランパード。
●
「いや、待って……目つきやばいだろ」
豚肌を震わせているブヒブヒ。悪寒の理由は、寒さ――では、なく。
対戦相手にあった。黒々とした深い体毛。ブヒブヒと並ぶほどの偉丈夫。ガッシガシと準備運動をするジョン・ベアーの目には――底なしの食欲。
「がはは! わしは豚も好きじゃぞ!!!」
「オレ様はブタじゃねえし食べれねえブヒ!!」
「がはは!! 楽しくなりそうじゃな!! 打ち上げが楽しみじゃのぅ!!」
「聞けブヒ! クマ同士、バルーとやりゃあいいだろォ!?」
―・―
――こいつ、マジでオレ様のことを料理するつもりじゃねえだろうな……。
仕切りの最中。ブヒブヒの胸中を占める懸念に、答えはない。
――そもそもオレ様も食う側に回りたかったんだぞチキュショー!
対するジョンは、というと。
―・―
レシュノルティア・ピオジェレラは、風除けを万全にしながら、土俵上の相撲を眺めている。手には、ゴールディ産の出店の品。通称不思議肉。由来不知の――ひき肉の辛味噌風味。
「はー、この不思議肉。故郷の味ね……」
しっぽり味わいながら楽しみ、次いで酒を呷る。これで温泉でもあればと思わなくもないが、焚き火の熱と熱燗の熱、そこに吹き込む寒さの対比は、得も言えぬ良さがある。こんな中相撲に勤しもうという帝国人の精神性は理解できないが、肴としてはちょうど良かった。
どれどれ、と。眼前の取組を見やる。
大男同士の取組だ。会場の熱もさることながら――レシュノルティアは、ジョンの取組姿勢に目を瞠り、酒を呷る。
あの大熊男。見かけに寄らず、中々――。
―・―
「のこった!!」
瞬後、両者は同時に動いた。ブヒブヒはその巨躯からは想像も付かぬぶちかましを見せた。その速さに、会場にどよめきが上がる、が。
――対するジョンの早さは、その上をいった。
押し寄せるブヒブヒの眼前に――両の手が、打ち鳴らされる。凄まじい爆音と、絶妙なタイミングで放たれた巧みな技により、ブヒブヒの上体が上がる。拍手の凄まじさに、ブヒブヒの頬が波打つほど。
――恐ろしいほど上手ぇ猫騙し! オレ様じゃなかったら顔面をぶち抜かれてたぜ!
そう! ブヒブヒの速度ゆえに、危機一髪であった。瞬間の判断で被弾を防いだとも言える。しかし。
「がはは! それそれそれェ!!」
「、ぐ、ぬぬっ、……ブヒィ!」
畳み掛けられた張り手の猛攻を、凌ぐことは出来なかった。取組が一回限りという点をついての奇襲は見事に趨勢を我が物とし――そして。
一息に、押し出しまで至る。
「――よし! ブヒブヒ! 飯としよう!!」
勝利したジョンは、押し出したそのままの勢いで、倒れたブヒブヒを抱えあげると、出店へと駆け出していった。
「ひぃあ! せめて着替えさせてブヒィィ……!」
●
「まさかあんたが相撲にでてくるとは思わなかったぜ」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングの言葉に、ハーフリングの元女教師、ベゴニアは薄く笑みを返した。
「私もバカだと思うのだけれどね……ハーフリングは私一人なんだ。ゴブリンすら歩み寄ろうとしている時に出ないわけにはいかないだろう?」
そんなベゴニアの視線に、ハヤトは愉快げに肩を揺らした。
「いい勝負になりそうだな!」
―・―
この立合は、この日屈指のものとなった。
先手は――ハヤトがとった。先手必勝。それがスキルで引き寄せられたものだと見て取り、ベゴニアは身を低くして備えた。ハヤトの攻め気が、あまりに強い。
「いくぜェ!」
張り手。さらに張り手。張り手。張り手!
