【麦都】人馬十騎
望月誠司
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シナリオID:716
オープニング
どうにかこうにか厳しい冬を乗り越えられようかという季節。
冬の最後、ここを越えられれば春が来る――しかし、まだ春は来ていないのだ。実りも無い。
故にそれは一年の中でもっとも食料的に厳しい季節であった。
●
氷のように凍てついた土だ。
黄金船都との異名を取る都市グレインの周辺は、エーテルの『斑』により実り豊かだったが、その範囲を外れれば多くの北東辺境の大地と同様に、作物の収穫が困難な貧しい野が広がっていた。
豊かさと荒廃の地の境目、国境付近、とある亜人の一団が接近して来ていた。
先頭に立つのは火のように燃える赤髪を持つ髭面の大男だ。
筋骨逞しい身を毛皮の服で包み、手には長槍を携え背には長剣を負っている。
下半身は馬だった。
馬のような、とか馬並みの、という比喩ではなく、文字通りに大型の馬の体躯を持っていた。
彼はケンタウロスの戦士である。
彼が所属していた部族は食料の備蓄が残り少なくなってしまい、子供や老人らが餓死する危険性が発生していた為、彼は部族の中でも屈強で、そして外へ打って出る気概のある者達に声をかけ、共に人の領域へと踏み入れていた。
自然、彼が一団を率いる事となり荒野を彷徨う事数週間、既に幾つかの小さな人間の集落を潰していた。
しかし小さな集落だった為か、人間達は貧しかった。
彼は人の言葉に心得があったので、生き残りの人間を拷問して尋ねた所『グレイン』なる土地はとても実り豊かであり、故にその地の村々は冬季であっても食料を多く蓄えているのではないか、との事だった。
さらにその豊かさの割りには規模自体は小さく、備えている戦士の頭数は少ないらしい。
『どう思う?』
口から発せられたのは人の言葉ではなくケンタウロスの言葉である。
『事実であるなら、狙い目だろう』
『事実であるならな』
『何、違ったらさらに南下して別の集落を襲えば良いだけだ』
ケンタウロス達が笑う。
なお拷問され死んだ男がケンタウロス達へと語った事は嘘ではなかった。
しかし彼は伝えなかった、グレインの農民達がオークを返り討ちにして鍋にするような剛の者達の集団である事を。
無論、知らなかった訳ではない。
ただ、グレインの村人達には迷惑をかけるとは思ったが、この怨みを晴らして貰おうと思っただけである。
そうして生者と死者の思惑が交錯し、彼等は都市国家の領域へと踏み込んだ。
●
十人の冒険者達が小都市国家グレインに短期契約で雇われ、その支配下にある開拓村ウィートへと派遣され警備任務を引き受けていた時の話である。
「あっ」
冒険者達につけられている連絡係、都市国家のお役人ラクレン・アイコピーが唐突に声をあげた。
まだ若い小柄な赤毛の少女である。
「――ショウから入テレです!」
どうやら哨戒騎兵のショウ・ハバコンからテレパシーにて報せを受け取ったらしい。彼女達のソレは現在一般に冒険者達の間で使用されているテレパスよりもずっと長い距離を伝えられる。
彼女は冒険者達へと言った。
「十秒前にウォート北方の国境警備隊が十頭ばかりの突撃してくるケンタウロス集団を発見し交戦に入った模様です!」
――救援要請か?
「いえ、村北方の荒野での迎撃準備を整えて欲しい、との事で――あっ、予想通り国境警備隊の壊走が既に始まったそうです! 負傷者多数ですが重傷者死者共にゼロ名との事ですので国境への救援は無用との事! それよりも至急迎撃準備を! との事です」
――は、早すぎる、そんなに敵が強い……国境警備の兵士連中ホントに真面目に戦ったの?
「ノーコメントだそうです!」
都市国家グレインにおいて辺境開拓村の農民はパワフルで強く、そのわりにそれを統治する都市のお役人兵士達には弱兵が多いのだったが、別の意味で強かである。逃げ足だけは速い。
――……ケンタウロスって騎兵みたいなものだろう? 村に籠って障害物の多い所に引き摺り込んで迎撃しちゃあいかんのか?
「田畑や家屋に被害が出て農民達から睨まれるのが怖い――もとい、民達の暮らしの健やかさを守るのも国家の責務な為、不許可だそうです! 村外で迎撃するのは絶対との事! なんか必要そうな物資を借りるくらいなら良いそうですが! なおケンタウロス集団が村へと到着する時刻の見込みは――」
のんびり出来る程ではないが、ちょっとした細工をする程度の時間的猶予ならあるらしい。
かくて冒険者達は迎撃プランを相談すると、村の北方へと広がる荒地へラクレンと共に向かいショウと合流したのだった。
解説
マスターより
リプレイ
「うわ、すぐに敵が来るんだね!」
雪のように長い白髪をツインテールにしている少女が報を聞き声をあげた。
山羊の半獣娘トゥーリである。
赤毛のお役人少女ラクレンが頷き、
「はい。ちょっとした細工をする程度の時間ならあるそうですが」
「細工?」
トゥーリが赤瞳を瞬かせ小首を傾げる。
「あらかじめ戦場に罠をはっとく、とかですね」
「なるほど。やる気があって展開が早い敵だと相手取るのは大変だし……出来る事はやっとこう!」
という訳で、冒険者達は顔をつきつけあーでもない、こーでもないと相談し迎撃プランを練り上げる事とした。
スコップや毛布なら大量に借りられる、との事だったので、
「落とし穴と塹壕で迎撃するのが定石でしょうか」
黒髪銀眼の若き射手ノックス・マグナが述べ、一行は荒野に穴を掘る事に決めた。
そこへトゥーリが言った。
「縄や出来れば手押し車を借りたいな。あとは杭と杭打ち用のハンマー!」
「えぇ、そんなに……この村のおっかない人達が貸してくれますかねぇ……?」
お役人少女はまるで『任侠の家から道具を借りてこよう!』とトゥーリが言ったかの如くビクビクしている。
「ワタシが交渉してみるよ!」
トゥーリは両手剣遣い村長翁の元まで自ら赴いた。
明瞭快活な交渉術を持つ少女が頼み込むと、頬に刀傷のあるギロリとした目つきの強面爺さんは、
「いいぜ」
と、あっさり二つ返事で承諾してくれた。
さほど高価な品物ではなかったから、というのはあるだろう。
が、冒険者達が失敗すれば困るのは農民達自身である訳なんだから、彼等は基本的に冒険者達に対して協力的なのである。
ただ、荒れ地を苦労して開拓し高い税金納めているにも関わらず、有事の際に全然役に立たない(弱い&すぐ逃げる)お役人達に対しての風当たりは強かったから、トゥーリが自分で交渉を行わなかった場合はこじれた可能性はあった。この国の農民達とお役人達の関係は微妙である。
ともあれ、交渉は成功し、村人達が至急で呼び集められて道具が掻き集められてゆく。
冒険者達は集めた道具を数台の手押し車に乗せると、ガラガラと押しながら村北方の荒野へと急いだのだった。
●
ノックスは戦場の中心に白い毛布、その四方に黒い毛布を敷き、これを目印に罠の場所をマッピングし周知せんとした。
しかし、
『戦場の中心』
どこだろう?
