ゴッドファーザーよ、永遠なれ
おおくまねこ
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シナリオID:2853
オープニング
冒険者の皆様、依頼の内容をお話しする前に、しばしの間、昔話をお聞きください。私と『名もなき小鬼』……偉大なるゴッドファーザーとの出会いの話を。
……あれはもう40年以上も前の話になりますか。思えば長く生きたものです。ご存じの通り、ゴブリンは長生きしてもせいぜい60年。貴種であるロード種でさえも百年を生きることはない。もっとも、大多数が貧しい暮らしである我らゴブリンは自然死することさえ、贅沢と言えるでしょうが。その、我らゴブリンの儚い寿命をはるかに超え、200年もの時を生きたのは、ゴッドファーザーただ一人でしょう。おっと、話がそれました。私と『名もなき小鬼』の出会いの話でしたね。こほん。年を取ると、どうも話が長くなっていけない。
……45年前、当時6歳だった私は彼の命を狙う刺客でした。親もなく、定職にもついておらず、食うのにも困っていた私は、マフィアに二束三文で雇われ、いわゆる『鉄砲玉』となったのです。ゴールディではありふれた話です。
そして、暗殺は当然のように失敗しました。私はボディガードに取り押さえられ、地面に叩きつけられました。私はその時、死を覚悟したのですが、ゴッドファーザーは私を見下ろし、こう言ったのです。
「おい、ガキ。誰に雇われた?」
「……」
「答えたくねェか。まあ、どうせ使い捨ての鉄砲玉だろうが……。まぁいい。なら質問を変えてやる。オメェ、名前は?」
「……ゴブラン」
「そうか、いい名前だなァ……」
私が答えると、その名前に何か思うところがあったのか、ドンは目を細めました。
「……」
「ゴブラン、年はいくつだ」
「6才」
「そうか。……なァ、ゴブラン。おめェ、仕事も失敗して、帰る場所はねェだろ? なら、うちに来い。俺のビッグオウムを磨かせてやる。ちょうど、こないだの抗争で世話係が死んじまってよ。一人足りねェんだ」
こうして、慈悲深いゴッドファーザーは、命を狙いに来た私を温かく迎え入れてくれました。そして私は、あのお方にお仕えすることとなったのです……。
●老執事の依頼
「――ですが、今語った事実はすでに私の記憶の中にはありません。これらは全て、日記に書いてあった『記録』をただ読み上げただけに過ぎない。だが、『ドン・ゴーフル』という名の偉大なゴッド・ファーザーは確かにここにいたはずだ。私にはゴッドファーザーについての記憶はありません。しかし、私達はそれが忘れ去られてしまうのは、どうにも耐え難いと感じています。
私達は、苦難の果てにサウゼル大樹海からの『大脱出』を果たし、我らゴブリンに希望と文明の灯をもたらした、『名もなき小鬼』の生涯を確かなものとして後世に残したいのです。……そうでしょう、サチコお嬢様」
そこで話を振られ、ずっと黙って老ゴブリンの話を聞いていたサチコがためらいがちに口を開いた。
「はい。私からもお願いいたします。冒険者達とは先日、争ったばかりですが……私はなぜ、あんなにも必死で戦ったのか、覚えていないのです。ですが、『名もなき小鬼』は私の父です。もう顔も思い出せませんが……。それでも、とても、大事なことだった気がするのです。たとえ、忘れられることが父の望みだったとしても……。どうか、協力していただけませんか?」
サチコは、珍しく声を震わせながら頭を下げた。
解説
マスターより
リプレイ
「『名もなき小鬼』か……何だか忘れちゃいけねぇ何かが心からすっぽりと消えて無くなっちまったみてぇだぜ……」
依頼書とにらめっこしながら、ハヤト=ガラン=ヴォルファングは呟いた。
「なあ、『名もなき小鬼』よ。あんたは一体、どんな奴だったんだ?」
●
「指導者が急に消えても、意外と変わらないもんだな」
帝国とゴールディをめぐる騒乱で「ゴーフルコンソ記章(黒)」を得て、自分の中に一つの区切りが付いたリューイ=ヴァレンゴルトは、ゴールディの首都シルバードに久々に里帰りを果たしていた。とりあえず冒険者ギルドの店で飯でも食うかと、リューイはよく場所を憶えている酒場に足を運んだ。久々にゴブリンの民族料理に舌鼓を打った後、リューイは店のカウンターに貼られていた新しい依頼を見てみた。
