夢に縛られて
トビカゼ
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シナリオID:270
オープニング
●
寂れた小さな廃教会。
どこかの深い森の中。そこに存在する小さな教会には、踏み入ったものが帰ってこないという話が存在する。
その話は事実だ。
踏み入った者達は帰ってこない。調査に送った者達も、そのすべてが返ってこなかった。
そこには確実な脅威が存在する。
だが、一切脅威は表には出てこない。
唯々不気味さと、いつ表に出てくるかもしれない恐怖だけがその周囲を支配していた。
放っておくわけにはいかない。
そうして冒険者ギルドには対処の依頼が持ち込まれ、そして今日もまた調査に向かった冒険者が返ってくることはなかった。
●
暗い、昏い、深い、沈む。
ある者は見た。自らの故郷を。
ある者は見た。自らの理想を。
ある者は見た。自らの恐怖を。
ある者は見た。失った夢を。
様々な感情が揺れ動く。
だが、どうしても抗えない魔力がそこにあった。
憧憬の想いが、掴みたい欲が、抗えない暴威が――忘れられない夢があった。
だから、ここに居たいんだ。
暗い教会に一人、聖女のような美しい女性。
だがそれはきっと人では無い、何か。
おぞましく、人の夢に這い寄る者。
紅く、紅く、咲き誇る花畑の只中で一人、慈しむように眠る者をただ撫ぜた。
●
今日もまた、小さな廃教会へと向かう者達の姿があった。
よくある作りの何の変哲もない教会。
人の手は入っておらず、ぼろぼろになっており、辺りから腐臭が漂う場所。
だが、思っていたほどに脅威は感じる場所ではない。
それら以外に異質な何かがあるわけでもなかった。
部屋全てを見て回っても、そこに何かは見つからない。
脅威の一つも見当たらなかった。
確認すらも出来ぬ脅威。ここから誰も帰ってきていないのであれば、何処かに潜んでいるはずなのだが、一向に見つかる気配もない。
しかし、何も見つけず帰還などできるはずもない。
調査したりない所があるのだろう、一度身を休めて、朝になったら再び調査をすればいい。
『君達』はそうやって、教会で一夜を明かすことになる。
だが。
気が付けば、いつの間にか。
――――夢の中。
寂れた小さな廃教会。
どこかの深い森の中。そこに存在する小さな教会には、踏み入ったものが帰ってこないという話が存在する。
その話は事実だ。
踏み入った者達は帰ってこない。調査に送った者達も、そのすべてが返ってこなかった。
そこには確実な脅威が存在する。
だが、一切脅威は表には出てこない。
唯々不気味さと、いつ表に出てくるかもしれない恐怖だけがその周囲を支配していた。
放っておくわけにはいかない。
そうして冒険者ギルドには対処の依頼が持ち込まれ、そして今日もまた調査に向かった冒険者が返ってくることはなかった。
●
暗い、昏い、深い、沈む。
ある者は見た。自らの故郷を。
ある者は見た。自らの理想を。
ある者は見た。自らの恐怖を。
ある者は見た。失った夢を。
様々な感情が揺れ動く。
だが、どうしても抗えない魔力がそこにあった。
憧憬の想いが、掴みたい欲が、抗えない暴威が――忘れられない夢があった。
だから、ここに居たいんだ。
暗い教会に一人、聖女のような美しい女性。
だがそれはきっと人では無い、何か。
おぞましく、人の夢に這い寄る者。
紅く、紅く、咲き誇る花畑の只中で一人、慈しむように眠る者をただ撫ぜた。
●
今日もまた、小さな廃教会へと向かう者達の姿があった。
よくある作りの何の変哲もない教会。
人の手は入っておらず、ぼろぼろになっており、辺りから腐臭が漂う場所。
だが、思っていたほどに脅威は感じる場所ではない。
それら以外に異質な何かがあるわけでもなかった。
部屋全てを見て回っても、そこに何かは見つからない。
脅威の一つも見当たらなかった。
確認すらも出来ぬ脅威。ここから誰も帰ってきていないのであれば、何処かに潜んでいるはずなのだが、一向に見つかる気配もない。
しかし、何も見つけず帰還などできるはずもない。
調査したりない所があるのだろう、一度身を休めて、朝になったら再び調査をすればいい。
『君達』はそうやって、教会で一夜を明かすことになる。
だが。
気が付けば、いつの間にか。
――――夢の中。
解説
※シナリオの全体の趣向とPCにとっての目的が少々異なる特殊なシナリオとなります。
■目的
廃教会に存在する怪異の排除が依頼の内容となり、PC達の目的となります。
シナリオ全体の趣向としては、夢という形で参加いただいた皆様の過去や想い、縛られているものなど、様々なものを描く内容となります。
■状況
何処かの森の廃教会。
