【獗烙】港町ウシタの暑い日

広大野人

コメント 45

シナリオID:2359

オープニング

●
 いつもの夏であれば観光業で賑わっているはずの港町ウシタでは、住民運動と取り締まる衛兵との繰り返される衝突により、治安が悪化。街全体が喧噪に包まれているような状態にあった。
「いつ暴動になっても不思議ではない状態です」
 組織(ソーン・クリエ)幹部フォーゲンが主であるジード・ランスウッドに報告していた。いよいよ、『その時』が来たのだろう。
「スターシャがよく仕事をしているようだな?」
「上手く抑えつけております」
 ウシタの住民活動は実力行使を主張するゾンバルダとあくまでも対話による解決を目指すスターシャが両軸になっている。
 けれど、それは見せかけに過ぎない……穏健派の市民が怒り、対話を捨てた時、大規模な暴動が発生するよう、仕組まれているのだ。
「王国騎士と冒険者共の動きには注意を払う必要はあるが……所詮、依頼がなければ動ける事はなかろう。準備を続け、来月には実行に移す」
「印刷の方も手配をしておきます」
 住民の不満が高い諸都市にばら撒く予定のものだ。識字率が比較的高い王都や諸都市では、木版印刷の1枚刷りとはいえ、ある程度の都合の良い情報を操作し易い。豊富な資金源がある組織(ソーン・クリエ)だからこそ、短時間で大量の木版印刷は可能なのだ。
 港町ウシタで住民達が決起して領主を締め出し、治政そのものの在り方を変えるように促す。勿論、力を持たぬただの市民が声を挙げた所で一時のもの。弾圧されればすぐにでも下火になる……と普通は考えるだろう。ただ『神実の力』で強化された『承允』がいれば、戦いの行方は分からないし、自ら戦いたいと希望する者達がいれば『神実の力』を渡すだけで良い。それだけで状況は一変する事は、ドワーフ王国の都市ヌバッフで既に証明済みだ。
「ゆっくりできる夏も今年で最後かもしれんな」
 ジードは人の気配の無い砂浜に視線を向けるのであった。

●
 王国騎士エナハルト・ティルムは港町ウシタに訪れていた。
 騎士団本部のある王都から離れる事が出来たのは、冒険者達がジードと組織(ソーン・クリエ)の正体を掴み、情報戦において先手を打てる状況になったからだ。
 ジードが『黄の中指』である事など記された印刷物の手配は進んでいる。木版印刷は時間も手間も掛かるが、逆に言えば、準備できる時間があれば、組織(ソーン・クリエ)が仕掛けて来る情報戦で対等以上に戦える。
 後は、配布を効果的に行う為のタイミングを計る事だ。
「可能であればジードや幹部クラスがウシタのどこにいるか確認できればいいが……」
「流石に、調べきれませんでした。今からでも冒険者に依頼しますか?」
 部屋の中で向かい合うように座っているのは受付男子のイシアだった。彼は王都の冒険者ギルド所属ではあるが、今回、エナハルトと同行していた。
「住民が蜂起すれば姿を現すだろうから、そこを狙うしかない」
「いよいよ、ですね……まさか、ジード・ランスウッドの正体が『黄の中指』だったとは思いもしなかったですけど」
「メドゥに関わりがあるものだと思ったら、想定以上の大物が釣れた訳だ」
 王国騎士として見逃す訳にはいかない。
 『神実』から始まった一連の出来事、騒動……それら全て、王国という体制を揺るがす目的だったのだから。
「生け捕りにできれば、メドゥに迫る情報が得られる可能性もあります」
 イシアの台詞にエナハルトは頷いた。
「最善は討伐、あるいは捕縛か。とにかく、街の被害を最小に抑えないといけない」
「ロディン伯爵に協力を求めますか?」
「……いや、止めておこう」
 あの伯爵の存在も厄介であった。
 街中での行動が制限されてしまうが、それ以上に、伯爵が企む陰謀が脅威であった。きっと、今も何か良からぬ事を考えているに違いないだろうから。

●
 ある屋敷の地下でゾンバルダが数名の戦士達と一つのテーブルを囲んでいた。
 誰しもが、そこそこの腕を持っている上に、授恵者でもある。組織(ソーン・クリエ)の主力部隊だ。
 諜報部隊はフォーゲンとは違う所は、いずれもゾンバルダが声を掛けて集めたという事だろう。元同僚や元冒険者、犯罪者も居る。
「いよいよ、俺達、実行部隊の出番になる訳だが、その前に幹部への推薦もやる予定だ」
「他の幹部はどうする?」
「フォーゲン以外は放置しても問題はない。スターシャが欲しい奴いたら、くれてやるぞ」
 ゾンバルダの台詞に下卑た笑い声をあげる戦士達。
 住民達による暴動が発生したら、予想外の出来事はいつでも起こり得る。どさくさに紛れて『何か』あったとしても問題にもならないだろう。
「それで、ゾンバルダの大将よ。一番の目的は、あのガキで良いのか?」
「あぁ、それはクライアントからの要望だからな」
 混乱した街中で、幾人か、確実に殺しておく人間がいる。
 組織(ソーン・クリエ)の目的は、行動さえ起こせば達成できるとゾンバルダは踏んでいた。だからこそ、次の一手を用意しているのだ。
「俺達の野望はここから、だ。人を越えた存在が統治する世界が間もなく訪れる。お前達も人を越えられる……あれさえ、手に入ればな」
 我慢しきれないといった様子でゾンバルダは尊大に笑うのであった。

●
 待ち合わせ場所に訪れたスターシャ・フォフは、ユーゲン・フォリングから、今後の活動費と万が一の時の脱出路が記された地図を受け取っていた。
「住民による暴動が発生したら、私達は居ても意味ないしね」
「暫くはリロの所で身を隠す事になるだろうけど……」
 もっとも、ユーゲンには『やるべき』事が残っているが……それをわざわざスターシャに伝える必要もないし、義理もない。
「聞いたわよ。幹部への推薦者の話。まぁ私の代わりになるような人がいても、遠慮しなくていいのよ」
「心に留めておきます。ただ、ゾンバルダさんからも候補が出るそうだから、どうなるか分かりません」
 幹部として認められれば、組織内での発言力が増す。
 組織の目的が達成されたら、得られるものも多いだろう。
「……私さ、家に帰っても空しいだけだから。旦那とは、会ってもないのよ。世間では大恋愛とか言われているのに」
「僕は真逆ですよ。誰も彼も、僕に全てを背負わせて……人がどれほどの苦労を抱えているのか知りもせずに」
 思えば幹部同士でこんな会話のやり取りをした事は無かったかもしれない。
 あるいは……もう二度と会わなくなる可能性もあるから……か。
「ジード様の目的が達成されれば、僕としてはそれで構わない。その過程で既存のシステムが破壊されても」
「同感ね……私の場合、いっそのこと、全て消えて欲しいぐらいだわ」
 受け取った物の確認が終わり、スターシャは立ち上がる。
 そして、別れの挨拶代わりに微笑を浮かべるのであった。

解説

●目的 何かしらの情報を得るあるいは情報・状況を整理する ●状況 冒険者達は王国騎士エナハルトからの依頼で、ジード・ランスウッドが率いる組織について情報を集める依頼を受ける形になります。 調査方法は冒険者達に一任されています(各自、フリーアタックとなります)。 一方的な犯罪行為による情報収集は禁止ですが、調査を行う根拠になる『切欠』を得ている場合は、多少の融通が利くそうです。 調査時、戦闘が発生するかどうかは、調査内容によります。 ●調査&情報収集 基本的には調べようとする行為に対し、プレイングやスキルなどを考慮した一般判定を用います。 推測した内容が真実と違っても、その方向性によっては判定時に有利となります(逆に不利になる事はありません)。 (例) ○○に聞き取りを行う。 ○○について図書館で調べる。 NPC〇〇と接触して話を聞く。 ……等々。 ●舞台 基本的には港町ウシタとなりますが、必要であれば別街でも可とします。 ●NPC ===組織=== ジード・ランスウッド:詳細はキャラクターページ参照。 フォーゲン     :中年紳士。かなりの実力者。 リロ・ルエファナータ:『ファナータの街』で怠惰に過ごしている少女の子爵。 ユーゲン・フォリング:組織に関わりがある青年。 ゾンバルダ     :40歳位の屈強な男。自警団の取り纏め。 スターシャ・フォフ :30歳位の美しい貴婦人。住民活動において『対話』を重んじている。 ======== ===その他=== エナハルト・ティルム:王国騎士。剣の腕前は確かなイケメン。 イシア       :冒険者ギルドの受付男子。 サーンゾ      :元山賊の男。港町に帰って来ている。 トレイシー     :研究者。帝国領内に滞在。 ジド・ケルジア   :隠居した老人。 ナラゼ       :ウシタの幼き少年領主。 上記以外、当MSが管轄するNPCなど。 ========= ※NPCを指名する事もできます。複数のPCから指名があった場合、別の日、別時間帯という形で対応します。 ※NPCとの関わりにおいては、これまでの関わりによる友好度が存在します。友好度による『差』はあるものとしてご理解下さい。 ●その他 ※プレイング内容によってはアドリブ対応になる場合があります。ご了承下さい。

