【信焉】信仰に巣食うもの

崎田航輝

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シナリオID:2657

オープニング

 シグモル火山帯。
 その北部に招かれた冒険者達へ、依頼人の青年が「来てくれてありがとう」と告げた。
 そして彼もまた敬虔さを思わせる声音で伝える。
「貴方達に依頼したいのは、とある閉ざされた地区の調査だ」
 そこで信仰に何かが起こっている、そんな気がするのだ、と。

●信徒達
 人々が農地を耕し、或いは巡礼に歩む。
 そんな景色が垣間見える――火山帯北部の共同体、ソーレアル信仰区。
 その一角に座する蒼鷲(あおわし)神殿、その傍にある宿舎が……冒険者達の通された場所だった。
「客人を歓迎するには、相応しくないかもしれないけれど」
 そう述べる依頼人の青年は、若き神徒だ。
 ファビアン・エリコッド。
 この区の神徒を束ねる役割を持つ剣士で――肩書は『双翼(そうよく)修道騎士団』の主任だという。
 宿舎は最低限のものだけが置かれた生活空間だ。
 そこで時間を過ごし、信仰を脅かすものや魔物がいれば剣を振るう。彼らは一年を通して祈りと修練に暮れる、そんな日々を送っていると言った。
「外の人々には変わったように映るかも知れない。けれど、これは火山帯の人間にとっては珍しくない暮らしなんだ」
 信仰に敬虔な者達は、火山帯各地で同じような生活をしている。
 立場はあれど、自分もそういったいち信仰者に過ぎない――ファビアンはそう前置いてから、依頼の話を続けた。
「調査を頼みたいというのは、地理上では遠くない場所だ。名は、ナダキアという」

●とある信仰区
 ナダキア。
 それは非常に敬虔な者が多いと謂われる信仰区だ。
 神徒によって厳重に守られ、住人は外界とは隔絶した生活を送っている。
 ある種の自由を制限された暮らしだが……それによる一般信徒の不満は、出ては来ない。
 神殿を中心に信仰に重きを置く彼らは、外と積極的に関わる事自体に意味を見出していないのだ。
「そのナダキアの治安が、今不安定になっているらしいんだ」
 ファビアンはそう語る。
 曰く、賊による被害が頻発し、“反信仰”の動きすら目立つ。
 それに対して、神徒側も強く対応にあたっており……緊張した空気が続いているらしい。

「……もっとも、全ては伝聞だけれど」
 と、ファビアンの声音は弱ったものだった。
 曰く、正確な情報は殆ど掴めていないという。
「というのも、ナダキアは今、部外者の出入りを禁止しているんだ」
 元々外との関わりが薄い地域。
 それが現在、外部の人間をほぼ完全に遮断する事で……内部の情報が全く判らなくなっているのだという。
「賊などの侵入を防ぐのが目的だ。相手が誰であれ、無理に区内に入ろうとするなら……向こうの神徒は相応に毅然とした態度を取ってくる」
 それは火山帯の人間であっても例外ではない。
「今、ナダキアはナダキアを守るため……余所者なら神徒や神官でも歓迎しないんだ」
 だが、治安の問題は大きくなっている事が、無視出来ない規模の噂として流れてきている。周辺地域では目撃情報もあるらしい。
「一説には、大きな戦闘も起きたという。出ている死人も一人や二人ではないというんだ」
 敬虔な信仰区に何か、争いの種が生まれたのか。
 或いは何かの不穏な勢力が、内部に潜んでいるのか。
「全ては不明だ」

 事態に対し、ナダキアの神殿側は「区内の問題」として、自身らで解決を図ろうとしているようである。
「実際、ナダキアはそこの神殿の管轄だ。本来なら、手出しすべき問題じゃない」
 ナダキアの一般信徒達も変わらず信仰に準じているようで……外に出たり助けを求めたりはしていない様子だという。
「それでも――近しい信仰者として、放っておけない」
 治安の問題が外に波及すれば……ソーレアルにも被害は及ぶだろう。
 だけでなく、それはいち信仰者としての願いでもあった。
「反信仰の動きがあるというのなら、それを確かめたい」
 そして信仰を守りたいのだ、と。
 遥か昔には、ナダキアは嘗てソーレアルと同じ、一つの信仰区であったという歴史もある。
 近しい存在として、ファビアンには単純な心配もあるだろう。
「ナダキアでは、何かが起きている。……それを知りたいんだ」

●依頼
「貴方達には、ナダキアの周辺調査をして頂ければ、と思う」
 ファビアンは地図を用意して冒険者に言った。
 曰く、自分達も動きはしたいが……神徒が集まって動けば目立ってしまう、と。
「それに、修道騎士団が周りを調べているとなれば……望まぬ諍いが生まれてしまう可能性もある」
 そこで冒険者達に周囲の人里を巡ってきて貰いたいのだと言った。
「貴方達でも、表立ってナダキアに入る事は出来ないだろう。だから周辺地域から、出来る限りで情報を集めてほしい」
 ナダキアの傍には山岳もある。
 そこから内部を目にする事も出来るかも知れない。
 それから、とファビアンは続ける。
「もし何か不穏な事があるようなら……秘密裏にナダキアへ入り込めるようなルートも確保してほしい」
 実態を知るには、最後には内側を見るしかないだろうから、と。
 
