【渡鴉】夜討ちの逆襲
影絵 企鵝
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シナリオID:2447
オープニング
「この女だ。この女が私の商品に手を出したのだ」
シルバード、レッドブーツの縄張りにあるとある屋敷。メチヤ・アクドイはレッドブーツの幹部の一人の前で、一枚の似顔絵を突き出していた。つい最近ノズドランマーケットでどんちゃん騒ぎを起こし、すっかり知らぬ者は無くなってしまった少女のしたり顔が描かれている。
「素性もわかっている。リーンエス王国のティロール子爵の妹、ミネルヴァだ。直ちに捕えて、落とし前をつけさせるべきだ」
「……なぜ俺達がそんな事をする必要がある?」
ゴブリン達は顔を見合わせ、アクドイに向かってせせら笑った。アクドイは眉を顰めて彼らへ詰め寄る。
「何故? この女は私の出品予定だった奴隷を逃がしたばかりか、ついでにそこにいる奴隷を纏めて解放して奴隷市場を一つ潰したのだぞ。お前達の顔に泥を塗っているのに、なぜそうも冷静にしていられる」
「それはおかしい話だな。私のところに上がってきた報告だと、貴様がもたもたして競りの始まりが遅れている間に、傭兵が退屈まぎれに女を一人手籠めにしようとしたところを逆襲されて、そのまま全員に逃げられたと聞いているがな」
幹部のゴブリンは羊皮紙を一枚摘まんでひらひらさせる。そこには線の細い達筆ですらすらと奴隷逃亡の顛末が記されていた。
「馬鹿な。授恵者の傭兵を十人付けていたんだぞ。何をどうやれば逆襲されるというんだ」
「捕虜の中には『太刀風のルセア』がいたんだろう? 大型クリーパー相手に殿を務めて生き残ったほどの手練れなら、不可能ではあるまい」
「ふざけるな。あの女はまさにその戦いで利き腕を傷めて冒険者を引退しているんだぞ。何をどう考えたらそんな結論になるんだ」
アクドイが声を荒らげると、幹部は静かに右手を掲げる。舎弟二人が素早く身を乗り出し、アクドイの両腕を掴んで幹部の机から引き剥がした。
「うるさいぞ、商人。貴様の置かれた立場が分かっていないのか?」
「何だと」
幹部がおもむろに立ち上がると、舎弟二人は無理矢理アクドイを地面に伏せさせる。強引に見下ろす体勢を作った幹部は、冷たい目でアクドイを睨む。
「事実次第はどうでもいい。貴様の失態で我々がどれだけ面倒な目に遭うと思う?」
幹部は鋭いナイフを抜き放つと、アクドイの髪を一房一房剃り落としていく。
「奴隷市場に売られかけた帝国貴族の娘が、その道中で陵虐を受けたと方々に訴えている。帝国貴族に恩を売りたいブラックデスが、こんな機会を見逃すはずがない。また小煩く要求を押し付けてくるだろう。その対応だけで我々はもう手一杯だ。全てお前の不手際だぞ。お前こそどう落とし前を付ける?」
ナイフの切っ先を商人の頬に滑らせ、幹部は尋ねる。
「そうだな……貴様が肌身離さず持っている『ヴァネッサの涙』。それを明け渡すなら赦してやる」
それを聞いた瞬間、アクドイは血相を変えた。
「馬鹿な! これは私があらゆる手を尽くして手に入れた代物だ。それを簡単に……」
「ならここで死ぬか」
舎弟はアクドイを床に押し付け、幹部はナイフの切っ先をアクドイの眼へ向ける。
「……わ、わかった! 渡す。渡すとも……」
「そうだ。素直にするのが一番だぞ」
幹部が頷くと、舎弟は無理矢理アクドイを引っ張り立たせる。アクドイは美しいブルーダイヤモンドをロケットから取り出すと、ゴブリンに向かって投げつけた。そのまま彼は踵を返すと、脱兎の如く走り抜ける。
その背中を見送り、ゴブリンは舌打ちする。
「思い上がるなよ。リブラネスタのヒューマン風情が」
●名を冠する者
一か月以上にもわたるノズドランマーケットの終わりを見届け、ミネルヴァ・フィーギルとエレアノール・シュヴァリエは馬に乗って帰路についていた。空には月が高く昇り、星がちらちらと瞬いている。
「マシューの調子はどう? 少しは元気になった?」
エルは空を見上げながらぽつりと呟く。ミーナはこくりと頷いた。
「まだ昔ほどじゃないけど。でもお金に余裕が出来たから、色々やってみる気になったみたい。ようやく“例の件”も前向きに考える事にしたって」
「遅すぎよ、ほんとに。戦場に立ってる時はすっぱすぱ即断即決してたくせに、どうして普段は出来ないのかしら」
三角帽子のつばを目深に下げ、彼女はふいと顔を背ける。ちょっぴり子供っぽいその仕草を見て、思わずミーナは苦笑する。
