【極草】いざ、極北へ
真柄 葉
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シナリオID:2247
オープニング
商会主であるヴィルジニアの私室に、ヒルルクが訪れていた。
「本当に護衛はいらないのかい? ローレラウラの連中に見つかったら色々と厄介なんだろう?」
「うん、ありがとう。でも大丈夫、一人で行くわ」
「そうかい」
力強く頷いたヒルルクをヴィルジニアは頼もしそうに見つめる。
この一カ月というもの、ヒルルクは真面目に勉学へ取り組んできた。それが影響しているのか、彼女に落ち着きを感じた。
「それにしても極北か。レイウェストに請われてベースキャンプに物資を卸したが、まさか本当に行ってしまうとはね」
「なに、信じてなかったの?」
「普通信じられるもんじゃないんだよ。それほどに遠い場所なのさ、極北っていうのは」
「ニアも行けば信じるんじゃない?」
「はは、行ってみたくはあるが、流石にここを離れるわけにはいかないんでね。こんなでも一応ここの市長だからね」
「そっか。色々と大変なのね」
それほど興味なさそうに話すヒルルクに、ヴィルジニアが苦笑する。
「それより、アンタは行かなくていいのかい? 極北――『竜の里』だったか。その場所に至るのには、アンタの力が必要なんだろう?」
「はは、行ってあげたくもあるが、流石にここを離れるわけにもいかないんでね――――どう、似てた?」
「似てない」
むむむと顔をしかめるヒルルクを見つめ、ヴィルジニアは声を出して笑った。
「えっと、今ね、ビ=ネクの所でマーメイドの女の子を保護してもらってるんだけど、彼女が極北に行ったらあの子が一人になっちゃうから、わたしは行けないの」
「ああ、噂の子かい」
「あれ、知ってるの?」
「ふふ、アタシの情報網をなめてもらっちゃ困るよ。しかしまぁ、アンタも酔狂な事をするね。なんでまた敵対種族の子供なんて囲うんだい。アンタに何の益もないだろう?」
「うーん、利益とかそういうんじゃないのよ。なんて言ったらいいんだろう……頼られたから? 違うなぁ……見捨てられなかった? これもちょっと違う……うむむ……」
「なんだ、理由もはっきりせずに保護しているのかい?」
「理由ははっきりしているわ。ただ言葉にするのが難しいだけ」
「ふむ……なるほどね。まぁ、ヒトではないと言え折角繋がった縁だ。大切にしな」
「ええ、そのつもりよ」
そう言うとヒルルクは大きく膨らんだ背嚢を背負う。
「それじゃ、行くわね。またね、ニア」
「気を付けて行っておいで。また何かあったら相談くらい乗るよ」
「ニアの相談料は高いから嫌よ」
「っ。はは、そうかい。なら自分で頑張る事だね」
ヒルルクはヴィルジニアに見送られ、リブラネスタを後にした。
●
「ただいまっ、エイヲ!」
岩ばかりの山道から空を見上げれば、巨岩の上から巨獣が見下ろしている。
ヒルルクは出迎えるように佇む巨獣に手を振り、山道を駆けあがった。
「ビ=ネクもお持たせ!」
「……おかえり」
巨獣の元へと辿り着けば、その背からヒルルクを見つめるエルフの少女が声をかけてくる。
彼女がこの巨獣の主であり、ヒルルクの約束の相手。
「あった?」
「ごめん、無かった」
「そう……」
それほど期待はしていなかったのだろうが、やはり落胆の色は隠せていない。
「どうするの。やっぱり行くの?」
「……もちろん。それがあの子に……娘を助ける唯一の方法だから」
「え……娘……娘って言った……?」
「言ったわ……だからどうしたの」
「えええっ!?!?」
聞き捨てならないワードに、ヒルルクは思わず岩山に木霊すほどの大声を上げた。
「ちょ……えっ、ビ=ネクって幾つなの……もしかして年上?」
「そうよ。一体幾つだと思ってたの」
「えっと、10歳くらい……?」
「10歳の傭兵って……そんなのいるわけないでしょう」
ビ=ネクは一見すれば少女と言われても仕方がないほど小柄で童顔だ。ヒルルクと並べば、明らかにヒルルクが姉に見える。しかし、彼女が言うには既に200年を超える長きを生きた老成たるエルフだという。
ビ=ネクはヒルルクの驚き様に溜息をつきながらも、自分の事を話して聞かせた。
年齢の事や傭兵になった経緯。そして、薬草を求める本当の理由を――。
彼女には娘がおり、この娘がとある理由で永らく昏睡状態なのだという。
そして、娘を起こす為に必要なのが、あの『沙茜』と呼ばれる極北にしかない薬草なのだ。
「はぁ……びっくりした。でも、そういう事ならなおさら見つけないとね」
「ええ、必ず見つけるわ……」
「うんうん。あっ、そうだ」
