貴女だけの一振りを
広大野人
コメント 6
シナリオID:2574
オープニング
会合の席に集まったのはいずれも領都にて店を構える様々な職人達だった。
その中でも、特一級の認定を受けている者達であり、次期当主ヴィルジール・L・ディオールとしては、彼らの申し出を決して無視できない存在である。
「最前線で戦う冒険者の装備を造りたいとの旨、私の方で手配を進めておきます」
若旦那の台詞に職人達は歓声を挙げる。
軍需産業は波に乗っており、国内外に広く取引されていた。特に軍隊の兵士、冒険者にはよく売れる。
ただ、それはどこの産業都市も同様だった。
(質の良い商品や加工技術を有していることを対外的にアピールする良い機会だ)
ヴィルジールは心の中でそう考えていた。
冒険者の中には独自性の高い要求を求めてくる者が一定数存在している。独自の目立つ武具を手にした冒険者が活躍すれば、それは人の口によって広まっていく。あれは、どこで作って貰ったのか、あるいは、加工して貰ったのか……と。
領都『グラン・ディオ』の職人達の名が売れる事は、そのまま領都の評判に関わってくるのだ。創作意欲に燃える職人達を手助けしない手はなかった。
(さて……どのように『手配』すべきか)
幾つかの案が思い浮かぶ中、ヴィルジールは約束していた会談の為に会合途中で退席するのであった。
●領主別邸の応接間にて
その王国騎士の来訪はヴィルジールにとって意外だった。
「初めまして。エナハルト・ティルムと申します」
「『グラン・ディオ』にようこそ、王国騎士殿。父である当主に代わり、ヴィルジール・L・ディオールが貴殿を心より歓迎しよう」
差し出された手を握る。
王国騎士はヴィルジールよりもやや若そうであり、尚且つ、イケメンだった。
だが、ただの若い騎士ではない事を、ヴィルジールは調べた情報から聞いている。なかなか優れた手腕の者だと。
「ありがとうございます。人伝に、この街には優れた職人が多く住むと聞きまして、是非とも話を聞いていただきたく」
「それは光栄です。事前に頂いていた資料によりますと、新型の投石器のようですが」
「複雑な絡繰り機構が組み込まれていて、生産が難しいものでして……」
エナハルトの話によると、シャルガネに伝わる技術を用いた投石器で、メルトウォールとの戦いでも用いられたという。
「絡繰り……ふむ……」
「内部の機構は投石器とは違いますが、参考になれば」
そう言って王国騎士は左腕の装着されていた『絡繰り籠手』を外すとヴィルジールに渡した。
仕組みは複雑だが、操作は単純なようだ。
先端が尖ったおもりにワイヤーが繋がれており、それなりの距離を勢いよく飛ぶだろう。
「……素晴らしい代物だ。そして、貴殿が望む物はこれ以上の技術を要するのですね」
「仰る通りです」
「注文数は?」
ヴィルジールが訊ねてきた台詞に王国騎士は書類を提示する。
「こちらの仕様を満たす投石器を、まずは10台。その後、順次、旧式の投石器と入れ替えになります」
「……この仕様書の中の『条件』……なるほど、分かりました。貴殿からこの案件、私が御請けいたしましょう」
自信満々の雰囲気を発しながら堂々とヴィルジールは言い放つ。
彼が手にしている仕様書に記されている『条件』とは――『冒険者からのアイデアに応えられる武具を作成できる技術力』とあったのだった。
●創意の武具
「つまり……冒険者が要求する武具を作れってか!」
職人の一人が、ヴィルジールからの依頼を要約して口にする。
しかも、『出来の有無』までは問われていない上に材料費や人件費も、依頼主であるヴィルジールが負担するというのだ。
「へっ! そいつは楽しみだぜ。これで腕の差ってのがハッキリするな!」
「なんだと? この職人一筋30年の俺が、冒険者の要求に応えられないって言いたいのか!?」
「まぁまぁ、喧嘩するんじゃねぇよ。作ってみりゃ分かる事だろ」
職人同士でも普段はライバル同士という事のようだ。
血が滾るとはこの事だろう。
「んじゃまぁ、冒険者達がどんなものを言って来るか分からねぇから、驚かないように、今からイマジネーションを高めてっか!」
そんな職人の呼び掛けに他の職人達も声を出して同意する。
傍目、おっさんども数人があれこれ楽しそうに話し合っている姿は微笑ましくもあるが。
