【恋眼】失踪と殺しと

革酎

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シナリオID:1601

オープニング

●連続殺人事件
 リーンエス王国南西部に位置するポルフェダー子爵領に、ひとりの王国騎士が現れた。
 彼の名はクライヴ・テイラー。まだ18歳という若さだが、叙勲を受けたのは三年前。つまり騎士としての経験は既に新人の域を脱しつつある頃合いだ。
 そのクライヴが今回与えられた任務は、ウィリアム・リーンエス王子捜索に名を借りた、ポルフェダー子爵領での若年層失踪事件捜査である。
 クライヴは捜査着手の取っ掛かりとして、ポルフェダー子爵領内でも最大規模の農村といわれるダボロ村を訪れた。このダボロ村の長エド・ステームが単身、領都の冒険者ギルドに出向いて件の失踪事件の捜査を依頼したという情報をクライヴは聞きつけていたのである。エドなら協力者として、色々と手を貸してくれるだろうという期待感を抱いたのも当然の帰結だろう。
 ところが、そんなクライヴの期待感はダボロ到着後にあっさりと打ち砕かれた。村長エドは二日前に、何者かに殺害されていたのである。

 ステーム家はダボロ村随一の地主であり、大勢の小作農を抱えている。いわばダボロきっての富豪という訳であり、冒険者ギルドに失踪事件捜査を依頼出来る程の財力を持っているのも、ダボロではエド以外にあり得なかっただろう。
(一体、何が……)
 内心で疑念を抱きつつも、クライヴはステーム邸を訪れた。玄関口に現れたのは憔悴し切った様子の大柄な女性と、革鎧を着込み、戦斧を背負った頑健な体躯の戦士だった。
 女性の名は、シーリー・ステーム。エドの末っ子らしい。本人曰く生来の引き籠り体質で、他村へ嫁いだふたりの姉とは対照的に、この年になっても小作農達でさえほとんど顔を合わせたことが無い程に、他者との接触を避けて生きてきたという話だった。
 そして戦士の方はエドが雇い入れた冒険者らしく、テルド・ムルアと名乗った。昨日このダボロに到着したばかりらしい。
 クライヴはまず素性を名乗り、自らの来訪目的を説明した。するとシーリーは疲れた表情でクライヴを邸内に招き入れてくれたが、テルドは胡散臭そうな目つきで黙然とクライヴを眺めるばかりであった。
「王国騎士が出張ってくるってこたぁ、失踪事件に領主が一枚噛んでるってのはやっぱり、事実なのか」
 応接間で三人が腰を落ち着けると、まずテルドが開口一番、クライヴに怪訝そうな視線をぶつけてきた。
 ポルフェダー子爵領の現当主はユージーン・ポルフェダー子爵。過激な思考の持ち主で知られる貴族派貴族ヴァルザード・レギンレイヴ侯爵の寄り子貴族のひとりだという。当然ながら、ポルフェダー子爵も貴族派だという話であった。
 そのポルフェダー子爵が領内で発生している若年層失踪事件に関与している疑いが、前々から囁かれる様になっていた。
「失踪した青年や娘が最後に目撃された付近を捜索すると、毎回必ず、真新しい高級乗用馬車の轍と、複数の足跡が見つかっているらしい。この近辺でそんな馬車を持っているのは領主ぐらいだろうよ」
「領主に詰問してみたのですか?」
 クライヴの問いに、テルドは馬鹿いうなとかぶりを振った。
「失踪後に偶々その現場を通りがかっただけだって突っぱねられるに決まってんだろ。お偉いさんに詰め寄るにゃあ確固たる証拠ってもんが要るんだよ」
 それもそうか、とクライヴは納得して引き下がった。そして次に彼が尋ねたのは、エドの殺害についてであった。
「おつらいでしょうが、もしかすると件の失踪事件に関係があるかも知れないのです。少しお聞かせ願えませんか」
 クライヴの懇願を受けて、シーリーは泣き出しそうな顔になりながらも、ぽつぽつと事情を語り始めた。
 エドは二日前の夜、裏手の庭に暖炉用の薪を取りに出た。彼はそこで殺害された。大剣の一撃で首を切り落とされた彼は、シーリーが心配になって探しに出た時には血まみれの冷たい骸と化していたらしい。
 だがここからが問題だ。実は、殺害されたのはエドひとりだけではないらしい。
「どうやら他にも失踪事件捜査を手伝っていた村民が居たらしいんだが、その全員が二日前に殺されている。これは俺が直接、聞き込んできた話だ」
 横合いからテルドが口を挟んできた。殺されたのはエドを含め、全部で四名。エド以外の三人は富豪とまではいかないものの、いずれも田畑持ちの地主で小作農を何組か雇っている。
「他に捜査を手伝っていた者は居ませんか?」
「隣村にも何人か居るとのことです。詳しいお話は存じませんが……」
 シーリーは消える様な声音で応じた。

