【樹謂】バーニング・エルフ・ヴィレッジ

おおくまねこ

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シナリオID:2268

オープニング

●帝国過激派たちの暗躍
「直接顔を合わせるのは帝都崩壊以来かの? ターバス」
「ソウダナ。アルヴァスジイサンモ息災デ何ヨリダ」

 王国内のどこかにて。リザードマンの大男と年老いたゴブリン・ロードが酒を酌み交わしていた。彼らは帝国過激派――皇帝ヨゼフに与し、帝国再興の為には手段を選ばないとされる危険人物達だ。

「さて、綺麗どころが来れなんだのが残念じゃが……めでたく皇帝陛下がご健在であることも確認できたので、我ら『龍の顎(アギト)』も本格的に活動を再開していくぞい。もっとも、我らの大将はまだ動ける状態ではないので、今回も派遣労働じゃが」
「ヤレヤレ、宮廷道化師(アルルカン)ニ続き、マタ他所(ヨソ)ノ派閥ノ下請ケカ。龍の顎モ地ニ墜チタモンダ。で、今度ハ何ヲヤラサレルンダ」
「死霊術師と組んでエルフの村を襲撃してほしいそうじゃ。村は森の外側であればどこでもよいらしい。いわゆる陽動じゃな。二か所同時攻撃になるので、儂らはそれぞれ別行動じゃ」
「ナルホド、陰気な死霊術師共ト組ムノハ気ハ進マンガ、閣下ノ為ナラバ仕方ナイ」
「ゾンビは匂うしのう。で、儂らはゾンビ共を村まで誘導しつつ、途中で死霊術師がうっかり殺されぬよう護衛したり、村に火を放ったりするのが役目になる。目的はあくまで陽動じゃから、冒険者が来たら撤収じゃ。死霊術師共が逃げ遅れたらそのまま見捨てて構わん」
「ワカッタ」
 ……。

「……とまあ、作戦はこんなとこじゃが……何か事前に確認しておきたいところはあるかの?」
「ジイサン。死霊術師達ニ一(ヒト)ツ注文ヲ付ケタイ。村人ハ殺サセルナ」
 ターバスの意外な言葉に、老人は目を丸くした。

「なんじゃと? 今更人殺しの片棒を担ぐのは嫌だなどと抜かすつもりか?」
「違ウ。死体ノ回収ヨリモ、生存者ノ救助ノ方ガ手間ガカカル。ルーキー共ハ生存者ヲ決シテ見捨テナイ。ソレニ、復興ニ人手ガカカッタ方ガ陽動ノ効果モ大キクナル」
「なるほど、良かろう。ならば、死霊術師共にはそう注文を付けるとしよう。連中にそんな繊細なコントロールができる技量があるかまでは保障できんがの」

●
 その数日後、フィルエス大森林最寄りの冒険者ギルドに一枚の緊急依頼が貼りだされた。
 フィルエス大森林のエルフの村落が二か所から煙が上がっています。ただちに村人の救援に向かわれたし。

解説

目標:アンデッドの襲撃を受けている二つのエルフの村を救援する。 依頼人:冒険者ギルド 舞台:フィルエス大森林、エルク村とビードラ村 成功条件:二つの村の救援を成功させる。 ●エルク村とビードラ村について どちらも人口数十名ほどの小さなエルフの集落です。面積は小さく、こじんまりとした集落。冒険者が到着した時点ですでにある程度火が回っています。二つの村はそれなりに離れているのでどちらか片方でしか行動できません。 ●ビードラ村に出現した敵戦力 アルヴァス キャスター 危険度:大 年老いたゴブリン・ロードです。死霊術師の護衛についていますが、冒険者と相対した場合は死霊術師を置いてさっさと撤退します。シーフ並の機動力と高い火力を併せ持つ難敵です。 過去登場シナリオ 【人馬】ケンタウロスVSワイバーン 死霊術師キング 危険度:中 そこそこの実力を持つ死霊術師です。力に溺れているタイプ。豊富な死魂をリソースとして実力よりも強力な魔法を行使します。好戦的で、手元に残した護衛のゾンビ達と共に冒険者達と積極的に交戦しようとします。また、美女をコレクションに加えるべく優先的に攻撃する性質があります。 ゾンビのコントロールの都合で高所に陣取っています。 護衛ゾンビ 数体 各種族から選りすぐった美女・美少女授恵者を素体とするゾンビ達です。 エルフのゾンビ 数十体 危険度小 近隣の墓地から掘り起こされたエルフのゾンビ達や、死亡した村人のゾンビ達です。大半が剣や槍で武装していますが、丸腰の者もいます。 ●エルク村に出現した敵戦力 ターバス ヒーラー 危険度大 覆面で顔を隠した青いリザードマンです。以前リブラネスタに出現した帝国過激派リザードマンと同一人物。死霊術師の護衛についています。 ※アンデッドに対しても回復魔法はテキスト通りの効果を発揮します。 過去登場シナリオ 「雪百合騎士団・強化合宿~真冬のデスロード~」 「【魂禍】仮面の道化師アゾット」 死霊術師デスペラ 危険度中 キングより格下の死霊術師です。性格は臆病で、戦闘になった場合は逃げることを第一に考えます。ターバス及び、護衛に残した数体の魔獣ゾンビ達と共に村のどこかに潜伏しています。 魔獣のゾンビ 数十体 危険度:小 獣や爬虫類のゾンビです。制御はかなり適当で、村のあちこちで建物を破壊したり村人を襲ったりしています。術者が戦闘する場合、あちこちから術者の周りに集まってきます。

