【黒白】星無き夜に竜は羽搏く

弓月 蒼

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シナリオID:3346

オープニング

●必然の戦い

 『黒鋼竜』アルベイル・ライゼンナクトから送られた手紙に火を灯し、その行く末を見守った後。 
 『夜鷹侯』ジルワード・ファルゲンは久々に戻った自室の執務机に深く腰掛ける。

 "竜の右腕"――――そう呼ばれる事もある、『夜鷹(ファルゲン)』は歴史ある名家である。
 『貴族派』でも屈指の発言力を有し、当主であるジルワードも輝かんばかりの経歴の持ち主だ。

 こと、政治力と言う一面に於いては当主を引き継いだばかりのアルベイルを優に上回る。
 それは『夜鷹』が王国社交界で積み上げた信頼性故と言い換える事も出来るだろう。

 偶然で『パンクリアース学園校長』と言う立場には立てない。その肩書きは名声を立証する。
 支持基盤が強固かつ堅実であるという事は、派閥の趨勢を見てから動く猶予が有る……という事だ。

 既に『集権派』内に縁故ある貴族家が属する様に動き出してもいる。盤石、と言って良い。
 そんな彼にとって、先の乱より続く『竜』の動向は数少ない悩みの種だと言えた。

 アルベイルは優秀だが、若い。その若さ故に恐れ知らずの側面が否めない。 
 彼の次代の竜の描く未来には確かに可能性がある。この国を、大陸の常識を塗り替える可能性が。

 しかし、同時に余りにも異質だ。人は異質な物を無意識に畏れ、忌避し、拒絶する。
 この先、『竜』の道程は多くの障害に阻まれるだろうことは、目に見えていた。

(『竜』には恩義がある。が、果たしてこの先も協力し続けるべきか。それとも……)

 貴族社会の縮図たる『学園』は今激動の最中。実務責任者である『校長』職は暇ではない。
 学園内外問わず、何時までも後ろ盾が必要では困る。今宵も『王都』へとんぼ返りの予定なのだ。

 詰まる所この先の時代の『竜』の趨勢は偏に、“今代”の器量に掛かっていると言えた。

 ■

「フォンティーヌ・ザルツバーグを断罪する」

 『湖都』ラヴェルギア――――ライゼンナクト本邸。
 その大円卓には、冒険者ギルドを経由し依頼を受領した冒険者達が集められている。

 同時に、室内には黒鋼の鎧甲冑と全覆兜で武装した騎士が2小隊。実に16人。
 50名に満たない『黒鋼騎士団』の3割強と考えれば、これが大動員である事は疑いもない。

「お言葉ですが、『マダム』は既に"六王剣"を結集させていると聞きます。
 あちらは切り札の『龍遁架』を失い不利を悟っている筈。今暫く見に徹しては如何でしょう」

 『竜』麾下の商人の中でも早くから“アルベイル支持”を表明していた。
 故に、当主が変わった現家中では大きく発言力を増した女行商人シズルがそう提案するも。

 『黒鋼竜』は静かに首を横に振る。つまり、これは既に決定事項と言う事だ。
 冒険者たちからの提言に依れば、此度の黒幕。『星詠み』なる女は策謀の徒であると聞く。

 策士に時間を与えるのは悪手だ。実際、アルベイルも以前学園動乱にて苦い経験を得た。
 原則対話を由とする彼であっても。断じて必要であるならば、剣を抜く事を躊躇いはしない。

「三大商会の一角を失えば領財政に大きな痛手となる。可能な限り頭だけを挿げ替えたい。
 奴の子飼い、『六王剣』との交戦は免れないだろうが、これは避け得ぬ戦いだ」

 聞けば『六王剣』とは名の通り。様々な理由により"『王国騎士』を辞した"用心棒6名を指すらしい。
 当然、全員が優れた授恵者であり並の傭兵とは一線を画す実力を持つとされているが……

「特に筆頭、『斬鉄』には御注意を。『竜』の領内でも五指に数えられる実力者と言われています」

 ここぞとばかりに冒険者達への説明役を買って出るシズルに、黒鋼騎士達もまた神妙に黙り込む。
 少なくとも。精鋭とされる『竜』麾下の騎士達ですら油断出来る相手ではない、と言う事だろう。

「領民に極力被害を出さぬ様、事は迅速に進めねばならん――――総員、武器を取れ……!」

 ――――猛々しい鬨の声が、『竜』の屋敷に響き渡る。

●湖都動乱

「本部(ここ)、放棄するわ」

 同、『湖都』内、ザルツバーグ商会本部。揃えられた6名の用心棒と側近2人。
 本部内職員50名を前に、商会代表『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグは宣言する。

 動揺がさざ波の様に広がっていくが、黙り続ける『マダム』を前にそれも暫くして収束していく。

「全員良くお聞き、『竜』の坊やが騎士招集を行っていると報告があったわ。
 この街は間もなく戦場になる。ケド、アタシは手段を選ぶ心算なんかサラサラ無いワケ」

 淡々と喋るフォンティーヌの態度から、嵐の前の静けさである事を理解している古株達は黙り込む。
 逆鱗に触れれば今、この場で首と体が泣き別れになってもおかしくない。そんな怒気が滲んでいた。

「アンタ達に無理心中を強いる気は無いわァ……但し、"騒動"は起きた方が都合が良い。
 全員に金貨200枚配るわね。当分は、これが最後の仕事よォ……」

 手を叩くと秘書が人数分の布袋を持って来る。が、それを遠慮無く受け取るほど職員達は素直ではない。
 彼らの平均月給は金貨4枚。200枚なら50倍、約4年分の年収に匹敵する。

 商人にとって、金は命の次に重い。あの『マダム』が無駄な投資をする訳がない。

「半分くれてやるわ。残り半分はばら撒きなさい。精々混乱を助長する様に……出来るわよね?」

 50人で100枚。実に5000枚もの金貨がばら撒かれる事になる。そして、『湖都』は商都だ。
 余所の貴族や観光客。馬車の行き交いもある大通りに突然大金が投げ込まれたらどうなるか。

(各支部から郊外拠点に私兵を集めるまでもう少しかかる。要は……此処を凌げるか、って話よねェ)

 "嵌められた"事実に腸は煮え繰り返るも、『マダム』の頭の一部は常に冷静(クレバー)だ。
 この程度の危機であれば、両手の指の数程も乗り越えて来た。焦る事は、無い。

「持ち逃げは"死"と知りなさい。 さァ散った散った! 何時も言っているでしょォ!?
 金と時間は等価ッ! 時間を金に出来ねェ奴はその時点で人生の浪費家なんだってねェ!!!」

 彼女は勝利者だった。如何なる世界であれ勝利者とは、即ち強者だ。
 生き馬の目を抜く経済界で勝って、勝って、勝ち続けて来たから彼女は今君臨している。

 ――――強者は決して、自らの敵を侮りはしない。

 ■

 だが――――世の中には、常識では測り切れない理不尽と言う物が存在する。

「ひっ、ばけ……化け物……ッ!!」

 それは小柄な男だった。痩せぎすの、仮面を着けた、目立たない小男。
 どちらかと言えば彼を従えた面覆(ヴェール)を着けた女の方が目を引いた程だ。

 だが、今はその小男から目を離せない。何せ『湖都』郊外に存在するザルツバーグ商会の秘密拠点。
 その建造物が集められていた傭兵達ごと、今――――男が指先を向けた瞬間“消えた”からだ。

 砂に呑まれた。そうとしか表現出来ない。残ったのは警戒担当で外に居た男1人だけ。
 首を傾けた仮面の男は、愉快そうにキヒヒ……と軋む様な声を上げ――――。

「残しちゃ駄目サァ……好き嫌いハネ、良く無いよネェ」

「そうですね。それが彼の……運命ですから」

 地響き。地が裂ける。砂が爆ぜる。男の体躯ごと、頭上の遥か遥か上まで砂塵が舞い上がる。
 最期に見たのは牙、牙、牙、牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙
 牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙――――

 ――――そして、世界が閉じる。

解説

 オーダー、『湖都』より脱出を図る商会代表を制圧せよ。 ●成功条件  1.『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグの確保  2.『六王剣』6名の撃破  条件1か2、いずれか1つの達成 ●失敗条件  『湖都』市民に30名以上の死者が出る  or  『黒鋼竜』アルベイル・ライゼンナクトの死傷 ●『マダム』  フォンティーヌ・ザルツバーグ。ザルツバーグ商会代表。48歳。非授恵者。  伏せておくべき札の『龍遁架』が予備部品まで完全破壊された事で『星詠み』と決定的に対立。  再起を図る為、先ず『湖都』を脱出し郊外の隠し拠点を目指している。 ●六王剣  元『王国騎士』であるフォンティーヌ子飼いの用心棒。  『斬鉄』を筆頭に、『旋断』、『轟魔』、『天槌』、『幻刃』、『花嵐』の6名。  『斬鉄』『天槌』『幻刃』以外3名は民間人の巻き込みも気にしない性質。  『マダム』から何らかの依頼をされ、個別に行動している。 ●『湖都』ラヴェルギア  ライゼンナクト侯爵領領都。王国南方最大規模の大商都。  ザルツバーグ商会の本部は街の北に位置するが、街の出入り口は東西南の3か所。  商人、貴族、観光客が入り混じる雑多な街並み。大規模混乱が起きた前例は無い。   ●黒鋼騎士  『黒鋼竜』麾下の騎士団に所属する精鋭。実働隊は全員が授恵者。  今回動員出来る最大数は16人。3人で六王剣1人を足止め可能(※『斬鉄』除く)  また、領都内の混乱を鎮圧するには1方角につき4人派遣する必要有。 ●湖都の混乱  時間帯は夕方。依頼開始直後に東西南北4か所で発生。混乱の中心地までの距離は各方角まちまち。一番近いのは南で距離40Hex。  混乱が持続する限り4ラウンド後1名追加。5ラウンド後2名追加。6ラウンド後4名追加と時間毎の犠牲者数は倍加する。  誰か到着時点で発生数の倍加が。混乱と鎮圧能力が拮抗した時点で犠牲者の追加が止まる。 ●『黒鋼竜』  アルベイル・ライゼンナクト。ライゼンナクト侯爵領領主。ヒーラー。  同家本邸に滞在予定だが冒険者からの要請があれば出陣可能。  Lv8カリスマとLv8演説の合わせ技で混乱解消に特攻。  単独で黒鋼騎士換算で4人分の鎮圧能力を発揮するが、戦闘能力は半分以下。 ●注意事項 ・騎士達は冒険者が何も依頼しなければ独自判断で近場の混乱鎮圧を優先します。 ・冒険者達が鎮圧に尽力する場合、手段とスキルの嚙み合わせが問われます。 ・失敗条件である市民の死者数は死因を問いません。

