ありふれた鬼ごっこの結末
黒代朝希
コメント 30
シナリオID:2386
オープニング
曰く、ゴールディとの国境線近くの領地……そこで薬物をアングラに楽しむ場を設けた者がいた。
世に退屈している者、或いは絶望している者に言葉巧みに誘い込み、薬物を堪能させて顧客にする。
そうしてあぶく銭を稼いできたわけだ。
問題は、その薬物を堪能した女性の中に……領地での有力商人の姪がいたという事に尽きる。
すぐさま追手が差し向けられ、薬物窟を設けた者は即座にゴールディへと逃げ込んだ。
しかし有力商人は追撃の意思を見せ、冒険者ギルドに対象の居場所を調べる依頼を出したというのが今回の依頼と言う訳だ。
今回の依頼の要点は『ゴールディのシマに逃げ込んだ薬物窟の元締めを探す』という事に尽きる。
ゴールディならば違法薬物を肯定する者も禁忌とする者も多種多様。
だが、それは即ち取れる手段が豊富であるという事だ。
例えば薬物を禁忌とする勢力の者に協力を願う、等だ。
ちなみにその為の経費は依頼主である商人がある程度以上は出してくれるとの事だ。
資金については無尽蔵ではないが、ある程度のサポートもあるという事も考慮して考えてみると良いだろう。
ちなみに冒険者に依頼されたのは『元締めの居場所を特定する』事であり、直接元締めを成敗する事ではない。
依頼自体はゴールディに潜伏している商人の手先に元締めの居場所を伝えれば依頼は完了となる。
無論の事元締めが冒険者の動きを悟って居場所を移動してしまったら失敗か逃走ルートを特定して教えるかのどちらかになる。
いずれにせよ派手な行動をせず、静かに元締めの居場所を割り出す事が重要だ。
アングラでグレーな依頼だが、ゴールディに関する依頼に関してはよくある事。
初心者ならばそれを考慮し、あえてサポート体制が整っている今回の一件に身を投じてみるのも一興かもしれない。
いずれにせよ、調査対象の居場所を突き止めた『その後』も考慮して立ち回ると良いだろう。
解説
マスターより
リプレイ
善悪の坩堝たるこの街では、様々なマフィアが鎬を削ってシノギを上げている。
その中で違法薬物については禁忌とする勢力や逆に肯定している勢力等、やはり坩堝としか言いようがない。
その中で冒険者達は「違法薬物を禁忌とする連中」のシマの宿を拠点として活動を始めていた。
「まずはこのゴールディでの情報収集を行ってから……「違法薬物を禁忌とする連中」に接触する事にするんでしたよね?」
「そうよ。まずはその元締めの情報を集めてから交渉材料とするの」
そう言いながらオゴス……いかにもゴブリン然とした見た目でありながら敬語を使うホブゴブリンの男は、散策する際の落伍者に偽装する為の道具としてゴブリナ草を取り出し、シンディー・ホシカは「ゴールディに流れてきた踊り子」としてしばらく過ごす事で情報を得るために髪型をツインテールとし、「ツバキ」という偽名を用意。
それぞれ情報収集の為の準備だ。
「あの頃の経験が、こうして活きるなんてね」
冒険者に成り立ての頃はわざと「いかがわしい依頼」を受けたりしてた時期もあったシンディー。
何事も経験、とは誰が言ったのか……上手い言葉だと「ツバキ」になった踊り子の冒険者はそう心中で独り言ちる。
薬物に関連しない情報収集でも「最近ゴールディに流れ着いたごろつき」に関する情報は集める事が出来る。
「その為の踊り子の変装よね」
「俺もいかにもゴブリン然とした見た目ですからね」
そう笑い掛けながらオゴスとシンディーは笑い合い、宿を出て「最近同盟からやってきた新参者」についての情報収集を行う。
主にシンディーが踊り子として活動して得た情報をオゴスに提供し、オゴスがその裏を取る。
そうした情報収集はやがて、同盟から逃げ込んできた男達……元締めの連中が違法薬物を良しとするマフィアの勢力下に逃げ込み、傘下に入ったという情報を手にする事になる。
