【CP】TeX~一夜城への密書

韮瀬隈則

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シナリオID:942

オープニング

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「一夜城の件。殿下の症状は小康状態……との前提で進めて宜しいのですね?」
 難民キャンプに設けられた一室で、ヴァイセントラフ砦から派遣された帝国軍人が声をひそめて長身の影に問う。
「左様……」
 同じくひそめて続く返答。声を聴けばその主に思い当たる冒険者も多くなった。
 未だ凶刃に臥す皇子(レイウェスト)の懐刀、エフレムそのひとだ。

 難民キャンプを巡る状況は、頻出する特異体コボルトの背後にある剣呑な黒幕(メドゥの指先)の存在で、一気にキナ臭くなった。正直――帝国南部奪還の嚆矢たるヴィント攻略なぞ、ほぼ冒険者頼りで計画のお蔵入りを免れているようなもの。
 軍人と冒険者からすれば異論はあるだろう。けれど、悲観的な向き(不安を煽られた難民)からすれば厭戦の空気は根強く。
 そんななか――。
 現場を退いて久しい老いた元帝国軍工兵らが、頓挫しかけた小さな廃砦修復計画の続行に名乗りを上げ、巣食う凶悪なコボルトの一団を退けて小砦復旧(一夜城構築)を成し遂げた。
 冒険者の働きによるところが大きくとも、そして戦略的な重要性はちっぽけであろうとも、この浪漫的なエピソードは同じく一線をしりぞき今は難民としてこの地に居住する老人(退役軍人)たちの心意気を刺激し、奪還の募兵(予備兵)に応じさせているのだ。
 それに、なんといってもこの小砦(一夜城)は……

「もとは殿下(レイウェスト)がギルドに援護を依頼していた修復計画、でしたか」
 派遣の軍人がエフレムに問う。確認とも言っていい。
 エフレムの首肯に、ため息混じりに返す。褒められた態度ではないが心情的には致しかたない。彼とて代々の帝国軍人。父や伯父と同世代の老兵たちを慮れば心が痛む。
「特殊個体排除のおり、冒険者たちが小砦の何者かによる観測を感知しています。さらに厄介な暗躍の兆候も各所で。殿下の元々の運用計画では、とてもとても……」
 エフレムと挟んだ作戦卓に、4枚の書類と1つの小さな包み。
「ヴァイセントラフ砦から指示された、新たな一夜城運用計画です。計画変更を一夜城へと、伝えねばなりません」

 しばしの後。軍人は退出してレイウェストの臥せる一角をふりかえる。
(あの計画は殿下の意に沿えますでしょうか? いえ、どのような作戦であっても、殿下の心は……)

●
 難民キャンプ内ギルド出張所の奥まった一室に、地図と報告書。さらに4枚の書類と1つの小さな包みが置かれた。
「このような状況だけど受けてくれるわよね? 一夜城への密使」
 この場にいるのだから、と、受付嬢は言外に。
「書類……といっても紙切れだけど、中身は単独では読めないはずよ。お察しの通り、暗号文。この4枚と見立てのシンボル(アトリビュート)であるこの包み、それに古き時代の帝国軍に精通していないと解けない密書。……と聞いているわ」
 昔気質の老兵なら解けるだろうと軍も考えたのね、とひとりごと。
「ひとつでも欠けると遅延や誤謬の要因となる……のは仕方ないとして。問題は一夜城を監視していたのが、暗号解読に優れる構成員を抱える例の一団(メドゥの指先)らしいということ」
 つまり――

 道中の急襲がもっとも懸念される地点はここだ、と、地図の一点を指す。
「この橋。難民キャンプから一夜城までどのルートを選んでも、必ず通る吊り橋があるの。迂回? 出来るけれど現実的ではないわね。極端な遠回りか敵勢力の真っ只中だもの」

 吊り橋両端は、10m四方ほどの空き地と小さな作業小屋風の廃屋が両端ごとに1つずつ。周りに低木と岩場。そこを古びて捨てられかけた街道が、森に向けて走っている。
 橋の長さは40mほど。幅は馬車の通れる3m。
 帝国崩壊から死者の群れがこの地を襲うまでは、僅かな住人が運用していたためか傷みは少ない。が、故意に落とすことは容易だろう。
 橋の下は深さ20mの崖と、川幅10mとすこしの急流。
 岩壁にへばりつくように狭い足場が設けられているのは、橋のすぐわき、崖下に採石場跡があるからだろう。かつてここから水運で、小砦(一夜城)はもとより軍事拠点へ建材を運搬していたと聞く。地盤として堅牢なのは重畳だ。
 採石跡は一夜城側の崖下に、ほぼ幅20m奥行50mほどの空き地を作っているが、足回りは劣悪だ。
「荒事の場所としては、この採石跡でも街道周囲の森でも、面倒なことにかわりないと思うわ」
 受付嬢が溜息。かといって吊り橋の損傷は最低限にしたいのだ。
「一応、このあたりでの大規模な敵動向は観測されてはいないわ。けど、逆をいえば、それなりの精鋭が張り込んでるでしょうね」

