【PT】救う者
崎田航輝
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シナリオID:38
オープニング
はっきりとした、嫌な予感がもたげた訳ではなかった。
爽風の吹く晴れのある日、その村落の住人の男は――ただの不確かな、違和感に似た感覚に動かされて家を出ている。
「……まさかな」
何か良くないことが起こる、だなんて。
自分の思い込みに半ば笑いをも零しながら。
先日、村を訪れた行商に聞いた話のせいでもあろうか。
村の西方、ちょうど王国中心部への道とは反対方向からやってきたその商人は、「西の方の雰囲気が変らしい」と言っていた。
彼自身は西方に深入りしなかったと言って、具体的な話はしなかったけれど。
でも、それが妙に頭に残って――男は今も不安に駆られている。
小さな村では外の情報もあまり入ってこない。だから自分の知らないうちに、ここから遠くない何処かで、もしかして想像だにしないことが始まっているんじゃないか、と。
そんな漠然とした思いと共に、男は村の外の西を見つめた。
この村はこれまで平和そのものだった。
だから今日も明日もそれが続いて、今感じているのは全部気のせいなのだと、そう信じたい気持ちと共に。
けれど。
「――!」
地鳴りのような微かな振動がして、びくりと肩を震わせる。
見ると遠方から薄っすらとした土煙が立ち昇り、その向こうに何かの集団が居ることを窺わせていた。
聞こえるのは蹄の音、そして獣のような粗野な掛け声。
男が足を動かす前に、集団は村の前に辿り着いていた。ぎらりと光る鋭い刃を佩いた、屈強な賊の男達――バルバロイ。
今日はここかと、獲物に舌なめずりするような声で馬から降りてくる。
そして彼らに“かしら”と呼ばれた一際体躯のある男も――ゆっくりと敷地に踏み入ってきた。
村人の男は、息を呑んで後ずさる。
本能的に判ったのだ。この集団が殺しをも厭わぬことを――かしらと呼ばれたあの男の、濁りきった瞳に。
「……み、みんな、逃げるんだ……!」
「無駄さ」
“かしら”はそれだけ言うと、構わず村の略奪と支配を命じた。逆らう者は殺せと言わなかったのは、それが彼らには既に常識だからだろう。
死の足音が、近づいてくる。
いつからか風が止んでいた。代わりに訪れるのは、ぬるく粘ついた凪だ。
●救う者
「本日は、王国北西部の異変にまつわる依頼です」
冒険者ギルドにて、案内役を務める青年は説明を始めていた。
「アロシュナバラ砦――王国北西部の砂漠地方に遺棄されていた旧い砦です。そこは長らく放置されていて、地元領主も重要視してこなかったのですが――」
この砦がバルバロイによって占拠されたという。
本来ならばこれは、領有権を主張する地方領主の担うべき責務であろう。
「ですが現状不確定な情報が多い……ばかりでなく。彼の地の支配権は元々複数の地方貴族が主張しており、権利関係も入り乱れているという事実があるようで」
正規軍を大々的には動かしにくい。
そんな事情から、白羽の矢が立ったのがギルドに属する冒険者という訳だった。
「皆さんにはゆくゆくは砦の奪還の為に動いてもらう事になりますが――今回は道中の危険を排除して頂ければと思います」
バルバロイ達は、今も支配領域を着々と広げている。数日前までは平和だった村が、突如その毒牙にかかる――といった事も起こりうるだろう。
「こちらは敵の支配領域の外縁部から徐々に進行する形で――危機に瀕している人々がいれば、救ってあげて下さい」
今それが出来るのは皆さんを置いて他にはないのですからと、青年は言った。
ビッグオウムの高度を下げて、冒険者達は滑るように地面に降り立つ。
砦まではまだ遠いその地には、既に争いの気配がある。
眼前に位置する小さな村。
そこに攻め入らんとする、賊の集団がいた。
解説
マスターより
リプレイ
「ここがリーンエス王国――!」