マスターより

 96度目まして。シリアスとダークは歩いて来ない。奴ら跳び掛かって来んだよ。弓月蒼です。  白の家と黒の家の未来を定める貴族の決戦【黒白】の黒の部第2話をお送り致します。  当シナリオは白の部、黒の部各3話、計6話構成ですが、どこからでもどなた様にもご参加頂けます。  ただし、その間得た評価。積み重ねた物。人物の立場や心情。国家の未来や展望などは、  取り返しがつく物では無い上、最終的な王国や要人の興隆、生死に影響を与える可能性が有ります。  また、白の部が黒の家に影響を与える事も、黒の部が白の家に影響を与えることも有ります。  どうぞ、予めご了承下さい。

リプレイ

●術中

「一流と二流。二流と三流の差って何か分かるかしらァ?」

「謎かけですか、『マダム』」

 『湖都』ラヴェルギア北方地区、ザルツバーグ商会本部。
 その本部内に、同商会代表『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグは座していた。

 間もなく馬車の用意が出来る。用意出来たとて、『湖都』内の大通りは全て使い物にならない。
 彼女がそうなる様に仕向けたのだ。今頃、各所では暴動じみた騒ぎが起きているだろう。

 重要なのは彼女が本部から出ること。そして――――其処から動かない事の方だった。
 難し気に考え込む美少年――――身の周りの世話をさせている侍従は彼女の問に考え込むが。

 それを待つ余裕が有る程度には、事態は彼女が企図した通りに進んでいる。
 暫し後。侍従はガラス玉のような眼差しでかくんと首を傾げた。

「すみません、分かりません。お金を儲ける上手さ……でしょうか」

「そうねェ。商機を見る目、判断速度、勝負強さ。色々有るけれど……一番の差異は。
 価値の無い物に、自分で価値を付与するセンス……って事になるのかしらァ」

「価値の無い物……?」

 不思議そうに見遣る、その眼差しに鷹揚を演じ頷きながら。
 窓掛(カーテン)で塞いだ大窓に視線を向ける。今、商会本部は外から中を覗けない様にしてある。

 鷹の眼(ホークアイ)を有すると言う黒鋼騎士団長『嚆死』のオーランへの対策である。
 それでいて、鍵は閉めていない。彼女はただ罠を張って待つだけで良い。

 それだけで事態は動く。それまで“価値の無かった物”に――――“価値が生じる”のだ。

 ■

「時に侯爵閣下。クラウゼン追討の王命は未だ有効なのかしら」

「クラウゼン? 王家に反逆した男爵家だな。討たれたと聞くが」

 『黒鋼竜(ライゼンナクト)』本邸。『獄炎』アウレーリア・フォン・ネーベルベルクの問に。
 同家当主、『黒鋼竜』アルベイル・ライゼンナクトは奇妙な事を問われた体で怪訝を浮かべる。

 通常、当主が討たれ領主が変われば討伐令は解かれる。反逆罪となれば例外もあるが。
 普通に考えれば郎党死罪。既に王命は果たされた……と考えて相違無い。
 
「場合によっては残党が居るかもしれません」

「確実な証拠が出れば手配も効くだろうが、現時点では何とも言い難い話だな。
 最早王命、とはならぬと言え……もし証明と捕縛が叶えば功には繋がろう」

 少し考え、アウレーリアが屋敷玄関(エントランス)へ向かう。
 『湖都』出入口に偽装検問を布く提案もしたが、聞けば都市内各地で混乱が起きているとのこと。

 検問設置に人材を派遣しても安全に門へと着く移動手段が無い。相当の時間を要するだろう。
 効果があるかは五分よりやや低い。自力で門を閉鎖する方が早そうだ。

「"アルベイル様、屋敷の閉鎖が完了しました"」

 挟まるくぐもった声。羽飾りを付けた黒い全覆兜(フルヘルム)の鎧騎士が歩み寄る。
 年齢は愚か外見不詳の男は黒鋼騎士長。『鋼竜将』オーラン・フォルクラードである。

 その後ろには『湖都』の交通事情について調べていた『竜の半身』ナハティガル=ラーが居る。
 流石に大都市だけあって乗合馬車の停留所や湖を一周する遊覧船なども存在しているが……

「街を出るには最低でも何処かで城壁にぶつかるか……徹底しているな」

「当然だ。『竜』の領都に抜かりはない。だが、何故そんな事がそこまで気になる」

「聞くに運動とは無縁な商人だろう。何処かで馬車なり騎馬なり足を用意しないわけはないと思ったまでだが」

「相手は大商会の代表だ。属す商人も多く顔も知れている。自前で馬車の数台くらい保有しているだろう」

 銀髪鬼が納得したように手を打つ。言われてみればその方が自然な話だ。
 何故徒歩移動しているに違いないと思ってしまったのか。先入観とはかくも恐ろしい。

 その更に後ろから追い付いて来た『凶星』ジュスト・ヴェルジーはと言えば、本邸の防備を見直していたが。
 そう言えばナハティガルから事前に聞いていた屋敷で聞こえる“地響き”とやらが現在は聴こえない。

「そっちの懸念は晴れたのかしら?」

「確保されたらヤバいってことだけは嫌な位ね」

 『竜』麾下最優とされる『鋼竜将』の実力が、ジュストの分類(カテゴリ)で怪物、に類する事は分かった。
 そしてそんな男が鎮圧でも討伐でもなく"抑え"に消費される状況の危険性もまた。

 "黒竜候"も叶うなら処刑してしまいたい様だが、個としての強度が高過ぎて断頭台の刃が通らないらしい。
 人間辞めているにも程が有る……とは、昨今見分の広がったジュストの個人的感想だ。

 となるとこの屋敷は安全どころか、完全に"本命"と言える。誰かしらほぼ確実に攻め手が来る。
 奪還すれば確実に"切り札"足り得るとすれば、自分ならそこを敢えて見なかった事にはしない。

「……それ、本当に護衛は任せて良いの?」

「やりたくはないけれどやるしかないよね。何せ……どうしようが人手が足りない」

 少なくとも。本邸へ潜入を試みる六王剣は居ると見る。それが1人か2人かは分からないが。
 自分の脱出路の確保を考えればその辺りが上限だ。黒鋼騎士の長が居れば2人までは捌ききれる。

(全く――――攪乱戦術とはね)

 敵地を生かすには悪くない手だが……如何にもやり手の商人らしい、嫌な布石を打ってくれる。

 ■

「どーも、誰かの手の上で踊らされてる気がして気に食わねぇな……」

 屋敷の外が騒がしいと、気付いて街に出て見れば東西南北。『竜』本邸の四方で人々が争っていた。
 狙わず起きる様な混乱ではない。誰かが仕組み、そして実証して見せた。其処までは分かる。

 しかし『ブレイブファング傭兵団団長』ハヤト=ガラン=ヴォルファングが感じている物。
 直感的な"嫌な感触"は、そういった単純に起きている事象だけの話ではない。

 東門へと続く大通りでは商人とその奉公人達が必死に地面に落ちた金貨を拾っていた。
 その勢いは道行く観光客を押し退ける勢いであり、子供や小動物と言った弱い者が巻き込まれている。

「やめろ! そのばら撒かれた金貨には『小鬼(ゴブリン)の呪い』が掛かってるのを知らねえのか!!」

 声を上げたハヤトに、ぎょっとしたように動きを止める商人達。
 その中に、白いフードを被った影が混ざっている事に彼は気付いた。“嫌な予感”が一気に高まる。

(――――この白い霧……!)