解説

●目的  老兵の詰める一夜城へ、帝国軍からの密書を無事配送せよ ●現地情報 ・一夜城  『【CP】老兵たちの一夜城』にて奪取・修復された旧街道に接する小砦  難民キャンプから復旧可能なヴィント攻略拠点のひとつであり、もとはレイウェスト が修復を命じていたものを老兵らが引き継ぐ形で、急遽再構築したもの ・吊り橋と採石跡  難民キャンプから一夜城へ向かう街道に設置されている  迂回は現実的ではないため、一夜城運用には今後も不可欠な橋となる  吊り橋は、全長40m、幅3m  堅牢かつ柔軟なロープと木材で作成されている  状態は良好だが、故意の損壊には弱い  橋の両端には10m四方の空き地があり、小さな作業小屋風の廃屋がある  橋のかかる谷は、幅約36m、深さ約20m  中央の川は、幅10mとすこしの急流である  橋のすぐわきに崖に張り付くような狭い階段が設けられているが、戦闘には適さない  階段を降りた川べり、一夜城側上流方向に採石跡が広がっている  広さほぼ幅20m奥行50m、地盤は堅牢だが足元の状態は悪い ●敵情報 ・特殊個体コボルト・シーフ型集団  吊り橋両端の空き地にある廃屋に、2班に分かれ潜んでいる ・隠密型:自身の隠蔽に優れ、隠密からの情報強奪を狙う ・暗殺型:不意打ちに優れ、忍び寄りからの奇襲が得意 ・戦闘型:体術に優れる体力特化型 ・毒使い型:猛毒の刃などの扱いに優れ、スリップダメージを狙う ・デバフ型:縛糸刃などの扱いに優れ、行動阻害型デバフを狙う  それぞれの型につき、LV10相当の特殊個体、各1匹  壁歩きなどのシーフ技能は全てが持つと思われる ●密書  4つの暗号文と、1つの判じ物  ひとつでも欠けると遅延や誤謬の要因となる  また、メドゥの指先には、2点以上で解読可能な構成員が所属すると推測される

マスターより

「TeXはシステム言語じゃないって? しぶとく生き残ってるレガシー言語には違いないんだから、細けぇこたぁいいんだYO!」 (分断された暗号文と、暗号文を再構築するための判じ物。組版に通じるものがあるな、というイメージからTeX、とさせて頂きました)  だから、本音と建前が逆な芸風、続けるんかいっ! 韮瀬です。  前回の『【CP】老兵たちの一夜城』続編となります。  シーフばかり5匹出したからといって、ゴ、ゴレンなんとかとちゃうわ!

リプレイ

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「……なるほどわからん」
 シスル・ノーティラスの率直な感想である。
「たとえ暗号文4つ揃えても読めないのは、その殆どがノイズだから……って話なんだけどね。ゆえの判じ物(複合キー)だよ」
「はぁ。頭のいいやつはすっげーこと考えるんだな」
 アスティン・ヴェルラインの説明に、シスルはやっぱりわからんと呟いて「でも」と続ける。だから警戒するのだろう? と。
「一夜城を監視してたのが例のやつら(メドゥの指先)なら、暗号の解読について軍のお偉方には警戒度合いがはね上がる理由がある。察してどうぞ(開発者の流出)、だよね。戦死したはずだったそうだよ?」
「あー。頭のいいやつはなー。うん」
 背中のバックパックを振り返り、アスティンはため息をつき、シスルは厄介だよなと顔を顰める。心配性の気があるアスティンと、可能なら雑に生きたいシスル、その両方にバックパックの荷は重い。
「コボルトを配下に付けているのが更に厄介だからね。残してまた便利に扱われるのを看過もできない。責任重大な依頼だよ」
 被った頭蓋骨の奥でキラリと目が光る。ルチル・プルメリア・グレイハーツのローブが膨らんでいる。襲撃を警戒する油断のない動き。
 とはいえ――有象無象のコボルトならばいざ知らず。知恵と実力を持ち合わせる個体を、無制限に散開できうるほどの無駄はできまい。アスティンは耳を澄ませる。ルチルのローブが揺らめいて、どこかで栗鼠が「ちぃ」と鳴く。
 旧街道の山路をぬけた先につかのまの青い空。
 急峻な崖をつなぐ吊り橋が見えてきた。

「靴ひもが切れた……」
「おいおい。縁起が悪いじゃねぇかよ……大丈夫か?」
 頭蓋骨ふたり目。ヨル・スレイマンがかがみこむのをナハシュが案じる。
「見てくれ。こっちの脚だけで2箇所もスリ切れがある」
「もう片脚も危ねぇんじゃねぇか。皆も確かめとけよ?」
 やれやれ、とナハシュが他の仲間のぶんも案じれば、身支度を確認したらしい応答が返る。
「あたいのほうは万全だね。ほらこの靴の甲だって綺麗だろう? 傷なんてほとんど無いさ……え? 靴底? 1個くらい小石が挟まるのは仕方ないじゃないか」
 ヨルとルチル。頭蓋骨同志が頭を寄せ合う。
 便利なのだ、視線と表情を隠すのに頭蓋骨のかぶり物は。
「かかってるのはどう見ても吊り橋じゃないかよ! ヤだなぁ、揺れるの苦手でさぁ」
「なんだったら、俺がエスコートするよ?」
 うー、と唸るシスルにアスティンがにこり。
「心配かけたな。応急処置は出来てるから大丈夫だ。苦手なものは早めに渡ってしまおうか?」
 ヨルが立ち上がって吊り橋を睨む。苦手なのだ、万能ではない彼も。

