青玉の欠片と神匠
コースケ
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シナリオID:3336
オープニング
シグモル火山帯の地下、辺獄内のとある泉で、彼――アーマーハウンドの特異個体であるサピラ――は岩に身体を擦り付けていた。
アーマーハウンドと名が付くように、彼や同種の魔獣は鉱質を鎧の様に纏う。だが、摂取した鉱物から生成されたその鎧は僅かずつだが成長するため、彼らは鎧の重量に押し潰されぬようこうやってその鎧を削り、時には身体から引き剥がすのだ。
「今回の欠片は随分大きいね。身体が大きいのもあるが、それにしても立派なもんだ」
『ガゥ……』
ごと、と落ちた淡い青色の欠片を拾い上げ、様子を見に来ていた魔獣使いのディアナ・ローロシェーナスがサピラを見上げる。サピラはディアナに目をやるが、欠片には執着しない様子であり、好きに扱って良い様だ。
「これってダマスカスを含んでるんすよね? 素材として売れるんじゃ?」
同行していた何でも屋のオッターが別の欠片を拾い上げそんな事を口にするが、ディアナはじろりとオッターを睨み付けた。
「馬鹿かお前は。この欠片に価値が出れば出所を気にする奴が出てくる。中にはサピラを狩って素材にしようなんて不届き者も出るかもしれない」
「あーそういう可能性もあるか……でも、師匠も懐は苦しいだろ? 少しは収入得る方法を考えてくれよ」
サピラに関わるまで隠遁生活を送っていたディアナは生活費などに無頓着で、僅かな蓄えもそろそろ底を突こうとしていた。その気になれば野外生活での自給自足が出来るディアナだが、何かあれば付き合わされるオッターとしてはたまったものではない。
「細かい男だね。その辺は何とかなるさ」
「俺が細かいんじゃなくて師匠が大雑把過ぎんだよ!?」
『グル……?』
揉める二人へ顔を向けるサピラだったが、二人の問答はまだまだ終わりそうになかった。
●神匠
「ほほう……こいつは面白いモンを持ってきたな」
エラトゥーン都市同盟の都市リブラネスタに工房を構える『神匠』ことドワーフの鍛冶師ヴィンダールヴルは、工房の一室でサピラの鎧の欠片を手に唸っていた。
ディアナを何とか説き伏せたオッターは、ヴィンダールヴルに欠片の買取りを持ちかけるため神匠の工房を訪ねたのだ。勿論、事情を説明し入手先を秘密にして貰うことを条件にしている。
「ダマスカスの他にも混じってる物があるな。魔獣が食ったダマスカス鉱石が体内で不純物が除けられ、純度が上がると同時に他に食った鉱物と混ざったか」
「それは余計な物が混ざってるってことすか……?」
期待したほどの値が着かないのではと落胆の表情を浮かべるオッターに、ヴィンダールヴルはニヤリと笑って口を開く。
「魔獣が身を守る鎧として生成した物だろう? 十分な硬度と粘りがあるしエーテルの通りも良い。授恵者用の武具や装飾具の素材として申し分ない代物だぜ。他にも何か使い道があるかもな」
鍛冶師として授恵者の武具の製作だけでなく、木工、裁縫、彫金など様々な分野に精通するヴィンダールヴルからしても、サピラの鎧の欠片は十分魅力的らしい。
「おお! それじゃあ……?」
「買い取らせて貰おう。だが、物が希少で出所を口外しないってんなら用途は限られる。ならひとつ頼みがある」
「?」
喜ぶオッターに、ニヤリと笑ったヴィンダールヴルはひとつの条件を突きつける。
「この欠片で何か作るなら、どんなものが欲しいか冒険者に意見を聞きたい。その場を用意してくれ」
「それは構わないすけど、一体何の為にそんなことを?」
理由を聞くオッターに、ヴィンダールヴルは豪快に笑って答える。
「こんな面白いモノを見たら何か作りたくなるのが職人ってもんさ。だが、貴族や軍人に渡す武具に使うにゃ出所がはっきりしてないと揉め事になるかもしれん。それなら冒険者個人に何か作った方が良い。何より冒険者には魔海竜からリブラネスタを守ってもらった恩もあるし、帝都を攻める為に役立つんじゃねえかと思ってな?」
納得したオッターは、希望者を集めるため冒険者ギルドへ向かうのだった。