踏み入ったものが帰ってこないという事件が発生しており、その調査に冒険者の皆様も駆り出されました。
その調査の途中。休憩を行っている途中、皆様は夢へと引きずり込まれました。
どうにかこの夢の呪縛を脱し、現実で皆様を狙うクリーパーを撃破することが目的となります。
■場所
寂れた廃教会。
特にめぼしい物も仕掛けもない場所です。
皆様はその教会で休憩中、クリーパーによって夢の中に引きずり込まれることになるでしょう。
■夢に関して
クリーパーの持つ能力によって皆様自身が作りだした夢の空間です。夢の中では皆さまの意識化にある感情を強く増大させ、とにかくこの場から何処かへ行きたくない、と感じさせる世界となっています。
夢の中に存在するものはありとあらゆる手段で皆様を引き留めようとするものばかりになるという特性はあるでしょう。
夢の世界を構成するのは皆さまの過去や想い出。感情が主となる為、皆さまに夢の内容を指定していただく必要があるでしょう。
また、特性上様々なPCやNPCが出したいという場合もあるとは思われますが、シナリオに参加しているPC様以外は描写することが出来ません。
非情に脱出の難しいと思われる世界ですが、強い意志があれば無事脱出は出来るでしょう。
■クリーパーに関して
夢を見せ、夢の中に人の意識を捕らえ、そして力尽きるまで待つ存在です。
その見た目はほとんど人と変わらず、顔の見えないシスターのような姿をしています。
夢という世界に干渉する凶悪な力を持っていますが、それ以上の力は持たず、戦闘能力は皆無といっていいほどです。
夢の世界を脱した者が一人でもいれば、あっさりと撃破出来るでしょう。
その為、クリーパーと戦うアクションはほとんど不要です。
■描写に関して
基本的に夢の中の描写はPC一名でのみとなりますが、プレイング内に明記があれば他のPC様と同時に描写することは可能です。
マスターより
皆様はどんな夢を見るのでしょうか。
優しい夢、恐ろしい夢、何の変哲もない夢。
どのような内容になるかは皆さま次第。悪夢を抜けるもよし、囚われるもよし、ぜひ皆様の思いを描くものとしてご活用いただけると幸いです。
また相談時期は夢を見る前となり、内容としても相談自体は必須ではありません。
寂れた教会での時間、RPなどにご活用いただければと思います。
リプレイ
●
「……っ!?」
目を開いたコルネリウス・アーラはその瞬間に異常を目の当たりにした。
忘れる事もなく記憶の中に残り続けていた風景。
「私の、部屋……」
視界に入った鏡に映るのは、幼き頃の、まだ子供である自分。
「……兄さん、姉さん!!」
もしも自分が子供であるなら。大好きなあの人たちに再び出会えるのだと希望を抱き、扉を開き、駆けた。
コルネリウスの前に広がっているのは、希望でも何でもなかった。
「―――あ」
血の匂い、血の色。
何もかもが染め上げられた自らの家。
倒れているのは大好きな兄と姉。
赤く染まった彼らの顔が、コルネリウスを虚ろな表情で捉えている。
―――お前のせいだ。
「あ、あ……」
思考が歪み、ろくに声も出ない。
動けない。怖い。これ以上動きたくない。
これ以上大切なものを作らず、ただここにずっととどまっていたい。
「あああ……」
溢れる涙を抑えるように、声をあげる事しかコルネリウスにはできなかった。
●
シルトラース帝国。その一角の一軒家。
その玄関口で、ミツキ・アインホルンは目の前の上官であるリカーダの姿を見てため息をついた。
「リカーダ、靴逆よ。寝ぼけてるの?」
「え?」
彼女の靴は在ろうことか靴の左右を取り間違えて吐こうとしている。
仕事中は大物感あふれる軍人であり、周りからの評価も高いのだが、私生活の彼女は全く真逆。
慌てて履き直す彼女を見ているとあきれてしまうが、それだからこそリカーダの魅力が引き立つのかもしれない。
慣れ親しんだ道を行き、日々の訓練を行う。
いつも通りのサイクル。その体に染みついた生活。
ずっとこの暮らしをしていたいと、ミツキのそう考え始めていた。
●
「……また、ここか」
悪夢だ。
何度も、何度も繰り返している夢だった。
グレイブ・ヤードの根幹に存在するモノ。
「ああ、仕方のないことだった」
グレイブを前にして冒険者の一団。
仕方がない。人はそう言って理由を付け、失われることに理由を付ける。
「必要な犠牲だったんだよ。我々には彼らを守ることは出来なかったんだ」
だが、彼らはしっかりと自分の非を認めている。
だからそのうえでこういうのだ。
「私達は、失われた者達の分まで生きる」
「……またそれか」
だが、だとするのであれば、どうしてなのだろうか。
何故、彼らは何も失なわず、大きな怪我もなく、己以外の犠牲を許容できるのだろう。
わからない。いや、わかりたくないのかもしれない。
