【散黒】石川悪太郎妖怪

革酎

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シナリオID:3035

オープニング

●最強クラスのあやかし法師
 シャルガネ居住区のシノビから離反した暗殺者集団『天陽道』は、唱紋士(しょもうじ)と呼ばれる術師達がその構成員の大半を占めている。
 それら唱紋士は幾つかの職種に分かれているが、あやかし法師と呼ばれる連中は、妖怪と称される魔獣を使役する術師だ。
 それらあやかし法師の中でも、特に強力な術師は自ら妖怪を名乗ることもあるらしい。
 石川 悪太郎(いしかわ あくたろう)妖怪もそれら自称妖怪法師のひとりで、彼が使役する妖怪は極めて強力であるだけでなく、石川悪太郎妖怪自身も優秀な術師であり、戦士であり、そして策士でもあった。
 過日、石川悪太郎妖怪は部下のあやかし法師を何人か失った。
 そのあやかし法師共は我遮髑髏や河童を使役する術師達であり、天陽道の首領にして最強の天陽師鬼一 劉厳(きいち りゅうげん)の指示を受けて、シルトラース帝国の輸送部隊からエーテル石を強奪する任を受けて行動していた。
 石川悪太郎妖怪から見れば取るに足らない連中だが、己の部下が冒険者共に蹂躙されたという事実は許容し難く、復讐戦を仕掛けなければ面子が立たぬと考えていた。
「クライス殿ゆかりの職人を襲うという訳か」
 ヴィント近くの廃村で石川悪太郎妖怪と落ち合った鬼一劉厳は、語らずの智者エフレムからの助言で作成した凝黒紋具の対抗装置『散黒紋具』の設計図面から、ひょいと面を上げた。
 その鬼一劉厳の視線の先で、いささか貧相な中年男性という顔立ちの石川悪太郎妖怪が、是非に、と頭を下げた。
「ヴェルターゼンの紋具職人達は、凝黒紋具を手掛けた熟練揃い。今も時折ヴィントに足を運んでは、修理や調整などで大いにその腕を振るっている様子」
「彼らを襲えば本格式凝黒装置の運用にも支障が出るという訳じゃな。しかしヴィント側も彼らの重要性は大いに理解しておる。守りは堅いのではないかね?」
 この鬼一劉厳からの問いに対し、石川悪太郎妖怪は抜かり無しと静かに笑った。
 曰く、市街戦に強い妖怪を使役して防衛部隊を翻弄してみせるとの由。
 石川悪太郎妖怪は鵺、狒々、土蜘蛛を投入するらしい。確かにこの三体は、市街戦には滅法強いことを鬼一劉厳もよく知っていた。
「ヴェルターゼンという町は新市街と旧市街に分かれているとのことですな。腕利きの職人は主に新市街の住民……ここを襲います」
「朗報を期待しとるよ」
 穏やかに笑う鬼一劉厳に、石川悪太郎妖怪は深々と頭を下げた。

●三体の魔獣
 フィルエス大森林に住まう森の賢者フェアロス・アーラ・アスプロスは、少しばかり陽射しが強くなり始めたある日の午後、工房街ヴェルターゼン新市街の紋具工房を訪れていた。
 元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーから、奇妙な相談を持ち掛けられたのだ。
(凝黒紋具に次ぐ新たな紋具の開発とおっしゃっていましたが……)
 フェアロスはヴィントで顔を合わせたクライスが珍しく焦りの色を滲ませていたことに、軽い不安を覚えた。あれ程の人物が追い込まれるというのは、相当な事態だ。
 一体、何が起こったというのであろう。
 ともあれ、フェアロスは本格式凝黒装置の製作に当たったジェルターホ紋具工房の大きな建屋へと足を運び、その玄関ロビーに隣接する応接室でクライスの来着を待った。
 ところが程無くして、周辺街路に奇妙な悲鳴や怒号が飛び交い始めた。
 ヴェルターゼン駐留の帝国兵が、武器を手にして駆けてゆく姿が、窓越しにも見えた。
 即座に、嫌な予感がフェアロスの脳裏を過る。
「一体、何事でしょうか?」
 お茶を運んできた年若い見習い職人が不安げに小首を傾げる。
 その直後、フェアロスは鋭い声を飛ばした。
「すぐに奥へ隠れて下さい! 他の皆さんもなるべく建物の奥へ!」
 愛用の杖を構えて、路上に飛び出したフェアロス。
 その視界内で、三体の奇妙な魔獣が帝国兵相手に暴れ回っている姿が飛び込んできた。
 一体は、猿の頭と狸の胴、虎の手足、蛇の尾を持つキメラの如き怪物。
 一体は身長3メートルを超える大型で凶暴な猿。
 一体は、胴部だけで小さな小屋程もある巨大な蜘蛛。
 そのいずれもが魔法に近しい獰猛な力を使役して、帝国兵を次々と蹴散らしては近隣の工房に破壊の嵐を巻き起こしている。
(これは、拙い)
 フェアロスは敵に向けて突進を仕掛けようとしていた帝国兵の肩を掴み、すぐに冒険者ギルドへ走る様にと伝えた。
「あの三体は魔獣です。授恵者の力無くして対抗は不可能です」
 冷静に分析するフェアロスを只者ではないと即座に察したその帝国兵は、いわれた通りにヴェルターゼン新市街の中央公園近くにある冒険者ギルドへと走った。

