【帝国】エスタルの地下を探れ
大和気 いぐる
コメント 32
シナリオID:2064
オープニング
女は灰色の髪をかき回しながら、不機嫌そうに言った。
彼女はホノカ――冒険者ギルド マザキヤ支部預かりのエーテル浄化者である。
「そんな顔すんなよ。な? 仕事持ってきたんだ。
ちゃんとした冒険者ギルドからの依頼だぞう」
はっはっは、と何処か白々しく冒険者ギルド マザキヤ支部長が言う。
「ちゃんとした?」
「そうだぞ。ウチじゃなくてエスタルからの依頼だからな!」
「いや……マザキヤは、ちゃんとしてない扱いなのかい……。
まあ、どうでもいいけどね。――で、エスタル? 帝国だったっけかね?」
「おう。まー詳しい話は茶でも飲みながら話そうや。
えーとあれ、キノコ麦茶? あれ淹れてくれよ」
「……人の家に押しかけておいて、茶を要求するのかい……」
●
マザキヤ支部長いわく。
「荒事で鳴らしたエスタルの冒険者ギルドは、クリーパーに追われ地下に潜った。
しかし、地下でくすぶってる様な俺たちじゃあない。
筋さえ通れば金次第で……っつーか、あの支部生きてたとはな。
連絡来てビビったわ。まじビックリだ。いや、朗報だけどな」
帝国崩壊で壊滅したと思われていたエスタル支部が存続していたらしい。
夢の女神のお告げやら、蘇った死者やら、不穏な要素はまだある。
だが、復興を考えて本格的に動きだそう、とギルドは判断したらしい。
そうなると気がかりなのは、王国北部から帝国にかけて起こった不作だ。
エスタルも同様の異変に見舞われている可能性がある。
地下のエーテルの状態を、復興初期に確認しておく必要があった。
「ああ、それで私に話を持ってきたってわけかい」
「そうそう。お前さん、普通の浄化者よりそのへんのノウハウあるだろ?
あと、まだ地上にいくらかクリーパーがウロついてるらしくってな。
あまり戦闘能力のない浄化者は遣りたくない、ってのもあるな。
……おおっと、お前さんなら対応能力があるだろ、って意味だからな」
支部長が注釈を入れると、ホノカはフンと鼻を鳴らした。
「まあ、どっちでもいいさ」
「で、どうする? 無理にとは言わないが」
ホノカは暫く黙って考えこんでいたが――。
「――いいさ。行ってやるよ。
王国を救え、なんて言われるよりは、なんぼか気はラクだ」
●
「……参ったね。あんまり安請け合いしなきゃ良かったか」
石の塊と大差ないカウンターで、地図を睨み、ホノカはボヤいた。
戸口の方には「冒険者ギルド『新生』エスタル支部」と看板が掛かっている。
意気込みはともかく、あたりの様子は『小綺麗にした廃墟』といったところだ。
もっとも、洞穴を改装して住んでいる自分が言うことではないかも知れない。
ざっと視た限り、エスタル地下のエーテル状況はあまり良くない。
枯渇しているわけではないのだが、どうにも不自然なのだ。
クリーパーのせいか、はたまた別の要因か。
どちらにせよ、このまま復興を進めるには支障がありそうだった。
それだけ伝えて、さっさとマザキヤに帰ってしまうことも考えたが――。
「なあ、あんた。ここの生まれかい?」
ホノカが声をかけると、ギルド職員らしき若者は頷いた。
「ええ、そうですが。なにか?」
「もし、復興の見込みが薄いって言ったら、どっか別の場所で出直すかい?」
職員は眉根を寄せ――それから暫く目を閉じてから言った。
「いいえ。何もせずには、諦められないと思います。
実際にやって……納得するまで、頑張るでしょうね」
「ふむ――」
ホノカも同様に、また目を閉じた。
足下からは、まだ、僅かな熱を感じる。
「――というか、やっぱり状況は良くないんでしょうか?」
「まあ、良くはないね」
「――何とかなりませんか?」
「さあね。調べたほうがいいかい?」
「――ええ、お願いします――!」
職員は、力強く頷いた。
●
「とりあえず地図で言うと、この辺りがクサい。
できるだけ近づいて調査したい――というのが私の見解なんだが」
「帝国魔導院があったあたりですね。
……ううん、あそこは少し厄介ですよ」
「――というと?」
職員が言うには、そのエリアにはクリーパーがまだ多数存在するらしい。
特段強力な個体がいるわけではないのだが、数が多いのだという。
「近づきたいならルートは主に二通りありますね。
まずは、地上。
市街に残存するクリーパーは静かにしていればやり過ごすことも可能です。
あまり積極的に襲ってくるタイプではありません。
大きな音を立てたり、近づいたり、魔術を使わなければ、だいたい平気です。
もちろん退治してもらえれば、後の復興の役には立ちます。
目的地の魔導院の上階には鳥形のクリーパーが巣くっています。
大鷲程度の大きさ。確認出来ているだけで四体。
もう少し多い可能性もあります。近づくと襲ってきます。
遮蔽もない――というか無くなったので、たぶん見つかります。
攻撃してもすぐに上空に逃げるので、対処に困ってそのままになっています」
「ふうむ。確かに厄介だね――もう一つのルートは?」
「地下からになります。
遺跡を使った下水網があって――少し前まで僕らも潜伏してたんですが。
下水網を使って魔導院の近くまで行けます」
「近く?」
「ええ――本来は通じていたはずなんですが。
現在は、黒い壁みたいなものが出来ていて、通行不能です。
壊せそうだと睨んでるんですが、問題があって。
ここにも鼠型クリーパーがいるんですよ。
やっぱり積極的には襲ってこないんですが――」
「壁を壊そうとすると、物音がするから襲ってくる、と」
