【鬼哭】偽りの逃亡者と縋る腕
菊華 伴
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シナリオID:2663
オープニング
小柄な影が、静かにアキュアリスタの街を歩く。
「アダムぅ、なんであんなおかしくなっちゃったんだよぉ」
悲しげな声で、影がいう。しかし、影は次第に笑みを強めていく。彼女は小さく哂いながらにっこり目を細めた。
「わからないけどぉ、面白いもんが見れるならなんでもしちゃうー。うちはゴブリンがどーなろうと気にしないけどー」
そんなことを言いながら、彼女はある場所へと向かっていた。
そして……。
一人のケンタウロスが、ぼんやりとしたゴブリンの子供たちを引きつれてとある公園にきていた。彼は小さく頷くとその子供達に対し冷たい笑みを浮かべていた。
●事件は現場でおこるもの
(会談の内容ってなんだろ……)
雨が降りそうな空の下、レビジュ・バトーは会場周辺の警備を手伝いながらも、ふとそんなことを考えた。レイウェストとドン・ゴーフルの他、お歴々が集まっての事だ。大事があってはいけない、と気を引き締めて行う。それは、帝国兵見習いや密偵見習いとなった元メドゥの指先構成員の面々も同じである。
最近密偵見習いになったドワーフの少女、ネインが真面目な様子で辺りを見回しながら
「殿下が危ない目に合わないとは限らないし、おじ様やお嬢様の身に何かあるかもしれないわ」
と気もそぞろなように見えたレビジュへ言う。だが、レビジュは気がそぞろになっている訳ではなかったらしい。会場の方を見、胸を押さえる。
「なんか、嫌な予感がするんだよね。それにさ、内部に敵が潜んでるパターンもあるじゃない」
少年は、意味深長な眼差しでそう言うと、小さくため息をついた。
レビジュを始めとする子供達は、未だレイウェストを傍で守れるほどの信頼を得ていないし、力も乏しいだろう。それでも……、と願った結果が会場周辺の警備手伝いであった。
しかしゴールディ側の者達の中には、レビジュが過去に起こした事を知っている者達もおり、警戒されているようだった。それでも、少年は自分の現状を伝え、警備の場に居させて欲しい、と頭を下げた。
そんな経緯の先、レビジュ達は他の兵士達と共に、静かに警戒を続ける。その内、冷たい雨が降り始めた。
(このまま無事に終わればいいけれど)
レビジュがちらりと会場を見た時、にわかにその方向が騒がしくなった。
●アダム逃走
会場から出てきたのは、アダムだった。火傷を負った彼をすぐさま追うレビジュ。
その他にも、冒険者達や兵士達が彼を追っていく。驚いてしまったネインもすぐに我に返り、捜索へと加わった。
「アダムさん、ドン・ゴーフルの味方だった筈でしょ? 何したの」
「アイツ、ドンを刺しやがった!!」
兵士の一人がレビジュに事情を説明したとたん、表情が苦々しくなる。メドゥの指先から離脱した者同士(?)だと思っていた少年としては複雑な心境である。
(なんとしても捕まえなくちゃ)
レビジュはネインと冒険者達と共にアダムを追いかける。だがその途中、兵士の一人が「こっちだ!」と声を上げた。確かに、アダムらしき姿が見える。だが、進行方向にも見えるのだ。
(どっちが本物? もう一方は偽物で、その目的は? おおよそ追跡者を妨害するのが目的かな……)
ならば、わざと釣られてみようか。アダムを追う者は他にもいるのをレビジュは見ている。少年はネインに指文字を見せると、「僕らがあっちに向かう!」と叫んだ。
●騒がしい妨害者達
レビジュが雨に濡れながら冒険者達と追いかけた先。そこで待っていたのは何人ものゴブリンの子供たちだった。そして、その奥から笑い声がする。
「あははははっ! 引っかかった! 引っかかったぁ!」
アダムよりも愛らしく柔らかい声で笑う、影。それはいつの間にか、青い目のゴブリナに変化していた。いや、正体を現したのだろう。その傍らには白いローブのような物を纏ったケンタウロスも一緒だった。
「きみの事は風の噂で聞いた事あるぅ! 裏切り者のロバの子でしょぉ? まーうちらは多分『来る者拒まず去る物追わず』だしー?」
あははと笑いながらゴブリナがレビジュ達の前に出る。身構えていると、彼女はまた「あはは」と笑った。
「うちぃ? メドゥの指先の、オルテンシア! でぇ、こっちはー……?」
「……」
オルテンシアと名乗った少女がケンタウロスの横腹を叩く。と、彼はこくり、と頷いた。すると、レビジュ達の脳裏に言葉が浮かぶ。
〈自分はスタウト。同じくメドゥの指先構成員だ。すまんが、貴公らを妨害させていただく〉
スタウトと名乗ったケンタウロスは、もう一度こくり、と頷いた。どうやら念話で話しかけてくるタイプらしい。
「スタウトは病気で声を失ってんの。すまんね。あー、しめっぽいのヤだからもうちゃっちゃかやらせてもらうわぁ」
そう言った傍から、目の曇ったゴブリンの子供たちが冒険者へ向かい纏わり付いて行く。オルテンシアはあははと笑いながらこう囀った。
「そいつら、洗脳された子! わるいね! きみらを妨害するのが仕事だから何でも使わせてもらうからー」
そういう傍から、スタウトが〈魔矢〉を放つ。子供に当たるかもしれないというのに!
