【呑竜】星に叢雲、花に風【黒白】
弓月 蒼
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シナリオID:3132
オープニング
大暑の候。空の青さが夏の到来を告げるこの頃。
『青の親指』様に於きましては如何お過ごしでしょうか。
此度、『王国』第二王子ウィリアム・リーンエス様のご婚約の噂を聞き。
さぞ御心を砕かれているのではないか、と思い不躾ながら手紙を認めさせて頂きました。
彼の方は『青の親指』様と結ばれる運命に敢えて抗うことで、御二方の絆をより深める算段のご様子。
然るにこの祝祭に彩りを添えるべく、不肖私めの知る範囲で王党派の花嫁候補、及び学園要人の動きなど。
王国の内情についての由無し事を内々お伝えさせて頂こうかと存じます。
どうぞ『青の親指』様にとって、最も幸福な結末への一助となさって頂けましたら望外の幸せ。
では、まだまだ暑い日が続きますが恙無く御自愛の程を。貴女の前途に幸い多からん事を祈って。
――――――『星詠み』
●白銀の向かう先
『王都』、リーンエス学園―――学園長室。
「……例のお見合い、場を設けて頂けますでしょうか」
――――ある意味で、それは当然の流れだと言えた。
フォルトゥナ・アルヴァ・クラティアスは『学園』総責任者であると同時に『白薔薇』の一角である。
だがその家『白銀』は侯爵家。高位貴族ではあるが――――『白薔薇』では、ない。
王党派の長たる『白薔薇』は、その立場故に今更『王党派』を動き得ない。
それは王国貴族が最も重視する貴族としての名誉に泥を塗る行いに他ならないからだ。
しかし、『白銀』はと言えばそうとも言い切れない。何せ、同家には仮にも嫡男が居る。
病弱と知られるエミール・クラティアスだが、その風評の半分程は実母の行き過ぎた過保護故。
フォルトゥナの見立てでは、"今からでも十分矯正可能"であると言う前提に則るなら。
『白銀の薔薇』――――こと。オルファレナに課せられた責任とは"如何に未来に繋がる家へ嫁ぐか"に尽きる。
そこに来て、持ち上がった第二王子ウィリアム・リーンエスの臣籍降下に伴う婚約話である。
これほど『白銀』が『白薔薇』でない。という立場を活かせる出来事もそうはない。
問題は、"当事者"であるオルファレナがまるで乗り気でない事。という一点だったが――――
「ええ、分かりました。貴女にも想う所が有ることは重々承知しているつもりです。が、これも『白銀』の役割」
「はい、お祖母様」
一体どんな心境の変化が有った物か。祖母と真っ向相対するオルファレナの眼差しに揺らぎはない。
或いは――――級友達の助言を受け"お見合い"に前向きになれた。などという話が有ったりもするのだろうか。
「確りと努めて来なさい」
何にせよ。彼女の方から申し出るとなればフォルトゥナの想像以上に効果が有ったらしい。
未だ幼い白銀の星は、それでも自らの意思で漸く一歩踏み出そうとしていた――――そんな折。
■
――――失態だ。
『白銀の古城』シルファリオの一角。無抵抗のまま牢に繋がれた男。
『黒槍の守り人』ガレス・コーニッシュは痛恨の想いで自らの失敗を悟る。
そも、事は彼が『白銀』の内情を未だ甘く見積もっていた点に端を発する。
かつて幼い時分、『白銀』侯爵領で生活していた頃のツテを辿り渡りを付けた情報屋。
"山猫"と今は称しているという幼馴染から連絡が途絶えたのは現在から3日程前のこと。
手向けの如く最後に残された符号は、彼が依頼していた"白銀の内通者"に対する調査結果。
余程危険な橋を渡ったのだろう。乱れた筆跡は正しくその余裕の無さを示しており。
裏社会の専門家が本気で素性を隠さねばならない程、危うい橋を渡った事を意味していた。
結果、彼が把握出来た事と言えば『白銀』侯の妻子の身に現実的な危機が迫っていること。
そして彼女らがその事実に微塵も気付いていない――――という、どうしようもない状況だった。
奇しくも同時期。既知である『白銀』筆頭家令長エドワーズは『白銀の薔薇』の見合いの付添いで留守。
止む無く単独調査を進めたガレスの元へ舞い込んだのは、『白銀』の妻子が近々野外学習に郊外へ出向く。
と言う、文字通り襲撃を仕掛けるならうってつけと言える情報――――あまりにも、見え透いた。
見過ごすという選択肢はない。幸い、望む望まざると『白銀』侯爵夫人とは面識がある。
姿を現し、一時の護衛を申し出る。それが叶わなくとも、最低限身の危険の存在を伝える事は叶うだろう。
あるいは自身が姿を表すことで、最悪の想い出を呼び覚ます事になるやもしれない。
だが例え"そう"であったとしても。何の罪もない親子が犠牲になる可能性を見過ごす事は出来ない。
結果的に。彼が槍を背負い姿を現したその瞬間。訪れたのは凍て付くような沈黙と破滅的な恐慌。
劈くような悲鳴は面識在ると思っていた当の相手。セラフィアナ・アルヴァ・クラティアスから上がった。
対話の余地など無い。それは完全な拒絶と断罪。傭兵風情が侯爵夫人に武器を持って近付いたとなれば。
如何なる罪状がでっち上げられたとしても、それに否やを告げる者など居はしない。
幸い、医療に心得の在る次席家令長パーシアが直ぐ駆けつけた事で、侯爵夫人は大事を得ず済んだが。
唯でさえ、件の男はその経歴に無数の瑕疵を抱えている。如何なる証言が有ろうとも――――
――――その信頼性はこと『王国』貴族界隈に於いて、最早限りなく0に近い。
●次の盤面
「……現状まま状況が推移した場合、およそ死罪を免れる術はないでしょう」
――――『王都』、冒険者ギルド。
奥の個室を借り受けた『白銀』筆頭家令長、エドワーズ・ヴァレンティノはそう締め括る。
集められた冒険者達へ、課せられた仕事の難しさを告げざるを得ない。老紳士の懊悩は深い。
急遽本家へ戻り、"筆頭家令長"の地位を最大限利用しガレスから直接話を聞いた、と言う彼は。
すぐさま取って返すと、この混迷の事態を解消すべく冒険者に依頼を出した。
無論、既に牢獄に繋がれている人物の救出ではない。そんな事をすれば冒険者まで揃って脱獄犯である。
彼の人物は、このままだと遠からず処刑される。限りなく私刑に近くとも領主家にはその権限がある。
今回に関して言えば"武器を持って侯爵夫人に近付き乱暴を働いた"と言う状況を、否定する材料すらない。
無論、最高権力者フォルトゥナの一声でこれを留める事は容易い。
だが"オルファレナのお見合い"を間近に控えた現状。その様な恣意的采配をするかと言えば否である。
「率直に申し上げれば。恐らく、この事態がお嬢様に知れた場合非常に不味い事になる事が容易に予測出来ます」
冒険者に憧れることで知られる侯爵令嬢『白銀の薔薇』は、唯でさえ正義感が強い。
現在、あたかも臭い物に蓋をするかの如き断罪が行われていると知れば、彼女は烈火の如く怒るだろう。
それはもう、お見合いなどという話は何処かへ吹き飛ぶ程に。しかも相手はあのウィリアム・リーンエス。
"吹き飛びました"で済む話ではなく、何の衒いも無く、王家の顔に泥を塗る以外の何物でもない。
「どうか、我々をお救い下さい」
それは、主の手前面と向かい合って伝える事の叶わない。それでも恐らくは、彼の本音であろうと思われた。
かくて――――混迷の事態は次の盤面へと只進む。
解説
マスターより
リプレイ
救わなければならない。それは最早、意思ではなく義務にこそ近い。
自らの愚行で以て傷付けた人々を。誰にせよ、これ以上苦しめる事が無い様に。
その為に武器を取ったのだから。その為に――――騎士を志したのだから。
生に未練は在る。ならばこそ、これが負うべき罰だとでも言うのだろうか。
格子の嵌められた空気窓。獄中からも、今宵は月が見える。
●黒白の義兄妹-弐-
「ねえトーラ。私ね、どうしても聞きたいことがあるの」
真っ直ぐな眼差しで紡ぐオルファレナの声は真剣そのもの。
『初恋よ散らないで』トーラもまた、仲の良い友人のそんな真面目な声に思わず視線を逸らす他ない。
そこに逃げ場はなく、身を焼く様な羞恥に握った拳は震えるばかり。けれど、その指摘は至って真っ当だ。
勇気を振り絞って視線を合わせるのと、残酷なまでの問が放たれるのは同時だった。
「……何で、猫一式なの?」
「これはこれで凄い装備なんです……! 気にしないで下さい……っ!!」
涙目で訴えるトーラの事情はさておき――――此処は、『白銀』別邸。
本日、『王国』の第二王子が訪問する予定の、『白銀の薔薇』ことオルファレナのお見合い会場である。
「……どう思います?」
『白銀の親愛』ヴィルヘルミナは、同じく会場護衛担当の『白銀の親愛』リサ・ベイカーへと問い掛ける。
彼女らは当人たっての希望で、お見合い開始後は側衛として侍る事となっているが。
それまでの間は主に外敵対応が中心であり、そして現時点まで。準備は妨害も無く恙なく進んでいる。
「どう――――とは?」
「あの子は……今回の件、何処か義務感が勝っている様に私には見えます」
「でしょうね。感情、が追いつくには突然過ぎますし……ただ、わたしはそれでも良いのではないかと」
ヴィルヘルミナの立ち位置は、あくまで"オルファレナの味方"である。
その観点からは、此度の婚姻が上手く行くにせよ、行かないにせよ。異なる問題が表出することが分かる。
