死戯の罪科
崎田航輝
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シナリオID:396
オープニング
捕まったケビンはそんなふうに弱々しく笑っていた。
鎧に身を包み、警備兵として彼を捕縛したマルクは――盗人となっていた幼馴染を少し寂しい気持ちで見つめていた。
「お前がこんな事をやってたなんて」
「……ごめんなぁ。驚くよな、お前は今や平和を護る警備隊のトップ、だもんなぁ」
差がついたなぁ、と。護送される道中、昔と変わらぬ笑顔で、けれど哀しそうにケビンは言っていた。
ケビンのやんちゃすぎるところや、少し世の常識から外れたところがマルクには昔から危なっかしかった。
だから落胆すると共に、不安が当たったという気もして。
それは辛い事だったけれど――同時に、それでもこれが今で良かったとも思っていた。
互いにまだ若い。
マルクの人生は確かに順調で、ケビンの人生はそうはならなかったかもしれない。けれどこの先はどうか判らないのだから。
「まだやり直せるさ」
マルクは心から言った。
盗みを働きはしたが、ケビンが根っからの悪人じゃないとマルクは知っている。
「未来はわからないよ。お前が知っているかどうかは知らないが、最近、町長も新しく変わったばかりなんだ」
広いばかりの田舎だけれど、この町の雰囲気も変わるかもしれない。
「だからちゃんと、罪を償ってこいよ」
そう言ったマルクに、ケビンは少しだけ涙を零して、ありがとうな、と笑っていた。
けれど、マルクがケビンに会うことは二度と無かった。
●
「いやぁ、マルク君。町の平和を、よく保ってくれているね」
豪奢な邸宅の一室で、町長ルイゾンは直々にマルクを労っていた。
マルクとさして年齢も変わらない、金髪に細面の青年である。
どこか病的な印象を与える彼が、マルクは得意ではなかった。
ルイゾンは良家の出で、父方の親族が大きな領地を治めているらしい。本来は、田舎町の長に収まる血筋ではない。
けれど、ルイゾンは己の意志と裏腹にここへ据えられたようだ。マルクは貴族の事情には詳しくないが――どうやら“厄介払い”されてきたらしい。
別の場所で、何かの問題でも起こしたのか。
危険な事をしかねない、そんな空気が確かにルイゾンにはあった。
「僕もね。本当はもっと刺激のある、治めがいのある町に行きたかったよ。でも良いんだ。君たちのお陰でここも楽しめてる」
ルイゾンはきひひ、と笑う。
彼は平素から町の秩序にこだわっていた。
そのせいか、警備兵として成果を上げるマルクを高く買っていて、時折こうしてもてなしているのだ。
けれどマルクには、それが平和のためとは思えない。
マルク自身、彼に抱いている“疑惑”があった。
「僕の私兵になってもらっても、良いかもね……」
「……ルイゾン様」
「うん?」
「先日……いえ、ルイゾン様がここに来られてから、俺達が捕まえた賊や盗人ですが――しかと相応の処分を受けたのでしょうか」
以前までは捕まった者は取り決めに従って、しかるべき罰を受けていた。勿論罪が軽いものはその後解放され、また町で暮らす事が出来る。
けれどルイゾンが現れてから……町で見る元犯罪者が激減していた。
「彼らなら大丈夫。ちゃんと矯正して、それでも駄目ならもっとでかいとこに送ってるから」
ルイゾンは手をひらひらさせて、応えるだけ。
「犯罪者には、しっかりと報いを受けさせているよ」
「……しかし、最近は特に釈放されたという者の話を聞きません。俺の友人も――」
「君が聞いてないだけだよ。犯罪者をどうするかは首長の領分だからね。君は捕まえる事だけ考えればいいの」
それとも出過ぎた真似をして兵長の身分を失いたいかい、とルイゾンは目を鋭くする。
それでもマルクは口を開こうとした。犯罪者を何か良からぬ事に利用しているんじゃないか、と。
けれどルイゾンはただ苛立ったように、首を振る。
「君は勉強し直した方が良さそうだ。明日から、警備の一番、下っ端な」
●
さあさあ、早く戦いなよ。
剣が追ってくるよ、死が迫ってくるよ。
先手を打って、他の犯罪者を殺しちゃったほうが良いんじゃないの?
それとも屈強な兵士を倒すかい。
ああ、頑張って塀を飛び越えて逃げてもいいよ。まあ、出来ればの話だけど。
何を立ち止まってるんだよ。
他にどうすることも出来ないって、判ってるだろ?
早く殺せよ。その手に握ってるのは何だよ。君は殺すためにそれを持ってるんだよ。殺さないと殺されちゃうよ。それでも良いの?