「はい。とにかく数が多いので、対処しきれず撤退してます。
鳥型よりは弱くて小さいですし、地形の不利もないのは良いんですがね……。
数は、まともに数えてられなかったです。
いずれは退治しないといけないのは確かなんですが」
「こりゃ……どっちにせよ、私一人の手には負えないね」
「はい、冒険者を複数人護衛担当に雇ったほうが安全でしょう。
もちろん調査に協力できる人なら、なおいいと思います」
「じゃあ、そのへんの手配はお願いするよ。
まあ、近づけなかったとしても、クリーパー退治にはなるだろう」
気のない返事とは裏腹に、ホノカの口元からは皮肉げな笑みが消えていた。
解説
マスターより
リプレイ
冒険者ギルドの机の上に羊皮紙やら石版やらが、どさりと置かれた。
「しまっていこー! で、地上と地下、どっちからいく?」
元気よくアルマ・ヴァレンタインが言った。
彼女が持ってきたのはギルド提供の地図や見取り図、メモだ。
後ろには、やはり荷物を抱えたエヴァン・ピオネロが続いた。
彼は早々と資料の分類をはじめている。
「ええと……こっちは地上の地図。こっちは下水の」
「どちらか希望はありますかい?」
オゴスがホノカにたずねた。
口調は丁寧に。しかし表情は取り繕わない。
「いや、特には。まかせるよ」
「できるだけ接近したいという話でしたが?」
「ああ。でも地上だ地下だってのは誤差範囲だね」
そう言うホノカは、地図を睨んでいる。
エスタルのものではない。もう少し広域の帝国地図だ。
おや、と思いつつも、オゴスは別のことを質問した。
「魔導院が怪しいと感じた理由を伺っても?」
ホノカは思い切り顔をしかめた。どう解説するか迷う風だった。
「川の水量が減って水が濁ったら、上流で何かが起きたとわかるだろう?」
「ああ、なるほど。川をよく観察すれば、場所も推測がつくと」
「察しがよくて助かるよ。あくまで例え話だけどね。
魔導院は、ちょうどエスタル周辺の龍脈の要あたりにある。
まあ、あとは……知り合いの占いをアテにしたくなったのかもね」
幾人かが「ああ、あれか」というように、うなずいた。
軽い口ぶりからすると、本気ではなく冗談なのだろう。
「そうだ、エル。こういうの読むの得意だったろ。この地図は正確かい?」
ホノカは、まだ広域地図が気になっていたらしい。
幾人かの一人、エルと目が合うと、そんなことを聞いてきた。
「……出身じゃない、から、たぶん、だけど。かなり、正しいと、思う」
エルは、ぽつりぽつりと答えた。
冒険者ギルドの地図は、総じて精度が高いことも付け加える。
「参考になったよ。……この国、相当まずそうだねぇ」
ホノカはルート選定はまかせた、とばかりに黙り込んだ。
ルチル・プルメリア・グレイハーツは、それを横目で眺める。
過去の依頼のあれこれで、ホノカについて思うところがないでもない。
だが、それよりも今はエスタル周りで気になることが多すぎる。
今のホノカの発言、草人のこと、クリーパーのこと……。
まあ、目の前のことを考える、というのには同意だ。
それならば……。
「なあ、下水網の地図。ここの印、これが黒い壁か?」
バーネット・フォーサイスがギルド職員に声をかけた。
「そうです。だから印より先は、以前の記録ですね」
「了解。……俺はやっぱり、この壁を確認しておくべきだと思う」
「同感だな。あたいも地下を推す」
ルチルは静かにうなずいた。ついでに職員に確認しておく。
「鼠クリーパーとやらだけど、光にも反応するかい?」
「音や魔術のほうがメインみたいですね。
カンテラを持ってただけで襲われることはなかったですよ」
「……まあ一応、夜目がきく面子がいた方がいいだろうね。
僕も壁を調べておくに越したことはないと思う」
ローザリカ・L・ディオールが、わずかに目を細めて言った。
「どちらを選んでもガ=バな選択ということはない!」
突然の意味のとれない発言に、一同はぎょっとして、そちらを見た。
「おほん。失礼しました。ルートで極端な有利不利は発生しないでしょう。
……啓示、もとい、戦術的な分析です」
咳払いを交えて、フリーダ=ブロムヴィストが言い直した。
「追加で情報が得られるルートはロ=スがないとも出ています。
……いえ。効率的で、いいと思います」
「効率的……か。なら、帰りは地上を行くのもアリだな。
今後の復興に備えて道中の敵を間引きできるだろ?」
バーネットがニヤリと笑ってみせた。
口元こそ皮肉げだが、存外その瞳は真剣な光を帯びている。
「おっ、サービス精神旺盛だね! ボクもいいと思う!」
「両方獲りに行く……僕の好みにも合うよ。もちろん余力があればだけど」
「ガ=バらなければ、やれないことはないと思います」
どうやら、方針は固まりつつあるようだ。
少し肩をすくめ、オゴスは追加の資料を職員から受け取った。
職員の表情は明るい。まだ、街も支部もボロボロなのに。
手にした書類は、見た目よりも重く感じられた。
●
下水網は、予想以上に整備されていた。
地下に潜伏していた間にギルドが手を入れていたのだろう。
遺跡や紋具の明かりが設置されている場所が幾つかあった。
それでもあまり広くない上、崩壊して通行不能の場所もある。
一同はホノカを隊列の中央におき、慎重に進んだ。
敵は音に反応するということもあって、自然と無口、あるいは小声になる。
エヴァンは暗闇を見透かして安全を確認し、後ろのアルマを振り返る。
(そこ、足場が悪いから気をつけて)
わずかな唇の動きだけで十分通じたらしい。
アルマは後続のために地面のヒビをカンテラで照らした。