マスターより

 おはようございます。当依頼にて50作目となった広大野人です。  個人連作となる【獗烙】は、いよいよクライマックスが近づいておりますが……今回は情報収集や整理、NPCとの絡みなどを主体としたシナリオとなります。関わっているNPCを追いかけるのもよし、来るべき日の為に準備するのも良し、残された謎について調べるのもよし、です。  ……どうか、後ほど、悔いの残らない日を過ごして貰えればと思います。  ※『切欠』について  先の依頼で『切欠』を得た冒険者は、それを活かした調査を行う事が可能です。 他の冒険者は『切欠』を知り得る根拠(情報を共有した、紹介して貰った等)があれば同行や調査等、可能な場合があります(保障はありませんので判定上、不可であればアドリブ対応となります)。  ※ジードが紐付けされておりますが相談掲示板で、質問への回答も含め発言致しませんので、ご了承下さい。

リプレイ

●
 港町ウシタのとある酒場のカウンターでエリザ・A・ミシャールは組織(ソーン・クリエ)幹部のフォーゲンに並んで座っていた。
「……暴動は時間の問題だ。お前達が何をしても、な」
「ずいぶんと、つまらない『革命』じゃあないか。こちらはジードを捕縛するに足る情報を得ているぞ」
 そのエリザのカマ掛けに、フォーゲンはグラスを揺らして揺れる水面に映るランプの灯りを眺める。
「ならば、さっさと動いてみればいい。計画は予定通りで止まる事はない」
「止まらない? 違うね。アンタらは、もう制御できていやしない」
「制御できないような事であれば、それはそれで構わないという事だ」
 住民蜂起による『革命』。その火種を王国全土に広げる――それが組織の目的だとしたら……そこにある意味をエリザは推し計るつもりだった。
 が、簡単には尻尾を見せないのは、相手がフォーゲンだからこそか。
「そう言えば、アンタ自身の欠落が何か聞いてなかったね」
 怪訝な顔を浮かべてきたフォーゲンにエリザは口元を緩めてグラスを掲げた。
「エルフに比べ寿命の短いヒューマンが何に執着して生きているのか。単純な興味として気になるからな。それに、欠落が埋まった者、役目を終えた者の末路も」
 その応えにフォーゲンは正面を見据えて酒を呷った。
「……昔話だ。自分の全てを継承できるはずだった子を……政争で亡くした」
「欠落を埋める為の復讐……ではなさそうか。となると、アンタの狙いは『政争が発生する仕組みそのもの』という所かい?」
「なぜ、そう思う?」
 チラリと向けて来た視線にエリザは答える。
「単なる復讐であれば政争相手を暗殺すればいい。アンタにはそれが出来るだけの実力があるからな。組織に所属するのは一個人ではできない目的がある訳だ」
「……その通り。どんな形であれ変われば良い。それが一個人の願いであり、希望なのだ。他の幹部は知らないが……ジード様もそこは同じと信じている」
 そして、恐らくこれが組織(ソーン・クリエ)の目的でもあるはずだ。つまり、現在の支配体制を根本から変える事。ただ、変われば良いと言う表現は、既存の全ての崩壊を意味している訳でもなさそうである。
「長命なエルフには分かるまい。役目(寿命)を終えれば舞台から演者は降りるものなのだ……それがたとえ、道半ばであってもな。だからこそ、成すべき事は果たさなければならないのだ」
 そう言ったフォーゲンは、何かをやり遂げる事ができたような、そんな表情だった。

●
「本当は君を幹部に推薦……と思っていたけれど、状況が変わった」
 打ち合わせ場所として決めた古屋敷で、組織(ソーン・クリエ)幹部のユーゲン・フォリングがクレア・エクレールに開口一番、そう告げた。
「何か仕事が残ってるの? ボクでも出来そうなことなら請け負うけど?」
「領主館での潜入は見事だった。その腕を見込んで……内偵して欲しい。ただ、これは組織としてではない。僕からの依頼だ」
 手渡された地図は港町ウシタのとある屋敷を記したものだった。
「急ぎかな?」
 個人の依頼らしいが、クレアは受けるつもりで考えていた。
 ユーゲンの信頼を得ていれば、この先、何か役に立つ可能性があるし、幼い領主ナラゼの事があるからだ。
「潜入のタイミングは……任せる」
「この屋敷には何が?」
「……その屋敷は、僕が他の屋敷を借り受けた同時期に、ロディン伯爵によって買い取られた。だが、組織の者が出入りしているらしい……裏切り者がいるのか、いないのか……確認したい」
 組織(ソーン・クリエ)は、ロディン伯爵の陰謀に巻き込まれた経緯や住民蜂起を進めている関係で敵対しているはずだが……裏切り者がいれば始末の必要がある訳だ。
「危険な任務になる……もちろん、報酬は弾む」
 話を続けたユーゲンに、クレアは手渡されたメモを大事に仕舞いながら応える。
「ボクは領主のナラゼ君の事は気掛かりなんだよね。あの子が伯爵や暴動を起こした住民らに好きにされないように動きたいと思っているんだ」
「その助けが欲しいと?」
「あの子に全部押し付けるような形で終わるのは後味が悪いからね。元家臣とか、良い避難先を知ってたら、教えて貰えると助かるんだけど」
 何気なく言った台詞に――ユーゲンの表情が一瞬、揺らいだ事をクレアは見逃さなかった。彼は顔を見られないように振り返り、窓から外を眺める。その窓に表情が映っている事に気が付いていないまま。
「……組織(ソーン・クリエ)としては、ロディン伯爵を排除した後、街の象徴として幼き領主が残る必要があると考えている。君の願いが叶うかどうか分からないが……自警団の穏健派の中には元家臣も参加しているという噂も聞くから、当たってみる価値はあるかもしれない」
「分かったわ。それじゃ」
 クレアが部屋を出ていくまで、ユーゲンは窓際から動かなかったが、硝子に映るその顔は、どこか寂しそうに思えるのであった。

●
 港内で停泊している船の中で、ベルク・オスマットは船長や元山賊サーンゾ達に今、港町で起こっている状況について説明していた。
「……という事で住民蜂起による暴動が発生する可能性が高い。戻ってきて早々だが、お主ら必ず2人以上、出来れば5人以上でまとまって動け」
「幸い、暫くは停泊待機だ。外出と出入りには制限を掛けるか」
 船長が思案しながら応える。
 少なくとも暴動が発生した場合、即座に動ける準備はしておいた方が良いだろう。海の上ならば突然、何かに襲われる事は考えにくい。
 ベルクはサーンゾ達を指さして話を続けた。
「組織(ソーン・クリエ)の連中が、そなたらに濡れ衣を着せようと動くかもしれんから、できる限り人目について、必ず無実証明ができる状況を作るんだ」
「そうは言っても、メドゥの指先に絡むような連中だぜ。船長、いっその事、他の港に避難するのは?」
「そういう話をしに来た訳じゃないようだぞ、ベルク殿は」
 船長の言葉にベルクは頷いた。
「金はある程度出すから、毛布や日持ちする食料を準備しておけ。暴動が起きた時、市民の保護ができるように、な」
「そういう事かよ……」
 万が一の時の協力先として当てにされているという事だ。
「流石に市民全員の保護は無理だが、その口ぶりだと、特段、保護が必要になる人物がいるようだが?」
 船長の鋭い質問に、全員の視線がベルクに集中した。
 ベルクは逡巡した後、僅かに声を落として説明する。
「最悪の時は、現領主であるナラゼ殿を逃がしたい。陸路も検討しているが……街道が封鎖されると困るのでな」
 港町ウシタから領外に出る為には街道を使う訳だが……一つはロディン伯爵領行きだし、もう一つは山道だ。陸路が使えなくなる可能性は高い。
「つまり、身辺に注意しながら、いつでも出航できるよう準備もしておくって事か」
 状況を理解したサーンゾが両手を挙げながら言った。
 またゴタゴタに巻き込まれそうだが、情報を得られたのは大きい。備えて警戒できる事とできない事では雲泥の差がある。
「決まりだな。船は警戒体制で待機しておく。必要があれば声を掛けてくれ」
「あぁ。我はこれからナラゼ殿の所へ向かう。今からナラゼ殿を船で海に逃がす、なんてことにならなればいいがな」
 そう告げると、ベルクは船室から出た。
 仲間達の作戦が無事に達成されるように、陰ながら支援するつもりだからだ。

