ホムンクルス救出作戦、参加者求む!
蓮華・水無月
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シナリオID:2494
オープニング
「『囚われのホムンクルスの救助』……って、そんな依頼来てたんですか?」
「ペデラさん、今日受付担当でしたっけ?」
「担当じゃないけどさ、ちょっと知り合いから頼まれて」
同僚達の言葉に応えながら、ペデラは生真面目に四隅が剥がれかかってないか、曲がっていないか確認して、よし、と1つ頷く。そんなペデラの横からまだ覗き込んでいる同僚達――ヒマなのかお前ら――の1人が、依頼人の名前を見てこてん、と首を傾けた。
「『石愛会(セキアイカイ)』……?」
「ああ、俺の趣味仲間でなんか、適当な名前がないかなって適当に決めた」
「ペデラさんの趣味……というとあの珍しい石集め仲間ですか?」
「待てお前ら!!」
異口同音になかなか失礼なことを言う同僚に、思わずペデラが全力で吠えた。いやオタクはオタクだけれども!
ペデラの全身全霊の叫びは華麗にスルーされ、それで何があったんです? とあっさり話題を転換される。それに細く息を吐いてペデラは「実はな……」と話し出したのだった。
●
古今東西、世の中には様々な趣味を持つ人が居る。ペデラにとっては珍しい石を集めるのがそれで、幸いにしてと言うべきか、同好の士も少数ながら存在した。
そんな面々と、その筋の店や雑貨屋、はたまた珍しい石の収集に訪れた野外で幾度となく顔を会わせるうちに、いつの間にか月1くらいのペースで集まって、お互いの手に入れた石の情報を披露したり、交換したりするようになって。趣味の前にはあまり大きな垣根もなく、一労働者からそれなりの金持ちまで集まるその集団を、会場となった飲食店の人々は不思議そうに見ていたというが、それは今はどうでも良い。
大事なのはその仲間内で、最近妙な動きをする者が現れたという事。そうしてシーフに報酬を払って探ってもらった所、その男の邸宅――仲間内で1番の金持ちの商人だった――には駆け出しと見られるホムンクルスが軟禁されていた、という事。
「軟禁、ですか」
「ああ。――ただ、かなり丁重にもてなしてはいるらしくて、本人は帰る気がないらしい」
重々しく頷いたペデラの言葉に、それはもう放置で良いんじゃ……? という空気が漂った。むしろ、救出に行った授恵者の方が悪者になる可能性すらある。
誰が言わずともその空気を読み取って、ペデラが「ダメだ」と首を振った。
「そいつの目的は賢者の石を奪うことなんだ。集会で『珍しい石が手に入る算段が付いた』『あとは採取するだけ』って言ってたからな」
珍しい石がホムンクルスの賢者の石、採取が賢者の石を奪うこと、なのだろう。シーフの調査結果と会合での言動は、ペデラにとってはこれ以上なく辻褄が合っていた。
ゆえに他の仲間達で話し合い、とにかくそのホムンクルスを助けなければ! と言う結論で合意して、ギルド職員であるペデラが依頼を貼り出すことになったのである。
「職権乱用……」
「違う! これは! 人助け! 人命救助! 大事!」
誰かがボソリと言ったのを、ペデラはぐっと拳を握り全力で否定した。そうして、まあ確かに危険なのは間違いなさそうだし、とそのまま募集を掛けられることになったのだった。
解説
マスターより
リプレイ
開かれた門扉の前に、ミゼリア・L・ステュクスは真っすぐ進み出た。正面から堂々と、それが彼女達の役割だ。
「あの……ここに、ホムンクルスが……つかまってると、きいた……のですが……」
「こちらにお世話になっているとある方からお伺いしまして」
