奇女と至高の夏バテ対策

夜帷かもめ

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シナリオID:1057

オープニング

「こんな料理が食えるかぁッ!」
 怒声と共に皿が宙を舞った。山盛りの香草やニンニクに彩られた肉汁したたる厚切りステーキが、べしゃりと壁にへばりつく。
「勿体ないじゃないか」
「やかましい! 病人にこんな負担のかかるものを出す奴がどこにいるんだっ」
「とは言ってもだ。ワタシもきちんと、酒場にいた冒険者に聞いたんだよ」
 疲れたときに食べたくなるような料理って何か――とね。

 心底意外そうな表情で、クリオシティーヌ(キュリィ)・G・フォンタリオテは首を傾げる。夏バテをして食事が楽しくないと零すパトロン氏の機嫌を取ろうとせっかく料理を作って来たのに、よもや怒鳴られることになろうとは。近々また素材収集の旅に出るべく資金をねだろうと考えていた算段は儚くも泡と消えた。
 それどころか、大層怒っている様子のパトロン氏をなだめておかないと。今受けている資金援助すらも打ち切られてしまいかねない……それは、困る。

 ぜいぜいと息を切らせて椅子へ座り直したパトロン氏へ、キュリィは言葉を掛ける。
「いずれにしてもキチンと食事は摂らないといけないよ。よし、次は食べられるものを作ってくるとしよう」

●
「――困ったな」
 あの後。固形物は病人にはつらいという意見を聞いて、各種薬草や動物の肝を混ぜ込んだ精力剤を調合して持っていったら、またしてもしこたま怒られた。ただ、やはり食事が十分に食べられていないのだろう。前回は疲れた様子ではあったが食事を持ってきたと言えば大食堂での面会をセッティングされたが、今回は自室のベッドに臥せったまま。短時間の会話だけが許されたのだ。パトロン氏の衰弱度合いは確実に進んでいるようだった。

「あと数年はワタシの研究を支援してもらわなければ困るんだ」

 他にもパトロンはいるとはいえ、彼ほど気風のいい支援者はそう多くはない。何としてもこの暑い夏を乗り切って貰わなければ、研究の継続がままならない(気が進まない学園の教職に戻らざるを得ない)。

●
「いや、正直言って食事なぞに気を配ったことが無くてね」
 何やら挽いた麦と野菜を練り固めたものを齧りながらキュリィは言う。彼女は生まれてこの方特に身体を壊したことも無く、食の好き嫌いと呼べるほどのものもない。作業の邪魔にならず、空腹感が満たされればとりあえずそれで良いのだ。
 だから――病人食と言われても困る。そもそも病床のパトロン氏について噂を聞かなければ、暑気払いの食事を届けようなどという考えが彼女に思い浮かびよう筈もなかった。慣れないことに手を出した、その挙句が冒頭の始末という訳で。

「やはり困ったときは冒険者に頼むに限ると思うわけだよ」
 これまでの経験(過去の依頼)を踏まえて、冒険者へ助力を頼もうとキュリィが判断するまでは早かった。困ったことはお金で解決する。ある意味、合理的な判断である。
『暑さで食が細ってしまった老人に食べさせる、良い夏バテ対策の料理を考えて欲しい』
 こうしておけば、食に自身がある冒険者が依頼を解決してくれるだろうと――そういう塩梅だ。

「では、よろしく頼むよ。必要なものがあったら都度言ってくれたまえ」
 依頼を受けた授恵者らへそう告げると、キュリィはギルドを後にした。

解説

目的 ・夏バテ対策の料理を試作して、味見して、キュリィに提案しよう。  アイデアが無く困っているので、とりあえずいくつかパトロン氏に持っていく料理が出来れば依頼としては成功です。 場所 ・とある町の酒場のキッチン、あるいはホール  料理を作るための場所や道具、食材は全て必要経費として準備してあります。 プレイングに期待する内容 ・料理のネタ出し  コンセプトだけでも、詳細レシピでも可。 ・実際に試作、試食している最中の様子  キュリィにプレゼンする内容などあると◎  参加者間の交流などはここが中心。 ・パトロン氏に提供する際の様子  事の顛末まで確認したい、という方はどうぞ。特になければキュリィが作って持っていきます。 人物 ・キュリィ  いろいろと残念な研究者。生活能力が低い。  早々に同居人(アフメド)からは助力を断られた模様。どうやら別件で何かやらかしたらしい。  特にNG食材などはなし。出されれば食べるが、美味い不味いの判定はガバ。 ・パトロン氏  70代ヒューマン男性。  もとは商家として財を成したが、一線を退いてからは投資・パトロン業に注力している。  普段は精力的に活動しているが、最近の暑さのせいでちょっと弱ってきている。  逆流性食道炎ぎみなので、味の強いものや消化に負担がかかるものはちょっとつらい。  NG食材は無いが、辛い味付けはあまり好きではない。 注記: オープニングに記載の通り、キュリィは食事に対して無頓着です。 「これが夏バテ対策に良いです」と言われれば、割と素直に信じます。 どんな食材、どんな味であっても――です。

マスターより

コメディかもしれないし、そうじゃないかもしれないです。 相談の上で合わせプレにしていただいても構いませんし、そうじゃなくても構いません。 EXにしてありますのでとりあえず色々やりたいんじゃ! というのを詰め込んでいただければと思います。 「こんな食材使いたいけど大丈夫?」などの質問は適宜相談卓にてどうぞ。 世界観確認の上で回答いたします。

リプレイ

●主戦場はキッチン
「とりあえず、まず聞くけどさ」
 集まった授恵者らの口火を切って、サイラスがキュリィ(依頼主)に問いかけた。ギルドに貼りだされた情報だけでは、パトロン氏の容態がどのような状態で、どんな料理を好むのか。何をやらかして機嫌を損ねる事態になったのかが今一つ判然としない。冒険者らが特に知りたいのは、彼が怒りを露わにした、その理由だ。
 