●
 ケルジア領での調査や聞き込みを終えて、シルヴィア・A・カペルは学園の図書館へと戻っていた。
(ファナータ家はケルジア家の親縁という事は分かったけれど……)
 ジドは認知機能が衰えていた。あれでは後見として役目を果たせないだろう……だが、後見として、時折、表舞台に出て来る場合はあったようだ。そのジドが、ジードなのか、三人目なのかまで分からなかった。
(『神実の瞳』はジードの言う『人』が使うモノではないという話とジド様が言う『人』は、果たして同じ意味なのか……)
 シルヴィアは思案しながら幾つかの文献や資料を調べるが、『神実』に関する記述は一切出てこない。
(『神実』はジードが持って来た? けれど、王国内には『神実』の記録はない……誰からか紹介されたなら……)
 そこまで考え至り、シルヴィアは気が付いた。
(もしかして、メドゥから与えられたとしたら? 人工的に授恵者を作り出す研究が頓挫した後なら、研究を『神実』に乗り換えたなら辻褄が合う……)
 明確ではないが、恐らく数年前。
 考えを続けるシルヴィアの所へ、老人の司書が訪れる。以前、ジドを紹介してくれた者だ。
「熱心ですの……あ、気にせんでいいです。貴方様が来られたらとお渡ししようと思ったものがありましてな」
 作法に則って礼をしようとしたシルヴィアよりも早く、司書が一冊の本を差し出した。
「これは……」
「昔の学生達が将来の夢を語り残した文集です。付箋の頁を開いて下され」
 言われるがまま、シルヴィアはその頁を開いた。
 そこにはジドの名で書かれたものが見事な筆跡で記されており、ザっと目を通す。
「『種族や身分、生まれに関係なく実力ある人が能力に見合った役割を果たす事によって、より良い国造りの礎となる』……ジド様が目指した事はこれだったのですね。でも……」
「当時、その考えは異端過ぎたゆえ、ジド様は自らの考えが正しい事を証明する為に奮起された。ですが、理想は現実に踏み潰されたのです。……もし、ジド様が50年程遅く生まれていれば……きっと、皆様方と一緒に歩むことができたのではないかと私は思うのです」
 シルヴィアは文集を静かに閉じた。
 ジードはジドの理想をまだ追いかけているのだろう。変わろうとしない国の在り方を強引な手段を用いてでも変える為に……数々の研究や策謀の最終目的はここにあるはずだ。

●
 エミリア・シバはシャザリアという女性に成り代わった上で、自警団に潜入していた。
 仲間達との連絡用の宿の手配や自警団の倉庫などの情報を確認しつつ、ゾンバルダの推薦者の一人と接触していた。
「……そんな訳で、投石器を扱うのが役目って事よ」
 コンザと名乗った男は自信満々に言っていた。
 自警団の物資は幾つかの倉庫や屋敷に分散されている。その内の一つ、コンザが管理している所は、小型投石器の保管場所だった。
 有事の際はこれを使う流れ……らしい。
(ドワーフ王国で造られた兵器ね。操作や修理とか、そういうのが得意と……)
 それなりに戦えそうだが特段、強そうではないコンザが推薦者の一人である理由はそこにあるようだ。こうした兵器はただ扱い方を知っているという程度では役に立たない。運用の仕方、整備の行い方などを把握しなければならないからだ。
「ゾンバルダ様はこれで何をされるのですか?」
 シャザリアという女性を演じながらエミリアは訊ねた。
「ただの市民は力が無いからな。この兵器があれば見た目もインパクトあるだろう。威力もあるから、屋敷の門だって壊せるのさ」
「門……領主館の門も?」
「これなら出来て当たり前だぜ! もっとも、領主館に向かって撃ったりはしねぇよ。その時が来たら乗り込むだろうからな」
 どうも彼らの中の作戦では、領主館への投石器の使用は考えていないようだ。
 直接乗り込むという事は、意図があっての事だろう……例えば、拉致や誘拐、確実な暗殺……の類か。
(問題は誰を狙っているのか……だろうけど……ちょっと直接過ぎるわよね……)
 仲間達は現領主であるナラゼだと踏んでいるようだ。
 確定するには実行犯から聞ければ良いが、流石に相手も馬鹿ではないので、簡単には漏らさないだろう。
「あんたもゾンバルダ様に付いていくと良いぜ。あの御方はやがて、人である事を越え、全ての頂点に立つのだからな。この街はその踏み台って訳だ」
 薄ら笑いで言った男の隙をエミリアは探る。
(先手必勝での奇襲からの捕縛……は厳しいかしらね?)
 制圧するのは容易いだろうが、その後始末までは難しい。
 ただ、投石器を扱える人物がこの男だと分かったのは意味がある。後は警戒しておいて住民蜂起時のどさくさの際、真っ先に潰しておけばいいのだ。
 自警団や組織(ソーン・クリエ)が目立った動きをする様子がないので、引き続き、情報を集めるエミリアであった。

●
 領主の部屋でナラゼは不安そうな視線をレティシア・レインフィールへと向けていた。
 困窮極まり混乱の中にある港町の状況を説明し、後見人となっているロディン伯爵に対して献策を提案しているが受け入れられなかった事などを話したからだ。
「……ボクはどうすれば良いのでしょうか?」
 縋るような懇願。
 自身に実権はなくとも、生まれ育った町に対する愛着はあるのだろう。
「この街を救うには大勢の人々の協力が必要です」
 そう前置きしてから、レティシアは言葉を続ける。
 解雇されてしまった元家臣達と王国騎士への協力要請。ただし、それらは後見人であるロディン伯爵を通したものではない以上、領主としての依頼ではなく、あくまでナラゼという一個人からの『お願い』という形になってしまうが……。
「この屋敷に残っている限り、状況は変わりません。町もナラゼ様も」
 締め括った台詞から間髪置かずにナラゼが迷いながらも答えた。
「ボク、屋敷から出るよ」
 恐れも不安もあるのだろう。それでも、年齢と境遇を考えれば決断できた事は素晴らしい事だ。成長すればきっと、素晴らしい為政者になれるはず。
「ここからは『家出』をご説明致します」
 声のトーンを落として、レティシアは今後の計画について話すのであった。

 仲間達の助けがあり、無事に『家出』が成った。
 いつも通りに面会に来ていた形のレティシアは、屋敷の中にナラゼが『居なくなっている事』を屋敷の者に伝えて、暫く屋敷内を探索していた。勿論、演技である。
 今回の騒動に冒険者が関与していると悟らせない為だ。
 だが……状況はレティシアが想定していた方向とは異なった。
「家出というか、ナラゼの職務放棄はいつもの事だ。いずれ戻ってくるだろう」
 ロディン伯爵の一言で領主館の給仕達は持ち場へと戻っていく。
 庭に落ちてあった『とある脅迫状』を何事も無かったかのように破り捨てながら、客人であるレティシアに視線を向けた。
「レティシア嬢もお帰り願おうか。なに、ナラゼが帰ってきたら知らせをだそう」
「ご配慮、ありがとうございます」
 形式的に頭を下げる瞬間、ロディン伯爵の口元がわざとらしく歪んだのを見逃さなかった。
(……まるで、最初からこの展開を予想していたような反応でございますね)
 ナラゼが『行方不明』になる事については、予め決めてあった事なのかもしれない。これから可能性があるとすれば、ナラゼの暗殺だろうか。
(ナラゼ様、ご無事で……)
 そう願いながら、レティシアは領主館の門を抜けるのであった。

 港町ウシタに訪れるのは久しぶりだったルベア・ベルニは『仕事』の最中だった。
(状況は大体聴いてたけど、前の領主の時の風光明媚な街並みがもう見る影もないわ)
 人の気配の少ない路地を抜けていく。
 今の所、追手は見られない。領主館から『家出』したナラゼは不安半分、興味半分といった様子で周囲に視線を向けていた。
「さくっと偽装を済ませた割に……何か拍子抜けね」
 万が一の場合に備え、ナラゼの姿に似せて変装していた訳であるが、襲撃どころか尾行もない。
「……狐に化かされる事をさせようと思ったら、こっちが化かされたのかな?」
「伯父様にとってボクは、どうでもいいから……」
「探している様子もないし。まぁ、避難先に無事に到着できればいいけれど」
 避難先となる場所は、クレアとミア=リゼル、キリアン・フィッツジェラルドが見つけた場所だ。解雇された領主の執事が住んでおり、匿ってくれるという。
 仲間が信頼できそうな人を見つけたので、その執事が裏切る事はないだろう。
 けれど、胸の中で例え様の無い気持ちが渦巻く。
(ロディン伯爵にとっては、ナラゼさんが居なくなって都合が悪い事なんて何もない……というか、この街を治められる正式な理由が手に入る……)
 だから、考えもした。
 自警団がロディン伯爵と繋がっていたのではないかと。
(ジードは気付いているのかしら?)
 組織(ソーン・クリエ)はこの街での住民蜂起を目指しているし、そうなったらロディン伯爵とは敵対する立場だ。
 けれど、それはあくまでもジードから見た場合に過ぎない。自警団を率いるゾンバルダがロディン伯爵と繋がっていて、別の事を企んでいたとしたら……。
(……心配する事じゃないけれど、組織(ソーン・クリエ)も危ういわね、コレ)
 警戒しながら路地の曲がり角から頭を出して周囲を警戒するルベア。
 ベルクからのテレパスも感じないし、衛兵や自警団、ゾンバルダらがナラゼを探しまくっている様子も見られない。
「もう少しよ」
 慣れぬ道を歩き続けたからか、疲れが見えてきたナラゼに声を掛ける。
 なんにせよ、避難場所に無事に到着できれば良いのだ。状況はどう変化するかはこれからの経緯を見守るしかない。
 その時、目的地となる家の前で待っていた人物に気が付き、ナラゼが走り出した。
「ラド!」
「お坊ちゃん、お待ちしておりました」
 幾人かいたという執事の中で、ナラゼが一番懐いていたという老人執事が仰々しく出迎える。
 襲撃は無かったが誰にも見つからずに無事に『家出』が出来た事に、ホッとするルベアであった。

