いずれ旅立つ幻揺鏡
弓月 蒼
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シナリオID:485
オープニング
いつかの春にいくつかの夏。秋が過ぎて冬が来て、いつか貴方が旅立つ頃。
一人の娘が帰り着く。ようやく戻って来れました。
けれど娘は知らぬのだ。幾年月を重ねても、旅立ち戻らぬ妹の。
無事を願った彼のことを。砂の間に間に旅立ち消えた、たった一つの願いの果てを。
それは夢幻の階に、最早交わることはない。
鏡の泉は代価を求める。生きて戻るることは無し。
帰った娘は問い掛ける。兄がどこか知りませんか。
一人が消えて一人が還る。願いはかない、けれどまた。
還らぬ兄の無事を願い、旅立つ娘の行方は知れず。
さがない者は詠うのだ。縁なく叶わず。故なくば通ず。
それは旅立つ幻揺鏡
――――砂漠の民の民話
●折角王都へ帰るなら
学術都市『ヴェルクリエ』――――別荘地の一角にて。
私室の窓際を見つめながら、1人の淑女が物憂げな溜息を吐いていた。
「どうなされましたか、お嬢様」
控えた家令長、エドワーズの問に。お嬢様と呼ばれた少女が視線を流す。
「ねえエドワーズ、窓の外から駆け出しの演奏家たちの調べが聞こえるわ。
王都にはない、拙くも希望に満ちた調べ。こんな音色に浸れるのも、もうあと少しね」
長く住んだヴェルクリエの別荘も、あと数日で引き払うことが決まっている。
幼少期にこの地を訪れてから十年近く過ごしたのだ。最早もう一つの故郷と言って過言はない。
郷愁に瞳を伏せる少女に、エドワーズが手元の手帳を開く。
丁寧に折りたたまれ挟まった一枚の綿紙。冒険者ならば良く見知る『依頼票』と言う奴だ。
「寂しく想われますか」
「勿論よ。寂しくて、心細くて。泣いてしまいそう」
切々と応える少女の声色は、あたかも詩人が諳んじる姫君の如く麗々と。
主人の心を推し量り、熟練の家令長は瞳を伏せて冒険者ギルドから持ち帰って来た依頼表を開く。
「『一緒にイグノ砂漠へ挑んで下さる冒険者大募集。報酬、時価。依頼人、冒険者のオーロラ』」
「――――なんで勝手に持って来るのよエドワーズのばかぁっ!!!」
大体において。この家系のお嬢様がお嬢様ぶっている時は、他に何か隠していることがある。
その程度言わずとも悟れなければ、熟練の家令長など務まらないのである。
――――――――――――
――――――――
――――
「お祖母様の意向で、王都へ帰ることになったの」
学術都市『ヴェルクリエ』の一角。冒険者ギルドの支部が併設された酒場の中。
昨今、“冒険者のオーロラ”を名乗って時折顔を出しているお嬢様が開口一番切り出した。
聞いているのは受付を担当するハーフリングと、たまたま酒場に居た幾人かの冒険者だ。
勿論、彼らは依頼を受けるとも受けないとも言っていない。突然話かけられただけだ。
とはいえ、相手が金払いの良い顧客であることは知れ渡って久しい。
持って来る冒険がやや夢物語に寄り過ぎていることを除けば、話を聞いて損がある訳ではなく。
「そこで、どうせ通るのがイグノ砂漠よ! これを見て。今回は挿絵付き!」
開いたのは古い羊皮紙の本。描かれているのは2人の男女である。
しかし、本題はそこではないらしい。少女――――オーロラの指先はその背景を指している。
「イグノ砂漠の神秘『旅する幻揺鏡』。
これね、授恵者にしか見えないと言われてる湖なの。凄いわよね、興味あるでしょ。ね? ね!?」
なんだか圧が凄い。しかしてつまり要するに、件のお嬢様は冒険がしたいのだ。
けれどその背後では彼女に常に付き従う初老の男。家令長が両手で×を作っている。
流石に、イグノ砂漠は唯人にとってはただ歩くだけでも死が程近い危険領域だ。
日焼けとすら縁遠そうな生粋のお嬢様。どう考えても突入するには荷が重すぎるだろう。
「まあ、入り口とされてる場所は大砂蟲の巣らしいんだけど」