「何を出したか……か」
 キュリィは胸を張って答える。
「下味をしっかり付け、香草やニンニクで味付けしたステーキをまずは準備したんだよ」
「ステーキ、ですか?」
 肉食エルフことリディリディ・トゥラ・イェレミースがその言葉に喰いついた。健啖家である彼女としては、奢りでステーキが出てくるのは願っても無い。
「どうして美味しいステーキを出したはずなのに、パトロンさんの不興を買ってしまったのでしょうか……」
 思わず疑問が口を吐いて出たリディリディの横で、サイラスやストレガ・L・リベルガストラは渋い顔をしている。
「そりゃあ普段焼き肉が好きでも、夏場で食欲がない時にスタミナ満点のステーキが出てきたらさすがに嫌な顔するのだ」
 料理人は相手の事を考えるのが大事、とストレガは強調した。
「な、なるほど……そうでしたか」
 何度か依頼で顔を合わせたこともあり、ロモズ歩兵団では教導官・副隊長として任に当たる仲間でもある。知らない顔ではないが親しく言葉を交わす程でもない――そんなストレガから話しかけられたリディリディは少し腰が引けてしまう。やはり他人と面と向かって話をするのは、どうも苦手だ。
 
 そんなリディリディの様子を見てサイラスも言葉を継ぎこそしなかったが、それはそれとしてのっけから何の衒いもなく答えたキュリィの回答には頭が痛い。
(こいつ、ダメだ)
 皆まで聞くまでもなく、明らかにパトロン氏への思いやりが足りていないのは確実。だが、どんな地雷を踏み抜いていったのかを確認することには意味がある。ため息と共に続きを促すと出るわ出るわ。挽回の余地がまだ残っているのか、という程にキュリィがやらかした状況が見えてきた。
 
 ステーキにはニンニクとバターをたっぷりに塗り込み、塩と胡椒もふんだんに使った。焼きすぎて肉汁が流れたり、焦げたりすると美味しくないから焼き加減はブルーに近いレア。それにワインと少しのパンを添えて持ち込んだのが一回目。
 「こんな生肉噛み切れるか!」と怒られたので、次は飲めるスムージーなら良いだろうと精が付きそうな食材や薬草をあれこれ混ぜ合わせて、仕上げに興奮作用のある豆の煮汁を加えたものを持っていったら頭からかけられたのが二回目なのだという。彼女が得も言われぬ異臭を放っているのはそれが原因か。
 
「ボクも食べるのが専門だったから、何を出せばいいか――なんて考えたこともなかったし」
 あまり凝った料理を作ったことは無いと前置きして。
「でも、聞く感じだとサッパリ目の味付けで、お粥とか消化が良いものがよさそうかな?」
 エルゼリオ・レイノーラが言葉を選んで告げると、キュリィは大きく頷いた。
「なるほど、一理ある。さすがに経験豊かな冒険者は違うな」
 
「確かに、研究者や技術者は何かと物入り。とにかくスポンサーが必要だ」
 キュリィがパトロン氏のご機嫌を取るその手伝い、私も手伝おうじゃないか。ナタリア・フィッツジェラルドも力強く助力の旨を宣言した。
「でも……こういった事って専門の人がいて、難しい印象です。冒険者の私たちが、手を出してよいものでしょうか」
 リディリディもパトロン氏の容態は気に掛かる。だが、それと同じぐらい、普段やりなれていないことをする事に彼女は不安がある。もし、パトロン氏を怒らせるようなことになってしまったら。あるいは、体調が今以上に悪くなってしまったらどうしようか。
「食を通して精神的に満たされる事――『愛』『感謝』即ち『満足』こそ療養には大事なのだ」
 ストレガは食の深淵を追い求めているだけに、病人食にも人並外れた知識がありそうだ。彼女の蘊蓄語りを聞いているのは楽しそうではあるが、そうしている間にもパトロン氏が弱っていってしまう。残念ながら今回は時間(字数)が足りなかった。
 
「パトロン氏は普段、どんな研究に興味を持っているんだ?」
 ナタリアがキュリィに確認したいのは、その人となりや興味の対象だ。さり気なくキュリィの研究内容を確認する振りをしながら、日ごろの生活ぶりや身の回りの状況を確認する。年齢の割に好奇心が旺盛で、活動的なパトロン氏はキュリィのフィールドワークに同行することもあるのだという。それほどまでの人物であるから、基本的に好き嫌いはない。未知の食材であっても、忌避感はないはずだ――普段なら。
 だが今年の夏は雨期が早く、体力の消耗も激しかった。そのため、普段であれば好物であるはずの食事も喉を通らず、かといって味気ないありきたりの病人食は心が躍らない。だから身の回りの世話をするメードも困り果てているらしい。
「そういう事か。それなら確かに冒険者の助言は有用かもしれないな」
 非日常の要素を取り入れつつ、喉ごしや消化にいいものを準備する。難題だが出来ない話ではなさそうだ。ナタリアの頭の中には、既にレシピの素案が浮かび始めていた。
 
「私もあまり料理は得意ではないけれど」
 でも、料理を食べて欲しいと思える人が出来て――少しずつ人に料理を作る楽しさが分かってきたんだ。シルヴィア・A・カペルが掛ける言葉は、穏やかで優しい。それは彼女の育ちの良さを映しているのか。
 共に依頼に臨む同行者の緊張をほぐし、親しみやすいような口調を選んで話しかけるとリディリディにも笑みが見えた。
「大丈夫だよ。一緒に考えれば、きっとパトロンの人だって喜んでくれるような料理が思いつくんじゃないかな」
 エルゼリオも口添えする。依頼人から聞く限り、パトロン氏の食道炎はかなりの痛みを伴っているようだ。今回考えたレシピは、生活習慣改善の一環に役立ててもらえばきっと今後の役にも立つだろう。
 