●
 ナラゼの避難先を探した後、ミアは王国騎士エナハルト・ティルムと共に港町を一望できる展望デッキに足を運んでいた。
 『家出』した後の街の様子を観察する為だったが、特に変わりなく夕日が沈もうとしていた。そして、燃えるような明かりの中でミアは思い出した過去をエナハルトに伝えていた。
 人工的に授恵者を作り出す研究の実験体だった事、そして、名前の事もだ。
「……エナとジードさんと私の事は、この街から始まったのでしたね。私は……私が、人として手に入れた全てのものを、そして、私自身が『人』であることを……諦めません」
 『せんせい』もそう望んでいたと今なら確信できる。
 そうでなければ、自分が病院に運ばれる事など無かっただろうから。
「『せんせい』と共に過ごした時間も、皆さんと歩んできた道のりも……どちらの『ミア=リゼル』も、私にとって大切な、誇れるものです。ですから、ジードさん達が何者でも、どのような過去を持っていたとしても。私、逃げません」
 強く宣言したミアの台詞に、エナハルトは深く頷いて応える。
「つまり、ミアの言う『せんせい』はジードの可能性があると?」
「証拠はありませんが……」
 申し訳なさそうに答えたミアにエナハルトは首を横に振った。
「良いんですよ。君が何者でも僕の愛するミアに変わりはない。僕は君と一緒に歩むと決めているから」
 優し気な表情を浮かべ、エナハルトはミアの華奢な身体を包み込むように抱きしめた。
 ミアは胸の内に溜まっていた不安と心配を全てさらけ出すように身体全体を彼に預ける。どんな自分でも一緒だと言う言葉に安堵した。
 暫く抱きしめられていたが、彼の腕の緩められた事にミアが顔を埋めたまま呟く。
「もう少し……甘えさせてください」
「喜んで」
 エナハルトは応えると抱き締める腕に力を入れる。
 蘇った記憶を伝えるのは勇気がいる事だっただろう。また、言えずにいた時間すらも重たく圧し掛かっていたはずだ。
 だからこそ、恋人の願いには応えたいし、『過去と向き合う事』も大事だと思う。自分自身が彼女に助けられたように……。
「ミア……。『せんせい』と決着をつけるんだ。できれば、僕もその場に居たいけど、この先、状況がどう変わるか分からない。別々の場所で戦う事もあるかもしれない」
「……エナ?」
 ミアは顔をあげたると、エナハルトは真剣な眼差しを向けて来ていた。
「約束する。僕はどこに居てもミアと一緒だと」
 その言葉が真実であるように、見つめ続ける二人であった。

●
 辺りはすっかり暗くなった。ラドと言う名の老人執事が晩御飯を用意している中、ナラゼが窓から外の様子を眺めている。
 領主館の周囲は富裕層の屋敷が並んでいるので、景色が全然違うのだろう。
「不審者の気配はありませんが、油断してはいけません」
 キリアンが声を掛けるとナラゼは頷いて窓を閉めた。
 『家出』が他の人に見つかってしまって居場所がバレてしまったら、それで終了だ。王国騎士エナハルトは、王都への避難先も考えてはいるようだが……。
(証拠がある程度、揃っているとはいえ……各所領の管理は基本的には治めている貴族にある……王国騎士にそこまでの権限はない……ですか)
 これが例えば王家直轄地であれば話は違っただろう。
 領地のあれこれに王国騎士が好き勝手に介入できるような事になれば、貴族派の反発は強まるだろう。今、ナラゼの立場は微妙なラインに存在しているのだ。
「なんだか何をして良いのか分からなくて……落ち着かないです」
 ナラゼが笑顔を浮かべてそう言った。
 聞けば、誰かと一緒にご飯を食べるのは久しぶりらしい。
 席に着きながらキリアンは応える。
「そうですね……ウシタの存続と繁栄の為には、ナラゼさんが強く誇り高く在る事が肝心です。そこに至るには、何事も『学ぶ』という事から始めねばならないでしょう」
「勉強ですか?」
「純粋さは時として無知を招き、学問に励まぬ者には嘘や闇をも見抜けず、悪い家臣に騙されるという事にもなります」
 その言葉にナラゼは視線を落とした。
 勉強したくないという事ではない。自分自身の未熟さを知っているからだ。
「ボクは本当に良い領主になれるでしょうか?」
「逆に聞きますが、ナラゼさんはどのような領主になりたいのですか?」
 それは大事な事。
 『正しき道』を示す事も、辿る事も簡単ではない。けれど、輝かしい未来を手にする為の目的は、いつだってその手の中にあるものだ。
「……ボクは、父さんみたいに、勇敢で……町の多くの人に好かれるような領主になりたい」
 ナラゼは胸に手を当てながら答えた。
 その思いがあるのなら、きっと先、迷っても大丈夫だろう。
「この先、ナラゼさんの善意や願いが、色々な形で裏切られる事もあるでしょう。ですが、父のような領主になるという想いを胸に強く持って、心が折れないよう臨んで下さい」
 キリアンが紡いだ言葉を真剣な表情で聞くナラゼであった。

マスターコメント

 お疲れ様でした&ご依頼にご参加いただき、ありがとうございました。  いよいよ、最終決戦が近づいてきている訳ですが、冒険者達の行動が吉と出るか凶と出るか……結果的には冒険者達に有利に近づいた……とは思いますけど……。  また、ジードやフォーゲンと組織の目的、自警団の不気味な動きやサーンゾ達への助言など次回に活かせる事が出来たのでは大きな成果かなと感じています。称号は同じですが、理由はちょっとずつ違いますので、ご確認を忘れずに!  それでは、改めて、依頼へのご参加、ありがとうございました。また機会があれば冒険者の方々のご参加の程、お待ちしております。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ普通 報酬:標準9 / 6〜9人

2022年08月15日 13時15分09秒 公開

成功

相談掲示板

  1. シルヴィア・A・カペル

    シルヴィアだ。今回もよろしく頼むよ。 今の所、ジードの三人目についてと、彼が失敗した人工的に授恵者を作り出す研究の目的について調べてみるつもりだ。具体的なアプローチ方法は考え中。 もう一つ、以前図書館で調べた時に『神実』に関してもう少し情報が出そうだったのが気になっている。時間が足りなかったのか単に未知の植物なのかも分からないけれど、其方も出来れば確認しておきたい。 調査内容的に港町ウシタではなく別の街(ケルジア領か王都)になるかも。二手なら時間的にに大丈夫だと思うけど、何方かだけにするかもしれない。

  2. ルベア・ベルニ

    ルベアよ、今回も宜しく。 まだ、今回どうするかは決めかねてるんだけど…前回の報告書と今回のOPを読んで思ったことだけ。 もし蜂起が起こったらまずナラゼの身がかなり危ないんじゃないかなっていうのと、避難させるとしたらファナータのリロのところが使えるんじゃないかな、って。 リロはリロで娯楽に飢えてる…遊び相手が欲しいだろうし、ナラゼを避難させることを「ジードは」止める理由がないと思うのよね。 少なくとも彼の狙いの中に、言っちゃなんだけど現状無力に等しいナラゼが含まれているとは思えないし…。 …まあ、強調したのはOPからのメタ読みで、ジードは良くてもゾンバルダが逃してくれるかどうか、っていう懸念を持ったからなんだけど…。

