父娘を繋ぐ一枚のメモ
真柄 葉
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シナリオID:1893
オープニング
「そう、わかりました、引き続き捜索をお願いね」
報告に訪れた部下を下がらせたノーマ・モルディは、椅子に深く腰掛ける。
「申し訳ありません。私の娘が……」
そんな彼女に深々と頭を下げるのは、部屋で机を並べる生真面目な男。
名前をライン・ゴードフという。
荷揚げ係上がりの偉丈夫で、ピークを越えたといつも嘆いている割には、モルディ商会で右に出る者のいない剛腕だ。そんな男が、今はひどく項垂れていた。
「あなたのせいではないでしょう。どうか元気を出して」
ノーマは気落ちするラインを慰めながら、改めて報告を振り返る。
報告があったのは、行方が分からなくなったある少女の事であった。
一年前、親交の深いベイカー商会のメリッサ・ベイカーから紹介された少女。
記憶喪失の上に、両親とは死別している可能性があるとメリッサは言葉を詰まらせながらも語っていたが、当の本人はそんな事をまったく感じさせなかった。
常に明るく、そして賢い少女は、すぐにモルディ商会の中で人気者になり、特にこの男、ラインへの懐きっぷりはすごかった。
もしかしたら、亡くした父親の面影があったのかもしれない。
最初は戸惑っていたラインだったが、数か月もしないうちに、まるで本当の親子の様に仲睦まじい姿を見せるようになった。
そんな時だった。彼が少女を引き取りたいと申し出たのは。
あのラインがと驚く者もあったが、皆祝福を持って二人の縁を歓迎した。
こうして晴れて親子となった二人だったのだが……。
「やはり私は……」
「やめてね? 仕事を辞めてでも私が探しに、なんて言うの。安心してくれて大丈夫よ、あの子はもうモルディの家族だもの。必ず見つけ出すわ」
「奥様……」
慈母の微笑みを見せるノーマに、ラインの無骨な顔が歪む。
「次の報告を待って見つからない時は、冒険者にお願いするから」
ノーマは優しく声をかけ、大きく頭を下げるラインを慰める。
目の前の無骨な男の隣に、少女の人影を幻視しながら――――。
●数日前の事――
「おそくなっちゃった。はやくかえらなきゃ」
丸く膨らんだバッグを抱きかかえながら、少女が路地を駆ける。
普段は使わない運河沿いの道。
でも、こっちが近道だってのは知ってる。暗くなると運河に落ちたりして危ないから通っちゃダメだって言われているけど、まだ太陽は落ちてないし、足元もしっかり見えるから大丈夫。
「ふむふむ……こっちかな」
指にべったり唾を付け風に晒す。
この間読んだ絵本に書かれていた方法で、主人公の少年はこれで道を探ってた。
何でも風が行くべき先を教えてくれるのだという。
きっと、自分にも風が教えてくれると、やってみたけど……道は一本道なんだよね。
少女は足取り軽く路地を抜け、運河沿いの狭い道を歩く。
運河には船が浮かんでいるけど、どの船にも人はいないし、行き交う小舟もいない。
ここは古くて狭いから、あまり使われない運河だって義父さんが言っていた気がする。
そんな事を思いながら、運河の交差点に差し掛かった、その時だった。
角の向こうから石畳の上を駆ける蹄鉄の音が聞こえる。
こんな狭い道でお馬さん?
大人二人が何とかすれ違えるほど狭い道。そこに結構な勢いで音が近づいてくる。
それにさっきから、お馬さんの音に混じって――――。
『た、助けてくれ!』
「ひとのこえだ……!」
やっぱり人の声。今度ははっきりと聞こえた。
助けてってどういう事? もしかして追っかけら――――。
●
「……ここは」
目が覚めると知らない天井が見えた。
他にもふかふかのベッドにレースのカーテン。高そうな家具もたくさん置いてある。
まるでお貴族様のお部屋みたいだと思った。
何でこんな所にと、頭を捻ってみるけど、よく思い出せない。
確か、朝からお使いに出てて……。
「あ、ピコのかばんはどこ!」
慌てて鞄を探す。すると、チェストの上にそれを見つけた。
ピコは急いでベッドから降りてチェストに駆け寄る。
「よかった……ちゃんとある」
鞄を開き中身を確認する。大切な預かり物は無事だった。
鞄の中身が無事な事に安堵したピコは、改めて部屋を見渡した。
見た事の無い部屋。
嗅いだことのない匂い。
ピコは無意識にドアへと向かう。
「あかない……」
ドアノブを何度回しても扉は開かなかった。鍵がかけてあるのかもしれない。
「まどは」
出たい。そんな気持ちが大きくなってきて、窓に駆け寄った。
背が届かなかったから椅子を引きずってきて、窓を開けてみる。
窓は空いた。びゅーっと風が部屋に吹き付ける。
「た、たかい……」
窓の縁から覗き込めば、見下ろした高さにごくりと喉を鳴らす。
高い所は嫌い。吸い込まれそうになるから。
ピコは窓から後ずさりすると再びドアへ。
何度もノックし出してくれと叫んでみるが、ドアの向こうからは何の返事もない。
「……どうしよう」
ピコは人の気配のしない寒々しい部屋で、一人蹲った。
●
「ありがとうございます。やはり貴方に頼んで正解だった」
「ふふ、あの程度の事、この私にかかれば造作もないわ」
「そうですね。流石エスト・ポーラに名を轟かせるロベルト女史だ」