だからこそ、彼らの先にある輝きのあった日々から目がそらせない。
一歩踏み出し、ただ何も考えずに揺蕩っている方が幸せなのではないのかと思ってしまう。
グレイブの足は自然に動き出していた。
●
クロウが目を覚ました時は、そこはどこかの屋敷だった。
いいや、クロウはそこがどこかを知っている。
「……これは、お屋敷に居た時の!?」
鏡に映る自らの姿はいつもの騎士服ではなくメイド服に長い二つ結びのおさげ。
リーンエス王国に存在する、貴族の屋敷にメイドとして仕えていた時の姿そのものだ。
「クローリカ」
突如、後ろから声をかけられた。
とても優しく、暖かく、懐かしい声。
「お嬢様……!」
その時、『クローリカ』は何よりも早く振り向いた。
家が没落し、行方不明となったお嬢様。
求めて求めて求め続けた翡翠色の瞳がクローリカを見つめている。
「探しましたよお嬢様……やっと、会えましたね……!!」
感極まった彼女は、思いのままに、強く強く抱きしめる。
「何を言っているのクローリカ。私達は今までずっとここで過ごしてきたじゃない?」
「え?」
ずっと、ずっとクロウは彼女を求めてきた。
「もう、困った子ね。大丈夫よ」
ああ、でもそうだ。
「これからもずっと、ずーっと一緒よ」
たとえどのようなことがあろうが、目の前にお嬢様がいる事実。
その一つだけがクロウにとっては大切なこと。
「ええ、そうでした。これからも、ずっと、ずっと」
お嬢様を抱きしめる力を強めれば暖かい、お嬢様の存在が伝わってくる。
「ずっと、いっしょです」
もう、離れない。
クローリカとお嬢様の周りを、紅い、紅い華が取り囲んでいた。
●
ゴールディのとある土地。
レシュノルティア・ピオジェレラとその家族達が暮らす場所。
「ただいま、母さん、母様。父さんは?」
帰ってきたレシュノルティアを笑顔で出迎えてくれたのは二人の母。
種族の壁も差も超えて、二人は優しく二人を迎え入れる。
ここには友も敵も、それら全ての垣根を超えた、レシュノルティアの思い出に合った者達が集まっている。
誰一人失われること無く、生まれた町。
「いた、父さん」
少し離れたところに、父の姿
いなくなってしまった父も帰ってきた。森を追われた二人の母のもとに彼が帰ってきた。
「よかった。これでみんな一緒ね」
全てが失われなかった。本当に幸せな街。
本当に、夢のようだ。
●
草原。騒がしい祭りの日の夜道。或いは、星空の下を歩いている。
ただ一人で、ライラ・ペトラルカは歩いていた。
いや、違ったかもしれない。時々誰かが隣にいるような気がする。
だけど、それが誰かは思い出せない。
「おや」
また風景が切り替わる。
明るい、光の溢れる部屋の中。
ライラは目を疑った。寝台の目の前に『自分』が立っている。
寝台には姿もおぼろげな誰かが眠っている。あれは誰だったのだろう、思い出せない。姿もはっきり見えないのに、眠っていると、もう目覚めないという事がわかってしまう。
あれは、誰だったのだろうか。
「生きる意味がわからない、不肖の僕はあなたを追って死のうと思います」
いつの間にか、喋っていた。
「いや……」
違う、自分じゃない。寝台を見つめている、自分だ。
目が離せない。この言葉に従わなければならないと、そんな気がしてしまった。
●
セロンガード・シュタインドルフは森の中を彷徨っていた。
見知らぬ土地ではなく、幼いころに過ごした森の中。
自らの姿もそれに合わせるように幼い姿へとなってしまっているが、気にも留めずに彷徨い続ける。
そう迷うような場所でもないというのに、約束のあの地へと向かっているのにいつまでたってもたどり着かない。
「どうすればいいのでしょう」
疑問もなく、ただただ歩き続けている。
森から出ればいいということなど、セロンガードの思考には一切ない。
ただ、紅い花に囲まれながら森の中を彷徨い続けていた。
「急がないと、間に合わないのに」
木々の隙間から覗く太陽は、微動だにせず森を照らし続けている。
●
それは、とても優しい時間だった。
いつもは厳しいはずの師が茶菓子と美味しい紅茶を用意し、微笑みながら自身と語り合ってくれる穏やかな日々。
とても優しくて暖かい時間。とても優しくて、居心地のいい場所。
「今日のばあちゃん……なんだか優しくて、ちょっと変。何かあった?」
そう聞いても老婆は優しく、いつも優しいだろう? と、微笑み返してくれる。
ああ、本当にここにずっといたいと願ってしまう。
だけど。
マリイ・パルティスはもう気づいていた。
こういう時に何かを抱えてしまっているのはマリイ自身で、逃げるようで夢朧に沈んでしまう。
一人で何もできないダメな自分を叱ってほしいと。ずっとずっとそばにいてほしいと。
「マリイ、今日は何を知りたいんだい?」
