酸い猫の末路に見る善意
灰槻
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シナリオID:943
オープニング
水上都市アキュアリスタの片隅に、現在は放棄された区画がある。誰の目にも留まる事のないような、何の変哲もない袋小路だ。
その入口付近で、哀愁漂う事件が起きようとしていた。
「ま……待って……!」
「にゃーん!!」
……猫である。
それも子猫であった。まだ生まれて数か月の子猫だ。
猫の本能に都市の環境は危険だと映らない。人間が作り出した不自然な環境であるが故に、生まれたばかりの猫にはその危険度が理解できないのだ。母猫の目を盗んで冒険に出かけた子猫は、文字通りの危険に晒されようとしていた。
それを追いかける子猫の飼い主。その形相は必死そのものである。
この世界の子猫は足が速い。すこぶる速い。より取り見取りの魔物が跋扈する世界の生存競争を生き抜いてきた種だ。生半可な足の速さである筈がなかった。
そうして逃げ続けているうちに、子猫は大きな壁を発見する。
そこには丁度自身が通れそうな程度の亀裂があった。ここを通れば鬱陶しい飼い主を撒けるかもしれないと、子猫はそう考えた。
それが何であるかも知らずに。
「に゛ゃ゛っ゛!?」
つるり、と。そんな間の抜けた擬音さえ聞こえてきそうな素早さで、猫は真っ逆さまに――古井戸へと転落していく。
飼い主は絶望の滲む表情でそれを見届け、そしてゆっくりと崩れ落ちた。
「……カンディアちゃん」
……何とも哀愁漂わせる有様だった。
それを見かけた野次馬の一人。彼にはその飼い主と面識があった。
所謂『お得意様』というやつだ。以前から商品の仕入れを手伝ってもらっていた仲であり、飼い主が如何に猫を愛しているかもよく知っていた。
「ちょうどいい、か」
普段の恩返しには丁度いいだろう、と。
彼は財布を握って、冒険者ギルドへと出向いて行った。
子猫が生きているかは不明なれど、探してもらうくらいはやってもいいだろう。
死体にしろ生体にしろ、見つかりさえすれば慰めにはなるはずだ、と。
●冒険者ギルドにて
「なるほど……承りました」
「助かる。あいつは今は繁忙期だからな……ここに依頼を出しに来るとは思えないが、万が一来たら俺が出しといたって伝えといてくれ」
「了解です」
そんな短いやり取りの後、青年は気楽な様子で去っていった。
それを視界の端で見届けつつ、依頼文書を書き終えた受付嬢。
彼女の頭の中には、少しだけもやが漂っていた。
「……どうしたの、アリア?」
「いえ……少しだけ気になって。依頼で言ってた場所の地下って、確か……」
「……」
ごく狭い範囲であろうとも街の一部が封鎖されるのには理由がある。彼女はそれを知っていた。
何せ冒険者ギルドの依頼記録にしっかりと残されているのだ。受付嬢の義務としてそれを読んでいる以上、知らない筈がなかった。
――その区域の地下水路には、とある魔物が沸いてしまった。
その魔物の名は、アシッドスライム。強酸性を持つ、不定形粘性生物だ。
その魔物の特性によって、地下水路は見る間に酸で汚染された。不揮発性の酸であったことや、当時のギルドの対応の速さが幸いし、都市に大きな影響こそ及ぼさなかったものの――沸いたアシッドスライムは多すぎた。
地下水路を区画ごと放棄し、封鎖することしか出来なかったのだ。
それが子猫が落ちた場所。現在は旧地下水路と呼ばれている――酸性粘性生物の大温床。
「……まあ、大丈夫だとは思うけど。逃げ足が速い種の猫だし」
「そうだけど……転落したんでしょう? 怪我してたら大変よ」
「でも生死問わずじゃない、その依頼。死体さえ見つければいいなら……冒険者たちには危険じゃないわ」
「それは心配してないのよ。心配しているのは……あの見た目で帰ってくる飼い主の、気持ちの方」
それは――思い返すだけで、吐き気を催してしまうような惨状だ。
ある意味デリカシーの無い依頼、と言えなくもないのかもしれない。
知らない方がいいこともある。見ないほうが幸せなものもある。
それは、恩返しのつもりで仇を返した、という結果に繋がる可能性だった。
依頼主はアシッドスライムの存在を知らない。何年も前に封鎖された、生活用水路でも繁華街でも何でもない狭い区域で起きた事件など、当事者以外で覚えている者の方が少なかろう。だからそれは間違いなく、本意ではないのだろう。が、それでも――その死体を届けられた飼い主は、いったいどのように思うのだろうか?
