【怨都】修道院襲撃事件
紀藤トキ
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シナリオID:2569
オープニング
ニコラ・ゴルティエ元侯爵の離反で、漏れたと思われる情報は多岐にわたる。法衣貴族としての担当分野は政治であり、それ以外の分野に精通していたとは言えまいが、それでも様々な事を彼は知っていた。例えば現王の妹が警戒厳重な王都ではなく、『旧王家の耳』の拠点であった『とある伯爵領の修道院』にいる事も。
「おのれ、ゴルティエ候。王家の長年の恩顧を忘れたか……!」
「いえいえいえ。長年のニコラ様の忠勤を忘れ、奥方の身を人質に取った非道は王家側でありましょう。まさに外道! 故にこれは、ニコラ様の境遇に哀れを感じた我らからの、心ばかりの抗議なのですよ」
修道院と孤児院に迫る吸血鬼とゾンビの群れを、影ながら護衛についていた老兵が押しとどめる。しかし、彼らは現役の王国騎士ではなく、すぐに息が切れ始めた。王家の縁者には本来ならば近衛騎士がつくのだが、キャサリンは数十年前の事件により一度、廃嫡された身だ。近年に名誉こそ回復されたが、王家への身分復帰は彼女自身望まなかった。
「ふぅ、はぁ……。お主、王都へ知らせに走れ。ここは、ワシが時間を稼ぐ」
いま護衛についているのは、かつてキャサリンが王族であったころに、護衛を務めていた元近衛達だ。長年にわたり、王国から居ない者とされていた彼女の名誉が回復された際に、今度こそは忠を尽くさんと、ある者は家督を譲り、ある者は隠居の座を捨て馳せ参じたような老いた兵である。寄る年波に、力の衰えは歴然だった。
「ははは、結構。王家の狗にお伝えなさい。しばらくの間は生かしておいてあげましょう。助けに来るならその間ですよ、とねえ」
「くっ……。貴様の顔、忘れぬぞ! メドゥの指先め……!」
老騎士の一人がそう言い残して走り去り、もう一人が青白き肌の死霊術師に対峙する。ゆらゆらとうごめくゾンビを左右に引き連れ、吸血鬼はへらへらと笑った。
「誰を生かしておく、とは言いませんでしたから。貴方は殺しても良いですよね?」
「ただでは死なぬぞ。一太刀もくれてやらねば、地獄でミヒャエルに笑われるわ!」
「ふふふ、実に結構! では、貴方方の麗しき忠誠とニコラ様の悲しき愛、どちらが正しいか雌雄を決しましょうかあ?」
●
「いま王国騎士団を動かすことはできない。王国騎士団として救出の手配をする事も出来ません」
知らせを聞いた王国の判断は、非情な物だった。わざわざゴルティエ元侯爵の名前を吐いて襲撃してくる吸血鬼など、陽動にしてもあからさま過ぎる。ニコラ・ゴルティエ元侯爵の逃亡を助けたメドゥの指先には、かつて吸血鬼ヤコブ・ヴィリアンという王国の敵がいた。死霊を扱うあたりからしても、おそらくはその眷属であろうと、老兵に応じたかつての後輩騎士は推測する。
「せめて、キャサリン殿下だけでも逃げて下されば……」
「我らがそれを申し上げなかったとでも思うのか! ……いや、貴様に言っても仕方が無かったな……」
王都に駆け通した老騎士ががくりと肩を落とす。彼もかつては近衛騎士を拝命していた身だ。王都を守る厳戒態勢にある王国騎士団にとって、キャサリンよりも大事な守るべき物がある事は重々理解していた。
「領地を預かるダンテ伯とて、今の状況で簡単には動けますまい。が、パンクリアースに亡くなったミヒャエル殿の弟がおります。彼ならば動く名分は立つでしょう」
「……そうか、リヴァマス伯ならば」
老騎士は顔をあげ、再び老いた脚へ鞭打って走り去る。その背中を、後輩騎士は兜の庇に手を当てて見送った。
●
「……我輩が、冒険者ギルドに依頼を出すことは、キャサリン殿下は不本意であろうのう」
事情を話し終えて、そのまま気を失った老兵を横たえてから、リヴァマス老はため息を吐いた。おそらく、キャサリンは王家の敵を引き受ける意味も込めて、あの修道院に残ったのだ。であれば、今は手出しをすべきではないのだろう。それに、今から駆けつけて間に合うとも思えない。
「じゃが、我輩はあの方の身を慮って騎士の座どころか家まで捨てた兄の弟ゆえな。やはり、兄の供養の為にも、ここは動かねばなるまいて」
「我が友ヘルベルトよ。相手は死霊術師だと言ったな。お前が行くのなら、俺も着いて行こうか」
「そのような事、冗談でも軽々しく言うものではないわい。お主は政治犯の我輩と違って、本物の魔法使いの塔の囚人であろうに」
リヴァマス老が窘めるも、グレゴールは薄く笑うのみだった。見た目はリヴァマス老よりも若々しいが、グレゴールは普通の人間の一世代ほどの長きにわたって魔法使いの塔の住人だった男だ。あるいは何か監視を欺く手立てを見つけているのやも知れない。だが、もしも脱走などしようものなら王国から追われる身となるのは必定であろう。
「しかしな、万に一つ、友が俺以外の死霊術師の手に掛かりでもしたら、悔いが残るであろう? お主が行かぬなら、それでも良いが」
「いや、我輩が行かぬわけにもいかぬ。もともとあの地を預かるリヴァマス家の名が無ければ、今の王都から兵を起こす言い訳がたつまい」
あるいは、現在の領主たるダンテ家の者、例えばトマスであれば大義名分は立つだろう。しかし、王家の意に背いて自らその場にいたとして、将来に汚点が残る事になる。あるいは、代理人として関係を主張できるような者がいれば言い訳は立つが、その場合に報告書に代理人として記載された者は、将来の進路を縛る覚悟が必要になろう。