●
 ――かたり。
 小さな小さな物音を聞き逃すはずがない。
 どんなに慎重に作業小屋の廃屋を出たとしても、だ。
 恐る恐る吊り橋の具合を確かめる5人の背を、観測する視線――。
(手練れじゃあるが、冒険者ほどじゃない。しかしなぁ……)
 なるほど挟撃を仕掛ける算段なのは予測通りだ。とはおくびにもださず、ナハシュは能天気に足を踏み出し軽口をたたいてみせる。
「だぁいじょーぶだって。強度も確りしてるじゃないか。ってか、長閑だねぇ」
 ふんふんと鼻歌。横目では、頬袋いっぱいに木の実を詰め込んで、なおも羽虫(動物性たんぱく質)を追う小動物(栗鼠)を愛でている。
 さらにはそれを獲物と狙う大鼬。自然っていいねぇ……と、鼻歌が自作らしい歌にかわった。
「谷底、深っか!」
「あっは! 階段あるから落ちても平気だって」
 ルチルに明るく急かされてシスルの足が吊り橋を踏む。長閑さに女性二人の歓声が混じる。微笑まし気な笑い声とともにヨルとアスティンが続けば、背後で深まる殺気。
(感知できる殺気とか、二流なんだが……)
 鼻歌混じりにナハシュは内心、ぅへぇとなる。
「かかったよ。速攻で片をつけよう」
 事も無げに嘯くヨルの背後には、廃屋の扉を掠めてそびえ立つ光り輝く六角柱。
 潜む敵の行動前に挫くはエーテルの檻だ!

「光縛封って、使い勝手としては難しいからね。あまりアテにしないでね」
「分かりやすい場所で分かりやすく、二流が仕掛けてくれて助かった。のかな?」
 うん殺気なんて二流だねぇ。と、ナハシュの思考を読んだかのようなアスティンが、「ほら、40mの挟撃ロードだよ」と、前方、一夜城側の廃屋を指す。
 背後の小屋から、怒り混じりの破壊の気配。
(小屋は壊せても結界を壊すほどではない、か)
 皆も敵の兵種分析はしているはずだ。
 だから、この先の40mに立ちふさがる相手が、二流の癖に厄介だって気付いてる。
「一気に渡れば怖くないかなぁ?」
「怖くない怖くない」
 シスルがおっかなびっくりな様子のくせに足早に先頭へ(庇う位置に)、ルチルもナハシュを追い越して(射線の背後に)。一路目指すは40m先――。

 ――監視、していたのだろう。
 一夜城側の、こちらはほぼ崩れかけた出入口から、灰色の塊が2つ、飛び出て消えた。
 冒険者一行が吊り橋の半分に差し掛かり、引き返す立ち回りも難しくなった頃合い。
「どう考えても小屋に潜むだろ普通。そっちにも居やがるよな普通。挟撃狙いだよな普通ぅ」
 バレバレなんだよ有難さん!
 先頭を行くシスルの目前に立ちふさがるのは、一際体格に優れた長剣持ち。
 シスルの背後で弓を構える気配がする。遠いほうは最後尾、アスティンの背面警戒だろう。ほぼシスル隣(最前列)のルチルは既に第一の矢を放ってる。
(一挙に浴びせる(纏めて始末)つもりが、片方、味方を盾にしがやったよ)
 身のこなしからシーフ同志に振るのが正解か? ルチルは続けて第二矢を放つ。
「シスル? ナハシュでもいいや。爪生やしたやつは多分二刀流……」
 これ見よがしの爪とは別に、回避動作でキラリと空いたほうの手先が光ったのだ。二流――だが厄介。
「了解。こっちは急いでいてね? 邪魔すんなよ二流、蹴散らすッ!」
 あたしは障害物排除を優先する。シスルの宣言。どちら狙い(ターゲット)に区別はない。行く手を阻む全員が相手。
「武器狙いではあるが、始末してしまっても問題は無いのだよな?」
 ルチルの一応の確認。
 聞くまでもない。最初から前方の敵は速攻排除の予定なのだ。
(当然当然、問題なんてあるわけもないぜぇ?)
 ナハシュの小声の返答は背後ではなく……とんでもない方角(敵の予想外)から降ってきた。

 シスルの機動戦術が体術バカらしい長剣持ちこと戦闘特化型を急襲。
 戦闘特化型は避けた!
 また避けた!
 次は――振るった長剣をそのままに、3撃目は膝を割られて蹲る。
「シーフがその剣の持ち方をすると、3撃目避けようとする所作に隙が出やすいんだよ。チョロチョロしようがシーフの一日の長は我にあり、ってやつだ」
 どけよ、どけ、どけ。
(猛攻を浴びせるっ。他になにも出来ないように、だ)
 シーフの手数の多さが、こんな吊り橋なぞで鈍るわけがなかろうが!