敵味方の動きで変わる。
なので、ノックスは戦場の戦術に詳しい傭兵団の団長のハヤト=ガラン=ヴォルファングと、同じく戦術と頭脳の回転力に定評のあるザザ=ステルヴィナの両名に相談する事とした。
「中心? あー中心か~、そいつぁ要は得物の間合いと」
「どこで迎え撃つか、よねぇ」
結果、敵の弓の有効射程は100mであるらしいから、まずは最大射程で射撃してくるものと考え、その弓手達が狙う最前衛の囮役達――アクティオンが「敵を誘導する為には必要でしょう」と主張し一理あるとして用意される事となったものだ――との間を中心と定めるのが良いだろう、との結論が導き出された。
あまり間隔を広くし過ぎても視認できない、という問題もある。
そんな訳で、トゥーリがラクレンを通じて敵の侵攻方向をショウから聞き出していたので、その侵攻方向からの予測軌道を基準に囮役達の立つ位置を決定し、ノックスは囮役達が立つ地点の北方50m地点に白毛布を置いた。
ここを中心と定め、白毛布の東西南北それぞれ50mの位置に黒布を敷く。
また、一同は基準を作る作業と平行しつつ落とし穴の建設を開始していた。
南側の黒布の少し北側の位置にザザはアクティオンらと共に落とし穴を掘っている。
「……まったく。乙女の細腕には重労働ね!」
スコップの先端を赤茶けた荒野の硬い土へと入れながら中性的で秀麗な美貌を持つエルフはぼやいた。なお乙女を自称しているが実際の性別は男だ。エルフである事も隠している。
「そうぼやくなって! 土掘るのは戦じゃ良くあることだぜ!」
銀狼獣人とゴブリナの血を引く銀髪赤肌のゴブリンが笑いながらスコップを振るう。
「そうね、だから頑張るけどね! でも、ウィート村の人達ってとっても屈強なんでしょう?」
「あ~、兵士連中、村人達の方が敵より怖いとか言ってたな……」
どーなってんだこの国の警備隊、とハヤトとしても思う所ではある。
「生活が懸かっている農民の方々がパワフルなのは良いことですが……兵士の方もそれに発奮するぐらいを期待したいところですね」
と言うのはフードをかぶったリザードマン、アクティオンである。
「ホントそーよねぇ~」
ザクザクと土を掘りつつザザが頷く。
「でも今は兵士より村人の話よ。そんな恐れられるくらい屈強だったら、ちょっと位は手伝ってくれたって良くない?」
「う~ん、そこのところは、まぁ、いくら屈強ったって戦士じゃねぇからなぁ……」
傭兵団の団長は思う。
ハヤト自身を含め冒険者達はそれに慣れきっているのでしばしば忘れがちだが、鈍く輝く鋭い白刃を突きつけ合って至近距離で斬り合うのは――めちゃくちゃ怖いのである。
遠距離戦なら少しはマシになるが、しかしそれでもやはり命のやり取りは震え上がる程に恐ろしい。
戦士が『戦士』たる所以は戦う覚悟があるからだ。
ただ力があるだけの存在を『戦士』とは呼ばない。
だから、ウィートの農民達は非常に屈強ではあったが、やっぱり農民なのである。
家族や村を守る為なら死に物狂いで戦うけれども、やっぱり出来る限りは戦う事は避けたいのが本音なのだ。
戦闘を生業としている者達とはそこが決定的に違った。
「……でも戦うのは無理だとしても、穴掘りの手伝いくらいは出来るでしょう?」
「ああ、それはそうだな」
「……もしかして、実際手伝ってくれたんじゃないですかね? 言えば」
トゥーリの物資要請の方は通っている。
ならば、穴を掘る為に人手を貸してくれと要請すればそちらも頷いてくれる可能性は高かったのではなかろうか。
「……なんで誰も手伝えって要請してないのよ?!」
「こりゃ盲点だったな! ま、警護の依頼を引き受けた身だ、俺達だけで穴を掘るのは苦労だが、きっちり仕事はこなしてやろうぜ!」
あっはっはとハヤトが笑う。今更村まで戻って交渉するのも時間のロスが激しいので、自分達だけでやるしかなかった。戻って万一駄目と言われた場合のリスクが大きすぎる。
「――まったく、私の腕が太くなったら責任取って貰うわよ!」
憤懣の声をあげながら、ザザは仲間達と共にスコップを振るいひたすらに穴を掘るのだった。
他方、ナハティガル=ラーは側面か背面を取れる位置を狙って塹壕を掘っていた。
具体的には北黒布と東黒布から縦と横に直線を引いた時に、北東の位置で交わる点である。正確に言うなら、そこから少しばかり北側に踏み込んだ位置だ。
ここなら上手くやれば弓持ちの女ケンタウロス達の側面も背面も取れるだろう。
もっとも、敵味方が激突する前に、敵勢からそこに塹壕があり隠れていると察知された場合、味方主力から離れている為、酷い事になるかもしれなかったが……まぁそこは別働隊の宿命である。神に祈れ。
(しかし、ケンタウロスがこんな所まで……?)