 また、単純に治安の問題にも警戒を、とファビアンは言った。
「ナダキアの問題は、既に外縁に波及している可能性もある」
 賊や何らかの不穏分子が、山岳や人里に潜んでいてもおかしくはない。
 戦闘が起こる可能性も十分にある。心構えはしておいてもらえるといい、と言った。
「或いは危険を伴う依頼になってしまうけれど」
 信仰を守るため、と。
「力を貸してくれないか」
 その声音には真摯な心が垣間見えていた。

●神徒達
「未だ反信仰の動きが絶えぬ。前の満月から数えて、数は更に増えている」
 しかと対応を頼むぞ、と。
 告げられた神官の言葉に、神徒達は一糸乱れぬ声を返していた。
 修道服の上から被った鎧兜は、全員が寸分違わぬ造り。腰に下げた刃の鋭さは、信仰に仇なす者へ対抗する、その意志の表れ。
 ――聖白神座会(せいびゃくしんざかい)。 
 ナダキアの中枢となる神殿、聖白法閃院(ほうせんいん)が誇る戦士集団はその日もまた、信仰の為に警戒へ巡り出す。
 少し前は、平野部から敵の集団が現れた。
 今は山岳から潜むようにして、賊が侵入してくる事が増えている。 
 だが、どうであれ関係はない。
 信仰を穢す者であるのなら、容赦をするつもりはない。
「侵入者は……叩き斬れ」
 一人の言葉に呼応して、神座会の戦士達はナダキア外縁へと散開していった。

解説

●目的  ナダキア信仰区の周辺調査。  また、ナダキアへ潜入する為のルートの確保。 ●行う事 ・周辺調査  ナダキアの外側にある土地を巡り、ナダキアの実態について目撃情報や関連情報を集める。 ・ルート確保  今後、必要に応じてナダキアへ秘密裏に潜入出来るよう、道筋を見つける。 ●場所  ナダキア信仰区の周囲。  ナダキアはおおよそ円形をしており、北と東の外縁が山岳に囲まれている。  山岳は一般人は居らず、急峻な環境となっている。  西側は田畑が多く、人家が多く有る。  ナダキアとは小山で隔てられている。  南側はナダキアの入り口に続く平地になっている。  ナダキアへの道は封鎖されているが、それ以外は他の地域の人々が他所へ移動する際の通り道のようになっている。  林などで一定の感覚で区画が分けられており、その付近に人家は点在する。  南と西についてはソーレアルともナダキアとも別の地区になるが、立ち入りの禁止などはされておらず、火山帯の外の人間も出入りが出来る。 ●調査中、起こる出来事について  特定の箇所に行き当たると、賊の集団に遭遇する。  賊はナダキアへの潜入、或いは略奪を目的に行動している。冒険者達の存在に気づいた場合、敵とみなして攻撃行動を取ってくる。  また、賊と遭遇した場合、その数ラウンド後に、ナダキアの神徒「聖白神座会」が現れる。  聖白神座会は賊を発見次第、殲滅する目的で動く。 ・賊の戦力について  およそ二十人程度。  半数が剣を装備し、半数が弓を装備。全員物理攻撃のみを行う。 ●聖白神座会について  ナダキア信仰区を治める神殿「聖白法閃院」を拠点にした神徒。  一般信徒と比しても敬虔だと言われる。  現在、外部からの侵入者に対して警戒する姿勢を取っている。

マスターより

連作の第一話になります。 不穏な信仰区の実態を知るため、調査に出ます。 賊との遭遇は、調査を進めている場合必ず起こると思って構いません。 また戦闘が起きた場合、聖白神座会も必ず現れます。 聖白神座会は賊を倒す事を最優先に動きます。 特に変わった動きをしない場合、共闘する形になるでしょう。 なお、聖白神座会にはどのような態度で接しても構いません。 ただ聖白神座会は非常に排他的です。内容によらず、交渉の類は失敗に終わる可能性が高いです。 依頼人のファビアンやその拠点などは過去のシナリオで出てきた事もありますが、過去の出来事などを把握しておく必要はありません。 皆様のプレイングを、心より楽しみにお待ちしております。

リプレイ

●調査へ
「この辺りね」
 馬車から下りて、エミリア・シバは目の前の景色を見やる。
 火山帯北部、ソーレアル東方。そこには田畑と人家が並ぶ光景が広がっていた。
 見目には長閑だが、どこか緊張した空気もあって。
「色々と確かめられれば良いわね」
 ロゼットは呟いた。
 ソーレアルでは陰惨な事件も起きたが、解決に導く事も出来た。故にこそ、あの時あったような出来事を、繰り返す訳にはいかない。
 何よりも、シグモルはロゼットにとって故郷なのだから――自身の信仰に誓って。
「行きましょう」
「ええ」
 ラモンもそっと頷く。
 シグモルの地での出来事は、ラモンにとっても他人事ではないのだから。
「まずは情報ですね」
 言葉に皆も頷いて――歩み出す。