解説
マスターより
リプレイ
「元気だった様ですね」
『グル……』
Alexandra・Hexe・Claudiaが手を伸ばすと、サピラは頭を下げて額をAlexandraに触れさせる。
「しかし――」
サピラの頭を撫でながらAlexandraは視線を横に向ける。その金の瞳の先には、言い合いを続ける魔獣使いと何でも屋の姿があった。
『ガル……?』
その理由が分からず困惑するサピラにAlexandraは声をかける。
「私達人間には、通貨を使って食べ物や住処などの物を手に入れる習慣があります。しかし通貨は有限です。あいにくディアナさんはこれを扱うのが得意でなく、手持ちの残りも少ない様です」
サピラが首を傾げるが、Alexandraは薄い青色の欠片を拾い上げ、サピラを見上げる。
「そこで、貴方の鎧の欠片。武具や道具を作る、職人と呼ばれる人間……彼らにとってこの欠片は通貨を差し出すだけの価値があります。欠片を譲って通貨を受け取れば、ディアナさんが生きやすいよね……というのがオッターさんの主張です」
Alexandraは更にディアナがそれをしたがらない理由――欠片を狙う者の可能性――までサピラに説明する。
『グル……』
静かに説明を聞いていたサピラは、暫く考えるような様子を見せる。
アーマーハウンドの特異個体として知能の高いサピラだったが、人語を解する迄では無いだろう。だが、Alexandraの手の欠片を見つめたサピラは、傍らの泉に踏み込むとその底から何かを咥えて戻ってくる。
「これは……?」
『オンッ!』
追加の鎧の欠片を受け取ったAlexandraを見下ろし、サピラは『これが欲しいのだろう?』とばかりに声を上げた。
●顔合わせ
リブラネスタの職人街の一角、ヴィンダールヴルの工房に集まったのは五人の冒険者だった。
「良く来てくれたな。まあ好きに掛けてくれや」
案内された部屋で待ち受けていたヴィンダールヴルが手を上げ歓迎する。
「なんか面白い素材が観れると聞いて! 流通すんならいずれうちの質屋にも流れてくるかもしれねえしな、今のうちに下見も兼ねてって感じだ」
「おう。質に流れるかは兎も角、面白いモンには違いねぇからな。好きなだけ見ていってくれや」
開口一番にナハシュが宣言し、ヴィンダールヴルはがははと笑いながらその背を叩く。そして、その言葉に反応したグレイブ・ヤードが確認のため問う。
「今回の素材、欠片でそんなに量はないのですよね?」
「そうだな。例えばここにいる全員分の全身鎧を作るとなれば、全てをこいつで賄う訳にはいかんだろう」
そう言ってヴィンダールヴルは作業台の上にかけられた布を捲る。出てきたのは小さなものは掌に収まるくらい、大きなものは80センチ程のサイズの欠片だった。それが合計で30個ほどもあるだろうか。
「出所不詳……訳ありの素材か。複数の鉱物が混ざっているように見える。詳しくは聞かんが、初めて見る素材だ……」
「案外、ものがものですから魔獣使いさんが使えば意思の疎通がしやすくなる、かもしれませんね? 魔獣の一部、でもありますから。魔獣側にとっても自身の臭いのするものみたいな感じにもなりそうですし。アクセサリでもいいですが、アーマーハウンドの素材から、アーマーハウンドと同じように主を守れる鎧になると思えば、いかにも同種っぽい繋がりになりそうじゃないですか」
「スッゲェな。青くてキラキラして飾り物とかにも使えそうだ」
許可を得て欠片を手に取ったナハティガル=ラーがそれを興味深げに眺め、欠片の主を知るグレイブも所見を述べる。欠片を手にしたナハシュも目をキラキラさせていた。
「だろう? 武具から装飾品まで広く使えそうだからな。折角だからお前さん達の意見を聞くついでに腕を振るってやろうと思ってな。……ああ、だが弟子達には黙っておいてくれや。俺がタダ働きしたと知られれば五月蝿ぇんだ」
悪戯っぽく笑うヴィンダールヴルに、ナハティガルが頷きナハシュが親指を立てる。
「後でヴィンダールヴルさんが怒られたりしませんよね……?」
