青の中指

革酎

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シナリオID:3428

オープニング

●或る男の過去
 1211年、某日。
 リーンエス王国貴族派貴族セラジド侯爵領内で、或る事件が起きた。
 領主レヴィン・セラジド侯爵の右腕と称されるセラジド家筆頭騎士イルド・フォーラが、妻メイリス・フォーラともども惨殺されたのである。
 その犯人はメイリスの弟ジルヴァーン・ベルトロス。後に、メドゥの指先幹部『青の中指』ジルベルと呼ばれる男だった。

 白銀虎の半獣人の若者は、愕然とその場に佇んでいた。
 姉と、その夫たる騎士が夫婦の寝室で血まみれになって倒れていたのである。既に息は無く、最早手の施しようが無かった。
「ジルヴァーン様……恐ろしいことが、起きてしまいました」
 メイリスの生前からの忠実なる従者クーディオ老が、その場に崩れ落ちて嗚咽を漏らしていた。
 白銀虎の若者ジルヴァーンは即座に表情を引き締め、何があったのかとクーディオ老に問いただした。黒虎の半獣人の老人は腫れた瞼を押し開け、血の海に沈むヒューマンの壮年男性と、白銀虎の半獣人美女の双方を交互に見遣った。
「メイリス様がイルド様を斬殺された後、自らも命を絶たれたのでございます」
「姉貴が? 何でそんなことになっちまったんだ」
 ジルヴァーンは奥歯を噛み締め、悔しそうに唸った。
 クーディオ曰く、どうやら原因は領主セラジド侯爵にあるという話だった。
 メイリスは人種差別が特に激しいセラジド領内では極めて稀といっても良い程の存在だった。彼女はその美貌と才覚でセラジド家筆頭騎士イルド・フォーラの心を射止めたことで領内至る所で話題となり、非ヒューマン種族の希望の星とまで呼ばれる様になっていた。
 フォーラ夫妻は双子の姉妹を授かった後も、おしどり夫婦としてその名が周辺に知られていた。
 それなのに何故、こんなことが起きてしまったのか。
「セラジド侯爵がミネア様とラネア様の身柄を要望してこられたのです」
「何……あの変態爺ぃが、か!」
 クーディオの恨めしそうな声に、ジルヴァーンは獰猛に吠えた。
 イルドの主であるレヴィン・セラジド侯爵は異常性愛者で、特に幼い娘を己の玩具奴隷として掻き集め、密かに小児ハーレムを造り上げているという噂だった。
 セラジド侯爵はイルドの双子の娘に目を付けたらしい。イルドは主の命令に逆らえず、ミネアとラネアを差し出そうとした様だ。
 これに激怒したのが、妻メイリスだった。
「成程……大体読めたぜ」
 ジルヴァーンはその瞬間、表情を消した。そして自らの刃を引き抜くと、イルドとメイリスの遺体を無造作に切り刻み始めた。
「ふたりを殺したのは俺だってことにしておけ。俺は気が触れて姉夫婦を殺害した後、メドゥの指先に走ったってな。ミネアとラネアにはこれでケチが付いちまったから、流石に侯爵も考えるだろうぜ。メドゥの指先を身内に持つ非ヒューマン種のガキ共を引き取ったとあっちゃ、侯爵家の尊厳に関わるからな」
 仮にもセラジド家は始まりの百家のひとつに数えられる名家だ、馬鹿な真似はしねぇだろうと、ジルヴァーンは自嘲気味に笑った。
「ミネアとラネアには絶対に真相を話すんじゃねえぞ。事実は俺とクーディオ爺さんのふたりで、墓場まで持っていくんだ。あいつらには真っ当な人生を歩んで貰う」
 そしてこの日以降、ジルヴァーンはジルベルと名乗る様になった。

●最期の奉公
 そして、現在――セラジド侯爵領都の冒険者ギルドに双子の半獣人姉妹が飛び込んできた。
 いずれも十代半ばを少し過ぎた程度の若さで、白銀虎の特徴を持つ美貌の持ち主である。
 姉ミネアは魔術師、妹ラネアは治癒師。揃って授恵者として覚醒し、冒険者ギルドに名を連ねている。
「セラジド侯爵の孫娘殿が、青の中指に拉致されたというのは本当ですか!」
 ミネアが受付カウンターに半ば身を乗り出し、吠える様な勢いで訊いた。
 受付嬢はその剣幕の凄まじさに半ば圧倒されながらも、その通りだと頷き返した。
「姉さん……遂にこの時が来たわね」
 ラネアが美貌を険しくして、ミネアの肩にそっと触れた。
 ミネアは憤怒の表情で前を見据えたまま、静かに頷き返す。
「ええ……父さんと母さんを殺した極悪犯罪人。絶対この手で、討ち取ってみせるわ」
 ふたりは受付カウンター横の掲示板に貼り出されている依頼票に視線を巡らせた。
 そこには、レヴィン・セラジド侯爵の孫娘キーリア・セラジドを青の中指から救出して欲しい旨の依頼文が記されていた。
 セラジド侯爵家の騎士団は現在、集権派との権力争いの為の予備兵力として動かせない為、緊急的に冒険者を雇い入れることになったとの由。
 ミネアとラネアは青の中指の血筋という汚名返上に向けて、燃えに燃えていた。