スコップを振るって穴を掘りつつナハティガルは胸中で呟いた。
「……連中、余程追い詰められているという事か」
事情を察し思う所はあったが、しかし略奪にまで走った時点で情けは不要、とも思う銀鬼であった。
他方、
「目立たないように赤い茶の毛布で隠すのもいいですが……黒と白の毛布を適当に敷いて敢えて目立たせて、赤茶の毛布が目立たないようにする事もできるでしょうか?」
そう考えたイヴェール・イリュジオンは穴掘りによって出た土を手押し車に乗せて運んで盛り、小さな壁とした。
その正面にまた穴を掘り、黒だとノックスの目印と混ざってしまうので白の毛布を敷いてダミーにせんとした。
そして『これを迂回するであろうならこの辺りを通るだろうか』と目星をつけた地点にバランスを崩す程度の穴を掘り、赤茶毛布をかけて隠蔽を図る。
「それにしても、ケンタウロスには対話が可能な知性がある亜人と思ってましたが……」
長い銀髪の娘がスコップを振るいつつ呟くと、それを聞き拾った名も無きシューターの某氏が答えて言った。
曰く『一般的な亜人の多くは人語を喋れないらしい』と。
喋れる者も中にはいるが、そちらの方が亜人としては特殊なのだそうだ。
氏曰く、
「まぁこれから来るグループには人語を理解出来る個体も混じっているらしいが……」
「なるほど、では蛮族と変わらないものなのですね」
「そうなるな」
それにノックスが落とし穴を覆い隠す赤茶の毛布の上にさらに土をかけながら言う。
「言葉は通じているのに敵対するとは残念です。あるいは、他の道があったかもしれませんが……」
「……襲ってきた以上、既に敵同士ですね」
銀髪金瞳の娘は述べ、黒髪銀瞳の若き射手は頷いた。
「ええ、可能な限り被害なく、速やかに殲滅してみせましょう」
ノックスは別の毛布に掘った土を乗せるとくるんで縛り、マジカルポケットの中に入れ戦場の後方へと運んだ。
他方、トゥーリは建築・土木のスキルを駆使してえっほえっほと手押し車で土を運び小山も築いている。
小山は基本的に穴のやや斜め前方に築いた。真横に築くより斜めの方が穴にはまった相手を囲んで叩きやすい。殺し間の作り方に似ている、というかそのものか。
併せて、杭に縄を結んで打ち付け複数を繋げた。縄の高さは低いものと高いもの織り交ぜてある。
その杭に黒髪黒瞳の青年セロンガード・シュタインドルフは土を盛って衝撃耐久度を強化しておいた。隠蔽の意味もあった。
セロン個人の動きとしては、可能な限り遠方から隠れながら攻撃する為の穴を掘ろうとした。
しかし情報によれば、女ケンタウロスの弓の射程はおよそ百メートル。セロンの弓も百メートル。つまり互角だ。
――どの位置に穴を掘って潜伏する?
女ケンタウロスを狙う場合、敵が最長射程で射撃してくるなら、セロンが潜む穴の位置は最前列の囮役達と同じ位置となる。
だが、セロンとしては可能な限り注目は集めないようにしたい。
囮と同じ位置の穴では、射撃する為に身を乗り出した瞬間、潜んでいたのが一発でバレるだろう。
潜伏場所の位置取りに頭を悩ませたセロンは、考えた末、白毛布の位置から西へ75mほど移動した位置に掘る事とした。
北の黒毛布と南の黒毛布を共にジャスト最大射程に納める位置である――75mだとぴったり100mとは違くない? とお思いの貴方、その計算は正しい。(本来なら86mであるべき筈だ)
だがそれはエーテルによる影響なのである。
とまれ、ざっくり言うなら戦場の西側をカバーする位置である。ここなら囮へと突撃するであろう男ケンタウロスも後方で射撃するであろう女ケンタウロスも両方狙える。
それと同時に、戦場の東側は男女共に狙えない事も意味するが、そちらはお味方に任せる事とする。
なお東側でも対称になるだけで同じ効果を狙えたが西側にしたのは、ナハティガルが東に伏せるからだ。あちらに目が引寄せられている間に敵の背中を射抜くのが理想だろう。
そろそろ敵が視認範囲に来る、との報告を受けたアクティオンは最後に仕上げとして各穴の底に複数のスコップを上向きにして埋め込んだ。荒野を開拓するスコップの先端はそれなりに尖っており、穴の中で不気味に輝いた。
「女ケンタウロス達の援護射撃を放っておいたら被害は甚大になる。此処は俺達で何とかするしかあるまい」
という訳でナハティガルは北東側に掘った塹壕にラクレンと共に身を隠し、赤茶の毛布をかぶった。
「ひぃ~、仕掛けるタイミング早すぎると孤立して袋叩きでフルボッコですから、その辺、頼みますよぉ」
赤毛少女はひそひそとそんな事を言っていた。
そしてセロンは赤茶の毛布を念入りに土で汚し、毛布を被って穴の中へと潜り、ノックスは正面より後方、南側に築いた塹壕に伏せ身を隠した。
●
やがて偵察していたショウが一行に合流し、その後すぐに北方よりケンタウロスの集団がやってきた。十体。
対するは冒険者十人とお役人二人の計十二名である。
半人馬達は散開している隊形で南下して来た。
女ケンタウロスが弓を手に15m程の間隔で横一線に五体並び、その斜め後ろ後方の位置で男ケンタウロス達が槍を構えてやはり15mづつ間隔を開けて計五体、横一線に並んでいる。
「勝利をー!」
射程に入る前、トゥーリは正面側に展開する味方を集めると気合の声と共に、鋼爪を天へと振り翳しながらエーテルを解き放った。
勇気の共鳴だ。
授恵者達の身が光で包まれ、力が湧き上がって来る。