「貴方達が我々と共に行動して互いに損がないようにしたい」
いつもの軽薄な態度や言動……それらを一切感じさせない口調でアラン・スミシーは「違法薬物を禁忌とする連中」の一人にそう切り込んだ。
「……その、小娘がウチの下っ端の匂いを嗅いでここまで来た、という事だが」
「ん、レタは鼻が利くの」
レタというハーフビーストの少女は無表情に、しかしどこか誇らしげにマフィアの男へと告げる。
彼女の超嗅覚を活かし、冒険者達は「クスリのにおい」がしないニンゲンを探し出した。
その上でナタリアが胡散臭い闇医者のフリをしてマフィアの構成員に接触を仕掛け、アランの交渉術……商人から獲得した経費から捻り出した対談の為の費用を支払った事もあって、今現在マフィアの男との対談に持ち込んでいると言う訳だ。
レタの見た目が子供という事もあってかマフィアの男は彼女の口調を咎めず、もう一人の少女……いや、女性に語り掛ける。
「まず、俺達から情報を聞き出す前に……薬物を禁忌とすると仮定するなら、何故それを掲げるのかを聞きてぇんだったな」
単純に利益に反して損害がデカいからか、金の力でのし上がれど古き良き任侠の理念ゆえか……そのどちらかを見極める為にナタリア・フィッツジェラルドは返答の代わりとなる品の良い微笑をマフィアの男へと向ける。
これはナタリアの見目の美しさだけではなく、彼女がフィッツジェラルド子爵家の血を引く尊き血筋の者故のものであろう。
「簡単だ、最終的には人も社会も腐らせる。其れがドラッグ……理念的にはあっちゃいけねぇし、現実的な観点からすれば、ビジネスとして破綻しているんだよ」
「成程な。道理だ」
貴族として、医師として……違法薬物を用いたビジネスがいかなる顛末を迎えるかナタリアは理解している。
現実的な観点からも、理念的な考えからも目の前の男は違法薬物に関する調査にて「協力」が出来る事をナタリアは理解。
「薬物は人を堕落させるだけではなく、廃人とする。そうして人を消費し、抜け殻にしたあとに金銭は発生しない。商売としても半端、仁義としても常識に欠ける」
「そうだ。それでも薬物でのシノギを行う馬鹿は……大局的に見て「それ」前提で動いているんだろうよ。まぁそれは今はいい、それよりも同盟から逃げ込んできたアホの捜索だったな?」
他のマフィアに所属したなら、一介の商人の立場では中々手を出せない相手である事は承知。
しかし今回冒険者が受けた依頼はあくまで「元締めの居場所を突き止める事」のみである。
「レタ達は、その居場所を突き止める為の手掛かりが欲しいの」
「成程な……全面的な協力はできねぇが、とっかかりになりそうな情報ならあるぜ」
違法薬物の調査の為薬物をシマ内で携帯する許可をもらった後、更にマフィアの男はグラスの中の酒を軽く呷った後にこう切り出す。
それは「冒険者が集めた元締めの男の居場所などを含めた情報」を彼らにも渡す事の要求だ。
情報とは時として千金よりも多くの価値を孕む。
ゴールディで生き残るためには他所のマフィアの動向を知ることも必要だが、自組織の構成員を使って探りを入れるとなるとリスクが大きい。
故にマフィアの男は情報を共有する事を対価として求める。
「わかった……こちらの依頼人からしても集めた情報を秘匿する旨は語られていないからな」
「取引、成立と言う訳だな……奴ら、最近薬物をただ売るだけの商売だけじゃない稼ぎを持っているみたいだ。そこら辺を調査してみると良いんじゃねぇか?」
そんな情報を得た後、情報共有の為にマフィアの方から伝令を用意する事も確約。
その締結のあと、交渉に赴いていた三人の冒険者は宿へと戻っていく。
「……さて、結構時間がたったが」
締結の数時間後、オゴスは陰険な表情でそう呟きながらゴールディの盛り場や裏路地をうろつく。
こうして荒れた雰囲気を醸し出していれば喰いつく。
(売人と接触時は最初は胡散臭そうにしつつ、じょじょに向こうの口車に丸め込まれていくフリ……が良いかね)