 そんなハヤトに遅れる事僅か。馬上故足止めをくらった『気高き白(エーデルワイス)』コルネリウス・アーラは気付く。
 それは基本周囲を巻き込む召喚魔法の中で数少ない、直接的な攻撃能力を持つ。

 狙われていない人間にとっては無害であり、狙われている対象にとっては必中を為す天の怒り。
 焦りと共にハヤトへ声を掛けようとしたその一瞬。彼女は自分の背後で放たれた殺気に気付く。

「ガッツリ弾かれたぁ!? うぇマジか森人(エルフ)やるぅ」

「痛っ……貴女、授恵者!?」

 不意打ちの死神の刃がコルネリウスの頑健な防御をほんの僅かに貫き掠り傷を負わせる。
 見ればそれは薄衣の若い女――――彼女に手傷を負わせる時点で、少し居ない練度の実力者である。

 ここで足を止めるのは不味い。ハヤトに近過ぎる。落馬同然に黒汗馬から跳び下りる(チャージング)。
 それはハヤトが発見した白フード。推定、白い霧を周囲に展開している術者にも近いと言う事であり。
 
「あーそだそだ名乗っとくね。あーしここらじゃ『花嵐(カラン)』で通ってんの」

「……『天槌(ギルティ)』」

 1度、2度、3度。花舞う様に刃が踊り、白霧が応雷を招く。
 迸った雷光は、様子を伺っていた商人達が腰を抜かす程度には十分な衝撃を与えた。

 冒険者でも最上位クラスで回避に優れたハヤトでも、必中の雷霆だけは避け得ない。
 偶然の皮肉か――――それは2人が見事に、彼らの敵たる六王剣を同数引いた事を意味していた。

 ■

 "此程の資金が何処より出ようと全て回収する。金貨を捨てよ、触れるは竜の懐を弄る行いと心得よ!″

 かくの如き演説は中空に展開された無数の魔法陣と、人混みを薙ぎ払う大戦斧の一振りで報いられた。
 流石に命の危機を感じ商人も貴族も奉公人も蜘蛛の仔を散らす様に逃げていくが――――何人死んだろう。

「妨害は想定していたが、お前たちは組で動くのか?」

「んぁ? こいつぁ依頼人の趣向さあ。あー、これ言って良いんだっけかあ?」

 西門通り。門を目指していたナハティガルが相対したのは重鎧の斧騎士『旋断』である。
 檻の刃(エーテルブレード)で射程を。巨体に応じた重量度外視の戦斧で火力を伸ばし。

 恐らく当人は命中特化。盾を棄てた事で得た瞬発力は彼の銀髪鬼をして時にひやりとさせられる。
 地平跳躍(ホライゾナルジャンプ)が有れば殺界は抜けられたろうが、此度は偶々手札に無かった。

(……止むを得ん。迂回するか)

 時間浪費(タイムロス)は痛いが、此処で高耐久の戦士と消耗戦を演じる程ではない。
 本来、こういった手合いは同通りに来たもう一人の担当だが――――

「その若さでそれだけの才能かい。妬けるじゃあないか」

「年寄りの冷や水は如何な物かと思いますわ御婆様」

 アウレーリアは単独での継戦能力を意識し回避を伸ばした"器用な"魔法使い(キャスター)だ。
 だが対する老婆、『轟魔』は違う。周囲に無数の魔法陣を展開、過剰火力の流星煌(メテオライト)を連発する。

 単純だが、単純なだけに攻撃へ全力(リソース)を振った魔法使いの脅威は彼女が一番良く知っていた。
 この手合いはほぼ確実に澱の障壁(エーテルバリア)を備えている。強行突破も容易では無い。

(目立つ手段を取った時点で、ある程度覚悟はしていましたが……)

 出発前に時間を掛けた事で足止め担当の『旋断』とナハティガルが先に衝突したのは不運だが。
 止むを得なかったとは言え、敵に交戦相手の選択権を渡した影響が出ていた。

 そうして――――北方。唯一城門に繋がらない中央街道では先ず、爆音(サウンドボマー)が轟いた。

「反逆の疑いがあるため『マダム』フォンティーヌに対して拘束の命が出ています!
 金貨を拾った者は彼女に加担したとして責を問われます! 皆さん良いですか、これは『竜』の決定です!!」

 『黒鋼竜附護衛士』ゲルダ・クラインの声に、商人達が手を止める。これが見知らぬ第三者であればともかく。
 小柄ではあれ黒竜紋付きの騎士制服を纏った娘が声を上げているのだ。説得力が違う。

 其処に程近い。ザルツバーグ商会本部の扉が開いた。ずるりと長い剣を引き摺り現れたのは初老。
 と言う年頃の男である。髪は黒く無精髭、目は閉じている。シャルガネ自治区に多い風貌だ――――と。

「お控(ひけ)えなすって」

 考えるより早く、ゲルダは盾を構えていた。盾の表面を激しく削る金属音。間違いない。間違えようがない。

(この人、わたしより――――)

 六王剣筆頭。『斬鉄』とは――――多分。この男のことだ。

●四面激闘

「厳重に完全封鎖して下さい。これは『竜』の決定です」

 イヴェール・イリュジオンの言に、南門担当の憲兵達が重厚な外壁門を下し、鎖を掛ける。
 これで空でも飛ばない限り、誰も南門から出る事は叶わない。先ずは役割の無事の遂行にほっと息を吐く。

 次は暴徒と化した商人・市民の鎮圧だが、そちらには『夜に咲く白月』レティシア・レインフィール。
 及び彼女の護衛も兼ねて派遣された黒鋼騎士達が、忙しく事態の収拾に駆け回っていた。

「大丈夫、大丈夫ですから。私達は『黒竜候』の依頼を受けて参りました。もう安心です」

 欲に駆られた人間は恐い。既にして揉みあった結果怪我人が出始めているにも拘らず。
 地に膝を付いて転がる金貨を漁る大人達の姿は、レティシアをして眉を顰めざるを得ない物だ。

「その金貨は『竜』への反逆、及び国家反逆罪の疑いがある『マダム』フォンティーヌの所有物です!
 不正な取得には罰則が。混乱鎮圧への協力には褒章が課せられます!!」

 飴と鞭。双方並べて語り人々の意識を惹き付ける様は、如何にも貴族らしく成長したと言えようが。
 『王国』と言う国とは完全に袂を別った心算のイヴェールから見ると、複雑な心境にさせられる。

 恐らく。レティシアの方が正しく自分の方が間違っているのだと、理性では理解しているものの。

(……とりあえず、妨害者無し。この感じですと……六王剣も居なさそうですか)

 視線は北と南を塞ぐ中央。広大な『竜』本邸へと向かう。
 と――――別に特別良い訳では無いその視界の中。けれど空にちかちかと何かが瞬いた気が、した。

 ……同時刻、『竜』本邸物見塔。魔矢の光は、ジュストからは見間違えも無く良く見えた。
 方角は北。『マダム』発見の閃光塗弾ではない。となると……ゲルダと『斬鉄』が交戦した証だ。

 迷いがあった。本邸を迂回しなければいけない南から、北へ向かうのでは遠過ぎる。
 彼の超視覚であれば東と西は共に交戦中と見て取れる。自分以外、すぐに援軍には向かえない。

(嫌な手応えだな……選択肢を制限して来てる気がする)

 ゲルダを信じ任せる手もある。だが、本邸には最低限、『鋼竜将(オーラン)』が居る。
 自分の中での優先順位の天秤を揺らし、ジュストは結局、物見塔から飛翔する道を選ぶ。

 それを。『竜』本邸近郊、無個性極まる一人の男がじっと見上げていた。

 ■

 手応えが――――重い。混乱発生地点への移動を考えての軽装だったが。
 それを考慮しでも『斬鉄』の一撃の重さは異常だった。"耐える"相手としては最悪と言って良い。
 
 自分が強い、等と言う自覚は無いが世界の広さを感じる。防御専念でも全く相殺し切れない。

「佳き剣腕にござんす。さぞ修羅場を潜られて来たんでござんしょお」

「――――っ! 近付かないで……!」
 
 騎士剣が跳ね上げられ追撃。血飛沫が舞う。漸く到着した黒鋼騎士達が各々の剣を抜くが。
 これは慌てて静止する。彼らが相手出来る次元の手合ではない。徒に死体が増えるだけだ。

 見れば、状況の変化に全くついて行けていない商人や観光客が路上で尻餅を付いている。
 『斬鉄』にその気は無くとも、これでは何時でも“事故”が発生し得る。

「余所見は禁物でさあ」

「――――それは、お互い様かと!」

 声は、空から。放たれた重力場が周囲を包む。直に目の当たりにして分かった。これはヤバい。
 相性もあるのだろうが、真っ向戦ったならジュストが魔法で押し切る前にゲルダが倒れる。

 幸い、戦士である以上重力場に対する選択肢は少ない。逃げ切るだけなら十分現実的だ。

「騎士の方々は民間人の避難を! ゲルダ嬢は一旦離脱……!」

「わ、かりました……!!」

 騎士4人では担げる市民にも限界はあるが、『斬鉄』に追跡の気配はない。
 『竜』本邸へ一気に距離を取る魔法使いと騎士達を見送ると。男は剣の返り血を払い鞘へと戻す。
 
 金で雇われた以上、金の範囲の仕事をする。ただそれだけだと言わんばかりに。

 ■

「やっばばばば、激サガるっ!」

「何を仰られているのか分かりま――――せんっ!!」

 ――――東門通り。コルネリウスの直剣が『花嵐』の短剣を跳ね上げる。
 明らかに前者が押していた。手数で攻める花嵐は、鉄壁たるコルネリウスと相性が非常に悪い。

 コルネリウス側から言えば、負ける要素が無い。時間さえ掛ければ確実に斬り伏せ得る。
 問題は―――――より通りの混乱に近い側で立ち回るハヤトの側の戦況だ。

「―――っ、硬(か)ってえ!!!」

「……亜人(ゴブリン)。汝、邪悪なり」
 
 祈雷。時折『花嵐』へヒール。それ以外何もしない『天槌』が、硬い。
 元々、治療師(ヒーラー)とはある程度硬いものだが、ハヤトの一撃が通らない程は流石に過剰だろう。

 確かに必中固定火力を有するなら攻撃力は不要。と言う理屈は分からないではないが。
 これでは治療師としては使い物にならない。何故騎士団を解雇されたか分かろう物だ――――しかし。

(時間が――――/――――掛かり過ぎてる)

