【恋眼】ベラドンナ・レクイエム
おおくまねこ
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シナリオID:2396
オープニング
「うむ、異常なし」
ここは、エラトゥーン都市同盟内有数の港町、天秤の街リブラネスタの沿海。その日もいつものようにリブラネスタ海軍はリブラネスタ近海をパトロールしていた。危険な海の魔獣や海賊が街に近づいていないか確認し、発見すれば排除する彼らの活躍があってこそ、リブラネスタの平和は保たれているのだ。
しかし、その日はリブラネスタにとって最悪の日だった。ある邪悪な存在が、かの街を死と滅びをもたらさんと近づいていたのだ。
ドゥン!
突然の衝撃に船が揺れた。だが海兵達は慌てず、すぐに被害状況を確認する。
「なんだ? 岩礁にでも乗り上げたか? すぐに船倉に降りて確認しろ」
船長に命じられて確認しに行った海兵は、すぐに血相を変えて戻って来た。
「サメです! サメが船底に突き刺さっていました!」
「なんだと!?」
「!? キャプテン、あれを!」
船員が指差した先では、夥しい数の空飛ぶサメが、まるで蚊柱のように群れを為して回転し、空中を舞っていた。もちろんサメは空は飛べないので、あれは魔獣だろう。
そして、渦に中心には――黒い花嫁衣裳を着た――絶世の美女が立っていた。
「妖怪か……?」
不審に思った船員たちがカトラスを抜くと、女は水面を蹴って数十メートルの距離をジャンプし、悠然と船の上に降り立った。
「こんばんは。リブラネスタ海軍の皆さん。貴方達に恨みはないけれど、死んで下さるかしら」
女はまるで夜会に訪れた貴婦人のように優雅に礼をした。その背中では――屈強な男の腕に支えられた、巨大な大鎌が覗いている。
ズドドドドドド!
その直後、流星群の如き勢いでサメの群れが甲板に降り注ぐ。空飛ぶサメの群れが海兵達を襲い始め、船は大パニックとなった。
「き、貴様は!? 知っている! 知っているぞ! 黒いウェディングドレスを着た三本腕の美女! 忌まわしき『メドゥの指先』の足指幹部――青の親指グリゼルダだな!」
「ええ、その通りよ。私、冒険者本部に用があるのです。依頼を出したいと思って」
「依頼、だと?」
襲い掛かってくるサメを切り伏せながら、船長はグリゼルダへと問う。
「ええ。実に簡単な依頼ですわ。『全員、死ね』。――だってあの連中、よってたかって私とウィリアムの仲を引き裂こうとするんだもの」
●
「ベラドンナ、貴方は血が好きな子でしたね。
死霊術のお勉強も熱心で、自慢の娘でした。
貴方はいつも言っていたわ。
『冒険者に殺されたお姉様を蘇らせる為よ、お母様』と。
冒険者は、私と愛しい婚約者の仲を引き裂いた。
冒険者は、私から愛しい娘を奪った。
私は、冒険者を殺したい!
一人残らずバラバラにして、キメラゾンビに作り替えてやりたい!
愛しいベラドンナ、母が貴方の仇を討ちましょう」
サメのキメラゾンビの群れを操り、瞬く間に海兵達を殺し尽くしたグリゼルダは甲板でくるくると回りながら、歌うように口にした。彼女の視線の先にあるのは、船員が死ぬ間際に発した緊急警報を聞いて駆けつけて来た、リブラネスタ海軍の増援の群れ。
「ふふ、ゾンビの材料があんなにたくさん……。さあ、舞踏会を続けましょうか」
グリゼルダはキメラゾンビの群れに自らが殺した海兵達のゾンビも加え、津波のように押し寄せてくる海兵達を迎え撃つ。底なしのエーテルを持ち、死者をも自らの戦力に加えることができるグリゼルダとの戦いは、混迷を極めた。
「さて、そろそろいいかしら。起きなさい。『ベラドンナ・レクイエム』」
グルゼルダがパチンと指を鳴らすと、リブラネスタから僅か数百メートルの地点に、巨大な波紋が浮かび上がった。その直後、海底からとてつもなく巨大な怪物がせり上がり、無数の目で天秤の街を睨み付ける。
「ウオオオオオオオオオオオ!!」
咆哮と共に怪物の口からエーテルの光線が噴き出し、着弾した海面に巨大な水柱が巻き起こる。怪物は、夥しい数の魔獣やクリーパー、そして人間を縫い合わせ、無理やり一つの生物として形を整えられた、超巨大な二足歩行キメラゾンビであった。
「さあ、行きなさい。あなたは自由よ。本能のままに、リブラネスタを破壊し尽くすといいわ。そして、邪魔をする冒険者達も皆殺しにしてしまいなさい」
ズズン、ズズン。ベラドンナ・レクイエムと呼ばれた超巨大アンデッドは、ゆっくりとリブラネスタに向かって進み始めた。
「な、なんだ!? あの化け物は!?」
「あのキメラゾンビの名は母が貴方の為に奏でる鎮魂歌! さあ、憎き冒険者達のいる天秤の街を血と炎で染め上げて、貴方への弔いの鐘を鳴らしましょう!」
●
「緊急依頼です! リブラネスタ沿海に巨大キメラゾンビが出現しました! 巨大キメラゾンビは真っすぐリブラネスタへと向かっています! 手の空いている、いえ、今ここにいる冒険者さんは全員ただちに迎撃に向かって下さい!」
冒険者ギルド本部に併設された酒場、『踊る子熊亭』の受付嬢は、銅鑼で宿泊施設で寝ていた冒険者達を叩き起こし、ビッグオウム便を飛ばして搔き集めた冒険者達へと呼びかけた。深夜帯の出来事ゆえ、近所迷惑この上ないが、今はそれどころではない。そもそも、近隣の街にも冒険者やギルド職員達、リブラネスタ陸軍が避難を呼び掛けている状況である。
「これを見て下さい。とんでもない化け物です」
受付嬢はそう前置きし、ギルドの壁に問題のキメラゾンビのスケッチを掲示した。そこには出鱈目に人間や魔獣やクリーパーの死体を繋ぎ合わせて無理矢理作られた、巨大な二足歩行怪獣の姿が描かれていた。
「キメラゾンビは全長約20メートル! 大型級クリーパーに匹敵するサイズです。名前は『ベラドンナ・レクイエム』だそうです」
そもそも、そんな巨大な存在がどうしてリブラネスタ沿海に出現するまで捕捉されなかったのか? 冒険者ギルドやリブラネスタ海軍の見解では、「ゾンビ故に酸素は必要としないため、昼間はじっと海底に横たわり、深夜にこっそりと歩みを進めていたのではないか」とのことだ。