●
「遅くなって悪かったな!」
「食材、準備してきましたよ!」
 遅れてやってきたのは、ナキルとエフィルミアの二人だ。彼らは欲しい食材があると言って、依頼の受理をギルドに伝えるなり市場に出かけていたのだ。二人が手に提げたかごの中には、色とりどりの野菜や果物、それによく分からない食材がいろいろと詰め込まれていた。
 
「何を買ってきたんだい?」
 キュリィが気になる様子でかごを覗き込む。彼女なりに、冒険者たちが何を作る予定なのかは気にかかるようだ。
「オレは黒ヘビ(実はウナギ)と野菜、あとはなんかよく分かんねーけどくっつくヤツ(タコ)を買ってきたんだ」
 なんでもダミ声の商人から珍しい食材が入ったと聞いて、ナキルはこれを使うべしと天啓が下りてきた感覚を得たのだという。黒ヘビは確かに薬膳にも使われる食材だし、タコと呼ばれる赤黒い吸盤を持つ謎の生物は塩を振って焼けばうま味たっぷりモチモチと美味しかったのだという。リブラネスタから来たというその商人から食材の説明を受けたナキルは、試食の上でこの二つの食材を選んだらしい。初めて扱う食材だが、味の見当がつけばだいたいの料理はできるだろう。これまでにも旅の道中、こういった食材を扱ったことはあると語るナキルの口ぶりは自信に満ちていた。
 
「ふっふっふ! 見せてあげますよ、エルフの薬草学というものを!」
 エフィルミアも自分のチョイスに間違いないと確信を持っている。なにしろ彼女はエルフの名家の出なのだ。家出したけど。それはさておき、森にある食材に関してエフィルミアが失敗することなんて、まずあり得ない。薬学だって修めたし、採集は昔から得意なのだ。だから「なるほど、これはワタシも使った薬草だ。間違いが無かったと知れてよかった」などというキュリィの呟きなんか聞こえない。
 市場にある薬草はどうも鮮度が悪かったり、そもそも乾燥させたものだったりしたので彼女のお眼鏡には適わなかった。だからわざわざ自分自身で森に入って新鮮な薬草を集めてきたのだ。ついでに一般的な料理に使えそうな香草の類も採ってきたから、みんな欲しい人がいたらどうぞ!
 
「ソラマメがあるね。私はそれをもらおうかな」
「薬膳に使われる素材も揃っているのだ。これなら私の得意とする料理も作れそうなのだ」
 ナキルやエフィルミアが買い揃えた素材の中から、めいめいが必要な食材を譲り受ける。シルヴィアは自身が得意とするスープに必要なソラマメが準備されていると知って少しうれしそうだ。初夏の味覚であるソラマメはぷっくりと良く膨れていて、実がずっしりと重い。いつかノヴァーク伯の下を訪れた際に馳走になったスープの味を思い出していた。
 ストレガは鶏肉の臭みを取るように、ショウガやネギ、いくつかの香り高い薬草を選び取った。まだその辺りに件の商人がいるはずだと聞いて、最後に足りなかった梅干を買いに行く。暑さによる脱水は、同時に塩気も身体から奪い取っていく。その補給に加えて、梅の酸味は食欲を掻き立てるのに効果があるだろうとの見立てであった。
 
「結構たくさんの料理ができそうだね。これは二日ぐらいに分けた方がいいかな?」
 各人が準備する予定の料理を整理してエルゼリオが提案した。確かに彼が言う通り、八人分の料理をリストにすると結構な分量がある。これをそのまま普通に一度に食べるのは、大道芸人でもなければ難しそうだ。かといって、食べきれる量だけほんの少しずつ――というのも味気ない。料理を作るのは二日に分け、それぞれ献立表をパトロン氏へ事前に届けることにした。
 小ぎれいに書かれた献立表を届けるのは、料理の準備で慌ただしい冒険者たちに代わったキュリィである。
「今度は心強い助っ人を雇ったから、安心していていいよ」
 そう告げる彼女を見るパトロン氏のまなざしは疑いに満ちていたが、手渡された献立表の出来は嫌が応にも期待をそそる。いくつか、不穏な単語も見えなくないが恐らくは大丈夫だろう。明日からが楽しみだと語るパトロン氏は、久しぶりにぐっすりと寝ることが出来た。
 
●穏やかなる初日
「まずは私が昼食を準備するのだ」
 先陣を切るのはストレガである。長らくまともに食事を摂れていないパトロン氏の胃腸はさぞかし弱っているだろう。まずは胃腸をいたわる薬膳を届けるべく、彼女は志願して初日の昼食を担当した。
 段取りよく二つのコンロに火を入れると、一つは鍋で湯を沸かす。その間に、前日に皮を取って塩をしていた鶏肉を取り出して、いくつか小さな穴を串で開けた。もう一つのコンロでは薄く油をひいた鍋を火にかけ、油が弾けてきた頃合いで取っておいた鶏の皮と刻み生姜を入れていく。鶏皮が焼ける香ばしい匂いと、盛大な音がキッチンに響いた。数分ほども鍋を熱すれば、その底には皮から出た薄黄色の脂が溜まっている。そこに固めに炊いた米を入れ、炒まった頃合いで下味をつけた鶏肉や根菜、少しのネギを入れた。馴染んだ頃合いで沸き立ての湯を注ぐと、ジュッと音がして鍋が静かになる。
 