●闇に潜む脅威
 その日の夕刻、クライヴは隣村サイトルを訪れた。
 サイトルはダボロ程の規模ではなかったが、それでも農村としては比較的大きいといって良い。年間の収穫量も村全体としては潤沢で、裕福な村民が多いという話だ。
 しかし、一歩遅かった。エドに協力して失踪事件捜査に手を貸そうとしていた地主ふたりが、昨晩何者かに殺害されたのだという。
「今や、村全体が怯え切っています。失踪事件よりも先に、この殺人事件を何とか解決して貰えませんか」
 サイトルの村長は村の広場で、苦しげな調子でクライヴに懇願した。これまでのところ、殺害されたのは失踪事件捜査に関わっている者ばかりだが、他の村民に被害が出ないとも限らない。
 クライヴは夕闇迫る木立の中でひとり佇み、渋い表情を領都方向に巡らせた。
(何者かが失踪事件捜査を妨害しようとしている)
 まずは、謎の敵を排除しなければならない。だが一体、どこに潜んでいるのか。
(援軍を待つことにするか)
 実のところクライヴは、領都の冒険者ギルドにて援軍となる冒険者募集の告知を打たせ、依頼料を全額冒険者ギルドに預けておいた。応募希望者は直接ダボロ村へ足を運ぶ様にとの指示も書き置いて。
 その為、一度ダボロ村へと戻り、彼らと合流しなければならない。

 ダボロ村への帰路、夜の闇に包まれた林道を抜けようとしたところで、クライヴの前に人影がひとつ、行く手を遮る形で樹々の間から現れた。
「やぁ、どうも。一体こんなところで何を……」
 そこでクライヴの声は途絶えた。
 そして翌朝――クライヴの遺体が、ダボロ村に程近い小川のほとりで発見された。彼もまた、首筋を一撃で断ち切られていた。
 ダボロ村に後追いで到着した冒険者達は失踪事件捜査の他に、雇い主クライヴを殺害した犯人の捜索にも着手しなければならなかった。

解説

状況:  PCの皆様はダボロ村に到着し、依頼主クライヴ・テイラーの死を告げられたところからスタートします。  元々の依頼内容は若年層失踪事件の捜査ですが、クライヴが死亡したことで、彼を殺した犯人捜索にも着手しなければならなくなりました。  冒険者テルド・ムルアは失踪事件の捜査にはそれなりに協力してくれますが、クライヴ殺害犯捜索には余り手を貸してはくれません。  シーリー・ステームは更に役立たずで、いずれの事件に対しても然程の助力にはなり得ないでしょう。  ダボロ村とサイトル村は徒歩で三時間程度の距離ですが、交渉次第ではシーリーから馬を借りることも可能です。 敵:  殺人犯は正体不明ですので、その強さも一切分かりません。 NPC:  自称冒険者のテルド・ムルア、引き籠り女性シーリー・ステーム、サイトル村の村長といった辺りが主なNPCとして登場することになるでしょう。場合によっては領主ユージーン・ポルフェダー子爵も登場するかも知れません。  尚、シーリーはクライヴが殺されたショックで完全に引き籠ってしまう為、彼女とのやり取りはテルドを介して行われることになります。

マスターより

 皆様、こんにちは。  連動【恋眼】のシナリオをご提供致します。  全体に暗い雰囲気に包まれたポルフェダー子爵領ですが、ダボロ村とサイトル村を襲った事件は更に陰湿で、両村は恐怖に包まれています。  新たな被害者が出る前に、そして消えた若者達の行方の手がかりを得る為に、是非とも皆様の知恵を絞って下さい。  尚、察しの良い方ならば、OP本文を読んだ時点で犯人は分かると思います。なのでヒントは無しです。  それでは、もしご縁があればご参加のご検討宜しくお願い致します。

リプレイ

●何から何までが怪しい
 リーンエス王国南西部に位置するポルフェダー子爵領は、領内全体が妙に暗い雰囲気に覆われている。
 最大の村ダボロや、その隣村サイトル周辺で年若い男女が失踪したり、数日の間に複数の命が失われる殺人事件が連続したから空気が沈んでいるのか。
 鞍上のナタリア・フィッツジェラルドとリディリディ・トゥラ・イェレミースは、森の中を行く幅の狭い馬車道で、ふと何げなく互いの視線を絡ませた。
「ダボロでも思ったが……やけに薄気味悪い土地だな」
「やっぱり、そう思われますか?」
 ナタリアに問い返しながら、リディリディは小首を傾げた。このどんよりとした重たい空気感は、ポルフェダー子爵領全体に従来から漂っているのではとさえ感じる。
 ダボロ村自体はそれなりに裕福で、ステーム邸では引き籠りの三女シーリー・ステームから元気の良い馬を二頭、借りることが出来た。村内のどの住宅も規模は小さくなく、生活にゆとりを感じる。
 にも関わらず、この沈みに沈んだ目に見えない圧力は恐ろしく不自然だった。
「不自然といえば、あの冒険者の存在も不自然だな」
 ステーム邸で馬を借りる際、シーリーの代わりにと対応に当たった冒険者テルド・ムルアに対し、ナタリアは疑惑の視線を向けていた。テルドもまた失踪事件の調査の為に雇われた筈なのに、同じく失踪事件の調査に現れた王国騎士クライヴ・テイラーだけが殺害された。
「私もムルアさんが怪しい、と思います。ただ……」
 リディリディはそこで口をつぐんだ。決定的な証拠も無ければ、現段階では動機すらも見当たらない。勿論捜査を進めていけば色々と分かってくるかも知れないが、今の時点では余りに決定打が無さ過ぎた。
 シーリーが怪しい、という見方もある。更にシーリーがやたらとテルドを頼りにしているのも、かなり不自然だろう。尤も、頼れる相手が他に居ないから、という理由も無くは無いだろうが。
 ともあれ、先ずは失踪事件の捜査だ。今は亡き依頼者クライヴの無念を晴らす為にも、そして前払いで受領した依頼料分の任務を果たす為にも、ふたりは行方知れずの若者達の痕跡を、何としてでも掴まなければならなかった。