「お世辞は結構よ。でも、あんな冴えない男とガラクタ……いえ、失礼。骨とう品を一体何に使うのかしら。どう見ても無価値としか思えないのだけど」
「ふふ、蒐集家というのはどこにでもいましてね。一般人からすれば一見無価値な物であっても、その人物にとっては値千金であったりするものです」
「まぁ、わからないでもないけど……そちら方面は専門家に任せるわ。それであの『契約』の件だけど」
「はい、もちろん前向きに検討させていただきますよ」
「そう、期待しているわ。安心して、あなたに損はさせないから」
「こちらこそ、期待させていただきます。……と、そういえば、あの目撃者の少女はどうするおつもりですか? 私としては厄介事を呼び込む前に処分すべきかと思うのですが」
「ふふ、それももちろん考えているわ。丁度欲しいものがあったから、その餌にね」
「……ふむ、餌ですか。わかりました、貴方の計画の成功を願っておりますね」
●ピコ、行方不明から数日の後。
「ライン、これって……」
「はい、あの子の……ピコの絵です」
ずぶ濡れの古紙に書かれた帆船の絵。
小さな紙片を震える手で持つラインは、間違いないと何度も頷いた。
「これをどこで?」
「北の運河で見つけました。水面を漂っていたのを少し不思議に感じましたので持ってきてみましたが、どうやら当たりだったようですね」
古紙を持ってきてくれた冒険者は、良かったと胸を撫で下ろした。
「北? 何故そんな所で……」
しかし、安堵する冒険者とは対照的にノーマとラインは表情を曇らせる。
そんな時だった、ドアが勢いよく開かれたのは。
「奥様!」
慌てて部屋へ転がり込んできた男の顔には、驚きと戸惑いが見て取れる。
メリッサは落ち着かせるようにゆっくりと話しかけると、話しの続きを待った。
「い、今しがた玄関に、ロベルト商会のご当主がお見えになられました……!」
落ち着き息を整えた部下の報告に、ノーマとラインは揃って目を瞠り席を立ちあがった――。
解説
マスターより
リプレイ
「情報の少なさから考えて、人攫いというよりは何らかの目的があっての拉致か。それとも何らかのトラブルに巻き込まれ、やむを得ず捕まったか……。何はともあれ街の外には出ていないだろう」
「それは随分と楽観的だな。何か証拠でもあるのならいざ知らず」
ジュスト・ヴェルジーが口にした推理に、ローザリカ・L・ディオールが試す様に問いかけた。
「相手は小さな少女一人だ。攫って街の外へ連れ出す事は容易い。検閲や警らの眼を掻い潜る術はいくらでもあるし、仮に街の有力者が絡んできているのなら、尚更だ」
「そ、それじゃ、もうピコちゃんは、街の外に連れ出されているって事でしょうか……?」
淡々と推論を語るジュストに、ゲルダ・クラインが恐々と問いかけた。
「いや、その可能性は低いと思っているよ。何せメモが沈まずに残っていたからね」
不安気に揺れるゲルダの顔を見ながら、ジュストが微笑む。
「確かに既にピコちゃんが街外に連れ去られているのなら、メモはあんな所に漂ってないで、海へと流されるか、沈みます」
そんなジュストに、リサ・ベイカーが問いかけた。
「ご明察だ、リサ嬢。メモが運河に浮いていたという事も踏まえ、ピコ嬢はまだこの街に居ると考える。更にいえば、まだ生存している可能性も高いだろうね」
ジュストの言葉に、場に緊張が走る。
「大丈夫、きっと生きているさ。だから早く見つけてあげよう」
そう言いつつもジュストの胸には不安が広がっていた。
この行方不明事件の裏に、とてつもない大きな存在がある。
そう思わせる何かが、ジュストの心の内に影を落とす。
「そうだな、行くとしよう。寂しく一人泣いている少女の前に現れる英雄役は早い者勝ちだ」
胸の内で不安を抱くジュストの内心を察したのか、ローザリカは殊更に明るく仲間達に声をかけた。
そんなローザリカの言葉に沈んでいた空気が晴れる。
執務室に集った仲間達は互いに視線を交え頷き合うと、救出に向かう為、ドアへ足を向けた。
「あ、モルディさん、さっきのメモと同じ紙質のものはありますか? ちょっと調べたいことがありまして」
と、足を止めたエルファリアがノーマに問いかける。
「わかったわ、すぐに用意させる」
ノーマは理由も聞かず、すぐに古紙を用意させた。
「お待たせしました、行きましょう――」
古紙を受け取ったエルファリアが、仲間達へ声をかけた丁度その時だった。
勢いよくドアが開かれたのは――。
●
「そうか、ありがとうな!」
店主に礼を言うと、ナキルは店を飛び出した。
店主の話から、ピコが無事にお使いを終えた事は確認できた。後は、来た道を戻るだけのはずなのだが……。
「それ以降の足取りが掴めない、か。くそっ」
ナキルは抜群の記憶力で覚えた街の地図を思い出しながら、ピコの通ったであろう方向へと足を向けた。
通りは大きいし、人の流れも少なくない。運河があって多少回り道にはなるが、複雑な道ではないし、子供でも十分に往復できる距離だ。
なのにピコは忽然と姿を消した。
「帆船の絵って事は、港の方なのか……?」
ナキルは通りを振り返る。
モルディ商会へ向かう道は港とは正反対。
「道を間違えた?」
いやしかし、賢いピコが道を間違えるだろうか。
「ともかく必ず見つけてやるからな。待ってろ、ピコ」