前言撤回。日焼けとかお嬢様とか関係なしに危険な様だった。
少なくとも物見遊山で行ったり出来る場所ではない。道理であまり聞かない訳である。
「でもね、この湖に硬貨を投げて祈った願いはいつか必ず叶うって砂漠の民の伝承なのよ。
ね! 素敵よね! もうこれだけでロマンの香りがするわ、冒険者なら分かるでしょう?」
きらきらした眼差しを向けるオーロラに、受付のハーフリングが肩を竦める。
どう考えても、リスクとリターンが噛み合わない。それはまあ家令長も×を出す訳だが……
「――――だ、そうだけど。どうする?」
受付から投げられた声。それは態々ヴェルクリエから同盟を突っ切ってイグノ砂漠まで。
遠路遥々世間知らずのお嬢様の夢想を叶える為に骨を折るのか。と言う問い掛けだ。
余程酔狂で。相当暇人で。ついでに冒険にロマンなんて腹も膨れない物を求める冒険者。
そうそう居はしないだろう。家令長の意図はさておき、そも人が揃わなければ不成立だ。
けれど、ならば。だからこそ。件のハーフリングは悪戯っぽく喉を鳴らして笑ったのだろう。
家令長は心から嫌そうに眉を寄せ、お嬢様は花咲くように微笑んだ。
「アンタらがやるって言うなら、ギルドは哀れな市民の歎願を承認せざるを得ないわけだけど」
このヴェルクリエ。開闢以来、酔狂者の絶えた試しなどあるわけもなく。
それはきっと度々酒場を騒がせた少女への、学術都市からのささやかな餞別に違いない。
解説
マスターより
リプレイ
――――その日、ヴェルクリエを出る馬車の発着場にて。
奇人に事欠かない学術都市でも過去あまり類を見ない、黄色い歓声が上がっていた。
「オーロラさん! また一緒に冒険出来て嬉しいです!」
「エフィ! 私もよ、きっと応えてくれるって思ってた!」
手を取り合って再会を喜ぶ『闊達に笑う冬の春』エフィルミアと冒険者のオーロラ。
片や春の野山から零れ落ちた様なエルフの少女。片や冬を切り取った様な白銀の淑女。
傍から見る分に華やかな2人だが、冒険者の集いにこれほど似合わないペアもあまり無い。
とは言え、縁か巡り合わせか。此度の仕事はそういった旧知の仲が実に良く集っていた。
「こんにちは、冒険者のオーロラ。また会えて嬉しいわ」
「ロゼットも来てくれたのね! 良かったあ、ほんとは少しだけ緊張してたの」
『蒼き神官戦士』ロゼットとハイタッチする姿からは、貴族令嬢の文字が掠れて見える。
余程の慧眼を以ても、ただの年頃の娘達が屯っている姿にしか見えまい。
――――が。しかし。以前同様互いの交友を確認し合う女性陣と異なり。
以前とは事情が異なる者も居る様子。具体的には女友達と同じノリで駆けてきたオーロラ。
その勢いに『赤獅子』ハヤト=ガラン=ヴォルファングが思わずと言う様に後退る。
「ハヤトも、今度も一緒に――――……ハヤト?」
きょとんと瞬く蒼玉に。ハヤトの視線が大いに泳いだ。
「あのー……ひょっとしてオルファレナお嬢様ですかね?」
思わず漏れたその言葉。受けた側のオーロラの瞳が恐れる様に揺れた。
全てを悟った『常に紳士であれ』レオナルド・ピーフォウルが、放っておけず割り込む。
「ま、いいだろ。本人が名乗らないなら初めましての依頼主殿だ」
明るく笑い掛けたレオナルド。社交界に出ていない以上他の貴族の顔は知らずとも。
思い測られたことが分からない程オーロラもまた、"貴族のやりとり"に疎くはない。
「あ、うん……そうね。えっと、レオナルドも、宜しく」
困惑、不安、それとも動揺か。逡巡した末に笑顔を返すも。何処と無く表情は固く。
『シノビジャンパー』サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブが其処に思わず突っ込んだ。
「にゃ! 今日はよろしくねっ! 良かったら前に行った極北の話も聞かせてほしーなっ!」
「ふぁっ、う、うん宜しく!? あ、極北峠?
