【血旗】追い求める者【屍涯】

炙りとろ左門

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シナリオID:1706

オープニング

● 悪虐の底の真実
 およそ10年ぶりに知ることとなった実父の様子に、アレクシスはただ狼狽するばかりだった。
 母(つま)を大切にしていたことは知っていた。他の女性と駆け引きを楽しんでも、亡き伴侶への敬意だけは忘れなかったし、よそに子供を作るということもしなかった。父が、愛するものを喪った悲しみを慰めるのに不器用な手段しか取れない男であるのだと理解できるようになったのは、学園(パンクリアース)に通うことが決まった頃だ。
 とはいえ、父は不寛容な人間でもあった。それが政策に表れていることを知ったのもその頃だ。それまで自分もまた典型的な貴族主義に染まっていた子息のひとりだったし、それを疑問に思うこともなかった。
 だがリジーと出会い、子爵領を変えることを約束した。「皆が幸せに、穏やかに暮らせるように」——その約束を胸に学園で勉学に勤しみ、王国騎士となった。この立場からであれば、代替わりを待たずして父を諌めることができると思ったからだ。
「現実は、物語のようには甘くはない、か……」
 アレクシスは溜息を漏らす。そして冒険者からの報告書を机の上に投げ出した。そこには同じく冒険者たちが集めた「不正の証拠」が並べられている。
 目当ての帳簿は見つからなかったが、それよりも興味深いものが手に入った。更新された領主館の間取り図、誰も部屋に入れずに決裁した書類を受け取りに来たガロラント侯の使者、そしてふたつの家の間にある後ろ暗い繋がりを示す書簡——。
「税収はガロラント侯爵領内の修道院や孤児院に寄進されていたのか」
 なるほど、ベレスをどれほど叩いても埃が出ないわけだ。献金をどう扱うかはガロラント侯の裁量で、そしてこれならば、その献金の最終的な行方を調べることでガロラント侯の余罪も追及できるだろう。
 しかし、そんな規模であることは想定外だ。気付くべきではあったが。寄り親がベレスのこの惨状を黙認しているということが何を意味するのか。
「……ひとまずこれは、すぐにでも王都に持ち帰らなければ」
 父の所業を精算するのに、父への断罪のみで済まされるのか。そんな不安がよぎるが、アレクシスは首を横に振る。我が身可愛さに怖気付く程度の生半可な覚悟で、王国騎士を目指した訳ではない。
「俺が約束を守れなくても、クーガーや、冒険者たちがそれを叶えてくれる……リジー」
 それだけが、心の支えだ。

● 届かぬ手
「用意してくれたものは、これで全部なのね。ありがとう、マリータさん」
 エスリンは嬉しそうに微笑む。それに、マリータ——キーリもまた小さく笑みを返した。
 エスリンの隣には、彼女の兄であり、血旗(レジスタンス)のリーダーであるクーガーもいる。このやりとりの最初からずっと仏頂面だが、もともとそういう顔なのだとエスリンは言った。
「こんな顔だけど、兄さんも喜んでいるから。あなたが何者かは……聞かない方がいいのよね」
「は、はい……お願いします。皆さんに迷惑がかかってしまいますから」
 冒険者たちが運び込んでくれた救援物資、その残りの全てを運び込んだあと、キーリはクーガーと話す機会を得た。危険なことだとはわかっていたが、クーガーが強く望んだためだ。
「あんたと一度話してみたかった。目的がわからなかったから」
「ただの善意ではないのは、あなたが疑うように本当です。けれどそれはあなたたちを害する意図があってのことではありません。私は私のできることをしたかったのです。それも結局は冒険者さんたちに頼りきりですが……」
 キーリの真摯な答えに、クーガーは瞑目する。
「あんた、世渡りが下手そうだ」
「そ、そうでしょうか。……そう、ですね。わた、ぼ、僕は……世間知らずではあるとは、自覚しています」
「嘘も下手だ。馬鹿正直すぎる」
「う、」
「だから、嫌いじゃない」
 クーガーに握手を求められ、キーリは目を瞬いた。
「お互いのため、仲間と呼ぶことはしないでおこう。だが、俺はあんたの味方になりたい。それがあんたの行動の結果だ」
「……ありがとうございます!」
 心に灯るあたたかいものに、キーリは薄ら視界が滲んだ。
「リン、迎えが来るところまで彼女を頼む。一人歩きは危ない」
「分かったわ」
 エスリンが尻尾を揺らし、キーリの手を取る。
「人攫いがいるとかいないとかで、最近物騒なの。でも私がついてるから大丈夫!」
「はい。頼りにしています、エスリンさん」
 ハーヴェンも長く空けてしまっている。リリー(ゆうじん)もずっとキーリのふりは出来ないだろう。早く帰って顔を見せなくては。

「おい、もうあいつでよくないか」
「良いところのお嬢さんに見えるぞ」
「そうだけどよ。あの方の条件は厳しすぎる。このまま誰も連れ帰れなかったら俺たち……」
「く、くそ。やるしかないか……」
 並んで歩く2人の後ろ姿を、黒装束の男たちが物陰から見つめていた——。

● 突き動かすのは
 うっかり漏らした情報(ことば)に、それは驚くほど速く反応した。息も細く横たわっていた姿勢から腕を伸ばし、セウェルスの襟首を掴むと床に叩きつける。
「どういうことだ」
 彼(ロヴェル)にしては珍しく、その一言は怒気を孕んだものだった。瞳の奥に青い炎が揺らめいているようにも見えるほど、エーテルが乱れている。
「お前は私と契約したはずだ」
「そうだけどさ。管轄範囲(ハーヴェン)を出て行ってしまうような子は対象外だよ」
 伯爵夫人キーリがベレスで消息を絶った——セウェルスはそれを「困ったこと」として迂闊に共有したのだが、考えが浅かったようだ。良いことがあったので気が抜けていた。
(シュナイデル卿は何も——)
 ロヴェルは思考を巡らせる。定期連絡の内容は短いものだ。彼があえて知らせなかったのか、本当に知らなかったのかまでは分からない。しかし、困惑の中、今はそれを考えている場合ではないという結論に至った。
「ちょ、ちょっと! どこ行くの?」
「迎えに行く」
 ロヴェルはセウェルスを解放すると立ち上がり、ふらふらと部屋の外へ出ていく。手負いの、食事もろくにしていない体で。
「ふーん。そんなにあの子が大事なんだ」
 セウェルスは敢えてそれを止めない。拗ねたように頬を膨らませても、すぐに悪戯っぽい笑みを浮かべて身を起こす。
「じゃ、俺も行こ」

