【遺剣】襲来の雪毛大猿

望月誠司

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シナリオID:1704

オープニング

「いつか帝都に帰るのだ」

 ヒューマンの中年男はそう言った。

「帰った所で何があるのか」

 ゴブリンの少年はそう言った。

●
 ヒューマンの男ズィベントは先日死んだ。
 帝国の大地を汚すクリーパーの群れと戦って死んだ。
 今際(いまは)の際(きわ)に連れていってくれとゴブリンの少年は剣を渡された。自分はもう動けないから、自分の代わりにこの剣を連れていってくれと。

「それで結局、何になるのか」

 愛剣を右手に、形見の剣を左手に振るって狼人型クリーパーへと斬りつける。
 風が巻いて唸りをあげた。
 鮮やかに、水平に走った光が喉を切り裂いて抜け、間髪入れずに縦に走った光が頭蓋を叩き割る。
 クリーパーが崩れ落ち、ゴブリンの少年は赤く染まった剣を振って刃に纏わりついている血を払い飛ばす。

 フード付きの襤褸外套を纏った痩せた矮躯のゴブリンだった。手にしている二本の剣は普通の長さの剣だったが、使い手が小さい為、大剣のようにも見える。
 人相の悪い、醜いゴブリンだ。目つきばかりが鋭い。三白眼の赤瞳の奥で刃のような光が燃えている。
 彼は双刃のグォウリンと呼ばれていた。

 グォウリンはゴールディ出身の冒険者だった。
 シルトラース帝国とは何の縁もゆかりもなかった。
 帝国出身だという冒険者の男と組むまでは。

 グォウリンにとって故郷というのはクソッタレなものである。暗黒の街。悪徳が弱者を喰い物にする街。グォウリンは授恵者として覚醒するまで弱者であったので、思い返すだけで反吐が出る街だった。
 先祖達の話を聞いているので焼き払いたいとまでは言わないが、例え滅んでも気にもとめないだろう。
 グォウリンにとって故郷なんてのはそんなものだ。

 だからかつての相棒が故郷に執着するのが何故なのかわからなかった。今でも理解が出来ない。
 ズィベントが帝都に残してきたすべて――妻、子供達、家、財産、それらすべては帝国崩壊と共に灰燼に帰した筈であり、帰った所で何も残っていない筈だった。

 それでも彼は帰りたがった。

「帰った所で何があるのか」

 だからグォウリンはしばしば問いかけた。
 それでも、いつか帝都に帰るのだと、ズィベントはグォウリンへと答え続けた。

 何も残されていない帝都に帰る為に、帝国奪還作戦に参加し続けて、そうして先月、ズィベントは死んだ。
 グォウリンに「帝都に自分の代わりに連れていってくれ」と今際に剣を渡して。

――何も残されていない帝都に、既に死んだ男の剣を突き立てに行く。

「それで結局、何になるのか」

 ゴブリンの少年にはわからなかった。
 答えは返って来なかった。
 それでも彼は、帝国の都市や町や村を守る依頼を受け続けた。
 それを守る事が、帝都へと続く道だと信じたからである。

 そんな事に何の意味がある?
 疑問だったが、それでも彼は帝都へと続く道を歩み続けた。

●予知夢
 白い鳥が飛んでいる。

 冬季の帝国では最高気温ですらも氷点下に至る。

 それは帝国南西部に建つこのツィーゲル村においても例外ではなかった。

 村の中心に密集しているレンガ造りの家々の暖炉には火が入れられ、煙突からは煙が絶えず吐き出されている。
 この時期に暖を失ったら死、あるのみである。

 寒気に抗う牙城たるレンガ造りの家へと、大木の幹のような腕が突き刺さり、薙ぎ払うように爆砕した。

 崩れ行く家より毛皮の外套に身を包んだ家族連れが悲鳴をあげ飛び出して来る。
 白い体毛を全身より生やした大猿は巨体に見合わぬ俊敏さで駆けると、最後尾を駆けていた少女へと剛腕を振り下ろした。
 短い悲鳴と少女が叩き潰され大地が爆砕され、巨大猿はひしゃげた少女の骸を掴み上げて大口を開き頭から齧りつく。
 バリボリと骨が砕ける音が鳴り響き、飛び散った鮮血が大地を赤く染めあげてゆく。

 村内の複数の箇所で同様の光景が繰り広げられていた。

 白毛の大猿は一体だけではなかったのである。

 合計して四体もの大猿が村の四方より襲いかかってきていた。

 何人もの村人が大猿に叩き殺され喰われた。

 それでも多くの村人達は村からの脱出を果たし逃げ延びたが、大猿達は村の家々を破壊してまわって、不作の中それでも貯蔵していたなけなしの食料を喰い漁った。

 大猿が帰っていった後、人々は破壊された村へと戻ったが、家と食料を失った事により、多くの村人達が凍死、あるいは餓死する運命へと堕ちていったのだった。

●かくて依頼
 リブラネスタの冒険者ギルドの受付にて。

「っていうのが今回、預言の魔女(オペラ)さんが見た予知夢なんだって」

 ゴシック式の黒ドレスに小柄ながらも女性的に起伏豊か身を包んでいる金銀妖瞳(ヘテロクロミア)のエルフ娘リリエルが、片手の書面に目を落としつつ、もう片方の手で白金(プラチナブロンド)の長い髪を弄びながら貴方へと予知夢の内容を説明した。

「今回の敵はクリーパーじゃなくて魔獣だね。雪毛大猿(スノーエイプ)って名前らしいよ。元々は山森の奥深くに棲息してるらしいんだけど、なんかどういう訳か今年は人里までやってくるみたい」
「……不作が影響してるのやもしれんな」

 襤褸のフード付き外套を纏った小柄なゴブリンがぼそりと呟く。
 グォウリンなる名の少年だ。彼は先日戦死した帝国人と共に帝国関係の依頼を良く引き受けていたとの噂だったから、この依頼も引き受けるつもりなのかもしれない。

「あー、確かに山に餌が足りないのかも、ありえそう」

 とリリエルは頷きつつ、

「村の人達は予知夢を信じてくれたから、依頼料の支払いと当日の村の人達の避難は問題ないよ。ただ、村の中に入れると家を壊されちゃうので、村の外で迎撃して欲しいんだって」