 同日、セラジド侯爵領内の廃村にて。
 ジルベルは、薬で眠らされている年若い娘――キーリア・セラジドを古びたベッドに横たえてから、背後に佇むクーディオ老に振り向いた。
「いや、悪ぃなあ爺さん。貧乏くじ引かせちまってよ」
「何をおっしゃいますか……このクーディオ、最後までジルヴァーン様にお仕え致しまするぞ」
 からからと笑う黒虎の半獣人の老戦士クーディオは、巨大な戦斧を手に取り、その重さを確かめている様な仕草を見せた。
「ミネアとラネアは、食いついたか?」
「はい……真っ先に名乗りを上げられたご様子」
 クーディオ老の応えを受けて、ジルベルは満足げに笑った。これでやっと、己の務めを終えられるとの安堵感が漂っていた。
「今日この日まで極悪非道の卑劣漢として徹底的に悪を貫いてこられたその胆力……メイリス様への死出の土産話に持っていくのがクーディオの唯一の願いにございまする」
「俺の手持ちの戦力も、あいつらで打ち止めだ。後はあのふたりと、仲間の冒険者とで俺の首を上手いこと持ち帰ってくれりゃあ、もういうこと無しだぜ」
 ジルベルは、廃屋の外に居並ぶ亡者の群れ――凡そ30体にも及ぶ屍餓鬼共を、開け放った木窓からのんびり眺めた。
 メドゥの指先幹部はいずれも、大きな欠落を抱えていることで知られている。
 ジルベルの場合は、自身が目に入れても痛くない程に大事にしている姪っ子達からは、未来永劫絶対に愛されることがないという、愛情拒絶の欠落だった。
 だがそれは、ジルベル自身が覚悟を持って受け入れたことでもある。
 そして、その欠落の最期の時がいよいよ迫ろうとしていた。

解説

状況:  PCの皆様はセラジド侯爵領都の冒険者ギルドにてレヴィン・セラジド侯爵からの依頼を受け、ミネアとラネアのふたりと共にジルベルが潜む廃村に到着したところからスタートして頂きます。  やるべきことは非常にシンプルで、青の中指ジルベルを討伐し、拉致されたキーリア・セラジド嬢を無事に救出することです。  戦闘現場となる廃村の周囲は僅かな盆地で、視界内に小さな林が点在している程度です。廃村内も特に不審な点は無く、どちらかが極端に有利になる様な地形ではありませんので、普通の集団戦が展開されるものと思って下さい。 敵:  青の中指ジルベルと、彼の従者である老戦士クーディオ、そしてジルベルが率いてきた屍餓鬼30体程が待ち構えています。  ジルベルの個人戦闘能力の高さは過去のシナリオでもたびたび語られており、複数名の冒険者で対処する必要があります。  クーディオ老も相当な腕前ですので、用心してかかって下さい。 NPC:  友軍戦力NPCとしてミネアとラネアのフォーラ姉妹が参戦します。  また救出対象NPCとしてキーリア・セラジドが登場する他、依頼主のレヴィン・セラジド侯爵が登場するかも知れません。

マスターより

 皆様、こんにちは。  アニエピカ開始当初から長々とお付き合い頂いていた青の中指ジルベルの、最後の登場シナリオをリリース致します。  冒険者ギルドから提示された依頼内容そのものは然程難しいものではありませんが、兎に角ジルベルは強い上にしぶといので、ご参加頂ける皆様の最大戦力を駆使して臨んで下さい。  尚、フォーラ夫妻殺害事件の真相を知る手段は、現時点ではジルベルとクーディオ老から直接聞き出す以外にはありませんので、変に同情したりせず、真っ向からこのふたりを斃して下さい。  ジルベルも自身が討ち取られ、ミネアとラネアに輝かしい名声を贈ることを望んでいます。そのつもりで取り掛かって下さい。  それでは、ご縁が御座いましたら参加のご検討を頂けますと幸いです。

リプレイ

●因縁の姉妹
 リーンエス王国貴族派セラジド侯爵領内。
 ナハティガル=ラーは治癒師ラネア・フォーラを伴い、丘の麓にある廃村前で足を止めた。
「ここから先は、俺ひとりで見てくる。アンタには、俺のバックアップを頼みたい」
「はい……どうか、お気を付けて」
 白銀虎の美少女は、神妙な面持ちで静かに頷き返した。
 ナハティガルは気配を消し、陰に紛れて廃村内へと静かに踏み込んでいった。

