【PT】食事中なんですけど
岩岡志摩
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シナリオID:376
オープニング
そろそろ冬を身近に感じてくる今日この頃。
王国北西部のアロシュナバラ周辺地域に存在する、とある村の宿屋兼酒場は活気づいていた。
この村だが、最近までバルバロイによって占拠されたり、奪還こそされたものの村人達の間で病気が蔓延し、村の機能が停止していたりと災難続きだった。
だがそれも、多くの冒険者達や関わった人々の尽力により、届けられた薬で村人達は病から快復し、バルバロイも一通り駆逐できた。
一時は荒れ果てていた村だが、今では村人達が力を合わせて村の復興と再構築を始めている。
ここの宿屋兼酒場も、元の姿を取り戻すことができた1つだ。
今この店は商機をかぎつけてやって来た商人たちや、復興に携わる作業の人々に食事を提供することに貢献している。
そんな宿屋兼酒場にある食事スペースに、皆様は集っていた。
皆様がどうしてここに居るのかは、さまざまな理由があるだろう。
修行の途中であったり。
別の依頼の帰りであったり。
もしくは依頼ではなく旅行の最中かもしれない。
あるいは、ここの村が最近バルバロイより奪還され、その復興のために出された依頼を受け、現場へ向かう途中だったりするかもしれない。
しかし理由はどうあれ、皆様はここに集った。
すでに夜となり、皆様はこの宿に宿泊料金を支払い、部屋を取っている。
この宿屋を選んだのは、ここの宿屋が料理にも力を注いでいると聞いたから、という人もいるだろう。
酒場も夜が本番とばかりに、料理や酒を求める客でにぎわいを見せ始めている。
季節はもうすぐ冬だが、この村は気候が温暖なせいか、それほど厳しい寒さはない。
この店でのおすすめ料理の1つは、ビーフシチュー。
信じがたいほど柔らかく煮込まれた牛肉は、唇で噛み切れるほど。
スプーンでニンジンをつつくと、抵抗なく裂けた。
すみずみまで味が染みた牛肉は、肉の旨味というものをこれ以上ないくらいに表現している。
あわせて注文されたパンは薫り高く、皿に残ったソースをすくっていただくと、実に美味。
冒険者の暮らしの中の一幕。たまにはこんな日も悪くないだろう。
――よけいな『客』が来なければ。
「へへへっ、てめえら運が悪いなぁ。俺達がここに来なけりゃ、日常ってやつを送れたのによぉ」
突如皆様の食事の時間を、店の外から響く野太くガラの悪い声が妨げ、どやどやと複数の足音が店の中へ雪崩れ込んでくる。
店の灯りに照らされて見えるのは、店の雰囲気にはそぐわない粗野な男ども。
彼らをこの村ではある名称で呼んでいる。――バルバロイ、と。
店に残る客たちに向け、罵声や武器を向けてくるその姿は、まさに盗賊もといバルバロイ。
人数は多く、ざっと見て20人くらいは居るだろうか。
だがバルバロイと思しき男達の衣服は黒っぽいが、ぼろ切れ同然。
武器やら防具も貧相な作りのものばかり。
「たった今から、この店は俺達のものだ! 死にたくなければ身包み全部置いてけ!」
数の暴力に頼って、バルバロイ達は客達を脅しにかかる。
その中には、この店で注文した料理を食べている皆様も含まれていた。
しかしそんな粗末な武器を向けられても、皆様は恐怖など抱くはずもない。
このとき、皆様はまさに食事中の獅子だった。
食事中の獅子の邪魔をしたらどういうことになるか。
このバルバロイ達にしっかりと教育してやろうじゃないか。
●やること
皆様は様々な事情により、この店で食事をしています。
そんな皆様に対し、バルバロイ達は『身ぐるみ全部よこせ』と要求しています。
しかし皆様はそんな要求に応じる必要はありません。
皆様の食事を邪魔するバルバロイ達は、遠慮なくボコボコにしてやって下さい。
後でわかることですが、目の前にいるバルバロイ達には一応賞金もついていますので、今回の報酬は彼らを捕獲することで得る形になります。
遠慮なくぶちのめして構いませんが、捕獲した後に彼らの身柄を村のしかるべきところ(兵士達のいる詰所)へ届ける必要がありますので、殺すのはNGです。