 家を無くせば凍死コースまっしぐらなので切実そうな要望だった。

「それで迎撃する方法なんだけど、雪毛大猿(スノーエイプ)は村を襲う時は東西南北の四方向から分かれて来るみたいなので、こちらも四組に分かれて迎え撃つのが方法の一つ。
 もう一つは山林の入口から出て来る時は四体揃ってるそうなので、先んじて移動して山林の入口地点で迎撃する事だね」

 エルフ娘は指を順に一本づつ立てつつ説明した。

「雪毛大猿の特徴としては、とにかくタフらしいよ。十分な火力がないと何度も何度も攻撃しなきゃ倒せないんだって。パワーもかなり凄いらしいけど、こちらは十分に守りを固めた熟練の戦士さんなら三、四発は耐えられるらしいよ。攻撃も凄い速いけど、わりと大振りだから、熟練の盗賊さんがスキル全開にすれば十分避けられるってさ」

 ただ、とリリエルは言葉を続ける。

「このお猿さん達結構、知能も高いらしくって、そのうちに相手の体捌きを学習してくるんだって。だから、一発目は避けれても、二回、三回と繰り返すたびに、動きを読まれてどんどんかわしづらくなってっちゃうんだって」

 なので回避主体で対応する場合は、早期決着を目指すのがお勧め、との事だった。

「ギルドが把握してる情報は以上です。大猿に貪り喰われるのも、寒空の下凍死したり飢え死にするのも地獄過ぎるし、どうかツィーゲル村の事、助けてあげてくれないかな? リリエルちゃんからのお願いっ!」

 エルフ娘はウルウルとした瞳で指を組み、上目遣いに貴方を見つめたのだった。

解説

■依頼内容  村に被害を出さずに四体の雪毛大猿を退治する事 ■村の周辺地形  遮蔽物の無い平坦な草原 ■山林の入口付近の地形  南側が平坦な草原  北側が山林、北にいくごとに徐々に傾斜してゆく ■雪毛大猿×4  体長およそ3m程度。  抵抗力は並。  攻撃方法は主に体術。  他の特徴はOPで記述されている通り。 ■味方戦力 ●双刃のグォウリン  ゴブリンの少年。Lv35シーフ。  トリプルファング、神眼法・改、見切り2、疾風足を使う。  よほど変な作戦でない限りは従う。 ●グォウリンの目的について  そのあたりに関してロールを回したい場合は「道半ばで戦死した帝国人の友人の形見の剣を帝都に持っていく為に帝都奪還を目指している」という事を噂などで知っていても構いません

マスターより

 帝国の辺境の村へようこそ、望月誠司です。  ポコポコ湧くクリーパーや魔獣を倒すのにも、その場の村だけでなく、連続性のある張り合いとか遣り甲斐とかあった方が良くない? と考えた結果、帝都奪還を微力ながらにコツコツ目指すストーリーが生えました。 【遺剣】は塵も積もれば山となる精神で帝国内のあっちこっちの襲われている町や村を助けていくシリーズになります。  大勢に影響があるかどうかは謎です。 「それやって意味あんの?」  とグォウリン君が独白していますが、メタ的にもそうですね(  ちょっとはプラスになると良いなぁ、という希望的観測。運命は運営さんだけが知っている。  ご興味惹かれましたらご参加いただけましたら幸いです。

リプレイ

 冬の空は蒼く晴れ渡り、冷たい風が荒れ狂っている。

「予知夢は惨いものだったようですね……何としても食い止めねばなりません!」

 帝国へと急ぎ向かうビッグオウムの背の上、毛皮の外套(マント)に身を包んだエルフ娘が銀色の髪を風に靡かせながら金色の瞳で行く手を見つめている。マリイ・パルティスである。

「ええ、絶対、魔獣はここで止めましょう!」

 それに190cmを超える長身を持つ白熊の半獣娘ハルハンの子ツァガーンナル(ハルハン・ツァガーンナル)が頷き、

「力の限りお守りいたします!」

 メイド服に白肌を包む長い銀髪のエルフ少女フロマーシュ・ダイヤドロップもまた頷く。
 ツァガーンナルは予知夢の話を聞いた時は怖くて声が漏れてしまいそうだった。
 あの光景を現実のものとしない為にも魔獣は必ず撃退したい所である。

「しかし、雪毛大猿(スノーエイプ)か。危険な魔獣もいたものだな。本来人里まで降りてこないはずなのにやってくるとは……」

 銀色の長い髪と褐色の肌を持つダークエルフの少女が思案を巡らせながら呟く。ライナ・フレイヴァルツである。

「山奥から降りてくる程に不作が影響しているとなると、ここで仕留めておかないと周囲の村にも被害が及びそうですね」

 というのは青髪の少女フリーダ=ブロムヴィストだ。ある日に見た夢の中で神から英雄になれと啓示を受け冒険者となった。彼女の神からの啓示でも『ここでの放置は別依頼が挟まる関係でロ=スとなります』と出ているらしい。

「魔獣さんも何か事情があってのことかもしれませんが……させる訳にはいきませんね」

 ミルクティー色の柔らかな髪、物憂げで華奢な佇まいの灰瞳の少女ミア=リゼルが申し訳なさそうにしつつも言う。
 神託の少女戦士が頷き、

「相手にも引けぬ理由はあるとは言え、こちらにも引けぬ理由はありますから」
「……ええ、私たちも仲間とその生活を守らなくてはなりません」

〈メドゥの指先〉の元構成員である少女もまたこくりと頷いた。

●
 冒険者達は預言の魔女が予知夢に見たという山林の入口前の草原へと降り立った。
 御者達が「健闘を祈る」と冒険者達へと告げビッグオウムが飛び去ってゆく。

 北方を見やると林立する樹木が並び、徐々に大地が傾斜して坂になっているようだった。
 一同は林の中に入って魔獣達を迎え撃つ事にした。

「……魔獣達は山の方、北側からやってきますから、高所を取られますね……」

 金髪金瞳のエルフ――自称してもどきの――少女Alexandra・Hexe・Claudiaが現場の地形を見渡しつつ呟く。
 幾つかの例外状況はあるが、基本的に白兵でも射撃でも高い位置を占有する側の方が戦闘というのは有利に運べる。
 重力を味方につけられるし、頭部等の致命傷となる部位を狙いやすいし、視界の問題もあるし、人型生物は上から下へと向かっての方が力を籠めやすく出来ている、等々多種の理由に拠る。
 Alexandraとしては膂力や体格に優れた雪毛大猿達が、勾配を攻撃力に変換しようとするのは想像に難くなかったので、その点を仲間達へと伝えておく。

