【紫蜂】暁は、まだ紫に足らざるも
弓月 蒼
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シナリオID:2583
オープニング
「御父様から、招待状を頂きました」
――――『王都』グランスパーダ内。『紫水晶』別邸。
ギルドを通し、貴族派の侯爵令嬢『紫の君』の呼び掛けで集められた冒険者達へ。
異名通りに紫色の盛装に身を包んだ依頼主。クリスタリア・ラズベリルはそう告げた。
本来、実の父親が血の繋がりがある娘に"招待状"も無いだろう――――が。
騎士団と家臣団の3分の1から支持を受け。実の弟の継承権を放棄させ。『竜』に不介入を取り付けた。
彼女の成果を受け取り"正式に"、政争の相手として。『紫水侯』として相対すると決めた。
正規の礼法に則った手順での“招待”はその証明と見て相違無い。何せ書状は“形として残る”のだ。
「家内の話である為、本来であれば皆様は部外者です。
……が、此処からが本番。我が父オルジェントが――――“手段を選ぶ”ほど甘えを赦すとは思えません」
彼女がしている事は紛れもなく家督争いだ。不適格、と見れば“武力排除”も十分に在り得る。
『紫の君』はあくまで正攻法での『無血開城』を求める姿勢だが、相手は海千山千の侯爵家家長。
「まず、私はお嬢様に付いてられないと思う。父様と話を付けないといけないから」
「お母様、私も御祖父様にお話があります」
説明を継いだクリスタリアの側近。ラフェットの言に手を挙げたのは、此処まで黙って聞いていた彼女の娘。
この一件の発端ともなった『紫の君』の幼馴染、リオネス・ヴェンルーダである。
「貴女は此処に残りなさい。今の切迫した状況下では王都が一番安全なんだから……」
「いいえ、私は私がクリスにした事の責任を果たさなければいけないんです」
母と娘が今更揉めるのを、クリスタリアが一瞥し嘆息する。なるほど、彼女らも一枚岩とは言い難いらしいが……
「リオを連れて行くかは皆様が選んで下さい。私は、皆様が十全の能力を発揮出来る事を望みます。
その上で、父との対話に関しては私が担います。ただ、もし万が一の場合――――」
それはつまり、両者の交渉が決裂した場合。彼女とその派閥には大きく2つの筋道がある。
「1つ、正式にお嬢様を『紫水晶』後継者として認めさせる。つまり、条件付き敗北を目指す道。
この場合代償として、少なくとも現在私達を支持している人達の信頼を裏切る事になるわね」
必然と言えば必然だが、現在『紫の君』を支持する者達は『紫水侯』と対立する者達と言い換えられる。
そんな立場を表明した者達を、『紫水侯』が今後も重用するかと言えば、かなり怪しいと言わざるを得ない。
「2つ、御嬢様と旦那様との対談で稼いだ時間で家臣団の長『家令長』ストレインを口説き落とす道。
博打にはなるけれど、これが叶えば旦那様の領主権は形骸化――――つまり、戦略的勝利となるわ」
つまり、勝利条件は3つ。『紫水侯』当人の了承の上家督継承を進める。
『紫水晶』家臣団を完全に掌握し領主権を移譲させる。将来的な継承権を対価に白旗を上げる。
果たしてどれを目指すかで難度は異なり、行動も、中心対象も異なって来るだろう。
「……勿論、最終的な決断と責任は私が取ります」
けれど意見が有るなら伝えて欲しい。あるいは、冒険者達による見解や視点が彼女にとっての切り札となり得るかもしれない。
此度の『紫の君』は『紫水侯』によって設えられた舞台への対応で手一杯だ。イレギュラーな対応策までは到底手が回るまい。
故に、彼女からの依頼はあくまで下記3項に限定される。1つに派閥の着地点について見識の拡張と提案。
2つに彼女とその派閥の護衛と領主邸内における生命の保護。そして3つに、説得の方向性と注意点についての具体的助言である。
原則として、間接的対応を踏み越えれば王国法下では領主権への干渉と受け取られる可能性を有し。
こと此処に至った以上。彼女だけで背負いきれる範疇というのは“依頼を出した責任”までが限界である。
故に、依頼範囲をどう見定めるかはあくまで来てくれた冒険者達の判断と行動を“任せる”と言う形で委ねる事を選んだ。
これらを詳らかに明確化することが、此処まで付いて来てくれた冒険者達へ彼女が示す事が出来る精一杯の誠意である。
何せこれより弓引こうと言う相手――――『紫水侯』とは高位貴族『紫水晶』侯爵家の紛うこと無き現当主。
即ち――――『王国』より正式に。かつ公的に認められた支配者。『領主』なのだから。
●父と娘と
『紫水晶』侯爵領――――領邸。
「良く来てくれた。顔を上げて貰えるか」
「……はい。『紫水侯』様に置かれましては――――」
「御託は結構。其方も知っての通り、甘やかしが過ぎたのか我が娘が少々癇癪を起こしていてな」
膝を付いたまま視線を上げた若い男が、その視線の先。
紫水晶の杖を持った壮年の男こそは――――高位貴族『紫水侯』オルジェント・ラズベリルである。
「――――はい。存じております」
「であれば分かるだろう? コーライト・ベルゼン」
若い男――――コーライトが視線を落す。彼は駒だ。ベルゼン商会の。『迅雷侯』の駒。
此度、彼が呼ばれ、派遣された理由も凡そ知れている。いつでも、彼の役割は大きくは変わらない。
あの雛鳥は元気にしているだろうか。自由に空を羽搏いているだろうか。
もしそうであれば――――そのまま、こんな鳥籠には戻らないでくれと願わずにはいられない。
「其方の願い通り。“ベルゼン商会の『紫水晶』領への進出を赦す」
「はい」
「――――ストレインと協力し、ヴェンルーダの一族をこの一件から手を引かせよ」
“商会”には『薬師』への怨恨が。『薬師』には“商会”への引け目がある。
そしてコーライトは手練れの商人。ストレインは敵方の血縁だ――――勝機は十分に見込める。
過激派貴族『迅雷』侯爵は最早、危うい。部下達を、商会の本拠と一緒に心中させる訳にはいかない。
『紫水侯』から取れた言質はいっそ千載一遇と言えた。……この商機は、絶対に逃せない。
「……はい。承知しました」
結局のところ、クリスタリアの支えは彼女を支持し付き従うヴェンルーダの母娘であり。
クリスタリア単体では実績も無い学生に過ぎない。彼女から側近が失われた時果たしてどれだけ支持が残るか。
思った以上に良く事を運んだ娘の成長を賞賛しないでもないが、けれど所詮貴族としては未熟。
オルジェントからすれば、少し小突いてやるだけで壊れるだけの砂上の楼閣に過ぎない。
「……宜しいのですか、旦那様」
「構わん。あの娘は良くやった。テオドールは、やはり領主の器とは言い難かったのだろう。
だが、父に逆らうのであれば相応の罰は下さねばならん。身内にだけ甘いのでは示しが付くまい」
「左様にございますか」
「過度の介入をしてくる冒険者に対しては、領主権を以て退去を命じよ。
罪状は領政執行妨害罪。逆らえば、王国法を以て然るべき処罰を下す……とな」
「承知致しました。それでは……私も準備をして参ります」
一礼し、去って行ったコーライトと『家令長』ストレインの後ろ姿を見送り。
オルジェントは謁見の間の中でただ一人黙考する。招待状も、恐らく別邸に届いた頃だろう。
(さて、クリスタリア――――この茶番も、そろそろ終わりにしようか)
『王国』に燦然輝く『紫水晶』の紋章の下――――かくて、父と娘は相対する。
解説
マスターより
リプレイ
――――紫水領城下『ラムリィズ』内、ベルゼン商会支店。
「まさか、本当に此方にいらっしゃるとは思いませんでした」
「それは僕もです。ラフェットさんも……いや、良く嗅ぎ付けたものだ」
対峙するは『気高き白』コルネリウス・アーラ、『鷹雛の協力者』ジュスト・ヴェルジー。
そしてベルゼン商会の次期商会長、コーライト・ベルゼン。
"所在を探って欲しい"との依頼を受け、『夜に咲く白月』レティシア・レインフィールとラフェット。
両名が"買収"を含む、割と手段を選ばない方法で以て調べ上げた結果だ。
その間コルネリウスの役割はリオネスの護衛だったが、流石に連れて来るのは気が引けた。
本来であれば自分自身ですら“敵地”での対話は避けたいのが本音だったが。
しかし、ラフェットからの呼び出しには梨の礫。結局ジュストを連れ自ら足を運ぶ他は無く――――
「危うい場所に立っている自覚はおありかと思いますが」
「――――危うい……可笑しな事を仰る。貴女は此処を死地と知らず踏み込まれたのですか?」
にこやかな、穏やかに見えるその瞳には確かな覚悟の色。彼もまた、命懸けなのだろう。
ジュストは勿論、平民のコルネリウスにも分かる。此度の護衛対象は、皆似た眼差しをしていた。
「貴方が覚悟をお持ちだとしても、リオネスさんは望まないのでは」
「そうですね、あの雛鳥は甘く幼い。だからこそ――――此処で手を引いては頂けませんか」
驚く様にしてコルネリウスが瞬く。まさか、彼の側がそう動くとは。
「応じて頂けるなら、彼女は一切傷付けないと約束しましょう」
「彼女を護りたいのであれば、それはベルゼン卿、貴殿自らそうすべきではありませんか?」
思わず流されそうになった話を、間髪入れずジュストが引き戻す。
彼も幾つかの場数を踏んで学んで来たが、貴族と商人は会話の運び方からして異なる。
貴族は何気ない会話、雑談の中に毒を潜ませるが、商人は場の雰囲気や第三者を使い相手を巻き込む。
まるで正しい事を正しく提案していると言う体で“何一つ具体的な事を話さない”。
例えば先の言葉1つ取っても、「彼女は傷付けない」と言う条件は"何も譲歩していない"のだ。
「貴方が、この騒動を通して得られる物は何ですか」
「商会員200名の身の安全。貴方がたにこれが保障出来るなら、僕は其方に付いても良いんですが」
コルネリウスの問に、コーライトが即応する。つまりは不可能な代価だと分かっているのだ。
情報とは価値であり、腕の良い商人はどんな商材であれ価値ある物を安売りしない。
「貴方やリオネス嬢が"消されて"は――――その望みも叶わないのでは?」
「なるほど、面白い発想です。が、迅雷卿はそんな不確実な手は打ちませんよ。
『紫水晶の至宝』が冒険者を雇っている事は百も承知。消す気なら、僕はとっくに死んでいる」
彼が『紫水晶』本邸で殺されるだけで、事態は十分なほど大きく混乱する。
態々冒険者が介入している環境下、実現困難な状況でことを起こす理由が無い。
(これは和解は難しい……か。さて、どうしたものかな)
現状では、彼と交渉するには余りにも、冒険者側に"支払える対価が無さ過ぎる"のだ。
■
――――王都『グランスパーダ』内、『紫水晶』別邸。
「貴女が政争を決断した要因をストレインさんは把握しているの?」
「推測はしているでしょう。父も、家令長もそれ程鈍い方では有りませんから」
「だとすると……ストレインさんはリオネスさんより領主を取った、って認識で間違いない?」
「はい。凡そその認識で間違い有りません」
『公主様の付添い』エルゼリオ・レイノーラが難しい表情で眉根を寄せる。
家族より主人を優先する関係。家族仲の良いエルゼリオにはその構図が今一つ理解し難い。