 東門の封鎖は出来ていない。ハヤトの“呪い”吹聴とその後の雷撃で場は掃けたが。
 混乱の中心地は通り中央であり、門までは往路の倍の距離がある。

 六王剣が居た場合戦い、打破する心算で居たハヤトには検問を築く暇が無かった。
 それは、人垣とぶつかるまで馬で駆け抜けて来たコルネリウスも同様である。

 ――――他方、西門。

「……っ、は……っ、まだやるか」

「……応よ。と、言いてえとこだが……門閉じられちまったっしよぉ、こりゃあ降参だわなぁ」

 ナハティガルを追い続けて来た『旋断』だが、銀髪鬼は判断を誤らず逃げ切った。
 結果が、現在眼前で検問が築かれつつある西門の状況である。

 もしも真っ向戦えば互いに共倒れとなり兼ねない相性であった為、英断と言って良いだろう。
 追撃に疲れた『旋断』は大戦斧を下し負けを認めると、空に閃光塗弾を放り投げる。

 その頃。もう片方。爆炎と白光が舞い踊る魔法使い同士の戦いはと言えば――――

「そろそろお帰りになられては如何かしら。御婆様も障壁は精々あと2枚でしょう?」

「はん。そっちも先刻掠めたのが効いてるんだろ、逃がしゃあしないよ」

 アウレーリアは良く避けていたが、一撃まともに当たれば墜落は確実。
 掠めただけでも戦闘不能直前まで追い詰められている。他方、『轟魔』はほぼ無傷。

 しかしこれも澱の障壁あればこそ。こちらも直撃一発で地に伏せる。
 正に拮抗。互いに一瞬の油断で敗退する死の直線(チキンレース)だと言えたが――――

「……随分派手に暴れてらっしゃるようで」

「!! 南の封鎖は出来たんですか!?」

「はい、暴徒の鎮圧と住民の避難も完了しています!」
 
 南からやって来たイヴェールとレティシアの援軍で、戦況は大きく好転を遂げる。
 紆余曲折はあったものの、現時点に至るまで『マダム』の発見報告は無し。

 南、西の封鎖が叶ったなら残るは東のみ。展開は順調――――かと思えた。その時だった。
 ――――『竜』本邸の物見塔から、閃光塗弾が打ちあがったのは。

●罠

「アルベイル……!」「皆さまご無事ですか……っ!」

 真っ先に扉を押し開けたナハティガル。その後ろからレティシアと、イヴェールが続く。
 怪訝そうに部屋の中を覗き込むのはアウレーリアだ。“何かがおかしい”と視線が口ほどに物を言う。

「……何も、無さそうですが……」「……ああ。ああなるほど。嵌められた訳ね、これ」

 そんな、『黒鋼竜(ライゼンナクト)』本邸。静けさの中で唯一言、痛々しい程の小さな呟きが響く。
 最初は状況がまるで掴めなかったが、4人もの冒険者が戻ったとなれば考え得る可能性は多くない。

「…………やられた」

 頭を抱え、ジュストが絞り出すように声を漏らした。最初から、“本邸(ここ)”が《肝》だと思っていた。
 何であれば、各門で起きている騒動が全て囮である事も想定範囲内だった。

 最も"手を割く旨味が薄い"北に、『斬鉄』を置く事もされてみれば当たり前だと言えた。
 何せ旨味が薄いとは一番後回しにされると言うこと。出口が無いのだから当たり前だ。

 そんな事は相手(マダム)も分かっている。だから最強の戦力を置いたのだと分かる。
 演出したかったのは“窮地”だ。“本邸”に余剰戦力が居ると邪魔だった。

 潜入が難しくなるからだ。物見塔で周囲を探っていたジュストは格好の的だったが。
 索敵していなくとも『鋼竜長』なり『黒鋼竜』なり『竜』は顔がバレている有名人に事欠かない。

 擬装(フェイクカバー)でジュストに化けて忍び込んだ、推定『幻刃』が物見塔から閃光塗弾を空に投げた。
 観察する時間など腐る程あったろう。周囲を見るとは周囲からも見えると同義。

 おまけに合図など何でも良かった。“本邸”に何か起きた――――と、勘違いさせられたなら。

 「……つまり、最初からこの屋敷も囮として組み込まれていた……?」

 「いや、流石に其処までの超人ではないだろう。予言の魔女じゃあるまいし」

 冒険者達の誤算は要約してしまえばたった1つ。『マダム』の策は徹頭徹尾″自分が安全に逃げ果せること″に注がれていたこと。
 其処には危惧していた当人にすら制御不可能な混乱を齎そうという意図など無かった。

 例えば彼らがもし、一般人の犠牲者をある程度加味しても騎士達を六王剣の抑えに回し。
 地上の混乱など度外視で動ける魔法使いか盗賊を遊撃に配していたなら……

 だが、アルベイルが本邸に陣取った時点で『マダム』にもその可能性が低い事は伝わっている。
 守るべき者を堅牢な拠点に置いた以上、守り切らねばならないという意識が外からでも見て取れるからだ。

「ええ、其処は上手く防ぎきった、と見るべきでしょうね」

「不幸中の幸いだな。俺も、愚兄も、オーランも、誰一人、何一つ被害は出ていない」
 
 沈痛な面持ちでアルベイルが呻く。傷の手当てを受けていたゲルダとナハティガルが頷き合う。
 そう、不幸中の幸いだ。レティシアの、ジュストの、アウレーリアの提言を受けての対応の成果。

 邸内の警戒網が1段階引き上がっていなければ、“これ以上”の被害が生じていた可能性も有ったろう。
 だが、現在。ナハティガル、アウレーリア、イヴェール、レティシア、ジュスト、ゲルダ。

 実に冒険者6名が『竜』本邸に集まってしまった事が意味する事は1つだ。
 慌てて集まって来た冒険者達が“どちら”からやって来たかは、既に『幻刃』(物見塔)から伝わっていよう。

「……黒鋼騎士を残り全員出せるか。追撃する」

「待て、ラー。当の『幻刃』と『斬鉄』の現所在が分かっていない。それに――――」

 言葉を止めたアルベイルが、視線を向けた窓の先。空に瞬いた輝きの意味する所は1つだ。
 ――――東門から、閃光塗弾が打ちあがった。

 ■

「――――――――お控(ひけ)えなすって」

 東門街道へ突然に突っ込んで来た暴走寸前の馬車。其処から跳びだして来た初老の男に。
 コルネリウスは間違いなく一瞬意識を取られた。手に鞘入りの剣。ゾ――――と。悪寒が奔る。

 その堅牢さで知られるコルネリウスが、盾を構え全力で防御態勢を取る。
 剣が鞘走り空中で半回転。遠心力ごと凶悪極まる衝撃で盾を持つ手が明後日の方角に捩れた。

 手首に激痛が走る。かつて、貴族の精鋭騎士に囲まれてすら彼女に痛打を入れた者など殆ど居なかった。
 眼前の男がそれを“した”のだと知れたなら。その正体は事前情報から自ずと看破出来る。

「貴方が――――『斬鉄』?」

「へえ、如何にも」

 足を止めている場合ではない。けれど、この男に背を向けたら――――そのまま“死ぬ”。
 それを理解して剣を、盾を、構え直す。今は、今だけは痛みなど忘れろと、強く念じる。

 “この国がどう変わっていくか、私はこれからの生涯をかけて見守り支えたい”
 それは、不器用な彼女が漸く自分の手で掴んだと。決して離さないと自分に誓えた想いだ。

 こんな所で潰える訳には行かない。その為に今、そしてこれから先も――――

「私は傍で、私に出来る事をやると決めたんです」

「結構な御覚悟痛み入りやす。然らば――――御無礼」

「――――ハヤトさん!!!」

 剣と剣が交叉し、離れ、また交わり。衝撃と衝撃が迸る通り中央。
 両者は拮抗しつつも、此処で命まで賭してはいない。ただ、刻一刻と時は過ぎ行く。

 其処から更に門側、馬車が走り去った先ではハヤトが単独で、2人の六王剣と斬り結んでいた。
 いや、より正確に言うならば。一方的に攻撃されている、と言った方が正しかったろう。

「あっはははは、ヤバ! 超ヤバ! わんわんゴブリン爆アゲじゃん!」

「……硬いとか、人の事……全く言えない」

「うるせえうるせえ、コルネから託されたんだよ! どいつも邪魔だ! 其処を退けええええええっ!!」

 追い縋ってくる『花嵐』を振り解き、『天槌』を縮地ですり抜け、遠ざかる馬車の影を追う。
 あらゆる攻撃を紙一重でかわし続けるハヤトの反応速度は何の誇張でもなく神業と言えたが。

 けれど2人の実力者。それも片方は盗賊に動きを阻害されながらでは、詰み切れない。
 応雷で被った痛みで足が縺れる。それでも、意地と矜持で足を止める事だけはしない。

 転身幻影(プリズムシャドウ)で間近に出現した『天槌』がハヤトに組み付き、そんな彼も遂に転ぶ。
 馬車は行く。止まらない。立ち塞がろうとした衛兵が慌てた様に跳び退き、東門を超えて遠ざかるその影に―――――

「ちっっっくしょおおおおおおおおおおおお!!!!」

 ―――――あとほんの少し届かなかった、勇牙の咆哮が轟いた。

 ■

「――――本来、アタシの逃亡を阻止するのに『竜』のお屋敷なんてのは全くの無価値だった。
 でもねェ。きちんと手順を踏めば、そんな無価値なモンにでも人は群がるワケよォ」