「すみません。お聞きしてもいい、でしょうか……」
 農作業をする住人に、そう聞き取りを始めたのはミゼリア・L・ステュクス。皆で決めた通り、“治安の調査”の名目で賊の目撃情報を求めた。
 するとその住人は答える。
「確かに出たよ。向こうの神徒の方達が退治してくれたみたいだけど」
 曰く、山岳に賊がいたらしい。
 だがそれはナダキアの神徒――聖白神座会が退けたという。
 ミゼリアが礼を言って辞すると、そこへグレイブ・ヤードも合流。更に別件の賊の目撃情報を聞けたと告げた。
「こちらは、山に出向いていた住人の方が直接目撃した、という事でした。それも、聖白神座会が解決したようですが」
 グレイブの聞いた限りでは、かなりの規模の戦闘があったようだ。
 聖白神座会も手傷は負ったらしいが、最後には賊を殲滅させた、と。
「不穏なのは事実なようですね」
 それもあって、近隣で聖白神座会の信頼が厚い事も判った。
 だからこそ、多くの話も聞けて……聖白神座会の巡回ルートを割り出す事も出来そうだった。
 別の人家から戻ったルーンス・ラグネルも――纏められた情報を確認して頷く。
「ただ、賊への怖さもあって、外出を控えてる住人も多いみたいだよ」
 最近山岳へ登った住人には、ナダキア内での神徒と賊らしき者達の戦闘を目撃したという者もいて……恐怖は広がりつつある。
「それに――気になるのはやっぱり、ナダキアが中心って事だね」
 目撃情報を鑑みるに、どの賊も目的はナダキア。
 ルーンスはそこに違和感を覚えていた。
 少し離れた人家から戻ったエミリアも頷く。
「こっちもならず者を見たって証言があったけど……ナダキアには近いのに、西や南では目立った被害があったっていう話はないみたい」
「……ナダキアだけにあたりをつけて動く賊、か」
 ルーンスは呟く。
 考え得る事は多くある。
 ただ、今は調査を続けようと――皆と共に南へ向かった。
 南には通行人が多い。ロゼットはその一人へと声をかけた。
「お急ぎのところすみません。この道は良く利用されるのでしょうか」
「ええ」
 頷く彼は、巡礼者。ソーレアルへ向かう事が多いという。
「では、ナダキアへは――」
「ナダキアは、もう長らく入口が閉じられていますから」
 曰く、道は封鎖され誰も入れない。それは信仰を持つ者でも例外ではないのだと言った。
 ルーンスが口を開く。
「行商は? この辺りには、よく来るはずだよね」
 ファビアンから聞いた事情も含めて尋ねると――彼は一応は頷いた。
「ええ。ただ、ナダキアへ入ってゆく姿はあまり見ません。ごく偶にしか、商人への門戸も開かれないのだと思います」
 その話を終えた所で――別の通行人へ話を聞いていたミゼリアが戻ってくる。
「こちらでも、おなじでした。商人がはいっていくこともあるけど……いつもはいれるわけじゃない、みたいだって」
 ただ、その時は馬車が列を成すらしいともいう。
「必要なものは、まとめて仕入れている、ということのようです」
 それ以外は……ナダキアの入口が開く事はないだろう、と。
「では、一先ず入口とは別の方面を考えましょうか」
 言ってグレイブが広げるのは近隣の地図。
 そこに河川や井戸の位置を聞き込みして記す事で、おおよその水脈を割り出していたのだ。
「水は生命線ですからね。誰にしても、休憩や補給が出来る場所は必要です」
 川は北から流れ、東の山岳に分岐している。
 仮に人がいるなら――その近辺である可能性は高いだろう。
「見ておいても、損はなさそうです」
「山なら……ナダキアへはいれる道もみつかるかもしれませんね……」
 ミゼリアも言えば、皆はそれに頷き――進路を東へ取った。