ゆえに素直にそう告げた、ミゼリアの横でバル・ヌール・スケアクロウが笑顔で言い添えると、相手が固まる。シロっぽいな、と後ろから見ていたルイドはそう判断した。
だが、ここで留まるわけにはいかない。彼らが正面から訪問しているのは、別動隊のための陽動でもある。
ゆえに、バルが事前に冒険者ギルドで確認した監禁者の名前や特徴を告げれば、少し不穏な空気が漂う。それを察したルイドが先手を打って誘拐ではないかと指摘すると、ぎょっと目を見開いた男が唇に指を当てたのを、素早くサイラスが止めた。
「ヒッ!?」
「どうする? コレも黙らせとく?」
ひょい、とそのまま足を腹にのせれば、震えが伝わってくる。踏み抜かないだけ優しい。
何しろこちらに非はないのだ、正当防衛は仕方ないが、それ以上はいけない。無難にやらんとな、と自身に言い聞かせるサイラスである。
とまれ押し入る理由は述べた、後はお邪魔しますをするだけだ。
「『ごようあらため』、です……!」
たどたどしい口調でミゼリアが、門の中へ身を躍らせた。次々と駆け込んでいく冒険者達に続きつつ、ルイドが潜入組へ連絡する。
門を抜けた先は10m四方程度の、見晴らしの良い庭になっていた。犬が冒険者達に背を低くし、唸りを上げる。
そんな犬にディレイン・オールドケイジは、動物のおやつを差し出した。ぴく、と犬の耳が震えるが、それだけだ。
ふむ、と差し出した体勢のまま、ディレインはぼやいた。
「撫でる所まで行けたら良いんだけど、無理かなあ」
「出来たらこのまま穏便に入りたいよね」
フードを深く被ったルーンス・ラグネルも、犬を見ながらディレインに頷いた。ぴく、とまた犬の耳が震える。
うーん、とディレインが首の後ろを掻いた。
「目の前で地面にエーテルストライク打ち込んだら大人しくならないかなあ。最終手段はかわいそうだけどだいぶ手加減して吹っ飛ばす、とか」
「あまりやりたくないな、ストレスとかで病気になるかもだから」
口調とは裏腹に物騒な提案をあげた、ディレインにルーンスが顔を顰めた。とはいえ彼自身、最終最後は閃光塗弾で穏便に無力化するしかない、とは思っている。
どっちがいいか、と目配せし合う人間達をどう判断したのか、犬がふいに「くぅ」と伏せておやつを食べ始めた。よし、とディレインがその隙に包帯で足を縛り、無力化する。
終わったら解きにくるよ、とルーンスが犬に約束して仲間を振り返った。
「じゃ、行こうか」
「ええ。――まだ拉致監禁事件として扱うには微妙でしょうか」
「十分だろ」
頷いたバルが笑顔のまま物騒に呟くのに、サイラスが息を吐きながら肩を竦めた。そうして玄関ドアを蹴り開けて、6人は邸内へ踏み込んだのだった。
●潜入
仲間からのテレパスに、キリクとレピド・クロサイトは動き出す。まずはキリクが気配を探り、邸内の護衛達の位置を確かめそれらから1番遠い所を探れば、細く開いた2階の窓が見つかった。
キリアがいる可能性が高い。耳を澄ませて気配を探りつつ壁を昇ったレピドは、そっと窓を覗き込んだ。
無人だ――厄介者もキリアも居ない。そのまま部屋へ滑り込んで母蜘蛛糸のロープを下ろし、キリクを引き上げた。
礼を言ったキリクが扉の向こうの気配を探り、細く開いて確認する。
「――護衛は居なさそうだ」
「陽動が効いてるようだな」
今のうちにキリアを確保したいと、2人はそっと部屋から滑り出た。奥の、少し造作の違う扉が恐らく主の居室だろう。
そちらは最後に回し、施錠されている扉も開けて中を確認していく――が、どれもこれも外れだ。あとは主の居室か、と耳を澄ませるレピドは、中に誰かの気配があると気付き、極力気配を断って扉の前に張り付いた。