「俺はどちらでも構わんよ。我が友が向かうならば勝手に同行するだけの事だ」
「余計な厄介事を、作らんで欲しいのう……」
ため息を吐き。それでも老人は冒険者ギルドへと依頼を掲示する。その内容は老人が縁を持った冒険者達に、あるいはトマスまで伝わるであろうことは、分かった上で。
●
吸血鬼は覚悟の騎士の一太刀を受ける事も無く、ゾンビの群れを使ってなぶるように殺害した。修道院は既に敵の手に落ち、王都からの救援到来を待っている。
「んん、ここの人質にするには子供がいれば十分ですかねえ。どうせここの修道士はどいつもこいつも王国の手先ですし? 王の妹なら他の使い方も楽しいでしょう」
「皆の命は助けると、言ったではありませんか」
この吸血鬼が自身の血の親にそう誓った事で、キャサリンは自死を留まり虜囚となった。刺すような目で睨む老女に、吸血鬼は朗らかな笑みを返す。
「ええ、まあ。確かに。私は生かしておくと貴女に約束しましたが? 彼は何も約束などしてませんし。ねえ?」
「ヴ……ァ……」
「ジョナサン!? まさか。なんてことを……」
「ははは、その声を聞きたかった! おっと、まだ子供が居りますよ? 舌を噛むのはおやめなさい」
生命を失い、虚ろな死体となった老兵は、吸血鬼の意を受けてほどなく修道院を血の海に変えた。そこから吸血鬼の手で新たなゾンビが増え、ふらふらとあたりを歩き出す。
「では、私達は帰りますが。ええ、我が父、偉大なる右腕様の名に懸けて、約束はしっかり守りますよ。誰も抵抗しない限り、あの建物の中にいる子供たちは、襲わない事を約束しますとも」
気を失わせたキャサリンを抱え、返事を返す者もいない言葉を残して吸血鬼は去ってゆく。後に残ったのは、最初に彼が連れて来たよりもだいぶ増えたゾンビと、孤児院から決して出ないようにと言いつけられた孤児たちだけであった。
解説
マスターより
リプレイ
冒険者達は、トマス・ダンテへ連絡を取る事と決めた。全ての者が関わった訳ではない。ゼラルム・エルホワイトにとっては他人であるリヴァマス老、トマスのいずれに汚点がつこうとも興味はなく、サイラスと共に現地での対応に集中する存念だ。
「当初は先生が向かう筈で、その際にグレゴール様が脱走してでも同行すると主張。それを止め、かつ先生の想いを汲んであえてトマス様が責任者として向かった……。という美談にいたしましょう。王家にとって、グレゴール様の脱走も、王妹殿下を見捨てたと思われる状況も避けたい筈です」
レティシア・レインフィールの言い分は、貴族視点で言えば正解である。トマスへの連絡役を買って出たジュスト・ヴェルジーとローザリカ・L・ディオールもその内容には同意していた。
「……トマス殿へ責を負わせてしまう心苦しさはある。けれども、領民からすれば責任者がどちらであったかは後の統治問題にも響きそうだからね。出向くなら、現在の統治者であるダンテ家が妥当だと僕も思った」
それが『正しい』と感じるローザリカだが、その結果としてトマスが背負わねばならぬ物がある事も理解している。トマスへそれを委ねた責任を、ジュストが背負おうとしたことも。水臭いと感じるよりも、また一人で抱え込むつもりかという苛立ちが先に立った。
「……ロゼは心配性だな。確かにトマス殿に負担は掛けてしまうが、遅かれ早かれ事態を知ることになるのなら早めに知っておいた方が良いと思ってね」
「そうだな。知らせて貰えたことには感謝しかない。私も、シオンやカナンも知らぬままになれば後悔しただろう」
知らせを受け、同行を即断したトマスが頷く。シオンとカナンは心ここにあらずと言った様子だった。
(……ダンテ家の嫡男として、トマス様がこの場に居られる事の意味は、わたしも分かっているつもりです。出来る事があれば、お力添えいたします)
ゲルダ・クラインはそう意を決する。一方、コルネリウス・アーラの心中はざわついていた。トマスは自身の意志でこの場に立っているのだろうが、そこに至る道筋を作ったのは自分達だと、彼女も自覚している。
(何も知らせない不義理は出来ませんでしたが、伝えた事で生じる事から守る為の覚悟も、私にはできませんでした)
貴族社会に組み込まれ駒となる決意があったのならば、傷の深さも違ったのだろうか。
「……心配を掛けているのかもしれないが、ダンテ家の忠誠は王家もご存じだ。まあ、周囲の貴族に色々言われる程度だろう。もしもの事があれば、ゲルダ嬢かローザリカ嬢の御実家で雇って貰おうか」
さして上手くも無い冗談に、笑いも返りはしない。
●
「この件を、先生には陛下にお伝えいただければと思うのです」
「美談といえば、そうなのじゃろうが……」
直談判に及んだレティシアは、リヴァマス老があまり乗り気ではない事を察しつつも、言葉を強める。ダンテ家への非難もリヴァマス老の立場も守れる一挙両得の案と彼女は考えているし、彼女の政治知識も肯定していた。
「王家の意に背いてでも民を救いたい。その思いは先生もトマス様も同じと思いました。時には王家を諫めるのも臣下の務めではないでしょうか」
「……それは確かに、正しい臣下の在り様なのやもしれんが。……我輩は、無力じゃなあ」