「済まないね。運んでもらって」
「ううん!」
 礼を言う農民に、トゥーリは作物を運びながら首を振っていた。
 こちらも西から南へ回っている所。仕事中の者を見つけると、まずはそれを手伝ってあげていた。
 それから農民が心を許してくれたと見ると、会話の中で尋ねる。
「ナダキアって今、入れないみたいだけど……荷馬車とかも来ないのかな?」
「偶には来るよ。でも、本当に偶にだけどね」
 曰く、次に来るのは数週間後ではないかという事だった。
 トゥーリは時期を一応メモすると、細々した事を手伝ってあげながら。お礼を言って――場を辞すると小山へ入った。
 そこで周囲を調べているのが、サイラス。
 こちらは警戒も兼ね、一貫して一般人や周囲から自身の気配を消しつつ……潜入出来るルートを探っている。
 トゥーリからの話を聞くと、頷いた。
「やっぱり、隠れて入れる道は必要そうだな」
 言って地形に身を隠しつつ、観察を続けてゆく。
 ただ、小山は稜線が低く見通しも良い。故に――同道するラモンが遠方を見て呟く。
「お二方とも。あちらを」
 指した先、そこに高い岩場を歩む人影を見つけていた。
 格好は修道服に鎧、剣。
 揃いの装備と、ナダキアとの境目を見張るように立つ姿。聖白神座会に間違いないだろう。
 サイラスも頷き、見つからぬ内に距離を取る。
「この山は普段から見張ってるんだろうな。数も居そうだし、こっちからじゃ厳しそうだ」
「なら残るは東と北の山岳、ですかね」
 呟くラモンにとって、それは想定していた事でもある。
 故にラモンはそこから途中まで調査班に随行。
 ひとけのある道筋として水脈の存在を知ると……トゥーリとサイラスと共に、そこを避ける形で山岳に入った。
 それは丁度、ナダキアの東端に近い位置。
 非常に急峻であるが故に――
「ここを網羅して巡回はしないでしょうね」
「実際、姿も見えないしな」
 サイラスも周囲を観察して応える。
 前方には、ナダキアと山を隔てる石壁もあった。神徒達の姿が無いのは、防備の上で安心材料が多いからでもあろう。
 こちらにとってはそれが好都合。
「この辺りにするか」
 言ってサイラスが山に分け入ると、二人も続いた。

●座する者
 調査班は水脈を辿って山岳へ入っていた。
 手つかずの自然は高低差も激しい。故にこそ高台からはナダキアも見えて――
「こんな場所で、賊だなんて」
 遠目には静かな人里にも見えるそこに、ロゼットは声を零す。
「……皆が質素に暮らすこの土地で、危険を冒してまでそうなる意味はあるのかしら」
「実際、齟齬を感じるね」
 そう返すのはルーンスだ。
「そもそも、何故、賊はナダキアという地を知っているんだろうね――」
 ただ、それも実際に聞けば判るはず、と。
 ルーンスは視線を下方へ向けた。
 遠方の岩場。そこを行軍する集団の姿があった。
 彼らは皆が武器を手にし、衣服も山に紛れるよう土で汚している。明らかにナダキアを目指す動きからも――
「賊の類で間違いないでしょうね」
 グレイブが言えば、ロゼットも頷いて観察する。
(……剣に弓、武器がしっかりしてる。飢えからの蜂起ではないわね)
 だとすれば原動力は何か。
 それを知る為にも――皆で一息に距離を詰めた。
「……! ちっ、何だ」
 と、賊の一人が驚き弓を向ける。その仲間達もすぐに反応した。
「同業か……? いや、違う」
「どっちにしろ邪魔者だ。排除するぞ!」
 そうして迷う事もなくこちらへ敵意を向ける。
 が、同時にミゼリアも地を蹴って疾駆。瞳から光を、肢体から芳香を揺蕩わせ――弓を引こうとしていた一人に己への執着を植え付けた。
 するとその矢はミゼリアへ飛び、自然、他者の狙いもミゼリアへ向く。
 が、ミゼリアは始めから受け切るつもり。
「だいじょうぶ、です」
 仲間へ言ってみせながら、漆黒のオーラをその身に纏い……鉄壁の守りを得て、飛来する矢の衝撃を殆ど殺してみせた。
 それでも僅かながら傷は残るが――素早くグレイブが治癒。体力を保たせている。
 その頃にはロゼットも賊へ接近。棍で打ち据えて気絶させた。
「授恵者ではないわね」
「なら、早く捕縛してしまいましょう」
 エミリアも剣の柄で首元を打って一人を倒し、拘束していく。
 ルーンスも無力化した賊をロープで縛っていく。と、剣を持つ賊は遮二無二攻めてくるが――
「とおしません、から」
 それもミゼリアが阻んだ。
 そのまま一撃を受け止めたミゼリアは、返す刀で斬撃。一人、また一人と体力を奪い去っていく。
 と、そこで……数多の足音が響く。
 現れたのは修道服に鎧を纏った――聖白神座会。気づいて攻撃を仕掛けようとした賊を、即座に斬って捨てていた。
「ナダキアへの敵意と見なす。行くぞ」
 そうして賊らの殲滅を始める。
 故に、冒険者達は頷き合った。残る賊を素早く無力化すると……ミゼリアが前へ。
「まって、ください」
 まだ生きている者を斬ろうとしていた聖白神座会へと、割って入っていた。

