【学転】おちん〇んランド開園
韮瀬隈則
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シナリオID:1963
オープニング
「おちんぎんランドはっじまっるよー!」
わぁい! とは続かなかった。
「は?」
「は?」
疑問符の内訳は、パンクリアース学園の事務女史、冒険者ギルドの受付嬢。
そしてここは、畏れ多くもフォルトゥナ・アルヴァ・クラティアス新学園長の応接室である。
もてなす主こそ不在であるものの、言付けを預かるほどの賓客ではある……はずなのだが、しかし――。
「若。絶望的に説明不足でございます」
対するのは『ザ・家令』な初老の男。
「えー。だって爺や。そこに企画書提出したじゃないか」
見た目20代後半とは思えない、底抜けに明るい貴族の男である。
……企画書?
事務女史と受付嬢は、机上の紙切れ一枚をまじまじと見つめて思う。
(確かに、優秀な企画書とは大判のレポート用紙1枚で伝えるものだ。と聞くわ)
(そして用紙1枚に纏められているわね、殴り書きで)
企画書を見て、互いを見て、フォルトゥナ新学園長が言付けを託した様子を思い出すふたり。
「相変わらずですね。イディオス……いえ、アルバトロス伯爵」
そうつぶやいていた学園長から渡された封筒を開く。
『おはなし承ります。後ろ盾は公爵ですから、ちゃんとしているお話でしょう』
顔を再び見合わせるふたりが、ひょっとして新学園長ってばこの珍奇な名称を口にしたくなかったからご不在になされたのかしら? と思い当たったのは、嬉しそうにおちんぎんランドを連呼する若様……もといアルバトロス伯爵の相手をせざるを得なくなってからである。
●
「端的に申しまして、庶民の労働を体験学習する遊園地でございます」
伯爵家家令が、企画書を要約する。わかりやすい。
つまりはこうだ。
学園屋外施設にほど近い伯爵所有の庭園。そこを改修するついでに小さな村を模した街並みを作り、私設模擬戦闘場とシャレ込む予定が、寄り親である公爵から「待った」がかかったのである。
「庭園を潰すからには母校の役に立てろって、伯父様が仰ってね。学園に演習場はもう有るけど、庶民の体験はほら、家庭方針でもなければ出来ないだろ?」
にっこり。外見だけはさわやかなイケメンが嬉しそうに企画書を指す。
騙されてはいけない。
女史は思い出したのだ。十年ほど前に卒業した『頭のいいバカ』がこの伯爵だと。
一応、眉目秀麗賢才武略。そして底抜けのトンチキ。何故だか微妙に役立つ仕事はする。
「一般庶民が学園に入学するとさ、ほら、黙ってない子達が出てくるだろう? アレは知らないから、ってのもあるんだよ」
――庶民の暮らしをさ。
しみじみ語るが、彼が学生時代に庶民の暮らしを満喫しすぎて落第しかけた記録を事務女史は知っているのだ。バカめ。
「寄り子の子息子女に限らず、国民の暮らしに無頓着無関心。虐げてもよいものとまで思いあがる貴族が席巻しては困る。と閣下は憂慮されておりまして。しかし迂闊に街に連れて行くとて安全面の心配がございますゆえ」
家令が補足する。
「街に出せない年少者の課外学習に、お店屋さんごっこを通じて生産、加工、流通、販売、その他もろもろを体験し、対価を得る難しさと喜びを知り、庶民への理解を深めるのに是非、当園をご利用いただきたい。そういう主旨でございます」
一礼。
(家令さんも言葉巧みに言わなかったよね、遊園地の名称……)
「やっぱりね! 働いておちんぎんの大切さ、おちんぎんの素晴らしさを『わからせ』ないとね! 体験したらおちんぎん大好きになるようにしないとね。あの子達を頼むよ! キミ達!」
そしてバカ様、五月蠅い!
●
(あの子たち?)
(キミたち?)
そういえばそうだった!
