【澱道】煤の澱
崎田航輝
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シナリオID:623
オープニング
あるものは怯えを露わに、あるものは虚ろな瞳で、暗く冷たい空間に連れられてゆく。
その先にあるのは檻だ。
猛獣はいない。罪人はいない。空の鉄格子。中に入るのは、少年少女自身だ。
そうしてこれから“商品”になってゆく。自分の置かれた状況の、全てを自覚しているものは少なかったけれど――そこに救いがないという事だけは皆が理解していた。
と、一人の少年が拘束具姿のまま逃げようと走る。
「おっと」
同時、声と共にその髪を上から掴む影があった。
声を漏らす少年を持ち上げ、目線を合わすその男は――美しいスーツに身を包んだゴブリンだ。
この“奴隷市”の監督役。ギーブルファミリー構成員、ヘルムート。
優男の面に、恐怖を与える笑みを浮かべている。
「どこに行こうというんだい」
「離、せ……!」
「おやおや、参ったね」
大げさに息をついたヘルムートは、少年を降ろしてから――その腹部へ革靴のまま蹴りを入れた。
少年が苦しげに崩折れる。
ヘルムートはその顔を覗き込んだ。
「生意気は駄目だよ。君は奴隷なんだ。商品は商品らしくしなくちゃ、ね?」
――傷物になりたくないだろ、と。
囁かれた言葉に、少年はもう抵抗も出来ず……手下によって檻に入れられた。
ヘルムートは布で軽く革靴を拭い、奥の椅子に座る。
「さあ、今日も仕事を始めよう」
そうして腕を広げて言った言葉に、手下達は逆らう事も出来なかった。ただ静かに、粛々と――その勤めを果たしてゆく。
●仇
「今の所ギーブルからこっちへの動きはないようだ」
イーヴォ村の家の中で、冒険者達を前にロルフは語っていた。
それは前回、ギーブルへの復讐の為に冒険者達へ街への潜入を頼んだ事。そこでの情報収集で、確かな成果を得た事についての話。
あれから、ギーブルによるイーヴォへの手出しは行われていないのだという。
冒険者達の工作も手伝って、こちらの思惑がまだギーブル側にまだ勘付かれていないのか。
それとも、主要構成員には死者も出ていない事から些事と捉えられているのか。
判らねぇが、とロルフは言いながらも真っ直ぐに見つめる。
「とにかく今、こっちが自由に動けるのは事実だ」
だからやれる事やりたい、と。
「これまでの、冒険者達の働きには礼を言わせてくれ。そして、危険な橋を渡らせちまってすまねぇが」
もう少しだけ手伝ってくれるかと、ロルフは続けた。
冒険者達の視線に答えるように、頷く。
「ああ、その通り――闇市に向かって欲しいんだ」
それはギーブルファミリー構成員、カシュパルから得た情報から判った、非合法取引が行われている市場だ。
目標は、その中にあると言われる“奴隷市”。
「……そこに十中八九、兄貴をやった構成員がいるはずだ」
情報をもらって分かったよ、とロルフは拳を握る。
「兄貴だったら、絶対にそんなもん潰そうとしたはずだってな」
ロルフの兄カミルは元々、行き場のない子を集めて孤児院を建てようとしていた。
自分達がそうだったから。人一倍、孤児に対して思い入れがあったのだろう。
そして、カシュパルが言っていた事――「ギーブルでは身寄りのない子供が行方不明になることもある」という情報。
カミルは孤児院を作ろうとする過程できっと、その事を知ったのだ。
「だったら、兄貴がそれを放っておくはずはねえ」
推測でしかないが、カミルは人身売買に関わってそうな場所を当たって、探って、そして奴隷市を見つけたのかも知れない。
おそらくは、話し合いで解決しようとした事だろう。
それが自分には分かると、ロルフは言った。
「……兄貴らしいよ」
だがカミルの優しさなど、通じる相手じゃなかった。
「兄貴の思いと命は、踏みにじられた。だから――その無念を晴らして欲しいんだ」
闇市の場所は判っているという。
「出入りするのはギーブルだけじゃねえし、向こうも市場だからな。裏で活動してるような奴を見つければ、そこから知るのは難しくねえ」
無論闇市も一つではないが、カシュパルからの情報がある。それに、そこはカミルのメモでも言及があった場所だと言った。
「それが“湖市”さ」
小さな湖の中洲に造られた市場らしい。
行き来に渡された橋を渡る必要があり、自然、出入りは相互監視される。
「だが出入りするやつなんて後ろ暗いやつばかりだ。悪目立ちさえしなきゃ、見て回るのに苦労はしないだろう」
カシュパルからの情報によれば、その奥部の建物に奴隷市はある。
「きっと厳重だろうさ。手下による監視もあるだろう」
だが向こうも“商品”は気兼ねなく見てもらいたいはず。怪しい動きをとらなければ内部に入り込む事は難しくはないだろうと言った。
「で、その監督役として全てを仕切っているのが……ギーブルの構成員の男だ」
名はヘルムート。
「カシュパルの話しぶりが本当なら、こいつは極悪だぜ」
闇市での存在感を出すために、自ら奴隷市の発起と監督を買って出た。“商品”を拡充するために、最近では他の奴隷商とも繋がっていたらしい。
「ギーブルの幹部の一人だろうな。自分の道のために手段を選ばず、周りは全部そのための道具ってタイプだろう」
カミルはそこへ、勇敢に立ち向かった事だろう。
それを蛮勇だと、ロルフは言わない。
「兄貴は……売られる子供達を守るために、戦ったはずだ」
それは間違いなく正しい戦いだったのだと。
