【帝国】凶兆は静かに忍び寄る
九蓮宝燈
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シナリオID:1367
オープニング
帝国南部の都市ヴィント。
荒れ果てていた街は徐々に復興が進み、戻ってきた住民たちは自給のための畑を作って自分の口を自分で糊しようとしていた。
この地に出現し、大地を穿っていた巨大クリーパー天霧りに消ゆる幽界樹。それが討伐された跡地にできたダンジョンの調査のため、迷宮都市エドゥノーグから派遣されてきた探索者の中で、まだヴィントに残っている者たちがいた。
探索者パーティー『挑戦者』、通称勇者パーティーのブレイブ・レオンハートとレイン・カミナギは、久々の休日をヴィント市内で過ごしていた。
「しかし、こんなに長引くとはなぁ」
ヴィントへの出張は夏の間だけの予定だったが、もろもろの事情があって九月に入った今でも帰る目処が立っていない。
ブレイブはついこの間からかけはじめた眼鏡ごしの視界に慣れてしまっていた。
「通いやすいところに浴場ができればいいんだけど」
日に一度は必ず風呂に入る習慣のあるレインは、エドゥノーグの浴場が恋しくて仕方がない。ヴィントのダンジョンは全ての階層に海の性質がある。そのため結果的に毎日のように海水浴しているので、垢じみてはいないが塩でベタついて肌がサッパリしないのだ。
「あ、イカ焼きの屋台出てるぞ。買い食いしねぇ?」
「いらない」
レインは少し夏痩せしている。環境の変化によるストレスのせいか、食が細くなっているようだ。
日を追うごとに細くなっていくレインの背中を心配してブレイブはなにかと食べさせようとするが、レインの好物である果物以外での成功率はかんばしくない。
とくにあてもなくぶらぶらと、よみがえりつつある人々の営みを眺める二人。
「どうしたの?」
ブレイブが一箇所を注視しているのに気づき、レインが尋ねる。
「なんか、畑に違和感があってさ」
「そうなの?」
ブレイブの実家は豪農である。
ブレイブ自身農作業はしていたし、農地を貸している小作の面倒も見ていた。
「地元と気候が違うからかもしんねーけど。なんか嫌な感じがする」
ブレイブが故郷を出て危険な仕事をしている理由は長期的な不作である。
我が子を養えないほど困窮している地元の住民を救うために仕送りをしているのだ。
その経験が、何か見過ごしてはならない前兆のようなものを告げる。
違和感への答えが見つからないまま、二人は冒険者ギルドへ。
仕事を求めて依頼書ボードを見る。
普段なら専門分野である迷宮探索の仕事を選ぶのだが、この日ブレイブは迷宮外の依頼がどうしても気になって仕方がなかった。
北から移動してくるクリーパーを、まだ作付けされていない農地で迎撃するという依頼だった。
「なぁレイン。俺、この依頼受けようと思うんだ。ちょうど迷宮の仕事は休みの日みたいだし」
ブレイブはレインの意見を求めた。分厚い眼鏡ごしに銀色の瞳と視線がぶつかる。
「……迷宮の外のことに干渉するのは、越権行為だと思うけど?」
「探索者と冒険者の兼任は認められてる。俺が挙手しても問題ないはずだ」
ブレイブの意志は固く、多少レインが止めたところで聞き入れられそうもない。
ブレイブがわざわざ聞いたのは、背中を押してほしいとか、気持ちを肯定してほしいという理由だったのだろう。
レインのほうも、あまり止める気はなかったようで。
「そう。じゃ、俺もついていく」
「いいのか?」
ブレイブはレインが興味を示すのは迷宮だけで、それ以外はとことんどうでもいいことを知っている。
挑戦者は探索者パーティーだ。専門外の仕事ゆえに、いかにブレイブがリーダーといってもパーティーごと動かす正当性はない。
「君のしたいことなら、俺は協力する」
レインはリーダーの指示云々ではなく、好意でブレイブに付き合うつもりだった。
「ノーレッジとヒルダもきっとそうだよ」
レインは他のパーティーメンバーの名を挙げる。
「……そうだな。あいつらにも話してみよう」
「ん。だから……休みはズラそう?」
レインが一度は止めた真の理由はそれらしい。
「休まないと、体、壊すよ」
「ああ。休みは一日ズラして、また一緒に散歩でもするか」
「うん」
レインが微笑むと、彼らの絆の証である揃いの耳飾りが揺れた。
かくして彼ら四人は、珍しく専門外の依頼に参加することとなった。
解説
マスターより
リプレイ
悲愁の風吹く南部鎮守都市。
激戦を超えて再開した人の営みは順風満帆とは行かず。
「ブレイブ・レオンハート! 今回も共闘よろしくな!」
アルベルト=V=シュタールシュヴェーアトはブレイブ・レオンハートに挨拶した。
「こちらこそよろしくな! あれからどうだ?」
アルベルトは最後にブレイブに会ったときからさらに強くなっており、冒険者の中でも有数の火力を誇る重騎士として功績を重ねている。
「あとで酒でもどうだ?」
「いいな。蟹でもツマミに一杯やろう」
仕事後の約束などしつつ、作戦会議を開始する。
(すこし? 見ないうちにブレイブさんがインテリさんっぽい見た目になってるー……!?)