風切る張り手を、ベゴニアはハヤトに伍する素早さと見切りで回避していく。まるで手練の武威、演舞のような素早い攻防に、会場が沸く。
不意に感じたベゴニアの気配の変質に、ハヤトが身構えた、瞬後。ハヤトの張り手を喰らいながら一歩踏み込んだベゴニアは、
「ッ――!」
呼気と共に、ベゴニアは諸手を振るう。奇しくも、先般ジョンが振るった奇策。スキルの助けもあり、練熟を感じさせたそれを――ハヤトは、後方に大きく飛び退ることで回避していた。
余りにスキがないハヤトの立ち回り故に、ベゴニアは称賛の念を抱く。同時に。
――なれば、これは良い相撲になったろうね……!
更に踏み込んだベゴニアは、ハヤトが退避した方向へと向かって跳躍。相対するハヤトは、ベゴニアの狙いを読む――には、思考の速度が追いつかない。加えて、先程の緊急回避故の土俵際。故に、彼は。
「ら、ァ……!」
飛び込んでくるベゴニアの肢体と衝撃を受け止めながら、その柔軟性と瞬発力、バランス感覚に全てを賭けて、体ごとベゴニアの体を土俵へと押し付けた。
勝負、あり。
「――おっそろしい女だな、アンタ」
「はぁ……残念だけど、私の負けだね」
ハヤトの首に掛かったベゴニアの手は、彼の頭部を抱きかかえるかのよう。
――しかし、勝負が決まらなければ、そのまま振り落とされていたことは想像に難くなかった。
●
「レイウェスト! さま!」
立合の合間。極寒の風にあらがっていたレイウェストは、その言葉に我に返る。
見下ろせば、土俵に向かう、小柄なゴブリンの姿があった。不慣れな仕草で丁寧なお辞儀を示すギャメルに、レイウェストは会釈を返す。
「そなたも立合に出るのだな。ありがとう」
「――はい! がんばり、ます!」
そう言って、ちら、っと。ブラックデスの面々へと視線を向けるギャメルに、レイウェストは知らず、微笑を浮かべ――。
――なるほど、異文化交流……こういう側面も、あるのですね。
これもSUMOの妙味か、とイズレンディル・パラリムは感心していた。まわしは頼りないし、素肌に響く寒さも、聞きしに勝るものであったが、こうして体験できたことそれ自体が、イズレンディルにとって快い。
「寒いですけどね……」
―・―
「のこった!」
合図と共に、ギャメルは疾駆しようとして、
「お、あ、わわわ!」
――眼前から迫る業風を、とっさの判断で回避することになった。
イズレンディルが開幕初手に放った魔法である。ギャメルは顔面に恐怖をにじませながら、叫んだ。
「そ、そんなのありなのかよ!?」
―・―
「ありなのよねぇ」
レシュノルティアは、愉快げ呟く。ゴールディの面々に見られたくはないため、土俵に立つつもりは毛先ほどもないが、自分でもそうする。ほのかに上気した頬で告げる彼女の傍らで観戦していた軍人などは、「やはり初手魔法は相撲の華よなぁ!」と叫んでいる。
いやはや、こうしてみると中々面白いものだ。ヒトの抑制をいい感じに解き、観戦に適したメンタルにしてくれている気がする。
寒いのに相撲とか、子供なの? と思っていたが――。
「……いや、そこはやっぱりおかしいわね」
言いながら、熱燗のお代わりを買い求めに往く。
―・―
思考を巡らせながら対峙するイズレンディルは、若干のやりにくさを覚えていた。真っ向勝負を嫌って足を使い、時に背後をつこうとするギャメルは、視線と関係ない方角へ動いたり、こちらへと張り手を打ってくる。
その意図と、それを可能とするものに見当をつけながらも、このままではジリ貧に陥ることも予測できていた。この立ち回りであれば、ギャメルは間違いなく、持久力には自信があるはず。
故に――賭けに、出る。
突如、イズレンディルの攻め気が増した。ギャメルにとっては予想外。しかし、好都合でもあった。守りを固めていたイズレンディルを前に、攻めあぐねていたのはギャメルも同様だ。前に出たイズレンディルをいなすことができれば、そのまま送り出しを狙うこともできる。
故に、イズレンディルの攻めに押されたかのように土俵際に押し込まれたギャメルは。
――ここ、だ……!!
