ライリー(元カレと縁を切るため)故郷に帰る
眞石ユキヒロ
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シナリオID:2809
オープニング
「『ライリー、僕は君を第二の妻として迎え入れる準備を進めている。第一の妻も賛成してくれているんだ』」
「『君がパンクリアース学園で何事かに巻き込まれ、どこぞの貴族に誘拐されたという噂を耳にした』」
「『僕は君が心配だ。君に別れを告げられてからも、ずっと』」
「『ずっと、僕は君を――』」
手紙に踊る文言は、悲しい事実ばかりを告げる。
ライリー・ベルという個人の自由に思い至らない、時が止まったままの彼を。
●事の始まり
下級貴族である彼からの手紙は、両親からの手紙に同封されていた。
彼は、偽物がパンクリアース学園で発生した事件に巻き込まれたという実に曖昧な噂と、それに付いたいいかげんな尾ひれを聞きつけてしまったらしい。
「『貴族様、ライリーのことをとても心配していたわ。勿論、私だって心配よ。大切な娘だもの』」
「『それにしたってライリーはどこにいるのかって毎日うちに来るのよ……。目が血走っててちょっと怖いっていうか……』」
「『ライリー、いったん帰ってきて説明してくれ』」
「『何かあったなら俺も一緒に貴族様に頭を下げる。何もないならこれ以上関わらないでくれって俺からも頼む』」
両親からの手紙を掴むライリーの両手が震える。
(あ、あたし……、お母さんとお父さんに迷惑かけて、どうしたら……!)
瞳孔が開く。呼吸を忘れる。目に薄い涙の膜が張る。
動揺と混乱がもたらす変化を、しかし視界の端に入ったメッセージカードたちが押しとどめた。
(あたし……あたしには……!)
それは去年の誕生日に冒険者たちからもらった、思いの詰まったプレゼントだった。
思いがけず貰えた温かな気持ちは、別れた彼のことを思い出して落ち込んでいたライリーの目を、今ある幸福へと向けてくれたのだ。
「あたしは……き、決めたから」
頼りない発声だった。けれど決意を言葉にすることで奮い立とうと、彼女なりに頑張ってはいた。
●誕生日に向けて
「私は……私を妾として保護したいという貴族から自由を勝ち取るために、勝負を持ちかけました」
いつになく静かな声だった。瞳は鋭く細められ、そこに宿る光は鈍い。
辺境都市群冒険者ギルド。その職員であるライリーは数枚の便せんを手にして依頼板の前に立つ。
「……私は、まだここで働いていたいのです。だから、この依頼を出しました……」
ライリーは表情に悲しさを滲ませながら、貴族である彼から送られた手紙の内容を冒険者に見せる。
それから彼に読み書きと恋心を教えられたこと、結婚寸前までいったが亜人や魔獣の襲撃を受け、授恵者ではない自分では彼を守れないと悟り、別れを告げたことを説明した。
「貴族――彼が用意した護衛に私が集めた冒険者さんが勝ったなら、私と私の家族に今後一切関わらないでください、と約束を取り付けました」
「私の個人的な事情に巻き込んでしまい、本当に申し訳ありません」
ライリーだけではない、辺境都市群冒険者ギルド職員全体の空気が、なんとなく重く感じられた。
ただ一人、道中の護衛として同行する半分職員のティボーだけが実に退屈そうに橙色の髪に指を絡めている。
「負けたら大人しく彼の言うことを聞きます。でも――」
ライリーの表情が穏やかな笑顔に変化する。
「私は、皆さんが負けるなんてこれっぽっちも思っていませんから。だから……よろしくお願いします!」
深く深く、ライリーが頭を下げた。
その様子を横目で見ていたティボーは「前置きが長いんですよ。要するに勝てば良いだけでしょう」と小さく憎まれ口を溢す。
「まあ僕は王国までの護衛に専念するので、その勝負に参加するつもりはありませんがね」
茶々を入れるような発言ばかりしているが、今回の報酬についてはティボーも少しだけ出す予定である。
本人曰く「人が多い方が僕も楽になるので」。しかしどんな理由であろうと、今のライリーにとっては有難い申し出であった。
●少し未来の話
「久しぶりだね、ライリー!」
彼と、彼が用意した護衛の女性たちがライリーの実家を訪れた。
ティボーはいない。ライリーの実家の前に辿り着いた時点で「寝てきます」と言い放ち、今日の宿を探しに出て行った。
「お久しぶりです。……様」
ライリーは殆ど睨み付けるような形で彼に視線を送る。
今度こそ絶対に決別しなければならない。既にそういう対象として彼を認識している。
「誕生日おめでとう。君はどこか……逞しくなったように見える」
そんなライリーを見つめる彼は、血走った目を心配そうに細めている。
それが彼との別れのきっかけとなった襲撃事件とその恐怖を思い起こさせたが、ライリーは今更退かない。退くわけにいかない。
「そうです。この街を出て沢山のことを経験しました。既に私は貴方様の知らない私です」
「ならばこれから知っていけばいいね、ライリー?」
慈しむような声色がライリーを惑わそうとする。
しかしその裏には愛と執着と傲慢が潜む。それがわかるから、ライリーは明確に決別を告げる。
「その必要はありません、永遠に。……行きましょう、思い出の場所へ」
ライリーは彼の横をすり抜け、家の外へ出た。
空は雲に覆われており、街中に不安の影を落とす。
それでもライリーは前へ進んだ。彼との思い出を積み重ねた森へ。
決意もある。けれどそれ以上に冒険者たちを信じているから前へ進むことができた。
解説
マスターより
リプレイ
辺境都市群冒険者ギルド、依頼板の前。
ライリー・ベルの話を聞いた冒険者たちの間に、困惑と憤りが渦巻いた。