マークはまだ遠い、とキリクが目配せしたのに頷き、耳を寄せると男の声がした。――主人か。
(主人は書斎に居た)
それを共有し、書斎から離れた。一通り回ったがキリアは見当たらなかったとなると、後は階下か――考えていたキリクとレピドが、ふとそれに気付いて同時に視線を巡らせる。
「足音だ」
「誰かが上がって来る」
2人が足音を忍ばせて隠れようとするより、相手の方が僅かに早い。2つの足音が近くなり、隠れる物のない廊下で対面した。
額に灰銀色の石を抱く少女と、護衛らしき女。なぜか大事にパンを抱きかかえた少女が、不思議そうに2人を見て首を傾げ。
「このパンは私のですよ?」
――何とも言えない沈黙が下りた。
●御用改め
突然の訪問者に、屋敷は騒然となっていた。最低限のお出迎えが出来たのは、褒めるべき点だろう。
「敵じゃなけりゃだけど、な!」
「こっちに全力出してもらいたいからな」
大蛇身をぶぅんと振り回すサイラスに、唇の端を上げルイドは魔弾を放つ。蹴破った扉の向こうに待ち構えていた護衛は、床に転がって距離を取った。
そこに、ふわりとミゼリアが割って入る。闇を纏った彼女の意図は肉壁――己が身で仲間への射線を遮ろうというもの。
ゆえにある意味で守りを捨てたような、ミゼリアの動きに護衛は一瞬目を見開く。その隙を見逃さず、ルーンスが後ろから大量の光弾を降らせた。
(悪くないタイミングだね――けど)
1人足りない。そう巡らせたルーンスの視線の先に、正面の階段を上がっていく少女達の姿が映る――訂正、タイミングが悪い。
ならばアレは仲間に任せるしかないか、そう判断したルーンスの横で、ディレインが目を眇めた。彼我の距離は、少しだけ遠い。
一瞬だけ考えて、目の前の護衛を指さす。
「コレ任せてもいいかな?」
「構いませんよ、あれが同胞なら早急に確保すべきですからね」
そうして言ったディレインに、言われたバルは請け負った。それに軽く手を挙げ、ディレインは2階へ上がる隙をうかがう。
もう1人、とサイラスが目の前の敵を叩きながら視線を走らせる。殺界などを使われると厄介なので、早めに潰したい。
相手もプロなのだから、ここに1人しか居ない理由なんて、敢えてに決まっている。となれば――
「あんたならどう動く?」
「そりゃ見えない所からだろうよ」
問うたサイラスに、ルイドが答える。護衛に聞こえる会話も敢えてだ――その反応を見るため。
護衛は揺らがない、ように見える。だがほんの一瞬、ここではない場所を見つめた。
それを勿論、ルイドは見逃さない。ニッ、と唇の端を吊り上げ暗剣黄昏を振り抜く。
「そらよ!」
「く……っ!」
衝撃波を避けた護衛が、物陰から飛び出しがてらお返しを放ってくる。だがそこにはミゼリアが居る――身に纏う闇をさらに深めて両手を広げ、全ての衝撃を抱き締め、受け止めた。
ぎくり、と護衛達の動きが止まる。まるで痛みを感じていないようなミゼリアが、こてんと首を傾けて自身の傷を確かめるさまは、まるで人形が動いているかのよう。
それに飲まれてしまった隙に、すかさずディレインが2階へ駆け上がった。はっと我に返った護衛達からディレインを庇うべく、まるで怪我などないかのようにミゼリアが割って入る。
「いかせま、せん……!」
「まだ僕らとの話し合いが終わってないよ」
せっかちなのかな? と笑顔のルーンスが魔矢を放った。狙うは武器を持っている手。
命中した1人が武器を取り落とした、刹那にサイラスが止めの一撃を放つ。残る1人へとミゼリアが距離を詰め、思わず身を引いた所にルイドが光弾を降らせた。
ぐっ、と呻いて護衛が膝を突く。どっちも死んでない、ちゃんと正当防衛に収まったようだ。