残る持久力と瞬発力を最大限に発揮して、側面へ。そのまま、イズレンディルの無防備な後背へと突貫し。
「もらった!!!」
体ごと、飛び込むようにしたギャメルの身体は――
そのまま、宙を舞った。
「はっ? ……お?」
「――危なかったですね」
ギャメル同様、天眼で土俵を把握していたイズレンディルは安堵の息を零す。天眼で把握していることを伏せた上でも、背後からの強襲を避けられるかは別の問題だった。賽の目が上手く働き、薄氷を踏むかの如き賭けに勝利しただけ。
「あなたのおかげで、いい取組ができましたよ」
そう言って手を伸ばすイズレンディルに、ギャメルはしばし呆然としていたが。
「……ああ! アンタ、やるじゃねえか!」
ぴこぴこと耳を動かしたギャメルはとても嬉しげに、その手を取ったのだった。
―・―
――これで、二人。
観戦しながら、イネス・エレディアは胸中で呟いた。エルフの参加者の数である。
此度のこの流れを知れば知るほど、単なる多種族間の交歓機会と割り切ることも出来ず、エルフ側――フィルエス大森林の動きの鈍さが、イネスの心情を曇らせる。
「……グレイオンス様は、どうなさるおつもりなのやら」
西方を眺める。母なる大樹は、大事だろうとも。それは、長い時をかの森で過ごした彼女にとっても了解できること。
それでも、これだけの災禍がかの大森林を侵さない保障は、どこにもない。
かつて聞いたハイアルヴの声もまた、現状を憂う一因だ。森の外に出て以降、変化を求められる時節を迎えていることも幾度となく痛感している。難民キャンプの一件など――、
「……へくしゅ!」
そこで、染み込む寒さに体が拒否を示した。
「……ほぼ裸になるヒューマンの伝統文化だけは……あの森向けではなかったかもね……」
グレイオンスがまわしを巻いて土俵に上がっている姿をちらと思い浮かべながら、身を温めることができる食べ物を求めて移動することにした。
●
この日最も大盛りあがりとなった取組は、ノノアとエルゼリオ・レイノーラのもの。
土俵上。向き合う二人の視線が交錯する。
――ドキドキが、止まらないなあ!
タンクトップと薄地のスパッツ風の下履きにまわしを巻いたエルゼリオは、相対する少女、ノノアの真っ直ぐな視線に撃ち抜かれていた。エルゼリオには姉もいる。いるけれども、それはノノアではない。サラシで胸元を覆ったノノアの姿が扇情的――というわけでもないのだが、普段とは違うノノアの姿に、思わず頬が紅潮してしまう。
「……ダメダメ! 集中しなきゃ!」
ブンブン、と桃色の髪を振り乱して、邪念を払う。
「?」
そんな様を、ノノアは怪訝そうに見つめていた。
―・―
この日、この取組が大いに盛り上がったのは、外野も凄まじかったからである。
ノノアをぱいせんと慕う、コハクである。
『【必勝】 ノノアぱいせん 【祈願】』と書かれた、黒ベースの応援旗を槍のように抱え持ち、寒風の中仁王立ちしているコハク。季節を思えば薄手としか言えない特製法被を身に包み、ハチマキを巻いたシャルガネスタイル。寒さに身を震わせながらも、コハクの勇姿を見逃すものかと真っ直ぐに土俵を見つめている。
「……!」
土俵のそば――では迷惑になるからという遠慮が、実にいじらしい。それでも、目立つことこの上ない。