うん、聞いて聞いて! 私としてはもう一回挑戦するのだって吝かではないのだけど」
意識がサフィラの方へ向いては、きゃいきゃいと以前の冒険話に花が咲く。
けれど、だからと言って先の一瞬が無かった事にはならないだろう。
何処と無くバツが悪そうに黙るハヤトを一瞥して。『暗刃』オゴスが瞳を細めた。
「ロマンってのは良いものです。例え、どういった立場の方であろうとも」
「お転婆なお嬢様なこった。見合った報酬さえ支払われるんなら、俺ァ文句はねぇがな」
『口は悪いが手練な傭兵』アウル・アンサラーが依頼前最後の発泡酒を流し込む。
流石に、あの黄色い空気に割り入る齢でもない。払いが良いから受けた。それだけだ。
「……てかよォ。昨日の今日で俺らの分まで準備を済ませたじーさんは何者なんだよ」
「ヴェルクリエには命知らずと怪人しか居ない。そういうことだ」
流石は先日、虹色頭の毬栗髭に付き従って邪竜の吐息を直撃された男は面構えが違う。
『煉獄の生還者』ナハティガル=ラーがアウルの素朴な疑問に視線を伏せて頷いた。
「あなたがオゴス、アウルと……ん、ゴブリンの貴方は長い名前ね。ナハトで良い?」
そんな、真っ当な冒険者達にまで至って0距離で近付いて来たオーロラの指差し確認に。
オゴスが一瞬驚くや思わず苦笑いを浮かべ、アウルが疲れた様に呼気を溢した。
「好きにしろ。依頼を請けたからには遂行あるのみ、だ」
ナハティガルもまた選りに選ってそんな風に応じた結果、お嬢様は喜び勇んで言葉を返す。
彼女にとって渾名はとても特別な物で。付ける機会を逃す訳が無いのは言うに及ばない。
「分かったわナハト。あなたも湖に何を願うか決めておいてね!」
楽しげに盛服の裾を翻し、馬車へと舞い戻ろうとするオーロラ。
ナハティガルが困惑するも。そもそも、うん? 盛服? 盛服で砂漠???
「待って下さいオーロラさん! まさか今の服で砂漠に向かうとか言いませんよね!?」
「帽子も無しじゃ綺麗な髪が傷んじゃうわよ。ほら、バンダナ用意して来たから……」
「ちょっとの日除けでも涼しくなるから、オーロラにはブランケットを被ってもらうよっ!」
「……あれも、命知らずの怪人の類か」
お前に言われても説得力がなあ、という感が漂うオゴスとアウル。
ついでに虹色毬栗で諸に邪竜に突っ込んでいった姿を見ているロゼットの生暖かい眼差しに。
ナハトこと、ナハティガルが気付くことは遂ぞ無かったと言う。
●おくちおおきい
「……しっ、あまり声を上げないように、そろそろ忍び足で行こう」
「し……のびあし――――って何?」
イグノ砂漠中腹。最寄りの砂漠の民の集落を経由して暫く。
砂の丘陵を超えた先にそれはあった。大砂蟲の巣。言うなれば――――砂上の渓谷。岩砂の谷だ。
良かれと思ってしたレオナルドの助言は、魔法使いとして修錬を積んだ。
と、豪語していたオーロラには、どうもまるでさっぱり通じていない訳だが。
「……せめて喋んな。何をどんだけ探知してくるか分かんねぇんだからなァ」
「位置はここで間違っていない様ですが。今の所引っかかっては来ませんね」
鷹の目を以て周囲を探っていたアウルに、周囲のエーテルを手繰るオゴス。
両名の探知に引っ掛からないと言うことは、今のところ大砂蟲は身近に存在していないのか。
「かぁ~! さすが砂漠はクソ暑ぃな!? おまけに音もねェ! 静かなもんだぜ!」
「砂が吸うんだよ。ってか声でけぇし戦闘避ける気あんのか」
耳を澄ませていたハヤトの言を、アウルが既に若干うんざりした様にぶった切る。
そろそろ足を進めていたオーロラが砂の斜面で転ぶと、その表情はより明らかだ。
「あ~……俺が「オーロラさん、お手をどうぞ!」」
仕方ないと手を差し伸べようとしたハヤトに、エフィルミアが先行する。
思わず恥ずかしそうに手を取られるオーロラに、桜色のエルフがにこやかに応じる。
確かに。同性であれば万が一抱えて逃げるとあっても打首にはなるまい。
けれど、それはそれ。何処と無く空を切った手が、行き場を失い握られる。
「……あれっ?」
そんな声が、サフィラから漏れたのは巣に踏み入ってすぐのことだ。
手分けしていた捜波の網に、何かが引っかかった。複数の、巨大な、何かが。
「え、大砂蟲ってこんな大きいの?」
幸い、まだ気付かれてはいない。筈。今なら迂回出来る。筈。
恐る恐る短剣を鳴らした――――その時。響く地響き。それは深く確かに冒険者達まで届く。