アルマ・ヴァレンタインはブレイブの眼鏡ばかりに視線が向いていた。
「えっ何!?」
ブレイブはモテない男なのでこれほどまでに女性と目が合う思いをしたことはなく、どぎまぎしている。
「迷宮外の依頼で一緒になるのは、珍しいな」
サマエラ=フォリウムは勇者パーティーとは顔なじみである。
「しかし……」
ブレイブの眼鏡をしげしげと眺め。
「目の違和感はやはり、治らなかったのだな……痛みなどは、ないのか?」
「心配ありがとな。今のところいうほどの支障はないな」
ブレイブは働き過ぎの人にはたまにあることらしい、と説明した。
「せめてそれ以上、大事ないことを祈ろう」
エミリア・シバもブレイブに挨拶していた。
「外の仕事はいつもと微妙に勝手が違うかもしれないけれど、どうかしら?」
「おねえさんもよろしくな。 まぁ、行き帰りは迷宮より楽だな」
「そういえばブレイブちゃん眼鏡かけるようになってたのも新鮮ね」
そこにララノアが加わった。
「ブレイブ様……眼鏡……。慣れましたか?」
「ありがとう。うん、まぁ、目立つもんな。顔だからな」
ブレイブは眼鏡への反応が多くて照れくさそうにしていた。
「お互い頑張ろうね!」
ララベル・サン・ディーベルは微笑みながら話題を変えた。
「ところで、何か気づいたことがあったって聞いたけど」
ララベルは、実家が農家であるブレイブがヴィントの畑に違和感を覚えたらしい、という話を小耳に挟んでいた。それについて詳しく聞きたい、ということになった。
「苗や種を植えるときって、こう……土を掘るだろう」
ブレイブが剣の鞘で地面を掘り返す。白く乾き、短い雑草が生えた表面がひっくり返って、湿った黒い土が露出した。
「時間が経つと、作物は伸びて土の状態も戻っていくもんだが……。土は植えてから時間が経ってるふうなのに、作物が植えたてっぽかったのかな、と思った」
話を聞いていたアルマが付け加えた。
「王国北部やヴィントのあたりでも土地がやせてきたり不作って話が広がってるよね」
「そんな噂があるのか? じゃあ、それが本当だったってことなのかもしれねぇな……」
噂にすぎないが、植え付けた作物の育ちが悪いらしいという話はブレイブ以外のルートからも入っており、ブレイブの話はその噂の信憑性を補強するものだった。
話を聞き終えたアーシェル・G・クラインは軍帽を被り直した。
「教えてくれてありがとな。この手の予感は当たることが多いからこっちも警戒しとく」
仮説はこのあたりで十分であろう。敵の到着は近い。冒険者たちは準備に入ることにした。
●悲愁の草原
彩度の低い草が申し訳程度に生える、手入れ前の農地。
まぶしいほど高く透き通った空に、デイジー・ロックウェルの赤毛が翻る。
「ふーん……敵と味方と……ガチンコ勝負って感じね! 望むところよ!」
勇壮にして可憐な姫騎士は、枯れた風景の中で秋薔薇のごとく鮮烈であった。
アーシェルの耳に獣の足音が届く。数は事前情報のとおり八。
「デイジー、じゃ、手はず通りにな」
「正面は任せたわよ」
アーシェルとデイジーはこの作戦においてもっとも圧力の高い部分を受け持つ。
「おねえさん農作業はよくわからないけれど取り逃がしちゃうと畑が荒らされちゃいそうだし。一生懸命作ったものでしょうし台無しにされるのは嫌だと思うし。何より食料は直接的な意味でも生死にかかわるし、しっかりとここで退治しちゃいましょう」
エミリアとララノアは天眼で戦場を俯瞰。地面と水平な視点ではわかりにくい彼我の距離を正確に把握。
「畑に何かあっては……大変でし……」
「あぜ道の裏側とか草むらには注意だねー」
アルマが警告。天眼では認識外のものは把握できないため、立体物を使って隠れられたら天眼だけでは解決できないからだ。