「じゃ、遠慮なく的にさせて貰おっか? 避けるよね君ら(ナハシュ&シスル)は」
 ナハシュの返答前にルチルはとっくにエーテルを纏う矢を放っている。
 狙うは前方の敵2匹の行動阻害。ただし、殺意に遠慮は無い。
(シスルの機動もぴっちぴちのキレッキレだし、ナハシュも回避特化で行くって言ってたし)
 シーフが相手なんだからそりゃこっちも挟撃狙いかえすよね?
 と、次に番える矢は、さらにえげつない(能力強化済)。
「その暗器を使う手法は、シーフ筋じゃ鉄板過ぎてなぁ」
 ルチルのわざとらしい殺意を避けて、暗器持ちは吊り橋側面を走る。走って爪を振りかぶり弓ごと彼女の腕を砕きにかかる。
「お前が一番面倒くせえって、丸わかりなんだ」
 ナハシュの声は頭上から。
 吊り橋のロープから浴びせる様に、暗器持ちコボルトの無防備な背を薙ぐ。同じ爪同士なら、より相手の死角に入りこんだ方が勝つ。ナハシュがふたり(シスルとルチル)の猛攻に紛れ、より高く吊り橋のロープを走ったのは、なにも挟撃返しを狙う意図だけではない。
『……!!』
 暗器持ちへの一撃! 致命傷……にはならなかった。
「こんなときまで庇いやがるかねぇ?」
 ダマスカス鋼の細剣と短剣、双方を血に染めてシスルがぅげぇと声を出す。
 彼女が猛攻を浴びせた戦闘特化型の最後の仕事は、暗器持ちを突き飛ばして自らは凶刃に斃れること。
(数が減ったのは良いことだ、うん)
 ポジティブに考え、シスルは邪魔なゴミ(死体)を橋から崖下急流に不法投棄する。
「つんのめった後の挙動も試されていると思うんだ?」
 ナハシュはそういうの厳しいからな(毒仕込むよな)、と。
 態勢を崩しただけではなさそうな暗器持ちの、脚に一矢、また一矢。
 狙うルチルの、しかし、第二矢は――。
「ルチル君、橋の下っ! ずっと気配だけだったやつが動いたぞ!!」
 ヨルからの警報でそのターゲットを替えざるを得なかった。

「橋下の隠密君。ずっと感知はできても視認はできなかったアイツだ」
「あの不自然な岩と草叢の中、ディディ(大鼬)に唸らせてても微動だにしなかったんだよね」
 ヨルとアスティンの舌打ち。ずっとずっと不気味に潜んでいた隠密特化野郎。橋の基礎部に張り付いた、喉に刺さった魚の骨のようなアイツ。
(橋を落とすつもりなら)
(ただではおかない)
 しかし、もうひとつの懸念――。
 アスティンの矢先がブレる。死角と橋自体を盾にした隠密状態で、安易に強い射撃すら許さなかった奴が何故動く?
「ディディ、足元をすり抜けて(邪魔して)こい」
 基礎部破壊ではないのなら、ロープを斬りにくるかそれとも? ならば挙動を狭めるだけ。
「ナハシュ君、コレは……荷物狙いのほうだ」
 独立部隊かなと思っていたけど、目論みが狂ったからと見ていいものか? と念のため。
 ゆらりと、ヨルの長身がナハシュに並び立つ。
「俺、機動の足場にしていいから」
 あと、遠慮なく頼って。と背中合わせで。
 次の瞬間、ふたりの目の前に強い違和感――!
 シーフの持つ強い隠蔽力(認識阻害のエーテル)。予見さえできていれば対処は可能。――だが。
「まだ動くか!」
 ルチルのトドメの矢を振り切って、暗器持ちが最後の力を使って跳ねた。

「っっ!!」
 部位狙いどころではない暗器の遮二無二な刺突。躱すナハシュのカウンターは、同じ暗針同志であっても敵の頸椎をピンポイントで刺し貫いていた。
「間に合って良かったよ、ナハシュ君」
「いや、間に合ってねぇし」
「?? 付与した抵抗力増幅(聖別)と回復、効かなかったか?」
「俺は良いよ。お前(ヨル)の荷物が掏られてンじゃないかよ!」
 っぶねぇな掠ったじゃんよ、とナハシュは胸甲に纏いつく縛糸を祓い、お前(ヨル)はいつも飲みに行くと物無くすじゃねぇかと愚痴を言う。
「大丈夫だよ。後詰のアスティン君がちゃんと視える位置で敵を外すわけないから」
 ヨルが指さす先。
「確保は身柄もかな? スレイマン(ヨル)。ああ、吐かす手間より身元確認ね?」
 事も無げにバスターアローからの次の矢で、隠密特化型の急所を仕留めるアスティンが居た。