ナキルは記憶力と天眼を駆使しながら、ピコが通った道を歩く。
アスティン・ヴェルラインはメモの発見された運河の沿道を歩いていた。
「順当に考えれば、運河の上流に何かあると思うんだけど……」
今回発見したメモはピコのものだと証言はとれた。しかし、メモが一枚だけとは限らない。アスティンは水面や護岸、建物の隙間や立木の茂みなど、ありとあらゆる場所に目を光らせながら、上流へと向かう。
「風に流された可能性もあるから、高い所も見ておかないと」
もちろん上空にも気を配っていた。
小さな紙片であれば、海から吹き付ける風に煽られ高所へ引っかかっている可能性もある。
アスティンは一旦足を止め、至る所に視線を巡らせた。
「どうだ」
そんなアスティンの元にナハティガル=ラーが現れる。
二人は別々に行動していたが、こうして定期的に情報交換の為に会っていた。
「今はまだこれといった成果はない、かな。他にもメモがあると思ったんだけどね」
と、アスティンは水面に視線を向ける。
「紙片は小さい。水面だけでなく、どこかに紛れて引っかかっている事も十分に考えられるだろう」
「うん、だから色々な所を見ているんだけどね……ラーの方はどうだったの?」
辺りを探るナハティガルに、アスティンが問いかける。
「……そちらと同じだ。まだ手掛かりらしいものは発見できていない」
「そっか……うーん、早く見つけてあげたいんだけど」
「それは俺も同じだ」
と、二人は同時に息を吐いた。
「しかし……この場所からは帆船が見えないな」
「あ、そうそれ。建物の上にでも登れば見えるんだろうけど、ここからは見えないんだよね」
唯一の手掛かりであるメモに書かれていた帆船の絵。二人は帆船があるだろう港へ視線を向けるが、高い建物に阻まれ直接港や帆船を見る事はできなかった。
「やはり、高層建築の上層階か」
「そうだね。ここから上流に行くと更に見えなくなるだろうし、高い場所から見た絵だって可能性は高いだろうね」
そう言うと、二人は運河を渡る海風に防寒着の襟を立てながら、上流へと向かっていった。
●
その報告に執務室は一気に慌ただしくなった。
「ロベルト商会がわざわざ、このタイミングで……。アポイントメントは取っていないんですよね」
「ええ、突然の訪問よ」
動揺を隠し、ノーマはリサに答える。
「それは……多忙だと無視する事は出来ないのでしょうか。アポイントメントのない来客なんかより、ピコちゃんの方が大事だと、思います」
「それはわたしも思います。でもロベルト商会はエスト・ポーラでも名のある商会ですから、あまり下手なことはしない方がいいかもしれません。無碍に断って難癖をつけられると厄介ですから」
ゲルダに応えたリサ。彼女は父からエスト・ポーラの勢力図を叩き込まれている。
「ベイカーのお嬢さんの言う通りよ。代理の者であればいかようにもできるのだけど、本人のご登場となると、そうもいかないわね」
ノーマはリサの言葉に頷いた。
「……タイミングを見計らったかのような来訪か」
三人の会話を壁に背を預け聞いて居たジュストが小さく呟く。
「ふむ。どうやら従弟殿は、行方不明事件とこの来訪に関連性があるとみているようだな」
「逆に関連性を疑えと言わんばかりのタイミングだと思うけどね」
隣に立つローザリカの試すような物言いに、ジュストは肩を竦め答えた。
「ロベルト商会……確か穀物商だったか」
そんなジュストから視線を外し、ローザリカが記憶をたどる。
「ああ、エスト・ポーラではそれなりに権勢を誇っているんじゃなかったかな」
「それなりにか。何とも含みのある物言いだ」
「残念ながら直接の取引がないのでね。リベラ商会はどうなんだ?」
「無い。と言いたい所だが、僕も商会の取引全てを把握している訳ではないからな。もしかしたらあるのかもしれない」
「うちは、お取引はないと思います……多分」
と、二人の会話が聞こえたのか、ゲルダが近づいてきた。
「リサ嬢のところは……当然、あるか」
ジュストがリサに視線を向けると、彼女はこちらを向きこくりと頷いている。
「モルディ夫人、そのロベルト商会について、もう少し詳しく聞かせてもらえないだろうか」
壁から背を離したジュストが、ノーマに問いかけた。
ノーマはロベルト商会について、知っている限りの話を伝える。
商会の規模、大きな取引先、懇意の商会や敵対商会、街の権力者との繋がり等々……。
時折、リサも情報を補足しながら、冒険者達はロベルト商会について知った。
「――行方不明事件との関連性は無いように聞こえるが……何か大きな案件を抱えている、なんてことはないのかい?」
「従弟殿、それを知られるようでは二流、いや三流商会との誹りを受けるぞ」
「…………はぁ、まったく商人の秘密主義にも困ったものだ」
ローザリカの言葉に肩を竦めるジュストに、他の者達は苦笑する。
「とはいえ、対応をどうするかだけど……」
「あの……わたし達も同席するのは、どうでしょうか」
と、ジュストが仲間達を見渡すと、ゲルダがおずおずと手を上げた。
「いい案かもしれません。ロベルト商会、いえ、ネム女史は頭の切れる人と聞いています。眼は多い方がいいと思います」
ゲルダの提案にリサが頷くと、他の仲間達へ視線を巡らせる。
ローザリカ、ジュスト、そしてエルファリアは、無言で首肯した。