「流石の手腕です、『マダム』」

 馬車内部で行われていたそんなやり取りを知る者は、当人たちのみである。
 中には金貨の詰まった袋がこれでもかと載せられており、それらが揺れる度擦れ合う。

 『黒鋼竜』侯爵領外で再起を図るにせよ十分な資金は持ち出す事が出来た。あとは拠点だ。
 腰を落ち着けるだけの時間が得られたなら、そこから先はどうとでもなる。
 
 犠牲者を出し、首謀者を逃したとなれば領主の声望に陰りが射すのは免れまい。
 そうして内輪で揉めている間に、『マダム』は意気揚々と再起を遂げると言う寸法である。

「ところでマダム、そろそろ隠し拠点に着く筈ですが」

「あらァ、アンタから話を振るなんて珍しいわねえ。何かしらァ?」

 侍従はガラス玉の眼差しで、満足そうに薄く嗤った。
 それは、先じて癪に障る訪問をしてきたあの――――そうだ。『星詠み』なる女の笑い方に良く似て。

「ここでお別れです。お疲れ様でした」

「――――――ハァン?」

 地面が揺れる。地面が揺れる。地面が揺れる。
 彼女が街を出る為に散々に掻き回した御陰で、虎の子の黒鋼騎士団は今街の各所に散開している。

 例え『湖都』に何が起きた所で――――避難も。緊急対応も。到底取れる訳も無い。全ては贄だ。
 “そうなる”様に仕組んだ。“そうなるしかない”様に仕立てた。全ては決められた星図の上。

 馬車の扉が開き、侍従の少年――――何処で入れ替わったのか。或いは、『幻刃』と呼ばれる男が転がり落ちた。
 その直線進路上にはひょろっと長い仮面を着けた小男が立っている。

 御者が慌てて馬を引き小男の指先が馬車を指す。ここまで、文字通り一瞬の出来事だった。

「――――キヒヒ……さぁさ、ご飯(生贄)だヨォ、相棒(ロズウォルム)」

 地響き。爆砂。劈く咆哮。御者と、馬車が、中身ごと空中に打ち上げられる。
 上には牙、下には牙、牙、牙、牙、牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙牙――――――
 嗚呼――――――世界が開き、そして無価値に――――――理不尽に、閉じる。

マスターコメント

 皆様お疲れさまでした。弓月 蒼と申します。   この度はご参加ありがとうございました。この様な結末に至りましたが如何でしたでしょうか。  結果は『失敗』。要因については作中で示させて頂きましたが、大きな部分は先入観と誤解です。  ザルツバーグ商会が張った罠が機能した結果、最終戦場は『湖都』が対象となります。    泣いても笑っても『黒白』連作の総決算となりますので、どうぞ楽しんで頂けたら嬉しい限りです。  それではご縁がありましたら、また次の機会にお会いしましょう。
ロングシナリオ

ロングシナリオ難しい 報酬:多い8 / 8〜8人

2023年12月08日 10時22分56秒 公開

失敗

相談掲示板

  1. ジュスト・V・ケレス

    キャスターのジュストだ、此度もよろしく。 ・成功条件の 1.『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグの確保 2.『六王剣』6名の撃破 どちらを達成するか。 ・アルベイル様には出陣して頂くかどうか まずは上記2点をどうするか決めて、それと合わせる形で具体的にどう詰めていくかや黒鋼騎士達への依頼と冒険者達の役割分担など決めていく必要があるだろうか? どちらにしても死傷者が失敗条件にかからぬよう混乱対応と六王剣への対応はする必要はあるんだけれど。 ただ混乱鎮圧と六王剣に気を取られ過ぎると向こうの思惑通りで、目的を達成出来なくなってしまうので注意が必要だね。 俺は今後のことを考えると1優先かなと思っている。 OP情報だとマダムが脱出して郊外の拠点に到達した場合、確実に星詠みの手にかかるだろうし。 マダムを断罪するのはアルベイル様でないと後々のことに支障が出ると思うんだよね。 そしてアルベイル様に関しては邸にいても狙われる可能性がゼロじゃない以上、護衛付きで出陣して鎮圧に加勢して頂いた方が俺達も助かるのではと。 色々悩ましいから、皆の意見や希望など聞かせて頂けるとありがたい。

  2. ゲルダ・クライン

    ウォーリアのゲルダです。今回もよろしくお願いしますね。 >成功条件 失敗条件も含めてまとめますと、以下の三点になりますね。 ・『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグの確保 or 『六王剣』6名の撃破 ・『湖都』東西南北4か所の混乱を治め、市民の死者を29名以下に抑える ・『黒鋼竜』アルベイル・ライゼンナクトを死傷させない >『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグの確保 or 『六王剣』6名の撃破 同じく、どちらかを選ぶのであれば『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグの確保かと思います。 ただし、他にも諸々ありますので、ここに割ける人数は1名のみかなと。 >アルベイル様 ご助力をいただいた方が助かるのはごもっとも……ですが、オープニングにある「『竜』の趨勢は偏に、“今代”の器量に掛かっている」という部分が少し気に掛かっており。 自分ではなく、人を動かしてこそ貴族――というイメージがあり、今後も『夜鷹侯』の協力を得るためには、アルベイル様ご自身が街に出ることは控えたほうがいいのかな、と。 >六王剣 「何らかの依頼をされ、個別に行動している」とのことですので、 東西南北4か所の混乱に関わっているかもしれませんし、まったく別の場所で何かをしているかもしれません。 相手をする場合はどこで何をしているのかについても調査が必要そうです。 >黒鋼騎士 こちらについても、混乱の鎮圧と『六王剣』のどちらをお願いするかは考えておいた方がよさそうかなと。 個人的には、民間を巻き込む可能性のある『旋断』、『轟魔』、『花嵐』の三名のお相手をお願いするのがよさそうかな、と。

  3. ゲルダ・クライン

    >湖都の混乱 一番近くて南の40hex――とのことですので、人間投石機で投げることで時短が可能かもしれません。 鎮圧の方法……「コインを拾ったものは今後『黒鋼竜』の後ろ盾を失うものとする」とお伝えする――などでしょうか。 黒鋼騎士の方1名ついていただければ、説得力も持たせられるかなと。 >『砂蟲使い』ラディスラーヴァ これも市民の死因となりそうですが……各箇所の混乱のひとつなのか、まったく別の場所なのかで対応が変わりそうです。 中央に情報を集めながら、全体の指揮をする役もあったほうがよさそうでしょうか。

  4. ナハティガル=ラー

    シーフのナハティガル=ラーだ。――今回も宜しく頼む。 >優先度 俺の優先度は1>2だろうか? 六王剣は個別に行動(1~2名はマダムの護衛?)している事も含め、 混乱鎮圧と並行して全員を発見&撃破するのは難しいように思う。 状況的に可能であれば撃破したい所ではある。 >アルベイルの出陣 アルベイルの鎮圧能力(黒鋼騎士換算で4人分)は捨てがたいが、俺達も戦力分散せざるを得ないこの状況下で出陣させるのはハイリスクかと。 俺が六王剣ならばアルベイルが僅かな手勢と共に現れた場合、身柄確保&交戦回避して逃げに徹するだろうな。 邸に居ても狙われる可能性はあるものの、前回、騎士団長のオーランが邸内にて『次の一手に備えている』との情報もある事から、 個人的には予定通りに邸内にて待機していてもらいたいと思っているが……。 >マダムの行方 街の出入り口は東西南の3か所という事は、そのいずれかに居る可能性が高いだろうか? まあ城壁破壊しての脱出もあり得るが……。 とりあえず黒汗馬(使用可能なら)や移動系スキルを持つ者はそれ等を駆使し、 一刻も速く東西南北の何処かに急行した方が良いだろう。

  5. コルネリウス・アーラ

    ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 >優先度 此方は私も1がより優先、でしょうか。 領民への被害も極力抑えたいですし、ナハティガルさんと概ね同じ意見です。 >アルベイルさんの出陣 そうですね…アルベイルさんに加勢を願いたいところではありますけれど、護衛に割ける人員も少数となってしまうので、邸でも狙われる可能性を考えると、邸内に居て頂く方が不安やリスクはかなり低減できるかと思います。 ただジュストさんの仰る事も御尤もですので、悩ましい部分はありますが…。 >マダム そうですね、脳筋脱出法でなければ…出入口から脱出をはかるとは思いますので、まずは移動力が確保できる方で手分けするなり追うのが急務かと思います。

  6. ナハティガル=ラー

    >『砂蟲使い』ラディスラーヴァ 現在は『湖都』郊外に存在するザルツバーグ商会の秘密拠点に居る筈。 『湖都』から郊外までの距離は不明だが、それなりに離れていると推測する。 距離的にも今回は砂蟲が混乱発生地点に出現する事はないと思いたいが。 >黒鋼騎士 可能ならば『湖都』と郊外を繋ぐ街道に偵察役として何名か潜伏して貰いたい所。

  7. ジュスト・V・ケレス

    ゲルダ嬢とコルネリウス嬢、ナハティガル殿は反応ありがとう。 方針は現時点ではマダム確保優先の意見多め、アルベイル様に関しては本邸にいて頂いた方が安全かつ貴族としてはプラス評価になるという意見が多いかな。 他の皆の意見も待ちつつ、それ以外に気になる所を幾つか。 >砂蟲使い 初期地点は郊外にある秘密拠点、ここでマダムを待ち伏せするか、湖都に向かってくるかは不明だね。 今回の騒動中の乱入はないと思いたいけど、マダムが拠点に来なければ突撃してくる可能性は高いと思う。 マダムを確保して騒動も早めに鎮圧できれば、もしもの時避難誘導に動けるという認識だね。 >初動 マダム確保を優先するなら開始と同時に移動力を確保できる人は手分けして東西南の出入り口に向かうのに賛成。ゲルダ嬢の挙げてくれた人間投石機での時短策も良いと思った。 六王剣は各方面の混乱を大きくする役割の他、騎士や冒険者の足止め、それとマダムの護衛にも一人は傍にいそうな気がする。 情報収集役や騎士への指示役がいた方が良さそうなら、飛行と暗視か超視覚、テレパスなどで大まかな動きを伝えたり指揮はとれると思う。