「ふざけた彼だな!」
第一声を発したのは漆黒の鎧に身を包む騎士、アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトであった。整った顔を怒りに歪めている。
「だらしねぇ輩ですね。その勝負、受けて立ちましょう!」
鍛え上げた肉体を持つ歪み無き少年、ダニエル・ヘリントンが柳眉を逆立てた。清廉潔白な彼にとって、だらしねぇ彼の言動は許しがたい邪悪である。
「その方がライリー様の身を案じているのは理解できますが、看過するのは危険ですよね」
英雄を志す白金の少女、フリーダ=ブロムヴィストは冷静に状況を分析していた。
とはいえ彼女も年頃である。自分が同じことをされたら恐怖するのも容易に想像がつく。なお、その際神がどんな啓示を与えるかは全く想像が出来ない。
「未だに相手を想うのはともかく、話は聞くべきだろうに」
吐き捨てるように口にしたのは、権力の持ち主たちに振り回された過去を持つベルク・オスマットだ。成長を止めた華奢な身体には、憤りと呆れが同居していた。
「嫌がる者に無理強いするのは人間としてどうか、という話でもあるな」
狐耳をひくつかせるレタラ・スマリは貴族お抱えのドゥジン作家である。冒険者家業は副業に過ぎない。
それでもこの依頼に参加したのは、ライリーが危機に陥っているからである。礼拝は皆で作るもの、信徒同士は助け合うものなのだ。
「勝ってハッピーバースデーといきたいものだな」
前年、ライリーの誕生日を祝う会(ライリー主催)に参加したブレイドが、落ち着き払って口にする。
しかしどこか凄みを感じさせる無表情だ。ジェイブルーの瞳には鈍い光が宿っている。
「事情も考えますと、尚更負けるわけにはまいりませんね」
ブレイドの横にちょこんと立つ小柄な少女、東雲・更紗は彼を見上げて声をかけた。
(気合十分で何よりですが少々お顔が険しく……あとでメッしましょうか。ふふ)
おっとりとした気性は失わずに、されどヒリつく空気には気を遣って。
(これはー……ナントカのもつれ、ってやつなのかな?)
この場に漂う剣呑な雰囲気に、メンタルの強いアルマ・ヴァレンタインも冗談めいた発言を躊躇してしまう。
けれど負けるような気持ちで挑むアルマではない。その新緑宿す瞳には、不屈の闘志が煌めいている。
「ライリーの家族を人質にしたようなものですね……」
サシャ・テーリングは白く滑らかな手をきつく握りしめた。怒りがこみ上げてくる。
妻も立場も顧みず、好き勝手に振る舞う陶酔型。早く目を覚まさせなくては。
「下策も良いところだぜ。わざわざ人質を教えてくれるとはな」
ルイドは灰と紫の双眸を眇め、敵のずさんさに失笑した。
長期戦を想定した場合、人質を取ることは最終手段となる。今回の場合、その最終手段を自らバラしているようなものだ。
●
辺境都市群。馬車の発着所。
さらりとした赤いショートヘアとオリーブ色の旅装を靡かせるトーラは、荷の積み込みを行うティボーを説得しにやってきた。
「ライリーさんが貴族の所へ行ったら、ギルドの人手が減って困るのではないですか?」
「僕としては『真っ当な仕事が増えて万々歳なんですよね」
ティボーは何でもなさそうに答える。
虚を突かれたトーラは愛らしい瞳を大きく見開いた。頭上に『?』を増殖させながらも理由を考える。
(そういえばハーフリングは就職問題が、という話がありましたよね……)
腑に落ちた。トーラは頭上の『?』とおさらばし、自分の荷物の積み込みを開始した。
ぎゅうぎゅう詰めの馬車に揺られながら、更紗は隣り合うサシャやアルマに声をかける。
「私は色恋沙汰には疎いのですが……サシャさんやお相手のいらっしゃるアルマさんは今回の件、如何思います?」
肝心のライリーは窓から顔を出して、酔いを醒まそうと努力している。更紗の話は全く耳に入っていない。
「陶酔型に心の友は任せられません」
サシャは引き締まった表情できっぱりと言い放った。
アルマはというと、照れくさそうにペアリングを撫でてからにこりと笑って、口にする。
「あの胡散臭そうな王子サマに口説き方でも教わったらいいんじゃないかなって」
道中、寂れた村で休憩を入れた。
切り株に斧を立てかけ身を預けるティボーにサシャの影がかかる。
「ティボー様。依頼の成否はギルドの風評、つまり今後の仕事量に関わりましてよ」
「そうなんですけれど……」
露骨に目を逸らしている。『人が多い方が楽になる』という下手な建前を見抜かれて、居心地が悪そうだ。
「一緒に戦っていただけると心強いのですけれど」
サシャの満面の笑みがティボーの逃げ場を塞ぐ。
「自分もまさに同じことを頼みに来た」
そして、ティボーから見て一番手強い相手がやってきた。
「……人の家族に手を出してはいけないと教え込む必要がある」
逞しくも優しさに溢れた男、ブレイドである。
「中立の見届け人でも良いのだが……」
ティボーはしばらく俯き沈黙したあとに「ひとまず勝負参加で」と答えた。
●
冒険者たちを乗せた馬車は野山を越え、無事にリーンエス王国へと辿り着いた。
リーンエス王国。とある街近くの森。
ライリーの側には冒険者たちとティボーが、彼の側には妻と護衛の女性七名が。
向かい合って、それぞれに感情を発していた。
「ライリーさんがハーレムを敵視するのはこういう理由が……!」
トーラの誤解に突っ込む者はいない。相手は男一人に女八人。そう思っても何らおかしくない光景だ。
「ライリー」
サシャがライリーの震える手にそっと触れた。孔雀石の瞳が、力強くライリーの背を押す。
頷いたライリーが小さく息を吸った瞬間、彼は最低最悪の言葉を発した。