「それでは、この場はお任せします」
「え……リサちゃんは残らないんですか?」
「わたしは捜索班へ報告に行ってきます。ベイカーの名がここにいると色々と勘繰られるでしょうし。ゲルダちゃん、後をお任せしてもいいですか」
リサは、改めてゲルダを見る。
「はい……! 頑張りますっ!」
「ありがとうございます。それじゃ、わたしは先に出ますね」
ゲルダの力強い反応を貰うと、リサは窓へと近づく。そして、ちょっとお行儀が悪いですが、目をつぶってくださいと言いつつ、執務室の窓から飛び出して行った。
「私も捜索の方へ回りますね。商会を率いているような人と丁々発止なんて出来ないので。では、ご健闘を祈ります」
そう言うとエルファリアはドアをくぐる。
彼女はそのまま廊下を進み、モブパワー全開で、堂々と正面玄関から街へと繰り出していった。
●
「これはロベルト女史。今日は如何様な用件でしょうか。生憎と主人は出払っているのですが」
出された紅茶に舌鼓を打っていたネム・ロベルトに、ノーマが歩み寄り、対面へと腰かけた。
「構わないわ。ちょっとお願いがあって寄らせてもらっただけだから。……それよりも、その方達はどなたかしら?」
眼前に座ったノーマを一瞥すると、ネムは後ろに侍る『従者』を見る。
「申し遅れました。私はローザリカと申しますわ。縁あってモルディ商会様の元で勉学に励んでいたのですが、かの有名なロベルト商会主様にいらしたと聞いて、無理をいって同席させていただきましたの」
丁寧に膝を折り挨拶するローザリカを一瞥し、ネムはゲルダに視線を移す。
「そちらの方達もそうなのかしら?」
「は、はい、ゲルダ、と申します。わたしもローザリカ様と同じく、モルディ商会様の開かれた勉強会に参加しておりました。その……ネム様、お会いできて光栄です……!」
「同じくジュスト・ヴェルジーと申します。以後お見知りおきを」
ゲルダが大きく頭を下げ、ジュストが胸に手を当て視線を下げる。
「ヴェルジー? ……なるほど、モルディ女史は広く人材を囲っておられるのね」
口元に扇子を当て微笑むネム。しかし、その瞳は鋭く三人を射貫いていた。
「どうでしょう、後学の為、この三人も同席させてはいただけないでしょうか」
「ふーん……いいわ、しっかりと学んでね」
ノーマの問いかけにネムは、同席の許可を出した。
「そういえば、貴方の領地は穀物を沢山輸出しているものね。ロベルト商会様ともお付き合いがあるのではなくて?」
同席の許可を得て世間話を交わす中、ローザリカがジュストへ親し気に話を振る。自分達は知り合いであり、身分的に対等であると示す様に。
「残念ながら、いまだにご縁を結べていない。これを機に、お近づきになれればと思っているのだけどね。出来れば個人的にも」
ジュストは肩を竦めローザリカに答えると、ネムを見つめ微笑んだ。
「ふふ、商談はいつでも歓迎するわ。お父様によろしくお伝え願えるかしら」
しかし、ネムはジュストの誘いをあっさりとかわす。ローザリカの冷ややかな視線と引き換えにしたのに、これでは割に合わない。
ジュストは改めてネムに向かうと、これでもかと美辞麗句を重ねた。
「――とても耳障りの良い言葉ね。一体どれほどの女性を口説き落として来たのか」
しかし、ネムは溜息一つでこれを退ける。
「でも、ジュスト様が仰っている事は本当だと、わたしもおもいます!」
隙を与えては本題へと移られる。ゲルダは間髪入れずネムに話しかけた。
「本当にお美しくて……その、どうやってその美しさを維持しているのか、秘訣をお伺いしたいです。それに商売人としてだけでなく、この街一番の人格者なのだとか。父も褒めていました」
目をキラキラと輝かせるゲルダは、商業知識を駆使しロベルト商会の武勇伝を並び立てる。
「父……貴女も商家のご息女なのかしら」
しかし、そんなゲルダの話もネムの興味を引くに至らない。
「はい……! クライン商会、と申します」
「クライン……ああ、王国の。という事は、そちらのお嬢さんもどこか名のあるお家柄なのでしょうね」
先ほどのジュストとの会話を受け、ネムはローザリカに視線を向けた。
「私はまだ若輩の身、家名を名乗ることを許されておりませんので」
しかし、ローザリカは話をはぐらかす。
「そう、では早く家名を名乗れることを祈っておくわ。天秤のお嬢さん」
「……」
ローザリカに対するネムの態度に、ジュストが小さく舌を打った。
アレは全てわかっている。わかった上で余裕を崩していない。その自信はどこからくる。王国でも名のある商家や貴族の子女子息だとわかって尚、動揺の一つも見せないその自信は……。
三人は言葉に迷い、しばしの沈黙が流れた。
そんな三人を見つめつつ、ネムは侍らせていた従者を呼ぶと何やら耳打ちをする。
従者は静かに頷くと、一礼し部屋を退出していった。
「さて、お褒めの言葉はもう聞けないのかしら? それなら、本題に移らせてもらうのだけど」
ネムは三人を一瞥すると、改めてノーマに視線を向けた。
●
「……意外と沈みませんね」
桟橋の上から小さな紙片を水面に浮かべ、エルファリアはある実験を行っていた。
紙片は水面に投じるとすぐに水を吸い変色するも、沈む様子はない。
「濡れ具合では判断できませんか。……それにほとんど動きがない。流れや沈む時間を測れば投じられた場所がわかるかと思ったんですが」