「名も無き小鬼の記録を本にする依頼か……せっかくだし、やってみるか」
●
執事ゴブランと、ブラックデスの相談役サチコの依頼を受けた冒険者は五人いた。やはりというべきか、全員がゴブリンだった。とりあえずゴブリンらしく楽器を演奏しながら食事を取った後、ゴブリン達は作戦会議を始めた。
「この間の決戦から、どうも謎の喪失感があんだよなぁ」
「ギャメルもか? 俺もだよ」
ギャメルが呟くと、ハヤトは頷きながら、ゴールディ絡みの大きな戦いで授与された勲章を机の上に並べた。
「あんたも同じものを……『名もなき小鬼』のために、これをもらった戦いに参加したってこと自体は俺も覚えているんだ」
ゴーフルコンソ記章(黒)を弄りながら、リューイが言った。顔や名前はやはり思い出せないが、この勲章も、もしかしたら、何かしら「名もなき小鬼」と関係ある名前なのかもしれない。
「ゴーフルコンソ記章か……これは、アダムの野郎をとっ捕まえた時にもらったやつだな。あれは、何のために捕まえたんだっけな? それに、ゴーフルってなぁ何だったっかなぁ?」
『名もなき小鬼』のことを思い出そうとすると、どうしても頭の中に靄がかかったように、記憶が薄れていく。なんとも奇妙な感覚だった。
「だが、どうやら記憶は奪われても記録までは誤魔化せないようなのだ。『名もなき小鬼』や我々により、残された物は多くあるはずなのだ」
ストレガ・L・リベルガストラは一冊の絵本を示しながら言った。彼女が手に持っているのは世に広く知られている『大脱出』の絵本。その表紙には、どこか懐かしい顔つきの、緑色の小鬼が描かれている。
(記録し、導く者である『ストレガ』として、これを次代に継いでいかねばならない。遺された者は忘れられても記録として思い馳せる事は出来る。それはいずれ我々もそうなるのだ)
「これまでのゴブリン史である『大脱出』は絵本にもなっている。彼の姿はここで確認する事が出来る。彼が『混ざり物』達の中で【世話役】と呼ばれていた事も」
「記録か……なあ、これも記録に入るかな?」
ギャメルがカバンから取り出したのは、ゴブリンのぬいぐるみだった。
「オレが持ってるゴブリンのぬいぐるみ、ナハティガルからの贈り物なんだが、添えられていた手紙によれば『名もなき小鬼』のぬいぐるみらしい」
ギャメルは黒い帽子を被った、ふくよかな体形の緑のゴブリンのぬいぐるみを机の上に置いた。ぬいぐるみを見ながら思い出そうとしても、やはり『名もなき小鬼』の姿は思い出せないが、どこか、懐かしい気はする。
「贈った俺自身も詳しい記憶は抜け落ちているが、ぬいぐるみが売られていたという事は、少なくとも小鬼にとっては敬愛の対象でもあった……という事かもしれん」
贈り主のナハティガル=ラーはギャメルの説明にそう補足した。
「きっとそうなのだ。多くのゴブリンが、彼を殺させまいと動いていた記録もあるのだ」
ストレガ自身も、ブラックデスの対立マフィアである『白』や『赤』、そしてメドゥの指先から「名もなき小鬼」の暗殺を阻止するため、シルバード脱出の護衛・囮になる依頼を受けた事があった……という記録があった。
「俺も、なんだかそんな気がするんだ。子供の頃、大人の誰かがそう言ってた気がする」
リューイは昔を思い返しながら言った。あれは確か、シルバードで大きなお祭りがあった時のことだったはずだ。
「俺がまだ子供だった頃、ジルバードで大きな祭りがあったんだ……」
――あれが、■■■■■■■だ。覚えておくんだ。
周囲の大人の、ゴブリンロードの誰かにそう言われたことが、うっすらと記憶に蘇る。壇上に登って挨拶をしていたのは、「名もなき小鬼」だったはずだ。だが、目にしたはずの姿や名前がまったく記憶に無い……。
「……」
サチコはぬいぐるみを膝の上に乗せ、冒険者達の話をじっと聞いていた。
「サチコ、じっくり見たいなら、しばらく貸してあげてもいいぞ」
「ありがとうございます。お借りします」