 ダボロ村内の村道で、のんびり肩を並べているルチル・プルメリア・グレイハーツとキオルティス。
 ルチルが特徴的な頭蓋面の裏で渋い表情を浮かべるのは珍しいことではないが、派手な容姿と温和な佇まいが売りの筈の吟遊詩人キオルティスまでもが眉間に皺を寄せるのは、余り見られない光景かも知れない。
「あのテルドって冒険者、呆れるぐらいに何も仕事してないね」
「どちらかというと、レディ・シーリーのお世話係を率先して自任している、というところかな」
 故エド・ステームからの若年層失踪事件捜査を、半ば放棄しているのではないか。依頼者が故人であるのを良いことに、形ばかりの捜査で終わらせ、後は適当な報告を冒険者ギルドに流しておけば依頼料は手に入る。
 同じく依頼人が死亡したルチルとキオルティスは全力で事態の解決に動こうとしているだけに、この対比は恐ろしい程に際立っていた。
 実際、ふたりがテルドから聞き出した失踪事件の捜査状況は、ほとんど何も進展していない。失踪者が全て、見目麗しい少年少女であることだけは分かった。だがそれ以上のことはまるで把握していなかったのである。
 加えてシーリーへの面直での聴取は結局、叶わなかった。彼女は自室に引き籠ったまま、部屋から出ようともしない。辛うじて施錠したドア越しに、僅かなやり取りが可能なだけだったが、その場合でも間にテルドが立って、彼がシーリーの代弁者としてルチルとキオルティスに応じるという有様だった。
 結局ステーム邸内での聞き込みは無駄に終わり、ふたりはダボロの村民への聞き込みに舵を切った。だがこちらはこちらで、得られる証言に不自然な点が多い。何よりもダボロの村民は全員が全員、シーリーの存在を全く知らなかったというのである。
「子供さんが失踪した親御さんも、悲しそうではあったけど、何というか、それが寧ろ標準みたいな雰囲気だったのが気になるね」
 村民や、子が失踪した両親への聴取の際、キオルティスは相手の反応をつぶさに観察していた。確かに相手は沈んだ表情だったが、それが何に起因しているのかが今ひとつ絞り切れなかったのだ。
「相棒君は上手く、部屋の中に入り込めたかい?」
 ふと思い出した様に、キオルティスはルチルに水を向けた。ルチルは相棒の栗鼠ラトをステーム邸内に潜ませていたが、シーリーの自室は不気味な程に密閉状態が徹底されており、鼠ですら簡単には潜り込めない程の厳重な警戒ぶりだった。
 これはこれで、相当に怪しかった。

●殺しと罠
 他の仲間達が失踪事件をメインに調べているのに対し、アクティオンとライラ・サンダーソンは殺人事件にスポットを当てて捜査していた。
「思ったより面倒臭いことになってるな」
 当初はクライヴと協力して失踪事件をさっさと片付ければそれでおしまい、と気楽に臨んだ筈が、今では更に依頼主クライヴの殺害犯捜索にまで手を付けなければならない。ライラが面倒だといったのには色々な意味が含まれているのだろうが、仕事が増えたという面でも、その気分は当てはまるだろう。
 ふたりは殺害現場や遺留品捜索、更にはエドとクライヴの遺体の検視までをも実施し、犯人が鮮やかな程の手並みで殺害に及んだことを確信していた。
「殺害はいずれも深夜……村民被害者は普段の生活の中で、そして依頼主のテイラー氏はダボロへの帰還中、反撃の隙も与えられずに一撃で絶命」
 ダボロ村の広場に設置されている休憩用のベンチに腰を下ろし、アクティオンは確認の意味合いで手にしたメモを静かに読み上げた。
 更に殺害現場周辺には見張り役が居た痕跡も無く、殺害は単独犯と推測された。
「村民も怪しい人影や、余所者の痕跡は見ていないといいますし、厄介な相手かも知れませんね」
「厄介っていやぁ、あのシーリーも厄介だよな」
 ライラはシーリー自室への入室を拒絶された。
 冒険者には、明確な敵対者でもない限り、相手の意思を無視して強制的に入室する権限は無い。無法な、或いは強引な行動はいずれ冒険者ギルドにも伝わるだろうし、下手をすれば今後の冒険者としての行動にも支障が出かねない。今回ばかりはライラも引き退がらざるを得なかった。
「もしかするとムルア君はステーム君に惚れているのかも知れませんね」
 テルドは異常な程に、シーリーを守ろうとする態度を見せていた。ライラがシーリーの自室扉に手をかけようとした時も、鬼の形相で間に割り込んでくる有様だった。
 この後、ふたりは報告という形で再度ステーム邸へと足を運んだ。
 そこでアクティオンはクライヴの為にも殺人犯捕縛に向けて一歩も退く意思が無いことや、今後は自分達冒険者も狙われる可能性があることを示唆したが、テルドの反応は今ひとつ薄かった。
 一方、ライラは殺人犯を挑発する様な台詞を並べたが、この時もテルドはライラを威勢の良い戦士だ、と見る程度の感情しか表さなかった。