だが、恩義が家族愛より上位に来る人間と言うのが『王国』には存在する。それは確かな事実なのだ。
『紫の君』の隣で哀しげに俯くリオネスを一瞥し、もう一つ気になっていた点に話を切り替える。
「もう一つ聞きたいんだけど、シセラさんは元『薬師』の人間?」
「! 良く分かりましたね。そうです。正確には同領が破綻した際に流れて来た一族の、ですが」
(となると……ベルゼン商会、シセラさん、オクタヴィアさんが繋がるのか。
ん? 何だろう。何か引っ掛かる……『薬師』……没落貴族、没落。没落……か)
かつて。『薬師』は『紫水晶』の隣接領だったと聞く。
その領主一族が引き取られた以上、領民が流れて来てもおかしくはない。が……
「……ラズベリル嬢、少し良いか」
其処に、割って入ったのは『帝国の娘』ナタリア・フィッツジェラルドである。
話の経緯を聞くに当たり、どうも此度の騒動には常に"ベルゼン商会"なる組織の影が付き纏う。
にも拘らず、彼女を含む冒険者の面々は"それがどういう商会か"について余りに無知過ぎると。
彼女は事此処に到って気が付いた。そも、本来何の関係も無い筈の商会が此処まで話題に上がるなど。
リオネスとコーライト、2人の関係と言う枠組みを外して考えれば余程おかしな話ではないか。
「え、いえ。ですからリオは次期商会長と目されるコーライトに対して恋愛感情を――――」
「違う、そちらではない。“ベルゼン商会”とは――――結局何なのだ、と言う話だ」
元『薬師』領内の商会で、『薬師』に怨恨を持つ現『迅雷』領の御用商人。
……本当に、それだけか。例え『迅雷侯』の指示だとして。『紫水侯』との密約があったにせよ。
商会の介入は度が過ぎている。其処に何らかの――――"ズレ"なりが有るとは考えられないか。
「確か……『薬師』時代の取引記録なら、祖父が『紫水晶』本邸に保管していた筈です」
手を挙げて発言したリオネスの言に。そんな話は初耳だったらしいクリスタリアが驚いた様に目を見張る。
或いはこれが――――事態の解明に役立つ一手となり得るだろうか。
■
――――紫水領南境『クレスヴェン砦』内、水晶騎士団詰め所。
「ふぅむ……中々な難題を持ち込まれましたな……?」
『水晶騎士団長』ランドール・グッドマン。彼の役割は『領境砦の警護である。
で、ある以上役割を放棄して私情に走る訳にはいかない。そういう意味で、態々彼を訪ねて来た青年。
『紫百合の剣』海神 江流の申し出は実現困難だ。例え彼と麾下の騎士が未だ齢若い姫君を応援していたとて。
騎士として課せられた役割はそういった支持、不支持に優先する。――――そう、本来であれば。
“これに乗じて万が一にも領の要人暗殺事件が生じないよう備えて貰う事はできないか?”
要人暗殺。隣領『迅雷』と『紫水晶』との関係は決して悪くない。
悪い冗談だと一笑に附しても良い筈。だが、ランドールにはそれを笑う事は出来なかった。
彼の誠意の現し方は庶民の物、武骨で不器用だ。貴族のそれとは比べるべくもない。
けれどランドールはそんな土と埃に塗れた彼の姿勢が嫌いでは無かった。信じるに足る、と思えた。
振り返れば部下達が勝手に予定表を書き換えていた。どうも彼は一週間ほどの長期休暇になったらしい。
「だが――――宜しい。このランドール一肌脱ぎましょう……!」
ランドールは白い歯を光らせ勢い良く上着を脱ぎ、その鍛え上げられた肢体を自信満々に晒して魅せた。
覚悟は以前決めた。そう、シグモルを登らば火口まで、と言うではないか。
●最後の一手
そうして数日後。冒険者達と『紫の君』一行が本邸に到着する凡そ四半刻程前。
先じて到着した『ベイカー商会』リサ・ベイカーは願い通り、『紫水侯』オルジェントとの謁見に至っていた。
「エスト・ポーラ、ベイカー商会のリサ・ベイカーです。以後お見知り置きの程を」
「ベイカー商会のリサ嬢。なるほど、『竜』の使者が言っていた将来有望な女商人とは君か。
……良いだろう、話してみると良い」
謁見願いも無しに即日やって来て尚、対面に至った理由に思い至り。
想定通り件の『竜』の行商人が正しく"恩"を売っていたことと、まんまとそれを買えてしまったこと。
双方を以て自らの役割を再認する。あの人が道を敷いたなら、これはきっと必要な過程だ。
「此度は、クリスタリア様について提案に参りました」
「彼女の価値は竜も認める物。領主としては……今は確かに、未熟な所もあるでしょう」
「ただ、彼女の政治的感性と取り巻く交友は見逃せないかと」
リサの主張に、オルジェントは沈黙で応じた。その瞳は微動だにせず声を上げる彼女の表情を見る。
言葉ではなく振る舞いを見られているのだと気付き呼吸を整える。
聞いた限り、『紫水侯』は利に敏い。話が通じていない訳ではないだろう。
「では私から1つ質問をしよう。君は、クリスタリアの為に死ねるか?」
「いいえ」
躊躇無く、素直に彼女は応じた。誤魔化しても見破られると直感が告げていた。
相手は高位貴族の領主、揺さぶって来る。けれどそれでも尚、『竜』の女商人ほど恐ろしくはない。
「ですが、不幸になって欲しくないとは心から思っています。
それと……将来、良きお取引を出来たらと言う投資でしょうか」
続けた言に、オルジェントが片眉だけ上げて口の端を歪めた。或いは、笑ったつもりなのだろうか。
「……なるほど、一考の余地はある意見だ。ベイカー商会、憶えておこう」
「はい。ぜひ、寛大な御処置を」
高位貴族相手に礼儀作法抜きで交渉に挑んだのは博打だったが、聞いていた通りだ。
『紫水候』は形式より実利を見て来た。ならば――――退室し、リサは確かな手応えを感じていた。
■
「さて、それでは姫様は謁見の間へどうぞ。護衛の皆様は此方でお待ち下さい」
そう告げて出て行った『家令長』が戻ると、その後背からコーライトが滑り込む。
クリスタリアと話がしたいと出て行った2人にリサとナタリア、エルゼリオを除く残3人。
結局『紫水晶』本邸まで付いて来たリオネスと、ラフェット。応接室にはこれら5人が残された。
此度のもう一つの戦いの場だと、彼らもまたよくよく理解している。
「コー様! 御無事だったのですか!? 今まで何処で何を――――「リオ」」
動揺しつつも駆け寄ろうとしたリオネスを抑え、先ず口火を切ったのはラフェットから。
「父様、私とリオネスはお嬢様に付きます」
「今更軽率な真似を、とは言わんよ。気持ちも分からなくはない。リオネスが不憫であったのだろう」
ストレインは頷いた。血縁のある親子だ、理解出来くは無い。本当なら対立すらしたくはなかった。
しかし彼は『紫水侯』の臣下だ。責任がある。護るべき者は家族だけではない。
「……コー様、お祖父様。どうか私達に力を貸して頂けませんか」
リオネスが、この場にコーライトが現れたことで。そして唯の一度も彼女を見ようとしないことで。
滲む涙を隠せぬままどうにかそれを押し殺し言葉を絞り出す。けれど――――
「出来ん。今、『薬師』が皆生きて此処に在るのは候の援助あればこそ」
「……では、そんな恩人の命を助ける事は十分な恩返しになるのでは?」
何気なく立ち位置をラフェットに寄せながらジュストが言葉を挟む。
ストレインの視線が向けられるも、其処には怪訝の色。流石にここで優位性を奪われたらお手上げだった。
しかし『紫水侯』派閥は情報収集役のラフェットを失っており、領外情勢の把握が遅い。
「遠からず『迅雷』侯爵家が王家に反旗を翻します。このままであれば巻き添えになりましょう」
驚きの眼差しがコーライトへ向く。けれど当の若き商人はまるで表情を変える事無く。
薄笑みを浮かべたまま緩やかに首を傾げた。ジュストは貴族だ。貴族の言はそうそう容易に覆せない。
侯爵家ともなれば名誉を傷つける事すら問題になろう。それを断定してみせた。となれば――――
「何処でそんな話をお聞きになったので?」
「現地まで行って来たんだよ優男。いや本当、生きた心地がしなかったね」
貴族の作法、或いは貴族社会の常識とすら言って良い。"優位"は、掴んだら離すな。
盤上に札を伏せたのであれば――――此処は、断じて不敵に笑うべき場面だ。
■
「……俺は政治の話で、君に必勝の策を渡せるような人間じゃない」
応接室で、張り詰めた糸を渡る様な対話が行われている同時期、その室外では。
様々な煩悶と共に深く息を吐いた上で、江流は彼をまっすぐに見つめるクリスタリアへそう告げた。
「けれど、そもそも『家令長』の引継問題が、此処まで解決しなかった原因とは何だったんだろう?」
「そうですね、簡単に言えば"誰も代わりにならない程"ストレインの力量が隔絶していた事、です」
それ程に。没落しつつある家を支え続けた三十余年と言う経歴は異色の。或いは出色の物だった。
個人の資質と経歴に依存した一代限りの卓抜した内政処理能力。勿論、そんな物が継承出来る訳もない。
「父も次期『家令長』を育てようと方々手を回しました。けれど誰一人代わりにはならなかった。
焦りも有ったのでしょう。其処に来てストレインには劣れども何とか許容出来ると見込まれたのが――――」
「……コーライト・ベルゼンだったって事か」
それを失政と。失策と言う事は難しい。『紫水晶』の領政はこの二十年極めて安定している。
この一世代、領民が得た恩恵は計り知れまい。或いは……『紫水候』がその危険性を見逃すほど無能であれば。
何処かで破綻を余儀なくされようとも、隣領と密約を交わし代償を支払うなどという話にはならなかったろう。
「"領主の資質"とは、理不尽な現実に直面した時、大義の為に犠牲を払える覚悟だと、ある先生が言っていた」
「であれば。父は領と領民を護る為に身内を犠牲とし。
私は家と身内を護る為に父を犠牲にしようとしている。大義は……どちらにあるのでしょうね」
曖昧に微笑んだクリスタリアは、既に覚悟を固めている様に見える。
それが正しいのか、間違っているのか江流には分からない。けれど、これだけは言えた。
「どう転んだとしても……君が諦めない限り、最後まで俺もここに居るから。"勝ち"に行こう」
「……はいエル様。必ず”勝って”帰ってきます」
そうして向かう先。待っていたのは『紫水晶の義妹』アウレーリア・フォン・ネーベルベルク。
以前もこんな事があったと。謁見の間の前で足を止め『紫の君』は困った様に微笑んだ。
「此処まで来て、怖じ気付きはしていない様で安心しました」
「アウレーリアには、それはもう……沢山恥ずかしい姿を見られて来ましたからね」
「――――鬼札は、間に合わせました」
すれ違う際、義妹が呟いた事実。一瞬の黙考の末それがどういった"使い道"があるか理解出来た。
「有能な義妹を持てて私は幸せ者ですね」
「私はもうずっと賭増しし続けてきましたから――――さあ、姉様。勝負と参りましょう」
声に背を押され『紫の君』は一人扉を潜る。けれど彼女は決して、独りでは無かった。
●いく明か月に、おもひ恋しき
「見ろ、レイノーラ」
「……え。これ、え? えぇ……!?」
リオネスが言った通り、『紫水晶』本邸、ストレインの部屋には『薬師』時代。