解説

皆さんはレジスタンスのリーダーであるクーガーから、何者かの襲撃を受けて連れ去られた「キーリ」および「エスリン」その他数名の少女たちの捜索を依頼されました。 彼女たちは最近話題になっている「誘拐事件」の標的にされたものと思われます。 この誘拐事件はこれまで、「周囲と接点の少ない身寄りのない少女」を狙っていましたが、数日前からそれ以外の少女たちも被害に遭っており、そのために発覚しました。 クーガーが把握しているだけで、攫われた少女たちはキーリとエスリンを含めて5人。黒装束の男たちによって地下水道に連れ込まれる少女を見たという証言があります。 成功条件:24時間以内に攫われた少女たちを全員保護する 失敗条件:少女たち全員の保護に失敗する ■地下水道 ベレスの首府リラの地下に広がる、迷宮といってもいいほど複雑な水路です。改修と拡張を繰り返し、総延長が把握されていません。また、明かりはほとんどありません。 ■エネミー 黒装束の男×12〜 授恵者と一般人が混じっています。一般人はともかく、授恵者はそこそこ手強いです。 ■NPC ★キーリ  ヒューマン/17歳/女  現ハーヴェン伯爵夫人である少女です。4日前、エスリンとともにリラから退去しようとしたところ、何者かの襲撃を受けて行方がわからなくなっています。 ★エスリン  ハーフビースト/17歳/女  キーリと同行していた少女で、ともに行方がわからなくなっています。 ★クーガー  ハーフビースト/19歳/男  レジスタンス〈血旗〉のリーダーであり、エスリンの兄です。エスリンとキーリの捜索を冒険者たちに依頼し、協力NPCとして同行します。 ★ロヴェル=ハーヴェン  ヒューマン/37歳/男  現ハーヴェン伯爵であり、セウェルスに攫われ行方がわからなくなっていました。が、キーリがリラで消息を絶ったことを知り、捜索に駆けつけました。ただしシナリオ開始時点では彼がリラのどこにいるかは不明です。 ★セウェルス=マルキアス(アンダーテイカー)  耳元に橙色の百合を咲かせる、〈屍涯宮〉の死霊術師です。自らの後継と定めたハーヴェン伯ロヴェルとリラを訪れたは良いものの、先行したロヴェルとはぐれた様子。一定の条件を満たすことで協力NPCとして同行します。 ・プレイングで指定しなければ、基本的にNPCはリプレイには登場しません。 ・字数の都合でNPCとのやりとりがカットされる場合もございます。ご了承ください。

マスターより

初めましての方は初めまして。こんにちは、炙りとろ左門です。 攫われた少女たちの居場所を見つけて助け出せ! という依頼です。単純明快だね! 本シナリオは「【灰葬】」シリーズの続編、「【屍涯】」第1部「【血旗】」の第3話にあたります。だいぶ話数も重なってきたためなかなか追うのも大変かと思うのですが、継続の方も新規の方も大歓迎です。 【血旗】の舞台であるべレス子爵領については「【血旗OP】灰より目覚めて【屍涯】」をどうぞ。 また、ハーヴェンってなんぞやという方は「【灰葬】」シリーズ(全8回)を、セウェルスって誰やという方はあわせて「夏の夜のおばけ退治」をどうぞ。 本シナリオにはNPC「セウェルス=マルキアス」および「ロヴェル=ハーヴェン」が関連づけられており、挨拶をしたり、必要に応じて応答します。質問の際はコメント冒頭に【Q】をつけてください。 ※NPCによる質疑応答については、OPや解説において判断に迷う表現があった場合のみで、基本的にはOPや解説に書かれていることが全てとなります。 それでは皆様のご参加&プレイング、お待ちしております!

リプレイ

● 囮作戦
 依頼を受けた冒険者たちは、レジスタンスの隠れ家に集い、一計を案じる。ララベル・サン・ディーベルの提案だった。
「僕が囮になって、誘拐犯をおびきだせないかな。ええとつまり……女の子のふりをして、ってことなんだけど」
 頬を染めたララベルの言葉がしぼむ。
 なりふり構わずの事態になっているということは、急がなければ被害は増えるばかりだ。誘拐犯の目的は不明だが、それを確かめるためにも、「攫いやすそうな娘」を演じて連れて行ってもらおうというのである。
「危険ですが……あまり時間をかけてはいられない、ということであれば」
「ああ。俺も支援しよう」
 それに、オゴスとセリオス・オーガストがサポートを申し出た。オゴスは机の上にリラの地図を広げる。
「詳細なものではないとは聞いていましたが……これなら十分、でしょうか」
 防衛のため、観光用の地図より詳しいものはそう出回らない。とはいえ印をつけ(プロットす)るだけならば、これで十分だ。すでにそこには、赤いインクで書き込みがなされている。
「入り口はどうやら決まっているようだったから、目撃情報が集中している市街地のほうで様子を見てきたよ」
 セヴラン・クアルトは、回って来たところを丸く囲む。
「本来、地下水道への入り口は鉄格子で封鎖されているんだけれど、ここは人が通れるくらいまで破損していた。修復する余裕がないのか、そもそもその気がないのかまでは分からないけど……」
「見張りはいたか?」
 スー・ルーの問いに、セヴランは首を横に振る。
「物陰に隠れて出入りがないか見てみたけれど、今のところは誰も」
 時刻は昼を過ぎたところ。闇夜に紛れての犯行を狙っているのなら、その姿を捉えるためにはもう少し時間が必要かもしれない。
「とはいえ、地下水道はとても広大……だったよね、クーガーさん」
「ああ」
 地図を睨み付けていたクーガーが頷く。
「水を引くだけなら人が出入りできる範囲は狭くていいはずだが……どういうわけか、やたら規模がでかい。改修と増築を繰り返してるって話だ」
「うん……となれば、相手も決まったルートを使っていると思うんだよね」
「なるほど。であれば少しは捜索範囲を絞れるか」
 セヴランの推測に、サマエラ=フォリウムが腕を組む。
「それにしても、妹君(エスリン)だけではなく彼女も巻き込まれるとはな。となれば、彼らも動くだろうか」
「彼ら?」
 オゴスが首を傾げたので、フリューリングスルフト=ティエラがロヴェルとセウェルスの存在についてかいつまんで共有する。
「もしかしたら鉢合わせる……なんてこともあるかもさぁ」
「わかりました。覚えておきます」
 オゴスは頷くと、一旦地図をしまう。そしてそれまでソファに座って話を聞いていたナハシュが立ち上がった。
「よし。じゃあ俺は一足先に地下水道の中を探索する。誰かしら捕まえられれば話も聞けるだろ」
 地上と地下から同時に攻略していく流れだ。一同は頷き、日没までに囮作戦が成功しなければそのまま地下水道探索組へ合流することを確認した。