「ちなみにキメラゾンビは死霊術師グリゼルダの勢力が操る改造ゾンビの総称です。ここまで巨大なものが確認されたのは初めてですが……。
リブラネスタ海軍の主力は洋上で死霊術師グリゼルダと交戦中です。今、あの巨大アンデッドからリブラネスタの街を守れるのは冒険者の皆さんだけです! どうやらグリゼルダの狙いは冒険者ギルド本部そのもののようです。万が一ここが破壊されてしまった場合、皆さんの今後の活動にも確実に悪影響が出るでしょう」
これはリブラネスタ市民を守る戦いであると共に、冒険者ギルドそのものを守る戦いでもある。そうギルドの受付嬢が宣言した時、ずっと受付嬢の隣で待機していたジャンヌ・アンが口を開いた。
「わたしも、戦います。わたしを、温かく、迎え入れてくれたここを、守りたいの。みなさん、どうか、一緒に戦ってください」
ジャンヌはたどたどしい口調ではあったが、ハッキリとそう宣言した。隣には彼女の親友のホムンクルス・シャルルもいる。
「こちらが依頼書になります。覚悟が出来た方からどうぞ前へ。冒険者ギルドの威信にかけて、天秤の街を傷つけるわけにはいきません! 皆さん、死力を尽くしてください!」
解説
マスターより
リプレイ
急遽集められた26名の冒険者達は巨大キメラゾンビ『ベラドンナ・レクイエム』の迎撃に際し、パーティを大きく三つに分けた。一つは水上からウォーターウォークでレクイエムに挑む前衛班。二つ目は前衛の後方から前衛をサポートしたり、長距離攻撃でレクイエムを狙う後衛班。そして、海に潜水し、水中からのレクイエムを攻撃や水没者の救助を担当する潜水班である。
「なんてことを……リブラネスタに上陸させる訳にはいかないわ。街の人々のためにも、ゾンビにされた魂達の解放のためにも、ここで決着をつけましょう。グリゼルダ、見ていなさい!」
ロゼットは遠目にうっすらと見える巨大な影を見据えながら、雄々しく叫んだ。
「一体どれだけの方を犠牲にされたのでしょうか……早く救ってあげないといけませんね」
フェミナ・ノ・リビディーネが憂いを帯びた表情で呟く。死霊術によるゾンビの使役には死体と魂、双方が必要となると聞く。あれほどの巨大なゾンビならば、犠牲者の数は計り知れない。
「あれがリブラネスタに到達すればさらに被害者が出るだろう。なんとしても止めなければ」
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトが言った。普段は短期決戦を見込み、火力重視の得物を好む彼だが、今回は敵のタフネスを警戒してか、取り回しのいい細剣を持ちこんでいた。
「小舟に細工をしておこう。灯りがないと色々不都合だからな」
ロイ・アウレアは小舟に灯りのランプを結び、風車のように回るようにした。いざという時周りにこれを使って合図できるよう、簡単に回し方なども周知した。
「水面歩行を、かけます。みんな、固まって下さい」
ジャンヌが集まった冒険者達に声をかけた。今回の戦闘は海上戦だ。水面歩行の持続時間は10分。それまでにケリを着けられるかどうかが鍵となるだろう。
「あ、ジャンヌさん、コピーさせて下さい」
トーラは『エーテルイミテイト』を使い、ジャンヌのウォーターウォークを模倣した。万が一水中歩行が解除されたり、10分を超える長期戦となった場合の保険だ。
「私も水面歩行を付与できます。ジャンヌさん、手分けしましょう」
「あ、じゃあ私は後衛の人に水面歩行をかけるね。ジャンヌちゃんもおいで」
ヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンとルアンナ・ミュラーも名乗りを上げ、三名のキャスターにより潜水組四名を除く全員に水面歩行が付与された。
「ブルーフレアを使います。みなさま、なるべく固まって下さいませ」
「ウェイブ・オブ・インフィニティロアも付与しよう。ブルーフレアとの重ね掛けも可能なはずだ」
レティシア・レインフィールとナタリア・フィッツジェラルドの呼びかけにより、直径15メートルほどの円に冒険者達が集合した。二人のヒーラーの蒼い炎と黄金の炎が冒険者達を覆い、彼らを強力に守護する。
「そろそろ船で近づくのも限界だ。冒険者諸君、リブラネスタを頼むぞ」
ラクーン号の船長の言葉に冒険者達は頷き、ベラドンナ・レクイエム迎撃作戦を開始した。
●
最初に届いたのは、100メートルほど離れた位置から矢を放ったシューター達とキーゼの攻撃だった。
「なんて大きさだ……絶対にリブラネスタに上陸させるわけには行かないな」
「ああ。何としても海上で仕留める」
ロイとセリオス・オーガストは光の矢を放った。その瞬間だけ、二人のエーテルによる閃光が昼間に匹敵する閃光が辺りを照らし出す。セリオスの矢は巨大化してレクイエムへと突き刺さり、ロイの矢は命中する直前に無数に弾けてレクイエムへと降り注いだ。二人の矢は直撃したが、巨体に見合ったタフさを持っているのか、レクイエムは身じろぎ一つ見せなかった。
「まだ新人だけど、うちだって冒険者だ……出来る限りのことはしなきゃ」
「この船が攻撃される可能性は低いでしょう。他の方が頑張ってくれていますから」
冒険者ギルドに登録されたばかりの新人、エレウォーンは弓矢を持ちこんでいるキーゼと共に、本陣となるラクーン号の上からレクエイムに矢を射かけていた。深夜ゆえに辺りは暗いが、光源を持ちながら突撃している冒険者もいるため、この位置からでも敵の巨体はぼんやりと見える。二人の攻撃は見事命中した。ぼう。キーゼの矢が当たった瞬間、矢に括りつけられていた閃光塗弾の内袋が破れ、ヒカリゴケがべったりと巨人の胴に付着する。
「見辛いなら見やすくすればいいだけです」
●
(みんな、行くわよ)
エンライトで海中を照らしながら水中でハンドサインを送ったロゼットは、海中を泳ぎ、キメラゾンビへと向かっていく。
(行きましょう。膝カックン作戦です)
(みんな、無事でいてくれよ……!)
