【樹謂】里に咲く、白き悪意【闇症】

菊華 伴

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シナリオID:2192

オープニング

●芽吹く
「……忌々しいっ、忌々しいっ! あの授恵者どもの所為で……!」
 白髪を振り乱し、尖った耳を掻きむしりながら女性は杖を握り締めた。杖の先端にある石は赤く光り、彼女の苛立ちをより表しているように見えた。
「私みたいに潰れてしまえばいいのに、まだ愚かだったころの私みたいに……!」
 怒気を息とともに掃き出し、激しく憎むは柵で囲まれた小さな里、エルタニン。そこを、彼女――アルダナブは狩り場にしていた。
 アルダナブは、かつてただのエルフであった。彼女は仲間と共に冒険者として困っている人を助けて回っていた。だが、『お人よし』で『困った人を見捨てられない』彼女は何時しか周りから良い様に使われるようになり、それは仲間であった者達も同じで。
 やがて仲間に裏切られた上殺されかけた彼女は……一人の吸血鬼と出会った。
「もう私はあの頃の私じゃない……その筈なのに……!」
 杖を握り締め、歯を食いしばり、涙を堪えるアルダナブ。だが、そこに幾つもの人の気配を覚えた。冒険者か、と考え身構えた彼女だったが……急に目をぎゅっ、と閉ざした。
(これは、一体……)

 それは急に聞こえてきた。とても美しい声だった。アルダナブは不思議とそれが希望を呼ぶような気がした。

 ――顔を上げなさい。私は貴女にお告げを与えに来たのです。

 アルダナブは困惑しながらも、恐る恐ると顔を上げる。そして聞こえてきた言葉に彼女の中で何かが確信に変わった。
「……アンデットである自分が……『ハイアルヴ』からお告げを貰えるとは……」
 アルダナブは、驚愕し……やがて、その赤い瞳に喜びと愉悦を滲ませた。

 その夜。彼女はこっそりと里へ戻った。そして……。

●静かに茂る
 あの大掃除の日からどれだけ経っただろうか?
 冒険者達はアルダナブが去ったエルタニン里の様子を見るために、道を歩いていた。だが、もうすぐで到着するという所で様子を見に行ったユアン・イェーガーが血相を変えて戻ってくる。
「みっ、皆さんっ!! あっ、アルダナブが戻ってっ、戻っています! しかもコトヌシが人質に……っ」
 珍しく慌てた様子のユアンに驚いている面々はとりあえずユアンに水を飲ませ、情報を求めた。
 ユアンは何度も深呼吸をすると静かに話し始める。
「今、エルタニンはアルダナブの手に落ちています。住人達の多くは武器を手にし、里長の家の周辺で臨戦態勢状態です。アルダナブに操られているのか、皆、目に輝きがないように思われます。そして、彼らのうちの何人かによって、コトヌシが縄で縛られた状態で里長の家に連れていかれました」
 そこまでいうと、彼女は一度息をのむ。
「里長の家……、その広い玄関先に里長とアルダナブがいます。アルダナブを倒すならば里の人をどうにかしなくてはいけません」
 冒険者達は顔を見合わせた。

●咲き誇る
 里長の家(兼集会所)、玄関付近。
 アルダナブは黒髪を結った里長の男と楽しげに話している。その様子を、ボロボロになったコトヌシが、柱に縛られたまま見つめていた。
「アルダナブ、貴女は何故……」
「お前には関係ないだろう、コトヌシ」
 彼はアルダナブを見上げる。里長……コトヌシの父親が素っ気無くいうが、アルダナブはそれをたしなめる。そして牙を覗かせて悠然と微笑んだ。
「何を言っているの、コトヌシ。ここは私の箱庭なのよ。ニンゲンの浅ましさを見るためのね」
 彼女はうふふ、と笑いながら杖を弄った。
「ユアンの養父母が色々と頑張っている姿はとても滑稽だったわ。お人よしってホント可笑しいわね。でもユアンの養父は私が怪しいと睨んでしつこかったのよね。だから先代里長(貴方のおじいさん)に殺してもらったわ。まぁ、その後は私の糧になってもらったけど」
「!?」
 突然の告白にコトヌシは驚愕する。だが、里長(父親)は動じず頷く。
 楽し気に語るアルダナブはその杖の先でコトヌシの頬を突っつくとにたり、と笑った。
「うふふ、『ハイアルヴ』さまからのお告げがあったのよ。この里だけでなく多くの人々を私の考えに染め、導けと! だから、この里は今まで通りでいいの。変わらなくていいのよ!!」
 彼女が笑うその中、里の人間たちが何人もの若者たちを連れてきた。縛られた者たちは皆、『授恵者以外の希望者も里に受け入れようとしていた者達』である事にコトヌシは気付いた。
「何故彼らまでここに連れてきたっ」
「人が足りないのよ。私の箱庭(狩り場)を広げる為にも、楽しみを増やす為にも、他の里にあの石灯籠を立てたり、多くの人に私の考えを広めるためにもね」
「そんなお告げを出す者が『ハイアルヴ』であるはずがない! 貴女は騙されている!!」
 コトヌシは叫ぶが、アルダナブは笑って相手にしない。
「冒険者達はここへ来るでしょうね。でも、里長の家は武装した非授恵者(か弱い里の民)たちに守られているのよ」
 彼女の言う通りで、里長の家周辺には武装した里の民が身構えていた。アルダナブに洗脳されているのだろう、その顔に表情はほぼ無い。
 里長の屋根の上にも待機しており、いつでも矢が放てるように準備していた。
 だが、室内にて柱に縛られているコトヌシにはそれらが見えていない。
 彼は顔を上げ、アルダナブに言う。
「貴女は、冒険者をなめている」
 刹那、頭の中がぐらつくような衝撃がコトヌシに襲い掛かってきた。見えない何かが彼に襲い掛かる。だが、コトヌシは歯を食いしばって堪えようとする。その様子を見て、アルダナブは舌打ちした。
「私の力は授恵者には効果が薄いのよね。いつの間にそうなったのかしら」
 彼女のつぶやきに、コトヌシは目を僅かに見開いた。
(私が……授恵者……?)