ローザリカがそれを眺めていると……。
(……今日は、ひとりなのかい)
ホノカが、そんなことを囁いた。
何のことだ、と訝る前に、心あたりの顔が思い浮かぶ。
ローザリカの頭脳は、すばやく複数の回答を用意して――。
(……子供じゃないんだぞ)
最小限の言葉を小声で返した。
(……へえ)
流石に世間話をするつもりはなかったらしい。
ホノカもそれだけ言って、笑った。なんとも気に入らない笑顔だが。
エルが地図を頭上で左右に振った。
もうすぐ中間地点、という合図だ。
フリーダも壁を指さしてから、○のハンドサインを作る。
透視してみたところ、異常はなかったようだ。
横でエヴァンがうなずいている。あたりの温度にも異常なし。
耳をすませていたルチルも、顔の横で手を横に振ってみせた。
エルが今度は弓を構えた。オゴスも盾を掲げる。
これは「総員警戒せよ」の合図だ。
これから二人はエーテルの波で、さらにあたりを探るのだ。
物音こそ出ないが、相手によっては逆に察知されるリスクもある。
少量だがエーテルを放出するのも懸念材料だった。
灯火の燃えるわずかな音と水音だけが、しばしその場を支配する。
エルとオゴスが手を振り、「付近に敵影なし」のサインを送った。
いつでも迎撃できるよう杖を構えていたバーネットは、小さく息をついた。
●
警戒と準備を怠らなかったためか、移動中の大きなトラブルはなかった。
念入りな索敵で戦闘を避けることができたのだ。
目下の問題は――。
(あれだね――)
職員が言っていたとおりの『壁』がそこにあった。
黒々としたツヤのある表面に、幾本かの縞模様が走っている。
真ん中には、ひび割れと小さな穴。
おそらく、以前に冒険者ギルドが破壊を諦めた痕跡だろう。
(壊す前に少し調べてみよう)
バーネットが小声で提案し、一同はうなずいた。
フリーダは壁の向こうを見透かそうと目を細めている。
エルは壁の調査よりも、索敵を優先するようだ。
エヴァンも闇に目をこらし、ルチルはじっと聞き耳をたてている。
オゴスは慎重に壁に触れてみた。意外にも分厚くはない。
硬いが、かといって脆くもなく、どこか革のようなしなやかさがあった。
(何でしょう。どう見ても建築物じゃなさそうですね)
(僕は結界かとも予想してたんだが、どうも違いそうだね……)
(同感だ。魔法装置でもない……けど普通の自然物でもないだろう)
ローザリカとバーネットが分析する。表面の模様も魔法的なものではない。
(うーん……植物性っぽく見えるなあ。どうかなホノカさん)
(……そうだね。あの模様は葉脈に見える)
アルマは、下に落ちていた壁の破片を手に取り、匂いを嗅いでみた。
やはり植物性の、青臭いような香りをわずかに感じる。
(食べるのはやめときなよ)
(い、いやだなー……ボクだって何でもかんでも食べないよ)
ホノカの釘刺しに、愛想笑いを浮かべる。
実際、考えがよぎらなかったわけではない。
なぜか食べ物の記憶がひっかかる気がしたのだ。
まあでも、今はやめておこう。噛みちぎれる気がしないし。
(サンプルを採るのはいいな)
バーネットとローザリカも破片を回収した。
壁を壊したら囮の組を残して、ホノカと護衛は先行する手筈だ。
悠長に調べている時間はないし、資料を持ち帰るのは良い考えに思える。
(少し離れたところに、群れがいるみたいだ。そろそろ準備しよう)
近寄ってきたルチルが小声で報告した。
いよいよだ。
●
はじまりは、とても静かだった。
オゴスが壁の前で静寂の結界を作ったからだ。
盾を拳で叩き、無事に無音状態になったことを知らせる。
「――!」
フリーダは静寂の中、大太刀を振りかぶり、壁に向かって切りつけた。
ルチルも何発も石弩を撃ち込み、冷静に壁に穴をあけてゆく。
音がしないから空振り感は否めない。が、手応えは確かにある。
何度も繰り返していれば、人が通れるくらいにはなりそうだ。
一方、残りの面子は、打ち合わせどおりに壁から距離をとっていた。
囮組が戦闘を行っている間に、静かに壁を壊す。
そうして護衛とホノカを先行させる作戦だ。
「いくぞっ!!」
わざと大声をあげつつ、バーネットが水上歩行の術を使った。
これで水場も気にせずに動けるだろう。
「さあ……寄ってこい!」
ローザリカが扇をかざせば、蜜色のエーテルがあたりに広がった。
補助の魔法だから大きな音が出るわけではないが、範囲は広い。
「来ます……!」
そう警告する頃には、エヴァンは通路に結界を展開し終えていた。
やがて軽い地鳴りが聞こえ――
薄暗い水路にクリーパーの赤い瞳が無数に浮かび上がる。
「おりゃーっ!!」
大きな群れめがけ、アルマが光の十字架を振り下ろす。
「……だめ。とおさない」
水路を泳いで抜けようとする鼠クリーパーを、エルの矢が射貫いた。
●
黒い壁は中々手強かった。
強度もさることながら――。
「……壁の先がなんだか暗いな、とは思ったんですが」
さすがのフリーダも予測がつかなかったのか、引きつった笑みを浮かべる。
「こいつはいけませんね……」
オゴスは頭をかいた。
「まあ、誰も一枚だけとは言ってなかったね……」
ルチルがうんざりした声でぼやく。
ようやく空けた小さな穴をくぐり抜けた少し先。
そこにはもう一枚、似たような壁があったのだった。
「大丈夫そうなら、鼠のほうに戻るつもりでしたが……人手が要りますね」
オゴスは息をつくと、太い腕に力を込めた。
ホノカは黙って、肩に乗った栗鼠の背を何度か撫ぜた。
●
「!……あっちは、手間取ってる、みたい」