その時、レビジュが咄嗟に庇い事なきを得る。だが、彼は左肩に傷を負ってしまった。
「レビジュ!」
ネインが駆け寄ろうとするが、オルテンシアが子供達を越えてナイフを奮う。ネインはどうにかその攻撃を受け止め、押し返すも彼女はニタニタ笑うばかりだった。
下手に攻撃するとゴブリンの子供達に害が及ぶかもしれない。
そんな状況の中、冒険者達は対処を迫られるのだった。
解説
マスターより
リプレイ
(今の……!)
オルテンシアの動きを見ていたエルナ・クルプファルツは、何かに気付く。彼女のいた場所に、子どもが移っているのだ。
(〈プリズムシャドウ〉だった! なら、あの子を気絶させないと……)
彼女は焦った。起点となる子供はよたよたと近寄ろうとしているが、冒険者のいる位置までは暫く時間がかかりそうだ。
「こっちむいて」
「ロバ君の誘いにゃ乗れないなぁ」
眼前では、レビジュ・バトーがオルテンシアに切りかかるが、彼女はそれを受け流す。
エルナが放った風を纏った矢を切り落とそうとしたオルテンシアだったが、それは頬を掠め舌打ちをした。
(ドン・ゴーフル様のご容体は勿論、以前交戦したアダム様の事も気掛かりではございますが……)
今は子供の保護が優先、とレティシア・レインフィールは息をのむ。そうしながらも牽制として〈魔矢〉をスタウトへと放った。
一方、グレイブ・ヤードは小さくため息を吐きながら、状況を鑑みスタウトへ〈光縛封〉を展開。これで魔法を一度使わせる作戦だ。
思惑通り、スタウトは魔法での破壊を選ぶ。まるでそれがわかっているかのような表情を浮かべて。
(洗脳状態とはいえ、人質をこちらに向かわせたので全員、というのはまぁあり得ないと想定したほうがいいだろう)
グレイブには色々と気がかりな事がある。この状況、手が出しづらいだけで、非常に徹する方法も、人員の差で推す方法も可能な筈だからだ。故に、彼は警戒しながらオルテンシアへ目を向ける。
「こっわっ! 睨んできてるよ、ぼーけんしゃこっわ!」
オルテンシアは茶化すような口ぶりで二人を見、ナイフで切りかかって来たネインを軽い足取りであしらった。動きに無駄がない様子をみるかぎり、かなりの手馴れと見たほうがいいだろう、と冒険者達とネインは表情を引き締める。
「はぁ……、子供が大きくなって手がつけられなくなって、こういう教育しか出来なくならないといいんだけど」
子供が一番集まっている場所の一番後ろに〈アイアンウォール〉を展開するRe:Lee。彼女のやり方が上手かったのか、子どもの集まり方が良かったのか、子どもの大半をスタウトから遮断することが出来た。だが、戦場を区切るには少し心許ないかもしれない。
「お前は絶対許さない! 子供達のことも、レビジュの事も!!」
叫びながらイズル・M・ヴォルゴールがそつない動きでレビジュを治癒し、スタウトへ近づく。そうしながらも、彼はスタウトの様子を観察する。だが、彼の様子からは嫌悪などを感じない。
(壁の……前にいる、こどもは……7人?)
ミゼリア・L・ステュクスはスタウトを見つめ〈紅眼淫香〉を発動させつつも漆黒のエーテルを纏い走る。
「事情はあれど、お姉さんから言わせて貰えば過激な世直しより、甘味でも楽しみながらじっくり練った平和ボケのが後々良く効く。急ぐ必要は有れど生き急ぐ必要はないのさ!」
アリア・ティーダがそう叫んだ途端、仲間たちの身体から青白い光が立ち上る。オルテンシアとスタウトは素早く子どもと自分達が遮断された事と、アリアが使ったスキルに警戒心を高めたようだった。
(二人の意識は完全に冒険者に移ってる!)
そう感じたグレイブは、静かに頷いた。
(今が好機ね)
ザザ=ステルヴィナが鉄の壁の内側にきた子供達を見、「おチビさん達、おいたはダメよん?」と言って目を合わせる。だが、子ども達に変化はおきない。
(! もしかして支援を貰っているから?)