ヒルルクは何か思い出したのか、背嚢を下ろすと中からいくつかの紙を取り出すと、ビ=ネクに渡した。
「これは……手紙?」
「うん。これがフェンガリの皆に宛てたもので、こっちが極北の門の巨人族宛。それから、これは竜の里の皆に向けたやつ」
「字、書けたんだ……」
「かけるわよっ!?」
「……ありがとう。助かるわ」
憤慨するヒルルクにぎゅっと抱きつきながら、ビ=ネクはぽつりと口にする。
「ううん、気にしないで。一緒に行けなくてごめんね」
代わりにちょうどいい位置にあるビ=ネクの頭を撫でながら、ヒルルクは答えた。
「……あなたはこれからどうするの。こんな小屋でよければ使ってもいいけど、流石に不便でしょ」
ヒルルクから体を離し、ビ=ネクが問いかける。
「しばらくはここを借りるわ。勉強道具も沢山持ってきたから、あの子と一緒にゆっくりするつもり」
「……そ。食料は地下にあるから好きに食べて」
「ありがとう! ついでに、エイヲを置いて行ってくれると尚嬉しいんだけど!」
「……だって。エイヲ、どうする?」
と、ヒルルクは期待に満ちた目で、ビ=ネクはやれやれと巨獣を見上げた。
エイヲは困った風に二つの顔を見合わせると――ビ=ネクの方へとゆっくりと移動する。
「がーん!」
「……ま、そうよね」
「むむむ……仕方ない、諦めるわ」
ビ=ネクに頭を撫でられているエイヲを見ながら、ヒルルクはぐっと我慢する。
「……でも、なんでエイヲがあなたに懐くのか不思議で仕方がないわ。なんかおいしそうな匂いでも出してるの?」
「おいしそうな匂いって何よっ! 出してないわよっ!?」
(念のためクンクンと自分の匂いを確認してから)反論するヒルルクを、ビ=ネクはじっと見つめた。
「むぅ……もういいわ。そんな事より、冒険者の皆と喧嘩しないようにね!」
「……しないわよ。あなたじゃないんだから」
「わたしだってしない……わよっ!?」
「……間があったわね」
うぐぐと拳を震わせるヒルルクに、ビ=ネクはくすりと笑う。
今回の極北行きにヒルルクは同行しない。道案内役がいなければ極北の過酷な大地を踏破する事は不可能に近いだろう。しかし、極北の大地を踏破し『竜の里』へと辿り着いた事のある者が一緒であれば、その限りではない。
「……それじゃね」
「うん、皆によろしくね」
エイヲに飛び乗ったビ=ネクは、振り返ることなく岩肌を駆け降りて行った。
「さてと」
振っていた手を下ろし、ヒルルクは小屋の奥の泉へと向かう。
「ただいま……って、その髪留め」
狭い泉から上半身だけ覗かせるマーメイドの少女。
その頭には、かつて冒険者の一人が贈った髪留めが光っていた――。
解説
マスターより
リプレイ
「竜の里へ向かうのも久々か……」
活気に沸く村から離れ、いつもの毛皮を纏うルチル・プルメリア・グレイハーツは、極北へ続く洞窟の前に立っていた。
今回の極北行は前回のそれと随分と性質が異なる。前回は帝国が国を挙げての一大遠征。しかし、今回は――。
「……薬草か。悪いけど便乗させてもらうよ」
高台からでも目立つ漆黒の巨獣の脇で準備に勤しむ『少女』をルチルはじっと見下ろした――。
帝国軍が用意したベースキャンプでは、極北へ向けての準備が着々と進んでいた。
「またあの過酷な道を行くことになるんだ。充分に準備をしよう。今回は道を示してくれるヒルルクさんもいないから、ボク達だけで何とかしなきゃいけないんだから」
約一年前の過酷な道程を思い出しながら、入念な準備を進めるエルゼリオ・レイノーラ。
ベースキャンプを管理する帝国軍のエメから前回の極北行で使用した物資のリストや地図などを借り受け、準備を進めていた。
一度通った道とはいえ、決して安全ではない。常に死が隣に寄り添っているような過酷な道だ。いくら準備をしてもし足りないという事はない。それほどまでに、『竜の里』という場所は遠い。
運搬用のビヒモー(これはトーラのムームーも手を貸してくれるらしい)、荷車、ソリ、食料、水――。準備が進むにつれて物資は増える一方だ。
「ヒルルクさんの探していた薬草も見つかるといいな」
彼女が探しているという薬草は竜の里にあるという。折角行くのだから、見つけてあげないと――。
「エルゼリオ君、前回遭遇したクリーパーの情報を纏め終わりました」
考え事をしていたエルゼリオの元へ、アクティオンがやってきた。
「何か考え事ですか?」
「あ、ううん! えっと……すごい、丁寧に纏めてくれてありがとう!」
「いえ、大したものではありません。それに……」
「それに?」
「これはあくまで前回のクリーパーの情報ですから」
「仕様が一変してるって事だね」