ああ、本当に。沢山のことを教わりたい。だけど、きっと師ならば引き留めようとは、ここにいることを許してはくれないはずだ。
「わかってるよ」
だから、ちゃんと伝えよう。
これが偽物でも、幻でも。あの時は出来なかったから。
「ごめんねばあちゃん。さようなら、ずっと大好き」
微笑む老婆を抱きしめようとすれば、その腕は彼女の体をすり抜けて空を切った。
ああ、こんなにも現実は残酷なのか。こんなにも明確に本当のことを伝えてくるのか。
目元を押さえ、師に背を向け、マリイは走った。
―――マリイ。
振り向かない。振り向けない。
―――マリイ。
だた、想いを振り切るように、ただ走った。
●
「入隊希望者のリスト、まとめておいたわ」
リストを受け取る彼女の顔を見て、未熟ながらも掴んだこの生活が懐かしく感じる。
ああ、そうだ。このリストにある彼らも。
「……違う」
彼らは、もう生きてはいないのだ。
知っている、経験している。だからこそ、これはおかしい。
「リカーダ……」
目の前で執務に当たる彼女も、そうだ。
だからこそ、ここから抜け出さねばと、足は後ろへと動いていた。
だが、部屋を抜け出した先は一面の血の海。
その海の中で黒い靄の様なものが。ミツキの意識の中でははっきりと姿の見える異形のそれがリカーダの胸を貫いていた。
「あ……ちが……」
その事実から逃げるように振り向き、逃げてきたリカーダの下へと駆け寄る。
「ミツキ?」
そこには相変わらずのリカーダの姿と変わらぬ日常。
「ああ、よかった……」
安堵する。やはりここにいるべきだと、そう思った時。
頭の中に、あの日々の中でリカーダに伝えられた言葉、行動が、意思が、何度も何度も反響した。
「リカーダ。やっぱり、貴方は私の模範、追うべき人ね」
彼女が残してくれたものを実践するために、ミツキは幸せな日常に背を向けた。
●
「………」
コルネリウスの涙はいつの間に枯れていた。
剣を抜き放ち、そっとその刃を自らに向ける。
きっと、これで楽になれると思ったから。
―――強くなれ。
「え?」
誰かがかけたわけではない。
「兄さん?」
反射的に声の主を呼んでいた。
前へ進めるように支えてくれると言ってくれた、約束の声。
心の内側から聞こえてくる、忘れた暮れも忘れる事の出来ぬ声。
「……父さん」
旅立ちの日が思い返される。
償うものも知ることもたくさんある。立ち止まりなどできはしない。
大切なものは。もうこの手の中にあるのだからこそ。
「行かなければ」
剣を向ける先は、違うのだから。
●
「……懐かしい」
そうライラは感じた。
「ああ、これは……そうか」
これはきっと、夢なのだろう。
自らが忘れてしまい、無くしてしまった記憶。
ここから先は、自らが思い出すべきもの。
「ああ、わかっているよ」
溢れるように、師匠の言葉がよみがえる。
つまらない顔をする自分に、楽しく生きよ、と。
人生は一瞬。人は行き交う影法師。しけた顔して舞台を歩くなよ。と、言葉が反復する。
夢を見なければ、この奥底に沈んでいた夢は思い出すことは出来なかっただろう。
名残惜しくはある。だが、この風景はただの夢幻、本物じゃない。
だから背を向けて、はっきりと伝えられる。
―――人生七幕。さあ、喜劇みたいに生きようか。
声が聞こえた。
実際に響いたかどうかはわからない。だが、はっきりと聞き取れた。
「さよなら、師匠」
顔を上げて、現実を生きる為に、ライラは強く歩き出す。
●
「……これは」
森を彷徨い続けていたセロンガードは森の中で樹に引っかかっていた深緑の外套が目に入った。
何故か目を外せないのか。だが、探しているものだった気がする。
「弓……」
時計の針が動きだすように、セロンガードの思考が動き出す。
「ああ、そうだ」
最初から、ここにあった。
自分の背に、子供の頃勝手に屋敷から持ち出した弓がある。
「もう、間に合わないのはわかっていたんです」
約束の集合時間。かつて集合すべき約束の場所。
現実ではもう、過ぎ去った過去。間に合う事のない時。
「これも、ここにありましたね」
銀の鍵。握りしめていたそれを、セロンガードは眺める。
現実の扉を、鍵が開くように抜け落ちていた意識が思い出されていく。
「行きましょう。約束があります」
自らの達成すべき約束を果たす為に、セロンガードは森に背を向け、歩き出した。
●
「……なんて、あるわけ、ないでしょうがッ!」
レシュノルティアは、叫んでいた。
怒気を孕んだ叫びを聞いても周りの者達は笑顔を向けたまま。
母さんも母様も、父も、友も、失われてしまった全てが失われなかったらという夢。
「私は、ガロファノの咲かせし花、霧雨に咲きし、レシュノルティア!!」
これは夢だ。自らが生み出した甘くて優しい夢。