ザザは〈ヒュプノシス〉での無力化が出来ない原因を考え、子どもをその場からさらに引き離した。
〈ヒュプノシス〉は戦闘中には使用できない。Re:Leeが出した鉄の壁ではやはり大きさが足りなかったらしい。
(支援が切れるのを待っている時間はなさそうね)
ザザは苦渋の決断として子どもを一人気絶させた。
冒険者達の中に動揺が広がる。それをオルテンシアは見逃してはいない。起点となる子どもは自分の近くにいる為〈プリズムシャドウ〉を使うのは得策ではないと考えた彼女はそのまま遮断できなかった子どもへと一撃見舞おうとする。
「させませんよ!」
エルナが叫び、風を纏った矢が再び放たれる。ひらりとかわしたオルテンシアは再び「キャハッ!」と笑った。レビジュはグレイブと頷き合い、スタウトの攪乱に動く。
「グレイブ様、ネイン様!」
「致し方ありません。子供達を……」
その隙にレティシアがネインとグレイブを呼び、鉄の壁の外にいた子供達を壁の中へと連れて行く。鉄の壁の向こうでは、ザザが子ども達を引きつけさらに下がっていた。
(念のため……)
グレイブは子供達が武器を持っていないか確認しておく。幸い、この時点では何も持っていない事を知り安堵する。
「はぁ?! もう一つ必要なわけ?」
Re:Leeは先程出した鉄の壁の横にもう一つ呼び出す。これでもまだ厳しいだろうか? Re:Leeは祈るような気持ちで魔導書を握り締めた。
〈あの壁が邪魔だな〉
急にスタウトの声が脳裏に響いたかに思ったその時。前進した彼の手に青白い光の槍が握られていた。その穿たんとする先はミゼリアだ。
「きなさ……い」
挑発するような声色を放つ少女へ放たれた槍は、回避しようとしたその脇腹を貫く。走る痺れに声を上げるも、彼女の目に燃える戦意は消えていない。
ミゼリアを追う形でイズルが迫り、そつない動きで治癒の光を放つ。それに背中を押された彼女は、〈紅眼淫香〉を今度はオルテンシアへと向けた。
「この子たちは預かっちゃうよ!」
まだ保護されていない子どもを庇うように立ちはだかるアリアの背には、一人しがみ付いている影が。彼女は安心させようとその子の頭をそっと撫でた。
子供の無力化を図られた事にオルテンシアは内心歯噛みしていた。そして、その眼は赤い目のエルフへと向いている。
(あぁ、もう!)
オルテンシアは、ミゼリアへと肉体を蝕むエーテルを纏ったナイフを振りかぶった。
●スタウトは、問いかける
オルテンシアとスタウトはミゼリアの術中に嵌り〈執着〉した。
だが、そこからが大変だった。スタウトが巨大な炎弾を放ってきたり、オルテンシアの猛攻にあったりとボロボロの状態である。ミゼリア自身も瞬間的に漆黒のエーテルを増大させ黒華繚乱を発動させては居たのだが……。レビジュがスタウトへの攪乱攻撃を行った事が良かったのか、起点がずれたお陰でミゼリアは深手を負わずに済んだかもしれない。
近くにいたイズルがミゼリアを回復し、彼女に添付された青白い槍はアリアによって解除される。
スタウトの余波で2,3人の子どもが怪我をしてしまったがレティシアが治癒したお陰で命に別状はない。
怪我をした子供を含めグレイブとザザが手分けして子ども達を少しずつ鉄の壁の後ろへ連れて行き、気絶させていく。
少々手荒な真似をせざる負えなかったことにレティシアは胸を痛め、グレイブも歯噛みする。
その繰り返しで、起点となっている子供以外は全員保護することが出来た。
だが、ここまでの時点でアリアがかけた〈ハウリング・オブ・ブルーフレア〉は既に効果を失っていたし、スタウトとオルテンシアと対峙していた面々も、消して軽くないダメージを負っていた。
(問題は……一人残った子供)
仮に眠らせたとしても、かなり引き離さないと入れ替わって子供達を攻撃されてしまうかもしれない。
「そっち、頼みましたよ!」
エルナが漸く起点となった子供に手が届く範囲に入り、気絶させる。レビジュが傷付いたミゼリアとオルテンシアの間に入り、朱色のエーテルを纏ったナイフを奮う。その間に、ネインが鉄の壁の中へと運び入れ、鉄の壁の前に出たレティシアはミゼリアを治療する。
一連の動きを見たスタウトは僅かに眉を顰め前進。鉄の壁の向こうを攻撃範囲に入れようと考えたのだろう。だが、そのためにはイズルとミゼリアを突破しなくてはならない。
〈やはり邪魔だな〉
次の瞬間、イズルたちを囲むように稲妻のような光が無数に荒れ狂う空間を出現させた。
「あはっ! 痺れるでしょお?」
オルテンシアがケタケタ笑い、イズルたちは歯噛みする。
(子供たちの避難が終わるまで、鉄の壁はもつ筈……)
〈アイアンウォール〉は出現したらよっぽどのことがない限り暫くの間は消えない。アリアは傷ついた仲間を回復しつつも、鉄の壁のむこうが気になっていた。
イズルは気合と共に眩しい光を放つ戦槌をスタウトへと叩きつけ、相手の出方を見る。だが、スタウトの表情は涼しいままである。
(冷静に、この状況を消化しているようだ)
スタウトの冷たい表情と容赦ない攻撃から、イズルはそう考えたが……ここで彼らへとスタウトが〈念話〉を送る。
〈なぜ、見ず知らずの子供を助ける? 貴殿らもアダムを追っていたのだろう? 子供と我々を力で押しのけることぐらい簡単だろうに〉
その言葉に、ミゼリアはため息交じりに漆黒の処刑剣を構えなおす。
「アダムを……おっているなかまは、他にもいます。彼ら……なら、やれるでしょう。……それに」
〈それに?〉
「俺達は、お前達とは違うんだよッ!」
不思議そうに見つめるスタウトに、イズルは鋭い眼で言い放った。その言葉にミゼリアも頷く。スタウトはそんな2人の真剣な表情を見、僅かな嘲笑を唇に浮かべた。
〈ならば、その違いをもっと見せてもらおうか〉
一方、気絶させられた子供達は、念のためRe:Leeが数名ほど〈光縛呪〉。
(なんたらの刻印だかは知らないけど、少なくともこんな子供についてるものじゃなさそうだし。何よりこんな様子なのは一番嫌がるからね……。でも、やれることあるかしら)
〈アンチ・サイ〉を後から試みようと考えた彼女だが、なんとなく効果がない気がしている。
鉄の壁からさらに話した水路近くの遮蔽物に子ども達を隠したグレイブは、ザザと頷き合った。
「子ども達がどのぐらいで目覚めるかが分からないが……」
「他の皆も心配ねん。そろそろ全力でいくわよ」
その言葉を聞いたネインとRe:Leeは攻勢に出る心構えになった。
●反撃? それとも……?