 そんな地形状況と敵味方の戦力から一同は相談すると配置を決定してゆく。

 黒髪黒瞳の精悍な体躯の青年セロンガード・シュタインドルフは小枝を縫い付けた土色の外套(マント)を纏い樹々や灌木に溶け込むように偽装を施しつつ一同の中衛に位置する木立ちの陰に身を隠す。
 母方のエルフの血を外見に色濃く映す銀髪金瞳の妖鬼の男ナハティガル=ラーもまたエーテルを操作し気配を極力薄くしながら木陰に身を隠した。

「――グォウリンさんは亡くなったお友達の形見を持っていく為に帝都奪還を目指しているのね」

 背に流れる青い髪と青紫色の瞳を持つエルフの麗人が、毛皮の外套(マント)に細身を包み蜂蜜酒(ミード)で満たされた瓶に口をつけつつ言った。ザザ=ステルヴィナである。酒で身体を暖めておくつもりだった。
 太陽光の色に似た液体を嚥下すれば麦酒に似た味わいがした。仄かに蜂蜜の香りがする。
 フード付きの外套に身を包む妖鬼の少年は「ああ」とザザの言葉に頷く。

「形見の剣、早く帝都に帰してあげられるといいですよね。そのためにも、ボクも頑張りますよ!」

 ツァガーンナルが笑顔でハルバードを手に言う。

「……有難う。アンタ、良い奴だな」

 赤瞳の妖鬼の少年は少し驚いたようにツァガーンナルを見上げた。

「剣一本を既に滅びた街へ帰した所で結局、何になるのか……そう思いはしているのだが……」

 そう言われると白熊の半獣娘は咄嗟に返せる言葉が出てこなかった。

『いつか帝都に帰るのだ』

 グォウリンの相棒はそれが口癖だったという。

「……色々と事情はあるとは思うけれど、そのお友達は幸せだと思うわ」

 ザザが酒瓶に栓をして懐にしまう。

「だって、亡くなった後も自分の事を忘れずにいてくれる人が居るのだもの」

 妖鬼の少年は何処かが痛むかのように顔を顰めた。

「……そうか? 別に、死んだ後の事なんぞ、他人が覚えていようがいまいが、何にもならんだろうよ」
「……とても大切な人だったんですね」

 マリイが言った。
 少年はぶっきらに答えた。

「別に、そうでもない。たった数年、組んでいただけだ」 
「それなのに剣を?」
「気まぐれだ」

 あまり素直な性格はしていないらしい。
 あるいは実際、本人も自分が何故、帝都に向かう衝動に突き動かされているのか、良くわかっていないのか。

「そうですか……ともあれ、分からない時は行動するのが一番です!」

 マリイ・パルティスは笑顔を見せた。

「今こうしてるみたいに。意味はきっと……後からついてくるものですから」

 かつてのシルトラース帝国で活動していたエルフ娘はそう信じていた。
 グゥウリンは考え込むように沈黙した。

(――グォウリンの友人にとって〝故郷〟とは素晴らしいものだったのだろうか?)

 ナハティガルは気になっていた。
 生まれ育った場所の事を〝故郷〟と呼ぶのなら、ナハティガルの故郷はあの暗黒の街という事になる訳だが――
 故郷を懐かしむ心境とはどの様なものなのだろう?

(グォウリンも俺と似た想いを抱えているのだろうか……?)

 悩んでいたツァガーンナルが再び口を開いた。
 彼女の故郷は帝都よりももっと北で、今はどうなってしまったか分からない。

「帰る場所って、きっと。心が戻りたがっている場所なんでしょうか――」

 いつの日にか在ったもの。
 白熊の半獣少女は北の方角を仰ぎ見た。
 
「帝都にたどり着いたら、答えも見つかるかもしれませんね」

 凍てついた蒼い空に白い雲が流れていった。

●
 樹々がざわめく音がする。

「近づいて来ています」

 最初に接近を察知したのはマリイの聴覚だった。
 フロマーシュがフリーダとツァガーンナルにエーテルを放ち、淡い透明な光で包み防御能力を強化する。
 マリイの金瞳とライナの銀瞳が林立する樹々の間より飛び出して来た白い影達を一早く捉えた。

「来た」

 ライナが身より黒炎を噴出すると同時、ザザが意識を攻撃に集中させつつ魔力を増幅する。

「正面、壁します!」

 先頭に立つメイド騎士が刀より爆発的にエーテルを噴出させ長大な光の刃と化した。殺界だ。
 巨木の陰に身を潜めているセロンガードが素早く短弓に矢を番え、月が満ちるように限界一杯まで引き絞る。

(少しでも早く帝国が昔のようになってくれれば……その為にまずは一歩)

 青年は黒瞳で白毛の猿を睨み撃ち放つ。山林に鋭い弓弦の音を響かせながら放たれた矢は、旋転しながら樹々の間を縫って閃光の如くに飛び、白い体毛を持つ大猿の胴に命中、錐のように回転して骨肉を抉りながら深々と突き刺さってゆく。

 大猿は苦悶と怒りの咆吼を上げるも勢いを止めず、他の三体と同様、樹々をかわしながら斜面を勢い良く駆け下って来る。

「バラバラに動かれると面倒だから、一箇所に纏まっていて頂戴」

 青髪のエルフの麗人が呟き、宿り木の杖(ロッド)を翳した。

「――天光満ちて流れよ。異界の門開きて奏でよ旋律。出でよ〝グラビティフィールド〟!」

 ザザが高らかに唱える呪と共にエーテルが解放され不可視の重力場が出現、大猿達へと超重力が圧し掛かりその前進速度が急激に衰えてゆく。

「人里に被害を出すわけにはいかない。ここで止める!」

 豊満な起伏と褐色の肌を持つダークエルフ少女がザザに並び神秘的な純白の杖(ロッド)を翳す。
 ライナが睨む斜面に光る球体が現れ、轟音と共に蒼白い光を解き放った。嵐(テンペスト)だ。荒れ狂うアーケインの雷光が四方八方へと伸び、そして重力場を回り込んできた大猿達の身を捉え、絡みつき、その突進速度を低下させてゆく。

 そして白毛の大猿達は光の刃を構える長い銀髪のメイド騎士が周囲へと展開している不可視のエーテル領域に激突して完全に足が止まった。
 斜面を駆け下る事で勢いを増していた巨猿達は、十全ならばあるいは強行的に突破し踏み込む速度があったかもしれないが、超重力と絡みつく雷光によってその突破力が失われていたのである。