解説

状況:  PCの皆様は偶々居合わせた工房街ヴェルターゼンの冒険者ギルドで、フェアロス・アーラ・アスプロスからの依頼を受けて町を襲う三体の魔獣の撃退戦に参加したところからスタートして頂きます。  冒険者ギルドに助力を呼び掛けたのはフェアロスですが、依頼料はヴェルターゼン行政府が払ってくれますので、その点はご安心を。  状況はOP本文に書いた通りで、特に込み入った事情等はありません。  このまま放置しておけばヴェルターゼンの新市街にある多くの工房が破壊の嵐に呑み込まれてしまいます。  一刻も早く、三体の魔獣を討伐して下さい。  但し、他にも敵が隠れている可能性がある為、伏兵の存在や敵の狙いについても注意が必要です。 敵:  ヴェルターゼン新市街で暴れ回る三体の魔獣が主な敵です。  形状はそれぞれOP本文に書いた通りで、PL情報としてはキメラ状の魔獣は鵺、巨大な猿は狒々、超大型の蜘蛛は土蜘蛛とそれぞれ呼ばれています。  戦闘能力は未知数で、どの様な戦術を駆使してくるのかは全くの不明です。  但し、いずれも機動力が異様に高く、建物が多い市街地では縦横に走り回って帝国兵を翻弄しています。 NPC:  最初はEXCフェアロス・アーラ・アスプロスが味方戦力として参戦します。時間が経てば、元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーも援軍として駆けつけてきます。  その他、ヴェルターゼン駐留の帝国兵や紋具工房の職人達がモブとして登場するでしょう。

マスターより

 皆様、こんにちは。  連作【散黒】の第二回OPをリリース致します。  今回は純粋に、三体の凶悪妖怪共との市街戦となります。これらを操っている術師と遭遇出来れば何らかの情報が得られるかも知れませんが、まずは凶悪妖怪の撃破に力を注いで下さい。  それでは、ご縁があればご参加のご検討宜しくお願い致します。

リプレイ

●またもや、妖怪
 工房街ヴェルターゼン新市街を襲った三体の魔獣。
 いずれも近隣では見たことも無い様な不気味な容姿の怪物共だ。
 新市街中央公園近くにある冒険者ギルドから駆けつけてきた授恵者達は、その異様な風貌と、微妙に連携を取っている様にも見える行動に違和感を抱き、互いに顔を見合わせた。
 そんな中で、最初に駆けつけたベルク・オスマットはこれが意図のある攻撃だと即座に悟った。
「帝国圏内で見覚えの無い魔獣が三種類も居て、尚且つ人里を襲う。どう考えても人為的じゃし、恐らく天陽道じゃろ」
 明らかに別種の魔獣が三体。普通に考えれば仲良く連携を取って分担し、それぞれの持ち場で暴れ回るとは考えづらい。何者かが裏で糸を引いていると見るのは当然だろう。
「敵はいずれも妖怪と呼ばれる類の魔獣と考えられます」
 冒険者達が現場に到達したところで、森の賢者フェアロス・アーラ・アスプロスが手短な説明を加えた。
 猿の頭と狸の胴、虎の手足、蛇の尾を持つキメラの如き怪物は、鵺。
 身長3メートルを超える大型の猿は、狒々。
 そして胴部だけで小さな小屋程もある巨大な蜘蛛は、土蜘蛛。
 全てシャルガネ居住区周辺だけに見られる魔獣であり、当地では妖怪と呼ばれているとの由。
「父さん……よく、知ってましたね」
 偶然ヴェルターゼンに滞在していたフェアロスの娘コルネリウス・アーラが、僅かに目を見開いて訊いた。これに対しフェアロスは、最近は元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーと行動を共にすることが多く、彼から色々な情報を仕入れている旨を付け加えた。
 それら諸々の情報の中に、天陽道が使役する妖怪についても数多く含まれているらしい。
「成程ね……あの雰囲気から多分そうじゃないかとは思っていたけど」
 刃を抜き払いながら、キオルティスが小さく肩を竦めた。
 ここ最近、何かと相対することが多い暗殺集団。その特徴的な戦力の数々から、何となくではあるが、外観的な特徴を見分けることが出来る様になっていた。
 だがしかし、何故今回はヴェルターゼンを襲ったのか。
 その点については幾つか推測出来る要素はあるものの、
「ふぅん……補給を断てなかったからと直接工房を狙いに来ましたか。確かに策が通れば効果的。でも、そんな無謀は通用させないわ」
 アウレーリア・フォン・ネーベルベルクは過日のエーテル石強奪阻止が絡んでいると踏んだ。
 その可能性は大いにあるだろうが、要は目の前の三体を駆逐すればどうということは無い。
 問題は、如何にも手強そうな敵が三方向に散っているという点だ。こればかりは、冒険者の側も三手に分かれて対処に出るしかない。
「フェアロスさん、出来れば狒々への対応にご協力頂けませんか?」
 冒険者達が咄嗟にそれぞれが撃破する分担を決めたところで、トーラがフェアロスに呼び掛けた。
 どうやら対狒々戦に於いては治癒師が人手不足に陥る様だ。
 鵺対応に廻るコルネリウスも、トーラの言葉に同調して狒々に当たって欲しい旨を父に伝えた。
「分かりました。では、参りましょう」
 トーラとコルネリウスに頷き返し、フェアロスは距離的に最も遠い巨大な猿に視線を流した。