●香り立つは、悪意の華
 里の様子をこっそりと伺った一同は、深いため息を吐いた。集会所にもなっている里長の家を、里の民が武装し守っているのだ。
 それだけではない。よく見ればだが、火を放つつもりか油が撒かれているようにも見えた。
 エルタニン大掃除の日。一人の冒険者がアルダナブに隠された地下集会所にて襲われた。その事を里長に話したものの信じて貰えず、コトヌシが説得すると言って冒険者達を下がらせたのだ。
 だがその日以来コトヌシの姿を見た者はいない。もしかしたら捕まっているかもしれない。そう考えたユアンは弓をぎゅっ、と握り締めた。
「……私の養父のようなことがなければいいのですが……。行きましょう」
 冒険者達は先日発見された地下集会所に通じる穴へ向かうため、里に背を向けた。

 冒険者達は、エルタニンの人々を助ける事が出来るのか?

解説

今回は、歪んだ思想を持つ吸血鬼・アルダナブの討伐です。 彼女は洗脳のエーテルを媒体となる石を通じて放ち里の人間を洗脳していました。しかし、冒険者達の活躍により発覚しました。 アルダナブは『ハイアルブ』(と信じる存在)からお告げを聞いた事により里の人間の洗脳を強め操っています。操られた人々は武器を持ち冒険者達を待ち換えています。 >エルタニンの現状 今、里長の家(兼集会所)の周辺は武装した里の民(非授恵者)が見張りをしています。冒険者を見つけると襲い掛かってきます。彼らは弱いのでちょっとした攻撃で気絶します(スキルによっては直ぐに死んでしまうかもしれません)。 彼らを突破しても里長の家へ入るとアルダナブと里長が待ち構えています。 玄関の柱には傷だらけのコトヌシが縛られており、その周辺には15~6人ほどの里の民が縄で縛られ座らされています。アルダナブは、冒険者が倒される様を彼らに見せたいようです。 リプレイは地下道を利用して里内へ潜入したシーンからスタートするので ・襲い掛かる里の民をどうするか ・如何にしてコトヌシたちを救出するか ・対アルダナブと里長 をメインにプレイングを書いてください。 >今回の敵対NPC アルダナブ 1ラウンドに1度冒険者たちにも洗脳のエーテルを放ちます。抵抗に失敗すると戦意を喪失してしまいます(1ラウンド行動できなくなる)。 使用するスキル:高速展開式超魔法、スネアージャベリン、氷嵐、魔糸 (PL情報:洗脳のエーテルはアルダナブの体力を半分以上削るか、杖についた赤い石を破壊すると放てなくなります) 里長(コトヌシの父)はシューターのスキルを持ちます。 威力はやや低めですが、攻撃に迷いがありません。 使用するスキル:貫通衝撃射、重撃射 使用アイテム:煙幕玉のようなもの (PL情報:里長はアルダナブが倒れるか冒険者が降伏するまで戦い続けます。また、アルダナブによって吸血鬼化していますが、まだ力を使いこなせていません) 成功条件:アルダナブと里長の討伐 失敗条件:アルダナブの逃走、コトヌシを含む人質が一人でも死亡する (双方発生すると大失敗になります) 今回、質疑応答はありません。またユアンはPCさんからプレイングで指示がない場合人質を守るべく行動します。なにかして欲しい事がある場合、プレイングにお願いします。

マスターより

【闇症】はいよいよクライマックス。 どうかエルタニンの人々を洗脳から解放し、穏やかな生活を守ってください。 アルダナブが何者かから予言を貰いましたが気にせずガンガン攻撃してください。 ユアン「アルダナブさえ倒せば終わるはずです。もう少し力を貸してください。よろしくお願いします。」

リプレイ

●香り立つ悪意の中へ
 冒険者達は、静かに地下通路を進む。その中、トーラは〈双波〉を使い調査を進めていた。目的は抜け道がないかの調査、そして地上の里の民の把握である。
「どうだったの?」
 アルマ・ヴァレンタインが問いかけると、トーラはあたりを見渡す。
「この地下通路、もう1つ別の抜け道があるみたいですね。一先ずこれで塞ぎましょう」
 と、トーラは広間にあった置物を転がして運びセリオス・オーガストとユアン・イェーガーの手を借りて立たせた。
「こっちにも板があった。これも使おう」
 ベルク・オスマットがどこからともなく板を持ってくると、置物と通路の間に挟む。同時に、反対側の方角から微かに血なまぐさい匂いがした。よく見れば、干からびたエルフのような物が数体転がっていた。
「これって……」
「アルダナブの犠牲者か」
 どこか恍惚とした表情をした遺体を見、エルシー・サリバンとザスキアが息をのむ。二人の顔を見、何かを悟ったエデル=マグノリアは、行きましょう、と2人を促した。
(後で、ちゃんと弔いますから)
 エルも痛む胸を押さえ、集落へ続く道を見上げた。だが、ザスキアは遺体があった方を向いたままだ。
(……卑劣な手段、許せないね。キツくお仕置きしてあげないといけないなっ)
 ぎゅっ、と一度手を握り締めると、ザスキアは仲間の後を追った。