「音か? いや……違ぇなァ。この感じだと、何か特定の振動でも探知してんのか」
「どっちだ……? ああクソ、音が反響して分かり難い!」
眼前は二方向に分かたれており、振動は徐々に近付いて来る。捜波は突然敵を見失っていた。
耳に意識を集中するアウルとハヤトを余所に、その怪物は砂を巻き上げ現れる。
捜波が突然通じなくなった訳だ。まさか、3m超と言う巨大生命が砂中を移動するとは。
「え? あれが子供? 子供であれ……無理ね! 逃げましょう!!」
「――――わ、あ……おくちおおきい――――ひぁっ」
一瞬考えて踵を返したロゼットと並び、完全に現実逃避していたオーロラ。
その手を握っていたエフィルミアが何も語らず抱え上げる。危険処理は判断速度が全てだ。
巻き上がった砂は1つ、2つ、3つ。威容は圧感のみならず焦燥もまとめて連れて来た。
中でも、レオナルドは事態の危険性を最も良く理解していた――――この状況。
もし万が一『白薔薇』の姫に傷の1つでも付いたら、生還しても其処で"詰み"だ。
「思い出作りにしては、随分スリル満点だねこれは!」
「言ってる場合かよ! 走れ――――ッ!!」
牽制に攻撃しようか逡巡した分、ハヤトの挙動が一手遅れる。
もしこれが"子供"だとすれば、一撃入れたら親が出てくる可能性があるとは聞いていたが。
「陽動する! 行け!!」
「あっかんべー! こっちこっち、そんなのろまじゃ追いつかないよ!」
ナハティガルとサフィラが跳び出すと、残る面々が側道へ突っ込む。
大砂蟲の子供3匹がこれを追って方向を切り換える。
――――が、しかし。ここで問題は起きた。
●夢幻と現実の境界に
「わわわ、もしかして大砂蟲って意外と速い!?」
「足を動かせ、死ぬぞ!!」
砂上の大砂蟲の移動速度は、同じ環境ならば駱駝並だ。
大人になに巨体になるに従い徐々に遅くなる傾向にあるが。子供のそれは遠慮を知らない。
駆けるサフィラとナハティガルは、共にこれらから上手く逃げ切れずに居た。
歩みは明らかに巣の奥へ向かっており、このままだと程なく残る2匹と遭遇する――――
と、そんなことを考えるや。砂上に二本の砂の柱がそそり立つ。
「うっそお!?」
退路を塞がれた形になったサフィラが足を止め、ナハティガルが即断する。
こうなっては止むを得ない。"攻撃"の札を切るしかあるまい。
「悪く思うな――――!」
エーテルで編んだ赤光の刃が、背後に迫る大砂蟲を絡め取った。
■
抱きかかえられながら最後尾に位置していたオーロラが、響き渡る程の悲鳴を上げた。
「ナハト! サフィ!! だめ! だめだめだめ! やだ、エフィ! お願い、戻ってっ!!」
「!? だ、だめですよ普通に!」
子供の様な悲痛な声に、抱いているエフィルミアまでも焦る。
何がそれほどの声を上げさせたか分からない。けれど、この反応は異常だ。
「私の所為で誰かが犠牲になるなんて駄目。もう嫌なの。ねえ、お願い……!」
「いやでも、今更戻るのは……無いかな」
ぽろぽろと涙を溢して頭を振る様に、ロゼットが周囲を見回す。
幸い敵影は追って来ていないが、位置は大砂蟲の巣の半ば辺り。立ち止まれば危険が募る。
先行していたアウルが困惑したように髪を掻く。お嬢様の我儘にも困ったものだと。
「あのよォ。俺達は専門家だ。報酬には危険と対する分も含まれてんだよ」
「でも! そんな理由で捨てて良い命なんてないはずよ!」
アウルに食ってかかったオーロラに、レオナルドが大きく息を吐く。
冒険者としてはアウルが全面的に正しい。それは確かだ。
けれど、貴族がその心情を分からない筈もない。
青き血は、いつの時代も例外なく。赤き血で贖われる物なのだから。
「……合流してくるのを、待ちますか」
「正気か?」
伺うように細められた視線に、肩を竦める。この期に及んで他に出来ることも無い。
視線を外せば先行していたハヤトも。似た表情で足を止めていた。
何せ――――
「俺も前に、"俺を信じろ"って言っちまってるんだよな!」
『ブレイブファング傭兵団』の名に、汚点を残す訳にはいかないのだから。
■
かくて。一同は無事(?)合流に成功する。
――――但し。
「あっはははははっ! 皆ごめんねっ!」
「すまん、振り切り損ねた」
追って来る4匹の大砂蟲に、更に1匹の巨大砂蟲が足され状況は悪化していた。
真っ向勝負すれば冒険者側が壊滅する陣容だ。待っていた側の感情たるや。
「俺が食い止めます。皆さんは先へ」