「やっぱり、変形機能だろ! 三つの剣をこう組み立ててだな!」
「そんなん戦場で悠長にやってられねぇだろ。ここはスマートに刀身から隠し矢が出る仕組みとかどうだ?」
「そんなもん、暴発して仲間に当たったら大惨事だぞ! 俺はな、超超超絶妙な長さの剣を拵えて、ウォーリアーとシーフ、その両方が力を発揮できるものを作るぞ」
そんな感じで尽きない話題は、結局、冒険者達が到着するまで続けられるのであった。
解説
マスターより
リプレイ
大きな机が用意され、ヴィルジール・L・ディオールの並びに座ったローザリカ・L・ディオールが職人達へ力強い眼差しを向けていた。
「貴殿らになら信頼して任せられる。ディオールの財である皆の才能、僕の為に振るってくれるかい?」
「勿論、商会への大恩に報いたいので!」
いかにもな職人気質な彼らから伝わる熱気にローザリカは大いに頷いた。
彼らが気持ちよく、その腕を振るえる為にも鼓舞する事は大事な所だ。それに…………兄の前でもあるので気は抜けない。
「それで、ローザリカ様はどのような武器をご所望ですか?」
「最近弓を使い始めたんだが……折角だから、凝ったものが欲しくてね。と言っても、具体的なイメージはあまりないんだ」
職人からの問いかけにローザリカは威厳を保つためか堂々と胸を張って答えた。
対して、横に座るジュスト・ヴェルジーが考えるような仕草を見せる。
「弓自体はロゼが使い易いのが一番なんだけど……」
「武骨な物は趣味ではないし、普段から使っている武器より重いのと、不慣れなせいか、普通の弓には使いづらさも感じていてな」
「ロゼの場合、弓を引く時にそのままだと引きにくかったり、体を痛める可能性がある、か……」
弓を使う事もあるジュストの視線は自然とロゼの豊満な胸に向けられていた。その舐めるような視線を感じ取り、無言で彼の足を踏みつける。
「……気にしてるからあまり触れたくはなかったけど、体に障ることだからね」
踏みなれている訳ではないが、無様な姿は見せたくない所なのでジュストは顔色一つ変えなかったが。
希望する弓を補足説明するロゼ。
「エーテルで弦を張るとか出来れば扱いやすいし、装飾も凝れそうだと思ったがどうだろう?」
「出来る事はやってみたいと思います。ジュスト様もご希望はありますか?」
「……そうだね。今使っている魔術具の手袋は祖父から貰ったものなんだが、同様に嵩張らない大きさや軽さの魔術師用の武器や防具が欲しいかな」
形状へのこだわりは無い事と無粋なものは似合わない事も合わせて職人に伝える。
「エーテルへの親和性が高い素材を糸や布、染料に加工する等出来ればコンパクトさと性能は両立出来ると思ったんだけど……例えば、エナハルト殿の絡繰篭手のような戦闘時に内側に収納している術具や魔法触媒を展開もしくは射出するタイプみたいにね」
話を振られた事でエナハルト・ティルムが絡繰籠手を外して職人に手渡した。
「複雑な絡繰りに術式も編まれているようです」
騎士の台詞にジュストは頷いた。
「シャルガネの術者が符を触媒にしているのを見てね、擬似的にも再現出来たら面白そうだなって」
「畏まりました」
二人の希望を聞いた職人は絡繰籠手を手に取り何かを確認し始めた。
手持ち無沙汰になった王国騎士にジュストが声を掛ける。
「そういえばエナハルト殿も折角この街に来たのだから仕事だけではなく、贈り物など用立てては? 聖輝節もやってきますから」
「そうですね。ただ、この街は初めてなので……」
そう答えた所にローザリカがテーブルに身を乗り出す形で会話に割って入る。
「ならば、今日の礼も兼ね、僕から紹介しよう。その方が融通の利く店もあるし、それに……騎士殿には確か、愛らしい連れがいたように思う。ぜひとも僕に任せて欲しい」
「それでは、お言葉に甘え、お二人には後ほどお願いします」
微笑を浮かべた騎士からの申し出に揃って頷く二人だった。
●
別のテーブルでも冒険者から職人に対して武具の話が続けられていた。
「冒険者にとって己の命を預ける装備品は正に命綱とも言える。そのアイデア出しに携われるまたとない機会だ」
ナハティガル=ラーが日頃から感じている願望等をここぞとばかりに吐き出すようにイメージで描いた資料を並べていた。