(アレを暗殺するには骨が折れそうだが……まぁギルドには世話になったからな)
水泳を補助するスキルがあるエヴァン・ピオネロを先頭に、アラン・スミシーとレピド・クロサイトが続く。彼女達の狙いは海中に立っているキメラゾンビの右足である。
「オオオオオオッ!」
冒険者達の接近に気付いたのか、ベラドンナ・レクイエムは巨体を蠢動させながら、勢いよく右手を海面に叩きつけた。すでにレクイエムのかなり近くまで迫っていたベルク・オスマット、海神・江流、フリューリングスルフト=ティエラ、アルベルトが攻撃範囲内にいたが、全員無事に攻撃を回避した。だが、攻撃の衝撃で海面が激しく波打ち、局所的な津波が水面を走って接近中だった冒険者全員へと襲い掛かる。
(あ、転んだ)
「溺れましたわーッ! あばばばば!」
バランス感覚を強化していた者達や回避能力が比較的高かった者は転倒を回避したが、リディリディ・トゥラ・イェレミース、リリリリスの二名が波に呑まれ、水没してしまった。
だがリリリリスにとっては、人魚並の水泳の達人だったリディリディがほぼ同時に水没したことは幸運だった。リディリディは海中であっという間にリリリリスに追い付き、彼女を抱えたまま後衛の小舟の方へと帰還していく。
●
荒れる水面の上をものともせず、三つの影が走る。最速でベラドンナ・レクイエムに到達した前衛はベルクと江流、フリューリングスルフトの三名だ。
「我等は依頼で動いただけなのだから恨むならウィリアム王子を恨んで王国に行けばいいものを、はた迷惑な死霊術師だな」
さりげなくウィリアム王子を売りながら、ベルクはそのままキメラゾンビの体を駆け上がろうとした。だが、ベルクが脚の裏に集めていた壁歩きはキメラゾンビの表面を覆っているエーテルに弾かれてしまった。
「くそ、死体とはいえ一応動いているからか?」
ベルクは舌打ちし、キメラゾンビの体に宗波を当てた。その瞬間、エーテルの反射を通じて巨大な怪物の輪郭がベルクの頭に流れ込む。だが、全身が肉の塊であるベラドンナ・レクイエムの内部構造までは分からなかった。
「あのサイズの化物となれば、余程怨み辛み込めて作ったんだろうが……それを慮ってやる義理も道理もないのよな」
たとえ、江流自身がグリゼルダの復讐すべき相手の一人だとしても。江流はかつて戦った幼い吸血鬼の姿を思い出しながら、二振りの刀を握り締める。そして、渾身の力で巨人の脚へと叩きつけた。脛撃のエーテルが浸透し、巨人の纏っているエーテルが少し乱れた。
「殺ぎ灼きてその身、海へ還ってもらうさぁ」
フリューリングスルフトは一陣の緋色の風となり、籠手と細剣の三連撃をレクイエムへと叩きつけた。そのまま後方へと駆け抜け、レクイエムの間合いから離れていく。
「ベラドンナ・レクイエム! 貴様を倒す!」
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトは竜牙の細剣を振りかぶり、雷光の如き一閃をレクイエムへと叩きつけた。
「危なかったな……近づくだけで命がけか」
ナタリアはレクイエムの頭部を狙い、メテオライトを斉射した。光弾の雨が顔の表面を穴あきチーズのように耕したが、頭部を吹き飛ばすには至らなかった。
「これはまた随分大きいゾンビですね。恐らくは彼女の切り札なのでしょう」
右側面からレクイエムの巨体を見上げながら、フリーダ=ブロムヴィストはシーザーロアを叩きつけた。その瞬間、ぐりん、とレクイエムの顔がフリーダの方を向く。
「よし、効いた感触ですね。啓示でもこの敵の撃破は重要と出ていました。頑張りましょう」
「ここからなら……!」
フリーダとは反対側、巨人の左斜め後ろに回り込んだナハト・シュライバーは「見えない死神」を放った。だがその瞬間、巨人を構成している死体の内の目玉が幾つかギョロリ、とナハトの方を見た。暗殺は成立せず、ナハトの矢は効果を発揮しなかった。
「まさか、露出している死体の目玉全てが目なのですか?」
「鳴りを潜めてると思ったらこんなの作ってたのか」
ケン・Z・ブラッドリーはレクイエムの胴に向けて大太刀を一閃した。命中した瞬間、レクイエムの全身を覆っていたエーテルが乱れ、穴が空く。破鎧砕が効果を発揮したのだ。
「オオオオオオ」
ケンはベラドンナ本人とは似ても似つかぬ不細工な巨人を見上げ、呟く。
「こんなの作られるなんてベラドンナも素体にされた連中も浮かばれねぇなぁ……」
「攻撃するだけで津波が起こるなんて……! 気を抜くと叩き墜とされてしまうな」
アリオン・リューはケンが穴を開けた場所を狙い、稲妻のような速度の突きを叩き込んだ。
「面倒な女だ……娘が可愛いなら戦わせるな」
カルフ・オルヴォはこの巨大ゾンビを作り上げた死霊術師に愚痴りつつ、膝を狙って鋭撃を撃ちこんだ。パーティ内有数の物理火力を誇るカルフの一撃は、レクイエムの肉をごっそりと抉った。
●
「我々は後衛です! あんな姿にされた人達を解放しましょう!」
トーラは魔法の杖を掲げ、レクイエムへと向ける。赤く輝いた石から紅蓮の巨岩が吐き出され、レクイエムに直撃して大爆発を起こした。
「見た目通りのタフさだな」
セリオスは再び矢を番え、最強の一撃を放った。一撃目よりさらに巨大な光の矢がレクイエムに命中し、胴の肉を抉る。
「力押しだけでは難しいか……」
ロイは今度は蝕みのエーテルを籠め、レクイエムへと放った。命中したインペイシブアローからエーテルが浸透し、レクエイムのエーテルを削っていく。
「回復はお任せ下さいませ」
レティシアはまだ負傷者が出ていない為、白銀色の杖から魔法攻撃を放った。光弾は命中し、レクエイムの肉が少し削げ落ちた。
「キャプテン。念の為、船の灯りを消して下さい。そうすればあちらからはこの船が見えないはずです。こちらはヒカリゴケを浴びた部分を狙えば容易に当てられます」
「うちも頑張らなきゃ……行ってきます」