――声が高みから降ってくる。
そして無数の足音が追ってくる。
息を切らせながら、滲む視界でケビンは走っていた。
はっ、はっ、と、自分の息が大きく聞こえる。剣を握った手が震えている。どうして、と声が零れた。
「……何で、俺が」
俺が悪いのかな、と。力なく呟く。
空から降る声は、これが犯罪者への処遇だと言った。
殺せば出られる。殺されれば出られない、簡単だろ、と。
「公明正大。生きる価値のない犯罪者に、僕はチャンスをあげているんだ。ありがたく、僕を楽しませろよ――刺激のない見世物は勘弁だからな?」
きひひひ、と狂的な笑いが響いた。
そんな馬鹿な話はない、とケビンは心で叫ぶ。
けれどケビンに他の選択肢を与えてくれるものは居なかった。
誰かを斬るなんて出来ない。だからケビンは走って逃げる。だが壁に追い詰められて、倒れ込んだ。
見上げたそこに、剣を振り上げる兵士の姿がある。
「助けてくれ――」
マルク、と。彼方への呼び声は、誰にも届かず。刃がケビンの視界を闇に染めた。
●
「簡単に頼めることではないと、判ってはいますが」
ギルドにて、マルクは冒険者達へ言った。
センネルという田舎町の警備兵をやっているという彼は、町長を糾弾したいという依頼を携えてやってきた。
「町長はルイゾンという、最近になってやってきた男です」
彼は町の秩序を護り、犯罪者は必ず捕まえる。
それだけならば聞こえは良いだろうが――
「犯罪者を何かに利用しているようです。本人は処罰も釈放も適正に行っていると言っていますが、そうは思えません」
カモフラージュのためだろうか、普通に罰を受け解放される罪人もいる。
だが一部の犯罪者が、町へと帰ってこないのだ。
「身寄りのない犯罪者が、おそらくそうなっています」
改心が見られない罪人は、もっと大きな場所へ送っている……ともルイゾンは言っていたらしい。
マルクはそれを信じていない。
ただ、町長の近辺は私兵らの護りが固くてとても調査できないと言った。
ルイゾンは姑息な所もある人間だ。こちらが調べようとしていると勘付けば、鳴りを潜めてしまう可能性もある。
不審な事は一切、出来ない。
「だから……自分が犯罪者になって、内側から全てを見ようと思っています。そこへ、皆さんも加わってほしいのです」
警備隊の友人に頼んで、罪人として捕縛してもらう算段が出来ている。
犯罪者はルイゾンへ引き渡される事になっている。私兵によってどこかへ護送されるはずだから……その先で何が行われるのか確かめたい、と。
「罪人とはいえ、町の一員だった人間がどうなったか。そして、ケビン……俺の幼馴染がどうなったか、それを知るために」
けれど、きっと自分一人の力ではどうにもならない。
だから運命を共にしてほしい、と。マルクは真摯に、頭を下げた。
解説
マスターより
リプレイ
濁った夜気が鼻につく。
長い距離を移動してきた馬車から、乱雑に蹴り落とされた冒険者達は――頬に当たる土の冷たさを感じていた。
(何とも、悪意の溜まった場所だね)
顔を上げたルチル・プルメリア・グレイハーツは、罪人として連行されたその場所を見渡している。
篝火に照らされたそこは、高い壁に囲まれた庭。
見えるのは、離して配置された仲間達とマルク。壁を護る鎧姿の私兵。そして城のようにそびえる屋敷と――屋上の人影。
「よく来たね、犯罪者の諸君。ここは執行場だ」
その男――町長ルイゾンは庭を見下ろして笑みを浮かべていた。
「君達に生きる価値はない。だが寛大な僕がチャンスを与えよう。他の犯罪者を殺して生きる意志を示せ」
そうして執行場の“ルール”を説明する。
(……はは~ん)
捕縛を解かれて立ったハヤト=ガラン=ヴォルファングは――成程なと呟いていた。
どうせろくな事はしていないと踏んでいたが。
「犯罪者同士を殺し合わせ闘奴扱いしてやがったってわけか」
「ああ……悪どいことをしてやがったな」
ソル・ランドグリーズも拳を握り締める。近くに立つケン・Z・ブラッドリーもそっと頷いていた。
「胸糞悪いやつもいたもんだな」
「――何か言ったか?」
ルイゾンが視線を向けてくると、いいや何も、とソルは平然と首を振る。ケンも軽く肩を竦め――ハヤトもそれに続いた。
「何も言ってねぇよ」
遠慮なくぶちのめせそうだってだけだ、と。そう心に付け足して。
ルイゾンは眉根を寄せながらも、まあいいと呟く。
「警備隊から犯罪者に成り下がった者もいるようだし……今回も楽しめそうだ。精々足掻けよ」
そこで馬車が屋敷へ下がり――皆それぞれに武器が渡された。
「さあ、始めろ」
ルイゾンは宣言する。
そこにあるのは期待の色。これから醜い殺し合いが始まると、疑ってもいないのだろう。だが――
――皆、上手くやろうぜ。
皆はばらばらになる直前、ソルの囁きに視線を返して意志を確かめ合っていた。
「やるしか、ないようですね」
と、まず剣を握ってみせたのはコルネリウス・アーラ。この場のルールを受け入れたように周囲を窺い始める。
すると触発されたようにハヤトが飛び出して――オゴスへと剣で斬りかかっていた。
「……血の気の多いことですね」
刃で受けながら後退したオゴスは、自身もまた赤い瞳に敵意を映すかのように反撃。ハヤトと打ち合い始めていた。
それにびくりと肩を震わせるのはギーゼラ。まるで心から怯えているように、ハヤト達を指し示す。
「ごっ、ゴブリンです! あの争ってるゴブリンから先に殺しましょう! ゴブリンなら殺してもいいはずですから!」
「そうだな……確かにあの二人は手数も多い。先にやるべきか」
誘われたように踏み出しながら、ソルもまた扇動するように見回して。
「皆、此処は一時手を組んで彼奴等を狙わないか?」
すると、皆が無言の肯定を示していた。
ルチルも天眼と、馬車の陰から走らせてあった栗鼠の視界を利用し――全体を把握しながら前進。疑われぬ程度に、けれど皆と合わせて徐々に距離を狭めていく。
オゴスは嘆息してみせていた。
「ゴブリンというだけで、標的ですか」
「面倒な事になったな」
ハヤトも不機嫌の様相で零す。
その景色にルイゾンは――膝を叩いて喜色を浮かべていた。
「きひひ、最高じゃないか! 劣等種に生まれた自分を恨めよ!」
「……ッ!」
ぎり、と歯を噛んで仰ぐのはマルク。だがルーファス・W・ワーズワースが静かな視線を向けて、そっと制する。
この“作戦”の為には、感情を抑えなければならない。
ただ、それもあと少しだけ。見ればコルネリウスが皆と共に一歩一歩、オゴスとハヤトを追い詰めていたから。
「二人では、敵いませんよ……!」
「ああ。最初に死んでもらうぜ!」
ケンも好戦的な声を聞かせながら突進。斬り結んで二人を壁際に後退させていく。
――きっひひひ! やれ、殺せ!