そう考え。
沈痛な気持ちになっていたアリアに、同僚は言った。
「そう思うなら、その時は失敗させればいいんじゃない?」
「……え?」
「冒険者たちからすれば、報酬が得られればそれで『成功』よ。報酬を払う人間を、秘密裏に、依頼主から貴方に代えるだけ。それで全部解決するわ」
「それは……犯罪じゃない!」
「はぁ……いい言葉を教えてあげるわ」
同僚は鈍く笑って、とんでもないことを宣った。
「バレなきゃ犯罪じゃないのよ。それが善意から出る行動なら、猶更」
「……」
それは最低の善意だったが、ともあれ。
「まあ何にせよ、子猫が生きてれば問題ない話よ。足に自信があるヒーラーを募るのもありじゃないかしら?」
「そ……そう、よね」
絶句したアリアに、同僚は落ち着いた様子でフォローを入れ。
アリアはそれで納得してしまった。
そうして、依頼板に文書は並べられたのだった。
"捜索依頼『旧地下水路に転落した子猫の救出』"
解説
マスターより
リプレイ
仔猫に言葉を使う知能があれば、その感情を後悔だと知れただろう。
鬱陶しい飼い主を撒いた先は、酸と食欲の埋め尽くす地獄だった。
ああ、魔物たちは飢えていた。人間の手で、獲物から隔離されて数年。
彼らが求めているものは十分に手に入らず、彼らは少しずつその個体数を減らしていくしかなかった。
彼らの飢餓を寸前で止めていたのは、不運にも地下水路へと転がり落ちてしまった小動物だけ。
そう――仔猫はまさしくそれだった。
飢えが。餓えが。無数の食欲が、仔猫を徹底的に追い詰めた。
水路に落ちた時に浴びてしまった酸が、その毛皮を焦がし痛めつけた。
肢が力を失っていく。その小さな脳を埋め尽くす恐怖と後悔が、仔猫の動きを鈍らせていく。
仔猫は小さく鳴いた。――泣いた。
こんなことなら。楽しそうだからという理由だけで、あの温かい布団を出るのではなかった――。
その涙に今。
応える者たちが、訪れようとしていた。
●序:点検用出入口
ヨル・スレイマンは古びた井戸を見据えた。
掛けられた棒には切れかけの長いロープが吊るされ。今はもう役に立たない釣瓶が、その錆びた姿を揺らしていた。
井戸の底は暗い黒色に包まれて、何も見えない。依頼人の情報が正しければ、ここに仔猫が落ちていったのだという。
「確か、点検用出入口は……」
受付嬢から渡された地下水路の地図には、いくつかの古井戸と、一つの点検用の出入口が記されている。
ヨルは迷いなく点検用の出入口に向かい、鉄扉の施錠を開け、階段を下りて行った。
コツ、コツ、と。靴の音が響く。
夜煌石の明かりが暗闇を照らし、その構造が明らかになる。
透明な液体の流れる水路と、濡れた床。靴の革が僅かに煙を上げる。聞いていた通り、水は既に酸で汚染され切っているようだった。
「エンライト!」
そんな声が響き、辺りが眩い光に照らされた。
ヨルは背後を見る。そこには僅かに遅れて到着した、ルチル・プルメリア・グレイハーツと、バーネット・フォーサイスの姿があった。
「夜煌石は……不要だね」
「ふっ、便利だろう?」
ルチルはそう笑い、続けて言った。
「猫が落ちた北西の井戸にはラトを放ってある。シーフ組もそこから探索を開始するそうだ」
「ついでに血も確保しておいたぞ。時間がなかったから俺の血にはなってしまったが」
革袋を持ち上げ、バーネットがそう補足する。
ヨルは一つ頷き、口を開いた。
「よし、急ご――」
「ちょっと待ってください……!」
またしても、後ろから声。
三人が振り向くと、へレム・カースワーズが息を切らしていた。
彼女は肩で息をしながらも、ゆっくりと杖をあげる。
「う、ウォーターウォーク、です!」
「ああ、ありがとう。忘れてた」
「酷いですよ!」
「悪い」
水路の酸から身を守るため、へレムはウォーターウォークを掛けて回っていた。この場所ではこれ以上に役立つ支援もない。ありがたくそれを受け取っていく。
「よし、行こうぜ!」
「わ、私もこの班でいいですよね!?」
「もう他の人達には掛けてあるかい?」
「勿論です! 概ね!」
「なら大丈夫。ルチル君、よろしく」
「あいよ――捜波!」
ルチルがそう口にすると、エーテルの波動が放たれる。
水路の壁を這うように吹き抜けたそれは、ルチルにいくつかの情報を届けた。
「……ちっ、多い。北に一つと、多分北東に一つだ。北東の奴はこっちに来てる」
「南、南西、東には他の古井戸があるな。グレイハーツ、他の捜索組が入った井戸は?」
「確か南だな。ああ、となると西側が手薄か」
「では……?」
「戦闘は避けられそうだね。迅速に探していこう」
●序:南の古井戸
「キリアン、大丈夫?」
「はい。幸い、かなり頑丈なロープのようですので」
「良かった!」