「ガロファノ傭兵団、元首領、現幹部ッ。どこかへ消えやがったド畜生親父を逃がしたまま、妹に団長を押し付けたまま、甘い夢に耽溺なんかできないのよ!」
呼応するように甘い幻想が燃えていく。本来のスラムが、全てを失った現実が塗り潰していく。
「甘くてもすごく幸せだろうと、現実の妹を置いてく理由にはならないのよ!」
現実に生きる理由があるからこそ炎は甘い夢を燃やし尽くし、レシュノルティアは夢から現実へと目を向けていた。
甘い夢に、溺れることもなく、その先には未来を見据えて。
●
―――ダメだ。
グレイブのうちに秘める存在が、その一歩を否定した。
祈りが、願いが、自身が。
明確な敵意を、自らに向き合う授恵者へと叩きつける。
「お前達は……」
きっと、本物ならば反応したのだろう。
これらは反応すらしない。存在する価値もないものだ。
「消えろ」
振り払った一撃が、夢幻をかき消した。
憎悪の一撃が、更にその先にある自らの幸福さえも破壊した。
「幸福などとうに、墓に埋めている」
自らの幸福も、憎悪を向けるべき存在も、全てを打ち砕く。
「……人の悪夢を引きずり起こしたんだ。『俺』の八つ当たりに付き合ってもらう」
怒りを露わに、彼は目を覚ます。
●
「心配かけてごめんねコルデラ。もう大丈夫だよ」
マリイが目を覚ませば、そこは紅い花畑。
教会の地下深く。周りには仲間達が眠り、傍には暖かい感覚がある。
心配そうに傍に寄り添っていた狼のコルデラを撫でれば、嬉しそうに頭を摺り寄せてくる。
そして、彼女の前には優しく頭骨をなでる修道女。
「今度は貴方の番ですね……」
唸るようにコルデラが威嚇し、周りの仲間達もゆっくりと目を覚ましていく。
夢は終わった。現実に戻ってきた彼らは一斉に修道女。否、クリーパーへの攻撃を開始した。
クリーパーはただの一撃で滅び。何度も何度も執拗に叩きつぶされ、消滅した。
「お嬢様……」
クリーパーの呪縛が解け、独り遅れて目を覚ましたクロウ。
「一体、何処におられるのですか……」
伸ばした手は空虚を掴む。
仲間達に囲まれながら、彼女の瞳は虚空を眺めたまま。
深い、深い傷。無理矢理起こされた彼女の心には大きな穴が開いたようだった。
「……どうか」
マリイは一人、祈っていた。
生存者を探す為にエーテルを教会内部に放ち、反応を見た。
反応はすぐ傍。咲き誇る花畑の足元に。
どれだけの人がここに眠り。二度と目覚めぬ夢に囚われてしまったのか。
彼らは幸せのまま眠れたのだろうか。
「安らかな眠りを」
ただ、祈る事しかできなかった。
「……っ!?」
目を開いたコルネリウス・アーラはその瞬間に異常を目の当たりにした。
忘れる事もなく記憶の中に残り続けていた風景。
「私の、部屋……」
視界に入った鏡に映るのは、幼き頃の、まだ子供である自分。
「……兄さん、姉さん!!」
もしも自分が子供であるなら。大好きなあの人たちに再び出会えるのだと希望を抱き、扉を開き、駆けた。
コルネリウスの前に広がっているのは、希望でも何でもなかった。
「―――あ」
血の匂い、血の色。
何もかもが染め上げられた自らの家。
倒れているのは大好きな兄と姉。
赤く染まった彼らの顔が、コルネリウスを虚ろな表情で捉えている。
―――お前のせいだ。
「あ、あ……」
思考が歪み、ろくに声も出ない。
動けない。怖い。これ以上動きたくない。
これ以上大切なものを作らず、ただここにずっととどまっていたい。
「あああ……」
溢れる涙を抑えるように、声をあげる事しかコルネリウスにはできなかった。
●
シルトラース帝国。その一角の一軒家。
その玄関口で、ミツキ・アインホルンは目の前の上官であるリカーダの姿を見てため息をついた。
「リカーダ、靴逆よ。寝ぼけてるの?」
「え?」
彼女の靴は在ろうことか靴の左右を取り間違えて吐こうとしている。
仕事中は大物感あふれる軍人であり、周りからの評価も高いのだが、私生活の彼女は全く真逆。
慌てて履き直す彼女を見ているとあきれてしまうが、それだからこそリカーダの魅力が引き立つのかもしれない。
慣れ親しんだ道を行き、日々の訓練を行う。
いつも通りのサイクル。その体に染みついた生活。
ずっとこの暮らしをしていたいと、ミツキのそう考え始めていた。
●
「……また、ここか」
悪夢だ。
何度も、何度も繰り返している夢だった。
グレイブ・ヤードの根幹に存在するモノ。
「ああ、仕方のないことだった」
グレイブを前にして冒険者の一団。
仕方がない。人はそう言って理由を付け、失われることに理由を付ける。
「必要な犠牲だったんだよ。我々には彼らを守ることは出来なかったんだ」
だが、彼らはしっかりと自分の非を認めている。
だからそのうえでこういうのだ。
「私達は、失われた者達の分まで生きる」