ベルゼン商会と行っていた取引記録が存在した。勿論、忍び込んで帳簿を見るなど見つかれば犯罪である。
が、侍女長が味方に付いた事で『本邸』内の監視体制はガバガバだ。そしてナタリアが見つけた一行。
『薬師』最後の商会との取引は支払いがされず終わっている。商会、が抱えるには莫大な金額だ。
これが全て借金となったなら商会は確実に傾く。だが、であればおかしい。
当時の『薬師』当主であった『家令長』がこれを知らない訳がない。"恨まれていて当たり前"――――だ。
にも関わらず何故、彼はそのベルゼン商会の次期商会長と"自らの孫との関係を黙認した"。
危険過ぎるし辻褄が合わない。何より……エルゼリオの脳裏で一つ可能性が浮き上がる。
(そうか、没落貴族を掬い上げたって事は……)
もし、そうだとすれば……
――――
「どういうことだねコーライト・ベルゼン。彼の言っている事は事実か?」
「待って下さいストレインさん、僕にも確証があった訳じゃありません。
ただ、こう言う指摘が有った以上虚偽ではないでしょう。リスクが重過ぎる」
「そんな事を言っている場合か! 今すぐにでも候にお伝えしなくては――――」
「――――いえ、それは勘弁して下さい」
そう告げて、彼が胸ポケットから小瓶を取り出した時。冒険者達の動きは迅速だった。
レティシアが息を呑んだリオネスの手を掴み、コルネリウスが2人の間に立ち塞がった。
ジュストがラフェットの前に立ち、コーライトだけがその動きをただ一瞥して瞳を伏せた。
「僕が『紫水候』と結んだ契約は唯一つ。"『薬師』の一族をこの一件から手を引かせよ"
丁度この部屋には全員揃ってますから好都合です。本当は『至宝』も居たら一番だったんですが……」
「毒……ですか?」
「ええ。授恵者である皆さんはともかく、一般人であれば凡そ間違いなく死に至ります。
『薬師』に意趣返し出来たと聞けばきっと父さんも喜ぶ……かな」
レティシアの想定より更に悪い方に転んでいた。そんな事を口にして尚、苦笑い出来る精神性が理解出来ない。
手を掴んでいたリオネスが慌てた様に身を捩る。けれど、此処で手を離す訳にはいかない。
「何で!? 何でそうなるんですか! コー様は『薬師』に恨みなんか無いって!
一緒に居てくれるって言ったじゃないですか……!!」
「そうだね、僕もそう出来れば良かったと思う。けれどね、リオ。もう時間が無いんだ。
僕は此処まで僕を育ててくれた、支えてくれた仲間達を見棄てられない。……もう、帰る場所もない」
その次の行動は、誰も想定していなかったもの。だから、誰も止められないもの。
彼が蓋を空けた瓶からは咽る様な甘い花の香りが溢れ、それを――――コーライトは一気に呷る。
いや――――呷ろう――――と、した。
「あいや、其処まで……!!」
突然扉が蹴破られ半裸の男が突っ込んで来て若き商会長とぶつかった。
小瓶が宙を待った瞬間、後ろに控えていたエルゼリオとナタリアが叫び、レティシアが杖を地に叩きつけた。
「皆、急いで外に……!」「全員鼻と口を塞いで走れ……!!」
「絶え間なき澱の波よ来たれ、黄金の加護を――――今此処に!!」
金色の光波が冒険者達の抵抗力を引き上げると共に硝子が割れる澄んだ音。
そうして――――応接室を、濃密な鈴蘭の香りが満たす。
■
「『ベルゼン商会』は、騙されてる」
エルゼリオの言に、ナタリアが『薬師』の取り引き履歴を示すと。
ランドールに羽交い絞めにされたコーライトと、それを取り返そうと跳ねるリオネスを他所に。
自らも商売に関与しているコルネリウスが数字を辿り重々しく呟いた。
「……貴族って、お金持ってるんですね」
「いえ、最終取引……これだけの不渡りが発生したら下級貴族なら傾くと思います」
冒険者になり段々経済観念が身に付いて来たレティシアが応じると、ストレインが頭を横に振る。
「それはおかしい。『薬師』の借金については旦那様が支払いに応じた筈」
「恐らく、その頃には既に『商会』は『迅雷』の傘下に付いていたんだろう」
ジュストの補足に――――奇妙な空白が落ちた。ナタリアがぽつりと溢す。
「……つまり。借金分の金額が、『迅雷』に流れていると言う事か?」
その言に、コーライトが限界まで目を見開く。もしそうだとすれば、彼だけではない。
父すらも騙されている事になる。おまけに――――そんな物の為に、自分は命を賭したのか。
抵抗する力をも失い項垂れたコーライトに。けれどジュストがラフェットへ目配せする。
色々揉めたが、乾坤一擲だ。何せ『家令長』説得の難題部分が片付いたのだから。
はたと気付いたラフェットが、すました顔で実の父に近付いた。
「ところで。これで父様は私達に命を救われた……と言う事で良いのかしら?」
――――
そうして――――事態は決着を迎える。
「……何だと?」
「今のまま御父様が領主を務めていては『紫水晶』は滅ぶ、と申し上げました」
真っ向切って断言したクリスタリアの言に、当初オルジェントは厳しい眼差しを向けていた。
しかし事が『迅雷候』の内情に触れるとその冷徹な眼差しに困惑の色が浮かぶ。
「先ほど、御父様が仰られた『迅雷候』を利用した権威拡大の策は既に破綻しています。
彼の方は既に王家に反旗を翻す寸前、その報告が北方辺境伯に上がっていると伺っています」
「馬鹿な、昨今の過激派の状況を考えれば『迅雷』がそんな短絡的な手を打つ訳が……」
「そうですね。ですが御父様。偶々、間一髪で、両家の関係は其処まで密接ではありませんが。
――――私も、冗談で辺境伯の名など出しません。これが事実であった場合、どう責任を取られますか」
失政の責は領主が負う物。場合によっては、連名で国家反逆罪に問われる可能性すら存在した。
現在、両家が未だ一定の距離を残しているのは純粋に――――クリスタリアが決起したからだ。
「……それも、お前の友人の力か」
「いいえ――――"私の力"です。あの方や、あの子であれば私にそう言う事を望むでしょう」
確かに。先に彼の下へ訪れた商家の娘も"交友関係"を武器として挙げていたか。
「幸運だけで勝利し続けられるほど、領主と言う立場は甘い物ではない」
「はい。私も此度の一件で嫌と言うほど理解しました。私には経験が足りません。
魑魅魍魎の如き貴族と渡り合う経験も、領内の治世を己の指先一つで左右する経験も」
「であれば――――」「――――いいえ、だからこそ」
「此処から、始めなければならないのです。私が……特別に想う方が1つ教えて下さいました」
「……何?」
「"広い目で、周囲を、世界を見よ"と。それには、遠くが見える目が必要なのです」
甘く見ていた、と言えば言い訳になろう。オルジェントは、果たして誰に似たのか。
強欲で、余りにも若い野心に燃えた娘の言に。遂にくぐもった声で笑った。
「私は、リオも、ラフェットも、ストレインも、御父様も、"都合の良い犠牲"にする気はありません」
ああ全く。敵手の力量を見誤るとは――――我がことながら、老いた物だ――――と。
マスターコメント
ミドルシナリオ非常に難しい 報酬:多い8 / 8〜8人
2022年11月19日 18時11分42秒 公開
相談掲示板
海神 江流だよ。 今回も宜しくお願いします。 ひとまず情報整理から。 決めないといけないのは最終的な着地点を下記の3つの何処に設定するか。かな。 ・『紫水侯』当人の了承の上家督継承を進める。 ・『紫水晶』家臣団を完全に掌握し領主権を移譲させる。 ・将来的な継承権を対価に白旗を上げる。 そのうえで、現地でのNPCの行動として クリスタリアはオルジェントに ラフェットさんはストレインに対応するところまでは規定事項。 リオネスをストレインのところに行かせるかどうかは未確定。 ってところまでがOP情報かな? クリスタリアとその派閥の護衛と領主邸内における生命の保護ってのもあるから、それぞれに護衛は必要って事だけど、過去作で『紫の君』派閥が忠誠を得ている水晶騎士団を使ってもいいのかもしれないてのはちょっと思ったところ。 あくまで勝利を目指すってのが依頼人の意向なので、白旗上げる以外の方向で行きたい気持ちはあるのだけれど。
リサです、よろしくお願いしますね。 出来る限り勝ちを目指す事に関しては同意です。 ただ、今後の事を考えると、個人的には、最低限の条件を固めておいて、その上での上積みという意識で考えたほうが良いと思います。 わたし個人の動きとしては、最低限のラインの確保策を考えて動こうかな?と、現時点では思っていますね。 もちろん、上積みについても話し合えたら良いなと思います。
コルネリウスです、よろしくお願いします。 最低条件を固めた上で勝利を目指す、というリサさんの方針が良いかなと思っています。 家臣団の掌握は交渉が決裂した場合、とは仰ってはいますが手を回しておくのが前提になるのかなと。 個人としては必要なことは全力でやりきりたいと思いますが、不得手な部分も多いので…気が回らない点などはご指示など遠慮なく頂ければと思います。
キャスターのジュストだ。 大分悩んだけれど、家臣団の信を得る時に関わった縁もあるし、手が必要そうだから参加させて貰った。 関わっていなかった部分の情報不足や誤認もあると思うので、あれこれ訊いたり確認することも多いと思うけれど……よろしく頼む。 >最低限の条件 リサ嬢の挙げている最低限の条件もといラインは具体的にどのあたりを指しているのか確認させて貰っても良いかな? クリスタリア嬢の勝利を目指す場合の最低限と、依頼成功における最低限では大分意味合いが変わってくると思うけれど。 それとも依頼が失敗、つまり騒動が解決しない時も想定しての最低限だろうか? >疑問 紫の君派閥の中に騎士団と侍女長が明記されていなかったのが少し気になったんだよね。 あの表記とOPを読む限り今回彼らは敵にはならないけれど、味方としても動かせない微妙な立ち位置なのかな? という印象を受けた。 働きかけ方によっては味方寄りの行動をとってくれるかもしれないけれど、過信というか頼りにし過ぎるのは気をつけた方が良いかも。 >動き 今のところヴェンルーダ母子側もしくはそれ以外……例えば侍女長殿側やテオドール殿の護衛もいた方が良いのならそちらの対応主体にしようかと考えていたよ。 >リオネス嬢 ストレイン殿の所へ連れていくとコーライト殿と対面することになるのかな? ストレイン殿及びコーライト殿との交渉でデメリットも多い武器になりそうだけど、王都の邸も絶対安心というわけではないし同行しておいた方が護衛し易いかな、とは。
連投失礼、誤字があったので訂正。 >護衛 今回は「一般的な正当防衛」は通用しないと考えているので相手に手を出させない、出しにくい状況を作るのが基本になるのかな、と。 出されても防ぐ、足止めをするなりして安全域……領外に退避すれば命だけは守れるけど。 護衛対象ごと冒険者が纏めて人質にされたら、クリスタリア嬢は詰んでしまうと思うので、そういう事態は避けたいね。 >懸念 前回の交渉結果の確認なんだけれど、こちら側の交渉結果により紫水侯側と竜の交渉は成立しなかったという認識で合っているかな? 明言はされていなかったようだから少し気になっていて。 それと迅雷側からの横槍は一旦防げたようだけれど、2度目がないとも限らないというのが不安ではある。