やがてフードを被ったやせぎすの男がオゴスの元に近づいたのを察知し、彼は訝し気な視線でやせぎすの男の話を聞いていく。
想定した反応を話の流れに合わせて繰り出し、フードを被ったやせぎすの男……売人の一人を食いつかせたオゴスは、経費としてもらった通貨を売人に渡して違法薬物を手に入れる。
「あー、そうだ。もしもまた欲しくなったらどこにいきゃあ良い?」
無論の事馬鹿正直に元締めの居場所が返って来るとは思っていない。
だが、売人がよくいる場所の情報も何かに役立つ事は間違いない。
(……さて、後はレタさんやナタリアさんに分析を任せますか)
売人が去ったのを確認し、そのまま裏通りを出たオゴスは心の中でそう呟く。
「クスリ、売ってほしいの」
オゴスとは別方面でのアプローチ……「ツバキ」となったシンディーはそれを試みるつもりだ。
「お金以外の支払いをするつもりもあるのよ。踊りを見せたり、あとは……言わなくてもわかるでしょ? 良いからクスリを頂戴よ」
なりふり構わない……そんな雰囲気を醸し出しながら「ツバキ」は踊り子らしく軽くターンしてみせて、さらに思わせぶりに話を続ける。
「こんな所じゃなくて、もっと安心できて確実にクスリを手に入れられる場所はないの?」
そんな風な色仕掛け……効果は覿面とまで言わずとも、確実に深い影響を売人に与えたようだ。
まずは手に入れた違法薬物の効果を確かめてから、という事で妖艶な踊りを見せてあしらった「ツバキ」……シンディーは「確実にクスリを手に入れられる場所」の情報を売人から獲得したのであった。
「変なにおいがするの」
「酩酊と幻覚をベースとした効果の違法薬物か……」
そうしてオゴスとシンディーが手に入れた違法薬物を、レタとナタリアはそれぞれ犬並みの嗅覚と医療知識を以て効能を解析していく。恐らくは、これが元締めが蔓延させようとしている違法薬物だろう。
酩酊効果で気分を落ち着かせ、そこに幻覚を交えさせて意識を蕩かしていく。
それがこの薬物の効能の様だ。
「嫌なことがあった時、お酒を飲むみたいに忘れられるの?」
「ああ、こういった酩酊効果を主軸とした違法薬物は酒と同じく前後不覚になる事が目的なんだ」
だから、こうした違法薬物に手を出せば最後……何もかも忘れる為に違法薬物に手を出す人生になりかねない。
「だから、あまり嗅ぎすぎるな。癖になったら事だぞ」
「わかったの」
ナタリアの言葉に素直に鼻を引くつかせるのをやめるレタの様子を見て、ナタリアは売人が売りさばいている薬効から推論を積み重ねなていく。
この地域の周辺の違法薬物を売りさばいてる連中・組織について情報収集を纏めた資料を見比べていたナタリアは、ふと協力関係にあるマフィアの男が言っていた事を思い出す。
「確か、同盟では薬物を堪能する場を設ける商売をしていたんだったな」
シンディーの言う通り、経験とは未来を創る宝である。
しかし無論の事……悪意を孕んだ経験もまた、悪用する事も出来る。
「ノウハウがあるならば、ゴールディでもやっているか」
「クスリの匂い、覚えているの」
ナタリアの言葉に、レタはそう呟く。
その後、マフィアの伝令にその情報をアラン達に伝えるよう指示を出してナタリア達は宿を出る。
(他のマフィアの傘下に入っているならば、手出しする方法は限られる事になるが……)
しかし、今回の依頼は「元締めの居場所を割り出す事」であり、その後の行動と顛末は依頼人に委ねられる事となる。
(ならばやるべき事をやるだけ、か)
「えぇ~、そんなおクスリがあるんですか~?」
いつもより軽薄さを増した口調でアランは上流階級の服装に身を包み、売人から聞いた違法薬物の話を話半分といった様子で聞いていく。
無論の事、アランも上流階級の服装に着替える際に違法薬物の効能は話を聞いている。
その事も踏まえ、怪しい盛り場の場所について捜索を担当したのがアランである。