「ライリー、サシャと仲が良いのかい? 彼女も一緒に身を寄せてくれて構わないよ」
ライリーの側に立つ冒険者だけではない。彼の隣に佇む妻も、動揺を押し殺した表情をした。
「そこのフリーダと更紗も人間だろう? ならば歓迎……っ!」
乾いた音が、彼の頬をひっ叩いた。
「あ、あたしはいい……」
震えた声が、消えそうになりながらもライリーの口から零れる。
「でも、皆さんを馬鹿にするのは……!」
ほとんど涙声だった。
「いつまでも未練がましく付き纏って、お前は周りの人間全てを不幸にしていることが分からないのか?」
後押しするように、レタラは彼と妻に視線を送り、問う。彼は鼻で笑ったが、妻は瞳を潤ませ俯いた。
ライリーだけではない、彼の行動で不幸になる人間はすぐ傍にいる。
「啓示にも『未練タラタラな行動は嫌われ者の特権』と出ています」
フリーダは冷ややかに事実を述べた。あんなにも失礼な発言を平然と行える人物なのだ。彼に言葉を尽くしたところで何も変わらないのは目に見えている。
なればこそ物理的に現実を教え込む必要がある。フリーダは白金のパラッシュのグリップに手をかけた。
「ま、勝てばよかろうなのだー、なんて」
(ここまで伏兵や罠はなかったけど、油断は禁物だね)
道中密かに警戒していたアルマも竜骨の魔弓を構える。しかしその事実は決して口にしない。
ここまで来たのだ。少しでも有利に事を運べるように情報の取り扱いは慎重に、だ。
「貴様の様な『だらし無ぇ輩』に負けるわけにはいかない! 僕の『歪み無い心』で貴様を倒す!」
そしてまた一歩英雄へと近づく。ダニエルは惜しみなく心意気を叫んだ。
澄んだ空色の瞳に映るのは、だらしねぇ輩に勝利する未来のみ。
「あー、ちょっといいか」
皆の士気が高まったところで気まずそうに手を上げたのはルイドだった。
「これ殺し合いはしない約束になってるんだよな」
「ああ、殺し合いはしない。結果的に戦闘不能にしてしまう可能性はあるけれど、その時のために第一の妻にも同行してもらっている」
「俺は仮に瀕死でも構わず攻撃してきていいぜ」
後腐れのないように再度ルールを確認しつつ、手の内を明かす。
彼は不気味に微笑んだ。
「自分からも一つ。この勝負は公平に行われる、と思って良いんだな?」
「……何が言いたいのかな?」
「万が一、不正が行われた場合は、この件を寄り親や対立派閥へ報告させていただく」
ブレイドの発言に彼が不機嫌な表情で押し黙る。妻と護衛の視線が彼へと集まった。
(ブレイドさん、またお顔が険しく……。この戦いが終わったらメッ、ですね)
更紗はブレイドの横顔を見上げて、この戦いに勝利したあとのことを考える。
せめていつも通りに戻ってほしい。
「諸々の確認は終わったな。では勝負を始めるぞ。……正々堂々とな」
痺れを切らしたベルクが急かす。少女にしか見えない身体からは早く解決したい、という呆れが滲み出ていた。
審判として、ライリーと妻がそれぞれの陣営を観測できる場所に移動する。
間もなく、勝負が始まった。
●
「準備は良いか、更紗さん、アルマさん」「はい、いつでもいけます」「全員分の強化の準備も出来てるよー!」
竜骨の強弓を構え、ブレイドが炸光矢4を解き放つ。見えているウォーリアを狙ったつもりだったが、その手前で炸裂し、何もないはずの場所から声が上がった。
「いますわね、あそこに……」
サシャが指さす先にシーフが見えた。それも二人。
「キャスターはどこにいますか?」「……奥まった場所だな」「となると、すぐにここまで帰ってくるのは難しくなりますね……」
レタラの回答に、トーラは一旦行動を見送る。相手の実力が計り知れない今、できる限り強化は受けておきたいのだ。
「敵を攪乱する必要もあるだろう。我は行くぞ」
対照的にベルクは勇ましく天駆し、森の上から見えたヒーラーへと暗爪刀「狐爪」の黒き刀身を振るう。しかしウォーリアが反射的にヒーラーを庇う。ベルクはウォーリアを一睨みすると、その後ろに庇われたヒーラーへと再度狙いをつけた。
「ベルクさん、よけてねー!」
ウェイブ・オブ・インフィニティロアを使用したアルマが弓を構え、光の矢を爆散させた。
狙われたのはシーフだが、光の破片は周囲の者にも容赦なく襲いかかる。ベルクは回避を試みたが、よりによって異様に盛り上がった木の根に足を取られ被弾した。
「ごめんねー!」「この程度、覚悟の上だ」
しかし敵の被弾率も激しい。痛み分け以上の効果は得ている。
「では、私も参ります」
更紗は敵と味方を区切るように、アーケインストリームを並べた。それから間髪入れず竜石の杖の先から空間爆砕を走らせる。見えぬ衝撃にベルク以外が混乱する中でも、ウォーリアたちが彼とヒーラーを庇った。
「保険をかけるにこしたことはありません。こちらをどうぞ」
その隙に前進したティボーの闘気槌4の命中率が芳しくない。サシャは次に前進するフリーダへと輝腕3を施した。それから仲間の前進に備えて、アーケインストリームの中心へと向かう。
「ありがとうございます。では、戦線を押し上げに向かいます」
白金のラウンドシールドを構えたフリーダが、シーフの一人へと真ドラゴンチャリオッツ。誰にも受け止められることのないシーフは、遥か遠くの木の幹にぶち当たるまで吹っ飛んでいった。
「俺も前に行くぜ。土産に綺麗な光見せてやろうと思ってな」
ルイドも強く攻撃を意識しながら明鞘彼誰を握り前へと進む。棘咬が大きく口を開け、もう一人のシーフやウォーリアらに牙をむいた。
シーフは光球の軌道を見切ろうとしたが無駄に終わり、その場に崩れ落ちた。
(キャスターは奥か……。阻まれてしまうならば!)