(……美味しそうです)
 その様子をキッチンの端から食い入るように見つめているのはリディリディだ。塊のままの鶏肉を、お米と一緒に煮込むなんて。それに――あっ、溶き卵もあんなにたっぷりと。あれ、ぜったい美味しいやつです。長年の経験が言っている。あれは間違いない。お相伴に与りたい。
 思うだけで実際に声を掛けることは出来ない彼女であった。
 
 そうする間にもストレガは手際よく料理を進めていく。米が柔らかくなり、崩れ始めた頃合いで鍋を火から上げ、鶏肉を丁寧に取り出す。熱い油に気を付けながら、肉を細かく棒状に刻んで、元の塊肉のように盛り付け直す。仕上げに青い香草を散らし、小皿には梅干しを一つ。余った鶏肉と香草をサラダ仕立てにすれば食事の出来上がりだ。
 
「初めまして、パトロン氏。私は縁もゆかりも無いゴブリンであるが腹を空かせた病人がいると聞いて、貴殿に料理を提供しにきたのだ」
 そう語るストレガは、その独特な口調も相まって一風変わった威厳のようなものを醸し出している。彼女から木匙を受け取ったパトロン氏は、幾度か粥を吹き冷ました後でそれを口に運ぶ。
「多いようなら、無理をして食べなくていいのだ。汁に栄養がたっぷり出ているから、内臓が弱っているならそれだけでもいいのだ」
 ゆっくりと味わうように口の中で粥を噛み、パトロン氏は飲み込んだ。
「ああ、ありがとう。食事が美味しいなんて何時ぶりだろうか」
 ストレガに礼をいいながら、パトロン氏は食事を進める。さすがに寝たきりが長い事もあって一人前を食べきることは適わなかったが、それでも結構な量を食べたのだった。
 
●
「夕食はボクの役目かな?」
 昼の結果を聞いて、次に調理場へ立ったのはエルゼリオ。まだまだ食道炎がつらそうだということもあり、症状を和らげる助けになるような食事を準備したいと彼は考えていた。いくつかシャルガネからの珍しい野菜や魚が入っていたということもあり、港町風の料理を作ることにした。
「あの……私も食後の果物を準備したいと思います」
 おずおずと、リディリディがエルゼリオへ話しかける。喉の通りが良く、口当たりが甘い旬の果物なら病人でも食べやすく栄養があるだろう。その提案を受けて、エルゼリオは料理の分量を調節する。ぴったりと食べきれる満足感を、次は感じて欲しい。
 
 ショリショリと、小気味よい音が響いていた。エルゼリオが手にしているのは、芋のなかでも長く土の中で地下茎を伸ばすタイプのものだった。これを下ろし金ですり下ろすと、ねっとりとした食感になるのだ。もったりとしたスライムのようなソレを鉢に取り、コンソメスープやオリーブオイル、卵といっしょに合わせてダマや寄りが無いように丁寧に混ぜる。最後にザルで荒く漉したものをオムレツ仕立てにすれば卵だけを焼いたものに比べて格段に口当たりが良い。ふわふわとメレンゲのように焼き上げたオムレツの中には、ザクザクとした食感が楽しいズッキーニを忍ばせた。
 次に作るのはメインのリゾットと、付け合わせの小鉢である。二食続けてのリゾット(粥)であるから、味付けはストレガのものとは変えて趣向を凝らすことにした。白身魚は溶いたミソを塗ったうえで軽くあぶって香ばしく仕上げる。別に炊き上げたリゾットにアスパラガスと白身魚を混ぜ合わせ、食感を活かしつつも仄かにアスパラガスの青さやミソのコクが感じられる味に調えた。
「うん、美味しいね」
 味見をしたエルゼリオも満足げな表情である。最後にチーズを乗せ、蓋をして余熱で溶かしていく。その横に添えるのは、湯剥きして皮を取ったナスだ。それを乱切りにして、塩気のある出汁ベースの漬けダレへ付け込んでおく。ナスは食べる直前まで氷と共に保存して十分に冷やしておく。こうしておくことでナスの実はとろりと味わい深くなるのだ。
 
「身体の具合はどうかな? 夕食を持ってきたよ」
 エルゼリオが、その後ろからリディリディがパトロン氏の寝室を訪れたのは夕方になりかけた頃合いだった。昼の食事からはしばらく時間が空いている。エルゼリオの問いかけにパトロン氏はしばらく腹具合を試すように視線を泳がせ、答えた。
「昼よりはお腹が減っているな。次は何を食べさせてくれるのかな」
 食べることへの意欲が出てきたのは良い事だ。エルゼリオが料理を配膳しながら一つ一つの作り方を説明すると、パトロン氏は興味深げに質問を交えながらそれを聞いていた。王国では用いられることが多くはないミソやナガイモといった食材の名前が出ると、彼は特に興味をそそられたようだ。エルゼリオがそれぞれの現物を見せると、身を起こしてそれらを手に取って確かめた。
 