それらを食い入るように見つめる職人達と興味を持った様子で眺めるネーヴェ・グラヌローザ。
「武器と防具のアイデア、ですか……なかなか悩ましいですわね」
「ネーヴェに希望はないのか?」
「そうでございますね……もし、希望があるとすれば、舞を踊る時にも扱える、祭刀が欲しいと思っておりましたの。剣舞にも、戦闘にも使えるものを」
「日常的にも使える形か」
ナハティガルは頷きながらそう言った。
冒険者の中には普段、冒険者稼業以外の生業を持つ者も多い。
悩みながら言葉を紡ぐネーヴェ。
「装飾的な要素と実用的な要素を兼ね備えているもので、戦闘に支障が出ないように、華美は少し抑えて……代わりに遠目から見ても、映えるような美しい造形のものが宜しいのではないかと思うのでございます」
「ちゃんとイメージになってきたな」
「おかげさまで……出来れば、舞に彩りを添えてくれるような、そんな祭刀がありますと嬉しいですわね」
聞き取りを続けている職人に向かってネーヴェはそう区切りをつけた。
「他の方のアイデアも是非拝聴したく存じます。ナハティガル様はどのような案をご用意されたのでございますか?」
「常日頃からウォーリア武器の『破壊力』と、シーフ武器の『取り回しの良さ』……この両方を兼ね備えた武器が欲しいと思っていた所だ」
示した資料には、程よい長さの剣が描かれていた。
「バイアーディスの火炎袋で精錬したダマスカス鋼で造られた竜鉄の大剣と、同じくバイアーディスの爪で造られた竜爪の剣。これらを素体として先ほど述べた特性を兼ね備える剣を提案するぞ」
その言葉に職人がグッと身を乗り出す。
「実は同じように考えていまして! 実現できるかどうか分かりませんが、取り掛からせていただきます!」
果たしてどんな武器が出来上がるのだろうか。
やる気に満ち溢れる職人の姿は頼もしいものだ。微笑ましい視線を向けながら、ネーヴェは他の提案されているもの訊ねる。
「こちらも短剣のようでございますね」
「あぁ、シーフでも使用できる魔法攻撃用の近接武器だ。『竜石』や『魔導書に用いられるバイアーディスの外皮』を素材にして造れないか?」
「これなら、現状の物を工夫して何とか出来るかもしれない」
ふむふむと唸る職人の応え。
創作意欲に湧いているようで、残りの防具関係にも目を向ける。
「これは……仕込みブーツですか。もう一つは刀身部分が透明な短剣とエーテルに反応して色を自由に変化できる鎧と……」
「冒険者としては、武器だけではなく防具にも等しく大事だ。アイデアは出させて貰う。ネーヴェも防具の希望はないのか?」
「防具は、これと言ったものは浮かばないのですけれど……舞踏も出来そうなものがあると嬉しいですわね。それと盾ですが、普段は腕輪の形で身につけていられて、使用する時だけエーテルを込めると盾が実体化する、などというものはいかがでしょうか」
「エーテルで形成するのは面白そうだな」
ナハティガルは感心したように返した。どうやら、話はまだまだ尽きないようだった。
●
「初めまして、ディオール様。冒険者として、今はルーンス・ラグネルと名乗っておりますが、本当の名はヴィンス・アーダベルトと申します。以後、お見知りおきを願います」
テーブルに回って来たヴィルジールをルーンスは丁寧な挨拶で迎え、シルヴィア・A・カペルも続いた。
「ローザリカの故郷の職人に知恵と力を貸して貰え、とても有難い事。よろしくだよ」
「こちらこそ、貴殿達の話、興味深く聞かせて頂いています」
ヴィルジールは空いている席に座ると同席している職人に目配せする。職人は一礼してからまず、ルーンスに訊ねた。
「前もって頂いた資料によると動き易く音が発生しにくい防具との事ですが……」
「防具は腕や脚の可動域を妨げないものが重要と思うかな」
そう応えながらルーンスは説明を続ける。
四肢の可動域が制限されると本来の力が発揮できない恐れがある事。また、音を発すると潜入関係の依頼だと致命傷になりやすく静寂性も重要という事を。
「周囲に冒険者と知られたくないような場合、普通の服に見える防具も需要あると思う。それと、武具の場合だと仕込み武器や小型、折り畳み可能とかになるのかな」
「なるほど。まずは素材を見直す必要がありそうです。何か心当たりはありますか?」