なおバルバロイ達を無視して食事を続けても、バルバロイ達は皆様が食べている料理に手を出して床にぶちまけたりします。
宿泊する部屋に引っ込んで何もしないでいても、バルバロイ達はそちらまで乗り込んで皆様の宿泊する部屋を荒らしたりしますので、争いになるのは避けられません。
なお食事をバルバロイ達に台無しにされても、皆様がバルバロイ達を捕獲した後になりますが、店の好意で同じ料理が無料で再度皆様に提供されますので、食べ損ねるということはありません。
解説
マスターより
リプレイ
この日、その冒険者達はそれぞれの理由で同じ店を利用していた。
「すっかり暗くなってしまったわね。冬の日暮れは早いもの、道行く人が足を速めるのも分かるわ」
アウレーリア・フォン・ネーベルベルクは依頼を終えた帰りに、この店へ立ち寄っていた。
既にこの店の上にある宿をとったアウレーリアは、酒場を兼ねたこの店おすすめのビーフシチューとの対面を果たす。
口の中でとろける牛肉は、バターで炒めた香ばしさと柔らかさの両方を残した絶妙な火加減。
「……美味しい。拘らなければこの味は出ない筈よ」
アウレーリアは口の中に広がる美味に感嘆の声をあげる。
――何気ない営みだけど、今の私には救済そのもの。
そうアウレーリアは思う。
「ふぅ……依頼とはいえ、復興作業は仕事量がなかなか……。明日からの続きのためにも、活力は付けておかねば、な」
サマエラ=フォリウムはこの村からの依頼に応じ、復興を手伝っていた。
本日の作業も既に終わり、そんなサマエラをこの店のビーフシチューが暖かく迎える。
「……おすすめと聞いたが、うん……うん……ああ、良い旨味だな。体の芯から、じんわりと温もりも広がるようで――」
サマエラは夢中になって、ビーフシチューを平らげていく。
「ここはビーフシチューが美味いらしい。だが、東方にルーツを持つ黒髪人種として今日は米の気分」
海神・江流はビーフシチューの他に、ライスも注文する。
王国では米も普及しているが、この店では江流が頼んだ方式での調理は普段やっていないようで、ライスはビーフシチューより遅れての到着となった。
マーハ・アセトシソンもこの店で出されるビーフシチューが美味しいと聞き、わざわざここを訪れた1人だ。
そして江流と同じテーブルに相席したマーハの前にも、目的のビーフシチューが運ばれてくる。
「噂を聞いてきた甲斐があったってものだよ! さっそく、いただきまーす」
運ばれた口の中でビーフシチューの滋味は、マーハの舌にその美味しさを教えながらとろけていく。
「うーん、肉の扱いには慣れている僕でもわかる、わかるよ! この煮込み方は只者じゃないね!」
そんなマーハや江流がいる席の近くで、ナキルも食事を摂っていた。
「ここのビーフシチューが美味いからな。よく頼んでいるんだ」
どうもナキルは以前からここの常連になりつつあったようだ。
ナキルは同じように酒を片手に談笑する男達に混じり、「オレの武勇伝を聞かせてやるぜ」と話を盛り上げている。
エミリア・シバは依頼ではなく休日を過ごす中で、この店を利用している。
この店で出される料理や酒を気に入っているためだ。
「このお酒、ビーフシチューにとっても合っておいしいわ!」
料理とあわせ、エミリアが口に運んだ赤ワインはしっかりしたボディで、ビーフシチューの味を受け止める。
「マスター。このお酒の産地どこのかしらー?」
エミリアからの問いかけに、料理を運んでいた店主が産地を説明すると、再び料理や空いた皿を運びに戻っていく。
「……これぞまさに至福の味だよな。よくできている」
近くのテーブルではベルク・オスマットも、店のビーフシチューを堪能している。
じわりと舌に染み出す肉の旨味にシチューのコクが加わり、深みのある美味しさだ。
その厨房の近くにあるテーブルでは、シャンテ・フーケが料理を楽しんでいた。
「んー、むぐむぐ。いやぁー噂を聞いてやってきたけれどその通り。この宿のビーフシチューは絶品だねぇ」
――肉は柔らかくてジューシーで香りもいい、パンとの相性も抜群だ!