●
 アスティンが隠密特化型に掏り取られたヨルのバックパックを拾う。
「死体(コボルト共)の懐を漁るのは後で良いよね? スレイマン(ヨル)」
 いい加減、光縛封の効果切れだろう。念の為、中身の無事を確かめる様に荷物を振れば……。
「アスティン、後ろっ! ラト(栗鼠)は追跡! 橋に何かしたら引っかいてやれ」
 ルチルの警報と敵牽制の矢(しかし殺意に満ちる重撃射)。
 光柱の霧散(光縛封解除)とほぼ同時に、廃屋から吊り橋上に急襲する影が2つ。うち、短剣を両手に暗殺機動の個体がロープ伝いにアスティンに斬りかかる。
「想定済みだよ。残念っ、だねっ……!」
 回避と位置取りはルチルの射線確保が前提だ。
(ほら、彼女の矢をモロに喰らう羽目になるんだよ。が、しかし――)
 その暗殺機動型をも囮にしたのだろう。極限まで身軽に暗器(毒針)持ちの残り1体が、アスティンの露出部分を薙ぎ、臆した隙にバックパックを掏りにかかる。
「アスティン君、ナイスパス! ……毒の方は大丈夫かい?」
 放り投げられたバックパックを受け取って、「今回、こんなの(疾患対応)ばっかりだな……」と内心ごちつつ、ヨルがアスティンに治療を盛る。
 吊り橋上を対岸に向かう一行に付いてこれるのだから、解毒は出来たろう。光縛封解除直後に吊り橋の基礎部分を損壊されるのを防ぐためとはいえ、アスティンも無茶をする。
「続けてロングパス行くよ。そして毒使い君はタダじゃ通さない」
「ナイスシュート! ヨルっち! あたしはもう対岸だからな、吊橋上にいる間に橋を落とす作戦は意味ないぞ。落としても無駄だぞ! 大事なことだからな!」
 ヨルが後生大事そうに抱えたバックパックが、再度遠く(対岸のシスル宛)に投げられるとは予想もつくまい。長身からの投擲動作、続けて流れるような祭刀での剣技が毒使いの脚骨を砕く。
「いつ見てもヨルのはヒーラー詐欺だよな」
 吊り橋のロープ上からナハシュの呆れ声が降ってくる。元剣奴は伊達ではない。
 呆れ声はさらに続く。
「万一のトドメにスタンバってたけど、ルチルとアスティンが後続組殲滅しちゃてるし、シスルもちゃっかり潜伏場所の廃屋チェック(伏撃警戒)済ませてるし」
 掌を顔の横にあげてひらひらと暇をアピるナハシュが、ぼそりと付け加える。
(だが、最後の大仕事(爺さん達に会うの)が難関なんだよ……)

●
「この砦に密使なんて、いい予感なんて出来ないよ。あらゆる意味で」
 ほんの半月ほど前には廃砦だった一夜城の門をくぐる。見違えるような一夜城に、アスティンは密書の内容が不吉であると確信する。あの豪快な老工兵たちに、告げる憂鬱。
「爺さん達久しぶり?」
 俺たちを覚えてるか? 初対面も居るけど。と、迎える老兵たちにナハシュが雑な挨拶をした。

 ごとり、と、作戦室のテーブルに5つのバックパック類。
「これか?」
「やはりわかりますか」
 なるほどこの爺さん達でこそ解ける暗号文だ。アスティンの頷き。
「本物はナハシュを気絶するまでブン殴らないと取り出せない、これこそまさに頭脳派の策略。あと作戦上の重要事項として吊り橋は無事です。無事です。 大事なことなので……」
「いや……シスル、殴らなくても俺の任意で取り出せっから」
 ――今度こそ。
 ナハシュはシスルのボケ(話題転換)にツッコむ(ノる)と、自らのマジカルポケットから小さな革袋を取り出し卓上に拡げる。
「お察しの通り。バックパックは盗難防止のダミーと、敵の気を逸らして的にするためのマーカーだったんだ」
「お陰で相手を仕留めたあと、懐を物色する余裕ができたけど。……判断材料に加えられれば幸いで」
 戦果のわりに収穫は少ないが、と、ルチルとヨルも革袋の横に飾り紐付きの犬笛ひとつ。

「相分かった」
 老兵の応答。
 らしくない無表情が、密書の内容と一夜城の行く末を示していた。

マスターコメント

 リプレイが遅れまして申し訳ございません。  セルフチェックしてほぼ書き直したんですが、より冒険者側圧勝になっただけでした。  フィールド設定はまさに、挟撃の主導権が勝敗を決める配置でした。  ……バレバレにしすぎたかなと頭を抱えましたが、敵もこの場所じゃないと襲撃できないレベルなので仕方ない。  密書の内容は推して知るべし、です。
ショートシナリオ

ショートシナリオ難しい 報酬:標準5 / 4〜5人

2021年06月05日 11時15分21秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. シスル・ノーティラス

    はん、揃ったな? シーフのシスルだ。よろしくな。 要は、5つの荷物を持って砦へ行けばいいんだな。一夜城つっても砦には違いねー。 まず、あたしらが5人でどう分担して持つか、だよな。 んで、吊橋をどう通るか、と。もしくは渡らずに下を通るって手もあるのか。 できればさっさと全部片付けてからゆっくり吊橋を渡りたいけど、コボルトシーフは両端に潜んでんだよな。一方へ誘き寄せるとかも、やりようによったらできる……か? ところで「故意の損壊には弱い」んだよな。あたしらがどう動こうが、吊橋は連中にとってどのみち邪魔なんじゃねーかって思ったりすんだけど……無意味に壊されることはねーと思っていいのかな。