── ○ ──

 買い物袋を提げた少女に扮したララベルが、人気のない路地をゆく。それを、セリオスとオゴスがそれぞれ違う場所から見守っていた。
『どう? 引っかかりそう?』
 と、フリューからオゴスにテレパスが着信する。
『今のところはまだ。そちらはどうですか?』
 フリューは街を歩きつつ、双波で地下水道の規模をマッピングしていた。なかなか根気のいる作業だが、これのおかげで全容が掴めてきた。
『人が通れそうなところは、住宅地の端……これは各水道の終点やろね。そこと、商業区の下。あとは行政区……領主館の方にも少し、かかってるけど。この細い道がただの水道なのか通路なのかは……実際に見てみんとなんとも言えんさぁ』
『なるほど、わかりました。ありがとうございます。っと……』
 視界の端でセリオスが合図を出したのが見え、オゴスは一旦意識をそちらに向ける。どうやらララベルに引っかかった輩がいるようだ。
 見れば、物陰から黒装束の人影がララベルへと近づいている。オゴスとセリオスは、万一の事態に備えていつでも飛び出せるように準備しつつ、様子を見守る。
 やがて背後から組みつかれたララベルは気絶させられ、黒装束に担がれる。
「まずいぞ」
 セリオスがオゴスの方を振り返る。ララベルは、薬を嗅がされて完全に意識を奪われていた。これでは追跡側に痕跡を残していけない。オゴスは頷き、すぐに仲間たちへ連絡する。
『薬……調剤できる人間がいるのか? それとも違法な薬物ではないだろうな』
 サマエラの呟きに、フリューは少し考え込む。
『人が気絶するくらいのもの——』
「内緒話?」
 と、フリューのすぐ耳元で声がした。薄く漂う百合の香りに、フリューは振り返る。
「や、フリュー。久しぶり」
「あ、アンちゃんだ」
 セウェルスは一歩距離をとり、屈めていた背筋を伸ばす。
「奇遇だね。こんなところで何してるの? 観光ではないよね」
 セウェルスはフリューの手元を見つめる。リラの地図に書き込まれた線は、観光所をチェックしているようには見えない。
「アンちゃんは?」
「俺は迷子探し」
 迷子。フリューは首を傾げる。そして、サマエラの言葉を思い出していた。
「そう。じゃあ、互いに協力できんかな?」
「協力?」
「君が『面白いこと』以外で動く理由は、彼しか思いつかないさぁ」
 セウェルスはふっと表情を消す。そしてすぐに微笑んだ。
「俺と取引しようってわけ?」
「協力。終わったら迷子はアンちゃんが連れ帰ればいいさぁ」
 セウェルスは少し考えるそぶりを見せた後、鷹揚に頷いた。
「そう。じゃあ、君たちの探し物を手伝ってあげるよ」

● 突入
(昨日の敵はなんとやら……か)
 ララベルを追い、急遽集まった地上探索組の中にセウェルスの姿を見咎めて、セヴランは目を細める。フリューの話では、どうやらセウェルスが探している「迷子」はハーヴェン伯ロヴェルのことらしい。
「セヴラン、ララベルはいまどこに?」
「あ……ちょっと待ってね」
 サマエラに促され、セヴランはララベルを追わせていた栗鼠(ララ)と視界を共有する。
「うん……まだ気づかれていないみたい。ちょっと周囲が入り組んでて……ん?」
 ララの耳を通して、セヴランは男たちの慌てた様子を拾う。
『おい、あいつは撒いたか?』
『た、たぶん。向こうで足止めしてる。ほら、今のうちにさっさと運び込むぞ!』
 ララが物音に振り返る。と、奥の通路の方が青く照らし出されたかと思うと、そこから黒装束の男が蹴り飛ばされて壁に激突し、気絶した。背後で男たちの引き攣った悲鳴が上がる。
 セヴランは慌てて意識を自分のほうへ戻し、内部で探索中のサマエラに連絡をとった。
『ちょっと誘拐犯相手に暴れてる人がいるけど、誰?』
『ん? いや、スールもナハシュもこちらで待機中だが……接触してみようか?』
『お願いするよ』
 セヴランはテレパスを切る。
「急ごう。なんていうか、うん。急いだ方がいいかも、いろいろ」
 フリュー、セリオス、オゴスの3人で索敵探索を行いつつ、一行は地下水道へと突入する。

── ○ ──

「う……」
 ララベルは冷たい床の感触に目を覚ました。何やら男の慌てた声が聞こえる。
「ここでじっとしてろよ! いいな!」
「やっぱいいところのお嬢さんなんて連れてくるべきじゃなかったんだって!」
「今更ぐだぐだいったってしょうがねえだろ……とにかくあの方にさっさと報告だ」
 男たちはさっさと薄暗い部屋を出ていく。扉に鍵がかけられ、なにやら重いものを積み上げるような音がしたあと、ばたばたと足音が遠ざかった。
(薬を使われたのか。失敗しちゃったなあ……)
 ララベルは悔しがりつつも身を起こした。手足を縛られてはいるが、随分慌てていたのか縛り方は雑だ。何度か手首を捻り、ララベルは緩んだ縄の輪から手を引き抜く。
「あ、あの……」
 暗闇の中から怯えた声がする。ララベルは振り返り、声の主を暗視で確認した。
「君たち……もしかして攫われた女の子たち?」
 ララベルは震える少女たちに優しく声をかける。
「こんな登場の仕方であれだけど……助けに来たよ」
 そして少女たちのそばに跪き、縄を解いて回った。
「ありがとうございます。私たち、もうダメかと……これからどうなるんだろう、って」
「大丈夫。僕の仲間たちも来てくれているはずだから、すぐ帰れるよ。ところで……ここにいるのは3人だけ?」
 クーガーの話では、攫われたのはキーリとエスリンを含め5人だ。しかしここには3人しかおらず、キーリとエスリンの姿がない。
「は、はい。ふたりとも、さっき連れて行かれて」
「それは、もしかして……」
 ララベルはキーリとエスリンの特徴を少女たちに伝える。すると、少女たちはその2人だと答えた。
「わかった。ありがとう。とにかく、君たちを無事に外へ連れ出してあげるから」