よしよし、とルーンスが持参したロープで縛り上げるのを見ながら、ミゼリアは自身の傷を癒す。さて、とバルが仲間達を見回した。
「追います?」
「上で良いんでないの。取りあえず潰せば終わるだろし」
サイラスがじゃらりと鎖を鳴らしながら鼻を鳴らす。もてなされてるから帰りたくないのなら、それがなくなれば此処に留まる理由もないだろう。
それに、道理だね、とルーンスが頷いた瞬間。
「何事だ!?」
「ウィンスさん! 逃げて!」
叫び声が上から響いた。冒険者達が顔を見合わせ、階段を駆け上がる。
●決着
最初に立ち直ったのはレピドだった。
「キリア・ラーナだよな? 冒険者ギルドから迎えに来た」
言いながら嫌悪を堪えて後頭部を見せると、わぁ、と嬉しそうな声がする。護衛がすっとキリアを背後に隠した。
「あの?」
「あれは悪い人よ」
不思議そうなキリアに、告げる口調は子どもに言い聞かせるよう。そうなんですね、と納得した声が聞こえてくる。
違う! と護衛の動きを睨みつつキリクが声を張り上げた。
「主人はお前の額の賢者の石だけが目的なんだ!」
「排除するわ」
護衛が振ったタクトで、現れた小光球がこちらへと降り注ぐ。チッ、とかわしたレピドがそのまま護衛へと駆け出した。
思い切り体当たり、護衛の背後のキリアを掴んで抱き込み、転がって距離を取る。が、その騒ぎに2階の護衛が気付かないはずがない。
書斎の方からも「何事だ!?」と主人が出て来る。大人しくしていたキリアが、ぱっと顔を上げた。
「ウィンスさん! 逃げて!」
「おっと、間に合った」
そこにちょうど駆け付けたディレインが、護衛を六角柱に封じる。なっ、と怒りの表情で睨む彼女に口先だけで「ごめんねぇ」と笑って、他の3人を見た。
ちら、と互いを見たキリクとレピドが、後は任せたと退避に入る。あまり気は進まないが仕方ないと、手早くキリアを母蜘蛛糸のロープで縛り上げ、脇の窓から飛び出した。
呆気に取られた一同がその窓を見つめる。が、そこに冒険者達が駆けつけてくると、我に返って怒りを漲らせた。
「お前ら……っ!」
「けんじゃの石を、とられちゃうと…わたしたちは、死んじゃうので…石をとるのは、やめて、もらえませんか」
怒りに震えるウィンスを前に、自らの賢者の石を見せながらミゼリアが告げる。その声色は真摯で、だがギラリと賢者の石を見始めたウィンスには届かない。
バルが顔を顰めた。賢者の石は自分達の命の源、数多の死者の魂が圧縮された結晶なのに。
「例えばリザードマンに角を得る目的で同じ事をしたら、大騒動になるでしょう?」
自分達であれば問題ないと思われるのは心外だと、顔を顰めるバルの言葉に、そうだ、とウィンスが熱っぽく頷いた。だから攫ったのだ。
ああ、と凶暴な気分でバルは鼻を鳴らす。つまり覚悟の上だった訳だ。
ならば、
「遠慮は要りませんね、人間」
求めに相応しい対価を。否、最低でもそれを含む同程度以上の死を積み上げて、漸く対等に過ぎぬだろうに。
怒れるバルの槍に、光の刃が纏わり宙を切り裂いた。その穂先が届く寸前、護衛が割って入り、弾き返す。
ルーンスが降らせた光の小球が、攻勢に転じかけた護衛の足を止めさせた。同時にサイラスが張り巡らせた不可視のエーテルに、3人が捕らわれる。
主人が忌々しげに「どうにかしろ!」と護衛に怒鳴ったが、相手は肩を竦めるのみ。その様子を見たルイドが、なんだ、と剣を下ろした。
「てめぇ、人望ねぇのな」
「――ああ、そういう事」
ルイドの言葉にルーンスが終わったと察して眉を上げる。手分けして4人を拘束し、ウィンスの前でフードを下ろした。
反応はなかったが、構わず口を開いた。