質素倹約を良しとする生活を送っていた神官戦士のロゼットは、お礼ならばと神匠の厚意に甘えて来たのだが、迷惑をかけるのは本意ではない。
「その時はその時だ。俺が好きでやってるんだからな。別に気にしねえでくれや」
ヴィンダールヴルには自分が興味を持った物しか作らない職人気質がある。今回も興味を持ったサピラの鎧質の欠片で何か作りたいという事なのだろう。
「そう言う事でしたら気にしなくて良いのではないかと。それに、ギルドを通しての依頼という形なのですから」
Alexandraの勧めもあり「そう言う事なら……」とロゼットは納得する。
「そう言う事で頼むぜ。それじゃあ早速始めようか」
その宣言に、一同は神匠に向き直った。
●武具
鍛冶が興味の中心であるヴィンダールヴルに頼むものとしては、やはり武器と防具が多く、まずはナハシュが手を挙げる。
「職業柄軽くて丈夫なもんがいい。特に軽い盾や、伝導率の高く使い勝手のいい魔法の短剣あたりあると、結構便利なんだよなあ」
「軽い盾と魔法の短剣か。盾に関わらず、軽いものほど性能は落ちる。どこまでの性能で納得するかはお前次第だ。それと、魔法の短剣ってのは魔法のダメージを出す短剣の事だな? ありゃあ中々扱いが難しくてな。射手の魔弓と同じで性能は普通の短剣より劣る。勿論相手によってはそちらの方が有効な場合もあるが、これも使い勝手は使用者次第だ」
「そうなのか。じゃあちょっと考えてみるわ」
次に、ナハティガルは自身の神材製の胸甲を、欠片を使って改良出来ないか相談する。
「神材や邪竜素材と組み合わせる事が可能であれば、この欠片素材を緩衝材として使う事で、神材とバイアーディスの翼膜等を組み合わせて加工。迷彩となる布地部分を作り出す事はできないだろうか?」
「それ良いな。こそこそ動くのにはいい感じだ」
周囲の色に溶け込むマントが欲しいと考えていたナハシュも賛同の声を上げる。
ナハティガルは更に、同様の改良を自身が持つ神材製の短剣と魔法の短剣に施せないかとも続ける。
「間合いを見切られ難くする為、可能ならば刀身を透明に出来ればと思っている」
その相談に、ヴィンダールヴルは腕を組んで唸る。
「他の素材との組み合わせは可能だが、胸甲に関しては迷彩機能を付けれるかはやってみないと分からん。特にそういう仕掛けをするなら一から作る方がマシかもな。そして、金属を透明の刃にするってのは難しいな。光を反射しないよう黒くするとかは可能だと思うが――」
「その件に関して、ひとつ提案があります」
話を聞いていたAlexandraは、自身の知る欠片の主の特性から助言を出す。
「彼……この鎧質の主なのですが、澱を用いて盗賊のハイディングの様に姿を隠すことが出来ます。その特性を引き出せれば隠密性の高い装備や、ナハティガルさんの望む間合いを悟らせない刀身が出来るのでは無いでしょうか?」
「ほう、そんな事が出来るのか。……ただ、その特性を引き出すにはかなりの時間と人手、資金を使っての研究が必要になるだろう。試作の一作目で引き出せる可能性もゼロじゃねぇが、可能か不可能かの結果が出るまでに数年かかると思ってくれ」
神匠としても帝都の決戦に間に合わせたい所だが、こればかりは試行錯誤の回数を重ねるしかないのだ。
「分かりました。私も協力しますので可能な限り特性の再現を試みましょう」
「ああ。別の視点があるのは助かる」
自らの魔法や地質の知識を活かせないかと申し出るAlexandraに、ヴィンダールヴルが礼を言い、次にグレイブが提案を出した。
「ものがものですから、いくら優秀な素材でも大っぴらには使いづらいのですよね? わざわざ口止めをするくらいですし」
「そうだな。そういう約束で買い取った。この先も手に入る事はあるだろうが、大量に入ってくることは無いだろう」
「なら、鎧下等、通常の装備の下に隠せる胸当てのようなものがいいのではないですかね? 素材的には強度は十分なのでしょう?」
グレイブの質問に、ヴィンダールヴルはしばし考えて答える。
「そのくらいなら朝飯前だぜ。元々急所の守りは厚くするもんだからな。だが、授恵者の武具の場合、素材の強度よりも大事なのは澱との親和性だ。木剣で岩を断つ様な奴でも、鋼鉄の剣だとそれが出来なかったりする」