と、アクティオンに答えたのは、崖から降りてきたルチルだった。
「そういう事です。以前、竜の里で聞いたのですが、極北は何時クリーパーが発生するかわからない。里の外は魔境だと」
「それじゃ、前に居なかったクリーパーが湧いてる可能性もあるって事か……」
「そう考えて用意すべきだろうね。小型、中型までは何とかなっても、大型クリーパーなんかに出くわした日には、逃げの一手になる可能性もある」
「お、大型クリーパー……それは流石に敵わないよね」
「この戦力では敵わないでしょうね。例え、腕利きの傭兵がいるとしても」
そう言って、アクティオンは離れて準備をしていたビ=ネクにちらりと視線をやった。
「それに今回はヒルルク君の導きがありません。下手をすれば、前回の行程の倍以上……いえ、到達できないなんてことも十分にあり得るのですから」
「そういう事だ。だから、考え得る限りの準備をしよう。アタイも竜の里にはもう一度行きたいからね」
「な、なんかすごい所だね。極北って……」
そんな三人の話を聞いていたハーヴィが声を震わせた。
「想像を絶する場所だと思っていただければ」
「想像を絶するかぁ……ごめん、想像できないや」
「……ふむ、そうですか」
顎をさするアクティオンに苦笑しつつハーヴィは問いかける。
「そういえば、途中の門で試練があるって聞いたんだけど……」
「ああ。とても厳しい試練だ」
不敵な笑みを浮かべるルチルに、ハーヴィはごくりと唾を飲む。
どういう意味なのと、他の二人に視線を向けるが、アクティオンは困ったように肩をすくめ、エルゼリオは苦笑している。
「まぁ試練も大切だが、それよりも準備だ。日が暮れる前に終わらせるよ」
戸惑うハーヴィを他所に、三人は再び準備を進めていく――。
●
一人、黙々と準備を進めるバンビは、ある誓いを立てていた。
前回の竜の里行は残念ながら選抜から漏れてしまった。あの時は悔しかった。悔し過ぎて最速でレイウェスト達の出迎えに行く程度には悔しかった。何度も言うが悔しかったので、今回は絶対に竜の里へと辿り着くと心に決めていた。
そして、竜の里に向かう為の準備も怠るわけにはいかない。
極北へは一度足を踏み入れ、その過酷さは骨身にしみてよくわかっている。しかし、前回の極北行きで覚えた『換毛』があれば、北の地の寒さなど恐れるに足らない。
あの時のように、ふっさふさのもっこもこに『換毛』して向かえばそれでいい。……いいのだが。
「……教訓もありましたわね」
そう、問題がないわけではなかった。特に、足元。
バンビの『換毛』は足裏にまでばっちり決まってはいるものの、あの不整地&雪原を素足で行くのはやっぱり、ちょっぴり、ほんの少しだけ痛かった。
「二の轍は踏みませんわ」
だから今回はばっちり対策を施す。そう! 靴を! 履く! のだ!
そう決意して、バンビはこの日の為に用意した新品の革靴に足を通す――。
●
どうしても、あの場所へ――。
黙々と準備を行うリディリディ・トゥラ・イェレミースは、先日ヒルルクと交わした会話を思い出していた。あの『ヒーラーでも直せない傷の見た目を綺麗にできる薬草』の話を。
森を出てから、いくら探しても見つけられなかった手掛かりをようやくつかんだ。
「あの子の傷を治せる唯一の手掛かり……」
再びあの過酷な旅路を越えようとも、必ず手に入れる。
その為に必要な準備は怠らない。こんなに真剣に旅の準備をしたのはいつ以来だろうか。森を出た時もここまでの準備はしなかったかもしれない。それほどに今回の旅は失敗させるわけにはいかないのだ。
長時間歩く事や戦闘に巻き込まれることも考えて、出来るだけ身軽な服がいい。それでいて、極北の寒さに耐えられる服装。そんな無理難題もセルッティ商会に話を通せば、あっさりと用意してくれた。
「……借りはあまり作りたくないのですが」
なんてことは言ってられない。ここは素直に甘えさせてもらおう――目的の為に。
リディリディは商会の用意した防寒具を纏いマントを羽織り、バックパックに詰めるだけの物資を詰めた。お肉は……我慢。そんな贅沢が許される旅でない事は重々わかっている。
「……大丈夫、クリーパーのお肉もありますから」
竜の里で食べたあの味を思い出しながら、リディリディは準備を進めた――。
●
準備を終えたトゥーリとトーラは、『ある提案』をする為に村長宅を訪れていた。
「あれ、二人共どうしたの?」
「はい、お陰様で。それよりも、ちょっとお話を聞いてもらえますか?」
なんだか真剣な表情の二人の雰囲気を感じ取り、クシェンは奥へクルススを呼びに行った。
「……え、交易ですか?」
トゥーリとトーラからの提案に、クルススは驚いた。