(見た感じ平坦で見晴らしはよさそうだけどー……)
敵は小さい上に体高の低い獣型である。草むらの陰には十分隠れることができそうだ。
植物のようなものが絡みついた四足獣型クリーパー、識別名称貂熊が十分に接近したところで、アルマがエーテルの波動を開放。全員に青白い鬼火を付与する。
ララノアとサマエラが両翼に展開し、敵陣の一部を結界で隔離。合計で三体の貂熊の動きを封じることに成功した。
「さてこちらも、対処せねばな」
光の六角柱が存在しているおよそ十五秒の間に、あとの五体をどれだけ減らせるかが肝になるだろう。
味方陣から離れて敵の背後を衝いたエミリアが五体のうちの一体、他の個体よりやや遅れているものに攻撃を加える。
長短一対の剣の、長い方の二撃めが閃光を伴って爆発。
痛烈な打撃を加えられてはエミリアを無視することはできない。
その個体は群れから外れてエミリアへと飛びかかった。
群れが反転する前に、すかさず中央に位置する貂熊にアーシェルが殺気をぶつける。
アーシェルに誘引された一体に釣られて他の三体もアーシェルへと牙を向ける。
貂熊は次々とアーシェルの急所を狙ってくるが、アーシェルはその動きを読んで巧みに盾で押し返す。
連携攻撃を得意とする敵であることはわかっており、アーシェルへの集中攻撃は、それに対抗する冒険者側の連携であるからだ。
アーシェルが上手く耐えている間に、ララベルが敵の側面に回り込んでいた。
アーシェルの大剣が足元を薙ぎ払い宙に浮いた個体へ、細剣を突き上げる。
「喰らえ、烈風三連突!!」
一、二撃で宙を舞わせた貂熊が地面へ落ちる衝撃を利用し、三撃目は引っかけて毛皮を深く斬り裂く。
しかし、手応えはあったはずなのに、密で長い毛をもつ貂熊の守りは堅く、動きはまだ鈍らない。
「こいつ、なかなかタフだ!」
「任せろ!」
アーシェルの後ろからアルベルトが、黒い大太刀を防御を捨てた大上段に構えて強く踏み込む。
鍛え抜かれた長身をバネと化し、全身の筋力を注ぎ込んだ裂帛の一閃は、絡まる植物ごと貂熊を両断した。
「いいペースね!」
デイジーはこの戦いでの自分の役割をアシストだと理解していた。
分断した三体が解放されるまでに残る他の四体を可能な限り減らしておきたい。
デイジーが選んだのは、敵へのダメージを増加させるための布石。
細身の体に対して不釣り合いな大剣にエーテルをまとわせ、抜群の運動神経で軽々と振り回し、最寄りの貂熊へ遠心力を乗せた一撃。
エーテルの光は大剣から貂熊へと移り、貂熊の肉体を蝕む。
「物防低下が通ったわ! みんな、次はこいつを狙ってちょうだい!」
デイジーは味方へ好機を知らせた。
戦況は冒険者優位で進み。
「光縛封は、もうすぐ切れる」
メイン盾役を務めるアーシェルへと回復を施しつつ、サマエラが味方へ警告。
貂熊の数はおよそ半数へと迫っていた。
「ここからは俺も攻勢に転じる」
アーシェルは盾を背負い、両手をフリーに。
赤金のオッドアイが、瞬きを許さぬ極限の集中を宿す。
茨の鞭が直線に迫った刹那、その中程を手刀で叩く。
鞭の先端が支点を得て推進力のままに回転し、アーシェルの腕に巻き付く。
「これでお前は俺から離れられねぇな」
アーシェルは鞭を手のひらでがっちりと掴み、その場に貂熊を釘付けにする。
アーシェルが掴んだ茨にララノアが触れる。
成長する植物に対して効力を発揮するその能力の結果……なにも感じ取ることはできない。
つまり、これは植物のように見えて植物ではない別の何かだということだ。
アーシェルの消耗のために盾役を交代していたデイジーは、先ほどからあることを試していた。
見たところ、敵は獣部分と植物部分とが、五秒に一度ずつ行動しているようだった。
植物部分と獣部分を分断したら、敵の弱体化を狙えるのではないか?