●初見の難しさ
 鵺という妖怪は、色々な意味で奇妙だ。
 まず、翼も無いのに空中を軽やかに舞う。まるで目に見えない通路が宙空に存在し、その上を駆けているといった具合だ。
 更にその攻撃方法も独特だ。甲高い鳥の様な鳴き声を発した直後、突然雲も無いところから乾いた炸裂音が鳴り響き、眩い稲光が走って襲い掛かる。
「見た目は物理攻撃が得意そうですけど……実際は、魔法攻撃ですか」
 帝国兵達が及び腰ながら辛うじて包囲網を敷いているところに、リディリディ・トゥラ・イェレミースがゆっくりと歩を進めてきた。
 虎の四肢を持つということから機動力を封じる必要があると考えていたリディリディだが、それ以外の攻撃方法についても幾らか考慮に入れていた。それが早速に的中した格好だった。
 そのリディリディに少し遅れる形でロゼットも鵺包囲網へと加わった。道中、帝国兵達に対して住民や紋具職人達の避難誘導に入る様にと指示を出していた為、少しばかり手間取ってしまった。
 ロゼットは、鵺の攻撃方法が雷撃であることを既に予見していた。最近は天陽道とも何かと交戦することが多く、事前に予備知識を得ていたのが役に立ったといって良い。
「遠隔戦だとこっちの手数が限られてしまうわね。何とか地上に、引きずりおろせないかしら?」
 祭棍と聖盾を構えるロゼットの表情は渋い。遠隔戦となると有効戦力はほぼリディリディとロゼットだけに限られてしまい、盾役のコルネリウスが蚊帳の外に置かれてしまうばかりか、雷撃攻撃をこちらが一方的に浴びる形にもなってしまう。
 辛うじてキオルティスが屋根上を駆け廻って敵の間合いに飛び込むことも出来るだろうが、少しばかり負担が重く圧し掛かることになるだろう。
「まずは足止め……その後に魔矢でぺちぺち叩いて嫌がらせ、でしょうか」
 リディリディがやや控えめに提案したが、他に有効な手段が見当たらない。もう、その作戦でいくしか無いだろう。
 コルネリウスが頷き返したところで、リディリディは宙空の魔物に向けて強烈な重力波を仕掛けた。それまで屋根の上の更に数メートル上空を軽やかに駆け回っていた鵺は、突如襲い掛かってきた重い負荷に、怒りにまみれた獰猛な咆哮を撒き散らした。

 一方、最近竣工したばかりの比較的新しい紋具工房が立ち並ぶ一角で、アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトとバル・ヌール・スケアクロウはそれぞれの得物を手に、土蜘蛛と真正面から相対していた。
「蜘蛛型とは珍しいものです。いつぶりでしょうか?」
 槍状の武器を腰だめに構えつつ、バルはどうやって敵の機能を着実に潰していこうかと思考を巡らせているものの、土蜘蛛は周辺に粘性糸を張り巡らせて冒険者側の自由な行動を阻害する策に出ていた。
 これでは、こちらから突き込む軌道が事前に予測可能となってしまい、思う様に攻撃を命中させることは出来ないだろう。
 アルベルトも戦闘突入直後には、
「土蜘蛛め! 貴様を斬る!」
 と気合を発していたが、粘性糸を巧みに使いこなした防御陣形を張り巡らされている現状に、慎重な姿勢を見せる様になっていた。
 如何に攻撃力が高い刃を撃ち込むことが出来たとしても、それが有効打として機能しなければ意味が無い。この蜘蛛型の怪物は、力押しで何とかなる相手ではなかった。
「でも、蜘蛛の魔獣自体は珍しい相手ではないですね」
 ここでルアンナ・ミュラーが愛用の杖を操り、炎の攻撃魔法発動の態勢に入った。
 糸の防御陣形が邪魔なら、焼き払ってしまえば良い。構造物を使った防御は厄介だが、単に糸を張り巡らせているだけであれば、十分に焼き払えると踏んだ訳だ。
 ならばと、それまで後方に控えていたダニエル・ヘリントンがルアンナの傍らに並び、威勢良く吠えた。
「貴様の様なだらし無ぇ輩に、負ける訳にはいかない! 僕の歪み無い心で貴様を倒す! 皆さん! 援護します!」
 ダニエルが宣言すると同時に、その場の全員の体躯が黄金色の輝きに包まれる。全ての能力が劇的に向上し、相手が初見の化け物でも恐れるに足らずと思える程の力が漲ってきた。
「いきますよぉ!」
 ルアンナの気合一閃。その直後には、冒険者達と土蜘蛛の間で壁を為していた糸の防御陣が悉く紅蓮の炎で焼き払われていた。
「さぁ、勝負と行こうか!」
 次の瞬間、アルベルトが超人的な速度で土蜘蛛の巨体との距離を詰めていた。
 そのすぐ後ろに槍状武器の穂先を突き上げるバルの姿が続いた。