 その日の夜になって、ナタリア、リディリディ、ルチル、キオルティスの四人は、サイトル村で合流を果たした。
 ルチルとキオルティスが先行してサイトル入りしていたナタリアとリディリディを追いかけてきたという格好だが、実のところ、これは敵を誘い出す為の下準備だった。
 殺人犯は標的が単独となった瞬間を狙っている。ルチルは囮役を務めるキオルティスを遠隔から支援出来る位置を、道中で絞り込んでいた。
 一方、ナタリアとリディリディはここサイトル村でもそれなりの情報を仕入れていた。
 失踪者はダボロ村と同じく、いずれも見目麗しい少年少女ばかりだったが、実はまだひとりだけ、失踪していない美少女が居ることが分かった。その美少女はダボロ村やサイトル村で同年代の美少年或いは美少女が次々と行方不明となったことを受け、両親が自宅から一歩も出ない様にといい含め、何とか失踪事件に巻き込まれるのを免れていたらしい。
 これは使えそうだ、とナタリアはこの美少女を囮役キオルティスに同伴させることを提案した。勿論、その美少女本人ではなく、背格好が似ているリディリディを変装させ、キオルティスに同伴させることで失踪事件の首謀者らを誘い出すという作戦だ。
「この村で殺されたふたりも、ステーム氏や依頼主のテイラー騎士同様、一撃で首を落とされている。相当な強敵だから、私も援護に入ろう」
 ナタリアはサイトル村で殺害された被害者の遺体を、医療従事者としての経験を活かして検視した。その結果から、敵は恐ろしい程の手練れであることが判明している。キオルティスとリディリディは十分に熟練した冒険者だが、念には念を入れる必要があるだろう。

●お迎えの馬車
 深更、ランタンを手にしたキオルティスは、頭からすっぽりとフード付きのローブを纏ったリディリディを伴い、徒歩でダボロ村への林道を進んだ。
 事前に、件の美少女を保護する為にダボロ村へと同伴するとの情報を方々に流した。失踪事件に関わっている者が身近に居れば、恐らくその主犯の耳にも入っているだろう。
 ルチルとナタリアは闇に紛れ、キオルティスとリディリディをすぐにでも支援出来るだけの距離を維持しながら、樹々の間をゆっくりと並行して歩を進めた。
 途中、ルチルはふと足を止めた。別の地点を並走させていたラトの感覚から、アクティオンとライラがダボロ村方面から足を急がせてきていることを知ったからだ。
 そのアクティオンとライラは、ラトの案内でルチルとナタリアのもとへと駆け込んできた。
「ステーム邸で妙なことが起きました」
「やけに高級な馬車が二台も乗りつけて、女がひとり、そのうちの一台に乗り込んでいったぞ」
 暗かった為に顔はよく見えなかったものの、大柄な体躯と質素な村娘の服装から、その女性がシーリーであることはほぼ推測がついた。
 二台の馬車が去った後で、ふたりはステーム邸内に踏み込んだ。そこに、大きな血溜りがあったという。テルドの姿は見えなかったが、その血溜りが玄関まで続いていたところを見ると、件の馬車の一台に引っ張られていった可能性がある。
 いよいよもって、不可解だ。しかしタイミングから見て、キオルティスが件の美少女を連れてサイトル村を出たという情報を得て、敵が動き出したと見て良いだろう。
 そして事実――キオルティスの掲げるランタンの照明範囲の向こう側に、馬蹄の音が響き始めた。ガラガラと地面を叩く車輪の音。
 二台の馬車が、キオルティスと美少女に扮したリディリディの前に現れた。