 ここに至るまでの道中、ナハティガルは魔術師ミネアと、その双子の妹ラネアのフォーラ姉妹が白銀虎の半獣人であることに、ひとつの疑念を抱いていた。
 そこで、領都を出る前にはっきりと訊いてみた。
「……白銀虎の半獣人。アンタ達はジルベルの……いや、ジルヴァーンの縁者か?」
「はい。その事実は、ここセラジド侯爵領内では公然の事実として、多くのひとびとに知られています」
 ミネアは怒りと憎しみの暗い感情を瞳の中に滲ませて、奥歯を噛み鳴らした。
 ジルベルの本名は、ジルヴァーン・ベルトロス。ミネアとラネアにとっては叔父に当たる血縁者だという話であった。
 そして同時に、ジルベルは美貌のフォーラ姉妹にとっては両親の仇でもあるのだという。
 今までは地元で冒険者としての活躍を果たすことで、白銀虎の半獣人一族の名誉を挽回しようと必死に頑張ってきたフォーラ姉妹。
 彼女達の最大の目標は、一族の恥であり宿敵でもある『青の中指』ジルベルを討ち斃すことであった。
 ジルベルが1211年に、この地の領主レヴィン・セラジド侯爵の右腕と称されるセラジド家筆頭騎士イルド・フォーラと、その妻メイリスを殺害した事実は記録にも残されている。遺体は全身が酷く斬り刻まれており、どの傷が致命傷となったのかも分からない程の惨状だったという。
「そんなことが、あったのですか」
 道中、馬を並べて話を聞いていたコルネリウス・アーラが息を呑んだ。が、それはジルベルの残忍さに驚嘆したというよりも、余りにジルベルらしくない凶行だったことに、思わず疑念を抱いてしまったからだ。
 それは、コルネリウスの傍らで手綱を握っていた鞍上のレピド・クロサイトも同様だった。
(ジルベルが動く時、その行動には何かしら意味がある……その姉夫婦殺しにも、何か意味があるのでは?)
 事件が起きたのは十数年前の話だ。今から捜査をし直すのは事実上、不可能であろう。
 しかしミネアとラネアにとっては十年以上前の事件であろうが、関係無い。ふたりにとってはジルベルは憎き宿敵であり、絶対に仕留めなければならない相手なのだ。
 ふたりが今回の依頼を受けるに際して、必勝の誓いを立てたのは想像に難くない。
 だがコルネリウスもレピドも、そしてナハティガルも、美貌のフォーラ姉妹の怒りの表情を見れば見る程に、違和感が高じてくる。はっきりとは断言出来ないが、このふたりの怒りすらもジルベルの掌の上で踊らされているだけではないのか、と。
 勿論、その目的は分からない。真実を知る為には本人の口から直接聞き出すしかないのだろうが、果たしてその様なことが可能だろうか。
(多分、無理でしょうね)
 コルネリウスは、ジルベルとは敵味方としてかれこれ三年程の付き合いになる。青の中指が一筋縄ではいかない男であることは重々承知していた。
 尤も、意外に気さくな面があることも知っている。案外、腹を割って話せば真実を語ってくれることも、あり得ないことも無いのでは――ふと、そんな期待感が胸中に沸いた。

 十数分後、ナハティガルが茂みの裏側で息を潜めているラネアのもとに引き返してきた。
「敵の配置と、キーリア嬢の位置は書き込めたか?」
 ナハティガルはラネアが差し出した廃村の見取り図を覗き込む。
 ラネアはナハティガルが廃村内から送ってきた手鏡による光の合図を受けて、その都度、見取り図に敵の配置を書き込んでいた。
 見取り図は、ナハティガルからの情報を完璧に書き留めている。ナハティガルは満足げに頷いた。
 敵は、それなりの防御陣形を敷いていた。防衛線の主力は30体の屍餓鬼で、廃村内の四方に分散して置かれている。どの方面から敵が攻め込んできても、即座に対応する為の配置であろう。
「屍餓鬼以外の敵はふたり……片方はジルベル、そしてもうひとりは年老いた黒虎の半獣人戦士だ」
「クーディオ老、ですね」
 ラネアはジルベルの協力者について知っている様子だった。
 曰く、老齢の戦士で相当な膂力と戦斧技を誇る手強い相手だという話であった。
 このクーディオ老なる人物も、かつてはフォーラ姉妹の母親メイリスに仕えていた忠実なる家士という話だったが、現在はジルベルのもとに下り、強敵として立ちはだかる様になっていた。