キーゼは先ほど目印を付与した部分を狙い、再び矢を放った。エレウォーンは船から飛び降りると、小舟に飛び乗り、レクイエムの方へと近づいて行った。
「ここに置いて行きますね」
リディリディはルアンナが乗っていた小舟に放り投げ気味にリリリリスをリリースすると、再びレクイエムの方へと走っていった。
「リブラネスタには手出しさせません! 私のお店だってあるんだから!」
リブラネスタ在住のパン屋経営者、ルアンナ・ミュラーは己の生命力をも竜石の杖へと注ぎ込み、レクイエムへと解き放った。大気が震え、大爆炎がレクイエムの胸元で炸裂する。しかし、レクイエムは五体満足のまま、リブラネスタへの移動を続けている。
「燃やしがいがありそうですね……あの穴、なんだろ?」
ルアンナはその時、レクイエムの全身に謎の穴が大量に空いていることに気付いた。
「リブラネスタは、傷つけさせ、ません」
ジャンヌもルアンナの乗る小舟から魔弾を放ち、レクイエムを攻撃している。
「あれだけの巨体なら範囲攻撃も覿面でしょう」
ヴァレリアは掲げた杖は槍の形をしていた。これぞウィザースプーン家の家宝の複製品、『海淵の竜』の杖だ。偽槍から放たれたメテオライトはレクイエムに命中し、広範囲にわたって弾痕を刻んだ。
●
「オオオオオ!」
レクイエムは薙ぎ払うように右手を振り上げ、纏わりついていた冒険者達を攻撃した。射程内にいたのは側面から攻撃していたナハトと、救助されたばかりのリリリリス以外の前衛全員だ。さらに、攻撃の余波で水面に激しい波濤が巻き起こり、津波が多くの冒険者達を襲った。レクイエムにとっては水遊びのようなものなのだろうが、冒険者達にとってはもはや局所的な津波に近いものだった。
「攻撃範囲が広い……!」
「くそっ」
「ちっ!」
拳が命中し、フリーダ、ナタリア、カルフの三人が後方まで吹き飛んでいく。三人は数十メートル後方で海面に叩きつけられ、派手に水柱が上がった。
「私がいる戦場で脱落者など出させはしません」
フェミナはギリギリまでカルフに近寄り、ヒールを放った。癒しの光がカルフを包み込み、傷が小さくなっていく。
「すぐに治療します……!」
アンジェもカルフへと近づき、ヒールをかけた。一撃で瀕死に追い込まれたカルフだったが、二人のヒールにより傷は完治した。
「ナタリア様。すぐに治療いたします」
「すまない、見た目より動きは俊敏らしい」
レティシアはナタリアへとヒールをかける。その後、海面に這い上がったナタリアは自分に治癒をかけ、戦線に復帰していった。
●
「くそ、とんでもない威力だな! 飛ばされた連中は生きているか!?」
ベルクはぼやきながら、壁歩き無しで強引に巨人の体を駆け上り、頭上まで到達した。
「頭は弱点ではないのか?」
ベルクは巨人の眼球を狙い、短剣で抉り抜いた。だが、巨人の動きには全く変化は見られない。
「この目玉も飾りか。ならば、頭ごと斬り飛ばしてくれる」
ザパッ!
「やれやれ。水上戦ってのは厄介だな。一般人がいないのは助かるが。よっと」
江流は津波の内側を通り抜け、レクイエムに斬撃を叩き込んだ。サーフィンにおける「チューブライディング」と似たような技術を即興で行い、津波の影響を最小限に抑えたのだ。
「頑丈なやつさあ」
「なんとしても、こいつはここで食い止める!」
フリューリングスルフト、アルベルトの斬撃が再びレクエイムへと叩きつけられる。集中攻撃を受けたせいか、僅かではあるが、体が削れてきている。
「危なかったですね。事前に体操をしておいてよかったです」
バランス感覚強化にエーテルを注いでいたフリーダは器用に空中で態勢を立て直し、海面に着地していた。水面歩行、そして蒼と金の炎の加護はまだ続いている。フリーダは水面を滑るような独特の歩法で再びレクイエムへと突進した。
「見えない死神は通じない……なら」
ナハトは攻撃が集中しているレクイエムの首を狙い、強射を放った。
「近くいたらやっぱり危ないみたいだな」
ケンは一撃を入れた後、チャージングでレクイエムから距離を取った。
「なんてパワーだ……吹き飛ばされた人達は無事みたいだけど……」
アリオンは一瞬後方に目をやると、レクイエムに向けて剣を薙ぎ払った。
「なかなかの一撃でしたわね。しかし、直接当たらずに津波だけで満足するほど私はやわではなくてよ!」
レクイエムの懐まで潜り込んだリリリリスは眩く輝く白銀の盾で存在をアピールしつつ、木剣をレクイエムに打ち込んだ。
(あれだけ大きいんですから、神経を担うような活きのいいゾンビが居る筈ですわ。それはつまり、鮮度がイイと言う事。至高の一皿に相応しい食材の厳選には時間を使いますわ)
なんと、リリリリスはレクイエムを捕食する気だった。
「くそ、吹き飛ばされるとは……」
カルフは海面から飛び出し、再びレクイエムに挑む為に水上を駆けて行く。
●
(ギルドの名声はともかくとして、水上戦はあまり行ったことがありません。これを良い機会と考えるのも良さそうです。さっきさっそく転んだけど、服を着たまま泳ぐのも問題なさそうですね)
リディリディの呪符から放たれた極大の閃光波がレクイエムを直撃した。音と閃光で感覚器官をやられたのか、レクイエムは今完全に行動を停止している。
冒険者達はレクイエムの動きが止まっている隙に猛攻を加えつつ、負傷者の回復を急いだ。
●
「動きが止まってる。今のうちに……!」
「チャンスだね」
ロゼットは祭棍を振りかぶり、超聖説法(物理)をレクイエムへと叩き込む。アランはレピドへと輝く刃をかけた。
「奴のエーテルを削ぎ落せば……」
レピドは暗針で破鎧砕を叩き込む。その瞬間、右膝のエーテルに穴が空き、防御が薄い場所が生まれた。
「よし、あの穴を狙って……」
エヴァンは再び海中のエーテルを集め、タイダルストリームで右膝を攻撃した。
●
「グオオオオ!」
大きく口を開いたレクイエムの口腔にエーテルが収束していく。その尋常ではないエーテルの密度に、冒険者達は戦慄した。
バチチチチチチ!