二人が提案したのは、フェンガリと竜の里を結ぶ交流と交易の確立。
寒村であるフェンガリはもちろんの事、竜の里とも縁が結べれば、双方が豊かになれる可能性があるのではないかと提案した。
「この村はさしたる産業がないとお聞きしました。でも、極北とこちら側を結ぶ交易点となれれば、栄えていけると思うんです」
そうクルススに熱弁するトーラ。
「なるほど……確かに貴女の話は理解できます。私もこの村を豊かにしたいと思っている」
「それなら……!」
「ですが、それを極北の方々が望むのでしょうか。彼等は世捨て人です。征竜様をお慕いし、ただ信仰の為だけに危険な地へ移り住んだ者達の末裔です。そんな彼等が、今更こちらとの交流を望むとは、私は思えないのです」
「そ、それは……」
「大陸の色々な地域ではね、色んな人種の人達の交流が盛んになっているんだ。この間なんか、あのケンタウロスと交流を持ったりもしたんだよ」
返答に窮するトーラに代わり、トゥーリがクルススに話しかけた。
「だから、巨人族の人や竜の里の人達とも、もっと仲良く……えっと、活発な交流が出来るかなって思うんだ。お金の話は二の次でね。とにかく、もっと行き来がしやすい環境を作りたいんだよね。人と人を結び付けることってとても素敵な事でしょう?」
「うーん。でもね、竜の里って征竜様の信者の人しか受け入れないんでしょ? そんな所の人が、本当に交流なんて望んでるのかしら。トゥーリだって別に征竜様の信徒なわけじゃないんでしょ?」
そう答えたのはクシェンだった。
「それはそうだね。でもさ、人って変わっていく――ううん、変われると思うんだ」
クシェンに答えたトゥーリは隣のトーラを見ると、二人は同時に頷いた。
二人は知っている。極北からこの地へやってきて、少しずつ変わろうとしている人物を。
その変化は、目を見張るものがある。根本的な性格は変わっていないが、変化を許容しつつあるように思う。
前例があるからこそ、隔絶された世界である竜の里の民も、こちらの人や文化と交わることができると二人は考えたのだ。
「……わかりました。我々フェンガリはお二人の提案を受け入れます。巨人族の方々や竜の里の民の皆さんが必要だというのなら、全力でお応えしましょう。ですがこれは、けして容易くはないと思いますよ」
「うん、わかってる。だけど、諦めなければきっと道は開けるって信じてるから」
真意を探る様に問いかけてくるクルススに、トゥーリは大きく頷いたのだった。
●
今回の依頼主であるビ=ネクは、冒険者達と少し離れた場所で一人準備を進めていた。
「初めまして、ビ=ネクさん! 僕はエルゼリオって言います。えっと、ヒルルクさんの知り合い……なんですよね?」
そんな彼女の元を訪れたエルゼリオは巨獣を興味深げに見上げながら、ビ=ネクに話しかけた。
「……一応、そういう事になってるわ」
「一応? えっと、お友達ではないっていう事ですか?」
「ないわね」
「そ、そうなんだ」
ヒルルクとの関係をきっぱりと否定され、エルゼリオも面食らう。
しかし、エルゼリオにはどうしても聞いておきたいことがあった。
「あの……全然違ってたらごめんなさい。もしかして、極北でしか採れない『薬草』を探しているのって、ビ=ネクさんなんですか?」
そう質問するエルゼリオの顔をビ=ネクがじっと見つめる。
しばらくの沈黙の後、彼女はエルゼリオに今回の依頼の裏にある真意を話して聞かせた。
「む、娘!?」
「……あの子と同じ反応ね」
驚いて声を上げたエルゼリオに、ビ=ネクは溜息をつく。
「ご、ごめんなさい。ちょっとびっくりして」
エルゼリオは慌てて謝罪すると、改めてビ=ネクに向かい話しかけた。
「ボクも薬草探し、手伝います」
「……あなた達は道案内と護衛だけの契約でしょう」
「うん。だから、薬草探しはボランティア」
「……物好きね」
「あはは、よく言われます」
再び溜息をついたビ=ネクに、エルゼリオは照れたように笑う。
「……ありがと。もしもの時は頼らせてもらうわ」
小さく帰ってきた返事に、エルゼリオは表情を明るくしたのだった――。
「……」
エルゼリオ達の会話を建物の影で耳にしたリディリディは、ぎゅっと拳を握り胸に当てる。
「……ご息女の回復の為、ですか。心に留めておきましょう」
そう小さく呟いて、リディリディはその場を後にした。
●
準備を終えたアクティオンは、一人、フェンガリの長老であるグラウクスの元を訪れていた。
「ご無沙汰しています」
相変わらずのしかめ面な長老にアクティオンは苦笑しながらも、訪問した目的を話す。
「……今後の事か」