そう会話しつつ、南の古井戸を下りていくのは、ララベル・サン・ディーベルと、アリエッタ、そしてキリアン・フィッツジェラルド。
キリアンは釣瓶を吊るしていたロープを命綱にして。ララベルとアリエッタは、ずれた煉瓦の突起を足場にして。彼らは器用に古井戸を下っていき、そして。
古井戸の穴の底から、下に流れていた水に『着地』した。
「ウォーターウォーク、便利だね!」
「カースワーズさんにはお礼を言わなくちゃ。無かったら酸に飛び込むところだったよ」
「そうですね。とてもありがたいです――捜波!」
首肯しつつ、キリアンはエーテルの波動を放った。
それが地下水路を吹き抜けて、数秒。キリアンは小さく首を横に振った。
「近くには何も居ないですね。運が良いのか、悪いのか」
「ララベル、どうしよっか!」
「南側を虱潰しに探して、北の人達と合流しよう。西から行こうか!」
「了解です。僕は栗鼠で東側も探せますので、西を潰せれば十分です」
キリアンの手から小さな栗鼠が放たれる。
エーテルリンクで視界を共有した栗鼠は、瞬く間に東側へと消えていった。
「よし、行こう!」
●序:北西の古井戸
「南東に複数体、近いです!」
「迂回路は!?」
「だめです、もうこっちに来てます!!」
猫が落ちたとされる北西の古井戸を、壁歩きで駆け下りたナハシュと、エフィルミア。
水面に『着地』してすぐに、エフィルミアが放った捜波・改は。
南東方向からやってくる――8体のアシッドスライムを捉えていた。
「……『上』を抜けるしかねぇな」
「壁歩き、ですか?」
「それしかねえだろ。流石にあの数は――手に余る」
「タイダルで――」
「それが出来たら良いんだけどな……」
魔法射撃範囲攻撃、タイダルストリーム。端的に言えば、直径3mの物理的破壊を伴うレーザービームだ。
地下水路には柱も曲がり角もある。そんなものを放てば――どうなるのかは想像に難くない。
「……ですよね」
エフィルミアは少しだけ落胆した。が、持ち前の明るさからか。
彼女はあっという間に気を取り直し、ゆっくりと近づいてくるスライムを見据えた。
スライム達は何かを確かめるように蠢動している。時に移動を止め、時に地面に広がり、時に酸を壁の隅へと放ち――。
「……おい、あれって」
「何かを……探してますね?」
二人がそう呟くと同時に、スライム達はまるで困惑するかのように硬直した。
探していたものが予測と違った、とでも言いたげな様子――。
「ああ――そうなるのか」
アシッドスライムの特性。
魔物ゆえに知能が低く――血臭の出所が何なのか、判別するのに時間がかかる!
「チャンスですねっ!」
「二重の意味でなっ!」
二人は壁へ走り寄り、そのまま上へと駆けていった。
血臭があるということは、猫が近くにいたということ。そして血臭を前にしたスライムの動きも解った。
この動きをするスライムを追っていけば、仔猫に辿り着けるということだ――!
●破:猫視点
その先で。
仔猫の視界では。
無色透明のスライムが、緩慢な動きで近づいていた。
彼女にもう体力は残されていない。毛皮を焦がす酸が、流しすぎた血が。
彼女の足から力を奪い去っていた。ただ絶望と悔恨の滲む目で、それを見ることしかできない。
そうして今。ゆっくりと死が、その口を開き、牙を見せ――――。
そして。
「――させませんっ!!」
無数の光が、それを打ち据えた――!
●破:合流・救助
「っ、見つけました。ここから北東です、生きてます!」
「ナイス、キリアン!」
「急ごう、取り返しがつかなくなる前に!!」
「ラトが見つけた。ここからだいぶ東、生きてるぞ!」
「東? っ、ならこれはっ!」
「ああ、無視するに限る!」
「あれは……栗鼠?」
「必死に手を振ってますね――ということは!」
「っ、俺らが一番近ぇか!」
三者三様に仔猫を見つけた冒険者たちは、各々の全速力で足を走らせた。
最も近かったのはナハシュ・エフィルミアの班だった。
「――させませんっ!」
メテオライト。エフィルミアの周囲に大量の光弾が輝き、雨のようにアシッドスライムへと降り注ぐ。
今まさに仔猫を仕留めようとしていたスライムは、成す術もなく通路の壁へと叩きつけられ。
そして。その光の間を縫うように、ナハシュが壁を蹴って切り込んだ。
「ヒール! はっ、ミンチになってなくて良かったな!」
鮮やかな動作で猫を抱き上げ、水袋を取り出し、手際よく応急処置を施していく。
背後では今もエフィルミアが光弾を放ち続けていた。その表情は硬い。
――多かった。発生当初より大幅に数が減って尚、その数は余りにも多かった。
「ちっ――こいつら!」
「ナハシュさん、猫ちゃんを連れて先に行ってください!」
「っ、ああ分かった、任せ――ってクソ!」