「子ども達いなくなった? いなくなった? やるぅ!」
オルテンシアが口笛を吹き、冒険者達に拍手を送る。だがどう見ても挑発にしかみえなかった。レビジュは引き続き機動力を生かしてオルテンシアへと攻撃するも無駄のない動きで回避。オルテンシアはくすくす笑いながら少年を通り過ぎてエルナへと切りかかる。肉体を蝕むエーテルを纏った攻撃を受けたエルナは、鈍い痛みに表情を険しくする。
「やってくれましたね!」
エルナが強化された一撃をオルテンシアへと放てば、真っ赤な血が飛び散った。それすらも楽し気に笑うオルテンシアの様子は、異常な存在を見慣れたであろう冒険者達からしても異質に思えた。
「あはっ! あはっ! たーのしー♪ ホントたのしいからコレやめらんねぇ~!」
(消して軽度ではない怪我をしても、そんなことが言えるとは)
レティシアは警戒しながらもエルナを治療する。
鉄の壁から出たグレイブは、オルテンシアに目を向ける。彼にはオルテンシアの行動の動機や理由が分からなかった。故に、問う。
「お尋ねしますが、何のためにこの子供たちを準備したのですか? そもそも動機が見えません」
「何のためー? どーきー? あは? あったまかたーい! 妨害の為に決まってるでしょー?」
オルテンシアがケラケラ笑いながらグレイブへ目を向ければ、スタウトが赤々と燃える炎弾を炸裂させ、冒険者達を苛む。至近距離で喰らったグレイブは回避が間に合わず、その場に膝をつき、鉄の壁の1枚も余波で震えたように見えた。
悲鳴に近い声を上げアリアが彼を回復させる。イズルは己も決して軽くはない傷を負いながらも、己より酷い傷を負ったエルナへと治療を施したが彼女は立っているのもやっとという様子だ。
「あんた達、いいかげんにしなさいよね!」
今度は自分の番だ、とRe:Leeがスタウト達へ紅蓮の炎を纏う巨弾を放ち、炸裂させる。それに続くように、ザザが未だ残る稲妻のようなものが走るエリアへ同じものをぶつけ、消滅させた。
「アダムの逃走支援を指示しているのは、〝メドゥの左腕〟さんかしら?」
「さーてねぇ?」
ザザの問いかけにも、オルテンシアは真面目に答えない。
その間にもミゼリアは微笑む。再び発動する紅眼淫香に抵抗しようとスタウトは表情を引き締める。だが、その身から赤く舞い散る血。素早い一撃が彼を苛んだ。
(二人とも子ども達の事頭から抜けてるならいいけど)
アリアは内心で避難させた子ども達の事を気に掛けながらも、構成員二人を睨みつけた。
オルテンシアはくすくす笑いながらエルナへ攻撃する。
(この一撃を受けたら……!)
どうにか紙一重で避けたエルナと入れ替わりに前に出たレビジュが、オルテンシアを越えてスタウトへと切りかかる。
「あはぁ?!」
予想外の行動に思わず目を向いたオルテンシアを打ったのは、レティシアの〈魔矢〉。完全に傷が癒えていないグレイブもまた、得物を手に彼女を打つ。
ネインが進路を防ぎ、ザザが再び稲妻のような光の空間を呼び出し、オルテンシアとスタウトに纏わりつかせる。
「とりあえず、さっさと済ませてレビジュをまた弄りがいのある小生意気な面にしてやらなきゃね」
と言いながらRe:Leeは霧状のエーテルをスタウトへ纏わりつかせる。スタウトは煩わしい、と言うように彼女へ蒼光槍を放つも素早く避けられる。
イズルが光を放つ戦槌を叩きつけ、ミゼリアが反対側から鋭い一撃を見舞う。
(このまま押し切った方がいいのかな? グレイブ君とエルナ君、もう辛そうだよ~)
アリアはグレイブへ治癒のエーテルを与えながら、状況を見て思う。彼らが『盾』として使おうとしていた子ども達は既に全員保護している。なのに未だ攻撃を続けるのは?
(やっぱり、時間稼ぎの為なのかな……)
彼らはアダム追跡妨害の為に動いている、と確か言っていた。ならば、彼らが退避するのも時間の問題だろうか?