「……またそれか」
だが、だとするのであれば、どうしてなのだろうか。
何故、彼らは何も失なわず、大きな怪我もなく、己以外の犠牲を許容できるのだろう。
わからない。いや、わかりたくないのかもしれない。
だからこそ、彼らの先にある輝きのあった日々から目がそらせない。
一歩踏み出し、ただ何も考えずに揺蕩っている方が幸せなのではないのかと思ってしまう。
グレイブの足は自然に動き出していた。
●
クロウが目を覚ました時は、そこはどこかの屋敷だった。
いいや、クロウはそこがどこかを知っている。
「……これは、お屋敷に居た時の!?」
鏡に映る自らの姿はいつもの騎士服ではなくメイド服に長い二つ結びのおさげ。
リーンエス王国に存在する、貴族の屋敷にメイドとして仕えていた時の姿そのものだ。
「クローリカ」
突如、後ろから声をかけられた。
とても優しく、暖かく、懐かしい声。
「お嬢様……!」
その時、『クローリカ』は何よりも早く振り向いた。
家が没落し、行方不明となったお嬢様。
求めて求めて求め続けた翡翠色の瞳がクローリカを見つめている。
「探しましたよお嬢様……やっと、会えましたね……!!」
感極まった彼女は、思いのままに、強く強く抱きしめる。
「何を言っているのクローリカ。私達は今までずっとここで過ごしてきたじゃない?」
「え?」
ずっと、ずっとクロウは彼女を求めてきた。
「もう、困った子ね。大丈夫よ」
ああ、でもそうだ。
「これからもずっと、ずーっと一緒よ」
たとえどのようなことがあろうが、目の前にお嬢様がいる事実。
その一つだけがクロウにとっては大切なこと。
「ええ、そうでした。これからも、ずっと、ずっと」
お嬢様を抱きしめる力を強めれば暖かい、お嬢様の存在が伝わってくる。
「ずっと、いっしょです」
もう、離れない。
クローリカとお嬢様の周りを、紅い、紅い華が取り囲んでいた。
●
ゴールディのとある土地。
レシュノルティア・ピオジェレラとその家族達が暮らす場所。
「ただいま、母さん、母様。父さんは?」
帰ってきたレシュノルティアを笑顔で出迎えてくれたのは二人の母。
種族の壁も差も超えて、二人は優しく二人を迎え入れる。
ここには友も敵も、それら全ての垣根を超えた、レシュノルティアの思い出に合った者達が集まっている。
誰一人失われること無く、生まれた町。
「いた、父さん」
少し離れたところに、父の姿
いなくなってしまった父も帰ってきた。森を追われた二人の母のもとに彼が帰ってきた。
「よかった。これでみんな一緒ね」
全てが失われなかった。本当に幸せな街。
本当に、夢のようだ。
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草原。騒がしい祭りの日の夜道。或いは、星空の下を歩いている。
ただ一人で、ライラ・ペトラルカは歩いていた。
いや、違ったかもしれない。時々誰かが隣にいるような気がする。
だけど、それが誰かは思い出せない。
「おや」
また風景が切り替わる。
明るい、光の溢れる部屋の中。
ライラは目を疑った。寝台の目の前に『自分』が立っている。
寝台には姿もおぼろげな誰かが眠っている。あれは誰だったのだろう、思い出せない。姿もはっきり見えないのに、眠っていると、もう目覚めないという事がわかってしまう。
あれは、誰だったのだろうか。
「生きる意味がわからない、不肖の僕はあなたを追って死のうと思います」
いつの間にか、喋っていた。
「いや……」
違う、自分じゃない。寝台を見つめている、自分だ。
目が離せない。この言葉に従わなければならないと、そんな気がしてしまった。
●
セロンガード・シュタインドルフは森の中を彷徨っていた。
見知らぬ土地ではなく、幼いころに過ごした森の中。
自らの姿もそれに合わせるように幼い姿へとなってしまっているが、気にも留めずに彷徨い続ける。
そう迷うような場所でもないというのに、約束のあの地へと向かっているのにいつまでたってもたどり着かない。
「どうすればいいのでしょう」
疑問もなく、ただただ歩き続けている。
森から出ればいいということなど、セロンガードの思考には一切ない。
ただ、紅い花に囲まれながら森の中を彷徨い続けていた。
「急がないと、間に合わないのに」
木々の隙間から覗く太陽は、微動だにせず森を照らし続けている。
●
それは、とても優しい時間だった。
いつもは厳しいはずの師が茶菓子と美味しい紅茶を用意し、微笑みながら自身と語り合ってくれる穏やかな日々。
とても優しくて暖かい時間。とても優しくて、居心地のいい場所。
「今日のばあちゃん……なんだか優しくて、ちょっと変。何かあった?」
そう聞いても老婆は優しく、いつも優しいだろう? と、微笑み返してくれる。