●接敵
 いよいよ、廃村に突入する段となった。
 目下の邪魔者は矢張り、キーリアが押し込まれている廃屋を中心に、四方を守る形で配置されている30体の屍餓鬼共であろう。
「俺は、敵さんの頭数を確実に減らしていく」
 リューイ=ヴァレンゴルトが愛剣を鞘から抜き放ちながら、廃村の南門へと向けて悠然と歩き始めた。
 道中、彼は青の中指と因縁のある者が多いことを会話の端々からそれとなく察していたが、ここまでは敢えて口を挟まず、誘拐された娘を救い出す為に動くひとりの冒険者然として傍観し続けていた。
(事情のある奴らが多いのは分かった……変に手を出すつもりは無い)
 込み入った話は、因縁がある者に任せれば良い。リューイ自身は飽くまでもキーリア嬢救出に全力を注ぐのみだ。そこには余計な感情は無い。ただひたすらに任された役割を全うするだけであろう。
「祭り(帝都奪還戦)も終わったってぇのに、後夜祭まで用意してくれるたあ、サービスの良いこったな……そいじゃ精々、派手にやって貰いましょうかね」
 戦槌を肩に担いだアーテミシアも、リューイの後に続いた。
 その一方でディレイン・オールドケイジが、ミネアとラネアに接敵時の段取りを細やかに指示していた。
 この姉妹が怒りに任せてジルベルへ突入してしまっては、折角立てた作戦が全てひっくり返ってしまう。彼女達には兎に角、冷静で居て貰わなければならない。
「まずミネアちゃんだけど、集まったメンバーで沢山の屍餓鬼に対応するには、君の魔法が頼りなんだ。取り敢えずは、屍餓鬼を減らすことを優先してほしい」
 範囲攻撃を持つ強大な火力担当が最初に屍餓鬼の群れに大打撃を与えることで、戦局を有利に持って行く大切さを語ったディレイン。ミネアは何度も頷き返し、ディレインからの指示を真剣に聞いている様子を見せた。
「次にラネアちゃんだけど、同じ治癒師として手分けしたい。君は対ジルベル班に付いてて欲しい。おじさんはそれ以外のひとの支援担当だね。でも、手が足りないとかあれば早めに呼んでね」
 ディレインも治癒師としてはそれなりに攻撃力を具えているが、ラネアはディレイン以上に前へ出たがる攻撃型の治癒師だった。が、ここはより高位のディレインの言葉に、素直に従う意を示している。こういう時、人生の経験で長者に当たる者の言葉は重みがあって説得力が増すというものだ。
(ふたりが、素直な性格で良かったよ……)
 内心でほっと胸を撫で下ろすディレイン。次いでその視線が、レピドに向いた。
(彼もこの姉妹ぐらいに聞き分けが良かったら、おじさんももっと気が楽で済むんだけどねぇ)
 何かと無茶をしたがるレピドに、ディレインは内心で苦笑を禁じ得ない。今更嘆いたところで、いうことを聞いてくれる相手でもなかったが。
 対屍餓鬼戦にはリューイの他にコルネリウスとレピドも参戦する。そこにミネアの範囲魔法火力とディレインの回復補助が入れば、十分に対応出来るだろう。
 一方、ジルベルに対してはナハティガルの他にハヤト=ガラン=ヴォルファングとキオルティスのふたりが入る。ジルベルの高速戦闘に対応出来るのは、同じく機動力で劣らぬこの三人でなければならないだろう。
 そしてクーディオ老の足止めにはアーテミシア。実にバランスがよく取れた配置であるといって良い。
「それじゃあ、さっさと始めようぜ」
 アーテミシアが不敵な笑みをミネアに向ける。
 ミネアは黙然と頷き返し、そして屍餓鬼の群れ目掛けて炸裂する巨大な炎の一撃を叩き込んだ。
 爆音が、廃村上空とその周辺一帯に響き渡る。
 四方に配置されていた屍餓鬼が次々と南門方向へと怒涛の勢いで寄り集まってきた。
「まずはこいつらだ!」
 全身を堅い守りで固めたリューイが先陣を切って突撃してゆく。ミネアの火炎魔法で打撃を被った屍餓鬼数体を速攻で仕留める為に、その刃を猛然と振るった。
「ミネアさん、私の後ろに!」
 別方向から迫る屍餓鬼に対しては、コルネリウスが対応した。その一部がミネアに向かおうとするも、盾役として圧倒的な経験を誇る彼女が、そうやすやすとミネアに至る動線を残しておく筈が無かった。
 コルネリウスの剣から繰り出される闘気槌が、数体の屍餓鬼を薙ぎ倒す。その間にミネアは、次なる攻撃魔法の発動態勢に入っていた。
 一方、レピドは逆方向から迫ってくる屍餓鬼の群れへの対処に動いた。コルネリウスと同じく闘気槌を、敵の密集している位置目掛けて叩き込む。レピドは機動戦に長けているが、対集団戦に於いても対応が可能であり、そういう意味では万能な戦術を駆使し得る貴重な戦力といえよう。
「レピド君、頼むから今回は、無茶しないでよぉ~」
 ミネアと肩を並べる位置で彼女とレピドに輝刃を付与した後、屍餓鬼共に衝撃刃を叩き込みながらディレインが変な声を上げてきた。
 ジルベルやクーディオ老という強敵への対処に動いていないとはいえ、またレピドがどんな無茶をやらかすかと考えると、いつもの様に胃が痛くなる様な心配性が発現するかも知れない。
 今回はなるべく心穏やかに過ごしたいというのが、ディレインの本音であったろう。