隣にいる友人のキーゼは無表情のままだが、その場を離れないあたりに、彼の情の深さが感じられた。ちなみに、彼の手元にある外套は、コハクの薄着に対してそれでは寒かろうと差し出したものだ。決戦となるにいたり、無用となったため、こうして手元で抱え、温めている。まあ、短時間であれば風邪も引かないだろう。
「……おや」
つと、キーゼが口を開く。
「今、ノノア氏がこちらを見ましたかね」
「……!!!」
耳をピンと立てたコハクは、ブンブンブンと大旗を振るい始める。言葉を発するのは苦手な性分だから、せめて、想いだけでも届けと。
果たして。
「はうっ!?」
コハクは呻きながら、旗を支えとしつつも膝をついた。大きさ故に倒れそうになる旗を、反対側に回ったキーゼがそっと支える中、コハクは荒がる息を必死で抑えながら、奉拝と涙を流していた。
「”構い”……もらった……」
ううう、と涙する友人の様子に、キーゼは何も言わなかった。
――危ないから座れ、と言ったように見えましたが、まあ。
言わぬが花、というものだろう。
―・―
二人の取組は、がっぷり四つ組となった。奇策はなく、真っ向勝負。
「く、はぁ……」
当たりの強さよりも、邪念に撃ち抜かれたエルゼリオの上体が浮き上がる。対するノノアに遠慮はなかった。自身の体型の幼さは自覚していたし、エルゼリオも気にはしないだろうという信頼もあった。何より、本気の勝負なのだ。故に、そのまま仕掛ける。瞬発力を活かし、懐に入ったまま、体ごと押し込むように右の内掛け。
「くっ……」
神速の仕掛けに辛うじて対応したエルゼリオに、ノノアは胸中での評価を切り替える。組み技は、エルゼリオのほうが一枚上手か。けれど、勝機はある。足腰の粘り。攻め機に踏み込む疾さはノノアに分があるとわかった。何より、深く入り込んだこの姿勢。趨勢はノノアの制御下にある。
「――っ!」
内掛けに踏み込んだ足を、更に外掛けへと切り替える。切り返しと重心の変化に辛うじてついてくるエルゼリオであったが――。
ノノアが大きく踏み込み、更に内掛けを仕掛けようとしたところで。
「ここ……っ!」
身を低くしたノノアの左手を、上方へと押し上げる。関節を決めながらの、渾身の小手投げ!
――それを、ノノアは耐えきった。土俵際ギリギリで踏みとどまり、さらに上腕を引き上げるようにして振り切る。体が泳いだエルゼリオをそのまま寄り切り――決着、となった。
「いい勝負だったね! ありがとう!」
大きく息を吐きながらも爽やかにいうエルゼリオに、ノノアは、
「こちらこそ」
と、静かに応じ。
遠く、飛び跳ね回るコハクの姿は、見なかったことにした。
●
――やりにくい、なぁ。
ララベル・サン・ディーベル。冒険者の中で、圧倒的に賽子の出目が走ってしまった結果、冒険者以外と対峙することになってしまった不運を嘆きながら、掛け声を待つ。
ちら、と。眼前。ひとりの少女を見やった。
ゴブリナで。マフィアの。サチコを。
『……いえ、当初の予定であればバルディオン将軍という話しもあったのですが。折角の、機会なので』
と、生真面目な表情で言われてしまうと、ララベルに断りようもなかった。
――いや! これもまた好機だよね! ドッヒョの神に、僕はなる! そして――ちゃんこの理想郷に至り、その味を宿の皆に喜んでもらう……!