マスターより

 こんにちは。おおくまねこです。燃えるエルフの村。王道ですね。今回の敵はメドゥの指先ではなく、帝国過激派です。どこかで見た事がある奴らも二人ほど登場しますが、向こうはあまり冒険者とやり合う気はないようです。  あとアホの死霊術師キングを除き、敵に聞かれても名前を名乗るような連中ではないので素性を知りたければゾンビ以外の敵を最低一人は生け捕りにする必要があるでしょう。

リプレイ

●奇妙なゾンビ達
 集まった冒険者達は二手に別れ、ビードラ村とエルク村に急いだ。冒険者達がエルク村に辿り着いた時、村には火の手が上がっており、村の至る所にトカゲやクマなど、野生の魔獣のゾンビと思しき怪物がウロウロしていた。

「しっかし、そこかしこでこんな騒ぎばっかりだな。暇なヤローが世の中多いぜ。ンじゃあま、死にぞこないを大地の養分に戻す仕事の始まりだな」
 アーテミシアはぼやくと、木に突進していた魔獣のゾンビへと歩み寄り、戦槌を叩きつけた。すると、魔獣ゾンビは防御する素振りさえ見せずに一撃で脳天を叩き割られた。アーテミシアはハンマーを振り回し、次々と魔獣ゾンビ達を叩き潰していく。

「おかしくねえか、これ。このゾンビ共、本当にうろうろしているだけだぞ」
 バーネット・フォーサイスは訝しみながら、魔獣ゾンビの様子を観察する。しかし、魔獣ゾンビは冒険者達に目もくれず、ひたすら木にパンチを連打していた。魔導書を開き、適当な攻撃魔法を打ち込んでみると、ゾンビは直撃を受けて破壊された。
 他の魔獣たちはと言えば、ひたすらその辺の木をへし折ったり、建物の壁に穴を開けたりしている。暴れているといえば暴れているが、どうも様子がおかしい。このゾンビ達が村を襲撃していることは間違いないのだが、全く殺意が感じられないのだ。

「……? 敵の意図がよく分からないな」
 太刀で魔獣ゾンビを切り払っていた手を一旦止め、エル=バ=ノイアンは首を捻った。
「手加減の命令を受けている? 何故?」
 シルヴィア・A・カペルもノイアンの隣で首を捻る。

(私達の負担を増やしている……? この戦いは本命ではないという事かな)
 敵の狙いが冒険者達をこの場に釘付けにすることであるならば、この不思議な状況を合点がいく。住民がみんな死んでいるならば、冒険者は敵を殲滅するだけだが、生存者がいるとなれば、もちろんそちらの対応を優先しななければならない。

「死霊術師っぽいのは……見当たらないな。そりゃあこんだけ手勢が居るのなら、術者本人は隠れるよな、普通。とはいえ……隠れながらも操るってんなら、それができる場所も限られるってもんだ」
 バーネットは溜息を吐く。これまでの経験則と照らし合わせると、アンデッドのコントロールの精度は同時に使役する数や術師との距離に反比例するようだ。制御が適当くさいとはいえ、これだけの数のアンデッドを同時に使役しているとなると、術者が村の中にいることはまず間違いないだろう。

「死霊術師が隠れ潜んでいそうな場所を探しながら、生存者も探す?」
 アルシエラ・ライゼルは連れて来た白狼のシアを撫でながら言った。
「そうだな。敵の出方を探りつつ、気をつけて進もう。俺はサーマルアイで生存者や怪しい奴がいないか探ってみる」
 ノイアンは目にエーテルを集中させ、辺りの様子を伺う。死霊術師や生きている人間は体温でわかる。ゾンビは冷たいので、サーマルアイでは見分けがつきにくいのが難点だが。
 冒険者達は見かけた魔獣のゾンビを処分しながら、村の中を探索していく。

「おーい! 誰かいるのかー! 助けてくれー!」
 冒険者達は民家の中で逃げ遅れた村人を保護し、村の外へと逃がした。同じ頃、シルヴィアは怪しい場所を見つけた。

「死霊術師の隠れ家なんだが……あれじゃないかな」
 シルヴィアは村の目立たない位置にあった一軒家を指差した。そこは、なぜか魔獣が寄り付かず、無傷で残っている唯一の建物だった。

●ビードラ村の攻防
「5人か……相手が大軍勢とかじゃなきゃいいんだが」
 呟きながら、パーティの先頭を走る海神・江流。

「今から向かって間に合うといいが……! 私たちはビードラ村の方に向かおう、行くぞマーシュ!」
「はいっ! 私もライナ様にお供してビードラ村の方を助けますっ!」
 焦燥に駆られつつ、森の中を駆け抜けるライナ・フレイヴァルツとフロマーシュ・ダイヤドロップ。エルフの主従である二人は、集まってメンバーの中でも同胞たちを気にかけていた。

「同時に2箇所を襲撃するというのも何かの陽動な予感がしますが、それでも村の放置は出来ません」
 フリーダ=ブロムヴィストが言った。古来より、戦略的要地とはあえて離れた位置で騒ぎを起こすことで敵戦力を分散を図るのは戦争の常道だ。もろちん、倫理的に許されざる蛮行である。
「啓示でも神(?)は大層お怒りでした。大きな被害が出ていなければいいのですが……」