ルイゾンは見世物の山場に笑いを上げていた。
けれどこの争いは――全てが演技。
オゴスとハヤトがいるのは、屋敷の壁。視線を合わせた二人は――
「畜生!」
響かせた声を合図に、上へ。壁を高速で駆け上がって一瞬で屋敷の屋上――ルイゾンの居場所へ辿り着いていた。
「よぉ」
目を見開くルイゾン達へ、ハヤトは魔力球を顕現。鮮烈なまでの眩さと共にその視界を光で埋め尽くす。
●夜争
『な、何が起きた!』
目が眩んだのか、慌てるルイゾンの声が屋上から届く。
地上では私兵らが騒然としていた。只の罪人と侮っていた者達の行動に、信じられぬ思いもあったろうか。
その隙を逃さずギーゼラは近場の私兵へ。マジカルポケットへ収納しておいた祭刀を引き出して、首へ刺突を放っていた。
私兵は瞠目しながらも、掠めるに留めて死を免れる。だがその私兵が反撃を狙えば――そこへルーファス。
「させはしない」
同じく大剣を空間より現して疾走。私兵の斬撃を真正面から防御した。
重い衝撃だが、強靭に保たれた肉体で耐え抜いて――反撃の一閃。鎧の隙間から体を斬り裂き気絶させていた。
ギーゼラはありがとうございます、と笑みながら見回す。
「さあ、どんどん狩って行きましょう!!」
「ああ、とりあえずは、戦う必要がありそうだからな」
応えるケンもまた、大太刀を構えていた。
見据えるのは、前方から踏み込んできた一人。その私兵が放つ斬撃を、軌道を逸らすようにして受け流し――横へ回転。
速度のままに強烈な横一閃を叩き込み、よろめかせていく。
「頼めるか」
「了解」
同時、ルチルも挟撃を仕掛けるように私兵の至近へ。
「近接戦は慣れてないんだがね」
呟きながらもためらわず懐に入って一撃。狙い澄ました剣撃でその一人を打ち倒した。
その間にも栗鼠の視界を通して周囲を窺い――
「向こうの一人、仕掛けようとしてきているよ」
「はいっ……!」
頷くコルネリウスは防御態勢。
前方の私兵が放つ衝撃波の、鋭い痛みにも倒れず踏み留まると――そのまま反撃へと疾走。慣れた武器もなければ、力も発揮しきれないが――
「それでも……!」
面前にまで迫り、間近から魔法の矢を閃かせて体力を削いでいく。
その私兵はふらつきながらも剣撃を返そうと刃を掲げる、が、そこへ既にソルが奔り込んでいた。
剣を握り締め、その感覚を確かめる。
馴染んだものでないだけ、違和感はあれど。
「こちとら鍛冶師だ、武器の扱いには一通り長けてるんでね」
最低限戦えるなら、問題はない。次の一瞬には敵の眼前から半歩踏み出し斜めへ。曲線を描くように斬り上げて意識を奪い去った。
「こっちは大丈夫だ」
「こちらもです!」
応えるギーゼラが、私兵の一人を壁に追い込んでいた。
怯むその敵の様相に、喜びを得るかのように。
「優位に立っていると思っていた者が、敗北の瞬間に見せる絶望、恐怖、信じられないという目!! あぁ最高です!」
噛み締めながら意気揚々、斬撃を見舞う。
朦朧とする私兵は、足掻こうと剣を振るうが――その攻撃はマルクが防御。直後にはケンも肉迫して。
「無駄だ」
苛烈な斬閃を奔らせて、その一人も早々に地に沈めた。
「おい、誰か、何とかしろ!」
屋上で、ルイゾンは金切り声を上げる。
視界は未だ白んでいるが、誰かが登ってきた事くらいは判る。だから傍に控える私兵に命令を飛ばしていた、が。
私兵も突如の事に冷静さを欠いている。目の前に現れたハヤトに、とっさに前進して刃を突き出すが――
「喰らうかよ!」
ハヤトは上方へ跳躍して悠々と回避。山なりの軌道で私兵の真後ろを取りながら、勢いのままに回転して。
「うるぁ! ろくでもねぇ野郎の言いなりになってた事を後悔するんだな!」
躊躇なく蹴りを放ち、一人を屋上から突き落としていた。
同時、オゴスは魔力を矢へと形成し、殺さぬ程度にルイゾンの体を穿ってみせる。するともう一人の私兵がとっさにそちらへ向くから――
「今です」
「ああ!」
ハヤトがその私兵の片足を蹴り払い、大きくよろめかせ――オゴスも連撃。即座に地面へ墜落させた。
「お、お前ら、罪人のくせに……! 歯向かうのかっ……!」
ようやく事態を理解し始めたルイゾンは、体を震わせながら後ずさりしている。
無論逃すはずもなく、オゴスはゆっくりと歩み寄っていた。
「町長でしたね。お会いできて嬉しいです」
その瞳は、冷静だ。
仕事はするが義憤はない。だからこそオゴスは偏見なく、ルイゾンの悪としての格を見たかった。
だが――そこに映るのは恐怖と傲慢を覗かせるばかりの小悪党。
「僕に逆らったらどうなるか、判ってるのか……っ! 死刑だぞ、し……」
「残念。期待外れのようです」
言葉にハヤトもそうだなと頷き、歩み寄って――拳で一撃。鈍い音を上げて頬骨を砕き、叩き伏せていた。
「がっ……! あぐぅ」
そのままハヤトは胸ぐらを掴み上げる。
「よぉ……俺様も寛大だからよ。てめぇの罪の裁きは天に任せてやるよ」
言うと抵抗もさせずに斜め上へと蹴り上げて――ルイゾンを空へ踊らせた。
●夜風
「狙い通りに運んだみたいだね」
ルチルは空を見上げる。
そこには悲鳴と共に落下してくるルイゾンの姿。冒険者達はしかし、それを放置せず……地に衝突する前にルイゾンを受け止めた。
放っておいても良かったろう。けれどそれ以上にやるべき事があると判断したから。
己が助かったと知ったルイゾンは――じたばたと暴れて藻掻いている。
「触るなっ……! お前達は罪人同士で殺し合って、僕を楽しませればいいんだ、高貴な血の僕に、触れる権利もないんだぞ……!」
「――」
その姿にコルネリウスはそっと、目を伏せる。
(あぁ……やはり)
初めて他人に対し嫌悪というものを得た気持ち。それを、改めて確認する思いだった。
ケンはやれやれと肩を竦め、ルイゾンを引き摺って拘束する。
「諦めるんだな。もう終わりだ」
「ぐっ……離せ!」
「おや? まだ逆らう元気があるんですか?」
なら従いたくなるまで指を一本ずつ切り落としましょうか、と。屈託のない表情で覗き込むのはギーゼラ。
それでようやくルイゾンは息を呑んで静まった。
「ここまでだ」
と、ルーファスは周囲を見渡す。
「諸兄に問う。ここから先は死線である。命が惜しくない者のみ武器を構えよ」
響く言葉に、私兵達は動きを澱ませた。
数は既に冒険者達の方が多く、こちらの実力も明らかになったからだろう。それでも剣を握り直す者もいたが――ソルはすかさず視線で射抜く。
「これは降伏勧告だ。乗らないなら、こっちも手加減する余地はないぜ」
「……」