稲妻のような炸裂音と共に、レクイエムの口から極太のエーテル光線が迸る。狙われたのは、シーザーロアを使っていたフリーダだ。
「!」
レクエイムの視線を警戒していた咄嗟にフリーダはラウンドシールドを構え、体をすっぽりと隠したが、エーテル砲は盾ごとフリーダを呑み込み、海に突き刺さって大爆発を起こした。不幸中の幸いはフリーダが他の冒険者と離れた位置にいたため、彼女だけが攻撃に巻き込まれたことだ。
「かは……」
意識を失ったフリーダは装備していたプレートメイルもろとも、水中へと沈んでいく。
(いけない! 誰か沈んだわ! さっきの爆発に巻き込まれたのね!)
暗視スキルを装備していたロゼットは、近くでフリーダが水没したことに気付き、ハンドサインをレピドに送った。ロゼット自身も水泳は得意ではあるが、ここは水泳の達人であるレピドに任せた方が早い。
(溺れた奴が出たのか)
(なんてこった! 無事でいてくれよ……!)
レピドはマーマンばりの泳力でフリーダを掴み、海の上へと引きずり上げる。幸い意識を失ってすぐ救助されたため、フリーダは水も飲んでおらず、すぐに回復魔法で蘇生させることができた。
「誰か治療を!」
レピドが叫ぶと、レティシア、ナタリア、フェミナがすっとんできた。
「急ぎましょう! 被害が広がる前に!」
エヴァンは海中のエーテルをかき集めて自身のエーテルに上乗せし、光波に変えて放出した。強烈な一撃はレクイエムの脚を貫通し、人間の頭ほどの大きさの穴を穿つ。
●
「よし、殺れる!」
レクイエムの顔の前まで飛び上がったベルクの数十度目の斬撃が、レクイエムの首に突き刺さる。その一撃でついにレクイエムの首がもげ、海面へと叩きつけられた。
「……」
しかし、レクイエムはまだ動いている。無数の死体の集合体であるレクイエムは、頭部を失ってもまだ動くようだ。
「化け物め。だが、これでもうエーテル砲は使えまい」
「荒れてるな。けど、この程度なら問題ない」
江流はレクイエムが動くたびに激しく波打つ海面をものともせず、ヒットアンドアウェイを繰り返している。よほど不運か隠し玉でもなければ、無傷で生還できるだろう。
「シーザーロアは切れましたか。先ほどの攻撃には注意しないといけませんね」
すでに戦線に復帰していたフリーダは白金のパラッシュを振りかぶり、右手だけ二人に分裂しながらレクイエムを突き刺した。
「強い……ですが、確実に効いています」
ナハトは首を狙い、矢を放った。首や顔を狙って攻撃している冒険者は多い。たとえ倒せないまでも、頭部を破壊されれば多少動きは鈍くなるはずだ。
「踏まれるのも楽しそうですが……上陸させるわけには行きませんわ!」
リリリリスは木剣でレクイエムをぶっ叩く。その目は、レクイエムの反撃を今か今かと待ちわびているように見えた。
「よし、デバフは効く」
リディリディは呪いの魔法をレクイエムに浴びせた。この巨大ゾンビは生命力こそとんでもないが、状態異常に対してはそこまで強くはない。スタンブラストの2発目は弾かれてしまったが、リディリディは魔蝕、魔錆、カースと立て続けに状態異常を浴びせることに成功している。
「おりゃあっ!」
カルフはレクイエムの膝が傾いたタイミングを狙い、全身ごと叩きつけるように腹にドラゴンチャリオッツを撃ちこんだ。めきめきめきめき! 流石に吹き飛びこそしなかったが、レクイエムの体が九の字に曲がり、急激に負荷がかかった右足がぼきん、とへし折れた。
「グオオオー!」
(やった! 膝カックン作戦成功です!)
エヴァンは水中でガッツポーズをしていた。レクエイムは凄まじい水飛沫と共に転倒し、水面が激しく揺れる。リリリリスはその衝撃でまた転び、海中へと沈んでいった。
(また誰か溺れたみたいよ! あっちの方向!)
(俺が行く)
ロゼットとハンドサインでやり取りをし、レピドはリリリリスの救援に向かった。
(ここまで場が乱れるとはな。海面での戦闘は想像以上に面倒だ)
(よし、おじさんは待機しておくよ)」
アランはロゼットにサインを送り、海面に上がり、リリリリスが打ち上げられてくるのを待った。
(急げ、急げ……! もう片方の脚も破壊すればかなり有利になるはず……!)
エヴァンはその間も、ひたすら魔法攻撃を続けていた。
●
「態勢が崩れました! チャンスです!」
トーラは叫び、魔弾を撃ちこんだ。
「今だ……!」
続いてエレウォーンの二連射がレクイエムの体に突き刺さる。ロイ、セリオス、ルアンナ、ヴァレリアも弓と攻撃魔法で畳みかけ、レクイエムの体が断続的に震えた。
●
「ウオオオオオ!」
片脚で無理矢理立ち上がったレクイエムは、全身を震わせた。全身に開けられた無数の穴から光が漏れ、エーテルの奔流が迸る。
ドドドドドドド!