オルテンシアはちらり、とスタウトを見る。だが、スタウトは黙って首を振った。彼女は僅かに眉を上げたが、鉄の壁の方へと進もうとした。
「ダメですよ」
エルナが鋭い一矢を放ち、オルテンシアは飛びのく。
「ねぇ、これ以上やり合う必要性ってある? そっちも帰った方がいいんじゃないの?」
レビジュが予測不可能な一撃をスタウトへ放ちながら問いかければ、スタウトは痛みを堪えながらも表情を研ぎ澄ます。
〈我々も遊びで子供を用意したり、攻撃している訳ではない〉
どこか偉そうに言うスタウト。オルテンシアはそれに楽し気に頷いている。
(ここは、彼女に攻撃を一点集中させ、戦闘を終わらせられるか見たほうがいいかもしれませんね)
レティシアは強力なエーテルの波動を開放しながら内心で呟く。彼女やその傍にいたエルナとザザ、アリア、グレイブから太陽の光にもにた金色の光が全身から立ち上り、オルテンシアは再び口笛を吹いた。
だが、ここにきてスタウトが辺りを見渡す。彼は杖を振り上げるとオルテンシアへ「帰るぞ」とでも言うようなジェスチャーをする。
(?)
ミゼリアは思わず警戒し、得物を握る手に力を籠める。
「え~? ここでぇ~? せっかく楽しくなってきたトコじゃなぁ~い?」
オルテンシアが不機嫌そうな顔と声上げる。が、スタウトはそれを無視し、そのままスタスタとその場を去る。何かを感じ取ったのだろうか、彼は何度も首を横に振っていた。
「しょうがないなー! スタウトに従うよぉ~」
オルテンシアはふくれっ面を見せつつも彼の後を追う。後に残された冒険者達はあっけにとられた顔で二人を見送るしかない。
「ねぇ、これ!」
アリアが何かをひゅっ、と投げる。不思議に思いながらオルテンシアが受け取れば、それはチョコレートであった。
「これでも食べて、ボクたちの言葉振り返ってごらんよ!」
「? 何考えてるかわっかんないけど、まーもらっとく。ねー、スタウトぉ~」
〈はぁ……。仕方ないな〉
アリアから渡されたチョコレートを見せ、オルテンシアが楽し気に駆けていく。スタウトがちらり、とアリアたちに苦笑を浮かべ、肩を竦めて見せた。
ともあれ、これで一応作戦はほぼ終了したと言えよう。今回の目的は子ども達を保護し、妨害者を撤収させる事。ならば目的は達成されたのだから。後は子供達を安全な場所まで連れて行くだけである。
「これで、よかったの……?」
気が抜けたエルナがその場に崩れ落ちる。自分の傷の痛みをおしてグレイブが彼女を治療しようとしたがそれをイズルが止める。
「グレイブさんもエルナさん同様酷い怪我だ。大人しく治療されていて」
「あぁ、すまない」
グレイブは深く一礼し、その場に座る。レティシアはすぐさま彼の治療にあたった。
エルナの治療をイズルが行っている間に、レビジュは念のため周囲を見てくるといって歩き出す。グレイブは治療が終わり次第子供たちの様子を見に行こうと考えた。
「それにしても、あのゴブリナのシーフさんも、ケンタウロスのキャスターさんもホント手ごわかったわねん」
ザザがため息交じりに呟き、思わず頷く一同。
もしかしたらまたどこかで会うかもしれない。そう考えたザザは念のため二人の事を覚えておくことにした。
●それぞれの帰路
冒険者達が事後処理を行っている頃。構成員コンビはというと……?
「ねー、スタウト。確かに楽しかったけどさー、アレはちょっとやりすぎじゃね? 元々人質だってもっと年齢の高い奴ら使う予定だったじゃん」
オルテンシアが不思議そうに傍らのケンタウロスへ問えば、彼は僅かに表情を歪める。
〈子どもは、幼ければ幼いほど、悲劇性が増す〉
「そういえば、自分の子ども死んでるんだっけ? よく考えられたよねあの策」
オルテンシアが尚も煽るようにそういえば、彼女の耳を〈魔矢〉が掠めた。それ以上言うな、とでも言っているかのようだった。
ゴブリナは肩を竦め「はいはい、わかりまーした」とため息交じりに返事をし、アリアから貰ったチョコレートを頬張りはじめた。
そして、ちらりとアダムが向かった場所を見つめる。
「アダム、上手く逃げてるかな? うちにはアンタの考えがまったく理解できないけど、この世に混沌させそーじゃん? 上手くいくといいね」
オルテンシアは「きゃはっ!」と笑うと、軽い足取りでスタウトの後に続くのだった。
「……で、子ども達は大丈夫かしら」
Re:Leeが子供達を保護していた場所へ向かうと、彼らはまだ眠っていた。
今回『盾』に使われたゴブリンの子ども達は、よく見れば10歳になるかならないかぐらいの子ばかりだった。
武器を持っていなかった、ただの子供達だ。グレイブは「考えすぎたか?」と内心首を傾げた。
「無事ならなによりよ。それにしても、この子達はどこから連れてこられたのかしら?」
ザザが不思議そうに首をかしげる。共通点はゴブリンの子どもという事だけ。もしかしたらどこからか連れてこられたという可能性もある。
冒険者達はケガがないのをもう一度確認した後、念のため治癒し、ギルドで保護してもらおうと考える。
「とりあえずは、無事でよかったのでしょう……」
レティシアが不安げにそう言えばグレイブが静かに頷く。
「ただ、あの子供達はどうやら『イダの刻印』があるかもしれないらしいな。オルテンシアが触れないようにしていたのは……」
グレイブが考えていると、馬車が近づいてくるのが見えた。戦闘が終わった時点でネインが手配してくれたようだ。
「子ども達は一度この馬車に乗せよう」
アリアは率先して子ども達を馬車に乗せる。一同は、周囲を警戒しながら子供達を連れてその場を後にした。