平民に対してやらかしそうな悪ガキ3名用の体験学習カリキュラムと個人資料が、机の片隅にひっそり積まれている。
用意した女史すら忘れていた。
面倒ごとなら冒険者だろ? と動員をかけられた冒険者たちが、部屋の片隅で所在無げに佇んでいる。
手配した受付嬢も忘れていた。
アルマ嬢。11歳にして着道楽と使用人への態度を問題視される伯爵令嬢。
ブラッド君。12歳にして領地の村一つを夜逃げに追い込んだ無策な男爵令息。
チャーリー君。10歳にしてグルメを極めんとわがまま言い放題の子爵令息。
もちろん3名とも、貴族の特権意識で平民を虐げる気マンマンだ。
「この少年少女たちにプレオープンの遊園地で庶民体験をしていただき、理解を深めていただく。そういう感じで開発テストを実施したく、一緒に体験学習への参加をご依頼致した所存」
家令がしれっと無茶を冒険者にふり。
「あ。ボクも体験学習には参加するから! 冒険者のみんなよっろしくねー!」
バカ様が難題に輪をかけた。
解説
マスターより
リプレイ
「なんと! これは……邪理銭屋!」
「……!! 知っているのかバンビ!?」
『邪理銭屋』
古代東方において公家武家子息は庶民用の貨幣を用いて兵站を学んだという。その訓練は路地裏での露店商売を模して行われ(中略)路地捨苦守という概念をもたらしたことは知られていない。――『亞瑠墓゜書房刊 シャルガネの知育遊戯』より
「さすがアホウドリ伯爵、発想が違いますわ」
まさか寄り親の公爵までが奇書に発想を得たとも思えないから、無駄にオリジナリティを出そうとドふざけた名称にしたのは伯爵の所業に違いあるまい。
と、さっさと依頼人を見限って、さて問題は……とバンビは隣に立つアリッグ・レイダーと、彼が首根っこを捕まえている少年少女3名を見て思案する。
「引率中のお世話は、僕、アリッグ・レイダーにお任せください」
うやうやしく一礼をする童顔の青年だが、侮ってはいけない。
腰には鞭が隠し持たれ、胸ポケットから覗くケースには飴玉がみっしり詰まっているのだ。
(世の中をナメ腐ったガキを調教すンには、家庭教師仕込みの飴と鞭が効果的だって身をもって知ってンだよ、俺ぁ……)
ぽそり。童顔を侮ったガキどもに目の笑っていない微笑みで応え、アリッグが囁き声で呟いたのを聞いちゃったのだ。バンビは。
「ならば安心でございますわね。ではこれより志望確認! いたします」
面倒ごとはアリッグに任せればいいか☆彡 と、バンビはさくっとガキ3名をおちんぎんの支配するおちんぎんランドにブチ込むことにした。
(なにか忘れてる気がしますが……まぁいいか)
●(衣料品店)
「なんですの! なぜ伯爵令嬢たるわたくしが、このようなたかがお針子の仕事などを!?」
着道楽のアルマ嬢が雄叫びをあげている。淑女は吠えませんわよ、お嬢様。
「衣料品店ではオーダーの仕組みを学べますから、素敵な寝間着をお作りなさいませ」
そう! 畏まって! バンビとかアリッグとか言う引率が送ってくるから!
だから服飾なら寝るときもドレスを纏うオシャレ令嬢と評判のわたくし、アルマが参りましたのに!
「寝間着をお作りになられるのでしょう? でしたら作業中は、それに適した服装をされますと効率も安全性もあがるのです。アルマ様も、ダンスレッスンの際には練習着で臨まれますでしょう?」
ダンスレッスンの男性パートを努める執事のように。
ジュスト・ヴェルジーは見事なボウアンドスクレイプののち、衣装箱からクラシックメイド服を取り出してアルマ嬢に差し出す。つい先程、引率に置いて行かれたときに地団駄を踏んだ足癖のわるさを、「ステップが乱れております」と家庭教師仕込みの鞭捌きでアリッグにピシャリとやられたばっかりなのだ。アルマ嬢ったら。
「なにそれメイド服なんて使用人が着るものじゃない! わたくしを誰とお思い? 伯爵令嬢よ! 伯爵令嬢!」
そこのメイド服着て生まれたような女とは違うのよ! とばかりに指さす先に従姉のローザリカ・L・ディオールがいるのを、同じく執事服のジュストは苦笑しながら肩をすくめる。
(ロゼに用意して貰ったディオール家のお仕着せだから、王族の接待にも使える正式な使用人服なんだけどね)
「お初に御目にかかります、アルマ様。ディオール伯爵家、ローザリカでございます。こちらは従弟、ヴェルジー伯爵家ジュスト。ペチコートのレースは細やかに、フリルはたおやかな優美さを強調。いずれ宮中に出仕されましょうアルマ様の魅力を引き出すために、侍女の夜服をお持ちしたんだ……いたしました」
さて、そのローザリカは、アルマ嬢に理想的なカーテシー。
(こちとら同じ伯爵家だ。貴族だからこそ王宮に行儀見習いに行くかも? って発想はないのか、こンのクソガキぁ……)
なんて恫喝は口に出さずともビンビンに伝わるだろう。
「王宮に……出仕っ!」
がぁぁあああん!
効果音が鳴り響くようなカルチャーショック!
おいおい、大丈夫かアルマ嬢。キミん家は宮廷貴族だから就職先はソコだよ?