それでもカミルは殺され――そして無残に捨てられた。
「力が及ばなかったんだ。俺の力を足しても、きっと及ばなかったろうさ。ギーブルの幹部だ、只者なわけがねえ」
だから全てを託させてくれ、とロルフは言う。
「お前達の力で、俺と兄貴の復讐を成し遂げさせてくれ」
求めるのは一つ、ヘルムートの首だ。
ヘルムートがカミルをやったと判れば、後は全力で仕事を遂行して欲しい、と。
ただ、とロルフは付け足した。
「そこには売られているガキ達がいるはずだ。そいつらも解放して、連れ帰ってきてやってくれないか」
カミルが望んだ事でもあるから。
その子供達の為にも、と。
「遂げられなかった事をしてやりたいんだ」
解説
マスターより
リプレイ
(奴隷市に、奴隷商……そこそこ噂になってるみたいだな)
中洲に広がる“湖市”。
ざわめきに満ちるそこで、シスル・ノーティラスは人々の声に耳を傾ける。
フードを被り、徐々に奥地へ歩みつつ。判るのはギーブルの存在感が増しつつある事だった。
(それも奴隷商売を始めたから、か)
その事実に息を吐きながら――見えてきた建物に目をやった。
奴隷市。奥地にあるそれは、巨大な倉庫にも似ている。
外からは何も窺えない。だがその中には確かに少年少女が囚われているのだ。
「奴隷か」
小さく零すのは、ヨル・スレイマン。歩みながら呟く。
「いつまで経っても変わらんものだね」
「……、ええ」
ルアンナ・ミュラーもそっと応える。
自身の事へも、思いを巡らせていた。それ故に“客”としての潜入に躊躇う心はあれど。
(子供達を救出する為には仕方ないですね)
決めれば迷いなく。香水を振ってから、歩み出す。
続く仲間達も、散発的に距離を空けながら――闇市の最奥へと入ってゆく。
中は冷えた空気の下、檻が並んでいた。
拘束具をつけられた奴隷候補が“陳列”されているのだ。
その景色に、コルネリウス・アーラは微かに唇を震わす。
コルネリウスの家族は皆孤児で、人買いに売られた経験のある子供もいた。だから他人事ではないと知っていたけれど。
(……)
自身は家族に囲まれてそんな思いをせずに育ってきた。だから今、それが現実に在るのだと目の前に突きつけられた気がして。
(こんな所で、身を以て知る事になるなんて――)
でも、今は焦りも飲み込んで。冷静に観察しながら、客として振る舞った。
それはレイ=レーベンス=レックフォードも同じ。仮面を被り、“お忍びの貴族”の装いで。子供達を値踏みするように練り歩いてみせる。
(悪党らしいとは聞いていたが、本当のようだな)
ちらりと視線を上げれば、壇上にスーツの男――ヘルムートがいる。客の多さ故だろう、どこか愉快げな表情すら見せていた。
(高みの見物、というわけだろうか)
心に呟きながら、ガルレイド・S・グリディッカーも一瞥だけして。怪しまれる素振りは一切取らず、檻の前で手下に声をかける。
「値段を聞きたい」
「……すぐに買ってくか?」
「格闘の相手に欠いていてな」
応えると、手下は値を提示した。
(……)
それは予想外に低い金額だ。
ギーブルは闇市で存在感を示す過渡にある。故に、まず客の確保を優先する狙いなのかも知れなかった。
思惑がどうであれ、それは実際に買う事が可能な値だ。
「貰おうか」
言ってガルレイドは少年一人を連れ出す。
するとアウル・アンサラーも別の檻で立ち止まっていた。
そこには恐怖に泣き出しそうな少年。その襟首を、アウルは格子越しに掴んでみせる。少年は声を上げかけるけれど――
(冒険者だ。助けてやるから静かにしてろ)
顔を寄せて言ったアウルの言葉に、驚いたように声を止める。
「よし。……こいつを買うぜ」
アウルはそのまま少年を檻から出させ、更に物色を続けた。
レイもまた二人を奴隷として買ってゆくと――機を見てコルネリウスが尋ねた。
「商品は、ここに出ているもので全部ですか?」
「気に召さなかったかい」
言ったのはヘルムート。
ヨルは顔を上げ、ああ、と尊大に応える。
「他にあるなら見ておきたい。こっちのは好みじゃないなんだ、わかるだろ?」
「勿論」
ヘルムートは上機嫌なのだろう、すぐに合図して在庫室を内から開けさせた。
ヨルは中へ入ると、部屋の作りを観察しつつ――子供を物色するふりをして留まる。
コルネリウスは在庫室を出てから、三人買うと言って陳列場の檻から子供を出させた。
これで自由になった子供が数人。配置も予定通り。そのタイミングで動き出すのが――素知らぬ顔で入ってきていたオゴスだった。
(始めましょうか)
まずは隠れて、小さな藁束に魔法で火をつける。
すると煙が上がり、すぐに異常が周囲に知れた。
「何だ! ……ボヤか!?」
そして予想通り手下達がざわめき出す。
皆はそれを機に、外へ逃げる素振りをしながら――子供達を連れ出し、無関係の客にも避難を呼びかけ始めていた。
それとすれ違いに奥へと奔るのが、突入してきたシスルだ。
「上がりをよこせ!」
張り上げる声と、露悪的な紋様のマント。
息を合わせて踏み出すオゴスもまた、金ラメ帽子に黒眼鏡、ヒョウ柄上着。傷を隠すのも兼ねて戦化粧も施しており――その見目にヘルムートは目を細めた。
「……まさか強盗か? ここが誰のシマだと……」
「関係ねえな。だがこんな場所なら、さぞ大金があるんだろうなあ!」
と、オゴスが声を張り上げ壇を駆け上がれば――
「テメェが頭だな!」
シスルも檻を足場に高々と跳び、ヘルムートへ迫りゆく。