職人からの質問に、ルーンスは考えながら答える。
「武器加工しやすい金属繊維の開発になりそうだけど。金糸・銀糸はコスト的な問題がでかいし、武器や防具に向いてるかと言うと、どうかなって思うし……」
「今回、コストは度外視ですから。武器の方はどうですか?」
「仕込み杖かな。僕も一応商人なんで冒険者としての休日は商人してるんだけど、有事を考えると、手ぶらってのはね。装飾がシンプルだと色々疑われるから、杖に見えるよう、透かし彫りとかでレリーフみたいな細工がいいな」
植物の図案化したような文様など合うかもしれないと冒険者の話を聞いて職人は思いながらメモに走り書きしていくと、一段落した所でシルヴィアにも訊ねた。
「シルヴィア様は?」
「私は吸血鬼用武器が欲しいかな。吸血鬼が世界情勢に関わる事が多くなってきたから、同じ王国貴族として放っては置けない」
そんな風に答えながら、シルヴィアの頭の中では別の理由が流れていた。
すなわち――因縁のある吸血鬼を自身の手で葬る為の武器だ。
「基本、吸血鬼は日光に弱い者が多い。陽光のエーテルを用いて……先生の教えを最大限生かすなら弓か。矢尻に銀も使える」
「エーテルを使う事でカバーできるのであれば……ただ太陽の光を再現するのは……」
職人が唸り声をあげる。
何かの力を宿したものはまだまだ技術的には未知の世界のようだ。
「で、出来るだけ……近い物が出来ないか取り組んでみます。ところで、名前などは決まっていますか?」
そんな返しにシルヴィアは、開いている鞄から見えた所持品に視線を向けた。
「……『天弓「ジード」』……いや、彼は自分の名を残す事は望まないだろうか……」
今は亡き、その人物はそんな気がした。
暫し瞳を閉じた後、シルヴィアは穏やかな表情を浮かべて職人に告げる。
「武器の名は『天弓「ジド」』かな」
きっと、その名であれば、残すはずだ。諦めずに理想に向かって進んだ名。
今なら分かる気がした。何故、ジードと名乗ったのか。恐らくそれは「ジド」の名を汚したくなかったからなのだろうと。
●
テーブルを順番に回っていたエナハルトが斜め隣に座り、ルベア・ベルニは声を掛けた。
「………関係ないけど、あの子がいない場でエナハルトを見かけるのって久しぶりすぎて逆に新鮮ね」
騎士は眩しい程の微笑で応える。
「そうかな? まぁ、仕事だからね。それで此処の卓はどの様な武具を?」
「武器と防具をそれぞれ提案したわ」
質問に答えたルベアは促すようにモネタ・シャローニャに視線を向けた。
モネタは椅子の背に寄り掛かりながら軽く説明する。
「ボクはクロスボウと仕込みブーツだ」
「普通の弩ではなさそうだね」
メモに書かれた内容を見つめる騎士にモネタは話を続ける。
「ボクの武器はクロスボウで、今、十分使い勝手はいいけど、近づかれると対処に困るから、先っちょに剣や槍の穂先をつけたい。だた、重心がぶれやすくなってクロスボウとしての動きがしにくくなるから、難しいな」
クロスボウを持つような仕草を見せるモネタ。
形状も演劇で見るような日傘や杖に見せかけたものに出来たら面白いのだが……。
「悩ましい所のようだね」
「だから、蹴りの勢いでつま先から短剣がぐっと出るブーツを作れないかと案に出したんだ。祭剣を靴に仕込むなんて罰当たりだろうけど、実用性の方が大事だ」
近距離戦では蹴りを主体とした体術にクロスボウでの射撃ができれば、遠近両方カバーできるという寸法。発想自体は悪くはないが、果たして……。
「ルベアさんの方は?」
騎士からの問いにルベアは淡々と答える。
「今まで、武器にそんなに拘ったことなんかなかったからね……使えるから使う、っていうだけだったから……」
自身の選択に胸を張れるよう……その時に自分の為にあるモノが欲しいとは思う。
「理想は軽くて取り回しが良い、鋭さと強度を兼ね備えた短剣かな。基本的には2本セットで持ち歩きたいから、なんかいい感じの意匠とかで左右の区別がつけば……普段、あまり投擲しないけど、柄の部分に、指で回す為の輪が欲しいかな」
投げるにはバランスが必要なので職人が難しそうな表情を浮かべていた。
話題を変えるようにルベアは言葉を続ける。