 縦列走行していた二台の馬車が停止し、先頭の馬車から身なりの良い複数の男が姿を見せた。いずれもポルフェダー家の家紋入りの上着を纏っており、彼らがポルフェダー子爵の家士であることが伺える。
「ポルフェダー子爵からの命令で、お迎えに上がりました。近年、来世の栄光という妙な団体が見目麗しい少年少女を拉致する事案が相次いでおります故、子爵が保護を申し出ております」
 感情の籠もっていない、棒読みの台詞。明らかに嘘臭い。キオルティスは相手の表情から、それが単なる建前に過ぎないことを即座に見抜いた。
「その様な大義名分があるなら、態々こんな夜中に徒党を組んで押し寄せる必要も無い筈。昼間に堂々と用件を伝えて、その家族も一緒に保護すれば良いのでは?」
 まさにぐうの音も出ない程の正論だ。キオルティスの涼しげな表情に、ポルフェダー家の家士達は苦り切った様子で互いに顔を見合わせる。
 すると二台目の馬車の扉が開き、大柄な体躯の女性が姿を見せた。村娘風の質素な服装に、何故か大剣を背負っているというアンバランスな格好だったが、それだけなら特に驚く程の事でもない。
 問題は、その容貌だった。
 今の今までフードを目深に被り、サイトル村の美少女を装っていたリディリディは思わず喉の奥で、小さな叫び声をあげた。
「何を愚図愚図してんのかなぁ、さっさとエスコートしちゃいなよ……ねぇお嬢ちゃん、このおじさん達のいってることは本当だから、大人しく一緒に来た方が賢いと思うよぉ」
 その間延びした声に、リディリディはフードを跳ね除けた。最早正体を隠しておく必要は無い――リディリディのしなやかな腕が伸び、大剣を背負う大柄な女をそっと指差した。
「あなたは……トルドさん」
 シーリーを自称していた女は、ぎょっとした顔を見せた。
 彼女は、メドゥの指先『青の中指』配下の重戦士、エリスリシア・トルドだった。

●暗鬱たる結末
 更に別の光源が出現した。ルチルが用いたエンライトだ。同時に、それまで姿を潜ませていた仲間達が一斉に姿を見せる。相手がエリスリシアひとりならば、この人数で十分に制圧出来るだろう。
 だがひとつ、問題がある。戦う理由が無いのだ。
 ポルフェダー子爵の家士とエリスリシアは、保護の為にという名目で子爵邸へ案内しようと申し出ているに過ぎない。ルチルやナタリアが見たところ、エリスリシアがエドやクライヴ、或いはサイトル村の被害者を殺害したことは明白なのだが、そうといい切れる証拠が何ひとつ提示出来なかった。
「テルドはどこに消えたんだ? あの出血量……下手ぁしたら死んでるぞ」
「さぁね。知らないよ。どこに消えたか、残留思念でも読み取ったら?」
 飽くまでもシラを切り続けるエリスリシアに、ライラは奥歯を噛み締めた。この場でそんなことが出来るのはナタリアだけだが、彼女は早い段階でサイトル村に移動してしまっており、今からでは例の血溜りに残された手がかりを追うのは難しい。
「あたしメドゥから足洗って、今は子爵のお手伝いさんだからね。あんた達とやり合う気は無いよ……ま、お迎えするお嬢ちゃんがここに居ないなら、もう用は無いけどね」
 足を洗ったなどというのは明らかに嘘だ。この場に居る冒険者のほとんどが、エリスリシアの声音や表情から簡単に見抜いた。が、それを証明する手立ても無い。
 結局エリスリシアとポルフェダー子爵の家士達はそのまま引き退がり、馬車を子爵邸へと走らせていった。
 サイトル村で失踪を免れた件の美少女は、家族ごと別の土地に移ることになった為、これ以降、ダボロ村やサイトル村周辺で失踪事件が発生することは無くなった。

 後日。
 ポルフェダー子爵は地元の名士と王国騎士殺害を受けて、領内の人流抑制措置を宣言した。事実上、各村同士を孤立させた訳だ。
 殺された被害者達は失踪事件を調べていたからではなく、殺す価値があるから殺されたのだということを、冒険者達は後になって漸く理解した。

マスターコメント

 皆様お疲れ様でした。  リプレイだけ読んでるとまるで普通か失敗みたいな内容ですが、囮作戦が機能して、失踪事件にポルフェダー子爵が絡んでいたことや、殺人犯がどうやらエルスリシア(=シーリー)であることなども判明した為、成功条件は満たしております。  ポルフェダー子爵との決着は次回辺り、ということで。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人

2021年11月21日 20時37分40秒 公開

成功

相談掲示板

  1. ライラ・サンダーソン

    ウォーリアのライラだ。よろしく。 あたしが参加したから後一人で成立だな。 最後の一人が来たらすぐに相談始められるように準備しとこうぜ。 >方針 どこに居るかわかんねえ犯人をあぶり出すにもまず情報集め、証拠集めだな。 けどクライブの件もある。一人で探し物するのは危険だ。 2人3組、あるいは3人2組で動いたほうが良いと思う。 それで異論あるかい? 犯人のあぶり出しで囮やる時なら1人になるだろうけど、それとは別でな。 >調べる内容 これまでの殺人に関わる現場と遺留品。必要なら当日の聞き込み。 ぐらいがぱっと思いつくけど、他に何かあるかな? とりあえず思いついたことは喋ったけど 他に何かないかもう少し考えてみるよ。