●激戦
 アーテミシアは黒虎の老戦士の懐へ、ほとんど瞬間的に踏み込んだ。
 最初の一撃は躱されたものの、二撃目、三撃目と撃ち込むうちに主導権を少しずつ奪い始めていた。
「さて……アンタにゃ貸しも無ぇし、借りも無ぇ。何なら初対面だけど、お仲間が死ぬまで、オレと遊んでて貰うぜ」
「ははは……この老体の最期を飾るに相応しい御仁とお見受けした。お手合わせに心より感謝申し上げる」
 クーディオ老の繰り出す戦斧は、まともに喰らえば相当な打撃を被ることは間違い無い。
 当初は防御で衝撃を受け切れるかと値踏みしていたアーテミシアだったが、下手に受け続けると自身の治癒力では到底追い付かないと判断した。
(このジジイ、やるじゃねぇか)
 破脚砕で相手の機動力を奪ったものの、そもそも機動戦ではなく正面からの打ち合いを得意とする相手では、余り意味を為していなかった。
 事実、アーテミシアの戦槌は確実にクリーンヒットしているにも関わらず、クーディオ老の放つ斬撃には何の減衰も見られない。被弾を無視して攻撃に全力を傾ける、狂戦士スタイルに近しいものがあった。
 相手が離れる様であれば挑発その他で何とか密着戦に持ち込もうと考えていたアーテミシアだったが、クーディオ老も同じく密着戦を望んでいるとなれば、お互いに相手を釘付けにする力と力の打ち合いに応じるしか無かった。
(このジジイ……ジルベルを助ける気は、さらさら無ぇってことか?)
 互いに強打で武器を振るいながら、アーテミシアの内心に僅かな疑念が湧いた。
 この黒虎の老戦士はジルベルを守る為ではなく、自身の命をここで終わらせる為に参戦しにきたのかとすら思える程の、真正面からの打ち合いとなった。
 だが、それならそれでも構わない。
 アーテミシアにとっては力でぶつかり合う戦いこそが本望だ。最後まで、付き合ってやる。
「はッ! 気に入ったぜ! だったらオレも、一歩も退かねぇ!」
「その意気や良し! 久々に心が猛り申したわ!」
 戦槌と戦斧が激しく打ち合う衝撃音が、ミネアの放つ爆炎よりも更に豪快に、廃村内に響き渡る。
 今この両者の戦いに下手に介入しようとすれば、その衝撃の余波を浴びて無駄な傷を負いかねないだろう。
 そのアーテミシアとクーディオ老の激闘に、三人の強敵を相手に廻しながら高速機動戦を展開するジルベルが呆れて苦笑を漏らした。
「ははは……爺さん、楽しんでるなぁ」
「余裕だね、ジルベル。そういうキミも、楽しそうじゃないか」
 必殺のフォアクロウズを撃ち込んでから僅かに距離を取ったキオルティスが、苦笑を滲ませた。その刃が悉く躱されても決して驚くことはない。ジルベルの技量はキオルティス自身が、よく知っていた。
「キミと剣を交わすのは、何度目だろうね」
「済まねぇ、いちいち数えてなかったわ」
 ジルベルも同じく、軽口で返した。キオルティスは相手の動きをよく見極め、その先を読もうとするも、ジルベルの動きそれ自体が余りに速く、軌道を読み切ることすら難しい。
 様々な小手先の作戦を仕掛けてもまるで通じないのは、矢張り高速戦闘に於ける経験の差が大きいのかも知れない。
「無駄口ばっか叩いてねぇで、そろそろ決着といこうじゃねぇか!」
 同じく高速戦闘を得意とするハヤトが、距離を取ったキオルティスと入れ替わる格好で刃を撃ち込む。キオルティスとナハティガルだけではどうしてもジルベルの態勢を崩し切るには至らず、隙を生じさせるのは難しい。だがハヤトも加えて三人で猛攻を仕掛け続けることで、ジルベルの防御を崩すことは可能であろう。
 事実、ハヤトが振るった刃はジルベルの左上腕に深い傷を負わせた。これだけを見ても、少しずつジルベルを追い詰め始めていることが伺える。
「テメェ! 元はセラジド公爵家に仕えてたあのふたりの母親の、弟らしいじゃねーか!」
「おいおい、今になって身の上相談コーナーか? 悪ぃけど、相談料なんて払えねぇぜ」
 からりと笑うジルベル。
 しかしその間にもナハティガルとキオルティスの連撃が次々と決まり、ジルベルの全身から鮮血が噴き出している。命を削る斬撃が間違い無く、青の中指の生命力を削り続けていた。
「侯爵令嬢は返して貰うぞ、青の中指」
 ジルベルの今回の行動には、裏がある。その点だけは確信を抱いているナハティガルだったが、しかしミネアとラネアを敢えて喰いつかせた感も拭えない。
 であれば、何とか戦いの中でジルベルから本音を聞き出せないかと相手の出方を探っていたナハティガル。しかし今のところ、ジルベルにはそれらしい隙は無い。何とか、虚を衝くことが出来れば良いのだが。
 が、その時、不意に高速戦闘を繰り広げる四人の足場が崩れた。
 どうやらこの廃村には一部の敷地で、木組みの地下倉庫を利用していたらしい。その地下部分の木組み天井が高速戦闘の震動に耐えられなくなったのだろう。
 四人は土煙を上げて派手に崩れ落ちた地下空間へと呑み込まれてしまった。
「ナハティガルさん! ハヤトさん! キオルティスさん!」
 彼らの回復担当を受け持っていたラネアが悲鳴に近い叫びをあげたが、意外と深い地下の闇にまでは、その声は届いていなかった。