ああ、本当にここにずっといたいと願ってしまう。
だけど。
マリイ・パルティスはもう気づいていた。
こういう時に何かを抱えてしまっているのはマリイ自身で、逃げるようで夢朧に沈んでしまう。
一人で何もできないダメな自分を叱ってほしいと。ずっとずっとそばにいてほしいと。
「マリイ、今日は何を知りたいんだい?」
ああ、本当に。沢山のことを教わりたい。だけど、きっと師ならば引き留めようとは、ここにいることを許してはくれないはずだ。
「わかってるよ」
だから、ちゃんと伝えよう。
これが偽物でも、幻でも。あの時は出来なかったから。
「ごめんねばあちゃん。さようなら、ずっと大好き」
微笑む老婆を抱きしめようとすれば、その腕は彼女の体をすり抜けて空を切った。
ああ、こんなにも現実は残酷なのか。こんなにも明確に本当のことを伝えてくるのか。
目元を押さえ、師に背を向け、マリイは走った。
―――マリイ。
振り向かない。振り向けない。
―――マリイ。
だた、想いを振り切るように、ただ走った。
●
「入隊希望者のリスト、まとめておいたわ」
リストを受け取る彼女の顔を見て、未熟ながらも掴んだこの生活が懐かしく感じる。
ああ、そうだ。このリストにある彼らも。
「……違う」
彼らは、もう生きてはいないのだ。
知っている、経験している。だからこそ、これはおかしい。
「リカーダ……」
目の前で執務に当たる彼女も、そうだ。
だからこそ、ここから抜け出さねばと、足は後ろへと動いていた。
だが、部屋を抜け出した先は一面の血の海。
その海の中で黒い靄の様なものが。ミツキの意識の中でははっきりと姿の見える異形のそれがリカーダの胸を貫いていた。
「あ……ちが……」
その事実から逃げるように振り向き、逃げてきたリカーダの下へと駆け寄る。
「ミツキ?」
そこには相変わらずのリカーダの姿と変わらぬ日常。
「ああ、よかった……」
安堵する。やはりここにいるべきだと、そう思った時。
頭の中に、あの日々の中でリカーダに伝えられた言葉、行動が、意思が、何度も何度も反響した。
「リカーダ。やっぱり、貴方は私の模範、追うべき人ね」
彼女が残してくれたものを実践するために、ミツキは幸せな日常に背を向けた。
●
「………」
コルネリウスの涙はいつの間に枯れていた。
剣を抜き放ち、そっとその刃を自らに向ける。
きっと、これで楽になれると思ったから。
―――強くなれ。
「え?」
誰かがかけたわけではない。
「兄さん?」
反射的に声の主を呼んでいた。
前へ進めるように支えてくれると言ってくれた、約束の声。
心の内側から聞こえてくる、忘れた暮れも忘れる事の出来ぬ声。
「……父さん」
旅立ちの日が思い返される。
償うものも知ることもたくさんある。立ち止まりなどできはしない。
大切なものは。もうこの手の中にあるのだからこそ。
「行かなければ」
剣を向ける先は、違うのだから。
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「……懐かしい」
そうライラは感じた。
「ああ、これは……そうか」
これはきっと、夢なのだろう。
自らが忘れてしまい、無くしてしまった記憶。
ここから先は、自らが思い出すべきもの。
「ああ、わかっているよ」
溢れるように、師匠の言葉がよみがえる。
つまらない顔をする自分に、楽しく生きよ、と。
人生は一瞬。人は行き交う影法師。しけた顔して舞台を歩くなよ。と、言葉が反復する。
夢を見なければ、この奥底に沈んでいた夢は思い出すことは出来なかっただろう。
名残惜しくはある。だが、この風景はただの夢幻、本物じゃない。
だから背を向けて、はっきりと伝えられる。
―――人生七幕。さあ、喜劇みたいに生きようか。
声が聞こえた。
実際に響いたかどうかはわからない。だが、はっきりと聞き取れた。
「さよなら、師匠」
顔を上げて、現実を生きる為に、ライラは強く歩き出す。
●
「……これは」
森を彷徨い続けていたセロンガードは森の中で樹に引っかかっていた深緑の外套が目に入った。
何故か目を外せないのか。だが、探しているものだった気がする。
「弓……」
時計の針が動きだすように、セロンガードの思考が動き出す。
「ああ、そうだ」
最初から、ここにあった。
自分の背に、子供の頃勝手に屋敷から持ち出した弓がある。
「もう、間に合わないのはわかっていたんです」
約束の集合時間。かつて集合すべき約束の場所。
現実ではもう、過ぎ去った過去。間に合う事のない時。
「これも、ここにありましたね」
銀の鍵。握りしめていたそれを、セロンガードは眺める。
現実の扉を、鍵が開くように抜け落ちていた意識が思い出されていく。
「行きましょう。約束があります」