嘆きつつ、最後にはリヴァマス老も首を縦に振る。立ち上がった彼の姿は、普段よりも老いて見えた。
●
現地に到着したのは夜。コルネリウスの掲げた照明に気が付いた少年が転がり込み、孤児院の状況を説明する。
「もう大丈夫ですよ、よく頑張りましたね」
「でも、俺の他にも、外に出てる奴らが居るんだ。たぶん、三人か四人……。修道士さんは皆、死んでゾンビにされてる」
少年に水とチョコレートバーを与えて話を聞いていたコルネリウスが絶句した。『しばらくは生かしておく』という吸血鬼の伝言に、多少なりと抱いていた希望が砕かれたシオンとカナンの顔色が青い。
(そんな、あの方たちが……っ。――いえ、悲しむのは後。……いまは、生きている子どもたちを助けないと)
見知った人々の死の知らせから、ゲルダは僅かの間に心を立て直す。いや、立ち直したのではなく、悲嘆を押し殺した。一方、ストレガ・L・リベルガストラとゼラルムは冷静に相手の様子を考察していく。
「そもそも、まだ救助対象がいるのは戯れなのだ。やろうと思えば全滅できたはずなのである」
「遊び感覚なのかもしれませんね。しかし、彼の話からすれば交戦開始が相手へ攻撃の口実を与える危険性があるのでは?」
二人の分析に、コルネリウスが戦術的な観点から解決しておきたい疑問を呈する。
「交戦開始というのは敵に見つかった時点でそうなのでしょうか」
「反撃を行ったら、というルールであればありがたいですね」
ゼラルムが言うように、守りに徹していればカウントされない可能性もあった。しかし、敵の数はこちらの数倍だ。反撃せずに囲まれれば不覚を取る危険は高まろう。
「壁を破壊した程の老騎士のゾンビと言うのも気になるね。可能な限りこちらからの交戦は避けたいが、各自で判断するしかないか」
同じく戦術を学んだジュストとしても、条件のみならず敵の強さも不確定では判断が難しい。ゼラルムが言うように交戦がトリガーとなるならば、それ以前に孤児院の守りを固めねばなるまい。討伐班が行動を起こすのはその後とするのが妥当だろうと一同は同意する。とはいえ、修道院の外縁部に固まっている時点で見つかる方が早いかもしれないが。
「トマス殿とシオン殿には討伐側に、カナン殿には子供たちの捜索と救助に回って欲しい」
ジュストの提案にシオンとカナンは無言で首肯した。トマスも含め、一行は討伐を主とする者と、孤児の捜索や救助を主とする者に別れる事となる。
「探しに行くなら照明いるし、ランタンなら貸すけど?」
「助かるのだ。四日も隔離されているとあれば食事が辛かろうとばかり考えてしまったのだ」
自前では夜目が効くというサイラスが、ストレガに照明器具を貸しだす。手早く準備を整え、まずはゼラルム、コルネリウス、レティシアとカナンが建物のある方角へ進む。ストレガは四人とは離れて単独で畑へと回った。
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「ここからは明りを消しましょう」
「子供から見える方が……、とも思いましたが。そうですね」
ゼラルムに促され、コルネリウスがランタンの明りを消す。推測が正しければ、交戦開始を遅らせる方が外にいる子供の安全にもつながる筈だ。夜目の利かないレティシアはカナンが手を引いた。その手の冷たさに彼女は眉を顰める。孤児院のある一角にまでは、無事に到着する事が出来た。
「誰? ……カナンお姉ちゃん? 嘘、ちょっと待って」
孤児院の戸を開けようとすると鍵がかかっていたが、見張りがいたらしく中からそんな声が聞こえる。見た覚えがある顔もあり、カナンは姉のようなものだ。孤児たちは素直に助けが来たことを受け入れた。
「お外に出られるようになったら、必ず呼びにきます。それまでもう少しだけ待っているお約束、出来ますか?」
「わかった」
声を潜めてコルネリウスがそう依頼すれば、同じく小さな声で頷く幼児たち。レティシアと共に持参のお菓子を配ると、小さく歓声があがった。もう少し年長の子らは、事態を理解しているのか不安げだ。
「あと何人、外に出ているか教えて貰えますか」
ゼラルムが問い、得られた答えは5名。1人は最初に会った少年とすれば残りは4名だ。
「皆様は二階へ上がってください。窓から外を見張ってくださいますか」
レティシアは子供たちにそう依頼し、カナンと共に修道院へ向かう。コルネリウスは畑の様子を見てくると屋外へ向かった。
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畑には芋が残っているが、人を隠せるほどの高さは無い。柵の傍で身を低くして様子を伺えば、掘り起こされた跡が目に入り、声を掛けると両手に芋を持った小柄な影が恐る恐る姿を見せた。
「生きてる人……?」
「うむ。助けに来たのだ。他に畑に出ている者はいないか、教えて欲しいのだ」
チョコビスケットを差し出すとそのまま持ち帰りたい様子だったが、まだたくさんあると聞いて口をつける。周囲を警戒しつつストレガが他の子の所在を問うと、少女は今、畑に来ているのは自分だけだと答えた。修道院の食糧庫の方が色々あるのだという。
「では、一緒に向かうのだ」
そう声をかけた所で、遠くサイラスの大音声が響く。
『助けに来たから、家の中にいるならそのまま隠れてるようにな』