シャンテが料理に感動しているテーブルには、彼が持参したと思われる様々な品が並べられ、シャンテを見守っている。
(はぁー……再会の暁にはこんな感じの所で語らいたかったね)
その願いが叶わないとシャンテも理解している。
いま、シャンテの前に並んでいるのは大切な家族の遺品だった。
それぞれが思い思いの形でこのひと時を過ごしているとき。
店に招かれざる連中がやってきた。
後に江流は語る。
「ライスとビーフシチューを合わせて、まさにこれからいただこう――って時にそいつらはやってきたんだ」
突如店にバルバロイ(以下「賊」と略)の一団が押し入ってきた。
「暢気に楽しんでるなんて良い身分じゃねぇか! 俺達にもよこせ!」
食事のひと時を妨げる賊達の粗野な声と、下品な笑い声の合唱が店に響く。
数にして20人程度だが、いずれも粗末な装備を纏い――くさい。
●ボコる
ここで江流は食事を中断し、密かに店の人と客を厨房への避難誘導を開始する。
「おっちゃん、嬢ちゃん。危ないからちょーっと奥の方に避難しといて」
江流の誘導によって、人々はパニックを起こすことなく厨房へと避難し始める。
(何の騒ぎかしら)
それまで食事に没頭していたアウレーリアは、周囲の騒動が気になり顔を上げる。
「んー、なんだか騒がしいね? 今はそんな気分じゃないんだけどなぁ」
食事をしていたシャンテは賊の喚き声を迷惑だと思い、耳を寝かせる。
自分に実害がなければ静観する姿勢のようだ。
「もーうるさいわねぇ? 今おねえさんは楽しい休日を満喫中なんだから、静かにしてくれないかしらねぇ?」
エミリアも抗議の声をあげるが、騒いでいるのは見知らぬ賊達ばかりなので、再び料理と酒に視線を戻す。
「……静かに騒げ。邪魔だ」
ベルクは顔を上げず、ぶっきらぼうに賊へそう告げると食事を再開する。
自分達など眼中にないといった冒険者達の言動を受け、賊達の額に怒りを示す血管が浮かび上がる。
「今、良い所なんだから邪魔すんなよ!」
ここでナキルが威圧感スキルを行使し、周囲の賊達を威圧する。
「怪我したくねぇなら大人しくしろっ!」
ナキルが賊達を牽制する間に、客や店の従業員達の避難を済ませた江流は、賊の頭目らしき男に近づき、警告する。
「これから飯ってタイミングだったんだけど、なかった事にしてお帰り願う訳にはいかないかね」
男は江流の警告を無視し、配下の賊達を冒険者達の座るテーブルへと向かわせる。
「一口含む度に、また次が欲しくなる。どれ、パンを浸していただくのも、試し――」
サマエラがパンを差し込もうとしたところで、ビーフシチューは賊の振るった武器に薙ぎ払われ、床にぶちまけられた。
他のテーブルでも同様の暴挙に出た賊に向け、目の前で無残な姿にされた料理を見つめていたサマエラが、ぼそりと宣告する。
「――死の、安寧を」
すると別の箇所より打撃音が響き、賊の1人が顔面から床に叩きつけられ転がっていく。
「我は今至福の一時を過ごしているところだったのだが……」
それは今しがた料理を台無しにされた、ベルクの一撃によるものだった。
「貴様ら、死にたいらしいな」
底冷えのする響きを込めた呟きと共に、ベルクは据わった眼を賊達に向け、戦闘態勢に移る。
「さて、選ぶといい。五体満足で駐屯兵に引き渡されるか。四肢がつぶれた状態で駐屯地に投げ捨てられるかをな」
ベルクの言葉を裏打ちするかのように、別の箇所から吹き飛んだ賊が、床との顔面着地を果たして気絶する。
「……モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか楽しくないと」
マーハも今しがた殴り飛ばした賊を踏み越え、残りの賊へと歩を進める。
「……君たちはそれを踏みにじった」
料理を台無しにされた怒りを胸に、マーハは賊達へと駆けだした。
「汚い手で僕の「家族」に触ろうとするんじゃない。その腕に食らい付くよ。文字通りの意味で」
自主的な喪に服していたシャンテも、賊が遺品を汚そうとしたことで我慢の限界を越え、賊を殴り飛ばして床に昏倒させる。
当初シャンテは本当に賊の腕に噛みつくつもりだったが、賊の汚ない腕を見て方針を変えている。
「慣れないワインでほろ酔いでも、雑魚相手なら僕の武器で十分だ」
そう言ってシャンテも他の賊達へと飛びかかり、ナキルやエミリアも料理を台無しにされたことで参戦を決める。
「テメェもオレの武勇伝にしてやるぜっ!」
「せっかくいい感じで酔えてたのに冷めちゃうじゃないの! おねえさんのお酒タイムを邪魔した罪は重いのよ」
ナキルとエミリアは一番近くにいる賊達から潰しにかかり、乱戦が始まった。