ギャメルがそう声をかけると、サチコはぺこりと頭を下げ、ぬいぐるみを自分の目の前に置いた。
「そーいやぁ、とんでもなく甘いもんばっか好きでサチコにいつも睨まれてた奴がいたような、いないような……?」
シガーチョコをかじりながら、ハヤトは言った。
●
「ようこそ、ブラックデスの食卓へ。歓迎するぜ、同胞よ」
冒険者達はブラックデスの邸宅にて、ゴブリン達とテーブルを囲んでいた。ナハディガルがブラックデスの幹部に取材をしたい、サチコ達に申し出たところ、冒険者全員まとめて夕食に招待されたのだ。サチコの周りには、『名もなき小鬼』と最も多くの時間を過ごして来たであろう、ブラックデスのファミリーが大勢いる。ナハディガルは遠慮なく質問をすることにした。
「じゃあ、遠慮なく話を聞かせてもらおうか。『名もなき小鬼』がゴールディにとって要とも言える存在であった事は記録からも明らか。それが失われた事で発生しているであろう混乱にどう対処するつもりだ?」
「現在は、問題が起きるたびに残された者で考えていますが……。どう対処するべきか、間違いのない答えがあるのならば教えて欲しいところですね」
ナハディガルの問いかけに、サチコは淡々と答えた。
「もう一つ。記録によれば、ビッグオウムと契約していたのは『名もなき小鬼』だったらしいが。契約はサチコが引き継いだのか?」
ギルドの報告書によると、二年ほど前に『名もなき小鬼』に冒険者達が直接質問する機会があったらしい。そして、その時の記録によれば、ビッグオウム達は名もなき小鬼に説き伏せられ、ゴールディのゴブリン達に力を貸すようになったらしいのだ。
「世話係からは、馴れたビッグオウムは以前と変わりなく力を貸してくれていると聞いています。最初の切っ掛けが『名もなき小鬼』の力だったとしても、今の関係は世話係が長い時間を掛けて築いた物ですから、問題は無いでしょう」
サチコはやはり、淡々と答えた。
「ちなみに、『冒険者ギルドとゴールディに関する約束事』については、ビッグオウムの件も含め、そのまま国が請け負ってるぜ。代表者の名前が良く分からない誰かになっちまってるがな。お嬢は『名もなき小鬼』の跡目を継いでブラックデスの首領にはなってくれなかったしよ。隠居するって聞かなくて、相談役になってもらうのも大変だったんだぜ」
ブラックデスの幹部がため息まじりに言うと、サチコは、
「私には過ぎた身分です。それに、帝国の件が片付いた後はやりたいことが他にありますので」
とこぼした。
●
「ここなら、アレがあるはずだ。ほいほい持ち出せるモノじゃねえから、緊張するな……」
ハヤトは母方の実家であるヴァイオレットレオンへ里帰りを果たしていた。シルバードに拠点を構えている一家のボスである叔父なら、『名もなき小鬼』について書かれた資料や縁のある品々を持っている可能性が高いと踏んだのだ。
『叔父貴、頼みがあるんだ……』
ハヤトは神妙な態度で、ヴァイオレットレオンのボスに願いを告げる。
「『ガラン』についての資料を貸してくれ」
ヴァイオレットレオンの頭目が代々受け継ぐ称号――『ガラン』は、大脱出時代の英雄――つまり、『名もなき小鬼』と同じ時代を生きた存在だ。ならば、『名もなき小鬼』が記したとされる過去の『大脱出』時代の記録、特に、ヴァイオレットレオンの偉大なる祖であるガランについて書かれた記録は、確実に家宝として保管されているはずと踏んだのだ。ハヤトが事情を話すと、頭目は「そういうことなら」と、資料の持ち出しを許可してくれた。「なくしたら、片目じゃすまんぞ」と笑いながら。
●
「これが、大脱出の記録か……ストレガ、それにサチコの名前もあるな……」
「うむ、私のご先祖様なのだ。貴重な資料を見せてくれたこと、感謝するのだ、ハヤト殿」
「おう。お礼はおっぱいでいいぞ」
借りてきた資料をストレガと共に熱心に読み耽り、ハヤトは呟いた。サチコ。レッドゴブ。ゴブ・リン。ゴック。そして、ガラン。『大脱出』における最大の戦いの戦死者の中に偉大なる祖の名はあった。子供の頃から聞かされた通り、敵の長の片目と引き換えに、ガランは壮絶な戦死を遂げたようだ。