回避に精神を集中させているトゥーリはさらに輝足を発動し己の脚部を輝かせた。元々非常に速かった山羊娘の反応速度が最早何かがおかしいレベルまで研ぎ澄まされてゆく。
支援を受けたザザ、アクティオン、そして弓手の某二人の計四名の射撃組が囮役として前へと出る。イヴェールとショウも前に出た。
彼我の距離が100mを切らんとする時、ザザは己の生命エネルギーを転化して魔力を強く増幅させた。
前列の五体の女ケンタウロス達が一斉に弓に矢を番え、赤光を宿し撃ち放つ。
「しゃらくさいわよ!」
耳を青髪の中に隠している美貌のエルフは、迫りくる赤い閃光に対し盾を翳して全身を光で包み込んだ。
赤光を纏う矢と光の障壁とが激突し、光粒子を撒き散らしながら矢が吹き飛んでゆく。
が、赤光はその場に残り、蠢いて広がりザザの身へと襲い掛かった。
「くっ……!」
トゥーリからのバフにより抵抗力は常より増してはいる、しかし抵抗するには足りない。輝くエルフに赤光が纏わりついて動きを強力に阻害してゆく。束縛だ。
他方イヴェール、こちらも勇鳴によりその身が淡く輝き反応が向上している。飛来する赤光矢に対し赤茶土の小山を盾とすべくその陰へと銀色の長い髪を靡かせ煌かせながら素早く飛び込んだ。矢が傍らの空間を突き抜け地に突き刺さる。回避した。
淡く輝く銀髪の娘は、素早く鋼の弓に矢を番えると猛然と撃ち返した。矢は旋転して空気を切り裂きながら飛び、唸りをあげ女ケンタウロスへと迫る。
女ケンタウロスが素早く身を捻り、しかし勇鳴によって常より鋭さが増している矢は女馬を逃さず、その脇腹へと突き立った。命中。
アクティオン、こちらも身が輝き反応が増している。が、囮を意識した為、遮蔽が無い。真っ向勝負で身を捌くも、唸りを上げて喰らいついて来た矢をかわしきれず、胴を撃ち抜かれる。
リザードマンの男が苦悶の息を吐き出し大きくよろめき、全身が赤光に絡み付かれてゆく。弓手某二人も同様に矢を受け赤光に絡み付かれている。
そんな中でもアクティオンは思う。
(これまでの兵達は早々に逃げた。こちらも最初にある程度下がる動きを見せればケンタウロス達を調子づかせられる筈……)
強力な束縛を受けている為、一歩も身動きが取れないのだが、それでも後退せんと足掻くふりを弓手達と共に取ると、予想の通り男ケンタウロス達が前方へと動き出した。
味方側はハヤトが前方へと駆け出し、トゥーリもまたザザへ左手を向け光を放って、
「突撃が来るよ!」
と注意を喚起しつつ駆け出している。
「――いやん! ホント何か今にも突撃して来そう~」
トゥーリからの光を受けたザザは赤光を吹き散らすと彼方を睨んだ。
男ケンタウロス達が穂先を真っ直ぐ前方へと向け前進してきている。
魔法はまだ届く距離ではない。
ケンタウロス達の槍突撃は90mもの距離を一瞬で詰めて来るという。
90m――その間合いまで五体の男ケンタウロス達が横一線に並んで前進した時、彼等は閃光と化して一斉に超加速した。
ザザは咄嗟に地を蹴った。イヴェール、殺界したかったが小山の陰から弓矢を撃ってたので間に合わない。
各騎狙いはそれぞれザザ、アクティオン、弓手某二人、ショウ。
直後、ザザの眼前まで一瞬で間合いを詰めてきた男ケンタウロスが、剛槍を稲妻の如く繰り出した。一瞬前までザザが立っていた空間を鈍く輝く穂先が爆風を巻きながら突き抜けてゆく。
罠にかけるべく備えていたアクティオンと弓手達の前にはロープがピンと横に密かに張られており、三体の男ケンタウロス達が物凄い勢いでロープをひっかけ転倒しながら、赤茶けた毛布によって隠蔽された毛布の上へと倒れ込んでいった。穴に落ちスコップの先端がその身に突き刺さってゆく。驚愕と苦悶の混ざった声が響いた。
ショウは罠の無い場所が指定されていたので槍突撃の直撃を受け、轟音と共に鎧を破砕されながら血反吐をぶちまけつつ吹き飛んだ。
が、意識は失っていないらしく黒髪少女は地をごろごろと転がり血反吐と土埃に塗れつつも相変わらずの不機嫌そうな表情でむくりと起き上がる。
『――我が敵は汝が敵なり』
軋音と共にザザの周辺の空間に夥しい数の小さな光球が出現した。
『流れよ光、〝流星光〟』
美貌の主が呪文詠唱と共に宿り木の杖を振るうと光が一斉に流れた。
それは冒険者達へと突撃した為に散開が解けた男ケンタウロス達を目掛け次々に襲い掛かった。
二体のケンタウロス達は素早く飛び退いて光弾群をかわし、しかし落とし穴に落ちている三体のケンタウロス達はかわせず蜂の巣にされ、次々に血飛沫を噴出させてゆく。
穴から様子を窺っていたセロンは、超視覚で男ケンタウロスの一体を視認した。落とし穴の中の男ケンタウロスは、その人型の上体だけを地上に覗かせ血塗れになっている
セロンは静かに、そして素早く穴から身を乗り出し、長大な強弓に矢を番え引き絞った。
月が満つるが如く大きく弓身が湾曲し、軋音が響く。
狙いを定め、放った。
暗殺の矢が旋転しながら風を巻き裂いて飛び、唸りを上げてケンタウロスの人型の背へと命中、深々と肉と内臓を抉りながら突き刺さった。
ケンタウロスの男は口から大量の鮮血を吐き出し、崩れ落ちて動かなくなった。撃破。
セロンは既に再び穴の中に身を隠している。
同じく塹壕に身を隠しているノックスは穴から身を乗り出すと長大な強弓に矢を番え、その先端に強力な重力波の力場を収束させてゆく。
黒髪銀眼の青年は、目標を睨むと鏃に波動を凝縮しエーテルを全開に撃ち放った。
重力波の矢が唸りをあげて空間を貫き、ショウを刺したケンタウロスの身に突き立ち炸裂する。波動がケンタウロスの身に纏わりいて急速に動きを鈍らせてゆく。