それは立場と感情の齟齬であり、義務と希望との軋轢である。恐らく、当分解消しない難題だ。
一方リサはまた別の観点と立場に立つ。今回の様な状況下ならば、"利害の一致"でも問題無いのではないか、と。
必要なのは"義務を果たした"と言う名目であり、其処には必ずしも感情は必要無い。
それは恐らく、お見合いの席に着く事を選んだ時点で彼の第二王子も理解の上での事だろう。
「結婚そのものを指して、敢えて幸福な物としなくても良い、と言う事ですか」
「オルファさんの場合、きっと重圧からの解放の方が意味が大きい気がしますからね」
彼女の無事を案じて。という理由で、依頼もなしに熟練の冒険者が3人も警備に回ると言う例はそうはない。
これを指して、"冒険者達との繋がり"というオルファレナの力をこれほど顕著に示せる例も無い物だ。
或いは、この場に如何な内通者が潜んでいたにせよ。これほどの警戒網で事を起こせば愚者の誹りは免れまい。
事実として、オルファレナは彼女ら3人と傍付きの侍女2人。これら5人以外と殆ど接点を持たず備えを終えた。
――――表通りを、王国紋を刻んだ四頭立ての馬車が停まる。
■
『白銀の古城』シルファリオ――――『白銀』本邸。
「今の所は後手後手に回らされてるね。ただ、状況は大体分かった」
『神話の断片』ジュスト・ヴェルジーの言に、まさに前回の調査について話した当人。
『ブレイブファング傭兵団団長』ハヤト=ガラン=ヴォルファングが数度瞬き首を傾げる。
一体何が分かったのか、どちらかと言うと脳筋寄りのハヤトには其処が今一つ上手く繋がらないが。
何かを深く思い詰めた眼差しで頷く『夜に咲く白月』レティシア・レインフィールとの情報交換を含め。
現時点で冒険者に開示されている手札から、少なくともジュストは某かの結論を得た様だった。
そうして彼から示された依頼は、確かにハヤトでなければ務まらない類の物であり――――
(第二王子が相手で本当にいいのか……?)
決して縁浅からぬ『白銀の薔薇』の行末にも、内心色々複雑に思う所は有るにせよ。
そうして監獄へ訪れたハヤトが語った自身の戦歴は、聞けば誇張を疑う程度に豊富な冒険者である。
"容疑者の調査"の為に"『白銀』に雇われた"と言われれば、小都市の看守程度が首を振る事はそうはない。
念の為、と監視こそ付いたが、静寂結界を用いた対話が外へ漏れる事はない。
薄暗い牢獄内。久しく目の当たりにするガレスは流石に幾らか泥と埃を被り汚れて見えたが。
ハヤトを目の当たりにし、何かを悟ったかの様に大仰に嘆息してみせた。
「お前が『白銀』の妻子を襲ったって野郎か。少し話を聞かせて貰おうか」
「失礼ながら。貴方の様な破落戸に、語るべきことは何も有りませんね」
「分かってんのか、お前このままだと死罪だぜ? 早めに白状しといた方が楽だと思うがねえ」
「……どの道、貴方に何を喋った所で罪が消える事など無い。であれば、黙した所で同じでしょう」
監視の牢番に聞こえる様に、静寂結界内外で別の会話をしていると頭がこんがらがって来るが。
必要な情報だけを引き出し終えると、勢い余った体で格子越しに囚人服のガレスの胸倉を掴む。
――――本音を言えば。事が此処まで進む前に一言でも何か相談してくれたなら、と思う所が無い訳ではない。
ハヤトは"団長"であり、ガレスは"団員"なのだから。けれど――――それを言うべきは今ではないだろう。
「黙って逝けると思ってんのか? 俺を舐めるなよ!!」
慌てて止めに来た牢番を前に手を離すと、黒髪の傭兵は僅かに笑う。
不器用な男だ。生きるのが下手な男だ。だが、死ぬ気は未だ無い様だ。それだけ分かれば十分に過ぎる。
「――――そんじゃ、始めっか」
勇牙の傭兵団は、仲間を決して見捨てはしない。
■
「事件直前、直後の侯爵夫人はどんな様子でした?」
「ウゥン、私の見た所。そう、見たト・コ・ロ―――普段とお変わりありませんでしたな」
「容疑者が侯爵夫人を害する場面を見ましたか」
「ノン! 危機一髪の紙一重、と言うタイミングでした。まあ勿論、私は微塵も動けませんでしたガッ」
「……それを証言して貰う事は可能でしょうか」
「イェス! 無論事実は事実と語りましょう。ですが、それで無実とはならないでしょうな?」
何だろう、凄く疲れる……と、『黒曜の友』エルゼリオ・レイノーラが肩を落としたのも已む無き事。
家庭教師リードルは口調を除けば真人間だったが、一方でこれと言った決定的証拠を何も有していなかった。
思えば戦闘従事者では無く、授恵者ですら無い彼にはガレスの動きは速過ぎてまともに目測出来ない。
エルゼリオの目から見て確かな事は。彼当人に隠し事や秘め事は無さそうだ、と言う1点のみ。
「では……侯爵夫人の最近の交友関係とか分かりませんか?」
「ノォン! ご婦人の交友を探るなど紳士失格。とは言え彼の方は此処数年屋敷外には出ていない筈ですが」
言葉通りに捉えるなら、侯爵夫人が内通している可能性は限りなく0に近い。
せめてエミールと会話出来ればもう少し深堀りも出来たろうが、現状その警護は厳重の一言だ。
"真っ当な"手段では会話すら満足に出来ない。それは、襲われたのだから当然と言えば当然……か。
考え込みながら進路を廊下に向けると。其処では『蒼玉の麗人』シルヴィア・A・カペルが聞き取りを行っていた。
「今の所で得た話を総合すると……襲われている、と見做したのは侯爵夫人と護衛騎士2人か」
そもそも、騎士2人は当初現場に居らず周辺の危険確認に出ていた。
次席家令長は家庭教師の指示を受け野外授業の準備をしており、容疑者が出現した時現場に居たのは5名。
候爵家の妻子、侍女2人、そして家庭教師。内、悲鳴を上げたのは夫人のみ。
侍女2人はそれに驚いて悲鳴を上げ、騎士と次席家令長が駆け付けた。と言う構図の様だ。
少なくとも侍女達は"恐い思いをした"という印象は抱いていても身の危険を感じた訳ではない。
騎士達は揃って"主の危機と思い割って入った"としているが、これも先入観が強く影響している様に思える。
(……となると、圧倒的に立場が怪しいのはパーシア嬢、か)
彼女の初動は卒がない。しかし一方で、卒が無さ過ぎるとも言える。
果たして、戦闘経験も無いだろう人間が、騎士達が揉み合っている最中医療行為に専念出来る物だろうか。
一方のエルゼリオもまた、"予定の事前把握"という観点で彼女に疑惑を抱えていた。
顔を見合わせた両名は、揃って家令長の私室へ進路を向ける。
●神は賽子を振らない
「オルファさんが、今回のお見合いで得たい物は何ですか?」
お見合いの為に設えられた客室。その扉を開く前に、リサから投げ掛けられた問い掛けに。
オルファレナは少し考え、僅かに笑みを滲ませながらこう答えた。
「私ね、自分が思ってた以上に強欲だったみたい」
其処には、親愛と信頼が有ったから。こんなギリギリの場所まで追って来てくれた親友に。
まるで感謝を捧げる様に、手を取り、額に押し付ける様にして『白銀の薔薇』は微笑んだ。
大切なことを教えてくれた友達に、大切なことを返すように。
誰にも相談せず勝手に進めた決断を、それでも応援してくれる事が。とてもとても、嬉しくて。
「皆で心から笑い合える未来。貴女がそう教えてくれたのよ、リサ」
■
「やあ、まさか君の方からこういった話を持って来るとは思わなかった」
ウィリアム・リーンエスの笑顔は、何時だって軽薄だ。それは公的な場でも何一つ変わり無く。
社交界に出てから幾度か目にする機会は有ったものの。オルファレナは彼にそれほど良い印象はない。
事前に交わしたリサとトーラ、ヴィルヘルミナとのやり取りからも、その印象は強まるばかりだ。
けれど、相手は『第二王子』。臣籍降下すると言っても立場が、身分が違う。不用意な発言は慎むべき。
それを分かった上で、オルファレナは首を傾げ尋ねる。
「ウィリアム様は、お祖母様への義理でこの話を受けて下さったんでしょう?」
「おや。どうしてそう思うんだい? 『白銀の薔薇』と言えば社交界でも華々しく響いてるじゃないか」
「私の血は、『白薔薇』に近過ぎるからです」
『集権派』。その意図を汲んだ貴族は多くそちらに擦り寄っている。今更『王党派』を遇する理由は無い。
二大公爵家にとって、王家の血は今こそ求められる物。けれど、王家は当然それを許容しない。
その前提である以上――――この見合いは、あくまで祖母の貢献への王家からの義理立てだ。
「なるほど、其処まで分かっていて、何故僕を呼んだのかな。それは『白銀』としての義務感?」
「いいえ。これからの『王国』には、私のような小娘にも出来ることが有ると思うから」
そう指摘され、微笑を浮かべていた第二王子の瞳が一段、色を落とした事がその憶測を裏付ける。
彼女の親友達が、守ってくれる。背中を押してくれる。だから――――今此処が、戦うべき場所。
「……これはどうも、少し君の事を誤解していたらしい」
椅子から背を浮かせていたウィリアムが、白手袋に包まれた指を組み直す。
「そういう事なら、話を聞かせて貰おうかな」
■
「――――侯爵夫人の御心痛、及ばずながら少しでも慰める事が出来ましたら、と」
貴族社会に於いて、『中立派』というのは難しい立ち位置だ。