●目の前の敵と、目に見えぬ敵
 狒々は、他の二体に比べると意外とシンプルな妖怪だった。
 妙な魔法攻撃を使役する訳でも無く、特殊な技を駆使する気配も無い。ただただ力任せに相手を殴り、その強靭な腕力で獲物の命を奪うというだけに過ぎなかった。
 しかし異様な程の機動性と、中型クリーパーにも迫ろうかという巨躯はそれだけで脅威だ。
「今回も妖怪退治か! 上等だ!」
 俊敏性では狒々を上回る速度を発揮するハヤト=ガラン=ヴォルファングが、敵の前後左右を文字通り目にも留まらぬ速さで駆け巡りつつ、左右の刃と蹴り技を次々と叩き込んでいった。
 一方、同じく機動戦術を得意とするレピド・クロサイトが、トーラとタイミングを合わせて敵の死角から刃を突き込んでゆく。
 幸いにして狒々は、その肉体構造は人体に近い。であれば、レピドにとっては与し易い相手だ。人体を破壊する方法については知見の深いレピドなればこそ、この巨大な敵を脅威に感じることは無い。
 尤も、それがレピド自身にとって本意であるかどうかはまた、別の話だが。
 しかしレピドは、意識の全てを目の前の巨大な怪物だけに集中させている訳ではなかった。
(三体の種類の違う魔獣が互いに争いもせず町を襲う……何者かに使役されているのだろうか)
 天陽道を構成する唱紋士には、あやかし法師と呼ばれる連中が居る。今回の襲撃にも必ず、そのあやかし法師が関わっていることだろう。
 問題は、その使役者がどこに潜んでいるか、だ。
 レピドは狒々から距離を取る毎に、周辺に視線を走らせ、そして気配を探った。
 既に冒険者達はこの戦闘現場から住民や紋具職人達を退避させている。駐屯の帝国兵達は避難民に被害が及ばぬ様にと、少し離れた位置で防衛線を構築していた。
 そうやって彼らが距離を取ってくれているお陰で、不審な気配があれば即座に察知することが出来る。
 だが今のところ、それらしい影は見当たらない。三体の妖怪を比較的遠隔から操作しているという訳か。であれば、相当な術師だ。
「レピドさん……今は、目の前の敵に集中するしか無さそうですね!」
 トーラも同様に魔獣使いの存在を疑っていたが、狒々が中々に強敵で厄介な相手である以上、まずはこの怪物を撃破することに目を向けなければなさそうだ。
 そんな中、アウレーリアは攻撃魔法や戦闘補助術を仕掛けるタイミングを計っている一方で、頭の中にヴェルターゼン新市街の構造図面を思い浮かべていた。
 かつてこの町を復興する為に、ロモズ歩兵団の一員として大いに働いた記憶がある。その時の経験が今まさに活かされていた。
 アウレーリアの記憶から導き出された戦術移動経路には、ことごとく澱嵐を展開して狒々の行動をそれとなく制限している。その為ハヤトもレピドも、比較的敵の動きを予測することが簡単になっていた。
 だがそれ以上にアウレーリアは、この戦闘が陽動ではないかとも疑っていた。その為、彼女は狒々以外の存在にも意識を向け続けている。幸いハヤト、レピド、トーラの三人で接近戦は十分に賄えているし、治癒師フェアロスが巧みに治癒と防御の双方で支援してくれているから、アウレーリアは他に意識を廻す余裕があった。
 今のところ、紋具職人や工房施設に対して横槍を入れる第三者の存在は、確認されていない。
 であれば、敵は単純に紋具工房への攻撃だけを意図しているのだろうか。
(まだ、はっきりしないわね……)
 アウレーリアは次にハヤトとレピド、トーラが距離を取った瞬間に再度魔法攻撃を仕掛ける準備に入った。
 その間、狒々は獰猛に吠えながら己を翻弄する三人の軽戦士に剛腕を振るい、時折瓦礫を投げつけるなどして力任せの戦闘に終始している。
 そしてその太い手足にはレピドが撃ち込んだ腱撃や脛撃の効果が、じわじわと威力を発揮し始めていた。

●巨大蜘蛛から子蜘蛛の群れへ
 最初に動きがあったのは、対土蜘蛛戦だった。
 アルベルトが至近距離で雷鳴の如き鋭い剣戟を叩き込んで着実に打撃を与え続ける一方、バルが左右に廻り込んでリーチの長い得物を巧みに駆使して脚部に痛撃を加えている。
 そうして動きが鈍り始めたところで、今度は八つの目のうちの右側だけを次々と潰したところ、明らかに攻撃と防御が片側に集中し始めた。
「もうあとひと押しですね!」
 ルアンナが次なる魔法攻撃態勢に入ったところで、土蜘蛛は再び粘性糸の防御陣を張り巡らせようとした。しかしその範囲は右側に偏っている為、ルアンナとしても逆方向からの魔法攻撃を考えるだけで済んだ。
「ここからは、一気呵成ですね! ならば僕も加勢します! だらし無ぇ輩はこれにて処分!」
 頃合い良しと踏んだダニエルが、祭刀を振るって前に出た。それまではアルベルトの肉体に刻まれた打撃を回復することに専念していたダニエルだったが、アルベルトからもう大丈夫だとの合図が飛んできた為、前に出る踏ん切りが付いた。
「私もそろそろ、補助攻撃はおしまいにしても良さそうでございますね」
 バルも、アルベルトの支援の為にと仕掛けていた脚部及び感覚器官への攻撃から、直接相手の生命を削り取る為の攻撃に切り替えることにした。
 やがて土蜘蛛は全身から黄色っぽい体液を撒き散らしながら、その巨体をがくがくと震わせ始めた。
 度重なる重い打撃の連続に、遂に神経が耐えられなくなったのか。薄気味悪い痙攣だが、それが冒険者達が与え続けた攻撃の結果であることは間違い無かった。
 その時――。
「後ろだ!」
 不意にベルクがルアンナの背後に廻り込み、後方から襲い来る一撃を愛用の刃で弾き飛ばした。
 シャルガネ風の黒装束の男が、両手に携えた短刀の一方を突き込んだ態勢で、ベルクと鍔迫り合いする格好になっていた。
 恐らく、天陽道の唱紋士であろう。
「貴様がこの魔獣共を使役していた魔獣使いか……正確には、あやかし法師とやらか?」
「忌々しい女狐が。そこを退けい!」
 幾分貧相な顔立ちの唱紋士が更にもう一方の短刀を振るったが、これもベルクにあっさりと捌かれた。
 接近戦能力では、ベルクに分がある様だ。唱紋士は意外な程の機敏さを発揮して距離を取り、ベルク相手に二刀流の短刀を構え直した。
「この石川悪太郎妖怪の刃を捌き切るとは、小癪な女狐よ」
「……また妙な名乗りだな」
 ベルクが呆れていると、石川悪太郎妖怪と名乗った唱紋士はふんと鼻を鳴らした。貧相な顔立ちだが、目に見えて相手を見下しているのが何とも腹立たしい。
「目的は凝黒紋具の運用の妨害か? 確かにここを失えば運用に支障は出るかも知れんが、態々襲う程か?」
 相手の反応を注意深く観察しながら問いかけるベルク。
 しかし石川悪太郎妖怪は、そんなものには興味は無いといいたげな表情で低く笑った。
「さぁて、何のことかのう。まぁ良い。儂の土蜘蛛をここまで追い込んだことは褒めてつかわそう。しかし、ここからが本当の地獄ぞ」
 石川悪太郎妖怪が口先をすぼめて、ひゅっと短い口笛の様な響きを鳴らす。
 するとそれまで冒険者達と激闘を演じていた土蜘蛛の巨体がいきなり爆散して、臭くて汚らしい黄色い体液を辺り一面に撒き散らした。
 だがそれよりもおぞましいのは、人間の拳大のミニチュアサイズ土蜘蛛が大量に湧き出し、冒険者達に襲い掛かってきた点であった。
「む……巨体では勝てないと見て、今度は数で押す戦術か」
 アルベルトは幾分閉口した顔つきで低く吐き捨てた。
 バルとダニエルも次々と群がる子蜘蛛の大集団への対処を余儀無くされたが、小さいからといって侮れない。どの子蜘蛛も牙は鋭く、噛みつかれれば結構な激痛が走るだけの攻撃力は具えていた。
 とはいえ、斃せない相手ではない。確かに数は多いが、所詮は子蜘蛛。時間をかけて叩き潰していけば、何とかなる相手だ。
 しかし当然ながら、ベルクも子蜘蛛の対処に当たらなければ到底、手が足りない。
 その間に石川悪太郎妖怪は甲高い哄笑を残して、逃げ去っていった。