片眼鏡の少女がすかさず踏み込んで大刀を一閃し血飛沫を噴出させる。
ノックスは再び身を低くして隠し、塹壕内を横へと移動した。
アクティオンは赤光に縛られながらも、落とし穴から這い出てこようとしているケンタウロスへと弓矢を向け攪乱射撃――は間合いが近いので撃ち込みない、ラピッドショットを撃ち放った。
目にも止まらぬ速度で矢継ぎ早に二連射する。
アクティオンの精度は大幅に低下しているが、相手も落とし穴の中で身動きが満足に取れていない。
二連の矢が連続して男ケンタウロスの身に突き立つ。
弓手二名も西から四番目の男ケンタウロスへと矢を撃ち込んでいる。
他方、ナハティガルは塹壕から飛び出し、直近の女ケンタウロスの斜め後方より駆け迫っていた。
赤茶けた荒野の地を蹴り、銀の髪を靡かせながら双刃の鬼が駆けてゆく。
女ケンタウロス達は前方に集中しているのか、今の所、気づかれている気配は無い。
ナハティガルは一陣の風と化して跳躍するとエーテルを噴出し宙を滑空した。
ひらりと空を舞った銀の鬼は、女ケンタウロスの背に飛び乗ると、鋭く光る剣刃をその白い喉元へと回し、押し当て、掻き切った。急所への必殺の暗殺撃。
女ケンタウロスが驚愕に目を見開き、喉から真っ赤な鮮血を噴出しながら崩れ落ちてゆく。
ナハティガルは背を蹴って跳躍、着地し再び荒野を駆けてゆく。
絶命した女ケンタウロスが地に倒れる。一つ西隣の女ケンタウロスが気づいた。首を回し、倒れた仲間に気づき、視線を走らせナハティガルとラクレンの姿を捉える。叫ぶように声をあげた。ラクレンがシーザーロアを飛ばす。
他方、ザザは再び生命エネルギーを燃やして魔力を増幅させ、イヴェールはダマスカス鋼の大剣に持ち替えた。光を収束して長大な刃と成し構え、不可視のエーテルを周囲へと張り巡らせてゆく。殺界だ。
一方、
「ブレイブファング傭兵団のハヤト様が相手になんぜ!」
戦場の北側ではハヤトが真ん中の女ケンタウロスへと迫っている。ケンタウロスは迫るハヤトに対し西側へと駆けながら不可視のエーテルを矢に纏わせ撃ち放った。
勇鳴によって身を輝かせている赤い鬼は、疾風の如く突進しながら横にスライドし、迫る矢をすり抜けるように紙一重、鮮やかにかわしてゆく。
「――脚に自信があんのはテメェらだけじゃねーんだよ!」
疾く駆け、逃げるケンタウロスを追い、瞬く間に距離を詰め跳躍、
「うるぁ!」
裂帛の気合と共に両手に持つ双刃を嵐の如く振るった。
三連の剣閃が走り、女ケンタウロスが持つ弓の弦が切断され、その身から血飛沫が噴出する。
「これで弓は使えねーだろ!」
赤い鬼が着地と同時に再び駆け出す。
他方、西から二番目の女ケンタウロスは、西南方向へ駆けつつ弓矢を構え、自らへと迫り来ているトゥーリへと、心臓破りのエーテルを矢に収束させ撃ち放った。
山羊身の二脚の蹄で駆ける半獣娘は、銀のツインテールを靡かせつつ赤茶けた荒野を機敏に駆け、突撃しながら上体を捻り、こちらも最小限の動きで華麗にかわす。
その瞬間を狙い澄まし最西の女ケンタウロスがトゥーリの回避直後を狙いハーツベインショットを放つ。が、トゥーリは立ち止まる事なく斜め前方へと駆けながら、これも紙一重で突撃しながらかわす。完全に見切っている。中る気がしない。
「待ってねー!」
トゥーリは逃げる女ケンタウロスへとぐんぐんと距離を詰め、肉薄する。
西から四番目の女ケンタウロスはラクレンへと向け心臓破りのエーテル矢を放ち、赤毛少女は避けきれずに矢の直撃を受けた。
ナハティガルが風の如く女ケンタウロスの懐へと飛び込み、心臓目掛けて閃光の如く刺突を繰り出す。
ケンタウロスは咄嗟に身を捻った。刃が女の胸を切り裂きながら抜けてゆく。心臓には届いていない。急所狙いは決まると威力が跳ね上がるが不意を突くなりしないとなかなか決まらない。
腹に矢を突き立てられたラクレンは悲鳴をあげて踵を返し、元来た塹壕の方へと後退しながら自分にヒールしている。
他方、ノックスは再び塹壕から姿を現すと、弓に矢を番えエーテルを全開に収束させた。ぎりぎりと月が満つるかの如くに目一杯に引き絞ると狙いを定め、爆発的に矢を射出する。
爆風を巻き旋転しながら飛んだ鋭矢は、ショウと斬り合っている男ケンタウロスの胴を、骨肉を粉砕する鋭い音を巻き起こしながら錐のように深々と抉り、撃ち抜いた。
ケンタウロスが大量に赤色を吐き出しながら崩れ落ち、倒れる。撃破。
穴から再び顔を出したセロンは、槍を捨てザザへと長剣を振り上げる男ケンタウロスの背へと向かい、暗殺射撃を撃ち放った。
閃光の如く飛んだ矢が、男ケンタウロスの背に鋭く突き立ち、凶悪な破壊力を炸裂させ、身を大きく揺らがせる。
――が、一発では流石に倒せなかった。胴体への一撃で仕留めるには火力が足りない。
男ケンタウロスは身を揺らがせつつもザザへと踏み込み長剣を三日月の弧を描いて一閃する。
ザザは咄嗟に盾を翳し光を纏ったが、盾を掻い潜った刃が光の障壁を貫通して美青年の身を深々と斬り裂いた。
落とし穴から二体の男ケンタウロスが這い出て来て、うち一体が長剣を振るい弓手の一人を斬り倒した。名も無きシューターが宙に血飛沫を散らしながら倒れてゆく。
もう一体は赤光に束縛されているアクティオンへと迫り長剣を振り下ろし、リザードマンが斬り裂かれてその身より血飛沫を噴出させる。