その試みを成すには、素早く動く貂熊に対してシビアなポイントに上手く当てる必要があり苦戦を強いられていた。
しかし、アーシェルが動きを止めている今であれば。
「どいてぇぇ!!」
ララノアに警告。
デイジーの大剣が貂熊の背すれすれを水平に薙ぎ、植物が刈り取られる。
すると、まだ生命力には余裕があるはずの貂熊が、ドサリと地に倒れた。
「ビンゴだわ!」
デイジーの読みは当たっていた。植物部分こそがこのクリーパーの弱点だった。
自身の発見を味方に伝えるべく振り返ったデイジーの目前に貂熊の牙が迫る。
硬直したデイジーの視界がぱっとひらいて青空が見え……はっと気づくと、アーシェルが貂熊にマウントを取っていた。
アーシェルはとっさに貂熊に体当たりを仕掛け、デイジーを守っていたのだった。
そのとき、結界が解けて三体の貂熊が解放。
すぐに抑えに動いたのはララベルとエミリア。
「そこにはあぜ道がー」
天眼で無理のないルートを取ったエミリアに対し、ララベルの進行方向にはアルマがずっと注意し続けていた厄介な段差があった。
しかしララベルは次の瞬間、天を飛翔していた。
「障害突破はお前たちだけの特技じゃないよ……落下流星三連撃!!」
多くの生き物にとって死角になりがちな頭上からの急降下急襲に貂熊は対応しきれない。
太陽の中にシルエットが浮かぶ。小柄な体とはいえ落下の衝撃を乗せた剣戟はあまりに重く、頑丈な毛皮を引き裂いて肉に達するに十分な威力があった。
ララベルの着地のときの隙になるわずかな瞬間を、アルマが魔矢でフォロー。茨の鞭でのララベルへの反撃を妨害する。
「残りはもうちょっとだよー」
その後幾度かの応酬があり。
アルベルトが、黒い重厚な鎧に身を包んでいるとは思えぬほどの速度で地を駆け、枯草と砂粒が舞う。茨の鞭での攻撃を無視し、頬に一筋の傷を受けようともアルベルトは目を閉じることもせずに突っ込み、貂熊に肉薄する。
そして、力任せの――ただし極限まで錬られ、必殺の威力を孕んだ痛恨の一撃を貂熊へとお見舞いする。
アルベルトの大太刀が半月を描き、毛皮の守りなどものともせずに貂熊の延髄を砕く。刃は勢いやまず、獣の首を両断して帝国の大地に強かに打ちつけられた。
「これで殲滅だな!」
アルベルトは血振りをして納刀。
彼が奪還を目指して邁進する帝国の地が脅威から守られた。
●大地を蝕むものは
戦闘終了後、冒険者たちは農地と敵の死体の調査をすることになった。
ヴィント、王国北部と、広域で不作の兆候があるという噂はどうやら確実性の高いものらしい。
「この異常が、どの範囲まで広がっているかも、あるが……」
サマエラは以前『匠王』シグルランに同行して帝国の東側の地域に出向き、調査を行っていた。
そのときに井戸や土壌も調べたが、汚染のような目に見えた異常はなかった。
自然発生ダンジョンに見られるような、エーテルによる物質の変異もない。
それはここヴィント北部でも同じように見え、特筆すべき差異もなさそうだ。
「それならば、大地が何か毒のようなものに侵されているのではないのですね……なら、栄養を吸い上げている?」
サマエラの説明を受けてララノアが考察する。
「……そういえば、不作が目立つとのことだが、このクリーパーが使ってきた植物は、凶暴なほど元気だったな……」
「やっぱり貂熊に絡みついている植物が気になるからね」