  3. ルベア・ベルニ

    (間違って発言ボタンを押しちゃったんですが続けます) 避難させること自体にも懸念はあるんだけどね。 蜂起が起きたとして、収まった後に戻ったとしたら、いつぞやの襲撃後に実権を奪ったロディン伯爵みたいな人間が現れないとも限らないし、そうでなくてもナラゼ自身が「そう思われる」可能性もある。 …だからその辺は皆の意見も聴きたいなって思ってるところではあるわ。 他に個人的に気になってることとしては、リロの後見がどのジドなのかってことね。 ジードってことはないと思うんだけど…シルヴィアさんとミアさんが会いに行った御老体か、あるいは「3人目」か。

  4. クレア・エクレール

    シーフのクレアでっす! 前回は参加できなかったけど、状況は一応ざっくり目は通してあるよ。 ボクはユーゲンが何かすべきことあるみたいだし、その辺りを探る予定。 活動場所としてはウシタになるし、今回ボク達の内誰かが干渉しないとナラゼ君の今後が心配な感じだからそっちのフォローも出来たらとは思ってるよー。

  5. ミア=リゼル

    ミア=リゼルです。よろしくお願いしますね。 私は…前回シルヴィアさんと手に入れた情報はまだ活用するときではないと思ったので、うーん…個人行動はまだ悩んでいますが、手の足りないところのお手伝いができたらと。 顔を覚えられているとはいえ、慎重になりすぎても何もできないので、今回はウシタで…と考えています。

  6. エミリア・シバ

    シーフのエミリアよ。 うーんごめんなさい、自警団関係ゆっくりやりすぎたかもしれないわね。 今回は、前回見つけた領収館の『×』印が気になってるのよねぇ。 ちょっと迷っていて全然決まってないんだけども、オーブの交換が間に合えば、新しいフェイクカバーとかでゾルバンダの配下を一人捕まえて成りすまして、というのを狙っているけど、手下もそこそこの腕を持つ授恵者なのよね……。うーんどうしようかしら。 そういえば自分より小さい子に偽装後できるならナラゼくんに成り代わるとかもできるのかしらね

  7. ベルク・オスマット

    う~んナラゼ殿の避難か、ゾンバルダを考えると非難させるべきなのだろうが。 リロ殿のいるファナータの街までどうやって連れて行くかになるな。 サーンゾ達が戻ってきてるみたいだし、いっその事エナハルト殿に正式に依頼状でも書かせてナラゼ殿を船で逃がすのもありか?

  8. レティシア・R・クラティアス

    ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 ナラゼ様は伯爵様と組織、どちらにも利用される可能性はございましたので それに備える意味も含めてこれまで接触をさせて頂きましたが 少なくとも、このまま領主館に留めるのは避けた方がよろしいかと存じます。 そしてルベア様が仰るように今後の事も考慮致しますと ファナータの街を始めとした外部よりもエナハルトが滞在されている所か あるいは信頼の置ける、解雇された元家臣の方の所へ身を隠されるのは如何でしょう? ある程度の工夫は必要ではございますが、明らかに対立をなさっている伯爵様と組織 どちらからも相手側の仕業と誤認させる事が出来ましたら 有事の際、こちらが有利な形で事を進める事も可能かと存じます。

  9. エリザ・A・ミシャール

    エリザだ。今回もよろしく頼む。 取り急ぎ顔だけ出しておくが、正直なところまだ何をしたものか全然案が浮かんでいないよ。 そろそろフォーゲンの奴との関係を詰めてもいい気はするんだけどね。 ピストスやらの関係は前回ので詰め切れた――でいいんかね、あれは。 得体のしれないリザードマンが「ジード・ランスウッド=黄の中指」だと証言することの信ぴょう性やインパクトがどれほどの物か、いまひとつ分からないね。 そういった手札を含めて、どこでどうカードを切るかはそろそろ意識合わせしておいた方が良さそうだね。ウシタをどう扱うかも含めて、さ。

  10. ルベア・ベルニ

    >信頼の置ける解雇された元家臣 あ、それいいと思う。 エナハルトは…どちらにとっても邪魔だし、相手にとってもそうだと多分認識されてるだろうから、もし彼の滞在する先に預けたら私たちの仕業って一発でバレちゃう気もするしね。 元家臣ならその辺りの誤認は狙えそうな気がするわ。 >意識合わせ そうね…今一度、どういう手札(切欠)を持ってるかの確認も含めてやった方がいいかも。 私が持っていた手札はほぼほぼトレイシーと神実絡みだけど。 >スキル 今の時点でOrbはあるからフェイクカバーは取ろうと思えば取れるわ。 やること次第かしらね。

  11. シルヴィア・A・カペル

    >ナラゼの避難場所 解雇された元家臣の元へ行って貰うのは私も良い案だと思う。 エナハルトは以前ジードに目を付けられていたようだし、ちょっと目立ってしまいそうだ。 >意識合わせ 私の持っている手札(切欠)は、 ケルジア卿(ジド様)への紹介、彼や使用人との一応の面識、ジードの正体と『欠落』について……ケルジア卿とジード関連の物しかないから、ここまできたら逆に何かが起こるまでウシタに行かず顔を隠した方が良さそうな気がしている( ウシタで私に出来る事は何か悩んでいるのもあるけど、ね。 此方がジードと組織の正体・目的に気付いた事、それをジード側が知らない事で情報戦の優位を取れる状況になっているから、その事は徹底して隠して動こうと思っているよ。 ケルジア卿と接触している事自体は気付かれた上で放置されていたようだから、その辺りから上手く三人目について調べられると良いんたけど……ルベアが言ってくれたようにリロの後見がどのケルジア卿かも気になるね。確認する為に動いてみようかな。

  12. キリアン・フィッツジェラルド

    遅れて済みません!シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 ちょっと取り急ぎ気味の発言で、ナラゼさんに関して他に気の利いた案が思い浮かばない感じですが。 前回、スターシャ女史に関する情報を調べて回りましたので、今度は逆に彼女と対立しているとされる自警団の長、ゾンバルダ氏に関する情報集めに奔走したいと思います。 ただ自警団関連で動こうという方は他にも居るみたいでしょうから、僕としては今回も継続して女史に関する動きを探っていく事も考えてます。

  13. ミア=リゼル

    そうですね…私が持っているきっかけはジードさん、ジドさん関連とゾンバルダさんで…私が詰めるならそれ関係かなと思うんですが。 ゾンバルダさんの野望についてもうちょっと知っておきたい気持ちもあって…もしよければそちらに回ってお手伝いをと思います。 ナラゼ君については、そうですね…うーん… ちょ ちょっと眠くて頭が回っていないので、起きたらまた書きますね…!

  14. レティシア・R・クラティアス

    >手札(切欠) 私は個人に対するものですとナラゼ様と伯爵様、そしてスターシャ様になります。 ナラゼ様から、解雇された元家臣の方の情報も多少は得られているかもしれません。 あとは町の元有力者の皆様や海兵の皆様とも面識はございます。 そして時間経過により、ある程度は落ち着いたかと存じますが 私を領主に望まれている方がまだどれだけいらっしゃるか、でございますね。 ただ、これまでは無用な混乱を避ける為に接触を避けておりましたが 組織の動きに備えるのであれば事前準備として 有事の際の行動をお願いさせて頂くのも一つの手かもしれません。 流石に直接私が面会するには(行動を絞る意味で)時間が足りませんので もしそちらの方面で何かしら備えられる方がいらっしゃいましたら お手紙を託す形でのお手伝いなら出来ますかと存じます。 >ナラゼ様の避難場所 特に反対意見が無いようでしたら、解雇された元家臣の方の所に身を隠して頂き もしそれが難しければ一旦王都の方で保護して頂けるよう 私の方でナラゼ様とエナハルト様にお願いや調整をさせて頂きますね。 ただ私一人では信頼が置ける元家臣の方の選定に時間が掛かりすぎますので もしお手隙の方がいらっしゃいましたらお手伝いをして頂けますと有難く存じます。

  15. レティシア・R・クラティアス

    >意識合わせ エリザ様も仰っておりましたが、ウシタでの最終的な目標を定める必要がございますね。 最低でもジード様の身柄を抑えるなりし、現在の形での組織の壊滅を図るとして。 意見が分かれそうなのは、先ず他の幹部の皆様の扱い等の方針でございますね。 基本的には捕縛を図りつつ、状況次第では撃破されるのか。 それともトレイシー様のように何かしらの交渉等で組織からの離脱を図るのか。 あとは、伯爵様とナラゼ様に関する事でございましょうか。 伯爵様には後見人として不適格であると示すなりし そのお立場から退いて頂く程度にされるのか。 それとも何かしら犯罪行為の証拠を揃え、相応の処罰を受けて頂くのか。 私としては正当な後継者であるナラゼ様のご意思もございますし 改めて適切な後見人の方について頂けるよう動きたく存じます。 >ナラゼ様 領主館から連れ出されるとして 伯爵様と組織の皆様に相手側の仕業と誤認させるのでしたら 例えば伯爵様もご覧になる形で誘拐、あるいは殺害されたように見せ掛け その場で私も目撃し、本気で動揺をしているよう演技をさせて頂ければ 恐らくこちらの関与は疑われないのではないかと存じます。 私としては、彼の身柄との引き換えに伯爵様が受け入れないであろう減税等を要求し 拒否されたという証言を組織へ流せましたら 避けられない住民蜂起の機をこちらである程度誘導は出来ませんでしょうか……?