(流石にガードが堅いね。確実に「飲んで」くれない限りは行けないか……けど、大丈夫)
――なぜなら、既に割り出しの準備は済ませている。
レタがナタリアと共にアランの傍に控え、違法薬物の匂いがする売人……目の前にいるアランに対して言葉巧みに盛り場へと誘わせようとする売人の匂いを覚え、更にオゴスとシンディーが合わせた情報を元に……盛り場の場所、その特定を進めていく。
「分かりました。一度考える時間をくれませんか? その時に改めて意見を述べさせてもらいますよ」
ここが切り時と判断したアランは「時間をくれ」という無難な論法で話を打ち切らさせ、売人も「初めてという事なら」と思って納得がいったのか、素直に礼をした後踵を返していく。
「……さて、後は盛り場が元締めの根城なのか。それともまた別の場所なのか……」
それを割り出すのが、最後の仕事となりそうだ。
「……あまり、前には出すぎない。レタ、強くないから、足、ひっぱるかもしれない」
「大丈夫です。その辺りは俺達がフォローしますから」
目星をつけた盛り場の店の前にある路地裏。
そこで改めて今回の面子に今の自分の実力を告げ、オゴスは丁寧かつ真摯にレタをフォローする。
「クスリを買った女がいきなり消えたら怪しまれそうだから。しばらく踊り子として過ごして、何度かクスリも買っておいて、ある程度渡りは着けておいたの」
踊り子「ツバキ」の服装に着替えたシンディーはそう呟き、アランに作戦の再確認を求める。
「確か「ツバキ」のファン、という設定で行くんだったわよね?」
「うん、そこで「ツバキ」のファンになった売人を介して盛り場へと紹介。入会しなくても口止めはしっかりと約束する事で薬物を摂取せずに済む手筈はおじさん整えているね」
そう言ってアランも上流階級の服装に着替えており、シンディーと共に盛り場へと潜りこむつもりだ。
「金の力こそが全てというなら、その糧といえる利益もまた力といえような……」
ゴールディのマフィアに所属して簡単には干渉できない状態になった元締め達。
しかしそれとは別に「自身を狙う者達に居場所などの情報が渡る」事については意味がある。
違法薬物という「敵」を多く生み出す商売をしているなら、猶更だ。
故にナタリアは自身の頬を軽く叩いて気を引き締めていく。
「三人はいざという時に待機していてくれ」
「了解です」
「ん」
「任せてくれ」
オゴスとレタ、ナタリアはアランの言葉に頷き、アランとシンディーは盛り場へと歩み始める――
「ちょ、ちょっと考えときます~……絶対絶対、誰にも言わないので~!」
(よくあんなに本当に情けないと思わせる声と声色を出せるものね)
アランの必死の叫びを聞きながら、舞を盛り場の顧客に披露していくシンディー。
彼女の舞を見て黄色い声を上げる顧客の反応や、休憩時に耳に入って来る噂話を処理しながら彼女は元締めの居場所を想定していく。
情けない声で何とか口止め料を逆に自分の方から払い、盛り場のスタッフから見逃されたアランは彼らとその元締めの現在のゴールディにおける状況を推測。
やがてある程度の情報を集めた二人はこの盛り場には元締めがいないという事を割り出す。
だが、この盛り場の近くに「経営者」の住居がある事を二人は突き止めた。
(まぁ、後は元締めの居場所を割り出すだけか)
(という事で……おひねりも貰って脱出ね)
アランは追い出されるように、シンディーは優雅に手を振りながら盛り場を脱出していく。
「……成程、あそこか」
やがて盛り場に潜入した二人の情報、そしてレタの嗅覚を利用して盛り場から出ていった男を尾行していくナタリアとオゴス。
その男はとある建物の中に入っていき、十数分後には懐に手をやりながらその建物から出ていく。
「いっぱい、クスリの匂いがするの……」
「という事は、ほぼ間違いないでしょうね」
レタが顔を顰め、オゴスはハンカチを手渡すと同時にそう呟く。