「貴殿らは?」
 聖白神座会が声を向けると、答えたのはロゼットだ。
「私は、ボルガニスク神殿のロゼットです。貴方方の、代表の方はおられますか?」
 言葉に、神座会の面々は一度見合ってから視線を返した。
「戦士としてのリーダーは、区内を巡回中だ。ただ、我らの間に位(くらい)は無い。全員が代表だ」
 言って、区を害する者として賊の引き渡しを求める。
「この者共の敵意を見たろう。生かす余地はない」
「そうでしょうか」
 と、言葉を返したのはグレイブだった。
「彼らが略奪者なのは事実のようです。故にこそ、盗まれた物があるならば取り返さなければならないのでは?」
 少なくとも、正体が確認出来るまで生かす必要はある、と。
「アジトなども存在するかも知れませんから」
「うん。それに――」
 と、ルーンスも言葉を続ける。
「ソーレアルに出没している不審人物に関わりがある可能性もあるんだ」
 それ故に確保の指示も出ている、と。
 言った言葉は方便だが、相手の持つ情報を測る意味はある。
「それとも、調べずとも賊の目的が判っていたりする?」
「……如何なる意味か判りかねる。我らの中に何か、含みがあるとでも?」
 神座会の一人が心外という表情を見せた。
 が、そこで別の一人が口を開く。
「……確かに、生け捕りに出来たなら全員斬る必要までは無いのでは?」
「何を言う。そうして油断した結果、賊の侵入を許した事を忘れたか!」
 別の一人が声を荒らげる。
 睨み合う彼らの表情は、真に迫ったものがあった。
 ただ、彼ら自身に意見の一致が無いのは付け入るべき部分でもある。ロゼットは毅然と、言葉を挟んだ。
「私達は、法に則った適切な処罰を受けさせるつもりです」
 そして最初に遭遇したこちらが取り調べを行う、と続けた。
「それがあるべき形だと思いますから」
「……」
 彼らは始め黙っていたが……最後には頷く。
「判った。だが次に同じ事があれば、身柄はこちらが確保する」
「……いいわ。後は、残党がいないかだけ調べさせて頂戴」
 言ったのはエミリア。
 エーテルの波を奔らせ……同時に神座会の者達も観察した。すると、エーテルをしかと感知する者もいて。
(きっと全員、実力者ね――)
 そんな印象を抱きながら、後は去りゆく彼らを見送った。

 その後、エミリアは賊を尋問。残留思念で読み取れる情報がないと見れば……刃を突きつけて素性を聞いた。
 賊らは怯えながら話す。
「俺らは、本当に只のチンピラだよ……ただ、ここに来れば儲かるって聞いて」
「誰に?」
「別の賊だよ。そいつらは、実際に金目のもんを手に入れてて……また別のチンピラから、ここの話を聞いたって」
「“ナダキアが良い餌場だ”という話が流れていた、と」
 グレイブは呟くと言葉を向ける。
「貴方達のアジトは?」
「ここより深い山の中だよ。そこなら見つからねえだろうって。これも又聞きだけどよ――」
「成程」
 グレイブが頷くと皆も見合う。
 違和感の輪郭。それに微かにだけ手が届いた思いと共に。

「ここなら良さそうか」
 サイラスは山岳の一角に場所を定めていた。
 常人では辿りつけぬ急角度の斜面の上。安定した場所とは言い難いが、岩壁の傍で、且つ地盤が硬くない。
「壁が高台にあるから、真っ直ぐ掘れば通じそうだ」
「では、内側からは私が」
 言って近くの岩場へ登るのはラモンだ。
 エーテルの波を奔らせて、壁の内側に異常が無いらしいと判断すると……脚力を高めて跳躍。ひらりと壁を飛び越えていた。
 それから区内へ着地し、素早く植え込みの間へ。気配と音を消しながら……改めて人通りがないかを確かめた。
 そこはナダキアの東側の一端だが――辺りは静寂。
 同時に、空気が張り詰めているようでもあって……出歩く住人もごく僅かしか見えない。
 それだけ確認すると、ラモンは紋具――グレイウォッシャーを準備。外側へと横穴を掘り始めた。
 外側では丁度、サイラスも同じ紋具で地面を削り始めている所。
 選んだ場所も良かったか、抵抗もなく綺麗な穴が空き……その内に手応えがやわくなった。
 ラモンの作った穴と合流したのだ。
「これで抜け穴は完成、と」
 サイラスは呟きつつ……ラモンが脱出した後、両側からマントを穴に被せる。
 元々目立たぬ色ではあるが、そこに更に土をまぶす事で――傍目には完全に回りの地面と区別がつかなくなった。
 一方、トゥーリはサイラスが見張っている間、幽体離脱をして壁の上へ登っていた。
 区内には遠目に神徒の姿も見えるが、壁の傍には居ない。故に壁を伝うようにして、内部を観察していく。
 すると感じるのは――
(本当に静かだね。息を潜めてるみたい)
 そしてそこに穏やかさはなかった。
 見える範囲でも、盗みを犯したらしい者が連行されてゆく姿が見えていて……全体に治安の問題を抱えているのは事実に思えた。
 それは情報通りの印象でもある。
 戻ったトゥーリは見たものを二人に話した。
「単純に、外から敵が現れてる、っていうだけでもない気がするよ」
「ふむ」
 ラモンも、区内の異様な空気を思い返す。
「ナダキア信仰区、ですか」
 内部で何が起きているのか、それはまだ判ぜられないけれど。
(信仰は人それぞれではあるものの。それが他者を傷つけるようなものでないことを祈るばかりですね――)
 思いと共に、踵を返す。
 そして三人は調査班と合流し、ソーレアルへの帰路についた。