「この時代を実際に自分の目で見てきた者がつい最近までいたとなると、流石に信じられんねぇよな……」
ストレガの雷蛇大禍に縛り上げられながら、ハヤトはぽつりとつぶやいた。
●
「こんなことがあったなんて、すっかり記憶から抜け落ちてたぜ……」
ギルドでゴールディやゴブリン絡みの依頼の報告書を読み込んだギャメルは唸った。
「彼は、『黒』の首領でありゴールディの顔役であった。彼は最後までゴブリンの【世話役】であったのだろう。そして、ホブゴブリンではないが、貫禄とカリスマがあり、個人の戦闘力はさほどでもないが政治的な頭が回る人物であったようなのだ」
ギャメルと一緒にギルドの資料をまとめていたストレガは呟いた。
「冒険者ギルドの依頼システムの根幹となる、ビッグオウムを最初に懐かせた。ゴールディを建国し、その治安改善に心を砕いた。帝国崩壊後、レイウェスト王子への協力の申し出た。『イダの刻印』により暴走する同胞たちを、できる限り不殺で対応しようとした。そして……ゴブリンが人類の一員となるべく、文字通りその命をかけてくれたんだな」
「帝国の隣人、レイウェスト皇子の友人、ゴールディ代表。イダの邪魔こそ入ったものの、ゴブリンの移民政策など、レイウェストが統治するシルトラース帝国との関係は非常に良好だった。それはきっと、我々ゴブリンに安住の地を与えるための、熟慮の上での外交政策であったに違いないのだ」
「あとは細かい人柄だな。報告書でわかる『名もなき小鬼』の人柄としては、冒険者たちが作った甘味を食べる気さくな面があったようだ。あとは、ゴブリンが正式な人類の一員でなかった頃、寂しげに見えたみたいだな……」
●
「かかりつけの医者や介助者が書いたドンに関する記録が残ってねぇか、あたってみるか……」
ギャメルは最後の仕上げとして、『名もなき小鬼』を診たことがあるという医者の家を訪ねることにした。
「しかしですな、いくら、我らゴブリンの歴史の為とはいえ、医者として患者のカルテを他人に見せるわけには……」
ドンの糖尿病を診たことがあるという医者は、真面目な医者であり、職業倫理を理由に資料の提供を断った。だが……。
「ただで協力しろなんて言わねぇ、ちゃんとお礼もあるぜ。ギブ&テイクの精神ってやつだ」
ギャメルはそっと、医者に「リブラネスタの名店シェリーの詰め合わせ」を手渡した。
「そこまでおっしゃるなら、仕方ありませんな……サチコ様の使いということでしたら、カルテをお見せしても問題ないでしょう。どこにやったかな……」
「助かるぜ」
180度態度を変え、棚を漁り出した医者の姿を見て、ギャメルはニッと笑った。後にその話を聞いたストレガも、穏やかに笑った。
「神となった彼への供物は甘い物を供えると良いだろう。彼はもう健康を気にする必要はないのだ」
●
「『ゴールディ建国200年記念祭』……これだ」
ギルドの資料を読み漁っていたリューイはようやく、祭りがあった年と祭りの名前を特定した。ゴールディの建国は1022年。今年が1223年だから、11年前ならリューイの記憶とも一致する。
「よし、ここから『名もなき小鬼』の記録を書き写すぞ」
リューイは資料から、「名もなき小鬼」の記録の箇所を丁寧に書き写し、資料としてまとめていった。
「ああ、こういうこともあったか」
リューイは資料を漁っているうちに、ゴールディを出る理由となった血族内の争いが起こる前の、当時の自分のことも思い出して、苦笑いした。
●
「ここか」
ナハディガルはゴブリンを研究している学者の元を尋ねていた。この機会に、聞いてみたかったことがあったのだ。
「俺の様なエルフとゴブリンロードの混血の寿命はどの程度になる?」
ナハディガルの問いかけに、学者は首を横に振った。
「サンプルが少なすぎて、確実なことは言えん。君達ゴブリンは人類としての歴史が浅いからな。寿命で死んだゴブリンロード自体が少ないのだ。ただ、エルフとの混血ならば人の一生分ぐらいは生きられると思うよ」
●
「おお、冒険者の皆様……いえ、ゴールディの同胞よ。おかげで『名も無き小鬼』についてたくさんの資料を集めることができました。皆様に集めて頂いた資料は必ずや、後世まで伝わる歴史的書物になることでしょう」