「あのようなドレスで装って舞踏会に行くところではない、と?」
指さした先では、ヘレン・ワーグナーがイズル・M・ヴォルゴールにドレスを着付けされている。だから人を指さしてはいけません、お嬢様。
「この服、シンプルだけど裏地を広げて見せるとすごく派手。……威嚇色かな?」
ヘレンは夜会ドレスのコート部分を拡げてぱっさぱっさと振っている。
「貴族の流行は知らないけど、たぶん違うと思うなぁ」
当たらずとも遠からずかもしれないけど、と、イズルは実家の接待に姉たちが着飾るのを手伝った記憶を辿る。
「じゃあ、婚姻色のほうだね」
ぽーーーーーっとしながら納得するヘレンの脳裏にあるのは、狩猟家時代の野鳥なのだが、これまた当たらずとも以下略。
「ちょっとじっとしてて。髪を簡単なハーフアップに結って、飾るのは生花が良いよね。カジュアルな夜会では流行モノを追ってても結局、生花がいちばん華やかなんだって、姉上たちの意見が一致したんだよ」
うんうん。ヘレンさんは可愛いなぁ。俺、日ごろは酒場で修業中の身だけど、服飾も姉上に鍛えられてて良かったなぁ。あ、でも。マヌカン役のヘレンさんが可愛すぎて商品の魅せかたの勉強にならないぞ? 困ったなぁ……。
「聞こえているわよ! 庶民!」
イズルの心の声はいつのまにかダダ漏れだったらしい。
アルマ嬢のツッコミにデレ顔のまま、でへへと笑って、イズルは別の衣装を取り出し拡げてみせる。
「アルマ嬢もマヌカン役をなされますか? 次にお越しのお客様がダンジョンに狩りに行かれるということで、中古ですが良い漁師服をお探しで……」
「ふつうそこは水着でしょ! それに今は冬よ冬! 着ないわよそんなの」
男性向けの汚れで煮しめたようなツナギよりマシだ! と、アルマ嬢はローザリカ持参のメイド服をひっつかんで「着付けなさいよぉ」と叫んでいる。
GJ!
とジュストが親指を立てるのに同じくハンドサインで応えて、イズルの次の関心は、アルマ嬢が口にした水着に移っている。
(水着、ヘレンさんの水着……夏もこの仕事やりたいなぁ)
だからそのヘレンさんの呟きは聞こえなかった。
「モデルさんだからなるべく動かない仕事だって言ったら、伯爵が「天井のシミ数えているとすぐ終わっておちんぎんが貰えるよ☆彡」って暇つぶしの方法教えてくれたけど、別にぼけっとしてると日が暮れるのザラなんだよね……」
おィィイイ? 伯爵ぅ?
●(???)
開店準備中のパン屋横の路地から、妙に張り切ったフレイヤ・サンライズと平常運転のベルク・オスマットが駆けだしてくる。
「ベルク、ベルク君! 事件だよ。警備事務所を開設したと思ったら、もう、即! 事件発生とはね」
「フレイヤ。巡回を手伝ってくれる遊撃隊はどうしたんだ?」
微妙な広さのおちんぎんランド。フレイヤとベルクのふたりで警備の鉄則たる二人組を構築すると、人手不足は否めない。
『巡回自警団員のお仕事を体験しよう!』
と、提案して応募者も居たはずなんだが?
「事件なのはその遊撃隊だよ。行方不明だ!」
(ぽこぽこぽこ……ちーん♪)
フレイヤはこめかみを人差し指で数回叩き、閃いた推理を叫ぶ。
なお、ぽこ(中略)ちーん、の効果音はフレイヤが口で表現している。
「この私の桃色の脳細胞が告げている。アルバトロス伯爵の仕業だ! このおちんぎんランドの半分の騒動が彼の手によるものだ!」
(あとの半分は違うとでも?)
ベルクの頭が5度ほど傾斜した。
●(工務店)
ブラッド君の目は驚愕に見開かれ、指さす手は震えている。
「どうしてあの村の名産品が、他所の領地の教会の名前で店に並んでいるんだ!?」
……? あの村?
1年ほど前に領主子息のブラッド君が無策すぎて、魔獣災害に飲まれて解散しちゃったあの村だ。素朴な絵付け陶器が自慢の村だったのに、職人さんはどこかへ旅だってしまった。
「木工雑貨の搬入ですね。お待ちしてました……と、その絵皿は素敵でしょう? 揃いのマグカップもポットもあるんですよ」
工務店に隣接、いやほぼ併設する雑貨店の一日店主、ヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンが商機とみてかにこやかにブラッド君に話しかける。
――数十分前。
「ごめんねー☆ 押し出しちゃったかな? いや、早く道具を見たそうだったから、ねっ☆彡」
アリッグに文字通り叩き込まれた工務店で、一通りぎゃぁぎゃぁ騒いだあげく、商談なら商業貴族の当家にかなうまいと大口叩いて任されたのが、この納品のお使いだ。
そして驚愕のくだりに至る、というわけだ。
「この陶器、一時は失伝の憂きにあうところだったそうです。ああ。私の生家は商家を抱える伯爵家でして、手代もこの名品を知っておりましたよ。失伝の理由ですか? 災害で土地を出なければならなくなって。導かれた新天地はそれは素晴らしい街だったそうですが、土が……材料がなく職人を辞めねばならなくなったと」
ヴァレリアはふぅ……と小さくため息をつき。
「哀れなものです。生業を無くした職人など。今更なにで糊口を凌げというのか、と、土を求めて出奔したそうです。探し歩いてたどりついた土地でも、今度は販路がない。土地と共になじみの商人との縁も切れましたから。愚直な職人一族です、巧みな商談などとてもとても……結局は教会の伝手を頼ったようです」
弁解をするならば……。
良かれと思って領地でいちばんの工業都市に移住させたのだ、ブラッド君は。
「そんな。そんな理由で……魔獣の跋扈する辺鄙な村に固執するのか……」
ブラッド君を悲し気に見遣って、ヴァレリアは答える。
「技術と土地という資産なしに平民は生きられず、畑や工場から獲れるものでもなく」
なにより人と人との交流なくば、生業という概念すら生まれますまい。
しんみり、と。
工務店の軒先を借りた雑貨屋なのだ。湿っぽい空気が漂うのがわかったのか。
「ブラッド君、どうしたの? ヴァレリアさんも……って、この陶器の教会ってウチの神様の宗派だね!」
ひょっこりと工務店奥から顔を出したシルク・メイプルリーフが、懐かしそうに裏印を指さす。
「マイナーだけど優しい神様でね、人々の暮らしの護り神だから素朴な食器にぴったりでしょ? いいなぁ、この食器。このマグカップでミルクティたっぷり飲みたいな。おイモのスープも! こっちのお皿はお肉だよね! ライ麦パンにたっぷりチーズ乗せるのもいいかも」
明るく、明るく!