『王党派』『貴族派』いずれにも、心底から信用される事はない。彼らは蝙蝠の類だとの印象は否めない。
しかし同時に。特に長く『治療師』が滞在している『白銀』に於いて、同職種は特別な意味を持つ。
同性である事を強く推すレティシアの護衛嘆願は、筆頭家令長への信頼性を加味した上で。
様々な本邸内の力学の結果として、文字通りギリギリの線で了承された。
「ごめんなさいね、私は平気だと何度も伝えたのだけれど」
侯爵夫人、セラフィアナは自室から出る事も出来ない程であるにも関わらず、気丈にそう微笑んだ。
事前に聞いた話。処刑日までの期間、信頼関係を地道に築く程の暇はない。
けれど、護衛となれば四六時中傍に侍っても誰からも異論は出ない。幾らか会話を交わした限り。
彼女はあくまで善良で、年齢にそぐわぬ程に何処か幼い心性を残していた。
レティシアが婚姻についての悩みを告げると、語られる言葉はまるで書に見る恋物語の類。
『白銀』の家格を考えるだに、白銀候とは政略結婚であろうに。恋に恋するが如き助言に疑問が過ぎる。
「あの――――セラフィアナ様は、侯爵様とはどの様な?」
「御父様? 御父様は忙しくて、あまり構って貰った思い出はないのよね……」
そうして、更に幾許かの問を重ねて分かったことがある。彼女の記憶には――――自らの夫が、既に居ない。
当然その娘も居る訳が無く。彼女は未だ、誰かと家庭を築いた自覚がない……ということ。
そんな侯爵夫人が、実の子の存在をどう受け止めているのかは知れないが。
指摘して訪れる破綻を感じれば、レティシアにそれをしろと言うのは酷が過ぎた。
――――一方。『古城』の城門で符号を伝え、手紙を受け取り馬車の乗り合い所へ。
乗り合い馬車の御者の老人に手紙を渡し、受け取った札を町外れの酒場に出すと、奥の部屋を示される。
そんな、継ぎ接ぎめいた道程を経てハヤトが辿り着いた一室に現れたのは、齢若い女だった。
「内通者は特定出来てないよ。ただ、アイツが捕まって一旦警戒が解けた。
ま、つまり見事に嵌められたってことね。折角このどさくさで良いネタが拾えたんだけどなぁ」
どちらかと言うとすらっとした体躯は、ハヤトの趣味とは微妙にズレていたが。
その爛々と輝く瞳には彼とて見覚えがある。傭兵界隈には良く居る、金と命が等価のタイプだ。
「そこは後払いで! 頼む! いや、こっちも真面目に余裕ねえんだよ!!」
結果から言えば、此処でジュストから投影した交渉術が無ければ。
事態はもう少し面倒な事になっていたろう。"山猫"から引き出せたのはハヤトも気になっていた点。
即ち――――『白銀侯』の治療に用いられている"薬"についての情報だったのだから。
■
「何故この時期に野外学習を?」
「元々は奥様の健康状態を確認する為、と言う名目で始めた事で。今回はその一つの区切りの筈でした」
「パーシアさん達以外でスケジュールを把握している人物は居る?」
「屋敷の者であれば、大半が屋外に出る事は知っています。細かい予定までとなると参加者だけかと」
「何故パーシアさんに医療の心得があるのかな?」
「元々、私は侯爵様付きの侍女だったのです。その際少しでもお役に立てればと身に付けました。
あの……これ、もしかして私が疑われているのでしょうか?」
流石に、これだけ質問攻めにされれば彼女の側も気付く。
エルゼリオとシルヴィアは、互いに自分の中である程度象られて来た結論を述べる。
「……いや、パーシアさんは確かに少し怪しいかなと思ってはいたけど」
「恐らく、君が怪しまれる様に整えられた舞台である可能性の方が高く思える」
何せ、彼女曰く。"恐らく、件の容疑者に害意は無かった"と証言しても良いとの事なのだ。
彼女が場に駆け付けた時、護衛の騎士は未だ割り込んでいなかった。
にも関わらず、侯爵夫人に外傷は無かった。それは彼女を支えたパーシアが一番良く把握している。
授恵者と常人の身体能力差は著しい。害意が有れば、先ず無事では済んでいないだろう――――とは。
後々、事態を客観的に分析した所のパーシアの結論である。それは、冒険者達の認識とも一致する。
「リードルさんとパーシアさん。2人の証言で処刑は喰い止められそうかな……」
「そうだね。ただ――――」
これだけでは、事態の悪化を喰い止められたというだけだ。真犯人は、確実に別に居る。
悩ましくも視線を伏せるシルヴィアに、パーシアが不安を滲ませた視線を向ける。
そう、内通者は上手くやったのだろう。起きた出来事を真っ当に探っても痕跡すら追えない様に。
だが――――事態は此処から、劇的な変遷を遂げる。
●一騎打ち
「トーラが何か隠しているのは、私の為なのよね?」
「……! ……えっと、はい。確かに言えないことがありますけれど」
「大丈夫、信じてる。でもこのお見合いには、反対?」
「本音は、複雑です。でも……反対は、しません」
ぎゅっと、その小さな体躯を抱きしめるオルファレナに。トーラもまた、同じだけの気持ちを返す。
積み重ねた信頼は、裏切らない。彼女らが何も言わずに集まった事は、きっと途方も無い意味があった。
「本当に、首飾り外さなくて良いのですか?」
表情にこそ出なくとも。心配そうに伺うヴィルヘルミナに、返ったのは満面の微笑み。
お見合いに向かうと言うのに、左手の薬指に指輪を着けて翳す。その決断に、後悔は無い。
「そんなくらいで見限る旦那様、こちらからお断りだわ」
べっと舌を出して。『白銀の薔薇』は扉を潜る。
■
「私には、冒険者の親友達が居ます。彼ら、彼女らはきっと、私達の未来を強く支えてくれるでしょう」
「人脈を指して自分の力と言うわけかい。なるほど、確かに貴族的だ」
「これから他国との外交も増えるでしょう。国と国との繋がりとは、人と人との繋がりだと私は思います」
「君が『王国』の外交使として王家の為に貢献出来る、と主張するのかな? 今更冗談だとは引けないよ」
「引く気はありません。私は貴方よりずっと、冒険を愛しています」
――――まるで即興劇だと。ウィリアムは互いに舌鋒を繰り出しながらも興味深くその応手を吟味する。
オルファレナ、と言う少女はなるほど。この年齢にしてはある程度、確かな大局観を持っている。
求心力、とでも言うのだろう。彼女の言葉は人目を惹く。一方、あらゆる者に対する愛情が深過ぎる。
ウィリアムにとって。必要な時に必要な者を切り捨てられない身内は百害有って一利無い。
古来より、玉座は血で贖われる物。此度の貴族の権力抑止もその一環。場合によっては大勢の血が流れるだろう。
酷く甘い、あまりに光の下で育ったこの令嬢にその事実が受け止めきれるだろうか。
「僕は確かに、ある程度の権利と権限を与えられる。けれど同時に、君から永遠に自由と言う翼を奪うだろう」
或いは、何かが僅かに障ったか。思いがけず"理想の王子様"に有るまじき問がふと溢れたのは不意のこと。
「それを理解っているのかな? オルファレナ・アルヴァ・クラティアス」
「やっと私の事を見て下さいましたね、ウィリアム・リーンエス第二王子殿下」
なるほど。これはもう少し――――真面目に、"見極める"必要が有りそうだ。
■
シルヴィアとエルゼリオからの報告を受け、先ずレティシアは安堵で崩れ落ちそうになりながら。
ともあれ当面の危機が一区切り付いたことを知った。元より、他の面々では証言が得られそうも無い。
最難関と言える侯爵夫人が口説き落とせる気が微塵もしなかった彼女は、一人悲痛な覚悟を固めていたが。
どうも殆ど総当たりとすら言える手分けしての情報収集が、結果的には功を奏した様だった。
一方、『白銀の薔薇』のお見合いについても先ず顔合わせは恙無く終わり。
ウィリアムからの感触も悪くなかったという事で、どうも話はこのまま進む方向に舵を切ったと聞く。
勿論、ことが"お見合い"である以上は両者の相性なども加味される為、この後破談になる可能性も0ではないが。
冒険者達は"上手く乗り切った"と、評しても決して過言とは言えないだろう。
そんな、何処か緩んだ空気が漂った『白銀』本邸二階――――最奥。
「逼迫した状況とお見受けします」
『古城』外から戻ったハヤトの協力を受け、万能鍵を入手したジュスト。
彼の仮説を証明する為には、治療師の私室への侵入が不可欠だった訳だが。
当然、対するブレンディ治療師の眼差しは厳しく、冷たい。それは、客に向ける物とは到底言い難いが。
「分かっているのかね。これは不法侵入だよ、罰されるべき犯罪行為だ」
「そうですね、いや全くその通りでしょう。ところで、この甘い刺激臭」
窓辺に並べられた複数の瓶。知らない香りだが、ジュストの医学知識をハヤトが"山猫"から買った情報が裏付けた。
痛みを和らげる薬湯の類。但し――――それには酒にも似た強い常習性がある。
推定するに、『白銀侯』の症状は芳しく無い。ブレンディ治療師が戻るまで備に調べた限り。
瓶は新しい物になるほど強い香りを放つ。濃度が上がっている。――――回復に向かっていない。
「珍しい薬を使っていらっしゃる。ですが、"何処から?"」
ぎり、と。ブレンディの奥歯が鳴る。呼吸が浅く、視線が泳ぐ。動揺を隠し切れていない。
"当たりだ"という確信を、ジュストは此処で漸く得た。少なくとも、彼はこの一件に確実に"噛んでいる"。
■
「何が――――何が、言いたいのかね。まさか、君は小生を糾弾しようとでも?
