【澹世】暗澹たる世界の底で【求和】

崎田航輝

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シナリオID:2060

オープニング

 呼吸が止まる苦しさと共に、脂汗が滴り落ちる。
「……っ!」
 毛布を払って飛び起きたウォーグスは、咽(むせ)ぶような感覚と共に辺りを眺め――そこでようやく今まで目を閉じていたのだと理解した。
 自分は悪夢を見ていたのだ。
「……」
 拳を握って開いて、息を整える。
 ここは山岳に作られた、南西勢力の駐屯地。
 雨に濡れた、あの薄暗いスラムではない。
 それはもう判っている。なのにウォーグスはいつまでも不快な気分が抜けなかった。
「畜生が――」
 染み付いているのは、血と泥の匂い。
 見ていた夢は、スラムで過ごした暗澹たる日々だった。

 今日に限った事じゃない。
 ウォーグスは毎日のように、眠りの中で不愉快な時間に晒されていた。
 理由は判っている。あの日々が脳裏にこびりついて離れないのだ。
 子供だった頃、生き残るために多くを殺した事。殺されたそうになった事。言葉にも出したくない、幾つもの経験。
 擦り込まれた死臭が消えなくて……どれだけ金を持っても、ドネルズを立派にして生活が変わっても、それが拭われる事はなかった。
 ――俺は汚い世界で生まれて、汚い世界で死んでいく。
 結局はそういう人間で。だから、あの場所に……ゴールディに居る限り自分は変われないのだと。
 抜け出したい。
 それが分不相応な野心だとは判っていた。自分はせいぜいが一介のマフィアで、ゴールディの片隅で這いつくばるのが似合っている事も。
 ――ただ、そこに光が差したのだ。

 発端は、ドネルズである男から接触を受けた事。
 ――もっとでかい仕事に興味はないか。
 “商人”を名乗ったその男は、膨大な金と協力者の力を利用して、王国の一角にあるレッドラントという領地の転覆と支配を狙っていた。
 その計画は既に実行段階に入ろうとしていて――力を貸せば、その領地の一部が貰えるというのだ。
 怪しい、と思わないウォーグスではなかった。
 故に金を投じて独自に商人達の事を調べ、彼らがメドゥの指先らしい事を突き止めた。
 世界的なならず者だ。いちマフィアである自分の力を欲しがっていると、純粋に信用出来る訳もない。
 きっと、捨て駒が欲しいだけだ。
 俯瞰で見ればそれが冷静な結論だった。
 それでもその計画は、ウォーグスにとって光だった。
 暗澹とした沼から抜けられる、天上への梯子。
 ならばそれを目指して何が悪い?
 上が見えたら登るのは当たり前。手に入らないものは欲しい。空には手を伸ばしたい。
 なら、飛び込むしかなかった。
 ――俺はあんな汚い場所で終わらねえ。
 そうすれば死臭が消える気がしたのだ。

 そうしてウォーグスはターブにファミリーの中核を移しながら、内乱に使う勢力を集める為に各地を奔走してきた。
 賊集めなど、雑用に過ぎないと判っている。
 それでもウォーグスは方々を駆けずり回った。
 “商人”は信頼出来なかった。だが、盲目的に信用する事に決めたのだから。

 ただ、最近――レッドラントの様子がおかしい事に気づいた。
 ウォーグスは勢力を集めながら、レッドラントも監視させていたが……どうやら内乱がギルドの冒険者達に阻止されたらしいのだ。
 つまり、計画は頓挫したという事だ。
「冒険者なんかに、してやられやがって」
 ウォーグスはほぞをかむ思いだった。
 計画が中止になれば、王国の領地の話など、立ち消えだ。

 ――まだ終わらねぇ。
 それでもウォーグスは冷静にはならなかった。
 内乱が止まったと言っても、メドゥの指先が簡単にくたばる訳はない。
 だったら、全てが終わったわけじゃない。
「……終わってたまるか」
 こちらにはまだ集めた勢力がいる。これから招集する予定の賊も含めれば、かなりの軍勢だ。
 烏合の衆でも、圧倒的な多勢なら容易には沈まない。
「全員で、レッドラントに強襲でも仕掛ければ……」
 現地に残る戦力がどれだけかは知らないが、疲弊はしているはずだ。そこをつけば逆転勝利だってあり得るはずなのだ、と。
 そうすれば、計画は続けられる。
 続けなければならない。
 だからウォーグスは、汗を拭って――出立の準備を始めようと決める。
「止められやしねぇさ」

●決着へ
「……そうか」
 王国南西。
 荒野の中でも、森林や山が見える比較的自然豊かな一帯。
 前回、ファミリーの人間からウォーグスの居場所を話を聞き出し――たどり着いた場所。そこを歩みながらジーモン・グレンダは冒険者達に声を返していた。
 声音が静かなのは、ウォーグスの存在が近いと感じる、からだけではない。
 ジーモンは冒険者達から、ギルドより共有された情報――内乱計画についての話を聞いたのだ。
 メドゥの指先がレッドラントを転覆させ、我が物にしようとしている事。
 そしてその一人が、ゴールディのマフィア――ウォーグスを内乱に使う勢力の招集に当たらせていた事を。
「奴はこんな所で……きなくせえ連中に手を貸してたわけだ」
 ウォーグスの所業を知ったジーモンの声音は憎々しげだ。
 同時に遣りきれぬものを抱いているようでもある。
「各地を回って賊集めかよ。その報酬は……王国の領地だ? はっ、そんなもんが簡単に手に入るもんかよ」
 零す言葉には、力ない笑いも含まれていて。
「ていのいい雑用じゃねぇか。メドゥの指先なんてもんが、そんな約束を守る連中かよ。用が済んだら切られるだけだろうに――」
 ウォーグスがそんな甘言でドネルズを捨てた事を……哀しんでいるようでもあった。