その私兵が怯むように止まると、ルーファスもまた続けた。
「同時に問う。諸兄らは何故武器を取ったか。今己が振るう力の所以を思い出せ」
それは弱者を虐げる為か。欲望を満たし罪人を踏みつけにする為か。
それが全てか、と。
「その力を正しく使いたいと思った事はないか。その武威で他者を救いたいと思った事はただの一度もないか。――心に一欠片の勇気が在るならば、己の意思で武器を捨てろ」
皆が知るマルクを立役者として押し出しながら。
「後悔はさせないと、僕と、彼の誇りに懸けて約束する」
「……ああ」
マルクも言って応えている。
すると私兵達は――賢明な部分もあるのだろう。皆が剣を降ろして投降の意思を示した。
ルイゾンは怯えて声を張る。
「おい、こ、こいつらは僕達を皆殺しにするつもりかもしれないんだぞ……!」
「……いいえ。私達は調査に来た授恵者です」
コルネリウスは緩く首を振って返した。
「真実を知るために。これはどういう事か説明頂けますか」
皆の視線に、ルイゾンは唇を震わせる。
見回しても味方はいない。だから俯いて、卑屈に応えるように。
「どうもこうも、ない。罪人をどうしようと、町の長の勝手だろ……?」
「違う、罪とは裁かれ償う物だ」
ルーファスは踏み寄って真っ直ぐに返した。
「それを己が享楽に投じ、殺め、嘲笑う。それこそ唾棄すべき所業だ。断じて人の上に立つべき器ではない――」
だから僕は僕の独善で以てお前を断罪するのだ、と。
「ぼ、僕を殺すのか」
「それは部外者である私達よりも、マルクさんが決めるべきでしょう」
コルネリウスが言うと――そこにオゴスも降り立ってくる。
「そうですね。俺は、如何な罰をも止めるつもりはありませんが」
「俺は正直、ここで処分したい気持ちだけどな」
ケンが見下ろすと、ルイゾンはひっ、と身じろぐ。
合流したハヤトは、それに息をつきながら――マルクへ向いた。
「……まぁ、任せるさ。お前の心に従って決めたらいいんじゃねぇか?」
「ありがとう、ございます」
マルクは頭を下げる。そして、力を貸してくれた皆さんの為にも、と。
「ここで私刑を下すより、罪を償わせたいと思います」
「おやそうですか」
ギーゼラは残念、とでも言ってみせるように頷きつつ。
「そう決められたのなら、尊重すべきですね」
「そうだな」
ケンも応えてから、ルイゾンの服を掴み上げる。ひぃ、と声を零すルイゾンに間近から目を合わせた。
「今はこれで見過ごすが……次に悪さしたらその首が飛ぶと思えよ?」
「わ、判った……! 判りました……!」
離されると、ルイゾンは涙を浮かべ、地べたに這いつくばっていた。
ソルはさて、と振り向いて。
「最後に、見ておくべき所があるな」
「そうだね」
ルチルも応え、ルイゾンと私兵らから情報を聞き出して――マルクを連れ、執行場の近くにあるそこへと向かってゆく。
壁に囲まれた中に、灰と炭が積もっている。
それは執行場で死んだ者を、焼いて処分していた場所。燃え残りの木片を除けると、衣服や金属片の残骸、そして亡骸だったものが見つかった。
ルチルは見回して呟く。
「酷いものだね」
「……ああ。アイツ、此処で一体何人を殺しやがった……!」
ソルも怒りを抑えきれずにいた。
事実その数も判然としないほど、焼かれた骸は多い。実態を完全に詳らかにするには証言と、時間をかけての調査が必要になるだろう。
「全て、明らかにされるといいね」
ルチルが言うとソルもああと頷いて。今自分達が出来る事は――と、見下ろす亡骸の一つに腕飾りの欠片を見つける。
マルクははっとした。
「……ケビンのだ。手作りで、子供の頃からしてた」
価値もないと判断され、取られなかったのだろう。
顔はもう、彼だと判断出来ないようだったけれど。マルクはしゃがみ込み、亡骸へ謝罪の言葉を呟いていた。
「……せめて、迷わず旅立てるように」
そっと言って、コルネリウスは鎮魂を行う。
マルクと共に、ルチルはそれを見届けた。
「失われた命は回帰しないが――弔えるだけまだいいのかもしれないな」
夜は長い。けれど明ける兆候だろうか、見上げた遠い空が、仄かに明るくなっていくようだった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年12月30日 11時04分30秒 公開
相談掲示板
ホブゴブリンのシーフ。オゴスと申します。どうぞよろしくお願い致します。 ふむふむ。「自分以外の全ての犯罪者を殺したら解放される」ですか。 屋敷の屋上のクズは自分がいるべき場所を間違えちまってるようですね。壁歩きで会いにいってみましょうか。
エルフでウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 すみません、うっかり消してしまったのでちょっとお直しです。 犯罪者への“チャンス”…と謳ってはいますが随分と酷い内容のようですね。 全体的な方向性など、すり合わせをしていきたいですね。 一先ず素手の状態でも使用できるスキルについて、少し確認をしてきたのですが、アクションスキルでの武器を使用しない攻撃ですと「魔矢」が使用可能でしょうか。 あとはリアクションスキルなどで回避を上げたり、クラスごとに使用できるスキルを使用していくことは可能そうです。 使えるスキルが限られてきますが、私はチャージングでの移動力強化、装甲防御などの使用を検討しています。 攻撃力や防御については注意事項があるようですが、生命については触れられておりませんので、今回生命には影響がないと考えて宜しいのでしょうかね。
ウォーリアのルーファスと言います。どうぞお見知り置きを。 しかし何と言うか、どうも随分気分の悪い相手のようで。 常人の犯罪者だと思われていて、故意に捕まっている前提なら 捕まる前にマジックポケットを使えば鎧はともかく武器位は、 普通に持ち込めるんじゃないでしょうかね、これ。
シューターのソルだ。 今回はクラスは有って無きようなモンだが、よろしく頼まぁ。 こういうクズは元から断つに限る。 多分だが、帰ってきてない人数からしてもう相当ヤってるだろ。 正直、殺生に関しちゃ手は抜かねぇつもりで行かせて貰うぜ? もとより手加減できる状況じゃないしな。 シューターに関しちゃ、スキルはほぼ全部使用不可だな。 ただ…【エーテルリンク】とペットの扱いはどうなるのかね? こいつ次第で俺は動きが大分変わりそうだ。 後は多対一を原則にして、相手の私兵を1人づつ袋にしていく感じかね?