 精神を研ぎ澄まし魔力を増幅させているザザは、さらに無数の小光弾を空間に出現させると一斉に流動させ、同じく魔力を増幅させているライナもまた、眩き星の如き光を潔白の杖先に発現すると、流れる星の如くに降り注がせた。
 凶悪な破壊力を秘めた光の群れが雪毛大猿の身に次々に突き刺さって体毛を散らし肉を穿ち、血飛沫を噴出させてゆく。

(……ごめんなさい)

 ミアは灰色の瞳で見つめ祈りと共に呟いた。コートとマフラーに華奢な身を包んでいる少女は、エーテルを解放すると共に小花の装飾が施された細剣を振り上げる。細剣から花びらが散り最も右端の位置の大猿が立つ斜面に六角の光が形成され、天へと向かい爆発的に噴き上がる。光輝く六角柱の檻、光縛封だ。光の結界の内外が遮られ一体が隔離される。

 白い熊耳の少女ツァガーンナルは雪毛大猿へと踏み込んだ。
 痛くても怖くても、ここで退いたら、村人達が帰る場所が守れない。

 ボクは、ボクの出来ることに全力を――

「ここは絶対に、守り抜きます!」

 身長190cmを超える半獣娘は200cmのハルバードを掲げ裂帛の気合と共にエーテルを解き放った。シーザーロアだ。
 フリーダもまた別の一体へと踏み込んで殺気と共にエーテルを叩きつけている。
 二体の大猿の瞳が青髪の少女戦士と白熊の半獣娘へと向く。

 他方、意識を攻撃に集中させているマリイは暗黒色の弩を構え、セロンの矢が突き立っている大猿へとその照準を向けていた。一連の攻撃の衝撃で動きが止まった所を狙い澄まし、クロスボウより閃光を撃ち放つ。
 唸りをあげて飛んだ魔矢が、狙い違わず巨猿の右瞳へと突き刺さった。ヘッドショット、急所狙い、ダメージは壮絶だ。血肉が飛び散り、大猿が苦悶の悲鳴をあげる。

(ここでの私の役目は、逸早く数を減らすこと)

 Alexandraは蒼玉鋼の霊刀の切っ先をマリイに片目を射抜かれた大猿へと向けた。エーテルが解放されると共に片手剣の先端より光弾が撃ち出され、雪毛大猿の胴に吸い込まれるように突き刺さり、凶悪な爆裂を巻き起こしてゆく。
 状況を見ていたグォウリンが飛び込んで左右の剣を閃かせ、三連の血風を巻き起こし追撃を入れる。
 集中攻撃を受け血飛沫を噴出する巨猿の背後に影が舞っていた。ナハティガル=ラーだ。
 意識を攻撃に集中し気配を隠蔽していた妖鬼は、斜面の木陰より飛び出し地を蹴るとエーテルを噴出して空中を滑空、極限まで練り上げたエーテルを剣に纏わせ、燃え上がるように眩く輝かせつつ巨猿の延髄へと斬りつけた。必殺の鋼が熱したナイフでバターを裂くかのように骨肉を鮮やかに斬り裂いて抜ける。

「――まずは一体……」

 剣を手に着地した銀の鬼が呟き軽快にステップして間合いを外し、雪毛巨猿が鮮血を噴出しながらゆっくりと倒れてゆく。
 フロマーシュが長大な光の刃を高速で閃かせた。光の嵐の如き剣閃が巻き起こり、二体の雪毛大猿が斬り刻まれてゆく。

 ザザとライナが引き続き命を燃やし魔力を増幅させている。
 セロンは短弓に番え引き絞った矢の先端に重力波のエーテル力場を収束させると鋭く撃ち放った。
 唸りをあげて飛んだ矢が雪毛巨猿の身に突き刺さり炸裂、重力波のエーテルが白い巨獣の身に纏わりついてその動きを鈍らせてゆく。
 ナハティガルは意識を回避に集中させつつ再び木陰に回り込みエーテルを操作、気配を薄くしてゆく。

 体長三メートルを誇る二体の巨猿が、右の拳をそれぞれ振り上げた。
 一体はフリーダへと踏み込みながら真っ直ぐに拳を打ち下ろし、もう一体はツァガーンナルへとハンマーの如くに振り下ろす。
 フリーダは身を低く前傾にしつつ、淡く輝く白金の円盾を角度をつけて傾斜させ頭上へと翳した。
 拳が盾の表面と激突し、表面を擦りながら青髪少女の脇の空間へと突き抜けてゆく。受け流した。非常に防御性能が高い。

 防御に意識を集中させているツァガーンナルもまた透明な輝きを纏う盾を翳した。エーテルを収束させさらに盾へと光輝かせ、迫り来る巨腕を真っ向から受け止める。
 轟音と共に衝撃が荒れ狂い重い衝撃が盾越しに突き抜けて来る。
 白熊の半獣少女は痛みに呻きつつも泣き言は漏らさず――ツァガーンナルは巨躯を誇るが元来、内気で大人しく、臆病者なのである――歯を喰いしばり関節を柔らかく使って身に伝わる衝撃を大地へと逃がし耐える。
 三体目のスノーエイプは光の檻へと拳をしゃむに叩きつけている。

 一撃を受け流した青髪の少女戦士は、攻撃モーションのキャンセルを織り交ぜながら白金の騎兵直剣(パラッシュ)を唸りをあげて振り抜いた。
 閃光のごとくに走った斬撃にも優れる刃が、鮮やかに白毛を裂きその下の脂肪と筋肉をも斬り裂いて真っ赤な鮮血を噴出させる。

 ミルクティー色の柔らかな髪のミアは小花の装飾が施された細剣(エペ・ドゥラ・フルレット)を再び翳しエーテルを解き放った。
 花弁が散ると共にグレーの瞳の物憂げな少女の全身より眩く光輝くエーテル波動が全周囲へと放たれてゆく。ヒーリングオーラだ。
 フリーダ、ツァガーンナル、ザザ、ライナの身が癒され生命力が回復してゆく。