  2. No.2

    リディリディです。 その・・・、よろしくお願いします。 依頼成立となりましたね。 あ、あの・・・、依頼の目的が大きく2つにわかれましたね。 ①若年層失踪事件の手がかりを見つける。 ②テイラーさんたちの殺害犯を捜索する。 えっと、サンダーソンさんの仰る「情報集め、証拠集め」というのは②の殺害犯についてのそれということでしょうか。 これまでに殺害された者は皆、失踪事件を追っていたものですし、サイトル村で殺害された王国騎士のテイラーさんも例外ではありません。 なので、えっと・・・、私は失踪事件を追っているという体にした方が良いかなとは思います・・・。 複数で行動するというのは賛成です。 ただ、複数での行動によって犯人が警戒して動かないという可能性はありますが・・・。

  3. アクティオン

    シューターのアクティオンです、よろしく。 >若年層失踪事件と殺害犯捜索 ふぅむ……殺害事件について、失踪事件を追っていた方々がやられている、というのがありますが、「そもそも調べられたくない」から妨害しているのか、「何かを掴みかけたから排除した」のか。 普通に考えれば、村長や王国騎士の殺害なんてことが続けばより大きな介入を呼ぶことになりかねない。ただ調べられたくはないだけ、というなら手を出さないのも選択肢です。 もし、重要な要素に手が届きかけていた、或いは「ある程度調べればすぐに露見する」程度の真相が失踪事件にある、というなら、殺害事件の方を紐解けば失踪事件にもある程度のアタリがつけられそうな気もしますが…… >情報集め・証拠集め 私達が「失踪事件」と「殺害事件」どちらに重きを置くのか、或いはしっかり手分けするのか、いずれにせよ狙い自体は「犯人」に隠す方が良いかも、ですね。 イェレミース君のいうように、殺害事件を警戒した動きを見せると犯人が動かなくなる、といったようなこともあるでしょうし。 どうするにしても、あちらの油断を誘う方が良い。

  4. ナタリア・フィッツジェラルド

    ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 >殺害犯の動き 村長とかはさておき、地主に加えて最終的に依頼主とされる王国騎士にまで手にかけたとなれば 私としても見識はアクティオンと同じもので考えるな。 ただ、新人であろうとも王国騎士である事に代わり無いにも関わらず、さほど問題視されないとされる可能性としては、過激派の一員と言えるポルフェダー子爵の影響ゆえか? >証拠集め 複数人による班分けだが、2人3組ともなれば、もしかすると逆に実行犯を誘き出せるのではないかと思うのだが。 案としては、スケープセイントは習得済みだからスキルの射程圏内に入れる程度の所で待ち構えて囮役が受けたダメージを私が身代わりで受ける、という風だな。

  5. キオルティス

    キオルティスと言うよ。キオでもルティスでもお気軽に。 今回はどうぞ宜しくね。 >殺害犯 どうOPを読んでも失踪事件と殺害事件は繋がっていると見て良さそうだね。 アクティオンさんと限りなく近い意見、だけれど…。 『少し調べれば露見してしまうもの』『未だ証拠隠滅が行われていないもの』 この辺りに容易に関われる、もしくは第三者(被害者)が関わったことを 黒幕に報せられる者が怪しい、かな。 そしてそれらを個人或いは黒幕の指示で火消ししてしまえる存在が、黒…? >情報 そうだね…被害者が全員、失踪事件に関連していたなら、失踪事件の匂いを 追っている冒険者って言う元通りの形で良いんじゃないかと思う。 2人3組自体は賛成だね。多過ぎず、少な過ぎず。 ただ情報交換や急を要する際の連絡手段を考えておいた方が良さそう、かな。

  6. ライラ・サンダーソン

    >情報集め・証拠集め あ、そっか。頭の中の前提が共有しきれてなかったな。失踪事件と殺人事件のどっちを優先するかだけど、調査を妨害する誰かが近隣に潜んでる状態が怖いんだよな。だから騎士殺害の犯人捜しを優先って考えてた。 優先順位はどっちでもいいぜ。手分けする関係上、ある程度は平行作業になりそうだしな。 >油断を誘う・誘き出す 警戒されるよりは油断を誘うほうがいい。異論はねえぜ。 そうは言っても、顔も能力もわからない相手にそうそう油断はしねえと思う。 「調査してない」だけだと「自分(犯人)が把握してないだけかも?」ってなるだろうし、 あんまりはっきりと「殺人事件は後回し」までやると「行き過ぎた放置なのは罠では?」ぐらいは勘ぐられそうだ。 油断を誘うために何をして何をしないかは、しっかり話し合ったほうが良さそうだな。