メモを発見した運河に浮かべられた紙片は、ほとんど動かない。
流れがあるのであれば海へと向かうのだろうが、ここは川ではなく人工的な運河。水の流れを抑えて造られている。
「なら、やっぱこの辺りから運河に投げられたのか」
エルファリアと共に調査に当たるナキルは水面から顔を上げ、辺りをきょろきょろと伺った。
「そうですね。もっとよくこの辺りを探ってみましょう」
エルファリアとナキルはメモの発見現場を改めて見渡す。石造りの建物が多い一角であり、視界はそれほど開けていない。絵にあった帆船もこの位置からでは見て取れなかった。
「帆船が見えないのが少し引っ掛かりますね」
「建物の上の方からだったら見えるか?」
「なるほど、建物の高い所から投じられた可能性もありますね。となると、多少風に煽られますか」
「あー、この風か。それじゃ、もうちょっと海側か?」
と、エルファリアに言われナキルは海側を見つめる。時折突風の様に拭いてくる海風が運河を渡っていた。
●
「どう、何か見つかった?」
「いや、何も。もっと上流の方なのかもしれんな」
アスティンとナハティガルは、スキルを駆使しつつ上流を目指していた。
「もっと上流かぁ。だけど、あまり港から離れると、いくら高い建物に登っても絵にあった帆船が見えなくなるような気もするんだよね」
「……そうだな。あの絵はピコが見た光景なのだろうし、離れ過ぎてはまずいか」
「結構特徴を捉えてた絵だったから、それなりにはっきり見える位置から書いたと思うんだけど……」
運河の岸で立ち止り二人は推理を重ねる。
「アスティンさん、ナハティガルさん!」
と、そんな二人の元にリサが駆けてきた。
「何か見つかりましたか?」
息を整えながら問いかけるリサに、二人はゆっくりと首を横に振った。
「リサの方はどう? 例の来客含め、何か手掛かりとかあったら教えて欲しいな」
「ごめんなさい、来客は三人に任せてきましたので、残念ながら。あ、でも他の情報提供者には話をしてみましたよ」
「他の情報提供者だと?」
「はい、この街をよく知る者達――街の動物達と交感してみたんです」
そう言ってリサは、二人に情報提供者の話を聞かせる。
それは港町エスト・ポーラに住まう住民達。街の野良猫や野良犬達が何か見ていないかと、手に入れたメモを見せてはその感情を読み取ってみたのだが……。
「……ですが、残念ながら、興味を示してもらえませんでした」
「興味を示してもらえない、か。まぁ、猫や犬は紙切れなんて気にしないだろうしね」
「ええ、鳥にでも聞ければチャンスがあるかもしれないんですが」
と、リサは建物の屋根で羽を休める鳩を見上げた。
「必要ならば捕まえてくるが」
「いえいえ、無理やり捕まえちゃったら、感情が恐怖と警戒に染まっちゃいますから」
「……ふむ、そうか」
「おーい!」
そんな時だった。ナキルが大きく手を振りながら足早に蹴けて来たのは――。
●
「実は最近、可愛らしい小鳥を飼い始めたのよ」
ネムの言葉に部屋の空気が揺れた。
明らかに変じた空気に、ネムは扇子の下の口元を歪める。
「だけど、この子が少し我儘で手を焼いているのよ。ほら私は穀物商でしょう? 本来小鳥は天敵ですもの」
「そ、それってピ――――んんっ!?」
思わず名を口にしそうになったゲルダの口元を、ローザリカが手で塞いだ。
相手はあえて名前を言わず「小鳥」と言った。わかる者にはわかる。そして、いくらでも言い逃れできる言い方だ。
ネムは三人に一度だけ視線を向けると、扇子を畳みノーマを見る。
「だから飼育係を探しているのよ。家畜を扱う事もある貴女の所なら、適任者が居るのではなくて?」
今はっきりした。ネムの目的はラインだ。
難癖をつけて利権や商圏を奪う算段か、それとも傘下に降れとでもいうつもりかと予測していたローザリカの勘は外れる。
いや、ゆくゆくはその可能性もあるのだろうが、少なくとも今は違った。
「お一人融通してくれないかしら。人選はそちらに任せるわ。長年のよしみですもの、嫌とは言わないわよね?」
人選を任せるとは言っているが、その実は名指し。
ピコを餌に、モルディ商会の屋台骨の一人であるラインを引き抜こうとしているのだ。
「……その小鳥は今どこに居るのですか」
「ふふ、鳥籠に入れて大切にしているわ」
その思惑をノーマも感づいているのだろう。苦々しく問いかけるも、ネムに余裕の笑みで返えされた。
「……」
ローザリカがソファーの影でジュストの手を掴む。
「……」
握り返された手は、悔し気に震えていた――。
●
「灯台……か」
「ああ、黒く塗られた灯台の絵だったぜ!」
ナキルを先頭に四人は運河沿いを港へと急いでいた。
「黒い灯台……そんな灯台はエスト・ポーラに無いんですが」
ナキルの話にリサが首をかしげる。
「黒とは限らんだろう。少女の考える事だ、赤や青の灯台であっても黒く塗りつぶすかもしれん」
「ああ、なるほど。それは確かに可能性があるね」
四人は推理を続けながらも足を止めない。
エルファリアとナキルはメモの実験を終えた後、港へと向かった。
そして、そこで新たなメモを見つける。
エルファリアは別のメモがないか捜索に残り、ナキルがメモ発見の報を仲間達に伝えるべく、上流へと向かったのだ。