いざ……! と、意気込みともに、
「のこった!」
往く。
―・―
死ぬかと思った。
「ひゃあ!」
手をかざしているサチコの奇妙な振る舞い。直感に従ったララベルの判断は見事だった。
サチコの手から放たれたのは土俵を撫でる爆炎。ララベルは瞬時の判断で見つけたエーテルの間隙を縫うようにしてそれを回避した。視線の先では、腰だめに張り手の姿勢をとったサチコが、ララベルの動きに感嘆している。
「いまのを、避けますか」
「避けるよ!?」
イズレンディルが同じ奇襲をしていたおかげで、とっさに回避することが出来た。しかし、魔法で攻められるとなると、ララベルの作戦的には具合が悪い。むむむ、と唸ったところで――。
「……ん?」
パチパチと、何かが爆ぜる音がした。
ちょうど、サチコが炎を放った先から。魔法の影響にしてはいやに燃焼しているな、と思っていたころ、
「……消えない?」
「ち、中止を! 消火を急げ!」
血相を変えた帝国軍人たちの手によってなし崩し的に相撲は中止となった。
――本来であれば起こり得るはずのない、魔法による燃焼によって。
あとには、「相互理解の一助になると思っていたのです」と随所に頭を下げて回るサチコと、サチコの一撃を回避したことでブラックデスの面々に囲まれて称賛されて萎縮する、ララベルの姿が残った。
●
騒動を眺めるバルディオンが、額を揉んでいた時のこと。
「――話がある」
そう告げた男の金眼は、冷たく凍えていた。
―・―
バルディオンの口から報告は受けている、と聞いたとき、ナハティガル=ラーは深い吐息を零した。ひどく、苦い。
「ティオルを、解放しようとしてくれたそうだな」
「……違う。しくじったんだ、俺は」
あの日。ヤコブの元で、彼はティオルの首を落とした。そうすることで、ヤコブに支配されたティオルの亡骸を、解放しようとした。結果は――首が落ちたという事故と受け止めたヤコブによって、その屍体はさらに強化されることとなった。
「将軍。俺が何を言った所でアンタには不快な想いをさせるだけだろう。だが、次に機会が訪れたその時こそ――俺は命に代えても、アンタの息子を解放する」
それだけを、伝えたかった。そう言って、ナハティガルは踵を返し、歩み去る。
「もう、感謝しているとも。君が徒に危険に身を晒すのは、本意ではない。私も……あの子も、な」
背に落ちた言葉にすら、振り返ることもなく。
●
さて。
打ち上げの席は、混沌を極めていた。ブヒブヒはジョンに連れられ「好敵手に! 乾杯!! がはは!」というクソデカボイスと無限乾杯地獄に飲み込まれている。服を着込んだナンチは、火のそばで温まりながら不思議肉を頬張って満喫し、その傍らでは。
「うはあ、果物祭りですよ……」
ゴールディの面々から大量に差し出された果物を次から次へと頬張るバルーの言葉に、アクセルは「これでようやく一息ですね……」と、温かいスープを飲みながら頷いた。
コハクは――今はキーゼの外套を羽織っている――、エルゼリオとノノアが仲良く並んで座って、何か話し込んでいる姿をじっと見つめており、特に会話もない。まあ、この友人が口数が少ないのは了解しているから、キーゼにも否やはない。キーゼは、ゴブリンの店主から受け取った酒盃を掲げ、寒空に浮かぶ月を見やる。
「いやぁ、こうしてタダで楽しめるのは非常にありがたいですね……今のうちに、楽しませてもらうとしましょう。ええ、今のうちに、ね」
―・―
「ヴァイオレットレオンは……現状、ドンの意向を支持する数少ないファミリーの一つですね」
サチコの言葉に、ハヤトは表情を曇らせた。
「風向き、悪そうだな」
「ホワイトライフやレッドブーツなどは明確に敵対姿勢ですからね」
貴方たちの働きに、期待していますよ、というサチコの声に、ハヤトはにやりと笑い、拳を打ち鳴らしてそれに応じた。
―・―
「……これで少しは、前に進めるでしょうか?」
ロイの丁寧な一言に、レイウェストは苦笑を浮かべた。ともすると冒険者たち以上に寒風に晒されていたレイウェストのまつ毛には氷すら浮かんでいたが、