 その横ではリディリディがメードから予ねて冷やしておいてもらったリンゴやウリの皮を小さなペティナイフで剥いている。だが、その手つきは随分と危なっかしい。横目でその様子をみるパトロン氏も、少し彼女の様子が気にかかるようだ。
「大丈夫かね?」としまいには声を掛けられると、リディリディは身をこわばらせつつも微笑んで答えた。
「あの……すみません、大丈夫です。食後に冷やした果物を、と思って」
 しっかりと氷で時間をかけて冷やしてあったため、果物を握る手がかじかむほどに冷たいのだ。その冷たさに慣れてくれば、いくらかは覚束無い手つきもスムーズに動いた。これだけ冷えていれば、甘さも舌にしつこく残ることはなく、のど越し良くすっきりと食べられるはずだ。四苦八苦しながらリディリディが果物を剥き終わるのとほぼ同時に、パトロン氏はエルゼリオが準備した食事をきれいに平らげた。少し少な目の分量だったとはいえ、確実に昼よりも回復している。
「それじゃあ、食後の果物をどうぞ」
 リディリディから果物の盛られた小皿を受け取ると、パトロン氏は微笑んでそれを受け取る。
「ありがとう、お嬢さん」
 そういって果物を口に運びつつ、側付きのメードにレシピを記録しておくように命じた。昼のレシピはストレガからエルゼリオが事前に受け取ってある。「医食同源」という彼女の言葉を紹介しながら、のどの炎症に良いレシピの案を付け加えて共有するとメードからも丁重な礼を受けた。初日の食事は成功だろう。また明日も頼むよ、との声に見送られて冒険者らはパトロン氏の屋敷を後にした。
 
●激動の二日目
 二日目は朝食がサイラス、昼食はシルヴィア、夜がナキルとナタリアの分担になった。エフィルミアは――というと、初日からずっと何やら大鍋で何かを煮込んでいる。煮詰まったソレ(・・)はなにやらキッチンの片隅で刺激臭を放っているが、誰も恐れ多く子細をツッコむことが出来ない。ありていに言えば、見て見ぬふりをしていた。
 
「あの調子なら少し刺激物を入れても大丈夫かね」
 前日の様子を踏まえて、サイラスは献立を考える。粥が続いているから避けた方がいい、とはいえパンは口の水分を奪って食べにくかろう。となれば、パスタか。日中に向けて食欲を掻き立てるように、ニンニクとトウガラシを使った献立にしよう。
 そんなことを思案しながら、彼は無心にジャガイモとタマネギを刻んでいる。野菜は食べやすく小さく刻んで、たっぷりと甘さをスープに溶かし込むのが美味しいのだ。コンロに掛けた鍋の中には、昨日エルゼリオが取ったコンソメを分けてもらったものがふつふつと小さく泡を立てている。ジャガイモを鍋に入れ、火が通る間に黄金色になるまでタマネギを強火で炒める。水分が半分になるまでゆっくりと煮込んだら布巾で二度ほどスープを漉す。牛乳で伸ばせば特製のポタージュが出来上がりだ。これは冷やした方が美味しかろうと、前日から借り受けたままの氷室へ放り込む。
 サイラスは休む間もなく、スープが冷めるのを待つ間にパスタを茹で、トマトとベーコン、ニンニクでソースを作る。トマトをふんだんに使い、火を通すことで味を引き立てるのがコツだがそう難しい作業じゃない。事も無さげに調理を進めるサイラスの手際を、シルヴィアが眺めていた。
「大したものだね。料理はよくするのかな?」
「ん-、まあ普通? 人並みなんじゃないの」
 嫌味は無いが愛想もない。この程度の作業は日常的にこなす彼としては、話のタネになるとも思っていないのだ。そうする間にもトマト仕立ての辛みパスタが出来上がった。本当ならトウガラシを利かせたのが彼の好みだが、病人相手なので今日は控え目にしておく。おまけにオムレツを作ってタンパク質も抜かりない。
 特に不安もないからと、屋敷のメードを呼んで給仕を任せるサイラス。しばらくして戻ってきたメードによれば、彼の料理も好評だったという。きれいに食べつくされた皿がその感想が真実であると、如実に物語っていた。
 
●
「その青臭い汁、テメーで味見したのか……?」
「気になりますか? これは青臭い汁ではありません。エルフが持つ叡智の粋を煮詰めた、究極の薬草茶です!」
 ここまでひたすら鍋に向かって薬草を入れては煮、水が減っては水を足し。飽くことなく鍋をかき回し続けているエフィルミアに、とうとうナキルが声を掛けた。料理に使う香草とは別に、何やら得体の知れない草を抱える程にもって来ていたはずの彼女だが――気が付けばそれらも皿に一盛程度まで減っていた。まさか、あの量が鍋の中に濃縮されているのか? 驚愕する冒険者たち。一同に向かって試飲するか、と問いかけるエフィルミアだが、返ってきたのは苦笑いだった。
「個性的な色をしているけど、一体何が入っているのかな?」
 シルヴィアを筆頭に、興味がない訳ではない。だが、最後の一歩が踏み出せないのだ。しばらくすったもんだをした挙句、ナタリアとナキルが代表して味見をすることになった。ここまでの料理は好評だが、本来味にはうるさいというパトロン氏だ。間違いがあってはならない。恐る恐る、それぞれにひと匙掬っては息を止めて飲み込む。
 
「◎△$♪×¥●&%#!?」
 
 口の中で超新星爆発が起こった。そしてその後には死の砂漠が広がる。口の中の感覚が一切ない。ただ、やたらと胃の奥が火照って熱い。そう、言うなれば――味を理解することを本能が拒否していた。
 
「――ごふっ」
 おもむろに、ナキルが吐血する。相変わらず味覚はなにも感じない。ただ、異物を摂取した結果として身体が拒絶反応を起こしたのだ。
「殺す気かテメーは!?」
 血を拭って彼は叫ぶ。その横で――ナタリアは白目を剥いてひっくり返っていた。口からなにやら白い泡を吹いているのは、どうもヤバい気配がする。みなの介抱を受け、彼女が意識を取り戻すまでに一刻ほどを要した。
「うん、なかなか(の破壊力)だ。もっと飲みやすいといいかも(飲める飲めない以前の問題かも)しれない」
 ナタリアは座った目つきで評価を下す。
「良薬は口に苦しといいますけど、味を調えた方が良かったですか!」
 エフィルミアは二人のコメントをどう勘違いしたか、首を捻っては道具袋からなにやら大量のチョコレートを取り出す。どうやらバレンタインの食べ残しがまだ残っていたようだ。それをドバドバと惜しげもなく鍋に投入すると、土留色だった薬液がなにやら濁った薄緑色に変わる。同時に、妙に甘ったるい匂いが辺りに漂う。
「薬草学の神髄、こえーなー……」
 助言を諦めたナキルは自分の料理の準備に戻る。性質が悪いことに、妙に身体から活力だけは湧いてきている。随分と強い興奮作用を持った薬草茶のようだ。徹夜明けの朝にいいかもしれない……。
 