「許してあげてよ。“アドラーベルク”を私達の問題に巻き込みたくなかったんだから。その気持ちは私だって同じだし。だから私もずっとフリッツの求婚にうんと言えなかったんだもん。でも、今まで見たこともないお金の山が出来ていくのを見て、すとんと腰が抜けて、よくよく考えたら別にいいじゃん、いっそ全部巻き込んじゃえって気になって……だから」
「ミーナは良いわよ。まだまだ若いんだもん」
「エルだってまだ二十四でしょ」
ミーナが首を傾げると、エルはふんと鼻を鳴らした。
「ダメよ。あいつのために何人子ども産んであげたらいいのかとか、どんな風に家を盛り立てようかとか、色々考えてるんだから。これ以上遅れたら計画が全部……」
言いかけて、ふとエルは口をつぐんだ。鞍の杖を抜いた彼女は、ふと茂みにその石突を向けた。翡翠の魔弾が放たれ、茂みの奥からくぐもった声が響き渡る。
「出てきなさい。隠れていても獣の考える事なんてお見通しよ!」
エルが朗々と叫ぶと、茂みから飛び出した四人のシーフが一気に彼女へ突っ込む。二人は馬の鞍を蹴って跳び上がると、シーフの攻撃をひらりと躱し、反撃の一撃を手近な相手に叩き込む。シーフ達はどうにか態勢を立て直し、ミーナ達と対峙する。
「ちっ……」
「闇討ちならやれると思った? 冗談じゃない」
エルは天高く花火を一発撃ちあげると、高らかに叫んだ。
「私は始まりの百家が一、アドラーベルク侯爵家の末裔エレアノール! 霊界に還る前に、この名を魂に刻んで行け!」
どこからともなく響き渡る鷲の喚声。王国騎士として、冒険者として今も戦い抜く歴戦の魔道士を前に、思わず傭兵は尻込みした。
その脇を固めるように剣を抜いたミーナは、エルにこっそり囁く。
「どこかでアクドイは絶対見てるはず。皆が捕まえるまでは我慢してね」
「わかってるわよ。私を何だと思ってるの」
街道の真ん中でミーナとエルが切り結んでいる間に、君達は茂みの中を突き進み、物陰に潜む傭兵達の姿を、何よりアクドイの姿を探し求めていた。
目的は二つ。報復をもくろむアクドイと、彼が雇った傭兵からミーナ達を守る事。そして、どこかで報復の瞬間を待ち望んでいるアクドイを見つけて捕える事。
ゴールディのマフィアさえ騒がすお転婆少女が描き抜いた一枚の絵が、君達の手によって完成しようとしていた。
解説
マスターより
リプレイ
高らかにエルが名乗りを上げた瞬間、彼女の傍に控えていた従者もフードを脱ぎ捨てた。正体はアウレーリア・フォン・ネーベルベルク。ミーナ達の傍に控えておいて、自らもアクドイの襲撃を迎え撃ってやろうという算段である。
「さぁ! 疾く疾くおいでなさい!」
杖を高く振りかざし、頭上に掲げた無数の火の球を一気に擲つ。駆け抜けた火の球が周りの茂みを薙ぎ払い、周囲にぎらぎらと眼を光らせる。
「今度こそ逃しはしないわ、決して」
夜襲に怯まず立ち向かう令嬢達。シューターは闇夜に紛れ、アウレーリアの背中に狙いを定めて矢を放つ。だが、いきなり飛び出してきた一頭のゴリラが吼えながら立ちはだかり、その矢を正面から受け止めた。ゴリラと眼があったシューターはすぐ木陰に隠れようとしたが、先手を取って陰から放たれた一矢が彼の腕を射貫く。キリアン・フィッツジェラルドは呻く射手の姿を横から窺いつつ、森の中に目を走らせる。令嬢達を闇討ちしようと企む傭兵達の姿が、ぼんやりと黄色い光を放っている。
(あの手の商人は生き汚い。自らの命を棄ててまで復讐を果たすより、最期の最期まで欲のままに生きたいと思うでしょう)
キリアンは掌を翳し、夜闇の中へエーテルの波動を走らせる。圧倒しすぎてアクドイに敗北を悟らせては仕方ない。今は首魁を見つけるのが先決だ。
三人の貴族令嬢にゴリラまで加わって、街道のど真ん中は混沌としつつある。シーフは茂みから茂みに飛び移り、ミーナやエルへ襲い掛かる。キャスターが物陰から杖を向け、アウレーリアへ魔弾や魔矢を撃ちかける。グレイブ・ヤードは祭祀刀を抜きながら、そんな街道のど真ん中を堂々と歩いていく。
「シルバードを出て三里も行けば、闇夜に舞う者の跳梁跋扈が見られると」
新たな闖入者に、ミーナと切り結んでいたシーフは咄嗟に彼へ刃を向けた。
「仕方ありません。少しばかり道を照らしてあげるといたしましょう」
グレイブが天へ刃を掲げると、そこに映った月が眩く輝き、光の玉と化して宙へ浮かび上がった。暗がりの中にいきなり現れた光に、周囲の者達は皆眩惑した。