「コートの下に着れる、防刃性能がある軽量の鎧も欲しいかな。ただ、デザインするのはどうにも苦手だから明るすぎない色合いで……」
台詞を途中で区切る。
防具に似合う自信がなくなってきたからだ。
「誰とは言わないけど、どんなの着ても似合いますって言われるのもちょっと……」
「大丈夫です。きっと僕も言いますよ」
そんな感想を告げた騎士の微笑にルベアは大きくため息をつくのであった。
●
後日、職人達がそれぞれの『成果』をヴィルジールとエナハルトの元に持って来た。
技術的に製作が難しく完成しなかった物はコンセプト模型として。そして、冒険者の意向を取り入れたオリジナル化した試作品も並べられた。
【コンセプト模型】
竜鱗剣:邪竜の爪を幾重にも重ねた鱗状の剣。使用者のエーテルを吸収して刀身をある程度伸縮させる事ができる。
竜石の短剣:邪竜の『竜石』と『爪』で構成された短剣。使用者のエーテルを用いて投げても手元に返ってくる。
天弓ジド:淡い光を纏う美しい白弓。破魔の力である光のエーテルを持ち、矢を陽光纏う銀矢に変え敵を穿つという。
【完成試作品】
仕込み神祭剣(元武器:竜石の祭刀)
一見すると蔦などの植物を意匠化したような文様が彫られた杖であるが、祭事用の剣が仕込まれている。使用時に鍔が展開する。
竜玉の指輪(元武器:竜石の長杖)
バイアーディスの体内で発見された赤い結晶『竜石』を特殊な術式で組み込んだ指輪。使用時にエーテル状の短杖を展開する。
竜玉の盾(元武具:竜鱗の盾)
バイアーディスの体内で発見された赤い結晶『竜石』を特殊な術式で組んだもの。普段は腕輪ぐらいの大きさだが、使用時にエーテルが放出され盾を形成する。
クロスボウ「グラン・ディオ」(元武器:竜骨の魔弓)
ディオール伯爵領『グラン・ディオ』の職人達が創意工夫の上、造った逸品。使い回しの良い小型の弩の中に術式を編んだ絡繰りが仕込まれており、先端からエーテル状の鏃を形成できる。
淑女の天秤(元武器:竜骨の魔弓)
華やかな天秤を模した絡繰り式のハンドルから使用者のエーテルによってリムと弦が形成される特殊な弓。エーテルを用いて引くので使用者の体型は影響しない。『グラン・ディオ』の職人達による自信作。
こうして、エナハルトに職人達の技術力が認められ、ヴィルジールは騎士からの仕事を請け負う事になるのであった。
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2022年11月08日 09時39分41秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのシルヴィアだ。 またグラン・ディオに来ることが出来て嬉しいよ。今回はよろしくね。 吸血鬼と戦うための武器が欲しいと思っている。 ローザリカの故郷の職人に知恵を力を貸して貰えたら有難い。 吸血鬼というと……やはり銀を使った武器だろうか。 陽光に似たエーテルを用いるというのも良いかもしれない。 色々と考えてみるよ。 (リクエスト主のローザリカに感謝を。参加させて貰うね)
ルーンス・ラグネルだよ、よろしくね。 僕の実家は武具を扱ってないから興味あるよ。 色々考えてみるつもり。
ジュストだ、よろしく頼む。 俺からは威力は落とさず極力コンパクトにした取り回しの良い武器や術具、服の下に着こむタイプやコートやマントの内側に仕込むタイプの目立たない防具を提案したいかなと考えているよ。
モネタだ。よろしく。 あたしは隠し武器まわりを注文してみた。 特に蹴りを強化するための仕込みブーツとか。そういう奴。
挨拶が遅れてすまないな。 我が領都、グラン・ディオにようこそ! ローザリカ・L・ディオール、依頼主の兄に代わり参加者の皆に感謝を。 現地でよろしく頼もう。 僕自身はどうするかな……弓を使い始めたからそれ関連にしようかとは思っているかな。
ナハティガル=ラーだ。 出発間際での挨拶となってしまい申し訳ない。――今回は宜しく頼む。 ここ最近、グラン・ディオには頻繁に通わせて貰っている。 活気のある良い都だな。 俺はウォーリアとシーフが兼用できるような、破壊力と取り回しの良さを兼ね備えた近接武器。 ロングコートと胸甲が一体式となっている鎧。 その他数点を提案するつもりだ。