は、馬鹿馬鹿しい、小生でなければ誰が、誰がローレンスを救うのだ? 他に誰が! 誰が!!」
不味い。まさか直接の糾弾が此処まで相手の理性を奪うとは思わなかった。
相手の態度は文字通り余りに冷静さを欠く物だ。何故? 其処まで追い詰められる何かが――――
ふと気付く。漠然と、薬。という言葉の連想から治療に使っている物だとばかり思っていたが。
治験。という言葉がある。薬を患者に投与する前に動物などで試す事だ。
もしも、その薬品が未知の物であるとして。この治療師があくまで善意の、真っ当な人物だとしたならば。
自らの患者に――――それを直接投与するだろうか。
「――――まさか」
「――――――ッ!!!」
ブレンディの判断は早かった。それは、同じ授恵者である事を考慮しても。
驚くべき反射速度で窓を割ると転がりながら逃げ去ろうとする。
「ハヤト殿! まずい、追い詰め過ぎた!」
結局、数手遅れて飛び出したハヤトが本邸正門にてブレンディを確保したことで、この一件は幕を下ろす。
同治療師は結局それ以降何一つ証言を残す事無く――――翌、早朝。
獄中にて物言わぬ亡骸となっている姿が発見されるのだが……それはまた、別の話である。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:多い8 / 8〜8人
2023年08月09日 10時44分59秒 公開
相談掲示板
今回から参加させて貰ったキャスターのジュストだ、よろしく。 現在は白銀に潜むメドゥ関係者が意図的に流したと思しき情報に黒槍殿が釣られてしまった、という状況なのかな? オルファレナ嬢が黒槍殿のことに気づけば縁談どころではなくなって白銀が泥を被る。 冒険者が黒槍殿の方ばかりかまけているとオルファレナ嬢の方が手薄になって不測の事態に対処できず縁談がうまくいかない可能性がある。 黒槍殿の処刑を回避しないとオルファレナ嬢含め白銀に後顧の憂いを残して崩壊の切欠になり得る。 メドゥ側がシンプルで手間もかからぬ一手で厄介な駒を複数抑えた、というのが現在の盤面だという認識だ。 そしてオルファレナ嬢がいるのが別邸、黒槍殿がいるのが本邸というわけで、オルファレナ嬢をフォローする者と黒槍殿の処刑待ち解除条件を満たす為に本邸で動く者に別れなければいけない、と。 オルファレナ嬢に関してはお見合いが完了するまで本邸の状況が耳に入ったり手紙などで知らされないようにする必要があったり、直接的な被害も被らないよう配慮したり、お見合い前に心を落ち着かせるような話し相手になったりする必要がありそうで。 黒槍殿に関しては ・被疑者の証言「『白銀』本邸内に彼を嵌めた人物が居る」の事実証明。 ・被害者『白銀』侯爵夫人当人による被害の否認証言。 ・現場に居た人物2名以上の侯爵夫人への被害の否認証言。 を揃える為に手分けして動いた方が良いのかな、と。 とりあえず俺はオルファレナ嬢との縁が薄いし、現時点では黒槍殿の処刑待ち解除条件を揃える方で動きたいかなと考えているよ。
お疲れさまです、リサです。 見知った方ばかりですね、今回はよろしくお願いします。 さて、ジュスト様の仰るように手分けは必要そうですね。 少し迷いますが、今のところ、オルファさん対応かなぁ、と思ってます。 得意な話術含め、今までの彼女との関係性的に、お見合いに向けての表面上のケアやら、外からの情報対応など、煙に巻く、というと聞こえは悪いですが、まあそんな感じで誤魔化すのは得意かなと思ってますので。
ヒーラーのシルヴィアだ。今回もよろしくね。 私もオルファレナとは縁が薄いから、今の所はガレス卿の処刑待ち状態が解除されるよう動きたいと考えているよ。 前回パーシア様とお会い出来たし、「現場に居た人物2名以上の侯爵夫人への被害の否認証言」を得るために、パーシア様と、家令長補佐の侍女2名、護衛騎士2名に会いに行きたいな。話を聞く人物は今後の相談次第で変更するつもりだ。 「『白銀』本邸内に彼を嵌めた人物が居る」の事実証明についても調査出来れば良いなと思っているけれど、現場に居た人々からの否認証言の取得を最優先にする予定だよ。
ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いします。 私はオルファの付き添いに回ろうかと。 彼女に今回の事がバレないようにとの事ですが、お見合いが終わるまでなのか、本邸に戻るまでなのかでも変わりそうですね。 今回やり過ごしてもいずれバレそうな気はしなくもないですが、それは別の話という事で。 書簡などはエドワーズさんや付き添いの方々で検閲なりすればいいですけど、噂なりで聞いた誰かがポロっと漏らしたりするのが怖い所ですか。 ガレスさんの否認証明は夫人と他7名のうち2名以上が必要と。 犯人が現場にいたのかとかも少し気になりますね。もう少し情報があれば絞りこめたりもしたのでしょうが。
……ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >状況・方針 私も、ジュスト様が纏めて下さった内容とほぼ同一の認識でございます。 ただ……状況的にメドゥの指先の内通者の犯行の可能性は高いのですけれど それに固執せず、例えばメドゥの指先は誘導のような間接的関与のみで実行犯は別に存在するなど 複数の可能性は考慮された方がよろしいかもしれません。 オルファレナ様への此度の件の隠蔽に関しましては 恐らくお見合い完了までではないかと推測しております。 理由としてはお見合いが仮に成功した場合 彼女からガレス様の解放の要求が可能であるにも関わらず エドワーズ様は此度のご依頼を出された。 つまり、彼女の帰還を待つのではなく同時進行でなければ 恐らく……処刑は実行されるか、阻止が不可能な状態となるとご判断されたのではないかと。 お見合い完了後の隠蔽については依頼主のエドワーズ様のご希望を伺ってそちらを重視されるか オルファレナ様のお気持ちを優先しご判断をされるか。 その点についても、ご相談させて頂く形となりますでしょうか。 あとは……本邸班は完全にガレス様の協力者として動いて良いものか、という点がございますね。 既にガレス様が内通者の捜査を行っていた事が内通者に知られたが故に 此度の件が起きた可能性はございますけれど、私達との協力までは露見していない場合 私達に対する内通者の警戒は強まらない事に越した事はございませんから。