蒼空の風がふわりと頬を撫でる。
高度を落とし始めるビッグオウムから、広がる大地の展望をエルナ・クルプファルツは見つめていた。
「来るのは初めてですが、噂はあれこれ聞いていますよ!」
尤も、それは芳しいものばかりではないけれど。
その証左が、見えてくる土地を纏う不穏な空気。
この広範な一帯は、今も尚領有権争いの種になっているという。その末が、蛮族の跋扈を己で解決できない事態なのだから――ウッド・B・ウードは拳を握りしめる。
「帝国の崩壊とそれに伴う混乱……このような時こそ、貴族が先に立って民を守るべきだと言うのに!!」
近隣の領主は何をしているのか。
仕方がないとは言え、邪気の無さに過ぎる正義感がそれを許せない。
「どこに行っても既得権益とは面倒なことですね……」
と、アシュリー・モーガンは静やかに呟きながらも――既に視線を一点に留めている。
遠方に見える村落。
そこに澱んだ気配としか言いようのない異常を感じ取ったから、地面にひらりと舞い降りるエルナも頷きを返す。
危険な何者かが、いる。
ならばそれは件の賊に違いない。
貴族には貴族の事情はあろう。けれど今優先すべきは人の命だから。
「行きましょう!」
「うむ! 領主が頼れぬなら、かくなる上はこの私が一人でも多くの民を救うしかあるまい!! 冒険者としての初陣、武者震いがするわ!!」
勇壮にウッドが言えば、カンナ 三木もこくりと頷いて。
「んだべ、村を荒らす賊は村育ちとして許ぜねぇだぁ! おらぁ絶対懲らしめてやるだぁ」
言葉を機に皆は村へ接近。全容が窺える距離に辿り着くと――そこに確かに敵影を見取っていた。
八人のバルバロイ。
横並びに村を見定めている男達は、未だこちらを察知していない。
決して油断できる敵ではない。故にこそ、今が最大の好機。
(これを逃す手は、ないのでしょうね)
心に呟きながら、短弓を手に取るのはノックス・マグナ。
銀色の瞳を隣に向ければ――同じくアストライト=アクチュアルも杖を握っていた。
「では、仕掛けます。皆さんはなるべく、縦に並ばないように」
皆が頷き準備を整える。
そのタイミングで、まずはノックスがすらりと矢を抜いて、弓弦に引き絞り。鋭い鏃にエーテルの耀きを纏わせ始めていた。
これは痛打を与える強撃ではないだろう。
判っている、だからこそ遠慮なく盛大に撒き散らしてみせようと。
「――これが貧者の一撃です」
さらりと髪が靡いた。
それは放たれた一矢が宙で千々に弾ける余波。硝子細工が砕けたように、煌めきを帯びた破片が美しくも鋭利に男達の膚を切り裂く。
「……!」
バルバロイが初めて違和感に動きを止める。
その頃には、アシュリーも翳した杖先をきらりと氷白色に明滅させていた。
「さて、始めましょうか……」
男達は気づかない。既にその面前に冷気の鋒が迫っていることを。
「永久なる氷よ――その冷気を刃として、嵐の如く吹き荒れなさい」
刹那、吹き荒れる風が氷晶煌めく嵐へ成長し、『頭』を中心に清冽な衝撃を喰らわせていた。
男達はようやく、何者かに襲撃を受けていると自覚する。
アストライトがそこへ更に収束した紫光を拡げていた。
瞬間、溢れ出るのは滂沱の水流。轟音と共に直線状を浚うそれは、衝撃の奔流となって敵へぶつかっていく。
魔力を抱いた剛速の水は、小さな飛沫までもがまるで強力な凶器。押し流されるのを耐えるだけでも苦心するよう、彼らは膝をついていた。
その中でもアストライトの声音は、風のない水面のように静やかで。
「気付きましたか?」
「……お前らは」
『頭』が目を向けてくる。
それに応えるのは大剣を掲げるウッドだ。
「我が名はウッド・B・ウード! 牙なき人の明日のため、貴族たる者の務めを果たす者なり! 民草に仇なす暴虐の者ども、我が正義の刃を恐れぬならばかかってくるがよい!」
「……授恵者、か」
勇壮な声音に、彼らは警戒を露わに隊列を組み始める。