それでも俯いて唇をかむブラッド君を、シルクはそぉっと覗き込んで……ぎゅ☆彡 っと抱きしめた。
豊満なお胸に半身が埋まって息が出来ずにもがいているのは、見ないふりをしていただきたい。
「っ! 離せ……僕は、僕は」
「今度こそ『魔獣とか居ない安全な所』を『領民のために創り出す』んだよね?」
工務店の一画に並ぶ、魔獣除けの柵に罠、普通の害獣避けのトラバサミと案山子。
柵の種類の豊富さといったら!
「ひとつひとつはこんなに簡単な仕組みなんだな……武器もほぼ農具だ」
「たくさん集めて強くするからね。つまり人手が必要。ってことは?」
「養うだけの生産地と……産業? 道も要るのか」
ブラッド君は考える。後ろから抱きかかえるシルクのお胸に埋まりながら考える。
「すると、この店にあるものならなにを作ればいい?」
「!!」
農具と柵、土木工事の建材! いや……その前に!
「よし! よくぞ気付いてくださいましたねブラッド君!」
――満を持して。
工作・開発・鍛冶に定評のあるフィナンシェ家が末子、設計と殴りと回復なら任せてほしい脳味噌筋肉。ユークリア・フィナンシェが、木工作業台と金床を前に仁王立ちをしてブラッド君に微笑んでいた。
●(薬屋)
「へぇー。こんなに種類があるのかい? フレッシュなのは採集として、この加工済みのは?」
「一次加工までは学園の植物園がバイトということで協力してくれまして。ああ、おちんぎんは対外的には物々交換です。活きが良いなほどおちんぎんが上向くものですから、採集には気を使いましたが」
「本当だ。ちょっと擦っただけで、こんなに汁がトロトロ溢れてくるから、若い果実は凄いなぁ」
ドローミさんや。
……君らは裏通りにウンコ座りして、なにを会話しとるのかね?
バンビがついうっかり忘れていたトラブルメーカー。アルバトロス伯爵がいまここに。
そして何故かチラチラと、ドローミは表通りに続く路地を伺っている。
「逆にこの薬草は、シワシワのクタクタになるまで乾燥させないと発汗作用が生まれない。この時期の外仕事は喉を痛めやすいから、ミルクティにはフレッシュな汁と併せて年月を経た貫禄のあるヤツを煎じて飲むと喉の奥までイケますね」
ドローミは事も無げにバカの相手をしてのけている。
病院予定地のすぐ裏手。未だ準備中どころか内装も整っていない薬局の、その前に。見るからに妖しげなゴザを敷いて薬の露店を出していたところに伯爵が喰いついたらしい。
ゴザの上には、解熱剤の煎じ薬、炎症の鎮静剤、湿布に加工するための軟膏の瓶。その他、鬱金に陳皮等の伯爵が大喜びしそうな生薬類。
「仕事しているとやはり疲労がね」
軟膏の一種を手にする伯爵に、コレも、と動物性の丸薬を添えて。
「おちんぎんが元気に稼げる薬かぁ! イイネ! 値段は10~50おちんぎんで、対外的に物々交換したおちんぎんも居並ぶと壮観だね!」
「おちんぎんランドの住人は、おちんぎんを開陳してもらって価格交渉ですね」
チラッ……チラッ……。
ドローミは物陰に隠れて自分たちを監視している、ベルクとフレイヤを逆監視している。
(てっきり伯爵捕縛を狙ってそうだから足止めしているのだけど、彼女たち、結局、なにしてるんでしょうね?)
●(???)