「此処も帝国過激派の魔の手が忍び寄るか……如何な理由であれ、私達のコミュの不始末は私達の手で始末せねばならない」
 ナタリア・フィッツジェラルドは犯人は恐らく帝国過激派の一味ではないかと予測を立てていた。数週間前にも、フィルエス大森林で帝国過激派が怪しい動きをしていることが確認されたからだ。もし今回の事件も連中の仕業ならば、帝国人として見過ごすわけにはいかない。

「こ、これは……!」
「なんて酷い……」
 ライナもフロマーシュも村の惨状に言葉を失っていた。冒険者達の祈りも空しく、ビードラ村は既に地獄と化していた。村のあちこちには既に火が放たれており、夥しい死臭がする。逃げまどうエルフの村人達を襲っているのは、近隣の墓から掘り起こされたのであろう、エルフのゾンビ達であった。無惨に打ち捨てられている亡骸の中には、幼い子供や老人のものもあった。
「遅かったか……」
 ナタリアは静かに呟く。
「この村を燃やしたのは誰なんだ……! マーシュ、生存者がいないか捜索を頼む。私は犯人を探す」
「はい! ライナ様!」
 
「こっちのエルフはまだ息がある!」
 ナタリアは倒れていた人に近寄ると、生存者にヒールをかけた。フロマーシュもあたりをくまなく探し、生存者を探してヒールをかけた。襲い掛かってきた同胞のゾンビには、眠ってもらった。

「――あれか?」
 江流が指差した先は、民家の屋根の上。そこには、死霊術師らしき服装の青年と、護衛らしき青白い顔の女性戦士が3人。腰の曲がったゴブリンの老人がいた。
 その時、散開して村を襲っていたゾンビ達が冒険者達へと向かってきた。緩慢な動きではない。生者と遜色ない機敏な動きだ。しかし、冒険者4人が一斉にジャマーを発動すると、ゾンビ達の動きが急激に緩慢になった。

「向こうもこっちに気付いたな。こいつらはもう脅威じゃない。死霊術師を仕留めにいこう」
 江流は先陣を切ってゾンビの群れに飛び込むと、のろのろと動く三体のゾンビを一瞬で斬り捨てた。
「彼女達とて、生ける屍となるまでは各々の生を営んでいたろうに」
 ナタリアは燃える巨岩をゾンビたちへと叩きつけ、エルフゾンビ達をまとめて吹き飛ばした。
「エルフ達に罪はありませんが、眠っていただきます」
 フリーダが細身の剣を突き出すと真空の渦が発生し、数体のエルフゾンビ達がまとめて千切れ飛んだ。
「……」
「……」
 ライナとフロマーシュは無言でエルフ達を呪縛から解放し、死霊術師への道をこじあけていく。

「あとちょっとだな。行くぞ!」
 江流はホライゾナルジャンプでその場から消え、屋根の上へと再出現した。
「あれが死霊術師ですね。捕縛して犯行動機をインタビューしましょう」
 フリーダも瞬間移動じみた不思議な歩法で屋根の上へと急ぐ。

「えーい! さあ、ライナ様、私の背中に!」
 フロマーシュは高速移動手段を持たないナタリアをマサカリ投法で豪快に投げ飛ばした後、ライナをおんぶして屋根の上へと突進(チャージング)した。

「きゃあああ!」
 しっかり二本の足で着地しつつ、ナタリアはわざと悲鳴を上げた。敵の注意を引く為の演技である。
(取り巻きのゾンビ共を見るに、大層お盛んでおられるからな。一緒になった友人達を利用する事にもなりかねんが、奴の捕縛も達成出来るなら道化でも演じてやるさ)
「む? ほほう! これはこれは!」
 彼女の怯声(きょうせい)に反応し、死霊術師はナタリアの顔をじろじろと見る。
 その時、ダン! 大きな音を立てて他の冒険者たちも屋根の上に到達した。美女冒険者達の揃い踏みに気をよくしたのか、死霊術師はパン、と手を叩いた。

●VSデスペラ
「た、ターバス殿ぉ、もう逃げましょう!」
 民家で息を潜め、魔獣のゾンビ達を操っていた死霊術師、デスペラは裏返った悲鳴を上げた。彼はターバスから「死者が出ないように村を攻撃しろ」という注文を付けられたのだが、彼の技量では目視していない状態でアンデッドにそんな繊細な手加減をさせることは不可能だった。それゆえ、「動かないものを壊せ」という、極めてシンプルな命令をアンデッド達に出していたのだ。魔獣の一体が倒された時点で慌てて魔獣たちに自衛を許可し、ここに集まるように命令を出したが、どうやら間に合いそうにない。ターバスは相方の臆病さに呆れつつも、その言葉に頷いた。