  2. ナハシュ

    シーフのナハシュだ。よろしく。 橋の損壊はそうだな、やってきてもおかしくねえよな。奪取が狙いなら直ぐ落としはしないと思いたいが、不利と悟った時落とすのは有り得そうだ。警戒はしておきたいところだとは思うし、出来たら殲滅か全撤退させるまではしておきたいとこだな。 おびき寄せは位置情報がPL情報な気がするから、事前に索敵で軽く探して把握できればそういう手を打ってもいいんじゃねえかなと。 >橋 幅的に、2人くらいまでは同時に渡れんのかね。 その気になったらシーフはスキル的に足場と距離に困らねえから、他3人に合わせる形になる‥のか?そういう意味じゃ上と下で分かれて同時に渡るのもありっちゃありな気もするかな? >荷物 これに関してなんだが、4枚の書類と1つの小包程度ってんなら全部まとめて麻袋に入れ、そいつをマジカルポケットに突っ込めば連中手出しできねえんじゃねえか? 代わりに全員でそれっぽく偽装した書類と小包を分担して運べば、隠密型にスられのと戦闘中に損壊や紛失する心配を一切無視できるんじゃないかと思うんだがどうだろう。やるならマジカルポケットを持っているから俺がやってもいいし、他にやる奴がいるなら、みたいなとこだが

  3. アスティン・ヴェルライン

    シューターのアスティン、よろしく。 <橋 橋に関しては不利を悟ったときもそうだけど…。 数人が橋を渡った時点でこっちの分断のために落とされる、とかもいやだよね…。 こっちも人数は少数だし。 ただ橋を前触れなく落としておく、ってことはないんじゃないかな。 砦に以前はコボルトの特異種の拠点にさせてたみたいに、 自分たちで再利用する可能性を考えるとそれはそれで不便になるだろうから、 必要が出れば落とす感じじゃないかな。 <わたり方 ナハシュのいう通り上下に分かれるのは速度的にはありだけど、 個人的には分かれたところを各個撃破がちょっと怖いかな…。 まぁ、逆にシーフの人たちが下を渡ってるところを襲い掛かったら それ以外の人間で遠距離攻撃を仕掛けて逆奇襲、っていてもあるけど… シーフ系技能ってことは捜波を積んでる可能性もあるのかな? こっちの人数をごまかすのもできるか微妙…か <荷物 マジカルポケットに集めるっていうのは確かにありかな…。 まぁ、それを持っている人のエーテルが切れれば全部が一気に 相手の手に落ちる、って可能性もあるから一長一短なんだろうけど。 盗まれる可能性がなくなるのはありがたいよね。 …エーテルが切れるって戦闘不能以外で起きないよね、多分?

  4. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    情報屋のルチルだ。 クラスはシューター。よろしく。 敵は全員シーフに近い能力を持ってるってとこは中々厄介だね。 ペットを送り出して敵の居場所を探ろうと思ったが相手が捜波を使って来るなら気づかれてしまう可能性もあるか。どうするか悩ましい所だね。 あまり戦場をうまくイメージに落とし込めてないが、廃屋に潜んでるなら敵の攻め方としては ・橋を渡ろうとした所を挟み撃ち ・一方の集団が抑えてる内にもう一方の集団が橋を落として密書の輸送を遅延させる の、二通になるだろうか。後者の状況になるなら密書輸送側が敵の存在に気づいて先に倒そうとした時に発生する状況だと考えてるね。 こうして考えると、シーフで気を引いて背後からシーフ以外の面子で支援という形にして、敵の捜波で後方部隊の存在がバレたとしても橋を落とされる危険を遅延できるようにはなるかね? 相手の狙いは密書だから、何れかが密書を持ってるとして「全員倒して奪う」が選択肢として優先されるはずだ。 ただ、分断状況を作られるってのはかなりのリスクさね。敵の全滅を狙うなら襲撃を始まった時にシーフ組が後ろに下がって行って合流を誘導するというのもありだろうか。 >橋 利用価値があるならすぐには落とさないだろうが、過信は禁物だね。 どちらにせよ橋を使う事はほぼ避けられないようだから取り付いてるやつ、飛び道具で切ろうとしているやつに要警戒か。 >荷物 マジカルポケットに仕舞う方向に賛成だね。 エーテル供給の停止…具体的には書いてないが恐らく戦闘不能だろうか。 シーフのナハシュなら回避力はあるから比較的安全ではあるね。