ついで討伐班のいる方が明るく光った。畑の中、ぼうっと立っていたゾンビがストレガと少女の方へ向く。
「む、始まったようなのだ……。逃げるのだ!」
戦闘には、地形が悪い。手近な敵との間に重力場を置いて、子供の手を引き身を翻した。
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実のところ即席のゾンビに下せる命令など大して幅は無く、孤児とそれ以外の人間の区別もつきはしない。吸血鬼はあれこれ言っていたが、孤児院の外のゾンビは『自分から攻撃しない』事を命じられていた。例外は『特別製』の老騎士ゾンビで、基本命令に加えて武装している相手を見たら攻撃する事を追加で指示されている。戦端が開かれたのは、騎士に見つかったからだった。
「支援を掛ける。皆、僕の周りに」
ローザリカの瞳と同じ蜂蜜色の暖かな光が周囲に広がる。大音声を放ったサイラスは、明らかに戦う姿勢で向かって来る老騎士の行く手を阻んだ。戦闘のスイッチが入った周囲のゾンビたちも行動を開始し、ゲルダが剣を抜く。
「斬れ……ます!」
見覚えがある顔を、ゲルダは瞬時の躊躇いの後に切り捨てた。僅かな縁でもこうである。
「シオン、惑うな。呑まれるぞ」
「は、はいっ」
トマスの声を受けて盾を構えるも、シオンの動きにいつもの精彩は無い。その分の負担はゲルダとサイラス、中衛でカバーに入っているローザリカが負う。
「生きていた頃に騎士だと、死んでも指揮とかするのかね」
ゾンビの連携攻撃に晒されたサイラスがぼやくが、彼の守りに迷いはない。正面から彼の守りを崩せるとしたら、騎士だけであろう。老騎士が自分に確実に目を向ける様に立ち回る。すり抜けそうな一体へは、ローザリカが扇を振るい、地から生えた赤い槍がその身を刺した。
「通す訳にはいかないな。この後ろにはか弱い婚約者殿がいるのだから」
トマスへの連絡の時の当てつけのように、ここでは自分が守る事を強調するローザリカ。ジュストは杖先を老騎士へ向けつつ、何とも言えぬ顔でぼやく。
「守られている分は、仕事をさせて貰わないとね。トマス殿」
「心得た」
この場の難敵は、サイラスが抑えている老騎士のみ。強力な単体攻撃魔法が二筋、死せる騎士を貫き仮初の生命を終わらせた。
「さすがにこれだけ暴れてる横で、隠れてるって事は無いだろうかね」
孤児の巻き添えを気に掛けていたサイラスだが、交戦場所の近くに気配はないと見てとる。単調に突撃してくるだけとなった敵を前衛が食い止め、魔術師の範囲魔法が焼き払うお手本通りの戦闘は、戦闘音と爆光に惹かれてやってくる敵が途切れるまで続いた。
●
「後片づけが大変になりそうですが、手伝うので許してもらいましょう」
一階が空いた事で、守りやすくなったとゼラルムは思う。さすがに壁をよじ登る事は無いようで、扉を敢えて開け放して通路を作れば、大概のゾンビはそこを通って来る。あとは魔法で狙い撃てば良い。数が多いと感じても、クレネルウォールで隔てて引き撃てば造作もない相手だった。
「……おっと、脇から来る相手もいましたか」
「そちらは任せておくのだ」
途中、何かが割れる音が聞こえれば、扉以外から侵入されたことも分かる。子供を庇って軽傷を負いつつも、コルネリウスと合流して無事に屋内へ辿り着いたストレガが向かった。魔法使い達の残弾が尽きる前に敵が尽きそうだ。
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レティシアの声に応じる様に、行く手から小さな悲鳴が聞こえる。
「台所はこっちから、行く方が近い」
カナンが駆け出し、レティシアが続いた。飛び込んだ先で、ゾンビが三体。二体は閉ざされた扉を殴りつけている。風のように斬り込んだカナンの短剣が鈍った。
「パウル先生」
呟いた所を、殴打が襲う。攻撃をまともに二発喰らった所に、レティシアが追いついた。
「いけない」
崩れ落ちる所にヒールを差し込んだものの、カナンはもはや戦力外だ。三対一で守る戦となれば、レティシアに取れる手段は多くは無い。被弾を覚悟で扉前に割り込む。途中、光縛封を差し込んで一体を隔離したが、扉に近づきすぎている二体は身を挺して隔てるしかない。サイドヒールで耐えつつ一体を沈めた所で光縛封が解け、再び二対一。それでも、ヒールが尽きる前に何とか倒しきる。正面側の戦闘が終了したのとほぼ同じ頃合いであった。
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冒険者が用意した食事を、子供達は貪る様に食べた。その裏で、サイラスが死者を目につかぬように移動させていく。コルネリウスは腐敗しつつある畜獣の処理に向かった。緊張が途切れたのか眠り込む者も多く、ジュストが吸血鬼の特徴を聞きだすにはしばらく必要なようだ。
「良く頑張りましたね、カナン」
重傷を負ったカナンはシオンが世話をしている。レティシアは孤児たちの預かり先を近隣の村か、ダンテ家にと提案したのだが、近くの村は吸血鬼に襲われた後のようで、実質は一択だった。カナンとシオンにも休養が必要だろうし、レマスの邸宅で子供達の世話をするようにとトマスが言う。
「さすがに王都の屋敷には余裕がないからな」
「なるべく早く、戻ります」
ひとまずは、一同が護衛としてレマスまで送る事となった。