殿を担うを決めていた、オゴスが暗器を手に握り込み立ち塞がろうと試みるも。
けれどまるでそれが当然と言うように、その逆手は銀髪のお嬢様に強く強く握られる。
「駄目」
「いや、ですが万が一奴らが」
「駄目よオゴス。絶対に駄目。許しません!」
断固置いていく選択肢を放棄させるオーロラの我儘に。
他の選択肢など選べる訳もなく。何せ、とにもかくにも。件の少女は頑固だったので。
「ああもう、オーロラさんあとでお説教ですからね!」
「足を止めるな、跳び込め!!」
「それでもし大砂蟲が入って来たら!?」
「そうしたら死ぬ気でぶっ殺すしかねぇだろうなァ!!」
エフィルミアがオーロラの手を引き、先行したハヤトが叫ぶ。
ロゼットの問に応じたアウルの撹乱射撃が、囮の逃走を支援する。
大砂蟲を引き連れたサフィラとナハティガルが力場を超えるとアウルも続き。
場は途端に凍てつくような静寂に包まれる。迫っていた蟲の威容も、感じられない。
視界一杯に、透き通る鏡のような湖。そこは揺らぐ風景と現実感のない空間。
夢幻と現実の境界に足を踏み入れたお嬢様が、冒険者の皆を見つめて息を吐いた。
「……皆で、来れたね」
どうしようもなく嬉しそうに、全員の無事を祝う。
ここが旅の終点だと。
●きっと。いずれ。必ずまた
オルファレナ・アルヴァ・クラティアス。
『白き薔薇』の血統。その唯一の姫。それが、少女の真実だ。
けれど、もう少しだけ。あともう少しだけ。冒険者のオーロラで居たかった。
そうでいられない時は迫っていて。だから、尚更。
「ごめんなさい、アウル。私甘えただった。覚悟なんて、全然出来てなかった」
一際厳しく。けれど仕事に真摯に対していた男へ、まず視線が向いた。
「ナハト、サフィ、オゴス。私なんかを守る為に、囮なんかさせてごめんなさい。
私がここまで来れたのは、3人のお陰だって分かってる」
守るため身を捧げた者達。深々と頭を垂れたのは、どれ程心を砕いてくれたか伝わるから。
「レオナルド、ハヤト、我儘を聞いてくれてありがとう。まだ、信じさせてくれる?」
わざとやっているなら末恐ろしいと。貴族の先達と傭兵団の長が苦く笑う。
「ロゼット、エフィ。私ね。本当はね。もっともっと皆とね」
以前のそれが、感動の涙だったとしたなら。
きっと寂寥のそれであったに違いない。肩を震わせて懐から握りしめた硬貨一枚。
「もっと冒険したかった。行きたい場所ね、沢山あるのよ。沢山、沢山あるの」
湖に放り投げて、乞い願う。それは旅する幻揺鏡。
祈りを糧に奇跡を導く。神が残した遺物の一つ。金属が瞬き融けていく。その刹那。
『皆が無事に、帰れますように』
そう告げた少女の左右から、同様に硬貨が投げ入れられた。
驚くように瞬いたオーロラに、ロゼットとハヤトが臆面なく声を上げる。
『オーロラとの3度目の再会がありますように』
『オーロラが自由に生きられますように』
顔を見合わせて、互いに視線を逸らす。まだこれから力場を乱しての帰路が待つのだ。
何も終わりではなく、そもそも神様に頼ったところで、願いなど叶う訳もないけれど。
それでも。
結局彼らは誰一人欠けることなく無事、大砂蟲の巣を脱したに違いなかった。
とある貴族令嬢の日記は、この日こう締め括られている。
――――きっと。いずれ。必ずまた、と。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:多い8 / 8〜8人
2021年01月25日 17時00分13秒 公開
相談掲示板
オゴスと申します。ホブゴブリンのシーフです。 皆様方、どうぞよろしくお願い致します。依頼などで何度かご一緒した方も多いようですね。 俺はロマンって言葉に弱いもので。冒険者のオーロラさんのお手伝いをいたします。
ロマンより命が大事なんじゃないかなと思わなくもないヒューマンのヒーラー、レオナルドです。 でもなー、僕こういうの弱いんだよなー。 僕も学園卒業する時寂しさのあまり色々やらか、思い出作りに励んだし。 というわけで、家令長の紳士殿には悪いが、お嬢様の願いの為、頑張らさせてもらおうか。 色々大変そうだが、よろしく頼むよ。
にゃー!冒険はロマンだーーっ!! (どこかに向かって叫ぶ) 砂漠に浮ぶ神秘的な湖…不思議な力に満たされ場所ってだけでワクワクするよねっ! オーロラがケガしないように気をつけながらロマンを楽しみたいと思うサフィラでしたっ!