次の瞬間、天災じみた規模の光の雨がレクイエムから放出され、ベルク、フリューリングスルフト、江流、トーラ、アルベルト、そして射程外にいたキーゼ以外の20名を容赦なく貫いた。威力こそ先ほどの砲撃には及ばなかったが、負傷者に加え、攻撃のショックで転倒し、水没した者が続出した。さらに、後衛が乗っていたボートも全て破壊されてしまった。特にダメージが深刻なのは、今の攻撃で戦闘不能になってしまったリディリディとエレウォーンの二名だ。残りのメンバーはダメージは負ったものの、なんとか意識は保てる程度のダメージに抑えている。
「恐ろしい規模の攻撃ですね。小舟は全て破壊されましたか……キャプテン、10メートルほど後退してください。敵が近づいて来た分、離れた方がいいでしょう」
ただ一人射程外にいたキーゼはレクイエムに矢を射かけながらキャプテンに警告した。
●
「今のは何!? 全員無事かしら」
被害状況を確認するため、ロゼットは海面に上がって来ていた。他の潜水班も全員一時的に海面に上がってきている。
「みんな、無事かい!?」
アランも上がって来た。彼も負傷しているが、動けなくなるほど深くはない。
「二人やられたらしいな。一人は俺が救助してくる」
レピドは高速で海面を泳ぎ、溺れた冒険者を探した。戦闘不能者の一人であるエレウォーンは幸い木製の鎧を装備していたため、沈まずにぷかぷか浮いていた。レピドはエレウォーンを掴み、キーゼの待機しているラクーン号へと引き返していく。
「すぐに治します。動かないで下さい」
大急ぎで海面に這い上がってきたフェミナは可能な限りの冒険者達を巻き込み、ヒーリングオーラを飛ばした。
「ダメージを大きい人は後退を。なんとか前衛で食い止めます」
比較余力があったアリオンはレクイエムの注意を引くべく、衝撃刃を顔面に叩きつけた。
「酷いな……シーフ以外はほぼ全員巻き込まれたのか」
「あれほど広範囲の攻撃を持っていたとはな。燃費は悪そうだが」
未だ無傷のベルクと江流は攻撃を続行していた。レクイエムが先ほどの攻撃を発射した全身の穴からはしゅうしゅうと白い煙が出ている。恐らく、さっきの技を撃つと体に負担がかかるのだろう。
「私が囮になりますわ。ヒーラーの皆様は、態勢の立て直しを!」
リリリリスは勇ましく叫び、レクイエムにシーザーロアをかけた。その瞬間、レクイエムの体がぴくりと震え、頭部を失った体がリリリリスの方を向く。
ばきゃっ。
「イイーーッ!!」
レクイエムに殴り飛ばされたリリリリスは、芸術的なアーチを描いて吹き飛んでいった。一流の冒険者でも一撃で戦闘不能を免れない一撃だったが、そこは頑丈なリリリリス。なんと、まだ意識を保っていた。冒険者達はレクイエムの注意がリリリリスに向いている間に、態勢の立て直しを急いだ。
●
片脚を破壊され、頭部を失ってなおベラドンナ・レクイエムは天秤の街を目指して進んでいく。それはまるで、灯りを求めて彷徨う難破船のようだった。冒険者達の攻撃スキルは底を突き、回復も枯渇しそうになりながらも、ついにその瞬間がやってきた。
「これで、終わりだ!」
カルフの大太刀がレクエイムの体に食い込んだ。
「ギャーーーーーー!!!」
その一撃で、かろうじて繋がっていたレクイエムの胴が真っ二つに裂け、レクイエムは血も凍るような絶叫と共に、塵となって消滅した。
●
「きいいいいいい! ベラドンナ・レクイエムが倒されたですって! あの役立たず! せっかく半年もかけて作ったのに! これだから他の死霊術師との共同制作は嫌なのよ!」
グリゼルダはレクイエムが倒されたことを感知し、地団駄を踏んだ。
「油断したな!」
その瞬間、海軍の精鋭がグリゼルダに背後から飛び掛かった。しかし、グリゼルダはこともなげにその一撃を躱し、背中の第三の腕で海兵を海へと叩き墜とした。
「貴方達と遊ぶのはここまでです。冒険者達に伝えておきなさい。どれだけ貴方達が私とウィリアムの邪魔をしようとも、最後には必ず愛が勝つと」
グリゼルダはぴょん、とバッタのようなジャンプで海軍の船から飛び降りると、人間離れした速度で海面を走り去っていった。
遠ざかっていく血まみれの怪女の背を見送り、兵長は呟く。
「逃がしたか……いや、見逃してもらったというべきか。青の親指グリゼルダ……天秤の街に喧嘩を売った代償は必ず払ってもらうぞ」
●
「どうか……どうか安らかにお眠りください……」
リブラネスタの港に帰還したフェミナは、あの巨大ゾンビの材料にされた命と、犠牲になった海兵に対して鎮魂の祈りを捧げていた。
「グリゼルダ……顔は美しいんだけどな」
ロイは海を眺めながら、ぽつりと呟いた。
「なあ、アンタ達に聞いておきたいんだが。グリゼルダの顔に傷はあったか?」
ケンは海兵の生存者にグリゼルダのことを尋ねた。
「傷……? いや、戦いの前はキレイなもんだった。我々がしこたま攻撃を撃ち込んだから、多少顔にも傷はついたと思うが」
「チッ。そうか……」
ケンは舌打ちした。以前グリゼルダと戦闘したのは半年以上前だ。その時与えた傷はもう完治してしまったらしい。
「目玉を抉るぐらいはしてやるべきだったか」
「残念ですわ……塵になってしまうなんて……せっかく至高の一皿が作れるかと思いましたのに……」
リリリリスは跡形もなく消し飛んだレクイエムの最期にはらはらと涙を流していた。
「激闘だったね。全員生き残れてよかったよ」
アランは満足そうに笑い、汗を拭った。
「みなさん、ありがとう、ございました」
ジャンヌがぺこりと頭を下げる。かくして、リブラネスタを襲った巨大ゾンビ『ベラドンナ・レクイエム』は海上で撃破され、リブラネスタの平和は守られたのだった。
マスターコメント
イベントシナリオ(50人)非常に難しい 報酬:多い26 / 20〜50人
2022年08月30日 17時27分40秒 公開
参加者
相談掲示板
おおきいのに踏んでもらえると聞いて来ましたわ!! あ、私(わたくし)、リリリリスですわ!!!(どやぁ) 私は前の方でエンj…敵を引き付けますわね!!!
トーラです。 よろしくお願いします! 万単位の生命力となると、しっかり行動を決めて挑まないと倒すのは難しそうですね……。 相手は海ですし、ウォーターウォークなどの海上移動手段が欲しいところですけど、キャスターの方の人数次第では難しいかもしれませんね……。
キャスターのルアンナです、よろしくお願いします。 ウォーターウォークで水面を歩けるようにしますね!