「新手だ! さっさと狙え!」
片目を瞑りながら何とか目を慣らした一人のシーフが、短剣を逆手に持ち替えて叫ぶ。シューターの放つ炸光矢の後を追うように、彼はグレイブへと走る。
肉薄するシーフ。だが、その刃が届く前に、彼の身体に重い衝撃が襲いかかった。茂みの中から飛び出してきたヴィルヘルミナが、盾でいきなり殴りかかってきたのである。
「させませんよ」
グレイブの傍で仁王立ちした彼女は、盾を掲げてその身にエーテルの鎧を纏う。見た目は華奢でも彼女は頑健なドワーフ。張りのだらしない弓では何本矢を撃っても彼女を傷つけられない。
「金剛不壊の鎧、打ち破れるものなら打ち破ってみなさい」
次々に現れる手練れの授恵者達。傭兵達はとうとう自分が蛇の潜む藪を突いたのだと気付いた。枝の上に座り込んだキャスターは、顔をしかめて杖を振りかざす。
「下がれ! 態勢を立て直す!」
激しい旋風が巻き起こり、グレイブとヴィルヘルミナに襲い掛かった。彼らが足を止めて旋風をやり過ごしている間に、シューターが次々に濃煙炸弾を街道の中へと撃ち込んでいく。光と白い霧が混ざり合い、街道は真っ白に塗り潰される。その隙に傭兵団は一斉に動き出した。シューターは木の上を飛び移りながら、エーテルの波動を辺りにばら撒いていく。大きな幹の影に、一つの獣人の影があった。セリオス・オーガストである。射手はこっそり矢を番えると、彼の背中へと狙いを定める。
セリオスは射手に背を向けたまま、静かに弓を構える。力強く固い木の根を踏みつけると、森の中に高く跳び上がり、振り返りながら天目掛けて矢を放つ。暗闇の中に紛れた矢は、大きな大きな弧を描き、射手の肩に突き刺さった。
「馬鹿な……」
「森は獣の狩場だ。どこに隠れようと、狙いを定めて……撃ち抜く」
「くそっ!」
射手は矢柄を力任せに折ると、得物を短剣に持ち替えて木を飛び降りる。
「後れを取るな! 先手を取って仕掛けろ!」
シーフも茂みを縫って飛び出し、セリオスの背後を狙って短剣を構える。刹那、風のように駆け抜けたツィーラ・イェレミースが敵へ頭から突っ込んだ。
「てあーっ! つぃーら・あたっく!」
頭を庇うように左の肘を突き出し、シーフの脇腹を穿つ。細身の少女の突撃とはいえ、全体重が乗れば肋骨が軋む。シーフは息を詰まらせ、その場に膝をつきそうになった。闇雲に振り回された短剣が、ツィーラの前髪の先を掠める。
「もういっぱーつ! つぃーら・きっく!」
ツィーラは叫びながら回し蹴りをシーフの鳩尾に叩き込む。体勢を崩していた男は力任せの一撃をまともに受け、その場で縮こまる。
「ついでにつぃーら・がーど!」
シーフの胸倉を掴むと、ツィーラは彼を盾のように構えて跳んできた魔弾を受け止める。
「てめえ……それが人間のやる事かよ」
「近くにいたきみが悪いんだよ!」
淀みなく言い放ったツィーラは、気を失ったシーフを残して再び走り出した。仲間をまんまと盾にされたキャスターは、憤然と彼女の後を追いかける。
「あのクソガキめ、コケにしやがって」
呪術師は杖を掲げたまま、一際枝ぶりの良い木の下に近寄る。幹の影に身を預け、別のシーフと取っ組み合うツィーラへ狙いを定める。
「リンゴの木の下で帽子を直すな……だっけ?」
サイラスはそんな呪術師の姿を目に捉え、弓を構える。堅い鱗の竜が身を擡げるように、弓はぎりぎりと軋む。次の瞬間に放たれた矢は、鋭く鳴いて太い枝の根元を貫いた。湿った木くずが飛び散り、支えを失った枝は折れて呪術師の脳天に襲い掛かる。ツィーラに夢中になっていた呪術師は重い枝の一撃をまともに受け、そのまま下敷きになる。
「ぐえっ」
重い枝をどうにか押しのけようとする男を見下ろし、サイラスはもう一本矢を番える。
「こんな災難に遭うんじゃ気を付けないとな」
竜の咆哮と共に、矢は容赦なく突き立った。
傭兵団と冒険者達が輝きの中で火花を散らす裏で、二人のエルフはひっそりと動き続けていた。サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブは軽やかに駆け回って枝の中に隠れ、この喧噪の中で動きの見えない敵をじっと探していた。一度、二度と探査用のエーテルを周囲に放ちながら、サフィラは小首を傾げる。戦いの最前線から大きく離れた不自然な位置に三人が立っている。グレイブの掲げる照明も殆ど届かず、暗視の力を以てしてもその顔立ちまでは伺えない。
(にゃ! アクドイっぽい人見つけたよ!)