「街づくりを始めた頃は、本当にそこら中がスラムでよ」
 ジーモンはそんな事をぽつぽつと話し出す。
「よそのスラムから流れてくる荒くれとの争いも多かった。寝る暇もなくてな。ろくでもねぇ場所だってウォーグスと笑い合ったもんさ」
 間違っても、そこは清く美しい故郷ではなかった。
 暴力があった。血の匂いがあった。しみったれた悪意がどこにでも渦巻いていた。
「だから、せめて舐められねぇようにはしたかった」
 汚くても、暗澹としていようとも、そこは生まれた場所だから、と。
 そしてジーモンとウォーグスの手腕が成果を生み、ドネルズは街になっていった。
「順調じゃなかったがうまくやってたよ。……そう思ってたのは、俺だけだな」
 それから首を緩く振り、前方の山岳を見やった。
「……気配がありやがる」
 冒険者達も共に木々の間に入り、注意深く進む。
 すると遠方に小屋が見えた。
 その周囲に見えるのは……無数の賊だ。
 上方の奥にも建物や敵影が見える。
 ギルドからの情報とも一致する。ウォーグスが勢力を待機させている、山中の駐屯地だ。
「ウォーグスは……上だろうな。お山の大将って訳だ」
 内乱は既に阻止されたという。だが全てを投げ捨てて計画に参加したウォーグスが、途中で止まりはしないだろう。
 敵はここにいる勢力全員だ。
「無茶だが、やるしかねぇな」
 そしてジーモンは冒険者達を見据える。
「これで、最後だ。力を貸してくれるか。つけなくちゃならねぇケリがある」
 それを出来るのは、あんた達だけだから、と。

解説

●目的  ウォーグス含む敵勢力の打倒。 ●現場  王国南西部に存在する山岳地帯、そこに作られた駐屯地。  高度の低い位置から高い位置に沿って作られている。  登る方向へ移動する場合、移動力を-1して判定。 ・アジトの構成  おおよそ麓に近い「低地」と、頂上に近い「高地」、その間の「中間地」の三ヶ所に分かれる。  「低地」には横並びに4棟の建物がある。  建物は見張りを担当する敵の拠点で、そこを中心に周囲の巡回が行われている。  建物間の距離は数十メートル程度。  「中間地」は、低地との境に木造りの壁が置かれている。壁は屈めば体が隠れる程度の高さ。  その奥に建物が6棟ある。  中央が空く形で東側に3棟、西側に3棟が縦に並び、奥にある建物ほど高度が高い。  建物のない中央に、小さな篝火を焚ける場がある。  中間地は全体から低地を広く見下ろせる。  「高地」には二棟の建物がある。  一棟が敵精鋭の待機所で、もう一棟にはウォーグスがいる。  低地と中間地を広く見下ろせる。 ●敵 ・『見張り』×16  低地の建物に均等に配備。交代制で周囲を巡回している。  一度に外に出るのは8人(1棟につき2人)。  暗視を持っている。  弓にて攻撃する。 ・『剣賊』×24  中間地にいる。  各建物につき4人ずつが待機する。  各建物にいる4人のうち、1人がリーダーとして高い戦闘力を有する。  剣による近接攻撃を行う。 ・『弓賊』×24  中間地にいる。  各建物につき4人ずつが待機する。  各建物にいる4人のうち、1人がリーダーとして高い戦闘力を有する。  弓による射撃を行う。 ・『杖賊』×24  中間地にいる。  各建物につき4人ずつが待機する。  各建物にいる4人のうち、1人がリーダーとして高い戦闘力を有する。  近接の魔法攻撃を行う。 ・『精鋭』×2  勢力の中での精鋭。高地の建物にいる。  ウォーグスを守るように動く。  斧を装備し、ウォーリアとしてのスキルを使用する。 ・『ウォーグス』×1  高地の建物にいる。  敵へは殺意をもって攻め、攻撃する。  弓を装備し、シューターとしてのスキルを使用する。視覚系に有利なスキルも所有。 ●ジーモンについて  シーフ相当の戦力として指示通りに動かす事が可能。

マスターより

連作【澹世】の第四話となります。 【求和】タグのシナリオと関連した内容となっています。 内乱計画にて集められていた勢力の残りを相手取る形となります。 賊はリーダー格を除けば強者ではありません。 ただ数の差では圧倒的なものがありますので、戦況によってはそういった敵相手でも苦しくなるでしょう。 こちらは麓側からのスタートとなりますが、必ずしも低地から攻める必要はありません。 ただ、高地から行こうとすると、途中で見張りなどに見つかる危険や、低地方面の敵を逃す可能性もあるので、適宜攻め方は練っておくと良いでしょう。 尚、行動開始の時間は一日の中で自由に決められます。 ウォーグスは単体でもそれなりの戦闘力を有しています。 こちらを見つけ次第、殲滅させるつもりで動いてくるので、説得等は出来ない前提で動くと良いでしょう。 ウォーグスの始末自体は冒険者達に一任されます。 このシナリオが成功した場合、【澹世】は完結となります。 皆様のプレイングを、心より楽しみにお待ちしております。

リプレイ

●策戦
 深い夜が訪れて暫く。
 静寂と暗がりの中、冒険者達は森へ分け入り始めていた。
「しっかし随分集めたな」
 木々の間から駐屯地を望むと、篝火の回りに賊が集まっているのが見える。その数に、ナハシュは声を零していた。
「王国領地ってのはそんないいもんなのかね」
「今いる場所よりは良いと思い込んでいるだけなのかもね」
 ヨル・スレイマンはちらりと見やって、そう応える。
「光に縋りたくなってしまう、その気持ちは結構わかるんだけどね……」
 呟きながら、それでも足は止めず。
 上りに差し掛かると……そこで一行は三手に分かれる。
 陽動、そして奇襲の為の策だ。低地に留まるだわは高地へ向かう面々に目を向ける。
「……そちらも武運を祈る」
「ああ。ウォーグスの野郎にきっちり落とし前つけさせてやんぜ」
 ハヤト=ガラン=ヴォルファングが返すと、キオルティスとオゴスも頷いて。ジーモンを含む四人で暗中を登り始めていった。
「……」
 低地正面班の仲間と時を待ちながら、だわは山上を一度見やる。
 劣勢に陥って尚、凶行を躊躇わない。
 そんな敵にはもう言葉は無用と判っていた。
「――王国に仇なす者は死あるのみ。行くぞ」