── ○ ──

 スールはサマエラやナハシュと手分けして、囚われた少女たちと、黒装束相手に暴れている輩を探していた。すでに地下水道内部には混乱が広がっており、飛び出してきた黒装束の男を、スールは反射的に杖で殴り倒す。
「あ、しまった」
 気絶していなければ話が聞けたのだが、殴り倒した男は打ちどころが悪かったのか目を回してしまっている。スールは仕方なく男の体を踏み越えた。
 と、スールの耳がかすかな物音を捉える。壁か、扉を叩くような鈍い音だ。
「どうした?」
 セリオスを先頭に、救出班がスールに追いついた。スールは奥の方を指差す。
「向こうから妙な音がする。なんか叩くような」
 セヴランはスールが指差した方向を見つめ、小さく頷いた。
「ララベルさんが運ばれたのもそっち……だね。あたりかもしれない。急ごう!」
 スールを先頭に一行は走る。途中、見回りらしい黒装束の男たちと出くわしたが、特に苦戦することもなく、倒れて伸びた男たちをオゴスとクーガーが縛り上げていく。
「ここだな。塞がれて……なんだこれ」
 スールが扉の前にたどり着くと、扉の前には木箱が積み上げられていた。そして扉の向こうから声がする。
『もしかして……スール? 女の子たちは無事だよ! ただ妹さんとキー……マリータさんは連れて行かれたみたい! それで、扉の前に何かあるみたいなんだ。これ重くて、開かないんだよ』
「ディーベルか。ちょっと待ってろ。どかす」
「うちも手伝うさぁ」
 スールとフリューが木箱の山を押す。が、少しずつしか動かない。授恵者ふたりがかりでこれならララベルではびくともしなかっただろう。
「よし。吹っ飛ばす」
「え」
 手伝おうとしたセヴランとオゴスが足を止める。フリューが瞬きしている間にスールはメテオを唱えようとして、何かに気づいたセリオスに止められた。
「吹き飛ばすのは、中身を確かめてからにするべきだ」
「あ、そうか。そうだな」
 中に何が入っているかわからない状態では危険だ。スールは杖を降ろし、その背の高さを生かして、一番上の木箱の蓋を開ける。
「どう? 何が入ってた?」
「んー……?」
 背伸びするフリューに、スールは箱の中から掬い出したそれを見せる。
「土? なんだこりゃ」
 それは、水分を多く含んだ、黒い土のようなものだった。
「濡れた土……。重いわけですね。とりあえず、ただの土かもわかりませんし、吹き飛ばさないでどかす方向で」
 オゴスの言葉に一同は頷く。そして押してどかすのではなく、木箱ひとつひとつを下ろしていくことにした。一番上の木箱をスールがどかすと、手が届くようになった面々も手分けして木箱を脇に置いていく。
「っはあ〜。よかった、みんな来てくれるって信じてたよ」
 やがて塞がるもののなくなった扉を開けて、ララベルと少女たちが姿を現した。
「……大丈夫か!?」
 クーガーが話しかけると、少女たちはわっと泣き出した。見知った人間を見て安心したのだろう。オゴスは少女たちのため、クーガーに羽織れるものと香袋を手渡す。スールも水とパンを少女たちに分け与えた。
「……ありがとう、冒険者。エスリンとマリータのことも気がかりだが……ひとまず俺は彼女たちを地上へ送り届ける。呼んだやつらもそろそろ来るだろうから、心配ない。……妹たちのことを頼めるだろうか」
 言いにくそうにするクーガーに、フリューは笑って自分の胸を叩いて見せる。
「任せてさぁ! 君の妹も、絶対見つける」
 クーガーはほっとした様子で頷き、続いてララベルに向き直った。
「あんたもありがとう、ララベル。恐ろしかっただろうに」
「いや僕は……うん?」
「あんたは勇敢な女だな」
「えっと、僕は……」
 確か最初に『女の子のふりをして』と言ったはずだが、どうやらクーガーはそのあたりが抜け落ちているらしい。
「あんたたちの無事の帰りを、待っている」
「あ、あのね待っ」
 クーガーが少女たちを連れて立ち去った後、ララベルは呆然と行き場のない手を彷徨わせて立ち尽くしていた。
「僕……男なんだけどな……」
「ともかく、マリータさんとエスリンさんの行方、ですね」
 オゴスは来た道を戻り、縛り上げた黒装束の男の側に跪くと、覆面を剥いだ。
「さて、お聞かせ願いましょうか」

── ○ ──

「大丈夫か?」
 通路に座り込み、息を整えるロヴェルに、サマエラは手を差し伸べる。ロヴェルはそこでようやくサマエラの存在に気付いたらしい。
「君は……なぜここに?」
「依頼を受けてな。それより、それはこちらの台詞なのだが」
 サマエラの後ろにはセウェルスもいる。
「ようやく見つけたよ。ひとりでどんどん先に行っちゃうんだからさ」
 ロヴェルは見るからに顔色が悪い。サマエラはロヴェルが負った傷をヒールで癒やす。
「依頼、とは?」
「キーリと……依頼人の妹、それから攫われた娘たちを助けにきた」
 キーリとエスリン以外の娘たちが救助されたことも含め、サマエラは事情をかいつまんで話す。キーリが連れて行かれたことを知ると、ロヴェルはふらりと立ち上がった。
「私も同行しよう」
 サマエラは考える。ロヴェルの消耗は著しい。しかし、剣筋は鈍っていないように見える。
「わかった。共に行こう」
「じゃ、合流?」
 セウェルスは頭の後ろで組んでいた手を下ろす。そして、意気揚々と歩き出した。
「特別に、秘密の近道を教えてあげるよ」

● 死者の行方
 キーリはエスリンの背に庇われていた。エスリンが睨みつける相手は、彼女のよく知る人物であったらしい。
「……なんで、あなたが。ここで、何してるの」
 黒いローブの人物は、目深に被ったフードを下ろす。中に収めていた鮮やかな桃色の髪がこぼれ、灰色の瞳がまばたいた。
「リジー」
「違うわ」
 エスリンがその名を呼ぶと、リジーは目を伏せた。