分裂し煌めく矢をクリーパーの群れへと放った後、エルは振り返って言った。
連絡用にホノカに栗鼠を預けておいて良かった。
「了解です! どちらにせよ、こっちもまだだし……」
エヴァンが杖を床に打ち付けながら答える。
攻撃以外の行動でも、少しなりと注意をひいておきたい。
「くそっ……痛くはないけど、いい気分もしないなッ」
バーネットが毒づいた。
相手は握りこぶし程度の小さなクリーパーだ。
致命傷というほどの激しい攻撃が来るわけでもない。
だが、攻撃の手数が多いとなれば、負傷は避けられなかった。
囮組は補助魔法と回避が防御の要で、比較的軽装だ。
「そのぶんなら、まだ行けるね?」
ローザリカから、回復魔法が飛んできた。
あまり手間のかからない類いのものだ。
先のことを考えて調整しているのだろう。
アルマも同様に、軽めの回復魔法をこまめにかけていた。
「ああ! 見てな!! 左側よろしく!」
「わかりました、まかせてください!」
エヴァンとバーネットが続けてエーテルの奔流を放つ。
大きな群れが二つ、あっという間に消し飛んだ。
しかし、二人は油断なく通路の奥を睨んだままだ。
「後続は来るか?」
「……残念ながら」
エヴァンの瞳は闇を見透かし、次なるクリーパーの群れを捉えていた。
だが、少しも負ける気はしなかった。
●
「な……――」
――なんだこれは。
それを目にした誰もが、そう言いかけて絶句した。
漠然とした厭な感じが冷や汗となって、額に浮かぶ。
何かが瓦礫の山から突き出し、魔導院の地下ホールを占拠している。
――大きくて黒い、円柱。
かなり太い。全員が輪になって腕を広げても、半周にも至らないだろう。
上部は細くなっており、天井の穴を突き抜けているようだった。
表面には見覚えのある模様が走っている。
今まで何度か壊してきた、あの謎の壁と同じだ。
大きさ以外に、危機感を煽るような要素はない。
なのに観察していると、じわじわと不快な気分になる。
一刻も早く排除すべきだと思う。
裏腹に、できれば近づきたくないという忌避感も湧いてくる。
――どうにも矛盾をはらんだ異質さがあった。
「どうします……?」
「どうするもこうするも、放っておくわけにいかないだろう」
「やっぱり調べるべきでしょうね……」
「まあ、そっちは任せるよ」
ホノカはそう言って、預かった栗鼠の頭を撫ぜる。
それから荷物を広げ始めた。龍脈調査の準備を始めるらしい。
気配を探ってみたが、クリーパーは魔導院内にはいないようだ。
ホノカを一人にするのは良くないが、全員が張り付く必要性も薄そうだ。
囮組を待ちながら、交代で探索をするぶんには問題ないだろう。
●
しばらくして水路側の入り口から、遅れて囮組がやって来た。
それなりに消耗したものの、何とかクリーパーの群れを撃退したらしい。
「あー……疲れた ……って何だこりゃ――!?」
ホールに入るなり、バーネットは呆気にとられた。
対してエルの驚きは薄い。栗鼠の目から大まかに察知していたからだ。
――元々、表情変化の分かり難い娘ではあるが。
「……これは、なんと言ったらいいのかな……」
「異様だな……」
エヴァンとローザリカは、眉をひそめて黒い塊を見上げている。
いつもは元気いっぱいのアルマも無言だ。
「皆さん、お疲れ様です。首尾良くいったようで」
オゴスが出迎えたが、皆の反応は薄い。
無理もない、と彼も横目で黒い柱を眺めやった。
「コイツの分析は終わってるのか?」
バーネットの質問に、オゴスは首を振る。
「今、ホノカさんが龍脈調査の術を使ってます。
そこから何か分かればいいんですが」
「あ、あーっ……そっかぁ、思い出した!」
突然、大きな声をあげたのはアルマだ。
隣にいたエヴァンがびっくりする。
「えっ、どうしたの?」
「たけのこ! 筍だよ――あの壁もそうだよ! 筍の皮にそっくり!」
食べ物の記憶、というのは外れてもいなかったらしい。
「なるほど……さっき、少しだけ上階を見てみたんです。
確かに先端が尖ってました。ここからだと柱に見えますけど」
フリーダがいつの間にか寄ってきて、同意する。
「もう、地上まで行ってきたの?」
「いえ、『鳥』に遭遇しても嫌なので少し透視しただけです。
天井の穴の先がどうなってるかが気になって」
「ホノカさん、まだ、かかるみたい、だね」
彼女はホールの隅で、怪しげな煙に包まれ呪文を唱えている。
エルは、まだ側にいるように、と栗鼠へと指示を送った。
「それなら、待つ間に――何人か手を貸してください。
さっきルチルさんと、怪しいものを見つけたんですよ」
進展があったというのに、オゴスの表情は浮かなかった。
バーネットは、その表情に胸騒ぎを禁じ得なかった。
あの黒い筍とは別種の――厭な予感がする。
●
「お。追いついてきたか。待ってたんだ」
本棚の前でメモをとっていたルチルは、気配に気付いて顔をあげた。
ホールの壁の一角が凹み、小さな書庫になっている。
「ここは隠し部屋になってた。
オゴスが『妙に視えない所』があるって言い出したのと……。
あとは、こいつが挟まってなかったら、分からなかったろう」
ルチルが布の切れ端を示して見せる。
「キャスターのお二人なら、詳しいんじゃないかと」
そうオゴス言われて、エヴァンとバーネットは本棚を眺めやった。
「……ううん、別にただの魔法書に見えますね。
隠蔽は確かにありそうで……熱源がちょっと不自然かも」
だが目を細めても、特に何も見えてこない。エヴァンはため息をついた。
「いや……しかし、隠し部屋に隠すほどのものか?