まだ残っている客がいると見れば、ルアンナも悲鳴混じりに彼らを追い出し始めていた。
「みんな逃げてーー!」
それに誘われて無関係の者が皆外へ出れば――「逃げ遅れた客を助ける」と述べて冒険者達だけで再び中へ。
戦闘態勢を取っている手下の一人に狙いを定めると、まずはルアンナがエーテル球を発射。動きを縛り付けてみせた。
はっとする手下を、ルアンナは見据えてみせる。
「お客さんだと思った? 残念でした、私も一味なんですよ」
●強襲
在庫室のヨルも、動き出す。
「……不味いな。おい、逃げ道を」
言葉で管理人に壇上への道を開かせた上で――隙をついて背後から魔法攻撃。その管理人を一撃で斃して檻と拘束具の鍵を奪い取った。
その間にも、仲間達が陳列場へ戻ってくるのが見える。
作戦は予定通り、それでも気を抜かず。
「さて、ここからか」
宙を翔けるように、シスルはヘルムートの眼前に舞い至る。
その短い瞬間にも、見えていた。檻の中の子供達。拘束され、自由を奪われたその姿を。
(あたしはあっち側だった)
腕っぷしが立たなければ、顔が気に入られなければ。檻の中の彼らは――あれは自分だったと。
剣を握る手に力が籠もる、けれど。
(……あたしは冷静だ)
故にこそ、視線は真っ直ぐ淀みなく。
(――完璧に殺してやる、あんたの兄貴の仇をな)
直後、壇上に着くと勢いのままに剣撃を見舞った。
「……!」
ヘルムートは鋭い衝撃と毒に蝕まれ、驚きの目を向ける。それでも舌打ちしながら反撃にと剣を抜く、が。
その横合いへ迫るのがオゴス。斬閃に光糸を伴わせ、体を縛り付けてみせた。
呻くヘルムートは、下方で客だったはずの面々が襲撃に戻ってくるのを発見する。
「何が起こってる」
いや、何でもいいと首を振って。
「とにかく全員、殺してやる」
「……そうは行きませんよ」
と、静かに返したのはオゴス。
直後、周囲に眩い壁が降りてきた。階段下から手を伸ばしたヨルが、光縛を顕現させたのだ。
オゴスと共に、ヘルムートの傍で隔絶される形となったシスルは――刃を構え直してみせていた。
「さ、これでしばらくは出られねーな?」
下方では戦闘が始まっていた。
手下は焦りと共に、陳列場へ舞い戻ってくる面々を見回している。
「まさか、全員グルだってのか」
「だったらどうした」
些末な事だろ、と。言いながら短弓を引き絞っているのはアウルだ。
手下は苛立ちに刃を握り締める。
「誰に喧嘩売ってるか、判ってんのか」
「さあなァ」
アウルはそう返すだけ。
実際、演技でもなく――ギーブルの幹部を相手取る事自体に感慨はない。
ばかりでなく、子供達の事も、この戦いが正義か否かさえも、アウルにとって重要な事ではなかった。
それはアウルが何処までも傭兵だという証左に他ならず。“依頼は依頼”、ただその一点によってのみ――アウルは矢を放つ。
瞬間、風音を上げて鏃が首に突き刺さり、その手下は息絶えた。
別の手下が横合いから迫ろうとするが……そこへはガルレイドが狙いを定めている。
短く周囲を確認すれば、檻に囚われた少年少女が未だ残っているのが判る。だがその数は少なく、巻き込まぬように戦う事は難しくなかった。
ならば、倒すべき敵を倒すだけ。
迷いなく、ガルレイドは燦めく魔弾を撃ち出して手下の一人を沈めてゆく。そのまま静かに口を開いて。
「今のうちに」
「はい……!」
応えるコルネリウスは倒れた手下から鍵を拾い上げ、少年少女を解放していった。その全員が自由となれば、道を阻む手下へと剣を抜き放ち。
「――通して頂きます」
凛然とした瞳に決意を秘めて。繰り出す横一閃でその手下を排除する。
残る手下達も、逃すまいと攻撃にかかってくるが――立ち塞がるのがルアンナだった。
「手出しはさせませんよ」
仲間達に、そして誰より無辜の子供達に、と。
元より人身売買を行っていた者達に対して、手加減をするつもりはない。凝集した魔力から青々と煌く水の奔流を生み出して――
「斃れてもらいます」
瞬間、解放。滂沱の衝撃で押し流してしまうように、手下を一人、二人と、確実に撃滅してゆく。
その間にコルネリウスは子供達と共に外へ。
安全な場所まで避難させると、未だ不安げな彼らに目線を合わせて優しく声をかけた。
「大丈夫、必ず護ります。一緒に此処から出ましょうね」
だから少し待っていてくださいね、と。
そっと言い聞かせて――再び内部へと走ってゆく。
「面倒な真似を……!」
光の檻の中で、ヘルムートは毒づきながらも戦うしかなかった。
対するオゴスはどこまでも冷静。放たれる剣撃を受け流しながら、尋ねる。
「カミルさんを知っていますね」
「あの男がどうした……、まさか、君等は奴の仲間か」
ヘルムートははっとして零した。
シスルも斬り込みながら声を投げる。
「だったらどうする?」
「……愚かとしか言えないよ」
数歩下がりながらも、ヘルムートは口の端を持ち上げた。
「首を突っ込もうとして、楯突いて、死んだ。君達も同じ目に遭いに来た訳だ!」
「……カミルさんを殺したんですね」
オゴスの言葉にも、ヘルムートは肯定の笑いを響かせる。
「ああそうさ。無様だったよ。最後まで奴隷共の事なんかを気にかけて、何も出来ずに死んでいったんだ」
「――そうか」
と、静かな声が挟まれる。
それは壇上に上がってきたレイだ。
「それが聞ければ、いい」
後はただこの成敗に手を貸すばかりだ、と。
時間によって光の檻が消え去ると、その瞬間、レイは剣先を突き出してエーテルの塊を撃ち当てた。