自らの達成すべき約束を果たす為に、セロンガードは森に背を向け、歩き出した。
●
「……なんて、あるわけ、ないでしょうがッ!」
レシュノルティアは、叫んでいた。
怒気を孕んだ叫びを聞いても周りの者達は笑顔を向けたまま。
母さんも母様も、父も、友も、失われてしまった全てが失われなかったらという夢。
「私は、ガロファノの咲かせし花、霧雨に咲きし、レシュノルティア!!」
これは夢だ。自らが生み出した甘くて優しい夢。
「ガロファノ傭兵団、元首領、現幹部ッ。どこかへ消えやがったド畜生親父を逃がしたまま、妹に団長を押し付けたまま、甘い夢に耽溺なんかできないのよ!」
呼応するように甘い幻想が燃えていく。本来のスラムが、全てを失った現実が塗り潰していく。
「甘くてもすごく幸せだろうと、現実の妹を置いてく理由にはならないのよ!」
現実に生きる理由があるからこそ炎は甘い夢を燃やし尽くし、レシュノルティアは夢から現実へと目を向けていた。
甘い夢に、溺れることもなく、その先には未来を見据えて。
●
―――ダメだ。
グレイブのうちに秘める存在が、その一歩を否定した。
祈りが、願いが、自身が。
明確な敵意を、自らに向き合う授恵者へと叩きつける。
「お前達は……」
きっと、本物ならば反応したのだろう。
これらは反応すらしない。存在する価値もないものだ。
「消えろ」
振り払った一撃が、夢幻をかき消した。
憎悪の一撃が、更にその先にある自らの幸福さえも破壊した。
「幸福などとうに、墓に埋めている」
自らの幸福も、憎悪を向けるべき存在も、全てを打ち砕く。
「……人の悪夢を引きずり起こしたんだ。『俺』の八つ当たりに付き合ってもらう」
怒りを露わに、彼は目を覚ます。
●
「心配かけてごめんねコルデラ。もう大丈夫だよ」
マリイが目を覚ませば、そこは紅い花畑。
教会の地下深く。周りには仲間達が眠り、傍には暖かい感覚がある。
心配そうに傍に寄り添っていた狼のコルデラを撫でれば、嬉しそうに頭を摺り寄せてくる。
そして、彼女の前には優しく頭骨をなでる修道女。
「今度は貴方の番ですね……」
唸るようにコルデラが威嚇し、周りの仲間達もゆっくりと目を覚ましていく。
夢は終わった。現実に戻ってきた彼らは一斉に修道女。否、クリーパーへの攻撃を開始した。
クリーパーはただの一撃で滅び。何度も何度も執拗に叩きつぶされ、消滅した。
「お嬢様……」
クリーパーの呪縛が解け、独り遅れて目を覚ましたクロウ。
「一体、何処におられるのですか……」
伸ばした手は空虚を掴む。
仲間達に囲まれながら、彼女の瞳は虚空を眺めたまま。
深い、深い傷。無理矢理起こされた彼女の心には大きな穴が開いたようだった。
「……どうか」
マリイは一人、祈っていた。
生存者を探す為にエーテルを教会内部に放ち、反応を見た。
反応はすぐ傍。咲き誇る花畑の足元に。
どれだけの人がここに眠り。二度と目覚めぬ夢に囚われてしまったのか。
彼らは幸せのまま眠れたのだろうか。
「安らかな眠りを」
ただ、祈る事しかできなかった。
マスターコメント
皆さん、無事目覚められたでしょうか。
クリーパーは倒され、無事に依頼は達成です。
そうでない方もいるでしょう。ですが、残ったのは心の傷のみ、体に強い影響はありません。
冒険そのものは正常に続けていくことができるでしょう。
夢と別れ、壊し、そして囚われ。
皆さんの思い思いを描かせていただきました。
もっと書きたい、書きたい。と思いますが、残りはまた、別の機会に描かせていただければと思いたい次第です。
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年12月05日 09時52分37秒 公開
成功
相談掲示板
ヒーラー、グレイブ・ヤード 好きに呼んでもらって構わんよ 廃教会の調査、ですか・・・ 奇妙なことですね、むしろ逃げ出したと考えたほうがしっくりきそうなほど何もありませんが
ウォーリアのコルネリウスです。 『帰ってこない』ということは、食べられてしまうのか連れ去られるのか、と考えていました。 よろしくお願いします。
※RPの都合上、「クロウ」という偽名を使っています。 ウォーリアのクロウです。よろしくお願いします。 誰一人として帰って来ていないとは…、逃げる隙もなくやられてしまうほど凶悪な存在がいるのでしょうか。 気を引き締めて向かいましょう。
私はセロンガード。シューターです。 案外、 何処かで囚われているのかもしれませんね…
とと、シューターのマリイと申します。よろしくお願いしますね。 何も痕跡が見つからない感じでしょうか。心配です。
さて、それでは一休みしたのちに探してみましょうか 休む前に次の準備を忘れないようにしませんとね