レタラの矢の先は、後衛を庇って回るウォーリアに向いた。まず彼女をどうにかしなくてはその向こうを狙えない。エーテルを矢に集中し、風読みの矢。
確実に敵戦力は削れている。しかし。
「んな簡単にやらせちゃくれねぇってか」
ルイドが吐き捨てる。ヒーラーの放つハイパーヒーリングオーラがシーフを再び立ち上がらせたのだ。続いてハウリング・オブ・ブルーフレアが敵対者たちを包み込む。
そうなれば、危険なのは。
「ベルクさん! 今、向かいます!」
敵陣のまっただ中で孤立するベルクを救うべく、ダニエルが駆けた。シーフが一人吹き飛ばされたことにより、ヒール4は無事ベルクへと行き渡る。
「恩に着るぞ」
フッと、ほんの一瞬だけベルクが優しく微笑んだ。
「俺も行くぞ! 覚悟しろ!」
アルベルトはチャージングする勢いのままに、シュトルツでヒーラーを鋭撃3。
「まずは魔弾3かな……!」
余裕の態度を崩さず、彼は距離を取りつつベルクを狙い撃つ。
「本気で撃ってみるんだな」
舞うようにひらりと回避し、ベルクは厳しく指導する。
休む間もなく、キャスターの放つ光の粒が冒険者たちを襲う。ベルクは光の軌道を読み切り、アルベルトは重点硬化3で受け止め、フリーダは盾を天に翳した。
「絶対に外しません!」
フリーダが空けた道を、黄金の光を纏ったトーラが鋭く駆ける。距離を取ったままキャスターへと魔乱印を放つ。
シーフがトリプルファング改でアルベルトに斬りかかる。しかし精彩を欠いたシーフの攻撃は思うように命中せず、当たろうともたいしたことのない一撃となってしまった。
吹き飛ばされたシーフが心底嫌そうな顔で戦場へと戻ってくる。と、ほぼ同時にシューターがアルベルトにラピッドショットを放った。続けざまにウォーリアたちがベルク、アルベルト、フリーダへと闘気槌3を振り下ろす。そのいずれも、三人を勝負から引きずり下ろすには至らなかった。
吹き飛ばされたシーフは勝負から降りることとなった。妻とライリーは手当を行いながら戦場を見守る。
「では、またな」
ヒーラーを斬りつけ、ベルクは前方へと抜ける。
「どうぞ撃ってみてください」
混迷の戦場を蹴りつけ、トーラは彼に近づくと光印を放った。
「生意気だね、気に入ったよ」
彼の表情が忌々しげに歪む。
「集中狙いされてたよね。大丈夫ー?」「感謝する! ふざけた彼を討つまでは負けられない!」
アルマのエーテルを受けたアルベルトは彼を睨み据える。
(ヒーラーと行きたいところだが、手前のウォーリアとシーフがな……)
ブレイドは前進しつつ弓に矢を番え、ウォーリアを撃ち抜く。炸光矢を撃つには入り乱れすぎた戦場なのだ。
「お困りですか、ブレイドさん?」
「ああ、待っていたぞ」
ブレイドの背後に現れた更紗がすかさず杖を掲げ、ウォーリア、ヒーラー、シーフに光の雨をお見舞いする。
駆けつけたティボーも続いたが、シーフのみが全ての攻撃を見切った。それからブレイドに三度切りかかり、彼の方へと鋭く駆ける。
「では、私は貴方のお相手をいたします」
薄花色の髪を靡かせ、フリーダは対峙するウォーリアに強打4を叩き込む。
シューターは後退しながらもアルベルトとフリーダを狙い、光る矢を放った。
「こっちもいいもんだぜ。渡してやるよ」
ルイドは目にも留まらぬ早さで鞘を振り抜き、刃の如きエーテルでシーフを追いかける。
「ここは是非とも当てていただきたいところですわ」
「期待に応えられるよう、全力で狙っていくつもりだが」
サシャは少し離れて全体を確認しつつ、ブレイドの知覚を高めるエーテルを向ける。
「歪みの無い見事な突進でした!」
「歪み、ですか? 神から聞いたことがあるような、ないような……」
ダニエルも距離を取りながら仲間について行き、傷を癒やす役割に従事する。
「じっとしていてくれないだろうか……!」
レタラはキャスターめがけて走り出し、矢の先にエーテルを集束させ、重撃射3。
次第に彼の表情に焦りがにじみ出した。しかし、反比例するように彼のエーテルは高まっている。
「初めから本気がお望みだったのかな?」
歪んだ笑みを浮かべ、彼は杖の先を自分に一番近い位置にいるティボーに向ける。
「自分は最初から本気だったが、お前さんは違ったようだな」
ブレイドは何が起こっても即座に対処するため、彼の杖の先へと意識を集中する。
「……何が来るのでしょうか?」
更紗は防御に備え、杖を握り直して構えた。
「何でも持ってるヤツの本気を打ち砕くなんて楽しそうじゃないですか」
ティボーが口の端をつり上げる。
「言ったな!」
間もなく彼のエーテルは射出され、光の豪雨となり三人に激しく打ち付けた。
ブレイドはその全てを見切る。しかし――。
「ああっ……!!」
エーテルの守りを固めた更紗の悲痛な叫び。容赦なく降り注ぐ光は更紗とティボーの意識を奪う。
(どうか、ブレイドさんは無事に戦いを終えてくださいね……!)