  7. キオルティス

    >ライラさん 俺たちは元々、亡くなったクライヴさんからの依頼で村に来た。 だからクライヴさん殺害の情報集めはしても当然かな、と。 ただ、本来の依頼内容は失踪事件の捜査だから、殺害事件の調査は それなり…って感じ、かな? そも、失踪事件を追えば、自然にクライヴさんと同様の足取りを 取ることになるんじゃないかな。 …それってクライヴさん含め、他の殺害事件も追う、ってことだと 俺は思うだけれど…勝手な妄想かな… 全然的外れなことを言っていたら、ごめんね。

  8. アクティオン

    >殺害事件 まあ完全に後回し、というのは罠を張るにしても怪しすぎるのは確かです。 ただ、元の依頼を考えれば「殺害の件も勿論気にはするが、依頼主の無念を晴らすためにも」失踪事件を中心に追う、という姿勢はそこまでおかしくはないかな、と。 >調査 >2人3組 こちらとしては異論なく。 固まり過ぎず、無防備過ぎず、不自然でもないですし、実際の調査にもちょうどいいぐらいと思いますし。 村の聞き込みはした、ということですが、調査に関わっていた方々が亡くなっているということで情報も途切れていますし、再度聞き込みなどが地道なところですかね。 又聞きの情報だけでは判断も誤りかねない。 >黒幕 大元は子爵か、それに繋がっているのでしょうね。まあこの村でのことに関していえば、その手の者、というところでしょうが。 ………………「生来の引き籠り体質で」「小作農達でさえほとんど顔を合わせたことが無い」シーリー・ステームと、「依頼を受けてきた冒険者」という割には1人のテルド・ムルア、か…… エド・ステーム氏が生きていれば、まあ身元の保証も出来た方々なんでしょうが……

  9. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    情報屋のルチルだ。よろしく。 >調査 2人3組で異論ない。 如何に油断を誘うか…って話だが、冒険者が複数人来て油断したりとか殺人事件の捜査に手を抜いたりする方が不自然だからね。状況的に予めお互い無関係な他人を装う事もできなさそうだ。 襲いやすい単独行動を装うくらいが限度じゃないかね。 確証があるならいっそ、囮を使うより犯人の方へ踏み込むのも手じゃないかとも考えている。 連絡手段についてだが、一連の殺人事件はどうも夜間に行われているようだね。 という事は殺人犯の襲撃を見越して、日が沈む前を目途に行った方がいいだろう。 囮作戦を実行するならサイトル村で合流し、一人だけダボロの村長宅へ報告に向かったと思わせる―なんてした方が誘い出しやすいかね。 >殺人犯 恐らくは顔見知りの犯行というのもあるが、一撃で首を断つとはかなりの膂力だ。 失踪事件も証拠を残しているし、犯人が同じ或いは黒幕を共有しているなら力押しで黙らせて追及させなくするって方針なのかね。 まあ…村長宅の娘や雇われ冒険者はかなり怪しいな。 簡単に入れてくれてはなさそうだし、隙間とかあれば栗鼠を送り込んでおこうぐらいは考えている。 だから調査の方はダボロ村に向かいたいね。

  10. ライラ・サンダーソン

    >確証があるなら犯人踏み込む 引きこもりと雇われ冒険者が怪しいのはそうだな。正直黒に限りなく近いグレーだと思う。特に自称雇われ冒険者の方な。 けど絶対じゃないから先に裏は取っておきたい。 油断を誘うのには限度があるって話も賛成だ。 裏が取れ次第積極的に詰めていくほうが話は早そうだな。 時間をかければ情報を隠蔽するだろうから、何事も早いほうが良いと思う。 >何を調査するか とりあえず、殺人の現場を自分でも調べたいところだな。 誰か同じところを調べるつもりのやつは居るか?

  11. キオルティス

    ちょっと背後が体調不良で詳しい突っ込んだ相談内容が書けないんだけど… 俺は村での聞き込みと、シーリーさんやテルドさんへの聞き込みの内容を 比較してみたいんだよね。 両方共やっても良いんだけど、分担しても良いかな…と。 その方がきっちり違和感が分かるかな、と思って。 ルチルさんがダボロへ行くなら、俺はシーリーさんとテルドさんへの 聞き込みをメインにしてみたいかな…と。

  12. アクティオン

    >引きこもりの娘と雇われ冒険者 「怪しい」だけではどうとも出来ないのはその通り、ですね。 誘うか、踏み込むか……よほどの証言の矛盾だとかがあれば踏み込んでも良いのでしょうが、場合によっては彼らも口封じにあいかねませんし。 尻尾を掴めていない段階では、聞き込みついでに今集めている情報などを出していって「味方側だと信用している」「こちらはここまで調べている」という誘いをかけていく→その中で向こうが尻尾を出したら踏み込む、そうでないならそのまま誘いにかける……といった具合ですかね。 そういう意味では、連絡の為に一人移動(を装う)というのは良いと思います。 >何を調査するか ふむ……では現場に同道しても? 「失踪の調査に協力していた村人たちも殺されているらしい」ということで、彼らが何をどこまで調べていたか、周囲の人にも確認したいところですが。