「ああ、後はここを見張って決定的な情報を手に入れたら依頼は完了だ。万が一間違えたら事だからな」
そうしてレタを一旦宿へと帰還させた後にオゴスとナタリアは交代しながら見張りをし、その建物に関する人の出入りを観察。
その結果――建物に出入りする人物の種類が、盛り場のスタッフと違法薬物の売人の二つに分けられた。
つまり、確定……元締めの居場所と言う訳だ。
「成程ね……後は、その建物に出入りする人物のリストを、と」
最後にアランは「掃除」の際に役立つように関連人物のリストを作り上げていく。
その情報を商人の手先と「違法薬物を禁忌とする連中」に渡していくナタリア達。
マフィアの傘下に入っている以上、元締め達には直ぐには手出しは出来ない。
しかし……彼らの居場所などの情報を敵対する者達や理念の異なる者達へ渡せば、何かしらの動きが出てくるだろう。
この時点で依頼は完了だ。
これが後のゴールディでどのような影響を齎すか……
それは今は、わからない。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準5 / 4〜10人
2022年08月14日 12時10分17秒 公開
相談掲示板
よろしく、シンディーよ。 私で依頼は成立ね。良かった。 私はゴールディに流れてきた踊り子として何日が過ごしてから、 クスリの買い手として売人に接触って方向で情報収集をするつもりよ。
シーフのオゴスと申します。どうぞよろしくお願い致します。 シンディーさんと方向性が一緒ですが、俺も薬物を欲しがっているフリで情報を集めてみたいですね。 同じ依頼を請けた冒険者同士で情報共有をおこなった方が効果的に調査を勧められそうですが、皆さんの都合ははいかがでしょうか? 調査対象に怪しまれないよう、合図を決めるかテレパスを使う等が無難でしょうか。
どうぞよろしく、アラン・スミシーだ! 合図は物理的なものより、 テレパスの方が秘匿性があって確実かなとし思うけど、 全員が全員持てるわけではなさそうなら、現状四人の内 二人が持って、ペアで行動……が確実だと思ってる。 こちらとしては心苦しいけど予算もあるらしいし、 変装してカモになりそうな上流の人間のフリをしようかなーと。 実際におクスリは勘弁だから、そこらへんは話術でなんとか撒いてみようと思う。 合図だけど、このおじさんの考えの場合、おじさんはテレパスは ちょっとやってる余裕がないかな~。
補足するとテレパス持ってる人と持ってない人がペアになるイメージだね!
……と、物理的な作戦も考えたけれども、 エンパシーや残留思念感応も使えるから、活用できそうなら 是非ともおじさんを使いっぱしりにしてほしいな! テレパスで呼び寄せてもらってエンパシーで追跡調査、というのも できなくはなさそうだよ~。皆の作戦に合わせるね!
どこかに隠れている元締めが一人いて、その手下の何人かが売人としてクスリを売ってるってイメージしてたの。 売人の一人にターゲットを絞るより、それぞれで別の売人に当たった方が、返って複数の情報を照らし合わせ精度が高まるかなって。 あくまで私個人の考えだけど。
レタっていう。よろしく。 超嗅覚で、クスリとかのにおい、辿れないか? レタは、むずかしいことわからない。 みんなの作戦、合わせたい。
別の商人に当たる、OK!了解さ! だとしたら最初の変装案の方が良いかな……。 そしてレタくんは、元となるクスリの方が入手できれば商人の 尾行ができるかな。 だとすると、現状は共有方法だけが悩ましいところ…かな? 元締めを探すだけなら、リアルタイムで絞るより一度どこかで切り上げて から普通に会話で共有しても良いと思う。 人前に立って行動する人たちは、帰投するタイミングをバラバラにすれば 一貫性がなくて怪しまれないと思うけれど……。 うーん、テレパス便利なんだけれどねぇ……。 良い案があったら是非ともよろしく!一応テレパスは使えるよ!