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「やはり王国貴族とはそういう輩だという事だ。相手の身分が無ければ、切り捨てて顧みもせぬ。今の若い者は我らをこの塔に追いやった連中とは違う、と君は言っていたがね」
「済まぬ。お主の事を口にしたのは、我輩の浅慮であった」
冒険者達の案は二つの貴族家の傷は最小に留められよう。しかし、グレゴールが塔を抜け出せると口にした事が王家に伝われば、当然の帰結として彼の隔離はこれまで以上に厳重となる筈だ。貴族的に『正しい』としても、友人に黙ったままで事を進める事が老人にはできなかった。その事で、グレゴールが最後の一線を越えると、分かってはいても。
「俺はほとほと、この国に愛想が尽きたよ。我が友よ、君はどうする。共に行くか?」
「我輩は……。今の王国が正しいとは、言えぬ。しかし、それを正すために多くの血が流れるのは、見たくないのじゃよ」
「そうか。咎無くしてこの塔に放り込まれ、なおその様な綺麗事を口にできる君だからこそ、私は友だと思っているのかもしれん」
グレゴールはその夜、魔術師の塔から姿を消した。見張りについていた騎士は二人。相手が魔術師だというのに、一太刀で斬られていたらしい。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2022年11月09日 10時11分29秒 公開
相談掲示板
No.1
サイラスだ、よろしくなー とりあえず誰連れて行くか、或いは誰も連れてかないか、連れてかないならどうやってやるかが大事かね 戦闘に関しては食糧を得る為に出てる子が危ないだろうってのが一番問題かね
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >現場責任者 先ずどなたに担当して頂くべきか決められる必要がございますね。 もし私達の中から代理立候補者の方がいらっしゃった上で 特に問題が無いようでしたらその方にお任せするとして。 ・リヴァマス先生とグレゴール様 基本的にはこちらのお二方となるそうですけれど 懸念点としては非戦闘員である先生の護衛が必須となる事。 そして、グレゴール様は本来外出は禁止されているお立場ですので 脱走が発覚した場合、王国から追われるレベルで問題となる為 後日新たな問題が生じるのは避けられないかと。 ですので、仮にお二方を選択される場合 グレゴール様の脱走が発覚しないような工夫が必要かもしれません。 ・トマス様一行(タイコモ様は不在) トマス様は現在の領主の一族の者という事で大義名分は立ちますけれど 王家の意に背き自らその場に居た者として 貴族としての将来に汚点が残る、とされておりますね。 此度の件をお知らせさえすれば同行して頂けるとの事ですので 少なくとも彼としては見過ごせない事態とお考えであるかと存じます。 戦力的には彼らに同行して頂く方が有利ですので 敵全ての撃破に子供達の保護以外に 何か王家の意に背いてでも此度の件に対応した意味がございましたら 唯一の懸念点である彼の将来への影響は軽減されるかもしれません。 例えば、連れ去られた王妹殿下の行方の手掛かり等でございますね。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 ゾンビはまあ殲滅するとして。 外に出る子供の保護もそうだし中の子供の状態も芳しくないだろうから何か食料持っていくのだ。
キャスターのジュストだ、よろしく頼む。 まず俺は代理人にはなれないとだけ最初に明言しておく。 申し訳ないが、流石に迷惑をかける範囲が広過ぎる。 >味方戦力 そして孤児を1人でも多く確実に助けたいならば戦力はあった方が良い。 1と2、人手としては2の方が多いが……2の場合代理人が立たぬならトマス殿に現場責任者になって貰うことになるね。 レティシア嬢が挙げてくれている懸念もあるが、こちらで一考しておけばトマス殿の負担というか、将来の懸念が減ると思うから個人的にはそれをクリア出来れば2かな。 シーフのカナン殿の助力があれば子ども達を救い易そうだし。 >動き ゾンビの掃討と子供達の救出を並行して行う必要がありそうだ。 もしNPCの助力を得られれば子ども達の救出は彼らに任せて俺たちはゾンビの討伐に注力、余裕があれば子ども達のフォローに回るとか。
エルホワイトと申します。クラスはキャスター どうぞよろしくお願い致しますね >味方戦力 単純に手数が増える2の方が有難いですが、現状では諸々の問題もあるでしょうし私としてはどちらでも、という形で >接敵後 仮に孤児の生存も目指すのであれば既に触れられている様に、孤児の救出と敵の殲滅は平行して行う必要性がありそうです ”誰も抵抗しない限り”と敵も明言している以上、交戦開始時点で敵に孤児を害する口実を与える形になりますので、叩く利の薄い我々を叩くよりかはキャサリンさんを揺らす可能性のある孤児を叩きに行くという可能性はあり得るかと