(出入口上には何もなさそうですね)
 トーラが隙間からそれを確認し、そっとドアを開ける。彼女が〈双波〉で里の民の動きを探っている間に、残りの面々も静かに上がっていく。
「やはり、この辺りは人が多いですね」
「地下通路からくる可能性もちゃんと考えられていたわけか」
 トーラがため息交じりにそう言えば、セリオスが肩を竦める。だが予想できていた為誰も驚かない。
「では、ここからは手筈通りに動こう。……互いに、しくじらないように」
 ベルクの言葉に一同頷き、行動を開始する。一同は見回りが去ったタイミングで2組に別れ倉庫を出た。
(コトヌシさん、説得はやっぱり難しかった、んです、ね……)
 ふと、エルは囚われたコトヌシの事を考える。彼が見せた願いが叶わなず、アルダナブはあのまま逃げる気などなく……。引き起こされた現状とコトヌシを含む人質を思うと気が引き締まる。
(里の人たちを盾にするのは、ダメ、ですから。きっと解放します)
 一方、 エルシーも突撃班と共に行くユアンの背中を見、静かに思う。
(ユアンの両親も里の人も……アルダナブの犠牲者だったんだね。これがユアンさんと里の人の蟠りを解く切っ掛けになると良いな)
 だが、ここはまだ敵陣だ。気を引き締めばならない。彼女は相棒たるリスのティムの頭を撫でた。
「ティムは私の目だよ。屋敷についたら上手に隠れて様子を窺ってね」
 リスのティムは、僅かに頷いたような気がした。
 静かに進んでいく内に、ちらほらと孤立した里の民の姿があった。エルがすかさず気絶させ、武器を蹴り飛ばした上で寝かせておく。
(屋敷に近づくと増えてきたな……)
 セリオスが、手を上げて一同の注意を引く。と、屋敷周辺にはより多くの里の民がいた。すかさずエルシーへ合図を送ると、彼女は拍手の音を増幅(〈サウンドボマー〉を発動)させる。頭を揺るがす音の暴力により、住人達は呻きながらその場に崩れ落ちた。
「心苦しいが、悪いようにはしない」
 味方が巻き込まれぬよう、セリオスは〈エリアサイレンス〉を発動させながら気絶しなかった者がいないか確認し、ザスキアが武器を奪っておく。
 その間にも、別の場所からぞくぞくと集まる里の民。それに4人は厳しい表情を向ける。
「おもったより沢山?」
「軽口を叩く時間はなさそうですね」
 ザスキアとエルが口惜しそうに顔を見合わせていると、一本の矢が飛んできた。どうやら、物陰に弓手がいるらしい。
 距離的に効果があるだろう、とザスキアが閃光塗弾のピンを抜く。そして少し間を開けて投擲! 眩い光が辺りを照らした。
 里の民たちが光に怯えている間に、響くエデルの声。

 ――『戦う者よ、生きて帰ろう』

 舞う白い花を見た者は、冒険者達のみ。そして、幾つもの足音がスタートを切った。

●突入
 足止めをしている4人のお陰で、アルマ達突入班は攻撃を喰らうことなく動く事ができた。
 天女の如き動きを見せたベルクが屋根の上にいた民を先手必勝とばかりに素早く気絶させると、後ろからアルマが現れた。彼女は母蜘蛛糸のロープを使って登ったようだ。
 そして、離れた所では一緒に上ったエルが2人を狙った者を気絶させている。
「やっぱりいたね」
「そうだな」
 だが、屋根にいる里の民は片手で足りる程。それに屋根に上る前にエデルの支援を受けている為、アルマたちの敵ではない。
 ベルクが中の様子を探り、アルマへ頷いた。彼女はここを突き破って突入しよう、と言っているのである。
「武運を」
 エルがそう言って後続の敵を気絶させると、自分のパートナーたるリスのリルにシーブズナイフを持たせアルマの肩に乗せる。
(アルダナブが、吸血鬼なら……!)
 アルマが頷くと、ベルクとエルの強力な一撃が屋根に穴を開けた。

 下の方ではトーラとエデルが突入準備をしていた。中の様子を探っていたトーラは僅かに瞳を細める。
「コトヌシさんと人質……戦闘に巻き込まないようにしなくては……」
 その時、派手な音が屋根の方から聞こえた。

 ――ダイナミックエントリイイ!!

「「!?」」
 大きな音を立てて落ちてきた乙女2人(とリス)に、2人の吸血鬼は僅かに慌てた気がした。陽光が降り注ぐ為肌が痛いのだろう、僅かに呻いているように思えた。
 すかさずアルマが〈光縛封〉をしかけ、アルダナブは縛られる。その間にベルクは人質の一人の縄を切り、シーブズナイフを渡す。リル(エルの相棒)が持っていたナイフも彼女によって人質に渡った。
「他の仲間を」
 その里の民は一礼してナイフを受け取り、他の仲間たちの縄を切る。
 それを確認したベルクは次に壁を壊し、トーラとエデルも侵入した。そして一匹のリスも侵入する。ティム(エルシーの相棒)である。ティムもまた、ロープに齧りついて手助けしているようだった。
(何だったんだ、今の声は?! にしてもこんなに堂々と……!?)
 屋根からの侵入も考慮していた2人だが、少し困惑していた。だが、直ぐに立ち直った里長が矢を向けるも、牽制にトーラが動く。
(時間との勝負か)
 ベルクはちらり、とコトヌシたち人質を見た。どうにか5、6人ほどロープを切る事が出来たので、一部の者が解こうとしたりコトヌシの手当てに当たる。だが、〈光縛封〉が破られるのも時間の問題だ。
「コトヌシさんっ」
 エデルは刹那の間を宝のように思いながら、コトヌシの治療を行う。相当痛めつけられたようで、コトヌシは立ち上がる気力すらないように見えたからだ。
「ありがとうございます」
 彼は漸く動けるようになり、ロープを切ってもらうとエデルへ2,3囁いてから仲間に肩を借り、進み始める。
「逃がすわけないじゃない」
 〈光縛封〉が解けたアルダナブが杖を向け、逃げ出そうとした里の民のいる場所でエーテルを収縮させる。だが、そこへトーラが割り込み、赤いエーテルを巻き付けた小人の薄刃を振るう。それを杖で払った為エーテルの収縮が解除された。
(外の方は大丈夫そうか?)
 ベルクが何気なく外を見る。だが、まだセリオス達が臨戦態勢を取っているのを見、里の民の動きを止める。
「赤い髪のお嬢ちゃん。その愛らしい首筋から血を貰っても良さそうね。貴方のような乙女の血は、ほんと甘くて美味しいのよ」
 アルダナブは、くすりと笑って杖を掲げる。と同時に――脳裏に流れ込む、甘露のような声。その正体に気付いたベルクは思わず叫んだ。
「聞くな! 洗脳されるぞ!!」
「抵抗すると、痛いわよ」
 笑いながら言うアルダナブ目掛け、トーラは歯噛みしながら再び小人の薄刃を振るった。
(授恵者には、効果が薄い。抵抗さえできれば……!)