 包囲を意識するメイド騎士フロマーシュは銀髪を靡かせながら駆け、スノーエイプ達の側面へと回り込みつつ祭刀より光を噴出、竜巻の如くに一閃した。光の槌が巨猿達を強打し衝撃を与えてゆく。さらにグォウリンが大猿の背後に回り込んで双剣で三連斬を浴びせた。
 引き続き意識を攻撃に集中させているマリイ、暗黒色のクロスボウをフリーダが斬りつけた雪毛大猿へと向けている。エーテルを収束させ、その頭部を照準へと入れシュート。光がクロスボウより撃ち放たれ一瞬で空間を制圧し、雪毛大猿の頭部を撃ち抜いた。ヘッドショット。額から赤色を撒き散らしながら三メートルの巨体が大きく仰け反る。
 金髪の少女Alexandraは間髪入れずに仰け反った雪毛大猿へと蒼玉鋼の霊刀を向けると追撃の光弾を撃ち放った。
 スノーエイプの胸部に爆裂が巻き起こり、赤色が宙に爆ぜ飛ぶ。

「このお猿さん達、結構賢いって話だから――」

 ザザ、青髪の麗人はエーテルを解放、己の周囲空間に無数の光弾を出現させた。

「学習される前にさっさと倒しちゃいましょ」

 宿り木の杖が振るわれ光が流れる。流星雨の如くに光弾が二体の大猿へと襲いかかかり、爆裂と共に集中攻撃を受けていた一体が吹き飛んで斜面に転がる。それきり動かない。撃破。

「生命力に優れるとはいえ、この火力と人数の集中攻撃に耐えきれるものではないか」

 銀瞳のライナは光檻の外にあってはただ一体となった雪毛大猿を見据えるとエーテルを練り上げイノセントロッドを翳した。
 霞状のエーテルが噴出され大猿の上半身を包み込み纏わりついてゆく。魔霞だ。

 白髪を緩くまとめている熊耳の長身少女ツァガーンナルは、斜面を踏みしめると【暴風】の名を持つ全長200cm程のハルバードを肩に担ぐように構えた。
 エーテルを操り肉体を蝕むそれを纏わせると踏み込みざま裂帛の気合と共に袈裟に一閃する。
 長柄の遠心力で加速し爆風を巻いて振るわれた斧槍は、スノーエイプの肩口から入り白い毛と骨肉を断裂し、深々と掻っ捌きながら脇腹から抜けた。
 赤色が飛び散ると共に行動を阻害するエーテルが雪毛大猿の身に纏わりつき浸透してゆく。破脚砕だ。

 セロンは再び短弓に矢を番え引き絞った。
 鏃に重力波を収束させると黒い瞳で雪毛大猿を見据え撃ち放つ。
 旋転しながら飛び出した重力矢がスノーエイプの身に突き立ち、炸裂し動きを阻害する超重力のエーテルが纏わりついてゆく。
 雪毛大猿が大木のような脚を繰り出し、Alexandraがタイミングを合わせてアイアンウォールを発動させた。
 出現した鉄の壁と大猿の脚が激突、轟音が響く中ナハティガルが木陰より飛び出してゆく。
 宙を滑るように滑空する銀の妖鬼はダマスカス鋼の剣を一閃、弧を描いて振るわれた刃が大猿の背中を深々と切り裂き血飛沫が舞う。

 フリーダは白金のパラッシュを弓矢を引き絞るように構え突き出すとエーテルを解放、一瞬で元の構えへと戻り、また再び踏み込み稲妻のような突きを繰り出す。
 騎士鎧ごと相手を貫くと謳われる鍛え抜かれた真っ直ぐな刃が、大猿の脇腹へと入ってゆき、その脂肪と筋肉とを貫き、奥の内臓部分までを刺し通した。
 青髪少女が素早く剣を引き抜き飛び退くと噴水のように鮮血が噴出してゆく。

 メイド服に身を包んだ長い銀色の髪少女フロマーシュは雪毛大猿への背後へと回り込むと宗教的な装飾の施された剣を構え一閃した。バックアタック。エルフ少女の白い手より鮮やかな半月を描いて振るわれた鋼の刃は、白い毛と分厚い脂肪と筋肉とを斬り裂き、大猿の腰部分を深々と断裂した。真っ赤な血が吹き出して巨猿の白毛を赤く染め上げてゆく。

 金色の瞳のマリイ、継続して意識を攻撃に集中させ続けている。
 暗黒色の弩を構え、照準を仲間達より連続攻撃を浴びせられているスノーエイプへと向けている。
 攻撃の衝撃と痛みにより大猿の動きが止まった瞬間、狙い澄ましてエーテルを収束させ撃ち放つ。
 本日三度目、クロスボウより発射された閃光は、狙い違わず雪毛巨猿の右目へと吸い込まれるように入ってゆき、その破壊力を炸裂させた。
 赤色をぶちまけながらスノーエイプが仰向けに倒れてゆく。斜面に転がり、動かなくなった。撃破。

 ミアは細剣を手に再びエーテルを解き放った。
 エーテルの波がミルクティー色の柔らかな髪の少女より全周囲へと解き放たれ、ツァガーンナル、ザザ、ライナが癒されてゆく。

 六角形の光の檻が消えた。
 本日三度目、セロンガードが短弓に矢を番えグラヴィティボルトを撃ち放つ。
 矢が横手へと駆け出し逃げ出そうとしていた雪毛大猿の身に突き刺さり炸裂、纏わりついて動きを鈍らせてゆく。
 風の如くに加速したナハティガルが雪毛大猿の行く手へと回り込む。スノーエイプが銀髪の妖鬼へと拳を繰り出し、黒衣の男は予備動作から軌道を見切ると、すり抜けるようにかわしざま剣を一閃、大猿の身が斬り裂かれて血飛沫が舞った。
 さらにマリイがクロスボウに矢を装填しエーテルを籠め撃ち放つ。射出後、風を纏い爆発的に加速した矢は雪毛大猿の膝裏に命中、深々と突き刺さる。

「啓示には『逃走させるとやはりロ=スとなります』と出ています。可愛そうですが確実に仕留めましょう」

 青髪の少女フリーダが追いすがって白金のパラッシュを一閃して斬りつけ、ミアはグォウリンへと輝刃を放ち、フロマーシュは大猿の横手へと回り込みながらグォウリンと挟撃し鋼の祭刀を一閃する。
 Alexandraが蒼玉鋼の霊刀を、ザザが宿り木の杖を、ライナがイノセントロッドを翳し、光弾と光球と閃光とを撃ち放った。
 爆裂が巻き起こって血肉が飛び散り、ツァガーンナルがシルーン・サルヒを振り上げて飛び込んだ。
 暴風の異名を持つ斧槍が空間を縦に断裂し、大猿の頭部が縦に割られる。最後の魔獣は盛大に赤色をぶちまけながら倒れていったのだった。