「はい。この村はクルスス君達若者が外部の意見を取り入れて変わろうとしています。一見すればそれはいい事なのでしょう。しかし、貴方達の意見が反映されていないように思うのです」
「……村の事は任せている。わしらはもう表に出る気はない」
「……そうですか。それでは心安らかな時を過ごしていただけるよう、我々も努力しましょう」
そう宣言したアクティオンへの返事はない。
アクティオンは返事の事など気にもせず、深く頭を下げると、グラウクスの元から去っていった。
●
出発当日。極北へと続く洞窟へと一行は入った。
薄暗く広い回廊を歩き、階段に差し掛かる。
吸い込まれそうなほど深い直線階段をゆっくりと下っていった。
「ここからは空気が薄いので、一気に駆け抜けてしまいましょう!」
トーラの声に頷いた一行は、以前冒険者が提案し設置されたゴンドラに物資を積み込むと、半数が先行して洞窟を抜けた。
先行組が荷物の乗ったゴンドラをロープで手繰り寄せ、後続がビヒモーのケアをしながら洞窟を抜ける。
「ここで一旦休憩しましょう!」
一行は洞窟を抜けた先にある泉で一息つく。その間にもトーラは、二つあるルートの内、極寒ルートの偵察に向かった。
薄暗い洞窟にかかる『氷の橋』。つるつると滑る地面には滑落防止用ロープが設置されている。トーラはロープの強度を確認すると、泉へと戻った。
休憩を終え、一行は極寒の洞窟へ向かう。スパイク付きのカンジキを装着し、氷の橋を慎重に渡った。
極寒エリアを越えると、人工的なトンネルに行きつく。
チカチカと明滅する照明用紋具に照らし出された『回廊』を、ゆっくりと進んでいった。
途中、一泊してから更に奥へと進んだ一行の前に、巨大な扉が現れたのは昼を回った頃だった。
「ここが極北の門……」
その威容を前に、初めてこの地を訪れるハーヴィがゴクリと喉を鳴らす。
「心配する事はないよ。皆、気のいい連中さ」
ルチルは緊張するハーヴィの背を軽くたたくと、巨大な扉を押した。
扉の内側は、巨大なドームだった。
見上げれば首が痛くなるほど高く、見渡せば先が霞むほどに広い。
「う、うわぁ……」
その巨大さに圧倒されているハーヴィを微笑ましく見つめながら、一行はドームの中央へ向かって歩く。すると、奥の扉が開き、中から巨大な人型達が現れた。
「おっ、ヒトの皆、よく来たな!」
真っ先に駆け寄ってきたのは、最も小柄なケイルだった。
ケイルは見知った顔を見つけ、相好を崩す。
「ケイル、試験を受けたいのだがいいか?」
駆け寄ってきたケイルにルチルが代表して話をした。
「うっ、緊張する……」
「大丈夫大丈夫! 試練なんて言ってるけど、そんなに難しくないから!」
ルチルが話をつけている間に呼吸を整えるハーヴィに、エルゼリオが微笑みかけた。
「ええ、拍子抜けするほどに」
そういうアクティオンも、珍しく苦笑していたりする。
そんな二人の様子を見て、尚更不安が膨らむハーヴィ。果たして、彼の運命は――。
●
参加者が血を一滴提供してから、試練は始まった。
「お久しぶりですわ、長老様」
長老ウースを前にバンビが頭を下げる。
「本当にお久しぶりですわ。とってもご無沙汰ですわ」
「そうじゃな。ご無沙汰じゃな」
「ええ、ご無沙汰……そう、オレはゴブリン。ゴブリンがご無沙汰……ゴブ沙汰ですわ!」
「…………んぶふっ!?!?」
どどーんと胸を張って渾身のダジャレを披露したバンビに、ウースは盛大に吹き出した。
「あ、あれで突破?」
「あれで突破です。次、頑張ってください」
アクティオンに送り出され、ハーヴィはウースの前に出た。
「えっと、僕も『和』の試練をおねがいしますっ!」
ウースに向かって頭を下げたハーヴィに、巨人族の視線が集まる。
「トマトを食べるのは、ちょっと待っとって」
巨大なドームにハーヴィの声が響く。
「え、えっと……そのチョコレート、ちょこっと頂戴!」
静まり返るドーム。
「は、早くトイレに行っトイレ!!」
その言葉を最後に、静寂が……崩壊した。
ウースが腹を抱えて笑い、他の巨人族たちもこっそり吹き出している。
「おめでとうございます。会心の『和』でした」
呆然とするハーヴィに、アクティオンが声をかけると、彼の初めての試練は無事に終わった。
「ご無沙汰してます、長老」
ハーヴィに続いたトーラは、ウースに頭を下げた。
「ゴブ……ぶふっ!!」
「あ……いえ、あの……そうじゃなくてですね」
さっきのアレを思い出してしまったウースが口元を押さえる。
「わたしは『未知』の試練をお願いします」
そんな長老に溜息をつきつつ、トーラは語り始めた。
「今回伝えたいのは。交流と交易の話です。わたしは征竜の巫女さまの――」
トーラは語る。偶然出会った妹のような存在の事を。