サフィラは親友のコルネリウス・アーラに一声かけると、枝から飛び降りてそのままほんの僅か宙へ浮きながら三つ揃った影を目指す。激しさを増す戦いに気を取られ、影はサフィラに気付く気配はない。
サフィラからの連絡を受け、コルネも足音を忍ばせながらアクドイらしき人影へと迫っていく。杖や弓を構えた傭兵が忙しなく周囲を見渡しているところを見るに、どうやら『当たり』のようだ。
(相変わらずお高く留まろうとしてるんですね。ここが地獄へ続く一里塚とも知らないで)
最初はミーナの義賊ごっこに付き合っているだけのつもりだったが、今はすっかり自分自身の義心に突き動かされていた。
護衛がコルネの方に向かって捜波を放つ。コルネは先手を打って飛び出した。腱の頑丈さにモノを言わせて強引に加速し、黒い影の真正面へ飛び出した。みすぼらしいざんばら頭だが、その顔は間違いなくアクドイその人であった。
「御機嫌よう。こんなところに星を見に来たのですか?」
「貴様……!」
「さあ! クラリーネ・ドライバッハを牢獄から救い出したのはこの私ですよ!」
コルネは一声叫んで周囲にエーテルを叩きつける。その挑発的な文言は何よりもアクドイの復讐心を煽りたてる。
「お前のせいで全てを失ったというわけだ!」
短剣を抜いたアクドイは、二人の傭兵と共に自らコルネへと切りかかる。コルネは盾を構えたまま、攻撃を捌きながら三人を明るい街道の方へと引き寄せる。
「とりゃー! 大人しくお縄につけーっ!」
そこへサフィラが一気に襲いかかった。宙を滑るように突進し、全力の足払いを掛ける。だが、すんでのところで弓兵が気付き、間に割って入ってその一撃を止める。
「あーもう! 邪魔だってば!」
サフィラは素早く起き上がると、籠手を嵌めた拳で弓兵を強襲する。その取っ組み合いを見てふと我に返ったアクドイは、自らが置かれた危機的状況を思い知る。
「……あの小娘、どこまで私を虚仮にする……!」
アクドイは捨て台詞を吐くと、振り返って脱兎の如くその場を逃れ去ろうとする。煌々とする白光の中、黒いケープが揺れた。小さな声を鋭い聴覚で捉えたキリアンは、その方角へ目を走らせ、そばの主に叫ぶ。
「リア! アクドイが逃げようとしています!」
「そう……ならついに時が来たというわけね」
アウレーリアは杖を掲げると、アクドイの背中を睨みつける。杖の先から激しい火花が迸った。
「“帝国”を侮った代償を存分に味わいなさい」
杖を力任せに突き出し、稲妻渦巻く空間を広げてアクドイを囲む。爆竹のように破裂音が響き渡り、アクドイは咄嗟に足を止める。
「そこです!」
ルアンナ・ミュラーが飛び出した。杖を振り抜き、エーテルの鉄糸を素早く放つ。稲妻の渦に脅かされたアクドイに避ける事はままならず、あっという間にその身体を捉えられてしまった。
「メチヤ・アクドイ! お前がどれほどの数の人間を絶望の淵に追い落としてきたか、全て調べはついていますよ! 今日その淵に落ちるのは、他ならぬお前ですからね!」
ルアンナは一撃叩き込もうとさらに杖を振り上げるが、キャスターが正面に割って入り、彼女目掛けて魔霞を放つ。毒々しい色の瘴気の壁が、ルアンナ目掛けて襲い掛かる。ルアンナは横に身を翻して霞を避けると、反撃に銀の魔弾を放つ。
「ちょっと! こんな奴に味方したって得は無いですよ!」
「故に大人しく縄につけとでも? 生憎、俺達自身もあのお嬢様に用があるのだ。引き下がるつもりはない」
二人のキャスターが文字通りに火花を散らす。その裏で、縛られたアクドイは消えた稲妻の渦の向こう側へと這って逃れようとしていた。
「こんな……ところで……!」
「死ななきゃいいわね」
アクドイの背中に杖の石突が叩きつけられる。その眼を怒りの劫火で爛々とさせたアウレーリアが、口端に歪んだ笑みを浮かべていた。
「ま、待て――」
アウレーリアが目を覆った瞬間、杖の石突から甲高い爆音と閃光が放たれた。普段の威力の九割引きだが、全てを失った男をねじ伏せるには十二分だった。
「……ふん」
泡を吹いたアクドイの背中を踏み躙ると、彼女は戦場へと向き直った。雇い主の救援に駆け付けたシューターと視線が交錯する。
「貴方達にも格の違いを教えてあげる」
懐から取り出した閃光塗弾のピンを抜いて炸裂させる。閃光が閃く瞬間、シューターは咄嗟に目を覆い隠し、茂みの中へと逃げ込もうとする。
「逃げ場なんてどこにも無いわよ!」
アウレーリアは杖で天を掻き回す。炎の渦がごうごうと音を立て、彼女が杖を突き出した瞬間、シューターの隠れた茂みに襲い掛かる。炎に巻かれた傭兵は、苦悶の声を上げるのがやっとだった。
倒れたままのアクドイを、サフィラが引きずり木の幹へと縛り付ける。森の中を見渡し、彼女は高らかに叫んだ。