マスターコメント

お疲れ様でした。 可能な限りの情報を集め、賊の身柄を確保する事も出来ました。 また秘密裏に潜入をする為の道も用意する事が出来たので、次回以降、多方面から調べを進めていく事が出来るでしょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2022年12月26日 05時58分42秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ミゼリア・L・ステュクス

    ウォーリアの、ミゼリアです。よろしく、おねがいします……ね。 とりあえず、戦闘では盾役のうごきになると、おもいます。 シーザーロアで、ひきつけたり……体で射線をさえぎったりしつつ、合間で攻撃もしようかと。

  2. グレイブ・ヤード

    ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 基本は調査ですし、出来れば印象よく進めたいところですねぇ。

  3. ラモン

    ラモンと申します。どうぞお気軽にモンチョとお呼びくださいね。 私に取っては久方振りの里帰りですが……いやはや、なにやら少々きな臭い様子。さらにどうにも一筋縄では行かないようで。少しでも次に繋がる手掛かりが得られるように、尽力しましょう。 さて、まずは依頼の成功条件から確認しておきましょうか。 確か……「ナダキア信仰区の周辺調査」と「潜入ルートの確保」の二点、でしたね。 北と東は外縁が山岳に囲まれており、西側は小山で隔てられた先に田畑と人家、南側はナダキアの入り口に続く平地。 OPに『賊は山岳に潜んでいる』という描写もあるので、周辺調査については東西南北を満遍なく実施したいところかと。 可能であれば賊からも情報を得たいところですね。聖白神座会の方々が来る前にお話をする時間があればよいのですが。 侵入ルート確保については難しいところですが、人の目を潜るなら山岳側から……となるでしょうか。西側も上手くやれば選択肢に入りそうですね。 穴掘りの紋具でトンネルを作る、というのも面白……コホン、一考の余地はあるかと。

  4. ロゼット

    ヒーラーのロゼットよ。シグモル火山帯の出身で参加したわ。 「ナダキア信仰区の周辺調査」は、賊や聖白神座会との接触、 賊については、身元に繋がりそうな所持品を探る、というのも。 他に人家のある人里や、通行人への聞き込みも含まれるかしら。 「潜入ルートの確保」は…北・東側の山岳からは第1候補だけど、 賊が潜んでいるなら、それだけ見張りや警戒の目も厳しいかも。 それを確かめるのと、西・南側からの潜入も調べてみたいわ。 >団体行動?班行動?単独行動? とりあえず私たち8人いる訳だけど、どう動きましょうか。 団体(8人)で東西南北を巡回してみる方針で良いのか、 班で何か分担をするのか、単独行動したい人がいるのか。 私は団体で良いかなと思っているのだけど一応、確認までに。 >ラモン >穴掘り 穴を抜けた先の安全が不明だと、博打になっちゃうのがねえ…(汗

  5. ルーンス・ラグネル

    ヒーラーのルーンス・ラグネル。 よろしくね。 あくまで僕の感想なんで読み込み不足してたらあれだけど。 ・ファビアンから提供された情報は全て伝聞。つまり、ソーレアルは今現在そうしたことが起こっていない。 →他地区でも同様に賊の存在を把握していない場合、ナダキアだけが目的の可能性がある。価値がある何かがナダキアにあり、その価値を賊が理解している。もしくは理解した者が背後にいる。…とかかな。 ・排他的ではあるが、ナダキア入りを希望さえしなければ賊と遭遇した際共闘に応じるといった、遭遇した者は全て不心得者と見做す訳ではない模様。 →ナダキアの上層部は賊の狙いに目星がついているのかな。 ・賊は侵入や略奪が目的。 →ナダキアに狙いを絞るメリットがあるのかなって。 農業・畜産以外だと紋具やダマスカスの輸出が特色とされる土地柄だけど、外部と交流回避してるなら輸出はないと思うんだけど、そもそも、賊はどうやってナダキアを知ったんだろ。ご近所さんのファビアンが伝聞以外の情報しか僕らに伝えられない位なのにね。 結局調査しないと判らないことだらけだけどね!

  6. グレイブ・ヤード

    殲滅に動く、というのもなかなか気にかかるところで。 「改心(改宗)」を求めないのも不思議ですよね。 あちらは賊の殲滅に動くようですが、こちらは「確保」を考えてもいいかもしれませんね。 「他の賊がいる可能性を考えれば、情報源として使いたい」という大義名分もできますしね。

  7. エミリア・シバ

    挨拶が遅れてしまったわね。シーフのエミリアよ。 主に捜波や探波などでの調査かなんかが主になると思うわ。 生け捕りについての交渉は賛成ね、難しいとしても大義名分があれば、いきなり敵になられることは少ないでしょうし。 ついでにナダキアを襲撃しようとしていたことやらその理由を聞き出せたなら、再び現地に行くか訪れて話をするような理由を作れるかもしれないしね。 大まかに班は分けずに全員で行動でいいんじゃないかしらね? 相手がどこまで過激かが現時点ではわからないから、見られたから処分しろ…とならないとは言い切れないし 紋具でトンネル作るなら捜波探波は遮蔽無視Aだから穴が開く地点の周囲の警戒とか、掘れる場所なのかとかの調査はできると思うわ。