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、此度もよろしくお願い致します。 >最低限の条件 リサ様やコルネリウス様の仰るように 紫水侯様との対談と並行し家令長様との交渉等を行い 予め最低条件は満たせますよう備えられた上で より良い形での勝利を目指されるのがよろしいかと存じます。 そしてジュスト様のご指摘の通り そのラインや方針を先ずはご相談させて頂く必要がございますね。 私は恐らくクリスタリア様は御家騒動が収束せず 領地や領民が危険に晒される状況は望まれていないと推測しておりますので 『御家騒動収束』を最低条件とされた上で 『クリスタリア様の勝利』を目指すもの、と認識しておりました。 無論、最終的なご判断はクリスタリア様がなさるべき事ですので 紫水侯様やストレイン様との交渉前に改めて彼女の中での優先順位を含め ご意思をご確認させて頂ければ、と。 私自身はどのような選択をされるしても 依頼主である彼女が後悔をなさらないよう お力添えをしたく存じます。 >懸念 紫水侯様と黒鋼竜の交渉は成立されなかったというよりも 此度の会談終了まで維持された状態である、と私は認識しております。 ですので、仮にラフェット様が仰った条件付き敗北となった場合 挙げられたもの以外の代償として、クリスタリア様の婚姻が進められるのでないかと……。 迅雷側への警戒については、私も引き続き行うべきかと存じます。
>護衛 依頼内容は「彼女とその派閥の護衛と領主邸内における生命の保護」ですので 少なくとも対紫水侯班と対家令長班の二班に分かれる形となりますでしょうか。 ジュスト様が仰るような人質化への対策としては 現状ですと他の貴族家の者が同席していれば 明らかな敵対行動をとらない限り、実力行使は難しくなるかもしれません。 ただ、家格的には紫水晶の方が上ですので 私個人はあまりこういった手段は好まないのですけれど…… 黒鋼竜、あるいは後継者であるアルベイル様との個人的な繋がりをお持ちの方が それとなく会話の中に交える事で、多少は牽制となるのでは、と。 >騎士団、侍女長 ご助力頂けましたら確かに心強いのですけれど ジュスト様の仰るように可能であれば幸運程度に留め 基本的には私達と明確に構成員となっている方で対応するものとされた方が確実かと。 >リオネス様 護衛面もございますが、私個人としては彼女の意思も尊重し 後悔を残さず動けますよう、ご助力したく存じます。 >コーライト様 PL情報ではございますが、彼はストレイン様と『協力』は命じられておりますが ストレイン様と私達の交渉の場への『同席』は命じられておりませんので その点は注意が必要となるかもしれません。 私達と対面されるよりも暗躍方面で動かれる可能性もございますし いつ彼の存在を私達が知る事が可能なのか、現状ですと未確定な点が問題でございますね。
>最低限の条件 あ、すみません、曖昧でしたね。 レティシア先輩の仰るとおり、『御家騒動収束』を最低条件、です。 なので、最悪でも、条件付き白旗、 将来の継承権は確約を取りたい。 ですね。 ここすら失敗すると、最悪の場合、 クリスタリア様の生命すら危ういかと危惧しています。 実の娘なので、そこまでは無いと思いたいですが、クーデターですからね… クーデターに失敗した首謀者への扱いは言わずもがな、ですし。 それだけは避けたいなと。
エルゼリオ・レイノーラです。今回もヨロシクね! >最低限の条件 注意事項に ・『紫の君』派閥の落とし所は主に3パターン存在し、何処かに落ちる事を指して『お家騒動の収束』と判定されます。 …って記載されてる以上、 ①『紫水侯』当人の了承の上家督継承を進める。 ②『紫水晶』家臣団を完全に掌握し領主権を移譲させる。 ③将来的な継承権を対価に白旗を上げる。 つまり上記三点の内のいずれかを達成しなければ『お家騒動は収束しない』って事だから、 海神さんが言ってるように『最終的な着地点を三点の内のどれに設定するか』を決めないといけないのかな、って思ってるよ。 オルジェントさん的には、余程の事(クリスタリアさんと冒険者が武力蜂起と見做されるような事をする等)がない限り、③を以てお家騒動の収束を狙っているような気がする。 なので個人的にはそれ以外の選択肢、①②のどちらかを目指したいかも。 >コーライトさん オルジェントさんは迅雷候との繋がりを断ち切る事は考えていないらしいけれど、コーライトさんとベルゼン商会的には迅雷候とはとっとと縁を切りたいっいうのが本音みたいだし。 その辺の認識の齟齬を突く事でコーライトさんを味方に付ける事はできるかも? >騎士団、侍女長 色々複雑な立場に置かれてそうだし、今回は味方としてアテにしない方が良いって認識に同意だよ~。
キャスター、アウレーリアです。どうぞ宜しく。 >最低限の条件 依頼の成功条件『お家騒動の収束』は既に挙げられている3パターンの落としどころのいずれかに収まること、との記載がありますね。結論が出ないかそれ以外のところに落ちて失敗、内政干渉認定で大失敗でしょう。 ただ、最低ラインとして示されているとはいえ、『条件付き白旗』は他二案と違ってやはり敗北であり、とりあえずで目指して良いものではないと私は考えます。 理由としては、侯が将来に渡り後継者認定を誠実に履行する保証がない事。 また中長期的には彼女が領内を支配する上で、騎士団長及び侍女長からの信頼を損ねるのが傷となって響いてきそうだと考えるからです。 ……そもそも、待てばそれなりの確率で転がってきたであろう家督を「今」奪いに動いたのです。 時節を失って得る家督にこれだけの価値はあるでしょうか。 逆に言えば、ここに転がり落ちるとしても最低限、侯に家督継承を履行させる担保と、今の支持者に対する身分保障はもぎ取らねばならないわけです。 方法としては、黒鋼竜や王家の代理人等立会いの下で契約締結するくらいしか考えられませんが……もはや紫水の権威はボロボロですね。未来は決して明るくないでしょう。 >目標 そういうわけで、私は第2案『家臣団の完全掌握』から上を目指すべきものと考えます。 したがって、半ば連鎖的にリオネス投入の必要性が出てこようかと。 紫水侯の手駒の片割れたるコーライトを崩すに当たり、リオネスが場に出てくる事が一種の心情的人質として機能するでしょう。 無論、レティシアの言う通り本人が出てこない恐れはありますけれども。
御家騒動収束を最低条件とした上でクリスタリアの勝利を目指す。 というのは了承。 今の時点で2つの勝利条件である、領主と家臣団どちらかに的を絞る必要はないと思うけれど、レティシアさんの言うように2班に分かれての行動となると、クリスタリア側が対紫水侯、対家令長を考える事になるかな。 俺個人ができそうな事を考えてみたのだけれど、 騎士団長には前々回で面識があるから、彼に当たるなら俺が行くのが良さそうかなというあたりと… フェイクカバー使って、誰かに化けて交渉の場に同席する事で、相手側の想定外を誘いつつ、此方サイドの用心の護衛を兼ねるとかならできそうかな、と。 まだ焦点絞りきれてないので見苦しいかもしれないけど、早めに共有しておけばと思い、許してやってくれると。
>用意できる切札 リオネスから一枚、カードを切るとすればヴェンルーダの「暗号文の解読表」でしょう。 曰く、王家の醜聞を秘めるとされる秘文の内容を明らかにするとされるもの。 前回さらりと黒鋼竜に流出していたようですが、本来この辺りで切るための札かと。 紫水晶は元々、秘文の存在すらも承知していなかった立場。 当然、鍵だけ持っていても使い道がなかったと言えるわけです。 しかしその存在を知った今、リオネスのそれは王家に対する強烈なカウンター、ひいては貴族派での立場を引き上げる武器になる、と嘯くことも出来ましょう。 クリスタリア様なら紫水晶をより興隆出来る、との見立てを紫水侯に与えられれば。 実利的な彼のことです。己が家長の座に留まる必要はない、と考える可能性はあります。 ……まぁ、既に流出している時点で黒鋼竜を越える為の実質的効果は何にもないのですが。 それからもう一点、冒険者サイドから出し得るものとして。 これは非常に不安定で、切れるか以前にカードとして成立するかも定かではありませんが。 本日公開予定の別依頼で、迅雷侯の致命的な醜聞が得られる可能性があります。 もし、これが使える情報であったならば。 迅雷を利用して成り上がる、という紫水侯の野心自体を打ち砕く事が出来るかも知れません。
>方針 最低限に関する説明や意見をありがとう。 今出ている皆の意見も踏まえつつ、着地点を決めるなら 紫水侯との話し合いで継承権を確約させると共に、家臣団を完全掌握をすることで臣を守る という形になるだろうか? 後者に比重を起きつつもうまくいかなかった場合に備え、最低限前者を成功させる為クリスタリア嬢への助言や情報提供、自陣営のガード、不測の事態への対応は必須という認識だ。 リオネス嬢に関しては俺も同行させるで異存はない。 ただレティシア嬢も挙げてくれているようにストレイン殿とコーライト殿が一緒にいるかは不明なわけで。 もし別行動、別場所にいるならリオネス嬢はストレイン殿ではなくコーライト殿との方にあたって貰うかい? ストレイン殿に会いに行ったら向こうから実はコーライト殿が来ていると告げられて、それとなく分断されるという形も有り得ると想定しているけれど。 >交渉 紫水侯の迅雷を利用する考えがどういうものか、正確によめていなくて申し訳ないんだが…… 所謂カウンター、敢えて近しい距離に身を置き相手がやらかした時に自身がそれに対処することで過激派トップを抑止した存在として穏健派での格を上げる、竜や王家への恩も売る、ような形だった場合。 そのやらかしの規模がレギンレイヴの比じゃない、今すぐ距離をとらないと巻き込まれて紫水晶が炎上不可避ということを認識して貰う。 同時に紫水発展の為に迅雷を利用するより危険が少なく成果が期待できる一手を示す。 というアプローチが紫水侯、ストレイン殿共に出来るかと思った。 警鐘に関してはアウレーリア嬢も触れている返却予定の報告書次第で大分効果は変わるかと。
>最低限の条件 これについてはレティシアさんが説明してくださっていますが、リサさんと同じ認識でした。 条件付き白旗は積極的に目指さない以上は、①が最も理想ではありますが、②を前提にしたほうが良いと思っています。 >騎士団、侍女長 現状出ている意見で同意です。 助力自体は期待をしないことが前提のほうがよさそうかなと。 >コーライトさん 接触できれば口説く事は不可能でもないと思うのですが、レティシアさんも仰るように彼がどのように動くか解らない為、そのためには私達が彼を認識する必要があるかと思います。 接触の可能性を上げられるかどうか解りませんが、彼女の護衛も必要となりますし、リオネスさんがこちらにいらっしゃれば呼び出すことなど出来ないでしょうか。