「――イイダロウ、陽動ハモウ十分ダ。逃ゲルゾ」
「は、はい!」
 二人は民家の窓から脱出を図った。だが、そこでターバスは舌打ちする。すでに冒険者達はこの建物を包囲していたのだ。
「ガウガウガウ!」
 甲高い雄叫びを上げた後、白い狼が突っ込んできてデスペラの脚に噛みついた。
「お、狼!? くそ、冒険者の使い魔か!」
「死霊術師ほろぶべし」
 エーテル波で扉を勢いよく突き破り、隠れ家に飛び込んできたアルシエラはビィン、ビィンと鞭をしごいた。死霊術師はすでに建物から脱出したようだが、追撃を阻止するべく、魔獣のゾンビ5体がアルシエラに立ちはだかった。爪や牙を向けている。
(でも今回は捕縛優先なんだった……ざんねん。あいつら捕まえてわからせよう)

「死霊術師が逃げるぞ! みんな、急ごう!」
 裏口を見張っていたシルヴィアは二人の行く手を遮り、軍刀を構えた。天に祈りを捧げ、雷雲を呼ぶ準備を行う。
(死霊術師は……リザードマンではなくあの男の方だろうな)

「ぬおお! 捕まってたまるものか! ゾンビ達よ! 出会え、出会え!」
 デスペラは悲鳴を上げ、シアを振り払って森へと駆け出した。
「突破口ハ開イテヤル。後ハオ前の腕次第ダ」
 ターバスは呟くと、シルヴィアを光の結界の内に閉じ込め、自らもデスペラとは違う方向へと駆け出した。

「裏口から逃げたか……とことんやる気はなさそうだな。それにあいつは……」
 バーネットはメテオライトの斉射を浴びせ、狼型の魔獣のゾンビ達に深手を負わせた。一瞬しか見えなかったが、窓から飛び出していったリザードマンには見覚えがある。あの青い体表と覆面は、帝国過激派の道化師、アゾットと共にいた男だ。

「シルヴィアが捕まった……あのリザードマンはヒーラーだったか」
 ノイアンは青い巨漢を横目で見ながら、デスペラに追いすがり、大太刀を一閃した。空気を切り裂いて飛ぶ弧状の刃が死霊術師の背を切り裂き、深い傷を刻む。
(大振りな業物だが不思議と手に馴染む……これが俺の母の剣か……)

「アンタの相手はオレだ」
 物陰から飛び出したアーテミシアはターバスの正面に回り込み、足を狙って戦槌を振り下ろした。
(硬ぇ!)
 手応えの鈍さにアーテミシアは顔をしかめる。防御にエーテルを集中させているのか、恐ろしい頑丈さだ。
「イイダロウ、少シダケ相手ヲシテヤル」
 ターバスは片言で返答すると、アーテミシアを無視して、近くにいた魔獣のゾンビ達へとヒーリングオーラを飛ばした。

「グルルルル……!」
 家屋の中に残っていた魔獣のゾンビ達はバーネットとアルシエラへと飛び掛かってきた。が、小柄な二人は屋内でも器用に敵の攻撃を避け、無傷でやり過ごした。

●VS死霊術師キング
「ふははは! 現れた者達が美女揃いとはな! これは実に良い! まとめてコレクションに加えてくれる! 我が名はキング! 下郎共よ、相手を――」
 ドゥン! キングの台詞が終わるよりも早く、ゴブリンの杖から爆炎が吹き出し、間合いを詰めようとしていたフロマーシュを包み込んだ。かなりの威力だったのか、フロマーシュの金属製の鎧が溶解しかかっている。
「マーシュ!」
「大丈夫です、ライナ様……」
 フロマーシュは意識を保っていたが、二発耐える余力はなさそうだった。しかし、すぐにナタリアとフロマーシュ自身のヒールがかかり、焼け爛れた皮膚が白く再生していく。

「おい、ジジイ! 何をしている!」
「それはむしろワシが聞きたい。茶番は終わりじゃ。……そろそろ退くぞキング。こやつらなかなかの手練れじゃ。『本番』前に消耗してもしょうがない」
「笑止! これだけの上玉を見逃せというのか! 臆病者め、逃げたいなら一人でとっとと逃げろよ!」
「……忠告はしたぞ」
 アルヴァスは溜息を吐くと、建物の屋根から身を躍らせ、森の奥へと消えていく。その瞬間、江流は既に間合いを詰めており、護衛をすり抜けて死霊術師の眼前まで迫っていた。

(あのゴブリン・ロード……強敵っぽい雰囲気だったが、逃げたか……ん!?)
 死霊術師を射程に捉えた時、江流は全身が鉛のように重くなったのを感じた。
「体が重い……! 既に重力場を用意していたか……!」
 江流は構わず指で印を切り、死霊術師に魔乱印をかける。命中だ。後衛の邪魔にならないよう、すぐにフェザーステップで距離を取るつもりだったが、思わぬ妨害のせいで護衛達に背中を晒さないように体勢を整えるのがやっとだった。

「見せてやろう! 私のコレクションを! お前達の先輩だぞぉ!」
 キングが杖を振り上げると、哀れな三体の操り人形達は冒険者へと襲い掛かった。

「死齎刃(デスブリンガー)……」
「このゾンビ達も授恵者なんだな。特別製ってやつか」
 軽装のゾンビが短剣で江流に斬りかかってきたが、江流は上体を反らして敵の攻撃を躱した。
「メテオライト……」
 今度はナタリアの頭上に光弾の雨が降り注いだ。光弾に撃ち抜かれたナタリアの額から血が流れるが、彼女の闘志は些かも萎えていない。
「鋭旋牙……」
 光の雨と同時に突進していた美女ゾンビがフロマーシュへと強烈な突きを放った。フロマーシュは被弾部位にエーテルを集中させ、ダメージを最小限に抑える。