 外では、セリオス達が武装した里の民と引き続き戦闘をしていた。里の民は思いのほか脆い。技(スキル)の選択によっては殺してしまうかもしれない。
  セリオスは思いっきり里の民を薙ぎ払う。と、小柄な者や体力がない者はそれだけで気絶し、体力がある者も怯んでしまうようだ(これに関してはセリオスから放たれる威圧感もあるだろう)。震える手でナイフを握る様は見ていて少し心が痛む。
「とりあえず、気絶させた人たちは木の下にでも寝かせますか?」
「そうだね。一か所に集めておいた方が見張りもやりやすいと思うし」
 ユアンが問いかけると、エルシーが頷く。ザスキアは彼らから武器を取り上げておく。
 目的を果たしたエルが、小気味良い音と共に降り立つ。と、彼女はセリオス達に「奥の方から二手に分かれて数名来ている」と伝えた。
(見回りでもしていたんだろうな)
 セリオスはため息交じりに身構える。その背を守るようにエルシーが立ち、エルとユアン、ザスキアも臨戦態勢を取る。
 穴からベルクがコトヌシたちを庇うようにしながら外の様子を伺っているのが見えた。
「早く終わらせないと……」
「巻き込むわけにはいきません」
 ザスキアはエルと頷き合うと、コトヌシ達に待つようにハンドサイン。洗脳された民が彼らを巻き込むこともお構いなしに攻撃しようとする事も考慮したからだ。セリオスは無言で接敵し、細剣を振るった。エルシーも〈天眼〉で状況を把握しながら襲い掛かる敵を気絶させる。
 ユアンが十分な間がある事を確認し複数に別れるエーテルの矢を放って威嚇。足元に矢が刺さった者達は蹈鞴を踏んでしりもちをつく。
 強力な攻撃を喰らった里の民は、一撃で気絶してしまった。
(防具をつけていなかったら……)
 その可能性を考え、セリオスは口の中が苦くなる。
「避難できそう?」
 エルシーが中の様子を見、エル達に問う。と、漸く落ち着いたのだろう。立っているのはエルたちだけになっていた。
「避難させよう!」
 ザスキアの言葉に、全員が頷いた。

●赤く激しく火花と共に
 人質を解放されたアルダナブは、美しくも燃えるような怒りの表情で冒険者達を相手にしていた。人質たちは彼女が持つ雰囲気に怯え、コトヌシが必死に励ます。
 アルダナブはトーラの赤いエーテルを纏った一撃を払い、ベルクの攻撃も物ともせず二人へとエーテルを収縮、炸裂させる。強力なエーテルの流れに息をのんだベルクが舌打ち交じりにアルダナブを睨む。アルマはより傷ついたトーラへと〈ヒール〉を放つが、里長が的確に重い一矢をエデルへと放ち、彼女は紙一重で回避する。
(これ(縛糸刃)だと効果が薄いのでしょうか?)
 トーラは肉体を蝕むエーテルを薄刃に纏わせ、切り付ける。紙一重で回避するアルダナブだが、僅かに頬が引きつっているように見えた。
 ここでベルクは攻撃しようとしたが、外の戦闘が終わった事を把握すると吸血鬼たちの注意が向かないうちに、彼らを避難させる。
「逃がすわけないと言ってるでしょ?」
「ここは私が」
 アルダナブがベルクに杖を向けようとすると、里長が弓を構えた。ベルクは、放たれた矢を己の身でもって庇い、里長を睨みつける。アルマがすぐにベルクを治療するが、アルダナブが蒼白い光の槍を手の中に出現させ投擲する!
「これは……」
 エデルはアルマとトーラに青白い槍のようなものが付きまとう様に息をのむ。だが、彼女は今やるべきことを避難と捕らえ、彼らを庇うようにした。
 そこへ駆け込んできたのはセリオスとザスキア。セリオスはアルダナブへと接敵し、間髪入れず細剣を振るう。一方ザスキアはカバーリングでまもりつつ避難を手伝ってくれた。
「こっち!」
 エルシーが、里長の家から脱出しようとする者たちを案内する。幸い怪我はコトヌシ以外無いようで、自力で歩けるようだ。
(濃煙炸弾は、逆効果?)
 エルもまた、脱出者を手助けする。当初は見られぬよう煙で隠せないか考えたが、ここで炸裂したら全体に広がる可能性を考え取りやめたのだ。
 本当は気絶している里の民の事も頼みたかったが、アルダナブと里長の攻撃が向く可能性があった。一同は避難するコトヌシ達の無事を祈り、戦闘に集中した。
「皆さん、おねがいします」
 ユアンは、一先ず安全な場所までコトヌシ達を誘導するべくその場を離れた。