 そして夜空の色が変わり始めた、未明。
 最初に動き出したのはイズレンディル・パラリム。
 低地前線を見張る賊らに対し、行うのは――隠れずに身を晒す事だった。
『誰だ!』
 こちらに気づいた賊へ、走り寄るイズレンディルは……薄汚れた服装に疲労の色。『内乱の残党』を騙る為の様相だ。
「レッドラントからだ! 協力者が居ると聞き合流の為にここまで後退した!」
 イズレンディルはそう口を開き、内乱失敗の事実と残党がいる虚を織り交ぜて説明する。
 賊らは顔を見合わせた。
 末端は詳細を知っている訳ではないのだろう。驚いた様子ながら半信半疑だったが――
「……残ったって言っても、殆どはやられたけどな」
 と、そこで口を開いたのがカイン・ステラ。下っ端を装う形で傍に控え、言葉を添えていた。
 相手の反応を窺いながら、可能な限り近づく事も忘れずに。
「とにかく、少し休ませてくれないか」
「ああ。急ぎ情報共有もせねばならん」
 さっさと中に入れろ、と。イズレンディルも踏み込み、小屋までを視界に収める。
 見張りらは半ば押されるような形で、止めはしない。ただ、「一度上に確認しなければ」と奥へ下がろうとするから――
 そこで三人は素早く視線を交わした。
 今が、好機。
 瞬間、だわは柄だけの武器を取り出すと……エーテルを巡らせて剣身を顕現。振り抜きながら煌めく斬閃を投射した。
 宙で弾けたその輝きは、四人の賊を背から穿ってゆく。
『! 何だ――!』
 近場の見張りが声を上げる中、カインも弓弦を引き絞って……狙いを小屋に向けていた。
 建物と言っても、木材を組んだだけのもの。カインの放った矢は鋭く貫通し、中にいた見張りをも穿って……小屋を傾がせる。
 そこでイズレンディルも光の矢を弾けさせ……負傷した賊も巻き込んで小屋を倒壊させた。
 周囲の見張りが騒ぎに気づいて弓を取る。が、イズレンディルは直前に銃眼光壁を展開し、直後の矢撃を防いでみせた。
 無論、壁は有限。敵もそれを見取ってこちらへ集中してくる、が。
 それこそがこちらの狙いだった。

「じゃ、行くよ」
 戦況を側面から見ていたヨルが小さく言うと、隣のナハシュも「ああ」と頷く。
 二人は、この時を待っていたのだ。
 そのまま暗がりを駆けて賊らを射程に収めると……まずはヨルが模造銀貨で射撃。横合いから賊の一人を打ち倒した。
『……何が起きた!』
『まだ他に敵がいるのか!』
 賊らは側面からの奇襲に慌て、統制を欠いてゆく。
 ナハシュはその間に駆け抜けて――小屋へ火酒を撒いて回っていた。
「問題ないぜ」
「了解。それじゃあ始めるよ」
 声を返したヨルが、まずは一棟へ松明で火を放つ。勢い良く燃えた焔は、そのまま一気に小屋全体を包み込みこんだ。
 熱量と眩さに賊らの戦線が崩れ始めると……同じ頃、木々の間を駆ける小さな影がある。
 カインの意を汲んで動く、大鼬のファ。バックパックを被せて隠してあったロープを運び出していた。
 それには閃光塗弾の塗料が塗られており、ファがカイン達の背後に並べると――
『バカ』
 高所から見える、そんな文字が出来上がった。
「――舐められたくねぇ奴が冷静でいられるかな?」
 そのカインの、思惑通り。火を放たれ虚仮にされ、中間地の賊らも怒号を上げながら敵意を向けてくる。
 これで作戦通り。
 後は眼前の敵を打倒する為、だわも迷いなく――斬撃の矢のように飛ばし、一人、また一人と貫いてゆく。
 程なく光壁も砕け散るが、働きは十二分。この時点で表にいる低地の賊は壊滅状態だった。
 だわはそのまま前進し、残る小屋にも火をつけてゆく。
 残る小屋の賊にはカインが引き続き射撃。崩落した木材の下敷きにした。
 後はその場に残る賊へ、素早く奔り抜けたナハシュが連閃。鋭い夜風の如き剣撃を舞わせ、一息に斬り捨てていた。
「ここはこんなもんか?」
「ああ。後は上からの敵だけだ」
 カインは気配を探り、近づく敵影が中間地からだけだと確認する。
 だけでなく……カインはファを上方への伝令へ走らせてもいた。

 低地での戦闘が始まる中、高地班は坂を駆け上がる。
(上手く運んでいるようだね)
 闇色のマントで暗がりに紛れながら――キオルティスは下方の騒ぎをちらりと見やった。
 中間地の敵は全て、下方に意識を取られている。
 狙い通り、高地だけが分断された形だ。
 ただ――
(やっぱり、護衛は居そうだね)
 登ってゆくと、最奥の建物の前にもう一つの小屋が見えていた。
 キオルティスのその視線に応えるように、オゴスがまずエーテルの波を奔らせる。
 すると最奥に一人、小屋に二人の敵影があるのが判った。
 キオルティスも気配を察知して頷きを返す。ウォーグスと、その配下だろう。
 配下の二人もおそらくは精鋭。
 判断したオゴスは最奥へと視線を送った。こちらは自分がやるという合図だ。
 頷いたキオルティス達がそちらへ向かうと……オゴスは小屋を見据えた。
 小屋の敵は既にこちらの存在に気づいたらしいが――
(叩かれる前に叩けばいいだけですよ)
 オゴスは焦らず、自身の反対側へ念動力で音を立てる。そして敵の注意が逸れたらしいと判ったタイミングで……閃光塗弾を窓から中へ放り投げた。
 瞬間、零れる光と共に呻きと混乱の声が響く。
 その内にオゴスは魔力を流動させ、顕現させた無数の光球を中へ降り注がせていた。
『……!』
 直撃を受けた二人の敵の苦悶が反響する。
 窓からの攻撃だとは気づいたようだが――その頃にはオゴスは窓から離れている。
 こちらの正体を確認出来ぬ二人は、外へ出るしかない。そして扉を開けた先には……攻撃態勢のオゴスが待ち構えていた。