よぉ!ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ! みんなよろしくな!! 気持ち良いくれぇのクズっぽいしな、遠慮なくぶちのめしてやろうかね… 俺もオゴスと一緒に壁を駆け上がって護衛共々蹴り落としてやろーかと思ってんぜ。 屋上から高見の見物なんて何様だって話だからな! 同じ土俵に立った時にどんな面になるか楽しみだぜ♪
エーテルリンクの扱いは、どうなるのでしょうかね 移動は夜間ですし、同乗以外の方法で上手く連れてくることが出来れば、活用は出来るのではないかと思うのですが…。 私兵は数も多いので、此方はバラけないように動いた方が良いですよね。 ソルさんの仰るように纏まって1人ずつ倒しますか?
少なくとも「駆け上がって蹴り落とす」人以外は 纏まって各個撃破に徹するのが定石と言う気はします。 ウォーリアは最低限の備えとしてカバリングと強靭が使えますしね。
>武器なしの戦闘 コルネリウスさん。この依頼で使えるスキルのまとめをありがとうございます。 魔矢が大活躍しそうですね。 >屋上のクズ ハヤトさん。よろしくお願いします。 屋上にいるクズとはぜひ近くでお話したいと思う反面、一人で敵に接近するのも悪手かなと思っていたところでしたから。 ハヤトさんが蹴り落とした後、俺は地面の汚いシミになる前にクズをキャッチしようかと。生きて地上に下ろせば、他の方々も近くで会話ができますし。 接近のタイミングをすぐにするか、私兵との戦闘が済んでからにするかも、相談が必要ですね。 *誤字に気づき、下の投稿を消しました。
ヒーラーのギーゼラです。よろしくお願いします。 クズの手下はクズ!皆クズ!! 私兵もルインゾも殺してしまって構わないでしょう? >マジックポケット 確かに武器くらいなら持ち込めそうですね。 一般人だと思われているなら、エーテル供給を断つような処置はされないでしょうし。 僕も持ち込めるかやってみようと思います。 >エーテルリンク 離れて馬車の後を付けて貰えばいけると思います。 夜間ですし数百メートル離れていれば見えないでしょう。 敵は外から襲撃があるとは思っていないでしょうし、奇襲に使えそうです。 >纏まって各個撃破に徹するのが定石 僕もその方針で異論ありません。 ヒーラーとして皆さんの傍にいますね。 1人ずつ確実に屠っていきましょう! >スキル 武器なしでヒールも使えますので、回復は問題ないかと思います。 攻撃力が下がるので回復量は大分減りますけど、殺される前に殺してしまえば問題ありませんよね? さっさと殺してしまいましょう! 武器なしで祈雷も使えますので、囲まれた時の対策用に持っておきます。 >駆けあがって蹴り落とす 素晴らしいですね!クズが地べたで惨めに命乞いをしてくるのでしょうか? あぁ醜くて醜くて…私興奮してしまいます! たっぷりと甚振ってあげなくちゃ!!