●決着
 地上の対屍餓鬼戦は佳境を迎えようとしていた。
「面倒だな!」
 何体か、比較的耐久力の高い個体と接敵したリューイは、落雷を思わせる鋭い斬撃を容赦無く浴びせた。これで斃し切れなければミネアの魔法火力に頼ることも考えたが、どうやら彼の力だけで仕留めることが出来た。
 一方、コルネリウスはディレインの回復支援を受けつつもミネアを完璧に守り切り、同時にその華麗な剣裁きで十体以上の屍餓鬼を仕留めていた。
 敵防衛線の個体数は既に三分の二以上を撃破している。戦闘も相当、楽になってきた。
 ここまでくると、コルネリウスにも思考に時間を割く余裕が生まれ始めていた。
(やっぱり……今回キーリアさんを誘拐したのは、彼らしくありませんね)
 これまでのジルベルの行動から鑑みても、何らかのメリットがある様に思えなかった。きっと何か裏がある筈――そう考えた矢先、対ジルベル戦が展開されていた地点で異変が起きた。
 ハヤト、キオルティス、ナハティガルの三人もろとも、ジルベルが地中奥深くへと呑み込まれてしまったのである。
「リューイさん、後はお任せしても宜しいでしょうか?」
「大丈夫だ、行ってくれ」
 リューイとディレイン、レピドの三人が居ればミネアを守りつつ、残りの屍餓鬼を殲滅することが可能だと判断したコルネリウスは、狼狽するラネアの傍らへと走った。
「ラネアさんは、ここで待機をお願いします」
 コルネリウスは何の迷いも無く、ぽっかりと開いた黒い空間へと実を躍らせた。
 そして地中奥深くに到達したところで、思わずぽかんと口を開けてしまった。僅かに陽光が届く程度の薄闇の中で、ジルベルは三人の冒険者相手に依頼料が入った小袋を手渡していたのである。
 実はこの少し前、地中に呑み込まれたところでジルベルが数分間の休戦を申し入れてきた。三人の冒険者は漸くジルベルが真相を話し出すのかと、軽い期待を抱いた。
 まずキオルティスが剣を鞘に収めつつ、穏やかに訊いた。
「やっぱり何か裏があったんだね……ジルベル、キミの本当の望みは何だい?」
「いや、何か勘違いしてるみてぇだな。変な方向に期待してるところを申し訳ねぇんだが……俺を仕留めた後で良いから、セラジド侯爵を叩き潰して欲しいのさ」
 自らが討ち取られることを前提で、ジルベルは驚くべき申し入れを口にした。
 レヴィン・セラジド侯爵は異常性愛者であり、特に幼い娘を己の玩具奴隷として掻き集め、密かに小児ハーレムを造り上げているという事実がある――ジルベルは数多くの証拠を掻き集め、セラジド侯爵を失脚させる準備を既に整えているというのである。
 更に驚くべきは、キーリアもその小児ハーレム出身で、現在も尚、セラジド侯爵から性的虐待を受け続けているらしいのだ。
「キーリアってお嬢ちゃんは、実はセラジド侯爵とは血縁関係には無ぇんだよ。小児ハーレム上がりの養女だ。あの爺さん、お気に入りの娘が成長したらてめぇの養女に迎えたり、寄子貴族の養女に送り出しながら、その後も性的関係を持ち続けてるんだってよ」
 驚嘆の情報だ。当然ながら、俄かには信じられない話だった
 だが、ジルベルはいう。
 キーリアは地獄の苦痛を受ける毎日だが、相手は始まりの百家に連なる名家の当主だ。ただ泣き寝入りする以外に生き延びる術は無かっただろう。
「けどよ、お前さん達、西方辺境伯と懇意だったよな? 今回救出されたあのお嬢ちゃんがお前さん達っていう伝手を得た形で、事実を知った西方辺境伯がセラジド侯爵を糾弾するってのが俺が描いたシナリオだ」
 そこまでいい終えて、ジルベルは二刀流に構えた。これが最後の剣戟だとの気炎を上げて。
「俺の首は、ミネアとラネアにくれてやってくれ。あいつらも相当な地獄を見てきた筈だ。青の中指を討伐したって実績があれば、これからは一目置かれるだろうぜ」
 ナハティガル、ハヤト、コルネリウス、そしてキオルティスの四人は敢えて口をつぐんだ。最早ジルベルは、覚悟を決めている。これ以上、何をかいわんや、だ。
「嫌な役回りさせやがって……」
 ハヤトが低く呻いた。しかしその声音に、拒否の感情は無かった。