ヒーラーのローザリカ。 よろしく、頼もう。 >味方戦力 そう、だね。すでに挙げて貰っているような懸念はもっともだと思う。 孤児たちを助けたいと思うし、トマス殿たちに協力して貰うことで戦力が増えるのは心強い。 咎められないよう、守り通す以上の戦果を得られるように尽力することも異論はないよ。 >動き 知能はそう高くないゾンビらしいゾンビというように見えはするが…… すでにところどころ粉砕されている壁や扉からいつゾンビが入り込むかも知れない状況。 子供たちの護衛は必須だろうし、殲滅とを並行して行うのも賛成だ。 戦闘としては強力な個体である老騎士ゾンビをどう抑えるかの策も練れればいいだろうか。
一先ず、味方戦力及び現場責任者の件については 意見が出揃うまでは保留とさせて頂くとして。 表明をしておりませんでしたけれども 現時点では、私も代理人担当は予定しておりません。 >作戦 ゾンビ掃討班と子供達救出班の二手に分かれる方向で異論はございません。 救出の際には修道院や孤児院への訪問経験がある方がいらっしゃる方が 地理把握や子供達への面識という意味では有利でございましょうか? あとは、私達の到着は襲撃から四日後との事ですけれど 時間帯は不明ですので念の為、夜間であった場合に備えて 照明等のご用意はされた方がよろしいかもしれません。 >掃討 出来るだけ救出班や子供達の方に向かわせず かつ外部への逃亡を阻止される必要がございますね。 下された命令的に逃亡の恐れは少ない気も致しますけれど、念の為に。 ローザリカ様の仰るように老騎士の抑えを行いつつ 他のゾンビ対応として範囲攻撃はある程度はあった方がよろしいでしょうか。 >救出 恐らく、子供達の多くは孤児院に留まっておられるのでしょうけれど 一部の子供達が食糧を求めて外に出ている事から 孤児院護衛と、修道院の備蓄食料がある所や畑周辺等の捜索と 救出班でも二班に分かれる必要があるかもしれません。 捜索で発見された子供に関しては 孤児院まで連れて行く形となりますでしょうか。 孤児院の場所は既に敵には把握されておりますから 護衛班で遠距離攻撃手段や超視覚等をお持ちの方は 屋根から索敵・警戒(敵の外部への逃亡も含め)されるのも一つの手ではございますね。
ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 >味方戦力 そうですね、グレゴールさんの事を隠し立てする方法が思いつかないというのもありますし。 戦力が欲しいというのもありトマスさん達に協力して頂ければ…とは私も思います。 代理人は…私は可能だとは思うのですが、先のイメージや覚悟が固めきれないため、現状は控えておきます。 仮にトマスさんが責任者となる場合、可能な限り将来への懸念を減らせるようにしていきたいです。 >作戦 現状挙がっている二手に分かれる方針で異論なく。 救出側はレティシアさんの仰るように修道院や孤児院に足を運んだことのある方がいらっしゃると良さそうですね。 >救出 畑・食料がある場所までのルートに沿った捜索は必須ですね。 救出に回れる人数にもよりますがレティシアさんの仰るように二手に分かれて分担するか、適度に散りながら連携して捜索・保護を行うか…などでしょうか。
ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますね。 (すみません、途中送信してしまいました……!) >方針 現状の二手に分かれる案で問題ないかな、と思います。 ですが、『救出』班よりも『保護』班としたほうが齟齬がないかな、と。 外にいる子どもたちの捜索後は、修道院内でゾンビの攻撃を警戒いただく形になるかなと思いますので。 >代理人 こちらですが、解説に『皆様御相談の上で、両方ついてこないようにする選択をした場合に必要』とありますので、リヴァマス様かトマス様にご一緒していただくのであれば不要かなと。 >トマス様 個人的にはトマス様の立ち位置的に難しいかな、と思いました。 わたしは政治にはあまり詳しくないのですが、オープニングにある通り『王家の意に背く』ことになりますので、トマス様ご自身の実家での立ち位置や、今その場にいなくてもややこしい立ち位置にあるタイコモ様の立場がさらに悪くなる可能性が高いかなと。 ですので、戦力的に問題がなければリヴァマス様にご一緒していただく方が丸く収まるかなと思いました。 グレゴール様は……、変装をしていただいて、その場にいるのが本人だとバレないようにする形になるでしょうか。
>現場責任者、協力者 領地内のことだからね、記載されているようにトマス殿に大義名分はある。 勿論王家の意に背いて自らその場にいたとして、将来に汚点が残るというのは避けられないが。 不名誉だけならまだマシで、家臣含む家の中で後継として問題視されたり、なんらかの火種は産まれかねないのが懸念事項ではある。 個人的には孤児院の事も良く知っているのと、冒険者の中にいないクラスを補う意味でカナン殿だけでも助力頂ければありがたいけど……責任者問題も含めて考えるならリヴァマス先生とグレゴール殿でも問題ない。 トマス殿を巻き込みたくないという人がいるならトマス殿には相談せずリヴァマス先生、それにリヴァマス先生の護衛としてグレゴール殿には名前を伏せ姿を隠した上で同行戴く形で良いかと。 >子ども達 そうだね、子ども達は外に出ている子達は発見次第保護、修道院内で他の子ども達と一緒に守る形になると思う。 >作戦 流れとしては子どもの救出・保護を行う人は外から畑など食糧がある場所を通るルートで子ども達を探して確保してから建物の中へ。 討伐主体の人は建物周りのゾンビ達を倒しながら建物近辺でゾンビの屋内への侵入を防ぐという形になるだろうか。 内部に入った人は子ども達を守る為に固まるというより、既に内部に入ったゾンビを倒したり、ゾンビが侵入しそうな箇所を探して塞いだりといった防衛策も必要になるかもしれない。 老騎士ゾンビに壁を壊されると内部へ他のゾンビが雪崩れ込みそうだし、発見次第他のゾンビと纏めて優先的に排除したいね。