無理矢理に注意を引かれたヘルムートは、レイへと刃を飛ばす。だが予見された攻撃なら防ぐのも難しくはなく――レイは盾で弾き返した。
次には、窓から眩い雷光が訪れる。
子供達を避難させ戻ってきた、ヨルの魔法。激しく迸り、火花を散らせた稲妻は――違わずヘルムートへ降り注ぎ、膚を灼いていた。
「がっ……!」
ヘルムートがよろめけば、その隙にレイが一閃。苛烈な衝撃波を叩き込み、鮮血を噴出させた。
●脱出
血溜まりの中に、ヘルムートは膝をつく。
苦悶を零しながら立ち上がると――陳列場の手下が一人残らず倒れているのが見えた。
「馬鹿な……」
「食うもの食われるものは、簡単に逆転するさ」
ヨルが言ってみせると、ヘルムートは歯噛みする。
「……こんな事をして、何になる。仇討ちのつもりか。もう死んだ奴の代わりになって、たった少しのガキを助けて……」
「そのガキの為に、カミルは命を懸けてたんだろうよ」
シスルが声音を抑えて言えば、オゴスも頷いて。
「カミルさんの気持ちは、判りますよ。俺も悪党の端くれですがね。餓鬼を喰いものにする下衆には――反吐が出ますから」
そのまま素早く踏み寄って、突き出した刃で腹を刺す。
血を吐いたヘルムートへ、そのまま問うた。
「奴隷商とも繋がりがあるのでしょう」
「そ……そうだ。ルゴール商会……あいつらだって、同じ事をしている」
ヘルムートは後ずさりながら、焦るように言う。
「ゴールディで上に行きたいなら、このくらいの事は、必要だ。儲ける為に誰かを利用するなんて、皆やってる」
「……だから、許されるとそう言いたいのですか」
コルネリウスは静かに、けれど確かな怒りの感情をもって首を振っていた。
「ひとは、人の命は……道具ではありません……子供達もカミルさんも! あなたの様な人が、いるから――」
けれど、それ以上言っても無駄だと判った。ヘルムートが反撃の態勢を取り始めていたからだ。
だからコルネリウスは一度だけ目を伏せて――衝撃刃を放つ。
よろめくヘルムートへ、シスルも刃を突き降ろして足を潰す。悲鳴を上げたところへ、ヨルも迷わず魔法の矢を放って体力を削ぎ取っていた。
ヘルムートはそれでも刃を投擲しようとする、が。
その眼前へ迫るのがレイ。
「もう、やらせはしない」
踏み込みながら、振るうのは全力を込めた剣撃。肩口を抉り込むよう、肉を断ち骨を砕いてゆく。
倒れ込んだヘルムートは、訴えた。
「……僕を殺してここを潰しても、意味なんて――」
「意味ならあります」
ルアンナは肉体を蝕むエーテルでヘルムートを弱らせて、鮮烈な光弾を撃ち込んでいた。
「ここで一つ、奴隷市場が消えるのですから」
「――ああ」
ガルレイドも頷いて、その手に閃光の如き魔力を宿す。
元より肉体的な奴隷も精神的な奴隷も好きではない。ならば子供達に自由を与える事は、己にとっても意味がある。
「それに――盗品ならば、盗ってもよかろう?」
そしてこの戦いがロルフの思いを遂げる事になるならば。放つ魔弾が鋭く、ヘルムートの胸部を穿ち貫いた。
ヘルムートは苦悶の喘ぎと共に手を伸ばす。
だが慈悲無く、アウルが弓弦を引いていた。
「諦めるんだな」
宙を奔る一矢は狙い違わず、ヘルムートに突き刺さって命の灯火を薄らがせてゆく。
呻くヘルムートの、胸元を掴んだシスルは――短剣を振り下ろして目を潰した。
「ぐぁ……」
「テメェはテメェの行いによって死ぬんだ」
そのままシスルは首を掻き切って――ヘルムートを絶命させた。
「……終わりましたね」
オゴスは言うとすぐに戦化粧を落とし服を着替える。
そして盗賊としての格好を、死体に纏わせた。シスルもまたマントを亡骸に着せると――アウルが建物内へ火を放つ。
「これで“焼け死んだ強盗犯”の出来上がり、ってなァ」
その後金銭や資料、足のつく証拠も全て奪取。残る全てを燃やした。
レイは再度仮面を被る。“客”として脱出するためだ。
「では行こうか」
皆は頷き、外へ。
煙が上がり、闇市は騒ぎになっていた。一行は逃れ出た客として、そのまま人波に紛れて湖から出ていく。
その先で、ルアンナは子供達に水を飲ませてあげた。
子供達はまだどこか、信じられない様子だったけれど。ルアンナは皆の頭を撫でてあげる。
「もう大丈夫ですよ」
それに子供達は少しだけ、顔に生気を宿す。そうして皆は最後まで気を抜かず――林を抜け、帰還していった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年03月08日 00時48分15秒 公開
相談掲示板
ウォーリアのコルネリウスです。宜しくお願いします。 出来れば奴隷商の情報まで得た上で依頼を完遂させたいですね。 ・流れ 内部に入り込む事は難しくないとの事ですので、中に入るまでは事を荒立てずに、となりそうですね。 先ずは見て周り内部を把握してから、合図を決めておきテレパスなどで情報共有を行い動く。 その後は分かれて子供を開放・ヘムルートの確保などで分担を行うといった大まかな流れをひとまず提案です。 ・在庫室 こちらは壁沿いの最奥に入り口、というのは裏口のようなもの…なのでしょうか?また管理人は在庫室の「中」にいて扉に鍵が掛かっているが、ヘムルートの横から入る場合は鍵開けは不要と認識して良いのでしょうかね。 この辺りは認識がずれていると大変ですので、ご意見を伺いたいです。 鍵は攻撃スキルで壊す場合は音がかなり出ると思いますので、その点で注意が必要そうですね。 ・陳列場 こちらでは子供を巻き込まないように注意しなければいけませんね。 あとはギーブルとは無関係の陳列場の客をどうするか。 客については個人的には意図的に巻き込むつもりはありませんけれど、方針は固めたいです。