まあ、魔法書自体が高価つったらそうなんだが。
帝国魔導院のわりには品揃えがフツー……」
バーネットが期待外れと言いたげに、本棚に顔を寄せ――。
「……いや、ちょっと待てよ? この段、おかしいぞ」
彼が凝視する視線の先に、他の三人も腰をかがめて顔を寄せた。
確かに、何かの細工がされているようだ。
「……なるほど」
「お手柄ですね」
「こりゃあ、あたいやオゴスじゃ見逃すわけだ」
「言っとくけど……子供あつかいすんなよ」
ルチルとオゴスはそれとなく視線をそらし――。
「ええと、すみません」
エヴァンは申し訳なさそうに頭を下げた。
●
段の魔法書を並び替えると、本棚が動き、もう一つの隠し部屋が現れた。
魔法に詳しい者でなければ、その順番は突き止められまい。
逆に、魔導院の者であれば知っていて当然の配列だ。
小さな部屋には、散乱した紙片と本の燃えかす。
それから、ぼろぼろのローブと骨が転がっていた。
●
「……どうでしょう? 終わりましたか?」
気遣わしげにフリーダが、たずねた。
探査の術を使い終えたホノカの息は荒い。
どの程度の消耗かはよく分からないが、疲れているに違いない。
「……まあね」
「何か分かった?」
間髪入れぬアルマの質問に、ホノカはしかめ面になった。
やはり、説明するのは難しいらしい。
「詳しいことは、あとでギルドに報告するけど……。
あれはダメだ。どうしようもない。
復興するにしたって、あれをどかしてからの話だよ」
「……あれは、いったい、なに?」
エルが遠慮がちに、つぶやく。
「知るもんか。……いや悪かったよ。クリーパーと大差ないと見たけどね」
「だが、クリーパーならこっちのエーテルを狙ってくるだろう?」
ローザリカも思案顔だ。
「ああ、龍脈の上に陣取ってるくせに、エーテルは吸ってない。
だが間違いなく流れを阻害してる。
クリーパーだとしたら仮死か休眠状態にあるんじゃないかね?」
その推測が当たっているのかどうか、確かめる術は今のところ無かった。
「……どかせるのかい?」
「……無理にどかして、いい影響があるように思うかい?」
そんな風には、とても思えない。
むしろ迂闊に手を出せば、大変なことになる。
五人ともが、漠然とした厭な予感に口をつぐんだ。
●
「ちょっと、見てもらいたい物がある」
儀式の後片付けを追えたホノカに、ローザリカが声をかけた。
「待ち時間に、僕もそこらを見て回ったんだ。
後で他の面子にも確認したいけど……とりあえず君に」
ローザリカは階段の反対側にホノカを連れていった。
そこはホールの中でも一際崩落が激しい場所だ。
瓦礫と、あの黒い壁――いや、黒筍の皮が床から突き出していた。
「この瓦礫……床や壁の石だけじゃない。
僕には何かの魔法装置の残骸が混じってるように見える」
扇でローザリカが示したのは、文様が描かれた金属片だった。
表面は煤だらけで、気がつくのは中々難しいだろう。
付近の瓦礫や壁も、その周辺だけ油染みや煤汚れが激しい。
「……攻撃系の術式じゃないと思う。
精神系の気もするけど、あいにく帝国の流派は専門じゃない」
ホノカは金属片に目を寄せ、言った。
「まあ、精神系というか……龍脈に関係してそうな術式だね。これは」
「じゃあ――土地を豊かにする装置なのかい?」
「……いや、私の使う術系とも、ちと毛色が違う。
龍脈を活性化するタイプじゃない……」
●
帝国魔導院で見つかった物の数々は、冒険者たちを大いに困惑させた。
二重の隠し部屋で見つかった骨は、アルマの見立てによると人骨らしい。
一つは砕かれており、一つは変色していた。
ともにあった書類や本は大半が燃やされており、解読は困難を極めた。
被害を免れたものも、大半が塗りつぶされるか暗号化されていた。
ただ「軍」「機密」などの断片的な内容は、かろうじて確認できた。
状況から察するに、ローザリカが見つけた装置の残骸に関する記述だろう。
ホノカは「通信目的ではないか」と推測したが、裏付けはとれなかった。
奇妙にも、黒筍に関する記述はひとつも見つからなかった。
これを研究していたわけではないのかも知れない。
天井の穴が、黒筍よりも一回り以上大きいのも気になった。
●
「ひとつ提案があります」
フリーダが、右手を挙げて言った。
「何か気がついたことでも?」
「いえ、違います。帰りのことで。
この状況と、ホノカ様の話から判断してなのですが……。
私は、来た道を引き返したほうがいいと思います」
ため息をつく者、うなずく者、くやしそうな顔をする者。
反応は様々だった。だが、反対の意見は出ない。
皆、何となくその理由を察していた。
「戦力的には『鳥』と戦っても大丈夫でしょう。でも……」
フリーダは振り返って、黒筍を眺めやった。
「そりゃあ、啓示とやらですかい?」
オゴスが聞いた。
フリーダは首を振り、きっぱりと答える。
「今は何も。だから、これは私の分析です。
きっと、あれの近くで戦闘をしないほうがいいです」
誰も異を唱える者はいなかった。
「……私からも、いいかい?」
ホノカが、苦り切った顔つきで言った。
「老婆心ってやつだけど……ギルドでは馬鹿のフリをしときなよ」
オゴスは片眉をわずかに上げる。
ルチルは頭蓋骨の被り物の下で瞳をきらめかせた。
バーネットは皮肉っぽく笑い、ローザリカは難しい顔つきだ。
「えっ、何でさ?」
「報告しちゃ駄目ってことですか?」
「どう、して?」
アルマとエヴァン、エルは困惑している。
「いや、仕事だし報告はしときなよ。
でも、考えたことは黙っときな。
――ああいうのは、楽しいもんじゃないからね」
ホノカは首から下げた仮面に目をやり――。
歪んだ笑みを浮かべつつ、それにそっと触れた。