「ほら、伯爵が居るけど、捕まえないのか?」
ベルクがいそいそ背後で何事かに勤しむフレイヤに聞く。
「これはドローミ君の足跡。こっちは伯爵の足跡……」
右足脇の車輪跡はドローミ君の手押し車と一致、ここのでかいのは……コレ、おちんぎんランド建てた大工さんか!
ぶつぶつと呟きながら、そのへんを這いずり回るフレイヤが、がば! と身を起こす。
「ん? 証拠は揃ったか? しょっ引くなら荒事は任せろ。留置所も反省文も完備しているからな」
「いや……石膏が切れた。そしてお腹がすいた!」
お取り込み中の工務店で、山ほど買った石膏なんだけどもう使い切ったのか……。
そして食堂に急行するのはいいが、伯爵に懐かれてドローミ君が困惑してるのは放置して大丈夫なのか?
●(工務店と衣料品店、再び)
「道具を作るのに大切なもの。それは道具をつくる道具です」
金床を前に座るブラッド君のすぐ横、同じように座るユークリアが、まず、素地のスパナとハンマーを道具入れから取り出す。
「治具は全ての加工の基本です。定められた規格厳守のもの、何かわかりますか?」
ブラッド君は考える。考えて焦る。
「焦らないで。鍛冶職の気性が荒いのは本当ですが、基本を学ぶ徒弟には丁寧なものです。そう、ネジや釘ですね。定規に沿って……ええ定規も大切です」
ユークリアはナットを一個つまむと、ブラッド君に持たせたスパナと噛み合わせる。
「では、規格に沿って、しかしそれではいけないものを作りましょう」
コツ! コツ! と金属同志が打ち合わされる音、シュゥ! と木肌が焼ける音。
「……これが僕だけの道具」
ブラッド君自らが名を刻んだしっくりと手に馴染む工具。
伯爵が居たら「手に馴染むサイズ=自分の道具だよ!」などと騒ぎそうだが、大丈夫。ヤツは別のY談中だ。
「鍛冶は大変危険な作業だからこそ、初心者のうちは人を道具に合わせてはいけないのです」
ふんす!
しかし、ここでユークリアの体育会系モードが発動!
「やがてその道具も小さくなります。しかし身に着けた『感覚』は小さくなりません。だから今日、その道具で皆のための道具を作っていってください」
「……!! はいっ!」
体育会系ノリに感極まったブラッド君が、食堂に納品するフォークの先と柄をくっつける作業に没頭するなか……。
「たっ! 大変なのだ! 食堂に狼藉ものが現れたのだ! 治安屋さんはどこなのだ?」
ストレガ・L・リベルガストラが、血相変えて波乱を携えてやってきた――。
――ほぼ同時刻。
「ンもぅ、また糸が引き攣れたじゃない!」
アルマ嬢は刺繍枠と図案帖をまえに大奮戦のち撃沈寸前だ。
「そういうときは、ゆっくり糸を緩めて。……巧くできましたね! 本番のメイド服の袖元への刺繍、もう挑戦できそうです」
ふふ、とローザリカは王宮出仕用のお仕着せをひろげ。
「ここにアルマ様の家紋を控えめに刺せば、内面の美しさを引き立たせますとも」
「ロゼ。アルマ嬢が練習しているのはチャーリー君家の家紋だよ」
ジュストの指摘に「あら! まぁ!」「ちちち違うわよぉ」と、衣料品店に満ちる優雅な笑い声は、表通りを奔る喧騒……ストレガとブラッド君にブチ壊された。
「食堂に狼藉もので! チャーリー君が治安屋さん呼んでって、どこなのだぁぁあ!?」
「このブラッドが今度こそぉ! 町の危険が危ないのを……って、止めるな師匠ぉ!」
当然、アルマ嬢も飛び出していったわけだが。
「イズル……食堂でご飯食べたいから、戦闘服に着せ替えて」
ヘレンも食堂と聞いて行きたがっちゃっているよ。おい。
●(食堂)
「なるほど? こんなゴミ付きのマリネを提供して、この値段で売るわけですか? いい商売ですね。飲食店の原価率は3割とは聞きますが、雑な仕事でコストカットしてるわけですね? 世知辛くも舐めた商売できて羨ましいですねぇ」
はぁぁぁ……。
わざとらしいため息をついて、食堂のテーブルに頬杖をつく黒外套で年齢不詳の男。表情筋と目が死んだ魚の如しで、美味しい笑顔をお届けする食堂にこれほど似つかわしくない男もないだろう。
「あの。申し訳ございません! ただいま新しいお料理をお持ちします。もちろんお代はいただきません!」
「あ?」
泣きそうに。けれど気丈に振舞うフクシア・S・シュルツは、目の前で斜め45度に首を傾げ、淀んだ眼で見上げる男ことキーゼに震える指を握りしめて、再度深く頭を下げた。
(キーゼ様のご様子、遠目に見ていたかったけれど、料理をお給仕したのは私ですし……。それにしても、なんのご職業にお付きなのかしら……いえ! 職業に貴賤はありませんけど、今後に領地を治める参考までにお聞きしたい)
ぐるぐるぐる。
「謝罪の言葉だけで済まされる? まさかまさか、ですよ」
どうしようどうしよう……? そんなフクシアの横に並ぶ、小さくて丸い影がひとつ。
「このマリネを作ったのは俺だぁ!」
●(食堂)
――数時間前のことである。
例によって例のごとく。
「てめぇ! マジでタタキにして皿鉢に盛り付けちゃろかオィィィっ!?」
「はっ! 一週間後にまたここに来いよ。本物のマリネを喰わせてやるよ」
「遅ぇわ! カツオも生き腐れるわ!」
アリッグとの和やかな売り言葉と買い言葉によって商談成立したチャーリー君は、めでたく『頂上メニュー』を完成させる運びとなったのである。ここ、超庶民派の店で。
「おー。『食を極めんとすなら、自らの腕を振るい客人の舌を悦びに震わすべし』とか『料理の道は研鑽にあり、食への拘りは口先だけにあらず』とか、こっそり引率の影で頂上マリネを煽った甲斐があったというものなのだ」
ぱちぱち。
ストレガは自らの計略が大当たりしてご満悦である。
「……なにか言ったか」
「今日のご飯が喰えるのはチャーリー君のおかげです! っていうゴールディ方言なのだ。チャーリー君の! ちょっといいとこ見てみたい! のだ」
そぉれ、イッキイッキ!