「そこまで差があるのですか?」
問うグレイブに、ヴィンダールヴルは頷く。
「相性ってモンがあるらしくてな。お陰でお前らの装備は一つ一つ調整が必要になる訳だ。そういうモンだから、こっちもやり甲斐があるんだがよ」
そう言うと、ドワーフの神匠はがははと笑うのだった。
●装飾品など
武具についての相談が一段落し、一同は休憩を取って再開する。ここで上がるのは装飾品やインテリア等についてだった。
「あの、こういうのはヴィンダールヴルさんや御弟子さんは扱っていませんか?」
ロゼットが差し出したのは髪止めのスケッチだった。
「……意外ですね。貴女がこういった物を欲しがるとは」
「シグモル火山の先生が聞いたら、贅沢だって怒られそうだけどね」
共にシグモル火山帯の依頼で同行することの多かったAlexandraからしても、質素倹約を良しとするロゼットが服飾品を求めることは意外だった。
「神殿で育ったこともあって、こういう飾りとしての服飾品には縁がなくて、リブラネスタには綺麗な貴金属やアクセサリのお店もあったんだけど、買おうとは思わなかったの。けれども私も一応は女だし……お礼なら、素直に受け取れるかなって……」
Alexandraへ理由を口にしながら縮こまるロゼットだったが、腕を組んで聴いていたヴィンダールヴルはニヤリと笑い口を開く。
「年頃の娘が着飾ってくれた方が服飾の職人も懐が潤う。今回は気にする事ぁないが、気に入る物が出来たんなら贔屓の職人にでもしてやって首飾りのひとつも買って職人を助けてくれや。人助けならその先生も褒めてくれるだろう?」
「……調子の良いことを言っているようですが、概ね私も同意です」
「そういう事でしたら、お言葉に甘えさせて貰います」
Alexandraの言葉もあり、迷いが晴れた様子のロゼットは、ヴィンダールヴルの呼んだ弟子とデザイン等の可否を相談を始めた。
「なあ、こんなの出来るか?」
ナハシュもまた、自作のスケッチで室内装飾の案を持ち込む。
「何だこりゃ?」
「たとえば蓄光効果を出せるなら、ヒカリゴケに代わる燭台としてもつかえねえかなと思ってよ? 効果によっては黒い紙に穴開けてサピラを使った光る石に張り付けて、暗い室内で使ったら室内に夜空を出せないかとも思うんだよ。星空みたいで結構面白いんじゃねえかな」
スケッチを眺めてふむ、と呟いたヴィンダールヴルは顎に手を当てて考え込む。
「夜煌石の様に光らせる事が出来るなら確かに面白い仕掛けだな。ただ、これもやってみなけりゃ分からんが」
「よろしく頼むぜー?」
ナハティガルは、長年使用して来たシーフズツールをヴィンダールヴルへ渡し、新たに新調したい旨を伝える。
「愛用しているシーフズツールも大分古くなって来たんでな。良い機会なので自分用の一点物を作って貰いたいのだが……」
「磨耗して随分使い込んでるな。確かに交換時だ。追加で入れたい物があればそれも聞こうか。ついでに片目で扱い易いようにもしといてやる」
「すまない。感謝する」
ナハティガルに手を上げ、ヴィンダールヴルはAlexandraと工房へ向かって行った。
●数日後
冒険者達は再び工房を訪れていた。
「お前さんにはこれだ」
ロゼットがヴィンダールヴルから受け取ったのは、薄い青色の素材に金をあしらい、枝葉や月と星の描かれた髪止めだった。過度に目立たず、しかし見る者が見ればその繊細な模様に息を飲むだろう。
「私からもこれを」
そして、Alexandraからは一振の短刀が渡された。簡素な作りだが、鞘から抜くと鮮やかな青い刃が現れる。
「ありがとうございます。――これは……?」
「ロゼットさんには彼の平穏を護る上で、強く力添えをしてくれましたから」
「それは、シグモルの為に当然の事をした結果で、むしろ私こそAlexandraには……」
「お礼なら素直に受け取ってくれるのでしょう?」
「ありがとう……!」
魔除けの呪いが付与された短刀を受け取り、ロゼットは頭を下げた。
「武具は未だかかるんだが、調整に付き合ってくれ」