 アルダナブとの戦闘は過酷だった。
 洗脳のエーテルは酷く頭を揺らし、冒険者達を苛む。幸いなのか、だれも引っかからなった為攻撃を中断せずに済んだが……。
 アルダナブへの攻撃の合間に、里長が矢を放ってくる。二人の息の合った攻撃に最初冒険者達は苦労していた。
「貴女もエルフだったなら、どうしてこんな事をするんですか!」
 トーラが薄刃に肉体を蝕むエーテルを纏わせたまま切りかかれば、アルダナブは気丈に振る舞って見せる。
「私気付いたの。人間って、都合のいい存在を潰す事を楽しむんだって。その人が悲鳴を上げて、苦しむ様が楽しいんですって。私にした連中もそうだったから同じ目に遭わせてあげたわ」
 アルダナブが杖を振るえば、冷気を纏ったエーテルが炸裂! 強力な攻撃に呻き声がいくつも上がる。
(それって……)
(信じて助けて裏切られたら人間不信に成るね。でも……だからって……)
 トーラとエルシーは胸がちくん、とした。それが本当ならば、それはとても悲しい事だと。他の冒険者達も、様々な感情を抱きながらアルダナブを見つめる。
「アルダナブ様は、それはもう苦しまれた。その分、遊んで貰いたいと思うのは当たり前だろう?」
 里長が、さも当たり前というように付け加える。当初「里長を元に戻せるか」と考察していたエルとエルシーだったが、本人の言葉に彼が自分の意思でアルダナブに従っているように感じた。
(どうして……)
 エルシーは歯を食いしばる。
(これは、悠長にしていられないか)
 当初は、開けた穴からアルダナブが逃げぬように、と塞ぐように立っていたベルクだが、武器を手に攻撃に加わる。思いのほかアルダナブが強いのだ。里長は吸血鬼としての力を使いこなせていないようだが、放つ矢は強力で……。
(せめて逃げぬよう引き付ける!)
 軽い身のこなしからの、強力な一撃にアルダナブが蹈鞴を踏む。それを好機とみなし、ザスキアとセリオスが畳みかけるように切り付けるが、彼女はまだ倒れない。
(終わらせなくちゃ!)
 エルシーが様々な感情を振り切るかのような、強力な一矢を放つ。不可視のエーテルを纏ったそれは、アルダナブの杖に鈍い衝撃を走らせる。
(あの石、やはり先日調査の際に仲間が持ってきた石灯篭のアレに似ていますね)
 なら、破壊すれば洗脳攻撃を止められるのではないか、と考えていたトーラはザスキアと目が合う。この二人は、交互にアルダナブの杖へと攻撃をさり気無く行っていたのだ。
(あの杖を、壊そう!)
 トーラは身体を蝕むエーテルを纏った一撃を見舞う。続くザスキアは勢いよく飛び込み、僅かな予備動作故に予測不能な攻撃を行う。だが、アルダナブは耐えた。
「アルダナブ様ッ!」
 里長が強力な一矢をトーラへと放ち、ピンチを悟ったエデルが意識を集中して周囲の仲間を回復させる。
「なるほど」
 ベルクが僅かに口角を上げ、瞳を細めた。
「さんざん威張って自分が正しいと喚いているが、洗脳しなければ言うことを聞かせられん時点で説得力がないとしか言えん。言葉に自信がなく己の行いに疚(やま)しいことがある自覚があるからこそ洗脳などという卑劣な手段しかとれんのであろうが」
 ベルクが手にした暗爪刀「狐爪」(黒く染められた刀身の短剣)を突きつけ、嫌悪感たっぷりに告げる。「何を言うかッ」と里長が歯噛みするが、アルダナブは表情を一つ変えない。
 ベルクは多くの『自身の言葉と行動で他者を魅了し動かしてきた人々』を知っている。故にアルダナブの行動が、唾棄すべき卑劣な行為にしか思えなかった。
 彼女はため息交じりにもう一度口を開く。
「指先共のほうがまだマシであるな、貴様の行動は自制のできんガキの戯言でしか」

 ――ヒュンッ!

 誰も動けなかった。アルダナブは満足気にそれを見つめている。里長が放った矢に撃たれたベルクは、僅かに目を見開き、膝を付く。だがこれは作戦のうちだ。
 生まれた隙を縫うように、エルシーが強力な矢を放つ。ベルクの見立てが正しければ、杖はそろそろ……!
「今治療します!」
 エデルがベルクへ治療を施した時、杖は音を立てて壊れていた。アルダナブが明らかに険しい顔つきになり、里長もまた怒り心頭といった形相になる。だが、既にセリオスが迫っていた。
 強力な一撃に、里長が倒れる。アルダナブは悔し紛れにエーテルを凝縮させ、エルシーを中心に炸裂させる。だが、アルマが〈魔矢〉を放ち、今度こそ畳みかけようとトーラが、ザスキアが、ベルクがそれぞれの武器を振るった。
「あぁ、また……私は……!!」
 アルダナブの目が見開かれる。その赤い瞳に、エルシーたちは息を飲んだ。

●赤眼に執着した哀れな吸血鬼は
 避難が完了し、ユアンが合流したとき。アルダナブはもう虫の息だった。取り囲む冒険者達は厳しい表情を浮かべたり、複雑な表情を浮かべたりしていた。
「お嬢さん……」
「っ!」
 這いずったアルダナブが、エルシーの目を見る。彼女と同じ赤い瞳に、アルダナブは悔しそうに吐息を漏らす。
「なんで……仲間に恵まれてるの……? ユアンもそうよ……。どうして、私は……」
 そう言いながら、アルダナブは少しずつ灰になっていく。だが、ベルクは首を振った。
「ねぇ、私と貴方何が違うの? ねぇ……」
 エルシーは、何も言えず、ただ、一矢放つ事しかできなかった。これ以上、彼女に出来ることは無いと思ったからだ。
「赤い目の子を見ると、授恵者だった頃の私を思い出すの。だから……」
 それだけ言うと、今度こそアルダナブは何も言わなくなった。
 アルダナブと里長の亡骸は、陽光に照らされて灰になっていく。その様子を、一同はただ見つめていた。
(あまり気にかけすぎてもダメね。『私は多くの命を救う為、そしてより良き未来の為に生きる』そう誓約をしたのだもの)
 エデルは、アルダナブの言葉を思い出しつつも内心で首を振った。が、あの少ない言葉で何かを悟ってしまった。どんな事情があるにせよ、人を傷つけるのは悪事である。元がどんな人だったのかは考えないように戦っていたが、やはり気持ちが良い物ではない。
 里長を助けられたら、と考えていたエルとエルシーも元気がない。少し後味が悪い結果になった事に、セリオスはため息を吐いた。
「だが、脅威は取り除かれた。……恐らく、里の民もじきに正気に戻るかもしれない」
 彼の言葉に、エルたちは頷いた。
「アルダナブを諭した……いや、嗾けたというハイアルヴについては解らなかったな」
 ベルクは、小さく呟く。と、トーラが「そうですね……」と相槌を打った。
「ハイアルヴを語る何者か……。たしかに気になりますね」
 アルダナブを吸血鬼にした【親】も気になったが、それ以上に……。二人は『ハイアルヴ』絡みの事件はまだ起こりそうな予感がしていた。