掛け声とともに、ストレガはチャーリー君を一気に厨房に押しやって、自分はちゃっかり、審査員席風にテーブルを並び変えて着席スタンバイと決め込んだ。
(料理を味わい、褒めて伸ばすのが私の仕事なのだ。料理は……厨房担当のみんな、あとは頼んだのだ!)
「ストレガっちがメニュー決めてくれたけど、いったん大鉢に盛った料理を、定食に盛り合わせたりお弁当箱に詰めたりすればいいんだよね?」
サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブが席のほうを伺えば、ストレガが。調理場の方を伺えばチャーリー君が。腕組みをして頷いているからたぶんそうなのだろう。
「でも『頂上メニュー』なんて凄そうなもの、私に作れるのでしょうか?」
かくり?
フクシアが途方に暮れている。
「よし! あたしたちは煮物作ろう、煮物! 自信あるんだ、煮物! 食べ歩き生活歴70年の舌を信じてよ。自炊生活歴とイコールじゃないけど! シア、一緒にがんばろー!」
下拵えまではマリネと共通するところも多いんだよね。材料恵んでもらおう。
ふふふんふーん♪ とサフィラは鼻歌混じりに玉ネギの皮を向き始め、フクシアにも人参と皮むき器を押しつける。
「フクシア。皮は捨てないでね。人参はあとでお花の形に型抜きするけど、抜いた残りも使え……チ、チャーリー君っ! それ鯛の頭! そっちはブリの中落ち! 厭あぁああ! 最高級子牛のスジ肉をどうするつもりぃっ!?」
それを捨てるなんてとんでもない!
「これ以上喰えないじゃないか。愚か者が」
さすがチャーリー君! 超熟成肉のド真ん中しか喰わないわがままグルメ。庶民にできないことを平然とやってのけるッ。
「いやいやいやいや! 無駄無駄無駄無駄! お出汁出るから。庶民の知恵だしシェフの技術だし。それ貰うね?」
慌てて回収した食材を煮込み、同じく捨てられかけた卵の殻で灰汁をとる。
「え? えええ? 透明感がすごい! 玉ネギの皮のお出汁がこんなに美味しい!」
フクシアが驚いてくれるのがサフィラにはちょっと嬉しい。
チャーリー君がこっそり味見して目ン玉ひん剥いてるのもすごく嬉しい。
「サフィラさん、お出汁こちらにも分けてください。エルナさん、お櫃にご飯をあけて待機してくださいね。それとチャーリー君、手伝ってください」
海神・江流は素早く出汁と調味料を合わせると、エルナ・クルプファルツが支えるお櫃で湯気をたててる白米に素早く回しかける。
「手に入りにくい調味料があったので、代わりに出汁を。酢を効かせてるけど和らいでるでしょう? 次はこれ、握ります! お弁当用は焼くので、チャーリー君はマリネ漬け込みの空き時間を焼きに回っていただけるといいんですけど……」
ご飯は捏ねずに斬るようにさっくり、だよ。と、おっかなびっくりのエルナ・クルプファルツに杓文字を渡す。
「……米料理か。しかも握るなんて、シャルガネ居住区限定のエスニック料理じゃないか。俺の仕事じゃないな」
フン。とチャーリー君が鼻を鳴らす。
「最近はたまに糧食で頂くのですけど……ああ、冒険者だからというのはありますね。王都は世界都市ですから、今後は普及するかもです!」
だから自作を体験するの楽しみなのですが。と続けて、エルナもチャーリー君を誘う。
「ならば辺境料理は出身者に任せればいいだろ?」
世界都市なんだから、とチャーリー君は揚げ足を取るが、おいそれフラグだぞ……。
江流は語る。語る。
「本物の美食家の自負があるのに、味という結果だけを追求するのは三流じゃない? 自分で握って、焼いて、味わう。工程を知るからこそ、食材の語りかける声、料理人の細やかな腕捌き」
(はじめて握るからうまくできるでしょうか? え……と、お水とお塩を手にまぶして……)
エルナは頑張って握る。握る。
「なにより食物を『いただく』という『頂上』へ至る道程を実感してこそ、口福たる味のハーモニーが拡がるのだと思わないかい?」
(熱っ! 炊き立てのお米って、こんなにふかふか良い匂いで熱いのですね。にぎにぎ)
……俺、自分語りはしませんけど、料理は語りますよ。
ずいっ。江流はチャーリー君に真顔で詰め寄る。