その頃にはエルナも目覚めていたが、念のため馬車へ。だいぶ回復したミゼリアは比較的体力に余裕のあるアリアやイズルと共に馬車を囲むように歩く。
「たぶん、あの二人はもう手をださないでしょう。……しかし念には、ねんを……といいますから」
ミゼリアが周囲を警戒しながら言えば、同意するようにイズルも頷く。
帰路には何もなく、冒険者達は子供達を連れて街まで帰る事ができた。
その後の調査で、子ども達は皆、行方知れずになっていた子供達だった。親たちは皆、冒険者達に助けられたことに感謝し喜んだ。その上、保護にあたって少々手荒な真似をせざる負えなかった事に対しても謝罪を受け入れてくれた。
だが、『イダの刻印』の事があり、それから解放するためにも暫く親元を離れねばならないらしい。ザザも対応策を協議する為、ギルドや他の冒険者と共に建物の中に入った。
「早く解放されるといいわね」
「……うん」
Re:Leeがそっと呟きながら子供達を見つめ、レビジュも小さく頷いた。
(終)
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:標準8 / 6〜8人
2022年12月31日 23時54分21秒 公開
相談掲示板
ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 一応最低限「回復し続ける」とかで最悪の事態を防ぐために参加しております
同じく、ヒーラーのアリアだよーっ! よろしくねっ。 先ずは子供たちをどうにかせんと…って、お話かなかな? 他の冒険者さんと追撃中のお話だから、こっちから攻める必要もあるのかな…? 相手の攻めっ気や待ちの戦法が取れるならば、引き付けて分断とかもできたら便利なのだけど…。
エルヴンシューターのエルナです!みなさまよろしくおねがいしますね! 洗脳された子ども達をけしかけつつ、子ども達もろとも攻撃しようという感じの敵さんな感じでしょうか! なんとしてでも阻止しないとですね! 相手はスタウトさんが遠距離系、オルテンシアさんが近距離系な感じですね! どなたかヒーラーの方に初手スタウトさんを光縛封で封じてもらえれば、子ども達を保護する時間を稼げそうでしょうか! オルテンシアさんのもつ位置替えスキル、プリズムシャドウには注意したいですね!
ヒーラーのイズル・M・ヴォルゴールです。よろしく。 ヒーラーが多いので分担できることは分担できればいいと思う。 洗脳の子供達をどうするかが課題だな。 子供達に刻印が付与されてるかは不明だけど、刻印付与ならジャマーやバステ解除のスキルが効果ない。他の依頼だとヒュプノシスが効いたから持っていきたい人がいたら止めないかな。 ただその場合、寝た子供達をどうするかが課題かな。 敵が子供をどうとも思ってないから、こっちの攻撃のダイレクト盾にするとか想定しておきたい。 あとは、識別攻撃で俺達とまとめて攻撃…は、されると思ってる。 地形も利用できたら良いかな?って考えてる。 >光縛封 魔法攻撃で割れてしまうから、正直キャスター(スタウト)と相性悪いんだ。 オルテンシアを入れてもいいけど、スタウトを連携連撃で抑えないと厳しいかもしれない。
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 エルナ様の仰る通り『プリズムシャドウ』は警戒が必要でございますね。 対象選択可能なのは依頼中にお一人のみですけれど射程は10と広く 状況や対象次第ではこちらが即座に瓦解しかねませんので……。 子供達に関しましてはイズル様の仰るように何かしらの形で無力化された後 範囲攻撃などに巻き込まれませんよう対処を行う必要があるかと存じます。 地形を利用されるのでしたら例えばネイン様に運搬や護衛をお願いし 子供達を建物や瓦礫で敵の死角となる位置まで移動させて頂き 私達で子供達が攻撃射程外になるまで オルテンシア様やスタウト様を引き離せますとよろしいかもしれません。 あとはお二方の撤収が此度の依頼の成功条件の一つですので どちらかに対して火力を集中させる事で戦闘不能、もしくは寸前まで追い込み 戦況不利の判断による撤収へ誘導されるのは如何でしょうか……?
キャスターのザザ=ステルヴィナよ。どうぞよろしくね。 >子供達 15人程居るらしいし、このまま戦場で動き回られてしまうのはかなり厄介よね。 可能ならヒュプノシスで早急に子供達を眠らせた後、レティシアさんが仰っているように建物や瓦礫等の死角となる場所に運搬する案に賛成よ。 >プリズムシャドウ サブアクションで使用できるのが厄介なのよねぇ~……。 現状だと敵二人を射程外まで引き離す以外に防ぎようがないし。 敵二人がいつ入れ替わっても問題ないようにバランス良く布陣するしかないかも? >初動 取り敢えず、子供達の許に向かってヒュプノシスを試みるつもりよ。
……ウォーリアの、ミゼリアです。よろしく、おねがいします……ね。 ええと……もしなにか、ご指示があれば、それに従いたいですが…… こどもたちを、ねむらせて運ぶさくせんなら…… 開幕から、シーザーロア3で、敵ふたりのタゲを、ひきうけて…… 近くにこどもたちがいない場所で、敵のこうげきを、ひきうけておこうかと……。 敵は……オルテンシアが、物理攻撃で……スタウトが、魔法攻撃……でしょうか。 物理防御と、魔法防御と……どちらもかくほする感じで、じゅんびしておくつもり……です。
あ……それとも……光縛封で、オルテンシアを、閉じ込めてくださるなら…… スタウトのタゲだけを、シーザーロアで、ひきうけておきましょうか……??