血塗れになりつつもアクティオンは至近距離から反撃の矢を放ち、しかし、男ケンタウロスは身を捌いてこの射撃をかわした。同じく生き残りのシューターの矢もかわされている。
ザザは光を集めて己の傷口へとあて回復させつつ、光球を出現させた。光の球は周囲へと稲妻のような蒼白い光を轟音と共に荒れ狂わせてゆく。アーケイン・テンペストだ。
ショウはザザへとヒールを飛ばし、傷を回復させてゆく。
イヴェールが猛然と動き出した。長さ数メートルにも及ぶ長大な光の刃が唸りをあげて振り下ろされ、薙ぎ払われ、突かれる。高速の三連斬は、三体の男ケンタウロス達の、それぞれの脚の付け根付近を斬り裂き、穿った。
嵐の如く振るわれた光の刃により、ザザへと攻撃していた男ケンタウロスが鮮血を散らしながら倒れ、アクティオンへと攻撃していたケンタウロスもまた倒れ伏してゆく。
アクティオンが赤光を振り払った。
これは退き撃ちできる相手ではない、と悟ったか、女ケンタウロスは弓を捨て抜刀ざまにトゥーリへと袈裟に斬りかかった。
最西の女ケンタウロスもまた背に弓を納め、曲刀を抜き放ちトゥーリへと突撃し刺突を繰り出す。
山羊の半獣娘は、身を斜め下に沈めて袈裟の斬撃を掻い潜ると、横にステップしつつ身を捻り、右腕に嵌めた手甲爪を一閃した。
突撃ざまに繰り出された刺突がトゥーリの肩を掠めながら空間を貫き抜けてゆき、交差ざま、唸りをあげて振るわれたダマスカス鋼の爪刃が、女ケンタウロスの脇腹を深々と掻き切りながら抜けてゆく。すれ違うように駆け抜けた馬人の脇腹から血飛沫があがって宙に赤い線が描かれた。
弓の弦をハヤトに斬り裂かれた女ケンタウロスは、その残骸をハヤトの顔面目掛け投げつけるとほぼ同時に抜刀ざま、曲刀を下方より逆袈裟に一閃する。
「へっ――」
ハヤトは顔へと飛んで来た弓を首を傾けて回避すると、精神を研ぎ澄ませた。
「当てれるもんなら当ててみやがれ!」
迫る白刃に対し身を低く沈め掻い潜ると、三連の剣閃を一瞬で巻き起こす。女ケンタウロスの脚が斬り裂かれ、赤く染まってゆく。
血塗れの女ケンタウロスは赤い鬼を睨みながら、追い詰められ気圧されたが如く脚を引きずりながら後退る。
他方、ラクレンに執着している女ケンタウロスが弓矢を放ち、心破射でスリップダメージを受けている逃走中のラクレンは、塹壕内に飛び込んで間一髪矢を回避した。
涙目でひぃひぃ言いながら引き続き自分にヒールしている。
「女の身で異郷の地まで訪れるのには訳があるのだろう――だが、命の遣り取りに情けは無用だ」
その隙に背後より跳躍してエアーライドで滑空したナハティガルは、女ケンタウロスの背に飛び乗ると、剣の刃を喉へと後ろから回して押し当て引き裂いた。
「悪く思うな……」
鮮血が噴出して女ケンタウロスが崩れ落ちる。必殺の一撃。撃破。
速度と移動の自由を取り戻したアクティオンは後退しつつ素早く弓に矢を番え、精神を研ぎ澄ませ矢を撃ち放った。
鋭く飛んだ矢が屈強な胸へと突き刺さり、男ケンタウロスは呻き声をあげ、倒れた。
イヴェールは弓に持ち替えると矢を番え引き絞り、女ケンタウロスへと向け放った。
ノックスもまた塹壕から出て前進し女ケンタウロスへと向け射撃を開始する。
イヴェールの、次いでノックスの矢がハヤトと斬り合っている女ケンタウロスへと次々に突き刺さり、断末魔の声をあげながら女ケンタウロスが倒れる。
セロンは引き続き穴の中から暗殺射撃を繰り出し、トゥーリに斬り裂かれていた最西の女ケンタウロスが、見えない死神の矢を受け倒れた。
ザザとショウはヒールを飛ばしている。
残り一騎となった女ケンタウロスは踵を返して全速で逃走に入った。
「追撃を!」
トゥーリが叫んだ。自身も駆けているが、離されはしないが追いつけない。攻撃する余力が出ない。
「応!」
これに対しハヤトが応えた。赤鬼は全力で疾風と化して追いすがり、後方より女ケンタウロスへと肉薄するとまずその背に飛び乗った。
「襲うからには返り討ちにされても文句はねぇよなぁ!?」
女ケンタウロスは半狂乱で暴れ回ったが、ハヤトは腿で馬腹を締め、右腕を胴へと回してしがみつき振り落としを堪えた。
そうして左手に持つ短剣を手の中で回転させて逆手に持ち直し、その鋭い切っ先を向けると、延髄へと振り下ろして撃ち込み、一発で仕留めたのだった。
かくて、冒険者達の活躍により、略奪を繰り返しながらウィート村へと迫り来ていたケンタウロス集団は殲滅された。
戦後、ナハティガルは野晒しは酷と考えケンタウロス達の墓を作った。
彼等の帰りを待って居る者達も居るのだろうと。
そんな様子を眺めながらザザは呟いた。
「しかし、ケンタウロスが人里まで姿を表すなんて……これも大陸の異変の影響なのかしら?」
大陸三大国たる帝国が瞬く間に崩壊した大変異の影響は、世界のどこまで及んでいるのか、はかりしれないものがあるのだった。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:標準8 / 4〜10人
2021年03月27日 06時34分34秒 公開
相談掲示板
シューターのアクティオンです、よろしく。 ケンタウロス達相手に開けた荒野で、ですか。まあ依頼主の意向であれば仕方なし。 ちょっとした細工をするぐらいなら出来る、ということで、そこでどれだけ不利を無くしつつ、有利を信じてくるであろうケンタウロスの出鼻をくじけるか、ですかね。
シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 恐らく、配置的には男ケンタウロスが前衛として隊列前方に展開し、 その後方に女ケンタウロス(そんなの居たのか…)が控えている可能性が高いと推測。 女ケンタウロスの援護射撃は厄介極まりない為、速い段階で何とかしたい所だ。 対応策として回避と抵抗を高めた状態でメインアクションで全力移動(フェザーステップ+疾風足活性化)し、女ケンタウロスに斬り込む事を考えている。
赤眼の山猫団、シューターのノックスです。よろしくお願い致します。 敵は散開しているそうなので移動力されあれば前衛に阻まれることなく後衛に切り込めると思います。 この散開が合流に数ターン掛かるほどのものなら各個撃破が狙えるので助かるのですが、実際はどれほどのものでしょうか……。 男ケンタウロスは飛び道具持ちに突撃してくるそうですし、対策しなければなりませんね。 スコップと毛布は用意されているようなので落とし穴を作成することが定石でしょうか。 しかし、一人が掛かれば残りは警戒するでしょうから、次善の案として塹壕を掘ることを提案します。 塹壕によって攻撃時のみ体を出し、攻撃が終われば塹壕に隠れて移動を行うことで敵に狙いを絞らせないようにすることが出来ると思うのですがどうでしょうか。
やっぱり普通の落とし穴で良いかもしれませんね。 落とし穴の上に赤茶の毛布を被せて目立たないようにしておいて、さらにはデコイとして落とし穴の上以外にも毛布を置いておけば突撃をためらわせることが出来ますし。
>敵陣形 女ケンタウロスの方がINIが高いということで、女ケンタウロスが射程を活かしてこちらを崩したところに男ケンタウロスが突撃、ですかね。 今出ているような罠を張る(落とし穴だとか、突出を利用して各個撃破とか)なら、あえてやりたいようにやらせて調子づかせるのもありかもしれません。 ここにいたるまでの兵士たちは割とさっさと逃げているようなので、それを含めればこちらも消極姿勢を見せてみればケンタウロス達はこちらを「恐れるに足らず」と見てもおかしくはないでしょうし。
トゥーリだよ、よろしくね! 数は足りない場合にはNPCが入るけど、クラスとかがランダムなんだね…… その場合は結構厳しそう >INI INIが早い方が先に動く、とは限らないかも? 基本的には♂が前に出て、後ろから♀が弓を撃ってくる構図はその通りっぽいけど、とにかく相手の方が移動力が高いんだよね。ひたすら♂が壁に徹して、行動順を調節した♀が引き撃ちされると結構面倒そう。 村の外での迎撃は必須で、障害物の多い所へは引き込めないっていうことだからアクティオンさんが言ってくれてる通り、ある程度やられたフリして引き付けるのは必要そうだよねぇ…… ワタシ、囮しようか?
数が足りない場合の増援は、こちらでどうにもできない以上言っても仕方ないですが……こちらと同じような動きをしてもらう(例えばシューターが入れば自分と似た動きをしてもらう)とかでしょうか。 >INIが高い方が早く動くとは限らない 戦術的に、敢えて他の動きを見てから動くというのは確かにあり得ますか。 とはいえ、こちらは迎撃、向こうは略奪目的なので、逃げるなら追わず、どっしり構えれば向こうは仕掛けざるを得ない……というのは楽観ですかね。 大回りして抜けようとか考えられると面倒ですが。 >囮 男ケンタウロスは、初手は目に見えて分かる遠距離武器持ちを優先するそうですし、引き込んで叩くならこちらの後衛に食いつかせる方が良いでしょう。 逃げから罠にはまった相手に反転するにも射程がある方が良いでしょうし、問題なければこちらが。
キャスターのザザ=ステルヴィナよん。今回は宜しくね。 >事前 ケンタウロス達が村に到着するまで時間はある上、 頑丈なスコップと大きなサイズの毛布が借りられるって事は、穴を掘って『落し穴か塹壕』を作れって事よね? しかも、御丁寧に荒野の土と同色の『赤茶』まで用意してあるし…。 >囮 男ケンタウロスは弓や杖を装備する後衛職を狙って来る傾向から、先ずはキャスターの私や、シューターさん達に食いついて来るかと。 私を含め、シューターさん達も隊列後方に布陣すると思うし、男ケンタウロス達の方から突っ込ませた方が良い気がするわ。 >NPC ラクレン・アイコピーさんと、ショウ・ハバコンさん達にはどう動いて貰う? どちらか1名には後衛職の護衛に就いて欲しいと思っているのだけれど。 >行動 初手ではサブで【アーケインテンペスト】を男ケンタウロスに使用する予定よ。
>事前 まあすっぽりハマる程のものを作るかはともかく、突撃がとまってすっころぶぐらいの穴っていうのがやりやすい感じでしょうか。 穴を掘り終わった後、スコップを穴のそことかにそのまま攻撃用の技(ハマった勢いで刺さる感じ)にしてもいいかもしれません。 >行動 囮やりつつ、ちくちく引き撃ちですかね。 >NPC ショウ君の方は重武装な分、ケンタウロスに動き回られると振り回されそうですね。仰るようにどちらかに護衛を頼むならこちら、という気がしますが…… ただ、見た目からして固いので、あえてかわされる可能性もありそうです。そう考えると、単純な壁というよりは相手のルートを絞るための障害的な立ち位置でいてもらう方が良いかもしれませんね。 ラクレン君は直接ぶつかり合うよりも撹乱とかの方が得意そうでしょうか。 メインアタッカーが仕掛ける時に、ケンタウロスに逃げられないように牽制でもしてもらいます?