振り返ったナハシュの視界に、通路を埋める複数のスライムが映る。
ナハシュは強く唇を結び、一つ息を入れて――。
あっけにとられたように、それを解いた。
「スタティックフィールド!」
「メテオライト!」
バーネットの放った無数の光球が、その動きを止め。
へレムの手で放たれた光弾の雨が、群れを軒並み排除していたのだ。
「何とか間に合ったな!」
「ヒール。運がよかったね」
ヨルの祭刀が僅かに光り、猫の体が治癒の光に包まれる。
ぐったりとしていた仔猫が、少しずつ元気を取り戻していく。
そうこうしているうちに、キリアン、ララベル、アリエッタの三人が合流した。
「よかった、既にお集まりのようですね」
「僕たちが最後みたいかな。間に合ったようでよかったよ」
「猫ちゃんは!? 無事ですか!?」
「大丈夫だ。ほら」
無事に全員が合流し。猫の生存を確認できたことで、熱されていた頭が冷えていく。
それを待ってから、ナハシュは口を開いた。
「一先ずここまでは予定通り。ここからは撤退戦だな」
「誰が運ぶのが適任かな?」
「順当にいけば、ナハシュじゃないかな。マジカルポケットは使えないけど」
「そうなのか?」
「生物は入らないって言ってたよ、受付嬢が」
アリエッタの質問に、ヨルはそう提案した。
マジカルポケットが使えれば最善ではあったが、残念ながらそれは不可能。しかしそれでも、ナハシュには高い機動力に加えて、ハイディングがある。最も安全な選択肢であることに変わりはなかった。
「ああ、わかったぜ」
治療を終えたヨルから、ナハシュは仔猫を受け取る。
仔猫はやや混乱気味に暴れようとしていた。そうできるだけの体力が戻っていることに安堵の息が飛び交う。エフィルミアが優しく撫で、へレムがおやつを差しだし。そうして全員で、あの手この手で宥めていき。
何とか落ち着かせ、ナハシュは腕に猫を抱いた。
これで一先ずは安全だ。あとは――。
「壁走りが使えるナハシュが運ぶなら、最短の脱出口は東の古井戸。すぐそこだ」
「僕が探波で先導するね!」
「レゾナンス・オブ・ヴァロー。行こう」
ルチルが脱出口を伝え。ララベルが駆けだすと同時に、ヨルの祭刀が輝く。
全員が淡い光に包まれ――。
「よし――ハイディング」
撤退戦が始まった。
●急:撤退戦
「――もうすぐだ!」
「そらよ!」
「「「メテオライト!!!」」」
「はぁぁぁぁぁ!!」
「光縛封」
「魔矢」
「それ、こっちだ!」
ララベルの誘導に従って、猫を抱いたナハシュは、壁を蹴り飛ばしながら先を進む。
立ちふさがる者にはへレム、エフィルミア、ルチルによる光弾の嵐が。
横から来る者にはヨルの光縛封とアリエッタの短剣、キリアンの魔矢が。
追いすがる者にはバーネットが革袋から撒き散らした血が。
それぞれ雨霰のように降り注ぎ、スライム達を徹底的に近づけさせない。
ああ、勿論長くは持たない。スキルを使える回数は限られている。が、それでもこの距離なら十分だった。
彼らは瞬く間に東の古井戸まで、4区画ほどを進軍し。
「っ、そこかっ!」
前方の天井に見えた穴に、ナハシュは跳ねるように飛び込んだ。そして井戸の壁を蹴って、瞬く間に地上へ出ていった。
――脱出、成功だった。
残りのメンバーは息を吐いた。
もう苦労はない。点検用出入口まで歩いて向かい、邪魔なスライムは避けていくだけだ。
足取りは軽かった。助けられたのだ。
生存が絶望的だった仔猫を、飼い主の元へと返すことが出来る。それが途轍もなく嬉しかった。
彼らは各々の笑みを浮かべながら、ゆっくりと階段を上がって。
最後に鉄扉の鍵を閉め、区画を後にした。
20分間の大捜索は、そうして幕を閉じたのだった。
●エピローグ:地下水路の話
「あ、ありがとうございました!!」
感謝と報酬を、冒険者達は喝采とともに受け取った。
依頼は大成功。死んだと思われていた猫が救助されたことで、依頼主の友人であった店主も大泣きで感謝していた。
冒険者たちは各々の思う形で祝杯を挙げ、猫の無事と依頼の成功を祝った。
ただ一つだけ、気がかりなことが。
「アシッドスライムを、殲滅する予定はありますか?」
キリアンは受付嬢アリアに近づき、そう訪ねた。
アリアは難しい顔をして押し黙る。すると。
「それは大丈夫よ。絶滅まで秒読みだから」
「……はい?」
背後から、黒い長髪の受付嬢が声を放った。
カウンターに移動し、彼女は説明を続ける。
「あそこのスライム。減りはしても増えはしないのよ」
「……というと」
「もう数か月もしないうちに居なくなるってこと。スライムの処理も危ないから、自然に絶滅してくれた方が助かるのよ」
「……」
キリアンは沈黙した。
それでは、危険は無くならない――。