 それからしばらくして、四人の冒険者達は地上へと帰還した。
 既に屍餓鬼は全滅し、黒虎の老戦士は骸となってアーテミシアの傍らに横たわっている。
 ディレインとミネアが、廃屋内からキーリアを救い出していたが、しかしそのキーリアの表情は、何故か絶望に打ちひしがれていた。
 キーリアは、ナハティガルが手にしている布包みを凝視した。それは鮮血に濡れており、中には人間の頭大の何かが詰まっている――ジルベルの首だった。
(……強敵(とも)よ、静かに眠れ)
 ナハティガルは瞼を閉じた。
 笑いながら躍りかかってきたジルベルに、ナハティガルの、ハヤトの、キオルティスの、そしてコルネリウスの突き出した刃が突き刺さった。
 ジルベルは四人に向けて、
「……ありがとな」
 とだけ告げて、その場で絶命した。

●最後の依頼
 ミネアとラネア以外の冒険者達は、1211年に起きたフォーラ夫妻殺害の真相を知った。
 レピドが、クーディオ老の戦斧に染みついていた残留思念を読み取ったのだ。
 当初は己の記憶にのみ留めておくつもりだったが、他の面々からの強い要望を受けて、フォーラ姉妹の耳には絶対に入れないという条件で、レピドは全てを明かした。
 実は、ジルベルとクーディオ老は薬で眠らせる直前のキーリアに、フォーラ夫妻殺害事件の真相を語っていたのである。その上でふたりはキーリアに、セラジド侯爵失脚の方策を持ち掛けていた。
 その時の記憶が、クーディオ老の戦斧に残されていた。
「メドゥの指先では、幾ら証拠を揃え、被害者たるキーリアの申し出があったとしても、王家は動かないかも知れない。だが西方辺境伯が糾弾すれば事態は急展開する……だからジルベルは今回の誘拐を目論んだ。そして同時に、ミネアとラネアには自身の命と引き換えに青の中指討伐者という栄誉を授けた。あのふたりが冒険者として栄光の道を歩んでいける様にする為に」
 ナハティガルの分析は、恐らく正しいだろう。だが、真相をフォーラ姉妹に話す訳にはいかない。それはジルベルの遺志に反するからだ。
「依頼料を受け取っちまったし……やるしかねぇな」
 ハヤトの怒気を含んだ声に、冒険者達は頷いた。
「出来れば彼は生かしてあげたかったけど……それは本人が望んでいなかった、ってことなのかな」
 ディレインは、無念そうに低く唸った。命の大切さを人一倍よく知る彼にとっては、死を望んだジルベルの選択に、未だに納得出来ていなかった。
 そこへ、キーリアを漸く落ち着けたミネアとラネアが、怪訝そうな表情で歩を寄せてきたが、リューイが殊更に明るい笑顔で応じた。
「何はともあれ、依頼された内容は達成。女の子は無事に救うことが出来た。冒険者としては、胸を張れる結果だろ」
 リューイの堂々たる宣言に、何も知らないフォーラ姉妹は矢張り明るい笑顔で応じた。
 宿願を果たした今、この美人姉妹は充足感に満ち溢れていた。

マスターコメント

 皆様お疲れ様でした。  青の中指との因縁は、これにて漸く決着へと至りました。  長い間お付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。  尚、セラジド侯爵失脚作戦については本編では詳しく語りませんでしたが、この後、西方辺境伯がきっちり落とし前を付けるところまで進んでおります。  では、アニエピカも残り僅かな期間となりましたが、最後まで宜しくお願い申し上げます。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人

2024年02月04日 14時12分56秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. コルネリウス・アーラ

    ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 ジルベルの過去についての真相は私達は本人達から聞が無い限り私達は知ることは無いですが……ジルベルと話がしたい方や聞き出したい方はいらっしゃいますか? 私はその点特に希望はありませんけれど、彼の最期になると思いますし、これまで関わってきた来た方は後悔のないようにして頂きたいと思いますので、念の為確認をと思いまして。 >戦闘 ジルベル、クーディオ老、屍餓鬼で対応を分けたほうが良さそうですね。 ジルベルがやはり強敵ですし、まずは抑えを行い屍餓鬼とグーディオ老の対処を終え次第ジルベルへ総攻撃、などが浮かびますが…。

  2. アーテミシア

    ウォリアーのアーテミシアだ。 オレは過去がどうとか知ったこっちゃねえから、どうでもいいぞ まあ面子的に誰を抑え込むかには苦労しねえと思うぜ。振り分けが問題だな。

  3. ディレイン・オールドケイジ

    ヒーラーのディレイン・オールドケイジ。よろしく。 おじさんも、少なくとも悪い感情はもってないかなあ。 面倒なクリーパーやら魔物やらと戦わざるを得ない状況を何度も作ってくれたりはしたけど…共闘してくれたこともあるし…ひとことで言うなら複雑、ってところ。 ヒーラーはおじさんとラネアちゃんのふたりかな。 たぶんラネアちゃんがジルベルに向かっていくんじゃないかと思うから、おじさんはクーディオ老、屍餓鬼と対峙する人への回復や補助をしようかと。どのスキルを持ってくかはメンバーに合わせるつもり。

  4. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ジルベルの野郎とは冒険者になりたて(ジルベル初登場時)の頃からの因縁があるからな… この手で引導を渡してやりてぇ相手ってのはやまやまだが… 直近での奴の言動からすっと肚に何を抱えてんのかわからねぇとこがあるからな、正直俺も複雑な感情になっちまってんな… バランスが取れて皆が良けりゃあ俺はジルベル対応希望ってとこだな!