No.5
キャ、キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします・・・。 ウォーターウォークですか・・・。 ジャンヌ・アンさんにかけてもらうことはできそうですね。 かけてもらえれば、それに対するかけ直しは考えなくても良いかもしれません。 ウォーターウォークの効果時間は120ラウンドですので・・・。 それと、今回はスキルの使用回数が多くなりそうですので、出来る限り用意しておきたいものですから。 何人かのグループで組んで動いた方が良いかもしれませんね。 ともかく・・・、参加人数が少ないとどう動いても難しそうですね。
ロゼットよ。リブラネスタに襲撃なんて大変なことになったわね。 全長20m、上半身が海上で、下半身は海中で歩行中ね。 巨人相手なら足破壊が良くある手だけど、海中の足を壊すのは、 ちょっと難しそう…ゾンビじゃ目潰しも効果が怪しそうね。 >ウォーターウォーク ジャンヌ(味方NPC)が希望者には付与してくれるらしいから、 そこは困らないんじゃないかしら。1回の付与で10分続くから 船が近づいてる間に、順に付与してもらっても大丈夫そうだし。 >時刻は深夜 こっちも気になるわね。海上だと灯りの類は無さそうだし、 暗視か照明の準備がないと、動きづらいんじゃないかしら。 夜の海ってだけで怖いのに、さらに巨大ゾンビ…まるでホラーね。
あ。ジャンヌさんのところを見落としていました。 確認したらウォーターウォークの使用回数は8回もありますし、1度に術者+4人にかけれると考えれば32人迄は大丈夫そうですね。
ダメですわ、正面で踏んでもらえるかと思いましたら水中ではいけませんわね。 これだけ大きいんですし、繋ぎ目であったり、頭部に該当する部分なりはありそうですわね。 継ぎ目にあたるゾンビに切れ目を入れて置けば 水中から陸上に上がった時には自重で崩れたりしてくれませんかしら?? そうしたら食材調達も少しらk……いえ、なんでもありませんわ! まぁあまり丘に上げると色々と悪いようすですが、ダメとは書いてませんわね。 ところで 暗い海と言う事ですわね暗視は備えておいた方が良さそうですわねっ!!
レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 ギルドには日頃世話になっているから微力なれど力になれればと。 あの巨体で二足歩行、とあるから案外バランスがギリギリで足は弱いのかも知れない(水の浮力でなんとかしてる?)と思った。 足を攻めるには潜らないといけないのが難点だが……
シューターのロイです。ヨロシク。 力比べ根競べな戦いだね。 今のところ船に乗せて貰い接近(船は比較的安全圏で待機) ウォーターウォークを貰ってベラドンナの周囲へ散開し攻撃で考えてます。 切れる前に船に戻り再度付与して貰えたら…と思ってたが有効10分なら 先にスキルを使い切るだろうね。 >時刻は深夜 ありがとう。暗視を支度するよ。
ヒーラー、アラン・スミシーだ! できる限り後方支援をしようと思う!どうぞよろしく!
シーフのフリューリングスルフト=ティエラさぁ、フリューでえぇよ。よろしくね! ウォーターウォーク、かけてもらってヒットアンドウェイで攻撃していこうと思う。 グループ分けはいいと思う。ウォーターウォークかけてもらった人達が一斉にかけなおしに戻る時間を作ったり、入れ違いに近づくグループとか、分けてあったらわかりやすいと思った。
成立ですね。 グループ分けをするなら前衛と後衛にざっくりと分かれる位でしょうか? それとも細かく? わたしは前衛に立つか、杖か弓を持って後衛に立つか考え中です。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 こちらはウォーターウォークを貰って前衛として行動しようと思います。 高い生命に大きな体格という事ですし、瞬間火力よりも継続火力を重視して行こうかなと。 使える人全員で同時に吹き飛ばし系スキルを使用する事で、 相手を転倒させる事もできれば良い時間稼ぎになるかもしれませんが、 体格差もありますし難しいかもしれません。
成立したわね。 ウォーターウォークを貰って、海面上で戦うって人が 多そうには思うのだけど、貰わず泳ぐ人っていないかしら。 潜水して、足の1本でも壊してやろうかと思っているのだけど、 単独じゃ厳しそうだし、他に居ないかな?と。 足1本でも壊せれば歩行困難にできそうだし、片膝をつかせれば 海面上の戦いも、上半身を狙いやすくなるかなと思うのだけど。
キャスターのエヴァンです。よろしくお願いします。 >潜水して、足の1本でも ぼくが同行しても宜しいですか? ベラドンナの攻撃は基本上半身で行うようなのと 水中戦(深度1)は射程が4減った計算とされる以外は 大きな障害には成らない様子なので(マスタリングは有り) 水着+スィフトスイマーで周囲を巡りながら膝裏やアキレス腱を攻撃をしようと思ってます。
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >照明 深夜ですと確かに照明の用意が必要となりますけれど その分、敵の目にも止まりやすい点はございますので 『エンライト』も含めた用意を分担し 広範囲をカバーされる事で特定の照明持ちの方が目立たぬようされるか。 あるいは、スキル枠の都合はございますが 『暗視』の用意も検討されるとよろしいかもしれません。 ただ照明が無い・届かない分、他の方からの支援を受けにくい点はございますので その点は注意が必要となりますでしょうか。 あと、ヒーラーの複数能力上昇系スキルはオリジナル化されていない場合 全身が特定色の光に包まれますので姿を隠されたい方は そういった支援の効果範囲から外れるますよう 立ち位置に注意が必要でございますね。
迷ったが、潜って足を狙うつもりだ。 上だけを壊したら体が軽くなる分相手の移動速度が上がるんじゃないかという懸念があるので、それまでに足に少しでもダメージを与えられたらと思って。 視界はエンライトで確保する。
水中の行動、おじさんも同伴していいかい? 水の中で何が起こるかも分からないから、 ヒーラーは多い方がいいと思うし。 バッファーとしても微力ながら参戦するよー