「エルファリア!」
四人は港付近でメモを探すエルファリアに合流する。
「もう一枚見つけました」
と、エルファリアは四人に新しく見つけたメモを見せた。
そこには、『尖った山』が描かれている。
「山……だよな。どの山だ?」
と、ナキルはエスト・ポーラの北に広がるクリエスター山脈を見た。
連なる山脈の中で、絵に合致する山はないかと目を凝らす。
「ナキルは山を調べてくれ。俺達は他にメモがないか探そう」
ナハティガルはナキルにメモを託すと、他の者達と手分けして他のメモの捜索に向かう。
「帆船、灯台、山……やっぱり高所かな」
「それに灯台の下半分が描かれていません。目の前に何か遮蔽物があったのかもしれません」
アスティンの独り言に答えたエルファリア。
「高所ならば俺が行こう。三人は別のメモを」
ナハティガルが仲間達に捜索を託し、見える範囲で最も高い建物へと駆けのぼった。
「あ、ここにもありましたっ!」
積まれた荷の隙間に新しいメモを見つけたリサ。
「これは……クレーンでしょうか」
メモに書かれた絵を解読したリサは、すぐさまナハティガルに伝えた。
「見つけた! 多分あの山だ!」
続けてナキルが、ようやく絵の『山』を見つける。
「うん、ベッド……? これは部屋の様子かな?」
アスティンが見つけたメモに描かれていたのは、豪華な天蓋付きのベッド。
「これも灯台……いえ、鐘楼でしょうか」
更にエルファリアも、新しいメモを見つけた。
皆はメモを見つける度に建物の屋根で警官を照合するナハティガルへ報告し、彼が捜索範囲を絞っていく。そして――。
「……ここだ、間違いないだろう」
壁に立つナハティガルが景色を一望した。
帆船、山、灯台……その他にも見つかったメモにあった絵の景色が全て見える。
ナハティガルは慎重に近くの窓を覗き込んだ。だが……。
「無人、か……」
そこに、ピコの姿はなかった――――。
●
「間に合わなかったか……」
ジュストはソファーに手を付き、ネムが座っていた場所を睨み付ける。
「途中で従者が退席した。ピコくんを移動させたのだろうな」
「そんな……それじゃピコちゃんは」
「別の鳥籠へ」
「ロゼ!」
「……僕は事実を言っている」
「ふ、二人共やめてください……! ここで言い争ってどうするんですか!」
睨み合うジュストとローザリカ。そして二人の間にゲルダが慌てて割って入った。
「……皆さん、ありがとう。後は私達で考えて対処するわ」
そんな三人に、ノーマが声をかける。
「ごめんなさいね、捜索だけのつもりだったのに変な事に巻き込んでしまって」
力なく微笑むノーマに、三人はかける言葉を見つけられなかった――。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人
2022年02月10日 12時26分36秒 公開
相談掲示板
https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/164 シナリオ「わたしの まいごの おともだち」 「ナキルだ、よろしくな! なんか、すげぇ懐かしい名前が見えてとりあえず来ちまった! 読み込むのは、ちっとこれから…! それにしても、アレも一年前か…」
キャスターのジュストだ、よろしく頼む。 いやはや、商人の世界も剣呑剣呑……とは言え、巻き込まれたのは無辜の少女。 早めに探し出してあげたいね。 さて、依頼目的は少女の捜索なわけだけど……事件の背景を考えると、少女の痕跡を探して居場所を探っていく面々と、モルディ商会でロベルト女史と対峙する面々に別れた方が良いのかな? ヒントになりそうな絵に関しては超視覚や看破、紙や炭の匂いを辿る超嗅覚などが探すのに有効かも。 あと位置感覚と風向きから絵がどの方向から飛んできたかを予測するとか。 残留思念感応は経過時間がネックだけど、使いようによってはいけるかな。 絵を集めることが出来ればそれらが見えそうな場所ってことであたりをつけられそうだけど、閉じ込められている場所が有力者の邸宅の場合どうやって保護するかも考える必要があるかなと思ったよ。 ……場所によってはロベルト女史との交渉材料になりそうだし。 個人の動きはまだ考え中ということで。
エルファリアと言います、よろしく。 >少女探しとロベルト女史との対面の2面 まあそんなところでしょうねぇ。 少女探ししかしないと見つけだす前になんか変な話を纏められちゃいそうですし、逆にロベルト女史だけどうにかしても少女探しの方が進む訳でもなし。 まあよっぽどうまく女史をやり込めれば「少女をいつまでも握ってても仕方ない」と手放す可能性はないではないですが……あんまりそういう風に進むイメージができないというか。 >少女探し 絵については運河ってことでそこの流れも考えた方が良いでしょうか。 居場所が立場ある人のところだった場合…………めんどくさいんで見つけてしまえばこっちのもの、というのは乱暴すぎますかね。 まあこれは冗談としても、見つかった時にダメージが大きすぎるところには捕まえてないと思いたいところ。 その上で、「こちらは少女の居場所を見つけた(確信している)」「やったことは見逃すからとにかく無事に返せ」って暗に伝えられれば向こうも突っ張るまではしない……かも?