ジュストさんとタイミング重なってしまいました…連投になり申し訳なく。 >リオネスさん 最終的にストレインさんと全員交えて話が出来れば良い思うのですが、別行動であればまずはリオネスさんにはコーライトさんの対応をお願い出来たら良いのではないかと思います。
俺の方こそ発言間隔が短い上に纏まりのない内容で申し訳ないが、先程ふれ損なってしまったことがあったので失礼。 レティシア嬢は紫水侯と竜の交渉関係に関する見解をありがとう。 そうであればやはり「将来的な継承権を対価に白旗を上げる」に落ち着いた場合、どこかからか都合の良い婿がクリスタリア嬢に宛てがわれると同時に、テオドール様は前回提示された学園入学等の未来も閉ざされるだろうし、今後の命の保証もなくなり……家臣団も恐らく新体制に一新されることを覚悟しておいた方が良さそうだ。 護衛に関しては既に言及されているが、最低でも二手に別れる必要があると認識している。 ストレイン殿及びコーライト殿の対応に協力する場合はヴェンルーダ母娘側、クリスタリア嬢の精神的支柱になり得る人はクリスタリア嬢側という分け方でもいいし、俺は強いこだわりがないから手が足りない所へ回るでも問題ない。 相手が手を出すのを僅かでも躊躇させるなら、高位貴族と縁がある下級貴族でも多少の効果はあるだろうしレティシア嬢にエルゼリオ殿、俺が分散するのも良いかと。
>用意できる切札 うーん、どうでしょうね? 秘文というものがあるらしい。は分かっていても、それがどんなもので、何処にあるのか分からなければ、鍵を持ってますと言っても相手にされないと思います。 そもそも、迅雷に流出した時点で優位性は無くなっていて、秘文とセットで分かっていそうな迅雷が最優位。 対抗出来る可能性がありそうで、牽制のため欲しがる可能性があったのが竜 だった訳で、 紫水晶がそれを知って対抗出来たか?というと、難しいかなと。 いずれにせよ、今回のカードにはならないと思います。 〉目指す勝利 もちろん、負けを目指すのは後ろ向き過ぎますから、目指すは勝利なのですが… わたしの立ち位置では見える勝ち筋が少ないのですよね。 紫水晶候にクリスタリア様が取って代わる必然性は何か? それが必要なのですが。 クリスタリア様が「こうしたい」だけでは駄目で、「そうで無ければならない」が欲しいなと。 方向性としては、クリスタリア様の優位性が勝るか、 紫水晶候のままであるデメリットが強くなるか… 優位性については、あまりお話し出来ていないので、クリスタリア様のお考えが分からないので保留として、 突けそうなデメリットは、迅雷との密約ですかね? かなりの諸刃ですが… 話の持って行き方としては、紫水晶候の引責退任、(もちろん、対外的にはそのまま言えませんけど)に持ち込むほうが、優位性アピールよりは可能性あるかも? と思う次第です。
あ、言い忘れました、 〉鍵のこと 誠意を見せるという意味で、包み隠さず話す。は、ありだとは思います。 心象はプラスになるかもてすが、 カードには微妙かな?というところかなと
ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 改めてラズベリル卿関連の件に関わるのは初となるが、色々と見かねてというか思う所があって参じた。 大まかな相談の流れについても了解。 であれば、3は最悪の事態におけるダメコン的なものとするとして、せめて限られた手札の中で紫水晶の中で出来る事を少しずつやっておこうという意味では私も2を挙げたい。 家臣団の掌握を以って少しでも多くの味方を作り出し、紫水候をして迂闊に手を出せないようにするのが肝といえる訳だし、実利・効率主義である彼もまた、ある意味では実力主義的な所も否定出来んと見受ける。 そういう意味では実利に対して割に合わないと見なせられれば、紫水晶の実力を納得させられる形となって1にも持っていけるかもしれないが、そこは長期的な視点で動かねばならん所か。 とまあ、整理出来てない所も多分にあるかもしれないが、私からの所感は現状こんなところだ。 護衛というか人員の対応に関しても、現段階では紫水晶への拘りは特にないからどちらでもいい。 強いて言えば確実に彼女の味方作りが出来るようにヴェンルーダ母娘側に回る事を考えているよ。
>紫水晶候にクリスタリア様が取って代わる必然性 迅雷から火が上がるのがもう間もなくだという確度の高い情報。 そんな迅雷との密約というか迅雷と紫水晶が繋がっている確たる証拠をクリスタリア様が握っていること。 そして迅雷との関係がどんな手練手管をもってしても紫水晶にとってマイナスにしかならないという証明。 その三つが揃えられる、というか揃っていると思わせることが出来れば。 加えてクリスタリア様が紫水晶を没落させず、むしろ立場を向上させる可能性のある構想を奏上出来れば。 未来ではなく、今、紫水晶を危ぶませた責任をとって侯には退いて貰い、クリスタリア様が継承する必然性に足り得るのでは? と思った。 ……ただ、紫水晶の立場を向上させる可能性のある構想、これに関しては現時点では竜絡みになる案しか思いつかないね。 そして迅雷との密約、関係性を示す証拠を握っているという言い分はブラフにしてもリサ嬢も懸念しているが……向こうが強硬手段、力づくでの排除を行うリスクは高くなるから取り扱いというか持ち出し方や言い方には注意が必要かと。
自分の発言を見直して思ったけど、一応筋としては通る。 通るけど、弱い、というか。 上下関係もといイニシアチブを覆せる強みに欠けることは否めない。 確たる物ではなくて、ブラフでも良いから紫水侯やストレイン殿の喉元につきつけられるような一手が欲しいところなんだけれど……生憎俺はこの件における積み重ねがないので。 もし共有しても良い情報等あれば、クリスタリア嬢に直接アドバイスとして提供するでも良いし、ストレイン殿に対応する者に提供をお願い出来ればと思う。
>取って代わる必然性 以前、何故政争を仕掛けるのかを尋ねられた時にクリスタリア様はこう答えました。 家や領地の混乱を防ぐ為。「ラズベリルはこのままだと遠からず消えてなくなる」と。 もう少し具体的な見立てを喋ってくだされば良かったのですが。 しかし迅雷の動向を見る限り、それは間違っていないように思われます。 そもそも、紫水侯は迅雷侯の正体について全く理解していないのです。 「昔、大きな乱が起きた時誰より早く王の下へ馳せ参じ、王家の為に剣を振るった武門。」 “厳格にして血気盛んな老将。王党派と貴族派が武力衝突せず済んでいるのは候の働き在ればこそだろう” これが紫水侯、ひいては一般貴族の迅雷侯に対する見方。表の顔です。 紫水晶と迅雷が手を組めば、黒鋼竜に抗し貴族派の主導権を握れる。 そういう無邪気な野心が両者を結び付けているに過ぎません。 ……嗚呼、物証一つあれば大きく踏み込めるのに。迅雷騎士が襲撃に動いた事さえ証明できない。 それとも、PLが知らない報告書の内容をPCが知っていることにしても良いものでしょうか。 紫水晶が沈む証拠を示せないのなら、浮上させる見立てを示すほかありません。 仮令、それが実効性のないブラフであったとしてもです。 紫水侯が望むのは、貴族派内での地位向上。 薬師は秘文の存在を確信しているにも拘らず、それを主家に明かしていませんでした。 過去には現物を有していた可能性まで示唆されているというのに。 また秘文に限らず、元王党派の薬師が明かしていない秘密があるのではありませんか。 侯が商会に薬師の一族を引かせよ、と命じる事自体に、幾分意味を感じてなりません。
〉PLが知らない報告書 例の依頼ですね?お疲れ様でした。 「見せてもらった」としてマスタリングに諮ることはありかもですが、 そもそも、王党派の依頼で得た情報を 勝手に広めていいのか?というのは懸念ですね。 ただ、北方辺境伯が調査していた、 そしてなにがしか、危険な事をやっている証拠を掴んだらしい、 その情報が、内容は見ていないものの。北方辺境伯へ渡ったのを確認した つまり、北方辺境伯、王党派を通じて何かしらのアクションが起きる可能性が高い。 これだけの事実を積み重ねれば、 迅雷、炎上する可能性高いな? という、方向にはなるとは思いますね。 物証はないですが、状況証拠と推論で、少なくとも近づくべきではない相手という印象にはなると思います。 メドゥの指先との関連性も黒寄りのグレーと言えた…かな? ちなみに、紫水晶候への糾弾やらは、クリスタリア様からのみで、冒険者としては、クリスタリア様や候から求められたときに、事実や見聞きしたことを述べる。意見を述べる。 くらいが限度かと思って居るのですが、そんな感じですよね?内政干渉と取られないようにと。
一先ず、最低限の条件を達成するためにも必要な分担などについて。 方針は①と並行しての②を主軸にし、護衛も含めた紫水侯側(クリスタリアさん側)対応と家令長班(リオネスさん側)で二班に分かれる。 という認識で問題ないでしょうか >行動 私は現時点ではリオネスさんの護衛が出来れば、と思っていますので、コーライトさん側の対応へ回りたいと思っています。まだ彼が話していない事もあるはずですので。 >紫水晶候にクリスタリアさんが取って代わる必然性 迅雷側が炎上する可能性を示唆出来れば警告にはなり得るとは思いますけれど。 北方辺境伯が調査している件についてはリサさんの懸念にもありますが、情報を流して良いかとなると…危ういのではないか、とは思います。 報告書の内容は不明なようですし、利用するのであれば情報を混ぜるなどでブラフとして仕立てるくらいしか思い浮かびませんが…。
>分担 現状ですと、方針に関してはコルネリウス様の認識で間違いはございませんが 護衛については、対家令長様の方はラフェット様は確実に参加されますが リオネス様に関してはコーライト様の動向次第の部分がございますね。 ジュスト様の仰るように彼を利用しての分断は充分に有り得ますので それに備え、リオネス様専属護衛は必要になるかと存じます。 幸いコルネリウス様が護衛役を表明して下さっておりますし 人数配分的に必要であれば私もお手伝いは可能でございます。 >コーライト様 紫水侯様は「ベルゼン商会の『紫水晶』領への進出を赦す」と仰っておりますけれど 確か商会は城下街には既に支部があったと私は記憶しております。 これまでの一件に商会は深く関わっておりますし 商会の動向や可能であればコーライト様の安否を確認するという名目で 事前に商会や商会周辺の皆様から情報収集をされるのは如何でしょうか? こういった事は得意分野であるラフェット様にご協力をお願いしつつ 私達の方でも情報を集められましたら現在彼が城下街に滞在しており 場合によっては紫水侯様の元にいらっしゃる情報も得るか、推測は可能となるかもしれません。 仮に暗躍方面の行動をされていた場合の備えの一つにも繋がりますし 恐らく完全に無意味なものにはならないのではないかと……。