「ちっ、何だ……!」
 その頃、ウォーグスも騒ぎと気配に気づき外へ出ていた。
 が、そこへ立ち塞がるのが――ハヤト、キオルティス、ジーモン。
「……てめぇら」
「悪いけれど、ここまでだよ」
 睨むウォーグスへ言ってみせたキオルティスは……相手の攻勢より先に跳躍。至近に飛び込んで勢いのままに剣撃を叩き込んだ。
 鋭い刺突にウォーグスがよろめくと、その機にハヤトも肉迫。
「うるぁ! ブレイブファング傭兵団のハヤト様が相手だ!」
 連撃を繋げるように蹴撃を打ち込むと……降り立って拳打。さらに回転して忍刀を抜き放ち斬撃を見舞う。
 衝撃に壁へ叩きつけられたウォーグスは、憎しみを浮かべていた。
「……ドネルズからここまで追ってきやがったって訳か」
 故にこそ、こちらを討つべき敵と見定めたように。
「ここで全部絶ち切ってやる」
 体勢を直すと、光の矢を宙で爆裂させる。
 そのダメージこそ、浅くないものの――ハヤトは倒れない。
「やられはしねぇよ!」
 血の雫を僅かに零しながらも、直後には眼前に迫り反撃。真っ直ぐに飛び蹴りを命中させてウォーグスをよろめかす。
「頼むぜ!」
「ああ」
 応えたのはジーモン。「受け取れよ」と、ウォーグスの顔面へ拳を叩き込んでいた。
 鼻っ柱をへし折られたウォーグスは、それでも反撃を狙う、が。
「させないよ」
 キオルティスがそれを許さず接近。
 狙いすました刺突を繰り出すと、ウォーグスが弓にかけようとしていた右手を貫いていた。
 そのまま連撃を止めず、弓弦も断ち切ると……ハヤトの斬撃と息を合わせて三撃目。足元を穿ち、血潮を噴かせて地へ倒れ込ませた。

●決着
「向こうも交戦に入ったぞ」
 カインがファを介して受け取った情報を伝えると、皆は頷きを返す。
「後はあいつらを倒すだけだな」
 そうナハシュが見据える坂の上には……駆け下りてくる無数の賊がいた。
 楽な敵ではないだろう。だがヨルは冷静に、自身と仲間のエーテルを共鳴させる事で能力を引き上げつつ……敵の動きを観察。
 弓賊の一部が低地との境の壁に陣取ったと見ると――
「あれを崩そうか」
「判りました。ではこちらも壁を」
 と、皆の前へ走り出たのはイズレンディル。
 魔力を収束させながら、短杖の周囲に光の粒子を凝集していくと――それを投射。前面に光を固め、頑強な鉄壁を形成していた。
 皆がその陰に隠れる形で、まずは飛来する数本の矢を凌ぐ。
 それから、先頭の剣賊や杖賊が接近してきた所で……だわが握る柄の先に鋭い煌めきを生み出していた。
「まずは奴らだな」
 瞬間、斜め前方に飛び出ると一閃。
 輝く斬撃を飛ばし、それを宙で千々に散らす事で……無数の破片を膚に突き刺して深いダメージを刻んでゆく。
「頼む」
「ええ」
 同時、イズレンディルも無数の光球を虚空へ発現。まるで夜空の星を注がせるように……眩い衝撃でその賊らの意識を奪い取った。
 後続の賊は怯んで上方へ下がろうとする、が。
「逃さないぜ」
 影が駆けるように、高速でそこへ走りこむのがナハシュ。
 賊ははっとして剣で対応しようとする、が、遅い。
 戯れるかのように淀みなく――それでいて残酷なまでに鋭く。ナハシュは滑らすように剣撃を奔らせ、首元を切り、抉り、一瞬で賊を打倒した。
 それによって前方に空間が出来ると、カインが疾駆。
(強いのはあいつらか)
 壁を観察し、敵同士のやり取りから即座にリーダー格を特定すると――短弓を引き絞って矢を放っていた。
 飛翔した矢は、渦巻いた風により加速。苛烈なまでの衝撃でその一人を貫き倒す。
 そうして壁の周囲が混乱した隙に――ヨルが松明へ火を灯して投擲。燃え上がった壁に巻き込まれて、弓賊達が倒れていった。
 その間にもカインは射撃を続け、弓賊のリーダーの数を確実に減らしている。
「まだ建物に籠もってる敵がいそうだな」
「片付けてくるさ」
 と、言ったのはナハシュ。
 近場の一棟へ辿り着くと、先刻と同様火酒を撒いてから火を放ってゆく。
 多くの賊は炎に呑まれ――脱出が叶った者も、待ち伏せていたナハシュに迎撃されて倒されていった。
 残る剣賊や杖賊は、それでも前進して押し切ろうとするが……中衛を保つヨルが壁となって通さない。
「ここが保てば負けはないからね」
 守り切ってみせるとも、と。意志を形にするように――魔力を巡らせた祭刀を奔らせてまずは一人を討ち倒す。
 それで敵の勢いが緩むと、だわも射撃。着実に撃破を重ねてゆき……いつしか、僅かな静寂を実感する。
「敵数も少なくなってきたか」
「ええ」
 イズレンディルも応えつつ、同時に油断なく。矢を放っては建物を倒壊させ、敵の逃げ場所もなくしてゆく。
 それから視線を山上へ近くへやった。
「上の皆さんは、無事でしょうか――」

 陽を透かした海の如き蒼い光が再び降り注ぐ。
 オゴスのその魔法を受けて、精鋭二人は反撃も出来ずに倒れていた。
「後は向こうですね」
 呟いたオゴスはすぐに最奥へと走る。
 そこでは――ハヤトとキオルティス、ジーモンが戦いを優勢に運んでいた。
「まだ敵がいやがるのか」
 そう声を零すウォーグス自身も劣勢を悟っているだろう、顔を歪めている。
 それでも弓を捨てて直接攻撃を目論む、が。
「遅いですよ」
 オゴスは既に魔力を練り上げていた。
 一度だけ、オゴスはジーモンの方を見やる。
 それにジーモンは、静かに肯定の視線を返していた。
 戦いを始める前――「最も信頼する相手に裏切られたら、自分ならどうケリをつけたいか」とオゴスは考えた。
 自分なら……愛憎交じりの想いと共に、自分の手で殺したいと思うだろう、と。
 全く同じ心持ちという訳ではないだろう。だがジーモンもその時「そうだな。最後はきっと、俺の手で」と答えたのだ。
 だからオゴスは魔力の塊を放ち、ウォーグスを追い込んでゆく。
 ウォーグスは足掻くように鏃を振るうが、キオルティスは回避。逆に刃を奔らせて連撃を叩き込んでいた。
「次の攻撃を」
「おう!」
 応えるハヤトも折り重ねるように攻撃を加えてウォーグスの体力を削る。
 そして後はジーモンに託すよう、下がった。
「済まねえな。あんた達のお陰でケリをつける事が出来る」
 言ったジーモンは走り込み――
「街の為にも、情けはかけねえ。これで終わりだ、ウォーグス」
 そのまま刃をウォーグスへ突き刺した。
「……。これで、良かったのかもな……」
 ウォーグスは、言葉と共に崩折れ――絶命した。