── ○ ──

「邪魔だっての」
 ナハシュは立ち塞がる敵を薙ぎ倒す。そうして飛び出した交差路で、冒険者たちは落ち合った。
「お、来たな。みんな無事か?」
 ナハシュは足で黒装束の男を転がす。
「ああ、こっちは連絡した通り……」
 そう言いかけたスールは、サマエラと共に現れたロヴェルの顔を見ると目を瞬いた。ロヴェルもスールに気づいたのか、視線を返す。
「あの怪しい連中から聞き出した情報では、おふたりは『工房』に連れて行かれたそうですが……」
 オゴスが通路の奥を指差す。細い道だ。ナハシュは脳内の地図と、手元のマッピング図面と照らし合わせる。
「領主館のほうじゃねえか。……やっぱなんかあんのか?」
「……領主館の地下には、」
 セヴランは言葉を濁す。そこに横たわっているのは、領主の亡き妻、その変わり果てた亡骸だ。
「そこに繋がっているのかは、なんとも言えないけれど……工房という感じではなかったようだし」
「……ま、行ってみるしかねえか」
 すでに歩き出しているロヴェルを見つつ、ナハシュも斥候として先行する。通路は狭く、2人が並んで歩けるかどうかというところだ。
 しばらく進んでいくと、通路がだんだんと明るくなってくる。水路の底にある発光体の光だ。目を凝らすと、白い薔薇が淡い光を帯び、群生しているのが見える。
「明らかに人の手が入ってるよな……」
「そうですね。……おや」
 ナハシュの呟きに答えたオゴスが、止まるように指示する。オゴスが示した先には横道があり、その先の広い空間から光が漏れていた。一同は顔を見合わせて頷き、そちらへ歩を進める。
 そこは、一言で表すのなら、培養工房とでも言うべき場所だった。
 丸くくり抜かれたような空間には蔓性の白薔薇が這い、燐光を放つ。床に張り巡らされた水路は複雑な模様を描き、魔法陣のようにも見えた。
「——伯爵!」
 キーリの声が飛ぶ。螺旋階段の上、そこにキーリとエスリンはいた。そして、もうひとり——。
 桃色の髪の少女は、セウェルスを見咎めると目を細める。そして、次の瞬間泣き崩れた。
「冒険者さんに見つかってしまっては、もう誤魔化せませんね……」
 階段下で冒険者たちと対峙する黒装束の者たちは、少女の涙に戸惑った。
「リジー様?」
「こんなこと、アレクにも言えなくて……そうです、娘たちを攫ってここで実験をしていたのは、私なんです」
 雪薔薇の聖女と呼ばれる、白枯病根絶の立役者。その人物が、罪もない少女たちを攫っていたのだという。リジーははらはらと涙をこぼしながら続けた。
「すべて御領主様の命令で……従わなければ、クーガーさんたちを……レジスタンスのみんなを酷い目に遭わせると。だから……」
 そして、顔を上げる。
「だからここで、捕まるわけにはいかないのです」
 そう言うや否や、リジーはキーリとエスリンを階段上から突き飛ばした。
「——っ!」
 ロヴェルとフリューが駆ける。セヴランとセリオスが弓をつがえ、スールとオゴスがメテオを唱えて黒装束の者たちを吹き飛ばし、道を作った。キーリとエスリンはそれぞれロヴェルとフリューに受け止められ、サマエラがすかさず剣を掲げる。すると、蒼い光が冒険者たちを包み込んだ。
 リジーはふわりと着地し、すでに反対方向へと走り出していた。それを、ナハシュが壁伝いに追う。
「待ちやがれ!」
 頭上から飛びかかるその剣の切っ先がリジーを捉え——ようとしたその時、ナハシュの刃は弾かれた。
「貸しひとつだよ」
 セウェルスだった。双剣を手の中でくるくると弄び、逆手に持つ。リジーは振り返ることなく、通路の向こうに消えた。
「お前——」
 ナハシュは、だが、すぐに考え直して後方へ向かって叫ぶ。
「依頼は達成された! 撤退する!」
 ナハシュの声に呼応して、セリオスがキーリとエスリンを庇うように敵の中に切り込み、大立ち回りを演じた。
「伯爵……どうして」
 キーリは呆然とつぶやく。キーリの肩を抱いて庇う手に、随分と力がこもっていた。
 そのまま立ち上がろうとしたロヴェルは、一度よろめいて膝をつく。それを、駆け寄ったスールが助け起こした。
「何してんだ、行くぞ」
「……すまない」
 オゴスが傷ついた仲間たちの傷を癒やし、サマエラが盾で攻撃を受け流す。
「しんがりは私が務めよう」
「みんな、こっち!」
 ララベルの先導で仲間たちが皆工房から脱出したのを確認してから、サマエラは襲いかかってきた黒装束を横殴りにして弾き飛ばした。
「セウェルスは……いないか」
 橙百合の男の影はすでになく。サマエラもまた、その場をあとにした。

── ○ ──

「ここまでくれば……」
 ララベルは荒い息を吐く。急遽一行は、リジーもその場所を知るレジスタンスの隠れ家ではなく、住宅街の空き家へと身を寄せていた。
「リジーが……まさか」
 エスリンは声を震わせる。それは、怒りだった。
「けど、エスリンさん。リジーさんは、みんなを守るためにって……」
 フリューの言葉に、エスリンは頭を抱える。
「それでも! 話してくれたらよかったじゃない!」
 エスリンは泣き崩れる。それをフリューは支えながら、しかし、冷静に事態を分析していた。
(セウェルスと繋がりがある?)
 秘密の近道を知っていたセウェルスと、2人の間で交わされた視線、言葉——果たして、リジーの言葉はどこまで真実なのか。
「とにかく、彼女の言うことが仮に事実だとする。であれば、クーガーたちレジスタンスの関係者はこの街から出来るだけ早く離れるべきじゃないか?」
 セリオスの言葉を一同は首肯する。動けない者もいるのだ、行動は早いほうがいい。
「あの黒装束の連中から、もっと詳しく話を聞きたかったな……」
 ナハシュは頭を掻き、しかしすぐさま行動に移った。クーガーたちに知らせに行ったのだ。
「キーリ、すまないが、もう少し歩けるだろうか」
「は、はい」
 サマエラに促され、キーリは頷くとロヴェルを脇から支えるように立ち上がる。
 ひとまずは、ベレス近郊の街ルエリまで——一行は撤退するのだった。