「ありがとうございます。父のことを調べてくれて。……これ、お返ししますね」
サチコはぺこりと頭を下げると、名残惜しそうに、ギャメルにぬいぐるみを返却した。そんなサチコの様子を見て、頭をぼりぼりと掻きながら、ハヤトが唸る。
「確かサチコのことを頼むって託された気がすんだが、どこの誰に頼まれたのがすっかり思い出せねぇ!」
「この依頼を果たしたから、自分の内の負い目自体が消えるとは思いはしないけどな」
微笑むサチコの表情を見ながら、リューイは頬を掻いた。
(血族の争いから逃げ出してゴールディを出て行ったこと。その負い目は消えはしないが……少しは軽くなった気はするよ)
こうして、五人のゴブリン冒険者と忘れ形見のサチコ、そして名も無き小鬼の遺臣達の手により、『名も無き小鬼』の生涯は一冊の書物として編纂された。この書物は、ロスガリア大陸に名を遺した他の英雄たちと同様、大陸の歴史にずっと語られていくことだろう。
後に書き上げられた本の最後のページには、ストレガの希望により、以下の文が記されたという。
『名も無き小鬼』はついに世界からも『脱出』し神の一柱へ至った。ゴブリン族の繁栄を願う代償として今は人々から忘れ去られた。いずれは帰って来るやもしれないが、彼無き現在、ゴブリンの歴史は新たな一歩を踏み出すだろう。――ストレガ・L・リベルガストラ
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:多い5 / 4〜8人
2023年04月04日 12時39分19秒 公開
相談掲示板
ウォーリアのリューイだ。 依頼はこれで成立だな。 俺はゴールディ出身のゴブリンロードとして、何かの催事とかで重要人物に会ったという漠然としたことを思い起こすとか、普通に記録とかに当たってみるつもりだ。 よろしく。
ヒーラーのギャメルだぜ。みんな、よろしくな! ゴブリンのドンかぁ……。 ギルドの報告書によりゃ、オレは何度かドン絡みの依頼に参加してるらしい。実感ないけどな……。 依頼人以外に、ドンを知ってて記録を残してそうな人を探してみっか。 依頼の報告書だと、ドンは大の甘党で色々と体の不調もあったとか。 診察してる医者がいるだろ。 医者ってのは、あれだ、紙に患者の状態とか書いとく……よな? カルタ? カルテ? 日記と違って、たぶん客観的なことが書いてあんだと思うけど、ドンの過ごし方なんかはわかりそう。 あと、以前ナハティガルからもらったぬいぐるみがあるんだ。 誰だかわからない、帽子かぶったゴブリンのオッサンのぬいぐるみ。 手紙によれば、これはドン・ゴーフルの姿を模したぬいぐるみ、ってことだ。 依頼とは直接関係ねぇけど、このぬいぐるみ、サチコに見せてぇな。
シーフのナハティガル=ラーだ。――宜しく頼む。 俺は……そうだな。『名もなき小鬼』と最も多くの時間を過ごして来たであろう、ブラックデスの連中から情報収集してみようかと。 それ以外では、ゴブリンを研究している学者の資料もあさってみたいところだ。 >ドンぐるみ 俺も詳しい記憶は抜け落ちているが、緑肌で葉巻を咥えたゴブリンのぬいぐるみをギャメルに贈った事は憶えている。 例のぬいぐるみをサチコに見せるのは、なかなか面白そうではあるな。 ぬいぐるみが売られていたという事は(少なくともゴブリンにとっては)敬愛の対象でもあった……という事かもしれん。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 『大脱出』は絵本にもなっているはずだから、緑肌のゴブリンであることは証明できるはずなのだ。 シガーチョコが作られていることから大層甘い物が好きというのも伝えられるのだ。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ドンか…何でだかすっぽりと記憶から消えちまってるが色々とデケェ仕事も請け負った気がすんだよな… 俺はお袋の実家、ヴァイオレットレオンに何かしらの資料がねーか探しに訪ねてみるつもりでいんぜ!