  5. ナハティガル=ラー

    シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 俺も何だかんだでジルベルとは長い付き合いになるな……。 ミネアとラネアから話を聞けば、ジルベルの狙いをある程度までは推測できると思うが―― 個人的には奴の望みを叶えてやりたい、という気持ちが強い。 >戦闘 ミネアとラネアの補助をしつつ、ジルベルの対応に回りたいと思っている。

  6. キオルティス

    シーフのキオルティス。今回は宜しくね。 ジルベルか…ハヤトさんなんかに比べたら俺はそこそこの付き合いかな。 それでも幾度となく関わって来たけれど。 俺もナハティガルさんと同じく、ジルバルの望みは叶えてあげたい。 人数的に大丈夫そうなら俺もジルベル対応へ回りたい所。 多方向からの同時もしくは僅差での時間差攻撃にならさすがのジルベルも 対応が難しくなって来ると思うからね。

  7. アーテミシア

    ジルベルに因縁有るの多いな。 ンじゃ、オレはクーディオの方にすっか。つってもオレ単品じゃ足止めくらいしかできねえけど。

  8. ディレイン・オールドケイジ

    うーん…キャスターのミネアちゃんには、少なくとも最初は屍餓鬼への攻撃をしてもらったほうがよさそうかな。30体はさすがに範囲攻撃がないと、ちょっと厳しいよね。 長期戦になるかもだし、インフィニティロアじゃなくて要所要所で輝刃と堅甲使ったほうがいいかなって思ってるところ。

  9. レピド・クロサイト

    レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 >ジルベル 個人的には以前してやられた相手……強敵。 あまり深い接点がないので、それくらいだろうか。 「何故、今回キーリアを誘拐したのか?」という部分は気になるが……(その行動には何らかの目的があるタイプだと思っている為) 屍餓鬼を大量に残しておくと何かしらに利用されそうだし、俺はこいつらを相手取るかな。 キャスターらしいミネアにも屍餓鬼駆除を手伝って貰えると助かるが……仇(ジルベル)が目の前にいる状態だと厳しいか?

  10. リューイ=ヴァレンゴルト

    ウォーリアのリューイだ。 俺は特に因縁のある相手もいないので、屍餓鬼を相手に真っ向から戦うつもりだ。 短時間に数を減らせた上で余裕があるなら、戦況を判断して援護に向かうつもりだ。 よろしく。

  11. ディレイン・オールドケイジ

    クーディオ老は戦士、逆にこちらが足止めされるかもしれない。屍餓鬼も数の多さで結果的に壁になってもおかしくないから、対ジルベル希望の人でも突破口を開いてもらう必要はあるかも。 って考えると、ミネアちゃんにはジルベル打倒のためってことで範囲魔法を使ってもらうことはできるんじゃないかな。まあ、ジルベルを目の前にしたら興奮しそうだし、多少は落ち着かせる言葉も考えておこうかねえ…

  12. コルネリウス・アーラ

    私自身も付き合い自体は長くなりますので、拘りはありませんが、すでに挙げられているように彼の希望は叶えたいですね ミネアさんはおじさまの仰るようにまずは屍餓鬼の数を減らして頂けると助かりますが、様子次第ではジルベルに対して突っ込んでいかないようにする必要はありますね。 ジルベル希望も多いので、私はクーディオ老か屍餓鬼に回るほうが良いかなと思うので、まずは屍餓鬼の数を減らしに行こうと思います。

  13. ナハティガル=ラー

    >ミネア&ラネア あくまで依頼の主目的は『キーリア・セラジド』の救出である以上、作戦を説明して役割分担すれば無理な独断専行はしないと思いたい所だが……。 激情に駆られて突撃される可能性があるのは確かなので、2人の監視は必要かと。 >作戦 ミネアには屍餓鬼の対応に回ってもらう方向で異論はない。 いずれにしてもジルベルとキーリアの所在を特定できるまでは、索敵担当と屍餓鬼担当に分かれる形で良いのではないだろうか? (クーディオ老はどちらかを妨害しに現れそうではあるが)

  14. ディレイン・オールドケイジ

    双子のレベルはどれくらいなんだろうと思って、万が一のために回復多めにセットしてみたよ。 ラネアちゃんは対ジルベル班についてもらうこと、ミネアちゃんは屍餓鬼を優先してもらうこと、はおじさんの方で書いておくね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0