●鵺攻略
 対土蜘蛛戦は突如として阿鼻叫喚の事態に変じたが、対鵺戦はというと、当初の面倒な空中戦から着実な地上戦へと様相が一変していた。
 リディリディが仕掛けた重力波で機動性を封じられた鵺が、更に魔矢の連弾で上空での戦闘は不利だと判断したのか、建屋の屋根付近でキオルティスが待ち構えているのもお構いなしに高度を下げた。
 ここでキオルティスが更に接近戦を仕掛け、鵺を上回る俊敏な動きで敵を圧倒した。
 上空も駄目、屋根の上も駄目となれば、後はもう地上しか無い。鵺は盾役コルネリウスが待ち受ける街路上へと降下した。
 敵をその場に釘付けにし、ひたすら相手の注意を己に引き付け続ける技術に関しては、コルネリウスは天性の才能を持ち合わせているのかも知れない。
 ロゼットやリディリディには敢えて加勢させず、単独で鵺との正面戦闘に打って出たコルネリウス。
 鵺も敵が単体ならば与し易しと踏んだのか、そのまま地上での戦闘を継続する動きを見せた。
 コルネリウスは完全に敵の攻撃を躱し切るのではなく、幾らかの打撃を受けた。これが鵺にかりそめの勝機を植え付けたらしく、そのままコルネリウス撃破に専念させたのは大きな転機だった。
(このまま、この場所で……!)
 横道や袋小路に追い込まれるよりも、開けた路上で相対する方がコルネリウスとしてもやり易い。
 更に防御専念という形でひたすら鵺に手数を出させ続けたことで、鵺は獣の本能として、この獲物なら仕留められると判断したのだろう。それ以降は上空に逃げることもせずに、ひたすらコルネリウスだけを鋭い鉤爪で攻撃し続ける様になった。
 だがそれこそが、盾役たるコルネリウスの真骨頂だった。
 その一方で鵺の肉体にはいつの間にか、リディリディの仕掛けた魔錆が威力を発揮し始めている。
「ここが勝負所ね」
 ロゼットが徹底的に防御を高め、自身の守りを完璧にしたところで祭棍に強大なエーテルの破壊力を乗せて一気に鵺との間合いを詰めた。
 鵺の左後脚が、必殺の一撃で瞬間的に叩き折られた。ロゼットは更に容赦無く、蛇の尾も強打し、その小さな頭を叩き潰した。
 どうやら鵺は、上空を舞うにしても屋根の上を疾駆するにしても、四肢が満足な状態で揃っていなければ飛び上がることすら出来ないらしい。
 ロゼットに左後脚を破壊された時点で、鵺は機動戦を事実上封じられたといって良かった。
 その鵺が怒りに駆られて、コルネリウスからロゼットに矛先を変えた。
「貴方の相手はこっちよ! かかってらっしゃい!」
 コルネリウスが防御盾なら、ロゼットは回復盾だ。守りの硬さはコルネリウスに一歩譲るが、自身を回復させながら敵の怒りを買い続けるのは治癒師の専権事項といって良いかも知れない。
 更に、鵺の鉤爪と牙がロゼットに向けられるのであれば、コルネリウスは攻撃に意識を割くことが出来る。
「ならば、これをお見舞いしましょう!」
 強力な破鎧砕が鵺の脇腹を痛打した。鵺は今度は怒りではなく、苦痛の叫びを撒き散らした。
 もうここまでくると、大勢は決したと見て良い。
 それまで屋根上で鵺の動きをじっと観察していたキオルティスは、ここで初めて周辺に視線を流した。
 鵺を操っている術師、即ちあやかし法師の存在を見出す為だ。
 そして、すぐにその気配を察した。
「見つけた……」
 キオルティスは屋根から石壁へと身軽に舞い、標的目掛けて一気に駆け出していった。