(悪いのは、優しさとか、悲しさに漬け込んだ存在。……倒した事で、少しは救えたのかな……?)
 里長の家を出る前、エルシーは少し振り返る。そんな彼女に気付いたのか、ザスキアがさり気無く「行こう」と促し、少女は頷いた。

●悪意は嘆くように散り、根も枯れ果てて……
 吸血鬼が討伐され、里の民も皆我に帰る。彼らは、酷い頭痛を訴えながら身を起こし、里長の家から出てきた冒険者たちを見、全てを悟った。
 最初に出迎えたのは、コトヌシだった。彼は一人一人を見、
「里の脅威を払ってくださり、心より、感謝いたします」
 と、声を絞り出すようにして一礼すると、里の民もそれに倣った。ユアンもまた、涙を流し、冒険者達に感謝する。
「でも、里長さんえを戻せなかったのは……」
 エルシーの言葉にエルたちの表情が曇るが、コトヌシは首を振った。そして、儚くも前を向こうとする意志を滲ませ、微笑んだ。

 里の民の多くはアルダナブの正体を知らなかった。故に驚き、中には飲みこめない者も存在した。だが、コトヌシを始め比較的影響の薄かった面々がケアしていくらしい。
「ユアン、ここの事は私に任せて。だから……」
 ユアンは戸惑ったものの、何を言わんとしているのか察し感謝を示す。
 そして、多くの人々がユアンと色々と話しているようだった。その雰囲気はだいぶ穏やかだ。
「蟠(わだかま)りも、少しずつ解けるといいね」
 その様子を見ていたアルマの言葉に、皆が頷く。そして、戻ってきたユアンと共に彼女の養父母の墓へと報告へ向かうのだった。

 その後、アルダナブに吸血された者の埋葬や、簡易的な里長の屋敷(玄関)の修理を行う冒険者と里の民。その間に歪な感情は無く、少しずつ、里は正しい営みを再生し始めたようだった。

(終)

マスターコメント

みなさま、お疲れさまでした。 作戦が実を結びました。 今後、エルタニンは徐々に正常な状態になっていく事でしょう。 少々お時間いただきますが、エピローグ的になにかできたらな、と思っています。 それでは、また縁がありましたらよろしくお願いします。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人

2022年06月08日 02時06分34秒 公開

成功

相談掲示板

  1. エデル=マグノリア

    成立おめでとう。 出発までが短いから、なるべくサクサク話し合えたらと思うわ。 現状だと、前衛が少ないから……いざとなったら私が盾役をするわね。人質が中にいることも加味すると、前に出てもいい気がするし。

  2. エルシー・サリバン

    シューターのエルシーだよ、皆さまヨロシクね。 今回は、操られ縛られの、両方の里の民を守りながらコトヌシの奪還と アルダナブを倒して……出来るなら里長の洗脳を解きたいと思ってるの。 (吸血鬼化を解除出来たら良いな…と) ※以下は、今のところの案(相談)だよ。皆の意見を聞かせてね。 予め双波かペットで、内部の様子の確認して全員の位置の把握。 >襲い掛かる里の民をどうするか サウンドボマーで、耳を塞がせたり気絶させて 申し訳ないけど…再度操られないように【光縛呪】で拘束。 >如何にしてコトヌシたちを救出するか ボマーと同時に、前調査で確認した人質の位置と建物情報を基に 壁か屋根を破壊して突入と縄を解いて アルダナブの範囲攻撃に巻込まれないように建物の外に連れ出す。 >対アルダナブと里長 里長は授恵者なので…多少手荒でも良いよね? 逃がさないように包囲して火力戦で里長は戦闘不能へ。 アルダナブは赤い石を壊せたら早いけど…怖いのは、高速展開式超魔法なので 可能なら黙らせる系のスキルがあると良いけど… 私が出来るとしたら真ハーツベインショットとかのBSで追い込むのだと思う。 以下、個人行動 煙幕玉対策で(視界を塞がれるから)、1か所に固まらないようにするのと 対洗脳で抵抗を上げる事は考えてるよ。 初めはジャマーを考えたけど…エーテルで来るなら精神波とは違うのだろうな…と思ってるの。 ……と、ざっと思いついた事を話したよ。 全然別の手に成っても良いので、意見下さいだよー!