情報屋のルチルだ。 クラスはシューター。よろしく。 見ての通りのクズだね。さて、どうお灸を据えてやろうか。 >エーテルリンク 装備に囚われないし小さなペットならこっそり隠す事もいけそうだ。 ルイゾンはこちらをまだ一般人と思い込んでるなら、見られてもただの野生動物で誤魔化せそうだしね。 アタイは栗鼠をこっそり中に入れるつもりだよ。 マジックポケットは取得するか悩み中だな……そも、SPが足りないかもしれない。 >纏まって各個撃破 異論はない。 どうせシューターだから渡された武器でどうこうするしかないからね。 >壁歩き なんというか話したがりそうなヤツもいるし、大勢で取り囲んだ方が圧が強そうだからルイゾンの下に集まれるぐらいに落ち着いた辺りで落とすのがいいんじゃなかろうか。 私兵への人質になるかもしれない。人質として使えなかったらその時はその時だ。
ルイゾンは色々と吐いて頂かないといけませんので、一先ずは捕縛の方向で…お願いしたいです。 情報を絞ったあとは、どのようにもご希望の方にお任せします。 >ポケット 私はポケットは見送りでしょうか…私兵を倒したらそちらの剣を拝借しようかと思っています。 どんなものを最初に持たされるかわかりませんが、渡された武器よりはかなり使えるだろうと思いますので。 >壁歩き 人質に利用するのは手ですね。使えないときは仕方がありませんが。 接近のタイミングについては、人質利用を視野にいれる場合はすぐに、となりそうです。 私兵を減らしてからですと、危険を感じた場合に逃走されるのでは、という懸念があります。
>人質 狙うならスタートダッシュが確実ですよね。 警戒も一番ゆるいタイミング、即逃げを打つにはプライドが障る。 問題は落とした時にキャッチ出来るか、ですが。 ……まあ、頭から落ちなければそうそう死にはしないでしょう。 >ポケット うん、言い出しっぺでもありますので僕も試してみます。 出来たら儲けものですし、出来なくとも大勢に影響ないですから。 >エーテルリンク これもゴリラとか狼とかでないなら現実的かなと。 一般人と思われているなら、小型動物はやりようですね。
なかなか皆さん殺意が高そうで頼もしいぜ♪ >蹴り落とすタイミング 先に下の私兵共を斃しちまったらおそらくとっとと逃げ出しちまうと思うんだよな~。 そー考えるとルーファスの言うように初っ端から度肝を抜いて駆け上がるのがいーんじゃねーかと思ってるぜ? 先に護衛の2人を蹴り落としてクッションにしてやればそうそう即死はねーと思うんだがな。 頭から落ちそうだったらオゴスの言うように下で待ち構えた面子でカウンターでアッパーでも見舞ってやれば頭は無事だろ。 >装備 俺は素手でぶっ飛ばそうと思ってんぜ。 元々体術も得意だしな!武器を使ってねぇ方が思いっきり蹴り倒してもそうそうすぐに死ぬ心配もねーだろーしよ♪
顔出しが遅れてすまん ウォーリアーのケンだ まぁ・・・・領主(笑)の首を狩るのは当然として、奴の私兵は俺らが「たまたま」狙いがかぶって各個撃破していく形がいいだろう マジックポケットに関しては俺もこれで武器持ち込めるじゃないかと思ったね ただ、これで武器を取り出すと俺らが冒険者であることはばれることになるから武器を取り出すなら領主を落としてからのほうがいいだろうな あと最初からいきなり壁走り使って上がるよりもはじめは奴の私兵に追い込まれてるふうに装って奴の壁の近くまで移動してくと言うのはどうだ? 自分の思い通りになってるところを見れれば気分がよくなってよく見たいと思うのに自分の足元じゃよく見えないから塀に近づいてよく見ようとするんじゃないか? そうすれば、壁を上がるやつが蹴落としやすくなるだろうし、落とした先には残りのメンツがいるから誰かしら受け止めれるだろう
>私兵 わざわざ追い込まれて見せてやる必要は無いんじゃねぇか? 確かにその方が領主は塀に寄ってそうだなと思うが…。 私兵は纏めてかかってくるとなると、かなりの強敵になる。 見せかけとは言え、私兵に追い込まれた状態からだと盤面をひっくり返すのが難しくなっちまうぜ? 俺はハヤトの早期に【壁歩き】を使う案に賛成だな。 但し、だ。 領主の側には私兵が2人構えてる。 そいつらを出し抜く必要性があるから、気をつけてな? >マジックポケット うーん…、少しメタな話しになるが良いか? 多分この依頼、【マジックポケット】の使用を前提にしてないと思うぞ? 多分、高確率で『武器』は持ち込めないと思うんで、持ち込めなかった場合についても書いておいた方が無難だと思う次第だ。 俺は今回、ペットの狼を置いていく次第だ。 なーに、こちとら鍛冶屋だ、武器の扱いについちゃ、一通り慣れ親しんでるでな。 渡された武器でもやってみせらぁ!
>壁歩き どちらかと言うと、領主に護衛が2人。と言うことを考慮すると オゴスさんとハヤトさん。2人がタイミング合わせ壁歩きすれば、 1対1×2になります。護衛を先に蹴落とした方が領主を捕まえる。 と言う挙動も現実的になるのではないかと。 >ポケット はい、多分想定されていないのは分かります。 なので、使える。ではなく「使えたら使う」にすべきですね。 エーテルリンクも同上。「使えたら使う」が妥当でしょう。 とは言え、使ってみる分に特別損があるとも思えないので 手段の一つとして試しても良いとは思います。 >武器 これについてはコルネリウスさんの仰る通り。 衛兵が持っていたら奪うのは有りだと思いますから、 やる価値はあると思います。相手から見て脅威度も増しますし。 それと、人質が取れるか衛兵が半分を切ったら 降伏勧告してみるのも有りではないでしょうか。 まともな理性が有れば、ご自分の命は流石に大事でしょうから。
>壁歩き 俺はハイディング使用後に壁登りをする腹積もりでした。 しかし、あえて壁際まで追い詰められてからという手もありですか。とはいえソルさんの懸念もわかります。 領主を生かして下ろすなら、ルーファスさんのやり方が確実でスマートですね。 ロープか何かで吊り下げるか、壁歩きで抱えて地上にご案内することになるでしょうか。 これは悪趣味な俺の興味でしかないのですが、ハヤトさんに蹴り落とされた時のルイゾンの顔を拝みたくもあります。 その場合、空中での確保は俺の壁歩きになるので、領主を生かして下ろす確実性って面では劣りますが。 >降伏勧告 それが良さそうですね。 ただ私兵がどういう反応になるか読み切れないところがあります。 自分は雇われていただけなのだと素直に降伏してくれるか、領主と共に裁かれるのを恐れて激しく抵抗してくるか。 どちらの反応が出たとしても降伏勧告には賛成です。