瞳に涙が浮かぶ。思いを言葉に変える間もなく、更紗の華奢な肢体は僅かに音を立てて倒れた。
瞬間、ブレイドの表情に影が差す。昏い昏い、無を湛えた顔に。
「貴様! よくも仲間を!」
その光景を目撃したアルベルトは怒りの形相で、なりふり構わず駆けだした。
長大な剣を振るい、稲妻を叩き切るほどの力強い斬撃を彼にお見舞いする!
「僕にとっては敵、だからね……!」
痛手を負い、血を流しても彼の口は減らない。
いよいよ脱落者も増えた。冒険者側優勢ではあるが、残る彼の実力は本物である。
「我を忘れてはいないか?」
戦場から逃げようと後退を続けるキャスターを、天高く飛び上がったベルクが強襲する。
その流麗で残酷な戦術は、なによりキャスターの戦意を削った。
「捉えましたよ!」
エーテルを身体に巡らせたトーラはとてつもない加速で赤髪を振り乱し、魔糸4でシーフの動きを鈍らせる。
これまでに挑みかかったメンバーが散々翻弄されたが、こうなればもうただの的だろう。
「サシャさん、自分は貴族の元へ向かう」
「ええ。私も為すべき事を行います」
ブレイドとサシャに笑顔はなく。
全身にエーテルを巡らせたブレイドは竜爪の籠手をはめ、シューター同様後退を続ける彼へと瞬時に駆けた。
(貴族さん、人気者だねー。ならボクはー?)
キョロキョロと辺りを見回して、シューターがフリーになっている現状に気がつく。
逃げるシューターにすかさず光の破片をお見舞いした。向こうからの反撃はすっと回避して胸を張る。
「当たらないよー! ……あっ、ちっちゃいからじゃないからねー」
ニカッと、微笑ましいまでの笑顔を湛えてから、再度弓を構えた。
彼に迫るアルベルトの背後にシーフが取り付き、三度刃を繰り出す。
「今は貴様の相手をしているわけにはいかないんだ!」
アルベルトは軽くあしらい彼を追う。
(敵が散開していますわ。まさか……)
「逃げて勝負をうやむやにするつもりなの!?」
一歩退いて全体の様子を確認するサシャが叫ぶ。憶測ではあるが可能性がないとも言い切れない。
「ルイド様、念には念をということで」
「用心にこしたこたぁねぇけどよ」
憶測にヒリつくルイドに、サシャがエーテルでの知覚強化を施す。
ルイドも敵を咬み千切らんと駆け抜ける光の球を放ちながら、彼との戦いに参戦した。
「こちらはいかがでしょうか?」
「何度でも撃ち続けるまでだ……!」
レタラ、フリーダ、ベルクはウォーリアとキャスターを追いかけ攻撃し続ける。向こうからの反撃も痛いが、決して逃がすわけにはいかない。
彼は背後に壁を出してからアルベルトをエーテルで撃つ。
「ぐっ!!」
高レベルキャスターの一撃だ。流石に重い。
しかし間髪入れずダニエルのエーテルがアルベルトの傷を癒やす。
「だらしねぇ輩を懲らしめましょう!」
「ああ、絶対に負けない!」
剣を構え直し、アルベルトは彼を悪役じみた表情で睨み付ける。そして。
「貴様を討つ!!」
言葉と共に力強く踏み込み、全力を込めた鋭い一閃を彼の身体に叩き込んだ。
強者たるアルベルトの一撃に、彼の身体は容易に吹き飛ぶ!