アウル、シューターだ。 引き続きのヤツもこっからのヤツも、よろしくなァ。 あァ、依頼の達成条件を満たした上でなら、情報を得られるに越した事ァねぇな。 >流れ そうだな。基本的にはそんな感じじゃねぇか? ターゲットはそこそこ強敵みてぇだからなァ…。 他の対処が済んで援護が出来るようになるまで、ヘルムートは倒すってよりも抑え込んで時間を稼ぐ…って意識の方が良いんじゃねぇか? >在庫室 裏口…ってのはどういう事だ? 単に奴隷市になってる建物の一番奥、っつー事かと思ってたが。 あァ、ヘルムートの傍にある階段からならすんなり入れるモンだと俺も認識してたな。 逆に、在庫室に入れればヘルムートの傍へも楽に行けるんじゃねぇかと思ってたなァ。 鍵を壊すなり開けるなりだと、目立つのは仕方ねぇが…。 「並んでるのに良いのがなかった。在庫を見せてくれ」とか何とか言って金をチラつかせりゃ、入れたりしねぇモンかね。 >陳列場 どうすっかねェ…。 例えば騒ぎになった時に中に居たヤツらが逃げるのをそのままにしておくと、騒ぎが奴隷市の外まで拡大しちまうかもなァ。 湖市に居るのはギーブルだけじゃねぇが、後ろ暗いヤツらである可能性は高い。 橋を渡るしか湖市に出入りする道がねぇとすると、ヘルムートを殺ってガキ共を連れ出しても、後が辛いかもな。 ガキ共を連れてるだけなら「全員買った」で通せる可能性はあるが…。 逃げ出さねぇように、入り口を塞いで「大人しくしてれば危害は加えない」と脅すやり方もあるが、その分人手は不足しちまうな。 騒ぎを起こさず目的だけ達成出来りゃ、それが一番だろうが…。
>在庫室 すみません、少しイメージが沸かずに外部の壁沿いのように勘違いしていたみたいです。 単純に一番奥に在庫室があり、内部の中央奥にヘムルートの台座横にも階段の通路があるという認識で良さそうですね。ありがとうございます。
キャスターのルアンナです。よろしくお願いします。 目的地までは荒事を起こさなければすんなり入れると…。 カミルさんについての情報は、ヘルムートをおだてていればポロッと言ってくれそうです。それで奴隷商の情報が出た所で作戦開始ですね。 >戦闘 私の攻撃はほぼ範囲攻撃なので、対象識別できるものをセットしていきます。 見張りと手下は戦闘が起こればこっちに来るでしょうけど、管理人は在庫室に忍び込めればそっと倒せそうですね。
シーフのオゴスです。どうぞよろしくお願いいたします。 無関係の者をどうあしらうかが、後々響いてきそうですね。 目があった相手を眠らせる汎用スキルもありますが、そもそも騒ぎを起こさない策を練った上での保険として使うのが良さそうです。
ヒーラーのヨルだ。引き続きこのままで(抱えた骨頭をコツコツ叩きつつ)宜しくね。 現行の流れに異論はないよ。 戦闘になるまでの事前準備もしっかりしていきたいね。 >在庫室 ヘルムート用の出入り口が階段の先にあるのかな、という認識だったね。 形状ははわかんないけど、入り口よりはすんなり入れると俺も思う。 客の振りから「在庫をよく見せてくれ」と言ってみるのは自然だし良いと思うな。 子供に接触できれば、いざ戦闘となった時のために情報を伝えておくこともできるね。 >戦闘 ヘルムート、高いところにいるのがものすごく嫌だな。しかも範囲攻撃がある。 これ、バレたら割と簡単に子供に範囲攻撃をぶち込むような脅しもできそうだよ。 基本は動かず高所から射程取り放題、行動を阻害したところで手下にやらせる立ち位置なのかなぁ。 カミル君がやられて日も浅いからね。向こうにも心構えがあるはずだ。 在庫室には管理人もいるんだな。ちょっとうまく考えないと、全員無事の救出は大変そうだ。 手下を絆して丸め込んだり、事前に人数を削ぐような事ができたらそれもいいかもね⋯⋯。
>在庫室 「在庫を見せて」と言ってみるのは自然ですし良さそうですね。上手く入れそうであれば少人数でそちらに回り、管理人を倒して在庫室の子供達の確保が出来れば一番良いかもと思います。 >戦闘 こちらのスキルの対象識別は必須ですね。 ヘムルートは射程もかなり長いですし、脅されるのは充分あり得るかもと思いました。せめて高所からは引き摺り降ろすか、別所へ誘導しまいたいところです。 場合によっては全員と戦わない可能性もある…のであれば、手下と見張りは上手くやれば戦闘を回避できるのかもしれませんけれど、ちょっと現段階ではヨルさんのいうように買収や丸め込みなど以外には案が思いつきません。 陳列場で戦闘を行うのであれば役割分担を行い子供達の安全確保(避難)に手を回すかどうか、なども決める必要がありそうですね。
悪い、遅くなった。シーフのシスルだ。今回からになるけど、よろしくな。 できれば取れる情報は全部取り切りてーよな。 既に上がってっけど、無関係の客がすげー嫌だ。面倒な奴が混ざってた場合、後々厄介なことが起きそうだぜ。 ざっと考えたのは客が興味を惹かれるような何かを外で起こして釣り出すか……喧嘩とかさ。 もしくはヘルムートが在庫室へ引っ込まざるを得ない状況にして、そっちで全部済ませるか、かな。 在庫を見せてくれってな流れから先に管理人を片付けて、管理人に呼ばせるなり客を装ったまま呼びつけるなりすれば、うまくやれっかも。 管理人とヘルムートだけ倒せたら、手下と客にはヘルムートの指示を預かったとか適当なこと言って追い出せるかもしれねー。 あ、まだ人員配分とか考えねーで言ってっからな。