>オゴス 壁歩きで駆け上がるのは俺達二人でタイミング合わせた方が良さそうだな。 確実にルイゾンの野郎を逃がさねぇようにすんなら、向こうが警戒する前、理想は初っ端から一気に屋上に上がって仕掛ける方が良いとは思ってんだよな。 全力で移動すりゃ18(90m)を一気に詰めることも出来るしハイディングで姿を隠す必要もねーんじゃねーかと思うぜ? 塀の高さが実際どんくれぇなのかが明確じゃねーから何とも言えねぇが、おそらくあっても10m(約3階の高さ)くれーだとは思うんだよな。
壁歩き> 敢えて。で言えば1人が突っ込んで2人の護衛を受け止めて 時間差でもう1人突っ込んで速攻で領主を落とす。 と言う手も有りますが。この場合落ちたらまず受け止められませんね。 まあ、それはそれで……という気も、全く無いではないですが。 >降伏勧告 もしするなら、降伏すれば個人の罪以外領主に命じられてした行いは罷免する。 と、マルクさんに口裏を合わせて貰えれば説得力と圧力が増して良いのですが。 そこで清濁合わせ呑めるかは、少々怪しいところではありますね。 これ以上死人が出るよりマシ、と考えるか。 それとも善の善なる所を為すべきと考えるかは、個人差有りますし。
>追い詰められたふり ま、ふりをするのはあくまで一案として出しただけだし、実際壁のぼる二人がやりやすいのが一番だね >降伏勧告 するだけしておいたほうがいいだろう まぁ・・・・こんな風なことに手を貸してる時点で性根は見えてるんだろうけどね とりあえず死刑は免除くらい言わないと降伏はしてこないとは思うな まぁ…死なない程度の罰は受けてもらうけどね・・・・・ >ポケット こいつはメタいこと言っちまうと想定不足の産物だからな出来たら使うくらいの意識ってのは賛成 まぁ…できたほうが展開的に面白いけどなww >武器奪取 そういや・・・・・私兵って衝撃は飛ばせれる射撃使えるってことは授恵者なのか? それだったら奴らの武器奪えばウォーリアーのスキル使えるようになるんじゃ・・・・・
あ、すまん。俺根本的な勘違いしていた。 私兵って俺らを積極的に襲ってくるわけじゃないのか 一応「逃げようとしたら私兵が襲う」という建前がある以上俺らが争っているふりをしてる限りは手を出してこない可能性あるな 俺らは最初バラバラに配置されてるわけだから壁を上る二人が町長の近くとは限らないわけだし、他のメンバーが結託して二人を壁に追い込むように動くというのは可能じゃないか?
>降伏勧告 これは私も有りだと思います。 私兵に関しては、ルーファスさんも出しているように、ある程度の温情措置をちらつかせれば降伏してくれる可能性は上がるのではないかと。 開始段階では私達の事も犯罪者だと思っていますが、罪人ではない授恵者だと解れば態度が変わる可能性もあり得ますし、心理的な部分は利用していきたいです。 >私兵 授恵者の可能性はあるかと思いますね。 ただ拝借した武器でスキルが使えるかどうかは、実際やってみないと解らない、とも思うので私は素手を前提としたスキル構成で行こうかとは考えています。 >個人 スキル予定はヒール、魔矢、重点硬化などですね。 特性は強靭で防御生命の底上げをしていく予定なので、カバーリングやグロリアスアーマーを使用するかは少々考え中です。 防御面で不安な方などが居らっしゃればアーマー使用を検討しますね。
>降伏勧告 あら、皆さんお優しい。 了解しました。ルイゾンは捕縛、私兵も降伏するなら殺さないようにします。ふふふ、ざぁんねん! 降伏勧告をしてる方の後ろから「そろそろ殺してもいいですか?」と脅す役をやりましょう。 >マジックポケット ご心配ありがとうございます。 ふふふ、想定されていない抜け道だからこそ試す価値はあるかと。 駄目でしたら素直に素手で殴り合いましょう。 >武器奪取でスキル使用 これは出来ませんね。 ワールドガイドに【原則、シナリオ内において、他者から譲り受けた装備や敵が使用している装備をプレイヤーキャラクターが活用することはできません。】とあります。 これ、そもそも敵の武器を奪取も出来ないかもしれません。 エーテルを通わせなければ使えるのかもしれませんが エーテルを通わせない剣より、エーテルを通わせた拳の方が強そうです。 >他のメンバーが結託して二人を壁に追い込むように動く こちらが逃げようとしない限りは、私兵もルイゾンと同じように見物をしているような状態でしょうか。 いいご身分ですねぇ。その地位から落ちた瞬間の絶望の顔が楽しみです! ちょうど壁を登る二人はゴブリンですので、おびえた演技で「先にゴブリンを殺そう!」と煽れば自然にいけそうです。 僕は種族にこだわりはありませんが、ゴブリンへの偏見は未だに根強いですから。
こちらにもワールドガイドからの引用を載せておきますね。 ワールドガイド 特殊状況でのルール ■武器なしの戦闘 武器がない状態においても、武装状態の制限がないスキルに限り使用することができます。 これは物理攻撃だけでなく魔法攻撃も可能です。魔法攻撃を行う場合、攻撃に用いた箇所が発光します。 このときの射程は至近(同ヘクスのみ)になります。 また、 シナリオ出発時にキャラクターが持ち込んだ装備以外を魔法攻撃用の武器として利用することはいかなる場合においてもできません。 この場合、どのような道具を使っていたとしても、その威力と射程は、素手での攻撃および魔法攻撃に準じます。 これは、プレイヤーキャラクターたちは自身に適合している装備でしかエーテルを隅々まで通わせることができず、《授恵者》としての力を振るうことができないためです。 原則、シナリオ内において、他者から譲り受けた装備や敵が使用している装備をプレイヤーキャラクターが活用することはできません。