>紫水晶候にクリスタリア様が取って代わる必然性 仮に紫水侯様の想定が迅雷を利用されるものだった場合 恐らくジュスト様が仰られたような形が近いのではないかと、私も認識しております。 必要な要素としても、ジュスト様が挙げられた三点に同意致します。 ただリサ様が既に懸念されておりますが、北方辺境伯様のご依頼で得た情報については 場合によっては依頼後、紫水侯様経由で迅雷に流れてしまう可能性もございますので 慎重な取り扱いが求められるのではないかと存じます。 仮に迅雷とのこれ以上の関わりの危険性を指摘されるのに利用されるにしても ある貴族家といったように辺境伯家の名は出さず、伏せられた方がよろしいかもしれません。 ただ、紫水侯様は既に迅雷が北(恐らく辺境伯家)にご執心されている事はご存じですので 伏せても察せられるような気は致しますね……。
>方針認識 コルネリウス嬢の認識で俺は相違ない。 >役割分担 俺も現状ヴェンルーダ母娘側の護衛で考えている。 コーライト殿の動向次第だけれど、もし母娘が別れる場合リオネス嬢の方でコーライト殿の対応をするでも良いし、母側に残ってフォローするでも良い。 どちらにせよ悩んでいるのはクリスタリア嬢と侯の話し合いは本邸から譲れないとして、ストレイン殿及びコーライト殿の場所をこちらで調整可能なのかってとこかな。 可能なら邸内より城下町の方が、と思うが。 コーライト殿はともかくストレイン殿が邸を離れる理由がない。 レティシア嬢の触れられているように城下町でラフェット様と共にベルゼン商会について情報収集をしていれば、少なくともコーライト殿から接触がある可能性はあるかと思う。ただ情報収集と言ってもかけられる時間は少ないし、ここでも下手な動きをすれば即領外へ締め出される危険性はあるから注意したいところ。 順序として可能なら城下町でコーライト殿との交渉、彼をこちらに引き込んでからストレイン殿の誘導、誘導できなければ邸内でコーライト殿同席でストレイン殿の説得かな。
>切り札や懸念 まず白騎士殿が入手した情報の件は俺達もまだ内容が不明だし、冒険者としての信用問題やあちらの依頼人とその上に立つ家にも配慮すると色々暈しつつにはなると思う。 実際物証などを交渉の場で直接突きつけることが可能なのは、自陣に相手を呼び出せる時や相手が自分より格下の時だけではあるし。 格上の相手の手の中でそれをやると握り潰されて終わりだから。 俺たちが今回できるのはあくまでも情報の提供、こういう攻め方をすれば良いのではという助言だけだからそれらをどう活かすかはクリスタリア嬢次第。 ただこういった情報の扱い方、嘘ではないが確証のないことを限りなく真実に近いように見せかけるといった手腕は本来彼女の得意とするところのはず。 物証がなくても相応の情報と助言、そして本来のポテンシャルを発揮出来るメンタリティがあれば一方的にやり込められることはないと思いたい。 ちなみに秘文については詳しくないので今まで触れずにいたけれど、出し方に気をつけないとストレイン殿との交渉で致命的な地雷になるのではという危惧はある。 情報と言えば、ラフェット様が治療師に扮して情報収集されていた夜鷹の村が迅雷に壊滅させられた件。 一度目の襲撃時にあそこにラフェット様がいて、2度目の襲撃時というか壊滅時はいなかった事実がある以上。 それを夜鷹が把握すれば紫水晶の間者が迅雷に情報を流して手引きしたと言えるし、紫水晶は過激派であるという認知をされてもおかしくは無い。 侯爵的にはストレイン殿含めヴェンルーダの一族を排斥するという手もあるが、それで済みますか? 引き継ぎ前にストレイン殿を消して大丈夫ですか?っていう。
策や切り札について、意見が出せずにごめんね。 昨日のリサさんの、領主を取って変える必然性を考えて、事の起こりから、自分がクリスタリアが領主となる事への後押しができる理由を伝えてやって、彼女の能力発揮に陰りが出ないように支える方向で考えています。 ので、当日はクリスタリア側へ。 宗波、洞察での会見場の警戒と、不測の事態への備えも兼ねる感じで。 相談の流れは見させてもらっているので。と経過報告を。
>方針 ボクもコルネリウスさんと同じく、 ①と並行しての②を主軸にし、護衛も含めた紫水侯側(クリスタリアさん側)対応と家令長班(リオネスさん側)で二班に分かれる方針で異論なしだよ! >紫水侯 途中までは(リオネスさん暗殺まで企てて)迅雷侯と縁切りする方向で動いてたのに、なんやかんやで迅雷側と手打ちになった途端に繋がりは立たない方針で行く事になっちゃったんだよね。 迅雷をどう利用して王国内での地位を上げるつもりなのか全く不明だけど……上手い事、迅雷候に言いくるめられたって事なのかな? 紫水侯は有能ではあるんだろうけど――長期的な領地の安泰と更なる地位向上を狙うには、些か能力不足なんじゃないかt(以下検閲) そもそも、ストレインさんが居ないと領地運営が滞るって時点で領主としてどうなんだろうね?(他の高位貴族の当主とかは、どうやって領地運営してるんだろ?)
>紫の君 既に挙がっているように、クリスタリアさんには『自分が政争を仕掛ける事を決意した要因』について、事実と照らし合わせる等して論理的に説明して貰い、紫水侯に理解を求める方向で行くのが正攻法かと。 あとは迅雷側が炎上する危険性を示唆するのも良い案だと思う。 ……まぁ、紫水侯がそれであっさり納得するとは思えない所が最大の問題ではあるよね(汗) >ストレインさん ストレインさんは有能な人だから、自分が引退した後に紫水晶が衰退する事には気が付いてるとは思う。 なので、ストレインさんにも『クリスタリアさんが政争を仕掛ける事を決意した要因』や、(既に把握してるかもだけど)リオネスさん暗殺未遂に関する経緯とかを説明してみるのはどうかな? >役割分担 ボクも今の所は家令長班の方で考えてるよ。紫水侯側は出来る事が護衛くらいしか思い付かないんだよね~……。
>切り札や懸念 報告書の中身をPLが知らなくてPCが知っているという状況は考えにくい、とは私自身も思います。 仮に知っていたとして、機密保持や情報流出に関する懸念は尤もですので、洗いざらい打ち明けるという選択肢は取らないでしょうけれども。 逆に言えば、依頼のあらましと結果はギルドを通じて冒険者の誰もが知り得る、半ば公知情報。 北方辺境伯の手により迅雷に関する何か非常に重大な報告書の回収が試みられ、それは成功した。 ここまでは問題なく伝えられる情報でしょう。 加えて「大規模テロルを企てているらしい」という内容の開示は、無理のない選択の範囲内かと。 確証はなくとも無視はできない。もし本当だったら、紫水晶も連座となる恐れがある。 存立に関わる重大情報を、辺境伯や王家が動いて手遅れとなる前に入手できるのは、クリスタリア様と冒険者の繋がりがあってこそなのです。 この一事を以って、領地存続という面で彼女が紫水侯を上回ったと主張することは可能でしょう。 >ストレイン 侯もさることながら、彼がこれを聞いてどう判断するかが気になります。 仕事人間気質が紫水侯の所領を守るところに向かうのか、滅びを承知で侯個人に従うのか。 破滅の未来を是としたまま、今まで付き従ってきたのでないことを祈りますが……。 彼が真に望んでいる事は何なのでしょう。そこを押さえないと、方針②も危うい気がします。
>コーライト その点、彼の望みは叶えやすいですね。 クリスタリア政権に移っても商会進出を保証し、リオネスの自由を奪わないこと。 前者の要求を情報収集で確認できれば、後者は半ば自明ですし。 彼を引き込んだ後、商会と薬師の関係を使ってストレインを揺さぶる事になりましょうが。 いい加減、過去の因縁で薬師が子々孫々縛られるのはうんざりでしょう。 こちらに付く代わりに、当代限りで手打ちとするよう両名に働きかけては如何。 和解の証にリオネスとの婚約許可も貰えると、諸々丸く収まりそうな気がします。 >役割分担 まぁ、私はクリスタリア様の方でしょう。 直接相対するのは彼女ですから、当日私が父娘の間に割込む事はありませんが。 内政干渉との言い訳が立たぬよう、彼女一人で戦う為に事前の作戦準備が出来ればと。 家令長組が来て多対一の不利にならぬよう、現場の隔離も出来れば良いですね。
すまない、気掛かりな点がもう一つあったので取り急ぎそれだけ。 クリスタリア嬢の依頼内容の一つは、彼女とその派閥の護衛と『領主邸内における』生命の保護だったね。 ということは領主邸外の活動は今回アウト判定になるか……不測の事態が起こり得る可能性が高いということになるのかな。 迅雷の横槍が入り易いとしたら確かに邸内ではなく城下町の方とは思うのだけれど。 少し不安だったので皆の見解も聞いておきたい。
紫水侯が要請するのでない限り、今回迅雷が横槍入れたらそれこそ内政干渉じゃない? どっちかっていうと、水晶騎士団に拘束なり処断なりされる可能性を指してると思う。 邸内なら交渉決裂でさっと出てきそうではあるし。 招待を受けて赴いた後は別室でそれぞれ、紫水と薬師の父 vs 娘が同時進行なのかも。 だから、外で調査するなら見識の拡張と提案・アドバイスの一環として先にやっとく感じ? コーライトがいる保証ないけど、商会支部に行って決戦前に渡りをつけとくとか。
ジュストさんの懸念点が解消できる程ではないし、NPCへの協力要請はあてにしない方針になってるけど、俺の方で水晶騎士団に領主邸にアクセスできる範囲の領内警備を依頼するプレを入れておこうか? リオネス同伴については異論はないのだけれど、コーライトとの再会はかなり久しぶりの筈だし、前回大暴走した事もあるから…突飛な行動に出ないように、面識のある女性陣が備えてくれたら手厚いかなとか思ったりしましたよ。
コーライトさんと言えば、PL情報ですけど、 〘ストレインと協力し、ヴェンルーダの一族をこの一件から手を引かせよ〙 ってあるのですが、『ヴェンルーダの一族』って、ラフェットさんとリオネス親子以外にもいるのですかね? わざわざ言い方が気になったのと、 これまたわたし達は知らないですが、 迅雷に暗殺されそうだったひと、 『とある侯爵家の家令長と、幼い少女の命。家令長に継ぐ立場にある侍女長』とあるのですが。 この辺、関係ないですかね? 気にし過ぎかもですが…
海神殿の申し出は有難いが、今回騎士団の警備はあくまでも現当主勢にとってのみ利のある警備体制になっている可能性が高い。 駄目元でお願いすることがあるとするなら、どういう命を受けているか聞き出す形が良いかな……ただこれは本当に文字数に余裕があればで。 海神殿のやりたいことを優先して文字数を割いてくれれば幸いだ。 外での調査はアウレーリア嬢の言うように事前の助言の一環として提案してみるなら確かにセーフの範疇で収まりそうかな。 リスクもあるから一応俺の方でおり込めるように内容を考えておくよ。 今回、迅雷からの横槍は領主が黙認するなら内政干渉に当たらないという認識。 紫水侯と迅雷の思惑が噛み合っている可能性があるからね。 「とある侯爵家の家令長と、幼い少女の命。家令長に継ぐ立場にある侍女長」 これはそのままストレイン殿とオクタヴィア様とシルフィエッタ嬢のことだと思っていたよ。 暗殺されそうだったのはストレイン殿とシルフィエッタ嬢の二名。オクタヴィア様はシルフィエッタ嬢を失うことで大ダメージを受けて使い物になるだろうから、あえてシルフィエッタ嬢の方を狙ったものと考える。 ヴェンルーダの一族は現状明確にされているのはストレイン殿、ラフェット様、リオネス嬢だから……ストレイン殿もコーライト殿に引継ぎを行って自ら子と孫と一緒に幕引きをする可能性もあるのでは、と。