「まさか美女を前にして逃げていく素振りは見せないだろうな?」
 ライナが杖を掲げると、エーテルの風が荒れ狂い、彼女の杖へと収束していく。大気中のエーテルを巻き込んで解放されたライナの魔力は彼女の頭上で星光のように瞬き、二体の護衛の三体を巻き込んでキングへと降り注ぐ。しかし、キングはエーテルバリアで威力を殺したようだ。
「やるではないか。美しさも申し分ない。それでこそ、我がコレクションにふさわしい!」

「相手の目的をはっきりさせる為にも、死霊術師は捕虜にしておきたい所です」
 フリーダはライナが痛めつけた護衛の美女の一人へと突進し、刺突を放った。すると、何故か大爆発を起こしたしたエーテルが護衛ごと死霊術師を巻き込んだ。さすがにエーテルバリアを連続で発動するのは難しかったのか、直撃を受けたキングは吐血した。

「随分な色ボケだな。ゾンビで作ったハーレムか? 俺の趣味じゃないなァ」
 江流は自ら王(キング)を名乗る男を挑発しながら、フリーとなっていた護衛ゾンビへと刃を走らせる。三撃全てが命中し、損傷が拡大した美女ゾンビはどしゃりと地面に崩れ落ちた。
「傷付けられた名誉と尊厳の為にも、その魂を天に、その躰を土に還すは今がその時」
 ナタリアが鎌にエーテルを注ぐと、三日月の刃に波紋が現れた。その直後、刃の反射光を受けた江流の刀が輝き出す。
「ライナ様もみんなも、コレクションになんてさせませんっ!」
 フロマーシュはゾンビに鋼の大剣を叩きつけながら、誓いの言葉を叫ぶ。その瞬間、ダイヤモンドの如き輝きが彼女の全身から放たれた。
「おお! 美しい! あれだ、我が奴隷たちよ、あの少女を狙え!」
 フロマーシュの輝きに心を奪われたキングは通せんぼしていた江流へと魔弾を放つ。しかし、江流は身を捻って魔弾を躱してしまい、魔弾は明後日の方向へと飛んでいった。

●デスペラとの決着
「これでトドメだよ!」 
 アルシエラの白い鞭が大気を切り裂き、巨大な三日月が真っすぐに飛ぶ。直撃を受けたバカでかい熊のゾンビは縦に真っ二つになった。
 ほぼ同時に、バーネットの放った光弾の雨が狼のゾンビ達を穴だらけにし、ついに建物内にいたゾンビ達が全滅した。
「あらかた片付いたな。外の連中に加勢するぞ!」

「やはりあのリザードマンは手練れか。硬いな……!」
 シルヴィアは渾身の魔力を籠めた軍刀を光の結界へと叩きつける。少しずつ光縛封に亀裂が広がっているが、まだ脱出はできそうにない。

「この……野郎!」
 下から振り上げられたアーテミシアの戦槌がターバスの顎を跳ね上げた。しかし、ターバスは間髪入れずにアーテミシアへと反撃し、アーテミシアの肩にターバスのハンマーがめりこむ。ミシミシと鈍い音がしたが、ギリギリ折れてはいないようだ。
「オ互イ頑丈ダナ」
 パチチチッ。
 ターバスが戦槌を振り上げると、空気中に僅かに電気が走った。かと思うと、ターバスはアーテミシアに背を向け、森へと駆けて行く。アーテミシアの足では追いつけそうにない。
「待ちやがれ!」
「ソロソロ、オ暇サセテモラウ。悪イガ、俺ニハ次ノ仕事ガアルンデナ」
 数秒のタイムラグの後、アーテミシアの周囲に雷雲が立ち込め、無数の稲妻が炸裂した。
 アーテミシアは舌打ちし、集まってきていたエルフのゾンビ達へと狙いを切り替えた。

「うおおお……! 捕まってたまるかぁ!」
「逃がすわけには行かない」
 デスペラはシルヴィアの隣を通過し、必死の形相で森へと走る。しかし、チャージングで加速したノイアンは彼の前に回り込み、足を切りつけた。すっころんだデスペラだが、後ろから戦槌を振り上げたアーテミシアが迫る。
「何のつもりでこんな下らねえ事してるのか知らねえが……面倒くせえ仕事が増えるだろうが! 人形遊びならどっか人のいねえところでやりやがれ!」
 ドン、と振り下ろされた戦槌がデスペラの顔のすぐ横を通過した。
「わ、分かった! 降参だ!」

●
 ザシュッ。
 江流の斬撃が最後の美女ゾンビを腰から両断し、二つに分かれた亡者は屋根の上から落下していった。
「俺の華は王国が誇る大輪の華らしいんでな、脇目を振る余裕なんてないんだわ」
 江流は溜息をこぼし、刀の切っ先をキングへと向けた。

「馬鹿な、我が精鋭たちが全滅だと……!? ぐっ……! 貴様らのジャマーさえなければこんなことには……!」
 護衛を全て倒されたキングにもはや勝ち目はなかった。自慢するだけあり、彼の連れていたアンデッド達は冒険者達にも引けをとらない実力者たちだったのだが、江流、フロマーシュ、ライナ、ナタリアが戦闘中ずっと発動していた四重のジャマーに加え、キングが魔乱印まで受けたせいで、本来の性能の半分も発揮できなかったのだ。