彼女の手はわずかに震えていた。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:標準8 / 6〜8人
2022年05月08日 22時22分36秒 公開
相談掲示板
諸君お久しぶり! マザキヤ仮面だ。 ちょいとメタいお知らせがあるんで顔を出したぞ。 緊張感が薄れるかも知れんが、まーそこは我慢してくれたまえ! おんなじ【帝国】タグのついた依頼で、エスタル市街や地下下水網が舞台になっているものがいくつかあるが、そこで報告されているクリーパーのことは、今回一切考慮しなくてかまわない。どうも生息域なんかが違ってるらしいんだな。 それから地下下水網だが、当然あんまり広くない。 武器は振り回せるくらいのスペースはあるけど、あんまり横に広がると下水にドボンするかも知れないから気をつけてくれたまえ! (MSより:要するに敵のデータなんかは他シナリオと連携していないので、他シナリオで出てきた敵を警戒しなくてもいいです、ということです。 シナリオ提出が早く、執筆時点で他シナリオの情報がなかったため、そのあたりをOPで書けなかったので補足です。下水網の記述についても大体そんな事情です)
ん? なに? ホノカについての報告書を閲覧したいが、見つからないって? こんなこともあろうかと、取り寄せておいたのだ! まーでも、直接今回の依頼に関係ないから、あまり重要情報はないっ、ぞ! https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/1356 https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/1604 https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/1861 (MSより:NPCのホノカについてはこのあたりのシナリオが詳しいです。 ただし、今回の依頼には直接関係ございません。興味があればどうぞ)
おっと、職員が人をかき集めてきたみたいだね。 これだけいれば、クリーパーは何とかなるか。 幾人か知ってる顔もいるね。 ……まぁ、よろしくたのむよ。
シーフのオゴスと申します。どうぞよろしくお願い致します。 ホノカさんとの面識はありませんが、リリィさんからの依頼で少しだけ縁がありますね。 地図の補助や確認用に双波を用意できます。 エリアサイレインスがあるので地下の壁を壊す際にお役に立てるかと。 エリアサイレンス中は俺自身は戦えないので、壁破壊は他の方にお願いすることになります。 地上ルートになった場合は、射程のある攻撃で鳥形クリーパーに対応します。 ホノカさんが龍脈調査中の魔術対策はエリアサイレンスでも無理そうですね。 周囲で守りを固めるか、少し離れた地点で囮役が魔術を使うか、潜伏して寄ってきた敵を討つか、といった対策が浮かびました。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 地上ルートでは空中にいる鳥が、地下ルートでは多数の鼠が障害になる形でしょうか。 こちらは地上ルートであればシーザーロアで注意を引いて近づいた所を仕留めるとかができそうですし、 地下ルートであれば物理攻撃で壁を破壊するか鼠を相手にするかになるでしょうか。 とりあえずはどちらのルートを選ぶかは早期に決めた方が良さそうですね。
満員だー ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー (でも、ビッグオウムだけは勘弁な!とかいう職員さんいそうー…) うーん、地上(鳥さん)と地下(ネズミー)どっちがいいんだろー… いちおう地上なら対空に弓装備と地下ならなにか範囲攻撃もってくね エリアサイレンスは地上ルートで静かにやり過ごす場合にも便利そうー 効果範囲がちょっぴり狭い?(1m?)から必要そうならボクも準備していくね
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 どっちのルートも一長一短ではあるな。 地上は敵の数は少ないが、上空に逃げられると対処に困るし、 地下は狭い所に多数の敵が殺到するだろうから、単純に範囲火力が必要になる。 個人的には、調査や今後の事を考えて良く判らない壁を放っておきたくはないし、 地下ルート希望ではある。 下水で足場が少ないのも、ウォーターウォークである程度緩和できるだろうし。
キャスターのエヴァンです。よろしく…お願いします。 >地上と地下 どちらが良いのかは正直…悩んでます。ただ、悩む=どちらでも行くだけなので バーネットさんが地下へと表明でしたら、地下でどうでしょう? 地上は"魔術を使わなければ"と言う前提なので、ぼく個人が地下向けと言うのも有ります。 オゴスさんの『少し離れた地点で囮役が魔術を使う』を読んで 地下なら敵を引き寄せる囮が居ても良いな…とも思いました。 その時は、言い出したぼくがやるのと ホノカさんの班はエリアサイレンスでひっそり向って貰えたらと思います。
エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 >地上と地下 個人的には遠距離攻撃も、範囲攻撃も一応できるので、どちらでも、です。 あ、でもバーネットさんと同じく、前は無かった壁が気にはなる、かも、です。
ごめんなさい、書きミスをしました。 ◎地下なら敵を引き寄せる囮が居ても → 地下でも敵を引き寄せる囮が居て良いな 地上を行くなら囮は不要と思ってる訳ではないので…直させて下さいね。