 賊の数は残り僅かになっていた。
 そこへ高地班も加わって挟撃を仕掛けると、敵は為す術もなく倒れ――勝敗が決するまでに時間はかからなかった。
「……終わりましたね」
 イズレンディルの言葉に皆が頷き、見回す。
 辺りは静寂。建物もほぼ全てを潰した事で、そこに駐屯地の原形はなかった。
 降りてきたジーモンを目にして、ヨルは静かに問う。
「彼は?」
「埋めたよ。ここからじゃ死体も運べないしな」
 返答に、ヨルはそっと頷きを返した。
 ウォーグスは自らの選択の責任を、最後に果たす事になったのだろう。
「あいつは、過去に耐えられなかったんだろうさ」
 ジーモンが呟くと、カインは山上を見やる。
「……」
 ウォーグスは藻掻いていたのかも知れない。消える事のない過去を、暗澹たる世界の底に沈めようとするように。
「底なし沼みたいで怖かったんじゃないかって、俺はそう思うよ」
 それからジーモンへ目を向けて。
「街は続けるんだろ。なら、少しはマシな空気だって思える街をよろしくな」
 過去に囚われてしまう存在を、もう生み出さないように、と。
「……ああ」
 ジーモンは頷いた。何よりその事を肝に銘じたように。
 いつしか陽が出ていた。それにジーモンが眩し過ぎるように眉を寄せるのを、キオルティスは見ていたけれど。
「一度、撤収しようか」
 言葉に皆は頷く。
 先が見えずとも、歩むべき方向はある。
 だから皆は山を下り……朝日に輝く荒野へと出ていった。

マスターコメント

お疲れ様でした。 ウォーグスを打倒し、ジーモンにとってのつけるべき決着をつける事が出来ました。 また、不穏分子とも言える勢力を制圧した事で、内乱再発などの危険性も摘む事が出来ました。レッドラント周辺に関するこちら側の優勢を決定づける出来事となったでしょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ非常に難しい 報酬:多い8 / 4〜8人

2022年04月21日 15時08分28秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ナハシュ

    シーフのナハシュだ。やっとウォーグスだな!今回はよろしく。 とりあえず話の前に、ちょっと情報がとっ散らかってて俺が見にくかったから、低地、中間地、高地でいったんまとめさせてもらうぜ。 【麓に近い低地】(見張り×16人) 見張り塔が4つ。各棟の感覚は数十m。 1つの塔につき二人、計8人が常に外にでて巡回。(おそらく1つの塔に4人ずつ) 見張り:全員弓・暗視持ち 【中間地】(剣×24、杖×24、弓×24) 全体的に低地を広く見渡せる。 低地との境に木造りの壁を配置。壁は屈めば体が隠れる程度の高さ。 建物:東に3,西に3ずつ縦に配列。1<2<3番目の順に高い。 中央にかがり火を焚ける場所在り。 敵:各棟に12人待機(剣×4、杖×4、弓4)それぞれ1人ずつリーダーがいる。   剣:剣による近接攻撃   弓:弓による射撃   杖:近接魔法攻撃(?)たぶん5~6sqとかか? 【頂上に近い高地】(精鋭×2、ウォーグス) 中間地、低地を広く見渡せる。 建物:2棟    1棟が精鋭の待機所、もう片方にウォーグス 精鋭:精鋭。強い。    斧でウォリアーのような動き。ウォーグスを護るように行動。 ウォーグス:弓を装備。シュータースキル、四角形に有利なスキル所持。       敵は殺す。

  2. ナハシュ

    ある程度内部の情報は調べねえといけないのかもしれないが、とりあえずはこんな感じのはずだよな。違ったら言ってくれ。 確定で暗視持ちが手前の弓系、他はウォーグスが持ってる確率高いのを除けば中間地はいない可能性はありそうだな。中央にかがり火があるあたり、夜はそれに視覚を頼っている気はしなくもねえ。 人が揃ってねえし何とも言えねえが、慎重に下調べができるなら夜に攻めるのもありかもしれないか・・?

  3. オゴス

    シーフのオゴスと申します。どうぞよろしくお願い致します。 >時間帯 ええ。俺達冒険者側が暗視を用意できるなら、夜に攻め込んで見張りやかがり火を落とすのが敵を混乱させられそうですね。 >低地と高地 こちらも最終的に集まった人数次第ではありますが、麓スタートでそのまま低地から攻める班と、高地からウォーグスを狙う班に分かれるのはどうでしょう? >ジーモン ウォーグスとの対決の場にジーモンさんがいれば「つけなくちゃならねぇケリがある」という想いに応えられそうです。 ジーモンさんはシーフ相当の戦力とあるので高地へも行きやすいと思います。

  4. ヨル・スレイマン

    ヒーラーのヨル・スレイマンだ。宜しく頼む。 ナハシュはまとめありがとう。助かるよ。 上から下への攻撃は迎撃で有利だ。俺達のやることは、できるだけ消耗を抑えて高地まで行きウォーグス周りを叩くこと。もしくは⋯⋯高地から行ってもいいんだね。まずは攻め方を決めるところからだろうか。 >攻め方 「高地から行く」が低地中間地の拠点を迂回する形になると考えると、中間地から行き、低地を攻略して、それから高地を目指すのもありかもしれない⋯⋯? 高所を取った方が戦いやすいだろうし、中間地→高地への連絡をなるべくさせないでいければスムーズかもだ。 オゴス君の分担案も良いね。 分担で行く場合、低地班が派手に暴れれば、中間地の注意を下に向けさせられてなおいいかもしれない。 分担させる分、人数と両班とも長く戦えるように準備する必要はありそうかな。 >時間 全員が暗視なり用意(もしくは暗視を持つものがそれ以外をフォロー)できるなら、夜に行くのはとてもいいと思う。

  5. カイン・ステラ

    カイン・ステラ、シューターだ。 よろしくな。 ナハシュはまとめありがとう。 >時間帯 俺も暗視あるから夜の行動は問題ない。 >戦力分担 数は多いけどリーダー格のみ強いし、戦力分担に異論はないぜ。 あ、最終的な戦力次第になるが、どこの場でも弓系は俺が狙うよ。 どこから攻めるかだけど、 低地から行く場合は中間地の敵を低地に意識を向けさせる、言わば陽動の意味も含めて派手に動いた方がいいかなって思った。 中間地を足掛かりにってのもありだと思う。 一番戦力が集中してるし、ここを無戦闘で通り抜けて高所に行くのは結構厳しいかなって思うし。 >俺自身の行動 まず弓狙い以外にも偵察要員として動物が出せる。 隠密重視の栗鼠か、機動力重視の大鼬かはちょっと考えて決める。