大陸南部の知識に疎く、無知だった彼女が人々と触れ合い、共感し、考え、時には騙されながらも沢山の事を学んでいった事を。
そして、経験を積み彼女が一歩ずつ変わってきている事を。
「ふむ……話は分かるが、それは試練ではなく提案かの?」
トーラの語る内容に、ウースは首を傾げた。
「どうとっていただいても構いません。ただ、これからここには様々な人が訪れると思うんです。これを機に、巨人族の皆さんも世界の事を学んでみてはいかがでしょうか」
「ふむ、未知を待つのではなく、未知へ歩み寄れという事か」
そう応えたウースに、トーラはゆっくり頷いた。
「もちろん、強制って訳じゃないからね」
と、トーラの隣へ歩み出たトゥーリとハーヴィがウースを見上げる。
「ワタシ達は北の人達と南の人達がもっと仲良くなって欲しいって思ってるんだ。その為に、行き来する理由が欲しい」
「その為の交流であり、交易だと私達は思っています。巨人族の皆さんは極北以外の人や物との恒久的な縁を繋ぐおつもりはありませんか?」
二人が考える北と南を繋ぐ道。それが出来れば、互いにもっとわかり合えるだろうと、二人は熱弁した。
「ふーむ」
しかし、ウースの表情はすぐれない。
「交流の話はわかる。だがお主達もここの役目を知っておるだろう」
「えっと、極北へ向かう資格があるか試験する場所?」
「そうだ。我々は征竜様より『選別』を任された。しかしそれは、ここを通る者との交流の為でも、ましてや貿易の為でもない」
「……それは交流や交易は不要という事でしょうか」
「いや、不要とまでは言わん。我々巨人族は見聞を広めたいとは思っておるし、先日、南に二人ほど遣ったのもそのためだ。だが、竜の里の民は違う」
「違うというのはどういう事でしょう……?」
そう問いかけたハーヴィにウースは答える。
「お主らは竜の里の民の性質を重々承知しているだろう?」
ウースが何を言いたいのか、三人にはすぐにわかった。
竜の里の民であるヒルルクから感じた特異性。それは『狂信』と言っていい程の強烈な信仰に他ならない。
「それに交流や交易を望んだとて、極北の大地をどう踏破するつもりだ? おいそれと行ける場所ではない。死と隣り合わせの旅路を越えてまで交流や交易が必要かどうかは、よく考える事じゃな」
ウースが出した課題に、三人は沈黙する。
「確かに、竜の里との交流は多難なのでしょう。今はまだその方法が見えてこないのも確かです。ですから、今回の旅で辿り着く事が出来れば、そのような考えがあるとだけ知ってもらえればと思っています」
「うん、そうだね。いきなり交流しよう! 交易しよう! じゃ、一方的すぎるもんね。長老さん、アドバイスありがとう!」
何と言われようともくじけない決意を見せる三人に、ウースは嬉しそうに微笑んだ。
●
三人がウースと話している間に、ビ=ネクはイスキアとの武の試練を終えていた。
「まさか、武で挑んじゃうなんて……すごいね」
傷を負ったエイヲにヒールしていたビ=ネクに、エルゼリオが話しかけた。
「……大変な場所だって聞いたから」
「うん、とても大変な場所だよ。でも、キミみたいに強い人が居れば心強いよ!」
「……強いかどうかは、相手次第ね」
「そうだね。でも、力を合わせれば、ぜったい越えられるって思ってるから、頑張ろう! 薬草の為にも!」
そう言って握手を求めてくるエルゼリオの手をじっと見つめ、ビ=ネクはこくりと小さく頷いた。
●
「未知の魔法? なんじゃそれは」
突然問われ、ウースは首をかしげる。
「そのままの意味ですわ。もう、南で習得できる魔法がつきましたの。そして、その中にオレが求める『最速』はありませんでしたわ」
バンビが求めるのは、未知なる魔法。
巨人族に伝わる秘術かなんかそんな感じのものがないか、バンビは問いかけたのだ。
「悪いがここの巨人族に魔法が得意な者はおらんので、その辺りはさっぱりじゃ。ただ、竜の里にはあるかもしれんな」
「竜の里ですわね! わかりましたわ!」
「あ、いや、ないかもしれんぞ……って、いってしもうたわい」
さっさと去っていったバンビに、ウースは溜息をついた。
●
「ケイルさん、竜の里に行ったことのある巨人族はどれくらいいるのですか」
試練を見守っていたケイルに、リディリディが問いかけた。
「え? どうだろう、長老は行った事あるみたいだよ」
「……他には居ないんですか?」
「俺も行ったよ。でも、俺達はここを守るのが仕事だから、あんまり遠出はしないかな」
「なるほど……では、道中に詳しい方もあまりいないと」
リディリディは考える。今回はケイルがいるが、もし彼が同行出来なくなった場合は、どうすればいいのか、と。