「ライ、リー……!」
彼は意識を失いかけながらも手を伸ばした。何かを掴もうとしたその手は空を切り、身体ごと地面へと打ち付けられた。
いよいよ大詰めである。決して逃がしてはならない。それだけを胸に、冒険者たちは攻撃を繰り返す。
「皆様、今相対している敵を逃がさないようにお願いいたします! 手が空いている方はアルマ様の方へ!」
手薄なシューター側に向かいながら、サシャが大声で呼びかける。
「まてまてー! あなたはボクのえじきだぞー! のがさないぞー!」
追いかけながらのアルマの攻撃がシューターを何とか縫い止めている状態だ。
「僕がそちらに向かいます!」
強力な攻撃を行えるだろう相手は、もうほとんどいない。ならばとダニエルがアルマの声めがけて全速力で駆ける。
「トーラさん、頼む!」
「はい、絶対に当てます!」
シーフを狙ったブレイドの死齎刃が空を切る。逃げようとも輝石の振り子を手にしたトーラの追撃がやってくる。
大量の光の粒が、シーフの体力を奪う。シーフはボロボロになりながらもクレネルウォールの向こうへと駆けた。しかし。
「あばよ」
すかさず横に回ったルイドのエーテル刃が、シーフを気絶へと追い込んだ。
「しぶといな」
攻撃をすんでで躱したキャスターに、ベルクは「面白い」と口角を上げる。
「私たちは私たちの戦いに集中しましょう」
フリーダが武器を振り下ろすと同時に、額の汗も飛び散った。
渾身の一撃はウォーリアには防ぎきられたが、ベルクの攻撃に意識を取られるキャスターを倒すことには成功した。
不利と判断したウォーリアはチャージングでこの場を強引に抜け、シューターを狙うアルマへと剣を振り下ろす。
「うわっ! あぶないなー」
横から襲いかかられたアルマはすかさずエーテルで身を守った。ウォーリアのことなど歯牙にもかけず、シューターを追い続ける。
次の瞬間には風を纏うレタラの矢と、鋭さを増したアルベルトの斬撃が、アルマを襲ったウォーリアを仕留めていた。
残るはシューターのみである。全員に追い回される哀れな子羊。
「降参をおすすめするぞー!」
アルマの矢が爆ぜる。シューターは全速力で後退するのみだ。
「どこまで逃げ切れるか、試してみるか?」
追いついたベルクが妖艶に微笑みながら斬りつける。
「どこまでも追いかけるだけだがな」
レタラの矢も風を纏い、容赦なくシューターを追う。
「シャルガネの言葉でしょうか? 啓示には『士道不覚悟は切腹じゃない?』と出ています」
フリーダの振るう覚悟がシューターを捕らえた。
●
「……ライ、リー……?」
彼のか細い声が、未練を口にする。
「……違います。私は、私は……」
彼は妻の言葉を手で制して立ち上がった。そして冒険者たちに一礼する。
「見事だった、約束は守るよ。……けれど、最後に」
顔を上げた彼が浮かべたのは絵に描いたような悪い笑みだった。
「……えっ?」
気付いたときにはライリーの胸に、エーテルの弾が撃ち込まれていた。血を吹きだして、ライリーは目を開いたままその場に倒れる。
「ああぁっ!!」
次に響いたのは、ライリーの痛みを引き受けたサシャの痛ましい絶叫。
「ど、どうして、ですか……?」
その場に頽れるサシャと既に倒れているライリーを見ながら、震える声で更紗が問う。
「今、回復します! サシャさん、大丈夫ですか!?」
ダニエルが膝をつき、サシャへと癒やしのエーテルを与える。サシャは二度目で目を開き、意識を取り戻した。
「……ライリーは、無事、なの……?」
「脈はあるけど、意識は……しっかりしてー」
アルマもライリーに癒やしのエーテルを贈りながら、小さな手で頬をぺちぺちとたたいて覚醒を促す。
「……ん」
僅かに反応があった。
「……サ、シャ……は?」「大丈夫だよ。起き上がれそう?」
ライリーはアルマの、サシャはダニエルの力を借りてゆっくりと起き上がる。二人はなんとか無事に立ち上がれた。
しかしそれだけでは納得できない。できるわけがない。
「何てことを! こんなの、あんまりじゃないですか!」
トーラは怒った。泣きそうになりながら、本気で怒った。
「ち、ちが……こんな、つもりじゃ……!」
「違うも何も、てめぇの弾が原因で人間が二人倒れたんだが?」
ルイドが冷ややかな視線を送る。
「自分のしでかしたことがわかっているのか!?」
アルベルトが詰め寄り、彼はじりじりと後退する。
「守りたい気持ちすら嘘だったのでしょうか?」
フリーダの視線に、蔑むような感情が混じった。
「人の話を聞かない。その結末がこれか」
ベルクは背を向ける。この場にいる意味をもう感じない。
「……どこまで周囲を不幸にすれば気が済むんだ?」
際限なく怒りが湧いてくる。それを言葉に詰めて、レタラは彼に投げつけた。
「ここまでのいきさつをすべて寄り親に報告させていただく」
サシャとライリーだけではない、更紗とティボーも被害を受けたのだ。ブレイドがかける慈悲はもうない。
「ただ、少し脅かすつもり、だっ……!」
彼の前に、ライリーがおぼつかない足取りで歩み寄った。
「ものすごく怖かったですよ……。サシャだって、あたしの痛みを引き受けるの、絶対に怖かったと思います」
浅い呼吸で、必死に発言する。
「更紗さんや、ティボーさんだって……。だから……ふざけるな!」
頼りない力で、ライリーが彼の頬をひっぱたいた。大した痛みはない。ただ、餞別としてはそれで充分だった。