  16. エリザ・A・ミシャール

    >手札 言って、アタシ自身でそこまで何がっていう訳ではないんだよね…… ・蜥蜴人の伝道者による証言(これは共通情報になってるけど) ・フォーゲンのアドレス(頻出する酒場を知っている) ・フォーゲンの授恵者としての実力(行掛りで少し共闘した) ・ジード、フォーゲンとのコンタクト(門前払いされない程度の面識) これぐらいかね >他の幹部 奴らのやっている事が明確に違法行為かと言われるとなかなか難しい気はしているんだ とりあえず、アタシ個人が誰かをどうこうしたいという事はない 一旦は現地の秩序に照らすでいいんじゃないかね フォーゲン当たりは自死しそうな気がしているが、それはそれで >ナラゼへの対応 安全確保が念頭にあるべき、というのはもちろんなんだが…… 今の状況で「領主が失踪」したら、それこそ最後の火種にならないかね? 土地を捨てた、と曲解や悪用されないように手順には慎重を期す必要がありそうじゃないかね >ゾンバルダ 正直いうと、ジードやフォーゲンから見ても厄介者になりつつあるんじゃないかなという気がしている ジードが目指している国の変革とはズレている気がしてね ジドの真実は横に置いておいても、『腐った国を正す』方向性が組織の狙いだろうということは 「春に奏でる軍靴の音」でアタシがフォーゲンにぶつけてある 落としどころについて、もしジードと交渉の余地があるなら……ここかな、と思う

  17. ベルク・オスマット

    >手札 私もあまり手札と呼べるものはないな。 ・サーンゾ達元山賊衆の信用 ・ゾンバルダが神実を使った舞台を引き連れて山賊を壊滅させた組織の一員である証言。 実質このぐらいしかないかな? >意識合わせ そうだな、私としてはあまり思い入れがあるわけではないが。 せっかく山賊や海賊から守った街だ。 ナラゼ殿というあるべき主の元サーンゾ達が普通に生きて行ける状況には持って行きたいかな?

  18. ミア=リゼル

    おはようございます、ようやくゆっくり読めました… ナラゼくんの処遇に関しては了解です。それに関してエリザさんの懸念もありますし…ナラゼくんに一芝居打ってもらうというのもありかなと。 組織の部下の一部とジードさんの目指すところが微妙にズレているなとは私も感じていて…なのでゾンバルダさんは最悪適当な頃合いで尻尾を切られるのではないか、と。もしそうなる場合何がきっかけになるか、どういう状況で起こりうるのか…というのをちょっと考えてます。 >意識合わせ 私はどちらかというと街よりは個人に縁故があるほうですが… このような陰謀によるものでなければ、きっと本当に革命となりうるだろうと…けれど、それは王国の基盤を揺るがすことになりかねませんから、難しいですね。 そういう意味ではいたずらな混乱を招くことがないよう、ウシタに関しては「頭をすげ替える」という結論に帰結するのかと。 ジードさんに関しては捕縛を目指したいですが…そう簡単に捕まってくれる相手でも手加減して通用する相手でもないでしょうし、落とし所の用意をしつつも真正面からぶつかる準備や心構えを…といったところでしょうか。 ケルジア卿の「人であることを重視した」ということを思えば、説得や交渉のテーブルにつかせるには、そのあたりの話が必要かな…と。

  19. エミリア・シバ

    昨日は来れなくてごめんなさいね。 おねえさんが持ってる切欠・・・は 自警団関係になるわね。 今までの積み重ねってことで言うなら フォーゲンちゃんとはそれなりに、ジードちゃんとは面識があるかしらってところね。 とりあえずウシタでやらなきゃいけないのは ・蜂起の発生の防止や被害を抑える ・蜂起は市民と為政者の争いではなく『メドゥの指先』が示唆したことにすり替える ・ナラゼちゃんの身の安全 こちらにあるカードは ・商人への不正な許認可を示す証拠と自警団の規模や主要人物のリスト及び身元調査の記録 (ゾンバルダとスターシャの二人が組織の幹部である事も含む) ・ジード・ランスウッドが『黄ノ中指』であることの証人 ・ジードの正体 ・サーンゾ達、元山賊組(証人?) ってところかしら?

  20. エミリア・シバ

    ナラゼちゃんに関しては、ん―エリザちゃんの懸念と同じね。 そもそもの発端が前回ウシタが襲われたときに伯爵たちが何もしなかったことからだから……。 避難はさせたいわよね。 前回おねえさんが見つけた地図が詳細でかつ×が付いてるとか、領主側に裏切者もいる感じもするし。 ただ、避難させる場所は昔の家臣でもいいかもしれないけれど、エナハルトちゃんは経由というか噛ませるというかした方がいいのではとは思うわ。 たとえば、幼い領主が偶然身内であるロディン・キーリュロフ伯爵の不正や組織と繋がっている証拠を見つけてしまい、知り合いの王国騎士に助けを求めた、というストーリーは描いておけば、彼が介入する理由付けにもなるし。 正当な後継ぎが、後見人の行いを憂いて幼いながらにも動いたという美談を作り上げてしまえば、ロディン・キーリュロフ伯爵を失脚に繋げられるかもしれないし。 ついでに、もしかしたら民衆のガス抜きになって蜂起の規模を小さくできるかもしれない。 まあ、幼い子を矢面に立たせたくはないんだけれども。 現状とりとめもない感じになっちゃったけどこんな感じのことが思い浮かんだりしてるわね。

  21. クレア・エクレール

    >意識合わせ うーん、個人的には組織の内部に食い込むことでいざ今より大きな動きが見えた時に阻止できるようにしたいかなって考えてる。 捕縛とか討伐は最終局面になるまで解らないかなぁ。 任意の構成員を組織を抜けさせるとか、そういうのもボクは考えてないよ。 ウシタの街に関しては住民による暴動は止めるのは難しいから、可能なら規模を小さくするとか、暴動に加わっていない一般市民やナラゼ君に極力被害が出ないようにするとかそういったコントロールが出来れば良いかなって認識。 その為にナラゼ君の安全は確保したいし、王国騎士介入して欲しいなーって感じなんだけど、王国騎士のマンパワーがこうやって削がれていくのは若干問題な気もするんだよねぇ。 >ナラゼ君 避難自体は賛成だよ。 避難場所は元家臣のところがナラゼ君的には安心できるだろうけど、安全面でいうとエナハルトさんを頼った方が良いのかなぁ。 信頼できる元家臣の選定はボクも協力するけど、良さげな人が見つからなければエナハルトさんに相談だね。 王国騎士が直接介入する理由としては、後見人の伯爵の不正の証拠を提供し、伯爵が後見人として不適当であることを証明。尚且つ情勢の不安定さ、ナラゼ君の年齢などを考慮して貰えば通せるんじゃないかなって。 ちなみに不正の証拠に関しては一応前々回で掴んでるのと、伯爵邸の内部は潜入時に把握しているからナラゼ君の避難関係ではお役に立てそう。

  22. シルヴィア・A・カペル

    レティシアとクレアはナラゼの避難先についての調整・選定有難い。よろしく頼むよ。 エナハルトの所への避難は目立つだろうし難しそうかなと思っていたけど、成程安全面か……確かに状況によってはエナハルトに守ってもらった方が良いかもしれないね。避難先が何処になるにしろ、王国騎士が介入出来る理由があるのは心強いし、彼に一枚嚙んでもらうのは有りだと思うよ。 >意識合わせ ジードの身柄確保は達成したいね。他の幹部も捕縛を、とは思うけれど状況次第では撃破も止むを得ないかなと。伯爵については悪事の証拠を掴んで裁きを受けて貰いたい。ウシタの民としても伯爵がいる限りは心穏やかには過ごせないのではないかと思う。 と言いつつ私は途中参加だし、最終的な方針は今まで連動に参加しているメンバーの意思に従いたいと思っているよ。