マスターコメント

お疲れ様でした! 展開の関係で盛り込めなかったプレイングとか動きとかあって毎度のことながら本当にすみませんッ……! 攫われた少女たちへのお気遣いもありがとうございました! 皆さん動きが的確で、全員に「すごーい!」「さすがー!」「がんばりましたー!」ってボタンを押しまくりたいんですけど、ないので。かなしみ。今回のスーパーMVPさんは、攫われた少女たちが閉じ込められている場所までの導線作りが効果的だった方へ。 さて、レジスタンスのメンバーはリラを一時脱出しました。次はルエリで休憩回です。リジーの話は次々回でする予定です。それではまた、お会いしましょう〜!
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:標準8 / 6〜8人

2021年12月09日 16時56分30秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. オゴス

    シーフのオゴスと申します。どうぞよろしくお願いします。 救助が目的の依頼ですが俺の人相で直接助けにいくと相手は肝を冷やすことでしょう。 一番最初に接したりその後の細やかなケアなどを行うのは、救助対象に安心感を与えられる方が向いていそうですね。 その分、俺は地下水道の探索や戦闘に励みますので。 時間制限があるので手分けをするのも方法かもしれません。

  2. フリューリングスルフト=ティエラ

    シーフのフリューリングスルフト、長いからフリューって呼んでさぁ♪ よろしくね! 手分けするのは賛成。 探索は地下水道と。地上での聞き込みも良いかもしれん。 発覚したのが5人なので、他にも連れ去りの目撃証言やら出てくるかも。 あとは……囮作戦? うちは暗視、双波、スカウトの心得、看破、超聴覚、超視覚とか探索系に強いかな テレパスもあるから持ってる人がいれば連絡も取れると思う。 それで、探索場所なんだけど。領主館付近まで地下水道があるならその辺りから探索してみたいなって思う。先日の依頼(【血旗】悪虐の痕【屍涯】)で、領主館に地下があること。数人攫ってなにかするなら広さがいると思うから。それなら敷地が広い場所の方が可能性あるのかなって思った。ただ時間制限があるから相談したいさぁ。 戦闘になった場合、うちは前に出て戦う形を希望しておくね! 守るんは不得手なんさぁ。 あとはこれはPL情報になるのかな。ロヴェルさんとセウェルスの事どうしようね。 OPの感じだとロヴェルさんは体やばそうさぁ。 セウェルスは条件によって協力してくれるみたいやけど、条件はロヴェルさんを見つける&保護&引き渡しとかかな?

  3. セウェルス=マルキアス

    や〜お久しぶりみんな。来てくれてありがとう! 知ってる人も知らない人もよろしく、セウェルスだよ〜。 今回、質疑応答は俺が担当するね。コメントの最初に【Q】ってつけてくれれば、答えられる範囲で答えるからさ。あ、でも質問は7日の21時までだ。気をつけてね〜。

  4. サマエラ=フォリウム

    ゴブリン、ヒーラー。サマエラだ。 よろしく頼む。 手分け、私も賛成だ。 授恵者の敵はそこそこ手強いとのことで、索敵や戦闘は少し慎重に考えていきたいな。 敵方が纏まっているか分かれているか等、状況にも依るだろうが……。 私は盾&回復役として、支援に回る準備をしておく。 此度はヒーラー1名のため、回復はある程度分担していけたら、幸いだ。 連れ込まれるところを見た、という証言があるのなら、 ひとまずその位置からも、辿っていけそうだな。 迷宮のごとく複雑となれば、目星は付けられるだけ付けて損は無いはずなので、 領主館付近も確認していくこと、良いと思う。 ロヴェルとセウェルスは…… どちらにしても、偶然遭遇できるかどうか、になるだろうか。

  5. オゴス

    地下水道は迷宮といってもいいほど複雑な水路、ですか。 こりゃあシーフが四人がかりでも地道に調べていくのは時間の面で厳しそうです。 フリューさんが挙げてくれたように情報収集や囮作戦で場所を絞り込むのが良いでしょうね。 テレパスなら用意できます。囮になる方に事前に捜波でマークをつけさせていただき、追跡することもできると思います。 キーリさんやレジスタンスが死霊術師に借りを作る形になってしまうと、今後の展開に影響があるかもしれませんね。 セウェルスさん個人が先にキーリさんやエスリンさんと接触する事態は避けたいところです。 冒険者の目の届くところにいた方が対処のとりようもあるので、協力してもらうのも手だと思います。

  6. セヴラン・クアルト

    シューターのセヴランだよ 宜しくね 分担は賛成だよ 虱潰しに探すのは キリが無いから 皆があげてくれた攫われた地点や領主館付近 あとは他の地下水道の入口とかかな 入った以上は何処かから出て行くだろうし、 咄嗟の事であっても何かしら手掛かりを残してくれていると良いけど…… エーテルリンクで栗鼠のララを忍び込ませる事は出来るよ

  7. ナハシュ

    シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 分担しての情報収集や探索ヶ所、囮作戦と並行して進めるのは賛成だな。 囮に関しては条件に当てはまりそうな奴にやってもらうしかねえと思うが。 その場合テレパスにしろ何にしろ、何かしらの通達、連絡手段も欲しいところだとは思う。 セヴェルスやハーヴェンについてはそも遭遇しないかもしれねえし遭遇した時の状況にもよるだろうが、協力の条件は上がってるハーヴェン関係っぽそうではあるよな。とはいえ本人が今んとこセヴェルスと組んでおきてええなら、協力してもらうのも普通にいいんじゃねえの。

  8. セリオス・オーガスト

    ん、挨拶遅くなった、シュターのセリオスだ、よろしく頼む 分担は俺も異論無い。時間との勝負だからな、今回は とりあえず明かりがないから暗視か照明を持っていく必要はあるな。帰り道を考えれば少女たち用に明かりを持っていったほうがいいだろうが。 あとは実際出てるが攫われた場所に近い水路の出口や領主から探索と囮作戦やるならフリューリングスルフトかララベルぐらいか、敵が引っ掛かりそうなのは

  9. No.9

    キャスター、スールだ、よろしく頼むぜ。 分担、手分けだな 暗視、看破、超嗅覚、超聴覚か? つっても全部は持っていけねぇからな……これも手分けかとは思うけど まあ多分、調べものよりは中に入って探す方が得意なんじゃねぇかな 地下水道ってのはどのくらいの広さだ? それによってはまとまって動ける数も変わってくるだろうがよ あと狭い場所だと頭引っかかるかも知んねぇしな。これは……聞いとくか?