「せめて安全に休憩できる場所の情報とか……地図なんかがあればいただきたいのですが」
「あー、あるにはあるけど、前行った道の奴じゃないよ?」
「そういえば、峠道があると言っていたね」
リディリディにケイルが答えると、他の巨人族へ新しい話を聞かせていたルチルが加わった。
「前通った道は、要所要所に目印を設置してある。確実に竜の里へ繋がっていると思っているが……あの地は極北だ。いつ何時、状況が変化するかわからない。保険という訳ではないが、峠道の方はどうなんだい?」
ルチルは前回の極北行きで得た情報を引っ張り出し、ケイルに問いかける。
「そんな道があるんですね。ケイルさん、選択肢があるのなら全部教えてください。辿り着けないという可能性は全部消しておきたいんです」
そう話しかけてくる二人には鬼気迫るものがあった。必ず辿り着くと決意じみたものを感じる。
ケイルもそれを感じ取ったのか、ゆっくり頷くと「とってくる」と扉へと向かって走っていった。
●
「さぁ、ここからが本番だ」
目の前の門を越えれば、そこは極地『極北』。全ての生を拒む厳寒の大地。
極北へと続く門が、今再び開かれた――。
マスターコメント
ミドルシナリオ普通 報酬:標準8 / 6〜8人
2022年06月14日 18時44分05秒 公開
参加者
トゥーリ
エルゼリオ・レイノーラ
ルチル・プルメリア・グレイハーツ
- イェレミース トゥラ リディリディ
バンビ
トーラ
アクティオン
ハーヴィ
相談掲示板
トーラです。 再度竜の里への旅頑張りましょう! 今回は準備と巨人の里までなんですね。 確かそこ迄は…、 空気の薄い道(滑車付き台車で踏破可能) 高温or低温の道(どちらかのルートを進めばOK) があったたんでしたっけ? 一度通ったことかある方もいる筈なので、同じように進めば良いですよね。 それと、この機会に巨人や竜の里との交流がもてないでしょうか? 沙茜だけでなくそこにしかないものがあれば貿易のようなものも出来ますし、フェンガリがその中継地点になれば里も栄えるのではと思ってます。
シューターのアクティオンです、よろしく。 主に、巨人の里から先への備えの方が重要そうですね。 防寒が流用できると考えれば、巨人の里までは低温の道が良いような気もしますが…… 交流、ですか。 ふむ……そこに征竜様がおわす、となると、道はある程度険しいままの方が……という思いもないではないですが。切なる思いをもって挑む方ばかりでもないでしょうし。 個人的には、栄えるばかりが良いこととも限らないと考えていますし。それが急速であればあるほど。勿論、住民の方々の気持ちが一番ですが。
ハーヴィだよ、よろしくね! 竜の里への旅路は初めてでわくわくドキドキしちゃうな。どんな景色が待ってるんだろ。 基本は前回踏破した通りで良さげな感じだね。高温と低温なら、僕もアクティオンさんと同じ理由で後者が良いかなって思う。 交流かー。んん、難しいとこだね。 個人的には過酷な場所柄ってのもあり、急速に栄えるってことはあんまし無いと思うから、今回は繋ぎをつけて緩々と次以降へ繋げていけたら良さそう? 僕に何か出来ることがあるとするなら、実家の伝手を使って今後販路として開拓可能か検討して貰う感じかな。 住民の方々の気持ちが一番大事なのはその通りだと思うから、まずは意思確認をしてくのが良いんじゃないかなって思うよ。仮に賛成意見が多かったとしても、反対意見はどうしたって出てくるものだから、丁寧なヒアリングとフォローは必要かな。
情報屋のルチルだ。よろしく。 久々の竜の里への遠征だね……あの時とは違いヒルルクもレイウェストもいないが一度踏破した道であり、アタイ含め当事者も参加者にいるから情報提供もできる。 以前よりは楽になっている分、備えに力をいれないとね。 二つの道は意見も多いし低温側を通るで異論はない。 >交流 先の依頼では、流石に極北までのパイプを持っている商会はいないとの話だったか。 ならば販路獲得一番乗りはできるが、住人の心情がどうかという問題もあるね。 止めたりはしないが、環境の大幅な変化が伴うなら双方慎重に当たるべきとは思う。 >質問 試練絡みで幾つか気になる事があるんだが…これをギルド職員の立場で解答可能かは微妙な所があるな。 難しい場合は現地(プレイング)で尋ねるから答え切らなくても構わない。 Q1:【極域】シリーズで試練を通過した者、もしくは称号『極北へと至る者』を所持している者は改めて試練を受け直す必要があるのか? Q2:NPCの同行者(ビ=ネク)はどの手段で試練を通過する予定かわかるか?