「隙ありです!」
 真横から突進したフリーダはキングの腕を切り上げ、腕ごと杖を弾き飛ばした。
「ぐっおおおおおおおおおお!? あああああああっ!?」
「勝負ありですね。私は生存者の様子を見てきます」
 フリーダはそう宣言すると、屋根から飛び降りた。

「この村の平和を踏みにじった覚悟はできているんでしょうね!」
「同胞たちを殺し、その死までもてあそんだ罪……全て償ってもらうぞ」
 瞳に怒りを滲ませ、じりじりとにじり寄るフロマーシュとライナ。

「ま、待て! 我々がなぜこの村を襲ったか、知りたくはないか!? そうだ、取引しよう! 我を見逃してくれれば、貴様らの知りたいことを教えてやろうじゃないか! ヨゼフ皇帝は宮廷女官長ザフィーア様の力を借り、世界樹の力を我が物にしようと――」
 機密情報を垂れ流しながら後ろずさっていくキング。しかし屋根の端に到達するより早く、つかつかと歩み寄ってきたナタリアの拳が鳩尾(みぞおち)にクリーンヒットした。激痛でキングはのたうち回るキングを冷たく見下ろしながら、ナタリアは吐き捨てるように言った。
「正真正銘の外道だったな……。続きは牢獄で聞かせて貰おう」

●
 デスペラは瀕死の重傷を負っていたが、シルヴィアによって死なない程度に蘇生された。彼には聞きたいことが山ほどだったからだ。

「知らなかったのかな? 私からは永遠に逃げられない……」
 白い鞭で素振りをし、デスペラを威嚇するアルシエラ。彼女の傍らでは、シアが歯を剥き出しにし、デスペラを睨みつけながら低い唸り声を上げている。

「な、何でも話します! わ、私は、ヨゼフ陛下の皇帝にお仕えする死霊術師、ザフィーア様の部下だ……」
 縛り上げられた状態で武器を突き付けられたデスペラは項垂れた。
「逃げたリザードマンもお前の仲間だな?」
 バーネットは魔導書のページを開きながら、デスペラへと問う。
「ああ。彼はターバス。私とは違う派閥だが、どこかの貴族お抱えの精鋭らしい」
「ターバス……それがあいつの名前か」

「君達はエルク村以外にも、もう一つ村を襲っただろう。誰の仕業だ」
 今度はシルヴィアが問いかけた。
「そちらは私の師であるキングさんと、ターバス氏の同僚のアルヴァス翁が担当している……アルヴァス翁は『爆炎翁』とも呼ばれる、破壊工作の専門家だ……彼は高齢のゴブリン・ロードで、ヨゼフ皇帝よりも前の代から帝国に忠を尽くしているらしい……」
「筋金入りってわけか」
 アーテミシアは吐き捨てるように言った。
「帝国過激派か……皇子も帝国の生き残りを御しきれぬのであればそこまで。皇帝が動いている以上、うまく収められなければ彼に傅こうという者はいなくなるだろう。いや、もうすでに……そろそろ、肚を決めてもらいたいと思う者も多いだろうな」
 ノイアンは溜息を吐く。
 こうして、エルフ達の痛みを伴いつつも、エルク村とビードラ村を襲った犯人たちの半数は捕らえられた。死霊術は大陸の多くの地域で禁忌とされる。エルフの村を襲った罪状も加味すると、捕らえられた死霊術師の二人は厳しい尋問を受けた後、遠からず処刑台に送られるだろう。

マスターコメント

ビードラ村班にジャマー×4というガチの死霊術対策に、何がなんでもキングを捕まえてやるという決意を感じました。アルヴァスとターバスは逃がしたものの、主犯の死霊術師二名を捕縛でき、帝国過激派が行っている作戦の情報も取得できましたので、結果は大成功とさせていただきます。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 6〜10人

2022年06月30日 13時08分58秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. アルシエラ・ライゼル

    シューターのアルシエラだよ、よろしく。 実質一つのシナリオで二つに内容がくっきり分かれる感じかな。 看破ぢから理由で私はエルク村向きかなって。 回復出来ないような火力で攻めていこうかなと思いつつだよ。

  2. 海神 江流

    シーフの海神江流だよ。今回は宜しくね。 魔乱印が使えそうだし、ビードラ村の方を希望しておこうかな。 アルヴァスを逃さない方針なら足が速いのが居た方がいいだろうし。 あとはジャマー持っていこうか。 死霊術の精度がいくらか落とせるらしいし、2人以上居れば効果は更に上がるらしいからね。

  3. ライナ・フレイヴァルツ

    キャスター、ライナ・フレイヴァルツだ。 皆宜しくな。 何方に行きたいかと言われればビードラ村の方だな。 同胞をゾンビにされて許せるわけがない…! これ以上村に被害が出る前になんとかしたいところだ。 ジャマーに関しては私も持っていけるぞ。 積極的に交戦してくれるとのことだし、今後の為にもキングを生け捕りにして 得られそうな情報は得ていった方が良さそうか? 私が出来そうな手段は戦闘不能まで追い込んだ後の光縛呪くらいしかないが…。

  4. フロマーシュ・ダイヤドロップ

    ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップと申します。皆様よろしくお願いいたしますっ! 私もビードラ村の方へ向かい、村の方やそちらへ向かう皆様をお守りいたしますっ! これ以上の犠牲は出させたくありませんから…! 私もジャマーは用意できますし、 殺界での足止めもできますのでっ!