(オニギリだからって、力入れて握りしめちゃダメって江流さんのご指導です。やさしく、やさしく、ご飯を潰さず包み込むように。具は鮭ですね! サーモン大好物なんです、けど、入れすぎて具がはみ出しちゃいまし……って、江流さんそれ失敗作ですっ)
「近っ! そして無理矢理ナニかを俺の口にツッコむんじゃな……旨い」
「旨いでしょう? エルナさん握りたてホヤホヤのオニギリです。旨くないわけがないです。エルナさんの初体験! 世界唯一の今ここでしか食べられない正に天下一品。それをいただいたチャーリー君、一緒に初体験しませんか?」
「いえ、あの。美味しいのはお米が良いのと、鮭がしょっぱいのと。形がいびつでも、最後に『愛情☆彡』ってぎゅっとしたからでして……」
米より具が多いオニギリを江流にかすめ取られ、チャーリー君に堪能されちゃったエルナは困惑しかないが、チャーリー君が一緒に握ってくれてるから結果オーライかなと。
「万一やけどしたら、ヒールしますからね」
オニギリ、お客さんも挑戦してくれるといいなぁ……とほんわかする。
「伯爵の寄り親である公爵様から、と、いただいた『おこめ券』で調達した甲斐がありましたよ。『おこと塾』のお試し券もいただいたので開店したら皆で行きましょう」
ほんわか、と。
そんな食堂に狼藉者が現れたのは、サフィラとフクシアの煮物、江流とエルナのオニギリ、チャーリー君のマリネが、美味しそうに盛られたお昼時だった。
●(食堂に???と子供たち)
「鶏の羽の異物混入。普通なら営業停止なのでは? とご提案しているだけですけどねぇ」
キーゼはフクシアへ「僕はこういうもので」と名刺を差し出す。
(〇にマの字の自由業? 庶民には色々な自由業がある……じゃなく! チャーリー君、危険です。江流さんとエルナさんとサフィラさんの防衛網、突破して助けに来てくれたのは嬉しいのですけど)
ストレガが人手を呼んできているはず。それまでチャーリー君、大人しくしてて。
「そこまでだ!」
小さな影が食堂に突入し、キーゼの腕を捻り上げる。
「GJだ、ベルク君。君のバリツはいつ見ても惚れ惚れするね」
(バリツ、とは?)
拍手しながら現れたフレイヤは、おもむろに「さて」と言い。
そのタイミングでどやどやと、アルマ嬢やブラッド君を引き連れたストレガや、何故かボロボロの伯爵を引き摺ったバンビ&アリッグコンビが到着した。
「よく見てください。この料理には鶏は使われていない。ならばどこから湧いたのか? ここです!」
事前に提出された職業希望申請書びろーん。
「このサインに使われた羽ペンは毟られていた。コレですね、凶器は」
「はて?」
キーゼが惚けたとたん、ベルクが羽をつまむ指を脊椎動物にありえない方向に開く。
「羽のインク、指先のインク、書類のインク。すべて同じですよキーゼ警備事務所所長?」
指紋照会してもいいんだぞ。とフレイヤは続けてドヤる。
(いままで採取しまくった足跡の意味は?)
ベルクの首がさらに傾げられた。
●
「名刺はマッポだから〇にマの字にして。社会勉強を子供たちへ、ね?」
「ブラッド君の第一希望の紙を取り上げてですか。あとマッポは隠語なので通じませんことよ」
引率対象にキーゼも追加しとくべきだった、とバンビはため息をつく。
「良かった、いつものキーゼ様です」
「まぁ、いい職場体験にはなったよね」
フクシアをサフィラがよしよししている。
「はいはーい。オニギリ差し入れですよー」
「チャーリー君、頑張った! 料理も接客も」
エルナの持つお盆から江流がオニギリを子供たちに配る。
「ブラッド君、駆け付けた君は格好良かったですよ」
「友達を護ろうと想う気持ち、大事にしてね」
「よしよし、ぎゅ~~☆彡」
ヴァレリアとユークリアは感無量だ。肝心のブラッド君はシルクのお胸に埋まっているが。
アルマ嬢はハンカチを仕舞おうとして。
「渡してあげないのです? 包帯は要りませんでしたが折角の刺繍なのに」
「令嬢から刺繍のプレゼントは男の甲斐性ですとも」
ローザリカとジュストの言葉にその手を止め頬を染めた。
「ドローミ君! チンキ汁ぶっかけはキツイよ!」
「魔法使いの塔から『バカにつける薬』を仕入れたけど効きませんね?」
「うっせぇ! 飴やるから黙れ!」
……伯爵、五月蠅い。
「ところで伯爵は野放しにしてていいのだ?」
かくり?