No.5
リディリディです・・・。 よろしくお願いします。 私が行ったことがあるのはフェンガリという村までですね。 お祭りだったと記憶しています。 そこから先は行ったことがありませんし、経路については経験者の方の意見尊重します。 Q3:『極北の門』では試練があるとのことですが、“今回のシナリオで行けるのは、巨人たちが住まう『極北の門』までです。”とあるのは、『極北の門』の試練も含むと考えるべきですか?
ご質問ですね、お答えしますっ。 Q1:【極域】シリーズで試練を通過した者、もしくは称号『極北へと至る者』を所持している者は改めて試練を受け直す必要があるのか? A1:巨人族の試練に関しては、称号『極北へと至る者』をお持ちの方は再度受けていただく必要はありません。もちろん、もう一度受けたいというのであれば応えてくれると思いますよ。特に『和』の試練! とか! Q2:NPCの同行者(ビ=ネク)はどの手段で試練を通過する予定かわかるか? A2:ビ=ネクさんが受ける試練は「未知を示す」になると思います。 共闘して「武」を示したいという方がいらっしゃたら、合わせてくれるんじゃないでしょうか。その辺はビ=ネクさんに要相談と言う所ですね。 Q3:『極北の門』では試練があるとのことですが、“今回のシナリオで行けるのは、巨人たちが住まう『極北の門』までです。”とあるのは、『極北の門』の試練も含むと考えるべきですか? A3:はい、試練までです。わかりにくくてすみません(お辞儀 ちなみにリディリディさんは過去に竜の里に行っているので、試練は突破しているものとしていただいて結構ですよ(過去の報告書見ながら 以上です。また何かわからない事があれば質問してくださいねっ。
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです。どうぞヨロシクね! ボクも竜の里まで行った事はあるけど、二つの道の詳細とかはよく分かってなかったり。 >行動 試練は既に通過済みだから、今回は極北踏破の準備がメインになる予定だよ。 飲料水や保存食、燃料やその他諸々の手配と運搬手段を打ち合わせておきたい所。
試練についてはこちらも突破済みなので考えなくて良さそうですね。 >巨人の里から先 えぇと、水を嫌がるクリーパー・胚が無数に巣食う胚の谷、その先は氷湖、でしたか? 前にヒルルク君と通った際のヒルルク君の反応を見るに、胚の谷から先の最適なルートはその都度変わるような印象もありましたが……それを知る手段はヒルルク君がいる前提(ヒルルク君から誘導らしき光が出た)なので、知っている道を行くしかありませんね。 あの時戦ったクリーパーは巨人の同行者曰く「普通より弱かった」とのことなので、仮に同種でもより強力な相手と出くわす想定も必要でしょうか。 >運搬手段 一応ビヒモーと荷車は持ち込めていたんでしたか? 大量に、とはいかないでしょうが。
ハイスピードキャスターのバンビですわ。 わたくしは試練を受けていないので、避けて通れないようですわね。 どれか一つをやればよろしいので?
No.10
アッテンボローさん、ありがとうございます。 自分のことなのに申し訳ありません。 そうでしたね、私が料理を習った場所が極北の竜の里でした。 >アクティオンさん 私が以前に向かった際の情報ですが、食材などの持ち込みについて以下のような注意文がありました。 『残念ながら、この|竜の里《ドラグエンダ》への道中があまりに過酷なため、南から大した食材は持ち込めません。調味料や携帯食などかさばらない食材であれば持ち込み可能とします。 ※マジカルポケットは? と思われるかもしれませんが、マジカルポケットもフル活用してやっと踏破できる道のりですので、持ち込みは必要最小限でお願いします』 ご参考になれば・・・。
No.11
連続の発言、申し訳ありません。 私はピュアウォーターとマジカルポケットを準備するつもりです。 どちらかを生活魔法に変えることもできますが、3つは用意できないので、どなたか1つ担当お願いしても良いでしょうか。
>リディリディさん そしたらピュアウォーターが僕が持ってこうか? 生活魔法は生憎と持ってないんだけど、これなら持ち込めるから。 試験は和を示すつもりだけど、それ以外にも未知を示すという意味で交易の話を持ちかけてみよっかなと考え中。トーラさんがどんな感じで話を振るか次第になるけど。
No.13
>ハーヴィさん わかりました。 それでは、私がマジカルポケットと生活魔法を持っていきます。 マジカルポケットは複数名使用者が居た方が良いかもしれませんが、ご都合に合わせてと言った形でしょうか。
間が空いてしまいました(汗) ご意見ありがとうございます。住民の方の意思も確認した上で提案させて貰いますね。 わたしも未知の試練に挑んで交易の話をしようと思っていますけど、全く同じ話にはならないと思うので気にせず行動を決めて貰えたら。 それと、マジカルポケットはわたしも持っていきますね! >バンビさん 試練はひとつでいい筈ですよー。
生活魔法とピュアウォーターはあるが生憎マジカルポケットは未所持だね…。 複数あっても困るまいか、生活魔法はセットしていこう。