「僕も商人なんだよね。阿呆な商売されると僕も困る。――うちの取引先はこの街にもいる。あなたのご活躍は僕から彼らに話しておくよ。我ら商人の担保は信頼……営業妨害だよ、阿呆」
――そうして彼らをギルドへ連行し、事件は終わったのだった。
●説明
ギルドではレピドとキリクが、キリアに事情説明している所だった。
「過去にはホムンクルスを殺害して賢者の石を抉り取り、コレクションしていた輩を成敗した事もあるんだ。そういう怖い奴は居るんだよ」
「まぁ」
目を見開くキリアだが、響いているのだろうか。キリクの脳裏に蘇るのは、彼自身、珍しいオッドアイゆえに目を付けられて攫われた時のこと。
賢者の石ゆえに監禁されたキリアを、助けたいのはだからだ。もう2度と同じような目に遭う人を見たくない、だから助けたいと訴えるキリクにキリアが、手に握ったままのパンを見た。
レピドがそれに1つ、頷く。
「まぁもてなしを受けたら帰りたくなかったよな……だが、こんな話を聞いたことは無いか」
それは、レピドが情操教育の一環で聞かされたおとぎ話。要約すると、昔々悪い吸血鬼がお菓子の家を建てて子供を誘い込み、太らせてから食おうと目論んだ――という筋書だ。
「あの屋敷の主人は吸血鬼ではないが、石がとてもとても大好きなんだ」と続けると、キリアが額を覆い隠した。レピドはまた1つ頷く。
「あのままもてなしを受け続けてたら……どうなったと思う?」
「でもご飯……」
「――強引に連れてきて外に出さない、ということは誘拐・軟禁になる。これだけでも十分良くないことだ」
レピドが努めて重々しく告げたのに、キリアは悲しそうに「ご飯……」と呟いた。それを見ていたバルはキリアの前に座り、目を合わせて問いかける。
「お世話になったのは良いですけども、それをちゃんとギルドの誰かにお伝えしましたか?」
バルの言葉にキリアはきょとん、と目を丸くした。思い付きもしなかったと、その表情が語っている。
連絡は大事ですよ、と言い聞かせるバルの表情は穏やかで、厳しい。
「私達を預かって、心配している方もいるのですからね」
「キリアさん……かえってきてくれて、うれしい……です」
「まぁ、いきなり友好的な金持ちが養ってくれるとか、あまりに都合良いことは信じねぇ方がいいぜ。世界にゃ優しさもあるだろうが冷酷さも溢れてんだ、俺らみたいな歪な存在が生まれるくらいにはな」
項垂れたキリアの手をそっと握り、ミゼリアがそっと声をかける。それに顔を輝かせたキリアは、だが続くルイドの言葉にさらに項垂れた。
でも仕方ないよねぇ、とディレインは思う。生まれたての赤子に近いのか、ちょっとの優しさにすぐ懐くのは危なっかしい。
ずるずると犯人を敢えて引っ張ってきたサイラスがぼやいた。
「これ、本当に採取する気だったかとか確認する必要無いよね? 無数の魂の塊とか、そんなに石として魅力あるのか分からんし」
「僕も解らないけど、石愛会自体はそこまで否定はしないかな――ただ、取り扱いに気を付けて欲しいけど」
力を持つ石もあるから、と苦言を呈したルーンスにペデラが「勿論」と胸を張る。その様子を、レピドはそっと見つめた。
――不謹慎だが、彼にこうして恩返しのような事が出来るのが、少し嬉しかった。
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:少ない8 / 4〜8人
2022年10月27日 18時55分15秒 公開
相談掲示板
お、俺も話せるんだなここ! まずは皆、集まってくれてありがとうな。 拐われてるキリアのこと、そして犯人のウィンスのこと、どうかよろしく頼む。頼りにしてるぜ!