>降伏勧告 人質としての利用を提案した身であるし、賛成だよ。 武器無しじゃ、数の優位が揺らげばこっちが不利だからね。 尋問もしたい所だが後で痛めつけるかは……全員武装解除した後ならやりたいように任せておく。 >戦闘 回復力はないよりマシだが武器種に囚われないヒールを持って行く。 いつもの得物も使えないし、捜波や別行動させたペットに敵になる存在の位置を探って殺し合うフリをして合流。 私兵との1対1の戦闘は避けて合流した仲間に敵の位置を教えつつ、数の差で潰していく具合になるかね。 流石に壁歩きした者が出たら私兵たちもおかしいと気づくだろうし、争うフリをして油断させつつ落とす場所付近で合流できるようにした方がよさそうだろうか。
>武器 ギーゼラさんはありがとうございます。素手の戦闘についてまだ確認していませんでしたので、助かります。 そうなりますと、やはり魔矢を使用していきながら、となりそうですね。 素手では敵を殴ったことが無いので、威力は低くとも渡された武器でカンカンしている感じになるかもしれませんが。
>壁への追い込み ギーゼラの案に乗る形でいいぜ! 俺とオゴスを狙ってって形からルイゾンの野郎の下まで上手いこと誘導して貰い、そっから俺とオゴスで一気に屋上まで駆け上がるってのも相手方も油断しそうだしいいんじゃねーか? >降伏勧告 俺はこれはどっちでもいいぜ。 どっちにしても最終的にはとっ捕まえて引渡す形になんだろーし、抵抗してくんなら返り討ちにするだけだからな。 >ルイゾンの処遇 これに関しちゃマルクに任せてやってもいいんじゃねーか? 友達の仇を討ちてぇってんならやらせてやりゃいいと思うし、捕まえて裁きを受けさせてぇってんならそれもまたよしってな♪
とりあえず・・・現状を一旦まとめると下の感じで合ってるか? ・作戦 始まりとともに、ハヤトとオゴスを他の参加者で襲うふりをして町長のいる塀の壁際へと追い込む 追い込んだから2名が壁歩で壁を上がり、町長を落とす 町長確保後は私兵に対して降伏勧告を行う 降伏勧告を拒む場合は実力行使で排除する ・町長 基本的にここで処理する マルクが聞きたいことがあるなら話をさせる って感じで合ってるかな? 町長に関してはマルクに任せるって意見もあるけど、被害者はマルクの友人だけでないし、こういった輩は何かしらコネとかもってて生き延びられても面倒だからマルクに聞きたいこと聞かせて処理しちまうほうがいいと思うけどな
>屋上 二人でタイミングを合わせて一気に登りましょう。 意図がバレにくい地味な合図でも決めておきますか? 追い詰められた時に「畜生」と吐き捨てるとか。他に良いセリフあればそちらでも。 町長を蹴落とす時は手加減してくれると壁歩きでの確保もしやすくなるのでありがたいです。 ハヤトさんが全力で蹴りを入れると、町長が遠くまで吹っ飛んでいきそうで……。 >武器なしの戦闘 ギーゼラさん。ワールドガイドの引用ありがとうございます。 ルールが複雑なのでこういう確認って大事ですよね。助かります。 >町長 ケンさんはまとめありがとうございます。 ほんの少しだけ俺の認識と違うところがあるので、皆さんと相談できればと思います。 降伏勧告は町長を蹴落とす前が良いかと。 蹴落とした直後に壁歩きで確保しますが、失敗する恐れもあるので。 処理に関しては、基本的には捕縛の流れなのかと思っていました。 殺したい方が多数なら特に止めはしません。
>町長 蹴落す際は万一に備えて下で受け止めを行いましょうか? ある程度距離があってもチャージングで距離は詰められますので、壁歩きで確保が失敗した場合でも地面への直撃を免れられるように補助しようと思いますが。 私も捕縛の方向で一先ず、と思いますね。 その後については、私も止める気はありません。
>受け止め 初期配置次第、ということになりかねないので こちらもチャージングを持って受け止める動きは入れておきますね。 争うフリをして油断させつつ……は、余裕があるか次第ですが。 一応考慮はしておくことにします。 >降伏勧告 落下後で良いと思います。落下前ならば裏切りですが、 人質になっているなり、運悪く事故が起きているなりすれば そこからはシンプルな自己保身。より話が分かりやすいですから。 >生死 ん……正直、マルクさんの立場における裁量としては過剰ですし、 人の生死を負うのは重過ぎるでしょう。 他方、僕らなら正当防衛を主張出来る。首謀者かつ当事者ですから。 命を狙われた直接的な敵ですらある。 ……さて。生かしておく価値、有りますかね。
>オゴス わかったぜ! 合図は『畜生』で構わねぇぜ♪ それと、あんま力んで蹴り飛ばさねぇように気をつけるわ(笑) 受け止めの方はみんなに任せたぜ。 >ルイゾンの処遇 まあ、今回の依頼の目的自体が ●目的 町長ルイゾンの、犯罪者への処遇の詳細を暴く。 ってことだからな。 俺達でやっちまっていいもんなのかどーかとは思うとこもあったが、マルクの意見は聞いてやりてーと思うのが個人的なとこだな。
地上での受け止め助かります。 今回の依頼だとシーフの疾風足は装備制限で使えないので、ウォーリアのチャージングがいっそう輝きますね。 よろしくお願いします。 ルイゾンの血筋は良いみたいなんで殺すにしても大っぴらに討ち取るというよりは、 「事故です」「正当防衛です」「我々はあくまでも捕縛しようとしたのですが」って体裁をとるのが社会的に安全そうです。 ハヤトさんへ 合図は「畜生」ですね。了解です。蹴りの手加減もありがとうございます。
>降伏勧告 確保前に降伏勧告しても意味ないから落としたあとのほうがいいだろう 仮に落下で死んでても、町長に脅されて断って方向で減刑されるっていう感じで幸福さ添えるだろうしな とりあえず俺の行動としては開始と同時に天眼を使って全体の状況を把握してわざと大声を上げながらオゴスたちに襲いかかって町長側の壁に追い込む風にするつもりだ
>ルイゾンの処遇 生かしておくには…というのも解ります。 「領地の取り決めには反しているので、捕縛すればそれなりの形で裁かれる」との事ですので 生きて捕縛をすれば処罰はされるはずですが…私刑に処す場合はオゴスさんの仰るように正当防衛や捕縛時の予定外の事故として主張し処理する形になるかなと。