アウル、シューターだ。よろしくなァ。 願いが叶う、ねェ…。 要は護衛の依頼をこなしゃ良いんだろ。 相応の報酬が支払われるんなら構わねぇさ。
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 さしあたり、幻揺鏡にどう入るか、決めておきたいわね。 全員で入ってしまって、脱出時は攻撃スキルで力場を歪めるのか。 誰か数名を残して、手を繋ぐなりして簡単に出られるようにするか。 砂蟲が幻揺鏡の近くにも居るなら全員で入る。 砂蟲が幻揺鏡の近くには居ないなら交代で入る。 とかでも良いかな。 攻撃スキルで力場を歪める場合は、攻撃力が足りないと2度と 外に出られなくなるから、ここはしっかり念を押しておきたいわ。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ! みんなよろしくな!! 極寒の地までオーロラを見に行ったと思ったら今度は灼熱の砂漠で幻の湖かよ!? まったく好奇心旺盛なお嬢様だな! どこの貴族のお嬢様なのか気になってしょーがねーぜ!! 無難なのは外で待機して手を繋いで引き戻す面子がいるのがいいんだろーが、砂蟲共次第ってとこもありそーだな。
エルフのシーフ、エフィルミアです!よろしくお願いします! ロマンの香りがするなら行くしかないです! 腹が膨れずともロマンで心が満たされるならば、どこまでもお供しちゃいますっ。 >大砂蟲 私達の行くところは大砂蟲の巣、つまり家なわけで。 大人2体に子供5体って完全に親子ですよね? 子供を1体でも倒しちゃったら、大人が報復に来ちゃうんじゃないかなー!っと思うんですけどっ。 捜波で敵の位置を把握して避けたり、倒さず目くらましや捕縛スキルを使って 戦闘を避けながら幻揺鏡に行く方針を推します! 今回勝手に家に踏み込んでるのは私達ですしね。殺しちゃうのも後味が悪いというかっ。 >幻揺鏡にどう入るか 私も「外で待機して手を繋いで引き戻す人」と「中に入る人」に分かれるのがいいと思います! せっかく幻揺鏡の前まで来て、見れない人がいるのも悲しいので 交代で全員中に入れるといいですねっ。 今回はシーフが多いですし、【ハイディング】を使える人が外で待機していれば うまく大砂蟲をやり過ごせるかな?と思うのですがどうでしょう? 敵は物理攻撃と耐久以外はあんまり強くなさそうですし、見破られる事はない…と信じたいです。 だ、大丈夫ですよね?
失礼。誤字訂正したわ。 >砂蟲対策 エフィルミアの言った「子供を倒せば大人の出現フラグ」は ありそうね。お父さんお母さんは盲点だったわ。 子供を殺された親の怒りと考えると、ちょっと避けたいわね。 隠密が得意なシーフが多数で、索敵できるシューターも居るし、 ヒーラーの光縛封も使えそうだし、撃破は避けながら幻揺鏡に 行く方針、私は良いと思うけど皆はそれで良いかしら。
エフィルミアさんの懸念はもっともですね。 避けられる戦いは避ける方針に俺も同意です。捜波を用意していきます。 体の一部をつかむって表現だと、ロープとかじゃ無理そうですね……。 複数人で手を伸ばして繋げばそれなりに長さを確保した上で体をつかむ条件が満たせますかねえ。
ふむ、確かに親が現れる条件として子供に手を出されたら……というのはあり得そうだね。 僕も戦いを避ける方針で賛成だよ。 シーフ5人にシューターもいるなら敵への警戒は十分そうだ。 巣の入り口から幻揺鏡までどれだけかかるかは気がかりだが……お嬢様が危ない時はヒーラーの仕事だね。 中への入り方に関しては……。 何人か言っているが、幻揺鏡の中に砂蟲がいるか、あるいは力場内の人間を砂蟲が探知できるかで大分変わる気がするな。 戦いを避けるなら攻撃スキルは温存するだろうし、力場を崩す前提で全員で入る手も悪くないのではと思うよ。
ナハティガル=ラー。 不意討ち暗殺何でもござれのシーフだ。 初見の者も、そうではない者も宜しく頼む。 >大砂蟲の巣 OPでお嬢様が「まあ、入り口とされてる場所は大砂蟲の巣らしいんだけど」と言っているので、 恐らくは幻揺鏡の外にあり、巣を突破しなければ幻揺鏡に入れない可能性が高いのでは? >方針 避けられる戦闘は避ける方向で異論はない。 ただ、子供大砂蟲との遭遇は避けられないと思われる為、それにどう対処するかが問題だな。 既に言及されているように、子供大砂蟲と大人大砂蟲は親子だろう。 子供を倒したら、大人が出てくる確率は高いと俺も思う。
余計な戦闘は避ける、ってのは賛成だ。 依頼は蟲退治じゃねぇからなァ。 距離を取れれば安全らしいが、こっちを何で感知してんのかが分からねぇからなァ。 音か、振動か、エーテルか…。砂に潜ったりするなら、目は悪そうか? 取り合えず、捜波や超聴覚で索敵を出来るようにしとくぜ。 後は攪乱や誘導が出来るか、離れた関係ねぇ場所に矢を撃ち込むのも試してみるつもりだ。 一応、「エーテルの力場を感知・通過出来るのは授恵者のみ。」らしいからな。中に入っちまえば、蟲共は何も出来ねぇんじゃねぇか? ただ、力場のギリギリ外まで追って来るようだと厄介だな。 中に入るヤツを掴んでおくやり方だと、動きを制限されるヤツ…その間は戦力にならねぇヤツが少なからず出ちまう。その状況で「願い事する人数×6ターン耐久する」羽目になる訳だ。 逆に全員で入っても、力場を攻撃してる直ぐ外で待たれたらこっちが不利だ。 それまでに撒けりゃ良いが、無理な場合は力場に入った人間を蟲共がどう認知するか、が重要になるなァ。
あたしたちだけならともかく、オーロラの安全を考えるなら大砂蟲は避けたほうがいいよねっ ! うっかり子ども砂蟲倒してわらわらと大人砂蟲が来られても困るし? 幻揺鏡の中に入ったら出られなくなるって言うのは『湖の中に入ったら』って意味だと思ってたけど『湖の周りの力場に近づいたら』って事なんだねっ ってことは、力場の外に少なくても一人は待機してた方がよさそうだねっ!