>在庫室 いや、それについて考える切欠になるしな。 思わぬ話の繋がり方で、別の問題や妙案ってヤツが浮かぶ可能性もある。 疑問や提案があるなら、言ってくれるヤツの方がありがてェ。 で、その在庫室だが… 確かに、鍵のかかる扉がある部屋だ。周りからは見えねぇか、少なくとも見難くはあるだろうなァ。 「在庫を見せてくれ」と言って侵入→管理人を無力化→在庫室にヘルムートを誘き寄せる、って流れは俺もアリだと思うぜ。 追加でちと思ったんだが。 最初にヘルムートが居る場所(中央の最奥。おおよそ二階に相当する高さの壇)へは、陳列場から直で行けるのかね? 壇って表記からして完全に壁に囲われた場所じゃなく、陳列場からそのまま繋がってる場所だろうから、無理やり行けない事もないだろうが…。飛び越えたりよじ登ったりじゃ、目立ち過ぎるだろ。 在庫室にヘルムートを誘い込んでも、直ぐに引き返して壇から陳列場のザコ共に呼びかけられちゃ意味がねぇからな。 同じタイミングで、逆にヘルムートが居た場所から在庫室に向かえるヤツが居りゃ、挟み撃ちの形に出来て逃がし難く出来るかと思ってなァ。 陳列場と在庫室と壇の繋がりが、 陳列場↔在庫室↔壇 なのか、 陳列場↔壇 ↕ ↕ 在庫室 なのか、っつー話だが……通じるかァ?これ…。 目を逸らしてぇ場合は、小さな騒ぎを起こして注意を惹くってのはアリかも知れねぇなァ。
ウォリアーのレイだ。 よろしく頼む。 子供達の安全確保はしっかりしておきたいところだな。 巻き込むのに躊躇をする輩ではないだろうし。 カミル殺害についてはヘルムートからもそうだが、奴隷にされている子供にも知っているものがいるかもしれないしね。 「在庫を見せてくれ」と言って侵入からの流れは良いのではないかと私も思う。
>子供達 子供の救助が目的の一つだと敵にバレないようにした方がよさそうですね。 ヨルさんの懸念が現実になっては一大事です。 目的の一つがヘルムート殺しですし、これを終えるまではあえて子供達を守る素振りを一切見せない、って方針もありかもしれません。 >在庫室 陳列場から壇には直接の通り道はない、という風に俺は解釈しました。建物の構造の正式なルートとしては陳列場から直では行けないものと思っています。 何か俺が勘違いしてないと良いのですが。
>在庫室 アウルさんのイメージですと、陳列場の『壁沿い』がどの壁なのかで少し構造が変わってしまいますけれど、私は後者の方に近い印象でした。 『壁沿いの最奥に入り口がある大きな空間』 『ヘルムートの傍にある階段からも繋がっている』 "も"、という表記があるので陳列場からは直の道があり、少なくともそちらは鍵が掛かっていて開けなければ入れない。またヘムルートの傍の階段からは別の経路があるのかなと…。 >壇 ヘムルートがどこかから壇上に上がるための場所はある、と思うのですよね…。 それが『ヘムルートの側の階段』なのかもと思いましたがどうなのでしょうね。
>子供達 もしくは、あくまでも商品としてのガキ共…奴隷が欲しいって思わせる、って形もアリじゃねぇか。 適度に守っても不信に思われず、だが人質や脅しとしての価値はないと思わせられれば…って感じだなァ。 ヤツらにしても金の元だ。無駄に消耗したくはねぇだろ。 >在庫室、壇 あァ…。「ヘルムートの傍にある階段からも繋がっている」は「在庫室へ行く方法」であって「壇へ行く方法」じゃねぇからなァ。 陳列場から壇へ、直接行ける場合と行けない場合、2パターンを想定してプレイングを書くか、端から「行けないモノと考える」か。 壇へ行く方法があった場合は挟み撃ちを提案するのは変わらずだが、無理だった場合はどうするよ。 全員で在庫室ってのは目立ち過ぎるとは思うが…。
ガルレイド・グリディッカー、引き続きよろしく頼む。 >壇 直接行けない訳ではなく、怪しまれずにいけるかどうかの問題ということでいいかね?取り敢えず階段がなくともたかだか3m程度、授恵者なら手が届くと思うのだが。 某としては壇の用途が分からん以上、陳列場からは階段などで直接、怪しまれずに行ける方法はない考えで良いと考えている。不確定なものは前提としない、だな。 あと全員とことを構えるかどうかだが、買うなりしない限り子供らを全員救出するのは難しいとは思っている。タイミングの問題だが、最終的には怪しまれようが押し通る考えではいる。
>壇 アウルの図で言うと、つながりを示すなら前者。 位置関係のイメージに近いのは後者、だと思ってたぜ。 何にせよOPを読む限り、陳列場から壇に行く方法があるとはひとっことも書いてねーんだよな。建物の使い道を考えると、確かにそこ通行できなくて何の不都合もねーし、むしろあたしらみたいな連中の襲撃を想定してんなら通れねーほうがいい。 ……てことで、ガルレイドと同じく「行けないものと考える」を、あたしも推すぜ。 その上でどーするか、だよな。 何人かが客として在庫室に入って管理人を押さえ、ヘルムートをおびき寄せた後、時間差で表で騒ぎを起こすなりして客と手下をおびき出す。その間に別のメンバーが陳列場へ入り、壇に上がってヘルムートの背後を押さえる……とか? んー……不確定要素が多いな。 挟み撃ちをとりあえず置いとくなら、何らかの方法で客を外へ出せたら、あとの手下は全部倒してもよさそうだけどな。 客と事を構えると面倒くせーけど、手下は確かに片付けちまった方が楽かも。