「……今後安全が確認されるまで、ギルドの方で、放棄区域への侵入は厳しく監視しますね」
そう思った瞬間、アリアがそう付け足した。
彼は驚いて目を瞬かせる。黒髪の受付嬢は鈍く嗤った。
「アリアの自費よね?」
「あ、当たり前じゃないですか!」
●エピローグ:美しき善意
時間は少し遡る。
ナハシュから仔猫を受け取った飼い主は、僅かな違和感を覚えていた。
「ん? どうしたんだ?」
そう尋ねたナハシュに、飼い主は小さく首を振った。
気のせいかもしれない、と。
普段なら、仔猫は飼い主に身を触らせない。
身体を捩ってでも逃げていくのだ。それはそれは楽しそうに。
大変なことがあったから、まだ不安なのだろうか、と。
そんな心配をする飼い主。
その様子を見たヨルが、呟くように言った。
「単に、安心しているだけだと思うけど」
「……え?」
飼い主には預かり知らぬことだったが――酸と飢餓に晒され、死にかけていたあの時に。冒険者たちが差し伸べた救いの手は、仔猫の本能に強く刻まれていた。
だから、安心できたのだ。
自分を抱く人の温もりに。生きていてほしいと願う、人が持つ無条件の善意に。
「なー」
仔猫は小さく鳴き、その身を丸めた。
たかが仔猫一匹。されど仔猫一匹。
酸い猫の末路に見る善意は、とても美しいものだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準9 / 6〜10人
2021年06月17日 10時38分45秒 公開
相談掲示板
6名集まったみたいですね。 キャスターのヘレム・カーズワーズです。よろしくお願いします!
僕は、シーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、よろしくね!!
シーフのエフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 猫ちゃんを生きたまま助けられるように頑張りましょう! 早く発見する方法としては【捜波】が使えるかな、と思いました! 猫ちゃんは敵ではないので【捜波】には引っかかりませんが 『何かを追いかけるように移動している敵』は分かるので、それを元に急行すれば助けられそうですっ。 あとは囮役もいるといいですかね? 血に反応するならわざと血を流して引き付けたり、 血痕を付けながら移動して、猫ちゃんと別方向に誘導したりするといいかと!
ヒーラーのヨル。宜しく。 やらなきゃいけないのは「猫の捜索」「猫の確保」「スライムの対処」かな。 猫を発見したら合流、スライムを対処しつつ猫の確保⋯⋯って感じになるかな⋯⋯? エフェルミア君のいうように、スライムの動きを追えれば猫の発見が早くできそう。 >血を流すことで囮になる 猫からスライムを引き離すのにも、スライムが大量で行く手を阻む場合も使えそうだ。 囮に限らず覚えておいて損はなさそう。俺はあんまり移動手段が多くないし、体力はあるから、囮を作戦に組み込むなら立候補しておこうかな。 その場合、猫を発見できた上で必要ならやる、というのが最良かも。 >スライムの対処 バッドステータス解除の術はいくらかあるけど、解除してもすぐまた被るような状況な感じはするね。 抵抗をあげるレゾナンス・オブ・ヴァローとか持ってってもいいかもか。 水で効果を薄められるようだけど、水に転落した場合はスリップダメージ⋯⋯ってことは、水路の水は汚染されてるようだ。水をアイテムで持っていくとかしないとこの効果は得られないのは注意したい。
情報屋のルチルだ。よろしく。 ギルドからは死体を確認をするだけでも成功にするとは言われているが、猫を依頼主の元へ返してやりたいね。 猫は体幹がいい獣だがそれでも怪我している事が示唆されてるという事はよっぽどよくない状態で落ちたみたいだね…。 ポイントはヨルのあげてる三点でいいと思う。 >猫の捜索 エフェルミアの言う【捜波】はよさそうだ。今の所シーフが4人、シューターが1人だから手分けして探れそうだね。 敵の向かってる方角がわかったら【壁走り】のできるペットを送り込んで偵察に向かわせようと思うが、この暗さだと暗視持ちが向かった方が状況が見やすいかね。 視界の事は解説でも指摘されているし、光源の準備か暗視のようにデメリットを補えるスキルは必須だろうね。 敵に光で気づかれるデメリットは薄そうなのが幸いか。 >囮 不安があるとすれば、解説に書かれているヒントをPC情報として取り扱えるのかという所か。 ただ、ずっと暗い地下で過ごしてる魔物なら視力以外の器官を発達させてそうといった類推は難しくはない。 囮役は名乗り出てくれているしヨルに任せたい。機動力の高い者にはなるべく猫の確保の方に向かって欲しいからね。 >スライムの対処 水なら水袋があるがあまり喰らわない方向で行きたいね…。 救出を優先させるなら敢えてレゾナンス・オブ・ヴァローの効果を貰わない事も選択肢に上がる。 まあ、今揃ってる面子だと囮による陽動と猫の捜索と救出優先でわかれて、スライムへの直接攻撃といった対処は囮側で担当するという手が使えるね。 耐性の薄い魔法攻撃による撃破、光縛封やアーケインによる足止め辺りが思いつくか。