  5. アーテミシア

    ウォリアーのアーテミシアだ。 オレはどっちでも手の足りない方でいいぞ。 強いて言うならエルクかな。 やれる事は守りを固めつつ、ブン殴るだけだけどな

  6. フリーダ=ブロムヴィスト

    ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 ビードラ村では危険度の高いアルヴァスが相対すれば撤退に走るという事ですし、 最悪アルヴァスについては見逃す形になっても良いかと思います。 そうなると敵主力はキングと護衛のゾンビ達だけが中心になりますし、 生け捕りという点ではキングが狙い目でしょうか。 エルク村については危険度の高いターバスがデスペラ+ゾンビ達と一緒に潜伏している様子ですし、 デスペラ自体も逃げる思考の持ち主という事ですから、 ターバスのバックアップが付いたデスペラを仕留めるのは骨が折れそうです。 相手の逃げるルートを読んで伏兵という形で追い込む事が必要になるかと。 私としてはどちらに行くかについては足りない方で大丈夫です。

  7. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 さて、どっかで見た事ある……と言うか遭遇した奴らの名前がようやく判明したな。 まぁこいつらは、二手に分かれて頭数が半分になった状態で相手をするにはキツイし、 目的としても村の救援だから、撤退するなら深追いはしなくて良いと思う。 死霊術師二人に関しては、キングの方は目立ってくれてるから、 ゾンビの駆逐さえできれば倒して捕縛する事は難しくないだろうが、 デスペラの方は潜伏しているし逃走する事を優先するって事だし、 発見次第足止めしつつ、可能ならターバスと分断しておきたい所だ。 >個人行動 俺としてはどっちに向っても大丈夫だが、バランスを考えるとエルク村の方が良さそうだな。

  8. アーテミシア

    後3人、集まるかね… 現状だと逃げるなら逃さざるをえないか ネームドを徹底的に狙うか? それとも雑魚を一掃してから横槍を気にせず戦うか? あるいは更に分割するか、か… 逃げるやつも倒すつもりなら、雑魚の相手をしてる暇は無さそうだな。

  9. シルヴィア・A・カペル

    シルヴィアだ。今回はよろしく。 私はエルク村に行こうと思っている。 エルク村の魔獣ゾンビは死霊術師が戦闘する場合集まってくるという事だから、出来るだけ急いで死霊術師とターバスを探し出したいな。それが村人の安全にも繋がると思う。 死霊術師デスペラは臆病な性格らしいし、すぐに逃げ出せる村の端にいるか、キング同様に戦況の俯瞰が出来る高所……屋根か、エルフの村なら木の上にいるか、かな。魔獣ゾンビに壊されていない不自然な建物もあるかもしれない。その辺りを中心に探してみるつもりだ。 デスペラのゾンビの制御は甘いらしいから、村人を殺すつもりが無くとも殺してしまっていた、という事も有り得るかも。或いは人を殺さない命令を遵守させるような雑な指示になっているか。ゾンビの動きも早めに情報共有したい。 今回はターバスの捕縛は難しそうだね。目的は村の救援だし、逃げられたら逃げられたで仕方ないとも思っている……とはいえ今後の為にも、逃げ遅れそうなデスペラは出来れば捕縛したい。 スキルはデスペラを逃がさない為の光縛封と、必中範囲攻撃の祈雷を持って行くつもりだ。単体の回復スキルも持って行くね。

  10. ライナ・フレイヴァルツ

    現状の希望先等も含めた振り分けを纏めておく。 フリーダさんに関しては、人数バランスの点でビードラ村の方に振らせていただいた。 〇ビードラ村 ・フロマーシュ  ウォーリア ・フリーダ    ウォーリア ・江流      シーフ ・ライナ     キャスター 〇エルク村 ・アーテミシア  ウォーリア ・アルシエラ   シューター ・バーネット   キャスター ・シルヴィア   ヒーラー 表明の認識が間違ってたらすまない。 一先ずは、生け捕りに関しては可能ならという感じで良さそうだろうか。 アルヴァス、ターバスは逃げられてもやむなし、ということだな。 ビードラ村の死霊術師キングが一番生け捕りの可能性がありそうではあるが… 高所に位置取っている上、複数のゾンビで包囲してくるだろうしそう簡単にはいかないか。

  11. エル=バ=ノイアン

    っと、失礼。ようやく書き込めた。ウォーリアのノイアンだ、よろしく。 俺はエルク村の方に行ってみようと思う。 〇ビードラ村 ・フロマーシュ  ウォーリア ・フリーダ    ウォーリア ・江流      シーフ ・ライナ     キャスター 〇エルク村 ・アーテミシア  ウォーリア ・アルシエラ   シューター ・バーネット   キャスター ・シルヴィア   ヒーラー ・ノイアン    ウォーリア 俺の考えはシルヴィアも言ってくれた通りなので割愛させてもらって… デスペラの捕縛にかかる間にターバスを引きつけておく必要があるだろうから、まずはデスペラの捜索と、ターバスが先に見つかればそちらの対応に回る予定――だが、このあたりは同じウォーリアのアーテミシアや皆とも相談したいところだ。