サマエラとアルマは貂熊に絡みつく植物を調べた。
「共感覚が、働かないということは……ふむ」
サマエラが調べた結果、これは本物の植物ではなく、クリーパーであろうという推測がたった。
そして貂熊は、ヴィント奪還作戦や、帝国東部の偵察で見かけた、幽界樹の実を植えつけられたクリーパーとよく似ていた。
大地が枯れ、樹のクリーパーが活力を増している。それが意味するところは……。
「たしかに、小柄な敵だが強かったな。この寄生した植物がクリーパー全体を強化しているんじゃねぇか?」
アーシェルはフィルエス大森林に出没中の寄生する植物形魔獣を思い出した。
戦闘中、デイジーが植物部分を狙って切り取った結果、敵が倒れたことからも、その考えは正しそうだった。
「体内に種や根があるかもしれん」
クリーパーの死体をアルマの荷馬車に乗せる前に、一体だけでも解体することを提案。
結果はアーシェルの予想通り、植物部分は獣部分の体内に、びっしりと根を張っていた。
「こいつはひでぇな。体じゅうこんなに損傷してれば、寄生体を切除すれば生きてはいられないのもうなずける」
その頃、エミリアは自分のグループを離れ、他のグループへ応援に出ていた。
「ブレイブちゃん、手助けに来たわ」
「おねえさん! 助かるッ」
人数の少ない勇者パーティーはやや時間がかかっており、逃げていく何体かの貂熊を追撃中だった。
レイン・カミナギの捜波に、草むらの陰に隠れている存在が引っかかった。
移動に優れたエミリアが駆けつける。そこでエミリアは、貂熊が不審な動きをしているのを目撃した。
貂熊は植物の根にあたる部分を地面に突き刺してじっとしていた。
「みんなと合流しましょ。このことを伝えないと」
その貂熊を始末し、エミリアが言った。
ここまでの情報を統合すると、何かが見えてきたような感じがあった。
他にもなにか情報がないかと、アーシェルは畑を掘り返してみることを提案。
「石が混じりすぎてるとか、土が病気になってるとかはないー? 気温や雨はどうだったのかなー……」
アルマの知識で分析し、ララベルがサーマルアイで不審な温度の変化がないか見張る中、手の空いた者で畑を掘る。
ララノアはレインが痩せた理由を聞いたり、食事に誘ったりと積極的に話しかけていた。
「これ、自分用のでしが」
ララノアが差し出したサンドイッチをレインは断った。
「気持ちはありがたいけど、受け取れない」
レインはララノアの行動を過度な自己犠牲ではないかと感じ、たとえ親切心から出たものであっても、身を削るような行為を受け入れることは彼女の幸せにはならないと考えた。
ララノアはパーティーの元に戻るレインの背中を見送る。
「——レイン様を……よろしくお願いします……」
ララノアはブレイブに告げて自分の班へと戻っていった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年09月16日 17時11分12秒 公開
相談掲示板
ウォーリアのデイジーよ! よろしくお願いするわね! 意外と数が多いわね、まとまって動かれると面倒そうかしら? あと、地味に突破力高そうなのが、前衛が抑えて後衛がという戦法が取りづらい……て、後衛、ほとんど居ないわね? ヒーラーさんはスタイル次第だけど。 これは、深く考えずに、イイ感じに連携して叩き斬ればいい流れかしら?(考えるのをヤメた!?)