●三大妖怪撃破
 眩い輝きが、その一角で炸裂した。
 ハヤトが閃光塗弾を狒々の顔面付近に叩き込み、その視界を奪ったのだ。勿論、他の冒険者達は事前に合図を受けていた為、同じ様に視界を奪われることも無く、目潰しを喰らって悲鳴を上げている狒々に更なる攻撃を叩き込んだ。
「もう少しですね!」
 トーラはこれまでに撃ち込み続けた刃に相当な手応えを感じており、この巨大猿型魔獣の討伐が近いことを感覚的に悟っていた。
 ハヤトと並んで回避盾として機能していたレピドも、ここまでくれば魔獣使いたるあやかし法師の捜索に意識を向けても良さそうだと判断。ハヤトとトーラに、一時的に宣戦を離脱する旨を告げた。
「おう、さっさと見つけて仕留めて来てくれ!」
「ここはもう大丈夫です。お気を付けて!」
 ハヤトとトーラに送り出されて、レピドは対狒々戦の戦場たる街路から素早く距離を取った。何となくだが、狒々の表面に張り付いていた獣以外の革っぽい臭いが、空気に乗って他の位置から流れてくるのが分かった。恐らくこれが魔獣使いの装備品か何かを源とする臭いだろう。
 これを追えば、術師に辿り着けるかも知れない。
 一方、狒々との戦闘もいよいよ大詰めだ。アウレーリアはとどめの魔法攻撃を発動させる態勢に入ろうとしたが、敵の反撃を喰らう危険性もある。
 そこでフェアロスに視線をちらりと流した。フェアロスは大丈夫だとばかりに頷き返す。いざという時の守りは矢張り、この森の賢者に全てを委ねて良いだろう。
「そろそろとどめだ! 勝負に出るぜ!」
「はい! 他の妖怪も気になりますし、決着といきましょう!」
 ハヤトとトーラの声が合図となった。
 ふたりが左右から攻撃を加え、狒々が防御を余儀無くされたところでアウレーリアの天戈星墜が発動。
 降り注ぐ火球連弾の雨が、狒々を瞬く間に呑み込んでいった。
 やがて、その巨体がぐらりと揺れて、硬い路面に全身を打ち付ける様にして倒れ込んだ。
 その時点で、狒々の呼吸は止まっていた。
「他の二体は……」
 狒々撃破を確認したところで、トーラが対鵺戦と対土蜘蛛戦の両方に視線を走らせたが、いずれも既に決着に至っていた。
 鵺は不気味な体躯を路面に横たえて動かぬ骸と化していたし、土蜘蛛に至っては元の巨体が姿を消し、無数の小さな子蜘蛛の死骸があちこちに散らばっている様な状況となっていた。
「そういえばレピドは、術師を見つけられたのかしら?」
 ひと息入れたところで、アウレーリアがレピドが去っていった方角に視線を向けた。その時、視界に飛び込んできたのはレピドではなく、漸くヴェルターゼンに到着したクライスの姿だった。
「あら……今頃到着したのね」
 アウレーリアが手を振ると、クライスは一体何事だとばかりに、幾分呆れた表情で肩を竦めていた。

 さて、レピドはというと、キオルティスが接近戦に突入していた術師に対し、文字通り闇討ちの如く背後から斬りかかった。
 その術師――石川悪太郎妖怪は、全く予期せぬ方角からの一撃に驚きの表情を見せ、背中に手痛い斬撃を浴びて鮮血を撒き散らした。
 このままいけば簡単に仕留められると踏んだレピドだが、直後に目の前が紅蓮の炎による障壁に遮られた。
 キオルティスも慌てて飛び退ったが、炎の壁が消えた直後には、石川悪太郎妖怪の姿は掻き消えていた。
 そこでレピドが臭いを追って遥か後方に視線を飛ばすと、漆黒の巨体が貧相な術師を小脇に抱える格好で走り去る姿が見えた。
「あれはまさか……天陽師の鬼一劉厳?」
 キオルティスは眉間に皺を寄せて、走り去る巨躯の驚くべき速度と脚力に嘆息を漏らした。
 流石にレピドとふたりだけ追撃出来る程の相手ではない。ここは自重するのが吉であろう。