さて、人手がほしそうですからね 組分けについては大枠では異論なく。 いくつか懸念事項と注意点ですかね >ウォーターウォーク 水上活動を優位にするスキルですが。水面の状態などによっては当然水中に引きずり込まれる、溺れる可能性もあります。Q&Aにもありますからね。 マスタリング対象でしょうが、これだけの大きさですからね。 軽く動くだけでもそこそこ水面は荒れるでしょう。もちろんこの質量の攻撃でも同じことが言えます。 ウォーターウォークを掛けてもらい近づこう、と考えるなら、救助体制等の対策までセットで組んでおかないと面白いことになりますよ。 夜の海など、少し潜っただけで何も見えなくなりますからね。 >水中 全長20mかつ二足歩行とすると、これ、水底を歩いているとすればそこまで深くはない感じですかね。 本能で動いているとすれば、危険を感じれば潜ったり沖に動いて逃げるなどの可能性も出てくるわけで。 ああ、潜る際は近くにいるものは巻き込まれる際はご注意を。 >戦法 数もいますし敵も巨体。水上で従来通りの動きがしづらい一種の海戦ですね。 パターンの一つとしては、ウォーターウォーク使用者による機動性を活かした撹乱接近と合わせて、数名の乗った小舟数隻による展開と集中砲火ですか。 ウォーク使用者は陸上に近い機動が取れるのでそこは得意分野を。 小舟に関しては囲むようにして被害を軽減することと狙い、移動の抑止ですね。 万が一ウォーク使用者が沈んだ場合の救助活動もここの役割でしょう。
>潜水組 エヴァン、レピド、アラン、と。何人かは居そうね。 なら足の、膝あたりを狙ってやってみましょうか。 といっても死体の継ぎ接ぎだから、関節あるか分からないけど。 右膝を先に、余力があれば左膝という狙い順でどうかしら。 戦闘時は10ターンで息継ぎだから、溺れないようにね。 戦闘不能か窒息の人が出た場合は、お互い救助しましょう。 夜の海で沈んだらマズイことになりそうだし、これは必ず。
キャスター、ヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンと申します。 お見知り置きを。 僭越ながら私からも、ウォーターウォーク付与の役目を果たさんが為に参じましたが。 潜水しての攻撃や特殊工作を狙おうという方が割と居るみたいですね。 水中行動ともなりますとシーデビルアーマーで狙撃態勢に入ったり、溺れそうになった味方は最悪エーテル流体弾で水面まで吹き飛ばすという風でしょうか? 後者はダメージが発生しないそうですから。
シーフの海神江流だよ。今回は宜しく。 ウォーターウォークもらって穂状から前衛に回ろうかなと。 波だった水面対策でアクロバティックアーツつけていけば、対策しつつステの底上げになるかなと考えてますよっと。 視界対策は暗視持っていく予定。
水中組、膝あたり了解! そうすると、おじさんなるべーく安全行動取って 皆のカバーリングに回るかな…? 戦闘不能とか窒息対処に取れればなーとは思ってる、 膝は可動部だから何が来るか分からないのと、上からの敵さんの 流れ弾が来るかもわからないからね~。うまいこと見極めておけるように 戦略眼持っていくよー。
懸念事項と注意点をありがとう。 距離があるからと気を抜かず、だね。 >撹乱接近と合わせて、数名の乗った小舟数隻による展開と集中砲火ですか。 この形なら、水落に備えてウォーターウォークを貰っておいて 小舟からの攻撃に参加、小舟が狙われ出したら攪乱も兼ねて水上戦に移行しようと思う。 班分けとかは周りに合わせる形で記しておくね。
>潜水組 右膝を先に、および溺れないように了解だ。 持久戦になるだろうから、多少余裕をもって息継ぎに行った方が良さそうだな。 俺は水泳と……攻めやすいところがわかればいいなと思って看破を持っていく予定。
考えましたけれど、わたしは後衛で杖の魔法攻撃に回りますね。 派手に範囲魔法を撃って前衛や潜水組の方が近付く隙を作ろうと思います。 視界の確保と転倒防止に暗視とバランス感覚も持っていきます。 念のため、エーテルイミテイトでウォーターウォークも模倣しておくつもりです。 それと、キメラゾンビは多数の死体と魂から作られているので、複数の目や感覚器官を持っているかもしれません。死角を取っても警戒しておいた方が良いかもです。
組み分けは前衛、後衛とかざっくり考えてたさぁ! 懸念事項等ありがとう! かなりざっくりやけど全体方針と各組み分けの行動方針をタグみたくまとめてみたさぁ うちのプレイングの方に組み込もうかと思うんやけど誰か【後衛】と【潜水】の方、受け持てる方いると字数が助かります それと、こっちもざっくりだけど誰がどこ組行く予定なのかも発言内容から判断してまとめてみたさぁ。判断が難しい方はごめんち、載せてないさぁ。あと見落としあったらごめんね! 〇全体方針 キメラゾンビ討伐 前衛、後衛、潜水の3組に分担 【前衛】 ウォーターウォーク使用、機動性活かし接近戦 【後衛】 ウォーターウォーク付与可能者、数隻に分散 敵移動妨害と救助活動も担う 【潜水】 水中にて敵右膝>左膝の優先で部分撃破狙い 〇行動予定 【前衛】 海神 フリーダ フリューリングスルフト 【後衛】☆:ウォーターウォーク付与可能者 トーラ☆? ロイ ルアンナ☆ 【潜水】 レピド アラン ロゼット エヴァン
タグ提案ありがとう!文字数多分大丈夫だから潜水の方引き受けよう! 潜水組は部位破壊狙いであってる、おまとめありがとうね~!
フリューさん、纏めてくれてありがとう! 【後衛】のはオレが受け持つね。 個人行動で各船とはサウンドボイスor松明での合図をと思ってる。 (テレパスも考えたが、届く距離なのか、相手が持てるかが不明なので)
プレイング提出前日で申し訳ない! おじさん、先程言った通り皆のカバーに回るんだけど、 【潜水】組の【全員要回避・要水中脱出時】は、 おじさんあらぬ方向に衝撃刃出して合図するつもりだから よろしくー!このことはプレイングに書いておくね!
っと、松明だと消えてしまうか…ランプか何か別の『灯orサウンドボイス』で…とププレに記載します
ギリギリの参加で申し訳ありません ヒーラーのフェミナ・ノ・リビディーネです。 後衛で回復役に徹しようと思います 【前衛】 海神 フリーダ フリューリングスルフト 【後衛】☆:ウォーターウォーク付与可能者 トーラ☆? ロイ ルアンナ☆ フェミナ 【潜水】 レピド アラン ロゼット エヴァン
アランさん【潜水】組のタグ受け持ちありがとうございます。 衝撃刃の件、お世話に成りますね。 それと >複数の目や感覚器官を持っているかもしれません。 了解しました。 足を潰した後は、海上に顔を出して攻撃すると思いますので メテオライトで感覚器官と思わしき場所を潰すプレにしますね。 (1体…だけど複数人の合体との認識で居ますので)
すまん、挨拶と立ち位置表明を忘れていた。 前衛で攪乱と牽制に回る。 【前衛】 海神 フリーダ フリューリングスルフト ベルク 【後衛】☆:ウォーターウォーク付与可能者 トーラ☆? ロイ ルアンナ☆ フェミナ 【潜水】 レピド アラン ロゼット エヴァン
ロイさんとアランさん、タグ請負ありがとうさぁ! 各タグは二人の方を参照、みたいに書いておくね! 【前衛】の方はうち(フリュー)のを参照みたいにしてくれると良い、かも?