……ミゼリアです。よろしく、おねがいします……ね。 ……けんじゃの石、なくなったら……ホムンクルスって、たぶん、しんじゃいます……よね……? たすけてあげたい……です。 いまのところ……ごえいのウォーリアと、戦おうかと思ってますが…… 何か、さくせんとか……あれば、従いたい……です。
ウォーリアのバル・ヌール・スケアクロウです。ホムンクルスです。 私達(ホムンクルス)だからこう、賢者の石が装飾品のように見える(見せている)面もあるでしょうけど、ちょっとドン引きモノではありますよね。 他の種族の方に例えるなら「貴方の眼がきれいなので抉り出して標本にさせてください」とか、「綺麗な手だったので切り取らせてください」みたいな感じでしょうか? まぁどちらにせよ随分と素敵な(猟奇的な)ご趣味なようですね。
レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 まぁ何事もほどほどが一番……と誰かが言っていた気がする。多分。 話し合った方が良さそうなのは「ウィンスと護衛への対処」と「キリアへの対処」辺りか? 前者は向こうにシーフがいないみたいなのでそこを突けないかと思ってはいるが考え中、後者はいきなり簀巻きにするよりはまず説得したいかな……と思っている。 今のところはそんな感じだ。
ヒーラーのルーンス・ラグネルだよ、よろしくね。 ……阿呆な商人がいるから、まともな商人に迷惑が掛かる……。 僕も簀巻きは最後の手段にしたいなー 今回キャスターがいないみたいなので、場合によってはキャスター装備でいくよ。
No.6
サイラスだ、よろしくなー とりあえずホムンクルスの確保はシーフ向きでない? 説得手段有れば壁移動と合わせて向かうとか。他のメンツが突撃して揺動、シューターのペットが小型なら一緒に連れてけばエーテルリンク合わせてある程度は二手に分かれられるし。 ぶっちゃけ相手仕留める必要もないしね。派手に仕掛けてる内に見つけて説得、出来なきゃダウンさせて連れ去るみたいな? むしろこれ行く時の手段が問題よなー。ホムンクルスの誘拐とかの噂とか聞きつけたとかそう言うの出さないと面倒な事になりそう
シューターのキリクだ、よろしく。 簀巻きでお持ち帰りは…あまりやりたくないな…。 以前にも賢者の石を抉り取ってコレクションしてた奴がいて、そいつを捕まえる依頼に参加したことがあるんだ。 その事も引き合いに出して、危険だから離れようと上手く説得したい。
ウォーリア、ルイド。よろしく頼むわ。 以前にも……ああ、3人くらい殺されてたやつか? 良くみりゃそん時の参加者全員揃ってんのな。今回も良しなに。 陽動に確保と、確かに分担できそうなら分担してぇな。 一方からだけだと捕縛対象が逃げ出す隙もあるかもしれねぇし。 突入理由は……そうだな、誘拐疑惑とかそのまま言っていい気はする。 特に陽動するんなら、その方が護衛役誘ったり注意も引きやすいんじゃねぇかな。 キリアについては、説得か連行かは個人的にゃどっちでも。 言われてるように実例出してもいいし、こっちの勘違いだったら帰すからと説いてもいいし、 ダメだったら簀巻き&再教育、と。
おじさんが最後かな? ディレイン・オールドケイジ、ヒーラーだよ。よろしくね。 突入理由ねえ…ホムンクルスを連れて同好の士を装えば入れてくれそうな気もするんだけど… かなり気分悪いんだよねえ。 やっぱり突入かなぁ…あ、庭に犬がいるんだね。 エサで上手いこと釣れないかな? 救出対象の説得はまかせるよ。 同族の言葉なら、少しは素直に聞いてくれるんじゃないかな。