>幻揺鏡と大砂蟲の巣 イメージの確認だけど、砂漠の中に砂蟲が生息する地域(巣)が あって、その地域の中にエーテルの力場で包まれた場所がある。 エーテルの力場を感知・通過できるのは、授恵者のみ。 力場の壁を超えると、幻揺鏡と呼ばれる湖がある、で良いよね。 一応、力場の側に砂蟲は居ない前提で考えてるけど、 砂蟲がいて力場の外で待機が困難なら、その時は全員で入るで 良いんじゃないかな。仲間が戦闘中に願い事も落ち着かないし。 その時は力場の壁を皆で一斉攻撃して、壁を歪めて脱出しましょ。 私は回復スキルと防御スキルを中心に、物理無効の結界「光爆封」、 力場の壁殴りに攻撃用ディバインストライクを用意していくわ。
蟲を特定の場所から動かしたい場合に備えて、俺は疾風足とエアーライドでの誘導を試みようと思います。 力場の外にはいますが敵が近づいてきたら移動するので掴む役は担当できません。 ハイディングを覚えているシーフの方が多いようなので大丈夫そうだとは思いますが、 もし出発日の夜までに掴む役の方が他にいないようなら、移動しての誘導案は取り消しておきますね。
おっと。発言がかぶりましたね。 単身で逃げ回るのは俺自身も危険な手段だとは認識していたので、ロゼットさんの案が良いように思います。
うーん、攻撃で外に脱出する方法を取るなら逆にみんな力場に入った方が安全なのかなっ? あ、それとオゴっちの言ってた 「疾風足+エアーライドで砂蟲を誘導」は道中の子砂蟲対策ならアリじゃないかなっ?
ロゼットさんイメージ確認と詳細案ありがとうございますっ。 むむむ、力場の側にいる可能性もあると考えると もういっそ全員で入っちゃった方が安心かもしれないですね。 力場に攻撃スキルを叩き込む音で砂蟲が集まってきちゃう可能性もありますけど 帰り道なら道に迷う事もないでしょうし、敵を吹っ飛ばしたり束縛付与したりして 無理やり道を開けて全力で逃げれば何とかなるかなっ!きっと!
これは、基本的に全員で力場突入という認識でよさそうかな? そう言うわけで仮プレイングを作ってみたよ。 下記コミュニティのシナリオプレイング置き場というスレにあるのがそれだ。 https://alpaca-connect.com/world/world0/community/4Q1setNhYg8Ytl0uBj7O ディバインストライクに光縛封と、まあロゼットさんとあまり変わらないかな。 一応、輝刃も持ち込むから、脱出時にかけるつもりだ。 ……エフィルミアさんの発言で気づいたが、帰り道の事を忘れていたね。 どうにか文字数を減らしてその辺もプレイングに盛り込みたいところだ。
全員力場に突入する方向で了解した。 子砂蟲と遭遇した時はフェザーステップ+疾風足+エアーライドで離れた地点まで陽動する予定。 力場を歪める際にはトリプルファングを叩き込むつもりだ。
基本的には外に待機役がいて、途中で蟲に襲われるなど待機役に命の危険が迫った場合のみ力場に退避するってのが無難でしょうね。ハイディングでしのげればそれにこしたことはないですし。 力場を壊すのにどれくらいかかるか不明です。 短時間で出られるならこの上なく安全な避難場所ですが、全力で攻撃しても3日かかります、とかだと砂漠の日差しでくたばっちまいそうです。
むむむ、難しい…。 ハイディングで凌げれば、それが一番だと言うのは分かるのですが 耐久時間が「願い事をする人数✕6ターン」と長いので 途中で交代を挟んでも、見つからずに耐えきれなさそうかなって。 危険になったら力場に避難だと、結局全員力場に入ることになりそうなので だったら全員で最初から入っちゃった方が安全じゃないかな?って思いました。 外に待機役がいた方がいいという意見が多い様でしたら、私もハイディングで待機出来ますよ。 力場を壊すのに数日かかるかも、というのは盲点でしたねっ。 飲み水と日除け用に麻袋を持っていってみようと思います!