シーフのアリエッタだよ。 よろしくね。 猫ちゃんかならず助けようねー! 猫ちゃん捜索が最優先だね。 捜波いいね。 私も捜波・改使えるからもっていくよ。 私は光源持って行く感じになるかなあ。
シーフのナハシュだ。よろしく。 抑えるべき対処は同じくヨルの上げてる3点で異論はねえ。 >捜索 そうだな、捜波で位置情報の把握とマーキングはしておきてえところだ。 向かう方向の検討を付けるのもそうだが、確保から脱出の際もある程度マーク付けておいた方が楽な気はするね。 視界については光源のアイテムや暗視系のスキルで補うのも同意だ。この辺は各自用意できるもんでってとこか。 あとはネコが落ちた古井戸の位置自体は解かってんだよな・・?そっから俺らも落ちる乃至シーフが壁歩きで先行すれば、血痕が残っていた場合多少はおい易いんじゃねえかね。それが無理でも、地下水路の地図と照らし合わせればスタート地点は見えそうじゃねえの? >囮 いいと思うぜ。ただ血を流して釣るってんなら、それが不要になった時の手段も考えておきてえんじゃねえかなとは。囮が血まみれのままだと、そいつが脱出を目指す段階になってもずっとついてきちまうだろ。ヨルがやんならヒールで出血自体は幾らでも止まるだろうが、不要となった際それを洗い流す為の水を用意するか、いっそ抵抗を上げて下水に飛び込むぐらいはしといた方がいいと思う。 >スライムの対処 グレイハーツが上げてる感じでだいたい異論ねえな! 幸い言う通りシーフは多い。捜索の他1~2人囮に入るか、捜索中スライムが出たら引き継げ側に回るとかするのはいいかもしれねえなとは。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 大体の方向性としては、猫を捜索しつつ邪魔なスライムを見つけたら駆逐していく感じか? >囮 直接誰かが囮にならなくても、血痕で誘き寄せられるなら、潰した家畜の血をでも調達して、 それを撒くなりしておけば、そこに誘導できないか? 上手くやれれば、周辺のスライムが子猫の方に向かわない様に出来るだろうし。 >スライム スリップは受けないか、可能な限り早く解除したいな。 戦闘する時はなるべく距離を取って交戦するとして、受けちまった時用に水袋に入れた水とか、 ピュアウォーターで水を作るなりして、さっさと洗い流したいところだ。
いくら授恵者でも汚水に突っ込むのは後々マズいんじゃないかね…。( まあ動き回るのには向いてないし水は多めに持って行くさ。 >家畜の血 悪くはない…と思ったが調達と準備に時間がかかるかもしれない。 一刻を争う事態だ。その点では誰かが適当に流血する方が手っ取り早いとは思うね。
私はスライムの対処に注力しますね。 スライムが猫ちゃんや私達に襲いかかってくるようなら、アーケインやフリーズボルトでの移動阻害を試みてみようと思います。 あとは、水上移動の為にウォーターウォークを持っていってみましょうか。
>血 まぁ、準備に時間がかかり過ぎるのも問題ではあるから、 近場の肉屋なり屠殺場を覗いて手に入らないなら自前の血を使う、位の感覚でどうだ? 回復できるとはいえ、傷つかないで済むならそれに越したことはないだろうし。
>囮用の血 確かに時間をかけて集めるほどのもんでもねえが、バーネットが言ってんのは一理あるよな。 予め血を用意しておけば、被る以外にも置き罠やたらして誘導に使えるってんだろう?それはそれでアリだと思う。そっち中心で誘導できるようにしたら、身体洗い流す手間も多少省けるんじゃねえの? ただ調達で手っ取り早いのが俺らの血ってのも同意だな。屠殺場が近くにありゃ確実かもしれねえが、そうでなければ難しい気もする。ギルドスタートなら職員に手ごろに血が手に入りそうな場所を聞いて、なけりゃ入口に向かうまでの道中革袋に誰かしら血を詰めておくようにすりゃあ、罠用も出来て良かないかね。その分のヒールくらいなら持って行ってもいい。 >スライム そうだな、酸を被った時用の水は大量に持っておきてえな。なるべく見当違いなとこに攻撃してくれりゃあいいんだがよ。そういう意味でも起き罠用の血やにおいのは有効な気はすんな。 ウォーターウォークもあれば助かると思う。足場が増えるのは単純にありがたい。 >個人 現状だと基本猫の捜索重視。その道中スライムの足止めが激しい場合、捜索から離脱しそいつの足止め。みたいには考えてるな。捜波・改持ちがそこそこいるなら其方は任せて、壁歩きとハイディングでの潜行型にしようかとも思っている。