  8. No.8

    サイラスだ、よろしくなー とりあえず潜入して安全そうな所からシャベルで穴掘ってくのが無難だろうなぁと。作るなら 後はルートとしてなら南か西かね? 賊は生捕りと。受恵者でなければヒュプノシスで終わりそうやな。何もせんとドンパチして音で来た向こう側が殺しそう

  9. グレイブ・ヤード

    >穴を掘る 少し考えていたのですが、「秘密裏にルート作成」ということを考えるとまとまって行動するのはむしろあちら(信仰区者)に発見される前提と考えると難しいのでは?と思います。 ルート確保組と分担したほうが良いのではないでしょうか? 排他的すぎるようですし、痕跡にあたるものも出来るだけ隠すなら人数は抑えたほうがよさそうかと

  10. ラモン

    >賊 そうですね。できれば生け捕りにしたいところです――が、「聖白神座会は非常に排他的です。内容によらず、交渉の類は失敗に終わる可能性が高いです。」とある以上は、殲滅に動く聖白神座会への説得は難しい、という認識です。 殲滅に動く聖白神座会から『情報収集』という大義名分で賊を保護、という形になるでしょうか。 もちろん、その後で必要であれば然るべき処分は受けていただく必要はあるかと思いますが。 >穴を掘る ほう、捜波探波にはそのような利点が。盲点でしたね……。 もちろん私自身も使えますし、ホライゾナルジャンプ等を駆使して内部に潜入して内側から穴を掘る形でも問題ないかとは思います。 ……が、発見された際など、リスクとしては大きい方だという認識はありますので、グレイブ様の仰る通り実施の際は少人数で――がよさそうですね。 >班分け となると、このような形になるでしょうか A:周辺調査+賊の保護(5~6名) B:潜入ルート作成(2~3名) 私自身は特に現時点での行動に希望はありませんので、他の方の希望に合わせますね。

  11. ルーンス・ラグネル

    >賊 僕も『殲滅』はちょっと引っかかった。『排除』じゃないんだって。 彼らが到着する前に尋問要員を確保した誰かが離脱もしくは隠す(残った面子で戦闘続行)か、照会しても構わないが、双翼修道騎士団の所轄内でも不審者が出ているので、主任にあたる騎士より尋問要員を確保するように指示が出ているとかかな。 彼らが見ている前で堂々と確保するなら、何故情報が欲しいのかをはっきりさせておかないと、僕らも仲間と解釈されかねない。 ファビアンの指示でと言っても信じず、連行に難色を示した時点で、この賊がナダキアだけを狙っていると何故そちらは知ってるのかという、排他的な彼らにとっては都合の悪い話に持っていかれるから、ひとまず下がるんじゃないかと思うんだけども。 >班分け 僕もラモンの提案くらいじゃないかなと思った。 この提案だと、僕は調査のA向きかな。

  12. ロゼット

    賊の扱いとか、思ったことは全部、発言に出てるから 同意とだけ、班分けだけ希望しておくわ。 >班分け Aかな。

  13. ミゼリア・L・ステュクス

    わたしも、賊のひとたちを……なるべく殺させずに、かくほしたいなと……。 班分けは、Aを、きぼうしておきます……ね。

  14. グレイブ・ヤード

    班分けに関してはAを 決裂の可能性が高いとしても交渉はしたいと思いますし 時間稼ぎ(情報を吐いたらそちらに渡しに向かうという話)というのも取れなくはないです。 結果としては同じ(殲滅)である以上、あちらも否定材料にはできないはずですから この場合猶予は長くて三日程度だとは思いますが。 >賊 まぁ保護というのは少し違うのですよねぇ・・・。 唯の賊にしては狙いが限定されすぎてますし、普通ならより安全にしたいとよそに行くでしょう。 捕まった時点ですべて終わりになる状況ですし。 食い詰めにしてはいろいろ覚悟が決まってい過ぎている感があります。 少しでも事情が確認できれば繋がることもあるでしょう

  15. エミリア・シバ

    >賊 ルーンスちゃんの方向でよいと思うわ。 この周辺地域で賊の目撃情報もあるとのことで、治安のためにその賊の調査に雇われてる来ているとかになら不自然じゃないでしょうし。ナダキアの調査に来ていると思われることからも目を少しはそらせるかもしれないし。 >チーム分け 気をつけなきゃいけないのは「特定の箇所に行き当たると、賊の集団に遭遇する」だからA班が必ず遭遇できるとは限らないってところかしらね。B班のほうがフラグを踏んじゃう可能性もあるかしら、と。多分大丈夫だとは思うのだけれども。 次がどうなるかわからないけれどフェイクカバーで外見ごまかせる程度には化けれるようにしておきたいので、聖白神座会を見ておきたいという理由で一応A希望、といったところかしら。