  13. No.13

    冒険者のムルアさんは失踪事件を調べているわりには何の被害も受けていない。 さらには冒険者ということですから、被害者を襲う術を持っていますね。 この時点で彼は限りなく怪しいですが、ならば敢えて私は隣村のサイトルに向かうことにします。 新たな手掛かりを求めたいですし。 えっと、それに・・・、今のところ、ダボロ村に留まるという方が多いです。サイトルでも何らかの情報を集めておきたいですから。 情報を集めたあとは、グレイハーツさんの仰るようにサイトル村で合流させてもらえればと・・・。 あの・・・、ですので、どなたかご一緒して頂けるでしょうか。

  14. ナタリア・フィッツジェラルド

    クライヴ殺害犯の捜査に協力的ではない、という所からもしや?とは思ったが。 成程、ムルアも捜査側の人間であるにも関わらず被害を受けた、襲撃されたという話を聞かないという点があったか。 仮に襲撃があったとて撃退に成功したにせよ、何かあったとなれば報告するのが普通だな。 ステームに関しても、小作農をしても殆ど顔を合わせた事が無いという点から、彼女も容疑者リストに加える理由にはなるのだろうが。 ショックに打ちひしがれたという点も欺くための縁起なら、食わせ者といえよう。 それはそれとして、馬車の轍が真新しいほうだったり足跡云々でいえば残留思念反応も役立ちそうか? あと、イェレミースがサイトルでの調査をするというなら私も同行したい。 荷馬車と馬は持っている事だし、先述の通り何かあったとしてもスケープセイントでの身代わりの覚悟は決めている。

  15. キオルティス

    …っと、もう明朝には出発なんだね。 とりあえず、相互確認は見受けられないけれど、ペアは以下の感じかな? もし受け取り方など間違えが有ったら突っ込んでやってね。 ナタリアさん&リディリディさん:サイトル村での情報収集 アクティオンさん&ライラさん:殺害現場検証と被害者周辺人物からの情報収集 ルチルさん&キオルティス:ダボロ村での情報収集 >ダボロ村 俺は先述した通り、シーリーさんやテルドさんへの聞き込みかな。 準じて、2人以外のダボロ村の人々との意見の食い違いや違和感などを 検証してみたいと思ってるよ。 >合流 ところでサイトル村で合流とのことだけれど、これは個々で行くのではなく ペアリングされた『2人で』行くけれど『1人に見せ掛ける』…で合ってる?

  16. ライラ・サンダーソン

    悪い。時間が空いた。組み合わせに異論はない。よろしく頼むぜ。 積極的に働きかける形になるが、勇み足にならないように注意するよ。

  17. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    >組み合わせ アタイはそれで問題ない。 聞き込みにはアタイも付き添うから洞察と交渉は持って行こうかと。 交渉と暗視、どちらを持って行くか悩んでいるが。 >合流 サイトル村での合流は全員でやって、その後殺人犯を吊り出すために一人を装ってダボロ村へ戻るという意味で言ったつもりだな。 だから合流の段階では一人を装う必要はないかと。 >キオルティス 囮について相談なんだが、村長宅へ聞き込みに行く者が後に報告へ戻るのが自然だと思う。 スケープセイントによる護りもあるが、念の為近距離で襲撃犯と相対する事になっても攻撃を凌げる事ができるキオルティスが適任と思うが、頼めるだろうか?

  18. No.19

    >フィッツジェラルドさん 同行頂けるとの事、あの・・・、有り難う御座います。 その・・・、よろしくお願いします。 騎乗は問題ないので、シーリー・ステームさんから馬を借りてみます。 フィッツジェラルドさんが仰る通り、シーリー・ステームさんも疑う余地がありますね。 ですが、彼女が犯人だった場合は被害者を殺害するメリットがわかりません。 念の為、亡くなったエド・ステームさんの近親者は洗ってみようかと思います。 ダボロ村へ到着した後になるでしょうけど・・・。

  19. キオルティス

    取り急ぎこれだけ。 ルチルさんが出してくれたサイトル村への合流とその後の囮の条件で 皆が納得するなら俺は囮になっても構わないよ。 他に自らやりたいって人や、囮時にやってみたいことがあるって人が居れば 勿論、移動は可。もしくはやってみたいことを俺が代わりにするのも可能だね。

  20. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    >キオルティス 承諾ありがとう。 それと、間に合えばでいいが目印になるような灯りを持ってくれると助かる。

  21. キオルティス

    >ルチルさん 灯りは一応、夜煌石の首飾りで行くつもりだけれど… もしもっと大きな灯の方が良ければランタンに換えることも可能だよ!

  22. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    すまない。かなり遅い時間帯になったがランタンも所持してくれるといい。 こちらでエンライトやランタンの準備もしているが、敵の襲撃待ちなら使用を控える必要があるからね。

  23. キオルティス

    了解!それじゃランタンも持っていくね!!

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0