●
「もし今回の予知夢が不作に起因しているなら、いずれ同じことが他の村にも起ころうかと思います」

 戦後、負傷者の手当てを終えた後、ミアが言った。

「そうならないためにも……村民の移動ができないのであれば。魔獣の生息地を調べておく必要があるでしょう」

 魔獣が四体だけなら良いが、用心するに越したことはないと。

「同感だ」

 ライナはミアの言葉に頷き、フロマーシュと共に山林の調査を行う事に決めた。
 一方、

「これからも友人の故郷を目指すのか? グォウリン……」

 ナハティガルが問いかけるとゴブリンの少年は「ああ」と頷いた。

「――どこで何が重要かなんて、その瞬間までわかりませんからね。神のみぞ知る、でしょうか」

 元は帝国の諜報機関『見えざる見張り番(ヴェヒター・ヌル)』に所属していたセロンガードが言った。

「一歩、一歩、踏み締めてゆきましょう」

 帝国人の言葉にグォウリンは無言で頷き、その姿を見たAlexandraは思った。

――彼らの戦いは残されたものにではなく、新たに築かれるもののためにあるのではないか。

 と。
 しかし、思い至ったそれを語るは易いが、それで証明するには足らない。
 そう思った金髪少女はグォウリンに共にツィーゲル村の人達と談笑しないかと誘った。
 帝国で戦い続ける彼を称えるに、種族など勘定には入らないだろうと。

「――俺は見ての通り醜いゴブリンだ」

 襤褸のフードを被りつつ三白眼の妖鬼がAlexandraを見た。

「それにお世辞にも愛想の良い性格じゃない。折角誘って貰って悪いが、俺は鉄火場以外にはいない方が良い。普通の人間達とは苦労は共に出来ても喜びは共に出来ない。そうでなければ嵐を呼び込む。そういうものだ」

 故に問題を解決したらただ去るのみだと襤褸外套の少年は言った。

「種族ですか……貴方の相棒も貴方に対してそうだったでしょうか?」
「種族というよりは美醜と人格の問題だ。ああ、奴は違った。しかし、珍しい例だと知っている」

 彼は村人達と談笑しにいくつもりは無いようだった。

 解散となる時、

「グォウリンさんは今後はどうするの?」

 ザザが問いかけると少年答えて曰く『いつも通りだな』との事だった。帝国に関連する依頼を相変わらず引き受けてゆくつもりらしい。

「グォウリンさん」

 最後にミアが言った。

「うまくは……言えないのですけど……
 失われても、そこに生まれるものがあって。
 その剣は、ただの墓標じゃなくて。
 これから生きていく人の、道標にするためなのかな……って」

 しばしの考えるような沈黙の後、

「――俺には、わからん。俺は他人の標を見ない奴だからな。いつだって勝手に生きてきた。だから俺にわかるのは、帝都にこの剣を持っていかなければ俺は気が済まないのだろうという事だけだ、やはり」

 そう言って少年は「世話になった」と一同に述べ、荒野の彼方へと去って行った。

●
 数日後、ライナとフロマーシュ達は近隣の山地の調査を終えた。
 やはりざっと見て回った所、樹々より随分と生気が失われていて、大地の力が弱っているのが窺えた。
 多様な魔獣が広大な山脈内のあちこちに棲息しており、乏しくなった食料を巡って熾烈な生存競争が成されている様子だった。

「縄張り争いが激化しているか……」

 ライナとフロマーシュ達は調査結果をギルドへと持ち帰り報告をし、近隣の村々へは魔獣達の動向に注意するようにとの警告が出される事になる。

 他方、一足先にリブラネスタの冒険者ギルドへと帰還していたザザはリリエルの元に顔を出すと、

「おっかえりなさーい! 依頼達成の報告が届いてるよっ! 村の人達もすっごい喜んでたよ! ありがとーーーっ!! いよっ、さっすがはベテラン冒険者ーっ!!」

 と満面の笑顔と共に身振り手振りつきで褒め称えられた。

(グォウリンさんもこのくらい調子良ければもうちょっと苦労は少ないんでしょうねぇ)

 青髪の麗人は胸中でそんな感慨を抱き苦笑しつつどうもと白金髪のエルフ娘へと返すのだった。


マスターコメント

 この度はご参加とプレイング、誠に有難うございました。  このような結果となりました。  ご満足いただける内容になっていれば幸いです。
ロングシナリオ

ロングシナリオ普通 報酬:標準10 / 6〜10人

2021年12月17日 17時01分41秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ハルハン・ツァガーンナル

    ウォーリア、ツァガーンナル よろしくおねがいします! まずは、四組に分かれるか、まとまっているところを叩くか。 それを決めたほうがスムーズでしょうか?

  2. ライナ・フレイヴァルツ

    ライナ・フレイヴァルツ。キャスターだ。 皆宜しく頼む。 雪毛大猿…スノーエイプだな。 東西南北の四方向から村を襲いに来るようだ。 かなりの強敵に見えるが…分けても問題なさそうならなんとか手分けして倒したい所だな。 〇スノーエイプの特徴 ・かなりタフ ・パワーもかなり凄いが、十分に守りを固めた熟練の戦士なら三、四発は耐えられる ・攻撃も凄い速いが、わりと大振りだから、熟練の盗賊がスキル全開にすれば避けられる ・知能も高く、戦闘しているに相手の体捌きを学習してくる。  一発目は避けれても、二回、三回と繰り返すたびに  動きを読まれてどんどんかわしづらくなる。 →時間が経過するたびに命中が上昇? つまりこういう事だろうか? ①体力が高い ②物理攻撃力が高い ③命中が高い、ターン経過か攻撃対象回避時に徐々に命中増加か

  3. フロマーシュ・ダイヤドロップ

    ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップと申します。 皆様よろしくお願いいたしますっ! ライナ様はスノーエイプの分析をしていただき、ありがとうございますっ! 長期戦になるほど不利になっていくけど、相手の耐久力もあって、短期決戦も難しい感じなのですね… 数も4体いますし、こちらは手分けしつつ、相手に包囲されないように立ち回っていく感じが良さそう、でしょうか? ともあれ、皆様を全力でお守りいたしますっ! もし手分けする場合は、最低敵一体は引き受けて、皆様…特にライナ様を含めた打たれ弱い方が狙われないようにしていきますのでっ!