●新たなる紋具
 かくしてフェアロスの呼びかけに応じて防衛戦に参加した冒険者達は、見事三体の妖怪を完全に討伐した。
 魔獣使いたるあやかし法師の石川悪太郎妖怪を仕留めるには至らなかったものの、ヴェルターゼン新市街の各工房に然程の被害を出すことも無く戦いを終えられたのは、十分以上といって良い成果であろう。
 そしてクライスも漸くヴェルターゼンに到着したものの、既に戦いは終わっていた。勿論戦いが続いていればクライスも参戦したであろうが、彼の出る幕が無い程に、冒険者達の戦いぶりは素晴らしかったということであろう。
「ところで、私に何か御用がおありだと伺っておりますが」
 冒険者ギルドの休憩エリアで疲労回復を図っていたフェアロスだったが、冒険者達の為に依頼料の支払い手続きを進めていたクライスに、ふと思い出した様子で問いかけた。
 クライスはその場に居合わせていた冒険者達にも話を聞かせる様な調子で、その通りですと頷き返した。
「龍逓架対策となる新しい紋具を開発します。天陽道が散黒紋具を凝黒紋具の対抗策とするならば、こちらは更にその上を行くしかありません」
 そこでクライスは、龍逓架が設置され魔法信号を龍脈上に流し始めた状態を、別地点から即座に看破する新たな紋具を開発するという構想に至ったらしい。
 その名も、状捜楔(じょうそうけつ)。
「龍逓架が魔法信号を龍脈上に発したからといって、即座に幽界分樹が出現する訳ではありません。奴が姿を現すまでには、相応の時間がかかります」
「その前に龍逓架を発見し、これを破壊すれば幽界分樹の出現を未然に防ぐことが出来る、という訳ですか」
 クライスの説明を受けて、フェアロスは神妙な面持ちで腕を組んだ。
 確かに、幽界分樹が出現しなければ、そもそも凝黒紋具そのものが不要となる。つまり天陽道が開発を進めようとしている散黒紋具は、龍逓架による新たな幽界分樹出現という点ではまるで意味を為さなくなる訳だ。
「状捜楔開発の為には、アーラ師のご意見と知見を大いに頼らなければなりません。その為に、お呼びしました……どうか、ご協力頂けますか」
「はい、勿論です」
 フェアロスは何の迷いも無く、即断で頷き返した。
 クライスはその一瞬だけ黒眼鏡の奥で表情を和らげたものの、すぐにその瞳には鋭い光が宿り、今度はコルネリウスに視線を転じた。
「ところで団長。ディズルで幽界分樹が出現したという話を聞いた。それは本当か?」
「はい。間違いありません」
 この瞬間、コルネリウスの胸の奥にちくりと突き刺す様な痛みが走った。
 過日、帝国近衛連隊兵による雲霞鳥攻撃作戦の補助任務に就いたコルネリウス。その際、彼女は自身の部下をひとり、喪った。その喪失感は未だ彼女の心の中に深い傷となって根差している。
 フェアロスも、そのことは知っていた。だからこそ、クライスが娘にそう問いかけた時、ほんの一瞬だけ表情を曇らせた。
 だがクライスは敢えて、この父娘の内なる葛藤には気付かない体を装い、考え込む様子を見せた。
「マックスの奴、また無茶なことをしたもんだな……しかし、あいつはどうやって龍脈接続ポイントを知ったんだろうな……いや、これは直接、あいつに訊いた方が早いか」
 やがてクライスは面を上げて、フェアロスに視線を戻した。
 これからディズル大湿地帯へ向かうが、フェアロスはどうするのか、との問いかけであった。
「私もご一緒します」
 フェアロスは、一も二も無く即答した。

マスターコメント

 皆様お疲れ様でございました。  三大妖怪は全て討伐成功となり、ヴェルターゼンには大きな損害も無く、無事に防衛戦を終えることが出来ました。  さて次回は連作【散黒】としてではなく、連動【泥乱】へと話が移って参ります。  あっち行ったりこっち行ったりと少々落ち着きが無くなりますが、ご容赦下さいませ。
イベントシナリオ

イベントシナリオ難しい 報酬:多い13 / 4〜25人

2023年07月02日 02時58分47秒 公開

成功

相談掲示板

  1. ロゼット

    ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 伏兵の存在に注意を払いつつ、まずは3体の魔獣を討伐かしら。 魔獣の特徴は分からないけど、キメラの鵺は攻撃手段が多そう? 狒々は身体能力が1番高そうで、土蜘蛛は巨体らしく頑丈そうね。 とりあえず考えはないけど、私は鵺からあたってみようかしら。 >希望 ・鵺 ロゼット ・狒々 ・土蜘蛛

  2. バル・ヌール・スケアクロウ

    ウォーリアのバル・ヌール・スケアクロウです。 討伐に専念いたしますが、希望としてはそうですねぇ 土蜘蛛を希望しておきましょうか >希望 ・鵺 ロゼット ・狒々 ・土蜘蛛 バル

  3. レピド・クロサイト

    レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 どれも特徴がわからん状態からスタートだから憶測していくしかないか…… まだ狒々に誰も行っていないようなので、狒々を希望しておく。 >希望 ・鵺  ロゼット ・狒々  レピド ・土蜘蛛  バル

  4. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は、土蜘蛛に向かうぜ! >希望 ・鵺  ロゼット ・狒々  レピド ・土蜘蛛  バル  アルベルト

  5. ダニエル・ヘリントン

    ダニエル・ヘリントンです。ヒーラーです。よろしくお願いします。 僕は、土蜘蛛に向かいます。 >希望 ・鵺  ロゼット ・狒々  レピド ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル

  6. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 三体の妖怪退治たぁ、こいつは厄介だな! 確実に操ってやがる天陽道の奴らも潜んでるだろーしそっちにも警戒はしといた方が無難そうだな… どの妖怪も機動力が高くて動き回られるのが厄介そーだから出来れば早々に機動力を奪うような戦い方が望ましそーだな! んで、とりあえず俺は狒々を相手どることにすんぜ! あ、あとただの勘だが鵺は空を飛びそうな気もすっから鵺対応の面子は遠距離行動が出来た方が良さそうな気がすんぜ! >希望 ・鵺  ロゼット ・狒々  レピド  ハヤト ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル

  7. トーラ

    シーフのトーラです。 暴れる魔獣を何とかしないとですね! よろしくお願いします! シーフが多くなってしまいますけど、わたしも狒々の方に行かせて貰いますね。 肉体的な能力が高そうなら魔短剣が有効かなと思うので……。 分かれた方が良さそうなら、土蜘蛛に変更も大丈夫ですので! それと、フェアロスさんにはどう行動して貰いましょう?