「もう交戦が始まっているわね。わたしも制圧に回るわよ」
ここでアウレーリアも戦いに加わり、スタティックフィールドを行使して賊達の移動を制限していく。
「チンピラに絡みに行く趣味はないけれど、客や物、何より食事を粗末に扱う輩は絶対許さないわ」
アウレーリアはスタティックフィールドに絡めとられた賊達を順次無力化していき、江流もマーハの援護に回る。
「じゃあ、仕方ない。警告はした。返り討ちにされても文句は言えないよな?」
江流も賊達と衝突し、店内は闘争の巷と化した。
●シメる
数は賊の方が多かったが、冒険者達は終始冷静に対処していく。
「さぁて、腹ごなしにゴミ掃除と行きますかっ!」
ナキルは近くにいたマーハや江流と連携し、賊達へ攻勢をかける。
そのマーハと江流は、江流が陽動役、マーハが攻撃役となって賊達を翻弄していた。
「あーぁ、お恥ずかしいったらありゃしない。まるで燻し出された狸だな」
既に先手必勝や疾風足を行使していた江流は、挑発じみた台詞を並べて賊達を怒らせると、殺到する賊の武器を躱しつつ、ある方向へと誘導していく。
その先にはテーブルを倒し、盾代わりにするマーハがいた。
「誘引完了だ、マーハ。ナキルは討ち漏らした賊の始末を頼んだ」
そう言って江流は横に跳躍し、その先にいた賊を鋼の細剣の柄で昏倒させつつマーハの射線をあける。
「僕は今とても怒ってる。怪我をしたい人からきなよ!」
範囲魔法が得意なマーハだが、店内ということで強力な魔法は控えている。
「魔力装填、シュート!」
そしてテーブルの陰より身を乗り出したマーハは、魔弾を行使。
マーハの指先より放たれた光球が賊の腹に命中し、吹き飛ばされた賊は床に叩きつけられ気絶する。
――食べ物の恨みは怖いのです(マーハ談)。
そしてチャージングによって移動力を上げたナキルが、戦術眼も駆使して捕捉した賊の1人へと迫る。
刃を潰したノービスブレードの剣身が賊の胴を強打し、その衝撃に賊は顔面を蒼白にして、昏倒する。
「空いたテーブルの上、なども……バランスを取れるなら、使えるだろうか」
戦術眼も駆使してそう考えたサマエラは、賊のせいで片付いたテーブルからテーブルへと飛び渡り、賊を倒していく。
「……始末は、しないのか、そうか……分かった」
サマエラは他の冒険者達が示した不殺の方針に、どうにか自分を納得させると床に着地して、闘気槌2を行使。
「しかし、相応の報いは、受けてもらおう」
宣告と共に、鋼の戦棍が巨大な光塊を纏って振り下ろされ、周囲にいた賊達を吹き飛ばす。
「安らかな死を選べなかった両親を、せめて心穏やかに見送りたいんだ」
シャンテは殺到する賊の武器を鋼の盾で防ぎつつ、着実に賊を倒していく。
「……邪魔な騒音には、消えてもらおうか」
――もちろん殺しはしないし、後でロープできっちり縛るよ。うん。
そう宣告したシャンテは、逃走を試みる賊を見咎めると衝撃刃2を行使。
突き出された鋼の牧杖より不可視の衝撃が射出され、逃げる賊を殴り飛ばし、床に叩きつけて昏倒させる。
「まあ、かと言っても、お酒とご飯を食べる場所で血の匂いを充満させるのはだめよねぇ」
エミリアは賊を昏倒させながらも、そう呟いてため息をつく。
面倒くさいと思ったのは秘密だ。
「刃じゃなくて柄のほうで殴って、煩いおバカさんたちを黙らせましょう」
既に先手必勝によってエーテルを体内に巡らせ、疾風足で機動力を上げていたエミリアは、飛び移ったテーブルを蹴り、賊の頭上へと飛翔する。
思わぬ機動に眩惑された賊の背後へと旋転しながら、エミリアはダブルエッジを行使し、落下中に賊の背を黒曜石の短剣の柄で打ち、着地と同時に放った鉄の短剣の柄が賊の意識を刈りとった。
そして店の出入口に近いところにいた賊は、不意にその死角から忍び寄ってきたベルクに捕まり、店の外へと引きずり出される。
「ちょっとボキン活動(誤字にあらず)に協力して(物理的に)骨を折ってくれ」
賊を組み伏せながら、ベルクは不穏なことを頼み込む。
なお賊に拒否権はない。
「なに、単なる慈善活動だ。貴様ら賊が人を襲えぬようにするためのな」
直後店の外で骨が折れる異音と、賊らしき男の悲鳴が響く。
「これは喧嘩じゃないわ、躾よ」
古木の杖の先から魔矢を放ちながら、アウレーリアは言い切る。
アウレーリアは食べ物絡みの粗相に対し、厳しい。
「収穫も調理もせず、食事をお金で買えるだけでも恵まれているのよ。支払いをしないどころか、食べもせず引っくり返すなんてどういうつもりなの?」
――それとも、お前達が家畜の餌にでもなってくれるのかしら?