間が開いちゃってすいません! >捜索 >>ネコが落ちた古井戸の位置からシーフが壁歩き >>地下水路の地図と照らし合わせればスタート地点は見えそう なるほど!いいと思います! 壁歩きで最短距離をいく人と近くの入り口から入る人に分かれても良さそう! >囮用の血 怪我をしなくていいならしない方がいいというのも、一刻を争う事態なので急ぎたいというのも分かるので ナハシュさんの言う様に「道中で手に入りそうなら手に入れる」「手に入らなそうなら冒険者の血を用意しておく」でいいと思います! >酸対策 水袋は持ったので、それに水を入れて持って行って 中の水を使ったらピュアウォーターで足していく感じにしようかなっと思います。 事前に水袋に入れておかないと、ピュアウォーターってちょっとずつしか水が出ないので 多分酸にすぐに対処出来ないのですよね…! >個人 捜索役も囮役も出来ると思いますので、他の方の希望を見て決めようと思います! スライムには物理攻撃が効きづらいので魔法攻撃型で行く予定ですっ。
どうも、シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 「依頼」の参加はこれが初ですが、卓の流れを読んだ上でサーマルアイとテレパス、装備してませんが暗視に付け替える事も可能ですので、それが役立てればと思い参じました。 捜波、探波も持ってます! やむなく戦闘の際は魔弓や、魔法属性のスキルを使って戦うつもりです。 今日の所は時間が時間ですので、アクセサリやアイテム、アクションスキルの用意はまた翌日になります。
>捜索 古井戸が侵入口として使えるなら猫を連れての脱出口にしていいと思ったね。 陽動次第によっては正規(?)の入り口までのルートが通りづらくなったり、スライムの攻撃に巻き込まれる危険も考えられる。 なら安全を期して一人ぐらい別ルートで脱出した方が安全だろうと思ったわけだ。 >囮用の血 アタイもできれば用意するくらいでちょうどいいと思う。 設置用の罠にするなら一人別行動してというのも考えたがこれは役割分担との相談になるかね。 >キリアン 個人的な考えだが、今回の状況ではサーマルアイよりは暗視がいいと思う。 猫はサーマルアイで検出できるだろうが、敵のスライムが温度を持っているとはあまり考えづらい。猫の探知を優先したいならサーマルアイでもいいと思うが。 それとテレパスは他に持ってるヤツがいないと効果を発揮しないのが注意点だね。今は表明がいないだけで誰かが持って行くなら連絡手段としては非常に有用だが。 >個人 捜波、エーテルリンクをしたペットで捜索。 アタイ自身は動き回るのには向いてないから囮側にいようと思う。 エンライトで明りを付けるつもりだから暗視は持たず捜索向きの汎用スキルを用意しようと考えているね。
>捜索 大きさ的に人も入れるのなら、古井戸は出入口として活用したいな。 痕跡が残っているなら追跡しやすいだろうし、そうでなくても子猫が移動できそうな ルートも想定しやすくなる。 >個人行動 とりあえず、言い出しっぺだし家畜の血に関しては俺の方でプレに記載しておく。 ギルドや地下水路への進入路周辺をあたって調達できるなら良し、 時間がかかるなら代わりに粘液を流す用の水を水袋に入れて持ってくるつもりだ。 地下水路内は暗視で視界を確保しつつ、粘液流す用のピュアウォーターを準備。 戦闘ではアーケインテンペスト改とスタティックフィールドで足止めしつつ、 メテオライト系で敵だけ狙って薙ぎ払う想定でいる。
とりあえず、装備やスキルをそれらしいものにしてみました。 感波の効果は、自分が捜波を受けた際にそれを使った対象を割り出すスキルなのですね……なのでそれを外して栗鼠を用いてのエーテルリンクに。 戦闘に関しては初手で炸光矢や貫通衝撃射を使って、あとは後方からの援護射撃というつもりでしたので、どちらかといえば猫探し優先です。 サーマルアイに関しても、壁越しであっても体温で猫を察知出来るのではないかと思いまして。 ただそれも、2人か3人1組での探索を想定してたつもりでした…… あとはPL情報でいう衰弱状態である以上、時間を掛けすぎる訳にもいかず。 テレパスに関しても了解です。 では探索時は暗視とサーマルアイの併用で。 水袋は大きい方を購入しましたが、通常は馬に載せて運搬すると解説に書かれてても、コストはそれ程でも無いですから持ち運びは大丈夫……でしょうかね?