>分担 王都班と本邸班の二班に分かれた上で 後者は分担を行う事に異論はございません。 私は現状ですと多少なりとも面識はある点などから 「被害者『白銀』侯爵夫人当人による被害の否認証言」への主な対応を想定しております。 行動としては、侯爵夫人様とのご面会となりますでしょうか。 >推測 ガレス様に対する罠が『白銀』妻子暗殺及び襲撃と それに適した状況である野外学習の予定の二つの情報と仮定した場合。 先ず、野外学習の予定及び行き先を判断、あるいは決定されたのはどなたなのか。 順当にいけば家庭教師であるリードル様と推測されますけれど 別のどなたかが誘導や提案を行った可能性もございますので、その点の調査や推理を行う事で 「『白銀』本邸内に彼を嵌めた人物が居る」の事実証明が可能かもしれません ……あと、情報屋の方からの連絡が途絶えたのが三日程前と具体的に明言されており 正規の書状での領都が出入り自由な事から 内通者自身か、内通者が雇った者やメドゥの指先関係者が情報屋の方の命を奪われていた場合 情報屋の方の足取りも含めた当日の情報を集めるのも一つの手でございましょうか。
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです、今回もどうぞヨロシクね! >分担 ボクもガレスさんの処刑待ち解除条件を揃える方で動く予定だよ。 前回の依頼で『家庭教師』リードル・ド・ナッテルロさんと面識ができたから、 その線でリードルさんと(可能なら)一緒に居るであろう『白銀の後継者』エミール君に侯爵夫人への被害の否認証言を取れないか試みたいと思ってる。 それ以外だと、事件当日のスケジュールを把握していたと思われるパーシアさんと侍女2名への聴取・"山猫"さんの足跡の追跡とかも考えてるよ。 ……現状だとやる事多過ぎな感じなんで、相談次第で優先順位を設定する形になるかと。
〉ハメられた ところで、セラフィアナ様のガレスさんを見た際の恐慌具合いに少し違和感というか、「そこまで?」という感覚があるのですが… ガレスさんが迂闊だったにしても、大幅に想定と異なる反応という印象ですし… ガレスさんへのセラフィアナ様の心情というか、感情に、何か恐怖心を植付けられるような情報を誰かに聞かされていた。 とかの可能性もありそうかな?と。 今回の来訪を悪意を含めて予言されていた…とかいう風の。
>状況 そうだね、敵というか今回の事態を引き起こしたのは単独犯ではなく、内通者と内通者に知らない内に誘導・利用されていたり、もしくは独自の考えのもと実行に至った無自覚な協力者がいるという可能性も十分あると思う。 レティシア嬢も気にされていたけれど、本邸組は「筆頭家令長より依頼を受け、現在囚われている男の調査及び白銀妻子の護衛を依頼された」というような形で良いのかな? 黒槍殿と一部冒険者の関係性を筆頭家令長以外の人間がどこまで把握しているかは不明なんだけれど、黒槍殿を救うというようなスタンスを前面に出して行動するのはいくら筆頭家令長の許可が降りていても行動し辛くなると懸念している。 >推測 リサ嬢が触れてくれている違和感は俺も気になっていた。 過去に心に大きな傷をおうような出来事があったとしても、だ……それが現在まで癒えるどころか黒槍殿の予測と大幅にズレる程、高位貴族女性として表面上取り繕うことが出来ない程まで歪んでしまっているのは誰かしらの干渉を疑ってしまうね。 エミール様への一方通行な愛情、オルファレナ様への異常なまでの無関心ぶりもその干渉の影響かもしれない。 >嵌められた証明 黒槍殿があくまでも白銀妻子の身を案じて武装状態で姿を現したということを証明するなら、情報屋の山猫の所在を明らかにして証言を得るのが一手。 だがそれだけでは弱いなと思うので、白銀関係者が外部に情報を漏らしたと思われる証拠なども欲しいところ。 >行動 今のところ現場に居合わせた人物と話をする人が多いようだから、俺は現場に居合わせていなかった面々で現在本邸にいる人物にも話を聞いてみようかと思う。
よぉ… ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、みんなよろしくな。 うちの団員が下手うって捕まっちまったわけだが… 何としてでも助け出す!! っつーわけで、みんなも力を貸してくれ! この通り頼む!!(頭を下げる) 今回の依頼はオルファのフォローに動く王都班とガレスの無実証明に動く本邸班に分かれるって意見は了解だ。 俺はガレス救出の為に本邸班側で動かせて貰うぜ! 今回の肝は結局どいつがメドゥの指先の内通者かってのを暴けりゃガレス釈放の決定打になるとも思ってるが誰か見当はついてたりすっか? 前回のお泊まり会の時に要人として絞られてたのは7名… ・『白銀侯』ローレンス・アルヴァ・クラティアス(大病を患っている?オルファとも数年単位で顔を合わせていない) ・『白銀侯爵夫人』セラフィアナ・アルヴァ・クラティアス(オルファに対し実娘らしからぬ遜った態度) ・『白銀の後継者』エミール・クラティアス(過保護な対応には不満そう?) ・『白銀侯専属治療師』ブレンディ・ロクサーヌ(澱汚染除去に関心高い。大陸では薬による治療は主流ではないので薬の研究所をしている様な部屋が奇妙だった) ・『家庭教師』リードル・ド・ナッテルロ(ハイテンションドワーフで声がでかい) 『次席家令長』パーシア・ヘルベルト(家令長エドワーズに対抗心がありそうだが切磋琢磨していそう) ・もう1人の家令長は登場せず
連投すまねぇ! ◆今回の状況 ●現場に居た人物 『白銀侯爵夫人』セラフィアナ・アルヴァ・クラティアス 『白銀の後継者』エミール・クラティアス 『家庭教師』リードル・ド・ナッテルロ 『次席家令長』パーシア・ヘルベルト 家令長補佐の侍女2名、護衛騎士2名。 ●現場に居なかった人物 『白銀侯専属治療師』ブレンディ・ロクサーヌ 『白銀侯』ローレンス・アルヴァ・クラティアス 『筆頭家令長』エドワーズ・ヴァレンティノ 侍女8名、執事10名、庭師、料理人各3名。 彼が把握出来た事と言えば『白銀』侯の妻子の身に現実的な危機が迫っていること。 そして彼女らがその事実に微塵も気付いていないという、どうしようもない状況だった。 ●処刑待ち解除条件 ・被疑者の証言「『白銀』本邸内に彼を嵌めた人物が居る」の事実証明⇒容疑者絞込み ・被害者『白銀』侯爵夫人当人による被害の否認証言⇒レティシア対応 ・現場に居た人物2名以上の侯爵夫人への被害の否認証言⇒エミール&パーシア辺りが妥当? ガレスから仕入れられてる事前情報からするとセラフィアナとエミールは狙われている事に気付いていないということだとこの2名は容疑者から外れるか? こんな感じで推測してくと、個人的に怪しそうなのは家庭教師のリードルあたりかと思ったんだが皆の意見はどーだ?