●
「昼食は――少し軽めの方がいいかもしれないね」
 調理の補助を屋敷のメードに頼みながら、シルヴィアは考えたレシピを彼女に相談していた。料理が得手とは言えないシルヴィアとしては、実際の作業を手伝って貰いながら味を見てもらうのが間違いないと判断した。チーズでボリュームを出したポークピカタをメインに、トマトとタマネギのマリネをサブ、自慢のソラマメスープを添えた献立は見た目も華やかで見栄えが良い。
「このマリネにね、ハチミツを入れるのがコツなんだ」
 こうすることで、タマネギの辛さが和らいで子供でも抵抗なく野菜が食べられるのだという。カペル家の領内で昔から広く食べられている料理はピカタの油分もさっぱりと洗い流してくれる。それにぴりりと黒コショウが利いたソラマメのスープは味のアクセントにぴったりだった。
「盛り付けは……どうしようかな、お皿をいくつか借りても?」
 メードに同意を取って、シルヴィアはいくつか屋敷の食器を見繕う。
「見た目は華やかに、お皿にも気を使わないとね」
 気が滅入っている病人は、見た目が悪い料理には目もくれないこともあるという。実務優先のメードに新しい視点をアドバイスしながら料理の準備を整えると手ずからパトロン氏へと持参した。
 
「これはまた、王宮料理かと見違えるほどに美しい盛り付けじゃないかね」
「はは、光栄だね。味は私の手製だから王宮料理人には負けるけれど」
 少し焦げたチーズを削りながら、パトロン氏は構わないと笑う。シルヴィア自身が述べた通り、見た目に地味な病人食に飽きていた部分はかなり大きかったとパトロン氏は告白した。
「それに――これは、ノヴァーク伯の自慢の料理じゃないかね」
 パトロン氏も伯と親交があったらしい。しばし、伯の思い出話を語りながらシルヴィアはパトロン氏と楽しい時間を過ごした。
 
●
「オレ達が最後か。ちーっと工夫を凝らして、驚かせたいな」
 トリを飾るのはナキルとナタリアの二人だ。エフィルミアは就寝前に飲んで欲しいと薬草茶をメードに言付けていた。ポットに入れられたお茶は、外に匂いが漏れていない。そのためか、メードは手に持つ品がどれだけヤバ(・・)いかを知らずにいた。
(――あれは、触れずにおこう)
 ナタリアがナキルに目配せすると、彼も意図を汲んで頷く。
 
 黒ヘビ(ウナギ)を捌くのは初めてだというナキルは、滑る表皮に苦戦しきりである。しばらく格闘の末に、塩気でぬめりが取れることに気が付いてからは要領を得た様子で長い魚体を裂いて開くと串を打つ。同じようにタコについても塩で揉んでから足を茹でていった。
 
「出汁はそっちでも使うんだろう?」
「貰おうか。ありがとう」
 ナキルからタコの茹で汁を受け取ったナタリアは、香味野菜と塩で味を調え、その後にすり身にした魚の団子や野菜、ゆで卵などを入れていく。シャルガネの文献に書かれている『オデン』と呼ばれる料理を再現したものを、ナタリアは作ろうとしていた。魚とタコのエキスがしみ込んだスープの旨味を、野菜やゆで卵に閉じ込めようというのだ。
「ふーん、面白そうなもん作ってんな」
「これなら仕事の終わりに皆で食べられるかと思ってね」
「なるほど……(やっぱ大人の女性は違うな)」
 料理を作るだけではなく、キュリィやパトロン氏も含めた今後の人間関係の構築にまで考えを巡らせていると語るナタリアのことが、ナキルには眩しく見えた。くつくつと煮込まれていくオデンを見ながらも、ナキルは焼きあがった黒ヘビを甘辛く煮詰めたタレで味付けする。最後に黒ヘビの身をブツ切りにして、炊きたての米にタレと一緒に混ぜ込めば『ヒマツブシ』の出来上がりだ。以前に旅の途中で出会った東方出身の冒険者が作ってくれた料理を、彼なりにアレンジして再現したのだ。それに合わせて、酢で〆たタコを海藻と合わせた、これも東方風のサラダを作っておく。
 
「さて、準備した料理は私たちのもので最後です。食欲は少しなりと戻りましたか?」
 凛とした大人の微笑みを浮かべて、ナタリアがパトロン氏に手を貸す。冒険者らの工夫を凝らした料理の甲斐あってか、彼の体調はかなり戻ってきているようだった。大人数で食べられるオデンやヒマツブシがあるならと、パトロン氏はベッドから降りてゆっくりとした足取りで大食堂へ向かう。
「お陰で大分よくなった様に思うよ。ありがとう」
 皆も一緒に食べていくといい。そう言って冒険者らの食事も準備するようにメードに申しつけると、彼女は人数分の食器を大テーブルへと並べていった。湯気の立つ料理が並ぶ食卓に、最後に乾杯のドリンクが運ばれてくる。グラスの中に入っているのは――当然。
「これも君たちが準備してくれたと聞いたよ。少し凄い色味だが、さぞかし効果がある薬なのだろう」
 冒険者たちの料理に感服しきりのパトロン氏は、エフィルミアの薬草茶に関しても全く疑いを持っていない。遠慮せずに飲むと良いと、皆へも乾杯を勧めるパトロン氏。
 