>壇 そうですねぇ、陳列場→壇は有無についてはどちらも特に触れられていませんので初見では見つけられない(直接は行けない)ものとして動く方が良いかもしれませんね。 >子供の救出 ガルレイドさんの仰ることは最もですね。 子供を開放するには、買ってしまうのが一番スムーズかもしれません。拘束された状態で戦闘が開始されてしまうと護るのも大変です。 1人につき1~2人購入すると陳列場の子達は捌けますから、その流れでお客さんは追い出すことは出来ないでしょうか…。
>事前の奴隷の購入 これも良いと思うな! 表沙汰にはしたくない商売だろうから、売れすぎると怪訝に思う可能性はある。 あるけど、全員買えなくても、半数でも減れば全然違うよね。 先に連れ帰った子供に、内部の話を聞くこともできる。 >流れ 大雑把に「情報収集」と「戦闘」に分けて考えるといいかもしれないな。 事前の「情報収集」の段階に、タイミングを分けて客として赴き子供を買いつつ内部をよく見ておく。 この時点で、可能であれば客を外に連れ出すこともできるかもしれない。 声をかけて外に誘う→離れたところで「あの店には曰くがあるから近づかない方がいい」と言っておく、とかね。 多少迷惑な客を演じたりすれば、点在する手下をどこかに移動させることもできるかもだ。 >奴隷救出がバレないようにする 子供が残る状態で戦闘をしなければならなくなった場合、はなから「金銭を奪いにきた強盗に見せかける」……とかもありかもしれない。これは全員じゃなくても。 戦闘が開始した時に、ヘルムート達への攻撃を主とする「強盗役」と、すでに内部に入っていて救出を主とする「客役」に分かれる感じ。救出対象が全員捌けていれば、客役も攻撃に加わる。 >壇 俺も「怪しまれずに登るのは難しい」だと思うんだよな。 戦闘が開始したら登ることも可能だし、在庫室から挟み撃ちするのも出来るんじゃないかな。 もし届くなら、ヘルムートを開幕で光縛封に閉じ込めたい気持ちはあるな……届けばだけど。
>強盗作戦 なるほど…! 「ギルドが違法市場に乗り込んできた」よりは「強盗が子供を奪いにきた」の方がヘルムート達も子供達に手を出しにくいかもしれません。 強盗役と客役に分かれているのも実際に有り得そうです。
>流れ ヨルの言ってる感じ、よさそうだな。 客役が内部の確認と他の客や手下の引きつけを、強盗役がヘルムートの殺害を目指すって認識でいいか? ガキどもの救出をどっちが担うかは流れにもよりそうだけど…… 客役が陳列場にいるか、在庫室にいるかで変わりそうだ。 ヘルムートは強敵だっていうし、強盗役は戦闘に専念するとして、一部の客役がこれまで上がったように「他のを見せてくれ」って言って在庫室に入ってたほうが良いか。 突入時点で手下がまだ陳列場に残ってたら、客役が相手する感じになるかね。 これだと配分は客役5人:強盗役3人くらいか? んー、やっぱ他の客だけはなんとかして外へ出しちまいてーなー。 手下だけなら多少キツくなってもやりようはあるけど、いくら後ろ暗かろうが無関係のヤツがいるってのはやりにくすぎるし。
連投になって悪い。締め切りそこそこ迫ってきたんで、一応。 もし下の流れで行くなら、あたしは強盗役でも客役でもどっちでもいい。 けどひょっとしたら、檻とか足場にしてエアーライドで壇に上がれるんじゃね―かって思ってて、もし人目を気にする必要がない状況になるんだったら試してみたくはある。 だから、一応強盗役の方を希望しておくぜ。 勿論調整は問題ない。
>子供 子供を買っちまうってのは名案ですね! 俺には思いつきませんでした。 >無関係の客 建物で火事が起きたように誤解させて避難を誘導するのはどうでしょう? こういうのはちょっとズルい感じになるかもしれませんが、生活魔法の火は大規模に燃えないってのを逆手にとるとか。 >役決め 移動系のスキルを用意して俺も強盗役に回ろうと思います。 「客役」 「強盗役」 シスル オゴス
>無関係客の誘導 戦闘が始まった時点で客役の人がパニックを起こして外に逃げ出した風にすれば、釣られてみんな外に向かうんじゃない? 客役はまた市場に戻って来れば良いし。 私がその役、やっても良いですか? 「客役」 ルアンナ 「強盗役」 シスル オゴス
流れはヨルさんの案が良さそうだと思いましたし、私も異論ありません。 取り急ぎ、私も客側を希望します。 内部の調査と子供の保護を中心に行い、全員解放次第戦闘へ加わりますね。 スキルは何かあったときに足止め用の殺界は積む予定です。 「客役」 ルアンナ コルネリウス 「強盗役」 シスル オゴス
●客役 ・戦闘開始時、客として現場にいる者を指す ・うち何人かは在庫室内にいる(『管理者』対応のため) ・強盗役とは無関係を装いつつ子供や客を保護、誘導 ・事前行動が成功し救出対象がいない場合は攻撃 ●強盗役 ・あくまで金品奪取が目的に見せる(子供を人質に取らせない為) ・救出対象者が多い場合は敵の意識を引きつけることも視野 ・在庫室にいる客役とヘルムート挟撃を狙うのもあり こういう感じで提案はしてた。 戦闘開始より事前に子供を買て帰るのは、強盗役が客としてやるのもいいと思ってるよ。 オゴス君の火事案とルアンナ君の誘導は、どっちもやってみていいかもだ。 救助対象がいなければいないほど戦いやすくなるね。 ●分担 客側、開始時に在庫室に入れて貰うのを狙ってみようかな。 在庫室からヘルムートのいる壇まで行けるなら、速やかに光縛封で遠距離攻撃を封じることができる可能性もある。 この時シスル君がヘルムートと接敵していれば、シスル君ごと閉じ込めてしまうのもありかも……と思っているけど、不味い場合はやめるようにするので言って欲しい。 「客役」 ルアンナ コルネリウス ヨル(在庫室) 「強盗役」 シスル オゴス