  8. コルネリウス・アーラ

    ウォーリアのコルネリウスです、来るのが遅くなってしまい申し訳ありません。よろしくお願いします。 取り急ぎとなりますが、私は現状手が足りていない鵺へ回りますね。 ロゼットさんの仰るように鵺は攻撃手段が多い可能性はありますし、どれも魔攻がそれなりに高いのかなと思いました。 今回も伏兵や横槍が入る可能性も考慮しないといけませんね。 父さんはヒーラー不在の場所へサポートをお願いするか、近隣の工房の方々の避難や保護に回って貰うのが良いかと思いますが、どうでしょうか。 >希望 ・鵺  ロゼット  コルネリウス ・狒々  レピド  ハヤト  トーラ ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル

  9. ルアンナ・ミュラー

    遅くなってしまいましたね、キャスターのルアンナです。 私は土蜘蛛に向かおうと思います。 >希望 ・鵺  ロゼット  コルネリウス ・狒々  レピド  ハヤト  トーラ ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル ルアンナ

  10. ロゼット

    PL発言になるけど、3体は市街戦に強いと言われてるから、 建物を無視して空中移動したり、屋根から屋根に飛び移ったり、 壁を伝って移動するぐらいは、あると思った方が良いかもね。 土蜘蛛も蜘蛛糸を攻撃じゃなく、移動手段として使ったりとか。 自分の攻撃をどう届かせるか、相手の移動をどう抑えるかの 工夫は、どの魔獣にも考えておいた方が良いかもしれないわ。 >フェアロスさん(NPC) 今のままだと狒々戦がヒーラー不在かな。 ただ希望で人数が偏る場合もあるから、劣勢な戦闘に加勢を お願いする判断もありかも。3体全部を撃破か抑え込めないと、 被害で成功が危うくなりそうだし。

  11. No.11

    その・・・。 参加が遅くなって申し訳ありません。 キャスターのリディリディです。 私は・・・。 現時点で人数が少ない鵺に回ります。 鵺は虎の手足ということで、移動能力が高そうですから、移動の阻害を与えてみようと思います。 >希望 ・鵺  ロゼット  コルネリウス  リディリディ ・狒々  レピド  ハヤト  トーラ ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル ルアンナ

  12. トーラ

    市街戦に強い理由はそれぞれ別にありそうですね。 鵺は飛ぶなら空から、もしくは複数の頭で狭い地形での不意打ちや挟み撃ちに対応できるとかでしょうか? 狒々は壁歩きで立体的に移動して襲ってきたり? 土蜘蛛は糸で罠を張ったりとか? あくまで予想ですけど。 わたしも壁歩きを用意して行きますね。予想が外れても市街地なら無駄にはならないでしょうし。 あと伏兵に気付きやすい様に看破辺りを。 フェアロスさんについて了解です。 とりあえずしばらく参加者が増えないか様子を見て、ヒーラーの方が狒々に来なければお願いしてみようと思います。

  13. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    キャスター、アウレーリアです。宜しく。 ちょうどバランス良くキャスターが分散するので、私は狒々に向かいましょう。 BSや澱嵐で足止めに努めます。 >希望 ・鵺  ロゼット  コルネリウス  リディリディ ・狒々  レピド  ハヤト  トーラ  アウレーリア ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル ルアンナ

  14. キオルティス

    シーフのキオルティス。今回は宜しくね。 え…っと。今のトコロの人数比と職業的に鵺に行こうかな、と。 >鵺 ハヤトさんが言っているのは背後情報的に、トラツグミのことを絡めてるのかな? 今回は風貌的な部分と鳴き声への特記が無いから、その心配は無さそうだけれど アタマの片隅には置いておいた方が良い、のかな。うーん…。 あと、トーラさんの『複数の頭』って言うのはどこから出て来たんだろう。 読みが浅かったのか、自分では見付けれなかったので、教えてくれれば…と。 個人的に虎の足はリディリディさんの言うように、移動能力も凄そうだけど 四肢での攻撃も高そうだな…と思ったよ。 あとは蛇の尾も毒性が有りそうで、気を付けた方が良いかな、とか? 基本的に何処へでも追掛けれるよう『壁歩き』『疾風足』『ホライゾナルジャンプ』は 持って行った方が良いかな、と思ってるけれど、何かシーフ的なもので他にあれば遠慮なく。 回避盾をしつつ、皆の許へ引っ張って行くことが出来れば良いなー…とか。

  15. キオルティス

    >希望 ・鵺  ロゼット  コルネリウス  リディリディ  キオルティス ・狒々  レピド  ハヤト  トーラ  アウレーリア ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル ルアンナ

  16. トーラ

    気付いたらもう明日の朝出発ですね……。 フェアロスさんは狒々の応援をお願いさせて貰いますね。 >鵺 すみません。キメラとあったので獅子、竜、山羊頭に蛇の尻尾の方と勘違いしていました……。

  17. ロゼット

    明日が出発ね。鵺を追う人はよろしく。 鵺に、あまり強烈なBSはないとは思うけど、 BS解除は用意してあるから治療は任せて。 それじゃ後は現地で。

  18. ベルク・オスマット

    シーフのベルクだ、よろしく頼む。 人数が思ったより来なかったな…。 我は土蜘蛛に回るとしようか。 ・鵺  ロゼット  コルネリウス  リディリディ  キオルティス ・狒々  レピド  ハヤト  トーラ  アウレーリア ・土蜘蛛  バル  アルベルト  ダニエル ルアンナ  ベルク

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0