コーライトさんに関して、レティシアさんは補足など、ありがとうございます。 動き方に悩んでいましたので、様々なご意見も大変ありがたく。 >領主邸内における生命の保護 依頼範囲をどう見定めるかは私達の判断次第のようですが。 この条件から外れてかつ、不測の事態が起きた場合にはアウトとなってしまう…のかと思いました。 領内であれば横槍は入りづらいかと思いますが…不安視するのであれば、私達が城下で動くのは控えるほうがいいでしょうか。 その場合クリスタリアさんが依頼を出したのは私達冒険者、ですのでラフェットさんにご協力いただいて情報を集める事自体は可能かと思ったので、私達はあくまでも領主邸内での行動に留める、という形です。 >リサさんの懸念 「とある侯爵家の家令長と、幼い少女の命。家令長に継ぐ立場にある侍女長」については、私もストレインさん、シルフィエッタさん、オクタヴィアさんとという認識です。 ヴェンルーダの一族、についてはストレインさんも一族に含まれるはずですし…後継者問題の件も含めて私もジュストさんと同じような認識でいます。更に裏の意味がある可能性も、無くはありませんけれど…。
自分で言っておいてなんだけれど、指揮系統について訊くのは過干渉に取られる恐れがあるね……。 海神殿の場合騎士団と縁があるから、密やかに話せばアウトにはならないとは思うけれど。 大分危うい提案を軽率にしてしまって申し訳ない、配慮が足りなかった。
〉シルフィエッタさん シルフィエッタさんが狙われる理由がちょっと分からなかったのですよね、別にオクタヴィアさんだけで充分かなと。この二人、ヴェンルーダと関係あったりしませんよね?という懸念?引っかかり?でした。どこかに記述あったかもですが… 〉役割分担 わたしは、保険というか、万が一勝てなかった時の手当を少しでも打って置きたいなと。 具体的には、会談前に個人的に紫水侯にクリスタリア様を売込む事と、助命嘆願ですね。 立ち位置としては、クリスタリア様陣営から少し距離を置きつつ、です。 竜の商人へも伝えた、冒険者との繋がりの利がある事などを伝え、少なくとも将来的な領主候補生として、有用である。 というアピールを、事前に耳に入れておく事で、万が一、論戦で勝てなかった時、譲歩して貰えないかな?という希望を込めて…… で、皆さんに伺いたいのですが、 合ってもらえるか分からないのですが、事前に会って話してもいいですかね? 先に話したい理由としては、論戦に破れたあとに、負けた側が言うのは微妙かな?と思いまして。 先に、少しでも先入観を入れておきたいなと。 勝ちに行った上で負けた場合、 候が勝ったあと、健闘を讃えて、となるくらいしか無いかなと。 あくまで売り込みなので、判断は求めず、クリスタリア様の優位性とか会談内容とかは言わない、知らない体。 会談にも同席はしない。 あくまで、個人的に。というスタンスで考えています。 多分、会談に不利になる事はないと思うのですが、一応、ご意見伺います。 反対が強ければ、止めておきますので。
>何シルフィエッタ嬢だったか これはオクタヴィア様が高レベルシーフだから襲撃察知されることを警戒して、かな。 高速必中も距離がある状態で向こうに気取られたら一撃必殺即離脱が出来ないから。 ストレイン殿が授恵者かは不明だが、そうだとしても加齢による戦闘能力の低下があるか、高機動ウォーリアに対して相性の良くないクラスだった可能性があると見ている。 >リサ嬢の行動 一晩検討して明朝見解を出させて頂くよ。
>事前準備 城下街での活動に関してジュスト様やコルネリウス様のご懸念はご尤もでございますが アウレーリア様の仰るように見識の拡張と提案、助言の一環として行うのでしたら 恐らく私も依頼内容の範疇であると認識しております。 もしジュスト様の方で織り込んで頂けるのでした大変有難く存じます。 時間面の懸念に関しては不慮の事故等による遅れに備えるという名目で 紫水侯様とのお約束よりも一日程度前倒しで城下街に入る事で解決出来ませんでしょうか……? 宿泊に関しては、ラフェット様にお訊ねすれば 恐らく信頼の置ける宿泊施設をご存じなのではないかと。 ジュスト様が仰るように事前にコーライト様と接触が出来ましたら 交渉を行った上でこちら側にお味方をして頂くか 最低でもストレイン様との交渉の場への同席をお願いしたく存じます。 それに仮にコーライト様がこちらにつかれた場合 彼が「過激派貴族『迅雷』侯爵は最早、危うい」と判断した事の情報開示により ストレイン様や紫水侯様との交渉の切札の一つとなる可能性もございます。 >紫水侯への事前接触 仮に会談予定日よりも前倒しをして城下街に入られるのでしたら 私達の日程的には可能でございますね。 ただ基本的に領主様はお忙しいものでございますから リサ様の仰るようにお時間をとって頂けない可能性はございます。 あとは、紫水侯様側に私達が既に城下街に到着していると知られてしまいますが その点については何もせずとも城下街の出入り口を使用した時点で 騎士団経由で知られてしまいますので、この点は問題点にはなりませんでしょうか。
>夜鷹襲撃 ジュスト様が仰るように夜鷹の村の件は……紫水晶が疑われる材料になるかと存じます。 二度目の襲撃時にはジュスト様と私がその場に居りましたし 一度目に関しても私がラフェット様の存在を確認している以上 二度目の襲撃の際の彼女の不在の証言が可能でございます。 私自身も一度目の件でラフェット様に疑いをかけられておりますし ストレイン様経由で紫水侯様にどの程度伝わっているのかは不明でございますが 二度目の際に襲撃の目的であった標的である女性を引き渡さなかった事などから 釈明は可能であり、そもそも紫水晶への疑いとは別問題でございますから。 >迅雷による暗殺未遂 リサ様が仰っているお三方に関しては既に挙げられておりますように 暗殺対象はストレイン様とシルフィエッタ様であり 後者が狙われた理由は恐らくジュスト様が仰ったものである、と私も推測しております。 オクタヴィア様が直接狙われなかったのは『紫水城の双璧』とも称され 卓抜した変装の腕前をお持ちの盗賊適性の授恵者である事から暗殺の確実性に不安があり 同じ授恵者でも練度は高くはないシルフィエッタ様の方が狙われたのではないかと。 ただ彼女のご両親についてはお仕事以外の詳細は不明でございますし リサ様の仰るようにヴェンルーダの血縁者である可能性の否定は難しいのですけれど……。
>リオネス様とコーライト様 アウレーリア様が仰るように過去の因縁を当代で手打ちとするのは名案なのですけれど 和解の証に婚約許可を出されるのはリオネス様の自由を望むコーライト様としては あまり望ましくないのではないかと推測しております。 クリスタリア様が次期当主と認められたのなら 今後リオネス様の婚姻問題に関して次期当主として政治的理由から関与せず、関与もさせない。 もし当事者二人の意思で婚姻を望むのなら祝福をする。 そうお約束するだけでも充分なのではないかと存じます。 >迅雷の干渉 内政干渉に関しては既にジュスト様が仰るように 紫水侯様がお認めになられたのであれば当て嵌まらないと認識しております。 ただ……コーライト様の養父様もとい現商会長様は これまでの情報を拝見した限りでは迅雷侯様に忠誠を誓っていらっしゃいますけど コーライト様はリオネス様の件から手を引かれた事により、お二方を裏切っておられます。 「此度、彼が呼ばれ、派遣された理由も凡そ知れている。 いつでも、彼の役割は大きくは変わらない」とコーライト様がお考えになっている事から 紫水侯様が彼を呼び寄せ、商会長様や迅雷侯様が派遣をお認めになった形でございますね。
(発言が収まりきらず、大変な長文・連投になり申し訳なく……) >迅雷の干渉(続き) そしてコーライト様は「部下達を、商会の本拠と一緒に心中させる訳にはいかない」と 恐らく迅雷と商会長様に見切りをつけられた つまり二度目の裏切りを画策していらっしゃると私は推測しております。 しかし、これまでの経緯等から迅雷侯様は謀略に長けた人物である事は知られており PL情報ではございますが、先日も夜鷹の間者をご処分されております。 そんなお方が、コーライト様の裏切りにお気付きになられないものでしょうか。 先日の暗殺失敗の件もあり、引き続き紫水晶関係者の警戒は予想されておりましょう。 ですが、現在は迅雷の御用商会の次期商会長、つまり迅雷の配下である方が。 もし紫水晶の領内で明らかに他殺であると分かる形で亡くなられたらどうなるか。 以前アウレーリア様が紫水侯様と面会をされた際、紫水侯様はコーライト様の件に対し 「自領内で消したと在っては、如何な理由を立てたとて我らの責は免れまい」 そう仰っておりましたが、これが迅雷の手で現実となる可能性はございませんか? 裏切者であるコーライト様を消された上で紫水晶を陥れる。 この可能性を私はコーライト様の説得材料の一つとする事を予定しておりますが 更に警戒をされるのでしたら、彼の護衛も必要となるかもしれません。
>リサ殿 俺からは試してみるのは反対ではないという見解を出させて貰うね。 加えて急な面会を成功させるのなら……リサ殿の場合は今迄の積み重ねを利用し、今後紫水晶が竜とより良きご関係を築く為の商材をご紹介に、という紫水侯にとっても利のある商談を持ち込む体にすれば可能性が上がるかな、とは。 >介入タイミング では可能ならヴェンルーダ母娘護衛組と、紫水侯との事前商談を狙うリサ殿は助言等を行った後クリスタリア嬢とその護衛に先だって動く、という形で良いかな。 一応露払いという護衛の一環でもあるし。 ただし邸外での行動はラフェット様と相談のもと、慎重に。 助言を与えた上で動く必要がなければ基本邸内で完結させられるように、という形が望ましいという認識。 >コーライト殿 レティシア嬢の懸念はもっともで……リオネス嬢がコーライト殿を庇おうとして亡くなる、という流れとかも普通にありそうで。 リオネス嬢の護衛をコルネリウス嬢が担ってくれるなら大丈夫だと思うけれど、一応コーライト殿に関しては交渉がてら警告も出来るように考えている。 >役割 現状俺は大分コーライト殿関係寄りの、護衛というより交渉支援的な形になりそう。 ストレイン殿説得の為の材料作りでもあるんだけれど、ストレイン殿説得の為のアドバイスをメインに行う、ラフェット様専任の護衛を考えている人はいるかい?