倒して捕縛した賊を店の隅へと寄せたアウレーリアは、残る賊達へと杖を向けメテオライトを行使。
宙に出現した大量の小さな光弾が次々に賊達へと降り注ぎ、乱打を受けた賊達は頽れ、昏倒していった。
●追加
店に押し入った賊達は全て捕縛され、サマエラの光縛封によって全員隔離された。
「えっと、引き渡しとか細かいの置いといて、休んでいいかしら、ね」
エミリアは酒が回った状態で動き回った結果、気分が悪くなったようで、店が用意した部屋で休息する。
やがて店に駆けつけた兵士達が賊達を連行し、店に平穏が戻る。
「感謝する、店主殿。では仕切り直しだよな」
ベルクは料理を作り直してくれた店主に礼を述べると、再び食事を再開する。
「一口含む度に、また次が欲しくなる一品だな」
サマエラも賊達を送り出した後、店の好意で出された料理を食していく。
「煮込み方をここの店の人に聞いておこうかなー。くう、料理人魂が疼くねっ」
「飯の続き! 美味い飯を食う! 運動後の飯は美味い!」
店がお礼にと提供してくれた新しいビーフシチューを平らげ、マーハやナキルは機嫌を直す。
「あ、店主さん。シチューは温かいの追加で」
江流も無事だった料理を平らげた後、追加を注文する。
「シチューとパンおかわりー、あとワインも頼んじゃおうかなぁ」
シャンテも新しく出された料理を平らげ、追加を注文していた。
「ねぇ店長さん。彼らを清潔にした後ここで働かせられないかしら。彼らには働き口と収入源が必要よ」
アウレーリアは賊達を身綺麗にすれば使えるかもしれないと考え、そんな提案を店に出す。
――働けば何かを作るのが只ではないことにも気付くでしょう。
その後店経由でアウレーリアの進言を容れた村は、低賃金ながら賊達を様々な労働に回し、働かせているとのことだ。
村の復興は、続いていく。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年12月23日 13時09分57秒 公開
相談掲示板
マーハ・アセトシソン一番乗り! というわけでキャスターのマーハだよ、よろしくねー 今回も知ってる顔が多いかも、ふてえ輩を成敗しようぜ
シーフの海神江流だよ。今回は宜しく頼むね。 飯食ってる最中にってスタンスで行こうかな。 店に物的被害が出ないように気をつけておこうかね。
ナキルだ!ウォーリアやってるぜ よろしくな!! と、早速見知った顔が居るな!今回もよろしく頼むぜ! …たしか、マーハと海神だな! オレも何時もみてーに 酒場でメシ食ってるなら、大体客のオッサン連中に オレの武勇伝を聞かせてたりするからな そんな感じで漕ぎだすと予定だぜ!