リサ・ベイカーです。よろしくお願いします。 なんか、わたしの家がいろいろ絡んでる感じですが… ピコちゃん、連れて帰ってお義母様に相談したのはわたしだったりします。 ということで、何としても無事に見つけ出したいです。 手分けとしては大きく、捜索と、ロベルト女史対応で良いと思います。 捜索をやや厚めが良いでしょうか? ロベルト女史、わたしは、対面するか迷いますね。 ベイカー家に逆恨みしてるようなので、たぶんお互い顔を知っているわたしが対面すると、良くも悪くも感情的になりそうです。お互いに。 そうなると、やっぱり捜索かな。 地元なので、運河の流れとか、そういう土地勘は活かせるかな?と。
ゲルダです。よろしくお願いします。 誘拐……。きっと、とっても怖いと思いますので、ピコちゃんが無事に戻ってこれるようにお手伝い頑張りますね……! >ピコちゃんの捜索とロベルト女史対応 現在の二手に分かれるという方針で大丈夫だと思います。 ロベルト様対応については、変な契約などをしないようにというものの他に、……彼女からも情報を得られられないかなと考えています。 具体的な方法はまだ考え中ですが、ロベルト様がピコちゃん誘拐に関わっていることが知れれば、彼女が所有していたり、商会に関連する建物に絞れないかな、と。 ピコちゃんの捜索については現在挙がっている方法でよさそうです。 他の目ぼしとしては、ピコちゃんがお使いで通ったであろう道を探す……とか、でしょうか。 個人行動ですが、現状では商業知識と洞察でのロベルト様対応を考えています。 リサちゃんの敵でしたら容赦はしません……!(ぐっ
シーフのナハティガル=ラーだ。――宜しく頼む。 >ピコ捜索とロベルト対応 捜索と対応の二手に分かれる方針で異論はない。 俺は現時点ではピコ捜索を予定している。 >捜索 帆船の絵を発見したのは北の運河。ならば運河上流の方向に歩みを進めれば、ピコが絵を流した地点まで辿り着けるかも知れん。 帆船の絵と(未だPL情報だが)捜索が捗れば発見出来るらしい新たな絵は、恐らくはピコが目視で確認した現在地周辺の風景なのだろう。 >汎用スキル 看破と超視覚を持って行く予定だ。
シューターのアスティン。よろしく。 <捜索とロベルト対応に分かれる。 二手に分かれるのでいいと思う。 俺は、交渉は得意でも苦手でもないし、一旦捜索側。 人数が偏りそうなら移動も検討するよ。 <捜索 運河にメモが流れてきているってことは他のメモも運河から流れてくるか、 運河のフチに引っかかってる、のかな。 すでにでているもの以外にもサーマルアイとかでも 周囲と温度が違いそうだから有りかも。 メモを見つけるのとは別で、絵から意図を読み取る洞察とかもかな。 <発見後 窓があるみたいだし、人間が行くよりは目立ちにくいだろうし、 エーテルリンクした大鼬かリスをこっそり送り込んで状況確認と護衛できるかな。 安全確保できればそのまま救出したいところだね。 <ロベルトの来訪目的 これ、俺たち視点からは怪しい会話を知らないわけだから、 どう推測して対応するかだけど・・・。 タイミング的には首謀者かどうかはわからないけど最低件誘拐犯から ピコ誘拐のリークを受けてきている、って推測しての対応、って感じになるのかな? 誘拐首謀者になると商会的にも傷が大きいから、第三者としての情報提供を餌に利権を奪いにくる感じかな。 <現状希望状況 一応今の希望状況はこんな感じかな? ・捜索 リサ・ナハティガル・アスティン(仮) ・ロベルト対応 ゲルダ
じゃあ二手に別れるのは決定でいいかな。 比率は捜索の方を多めで俺も良いと思う。 俺自身は交渉と話術、もしくは政治知識あたりでロベルト女史対応の方に回ろうと思っているよ。 >ロベルト女史の来訪目的 前々からベイカー商会やその周辺に対する妨害をしていたのは解っているから、今回の訪問もそのあたりの事情が絡んでいるとは推察できるね。 ただOPの会話はPL情報だし、何かを目撃してしまったピコ嬢も開始時点ではいないから誘拐の関連性を疑うのは相手の話の持ち出し方次第かな。 アスティン君の言うように情報提供などを対価にモルディ商会をロベルト商会傘下に引き込むというやり方も考えられる。 敢えて潰すのでは無く引き込む交渉をしてくるなら、手駒を増やした上で公共事業絡みなどの大きな案件を囲いこんで、ベイカー商会からシェアを奪い返そうとかそういう思惑がありそうな気がするね。 希望 ・捜索 リサ・ナハティガル・アスティン(仮) ・ロベルト対応 ゲルダ・ジュスト
>希望 腹芸は得意ではないので捜索希望ですかね。 人数が極端に偏るようなら移動は可能です。その時は、まあ論戦というよりはひたすら時間稼ぎの動きになるかもですが。 >ロベルト女史の目的 あるいは、証拠となるような明言を避けつつ挑発して、なんらかの手を出させたり、脅しのような発言をとったり、ですかね。 「商売敵に何らかの手を出した」悪評でも広めるつもりとか。 何にせよ、向こうとしては証拠さえ握られなければ、上手くいかなくても損はないって感じでしょう。 >捜索 まだ絵は一枚ですが、一枚でもヒントはヒント。 既に出ているアイデア+帆船もヒントにしつつ、絵が見つかればヒントを加えてどんどん絞り込んでいく、って感じですか。
「っと、改めてよろしくな。 前に村人家族に扮装した面子が揃ってるな…って関係ない気付きはさておき! >二手に分かれる それは賛成だな。どっちかに集中した方が動きやすいだろうし… オレも交渉とかは、あんまり経験が無いしな。 捜索の方で尽力しようと思うぜ、ピコには実際会った事もあるしな。 記憶力(Lv5)と天眼を使って、街の景観を覚えて、描かれた絵と同じ情景を見付けられたらと思うぜ。 地図と天眼、記憶力を使えば足取りの推測はできるかもな…。」 ・捜索 リサ・ナハティガル・アスティン(仮)・エルファリア・ナキル ・ロベルト対応 ゲルダ・ジュスト
ヒーラーのローザリカだ、よろしく頼もう。 気に食わないやり口でもあるし、少女奪還のため力を尽くしたい。 >二手に分かれる 無論、異論はないよ。得意分野で注力した方がいいというのにも理がある。 希望としては僕もロベルト女史の対応にまわりたい。 ・捜索 リサ・ナハティガル・アスティン(仮)・エルファリア・ナキル ・ロベルト対応 ゲルダ・ジュスト・ローザリカ >ロベルト女史の目的 現時点で読めることは少ないが…… 連絡もない突然の来訪、形だけでも友好関係を結ぼうとするものの行いとは思いづらい。 半ば強引に乗り込んでも優位に場を動かすだけの土産話、それがなんなのか。 まあどちらにせよ、だ。 うまく話を聞き出しながら、捜索組の情報待ちという形かな?