遅れてすみません。 シーフのトーラです。よろしくお願いします! 二手に分かれるのであれば、わたしもオルファレナさんに同行して王都へ行こうかと思いますけれど、ガレスさんの方へシーフの手がもう一つ必要であればそちらへの変更でも大丈夫です。
>目星 PL情報だけど前回の報告書でジョーカーを引いた人はいなかった、と報告官の評があったけれど。 これは内通者に接触しなかったという意味ではなく、内通者に接触していてもそうと気づけなかった、もしくは内通者でも自覚がない共犯者かメドゥの指先ではなかったという意味ではないかと考えている。 内通者候補は恐らく有力者から一人、名無しから一人以上。 メドゥに属しているのは名無しの方に含まれていると推測。 侯爵夫人とエミール様は利用はされていると思うが、内通自体には直接関与していないと思う。 病床にあり、恐らく末期で緩和治療を受けている(これは前回の調査の時にハヤト殿が見つけている日光に当てている空瓶が匂いや性質から恐らくクロロホルムかその類似薬品だという推測から)候も同様に。 メリットもないし。 家庭教師は確かに怪しいが、あからさま過ぎてデコイか警報装置の一種かと疑っている。 治療師は候の治療に焦っているが故、メドゥに唆されたり利用されていてもおかしくはないという認識。 次席家令長がメドゥに与する背景は今のところ見えないが、補佐の侍女も抱えているところから一番色々やりやすい立場であるよね。 なので個人的に有力者で気になっているのは 『次席家令長』『白銀侯専属治療師』 名無しの方は家令長補佐の侍女、他の侍女、あとは庭師・料理人あたりも外と接触し易い立場だから内通者としては活動し易そうだ。 まぁあくまでも推測が多いし現時点で決め打ちするのは危ない気もするから手分けしてアプローチしたいところ。
連投失礼。 >班分け、接触予定NPCなど ・別邸(オルファレナ同行)対応 リサ ヴィルヘルミナ トーラ ・本邸(ガレス)対応 エルゼリオ:家庭教師、エミール様 レティシア:侯爵夫人 ハヤト シルヴィア:『次席家令長』、家令長補佐の侍女2名、護衛騎士2名 ジュスト:『白銀侯専属治療師』、他侍女など 既に触れられているけれど、野外演習の実施を提案・計画したのは誰なのか、野外演習が初めての試みだとしたら何故今回するに至ったのか、それを知り得たのは現場にいたメンバーだけか他に誰かいたか。 この辺りは家庭教師や侯爵妻子、他の有力者や使用人に訊いておきたいというか、複数に訊いて矛盾点や違和感がないか確認しておいた方が良い気がする。
セラフィアナ様がガレス卿を見た時の反応は確かに違和感があったね……リサが言ってくれたように、誰かに前もって言い含められていたのかもしれない。本当に怯えていたのか、或いはそうしなければならないと追い詰められた理由があったか。色々な状況を考えてみたい。 >状況について 今回私達はエドワーズ様(とフォルトゥナ様)から正式に『本邸』の一件の調査を依頼されている。内通者に警戒されても困るし、表向きはガレス卿を助けるためではなく、あくまで依頼を受けて事件の調査をしている体で動く方が良さそうだと思っているよ。 >調査について パーシア様はセラフィアナ様の介抱をされているから、セラフィアナ様の当時のご様子にも詳しい筈。侯爵夫人への被害の否認証言を得た上で、野外学習の実施に至った理由と提案者、他に知り得たメンバーがいたかについてそれとなく聞いてみるよ。補佐の侍女や騎士の証言と照らし合わせて嘘が無いかも確かめたい。
各種纏め等、感謝致します。 >状況 可能性をより複雑化させてしまうような発言でございますが 単独犯ではない、という派生の思考となりますけれど 「『白銀』妻子暗殺及び襲撃計画」立案者と 「計画の情報流出によるガレス様の排除」立案者は別人、という考え方もございますね。 根拠としては弱いのですけれど ガレス様が山猫様から頂いた情報は計画までであり 野外学習は彼自身が得た情報であり、時間差があるのが少々気掛かりで。 計画を何かしらの形で知り、オルファレナ様とエドワーズ様の不在を始め 何者かにとって都合の良い手札が揃った為に利用したのでは、と推測しております。 まだ検討段階ではございますし、ある程度情報が揃い次第か機次第ではございますが この可能性を侯爵夫人にお伝えする事でご自身は勿論 恐らくご自身よりも大事にしていらっしゃるご子息を守る為 今すぐにガレス様を処刑するよりも彼を活用し 計画首謀者を捕らえる助けにしてはと、ご提案させて頂こうかと存じます。 >制限時間 ……その、具体的な処刑確定日時は不明なのですけれど。 少なくともオルファレナ様の帰還予定日よりは前であり 決して余裕はある方ではないと認識しております。 可能な限り情報収集の時間は必要ではございますが 各自のスケジュール管理や多少思い切った行動をとる際の判断材料の為 先ずは到着後に本邸の皆様との会話から 制限時間の確認及び共有はされた方がよろしいかもしれません。
>ガレス様の処遇目標 成功条件は「処刑待ち解除」ですので条件を揃える事は必要で 無罪放免で即座に解放されるのが最良ではございますね。 ただ此度は処刑待ちの状態が解除されればよろしいですから 「処刑はされないものの牢で捕らえた状態は維持」という要求がございましたら そちらに関しましては一旦受け入れた方がよろしいかもしれません。 最初に明らかに不可能である希望を伝えた上で 一見こちらが譲歩したような形であれば相手の方も受け入れやすいのではないかと。 >本邸組 表向きはジュスト様が仰ったような内容の依頼とするのがよろしいかと存じます。 先日のようにオルファレナ様の為とする事も検討致しましたけれど 彼女の帰還前から滞在する理由としては少々不自然でございますし。 場合によっては一部の方がガレス様の無罪を主張し 他の方は証拠が無い事からあくまで客観的な立場での調査を行う事を強調する事で 後者の調査を行いやすくし、内通者及び協力者の隙を突く事も可能かもしれません。 >白銀侯専属治療師 彼は「薬学の知見」所持者による「澱の汚染除去の見解」を求めていらっしゃいますから 場合によってはこれらの利用から「現場に居た人物2名以上の侯爵夫人への被害の否認証言」の為 口添えの協力なども得られますでしょうか? 一定以上の説得力の見解がある事は前提として 例えば学園の大図書館での調べ物による協力の申し出なども一つの手かと。
……まさか二発言で収まらないとは思わず。 長文・連投で失礼致します。 >嵌められた証明 ……よくよく確認を致しますと、山猫様に関しましては 「裏社会の専門家が本気で素性を隠さねばならない程、危うい橋を渡った」為に それによる死を回避する為に姿を隠されている、という状態でございましたね。 大変失礼を致しました。 それでしたらジュスト様の仰るように山猫様のご協力を願えれば 証言による無実の主張は可能かと存じます。 ただ、外部への情報漏洩の証明も相応に難しそうなのですけれど 山猫様との接触も相当難易度が高そうでございますね。 もし仮に、以前ハヤト様がガレス様の連絡先を伝えられた情報屋の方が 山猫様と同一人物であった場合、ハヤト様でしたら信用を得られそうでございますけれど……。 >侯爵夫人 リサ様やジュスト様の仰る通り、何かしらの干渉や誘導があった可能性はございますね。 夫人による自作自演の可能性は恐らく低い……と、推測しておりますけれど。 予言で連想が出来ますのは、例えば占い師でございますね。 ただ前回の調査時に夫人に対する、現在屋敷に働く皆様の勤続期間については 「少なくともここ十年位は(長く勤めている=少なくとも新規は無し)」と回答しており いつ以来かは不明なものの「久方ぶりのお客様」とも仰っておりますね。 つまり可能性としては長期的な干渉があった場合、要人含めた本邸内の誰かか 夫人が野外学習以外に外出した際の訪問先で、と推測されます。 短期的な干渉ですと先程述べた可能性の他は 前回依頼から此度までの間に訪れた私達以外の客人、となりますでしょうか。
>前回依頼から此度までの間に訪れた私達以外の客人 なるほど、その可能性もありそうですね。 当主が長期病に臥せっている状況で、 『何故かそれを知っている』人物が、上手いこと言ってきたら、半信半疑でも信じるということは有るかも?典型的な詐欺の手口ですが……
>白銀侯専属治療師 澱の汚染除去についての見解だけれど、土地を浄化できたエーテル浄化者の能力が人体にも応用可能なら……とも考えている。 性質が違うがマリステラの侵蝕も澱の汚染といえば汚染だし、学園には詳しい教師もいることだからそちらに白銀のことは伏せて訊いてみるというのも交渉にはなるかな、とか。 あと彼が心を揺り動かされそうな情報はメドゥ、特に迅雷や魔女に関係する者も持っているよね。 時間稼ぎの手段になる神具、とか。 ただこの神具については俺からはPL情報になるからPC情報として持っていて、尚且つ俺に流しても良い人がいたら声をかけて頂けるとありがたい。 >前回依頼から此度までの間に訪れた冒険者達以外の客人 予言ということなら実際に訪れず、書簡で干渉してくることもあるかもしれないね。 ただ普通なら証拠にならぬよう燃やすか、燃やさせるように指示するけど。 詰めが甘いなら物的証拠として書簡や封が残っているかなって。
オルファの方もガレスさん程ではないにしろ気を付けないといけませんね。 エドワーズさんが付いていても色々と危なっかしいとの事ですし。 外からの干渉もそうですが、現地で内々で相談などするときも本邸の話題をオルファのいる所で迂闊にこぼしたりすると不味いですし、些細な点で落とし穴にかかりそうで。 >山猫との接触 身の危険を感じて雲隠れしている様子なので、普通に探しても見つからなさそうですね。 裏社会の身の上でしょうし、特定の接触方法などが必要かもしれません。 ガレスさんから方法を伺えればとは思いますけど。