  5. ヨル・スレイマン

    ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しく頼むよ。 事前に落とし込みは必要そうだけども、「吊り橋両端の空き地にある廃屋に2班に分かれ潜んでいる」とあるので、潜んでおいて俺達が吊り橋を渡っている最中の挟撃狙いの可能性が高いと俺も思う。 であればやっぱり手前の小屋から先手を打って攻撃するのがいいような気がするけど、戦闘中に反対側から橋を落とされる可能性はあるのかな。 俺達が渡っていない状態で連中が橋を落とす利点はあまり無いと思うんだけど、そのあたりは読めないね。 >橋 幅1へクス無いんだよね。2人くらいなら並んで歩ける、前後になれば全員渡れる⋯⋯くらいの認識だった。 40mは射程8なので、向こうで破壊活動を始めたら撃つ、くらいはもしかしたらこちらからも出来るのかも? >マジカルポケット いいと思うよ。本来はバラバラの運んで欲しいものなのだろうが、一つも欠けてはならないんだからそっちの方が合理的だ。 ナハシュ君が持つなら最終的に一人で走ってくれても良いのかもしれないが、 その時点で誰が持ってるかバレるだろうからね。これで行く以上は出来る限り殲滅の方向で頑張りたいところだ。 >光縛封 橋は40m、つまりは8へクス。幅は3m。 光縛封は射程6なので、10mほど渡ってしまえば橋の向こう側に届くということではある。 5m直径の円柱なので、故意の損壊で壊れる橋なら両端とも覆ってしまえるかもしれない。 橋を封鎖するのもある程度守るのも、出てきた敵を閉じ込めることも出来るので、何かしら使い道はあるかもしれないので、持って行っておこうとは思っている。

  6. ナハシュ

    >マジカルポケット ありがとさん。そしたら俺の方で持って行こうかと思う。 エーテル遮断については戦闘不能意外にそれっぽいBSがあれば別だとも思うんだがよぉ、今回全員シーフ系ならまずその心配ねえとは思う。エーテル自体を断つ、封印するみたいなBSは持ってねえからな。 確かに分断で落としてくる可能性もあるか‥脆いのが困りもんだよなあ。 どういう方法で行くにしろ、言われてる通り警戒は常にしておきてえとこだなと。 シューターの射程なら、反対方向でも余裕で牽制射できる距離とは思うしな。強みだと思う。 前の小屋から行くのが一番有り得そうな気はすんよな。こっちも捜波はあるし、渡る前に小屋を確認するのは不自然じゃねえだろうしよ。 光縛封があるならグレイハーツの言う、シーフが先行しておびき寄せも比較的安全に可能じゃねえかと思う。 分断されるっちゃされるが、挟撃に出てきたとこで片側の連中を光縛封でとらえることが出来りゃ、実質3ターン1グループではあるんじゃねえか‥?

  7. シスル・ノーティラス

    確かに以前は砦は連中が使ってたんだったな。 てことは、橋を落として明らかに連中に利益がある、または落とさないと不利になる、という状況になれば、かな。考える余地はありそうだ。 >マジカルポケット 賛成だぜ。それじゃあ、ナハシュに任せる。 一応、全員が荷物持ってるようなフリはしたほうがいいかもと思ったけど、あんま積極的に小細工するよりかスピード重視で殲滅にかかった方が、こっちの面子的にはやりやすそうだな。 >光縛封 めちゃくちゃ使い出ありそうだな、今回。 光縛封で片方抑えといて1グループずつ片付けるの、すげーいいと思うぜ。 コレやるなら全員の認識キッチリ揃えとく必要ありそうだ。 あたしあんま理解できてねーかもなんだけど、手前の小屋は最初あえてスルーって感じか……?

  8. アスティン・ヴェルライン

    <マジカルポケット うん、じゃあ、ナハシュにお願いするね。 まぁ、モノのサイズ的にすごい荷物を持ってる、って見えそうにもないし…。 持ち込みにバックパックとか装備していけば勝手に誤解してくれそうではあるよね。 <光縛封 すごい使いではありそうだけど…橋、途中まで渡らないとだめなんだ…。 遠距離攻撃で橋の中央当たりのロープとか切られると怖いけど…。 確かに分断を逆手に取るっていうのはよさそうだね。 その場合、光縛封で抑える側のグループは 移動能力の高いシーフ系で固めるか、 遠距離攻撃でもう片方を狙える人間で固まったほうがいい、のかな?

  9. ヨル・スレイマン

    >光縛封 範囲がね……5m直径円、つまり1ヘクスなので、『片側の敵を全て捕らえる』のは難しいと思うんだね。橋幅が3mなのがむしろ狭くてありがたいなというところで。 隠密、暗殺、戦闘型が同へクスに入ることは無いと思うし、他もBS付与型なので、多分結構バラバラで布陣してくるんじゃ無いかな。 高さはあるので、橋の端の地面に一つ出してしまえば射線的にもそちら側からの破壊はかなり難しいと思う。相手がシーフであることを考えると、完全に橋を渡って来れなくなる……ということは無いかもしれないけど、橋の上にいる状態で壊してくることは無いとは思いたいな。 なのでもし光縛封で片側を無力化するなら、『手前小屋の扉前に出して出入りを塞ぐ』『橋の端の地面に出して射線を阻害する』『近接して橋を破壊しそうなやつを閉じ込める』あたりになるかなーと思った! 当然に万能では無いよ、射線も短い。 >橋破壊について もし手前小屋を封鎖するなりして、こっちがさっさと橋を渡って向こう側に行ってしまった場合、逆に橋を壊す利点は向こうから消えるんじゃ無いかなと思ったけどどうなんだろうな。 俺達への嫌がらせがしたいならともかく、彼らの狙いはあくまで『密書の奪取』なはずだ。 >戦闘 行動阻害デバフが一番嫌な感じがするので、個人的にはBS回復スキルを厚めに持っていく。前衛後衛は選ばないのでバランスを見てどちらかにいくよ。 ……あとは、敵隠密型がちょっと特殊なんだよね。情報はどの程度持っていけるんだろう。できたら早めに始末したい気はする……。