  23. レティシア・R・クラティアス

    >意識合わせ 現状ですと、ジード様がメドゥの指先である情報はございますから 他の幹部の皆様がそれをご存じの上で従われていた場合 少なくとも王国では充分に罪状になるかと存じます。 ただ、知らずに騙されていたなどの逃げ道はございますから 幹部の方の捕縛等も目指される場合はその点の注意をしつつ 目標の優先順位を定められる必要があるかもしれません。 >ナラゼ様 私が想定していた物はエミリア様が仰られたような形に近いのですけれど 私が伯爵様に献策を受け入れて頂けなかった事や町の現状を知り 言葉ではない方法、つまり誘拐の狂言で伯爵様に改善を要求し それが失敗した事から最後の手段として 王国騎士に助けを求めた、という流れですけれど……。 どちらにせよ、ナラゼ様が領主として彼なりに町の為に動いた形をとり 王国騎士及び王家が新たな後見人選定も含め 介入しやすい状況を作られるのがよろしいかと存じます。 そして避難先ですけれど、仮に元家臣の所に身を隠される場合 エナハルト様には配下の方には変装をして頂いた上で元家臣の方の家か もしくはその近辺での護衛をお願いさせて頂く事を検討しております。 >クレア様 ご助力、感謝致します。 ユーゲン様の信頼を得るのにナラゼ様の事件(狂言)の情報は多少の脚色も含め 必要であれば是非ご利用下さいませ。

  24. レティシア・R・クラティアス

    そして僭越ながら、現時点までの皆様の行動予定を簡単に纏めさせて頂きました。 具体的なご予定を挙げられていない方の物は省略しておりますが 間違いも含め、何かございましたら恐れ入りますがご訂正をお願い致します。 ◆ウシタ ・レティシア:ナラゼ安全確保 ・クレア:ユーゲン調査、ナラゼ安全確保 ・エミリア:ゾンバルダ配下成りすまし(考え中) ・キリアン:ゾンバルダ調査(希望者多ければスターシャ調査) ・ミア:ゾンバルダ調査 ◆ケルジア領、王都 ・シルヴィア:ジード三人目、研究目的、『神実』 (敬称略)

  25. ミア=リゼル

    状況、了解しました。 レティシアさんはまとめありがとうございます。 …もしかしたら間接的にお手伝いできるかもしれません…? ええと、ちょっと思ったのですが ゾンバルダさんがナラゼさんを標的としているなら 多分いなくなったら探します…よね。 見つかる可能性を考慮に入れて、護衛に回ろうかと思います。 ゾンバルダさんにナラゼさんの居場所がバレるのは その時点でかなりまずい状況ではありますが、 話す機会があるならそこが最後のチャンスかな…って もし戦闘となる場合は捕縛を目指しますね。

  26. ルベア・ベルニ

    最終的にどう立ち回るかは相変わらず決まってないんだけど、取り急ぎ一個だけ。 思いつきだからリスクが大きければ止めるけど。 ミアさんがナラゼの護衛につく、というところだけど、そのナラゼにフェイクカバーで成りすましできないかなって思った。 精度を上げるのにはロングアクションが必要だけど、多分それはちゃんと会う時間が作れれば問題ないし。エーテルを使った技術だし体格も…うん。 狙いとしては、実際にナラゼが動く段になった時に同時に、あえて少し見つかりやすく動く…まあ、要は囮ね。 ミアさんが話をする時間も作れるし…。 あと戦闘的にも、相手の数が多い時に離脱するにはうまくやれると思うし。

  27. エミリア・シバ

    おねえさんも取り急ぎだけれど。 orbがまだ来ないのでフェイクカバー覚えれるかが怪しいけれど、最初の発言通りナラゼちゃんへの変身はルベアちゃんがやってくれるならお任せしたいところね。 おねえさんもうまくゾルバンダの手下になり済ませられれば、その場に行けるし、それに加えてミアちゃんも護衛でいるなら最低でも3人はその場に集まれると思うし。 これまた新しいスキルだけれどもプリズムシャドウでの位置入れ替えなんかもうまく使えないかしらね

  28. キリアン・フィッツジェラルド

    レインフィールさん、纏め有難うございます。 手札どうこうですと、前回得られた情報ですと、スターシャ女史は大恋愛の末に結婚をされた後、ある時を境に給仕にも黙って一人で旅行などに出るようになったと…… まあ、今回の件では全然関係なさそうな話ですね。 ゾンバルダ氏の配下への偽装にあたってフェイクカバーの有用性が言及された以上、潜入調査の精度向上の為にも僕はゾンバルダ氏への接触班からナラゼさんの護衛班に移っても宜しいでしょうか? ナラゼさんの安全確保ともなれば有事の際に、屋外での見張りという体でホークアイも使えば遠くからでも何か動きがある事が分かる人員が居たほうがこちらの立ち回りを決める上で有利か?と思ったのと、リンクを結んだゴリラを牽制に用いれば、ある程度でもナラゼさん襲撃における経路の制限をかけられるのではないかと思いまして。 あと、信頼できる元家臣の選定なら僕もお手伝いが出来ます。 洞察はLv4かつエンパシーもありますので。 ただそれですと超視覚などでの早期警戒が出来なくなるのが難点ですので、エンパシーを外す事を考えてます。

  29. ベルク・オスマット

    我もナラゼ殿の護衛(秘密裏)に付こうかね? 今ふと思ったのだが、ゾンバルダの配下がサーンゾ達元山賊衆の振りをして種激してくる可能性もあると思ったのでな。 事前に対策しつつ対応しようかと思う。 ◆ウシタ ・レティシア:ナラゼ安全確保 ・クレア:ユーゲン調査、ナラゼ安全確保 ・エミリア:ゾンバルダ配下成りすまし(考え中) ・キリアン:ゾンバルダ調査(希望者多ければスターシャ調査) ・ミア:ゾンバルダ調査 ・ベルク:ナラゼ護衛(秘密裡) ◆ケルジア領、王都 ・シルヴィア:ジード三人目、研究目的、『神実』

  30. ミア=リゼル

    あっ…とすみません、取り急ぎひとつだけ…!! 私が言い出したことなんですが、私の話は「あくまで仮定」で、必ず起こりうることではなく、かつ「起こってしまうとかなりまずい状況」ですので、まず「最悪の事態が起きない方向」で考えることが必要かな…と思います!

  31. ミア=リゼル

    みなさん新スキルをいかしての行動、とても頼りになります…!私は常にOrbが枯渇しているので…頼らせてもらいますね…!

  32. シルヴィア・A・カペル

    レティシアは纏め感謝だ。エナハルトにナラゼの避難先での護衛を頼むのも賛成だよ。 ちょっとだけ気になる点を。 >ナラゼ対応 ゾンバルダはウシタの反乱に乗じてナラゼを殺そうとしている。フリーアタック回である今回、ここで重大な事件を起こすとは考え辛い。ナラゼの暗殺は次回以降の予定だろうし、あまりナラゼ周辺に人が集まり過ぎると逆に目立ってしまうかもしれないと思ったよ。 (フリーアタック依頼は各自やりたいことをするべきだと思うし、あまり気にせずに) >誘拐 伯爵が「ナラゼを誘拐したのは(現状に不満を抱く)ウシタの住民だ」と宣言して、先手を取って五月蠅い誰かを粛正する可能性はあるのかな。彼はウシタの住民に興味がなさそうだけど、住民に対する釘差しをしようとするかどうかは少し気になって。その結果暴動のきっかけになるかもしれない事も気にしていなさそうだし……これについても根回しをすれば大丈夫だと思う。

  33. レティシア・R・クラティアス

    皆様、ナラゼ様の件でのご助力感謝致します。 ミア様の仰るようにゾンバルダ様には悟られない状態 つまり伯爵様と組織が互いに犯人と誤認する状況が最良ではありますので 保険として備えつつ、出来る限り良い結果を目指したく存じます。 シルヴィア様のご懸念もご尤もですので、その点も要注意でございますね。 もしゾンバルダ様の捜索を避けるのでしたら ナラゼ様は伯爵様との交渉決裂時に激昂した犯人に殺害され 犯人はそのまま遺体と共に逃亡した、とするのがよろしいでしょうか……。 血に関しては動物の血入りの水袋で恐らく誤魔化せそうですし。 そして可能であれば、なのですけれど。 護衛役の皆様には護衛が必要となるまで 避難先候補の元家臣の方の捜索及び選定にもお力添えを頂けますと有難く存じます。 スキル調整の都合もございますので 捜索と選定、どちらかでも大変助かりますので……! 領主館に書類として元家臣の皆様の情報が残っておりましたら クレア様に持ち出すなりして頂くのも一つの手なのですけれど ご負担面と確実にあるとは限らない点もございますし ナラゼ様も正確な元家臣の皆様のお住まい等はご存じではないでしょうから 恐らくある程度は聞き込みも含めた足での捜索が必要となりそうかと……。