>山猫 俺がガレスとの連絡係として山猫を使ってたかってーと、確実とは言えねぇが俺の方から連絡がつくかは試してみる価値はあるかもな。 今回の件が片付くまではうちの傭兵団が護衛について身の安全を保証するって条件を提示したうえで入手した情報や証拠とかをこっちに回して貰えねーもんかダメ元で打診はしてみるぜ! >本邸組の調査に対する理由付け こいつはガレスがうちの団員って事もあるし俺から事の真相を中立公正な立場にある冒険者を雇って公正に調査させて欲しいってフォルトゥナに直訴し承諾を得られたって事にしたらどーかと思うがどーだ? 一応、俺も過去の功績として学園の件で国王から直々の感謝状も貰えてたはずだからその辺を盾にフォルトゥナからも認めて貰ったみてーな体裁は整えられると思う。 そーすりゃ堂々と本邸で事情聴取やら調査もしやすくなんだろ。 >内通者 こいつに関しちゃガレスに確認出来れば、山猫から誰が怪しいのか調べた情報を入手出来るかもしんねーが、面会出来るかどーかが肝かもしんねーな。
発言間隔が短くて申し訳ないが、取り急ぎ。 >ハヤト殿 冒険者が中立の立場であることは確かなんだが、ガレス殿がハヤト殿の傭兵団所属者ということを明らかにしてしまうとこれまでの功績を吹き飛ばしてしまうこと含め、ハヤト殿の立場が危うくなって流石に身動き取り辛くなってしまうのでは? ただ、身元確認の為許可が出たということにすればガレス殿との面会が可能になるとは思うから、ハヤト殿のしたい動きによってガレス殿との関係を向こうに伝えるか否かは決めた方が良いと思ったよ。
>白銀侯専属治療師 確かに、エーテル浄化能力ならば説得力がございますし ジュスト様のお立場でしたら学園の先生へのご質問も可能かと存じます。 ……例の神具については、此度の参加者の中では私が適任でございましょうか。 少し、個人的に危惧していた事もございますし一種の延命手段として連想は可能かと。 ただ、個人的にはあまりにも非人道的な手段と認識しておりますので エーテル浄化能力の利用の提案のみでは協力要請が難しそうであればといった 条件付けをして頂ければ元はどのような家が所持し 最近まで所持していた方の情報は伏せた上で能力のみでしたら、情報の共有は可能でございます。 状況次第ではブレンディ様の協力によってこちらの目的が果たされた際の謝礼として 情報提供者である私から追加情報がある、と交渉するのも手でございましょうか。 >予言 リサ様やジュスト様が仰ったような流れや方法は、充分可能性がございますね。 詰めが甘い場合と、手紙の送り主に対する何かしらの意図で書簡等も残される場合もあるかと。
>山猫様 ガレス様から依頼されたからとはいえ ほぼ間違いなく合法の範囲を超えた情報収集を行っておりますから 襲撃方面の護衛のお約束は出来ましても 伯爵家から罪を問われた場合の対応は難しいですから 仮に身の安全の保障を交渉材料とされるのでしたら、対策が必要かと存じます。 例えば『白銀』を脅かしたメドゥの指先の討伐への貢献があれば報酬として要求。 あとは……以前の一件がございますのであまり気は進まないのですけれど オルファレナ様からの口添え願いをお約束する、といった形となりますでしょうか。 >領都 そういえば、前回は本邸のみに滞在しておりましたので触れる事はございませんでしたが 元々前回の依頼の発端は雑貨商のアレッサンドロ様への疑いでございましたね。 もし此度の間に滞在中でしたら、調査をされてみるのもよろしいかもしれません。 ただ、あまり調査対象を増やしますと全体的に行動や情報の精度が下がりますので ある程度の加減や見極めが重要となりますでしょうか。
>ガレス所属先を明かすか否か う~む…これまでの功績がぶっ飛ぶとから正直どーでもいーんだけどよ。 確かに明かすと俺自身は監視が付いたり身動きとれなくなる可能性もあっから悩ましいとこだな。 ひとまずガレスがうちの団員ってことは伏せたうえで、侯爵夫人と息子を襲撃した容疑者に対して計画と目的、他に仲間や黒幕がいねぇのかなんてとこを尋問するって理屈をこねて面会に持込めねーかってのを考えてみたけどどーだ? ガレスに会えさえすりゃある程度情報は聞き出せるだろうしよ。 >山猫 確かに情報自体は非合法な手段で集めて来てんだろーし、身の安全の保証ってとこは情報だけこっちに共有して貰えりゃ身を隠した上での護衛って意味で提案してみるつもりでいたぜ。 まずは誰が内通者なのかをこっちが把握出来んのが最善だと思うしな。 >今回の敵の目的 ちなみに今更なんだけどよ。 今回の敵の動きはガレスを嵌めて自分達の周りを嗅ぎ回ってる相手を排除ってとこが主な目的かと思ってんだが、邪魔なネズミを排除⇒オルファが激昂しウィリアムとの見合いがおじゃんで『白銀』の失墜⇒フォルトゥナの権威失墜みてぇなとこまで読んで動いてるって感じであってんのかな? この辺も推測した上で対策を考える方がいいのかどーなのか…? そもそも夫人&エミールが襲撃されてたとすると何が起こり誰がどんな利を得るのか? >白銀侯 ふと頭をよぎったんだが、娘のオルファでさえ数年単位で直接会ってねぇって言うし俺達も前回の訪問含めて誰も直接話すら出来てねぇ… まさかとは思ってんだが、白銀侯が既に偽物と入れ替わっててとかも調べて見た方がいいと思うか?
>ハヤト殿 そうだね、関係性を伏せてもこれまでの冒険者としての貢献などで稼いだ信用から調査目的の面会は可能だと思う。 ただ傍で白銀関係者が誰か付き添っていたり、見えない場所で話の内容を聞かれている可能性は高いから話す内容というか尋ね方には注意した方が良いかも。 >レティシア嬢 例の神具については他の材料で詰められなかった時の最後の交渉材料というか、どちらかというと警告の為の匂わせで使うつもりだったからね。 提示された条件下のみ以外では口外しないことを誓うので、レティシア嬢が共有可能と判断した範囲で共有して頂けると幸いだ。 文字数も些か割かせることになって恐縮だが、よろしくお願いしたい。 >自行動 というわけで改めて俺は ・被疑者の証言「『白銀』本邸内に彼を嵌めた人物が居る」の事実証明 のピースを埋める為 ・現場に居た人物2名以上の侯爵夫人への被害の否認証言 を集めるのに難儀した場合の口添えの協力を取り付ける為 『白銀侯専属治療師』殿との交渉を中心に動いてみるね。 余裕があればまだあたってない名無しの家臣もあたってみる。 >雑貨商のアレッサンドロ やりとりをしているとしたら邸ではなく市街地だよね。 家臣の中で市街地に赴く機会が多い、ないし定期的に外に出るものがいないかの確認も出来ればしてみようかな。 >白銀に潜むメドゥの目的 個人の推測だけど 縁談失敗、白銀と黒槍間で起きた問題+今回の騒動が醜聞として明るみに出る、候が儚くなって幼い令息が家督を継ぐ等の幾つもの要素から白銀が失墜・衰退し集権派もとい王国にこれ以上力が集まらないようにする、もしくは傀儡として利用する、とか?
>白銀候 フォルトゥナ様がいくら学園で多忙だったとはいえ流石に入れ替わりを許したり、死亡を隠したりする線は薄い気がする。 ただ相当危ない状態、見るに忍びない姿になっている可能性は高いとみている。 その辺りは治療師殿と話をして俺から探ってみようと考えているよ。
ガレスさんは処刑待ちを解除をすれば目的としては達成なので最悪解放できなくともよい感じですが、オルファの反応を考えるとできるなら解放まで持っていきたい所ですね。 正直、突拍子もない行動に出そうな感じもしますし。彼が絡むとちょっと反応が変わると言いますか。 >白銀侯 前回、治療師の方の残留思念を読み取れましたが、長きに渡る苦悩という事で生きてはいるのでは…とは思います。 他者の面会を拒否するあたり、危篤に近い状態なのかもしれませんが。
>ジュスト様 備えはいくつあってもよろしいですし そのようなお考えだったのでしたら私の杞憂でございましたね。 かしこまりました。 私が可能な範囲内で例の神具について、情報を共有させて頂きます。 場合によっては情報共有が私の行動の方でも保険の一つとなるかもしれませんので 私の方こそ、よろしくお願い致します。 >リサ様 保険繋がりとなりますけれど、もしリサ様がよろしければ 既にリサ様がご存じの事を記載したお手紙を預かって頂きたいのですが もし難しければギルドの方にお預け致しますので 可能であればご返答を頂けますと有難く存じます。
>雑貨商のアレッサンドロ様 『白銀』お抱えの方でなければジュスト様の仰るように 恐らく本邸の外、且つ領都内で接触されていると推測されますね。 流石に内通を行うのであればお手紙等を預けるとは考えにくいですし 「物を売り買いした痕跡は殆どありません」との事ですので 中身を改めにくい物の中に忍ばせない限りは 恐らく内通者本人が接触されている可能性は高いかと存じます。 >白銀侯様 恐らくご存命であると私は推測をしておりますけれど 意識が無い場合、侯爵様のお言葉であると偽装は可能でございますね。 流石に重要な事は学園長様も対面での発言を望まれるでしょうけれども 貴族としては些細な事でしたらそのまま通されてしまうのでは、と。 ……数年前の報告書ではございますけれど、オルファレナ様はある事に対し 「お父様に言ったら、多分打首だから」と仰っておりましたが つまり会う事は出来ずとも手紙やブレンディ様経由で報告などは可能であり 返答程度なら可能な状態である、と彼女は認識されていたのではないかと存じます。
>班分け、接触予定NPCなど ・別邸(オルファレナ同行)対応 リサ ヴィルヘルミナ トーラ ・本邸(ガレス)対応 エルゼリオ:家庭教師、エミール様 レティシア:侯爵夫人 ハヤト:ガレス&山猫からの情報入手 シルヴィア:『次席家令長』、家令長補佐の侍女2名、護衛騎士2名 ジュスト:『白銀侯専属治療師』、他侍女など 以下、個人的な行動として予定してるとこだな。 筆頭家令長から【囚われの男の調査&白銀妻子護衛】として依頼を受けた体で出入りするな! んで、ガレスがうちの団員って事は伏せて動くぜ。 山猫への打診はダメ元だが情報入手試みる ガレスへは尋問と称し面会 護衛の監視は背後におきつつガレスへ1m範囲内に接近しエリアサイレンスで周囲に音を拾われない様にしたうえでガレスが得ている山猫からの情報等入手出来る限りの情報を得る あとはこの辺の情報を皆に共有してから怪しい人物の身辺調査を優先するつもりだ >白銀侯 危篤に近いが偽物にまではなり変わっちゃいねぇって線が濃厚か… なるほど、参考になったぜ! ありがとな!!