「よーし! アクドイ確保! みんな遠慮なくやっちゃって!」
サフィラの声は森の中にこだまする。グレイブと切り結んでいたシーフは、苦々しげに刀を払って三歩飛び退く。
「だから言ったんだ。こっちに来んなって……案の定だ」
「どうしますか? 傭兵は信用と契約が全てと言いますが……雇用主が我々の手に落ちた今、ここから先はもう骨折り損になるのでは?」
グレイブは仮面の奥から投降を呼びかける。しかしシーフは鼻で笑った。
「どうせ逃げ場なんて無いだろう。なら“良いように”見せておくさ」
「……なるほど。“それでは皆様、夜闇の深さにご用心を”」
グレイブが刀を振ってお辞儀をした瞬間、背後に照らしていた光の球がぱちりと消えた。森は暗闇に落ち、周囲の視界は暗転する。
「粋な真似しやがって」
唸るシーフ。グレイブは今まで閉ざしていた目を開くと、杖を掲げて回復の魔法陣を展開する。
「では仕上げと参りましょう」
ツィーラは暗闇の中も構わず突っ走る。その視線の先には、木の幹の影に隠れるシューターの姿があった。放たれた矢を、彼女は半身になって躱す。
「あたらないよーだ!」
彼女は一足飛びに射手の懐へ飛び込むと、乱暴に剣を振り抜く。射手は弓を突き出し咄嗟に受け止めた。ツィーラはじりじりと肉薄し、射手の眼を捉えて尋ねる。
「きみ達も、あのおじさんの手伝いをしてたくさんの人を捕まえてたんだね?」
「そうさ。手っ取り早く儲かるからな」
射手は悪びれずに言う。ツィーラは口を曲げると、弓を叩き落として蹴飛ばす。
「じゃあ、君達にも思いっきりおしおきするね! 自由を奪うっていうのは、絶対やっちゃいけないことなんだよ!」
ツィーラは電光石火の勢いで飛び出し、紫電一閃の斬撃を浴びせた。
「うげっ……」
鉄の胸当てを砕かれた射手は、へなへなとその場にひっくり返った。
「つぎは誰が相手かな?」
ツィーラは辺りを見渡す。シーフの一人と眼があったが、彼はその身を翻して素早く森の中へと潜り込んでいく。
「逃がしはしませんよ」
ヴィルヘルミナはそんな彼の動きを目ざとく捉え、猛然と突き進む。放たれる矢の一撃にも構わず、シーフの横っ腹に飛び蹴りを浴びせる。体勢を崩したところに、どこからともなく放たれた二本の矢が彼の身体を次々に捉えた。
「逃げずに戦いますか。……剣を手に生きる者の、せめてもの矜持といったところですか」
キリアンは懐から閃光塗弾を取り出すと、キャスターの目の前に放り込む。暗闇が一瞬白い閃光に包まれた。キャスターはキリアンの隠れる方目掛けて闇雲に魔弾を放つが、暗闇の中から放たれた一矢がその背中を捉えて倒した。男が倒れるのを見届けると、セリオスは弓を構え直して再び闇の中へと潜り込む。彼の姿は闇の中に融け込み、他の冒険者達への対応に必死な傭兵達を次から次に矢で仕留めていく。
「ちっ……これ以上付き合ってられるかよ」
見えない獣人に追い詰められた一人のアーチャーが、仲間達から離れてこっそりと逃げ去ろうとする。しかし、その肩を一本の矢が容赦なく貫いた。男が呻きながら振り返ると、サイラスが止めの一矢を番えるところだった。
「おいおい、逃げるなよ」
弦を解き放った瞬間空気が震え、深紅の花が暗闇に咲き乱れた。
男の断末魔が森の奥に響き渡る。それを聞いた傭兵の一人が慌てて叫んだ。
「おい、固まれ! ばらけて戦うな!」
傭兵達は駆け寄り方陣を築こうとする。しかし、最早その動きもコルネとサフィラに捉えられていた。二人は得物にエーテルを纏わせると、一斉に傭兵の群れへ飛び掛かる。
「覚悟!」
「せえーい! サフィラハンマー!」
二人のエーテルが一斉に炸裂する。強力な挟み撃ちを受けた傭兵達は、誰一人として立っている事は出来なかった。
かくして傭兵達が沈黙した頃、気を失っていたアクドイがようやく目を覚ます。そうして彼が見たのは、勝ち誇った顔で彼を覗き込むルアンナの顔だった。
「メチヤ・アクドイ。貴方の信じる神様にお祈りは済ませましたか? 冥府に向かう心の準備はよろしくて?」
杖を大振りに振りかざす。紅の魔女から放たれる殺意。アクドイは蒼褪めしばらく彼女を見上げていたが、やがて白目を剥いてその場に倒れた。
「あら、情けない」
ルアンナは首を傾げる。竜の眼のように輝く紅玉が、倒れたアクドイをじっと睨み続けていた。
●悪徳の末路
戦いの跡に一つの焚き火が煌々と輝く。敗れた十二人の傭兵達は、セリオスにその身を数珠繋ぎに縛り直されていた。その結び目の固さを確かめながら、彼はエルを見上げる。
「これで全部だ。残りは死んでいる」
「ありがとう。これでようやく一段落ね」
セリオスは小さく頷くと、傭兵達をじっと眺める。一人が気付いて噛みついた。
「何だ。じろじろ見やがって」
「何でもない」