ストレガが、アリッグに貰った飴を喰い、ドローミに傷用チンキを塗ったくられてる伯爵と、キーゼ用に『私が殺りました』の反省札作成中のベルク&フレイヤを見比べて聞く。
「大の大人がナニしとるんだか……ああ、ほらまだ貰ってないから」
「ナニかって? おちーんぎんだよ! 絞り取らないとね、おちーんぎん」
3人の問題児たちはちゃんとちゃんと成長した。
3人の! 子供たちは! だけどな!
そんな喧騒の中で――。
「なにもなかったけど出張費うわのせで。おちんぎんっ、いっぱいほしいのおちんぎん、もっと中に入れてっ(棒__」
ヘレンがおちんぎん請求書の文章を棒読みする。
「ヘレンさん! 音読しなくていいからっ! なんだこの請求書の文言は? 音読しないと振り込まれない? 伯爵ぅ!?」
イズル君。がんばっ☆彡
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:多い18 / 4〜25人
2022年03月10日 14時57分42秒 公開
参加者
相談掲示板
アリッグ・レイダーと申します。 皆様、よろしくお願いします。 ……えーと、とりあえず何をするかは考え中です。 もし暇な方がいれば一緒に楽しみたいところですね! とりあえず「おちん〇んで子供をわからせる」ってことをすればいいってことですね!!
No.2
シスターシルクです なるほどなるほど ブラッド君には民の重要性というものをわかってもらう必要がありそうですね がんばっておしえていきましょう
わからせヒーラーのユークリアです。 工務店でいろんな道具を作るお仕事をします。 何を作りましょうか…うーん。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 だいたい食堂にいて指導するのだ。
シーフのベルクだ、よろしく頼むを 自警団でもやるかね。悪ガキどもを多々しょっぴくはめになりそうな気がするが(主に対価無しで物を持っていこうとしたりだとかで
海神江流だよ。 自分も食堂かな。シャルガネ人らしく米でも炊きましょか。
イズル・M・ヴォルゴールです。よろしく。 何するかは考え中だけど、最有力は服屋かな。 どこまで庶民を教えられるかはわからないけど、とりあえず自分は楽しみます。 もらった「おちんぎん」で何か買ったり、ご飯食べるとこまでが勉強だと思ってるから、 どこか、皆さんのお店に遊びに行くと思います。文字数次第です。 何か取られそうになったり、不届きな事したら助けを求める予定ですが、 ここでの「おまわりさん、こいつです」はなんていうのが適切だろうか? ちょっと考えときます。
ジュストだ、よろしく頼む。 なんというか、同じ……いや、断じて同じと表現したくはないんだが、貴族として流石に看過するのもどうかと思って。 一応アルマ嬢対応を考えているので、衣料品店の方に接客担当として行こうかと考えているよ。
ドローミです。 宜しくお願いします。 僕は薬屋か八百屋を予定します。 本当は農家と行きたいのですが、現金化までが長く見せられないかなと。 >江流殿 どうぞよろしくお願います。 シャルガネ米は、学園周辺まで来ると運搬費用の為高価になり村の食事には難しいです。(幾度がNPCに警告されたことありまして) 出汁類の材料もですね。 代替品は有るのですが、料理の小技の域になり一般的とは言い難いのです。 検討くださいませ。
ドローミさんはご忠告どうも。 一応、他の依頼でも何度か試してみて、行けそうな範囲で、自分のプレの方で調達についても触れてるので、ケアはしてるつもり。 ただ、折角声かけてもらったし少し手厚くしておこうかな。ありがとうね。
キャスター、ヴァレリア・ブランシェ、ウィザースプーンと申します。 お見知り置きを。 ドラ息子どもに経済と物流の素晴らしさ、重要さをわからせる好機でしょうか……?( ユークリア様と被りかねませんが、雑貨屋というロールで行きたいと思います。
>ヴァレリアさん 私は工務店で工務用の道具や食器を、鍛冶で作ってる感じです。被っても大丈夫ですし、あまり目立たない立ち位置で活動してます。
ローザリカ、よろしく頼もう。 僕は衣料品店へ。服飾には興味もあるしね。
きちんと場所をきめたので報告に ヘレンと一緒に既製品・中古の服屋体験することにしました。 MSも言ってますので、自分達が全力で楽しむ方に振り切ります。