  10. ララベル・サン・ディーベル

    僕は、シーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、よろしくね! 早く見つけて保護して安心させてあげたいし、分担するのは僕も賛成だよ。 >敵が引っかかりそうな囮 ふわわわ…確かに変装も使えるし、僕やれると思うけど(わたわた)。

  11. フリューリングスルフト=ティエラ

    んむ。それじゃあちょっと軽くまとめるね。 〇全体の動き ・地上と地下2班に分担 ・地上:目撃情報等の収集&囮作戦 ・地下:領主館や目撃情報付近の地下水道への入口から痕跡を探りつつ捜索 ・連絡手段は今のところテレパス? ・ロヴェルとセウェルスは偶然遭遇した者が対応? 協力してもらえるなら良し。 って感じかな? ひとまず。 クーガーさん(NPC)は協力してくれるみたいだから、彼が地下に詳しければ地下に。詳しくなければ地上で。 顔は広いかもしれないし、交渉次第では他のレジスタンスさん達にも協力得られるかな? 情報伝達の協力とか? >スー・ルーさん なるほど。地下水道の高さって事だね? うん、聞いておいてもいいかもしれない。今一緒に聞いてみるね >セリオスさん、ララベルさん お。うち囮作戦に役立てられる可能性ありさぁ? ララベルさん、どうしようか? うちはどちらでもえぇよ! >明かり 暗視を持ってる方はよいけど、少女たちの事を考えたらそうやね。持って行っていいと思うさぁ。 >相談したい事 戦闘面でサマエラさんが言うてくれたんやけど。回復の事。 持っていける方おる? あとどう動く予定なのかもみんなの知っておきたいさぁ、教えて! >考えている事 セウェルスの事なんやけど、遭遇した時の交渉の落とし込み?案やけど。 色々考えたけど、シンプルに「お祭りでもないのに一人でここにいるなんて。協力しあえる事はあるかな?」でいけるかもしれん( ある程度の文言?決めておけば全体方針に盛り込んで字数節約できるかなと思った(

  12. フリューリングスルフト=ティエラ

    【Q1】 ってわけで、わーい!アンちゃん久しぶりさぁ~♪ 地下水道の高さ?とか道幅?みたいなの分かったりするかな? 少なくとも身長220cmの方が立っても頭ぶつけないかどうかを(

  13. オゴス

    フリューさん、相談の纏めをありがとうございます。 >回復 サマエラさんの発言の後、回復への反応が抜けていましたね。失礼しました。 ヒールでしたら用意できます。回復量は109です。 >個人行動 大まかにこんな予定です。 ・囮をする方がいれば近くで待機し犯人追跡へ。 ・暗視と双波で地下の通路の把握。 ・テレパスでの連絡。 ・戦闘では魔導書装備で遠距離攻撃と回復にあたる。 >クーガーさん 彼の力は是非借りたいです。 地下まで同行してもらう場合は、彼の安全をカバーする役もいると万全ですね。 >セウェルスさん 軽く探りを入れて協力の打診というフリューさんの案は汎用性が高いと思います。 俺はセウェルスさんの顔と雰囲気を知っているだけで、名前や死霊術師であることロヴェルさんとの関係は把握しておりません。 俺のプレイングで、セウェルスさんがどういう人物なのか詳しい仲間に確認する、という行動を入れても差支えはないでしょうか。

  14. セウェルス=マルキアス

    【A1】 はーい久しぶり。地下水道の中がどうなってるかってことだね。そちらの彼は随分背が高いけど、頭をぶつけるようなことはないはずだよ。 幅は場所によりけりかな…ただまあ一般的に地下水道って人が5人も6人も並んで歩けるような歩廊はないから…せいぜい2、3人ってところかなあ

  15. サマエラ=フォリウム

    フリュー、纏めをありがとう。分かり易く助かる。 オゴスも、ヒール所持に感謝を。 それではそちらの分担も兼ねて、ひとまず私はオゴスとは別班に入るのが良さそうだな。 囮作戦を行う場合は、オゴスは地上班、私は地下班になるか。 暗視と、残り一枠は……痕跡探しなら看破あたり、持とうかと。 テレパスも持てるが、これは距離的に囮・追跡間ならいけるとしても、 地上・地下間だと、捜索範囲が広いため、範囲外にもなり得るやもしれないな。 クーガーの扱いも、もし他の人手も借りられるなら情報収集、 本人は地下に詳しければ地下、で異論無い。 地下水道の幅が2、3人分ほどなのは、こちらの前後衛の立ち位置は考える必要ありそうだが、 クーガーを下げて守る分には、むしろ好都合だろうか。 ああ、ロヴェルとセウェルスの関係について、確認を入れておくのは問題ないと思う。 私も、知っている限りの情報は仲間と共有する、としておきたいな。 こちらからのアクションとしても、とりあえず協力の打診ということで、これも異論無い。

  16. フリューリングスルフト=ティエラ

    なるほど。回答ありがとう、アンちゃん! 続けて教えて欲しいんやけど。 【Q2】 この街、リラの地図みたいなのって存在し、かつ冒険者でも入手は出来そうかな?