  4. ミア=リゼル

    ヒーラーのミア=リゼルです。よろしくお願いしますね。 ふむふむ、なるほど……私も手分けするのに賛成です。私、盾型ヒーラーのなので前に立てるかな、と。もちろんウォーリアの皆さんほど打たれ強くはありませんが、自己回復が手厚いのでそれなりに保つかと。 手分けしようと前述しましたが、初手は回避も上がるヴァローを皆さんに付与したいなと思っています。強度2ですから、あるのとないのとでは結構違うかな、と。

  5. Alexandra・Hexe・Claudia

    まさか私もここに加えられるとは… ーぁ。キャスター、クラウディアです。 今回私は間違いなく火力担当となりましょうか。 集団戦を仕掛ける手合いではないようですから、単体火力として魔弾を軸にセットしようかと。 それと、今回の配置ですが。 数として4:2:2:2で配分し1体に火力を集中。 これを撃破後に4名を増援として扱い、順次撃滅していくのがよいかと。

  6. マリイ・パルティス

    シューターのマリイと申します、よろしくお願いしますね。 まとめありがとうございます。分かりやすくて助かります! 厄介な敵ではありますが、難易度を見ると分散でも問題なさそうではありますかね。 一体ずつ集中して叩くのであれば最初から全員で迎え撃った方がよさそうかなとも思います。 敵の攻撃からもフォローしやすいですし。一体でも早く潰せばその分攻撃も減りますので、攻撃が最大の防御と言うやつでしょうか。 とはいえ連携できるのは敵も同じですし、地形や逃走とか諸々懸念が出てきそうなので、纏まるのは纏まるのでそれなりの苦労がありそうですね。 んー。めっちゃ悩みますが、個人的には纏まった方が安心ーかなと思います。 もちろん分散希望の方が多いならそちらで大丈夫です!

  7. フリーダ=ブロムヴィスト

    ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 入口付近でまとめて狙う場合ですと、範囲攻撃でまとめて攻撃する事ができればその分時間短縮にはなりそうです。 ただ、壁役1名に負担が行かないように注意する必要はあります。 村で4組で防衛する場合はクラウディア様の案で良いかと思います。 その際は2人担当は防御面・回避面のどちらかに優れた方を割り当てて置きたい所です。 今回はどちらの場合でも壁役に回るつもりです。

  8. ナハティガル=ラー

    ――すまん。顔出しが遅くなった。 シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 >分散or集中 参加者のクラス分布は下記の通り。 ウォーリア×3 キャスター×3 シューター×2 ヒーラー×1 シーフ×1 ウォーリアが3名居る為、ある程度分散する事も可能かと思うが―― 1体に火力集中する場合、かなり迅速に撃破しないと抑えを担当する他の班が持たない可能性もあり、難しい所ではあるな。 敵同士で連携される恐れがあるが……ヒーラーが1名しか居ない事も併せて考えると、入口付近で全員纏まって迎え討つ方が無難かも知れん。

  9. ザザ=ステルヴィナ

    相談参加が遅くなってしまってゴメンなさい。 キャスターのザザ=ステルヴィナよ。よろしくね。 >分散or集中 四地点に分散するのなら、主力はウォーリア×1/キャスター×3とかの火力特化で行くとか? 分散or集中どちらが良いかは各自の動き方次第で大きく変わってきそうよね。 手堅さを重視するなら、ヒーラーがミアさんしかいらっしゃらない点を考慮して入口付近でまとまった方が良いかも。

  10. ミア=リゼル

    は……これは私の動きでいろいろ決まるやつです……ね!? そうですね……ヴァローを付与したいのもありますし、そのまま固まるならヒーリングオーラなどで全体HPを管理しつつ緊急時にヒール3を回す形で…前をウォーリアさんら固めていただき、後方から遠隔DPSの集中攻撃で確実に落としていく……という流れでしょうか。 村への被害を最小に抑える…なら入り口で固まって迎え撃つ方が良さそうですね。

  11. Alexandra・Hexe・Claudia

    ―と、+1名NPCシーフですね。ふむ… 纏まって動く場合、相手が散開を選択しうる点に対策が欲しいところですね。 メンバーの内訳として追撃が可能な機動力の持ち主は限られる。 となると、ベターは退路を徹底的につぶしての包囲殲滅…でしょうか?

  12. セロンガード・シュタインドルフ

    遅くなりました、 シューターのセロンガードです。 よろしくお願い致します。 奇襲目的で最初に入り口付近にて火力を集中して一体始末した後に、分散して四方の守りに入るのでも良いと、当初思いました。 逃げられても困るので如何ともし難いのですが。 抵抗力が並とありますので、BS攻撃を試してみたいですね。 >分散or集中 DDが充実しているので、集中して攻撃するべきかと思います。又、ヒールソースも乏しいので選択肢はあまり多くないかと思われます。

  13. ライナ・フレイヴァルツ

    分散も纏まって動くのも何方の意見でもメリットはあるので、そうだな…。 私個人としては、「山林の入口から出て来る時は四体揃ってるそうなので、先んじて移動して山林の入口地点で迎撃する事」これでも良いとは思っている。 村を気にすることなく戦えるのが最大のメリットと言えよう。 4:2:2:2のメリット・懸念点としては、 〇メリット ①雪毛大猿を一匹ずつ相手できる。 ②(村の外の入口で迎え撃てば)村の中に入れることなく戦える 〇懸念点 ①戦力分散することにより討伐時間が長くなる (4人チームが倒すのに時間かかればかかるほど2人チームがきつくなる) ②担当者が倒され防衛できなくなった場合、村を破壊しつつ挟撃される可能性 山林入口迎撃のメリットデメリットは 〇メリット ①村を気にすることなく戦える ②包囲戦法を取れる(かもしれない) ③範囲攻撃ができる 〇懸念点 ①雪毛大猿を同時に4体相手しなくてはならない ②大猿同士の連携 こんな感じになるだろうか? 大猿一匹の強さ、分散した時の戦力バランス、村の被害を無くすこと… などを加味すると山林入り口で迎撃するのが良いかなと思った次第だ。 とにもかくにも回復が厳しいかと思う。 私もヒールの用意をしておこう。