「私もあなたをひっぱたいてもよろしいでしょうか?」
笑みが消え失せた顔でゆっくりと近寄ってくるサシャに、彼は「ヒィ!」と声を上げた。
「貴男、これ以上、人を不幸にしてはいけません。償いなら、私も一緒に行いますから……!」
四面楚歌の状況に、しかし妻が割り込む。レタラに一瞬視線を送ってから、覚悟したように彼へと視線を戻して。
「だから、私を――貴男の妻を見てください!」
ぎゅっと、しがみつく。
彼は妻を見た。これが本当に自分の妻なのかと疑いながら。こんなに積極的に自分を押し出されたことなんて、一度もなかった。
彼の服に、妻の涙が染みこむ。それは隠しきれない我慢の証拠で。
「すま、なかった……!」
カランと、杖が地面に落ちる。空いた手は、妻の指輪をはめた左手に添えられた。
●
「皆様のおかげで意見をする勇気を持つことが出来ました。心から感謝いたします」
彼と妻と護衛たちは、冒険者たちに最敬礼をしてから去っていった。ティボーも「ギルドに行ってきます」と一足先に街へ帰った。
「本当に、ありがとうございました!」
ライリーが冒険者たちに頭を下げる。
「皆さんなら勝ってくれるって信じてました……! けど実際にこうなると……!」
笑顔で涙をこぼすと、サシャが寄り添った。
「これからが本当の自由、ですわね。お誕生日おめでとうございます」
「うん、ありがとう!」
一つの決着が付いたところで、ブレイドがうやむやになっていた話題をもう一度口にする。
「……言いづらいのだが、寄り親への報告はどうすべきだと思う?」
当初は和解のための切り札にするつもりだったが、看過できない事態が立て続けに起こってしまった。ブレイドの表情は固い。
『決着をつけるために報告すべき』と『彼はともかく護衛や妻には同情の余地がある』という二つの意見が持ち上がった。
「ならば『寄り親へは彼だけでなく護衛と奥さんの行動も詳らかに報告する』べきか」
「相手にもよるが……大貴族ともなると簡単に会ってもらえるとは限らないから、書簡での報告が現実的だろうな」
「貴族へ向けた文章の書き方なら、オレも覚えがある。手伝うぞ」
アルベルトが貴族としてのアドバイスをし、レタラは貴族お抱え作家としての本領を発揮する。
「その前に……ブレイドさん、そんなに険しいお顔をしてはいけませんよ」
「メッ」と更紗が背伸びして、皺の寄ったブレイドの眉間を二本指で伸ばそうとする。どれほど頑張ってかかとを上げてもちっとも届かない。
けれどその様子にブレイドの表情がわずかに緩んだ。
「これで一件落着、ってことでいいんだよな?」
「だろう。我らは無事に役目を果たしたんだ」
ルイドは大きく伸びをして、ベルクは満足げに目を閉じた。
「だらしねぇ輩を成敗したあとは気分が良いですね!」
「はい、依頼達成のあとはすがすがしい気分になると私も思います」
また一歩英雄に近づいたダニエルはその肉体を誇示し、同じく英雄を目指すフリーダは乱れた髪を手ぐしで梳く。
「いやー、今回も強敵でしたねー」
「勝てて本当に良かったです!」
アルマの演技じみたセリフに、トーラが大真面目に答える。
「ええ、本当に」
サシャが小首を傾げて穏やかに笑う。
●
「倒された恨みもありますからね……」
翌日帰ってきたティボーも、苛立たしげに報告の件に賛成する。
こうして、この一件は概ね解決した。
ライリーの体調と彼の様子を見るべく、ライリーとティボーはしばらく王国に残ることを選んだ。
「皆さん、本当に、本当に! ありがとうございました!」
「……僕からも……あ、あざした」
ティボーに支えられたライリーは満面の笑みで、心からの感謝を叫んだ。
頬を染めて頭を下げるティボーには気付かずに。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い11 / 8〜25人
2023年03月15日 12時57分17秒 公開
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 成立するとして、あちらは後衛多めのパーティーになりますね。 最低でもキャスターが二人いるのは警戒が必要そうですし、シューターも居るので遠距離の撃ち合いは分が悪そうです。 これにシーフが走り抜けてきて撹乱までされると押し切られそうですし、あまり離れず援護が出来る距離で戦うのはどうでしょうか? 婚約者は単体魔法多めですが、キャスターは範囲魔法も持っているでしょうから、そちらにはわたしが魔乱印を使おうかと考えています。
シーフのブレイドだ、よろしく頼む。 ライリーさんの一大転機だな、油断せず勝ちにいきたいものだ。 初期のあちらさんは後衛多め…届きそうなら開幕で狙ってみるか。
成立ですね。 改めてよろしくお願いします! 後衛を狙う場合、ハウリング・オブ・ブルーフレア等の支援を使って頂けるならそれを待った方がいいと思います。 最悪孤立してしまいますし。 あと、勝敗はどうやって決めるのでしょうか? 貴族を倒せば終わりなのか、それとも護衛を全員倒なさいといけないかで戦い方が変わりそうですし。
【質問】 という訳で質問です! Q1 勝敗はどういった条件で決まるのでしょうか? Q2 戦闘開始時の距離はどのくらいでしょうか?