セリオスはぶっきらぼうに言う。取り付く島も無い態度に傭兵が歯ぎしりしていると、いきなりサイラスが彼の背後に回り込み、後ろ手に回された男の手をそっと握る。
「なあなあ。こんな黒い仕事してるんなら、色々裏の面白い話とか知ってるんじゃないか? 痛い目に遭いたくなかったら教えてくれよ」
「知らねえよ。俺達は頼まれた仕事をやってるだけだ。お前みたいに余計な詮索はしない」
「そうか。これでも話す気にならない?」
サイラスは男の爪を剥がそうとするが、そこへいきなりエルが杖を差し込み、二人の手を引き剥がした。
「そこまでにして。こいつらは私達の捕虜だから、これ以上手荒な真似は無し」
「おいおい。こんな奴ら生かしておいても将来の禍根になるだけだろ。使い道もないし」
サイラスが歯を剥くと、エルは肩を竦める。
「私達にはあるのよ。色々と」
「……はいはい。アンタらの言う通りにしますよ」
一方、傭兵達から離れたところでアクドイは縄でぐるぐる巻きにされていた。エルフ二人がそんな彼を囲んで見下ろしている。
「こんにちは。小娘たちに散々辛酸を嘗めさせられて、今どんな気持ちですか?」
コルネは小さな匂い袋でアクドイの頬をはたきながら尋ねる。一月前に彼がバカにした匂い袋だ。サフィラもコルネと一緒になって囃し立てる。
「ねぇねぇ、どんな気持ち? おしえてよー!」
アウレーリアとルアンナの仕置がまだ効いているのか、アクドイは虚ろな顔で黙りこくっている。傍にやってきたミーナはそんな彼を鼻で笑う。
「言葉も無い、と」
振り返ったサフィラは、肩をちょっと傾けミーナの顔を覗き込む。
「やあ、雪合戦以来だね!」
「ですね。ご助力感謝します、サフィラ」
「コルネから色々聞いたよ。色々無茶してるけど……奴隷市場潰すなんて、やるじゃん!」
屈託なく笑うと、ミーナはわざとらしく首を振った。
「そんな大それたことはしません。要人を救い出したら勝手に潰れただけです。でしょ?」
「はい、その通りです」
ミーナに問われてコルネは何度も頷く。そんな二人の頭をいきなり鷲掴みにして、エルは気だるげに溜め息を吐く。
「どっちにしろお姉さんをあんまり困らせないでね」
「もちろんですよ。これからは自分でも考えます」
コルネが苦笑いすると、サフィラは丸い目をくりりとさせてエルを見つめた。
「にゃ! 初めまして! ミーナのお友達かな?」
「いいえ。彼女はエレアノール。私の姉さんみたいな人です」
「そうなの? よろしく!」
サフィラが目を細めると、エルも小さく会釈したが、顔を背けた隙に溜め息を吐く。
「……姉さん、ね」
「どーしたの?」
そんな彼女の横顔を見ていたツィーラは小首を傾げる。エルはバツが悪そうな顔をした。
「ちょっと貴方達が羨ましいかも、なんてね」
「うらやましい?」
「エルフの人生の二十四年目なんて、始まったばかりでしょ」
エルはぽつりと呟くと、ふらりとその場を離れていく。ツィーラは最後まで首を傾げたまま、その背中を見送る。
「ヒューマンって繊細なんだねぇ……」
ルアンナが焚き火の明かりを頼りに報告書を書く横で、アウレーリアとキリアンは隣り合って座り、揺らめく火を見つめていた。
「寄る辺無き民というのは辛いわね。ミーナが目をつけていなかったら今頃……」
「帝国が無い今、帝国民が襲われても誰も断罪しない。アクドイの罪も、結局はミーナさん達、王国貴族を襲った事なのでしょう」
「……少しでも早く取り戻さないと。これ以上帝国民の尊厳を蹂躙させはしないわ」
アウレーリアは溜め息を吐くと、おもむろに立ち上がる。いつの間にか背後にいたエルに向き直ると、上目遣いで彼女を見つめる。
「それはそれとして、エレアノール様。侯爵家の出であるならそうと言ってください。こちらにも立場が……」
エルは首を振る。
「違うわ。私はあくまでシュヴァリエ子爵家の人間よ。家格はあなたより下」
「でも、確かに貴方はさっきアドラーベルク侯爵家と――」
言いかけて、彼女は昔に読み漁った本の内容を思い出す。
「思い出しました。アドラーベルク家は解体されたんでしたね」
「そういえば」
ルアンナがペンを置き、ふと空を見上げる。
「学園で昔悪口を聞きました。ヘーゼル伯の跡取りがアドラーベルクに生まれた気になって、偉そうに能書き垂れるって……フリードリヒさんも、もしかして……」
「そう。フリッツや私の家は元々同じ家だったの。それがアドラーベルク侯爵家」
「でも、ヘーゼル伯継承問題を内紛に発展させた咎で解体された」
アウレーリアがエルの言葉を引き取ると、彼女は杖に刻んだ獅子の紋章をそっと撫でる。
「そうよ。だから三獣旗は無くなったの」
他の冒険者達が思い思いに休息を取っていた頃、グレイブは戦いの中で命を落とした三人の傭兵を集め、一つの穴の中に葬っていた。ヴィルヘルミナも隣で土を死体の上に被せている。グレイブは肩を竦めた。