>紫水侯への事前接触 会えるかどうかの問題はまた別としまして。 事前に城下街に入る際、リサさんはその時点で私達と別行動という認識で良いのでしょうか? レティシアさんも触れていますが、私達が到着すると紫水侯側に認識されるはずなので。 紫水侯にどこまで察されるか、どう判断されるかにもよりますが、リサさんのその後の行動に制限が入るのでは…という懸念はありますね。 >迅雷の干渉 レティシアさんの懸念などから改めて考えれば、コーライトさんの身の安全を確保する意味でも接触する事と此方の味方につけたいのは、やはりありますね。 「自領内で消したと在っては、如何な理由を立てたとて我らの責は免れまい」 については、自領でなければ消せるとほぼ断言しているようなものでしょうし。 紫水領内で消す予定、という可能性は充分あるかなと。
>リサ嬢/補 ヴェンルーダ護衛メンバーと時間などをずらして介入する場合の懸念はレティシア嬢とコルネリウス嬢が確認してくれている通りかと。 >クリスタリア様への助言 夜鷹関連のことに関して、秘文関係、というか先生に関する情報を除いた内容に関してはレティシア嬢が問題なければ俺の方から提示、もしくはクリスタリア嬢組に情報提供と使い道についてお話しよう。
>紫水侯への事前接触 リサさん単独だと、紫水侯と会えないリスクをゼロにするのは難しいと思う。 確実を喫するならクリスタリアさんと一緒に接触した方が良いかも。 >役割 ラフェットさん専任って訳ではないけど、ラフェットさん・リオネスさん・コーライトさんの護衛兼ストレインさん説得のアドバイスはする方向で考えてるよ。 アドバイス前にラフェットさん・リオネスさんから口頭で情報収集、邸外に出る必要があるなら出て収集予定。 念の為、特性スキルは光縛封とスケープセイントを持って行く事にするね。
比較的積み重ねが少ないとはいえ、建設的な案を中々出せずに申し訳ない。 幅広い護衛の必要性とあらば私はレイノーラとの連携をとる形となってしまうが。 先述の通りヴェンルーダ母娘側に回るという体で、光縛封とスケープセイントを持って行く。 こと前者は襲撃者の捕縛にも使える訳だから、2名以上いるというだけで大分違ってくる筈。 これならコーライトの咄嗟の護衛に使える事だろうし、あわよくば彼を引き込む上で恩を売れる形にもなろう。 聞き込みに関してはレイノーラとは違う汎用スキルを持って行く形でな。
>紫水侯への事前接触 特に止めるほどでもないと思いましたが……そうですねぇ。 もし私がこういうタイミングで接触を受けたと想像して、なんて返したくなるかと言うと。 「それで、貴女の利益は何ですか」という点なのですよね。第三勢力の商人ムーブなら猶更。 侯に利を示すのは当然として、売り手に独自の思惑がある事を示さないと不自然なので。 何か言い訳を考えておくと良いと思います。クリスタリア様との繋がりを利用して販路拡大したいとかなんとか。 >コーライト まぁ、駒の裏切りを迅雷が見越して対策している可能性はありますよね。 少なくとも、迅雷はもう駄目だと感じるくらいには中の動きを見ているわけですし。 彼が侯に対して証言すれば裏付けになり得る分、その前に口封じを図るかも、と。 城下で接触するなら、尾行や監視が付いていないか先に身辺調査出来ると良さそうですね。
>介入タイミング 方針としてはジュスト様が纏めて下さったもので異論はございません。 コーライト様の方は最初の接触時の状況にもよりますけれど 基本的には邸内で完結された方が有事の際の合流にも都合がよろしいかと。 あとは、全員で約束よりも前倒しで城下街に到着し ラフェット様やクリスタリア様にご相談をした上で問題が無ければ 領主邸ではなく城下街で宿泊・事前調査を行う、という認識でよろしかったでしょうか? >紫水侯への事前接触 リサ様の事は私も気掛かりではございますが クリスタリア様がご同行をされますと必然的に護衛役も同行せざるを得ませんし そのままなし崩しに本交渉となってしまう可能性はございませんか……? そうなりますと恐らく準備が整っていない上 ストレイン様との交渉時間を作るという作戦自体が崩壊を致しますので 仮に助力を得る場合、クリスタリア様は領主邸内には入られない事を徹底されるか あるいは彼女にリサ様の紫水侯様への面会願いの書状を作成して頂くか、でございますね。
>夜鷹関連 ジュスト様からクリスタリア様にお話をして頂けるのであれば大変有難く存じます。 使い道がラフェット様の存在による疑いの件でしたら 私の方で彼女の存在の有無に関して証言が可能と補足等をさせて頂きますね。 >迅雷の干渉 ジュスト様が仰るように、リオネス様がコーライト様を庇われる可能性もございますね。 対策としてはコーライト様が迅雷に狙われている可能性を事前にお話し 私達の方で警戒を行う為、リオネス様にはご無理等をされないようお願いを致します。 >役割 私個人としてはクリスタリア様には情報提供やご助言は致しますが 基本的には対ストレイン様とコーライト様に備えつつ ラフェット様やリオネス様にも必要なお話をさせて頂く事になるかと存じます。
>紫水侯への事前接触 ご本人に手引きしてもらっての接触になるようでしたら、止めた方が良いかと……。 それはもう売込みじゃなくて、ただのメッセンジャーですから。 クリスタリア様側の冒険者ではなく、ベイカー商会のリサでないとあまり意味がないと思います。
皆さん、ご意見ありがとうございました。 特に反対は無さそうなので、試みさせて頂きますね。 色々と案も頂けて助かります。 〉クリスタリア様同行 これは、レティシア先輩やアウレーリアさんの仰る通りで、 あくまでわたし個人として、でないとなので、同行は考えてません。 〉わたしのメリット、会ってもらう策 そうですね、考えて見ます、ありがとうございます。
>方針 リオネスは同行させる ①と並行しての②を主軸にし、護衛も含めた紫水侯側対応と家令長班で二班に分かれて行動 リサのみ単独行動 >流れ 全員で約束(父娘面会当日)よりも前倒しで城下街入り ※リサは別行動。父娘面会前に紫水侯への面会を申請 ラフェットに手配して貰った信頼できる宿でそれぞれ助言や情報提供を行い ラフェットやクリスタリアに相談をした上で問題が無ければ 希望者は領主邸ではなく城下街で事前調査を行う 当日は紫水本邸にて紫水侯に対するクリスタリア護衛と、ストレイン及びコーライトに対するヴェンダール母娘護衛で別れて行動 可能ならストレインとの説得前にコーライトに接触説得した上でストレイン説得に同席して貰う 事前接触等不可能だった場合はストレインとコーライト対応は並行して行う >役割(敬称略) 対紫水侯(クリスタリア嬢)護衛 ・海神(護衛、精神的支えになる助言) ・アウレーリア(作戦考案助力、横槍防止) (助言・情報はレティシア、ジュストも提供) 対家令長、コーライト(ヴェンルーダ母子)護衛 ・レティシア(主に母子に助言、不測の事態警戒対応) ・コルネリウス(リオネス嬢専任護衛、助言やフォロー) ・エルゼリオ(満遍なく助言と並行して専任は決めず護衛) ・ナタリア(同上、エルゼリオと護衛分担) ・ジュスト(主に足並み調整、ラフェット助言、不測の事態警戒対応) 単独 ・リサ(紫水侯面会試みクリスタリア嬢支援) 皆の発言も一部お借りして纏めさせて頂いたが、俺の認識はこのような形だね。 役割に関しては俺の主観が大分入っているので、認識誤りがあれば指摘して貰えると助かる。
ジュストさんは方針や流れの確認、ありがとうございます。認識も相違ないかな、と。 私はリオネスさんの安全を最優先にしつつ、コーライトさんに無事に会えれば、ストレインさんの説得に協力頂けるようにお話してみますね。 スキルはカバリングと防御スキルのみにしてあります。 ほか必要なことがもしありましたら、ギリギリまでお直しは出来ますので遠慮なく仰ってください。
ジュストさん、まとめありがとう。 俺に関してはそれで大丈夫。 少し文字数確保できそうなので、暗殺やらお隣さんからの横槍やらに警戒して欲しいくらいの当たりで騎士団長に依頼を投げるプレを入れておこうかな。 接触しようとした事自体は咎められる範囲ではないと思うので。 自分自身でもプリズムシャドウを積んでおいたので、最悪の事態に転がりかけたとしても身代わりにはなれるでしょ。
直前で申し訳ないんだが、提案し忘れていた事がひとつあった。 護衛するヒーラーの皆の中でBS解除や抵抗上昇系スキル持っていける人がいればお願いしたいかな。 無力化って直接攻撃されるより、毒とか身動きとれなくする話せないようにするといった手段をとられる可能性の方が高そうだから。 既に準備されているかもしれないけれど、念の為。
ヴェルジーは方針のまとめと、懸念案を有難う。 BS解除なら私が解呪3と4を持ってきているぞ。 ヒールに関しても3~4を。 しかし抵抗そのものを上げるというのは失念していたな……ああいう効果があるのは特性くらいしか考えつかんから、抵抗そのものを上げる事で対処するほかないと思っている。
>ナタリア殿 ありがとう、解呪4とヒールがあれば大丈夫だとは思う。 ラフェット様もヒーラーだし、抵抗力もあるから何かされてもある程度はご自身で対処出来るし問題ないんだろうけど、リオネス嬢とコーライト殿は致命的な問題になるかと心配だったんだ。
ジュスト様、方針や流れの纏めを感謝致します。 保険として私の方で抵抗上昇も兼ねたウェイブ・オブ・インフィニティロアと あとは解呪3の方もご用意させて頂きますね。