  6. だわ

    ウォーリアだ、だわと呼んでもらえれば。 この辺りの依頼(連作)には初参加だがよろしく頼む。 まとめ助かる。 > 時間帯 暗視はこちらも用意可能だ。暗い環境なら閃光塗弾も刺さるか。 > 低地高地 分担するなら低所で陽動する案、俺も良いと思う。 高所から低所へ向かって物を落としたり水を流して滑りやすくしたりしてやれば少し足止めできそうだな。 山岳地帯ということで足場が良くない恐れもあるからバランス感覚やアクロバティックアーツがあれば動きやすいかもしれない。 > 建物 OP内で、恐らく低地の建物を指して「小屋」と表現されているな。材質次第だが、放火で賊共の注意を逸らせる可能性もあるかと。 > 近接魔法攻撃 冒険者用の『近接武器』なら射程0になりそうなものだがどうだろうか……。何れにせよ、あまり近くで相手はしたくないな。

  7. キオルティス

    シーフのキオルティスだよ。キオでもルティスてもお気軽に。 この【求和】関連は【暗輸】のみの参加だったけれど、 どうしてもその先が見たくなってね、飛び込ませて貰った。 どうぞ宜しくね。 >時間 夜はセオリー通りとして。まだ暗い内からの明け方でも良いのかな…とか。 夜間は夜襲を警戒していて、結構向こうも警備固めてると思うんだよね。 心持ち的にも眠気のコントロールや張り詰めた空気、何処から敵が出て来るか 分からない暗闇の中…こう言った物でガチガチの頭と異常な集中力に なっていてもおかしくない、かな…とか。 そうなると、夜間の緊張が少しほぐれつつある、太陽が薄っすらと顔を出すか 出さないかの瀬戸際である明け方も有りなのかな、って思ったよ。 >攻め方 うーん、ヨルさんの案もオゴスさんの案もどっちも良いね。 要は『高地をどう攻めるか』って辺りが決め手、かな? 高地に特に抜け道=退避用の避難路みたいなのが無ければ オゴスさんの案が良いかな…と。 逆に逃走の心配が無いなら、ヨルさんの案の方が良いかも。 ま、避難路が有っても、滅茶苦茶に潰しておくならそれでも 良いかな…とも思わなくはないけれど…ね。 >スキル あ、夜行動になっても暗視は持ってるので、その辺りは大丈夫だよ!

  8. キオルティス

    連投ごめん。 攻め方の件で、言葉に間違いが有ったので訂正。 × 高地に特に抜け道=退避用の避難路みたいなのが無ければ オゴスさんの案が良いかな…と。 逆に逃走の心配が無いなら、ヨルさんの案の方が良いかも。 ↓↓↓ 〇 高地に特に抜け道=退避用の避難路みたいなのが有れば オゴスさんの案が良いかな…と。 逆に逃走の心配が無いなら、ヨルさんの案の方が良いかも。

  9. イズレンディル・パラリム

    エルフのキャスター、イズレンディル・パラリムです。 連動の行く末が気になっておりましたので、飛び込みで参加させて頂きました。 宜しくお願い致します。 ナハシュさんは情報のとりまとめありがとうございます。とても助かりました。 >低地と高地 私も低地での陽動と、迂回して高地から攻める2班での分担に賛成です。 高地班は狙うならウォーグスから、でしょうか。統率を取られると面倒そうですから、指揮系統のトップであるウォーグスを先に潰しておきたい気持ちがあります。 >低地からの陽動 低地は陽動が目的ですので、なるべく中間地の敵も引き寄せたい、というのはカインさんと同意見です。 敵の基本戦術は、配置と構成から考えると…低地の弓隊が此方を削った後に、中間地の部隊が合流して数で押す、という動きでしょうか。 低地の見張り弓兵16人に対しては、なるべく被弾せずに倒したい所ですが、「移動力ー1」が厄介ですね。接近に手間取っている間に削られそうです。 1案としては、銃眼鉄壁を設置して射撃戦で倒す手はあります。おそらくほぼほぼ被弾無しで倒せるかと。 開戦前に可能な限り接近もしておきたいですね。隠密での接近は…良い案が思いつかないのですが、逆に堂々と接近してしまうのもありかもしれません。 例えば、レッドラントから逃げ延びて来た内乱要員を装って堂々と接近するのも良いかと。騙し切れる、とは思いませんが、見張りが判断に悩む時間で交戦距離まで詰めてそのまま強襲、ぐらいは可能そうです。

  10. ナハシュ

    気づいたら満員御礼か!こんだけいれば色々できそうで結構だな。 >攻め方 中間地からの中抜きもいいが、低地連中の目がいい分、同じく高地と低地での2班が無難そうと思うな。その場合は中間地点の連中も可能な限り引きずり出すのも同意見だ。 銃眼鉄壁はなじみがなかったんだが、クッソつええな! 確かにこの壁は低地の射手じゃてこずりそうだし、嫌でも中間の奴らを回さなきゃならねえ感じになる。有用だと思うぜ。ただ射手たちを射程に収めるか、こっちも弓を持つ必要はあるのか。 騙し打ちをやるのもいいと思うが、念のため即攻撃が開始されたときのための備えはあったほうがいい気がする。防御を固めておくか、だわの言う閃光弾なんかは移動マイナス1とはいえ一瞬距離を詰めるという点では有用じゃねえかな。 低地の小屋は材質によっては燃やすのもありだはと思う。素材が明記されてねえから解らねえんだが。逆に中間地と低地の境にある柵なんかは木製と書かれている分、中間地点の剣・杖持ちが近づいてきたときに燃やしてやったら少しは混乱しねえかね。

  11. ナハシュ

    書き忘れていた( 高所のウォーグス狙いと低所の陽動に分かれるとして、高所が動くとしたらそれこそ中間地点の連中が動き出した後という認識でいいんだよな。ヴォーグス側に来られちまっても面倒だしよ。 そのへんのタイミングについて、連絡を高地と低地で出来ればだいぶ楽だと思うんだが、双方で一組ずつテレパスを持つ、もしくはカインのペットを通じてみたいな感じになるか?