とりあえず、ロベルト女史の狙いがよく分からないってのもありますし、少女の居場所に当たりがついたら多少強引でも早めに救出&戻りって感じですかね。 まあ乱暴な手段って時点で向こうが突っつく手札にもなりそうなきはしますが、そこは人命優先って感じで。
>救出 ピコが捕らわれている場所を突き止めた後は、周囲の状況を確認後に救出活動に移る方向で良いだろうか? ピコを人質に取っている事自体も、ロベルト達の手札になっているようだしな。 無事に救出できれば状況も変わるかと。 救出時は【真・壁歩き】での侵入を考えている。 >ロベルト女史の目的 ロベルトはベイカー商会及び関係の深い商会を目の敵にしている事から、ベイカー商会に奪われたシェアを奪い返す為に色々と画策しているのだろうな。 既にジュストが述べているように、モルディ商会をロベルト商会の手駒として囲いたいと思っていても不思議ではないだろう。
〉捜索 捜索ですけど、手分けしましょうか。 人数的には、二手に別れる感じかな?と思ってますが。 個人で動いたほうがやりやすい方がいればお任せですけど、 同じ場所でも一人よりは二人とかのほうが見落とし少ないかなとも。 〉ロベルト女史の目的 そうですね、傘下にというのもあれば、こっそりとベイカー商会の情報流させるとか? ピコちゃんが、ロベルト商会の商品を棄損した、なので商会で捕らえている。返して欲しければ、多額の賠償金を、無理なら… というマッチポンプ的な脅しとか? 有りそうな事は想定して、ノーマさんやゲルダちゃんに伝えてから、窓から失礼する感じかな?(笑) 〉ゲルダちゃん ありがと、でも、無理せずにね? 逆恨みされてご実家に迷惑かけてもいけないので… まあ、王国商人の雄にちょっかい出すほどの力は無いと思いますけど…
>捜索 そうだね、見つけたら周囲の状況を確認後速やかに救出活動に移る方向で良いと思う。 捜索実働は5人、救出も視野に入れるなら個人で動くより2~3人で二手に分かれた方が安全かと思うけどその辺りは実際に動く人達の判断に任せるよ。 >ロベルト女史対応 まずはモルディ夫人との話に同席させて貰えるようにお願いして、ロベルト女史が上機嫌になるような話を振って時間を稼ぐ予定。 それからさりげなくリサ嬢というかベイカー商会の話題をちらつかせて、ボロを出すように誘導しようかと考えている。 はっきり言動に出なくても、僅かな感情の機微があればゲルダ嬢の洞察で抜けるかもしれないからね。
「>捜索 あぁ、捜索と救助を一手にするなら、2~3人で動く必要はありそうだな。 オレは問題ないぜ。 オレは壁を歩いたりはできねぇから、何かしら見張りが居れば陽動を考えるか…。」
ご、ごめんなさい!間があいてしまいました……! >ロベルト様対応 わたしも、同席をお願いしようかなと。 確かに、ロベルト様を怒らせてしまうよりも、褒め称えるなどで良い気分になっていただく方がよさそうです。 感情の機微や言動の真偽について、しっかり見抜けるように頑張りますね! 後は、相手のペースに飲み込まれないように……ロベルト様に『心優しい素敵な女性』のロールをあえて被せることで、相手の意図をわざと逸らす、ような対応を考えています。 >救出 複数班に分かれての捜索と、居場所を特定次第の救出の方針に、異論ありません。 ……その。お任せしてしまう形になってしまいますが、よろしくお願いしますね。 >リサちゃん えへへ。 リサちゃんにもお父様にもご迷惑を掛けないように、きっちりしっかり、コテンパンにしちゃいますね!負けません!!(ぐっ
<捜索 うん、2班ぐらいに分かれておいた方が手早くいけそうだね。 合流とかの連絡手段の確保が難しそうだけど。 どこか定期集合場所を決める感じ、かな? 情報知らない段階でその判断できるかは微妙なんだけど。 ペットに壁歩きをさせられる俺と、 自力で壁歩きできるナハティガル は別行動してると、どっちの班が場所を見つけても 窓経由で居場所を特定できる、かな?
「とりあえず 捜索と救助で行動する際に、場所を特定したら別行動してる班にチャージングで突っ走って連絡するようにはしてるぜ。」
>捜索/救出 二手に分かれる旨、了解した。 俺とアスティンは別班と記載しておこう。 合流する際は連絡の手段が無い為、指定した地点に定期集合する方向で良いかと。 ピコを発見した際は、彼女を抱えて部屋の窓から脱出を試みる予定だ。