>事前 ある程度の作業時間が取れるなら、俺は女ケンタウロスの背面or側面が取れる位置に塹壕もどきを掘って、その中での待機を考えている。 >NPC 出来れば移動力の高いラクレンには、女ケンタウロスの牽制を担当して貰えると助かる。 俺も序盤から女ケンタウロスの対応に周るつもりだが、流石に1人だと心許ないのでな。
塹壕と落とし穴はセットでいいんじゃないかな? 穴掘ったら土は自然と出てきちゃうし。 あとは杭と縄とかで脚を絡める罠ぐらいはあってもいいかも。 走るペースを乱すぐらいにはつかえそう。 >移動力 装備とスキル次第だけれど、ワタシも移動力は6まで上がる構成があるよ~ ヒーラースキルは使いにくくなるけど、回避力がかなり上がるからそれはそれで弓矢対策にもなりそう
>トゥーリ 女ケンタウロスの対応に周って貰えるのなら非常に助かる。 今の所、俺は女ケンタウロスの背面or側面が取れる位置に塹壕もどきを掘って待機する予定。 ケンタウロス達が攻撃開始すると同時に、女ケンタウロスに斬り込んで攻撃&攪乱を試みるつもりだ。
>罠 穴を掘れば土が出るのはその通りですね。 マジカルポケットを持っていくので、落とし穴を掘った際に出た土は一塊にしていただけると私が回収して塹壕作成の方に利用したいと思います。 杭と縄はおそらく村からは供出して貰えないので所持品として持っていく必要がありそうですね。 杭はスコップで代用出来そうなので縄が有れば大丈夫だと思いますが。 作成出来る落とし穴の数には限りがあるのでダミーとして何もないところにも赤茶の毛布を敷いておきますね。 それから味方が仕掛けられた落とし穴やロープの位置を味方が把握出来るように戦場の中心に目印となる白い毛布を敷き、一定間隔で四方に黒い毛布を敷きたいと思います。
>戦闘 ではこちらは素直に正面配置で男ケンタウロスへの囮を兼ねつつ射撃戦、ですかね。 >NPC ショウ君は正面配置で大丈夫でしょうか? 問題なければこちらで書こうかなと思っていますが。 あと、最終的に4名ほどランダム増援になりそうなので、このあたりはどうするか……防衛ラインがあまりに貧弱だと塹壕での待機組がバレそうなので、すくなくとも何名かは前配置の方がと思っています。 ランダムなので、具体的な動きはあまり事前の想定は難しそうですけど。
>ショウ&ラクレン ショウは正面配置で問題ないかと。 ラクレンの方は塹壕待機&女ケンタウロス対応で構わないだろうか? それと、ラクレンのスキルは【シーザーロア】【ヒール】を持って行って貰うのが無難かと考えているが――どうだろう? ラクレンの方は俺の方で書いておくつもりだ。 >名も無きNPC冒険者 半数以上は正面配置で良いと思う。
>罠 落し穴を掘る場所は、正面配置組の前方とかで良いかしらん? >スキル 初手で【アーケインテンペスト】を使用する予定だけれど、 特性スキルの残り一枠を何にするかで迷い中。 【スタティックフィールド】で敵の移動力を阻害するが、 【閃く爆光】で魔法攻撃力を上げて、殲滅力を高めるか… どちらにした方が良いと思う?
申し訳ありません。遅れました。 シューターのセロンガードです。 よろしくお願い致します。 話の流れを読んで参ります。
排土を掩体構築に使用するのは良いとして、 落とし穴を掘った後毛布を被せると思いますが、 その毛布の上に、乾かした排土を被せることで一層の掩蔽効果が期待できるでしょう。 また、落とし穴は大きなものを数カ所掘るよりも、小さなものを数多く掘ったほうが効果は高そうです。 バンブートラップを作るには木々が不足していそうなので、持ち込んだ矢を応用すればなんとかなりそうです。 また、女ケンタウロスと男ケンタウロスを分断させる為に埋設したロープを前衛ケンタウロス通過後に展張する事で、前衛ケンタウロスが通過して安全だと思っている後衛ケンタウロスを転倒させることが出来るかもしれません。 屈強な大男でも眠れそうなサイズの毛布(色は赤茶、白、黒の中から選択)と記載されているので、それらを加工して被れば、発見されづらいと思います。
>スキル 相手の機動力が高そうな上に散開しているので、【閃く爆光】で魔法攻撃力を上げて初手でなぎ払ってしまった方が最終的な被害は少なそうだと思います。
>スキル >セロンガードさん アドバイス有り難う♪ じゃ、【閃く爆光】の方を持って行く事にするわねん。
おーっす! ギリギリの参加になっちまったがゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、みんなよろしくな!! 流れは大体理解してるが俺も【疾風足】を2つ積んでく予定だから女ケンタウロスに向かうつもりでいるぜ!!