ヒーラーのローザリカ。 ホノカ殿も健勝なようで何よりだ。改めてよろしく頼もう。 今のところ二手に分かれるよりも絞ってどちらかへ、という意見で相違なかったかな? 魔導院に近づけた距離と調査にかけられた時間が情報取得に関わるとなると ひとルートに絞って魔導院到達を目標にするべきだろうとは僕も思う。 >地上と地下 全員で当たるのであれば、壁の破壊も問題なく出来そうだし 折角ならそれも調べられそうな地下を選ぶことに賛成だ。 エリアサイレインスを使って敵に悟られないよう壁を壊すのも、 あえて引き寄せて範囲攻撃で鼠を屠るのもどちらも妙案と思う。
>ルート 二手に分かれる事自体は、道中で敵に見つかる確率を下げるって意味は有ると思うが、 どの道戦闘に発展する状況に陥るんだし、それなら最初から一纏めの方が、 途中見つかったとしても対処しやすいし安牌だと思う。 まぁ、今後の復興に備えて道中の敵を間引きするために、 行きと帰りでルートを変えて、敵を倒しながら帰るってのも一つの選択肢か。
>地上と地下 地下ルートの意見が多いようですね。 ではエリアサイレインスを用意します。アルマさんもありがとうございます。 バーネットさんのウォーターウォークも足場が安定しますね。 >囮役 エヴァンさんは危険な役目への立候補ありがとうございます。 ホノカさんが龍脈調査に魔術を使う際は、護衛を得意とする方がホノカさん側、範囲攻撃を得意とする方がエヴァンさん側という別れ方が戦いやすいでしょうか。 >行き帰りでルート変更 バーネットさんの選択肢は人々から喜ばれそうですね。 ただ依頼目的であるホノカさんの護衛と魔導院の調査との両立が難しいような……。どうしましょうか。 反対というわけではないので、懸念点を解消できる方法があれば撃破に協力します。
情報屋のルチルだ。 クラスはシューター、よろしく。 ……一瞬必要な報告書を置いてくれる謎の仮面が通りすがったような。まあいいか( >ルート 既にあげられているが、両方のルートとも人手があった方がいい。 相談に関わる話だから、早い事どっち行くか決めておくのに賛成。 …だが、備えができるなら後々の復興を見越し行き帰りで両方通っておくのもありといえばありだ。 アタイは遠慮理攻撃も範囲攻撃も用意できるから、どっちのルートでも不得手とかはない。 >地下 支部も開設したばかりで戦力整ってなかったのもあるだろうが、範囲攻撃があるからというレベルで手に負えないくらい湧いてくる危険はあるんだよね。 時間をかけ過ぎるのも調査に影響があるようだしねぇ。 どの道壁を壊す必要はあるし、エリアサイレンスを使って慎重を期すのに一票。 >地上 弓の届く範囲に逃げられるならまだ対処のしようはあるが、そうとも限らないのなら釣り出した所を袋叩きにするか。 殺界や光縛封、アーケインやグラビティ辺りで自由な動きを制限してしまえば一匹一匹は落とせるか。
>ルート まぁ、正直両方は消耗が激しくて厳しいだろうし、例えば調査が終わった後でも スキルが半分残っているとか、まだ余裕が有れば間引きに出る、程度で良いとは思う。 >地下 囮と調査に分かれるとするなら、調査側に向かうのは2人くらいが良いところか? 囮側が総数不明の敵と交戦する事を考えると、なるべくなら囮側に人手を割きたいし。
地下ルートが多そうだねー、壁さえなんとかできれば直通なのはよさそう 余力しだい?で地上側の敵を倒しておくのもいいと思うよー (行けたら行く、は魔法のコトバ…!) 職員さんが下水網に詳しそうだしイイ感じの地点まで来たら 囮と調査に分かれるって感じでだいじょうぶ? 分担はいちおう囮側のほうを希望しておくねー 汎用は先にいったエリアサイレンスと気休めかもだけど調査側の人ように 医療・薬学でネズミ除けっぽいのでも準備しようかなと思ってるよ あとは鳥さん対応かネズミーからの退路確保で光縛封も持ってくようにするね
ここ迄の流れを見て、行き帰りでルート変更を押したいと思いました。 両方を調査するのは賛成ですし貴重な情報が手に入ると思うのですが 主な目的はホノカさんの護衛と調査なので、護衛の人数が減るのは避けたいです。 それと、どちらのルートでも囮をするのは敵に発見される危険が生じた際に ホノカさんの安全を守る為、囮と成って敵を引き離すつもりでした。 初めから自分の方に引き寄せても、敵が無数でしたらアウトなので…と。 この辺りはオゴスさんの提案してくれた『少し離れた地点で囮役が魔術を』から離れてしまってますね…ごめんなさい。 もう少し丁寧にお話すれば良かったです。 ただ、そろそろ詰めないとですし… 囮と調査と初めから分かれて行動となるなら、そのように動きますね。 ぼくとしてはホノカさんの護衛を第一に動ければそれで良いです。
>ルート エヴァン様の言うルート変更という策は良い案だと思います。 行きの到達時点で戦力が消耗していれば帰りは同じルート、 消耗が少なければ違うルートという形も良いかもしれません。 個人的には行きは地下ルートが良いかと思います。 >地下ルート 物理火力に特化しての壁破壊役として行動を考えています。 エリアサイレンス内であれば破壊音を出さずに済むという事ですし、 単発高火力の一撃で壁にダメージを稼ぐ形になるでしょうか。 ただ、破壊音の代わりに攻撃による振動だけは伝わりそうな可能性はありますが……