>プリズムシャドウ はへー…入れ替え業なんだ…。 保護した子供と入れ替わってこちらの懐に飛び込んできたり、逆に攻撃を仕掛けたら子供と入れ替わられたり…兎に角確かに脅威だねぇ。 逆に、此方の対策さえしっかりしてれば。却って飛び込んできたところを囲んで一気に 何とかできる可能性もあるのかなっ? そして依頼情報より更に簡易的に相手まとめ。 ・スタウト 範囲攻撃と足止めスキルが厄介 魔力による光縛封対策の可能性 ・オルテンシア 偽装に長けるので目を離すと子供に紛れる可能性大 「味方」と場所を入れ替えるスキルがあるので、子供との入れ替わり注意 逆に範囲攻撃は無し。 ・子供たち(15人) 入れ替えの対象にされたり、範囲に巻き込まれたら守り切れない可能性 防御力は皆無 現状こちら9人に対し15人の子供で、ザザ氏の言う通り 子供たちをまずどうにかしないといけないのは確かだよねっ…! 時間をかけて何かされたくない、という意味ではボクはオルテンシアをどうにかしたいのだけど。 後は、指先のお二人を速やかにどちらか対策したい所でっ! ミゼリア氏が表明している通り、一人はどちらかについてくべきだけどと思うけどっ。 子供たち保護と並行してどっちかにがっつり対策して速やかに撤退していただきたいなって! >光縛封 確かに魔法相手には弱いんだよねぇ。コレ。 それと前回の指先構成員の子との依頼で、躱されちゃったことがあって。 それはそれで障害物になっちゃうし。 いっそ子供たちに対して囲っちゃう? そうすれば少なくとも範囲に巻き込む心配は無いし。
んはぁっ、連投ごめんっ。 見直したつもりで直せてなかったので訂正っ。 >順序とかの部分 切り貼りで子供たちよりオルテンシアを優先したいみたいになってしまったけどミスです! 子供たちを優先した上で、構成員お二人どっちかをレティシア氏の言う通り火力を集中するなら、オルテンシアを優先したいかなってお話ですっ!
>光縛封 あれどうなんでしょうね? 確かに魔法攻撃で壊せますけど、使用者の魔法攻撃値が耐久になりますから 考えようによっては「一回は攻撃を防いでくれる(一手潰せる)」と割り切れるような気もするのですよね 子供たちを全員囲うとしたら・・・何人分必要でしょうね? >プリズムシャドウ 私はそこまで詳しくありませんが、スキルである以上、先に言われているように対象との間の視線を遮蔽できれば効果は発揮できないのではないでしょうか? あとはそうですね・・・。 「見つけた時点で発光塗料をぶちまける」というのも手かなと思っています。 入れ替わってももぐりこんでも見つけやすいですし、簡単に取れるものではなかった気がしますし >念のため 最悪の事象を防ぐためにスケープセイントは準備しておきます。
>光縛封 光縛封は「直径1ヘクス 高さ20メートル」らしいから、子供達を全員囲うのは難しい気がするわん。 いざと言う時の緊急障壁として使用するか、グレイブさんが言ってるように「一手潰す」為の手段として割り切って使用するか……かしら? >プリズムシャドウ 天眼で俯瞰される可能性もあるけれど、視線遮蔽は有効かも知れないわね。
シーザーロアを子供に付与するのは危険でしょうか? ヒュプノシスが効くのなら、子供にだけ執着をつけて一気に誘導できないでしょうか? 視線を遮るならキャスターのアイアンウォール等も活用できると思いました。 子供は人数がいるので人手を使うと思いますが、敵のフリーも避けたいところ。 ヒーラーも多いですし、私は攻撃に回って大丈夫です。物理攻撃ですし、行くならキャスターの方に最初は行こうと思っています。シーフの入れ替えは想定済みです。 ※誤字修正で再投稿しました。
門外漢ではありますし、やりたい方がいるのであれば私としては反対のしようもないのですが・・・ >シーザーロア 執着の効果は近づいて「攻撃を仕掛けようとしてくる」というものです。 確かに相手は子供です、「シーザーロアを使った方は」安全でしょう・・・。 しかし攻撃を仕掛けた「子供が」危険かと思われます。 武器を持っていないのですから、素手で攻撃すると思われますし・・・。 何より、洗脳状態とはいえ「体が勝手に動いてよく知らない人に襲い掛かった」というのは悪夢に他ならないのではないか、と思います。
>光縛封 耐久値は使用者の魔法攻撃力の3倍なので、使う方の魔法攻撃力次第では2手、3手と持ちますね! 最低でも一手防げる、あるいはスタウトさんを倒した後ならオルテンシアさんのプリズムシャドウを大きく制限できるかなと思います! >子供さんにシーザーロア かけること自体はできると思いますが、単体対象のスキルなので15人いる子供さんにかけて回るのは大変な気はしますね……! そしてかけてしまうと、前衛に立ちやすいウォーリアさんに子供が向かっていくことになるので、その辺りでも危険が生じないかが気になりました……! >オルテンシアさんとスタウトさんにシーザーロア よいと思います!二人共引き付けられればかなりいい感じに状況を進められると思います! シーザーロア3って、プリズムシャドウと射程同じなのですね! 二人分の攻撃に耐えるのは大変かと思いますので、その際のミゼリアさんへの回復はしっかりめにしたいですね!