とりあえず今出てんのはたぶんこんな感じだな! こういうのはやり慣れてねえから抜けや漏れがあったら勘弁だ! 事前 ・ギルド職員に水路内の地図があれば貰う ・近場で家畜の血が入手できる場所があるか確認。あれば調達(バーネット) ・獣の血が手に入らねえ場合冒険者の血をあらかじめ用意しておく 捜索 ・基本猫の捜索組とスライム対応組に分かれる。 ・視界の確保は各自スキルやアイテムで。 ・捜波で敵の位置及び向かっている方向を確認し其方へ急行。 ・捜索に邪魔なスライムは対応班が足止め。 戦闘の他血で囮をする、ばら撒いてネコへの道を妨害する等 ・猫が落ちた枯れ井戸から何名かシーフが壁歩きで先行(案 ・地図が手に入れば枯れ井戸の位置と照らし合わせ猫の初期位置把握(案 ・猫確保者は壁歩きで枯れ井戸からの脱出も検討(案 対スライム ・水を多めに用意。ピュアウォーターで道中確保も視野 ・酸を浴びねえよう位置取りや距離を気を付ける ・倒すことよりも足止めや囮としての役割を重視 現状の表明者 捜索重視:ナハシュ、アリエッタ、グレイハーツとフィッツジェラルドの栗鼠 足止め重視:ヨル(囮も希望)、グレイハーツ、フィッツジェラルド、カースワーズ どちらかいい方に:エフィルミア
>事前準備の血について 置き罠の使いどころとしちゃ、それこそ足止め組や他の奴がスライムから離脱する時にかなり使えるんじゃねえかな。この血を大量にばら撒けば、仮に囮として自分の血を流すにしろ準備した血を被るにしろ、そっちに気を取られて立ち往生するかもしれねえ‥つう意味では結構用意しておいた方がいいんじゃねえかとは思う。 >井戸について 出入り口で全員こっから行くのもありだと思うし、脱出のルートとして井戸を使うのも賛成だな。猫を確保したシーフで走っていけりゃ比較的早く抜け出すことは出来る気がするぜ。 >水袋 たぶん大丈夫じゃねえか・・?両手がふさがるとかが怖い場合、背負うとか何かしら書いておくでも良い気はするぜ。
キリアンさんようこそー!一緒に頑張りましょうねっ。 ナハシュさんまとめありがとうございます! それでは私は捜索重視で【捜波・改】と【壁歩き】を持っていきますねっ。 事前の「ギルド職員に水路内の地図があれば貰う」については私のプレに書いておきます! >囮用の血 バーネットさん準備ありがとうございますー! >井戸を使う Σは!そうか入口が凄く小さい可能性もあった…! 使えたら便利である事に変わりないので、いけそうなら使う感じで書いておこうと思いますっ。 >猫救出後の撤退について 捜索側にエーテルリンクしているルチルさんとキリアンさんの栗鼠がいてくれるので 離れてても囮班は捜索班の状況が分かるから、救助後は各班撤退行動を取れますかね? >個人行動 【捜波・改】で猫を追う様に移動しているスライムを探る→【疾風足】で猫の元へ直行! 猫救助まで戦闘極力は避けますが、囮班が引き付けきれなかった敵や道中避けられない敵は 【メテオライト2】や【タイダルストリーム2】で蹴散らします! 猫が近くにいる時はメテオ(識別範囲)で、猫救助後に道を開く為にタイダル(自己識別範囲)のイメージですっ。 >同じ捜索班の方へ 私は猫を襲うスライムを攻撃しようと思ってるのですが 魔法に驚いて猫が逃げちゃう可能性があるので、誰か逆側に回り込んだりして捕まえて貰えたら嬉しいです!
間がだいぶあいてしまってすまない。 ナハシュはまとめをありがとう。助かる。 サーマルアイ、猫が狭いところに隠れたりしてたら結構便利かもしれないね。 >囮用の血液 道中で動物の血液を確保、時間がかかりそうならやめておく。自身のを使う場合も事前準備、という旨で了解だ。 置き罠として使う場合も現行案に賛成かな。 スライムの移動速度は速くないみたいだから、数が多いとか進路的に邪魔な位置にいる時の使用をメインに想定はしている。 >足止め 猫発見前:探索の邪魔になるスライムの排除、足止めor誘き寄せ 猫発見後:猫からスライムを遠ざける 猫確保後:退路を確保する という雰囲気かなと思ってる。 皆がバラバラになるほど入り組んでいるわけではないだろうし、適度に情報共有しつつ進められると良いね。
ナハシュは色々纏め助かる。 大体そんな感じで大丈夫だと思う。 >分担 明確に表明してなかったが、俺は足止め側をやるつもりだ。
じゃあ僕は、猫の捜索重視で。 捜波は持って行ってくれる人が居るから、探波と位置感覚を持って行って周囲の地形情報を調べて水路で迷わない様にしようかな。 壁歩きも持って行くから、古井戸からの突入も問題なく。
井戸はそうだな!出入り口として使えなかったら、猫初期位置の目安くらいで使うので賛成だ。 そんじゃあ予定通り捜索重視で。同じく捜波持ちがいるのと、囮組やエルフィリアがだいぶ派手にやってくれることを見越して、壁歩きとハイディングで開いた隙間を抜けられるようにしておく。猫が逃げた際の回り込みなんかもたぶんできるだろう。視界は暗視で確保の予定だ。 他スカウトの心得か先手必勝、諸々に使うだろう疾風脚と、回避スキルを1つくらい入れていく感じで考えている。
ナハシュはまとめありがとう。認識に違いはないはずだ。 個人行動は前と変わらず、近いなら井戸から栗鼠を送り、正規の入口からスライム達を減らしておくとするさ。 栗鼠が捜索組の方に来る事があったらその時は猫を見つけたものと思ってくれ。