別々の情報をつなぎ合わせてこそ見えてくるものもありますからね。 レタさんの超嗅覚も薬物の臭いを辿るのに良さそうです。 依頼内容的に怪しまれない限りは、緊急の連絡が必要な事態はあまり起きなさそうですね。 アランさんの挙げてくれたように、食堂か宿屋にそれとなく集まって小声でやり取りといった感じになるでしょうか。 一応テレパスを持っていくことはできます。
他に優先するスキルがあるから、私はテレパスは持って行けないわね。 でもそのぶん、売人と話をして情報はしっかり持ち帰るつもりだから。 最後にそれとなく集まって話し合いは大丈夫よ!
ようし、じゃあ宿屋に集まって情報共有としようか! おじさん戻る時は変装を解くから、怪しまれないとは思ってる~
宿屋に集合し、さりげなく情報交換ですね。それでいきましょう。 俺もテレパス以外のスキルを用意していくことにします。 依頼書には 調査対象の居場所を突き止めた『その後』も考慮して立ち回ると良いだろう とありますね。 この依頼の結果をもとに依頼人が次の行動を起こしやすくする、というような解釈をしました。 そうですね。調査対象の居場所が判明したら、遠くから双波の探波を放って見取り図でも作っておきます。 他には…… 薬物を禁忌とする勢力の者 と協力体制を作ることもその後に関わってきそうな気もします。 『その後』の別の解釈だと 待機している商人の手先の者 に無事に情報を伝えるってのがポイントなのかもしれません。 こちらも安全を期していきたいですね。
どんな薬かわかるなら、レタも、ひとりでにおいを辿ってみる。 宿屋で集合したとき、だれかが薬を持ってきてくれると、レタも役に立てるかもしれない。 ……あ。気づかれないように、オオカミは置いていったほうがいいか?
こっちはカモになったふりのあとに話術で撒くけど…… 資金を貰えるのならいっそその場で買い取って現物応酬もいいかな。 レタくんのオオカミはしばらくオヤスミしてもらおう~。 「薬物を禁忌とする勢力の者に協力を願う」、なんだけど、 おじさんでよければ事前に交渉してみるよ。 具体的に言うとシンディーくんが潜伏する前か、 それと同じくらいのタイムラインね。ゴールディにアウトローとして潜り込んで、 「薬物の元締めを締め上げたい旨」をおじさんの口頭からも説明。 逃走ルートの絞り込みは人手が多いほどいい、 ゴールディでもクスリを嫌う人間はいるらしいんだろ? だったら元締めの噂や逃げそうな場所をその勢力から情報収集する。 これに協力してくれるのならその時の変装のお手伝いはしよう。 誠意を見せるために勢力に近づけたら変装は解いて本位を伝えるつもりだ。 一番の問題はその「おクスリ嫌い勢力の特定方法」なんだよね。 レタくんがよければ一緒にクスリの匂いがしない人間、 かつできれば薬物を嫌いそうな人と接近してみたい。 こういう手合だと土地柄、「古株のゴブリンマフィア」を狙いたい。 「クスリでぱっぱらぱーな人と相性が悪いものを扱っている」 としたら何になると思う?そういう相手と交渉したい。 シビアな話になるけど、武器か、奴隷か……。 ともあれ件の商人、ゴールディの国境線近くの浅瀬に居る人とちゃぷちゃぷして 小銭稼いでるなら、少なくともものすごい重鎮ポジではないと思ってるんだ。
クスリは売人から実際に買うつもりだから、私が集合場所に持っていくわね。
んで、突き止めたあと、潜り込んでる人に伝えること、 これ、二度手間になっちゃうけど、 シンディーくんが何日か潜伏するのなら、宿屋の情報共有のあと持ち場に戻り、 その時にその場か…そこが危ないのならその近くで やりとりしても違和感はないんじゃないだろうか?と思うけど、どうだろう? 変装したとしてもコソコソしすぎると怪しまれるから、おじさんは 商人さんとそのおクスリ嫌い勢力の結びつけを一度にするつもりだ。 商人さんに伝わればおクスリ嫌い勢力とも話が一気に広がるようにするってわけ。 情報の窓口は狭く、そして怪しまれない人が良い。 ……と、悪い案ではないと思うけど、うまく成功するかなぁ……。 特定勢力には多少の賄賂も渡すし、必要あれば血判押すまでするよ。 というわけでご一考いただけると幸いだ!