  12. アーテミシア

    オレはどっちでもいいぞ。 ただステの都合上、時間稼ぎならオレの方が適任だな。 尤もヒーラーだからスキルによっちゃこっちが足止め食らうかもしれねえが

  13. ナタリア・フィッツジェラルド

    ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 2手に分かれるというのと、ヒーラーがシルヴィア1人だけというのが気掛かりになったから参じた。 無論、帝国過激派が関わるというのもあるが。 では私はビードラ村の班のヒーラーを担おう。 アルヴァスに関しては、ゴブリンロードのキャスターである事から光縛封による拘束も効き目が薄そうだろうし、引き際を見極めている奴でもあるから最悪捨て置くとして。 対キングにおいては、美女をコレクションする性癖もあるだろうし、これだけ美人ぞろいなら、いい挑発にもなるはず。 特性としては光縛封とサイドヒール改を予定している。 コモンブラッドにすると、今度は敵の攻撃からの立て直しが効きづらくなり、本末転倒になりかねないからな。 〇ビードラ村 ・フロマーシュ  ウォーリア ・フリーダ    ウォーリア ・江流      シーフ ・ライナ     キャスター ・ナタリア    ヒーラー 〇エルク村 ・アーテミシア  ウォーリア ・アルシエラ   シューター ・バーネット   キャスター ・シルヴィア   ヒーラー ・ノイアン    ウォーリア

  14. エル=バ=ノイアン

    ナタリアで10人いっぱいだな。ありがとう、よろしく頼む。 アーテミシアも返信感謝だ。 俺もスキルや装備を直してみたんだが、副武器にヒーラー武器を持っているからどうしても耐久性はあんたに劣るから…ターバスを任せる。 そう、ヒーラーだから…攻めあぐねる可能性も、光縛封で閉じ込められるということも勘案しなければいけないな。 ターバスには遠隔から攻撃できる手も必要、か。

  15. アーテミシア

    とりあえずオレはこうなったら抑え以外は出来ねえから、後はそっちで何とかしてくれ。 自前でヒールも持ってるから、余程ヤバそうでない限りは放っておいていいぞ。

  16. 海神 江流

    ビードラ村の方は、アルヴァスは逃してしまって、キングを捕縛する流れでいい感じかな? 美女群にキングの目が行っている間にホライゾナルで高所のキングに迫って、魔乱印を打ち込んで、あとは纏わり付いてトリプルファングで押していく感じになるかな。 とはいえ、キングを直接狙うと流石にアルヴァスが横槍入れてくるかな? そのあたり上手く調整できれば。

  17. フリーダ=ブロムヴィスト

    >ビードラ村 その方針で行くのであれば、こちらは主に護衛ゾンビをまとめて引き付けておく事で、 相手の注意を引いてより接近しやすくする形にしようかと思います。 アルヴァスについては逃げるようなら追わず、逃げないようなら交戦する形で良いかと。

  18. バーネット・フォーサイス

    すまん、間が空いちまった。 >個人行動 ひとまず俺は魔獣ゾンビをグラビティフィールドで足止めしつつ、範囲攻撃で薙ぎ払うのと、 デスペラを見つけ次第スネアージャベリンで逃走を防ぐつもりでいる。 あとは看破も用意しておくから、多少はデスペラ探しにも役立てると思う。

  19. ライナ・フレイヴァルツ

    >ビードラ村 では、私はまとめてもらった護衛ゾンビを識別範囲攻撃で一掃しよう。 なるべく最大火力を出せるよう、魔法攻撃上昇もつけつつ早期撃破を狙おうと思う。 ナタリアさんも来てくれたことなので、ヒールは任せて範囲攻撃重視で削ろう。 村人は…恐らくまだ手遅れでなければいるだろうな? 銃眼光壁も設置して生存者を保護できるようにしておく。

  20. アルシエラ・ライゼル

    >エルク村、個人行動 私はゾンビから対処していって、同時の捜波も飛ばしてペットでの探索もしてくつもり。 デスペラは見つけたらみんなに目配せして、足止めの矢を撃つ感じ

  21. フロマーシュ・ダイヤドロップ

    私もフリーダ様と共に、ビードラ村側の敵を引き付けたり足止めして、皆様をお守りいたしますっ! ライナ様やナタリア様といった後衛の方が集中して狙われたり包囲されたら大変ですし、 ライナ様がおっしゃったように、村の方に無事な方がいたら、その方たちもお守りしたいですのでっ。 今のところはシーザーロアで引き付けたり、 殺界で敵を足止めしていく予定ですが、 より有効そうでしたら、どちらかをカバリングに変えてお守りすることもできますのでっ!

  22. シルヴィア・A・カペル

    ナタリアが来てくれて心強いよ。 ヒーラーについての配慮にも感謝を。今回も頼りにしてるね。 >エルク村 索敵や足止めの連携、有難い。 私の動きは仲間の生命管理とデスペラの索敵がメインになる。 過去の報告書をざっと読んだけど、ターバスはヒーラーらしいヒーラのようだね。アンデッドを範囲回復させつつ逃げる可能性も高いかな。もしバーネットやアルシエラの足止めの方が早かった場合、私はまず祈雷を使うつもり。私がデスペラを発見する方が早かった場合は即光縛封を使うと書いておくよ。 明日出発か。皆、現地ではよろしくね。。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0