No.12
二手に分かれるに賛成、討伐主体側に行きたいかなと。 杖が弓に視覚か聴覚持ち込んでいこうかと
>現場責任者、協力者 あ、代理人について見落としていましたね。ご指摘ありがとうございます。 んん、そうですね……そうなりますと、現状、代理人になれる方がいらっしゃらない以上は、リヴァマス先生かトマスさんに同行頂かないといけませんけれど。 トマスさんたちに同行願いたいのは戦力が必要、という理由が特に大きいからと認識しています。 それがクリア出来るのであればトマスさんにリスクを負って頂きたくないのは、本音としては、個人的には少しありますね。 トマスさんには大義名分はありますので、知らせずに動くというのは心苦しいのもあるのですが…。 >作戦 ジュストさんが提案してくださっている流れで良さそうかなと思いました。 老騎士を優先的に排除したいのも同意です。こちらは発見次第引き付けを行い、内部へ影響が出ないように抑えつつ対処をしたいですね。
>現場責任者、協力者 僕としては味方戦力が少しでも増えれば心強いといった面での賛同だったのと、 トマス殿に責を負わせたくないという気持ちもわかるから リヴァマス先生に協力を仰ぐのでも無論問題はない。 そしてこれはもしかしたら、程度の話ではあるんだが。 ラマスを含む現ダンテ伯爵領の統治問題的にも先生に協力を仰いだ方がいいのだろうか。 リヴァマス家に領地を戻すかたちで話が進んでいたように思うのだが、 王意に背いてまで助けにきたのがどちらの家かというのが領民の心象に影響するかもしれない。 >作戦 ジュストが述べている流れに異論はないかな。 レティシア君が挙げてくれた屋根など高いところから索敵を行うのも良案だと思う。 弓を持っていけばそのまま射かけたりもできそうだ。 僕自身の行動は迷うな…… 強敵を抑える役目を担うか、その役目を担う者にヒールを届けるために討伐班でもいいし、 超視覚と暗視を習得済みだから屋根に上がっての索敵・弓での戦闘でもいい。 勿論子供達のことも気に掛かるし……皆の希望も見ながら考えさせてもらえれば。
>現場責任者、協力者 先ず、状況的に私達からお知らせしない限りは トマス様は依頼完了まで此度の件を把握される事は無いと認識しております。 そして仮にお知らせした場合は先生を留め、自身が対応されるとの事。 トマス様であれば、そうされた際の自身への影響は察していらっしゃるでしょう。 ゲルダ様やジュスト様が挙げられたようなご懸念はご尤もでございますし コルネリウス様の仰るように私もトマス様を案じる気持ちはございます。 ただ、あの地に縁深いのはトマス様も同様でございますし シオン様やカナン様は確かあちらの孤児院の出身であったと記憶しております。 そんな彼らをシャルガネ風に申しますと、蚊帳の外に置かれるのは あまりフェアではないのではと、私は感じております。 貴族として、民を守る為に力を尽くされようとする意志を尊重したいとも。 ですので、ローザリカ様が仰るように先生の協力も得た上で 現場ではトマス様達に協力をお願いする、というのは如何でしょうか? 要するに、当初は先生が現場に向かう筈だったものの グレゴール様が脱走してでも先生に同行されると強く仰いましたので それを止められた上で先生の子供達を救いたいという想いを汲み トマス様が代わりに向かわれたと、所謂一種の美談に仕立て上げるのです。 先生は以前「兄のお陰で陛下に無理を言える立場」と仰っておりましたので 法に反しない範囲内であれば、ある程度のお願いは可能と認識しております。 グレゴール様は先生の身の安全が確保されましたら他の事は問題視されませんでしょうし この方向性でしたら領民の皆様の感情面もクリアされるのではないかと……。
>作戦 基本的な流れとしては、ジュスト様が纏めて下さったもので私も異論はございません。 子供達の総人数に関しては、現地で最初に接触した子供から恐らく得られますでしょうか。 >子供対応 恐らく此度は命令以外の細かな指示を行える敵は不在であるという前提で もし奇襲を行うのであれば奇襲後に行う形となるのですけれど。 混乱した状況下では味方と敵の区別が難しい子供が居る可能性から サウンドボマーで冒険者が救出に伝えた事と 味方は特定の目印を身に着けている事をお伝えするのは如何でしょうか? 子供達に早期の内に安堵を与える事が可能でございますし 戦闘音等から更に孤児院から出てしまう子供が出るのも防止し 既に食料を求めて外に出ている子供は身を隠す事もお願い出来るのではないかと。 目印に関しては統一された色の布を特定の場所 例えば肩辺りに結ばれておりましたら確認がしやすいのではないかと存じます。
No.17