「――逃げられない、か」
 まさか飲まない方が良いです、ともいう訳にも行くまい。毒を喰らわば皿まで。赤信号、みんなで渡れば怖くない。意を決した冒険者は、ぐい――と手にした薬草茶を喉に流し込んだ。
 
●そして、事後
「結果としては、パトロン氏の食欲は元に戻ったわけだから成功だろう」
 大変だったね、とキュリィが冒険者らを労う。あの後、冒険者もパトロン氏も丸一日寝込んでしまったらしい。メード嬢が薬草茶の相伴に与っていなかったのが幸いだった。もし彼女まで同じものを飲んでいたら――きっと、皆で食卓を囲んで気絶していたに違いなかった。
 

マスターコメント

ご参加ありがとうございました。 皆さまのお陰でパトロン氏は食欲を取り戻しました。少しの不幸な事故はありましたが、結果的に元気になったのでキュリィに対する支援も元の通りに行われることでしょう。作成されたレシピの幅広さや、今後への準備の周到さを踏まえて今回は大成功といたします。お疲れさまでした。
ショートEX

ショートEX普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2021年07月03日 10時32分39秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. No.1

    サイラスだ、よろしくなー とりあえず最初にどんなの出してたのか確認しようかと? まあ割と無難な粥とか中心に行こうかと

  2. エフィルミア

    エフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 ふっふっふ!見せてあげますよ、エルフの薬草学というものを! 取り合えず体にいい薬草を飲めば大抵のものは治ります! (鍋ではヤバイ色の液体がぐつぐつと煮詰められている…)

  3. ナキル

    「オレはナキルだ、よろしくな! 夏バテって言やアレだな!港が近い町で育ったからな いろいろアテがあるぜ!!大体ウネウネしてんだけどよ!」

  4. ナタリア・フィッツジェラルド

    ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 医師は医師でも軍医もとい従軍治癒士ゆえ、民間の医療となれば畑違いかもしれんが。 とりあえず薦めるものは脂っこさの少ないもの……白身魚とかパン、天ぷら饂飩といった消化しやすいものにでもしておこう。

  5. シルヴィア・A・カペル

    シルヴィアだ。今回はよろしく頼むよ。 (エフィルミアの鍋からそっと目をそらしつつ←) 料理は不慣れだから練習も兼ねて。口当たりが良くて、消化の良さそうな食べ物が良いね。調べて考えてみるよ。

  6. ナキル

    「…おっと…爺さんか… 爺さん相手ならちーっと考え直すか… いや、細かくすりゃ……(ぶつぶつ) …見付けた年寄り連中に食わせてみるか… >エフィルミア …… …なんか食いモンじゃねぇの混ざってるな…」

  7. No.7

    スパイスだと何があるだろうねぇこの世界 唐辛子、胡椒、大蒜はまああるだろうけど鬱金、馬芹、こずいし、大茴香とかそういう鉄板では無さげなやつ いやまあスパイスって大体お高いんだけど (カレー?ルーもないのにホイホイ出来るわけないじゃろ?とろみの有無や具と味覚と嗅覚に合わせて引き具合とか焼き方とか混ぜ方変わるから地獄なんだぞ?) まあ煮込み系中心になるね。 …別に下の様子見て真面目に探して良さげな物作ろうと思ったとかではにゃあい。

  8. ナタリア・フィッツジェラルド

    私達が聞かされているのは、あくまでパトロンが夏バテ気味とされるだけで、逆流性食道炎ぎみというのはPL情報の可能性も否定しきれん。 夏バテである以上、医師の観点から何点か体の具合について質問して、それから作るものとか食事制限を決めておくつもりだ。 白身魚といえば煮物と言われているが、同時に練り物にも向くとされるから。 聊か自己流にはなるのとシャルガネに在ればの話だが、おでんとやらを作ってみようと思っている。 あれもあれで、多様な魚の練り物を使っているとされる。アラも出汁作りに使えるからイケるんじゃないかと思ってな。 何より、かまぼこで済ませるのも味気が無いだろう。 ただそれは夏場よりも冬場にウケる代物である事も否定しきれん。 他の選択肢でいえば、夏野菜を添える事を前提とした冷製モノで、豚しゃぶかパスタにでもしておこう。 ……真面目に奔走するだけというのもアレだから、ツッコミ役というか悲鳴役にでもなっておこうか?(

  9. No.9

    リディリディです。 よろしくお願いします・・・。 料理はあまり得意ではないので、氏族で食べられていた果物を出すなどしておきます。

  10. ストレガ・L・リベルガストラ

    ストレガなのだ。よろしくなのだ。 病人の、特に老人に食わせるものだし順当に薬粥作るのだ。

  11. ナキル

    「>サイラス わかるぜ(うんうん) >ナタリア あぁ、なるほどな!居るよなぁ…トシの割に「そんな扱いするな」ってヤツ… そうか…んじゃぁ容赦なく行ってもいいかもな!手間も減るしよ」

  12. No.12

    敬称略 エフィルミア ・自称薬草液 ナキル ・触手料理(推定) ナタリア(医療系) ・おでん(自己流) ・豚しゃぶやパスタ? ラディリディ ・果物 ストレガ ・草粥 宣言あるのはこんな感じ? とりあえず唐辛子、胡椒、大蒜、鬱金、馬芹、こずいし、大茴香みたいなスパイスあるのか?正確には香辛料系はどこまであるか、調達出来るか?とを質問せなあかんよな俺は。 あるならスープ系、使え無いならちょっとゼリーとか試みたいところ。ネタが被らないのは大変だわ