  10. ナハシュ

    >光縛封 そうなんだよな!範囲は狭い。だから閉じ込められるとしたら橋を渡っている時の奇襲タイミングで上手く1つにまとまった時か、ヨルが言ったタイミングじゃねえかなとは。 捜波や事前の索敵で位置さえ把握できりゃ、手前の小屋を封鎖して閉じ込めつつさっさと渡っちまうのは割とありな気がすんな。もしくはある程度動いた辺りで手前の小屋を封鎖できるなら、分断されても奇襲が一組だけになるし引けば合流も可能もしれねえか。 >情報について 密書に関してはマジカルポケットに入れんならまず手出しが出来ねえ状態だ。他に持ち帰る可能性があるとすれば、逃した結果城までついてきちまった場合じゃねえかね‥ないと思いたいが。確実に始末しておきたいところではある。 ノーティラスやヴェルラインが言うように適当に何か持っておけば、まあ運んでると思ってくれると思うのも同意だ。 >個人 とりあえずポケットを持って行く都合上、回避を高めにしておくつもりではいる。 後は全体の敵位置や隠密型把握の方に回った方がよけりゃ捜波2を持って行けるぜ。

  11. シスル・ノーティラス

    もう明晩出発だったな。ちっと勘違いしてた、あぶねー。 >光縛封 あー、なるほどな。 敵の動きはあんまり絞りきれねーってこと、結局はある程度臨機応変にならざるを得ないってのは理解したぜ。 すると……初っ端で手前の小屋を封じ込めてさっさと渡る、ってのが作戦としてはシンプルでいい気がするな。 こっちも足の速さと射程はあるし、ヨルが言うように敵が吊橋を落とす理由がなくなるのがすごくいいと思う。 >隠密型 コイツだけ戦闘参加しないで追跡とかされる可能性もあるんだよな。 うまいこと渡りきって砦が近づいても警戒しといた方がよさそうだ。看破も積んどくか。 >個人 そんじゃ、何にせよできるだけ早く敵は倒したいし、殲滅寄りにしていくか。 トリプルファングと、もう1つの特性は考え中。 ナハシュの回避は重要だと思うから、あたしが捜波2持っていってもいいぜ。

  12. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    >光縛封 纏めて動きを封じられるチャンスは立てこもってる間だけだろうし異論はないよ。 事前情報によると恐らくコボルト達は魔法攻撃が主体じゃなさそうだからすぐには突破できないはずだ。 挟み撃ちによる脅威を抑えるという意味では中々大きいね。 >全体の流れ 残り時間も短いし、齟齬がないように一旦整理しておきたいんだが 1.索敵して敵の詰所を探し光縛封で片側の入り口を封鎖 2.全員で橋を渡り反対側に潜んでいるコボルトと交戦 3.可能なら光縛封解除前に倒し、もう片側も全滅させる 4.渡り切る って認識で大丈夫かね? 不測の事態は起こり得るだろうが、それでも動きにくい所だけ列挙したつもりだ。 >個人 捜波持ちが複数いるならこっちの探索は栗鼠に頼んで逆探知用の感破を持って行こうかね。 後は殲滅を優先して威力の高いスキルを用意していくさ。

  13. ヨル・スレイマン

    じゃあ手前の小屋を封鎖して、それから端を渡ってしまう方向で考えておこう。 >全体の流れ ルチル君はまとめをありがとう。その流れで相違はないよ。 3についてはコボルト達が動かなければ俺達が戻ることになるけど、できる限りは彼らがこちらに来てから戦いたい感じはするかな⋯⋯? その場合、こっちが先に進むような振りをしたら来てくれるかもしれない。かも。 探索技能持ちが多くて助かるね。宜しく頼む。 荷物を持っておく振りはしておくよ。

  14. シスル・ノーティラス

    ルチルはまとめありがと。助かるぜ。だいぶすっきりしたな。 最初の小屋の対処は、あたしもヨルが言うようにこっちに来させる方がいいと思った。 戻ったっていいんだけど、あんまり吊り橋の上でウロウロしたくねーしな。 向こうはあたしらを進ませたくないんだから、光縛封が解ければ勝手に追っかけてくるだろう。 まあ、とはいえ場合分けして書いておける程度の話ではあるかね。 ガッチリ決め込まなければ、どうとでもなりそうに思うぜ。 そんじゃまあ、よろしくな。 出発ギリギリまで見てるから、何かあれば対応はできると思う。

  15. ナハシュ

    流れの纏めありがとさん。分かり易くて助かる。 3に関しても同意だな。既にこっちが渡り始めてりゃあ追いかけてくるとは思う。 あとはノーティラスに捜波を任せていいなら、ありがたくそうさせてもらうぜ。おそらく約10Lv相手なら回避値自体は足りているだろうから、壁歩きとバランス感覚で移動・回避のマイナスになる要素を減らしていくつもりだ。そんな感じでよろしく頼むわ。

  16. アスティン・ヴェルライン

    まとめありがとう。 探索系は十分そうだし、俺は戦闘能力によせておくよ。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0