とりあえず時間も無くなってきたし予定変更してシーザーロア持ち込んで騎士引き寄せとかするかなと。今んとこ宣言してる人おらんし。 暗視で視界確保、レティシアさんのいうサウンドボマー持ち込んで伝達やろうかなーと 他の人がやるのであれば火力装備に変更して当初の弓で遠距離火力にするかね
トマス殿が動かなくても、自領で起きた問題だからね。 今回関わらせなくても、全く無影響というわけにはいかないだろうし。 レティシア嬢の挙げてくれたような形であれば幾つかの懸念の対応は出来るんじゃないかな。 きっとトマス殿自身も似たような言い訳というか風評対策は考えてくれると思う。 >サウンドボマー 救援が来たこと、冒険者たちが行くまでもう少し中で辛抱して欲しいことを子供たちに知らせるのは良いと思う。 ただ俺は所持していないので既に名乗りをあげてくれているサイラス殿か、他に希望者がいればその人にお願いしたい。 >自行動 では俺は討伐側で。 基本は識別範囲魔法で数の多いゾンビを排除。 騎士ゾンビをサイラス殿が引き寄せてくれたら魔弾3、周囲に他のゾンビもいれば纏めて識別範囲魔法で攻撃という形で考えている。
>自行動 では、私は保護側に回りましょう アーケインによる敵侵攻の遅延と銃眼光壁による足止めを行いつつ、範囲攻撃等での敵の排除を担えればと 無論、ご要請があればスタンブラストとカースによる敵拘束にも回れますのでその場合はお声かけいただければと
>担当分担 相談可能な時間も残り少なくなってまいりましたので もし現場責任者・協力者の件が私の案で問題が無いようでしたら 私の方で先生を始めとした方にご説明やお願いをさせて頂きますね。 一応、グレゴール様とも一度だけですが面識もございますので。 そして可能な方がいらっしゃいましたら、どなたかトマス様に此度の件をお知らせや 彼やシオン様、カナン様への現場でのお願い等をして頂けますと大変心強く存じます。 >サウンドボマー サイラス様にお願いを出来るのでしたらとても有難く。 もし他にも希望者がいらっしゃらなければよろしくお願い致します。 >照明 討伐メインの方であれば暗視で問題はございませんが 子供達の捜索や救出メインの方は彼らから視認が出来ますよう ランタンを始めとした照明がある方がよろしいかもしれません。 それに保護後、慣れた道とはいえ暗闇では足元は不安でございますし 人数次第では担がれるなりするにも限界もありますので 彼らが自力で歩く必要がある場合の備えになるのでは、と。 >自行動 私は子供達の救出及び保護を希望させて頂きます。 動きとしては食糧がある場所のルートで声掛け・捜索を行いつつ 孤児院に保護した子供達を届けた後は 周辺を警戒しつつ発見した敵への対応を予定しております。 出来ればヒーラーは二班のどちらにも居る事が望ましいので もしローザリカ様がこちらをご希望でしたら変更も可能でございます。
>担当 では、わたしも討伐側に向かいますね。 防御よりも殲滅力重視で、まあまあの強さの修道士ゾンビの数を減らすことを主軸に動きたいなと思います。 >トマス様 確かに、何も知らせない――蚊帳の外としてしまうのは、トマス様にとっても良い感情は持たれないかなとは思っていましたので、トマス様には事件についてお伝えはして『こちらで対応するため、信じて待っていてほしい』旨をお伝えする想定でした。 レティシア様のいう流れでしたら、おそらく問題はなさそうな気もします。――ですが、やっぱりわたしたちで対応できるならわたしたちで――という考えになってしまうので、トマス様への依頼は他の方にお願いをしたいな、と。
>現場責任者、協力者 そうですね、私もトマスさんに何も知らせずに進めることが懸念としてありました。 全体の気持ちも汲んでくださっていますし、レティシアさんの挙げて頂いた流れで私は異論ありません。 ひとまず、トマスさんへの連絡は行いたいな…と思うのですが現場同行を頼むのは少し心苦しさがあるので、他に連絡や協力要請してくださる方がいらっしゃればそちらにお任せしたいです。 >個人行動 子供達の救出及び保護に回ります。灯りも持参するようにしますね。 子供の保護及び護衛を最優先にしつつ、敵がいれば抑えるようにしようと思います。
ではトマス殿への連絡、現場での具体的な協力要請については俺の方から行おう。 現状カナン殿には子ども対応組の方に回って貰って、孤児院の外へ出ている子ども捜索と保護を優先。 トマス殿とシオン殿は討伐の助力をお願い出来たらと考えているけれど、助力内容や戦力分配でこうした方が良いのではという意見があれば追加や修正をするので教えて貰えると助かる。
>自身の行動 承知した、それじゃあ僕は討伐班の回復をまかされよう。 前衛にヒールを届けられる位置で、遠近両用に立ち回れるようにしていくつもりだ。 具体的には弓とヒーラー武器。遠方にはぐれたようなゾンビがいれば射かけたり、 前衛が捌ききれないような数のゾンビが集まれば僕も前衛に加担するなど臨機応変に動きたい。 ……もし、ジュストの方で連絡等に手(字数)を取られそうなら僕も助力するから言うように。 また君にばかり背負わせるのも面白くないし。
現場責任者及び協力者案に対する同意と ジュスト様にはトマス様達へのご対応、それぞれ感謝を致します。 指示に関してはそのような形で問題は無いかと。 ローゼリカ様は討伐班との事ですので 私は救出・捜索班担当と確定させて頂きます。