ヴィンダールヴルはそう言うと、要望のあった物を渡し、個人の相性に合せた調整を施してゆく。
「ひとつ頼まれて貰えないだろうか?」
「何だ?」
「これらの名付けをお願いしたい」
制作中の短剣と鎧の命名を求めるナハティガルに、ヴィンダールヴルは案だけならと名を挙げる。
「鎧は竜影、短剣は不可視の牙辺りでどうだ?」
調整中のヴィンダールヴルへ、グレイブが声をかけた。
「個人の見解として質問したいのですが、物理的なものではなく、エーテルの干渉を極力防ぐとしたら、防具と装飾品、どちらを重視するべきだと考えますか?」
今後そういった事に曝されそうなため、参考までにお伺いしたいと続けるグレイブに、ヴィンダールヴルは月並みな考えだがと断った上で見解を述べる。
「魔法からの傷を減らすには防具だな。状態異常なら護符などで抵抗力を上げるのが良いだろう。それら両方への対処としての話であるなら、これといった正解は無い。鍛えた鎧はどちらにも有効だが、鍛える為に払うコストを考えれば気軽に換えれん。だが、装飾品なら状況に合せ付け替えも容易だ。結局、自分の手持ちとの相談になるだろうな」
「成る程。ありがとうございます」
礼を言うグレイブに、鍛冶屋としては鎧を重視して欲しいがなと笑うヴィンダールヴルだった。
ナハシュもまた、神匠へ声をかける。
「なあ、この欠片幾つか貰えねぇか?」
「ああ? 足りるか分からんのにホイホイやれるかよ。大体何で欲しいんだ?」
「かっこいいから気に入った」
「はぁ!?」
ストレートな交渉の結果、ヴィンダールヴルは小さな欠片をナハシュに握らせ条件を出す。
「これでいいな? あと、今度美味い酒持ってこい。それで代金にしといてやる」
「おう! つまみはそっちで用意しといてくれな?」
「お前も飲む気かよ? ちゃっかりしてやがって!」
声を上げるヴィンダールヴルだったが、その表情は笑っていた。
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:標準5 / 4〜8人
2023年11月30日 11時22分22秒 公開
相談掲示板
キャスター、クラウディアです。 今回は素材加工の案出し、ですか。 …煩わしい手合いのひとつに片が付いたのは幸いですね。じっくり考えられそうです。 ─しかし、出所を探られない用途でとなりましたか。 どうせなら、地元の神殿で祭祀の品にでもなったら…などと思ったものですが。そちらは難しそうですかね…? …こんなに綺麗な青だと、ナイフにしたら使うのが勿体なく感じるかも?それとも使うのが楽しみで仕方なくなるかな。 ほんのひと欠片でも宝石飾りみたいになるかな…
ロゼットよ。 >祭祀の品 あまりオススメはできなさそうね。 人に注目されたり、価値が付いたりするようなものより、 私たちが身に着けたり、日常に使う品の方が良さそう。 まあ難しく考えず、欠片の外見や性質を読んだ上で、 自分用に何か作ってもらうなら何にするかで良いと思うわ。
シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 >サピラの鎧質の欠片 『加工や他の素材との組み合わせにより様々な性質を期待できる』らしいので、 俺は自分(シーフ)用の武具やアクセサリーの提案をしてみようと思っている。
あ、依頼成立までこぎ着けましたか。よかった。 ─そういえば。 彼…サピラも、連発こそできないながら〈ハイド〉に近しいスキルを扱えましたね。 色合い的に暗器には向かないか、と思っておりましたが…欠片の作用を深く調べれば、不可視、ないしは視認困難な武具に化けたりするのやもしれませんね。 …こちらからは地質学と魔法知識を持ち寄りましょう。多少なり分析の助けになりそうですから。
ナハシュだ、今回はよろしく。 特にまだまとまっちゃいねえが、自分が欲しそうなもんを幾つか上げておこうと思うぜ。 装備系か、もしくはアイテムだなー。
成立して良かったわ。 私は武器や防具にはさほど関心がないから、 趣味に全振りして服飾品の相談をしてるわ。 お礼なら、贅沢する訳じゃないからね。