  16. グレイブ・ヤード

    >ルート確保 穴掘り班に限らず我々も渓谷など「他にルートになりそうなもの」に気を配っておくのもよいかと。 南と西は特に制限もないそうですし、 後はすごく極端な話かもしれませんが 「水源」を辿れれば多少の無理をすればルート確保ができるのではないでしょうか?。 ほかの物資はともかく、「水」だけはどうしても人の住む地域に必須ですし、絶っていいものでもないですから。 火山という環境を考えても、そこの流れはあると思うのですよねぇ。

  17. ロゼット

    >周辺調査 グレイブの言うように調査、聞き込みと並行して、 潜入できそうか外観を見てくるぐらいはやっても良いかな。 賊方面とで、何を、どこを、重点にするかは人次第だけど。 重複しても字数が増えるし、私は南側の封鎖された道の警戒を 見ておこうと思うわ。封鎖といっても、行商や信者で許可されて 通行する人たちも居るかもしれないし。そういうところを。 私は周辺で聞き込み、南側の封鎖を確認、賊の不殺と捕縛、 聖白神座会へ賊の扱いについて対応、という感じかなと。

  18. ラモン

    >チーム分け ふむ。それでは私がBに参りましょう。 賊との遭遇についてですが、周辺調査組が調査を終えた後であれば問題ないかと思いますので、――そうですね、途中までは周辺調査組と同行しまして、賊との遭遇前に適する場所を見つけた場合、もしくは賊を発見した際に離脱して潜入ルート作成をする、といった行動になるでしょうか。 >ルートの作成 穴掘りだけに絞ってしまうと、見つかったり上手くいかなかった際のリスクが大きいのは確かですね。水源含め、様々な方法を試せるように致します。 あとは、――エリアサイレンス等の隠密スキルも用意しておきましょう。

  19. トゥーリ

    顔出し遅くなってごめんね、よろしく! 2班に分けて役割分担をするんだね。了解だよ。 >班分け A:周辺調査+賊の保護(5~6名) ルーンス、ロゼット、ミゼリア、グレイブ、エミリア B:潜入ルート作成(2~3名) ラモン、トゥーリ ワタシは隠密自体にはそこまで適正がある訳じゃないから……山岳側から幽体離脱での内偵を試してみようかな?高い所からなら、周辺の地理情報なんかも集めやすいと思うんだよね。

  20. No.20

    とりあえず潜入の方行ってみるかー 隠密用装備と隠蔽持ち込み、後穴掘り紋具か辺りかな >班分け A:周辺調査+賊の保護(5~6名) ルーンス、ロゼット、ミゼリア、グレイブ、エミリア B:潜入ルート作成(2~3名) ラモン、トゥーリ、サイラス

  21. グレイブ・ヤード

    時間もないので思い付きまでに 我々のあちら(ナダキア所属者)に対する説明はどうしましょうか? 私含めヒーラー(聖職者?)の方が複数人いることを考えれば「巡礼者とその護衛」とか対外的に言えるかなとは考えておりますが そのような説明でいいでしょうか? 賊にしても偶然遭遇したので、とか言えますし

  22. ルーンス・ラグネル

    >グレイブ 彼らの目の前で尋問要員を確保する場合、ソーレアルにも不審者がいる為主任騎士からそういう指示が出ているという論理で確保はどうかという僕の案がベストだとは思っていないけど(何しろ相手が信じてくれるかどうかが前提になるから)、情報を得る為に賊の身柄を確保するには偶然遭遇した一行だとちょっと弱いかなと思う。 この土地の者が解決するから寄越せと言われて、応じないのをおかしく思われるかもだし。 彼らの前で賊を確保する必要がない(見ていない所で確保した、確保を諦める、賊が全員死んだ)場合なら、彼らとの縁を断ち切る理由としていいんじゃないかなー。

  23. エミリア・シバ

    >グレイブちゃん 賊関係に関してはおねえさん的には前述通りかしらね。 ファビアンちゃんの依頼で治安のために賊の調査をしているって感じで。 わざわざそこで偶然装うと、万一こちらが怪しいと思われて周辺での調査を調査されたときに、向こうに警戒されるでしょうし。

  24. グレイブ・ヤード

    >賊確保関係 排他的、ということなので周囲(ファビアンなど周辺信仰者)に知られたくないとかなのかなと思いましたが、特に私もそれに固執する理由はないですのでここらは削除しておきますね

  25. ロゼット

    >ナダキア所属者に対する説明 私も、治安や賊についての調査、と明かして良いと思うわ。 ファビアンが「伝聞」と言った以上、治安の低下は噂として、 神殿関係者なら知ってる話と思って良いんじゃないかしら。 あえて言えば、依頼人(ファビアン)の名前をこちらから 言うこともないかなって。今の段階では、特に誰かと敵対を 誤解されるような行動することもないかなと思う。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0