「ああ。そなたらのお陰だ」
と、満足げに頷く。一方、渋い表情のベゴニアは、つい先程「マジで恨む」と言ったばかりである。
「首捧派の心証は、どんな具合かな」
「大層良い。それだけ、良い取組だったようだから……」
春以降の連携にも、期待が持てる、と。レイウェストの言葉に、ベゴニアはならばよし、と微笑みを返した。
例年通りの寒中相撲を執り行うことができたことは、帝国史にとって特筆すべきことであった。
夜が、更けていく。冷冷たる月夜を払うように、人々の声はいつまでも響き渡っていた。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年02月05日 14時27分03秒 公開
参加者
相談掲示板
……………………? いや、バカじゃないかね? もちろん、首刈帝や相撲の事は知っているが……バカじゃないかね? キャスターのベゴニアだよ。 呼ばれて来てはみたものの、極寒地の外での行事とは……。 これ、出店も外でだしているのだよね? そっか、そっかぁ……。 焼き物だと冷めるから、皿に入れるまで熱を加え続けられる汁物系があると嬉しいかな……。
ウォーリアーのケンだ とりあえず、相撲とるほうで参加だな 風が防げないというのはつらいがやるしかないか 甘酒とかあったまるものが売れそうだな
エルフのシューター、イネス・エレディアよ。よろしくお願いするわ。 南方の王国ならまだしも、この季節の帝国でほぼ裸になるの? これがヒューマンの伝統文化…… 相撲以外にもできることは色々あるみたいだし、何をやるかはこれから考えるつもり。
なるほど、そうか……彼らにとって必要性があるのなら、それに付き合うのが相互理解への1歩目となるだろう。 1.相撲に臨む に参加する。相撲とやらは初めてだが恥じる事のない取り組みができればと思う。
ウォーリアのナンチです。 相撲に参加しようと思います。 ベテラン勢には相手にならないかもしれませんが、よろしくお願いします。
ギャメルだ。よろしくな! オレもお相撲やるぜ。 ご、極寒の中ってのが気がかりだがよ……。
おいらも、相撲行くですけど… うひゃー、-15℃から-25℃って、凍えちゃうんですけど…
レイヤ・ダライカホールです…よろしくお願いします…。 先だって大功のあった冒険者たちもぜひ!って言うので相撲に来ました… …でもこんなに寒いなんて聞いてないですよ!やだー!? 舞台は紋具であったかいって聞いたのに…あぁぁ騙されたぁー!
キーゼです、どうぞよしなに タダ酒目的で来ましたので、4ですね 相撲やられる方は風邪をひかない程度に頑張ってください
シャロンです。 スモウなる伝統の武術があるんですね。是非とも体験したく。 … …… ………… 水筒の百合茶がアイスキャンディーになってるんですけどどういうことですか?
イズレンディル・パラリムと申します。 宜しくお願い致します。 帝国騎士の精強さが伺える行事ですね。 折角SUMOを体験できるという事ですので、私も参加して頑張ってみたいと思います! ……え、最低気温が-25℃???
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ! みんなよろしくな!! っつーか、このクソ寒い中で相撲とか帝国の『首棒派』ってのは頭悪ぃんじゃねーか!? まあ、せっかくブラックデスの奴等が出張って来てるっつーんだからこちとらヴァイオレットレオンからの刺客ってことで参加しねーわけにもいかねーけどよ! んなわけで俺も相撲参戦だぜ!
シーフコハクー。 キーゼと一緒でタダ飯目的。 知り合いが何人か出るから観戦もしたいなーとは。 とりあえず風邪引かなきゃいいんだけど
まわし一本、-15℃~-25℃…非常に悩み、挨拶に出遅れました。 シューターのロイ・アウレラです。 ネタは喰うもの、突っ込むもの、って事で、相撲に参加します。 覚悟は決めたが…暖かい飲食の出店…是非にと切望してます。皆さまヨロシク!