>突入理由 一応僕商人なんで、商談装うのもできなくはないと思うけど、応じるかは賭けになるかなー >説得 こちらは同族の方にお願いしたいな。 自分が置かれている立場を理解できていないみたいだし、その辺りからの話になると、聞きやすいかなーって。
>突入というか まぁ変な話かもしれませんが、基本的に私達(ホムンクルス)の身元に関しては「冒険者ギルド」の預かりになっていますから、連絡もなく行方不明になっている以上、冒険者ギルドは彼女の身元と安全を確認する義務があると思うのですよね。 どれだけ丁重な扱いであれ他の種族であっても拉致監禁に違いないのですし 要素だけ抜き取れば身代金の為に人質を手厚く保護しているのと変わりませんしねー。 >説得 私個人としては簀巻きも止む無し、位は考えていますねぇ。 私達は何かしらで一回死んでますし、危機感とかそういったものが曖昧になっても仕方ない部分はありますから。 まぁそれはそれとしてお話はするつもりではありますね。 しかしあれなことを言いますと、これ(賢者の石)って 「無数の死人(魂)の圧縮物」ですから、厳密に石かと言われると中々何とも言えませんよね。
>賢者の石を抉り取って~ その事件、報告書を読んだ記憶があるな。 今回よりもさらに物騒な事件だったが、その時解決した者が来てくれたのは心強い。 >突入 ……直球で「御用改めである!」で強気にいっていい気もするんだよな。 ペデラ達に気取られるくらいだから元々隠し事が上手いタイプでもなさそうだし、普通にボロを出しそうな気がする。 >ホムンクルスの確保 なるほど、二手に分かれるのはありだな。 確保がシーフ向きなのもそうだと思う。助言に感謝を。 >犬 正直こいつがいなければ、壁登りほかを使って窓越しに中の人員の現在地を絞る事も出来そうなんだよな。 ディレインの言うように動物のおやつとかで釣られてくれるだろうか……?
>犬 1人が犬についてエリアサイレンスで吠えても聞こえないように出来ないかとか考えたけど、そもそも繋がれてるのか?この犬。 庭に放し飼い状態なら逃げないようにずっと抑えとく必要があるしあんまり現実的じゃあないかと思い直した。 食べ物で釣ってそれに眠り薬を仕込んでおく、とかが簡単かな。 >突入 まあ、実際誘拐監禁はしてるわけだからな…。真正面から行っても大丈夫か? 相手一般人だし、キリアを連れ出すまで押さえつけとくのは出来ると思う。
……ようどうと、かくほで、わかれる感じ……でしょうか。 なら……わたしは、正面からのりこんで、ごえいの人たちと、戦う感じで、いこうかなと……。 ゆうかいされたホムンクルスが、ここにいるとききました……って、直球で伝える感じで、大丈夫そう……でしょうか。 ごえいの人たちを倒せた後に、キリアさんに会えたら…… もし、帰るのをいやがってるようでしたら、わたしからも、少し、お話してみます……ね。
No.15
放し飼いではないと思う。庭走り回ってるし 食べ物で釣れるかは五分かねぇ?犬の性格次第では知らん相手からもらう物は警戒するし ぶっちゃけ最初に訪問的な振る舞いは賊扱い避けるのと、揺動くらいのつもりで言ったなー。 多分自覚はあるから護衛連れてくるとは思うし、最初連れてなければ速攻で捕縛できるし、慌てて護衛呼ぶとかされても1人2人はこっちに釘付けされてシーフの強襲楽になるかなと だからそういうのなく派手に御用改でも良いんじゃないかと?