「別に手伝っていただく事も無いのに。これは単に私の仕事ですから」
「皆、今回の商人に少し因縁があったようでしたから。傭兵同然の私がその場に突っ立っているのも無粋かと」
「なるほど」
二人ともさして口達者ではない。しばらく黙って亡骸を埋めると、グレイブは葬送の詞を発し、ヴィルヘルミナはそれをただ眺めていたが、やがてぽつりと呟く。
「他人に言われたからといって、悪いことをするものではありませんね……」
「業は必ず還る。それが自然の摂理というものですから。それが己に基づくものであれ、他者に基づくものであれ」
グレイブの呟きに、骸が応える事は出来なかった。
かくして、シルバードを巡る一騒動が終わりを告げた。メチヤ・アクドイは始まりの百家に連なる令嬢を襲った咎で牢に繋がれた。そんな豪商の没落に関わった一人の少女と冒険者達の名は、ゴブリンマフィアの間でひっそりと噂になっていくのであった。
おわり
マスターコメント
ミドルシナリオ普通 報酬:標準10 / 6〜10人
2022年09月15日 02時31分19秒 公開
参加者
相談掲示板
エルさん、なんかすごい血筋をお持ちのようで……。 キャスターのルアンナです。 傭兵団と戦いながらアクドイ元商人の居場所を特定し、捕まえるという流れになるでしょうか。 アクドイの拘束はぜひやりたいですね!
No.2
サイラスだ、よろしくなー とりあえず暗視があると安心かねー。後は盾になるつもりの人がいたらむしろランタンとかつけたら目立って人寄せになりそうだねぇ 後は主に命中回避に補正スキルをつかうともあるが、こっちにデバフ盛るスキルも入るかねぇ?無いならシーフ以外は豪風や爆炎、風読みの矢とかになるか?その場合キャスターは範囲ばら撒く率高そうやねぇ。魔弾と魔矢は命中補正+なかった気がするし
ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いしますね。 1に依頼者二名の防衛、2に敵の主犯の捕縛ですか。 主犯は傭兵を倒し過ぎて形勢不利になると離脱するようなので、その前に捕まえる手段を整えておきたい所ですね。 傭兵は逃げるなら逃がしてよいでしょう。別に全滅が目的ではありませんし。 ウォーリア:4 シューター;2 キャスター;2 依頼者はシーフとキャスター こちらのクラス配分はこんな感じですか。 いくら隠れているといっても攻撃する際は頭を出すでしょうし、引き付けて逆に狙い撃つ事も出来なくはないでしょうね。 一応、こちらは弓も持っているので、必要ならそちらに回る事も出来ます。
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 まずはアクドイを傭兵団の数が減る前に見つけ出さなければいけませんね。 現状ですとミーナさん以外にはシーフの方が居ませんね。 アクドイの捕縛は、向こうが攻撃を仕掛けてくるタイミングで此方も即座に動いて抑える・観察できる位置を確認し、此方が少人数で回り込んで気付かれないよう移動してから奇襲を仕掛ける…等でしょうか。 役割分担としては大まかに ①ミーナさん・エルさんの防衛 ②傭兵の抑え ③アクドイの捕縛 あたりになるかなと思います。 >個人 私は暗視は持って行く予定でいます。 現状は傭兵を倒しすぎないように抑えるか、防衛に回るかを検討していますが様子を見ながら決めますね。
ウォーリアのツィーラ・イェレミースだよー。 よろしくねっ!! ようやくアクドイを捕まえられそうだね。 頑張ろう!! あたしも暗視で暗い中を見渡せるよ! 護衛にはちょっと向かないし、コルネリウスが出してくれた選択肢の中では②に回ることになるかなぁ。
キャスター、アウレーリアです。宜しく。 傭兵を薙ぎ払うのも一興ですが、ここはやはりアクドイとの対面を望みたいところですね。 というわけで、私はミーナ達の護衛に回りましょう。 あまり本気を出し過ぎて早々に逃げられてしまっては興醒めです。 本人の所在特定が済むまでは、火の粉を払う程度に抑えておこうかと。 一応、私も暗視やサーマルアイでの索敵が可能です。 見つけ次第制圧に回るか、それとも敢えて手出しを誘うかは方針の相談次第で。
ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 緊急時の立て直しと補助関係を担当する気でいます。 前で戦える方多いですし、継続回復を重視しましょうか。
私は最初は傭兵の相手をしてから捕縛に向かいます。 最初からあまりに暴れてしまうとさっさと逃げようとしてしまいますもんね。 戦闘はほどほどに、アクドイの位置を特定してから本気出しますか!