だがその前衛が攻撃態勢を取るより先に、エルナが杖から花の如き桃色の光を閃かせて。
「させませんっ!」
放つ魔法の矢で足元を穿った。
よろめくその賊へ、ウッドも肉迫。大振りの強打で肩口を抉ってゆく。
弱った一人だけでなく、前衛の他二人が惑うのも無理はないだろう。面前には既に前進を終えたサマエラ=フォリウム、そしてエルゼリオ・レイノーラもいたのだから。
「一気に、叩くぞ」
「了解、合わせよう」
起伏の淡いサマエラの言葉に、好対照にエルゼリオは飄然とした声で応えながら。長尺の棍をくるりと握り込んで構えを取る。
無論、敵前衛もとっさに曲刀を振るってくるが、最前で標的となったカンナは揺らがない。
「負けねぇだぁ!」
耀くエーテルを己を支える防護へと変えて。同時に閃光の如き瞬きをもそこに折り重ね、鎧を一層堅固に保ちながら。
威風堂々、迫りくる刃に対し壁となり――
「ごんすっ!!」
響く衝撃音と共に刀を弾き返してみせていた。
「助かるよ、ありがとう」
言いながら、エルゼリオは既に棍へ揺らめく光を纏わせている。
「――輝け! ボクのエーテル……!!」
瞬間、目も眩む程の光量を帯びたそれを以て一撃。鮮やかに、けれど苛烈に――繰り出す打突で前衛の一人を気絶させた。
もう一人の賊は焦燥に刃を振り下ろすが――サマエラは微かな感情の乱れすら見せず、斬り結んで下がらない。
祭刀に込めるのは、信仰に裏打ちされた純なまでの力。
刹那、放つ斬撃はまるで一筋の光芒。
透明な程に研ぎ澄まされた剣閃は、己が道を妨げるものを真っ直ぐに斬り開くように――二人目の賊を容赦なく討ち倒した。
●闘争
賊達はこちらの戦力に、微かなざわめきを走らせていた。
それでも『頭』が視線を返せば、再び緊張を保つように。刃を握り直してこちらへ敵意を向ける。
「……」
エルゼリオは気を抜かぬままその様子を観察していた。
広く支配の手が伸びているこの状況。場に身を置いてみれば尚更、ひとかたまりの賊が起こしただけには見えなかった。
(今までバルバロイが別の氏族同士で徒党を組んで行動する事ってあったっけ?)
違和感が的を射ているとしたら。
「――連中をけしかけて、裏で糸を引いてるヤツが絶対に居る筈。その端緒くらいは、掴まないと」
そのためにもこの戦いは負けられないと。
ノックスもまた静かに頷く。元より、ここには無辜の人々がいるのだから。
「罪なきものへの害意は許せません」
目には歯を、歯には鈍器を。
そして害意にはそれ以上の報復を、と。
次には長弓に番えた矢に昏い光を溶け込ませていた。
既に立ち位置は敵だけを捉えられる場所へ移っている。前衛に残る賊は、今になってそれに気付くが――既に遅い。
弦が弾かれる音が響いて、矢が風を裂いた。一瞬後に脚に突き刺さった鏃はその魔力で賊の知覚を侵していく。
「今です」
「ええ、判りました」
応えたアシュリーも朦朧としている敵へ杖を向けた。
ゆらゆらと揺らめくのは、己を包む焔となったエーテル。魔力を増幅させるその力をもって――アシュリーは一層強く滾る火炎を凝集している。
「炎よ、私の前に立ちふさがるあらゆる敵を撃ち抜き、焼き尽くしなさい」
涼やかなまでの声音とは裏腹に、放たれた炎球の威力は熾烈。
着弾と共に爆散した火の粉は、視界を眩い橙色に染めながら――容赦なく最後の前衛の意識を奪い取り、射撃を狙っていたもう一人にも傷を負わせた。
ただ、後方から『頭』も弓を構えてきている。
エルナはわぁ、と声を零していた。
「弓ですか。狩りは経験ありますが、こうして戦うのは初めてですね――!」
「何、問題はないとも!」
朗々と言いながら、前面で射線を塞ぐウッドは怯まない。相手が矢を放った瞬間、正面に盾を構えて甲高い金属音と共に受け切ってみせた。
それでも残る衝撃が躰を痺れさせる、が。
「心配するごどねぇだぁ、すぐに癒してみせっから!」
カンナが翳した掌より、温かな治癒の光を輝かす。