  12. ヨル・スレイマン

    人が増えていた。心強いね。宜しく頼むよ。 分担案で良さそうな感じだね! 良いと思う。 >高地 ウォーグス狙いでいいと思う。此方の人数が少ない分、できるだけ早く頭は落としておくのが理想だね。 高地側にいく班が動くのは、此方の陽動で中間地の敵が動いた後がいいと俺も思うよ。 中間地の敵が気付いて高地に行ってしまうのが一番まずいと思う。中間地から高地は見えないけど、高地の人間が中間地へ伝令する可能性はある。 高地からは中間地と低地が見えるから、連絡なしでもタイミングの確認は高地でできそうかな。 >低地 銃眼鉄壁は銃眼の開いた障害物を設置するという認識で良いのだろうか。 とてもいいと思う。ただ、俺個人は弓を持つのは結構大変なので射程を稼ぐのが難しいかもしれない。 射撃戦をメインにしつつどちらも織り交ぜて考えるのがいいかもしれないね。 あとは敵陣が横に広いので、側面からいくとある程度一気に相手しなくてもよくなるかも⋯⋯? >連絡 高地→低地の連絡が本当に厳しそうだな。 テレパスは100m(20へクス)が範囲だから、流石に届かなさそうと思う。 ペットか、移動力の制限はないから誰かが走るのも手かもしれないけど。何にしても時間は多少かかりそう。 逆に低地や中間地→高地は、いろいろやりようはあるかな。緊急時魔法を空に空撃ちするとか。 制圧した敵陣に火を付けて行ったら、それだけである程度の制圧状況も確認できるかもしれない。陽動としても目立つ。 >時間 キオルティス君のいう遅めの時間を狙うのは面白そうと思うよ。 時間がかかりそうなことを考えると、それでも深夜スタートにはなるのかな。

  13. ヨル・スレイマン

    連投ごめん。 >人数割合 どっちも人がいた方がいいのは分かった上で、4:4かそれ前後くらいが安心かな。 どっちかの班が全滅したら今回はほぼ失敗だもんな。

  14. オゴス

    >低地見張りへの接近 中途半端にこそこそするよりも当然の顔で近づいてった方が、下っ端なんかは判断に戸惑うことがありますね。 隠密路線でいくなら、見張りが別のものに気を取られてる隙にでしょうか。 >銃眼鉄壁 10R経過か耐久値が尽きるまでは一方的に遠距離攻撃可能になるのは嬉しいですね! シューターのカインさんでしたら最大限に活用できそうですね。他に弓をお持ちの方はおりますか? >タイミングの連絡 音の合図などが浮かびましたがこれは微妙ですね。 こういった目立つものですと、明らかにこちらの意図がウォーグス側にもバレてしまいそうですから。 潜伏している高地からの合図は、いっそ出さないという選択肢はどうでしょう? タイミングがわかればその方が助かりますが、陽動班は中間地の敵の引き寄せも狙って備えているので対応できるかと。 >放火 普段の依頼では町に被害を出さないよう戦うことが多いんですよね。クズの根城を壊すってのは魅力的な提案です。 ただエーテル由来ではない火は制御が難しく、炎は俺達にも害がありますから、その点が少し気がかりではあります。

  15. イズレンディル・パラリム

    >低地の戦闘 すみません、名称を間違えておりました。銃眼光壁でしたね。 側面から攻める案も合わせて具体的な流れを記載してみました。  ※正面班と側面班で分担  ①明け方に作戦開始。側面班は低地横手の岩陰等に身を隠す  ②正面班(弓射撃戦担当)が味方を装い正面から接近。敵見張りと低地建物を弓の射程に収める  ③交戦開始。銃眼光壁を設置し射撃戦で敵見張りを撃破  ④側面班が側面から低地を襲撃   ※このあたりで高地担当が移動開始でしょうか?  ⑤低地を確保し中間地の敵戦力と交戦、中間地の敵を引き付ける 仰る通り敵から先に仕掛けられる事も考えると、撃ち合うなら同射程の弓が望ましいですね。 私も弓装備で炸光矢を撃ち込んでいきたいと思います。カインさんもご一緒頂けるなら正面の弓戦力は2人ですね。 >高地と低地の連絡 私も高地からの合図は不要で良いかと、ペットを介しての情報共有があれば十分かとは思います。 低地側は基本的に陽動を続ける事になりますから、情報が無くとも大きな支障はないかと。 >人数分担 私も4:4かその前後で良いと思います。高地の敵は数は少ないですが精鋭ですから、どちらも一定の戦力が必要になりそうですよね。 >放火 特に異論はなく、陽動効果も高そうですし賛成です。仰る通り火の回りに巻き込まれないようにだけ注意するように、でしょうか。 幸い、山岳地帯なので山火事などの心配は無さそうですね。

  16. だわ

    まとめ助かる。 早いもので、明日の夕刻出発だな。 > 銃眼光壁 高低差のある戦場だから、銃眼光壁は垂直より仰角に設置してもらうと効果が高いかもしれないな。 > 弓 こちらも弓を持ち込み、低地正面からの陽動に回ろう。 回復の手が不足しそうだから念の為ヒールも用意していく。 > 放火 扱いには留意しつつ、持ち運びに手が塞がりにくい火打箱で隙を見て火をつけてみようと思う。必要なら燃料代わりに蒸留酒も。 あとは荷物等に余裕があれば水袋かな……。 === ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) ■低地側面 ■高地

  17. オゴス

    イズレンディルさん、各意見の具体案への昇華ありがとうございます。 これで相談も活発に進んでいきそうですね。 隙を見ての着火ですね。だわさん、よろしくお願い致します。 俺は高地へ向かいます。回復や魔法攻撃を用意していこうと思います。 低地側面班が動いたところで高地へ移動。高地の二つの建物の構造と敵の数を双波で調べます。 敵も低地の危険に気づくでしょうし、すでに精鋭とウォーグスが合流している可能性もありそうですね。 ウォーグスのいる方に視線を向けます。合流済なら頷きます。 俺の居場所は感波で逆探知される可能性があります。潜伏がバレたくない方は俺から離れていると安心でしょう。 戦闘では敵と距離をとりながらウォーリアに優先的に対応します。 ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) ■低地側面 ■高地 オゴス(回復、双波)