  17. セウェルス=マルキアス

    ふんふん。 【Q2】 流石に地下水道の地図はちょっと難しいと思うけど、街の地図だよね? であれば、手に入ると思うよ〜

  18. セウェルス=マルキアス

    A2だった(੭˙꒳ ˙)੭⁾⁾えへ

  19. ララベル・サン・ディーベル

    >フリューリングスルフト >囮 反応が遅くなってしまってごめんね、折角だし僕、チャレンジしてみようかな(ものすごく恥ずかしがりつつ)。 事前に浚われた人の情報も聞いておいて、浚われやすい格好とか考えてみるよ。 ……浚われた時はみんな、宜しくね(わたわた)、気絶してるふりですむなら臭いのするものとか落としていって、追跡しやすいようにしようかな。

  20. セリオス・オーガスト

    個人行動は俺もまずは地下水路の入り口になる場所あたりを調べて出入りする痕跡とかがないかを探り、あとは囮になるやつらの周辺に隠れて引っ掛かるのを待ってから後を追跡だな。 水路に入ったらオゴス同様暗視と孤高者の双波で捜索しつつ探す感じか。迷わないように位置感覚を持っていくつもりだ <攫われやすい格好 とりあえず女装はしないとな

  21. セリオス・オーガスト

    ・・・・というかふと思ったが今回成功条件が24時間以内の保護だから囮だと敵が引っかからずに間に合わない可能性もあるのか? その場合は時間を区切って地下水路に突入も考えておいた方がいいかもな

  22. サマエラ=フォリウム

    囮については、よろしく頼む。負傷などないよう、どうか気を付けて。 囮の中断は、追い易さも考えるなら、日没までに食い付きがなければ、とかだろうか。 テレパスが届かなかった場合にも、そのあたりの切りの良いところで二班集まって、 得た情報の擦り合わせは、しておきたいな。

  23. オゴス

    >囮 ララベルさんが囮役に立候補ですね。 では俺は犯人に警戒されないよう離れたところから様子を伺っていますね。よろしくお願いします。 囮の案を出してくださったフリューさんも、ありがとうございます。 時間経過に関してはセリオスさんの懸念ももっともですね。 犯人が事を起こしてからは展開がスムーズにいく面もあるので、そこそこ粘る価値はあると思います。 俺は12~18時間くらいは犯人を待つ気でいますが、どうでしょう? 何時間も同じ地点にいるのも不審ですし囮は街をうろつくことになりますかね? その際に地上から地下を双波で調べるのは囮作戦中もできそうです。

  24. セリオス・オーガスト

    <時間 ん、俺も日没ないしオゴスの言う通り最長でも18時間ぐらいまでで区切りでいいと思う

  25. フリューリングスルフト=ティエラ

    あー!取り急ぎの返事ごめんね、許して! アンちゃんは回答ありがと!うん、街の地図で合ってる、そゆとこ可愛いと思うさ♪ っと、アンちゃん(セウェルスに勝手につけた渾名←)についてオゴスさんに情報共有するねっ。あ、あと回復持っていってくれるってありがとう!お願いします! ララベルさんは囮任せた!(ぐっ! わー!そうだね、セリオスさんの懸念点頭から抜けてたさぁっ うん、サマエラさんの案に賛成。日没までに囮に食いつかなかったら全員で探索に入ろう。 そのためにも、先にこれも言うてもらったけど情報共有する時間をとろう。 昼に一度集まろ。で、事前に町の地図を入手しようと思うからそこに地下水路を書き込んだり、各自探索した部分を書き込もう。被らんようにね。 それで、こんな時間になってしまったけど、前の発言で上げた全体方針に問題がなければうちの方のプレイングに【全体方針】で記載するね、、、し、してもええかな?(遅いかもしれないと思い震えている( で、大雑把やけど今んとこの探索表明!参考までに! で、ごめんっ発言から推測したから間違っていたり、どっちとも取れる方は書いてない! うちは地上希望します! ・地上 ララベル(囮) オゴス(囮見張り) セリオス(探索と囮見張り) フリュー ・地下 サマエラ スー・ルー

  26. オゴス

    【全体方針】について承知しました。 既存の地図を使えるとスムーズですね。助かります。 サマエラさんとフリューさんは、セウェルスさんについての情報共有をありがとうございます。 ……アンちゃん……。

  27. ナハシュ

    ちょいと後ろの機材事情で全く書くことが出来なかった。すまねえな!!! 内容はちょいちょい見ては致し纏め諸々了解した。大変見やすくて助かる。 取り急ぎ個人行動は地下で行こうと思う。双波での探索や地形把握の他、日没付近で一度合流という形なら、道中の地図を作っておく乃至印をつけることでそこまでの捜索地点を急ぎ行けるようにしておくつもりだ。他は大体他の奴と同じだ。

  28. サマエラ=フォリウム

    フリューは班の纏めも、ありがとう。 全体方針の記載も、非常にありがたい。 囮の中断や、集合時間……私も今更ながら、時間関連くらいは、良ければ受け持とうか。

  29. フリューリングスルフト=ティエラ

    サマエラさん、ほんと!? それじゃあお願いしてもええかな? タグは、そうやね。【その他】だと使い勝手良いかな? 他にもう考えてたのあったらそちらで! 一応全体方針はこんな感じ! 【全体方針】 地上&地下に分担行動 地上:目撃情報収集&囮作戦 地下:情報や痕跡等含め捜索 クーガー:地上地下、得意分野で協力願う ロヴェル:遭遇者対応 セウェルス:遭遇者対応、様子見し会話の中でロヴェルの事聞き出し捜索と保護を条件に戦闘or少女達の捜索協力打診

  30. サマエラ=フォリウム

    承知した、それでは【その他】として記載しておこう。 全体方針、改めて記載をありがとう。文字数との戦いゆえ、本当に助かる。 こちらは以下のように。 開始時刻が分からなかったので、集合時間は場合分けにしてみたが……大丈夫そうだろうか。 何か読み落としていたり、絞った方が良ければそのようにするので、 教えてもらえたら、幸いだ。 【その他】 囮作戦は日没まで実行 以降は全員探索へ変更 昼、あるいは昼付近から開始したなら日没に 一度全員で集まり、地図に探索済み箇所の記載を行う等、情報共有

  31. セヴラン・クアルト

    あまり顔を出さずに申し訳ない 方針は了解したよ ナハシュさんが地下に行ってくれるなら 僕は地上へ。 出来たらララを地下へやれたらとは思うけどそこは考え中。 地下水道の出入り口を見て足跡とか 痕跡を探してみるよ 突入と連絡の為にテレパスと暗視を持って行くから 探索はホークアイになるし それなら地上の方が何かを見つけやすいからね。

  32. フリューリングスルフト=ティエラ

    サマエラさん【その他】タグありがとう!それで大丈夫やと思うっ ううん、こちらこそありがとう! それじゃみんなさん、現地ではよろしく!

  33. サマエラ=フォリウム

    確認もありがたい、それではこれで行ってみる。 と、地下班だが、看破は足りていそうなのと、テレパスの所持がない気がしたので、 私の方で持ち込むよう、変更しておこう。 それでは、あとは現地で。よろしく頼む。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0