  13. No.13

    触手料理じゃなくて海藻だとは思うけどね。ナキルさんの奴は でも草汁を見た直後だとこう…なんか不穏なものかもしれないという意識が

  14. エルゼリオ・レイノーラ

    ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです。 今回はヨロシクね! 夏バテ&逆流性食道炎(PL情報?)の人でも食べやすい料理かぁ。 …うーん。ボクも基本的に食べるのが専門(?)で、そんなに凝った料理とか作った事ってないんだよね~。 サッパリ目の味付け且つ、お粥みたいに消化が良いものが良いんだろうけど…。

  15. エフィルミア

    Σ私も真面目にやってますよ!? ちゃんと効能がいい薬草集めて煮詰めてるんですからねー!(ぷんすこ) 体にいい野菜スープみたいなものですよ!ちゃんと食べ物です! 薬草なのでちょっと苦いかもしれませんけど……えーっと、バレンタインの残りのチョコを入れたら甘くなっていい感じになりますよね。きっと。(どばどば) (鍋の中身はどろっと黒っぽく濁り、さらにヤバそうな色合いと臭いになった…。) (このまま煮詰められた鍋の末路は……。) ※ツッコミ役も悲鳴役も歓迎です。 ※味見役も歓迎ですが、無事でいられる保証はしません。

  16. クリオシティーヌ・G・フォンタリオテ

    >逆流性食道炎ぎみ これについては正式な診断がある訳ではないが、パトロン氏の家の者から聞いた話だから間違いないだろう。 >唐辛子、胡椒、大蒜 この辺りは普通に使ってもらって構わない。 市場にでも行けばすぐに買えるだろう。 >鬱金、馬芹、こずいし、大茴香 これは……見たことがない訳ではないが、一般に流通しているとはいいがたいな。 珍味珍品としての扱いになるだろう。 病人食にかけるコストとしては、あまり現実的ではないかもしれない。

  17. シルヴィア・A・カペル

    面白そうだし、エフィルミアの鍋のツッコミ役に行かせてもらおう……食べないけど、ツッコミだけね← ナキルのうねうねした料理は鰻かと思っていたけど、港ならサイラスの言う通り海藻かな? >作る予定の料理 私が唯一作れるのはソラマメのスープだから、それを冷製にしたものと……蜂蜜を隠し味にしたトマトとタマネギのマリネ、チーズを挟んだポークピカタにするつもりだ。豚肉とチーズは夏バテに良いと聞いたことがある。バジルを散らせて見た目もお洒落にしたいな。多少焦げてもご愛敬。 >クリオシティーヌ 回答感謝だ。私からも一つ質問させて貰いたい。 パトロン氏は豪商……ということは、普段は料理人を雇っているという事で良いかな? 今回伝えた夏バテ対策の料理を、これからも作って貰えたら良いなって。一応の確認だ。

  18. No.18

    はい回答ありがとう。となれば大蒜とかメインにしますか。

  19. ナキル

    「>うねうねしたヤツ あー…黒いヘビ(ウナギ)とあとよくわかんねーくっつくやつ(タコ)だな 見た目はアレ(あそこの鍋)よりはマシだと思うけど 結構イケんだぜ? …と、仕入れて来れるかはクリオシティーヌに確認した方がよさそーか…? >サイラス 海藻か…海藻も悪くねぇけどな… メインで扱うイメージはなかったな >シルヴィア あぁ、そうそう。そんな名前だったぜ! >エフィルミア …真面目…そうか……悪かったな…… ……ダメそうだ…」

  20. No.20

    まあ海藻はサラダとかに加えるくらいがメインだろうし、海住みでなれてないと消化できるかも怪しいやろしなぁ。テングサとかないだろうし

  21. クリオシティーヌ・G・フォンタリオテ

    >シルヴィア 確認が遅くなってすまない。 専属の料理人という訳ではないが、身の回りのこと全般を面倒みているメードが一人いるな。 レシピを伝えるのであれば彼女に、ということになるだろう。 >ウナギ・タコ これについては問題ない。 タコは保存の問題があるから少し高価にはなるが、使えないという程ではないだろう。 >テングサ あまり一般的ではない食材だな。 リブラネスタの住民でもあれば慣れているかもしれないが、パトロン氏がそうだ、という話は聞いたことが無い。

  22. シルヴィア・A・カペル

    あ、遅ればせながら……ナタリアはTOPおめでとう。 >ナキル ああ、やっぱり鰻だったんだ。鰻も夏バテに良い食材らしいね。 ナキルの料理も楽しみにしている。 >クリオシティーヌ 回答ありがとう。遅いとは思わなかったから気にしないで。 それなら、料理のレシピはそのメードに伝えさせて貰おう。

  23. ナキル

    「>クリオシティーヌ お、サンキューな!解ったぜ! >サイラス まぁ、そうだよな メインって言うモンじゃねぇんだよな」

  24. ナキル

    「>シルヴィア おぉ、任せとけ!!旅のついでにそこそこ手慣れたからな!」

  25. ナタリア・フィッツジェラルド

    カペルは祝辞に感謝する。 公式設定は、しておくものだなと思ったよ。 海藻といっても、昆布は使えそうだと思うのだがな。 夏の疲れに効くとされる成分が含まれているとか……私としても、出汁の1つに使おうかとも思っているんだ。 鰻も夏バテに効くとされるな……ただ、血液が毒と言われているから加熱して無毒化する必要があるな。 タコも使おうというなら、いっそゆで汁というか出汁の共有を図ってみるか?

  26. ナキル

    「>ナタリア あぁ、血とか内臓がアレなんだっけか サンキューな!気を付けるぜ! お、あのウネったヤツの湯で汁か…解ったぜ、捨てない様にするぜ!」

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0