>ルート まず地下ルートから目的地である帝国魔導院を目指し、スキルなどの余力を見て地上の敵を倒しながら帰路につく、というのが今出ている流れですね。特に異論がなければこの方針で固めていきましょうか。 地下の敵が膨大で倒しきれなかった場合、地上から帰るのは案外ホノカさんの安全という観点からも良い手かもしれません。地下の敵は警戒し気が立っているでしょうから。 逆に俺達の消耗が激しければ、無理せず敵を避けながら帰ります。 >囮班と護衛班 囮の意図について、俺とエヴァンさんで認識が違っていたようですね。教えてくれてありがとうございます。 俺が想像していたのは、龍脈調査のための魔術を行使で敵からの発見率があがる、という部分をホノカさんと同じタイミングで離れた位置の冒険者が魔法を使うことで誤魔化せないか、というものでした。 エヴァンさんが意図していたのは、敵に発見されそうな時に敵の注意を自分に引き付ける、ということで誤解はないでしょうか? もしそうでしたら、囮班が敵を引きつけている間に、護衛班はホノカさんを守りつつ囮班が撤退できるよう準備(敵が膨大な場合)、という役割分担が様々な状況に対応しやすそうです。
>囮 これもまぁ、状況に応じて切り替える形で良いんじゃないかと思う。 敵に見つからずに帝国魔導院までたどり着けたのなら、 調査の前に別の箇所に敵の注目を集めた方が調査しやすいだろうし、 到着までに敵と遭遇して戦闘になれば、そこに他の敵も集まって来るだろうから、 囮が敵を足止めしている間に、ホノカと護衛が帝国魔導院に向かえば、 調査中に襲われるリスクを抑えられると思う。 >個人行動 面子の偏りとかが問題無ければ、俺も囮側だな。 アーケインテンペスト改とグラビティフィールドで敵を足止めしつつ、 メテオライトとタイダルストリームで敵を薙ぎ払う。 あとは、移動の補助でウォーターウォークは用意しておく。 汎用スキルは、調査と探知用に看破と魔法知識を用意するつもりだ。
>ルート 地下ルート、余裕があれば、帰りに地上の敵を倒す、というのでいい、と思い、ます。 >囮と護衛 囮、を希望してみますが、配分はどのくらい、でしょう、か? スキルは、今の所地下なので暗視と、位置感覚にしようかと思って、ます。
さて、私はそろそろ準備で失礼させてもらうよ。いろいろ物いりだしね。 あの騒がしい仮面の御仁も忙しくなるとか言ってたね……。 お前たちも、忘れ物がないよう気をつけとくれよ。
ルート選択の方針は、それで異論ないよ。 囮用に魔法を使うという案も状況次第でいいだろう。 ネズミは物音に反応するようだし、派手に戦闘をしていれば自然とそっちに寄っていくだろうさ。 >個人行動 分担は囮側で表明しておこう。 汎用スキルは看破、超聴覚辺りで考えている。 今の所、配分はこんな感じかね。 フリーダは壁を破壊するとは言ってたがどちらか判別できなかったので間違いがないように省いてある。 見落としや認識違いがあったらごめんよ。 【護衛】 エヴァン ルチル 【囮】 アルマ バーネット エル
>囮作戦 状況に応じて動く形ですね。了解です。 >分担 俺は護衛班へ。敵と遭遇しないように動いてみます。 敵が膨大だった際に囮班が撤退しやすいようなお手伝いもさせていただきますね。 ルチルさんは分担の纏めをありがとうございます。 少し気になったのですが、個人行動と表の方でルチルさんの分担が逆になっているような……? とりあえず表の記載はそのままにしてあります。 【護衛】 エヴァン ルチル オゴス 【囮】 アルマ バーネット エル
あっ、すまないね…疲れ頭で書き込むものじゃないな。 護衛役と言ったつもりだったよ。表はそのままで構わない。
ごめんなさい、護衛をすると話しましたが 囮役は多めの方が安定するとのお話がありましたね。 メテオを多く準備してぼくもネズミ退治に向わせて下さい。 下の発言は混乱させると思うので、一度消しますね。 ――下の発言再記と手直しー― ここまで読ませて頂きました。 消耗が少なければ違うルート、先ず地下へで決まりですね。 オゴスさん、ご理解と丁寧な説明も加えて下さりありがとうございました。 ぼくの思い違いもあって、差を感じていたようです。 バーネットさんのおっしゃるように、状況に応じて切り替える形、にしますね。 スキルはもう少し考えます。 【護衛】 ルチル オゴス 【囮】 アルマ バーネット エル エヴァン
>スキル エヴァンさんが位置感覚を持っていかれるなら、わたしは他のスキル(超視覚か地質学?)でもいいので、言ってください、ね。 わたしのスキルはLv.1 なので…。
余力があれば帰路で地上ルート、囮役も状況に応じた行動をすることなど承知した。 汎用スキルについては僕は魔法知識と暗視を持ち込もう。 >分担 囮役を多めにということだったし僕もそちらへ。 初手はハウリング・オブ・ブルーフレアで皆の支援を。 多数の敵と対峙するわけだし少しでも守りは固めたいし、ついでに目立てれば御の字だ。 後は闘気槌での範囲攻撃と、その手は休めずサイドヒールで回復支援が出来たらと思う。 【護衛】 ルチル オゴス 【囮】 アルマ バーネット エル エヴァン ローザリカ
>分担 それでは私は護衛を担当しようかと思います。 保険にカバリングがあるだけでも多少は有利になるでしょう。 【護衛】 ルチル オゴス フリーダ 【囮】 アルマ バーネット エル エヴァン ローザリカ
カバリングがあればホノカさんを手堅く守れますね。フリーダさん、よろしくお願いいたします。 地下だと暗視か照明がいりますね。俺は暗視を用意します。 声も響きやすいでしょうから、敵に見つかっていない間は小声か仕草で情報をやりとりしましょうか。
エルさん、お気遣いありがとうございます。 見られちゃいました…ね( 今回は、把握している範囲と限定ですが見取り図・地図がありますからLvは余り気にしなくても大丈夫と思ってますし エルさんは既にプレを書かれてる時間だと思いますから、このまま行きましょう。 ぼくは暗視とサーマルアイにして、地上・地下と潜む熱源を確認しようと思います。 スキルは、アイアンウォール・グラビティフィールド・タイダルS・メテオ2枠・後は考え中です
>エヴァンさん こちらこそ、すみません。 スキルは、前の通りにさせてもらい、ます。