ヒーラーのシャンテだよ、どうぞよろしく。 いやぁ、この宿屋のビーフシチューはすごーく美味しいねぇ、香りもいいし暖まるし、なによりパンとの相性も最高! ……って、ご満悦の時にバルバロイが20人も来られちゃいろいろと台無しだよねぇ。 お店の物的被害を抑えるのは勿論だけど、この数の暴力をどう片付けるかも考えないと……範囲攻撃とかかな。 あ、僕はちょっと初動が遅いかも。 僕が動くのは“明確に食事の邪魔をされた時”だからね、はふはふ。
おねえさんはシーフのエミリアって言うわ。よろしくね。 おねえさんはたぶんお酒を楽しんでる最中だと思うわー。 それにしても20人はちょっと多いわね。 おねえさんはできてもダブルエッジとかで二人ずつ狙えるかもってぐらいかしらねぇ。
狐の半獣が一尾、オスマットのベルクだ。 シーフだがよろしく頼む。 賊など殺すのが一番なのだが殺せないのが面倒だな…。 とりあえず飯の邪魔の代償に四肢は潰しておきたいところだな。(暗い笑み) とはいえできるだけ流血無しに制圧したいところだ(食事処に血の匂いはどうかと思うので)
ゴブリン、ヒーラー、サマエラだ。 よろしく頼む。 私も食事中、になるな。動くのも……こちらに飛び火した時、としたいが、 それで遅くはなり過ぎないよう、タイミングも見計らっておく。 数は多いが、殺さず、店の被害も抑えるように、と。 敵戦力は兎も角、状況が厄介だな……。 火力を出し過ぎないように、かつ狙った対象たちのみに当てられる、ということで、 攻撃は闘気槌2を中心にしようかと、考え中だ。
キャスターのアウレーリア。宜しく。 あまり相手をしたくはないけれど、客や備品に手を出すなら許さないわ。 攻撃スキルは使わず、範囲BSスキルで拘束します。攻撃する場合は通常魔法攻撃ね。
ナキルさんも、海さんもよろしくねー アウレーリアさんもこっちの依頼でもよろしくっ お店の人が一生懸命作ってくれたものを台無しにされるのは怒ってもいいよね?怒ってるけども( 僕も得意な爆炎が仕えないから・・アウレーリアさんと同じく単発魔法(魔弾、魔矢)と派手目じゃないバッドステータス系を使っていく感じになるかな
んーむぐむぐ、僕は薙ぎ払い2で対処しようと考えてるトコだよ。 あとは念のための逃走阻止用に衝撃刃2、死なない程度に痛め付ける用にエーテルブローかなぁ。 縛るように光縛封もあるけど……なぜかロープの用意もあるみたいだね? んー……、パンとシチューのおかわりー。
「マーハ> おう、今回もよろしくな! オレの事はナキルでいいぜっ あーっそっか、店の中吹っ飛ばせねぇもんな …外だとカッケェ魔法を見れるけど 室内だとそーもいかねぇのか…なるほどな… そうすると、オレみたいなヤツの方が テーブル、手前の方にいた方がいいのか… 逆に「手を出すまで動かない」勢は 奥に居たら、動くキッカケにがねぇか…? ……オレは奥に居ても、騒ぐやつには 向かって行くからな…普段から… >シャンテ …あ、それ美味そうだな」
(マーハにひらひらと手を振り) >動くきっかけ 心配いらないわ、無視しても部屋に引っ込んでもご丁寧に挨拶してくださるそうよ。 もっとも、そこまで引っ込み思案だと失敗条件に引っかかってしまうと思うけれど。 私は言った通り、店内の誰か・何かに被害が及びそうな時点で動くわ。 具体的には誰かと交戦状態になったタイミングね。 あまり乱戦になっていると、一緒にスタティックフィールドに巻き込んでしまうかも知れない。 出発までに何か覚えられると良いのだけれど。
むぐ。 まぁ、とりあえずはあれだよ。 食事中ないし休憩中、就寝中にどかどかと妨害しに来た不届き者にどう対応するかを考えて実行すればいいってことだね。 せっかくの心落ち着ける一時を邪魔されてさ、怒らない人は少数派だろうし。 〉ナキルさん この宿のオススメはビーフシチューだそうだよー。
「>アウレリーア お、そんな感じなら大丈夫そうか 教えてくれてサンキューな! 乱戦の只中には居そうだからなー 巻き込まれたら巻き込まれた時だな! 気を付けておくぜ! >シャンテ 解りやすいな(うんうん) よーし、大体はイメージできたぜ! ビーフシチューか!そっちも美味そうだな! それも食ってみてーな…! ぶん殴る前に警告くらいはしたとして…(威圧持ち込む) それなりに大人しく暴れるか…」
「あ、すまねぇ…アウレーリアだったな、ワリィ…」
>ナキル 大丈夫。それくらいで目くじら立てたりしません。 ……でも、気に掛けてくれてありがと。 メテオライトと魔矢を覚えたから、少しは被害を抑えられると思う。 一応光縛呪も持って行くけれど、これは無抵抗の相手にしか使えないのね。