遅れて済みません!シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 暗視に関しても了解です。 サーマルアイに関しては熱源探知でしょうから、どいつがアクドイなのか分からなくなる事でしょうから外しておきますか。 僕からはゴリラとのリンクによる抑えも利用しつつ、捜波を併用しての索敵を以ってミーナさん達を護衛するつもりです。
にゃ!シーフのサフィラだよっ! みんなよろしくねっ! んー、アクドイの捕縛が最優先って感じかなっ?そしたら暗視+双波でアクドイの居場所を特定して、捕まえに行こうかなっ! みんなが暴れてる裏で別行動で動いたほーが良さげかなっ?
>サーマルアイに関して 仮に識別を考えるとしたらですが ・「体温が周りよりも低い(戦闘行動や興奮などで体温が上がっていない)」 ・「戦闘中距離を取ろうとしている(隙あらば逃げようとしている)」 ・「動きに音や無駄が多い(戦闘に慣れていない)」 等が挙げられますかね? 私はこの暗い状況ですから、ないよりはあったほうが良いかなとは思います。 >特性に関して 状態異常関係に陥ることはあまり考えられないと踏みまして、皆さんのやる気を押し通せそうな「ホーリー・リチュアル」は準備しております。 逃げられるのを防ぐために光縛封もあったほうがいいでしょうか?
私は傭兵の相手を中心にしますか。アクドイの相手は他の方にお任せしようかと。 暗視は持っているので、視界の確保は問題ないと思います。 あとは超聴覚でも持っていきますか。サーマルアイは他の方が持っていくようですし。
サフィラさんがアクドイの捜索をメインに引き受けてくださるなら、私もそちらのお手伝いに回りますね。 暗視以外のスキルはまだ少し考え中です。
サーマルアイにはそういう使い方がありましたか! 確かに、超聴覚との併せ技ともなれば「足止めしろ!」とか指示を飛ばす事も聞こえる事でしょうし、傭兵たちによる視覚上の壁もある程度無効化出来ますから、アクドイがどこに逃げようとするのかもある程度分かりますか。 では改めて、僕からはサーマルアイと超聴覚を持って行ってみます。 その際、暗視による通常の視覚のサポートをお願いできると助かります!
・・・ん、遅くなってすまん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む 傭兵を倒しすぎると見つける前にアクドイが逃げてしまいそうだから捕縛が目的の一つである以上先に見つけておきたいところだな。 とりあえず俺は護衛をしつつ射線を遮るのが多い場所のようなので最初は曲射・極で遮蔽無視するつもりだ。。そういう攻撃があるとわかるだけでも相手の行動に枷をつけられるだろうしな
にゃ!明日出発だねっ! 軽くまとめに入るよー! 概要 ・メイン目標①二人の護衛 ・メイン目標②アクドイを生きたまま捕縛 ・ロケーションは見通しの悪い森(夜) ・傭兵団は森のあちこちに配備 →ヒットアンドアウェイの奇襲戦法で戦う ・アクドイは森のどこかで見ている →傭兵団が不利になるとアクドイは逃げる 役割分担希望 ①ミーナさん・エルさんの防衛 アウレーリア セリオス キリアン グレイブ? ②傭兵の抑え ツィーラ ヴィルヘルミナ ルアンナ ③アクドイの捕縛 サフィラ コルネリウス とりあえずこんな感じかなっ?
少しずつ作成しながら思い付きまでに (皆さん暗視なりサーマルアイなりの対処法を持っている前提で) 私は最初に「あえて」エンライトを使用するつもりです。 位置としては自分の後ろですかね。 近くに光源がある分、まぁ敵からは狙われるとは思いますけど その光源を「任意のタイミングで突然消す」事で敵に少しでも動揺が生めればいいかなと考えています。 (敵側からすれば正面にあったはずの光源がなくなると考えれば影響はあるかなと) 敵が目が慣れる(暗視に切り替える)までのラグを作れれば、皆さんであれば十分だと思いますし 捕縛対象さんも、いきなり光源が消えれば妙な動きをするなりのリアクションが望めるかなと思いまして。
おっと >役割分担 そうですね、護衛側になるかと思います。
アクドイが逃げないように多少加減する必要があるので、防御重視で装備とスキルを組み立てました。 全く倒さないのも怪しまれそうなので、ゆっくりと仕留めていくとは思いますが。 こちらの配置は自由に決められるようなので、何か考えがあるなら離れて動く事も手かもしれませんね。 配置初手でアクドイと鉢合わせたらそれはそれで面白そうですが、流石に無さそうです。
あ、私は初手からアクドイの対応をしますので目立って警戒されないよう、初期位置は離れて動く予定でしたのでお伝えしておきますね