>突入 俺は下記でも発言した通り、全員力場に突入する方向で考えているが…。 願い事をする人数が不明な為、外部に待機役を残すのは不安だ。 力場を破壊するのに必要な手数に関しては 『この際力場が歪むまでに必要な手数は、純粋なスキルの攻撃力(物理、魔法問わず)に依存し増減する。』 …としか記載されていないので何とも言えないが、 全員で攻撃すれば数日は掛からないのではないか…?とは思っている。 >願い事 俺も力場には入る予定だが、願い事をするつもりはない。
そうだなァ…。湖までに撒けるようなら、中に入るヤツと、外で掴む&索敵警戒をするヤツに別れる。 湖まで付いて来るようなら全員で入る…とかかァ? あァ、俺も願い事とやらに興味はねェ。 俺の分の時間も必要ないぜェ。 力場の突破に日数がかかるってパターンも在り得るのか…。 数ターンで壊せるようなモンだと勝手に思ってたなァ。 そうなると、昼夜の寒暖差、水、食料…不安要素が一気に増すな。 一応の備えは必要か。
あたしは願い事しないけど、幻揺鏡のこと調べたいから中に入るよっ! うーん…アウルんの折衷案も良さげだけど、どちらか一本にしぼらないと文字数的にキツくないかなぁ?
プレイングの大幅な書き直しが厳しいから、 私はどちらでもいけるように書いて提出しているわ。 出発前に見に来れたら、もう1回訂正できるかな(汗 力場を歪めるに必要な火力は、さすがに数日分とかは 要らないと思ってるけど…オープニングの民話部分を 信じるなら、ひとりで行った人は帰ってこれなかったみたい。 「攻撃スキル」だからスキル回数がゼロになると そこで打ち止めって考えると、ひとりだと限界があるわね。 私はディバインストライクと、エーテルブローを積んでる。 (難易度的に)あまり本気で心配するような数値目標は ないと思うけど、攻撃スキルって条件は注意してね。
Σはっそうか「攻撃スキル」じゃないと駄目なんですね! ひゃー危ない!ありがとうございます! 今の装備で使える攻撃が毒撃しかないので微々たる力ですが、ちゃんと持っていきますっ。 私はこの後対応出来ないので、オーロラさんと一緒に中に入るようにしておきます!すいません! 力場を歪ませる攻撃音で砂蟲が集まってくるのかもしれないので 縛糸刃を持って行って、敵の動きを鈍らせるようにします!
当日なのに混ぜ返してしまったようで申し訳ないです。 俺はこんなナリで肝の小さな性分でして、ちょいと不安になっちまったんです。 ただまあ普通難易度ってことを考えると俺が無駄に怖気づいてるだけかもしれませんね。 とりあえず俺は文字数が確保できたので、力場周辺の状況に合わせて全員で中に入るパターンと待機役として残るパターンをプレイングに記載しておこうかと。
アウルん…。 あァ、確かに文字数の問題はあるな。 時間もねェ。今からの統一は難しい面もあるようだし、それぞれ自分の行動を書く形式にしておくしかねぇかもなァ。 いや、色々と想定しておくのは重要だろ。 意見が纏まり過ぎてるのも、場合によっちゃ危ねぇからなァ。 備えておいて、何事もねェ。ってのが一番だろ。
あァ、忘れてた。 俺も全員で入るパターンと外で待機するパターン、どっちもやれるように備えておくぜ。
いろいろ備えておくのは大事だよねっ! ところで、アウルんはお気に召さなかった?(かくり) とりあえずあたしは全員中に入ったパターンで【ダブルエッジ】に【鋭撃】を重ねて力場に攻撃するよっ!
(「アウルん…。」の呟きに笑うのをこらえた) >オゴス 不明な部分、砂蟲のこととか、分からないことに安全策を 取っておくのが自然だと思うわよ。ただプレイングの文字数が 決まってる以上、全部を入れるのは難しいのも仕方ないのよね。 後は現地の状況で(MSに)判断してもらいましょ。 >エフィルミア 役立ったようで何より。砂蟲との戦闘を避けるからって、 攻撃スキルを外していくと脱出できなくなるリスクがあるとか、 何気に罠よね。 それじゃ、後は現地で。よろしくね!
別に何と呼ぼうが構わねぇがよ…。 そこの金髪神官は何か言いたそうだなァ、オィ。 後は成るように成るっつーか、どうなろうがやるしかねぇっつーかなァ。 まァ、よろしく頼むぜェ。
なっはっはっ♪ アウルんか!? 似合ってるじゃねーかよ(笑) よろしく頼むぜアウルん♪ みんなもよろしくな!!