  18. カイン・ステラ

    イズレンディルは詳細な提案ありがとう。 >銃眼光壁 弓だし、勿論一緒に。俺の方から頼みたいくらいだ。 >ペット 今回は機動力重視でファを連れて行った方が良さそうだな。 伝令頑張ってもらうわ。 >陽動 俺の手持ちだと放火以外だと、閃光塗弾位しかないなー 後でもう一回来るけど、ひとまず… ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) カイン(弓)※ペット大鼬 ■低地側面 ■高地 オゴス(回復、双波)

  19. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! すっかりギリギリになっちまってすまねぇ!! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 作戦はりょーかいしたぜ! 俺は高地特攻班に加わるぜ! さっさと高知を押さえて挟み撃ちに戻ってくるつもりだ!! ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) カイン(弓)※ペット大鼬 ■低地側面 ■高地 オゴス(回復、双波) ハヤト(アタッカー)

  20. ヨル・スレイマン

    調べても出ないと思ったら銃眼光壁O召喚じゃん!!!!!( いやー初めて知ったね。便利なものがあるもんだ⋯⋯。 イズ君はまとめありがとう。助かるよ。 んー。そしたらとりあえず、高地を希望しておく。ギリギリでなければ変更はできるから言ってほしい。 戦闘開始時にブルーフレア。精鋭が駆けつけてきたりで敵人数過多になる場合、光縛封で分断。 あとは回復系を持っていく予定。 ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) カイン(弓)※ペット大鼬 ■低地側面 ■高地 オゴス(回復、双波) ハヤト(アタッカー) ヨル(回復、支援)

  21. ナハシュ

    鉄壁じゃねえのか!!滅多に見ねえもんだから気づかなかった。 それはそれとして詳細なまとめありがとさんだ。特に異論もねえ! そういうことなら低地側面で動くかな。 正面が派手にやってる序盤で軽く火酒で放火の仕込み、他は低地や中間地の戦闘に合流みたいな風で考えている。火酒セットくらいは持ち込むつもりだ。 他、万が一中間地点のうち何人か高地へ向かおうとした場合は、そっちの対応に行ければとは思ってるぜ。 ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) カイン(弓)※ペット大鼬 ■低地側面 ナハシュ ■高地 オゴス(回復、双波) ハヤト(アタッカー) ヨル(回復、支援)

  22. キオルティス

    遅れに遅れて申し訳ない。 とりあえず希望としては高地。でも低地側面も不足している感じ、かな? どちらに入れて貰っても大丈夫だけれど、どちらがより、場の状況に見合うだろうか。 誰か意見なんかが有れば挙げてくれれば幸い。

  23. イズレンディル・パラリム

    鉄壁の上位スキル、ぐらいに捉えてしまっていましたので私もつい!光壁なんですね。 皆さん、流れの確認ありがとうございます。一応、全体の流れは私のプレに記載はしておきたいと思います。 だわさんは分担表と名前の記載もありがとうございました。わかりやすくて助かります。 こういう戦場でのペットは頼もしいですね。カインさん、宜しくお願い致します。 >銃眼光壁 仰る通り角度を付けて設置した方が良いですね!そのようにプレに記載致します。 >分担 >キオルティスさん、ヨルさん ヨルさんの担当を変更可能、というお言葉に甘えてのご提案になるのですが、 ヨルさんに低地側面に入って頂き、キオルティスさんには高地を担当頂くのはいかがでしょう? 陽動が目的の低地にヒーラーが居て頂けるのは助かるのと、隠密で接近する高地をシーフで固められるのはメリットがありそうかと思いまして。 >個人 クレネルウォール(銃眼光壁)に加えてアイアンウォール(鉄壁)も持参します。 鉄壁は中間地に居る弓賊への対処用にするつもりです。 後は炸光矢×2とメテオライト、重点硬化orヒール、にしようかと。 基本的には正面から射撃戦を中心に。放火や高地へ向かう敵への対処等はお任せする事になりそうです。頼りにさせて頂きます。 汎用は【話術】と【洞察】…最初に接近する時の見張り兵との会話用ですね。

  24. ナハシュ

    >提案について あーっと、それで行くなら俺もキオルティスと入れ替わりで高地に移動した方がいいか? 確か4:4でわかれるって話だったよな。 もしくはジーモンはもともと高地って話だったから、こいつを4人目の戦力として考えるなら移動しなくてもいいのか。まあ必要なら言ってくれ。

  25. ヨル・スレイマン

    >分担 オーケイオーケイ。そしたらとりあえず、俺は低地の方に行こう。 弓は持っていけないから側面。スキル構成は回復メイン。故に、合流後は単独行動はあまりしない動きになると思う。 ブルーフレアは持っていこうかな。中間地の敵が降りてきたあたり、もしくは中間地を攻めるタイミングで使いたい気がする。

  26. キオルティス

    >分担 イズレンディルさんは具体案の提示、ヨルさんは提案の快諾有難う。 それじゃ、お言葉に甘えて俺は高地に行かせて貰うね。 >個人行動 基本的には頭から狙うのが指揮系統を断ち、他の精鋭を混乱させ易く 制圧するにもベストだと思うんで、ウォーグス1点狙いで隠密かつ 最初からホライゾナルジャンプ、かな。 もしハヤトさんもウォーグス狙いなら巧く連携出来ると嬉しい。 僅差多段攻撃とか、ね。

  27. イズレンディル・パラリム

    >分担 4:4前後ぐらいという事でしたし、前後衛や攻防回復のバランスも良さそうですので、ナハシュさんは低地のままで大丈夫だと思いますが、もしも懸念などあればご指摘下さい! 低地が厚くなる分、中間地の敵は全て引き付けたいですね。 ジーモンさんの配置は失念しておりました…!高地担当と記載も入れておきますね。 ■低地正面 イズレンディル(弓) だわ(弓) カイン(弓)※ペット大鼬 ■低地側面 ナハシュ ヨル(回復、支援) ■高地 オゴス(回復、双波) ハヤト(アタッカー) キオルティス(アタッカー) ジーモン

  28. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    >キオルティス OKだ! ウォーグス優先で2人で六連撃になる様に時間差攻撃に回るか。 ある程度ボコッたら俺はジーモンにバトンタッチして護衛の斧持ちをシバき倒すぜ!!

  29. キオルティス

    >ハヤトさん ギリギリの提案になるのに、受け入れてくれて有難う。 華麗な六連撃、決めてやろう! ジーモンさんへのバトンタッチも了解だよ。

  30. カイン・ステラ

    分担通りに提出してるよ。 上手くいくことを願ってる。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0