シンディーくん了解~! そうしたらおじさんも買わずにいて怖くなっちゃって 逃げちゃう世間知らずのフリでもしようかな。
ん。わかった。 レタは、アランと一緒に動く。おとうとは、留守番させる。 薬のにおいがしないニンゲン、さがせばいいんだな?
あ!!!おじさん交渉事全部やれるのか?とか さっき挙げた案でこれ駄目だろみたいなのあったらどんどん言ってね!!! 分担できることはしたいから!!!よろしくー!
ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 何やら交渉事の手が求められそうなようだから、参じてみた。 交渉と話術なら任せておけ。 例として挙げられた薬物を禁忌とする勢力へのアポイントメントだが、私は軍医であれ医者としての立場もある。 それを利用して上手い事接近できるかどうかと思っているよ。
交渉上手、すごーーく助かーる! アポイントメントの方は任せたよ!レタくんの嗅覚を活用してくれると さらに助かる!そうするとおじさんは変装専門としようかな? 「どういう勢力に寄っていくか」はわりと大事そうだから、 そこのあたりさえ抑えれば、マフィア社会で割合動きやすいと思う~
とりあえずプレイングを出しておいたのだが。 私としては、薬物を禁忌とする勢力、といっても理由と理念次第で交渉の内容を臨機応変に変えていくつもりだよ。 利益に対して損害がデカいのか、古き良き任侠の仁義ゆえなのか……それは分からない所だが。 だからこそ組織の敵だとか、組織への恨み骨髄といえる敵対勢力にアプローチをかけてみる次第だ。 何であれ、力も勢力もなまじでかければ、それだけ敵の勢いもデカいというもの。 交渉に出る際には、(胡散臭い)闇医者という体で接触を図ろう。 腕とかをも超越するような、病を蔓延するブツが罷り通れば、商売あがったりってね。
合点承知~! ナタリアくんに交渉ごとは任せるから、当初通りの 軟弱者カモ作戦で行くよ~。
念のため敵対勢力が本当に協力してくれるか……というより、 敵対勢力が信頼に足るかどうか、を、失礼のないように 会話して確信したいので、その点だけはプレイングとして お話させてもらうねー。
連投ごめんねー。 というわけでレタくん、一応協力組織についての 身辺調査関係にもご同行願えるかな? 嗅覚を活用させてほしい。 失礼がないように会話はきちんとするつもりだ。
ん。わかった。 協力組織の身辺調査、レタも協力する。 レタの鼻、役に立ったら、うれしい。
協力組織に関しては、完全に他の方にお任せするわね。 私はあくまで、売人と接触しての情報収集に集中するから。 ただ、どういう場所で売人と会えるかの情報を得るために、信頼できる情報屋とつながりを作っておく、という手段も用いるけど。 よろしくね。
みんな、それぞれ、がんばる感じだな。 レタも、がんばる。 よろしく。
了解した!それぞれがんばっていこう!
ナタリアさん、よろしくお願い致します。 全体的には情報共有はしつつ、個別に探っていくような流れですね。 各自のできることを分担するのも協力の形だと思います。頑張りましょうね。 俺は離れたところから地形を把握するスキルを使って、元締めのいる建物の見取り図を作るつもりです。