アリア様、纏めを感謝致します。 >光縛封 利点も懸念点も既に挙げられておりますけれど ご用意に関しましては他の特性スキルとの兼ね合い次第ではございますね……。 >シーザーロア グレイブ様やエルナ様の仰るように子供達ではなく オルテンシア様やスタウト様に使用されるのでしたら私も異論はございません。 >集中攻撃 オルテンシア様に火力を集中される場合 彼女がシーフである事から回避は相応に高い事が予想されますので こちらもある程度は命中を確保、あるいは彼女の回避をBSで低下される必要はございますね。 スタウト様の場合は接近さえ出来ましたら撃破は難しくはなさそうなのですけれど アーケインストリームやスネアージャベリンでの移動阻害が懸念点ではございますね。 一応、物理遠距離攻撃での対策は可能ではございますけれど……。 私は恐らく攻撃よりも回復・支援の方が主となりますので 攻撃担当の皆様に最終的なご判断をお任せ致します。 >個人 少なくとも『ウェイブ・オブ・インフィニティロア』での支援はほぼ確定で もう一つの特性スキルは『ハイパーヒーリングオーラ』での範囲回復か 『サイドヒール改』で一ターンでの回復回数を増やす事を検討しております。 あとは『ヒール』の他として、BS対策用に『解呪』をご用意させて頂きます。
では……最初のターンでスタウトに、シーザーロア3をしてから……わたしにむけた攻撃魔法が、こどもたちにあたらないように、チャージングで水路を走って、スタウトに接近…… 次のターンで、オルテンシアにも、シーザーロア3をして……あとは、なるべくこどもたちから離れたばしょで、 ふたりのこうげきを、ひきうけておきます……ね。 >エルナさん ……かいふく、心強いです。ありがとう、ございます。
やば、だいぶ遅くなっちゃった リリィよ、よろしく わたしの出来そうな事は子供を光縛呪とかで縛ったり眠らせたりすることとアイアンウォールで壁作るくらいしか思いつかないけど とりあえず取り急ぎ
ひゃーっ、もう明日出発だぁっ…! 個人的なメモと、確認間違いが無いかの為現在の表明をちょこっと纏めさせて 頂きました!ミスあれば訂正願いますっ(ぺこっ ・グレイブ氏 回復し続ける&スケープセイント(子供たち対応) ・イズル氏 スタウト攻撃&シーザーロア?(対構成員?) ・レティシア氏 回復・支援(味方) ・ザザ氏 ヒュプノシス(子供たち) ・ミゼリア氏 構成員引き付け ・リリィ氏 光縛呪、アイアンウォール(子供たち) >個人行動 と言う訳で、支援と子供対応は結構もう一杯なのかなかなっ? ならばボクは、「ネイン氏とレビジュ氏の協力を得て対構成員への圧かけ支援」 に回ろうかとっ! ・初手でハウリング・オブ・ブルーフレア(防御命中抵抗回避上昇) ・序盤はヒュプノス等の範囲外の子をネイン氏・レビジュ氏と共に3人で 構成員二人の射線に圧を掛ける形で保護。 ・バッドステータスやスキル攻撃はレビジュ氏とボクが受ける形で。 ネイン氏はオルテンシアの監視と子供たちの受け止めを。 ・ある程度冒険者組が取りこぼした子もそうやってネイン氏に受けて貰い纏めつつ。 敵の攻撃が激しいようならネイン氏起点にはぐれ子供を光縛封。 安定して来たらレビジュ氏と共にオルテンシアかスタウト。 ミゼリア氏の援護へ脅威の高い方に攻撃を仕掛けていこうかと思いますっ! >子供たちへシーザーロア うぅん…ボクも詳しくはないけどっ。ヒュプノスで催眠かけるならシーザーロア で視界を分散しちゃうのは得策じゃない気も…するかもっ…! 敵ならばもちろん大歓迎ですっ。
一応光縛封の準備もしました。 特性としてはスケープセイントと光縛封 アクションでヒールと解呪とエンライト(照明など)と治療強化というあたりですか 光縛封は時間&あちらの手数稼ぎと割り切ってます。 まずは「子供たち」の安全さえ確保できていれば、あちらの手数を消耗させるだけで撤退させやすくなりますからね。
みんな、ありがとう! 報告書(プレイングやスキル、アイテムのセットなど)の提出期限まで24時間を切ったよ。 白いまま出さないように気をつけてね!
>シーザーロア たくさんのご意見ありがとうございました。 要救助者の多さと対人数での効率を重視して意見をだしました。 スキルですが、攻撃に寄せてあり、救助については一切触れていません。 ヒールは手数確保のサイドヒールと通常のヒールをひとつ。 残りは近接戦闘に特化させました。