  3. エデル=マグノリア

    名乗り忘れていたわ。ヒーラーのエデルよ、よろしくね? >対里の民 操られているなら、威圧とかはあまり効かなそうよね。一応ほかのスキルも見ておくけれど。サウンドボマー、いいと思うわ。 >救出 賛成よ。 数人の縄を解いたら、ほかの面子の縄を彼らに解いて貰うのも良いかしら? >対アルダナヴと里長 理想は速攻でアルダナヴを落とせたら、だけど(先にアルダナヴを倒しても洗脳は解けるみたいだし)難しいかしらね…… >対洗脳 皆の抵抗値上げに、ヴァロー持ち込むわね。突入前なら固まってても良いかなと思うから。

  4. トーラ

    シーフのトーラです。 吸血鬼アルダナヴ討伐と集落の解放ですね。ここで決めてしまいましょう! サウンドボマーを使えば、集落の人の虚を付けそうですね。 ただ、気絶までする確証もありませんし、こっそり近付いて気絶させるのはどうでしょう? アルダナヴはキャスターの様ですし、トリプルファングでの連続攻撃か、逃亡阻止として付与を上げて束縛で逃げ足を遅らせようかと考えていますので、希望があれば言ってください。

  5. エル

    エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 >襲い掛かる里の民をどうするか サウンドボマーで、耳を塞がせたりするのは良さそう、です。 ただ、トーラさんの言うように、気絶までするかどうかは分からないと、わたしも思うので…。 気を引いている間に、殴って気絶とか? 他は、冒険者を見つけると襲い掛かって、くるみたいなので、引き付けて里長の家から引き離すとか…? 屋根の上にもいる、んですよね。閃光塗弾で視覚を奪う? …里の石灯籠の赤い石を壊したら、洗脳が弱くなったりとかは、ない、かなあ。 >如何にしてコトヌシたちを救出するか 救出している間攻撃されないかが、少し心配、な気も、します、ね。 なので、アルダナブさんと里長さんと戦闘するのと同時、という方法も…? ペットに、縄を解く用のナイフとかこっそり運んでもらって、逃げる準備してもらうとか? とりあえず、思いついた分だけ、です。

  6. ベルク・オスマット

    シーフのベルクだ、よろしく頼む。 サウンドボマーで耳をふさがせてその間にシーフ組で殴って回るのが一番効率的かねぇ…。 って、シーフが我とトーラ殿だけでは無理だな(

  7. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー >襲い掛かる里の民をどうするか サウンドボマーや閃光塗弾で虚を突いてるあいだに無力化でいいんじゃないかなあと ヒュプノシスは持ってけるけど既に洗脳状態だと効果が見込めないかも? >如何にしてコトヌシたちを救出するか うーん…アルダナブさんをいったん光縛封で閉じ込めてる間に救出しちゃうとか? 射線も通さなくなるから洗脳エーテルに邪魔されずに作業できると…いいねー 早く壊そうと高速展開を使ってきても一回きりの手札は使わせられるかなあと あとエデルさんがヴァロー担当してくれるなら特性枠に余裕ができるから 保険でスケープセイントをもっていくこともできるよ >対アルダナブと里長 使用スキルが明示されてるのは助かるねー キャスターのアルダナブさんがエーテルバリア系を準備してないあたり 吸血鬼になって耐久に自信アリ?だとすると速攻で沈めるのは大変かもだね 里長の煙玉のようなものって逃走支援用っぽい?し 香水でマーキングして超嗅覚で追えるぞって断念させるように仕向けようかなあ お魚の缶詰でもいいんだけど【しりあす】タグついてるしね…うん あとはこれまで何度か日傘をさしてる描写もあったから ヴァンパイア定番の日光が苦手なのかもだし ひとまず屋根を壊して陽に当ててあげるのはどうかなーって

  8. エデル=マグノリア

    うーん、こうなると対里の民と対吸血鬼で一旦班を分けるのも手かもしれないわね。速攻落とすのも難しそうだし。かといってあまり外で時間を食うとアルマ様の仰る通り逃げられる可能性もあるわけで。 今まで出た作戦から出来そうなことを私なりに纏めてみるけど。見当違いだったり、無理そうだったりしたら教えてね? >襲い掛かる里の民をどうするか サウンドボマー+閃光塗弾で相手を一時無効化⇒すぐさま突入する班は家の中へ。外で里の民の対処をする班は突入班の補助をしつつ、無効化へ対処 ……とか? >如何にしてコトヌシたちを救出するか 距離的にスケープセイントは使えるでしょうし、持ち込むのは賛成。相当弱っている方も居るでしょうから……。 予めペットでナイフなど持ち込み渡しておく⇒突入次第縄解除補助+アルダナブを光縛封⇒戦闘本格化 かしら? >対アルダナブと里長 効果を見込めそうなら天井を壊す(蜘蛛糸を使えば人質の逃走経路にも使えるかも?そして外からも見えるなら対村人班も合流しやすいかも?) 視覚が遮られる可能性などから、相手に強い香りを付着させスキルに超嗅覚を入れておくのはどうか?(特にアタッカー) >持ち込む予定のスキル 一応戦闘に関する物を書いておくわ。何か欲しい物があれば言ってくれれば付け足したり取り替えするわね。輝刃、入れておこうと思うけれど、誰に使ったら良いかしら? ★レゾナンス・オブ・ヴァロー ★ヒーリングオーラ or 光縛封 ☆(未定) ☆(未定) ▼装甲防御2 ▼輝刃2 ▼ヒール2 ▼治癒強化3

  9. エデル=マグノリア

    あ、(未定)になっているのは汎用スキルよ。

  10. トーラ

    とりあえず、捜波・改か双波で人の配置の把握をやろうかと思います。 もう一つの特性はトリプルファングか縛糸刃にしようかと思いますけれど、逃走阻止なら縛糸刃の方がよいでしょうか。 操られている人に関しては、孤立している人はこっそり個別に無力化して、里長の家の回りにいる人はサウンドボマーで隙を作って無力化してはどうでしょうか? その場合、サウンドボマー直前にブルーフレアをかけて貰えたら。

  11. セリオス・オーガスト

    ・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む ジャマーやアンチサイなど精神感応にあたるやつだから効果あるのではないかとは思う。ワールドガイドみると魔法や異能はすべてエーテルによるものであるという視点からスキルと呼ばれるとあるしな。効けば儲けものだし持っていって損はないとはおもうぞ 効かなければ今出てるボマー+閃光で対処するようにすればいいわけだしな。 とりあえずエデルのいうとおり突入班と足止めに別れて行動案に賛成だな。やるなら2,3人ぐらいが残る程度で家の入り口をふさいででいいとは思う。