  8. ジュスト・V・ケレス

    あ、一応補足だけれど飛行に関しては高度の保障がないので……あくまでも開始地点近辺の高い建物から移動する形になるね。 【移動】+5になるから全体把握以外でも騒動を抜けて出入り口に向かうのに役立つのと、人間投石機による落下ダメージを軽減出来たりもするかもしれない。

  9. レティシア・R・クラティアス

    ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >成功条件 既に挙げられておりますように実行可能な面などから 『マダム』確保を目指す方向で異論はございません。 >アルベイル様 大変悩ましいのですけれど 此度については私も邸内に留まって頂くのがよろしいかと存じます。 >砂蟲使い こちらにとって不都合な事は起きると仮定を致しますと もし万が一、此度の依頼に介入されるのでしたら 確かに『マダム』待ち伏せや市民への攻撃の可能性はございますね。 >マダム 仮に確保されたとして、何処に運ばれるかも問題となりますでしょうか。 奪還等を警戒されるのでしたら本邸がある意味一番安全ではございますが 状況や確保した位置次第ではありますので あくまで候補の一つとされるのがよろしいかもしれません。

  10. レティシア・R・クラティアス

    >黒鋼騎士 事前にアルベイル様に伺えればよろしいのですけれど 市民の避難誘導が必要となった際 誘導先に適した場所やルートを一番ご存じであり 市民の信頼も私達冒険者よりございますから その点についても役割分担が出来ますとよろしいでしょうか。 >初動 高移動力の方の先行及び『黒汗馬』での移動を試す事に異論はございません。 後者については『騎乗』もあれば効果的かもしれませんが ナハティガル様の仰るように実行可能かどうかは未知数ですので 『騎乗』はスキル枠の都合次第でございますね。 『人間投石機』での時短案は大変興味深いのですけれど 対象が一人ですので他の方と合流されるまで単独行動となるのと 落下ダメージの回復が必要となのが注意が必要かと。 >六王剣 クラスが不明ですが、アルベイル様やシズル様の反応的に 恐らく直接的な面識は無い為、これ以上の情報を得るのは難しそうでございますね。 ……この状況で混乱を大きくされるのでしたら 例えば『フェイクカバー』でアルベイル様の姿を借り 市民の皆様を害される、という手がございますが 流石にこれは杞憂でございましょうか。

  11. イヴェール・アーチボルト

    イヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します。 >成功条件 いずれかを目指すならマダムの確保ですね。 個別に行動してるとはいえ、詳細不明の手練れの授恵者6名の撃破を目指すのはこちらが思う以上に時間を取られそうな気がします。 >黒鋼竜 邸内にいて頂いた方が良いかと思います。 混乱解消に強くはありますが、現領主が現場に出るのは最終手段かと。 敵にとっても逆転のチャンスになり得ますから、間違いなく狙われるでしょうし。 …逆を言えば六王剣を誘い出す囮にはなりますが… >砂蟲使い 介入があるとすれば私もマダムが秘密拠点に現れない時になると思いますが… 敢えてマダムをそこで待って消す理由が分からないので、そこまでマダムの生死を重視してない気がしなくもないです。 >初動 東西南の出入り口を抑えるのは必須でしょうから私も賛成です。 護衛を付けてるとすれば筆頭の『斬鉄』が最有力でしょうか… 他に守りに強い人がいればそちらが付いてる可能性もありますが。 >六王剣 クラスなど詳細な情報が無いのは困るところですが…二つ名で推測出来たりしないものでしょうか…それが付いた理由があるでしょうし。 例えば民間人の巻き込みを気にしない『轟魔』。 轟くほどの魔法とか、個人的には火力のある範囲魔法を得意としたキャスターの印象がありますが… 誰と戦う事になるかも分かりませんし、下手にこれと決めつけて戦うのは却って危ないでしょうか…?

  12. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! まずは『マダム』の確保優先ってので俺も賛成だぜ! 六王剣ってのがそれぞれどんだけの強さなのかが未知数ってのが見積もれねぇしな。 んで、俺達が介入する時点で東西南北4箇所で同時に混乱発生してんだよな? 『マダム』がいずれかの出入り口から逃走を図る前提なら既に東西南の3箇所にいる可能性が高ぇってことだよな? 商会本部から最短で逃げる事を考えてんなら東西のどっちかって確率がより高くなるって感じか? 北の混乱も鎮圧しねぇことには犠牲者が出ちまうだろーから放っておくこたぁ出来ねーだろーが、こっちは黒鋼騎士達に任せちまうって選択肢もありじゃねーと思ったけどみんなの考えはどーよ? 可能性順から考えたら『マダム』捕獲優先の面子は東西の二手に分けるのがいーんじゃねーかと思ったがどーしたもんかな? >六王剣 確かにこいつらは二つ名からクラスをそうぞうするっきゃねーから何とも難しいな。 とはいえ、俺だったら北に2名配置で混乱を広める重視、『マダム』の護衛に2名、それ以外の2箇所に1名づつ配置って感じで采配する気がすんぜ! さすがに『マダム』に3名つけて残りを1名づつだと露骨過ぎて『マダム』の居場所を知らせてるようなもんだしよ。

  13. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    キャスター、アウレーリアです。宜しく。 >成功条件 私もマダムの確保に異存ありません。確保と離脱が迅速であるほど、交戦を含めた混乱の収拾も早期に図れますが、民間人の巻き添えも辞さぬ精鋭集団の殲滅は、周辺被害が拡大する危険性が高いかと。 >アルベイル様 こちらについても、残留に異存なく。少なくとも、早過ぎる現場投入のメリットは薄いでしょう。 しかし多少到着の遅れを見込んでも、最悪に備え出陣と合図の手段は用意しておいて良いかとも思います。黒鋼騎士の損害次第では、鎮圧の手が足りぬ場合があるかも知れませんので。 >砂蟲使い この術が湖都内部の人混みで炸裂するような事態だけは、万が一にも避けねばなりません。 相手の行動次第で難しい所ではありますが、人口密集地でマダムの確保に手間取り襲撃を受けるくらいなら、敢えて人の少ないエリアへ移動するまで見計らうのも手かも知れません。 >初動 どこか一か所でも素早く鎮圧してしまえば戦力的に余裕ができますし、南門の封鎖も考えれば、真っ先に向かうべきは南ではないでしょうか。 時に、人間投石器と飛行を組み合わせた場合はどうなるのでしょうか。もし投射先の上空で停止することができるなら、素早く敵頭上という死角から先手を取れそうなのですが。もちろん被発見後は相当目立つでしょうが、それが逆に後続到着までの時間稼ぎに繋がるかも知れません。 この場合、やるなら直行で時間が掛かる割に門の封鎖を急がねばならぬ東西方面のどちらか、でしょうか。

  14. ジュスト・V・ケレス

    皆の意見が出揃ったし、方針はマダム確保が最優先。 アルベイル様は邸内にいて頂く、ということで良さそうだね。 >初動からの流れ ①東西南の門封鎖→マダムの確保(確保後はどこへ連れて行くか?) シーフの2人なら騒動を抜けて東西の門に到達して封鎖できるのでは。 南に関しては本部のある北の反対方向ということで距離はあるけれど裏をかいてくる可能性はあるし、六王剣対応も含めた鎮圧要員とは別に門に向かうのを優先する人は出したいところ。 護衛がついている場合、1人での対応は難しいだろうし門に急行した人はマダムを発見次第何らかの手段で他の冒険者か黒鋼騎士の応援を呼んだ方が良いかと。 確保後は本邸かと思ったけれど、騒動が落ち着いている場所があればその最寄の騎士詰所とかだろうか。 ②東西南北の騒動鎮圧(黒鋼騎士を向かわせるなら1方向につき4人) 一番早く収められそうなのは距離的に言えば南だね。 黒鋼騎士主体でやって貰うにしてに、六王剣が暴れていたらそちらは冒険者が対応した方が良さそう。 ①②共通六王剣対応(騒動拡大などの撹乱や門封鎖妨害、マダムの護衛などが予測) 無差別に暴れそうな3名が撹乱や足止め要員になっていそうだね。配置するとしたら門のある東西南側かな。 あとは幻刃がなんとなくシーフを思わせるけれど、マダムに化けて撹乱という手もあるかと思った。 護衛は多いと目だつだろうし斬鉄1人か多くても2人の可能性が高そうな気がする。 2つ名からの連想だと『斬鉄』ウォーリア、『旋断』ウォーリアかシューター、『轟魔』キャスター、『天槌』ヒーラー、『幻刃』シーフ、『花嵐』シーフかキャスターのイメージだけど……

  15. ジュスト・V・ケレス

    残念、一発言に入り切らなかった。 >人数配分 東西南の門に先行してマダム捜索&確保:3人 各方面の騒動鎮圧、六王剣対応:4人+黒鋼騎士(各方面冒険者1人+騎士4人) 全体把握&マダム確保支援:1人 こんなイメージでいた。

  16. ナハティガル=ラー

    今は時間が取れない為、取り急ぎ要件のみ。 >東西南の門封鎖 マダムの通過を阻止するという意味では効果があるが、 全ての門を閉鎖してしまうと逆にマダムの出現場所を絞り込むのが難しくはならないだろうか? 俺がマダムなら、門閉鎖を察知したら即座にその場から離れるかと。 ほとぼりが冷めるまで街中に潜伏されてしまうのも不味い気がするが……。