  34. レティシア・R・クラティアス

    >暴動 シルヴィア様が仰るように、ナラゼ様の事件は充分に切っ掛けとなるかと存じます。 伯爵様も組織も、ナラゼ様の事件は自身に利があるように利用をなさるでしょうし 暴動発生自体も防ぐのは難しいように見受けられますので。 逆に言えば情報面でこちらがその機を読みやすいとも言えますので 護衛以外にもエナハルト様に有事に備えた部下の皆様の配置の進言もしやすいのでは、と。 >ナラゼ保護作戦纏め(仮案等含む) そして少々作戦が複雑化してまいりましたので 私の確認も含めて僭越ながら流れを纏めさせて頂きますね。 私の認識違いもあるかと存じますので その際には恐れ入りますがご訂正をお願い致します。 ・ナラゼに説明、協力願い ・フェイクカバー使用者とナラゼ面会(出来れば領主館の人間には内密に) ・ナラゼからの情報等で避難先候補となる元家臣を捜索・選定、協力願い ・エナハルトにナラゼ保護作戦共有と今後の護衛用の部下要請も含め協力願い ・ゾンバルダ動向調査(随時連絡か有事の合図が必要?) ↓ ・伯爵の前でナラゼを誘拐か殺害演技(※犯人役未定) ・領主館脱出後、真ナラゼ&護衛班とフェイクカバー使用者&護衛班に分かれ逃亡 ↓ ・真ナラゼ&護衛班は避難先へ ・フェイクカバー使用者&護衛班は避難先とは離れた場所へ ・ゾンバルダ調査班は作戦に気付かれないよう可能な限り誘導(作戦実行班接近時に要合図?) ↓ ・組織側には伯爵の陰謀疑いの情報を流す? (敬称略)

  35. ミア=リゼル

    ぐっ。起きてました! レティシアさん、ありがとうございます。全体を俯瞰したかったので助かりました。 そうしたら…そうですね 私は… ・ナラゼからの情報等で避難先候補となる元家臣を捜索・選定、協力願い ・エナハルトにナラゼ保護作戦共有と今後の護衛用の部下要請も含め協力願い このふたつに取り組みつつ、避難先で有事に備えつつ皆さんの到着を待とうかと。多分(字数的にも)私個人の動きとしてはこれくらいが限界かな…?

  36. エリザ・A・ミシャール

    ナラゼ関連で手厚く相談してくれているようだね、ありがとう。 やはりアタシは最初の方向性通り、フォーゲンの奴に会いに行くとするよ。組織の動向も気になる。他に手が回りそうな奴もいないだろう? PCの持つ情報を元に組織の最新の動向を探るような動きになると思う。

  37. クレア・エクレール

    レティシアさんは保護作戦の纏めありがとー! ちょっと頭の中こんがらがってたので助かったよ。 組織も一枚岩って感じじゃなさそうだし、ナラゼくんの扱いに関しても意見別れてるんじゃないかなってボクは思ってて。 だから組織側というかユーゲンには伯爵の陰謀疑いの情報を流したら、保護するのに役に立ちそうな情報、例えば元臣下の居場所とか名前教えてくれるんじゃないかとちょっと期待してる。 ファナータに誘導される可能性も高いけど、まぁ何かしらの情報には繋がると思ってアプローチしてみるね。

  38. ミア=リゼル

    あっ、話、し忘れてました…! ちょっとエナハルトさんに話しておきたいことがあって、避難先で一緒に待機中にと思ったのですが、エナハルトさんは避難先にいてもらっても大丈夫ですか…?いわゆるNPCにどう動いてもらうか、ということなのですが。 あと、作戦中どう連絡を取るかなんですが、情報共有場所を事前に決めておく、みたいな感じでよかったです…?見落としてたらすみません!

  39. ルベア・ベルニ

    レティシアさんはまとめありがとう。 こないだ言ったことを踏まえて、私はフェイクカバーを使用してナラゼに偽装するわ。 ナラゼに万一のことがあるリスクを少しでも下げる為にはゾンバルダはこっちに誘導しておきたいから、その辺はテレパスを持っていってうまいこと調整したいところね…。

  40. エミリア・シバ

    ナラゼちゃんまわりのはレティシアちゃんので大丈夫だと思うわ。 さて、うーん、ごめんなさいね。orbはぎりぎり間に合わなかったようなので、 自警団への潜入は今までと同じく、通常の汎用スキルの変装術で行うことになるとは思うわ。 今からの時間ではたぶん来ないでしょうし……。 とりあえずゾルバンダの部下あたりの敵の主力の戦力あたりを調べられないかをしておこうと思うのわ。 今回で襲撃まで行くかはちょっとわからないけれど、テレパシーを持っていこうかと思うわ。 配下になり済ませれなかった場合、ゾルバンダを追跡しようとも思っていたので。 >作戦中どう連絡を取るか ウシタでの情報共有の場所は今までの依頼ではあくまで提案という形でプレにどこかの宿で出来るようにとか入れておいたこともある(のでミアちゃん助けれたりした)けれど……今回もおねえさんが一言入れておきましょうか? 多分今なら比較的自警団というかゾルバンダを避けれるような宿とかっていう注文も付けれるとは思うし。

  41. レティシア・R・クラティアス

    取り急ぎになりますけれど、いくつかの点に触れさせて頂きます。 >エナハルト様 伯爵様にも組織にも注目をされている方ですので 選定結果として彼が居る場所になった場合はともかく 監視がついていらっしゃる可能性を考慮致しますと ナラゼ様の避難先にいらっしゃるのはあまりよろしくないかもしれません。 >ルベア様 それでは私の方からナラゼ様にご紹介をさせて頂きますが 私の護衛役という名目で同行して頂く事も検討してみたのですけれど これまで単独で訪問していた事もあり、伯爵様に警戒される可能性もございますから スキル等を利用し、密かに部屋まで訊ねて頂けると有難いです。 部屋の窓に布を結ぶなりして目印は付けさせて頂きますが もし部屋まで訪れるのが難しそうなら 外部から観察可能な場所まで移動させて頂きます。 >連絡 エミリア様がよろしければそのように手配をして頂けますと有難く存じます。 勿論、調整が出来ましたらテレパスも大変有効かと。 >班分け 現時点でナラゼ様護衛にベルク様にキリアン様、ミア様に立候補をして頂いておりますが フェイクカバー役のルベア様に護衛が不在な点は ゾンバルダ様のお傍にいらっしゃるエミリア様の方で対応が可能なのですけれど 一番の問題はナラゼ様を誘拐か殺害演技の犯人役がいらっしゃらない点でございますね……。 私の方で対応が出来ますとよろしかったのですが 役割の都合上、伯爵様からの冒険者疑いの目を逸らす必要がございますので どなたかにお願い出来ますと心強いのですけれど、難しそうであれば ナラゼ様の家出→出先で誘拐され伯爵様へ脅迫状案に切り替えるべきでございましょうか?

  42. シルヴィア・A・カペル

    取り急ぎ…! 保護の件について、レティシアは流れを纏めてくれてありがとう。暴動のタイミングを測りやすくなるというというのも成程と思った。 私の動きは変わらず、ジドの三人目や神実についての調査になる。組織に残っている幹部は既出メンバーだけだろうし、三人目の調査自体が此方の手数消費の為のミスリードの可能性もあるけど、もし本当に存在するなら何かしら情報は欲しい。ウシタの戦況に関わらない人物(リロの後見役だけ務める一般人だったり、実は既に亡くなっていてジードが代わりをしていたり等)という確定情報があるだけでも今後動きやすくなるかなって。ジードの研究目的にもつながる内容かもしれないしね。行くのはケルジア領にする予定だ。 >犯人役 今から犯人役を決めるのは難しそうだし、今日中に挙手が無ければナラゼの家出→出先で誘拐され伯爵へ脅迫状が届く案に切り替えた方が良いかもしれない。

  43. ミア=リゼル

    (ちょっと書き直しまして…!) >エナハルトさん あわわ聞いてよかった… なるほど、了解です。ではええと…いい感じに書いておきますね! ちょっとプレイングをもう提出しておかないといけないので、齟齬が出てしまう場合は適宜マスタリングをお願いしておきます。 >連絡 ありがとうございます。私は汎用が埋まってしまっていてテレパスが持っていけないので…ではそれを利用するように書いておきますね! >フェイクカバー役の護衛 ではえっと、私のほうでルベアさんの方の護衛に行きましょうか。 演技は持ってなくて、ちょっと自信がなくて…

  44. ルベア・ベルニ

    >レティシアさん 了解、領主館への潜入は隠密重視でやるわ。 内部での手筈は宜しく。 ちょっと時間も時間だし、皆の反応的に殺害演技から脅迫状案に切り替えたほうがいいかもね…。 >ミアさん こっちも了解。フェイクカバー中もスキルは使えるとはいえ独りだとリスク高いしね…。頼りにしてるわ。

  45. レティシア・R・クラティアス

    ルベア様、ご了承感謝致します。 >保護方針 シルヴィア様やルベア様も仰るように時間的に難しそうですので 脅迫状案に切り替えさせて頂きますね。 手紙作成・設置やナラゼ様の脱出工作等は私の方で手配をさせて頂きます。 作戦実行前に護衛班の方に作戦を共有し ナラゼ様をお連れして頂く、とすれば恐らく問題は無いかと……。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0