キャスターの東雲更紗と申します、よろしくお願いしますね。 一途…というよりは未練がましいとでもいいましょうか… ライリーさんのためにも負けるわけにはまいりませんね。 初手ですがアーケインストームを広く展開して相手を縛りにいくか、 高速多段超魔法を乗せた範囲攻撃で機先を制しにいこうかと思っています。
皆様、当依頼にご参加いただきありがとうございます。 辺境都市群冒険者ギルド職員、そして当依頼の依頼人、ライリー・ベルです。 【回答】 トーラ様、ご質問をいただきありがとうございます。 A1.先に相手方の戦力を全滅させた方が勝利となります。 (先に貴族+護衛全滅で冒険者さん側の勝利) なお、先方(貴族)と「殺し合いはしない。戦闘続行がほぼ不可能と判断された時点(ラウンド終了時の生命の値で判定)でその人物は勝負から除外される」と約束を取り付けています。 どうか体力(生命)には気をつけて行動してくださいませ。 A2.こちら側の先頭と相手方の先頭は約15メートル(3Hex)ほど距離を開ける予定です。 回答は以上となります。 またご不明点が見つかりましたら、お気軽におたずねくださいませ。
回答ありがとうございます! 全滅が勝利条件ということは、ヒーラーを先に狙うのが良いでしょうか。 相手も同じことを考えてくるでしょうし、そちらの警戒もしておきたいですね。 それと、ラウンド終了時の生命の値が退場の条件になるのなら、ヒーラーの方は行動を遅らせてもらって、最後に回復をして貰うのはどうでしょうか?
ヒーラーのサシャと申します。みなさまよろしくお願いします。 トーラ様は質問や戦闘の流れ作りとありがとうございます。 私は防御力が控えめなのと攻撃役としてもあまり向いてませんので 後方からの支援を行わせて頂くつもりです。 ブルーフレアは持っておりますので初手で皆さまに付与させて頂きますね。 もしダニエル様がフレアを持って下さるのでしたら他のスキルを支度しますのでお知らせください。 汎用は天眼を支度で、元カレと取巻き方々の動きを常に把握し 皆様にお知らせ出来たらと思っておりますが…まだ動きとして決めているわけではありませんので「こう言う動きをして欲しい」とか有りましたら遠慮せずお知らせくださいませね。
>テーリングさん ブルーフレアは僕が初手で使用する予定です ちなみに、ブルーフレア後は皆さんの回復に専念する予定です
ブルーフレア助かります! 使う方から2ヘクス以内にいるようにしますね。 現在、以下の11人ですね。中々バランスは良いと思うんですけど、人数が多くなると範囲攻撃を受け得たときの回復が大変なので、出来るだけ早くキャスターを無力化したいところです。 わたしは予定通り魔乱印で魔法攻撃力を下げるのと、シーフの回避を下げる動きをしていこうと思います。 ウォーリア3人(+ティボーさん?) シーフ3人 キャスター1人 ヒーラー3人 シューター1人
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 とりあえずヒーラー狙いで吶喊するか? 包囲される前にそのまま敵後方に抜けて大回りで帰ってくるようにするか。
(発言一部修正) ウォーリア、ルイド。良しなに。 多対多だが、量でも質でもこっちのが勝ってる状況か。 ならトーラが挙げてたヒーラーやキャスターを先に落とすとか、バフをもらってから動くとか、 正攻法の戦い方が一番順当に勝ちやすそうだな。 俺も前衛役として無理ない範囲で前に突っ込みつつ、敵の前衛抑えに回ろうかと。 魔法攻撃中心の予定なんで、ついでに届きそうなら貴族にも牽制仕掛けてみるわ。 意識を引き付けられそうならそのまま貴族の攻撃も受けておく。
ダニエルさま了解いたしました。 ヒーラーも増えましたし、私はブルーフレアの代わりにスケープセイントを持とうかしら? いえ…元カレはともかく、ハーレムの女性陣にとってライリーはライバルでしかないのでちょっと不安に…。 ヒールは皆さまが分散して戦う事と成った時に備えて持ちますね。 それと輝腕・輝刃を支度して特にシーフに向う方と、火力役の方に付与したいと思っております。 汎用は天眼とサーマルアイ。 ハーレムメンバーの動きを熱源として感知して皆様にお知らせさせて頂きます。
追伸です。 簡単にですが、ディボーさんへの説得を入れて仮プレは提出して有ります。 人手は多い方が良いですからね。
わたしもティボーさんへは参加をお願いしてみるつもりです。 ライリーさんが貴族のところに行けば、ギルドの人手も足りなくなる事を伝えてみようかと。 わたしの行動はキャスター、貴族の順にへ魔乱印を使って、そのあとは攻撃集中で命中を上げてシーフへ魔糸を使って回避を下げますね。 現状シーフは二人なので、一回ずつになると思います。
すまない、顔出しが遅れた。シューターのレタラだ。宜しく頼む。 オレはキャスター狙いで撹乱射撃で命中ダウンのBSを撃ち込む予定だ。範囲攻撃をされたとて、要は味方に当たらなければ良いのだろう? 他には回避低下のBSを入れていくつもりだ。恐らくシーフに入れるのが良いのだろうが、現状トーラ嬢が付与予定とのことだから、付与タイミングを変えるか別の対象に入れるかは悩み中だ。
辺境都市群冒険者ギルド職員、ライリー・ベルです。 当依頼は明日3/3の8時出発となります。 お手数をおかけしますが、 今一度、装備・スキル・プレイングのご確認をお願いいたします。 今からのご参加も受け付けております。 どうぞ宜しくお願いします。