埋もれていた懸念事項を掘り起こし。 >タイムリミット 処刑に関してはおそらく筆頭家令長が俺達が調査に入るというか登城するのを理由に執行延期されているだけで、調査が終わった時点で条件達成出来なければ執行されるという認識。 そしてそれはオルファレナ嬢が帰ってくる前に行われ、帰ってきた時には全て綺麗さっぱり痕跡は消しておく必要がある……とすれば、処刑執行予定日を聞く以外に、オルファレナ嬢の帰還予定日を確認しておくことでタイムリミットの目安を知ることが出来るかも。 事前に筆頭家令長に確認しておく、という行動が通るか不明なのと依頼中本邸の采配をしているのは次席家令長なので次席家令長に確認しておくと良い気がする。 あとはハヤト殿はガレス殿と面会する際に尋問に許される時間を確認する際だったら処刑の日取りを確認するのも自然じゃないかなと思ったよ。
出発まで時間が迫っているので、発言過多で申し訳ないがリサ嬢とハヤト殿に了承を得たいことがあったのと、自分が関われない部分で気になっていることを。 >リサ嬢、ハヤト殿 多分前回得られた情報は基本冒険者間で共有されている前提で動いて良いと思うのだけれど、了解をとっておきたいと思って。 前回リサ嬢がブレンディ治療師と話した時の印象と、ハヤト殿が医務室で見たもの感じた匂い、とったメモ。 この辺りの情報を使わせて貰いたいんだが、問題ないだろうか? >オルファレナ嬢のお見合い これはPL情報だが、星詠みという存在がグリゼルダに恐らくオルファレナ嬢の縁談情報をリークしている。 杞憂かもしれないが、直接介入はないにしろ使役するアンデッドによる妨害など警戒に越したことはないと思うので別邸組はどうか気を付けて。 >侯爵夫人 結局彼女がオルファレナ嬢をどう認識しているかは確認しておいた方が良い気がする。 前回の口ぶりから賓客、誰か、恐らく白薔薇系譜のご令嬢だとは認識しているようだが。 過去の事件で自分の娘は亡くなったと思い込んで誰かの取り計らいでそう認識しているのか、ショックを受けた心の整合性をとるためにそう思い込んでいるのか。 この辺りは侯爵夫人だけでなく次席家令長あたりからも話を聞けるかな? >家庭教師 異種族でも実力と信用があれば異種族でも高位貴族の重臣にとりたてられることはある。 が、前回の様子から見ても彼は些か風変わりが過ぎるように見える。 誰の采配、口利きで家庭教師に選ばれたのか、その理由というか採用基準なども調べておくと彼が黒か白か、黒なら導線が見えてくると思う。
取り急ぎ!相談関連は別途… >ジュスト様 わたしが治療師とお話して聞いた情報、その時感じたことなどは、事前に皆さんと共有させて頂くことで了解です! プレに入れておきます。 >レティシア先輩 同様なのかもしれませんが、別途個別にご連絡させて頂きました、内容とか意図とか?少々確認させて頂きたく!
間が空いて申し訳ない。流れは追っているのだけれど、読み落としがあれば指摘よろしく頼むよ。 今のところ領都に出向いて調査する人はいない様子かな。 『次席家令長』、家令長補佐の侍女2名、護衛騎士2名からの聞き込み&侯爵夫人への被害の否認証言を最優先にするけれど、時間があれば領都で雑貨商のアレッサンドロについてや、街の噂話(有名な占い師や薬師など)も調査してみよう。ダメ元だけれど山猫についても。 参加者は白銀邸にいる限り内通者に手出しされないと思うけれど、領都に出て動いていたら何らかのアクションはあるかもしれない。
間が空いてすみません。 前回の報告書を読み返してみたりはしたんですけど、なかなかこれといった情報も見つけ出せず…。 わたしもグリゼルダ本人は来ないと思いますけれど、配下からの襲撃はあるかもしれないのでそのつもりで行動を出しますね。 オルファさんの安全が第一ですけれど、可能ならグリゼルダの配下を捕らえれれば『星詠み』の事をPC情報に出来るかもしれないので襲撃の規模次第で捕縛を狙ってみましょうか。
とり急ぎ。 領都での山猫捜索については難しそうだから、彼と合流可能な場合に情報共有といった感じで書かせて貰うよ。
あまり発言できなくってゴメンなさい……! ボクの最終的な行動予定は↓なカンジになったよ。 >行動 事件の調査&白銀妻子の護衛名目で行動 洞察、交渉使用 ①リードルさんとエミール君に侯爵夫人への被害の否認証言を取れないか試みる ②パーシアさんと侍女2名への聴取 ③白銀の領都の酒場で情報収集 >家庭教師 それじゃ、上記②の際にパーシアさん達にリードルさんが家庭教師に採用された理由について尋ねてみる事にするね!
>レティシア先輩 内容、承知しました! 取り敢えず、お手紙を預っておいて、不測の事態があったときに然るべき対応しますね。 基本的には、今回の依頼のあと先輩へ返却な感じで。 >行動 わたしとしては、オルファさんのメンタル対応がひとつ。 可能なら、お見合いの介添人あたりで 同席できたらなと…ここは、難しいかもしれませんが。
>エリアサイレンス 既に全てご承知の上で対策済みなのかもしれませんけれど 先ず、使用を監視役に咎められた際の代替策が必要でございますね。 あとは汎用スキルに『読唇術』がございますので 監視役から背を向けた上でガレス様のお顔も隠す必要があるかと存じます。 そして使用は問題なく可能であった場合 「スキル使用者が立てた音は通常通り聞こえる」のですけれど 此度でしたらガレス様の声は聞こえませんので 簡単な内容でしたら手の形などで返答は可能でございますが 対策無しで複雑な内容での意思疎通は難しいかもしれない、とは。 >お見合い ジュスト様が仰るような懸念は確かにございますので 付き添いをなさる皆様もどうか、ご武運を。 彼女の殿下に対する執着は冒険者の間では周知の事実でございますし 殿下の婚姻話への反応は容易に想像が出来ますので お見合い後にオルファレナ様にもお伝えし、警戒を促されるのもよろしいかもしれません。 >侯爵夫人 私もオルファレナ様への感情は気掛かりでしたし 交渉の為に必要な情報でもありますので私の方でも機を見てご確認を致しますね。 >リサ様 大変お手数をお掛け致しました。 ご承諾、感謝致します。 あくまで保険の一種であり、私としても出来れば使用は控えたいものですので 他の方法で侯爵夫人様の被害の否認証言が得られますよう、力を尽くしますね。
私はお見合い後にオルファから母親との事をそれとなく聞いてみようと思います。あまり露骨なのもなんなので遠回しにはなると思いますが。 ガレスさんに対しての温度差とかは浮かびますが、他にもあるかもしれませんし。 お見合いは警戒以外にはオルファと話をする予定です。 付き添いがどこまでを指すのかわからないので、それ以外は成り行き次第でしょうか。
>ジュスト もちろん、前回入手した情報は共有してもらって構わねぇぜ。 >エリアサイレンス 監視役が俺の1m以内にピッタリくっついてくるってなぁ考え辛ぇと思うからスキル使用に関しちゃバレる事はねぇと思う。 ガレスからの返答は瞬きの数でYES or Noを答えさせて意思疎通を図るつもりだ。 途中途中差し障りのねぇ質問も入れて監視役にも普通の尋問と思わせときゃ怪しまれる事もねぇかと考えて対策してんぜ。 >証拠集め 内通者が特定できたとして証拠を入手する方法としては、今回もエドワードに扮して急遽オルファから私物の忘れ物を取って来いと言われたって理由をつけてマスターキーを入手。 んで、内通者の不在時に私室に侵入して証拠がねぇか探すつもりで動くつもりでいんぜ!
先急ぎ、お知らせを。 先の依頼で重体判定を受けました。出発直前で申し訳ありません。 戦闘ではないのでおそらく大丈夫かと思われますが。
わたしも重体を受けていますけれど、行動は朝に出しているので大丈夫です……!
情報使用の快諾ありがとう、助かるよ。 重体の二人はお大事にね。 出発まで間もないが、改めて現地では皆よろしくね。