  17. レティシア・R・クラティアス

    >東西南の門封鎖 『マダム』脱出阻止するには必要な措置ではございますが ナハティガル様のご懸念もご尤もですので 逃走先を誘導するという意味で、敢えて隙を作るのも手かと存じます。 無論、あまりにも不自然であれば警戒はされてしまうでしょうけれども……。 >金貨 ゲルダ様が仰るように『黒鋼竜』の後ろ盾に触れる事以外ですと アルベイル様の許可を得る必要はございますが 『マダム』の『龍逓架』所持の罪に加え 金貨偽造の疑いもあると広めては如何でしょうか。 主犯の『マダム』の他、所持者は全員処罰の対象とする事や 目撃情報等、有益な情報があれば『黒鋼竜』より謝礼があるとする事で 『マダム』の動きの制限が可能かもしれません。 あとは、この話を広める場所及び方向を絞る事で 『マダム』の逃走方向の誘導を試みるのも手かと存じます。 >時刻 そういえば、時間帯は夕方との事ですので 場所によっては既に暗くなっていそうですし 何かしら視界確保の手段はご用意された方がよろしいかもしれません。 >人数配分 現状ですと、ジュスト様の案に賛成を致します。 >合図 アルベイル様のみならず 既に挙げられておりますように『マダム』発見や個人対応が難しい状況に備え 何かしら他の方への合図を決める必要がございますね。 用意が簡単な物ですと笛を始めとした楽器類でございますが 上空に視認しやすいタイプの攻撃を放つのもよろしいかもしれません。 ただ、合図は味方だけではなく敵にも当然認識されますので その点については要注意でございますね。

  18. コルネリウス・アーラ

    >東西南の門封鎖 そうですね…門が封鎖されたのを察知すると、警戒してその後は門からの脱出は躊躇うかもしれませんから、レティシアさんの仰るような情報の流し方で誘導をしつつ、少なくともマダム発見までは封鎖せずに居たほうが良いかなと。 >合図 上空へ視認しやすい合図のほうが、おそらく解りやすいですよね。 マダム発見の合図というのはすぐに悟られてしまうとは思いますけれど。 >人数配分 こちらは私も現状としてはジュストさんの上げてくださっている案で良いと思います。

  19. コルネリウス・アーラ

    連投になりすみません。 >人数配分 朝方取り急ぎでの同意となってしまったのですが、先にジュストさんも仰っていたアルベイルさんが邸にいても狙われる可能性はゼロではない、というのを思い出しまして…。 六王剣が「何らかの依頼をされ、個別に行動している」という点からも、騎士をアルベイルさんの元には置かなくても大丈夫でしょうか…? 邸自体も軟な警護ではないでしょうし、心配し過ぎなだけかもしれないのですが、可能性として考慮すると邸に居て頂くぶん手が届かないので少し不安になってしまいまして……気にし過ぎでしたらすみません。

  20. ジュスト・V・ケレス

    >東西南の門封鎖 これに関してはマダムの逃亡先をある程度誘導したいのは俺も同意で。 マダムが逃亡するなら恐らく一番騒動が大きくて門の封鎖や警戒に手が回っていない・手薄な箇所だと思うので、自然にそういった箇所を一か所作っておくと良いかと思っている。 例えば南は本部から遠い為門への警戒は東西二か所に回していて、南はあくまで騒動鎮圧の方に注力しており門の方には注意が薄くなっているように見せかけて実際は気配を消した伏兵を配置しておくか。 あとは此方が混乱している・誤情報に踊らされていると誤認させるような言動をとるか。この場合は例えば仲間に連絡するための魔法や矢なり閃光塗弾を空に放つ時に誘導用なら一発、本当にマダムを見つけた時は二発連射するといった具合で冒険者と騎士だけ理解できる区別をつけるといったことをすれば可能かも。 >人数配分 本邸には警護の騎士もいると思われるけど、無視できない陽動として六王剣が一人位は突っ込んできそうな懸念は確かにあるんだよね。それこそ斬鉄を護衛ではなく、騎士団長にぶつける為に出してくる可能性とか。 このあたりの懸念を潰しておくとしたら、騎士を四人置いてその分一方向は騎士なしの冒険者一人ないし全体把握&マダム確保支援役の冒険者も回して二人で対応するといった形でカバーできるかも。 もしくは中央で全体把握&マダム確保支援役が本邸に近づく者の警戒・対応も担うか、かなぁ。 >混乱鎮圧 ゲルダ嬢の挙げてくれた黒鋼竜の名を出す案に加えてレティシア嬢の撒かれた金貨に関しては贋金が混じっている可能性がある、と喧伝すれば少し冷静になってくれそうな気はするね。

  21. イヴェール・アーチボルト

    >東西南の門封鎖 冒険者が先行して向かうなら門番に話がすぐ通せる様に黒鋼竜候の証書なり用意して貰った方が良さそうでしょうか? 脱出を阻止する意味でも封鎖はやるべきかなと…街中に潜伏されると捜索の手間はかかりますが、時間が経つにつれてお金をかけて起こした混乱も鎮圧されるしょうし、 混乱を抑えた分、こちらは捜索に回す人手も増やせますからあちらにとっては徐々に追い込まれる形になるかなと…そうなればどこかを強行突破しようとするでしょうか? それこそ隙を作るという話でしたら、他より守りの手薄に見える場所を意図的に作るのが良いのではと思います。 >時刻 夜を待つ為の時間稼ぎに混乱を起こしたとも見れますしね…暗視などあった方が良さそうですね。 >人数配分 まだそこにいるとは思いませんが、北にあるザルツバーグ商会の本部へ直接向かう人がいないようですがそちらはいいので? 誰かしらいるなら足取りを追える可能性もありますが… もし行くなら普通にいけば待ち伏せか罠くらいありそうなので、単独でも戦闘出来る人に任せる事になるでしょうか? >>黒鋼竜 動員外の騎士達が本邸にいる認識でしたが…黒鋼騎士団の団長もいるでしょうし、本邸から出る予定がない限りは大丈夫とは思いますが… この状況でこちらが守り入るのは避けた方が良い気はします。 >六王剣 「旋断」がその言葉の意味合いから二刀流のシーフの印象もありますね…他はヴェルジ―さんと同じイメージですね。 シーフならマダムに化ける人は1人くらいはいそうですよね…

  22. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    >東西南の門封鎖 完全な封鎖というより、検問の設置といった調子でしょうか。 投資で稼いだ時間は有限。「時は金なり」を旨とする彼女が脱出を決断したのち、検問程度で無策に潜伏を決め込みはしないでしょう。可能性の限り、通過を試みる筈です。その努力を逆手に取り、偽の逃げ道で罠に嵌める手は有効でしょう。 但し、彼女は一度嵌められたことで慎重になっている事でしょう。あからさまな手薄さは却って疑念を生みます。「既に突破した」との油断を誘う為、確認しているようで全員見逃すダミーの衛兵を配置しては如何でしょう。 >人数配分 私はカリスマ・演説・商業知識辺りをLv.8で持ち込む用意がありますので、気になるようでしたら、私が赴く方面の騎士を全て護衛に振り分けることは可能でしょう。 しかし、人手の不十分なこの状況で遊兵を作るのは避けるべきと考えます。足止めに何人必要か分からない、『斬鉄』相手なら猶更です。そも襲撃の可能性ありとお考えなら、もとより16人全てを動かさせはしないでしょう。ご本人の在不在を問わず、本邸に入られて影響ない筈もありませんし。寧ろ、積極的に動いて六王剣の早期捕捉と足止めに努めるべきかと。 商会本部は、終始無視というわけにはいかないでしょうが、既に放棄された拠点です。 最重要の機密文書等は恐らく持出又は処分済でしょうし、少なくとも北側の混乱収拾後で良いのではないでしょうか。

  23. ゲルダ・クライン

    >東西南の門封鎖 そう、ですね。『マダム』が警戒していることを考えると、完全な封鎖というよりは……アウレーリア様のおっしゃるようにわざと通してその先で確保――といった方針の方がよさそうに思います。 あとは、東西南にしか街の出入り口はないとのことですけれど――北についても、念のため隠し通路の存在は確認しておいた方がよさそうかなと。有事の際のために、出入り口以外の通路を用意していてもおかしくないかな、と思いましたので。 >人数配分 アルベイル様については、本邸に滞在していただくのであれば護衛はなくても大丈夫かな、と思います。 ええと……。 東西南北の混乱鎮圧に各黒鋼騎士4名ずつ計16名 東西南北の混乱箇所に六王剣がいた場合の対応に冒険者1名ずつ計4名 南東西の閉鎖+マダム確保に各方向に冒険者1名ずつ計3名 中央での伝令+指揮 冒険者1名 ――のイメージであっていますか? >金貨 偽金貨は……今後のアルベイル様のお家の評判にも悪影響がでるかもしれないので…… 「『マダム』フォンティーヌ・ザルツバーグに反逆の疑いがあり、今から金貨を拾った者についても彼女に加担したとして罪に問うことにする」 とお伝えするのはいかがでしょうか?