  14. ハルハン・ツァガーンナル

    ライナは分かりやすいまとめ、ありがとうございます! 抜けられる可能性を考えると、ボクも山林の入口地点での迎撃を押します 連携や、抜けられる可能性は、シーザーロア、殺界など足止めできるスキルがあれば、大丈夫でしょうか。 飢えているみたいなので、なにか干し肉を持っていったりしたら、食糧的にもこちらへ注意を向けられるかもしれません

  15. フロマーシュ・ダイヤドロップ

    ライナ様は作戦の分析、ありがとうございますっ! 相手の耐久力や戦力を考えて、全員で連携していける方がいい感じでしょうか…? 入り口付近での迎撃にするのでしたら、私は回復力不足を補う事も兼ねて、シーザーロアの代わりに ヒーラー武器を持ち、堅甲2やヒール3で強化、回復をしつつ、殺界かドラゴンチャリオットで敵の侵攻や包囲を防ぐ方がいいかもしれません。

  16. ナハティガル=ラー

    >方針 一通り意見も出揃ったな。 結論としては「山林の入口付近で纏まって迎撃」する方向で構わないだろうか? >戦闘 山林入口付近の遮蔽物に潜伏しながら、暗殺撃での不意討ちを狙って行く事にしようかと。 逃走を試みる個体に対しては疾風足で追撃する事を考えている。 >グォウリン グォウリンに関してはどうする? 個人的にはウォーリアのシーザーロア等から外れる個体に対し、回避盾として動いて貰うのが良いように思うが。

  17. ミア=リゼル

    ふむふむなるほど、 そうしましたら、そうですね…少し特性を変更して、光縛封と…ヒーリングオーラかヴァローでと思います。3ラウンドの間か、光縛封が砕けるまでですけれど、それで1体か、うまくできるなら2体か…を閉じ込めておこうかな、と。それなら山林の入り口で迎撃する際、横を抜けられたり、連携されたりをどうにかできそうです。 また、ヒーリングオーラかヴァロー、どちらが良いか皆さんのご意見を伺いたいです。

  18. ハルハン・ツァガーンナル

    >方針 特に反対意見も出ていないので、ボクも入口付近でいいと思います! 出発まで、そろそろ時間もないですしね >戦闘 ミアが光縛封を使ってくれるなら、ボクは、シーザーロアを使って、閉じ込められなかった個体を引き受けようと思います! 殺界を持ち込むか、防御特性を入れておくかは少し考え中です >ミア その2つなら、ヒーリングオーラがいいと思いました! 相手がタフで、パワーがすごいそうなので、支えてもらえると安心できます >グォウリン 回避盾か、逃げそうな個体の足止めや攻撃と、足を活かした遊撃が良さそうでしょうか? 光縛封を使ってもらえるなら、対応する個体はだいぶ、絞れそうですから

  19. ライナ・フレイヴァルツ

    >方針 そしたら山林の入口付近での撃退でプレイングを仕上げておこう。 >戦闘 範囲攻撃できる時は範囲攻撃を優先する。 単体攻撃時は、魔霞3と魔糸3で命中と回避低下を狙おう。 個体がもし抜け出して逃走を図る時はアーケインテンペスト改を設置して移動を阻害しよう。 私もヒールは持っていって回復補佐するよ。 >ミアさん ヒールも使用できる回数が限られているから、 ヒーリングオーラで範囲回復はかなり助かるな。 私もヒーリングオーラの方を推そう。 >グォゥリンさん 高レベルのシーフだから、なんでも出来そうだな。 神眼法・改、見切り2があるということは回避性能に特化しているのか。 回避盾できる内はしてもらうのが良さそうだ。 基本はウォーリアの皆で対応して、状況に応じてという感じか。

  20. Alexandra・Hexe・Claudia

    では、此方は単体火力特化で"数を減らす"スタンスに。 常時攻撃重視で魔弾を、加えて防御スキルも入れ込んで接近戦もピン採用する形で。 距離を空けるとなかなか当てにくくなりますから… …アイアンウォールは、Orbが間に合えばクレネルウォールに。 それと、一つ試したいことが。 今回の標的…雪毛大猿ですが、大振りの攻撃を不発にできるかもしれません。 やることとしては、しばらくの間相手の攻撃を観察して… 振りかぶる軌道が予測できるようになったところで、軌道上にウォールを配置してみようかな と。 うまくいけば、攻撃対象に当てる瞬間がそのまま隙になるでしょう。 ―ただ、クレネルウォールではほぼ無関係なのですが…アイアンウォール止まりの場合、そのまま皆さんにとっても遮蔽になりえますので。 以上、情報までによろしくお願いします。

  21. ミア=リゼル

    ツァガーンナルさん、ライナさん、ありがとうございます! ではもう片方はヒーリングオーラでいきますね。皆さんの回復、がんばります! お二方やアレクサンドラさんの動きも了解です。Orb間に合うと良いのですが…!

  22. フロマーシュ・ダイヤドロップ

    皆様は行動指針を教えていただき、 ありがとうございますっ! 私はヒーラー武器を装備して、堅甲で防御を強化しつつ、殺界で敵の侵攻を防ぎ、ヒール3で回復していきますっ! 窮地に陥った方は、カバリングでお守りいたしますのでっ! また、攻撃の方は闘気槌で範囲攻撃をしていく予定ですっ。 あと、先に候補に挙げました、ドラゴンチャリオットでの吹き飛ばしの方をご希望でしたら、特性のどちらかと入れ替えて行きますのでっ!

  23. マリイ・パルティス

    すみません少し開きました! まとめありがとうございます。 方針も了解です、入口付近ですね! 行動 私もヒールを持って行きます。集中攻撃などで体力がかなり減って回復が間に合わないかもーって時は使おうと思います。 あとは敵と距離を取り後方から支援射撃といったところでしょうか。全体を注意しつつ、妨害出来たらなと思います。

  24. ザザ=ステルヴィナ

    入口付近で迎撃する方針で了解よ。 私はグラビティフィールドで大猿の移動を阻害しながら、 魔弾2で単体攻撃/複数体巻き込める際はメテオライト等で範囲攻撃をする予定よ。 私も念の為にヒールを持って行く事にするわね。

  25. フリーダ=ブロムヴィスト

    >基本方針 入口付近での迎撃、了解しました。 >個人行動 それではこちらもシーザーロアで敵を誘導しつつカバリングで保険をかけておきます。 光縛封で1~2体を捕まえる事ができればシーザーロア持ちが残りを受け持つ事で安定すると思います。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0