うーんと、御用改めはする方向として、それを陽動にして別の潜入班を作るか、全員で突入するか、ってところ? 勝手にブレーンストーミングしてみるんで、ご意見ご感想、ここが変のご指摘、別案等々、なんでもどうぞー。 ↓↓ 邸宅なんだけど2mの壁で囲まれてるなら、十中八九、門がある。その門を素直に開けてくれるか?ってとこがまず最初かな。 壁を越えれる人に内側から開けてもらうのもありかも。 そうでなければ、この時点から御用改め開始になりそう? で、御用改めしちゃうなら、犬が来てもあんまり困らないのかな。自分で言い出しておいてなんだけど、騒ぎ始めたら寄ってきそう。 手加減した一撃で寝てもらうとか、脚をロープで縛っちゃうとか。 潜入班を作るなら、犬が御用改め班へ向かったタイミングで動き出してもらう感じかなあ。 邸宅の中に入ったら、1階と2階で分かれて探した方が効率よさそう? 救出対象の部屋は2階だけど、そこにいるとは限らないんだよね。 全員御用改めなら階段を見つけ次第2班に分かれる、潜入班がいるならそっちに2階を任せて陽動班は1階で暴れ続ける? 対象を見つけたら音で合図すれば、離れてる班もわかりやすい?ただ邸宅にいる他の人たちにもバレて集まって来られちゃうかなあ。 下働きの人を見つけたら救助対象の部屋まで案内してもらうのもあり? 護衛は無力化しないとだよね。 キャスターが厄介だけど、光縛封で閉じ込めて、その間にウォーリアの対処してもいいかも。 主犯は縄で縛ってギルドに突き出したいなあ個人的には。最悪なのは救出対象を連れて逃げられることだけど、その辺は時間との勝負的なところもあるよねえ。
(ここまで石に執着するならシグモル火山の開発を餌にしたらパトロンになったりしてくれたりしないでしょうか、まだ未使用分があるかもしれないとそそのかしたり) >理由 誘拐云々に関しては屋敷の人達の共通認識かわかりませんので、シンプルに正面から「お世話になっている彼女を迎えに来ました」でもいいかもしれませんね。 身体的特徴が一致する人(ホムンクルス)もいるわけですし、関係者といっても差し支えないと思いますから それこそ並行して以前の事件(賢者の石を抉り取って殺害していたもの)もお話しして、そういった事件がありましたので警戒しているんですと説明してもいいかもしれません。 正面から疑惑をぶつければ心ある人であれば味方についてくれるかもしれませんし
>班分け 分けるなら潜入役はシーフ頼りだから、やるかどうかはレピドの希望次第になっかな。 やる場合、他同行するとしたらサイラスが言ってたようにシューターのペットくらいか。 そうすっと合図は音以外だとエーテルリンク、持ち込めるならテレパスあたりも使えっかね。 >理由 俺もこれは最低限『よほど非合法』にならなきゃいいかな、くらいの感覚だったな。 んで、班分けするとしたらって前提ばっかにゃなるんだが、やっぱ直球でいいんじゃねぇかなぁ。 護衛に加えて犬も引き付けられるかも、っての確かにそうだよな。 少数になる潜入役の負担はなるべく減らしてぇし、派手にやって注目されておきたい。 >護衛 捕縛対象の逃走も考慮するなら、殺界+澱嵐設置で時間稼ぎに注力とかされると相当鬱陶しいな。 素直にこっちの排除を狙って仕掛けて来てくれりゃいいんだが。 今んとこ、一応遠距離攻撃は持っとく予定。
>班分け 俺の希望としては潜入して早めにキリヤを確保したい、かな……彼女とウィンスはなるべく引き離しておきたいし(丸め込まれかねないから)。 それとテレパスは持ち込める。音なら以前譲り受けた小型管楽器が使えるかな。 >理由 バルの言ってくれている感じでいいんじゃないかと思う。 >主犯 これはディレインに同意で。 非授恵者だから殺さないように少々注意が必要そうだ。
僕は潜入組にしておこうかな。 上手くキリアを説得して連れ出したい。
レピドさんと、キリクさんが、潜入してくださるなら……こちらは、正面から「お迎えに来ました」的なお話をして、中へ入れてもらえなさそうなら、陽動もかねて、「ごようあらため」を始める感じ……でしょうか。 突入組は、1階と、2階は……てわけして、さがします……か? 敵のキャスターを、光縛封で閉じ込めておいてくださるのは……心強い……です。
俺は突入組だな。 光縛封と、あと遠距離攻撃できるように魔矢かな。 ロープも持ってくよ。
あ、私は正面から行きますよ? お迎えの立場で行こうと思ってますから 護衛につきましてはまあ、何事もなければそれでいいと思いますけど
僕も潜入向きではないし、突入するよ。 スキルはもう少し考えるね。
んじゃテレパス持って突入組で。潜入組へは状況の推移連絡しておくわ。 捜索は……護衛が思ったより早く片付いたら手分け、でなきゃ1階集中とかかね。