  24. ナハティガル=ラー

    >東西南の門封鎖 >>検問 解説では言及されていないものの、ライゼンナクト侯爵領領都である以上、 東西南の出入口全てに検問は設置されているのではないだろうか? もし設置されていないのなら、検問設置に異論はない。 >>街中に潜伏 時間制限がないのであれば、街中に潜伏されてもマダム達が捕まるのは時間の問題だとは思うが……。 ただ今回は『策士に時間を与えるのは悪手』とアルベイルが判断し、様子見を提案したシズルの意見を退けている。 それに加えて砂蟲使いがどう動くが分からない以上、マダム捜索に時間を費やす事はできるだけ避けたい所。 >人数配分 >>アルベイル護衛 六王剣の誰かが邸内侵入を試みる可能性は充分にあるな。 ――が、邸内には残り7割弱の黒鋼騎士団員と、次の一手に備えて騎士団長のオーラン(恐らく『斬鉄』よりも強い)が居る。 俺は彼等を信じ、与えられた手駒と共に混乱鎮圧とマダム確保に全力を尽くしたいと考えているが……。 ……まあ、アンタが不安になる気持ちも分からんではない。<コルネリウス >>商会本部 何か足取りを追える手掛かりが見つかるかも知れないが……。 アウレーリアの言う様に既に破棄された拠点であり、重要度の高い物は既に破棄か持ち出された後だろうな。 人手に余裕があればor混乱収拾後に向かう感じで良いのではないだろうか? >混乱鎮圧 混乱鎮圧を行なう場合、ゲルダやレティシアの案を参考に群衆への呼び掛けを行なってみたいと思っている。

  25. ナハティガル=ラー

    すまん、書き損じた。 >わざと通過させ、その先で身柄確保 どの方角に現れるかはその時になってみないと分からない以上、 アウレーリアが述べているようにわざと通過させ、待伏せて身柄確保する方針は手堅いと思った。 仮に見失ったとしても、街道が交わるポイント等に先回りor待ち伏せする事はできるのではないかと。 >北 確かに。ゲルダの言うように隠し通路が存在する可能性はあるな。 アルベイルに確認可能なら、事前に聞いておいた方が良いだろう。

  26. コルネリウス・アーラ

    >東西南の門封鎖 検問という形は有用と私も思いました。隙を作るというのもなるべく自然に出来そうですし、元々有るならばイヴェールさんの仰るように証書など頂けそうでしたら私達からも働きかけやすいですし、無ければ設置もできるかと思います。 >アルベイルさんの護衛 此方のご意見助かります。 ナハティガルさんは気持ちも汲んで頂いてありがとうございますね。 伺っていると余り心配はいらなさそうですし、気をつけておくとすれば、ジュストさんの仰るように、中央の方が警戒程度に留めておくので問題無さそう、ですね。 時間が掛かれば砂蟲使いの動きの方にも懸念が出てきそうですし、早期に対処するほうが優先というのはその通りですので。 >混乱鎮圧 金貨についての呼び掛けはゲルダさんの呼び掛けは良さそうに思います。 呼び掛けは私もなるべく行いたいと思っています。

  27. ジュスト・V・ケレス

    >人数配分 ではアルベイル様の護衛には今回こちらからは割かないということで。 振り分けはゲルダ嬢の認識で相違ないよ。 >門 検問を設置しマダムをわざと逃がして外で捕獲すること自体は賛成するが、今の流れだと敢えてどこの門を突破させるか決めずに対応する、ということかい? 読み違えていたら申し訳無いんだが、その場合門に先行する面々は門の外で待ち伏せるイメージになるのかな?

  28. ジュスト・V・ケレス

    連投失礼。付け足したいことがあったので発言し直すよ。 出発は明日の夜ということで改めて自行動表明を。 中央で全体の状況把握と伝令や指揮を主体に不測の事態(砂蟲や本邸襲撃等々)への警戒も行う もしくは 門へ向かって遠見でマダムにマーキングを付与したり移動阻害系の魔法を行使する で考えている。 後者の場合は馬を使ってもいいけど、騒動が起きている中だと走らせにくいだろうし飛行魔術を使うことも検討しているよ。 明日の昼頃まで様子を見て、手が足りなさそうな方に回るつもり。

  29. ゲルダ・クライン

    >金貨 アルベイル様の懐事情に問題がなければ――ですが、「拾った金貨を捨てた者、金貨を拾わなかった者にはここに落ちている金貨以上の褒章を約束する」など、拾わなかったほうが得になるような言葉も付け加えるのも効果的かな、と思いました。 >わざと通過させる 街から離れすぎると失敗判定になりそうですし、出入口の外側で隠れて待ち伏せ――のイメージでした。 もしくは、封鎖していないように見せかけて通過しようとしたタイミングで門の内と外から挟み撃ち、でしょうか。 ……ただ、どの出入口から出るのか、そもそも出入口を使うのかについては確証が得られていない状況なのは御尤もですので マダムを見つけた方は合図を出すことに加え、味方が集まるまでの間の足止めは必要かなと。 >個人行動 では、わたしは北の混乱鎮圧に向かう黒鋼騎士と一緒に、鎮圧のフォローと六王剣がいた場合の対応に向かいますね。 黒鋼騎士にシーフかシュータの方を付けていただいて、隠し通路についても探してみようかなと。 移動力についても可能な限り確保できるように頑張りますね。

  30. ナハティガル=ラー

    すまん。 また改めて発言しに来るが、取り急ぎ要件のみ。 >わざと通過させる どんなに隙を作って陽動を試みても、マダム達とてこちらの思惑を読んで行動して来る以上、 一箇所に決め打ちする事は難しい。 ならば何処から通過しても対応できるよう、 東西南北の出入口の外側に最低1名は待ち伏せるしかないと思っている。 俺は距離的に東西のどちらかに回ろう。 >合図 テレパス、楽器、閃光塗弾のどれかになると思うが―― テレパス以外は敵にもすぐに気付かれるので、使えない場合もあるかと。 テレパスは効果範囲の狭さが問題となる。

  31. コルネリウス・アーラ

    私も取り急ぎとなりますが行動の表明を。 >個人 私は待ち伏せには少々不向きなので、六王剣が居た場合の対処と混乱の鎮圧を優先に行えたらと思っています。 ひとまず東に向かおうと思いますが、どこでも回れますので希望を見つつ移動や交代は可能です。

  32. レティシア・R・クラティアス

    >金貨 アルベイル様への悪影響のご懸念はご尤もですので ゲルダ様が仰るように『マダム』や拾わない方が利となるような表現に致しますね。 >個人 待ち伏せやマダム確保を行うには相応の移動力が必要となりそうですので 私は南で六王剣対応兼鎮圧を行おうかと。 もし必要であれば調整は可能でございます。 >人数配分 アルベイル様や本邸護衛については既にご指摘がありましたように 依頼で動員された騎士様方以外にいらっしゃると私も認識しておりました。 ですので、ゲルダ様が纏めてくださった物で問題は無いかと存じます。 現状ですと、以下のようになりますでしょうか。 ・六王剣対応(4名) ゲルダ(北)、コルネリウス(東)、レティシア(南) ・南東西の閉鎖+マダム確保(3名) ナハティガル(東or西) ・中央での伝令+指揮(1名) ジュスト (敬称略)

  33. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    んじゃ、俺は速攻で東の門に向かうとすっかな! >鎮圧 貴族派貴族の領地ってことだし、見た目ゴブリンな俺がアルベイルの名を出したら逆に悪影響な気もするからな。 混乱の鎮圧は黒鋼騎士の奴等に主に任せて『マダム』の企みでばら撒かれた『呪いの金貨』を拾いやがれって逆に煽って敬遠させる戦法でいってみることにすんぜ! 何か問題ありそーなら言ってくれな。 後はマダムが来るかどうか次第だがとっ捕まえるか六王剣とやらをぶっ飛ばすかって感じだな! マダムがいたら合図として空に向かって閃光塗弾を投げてみんなに知らせるつもりだぜ! >個人行動 ・六王剣対応(4名) ゲルダ(北)、コルネリウス(東)、レティシア(南) ・南東西の閉鎖+マダム確保(3名) ナハティガル(西)、ハヤト(東) ・中央での伝令+指揮(1名) ジュスト (敬称略)

  34. ナハティガル=ラー

    >個人行動 では、俺は西だな。 可及的速やかに西へと急行し、とりあえずは犠牲者の倍加を止める。 その後は宗波で群衆の中に潜んで居る可能性のあるマダムと六王剣の索敵実行。 出来れば混乱鎮圧にも助成したい所だが…… ゴブリンの俺が呼び掛けても逆に疑惑と反感で火に油かもしれんので、西の混乱鎮圧を担当する黒鋼騎士達に任せるつもりだ。 黒鋼騎士達が到着した後は、その場を彼等に任せて出入口外側から内外を監視する予定。 ・六王剣対応(4名) ゲルダ(北)、コルネリウス(東)、レティシア(南) ・南東西の閉鎖+マダム確保(3名) ナハティガル(西)、ハヤト(東) ・中央での伝令+指揮(1名) ジュスト (敬称略) >マダム発見 囮としてフェイクカバーでマダムに擬態した六王剣の1人である可能性もある為、 まずは当たらないよう加減して攻撃し(反応したら授恵者)、 本物だと特定できてから閃光塗弾を上空に打ち上げて合図しようかと思っている。

  35. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    >個人行動 では、私が西の混乱鎮圧を担当いたしましょう。 マダム確保にしても、混乱の最中では見失ったり邪魔が入る可能性があります。 飛行魔術で移動力を補いますので、可及的速やかに拮抗状態まで持ち込みたいところですね。 六王剣への直接対応は、引きにもよりますが、先行しての真っ向勝負はきついかも知れませんので、黒鋼騎士達の到着を待つ心算です。それまでは上でふわふわしていましょう。 ・六王剣対応(4名) ゲルダ(北)、コルネリウス(東)、レティシア(南)、アウレーリア(西) ・南東西の閉鎖+マダム確保(3名) ナハティガル(西)、ハヤト(東) ・中央での伝令+指揮(1名) ジュスト (敬称略)

  36. イヴェール・アーチボルト

    >個人行動 では私は南に。 マダム確保という事になりますが、私もレティシアさんも移動力に優れてる訳ではないので最悪南だけ閉鎖してしまって東西に絞ってもいいような気はします。 元よりザルツバーグ商会本部とはライゼンナクト本邸を挟んで真反対、選択肢としては最後になる場所ですし、こちらが先に抑えて閉鎖してても変ではありませんしね。 >個人行動 ・六王剣対応(4名) ゲルダ(北)、コルネリウス(東)、レティシア(南)アウレーリア(西) ・南東西の閉鎖+マダム確保(3名) ナハティガル(西)、ハヤト(東)、イヴェール(南) ・中央での伝令+指揮(1名) ジュスト (敬称略)

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0