ゴブリン、ヒーラー。サマエラだ。 よろしく頼む。 メンバーはなるほど、今回キャスターとシューターは、不在なのか。 確かに、敵は機動性を保ちつつ、集中攻撃してきそうな雰囲気があるので、 前衛寄りの偏りは偏りで、割と戦い易さに繋がるかもしれない。 ひとまず動きとしては、敵の連携攻撃が辛そうなので、 数減らし優先で攻めたり、光縛封で一時隔離したりなど、できたら良いだろうか。
ぇと…ヒーラーの…ララノアでし…(おろおろ ぁ…よ、よろしゅくお願いいたたまし(がばちょ 最近、キャスターさんとシューターさん、あまり見ない気がいたしましね…。 前衛の偏りは…確かに、今回は戦いやすくあるのかもしれましぇん… わ、私…前も後ろもいけましゅので…ッ!大丈夫でしゅっ(ぐっ 数も多いですし…連携してくる敵は厄介にございます… 光縛封での一時隔離はよいかと思いまし… 複数で展開して…その間に数を減らせれば…楽になるかと…
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー。 世にも奇妙なクラスの偏りー… ボクも前と後ろどっちでも組めるし自衛力が高いってことにしておこっか… 光縛封で隔離したり頭数を減らすのを優先する作戦に賛成ー 特性もう1枠は全体底上げにブルーフレアを予定してるよ
ウォーリアのアーシェルだ。 よろしく頼む。 シューターとキャスターが一人もいないのは珍しいな。 前衛で壁になるのは任せてくれ。 勿論、攻撃にも参加する。 カバリングかシーザーロアのどちらかにするかまだ考え中だが、敵の攻撃を受けたり惹きつけられるよう動く予定だ。 光縛封での隔離や頭数を減らすのを優先する作戦だな、了解だ。 初手は範囲攻撃の薙ぎ払いを使う予定だが、乱戦になってきたら識別範囲攻撃の闘気槌に変更しようと思ってる。
僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、宜しくね! 動き回りつつ攻撃して、敵の数を減らしたり、敵が纏まるのを邪魔できたら。 地形適応を利用して集まって、連係攻撃とかしてきそうなのがやっかいだよね。
シーフのエミリアよ、よろしくね。 光縛封を使って隔離してくれるならいくらかは数の利が取れそうね。 アーシェルちゃんが攻撃などを引き受けてくれるのは助かるけれど、そうなると連携攻撃の発動が多くなりそうだから、ヒーラーさんにフォローお願いできればと思うわね。 私自身は隔離されてない個体を外側といえばいいかしらね、後ろ側などに回り込んだりして注意を引くか、弱っているのに攻撃する予定ね。
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 後衛がヒーラーのみか・・・ 俺にできることは前衛で暴れる事ぐらいなんだけどな・・・ 前衛の務めをしっかりと果して見せるぜ
ぇと…では、敵を引き受けていただける方をサポートできるように…やってみまし(こく 光縛封に…リヴァかオーラ…でしかね…… あとはヒールと…輝甲…あとはもう少し考えてみようかと…
ブルーフレアを使ってもらえるなら、範囲強化は十分そうだな。 では私も、特性スキルは光縛封と……リヴァーの方を持とうか。 盾も持って前衛寄りに立ち、消耗激しい者はすぐ回復できるように、しておこうかと。 アクションスキルは、更に同じくヒールと……ひとまず火力支援に寄せて、 輝刃や破鎧砕などで、考え中だ。
できる限り敵の狙いを分散させたいわね。 攻撃力も防御力も中途半端なあたしは、シーザーロアで隔離されてないうちの一匹気を引いて、そこをエミリアなりアルベルトなりに狙って貰おうかしらね?
ぁ、サマエラ様が輝刃をお持ちいただけるなら… 私は堅甲をセットしていきましね… あとはエーテルブローなど使ってみましゅ…(がばちょー
>敵の引きつけ エミリアは指摘を、ララノアはサポートの申し出をありがとな。 手を煩わせて申し訳ねぇが、きっちりと敵を抑えられるよう体を張るつもりだ。 執着付与に成功したら攻撃にも参加するぜ。 >デイジー 1ラウンドに2回行動してくるからな、敵の引き付けを一緒にやってもらえるとありがたい。
〉アーシェル まあ…実際のところ、基本的にはアーシェルに敵の攻撃集中させて、リヴァーで回復ってのが、一番安定はしそうなのよね… とはいえ、やっぱり集中し過ぎてダメージ過多になる可能性もあるから あたしは、そう言う時にシーザーロアで敵の執着分散させてフォローな感じかしらね? 今回は攻撃力捨てて生命盛って行くことにするわ。
ララノア、分担をありがとう。助かる。 それでは私は先の構成で……残り一枠は、衝撃刃を持とうか。 いざという時のリヴァーのため、執着付与を担ってくれる2人からは、 あまり離れないよう、気を付けつつ…… 皆の生命に余裕あるならば、届く場合破鎧砕、遠距離には衝撃刃、 それも射線通らないなら輝刃と、使い分けていこうと思う。
>デイジー 急所狙いを立て続けに食らうと厳しいかもしれねぇな。 俺も生命や防御を強化してくが、シーザーロアでのフォローをしてもらえると心強い。 頼りにさせてもらうな。 >サマエラ 防御寄りの装備で固めてみたが、ヤバい時はリヴァーオブヴァイタルを使ってもらえると助かる。 敵への攻撃参加やバステ付与も心強いな。 >急所狙い 2ヘクス移動出来ない状態にしたら使ってこれねぇよな? 敵の脚を狙って移動を阻害できないか試してみるな。