>事前の購入 全員じゃなくても減らせれば…ってのはアリだな。 その額にもよるが、試してみるのは良いんじゃねぇか? これで一人当たり10万Gとか言われたら、後で金は回収するにしてもそもそも払えねぇからなァ。 >流れ 客役と強盗役か。面白ぇな。 んじゃ、俺も客役に回るかねェ。 一度外に誘導して出た後、「さっき見かけた客がまだ中にいる」とか何とか言って戻りゃいいか。 あァ、火事もパニックを装って逃げるのを促すのも、良いと思うぜ。 生活魔法で火を起こすってのは、予測以上に燃え広がっちまうのを防ぐ為、良いんだよな? その後、本当に燃やしちまうのはどう思うよ。 強盗役として動くヤツらをどう外に出すかってので、「逃げ遅れていた客」に偽装出来ねぇかと考えてなァ。 強盗役として姿を現した時に、外套なんかで本来の見た目を隠し、かつ別で目立つ点(印象的な飾りや紋様やら)があれば、それを脱いじまえば誤魔化せるか、ってな。 人目を気にする必要がない方向に持ってくんじゃなくて、人目を利用する方向に持って行く…って感じか。 ついでにそれを手下に着せてヘルムートの傍で燃やしちまえば「強盗犯はヘルムートの強さを見誤って相打ちになり、火に焼かれた」って筋書きが出来ねぇか? 調べりゃわかるかも知れねぇが、その場を離れやすくはなるかと思ってなァ。 ま、やる事が増えると字数が増えちまう。 取り合えず提案の一つとして、だなァ。 「客役」 ルアンナ コルネリウス ヨル(在庫室) アウル 「強盗役」 シスル オゴス
まとめありがとな。ほぼ理解した、と思うぜ。 事前の奴隷購入もいいと思う。……って言ったつもりで言ってなかった。 客を追い出すのに火事騒ぎや強盗に怯えてパニックのふり、ってのもアリだな。 確かに逃亡時の偽装はちょっと考えた方がいいか。ここ、連中のシマなんだもんな。 アウルの案、使わせてもらうぜ。戦闘に注力するなら多少は文字数調整利きそうだしな。 >光縛 いいぜ、面白え。まとめてやっちまってくれよ。 近接技も持ってるらしいが、3ラウンド程度なら避けきってやる。 それに……何故殺されるのか、ヘルムートには言ってやりてーしな。
>火災 逃げやすいのは確かに。この事件はまだ次に続きそうだし、表向きにも「強盗が入って火災が起きた」となった方が後々良いこともありそうだ。俺は良いと思う。 向こうにある書類とか他の何か、情報として持ち帰る必要があるなら、それを集めたあと……の方がいいかもだけど。前半は生活魔法で調節しつつ、後半は本当に燃やしてしまう、という感じかな。 >シスル君 よかった、心強いね。じゃあそのつもりで構えておく。 光縛封は途中で切ることもできるから、問題がありそうならこっちで終了させるのでそこは安心して欲しい。
解り易く纏めなどありがとうございます。 概ね把握できていると思います。事前購入についても値段が解らない懸念などはありましたので、既に出ているように可能な範囲でとなりそうですね。 >火災 私も更に後の事を考えれば、強盗と火災の流れで異論ありません。あと最後には本当に燃やしてしまっても良いと思います。
まとめありがとうございます。 俺は強盗として立ち回りつつ、ボヤ騒ぎと戦闘後の放火を起こしてみますね。 >予測以上に燃え広がっちまうのを防ぐ為 はい。そうです。 なんとなくですが本来なら、生活魔法の火を火計などで利用させないためのルールのような気がしたので、この使い方はどうかと思いつつ……。 これは俺が勝手にメタな事情を深読みしただけですし、もう盛大に燃やしちまいましょう!
まとめを感謝する。 大胆な案だが面白いと思うよ。 私は客側かな 「客役」 ルアンナ コルネリウス ヨル(在庫室) アウル レイ 「強盗役」 シスル オゴス
まとめに感謝する。 では、こちらは強盗役かね。 「客役」 ルアンナ コルネリウス ヨル(在庫室) アウル レイ 「強盗役」 シスル オゴス ガルレイド
>逃亡時の偽装 オーケーだ。 じゃあ俺も「逃げ遅れた客を保護する」つもりでいるぜ。 何か隠す必要がある場合のために、別で外套を用意しとくか。 >火災 あァ、そうだな。 件の奴隷商に繋がるモンもあるかも知れねェ。 そこらを見つけるまでは、うっかり燃やさねぇようにしないとな。 ボヤ騒ぎとその後の放火の火種もオゴスが様にしてくれるようだし、頼んじまうか。 ハッ!ま、別に明確にダメだと言われてる訳でもねェ。 やってみて「それは駄目だ」となっちまったら…まァそん時はそん時だろ。 もうちっとで出発だなァ。 客として入り、内部構造の把握と、可能な限りの奴隷の解放(購入)、ボヤ騒ぎが起きたら客を外に誘導、「逃げ遅れた客」を助けに中に戻り戦闘(手下優先、後にヘルムート)、保護(偽装)した人間を伴い脱出 俺の行動はこんな所だなァ。 一応ギリギリまでは見れるはずだから、何かあったら変えられるぜ。