  12. エルシー・サリバン

    ここ迄を読ませて頂いて…私のする事を簡単に纏めると… (間違い・勘違い・抜け、は教えてねー!) ・『突入班』と『足止め班』に分かれ開始(私は『足止め班』) ・突入準備で内部の様子を確認(トーラさん) ・可能なら縄を解く用のナイフを届けて逃げる仕度をして貰う(エルさん) ・みんなにヴァロー(エデルさん) ・手分できそうならブルーフレア(誰か?) 行動 足止め班は、サウンドボマー・閃光塗弾で動揺させるて、ちょっと殴って…気絶(無力化)。 突入班は、屋根・壁を破り侵入、光縛封(アルマさん)でコトヌシさん達をカバーと攻撃。 後はそれぞれ!…だね? (ごめんよ、各個人の動きまで把握しきれてないの) ジャマー・アンチサイが有効なら是非に!だよ。 併用して使えたら、気絶させた里人がまた手向かう心配が減りそうだよ。 アルダナヴも里長も、範囲攻撃は無差別しかないので人質の近くで発されたら守り切れなくなるかも…なので カバーや阻害行動が大事だと思うの。 私はサウンドボマーと近場の里人を殴り気絶させた後は、状況次第で内部へか 入口待機で逃げ出してくる人の誘導と 気絶してる人を連れて逃げてともお願いもするつもりだよ。

  13. エルシー・サリバン

    あぅ……『私のする事』→『私達のする事』ね。 汎用は、サウンドボマーと 内部の状況把握に、透視か超聴力を持とうと思うよ。

  14. エデル=マグノリア

    >ブルーフレア あ、ブルーフレアはヴァローの上位互換(と言っても抵抗値補正は同じだったような?)なのだけれど。結構保つからどちらか一つで大丈夫だと思うわ。 アルマ様が持つ特性枠を考えると、多分私がヴァロー唱えた方が良いと思うのだけれど。どうかしら?(レベル的に私はブルーフレアを持てないけれど、練度の高いアルマ様が光縛封を使用する方が安定感がありそうだし) >班分け 班分けをするなら、私も足止め役かしら?対里の民ならそんなに怪我しなそう……というなら突入班にまわるわ。 >ジャマー・アンチサイ どちらの班になるにせよ片方は入れておくわね。 ひとまずこれだけ。また話が進んだら発言するわね。

  15. エル

    >ナイフを届ける 考えてみたんですけど、事前は難しい、かも、なので突入の時になる、かも? わたしは、閃光塗弾とかで、屋根の上にいる人たちの対処を考えようと、思い、ます。 その後は、屋根を壊して突入するかは、状況により、かも、です。

  16. アルマ・ヴァレンタイン

    >ブルーフレア ヴァローとの違い部分になる割合の防御アップが恩恵薄そうだし (通るならだけど魔乱印とかで相手の魔攻を落としにいく手も…?) エデルさんヴァローはそのままでボクは堅甲もっていって 突入直前に必要な人にかける感じでプレ仕上げちゃおうかなと ということで班分けは突入班のほうで道中用のジャマーも一応準備していくね もう1枠は念のために香水とセット運用する超嗅覚に あとー…前回は地下通路に逃げ込まれちゃってたので 枠と字数に余裕があれば探波(双波?)で内部を探るときに 脱出口なんかがないかも確認してもらえればーと

  17. トーラ

    では、わたしも突入班に回りますね。 双波での抜け道警戒も了解です! アクションスキルは二つ迷っているんですけど、魔法攻撃低下、命中低下、回避低下、物理防御低下、行動阻害のうちから持っていけますけど、希望とかは無いでしょうか?

  18. エルシー・サリバン

    今夜出発だねー! 私は個人事情で夜まで発言できなくなるので ここまでの流れで動きの支度をするけど 多少の擦り合わせなら出発ギリギリで行けると思うの。 だから、何かあれば書いて欲しいよー。 アクションスキルは突入の方達で手分けして貰えたらいいな。 私も魔法低下以外は持てるけど、外の対処をする時点で後手に回っちゃうもの。 以下、班分けね~(敬称略だよ) ◇突入班 アルマ エデル トーラ ◇足止め班(足止め後は突入と入口待機で分かれる) エル エルシー(入り口で待機、状況次第で突入)

  19. ベルク・オスマット

    とりあえず突入組で、機動力を生かして人質の解放に回る。 ◇突入班 アルマ エデル トーラ ベルク ◇足止め班(足止め後は突入と入口待機で分かれる) エル エルシー(入り口で待機、状況次第で突入)

  20. トーラ

    わたしの突入後はアルダナヴの足止めですね。 双波 縛糸刃 看破 隠蔽 フェザーステップ 見切り2 破脚砕3 破鎧砕3 今のところ以上を持ち込むつもりでダメージは期待できないので、攻撃は他の方にお任せしますね。

  21. セリオス・オーガスト

    ふむ、では俺は居残りに回るとしよう。 ただ居残り全員シューターなので近接がいないと危ない可能性もあるので孤高の零距離殺撃者つけて近接でいくつもりだ。安全が確保出来たらな突入の予定だが ◇突入班 アルマ エデル トーラ ベルク ◇足止め班(足止め後は突入と入口待機で分かれる) エル エルシー(入り口で待機、状況次第で突入) セリオス(突入)

  22. ザスキア

    ウォーリア、ザスキアだ。ギリギリになってすまないが、問題なければ足止めに回らせてもらおうかな。

  23. ユアン・イェーガー

    (深々と頭を下げ) お集まりいただき、ありがとう、ございます。 報告書(プレイング)の提出期限まで5時間ぐらいです。白紙提出や装備、道具の忘れ物がありませんよう、気をつけてください、ね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0