飛来した煌めきはウッドの体に素早く溶け込んで。内より蝕む苦痛を優しく祓ってしまうように、瞬時に痺れを消失させていた。
ならばと賊はカンナへナイフを投げてくるが――地を踏みしめ力を込めるカンナは、微動だにせず鎧で防御する。
「んだぁ、そんだちっぽけなナイフ投げだくれぇおらには全然きかねぇだぁ! もっど踏み込んでこいだぁ!!」
「……!」
歯噛む賊は、刃を握って距離を詰めようとする。
が、そこは既にウッドの間合いだ。
「好きにはさせんぞ!」
大剣を中段に構え、大きく水平方向に滑らす薙ぎ払い。疾風の如き剣撃で正面とその横、二人の賊を打ち据えた。
敵がふらつく隙にアストライトも魔導の潮流を揺蕩わせている。
「……」
空気が歪む程に濃密な魔力を纏いながら、同時にその瞳は冷静。ちらりと見やる視線の先、敵を多く巻き込める射線を確認していた。
賊に対し思うことはない。
ただ依頼であるが故に倒す敵、それだけのこと。
だから元より手心などなく。杖より放つのは、滝が出現したかのような猛烈な濁流。
その衝撃に耐えきれず、中程にいた一人が倒れる。そのまま突き進む水流の塊は、『頭』と傍らの一人の体力も削り取っていた。
配下が微かによろめけば、『頭』はそちらを気にする。その好機に、エルゼリオは既に『頭』の横合いに入り込んでいた。
「隙は逃さないよ」
中性的な美貌に、凛とした色を交えて。下段から掬い上げるように棍で裂帛の一撃を叩き込んでいく。
この間、中程の配下二人が体勢を直していたが――そこをエルナが狙っていた。
「そこまでです!」
こがねの髪が柔らかく波打つ。
突き出した棍から撃ち出された魔矢は、爽風を伴いながら高速で飛来して。色彩の残滓を宙に描きながら一人に深々と突き刺さった。
血を零しながら、賊はそれでも殺意の刃を離さない。サマエラは静かに踏み寄りながら口を開いた。
「邪魔者と見れば、殺しは厭わないか」
「……略奪には付き物だ。常識だろ」
賊の言葉に、サマエラは一度だけ瞑目する。
「殺すが常識か。……そうだな、それで良い、躊躇う必要もない」
ならばこちらがやることも同じだから。
等しく、安寧を与えよう。
村人には生の安心を、賊には死の安息を。
「慈悲と宣う気もないが――眠り、休め」
振るう一刀は迷いなく。光の弧を描いて賊の命を抉り裂いた。
横の賊は、怯みながらも声を上げて突撃を敢行しようとする。けれどそこにぎり、と弦を鳴らすノックス。
「――無駄です。マギステル」
声に応じて吼えるのは、ノックスの狼。
賊の脚を噛み砕いてから素早く飛び退くと――同時にノックスが放った矢が光の粒へと舞い散って。全身を突き刺すように賊の意識を奪っていった。
●風
残る賊は『頭』と傍らの配下、二人のみ。
勝ち筋はないと悟ったか、或いは正気を失ったか。配下の男は戦場を捨てるように走り去ろうとしていた、が。
「今さら何処へ行こうと言うのだ!」
その背に追いつくのがウッド。
「たとえ我らの囲みを抜いたとて、貴様らに望みは無いぞ!」
言葉を体現するよう、叩きつける一刀は痛烈に。逃げる気すら失わせるように動きを淀ませた。
ノックスが短弓でそこへ素早く射撃。エーテルを伴った重い一矢で脚を貫き、戦闘不能に追いやっている。
「残るは一人です」
「ええ。これ以上戦っても無駄ですよ?」
アストライトが目線を向けると、『頭』は首を振り――刃を掲げて地を蹴っていた。
「勝負を捨てて、たまるか」
「そうですか」
けれどアストライトにしても言葉だけ。既に放っていた氷の矢で『頭』の腹部を貫通させている。
血を吐きながら、『頭』はそれでも刃を振り抜いた。
それは確かに首領を為すに違わぬ、鋭い威力。エルゼリオは己を魔法で守りながらも、傷ついた足でよろめく。
だが倒れない。
自身が癒し手でもあるからこそ。
「最後まで立っていなくちゃならないんだ……!」
「待っていて下さい!」
その意を汲んで、エルナは癒やしの光を瞬かす。
体を包む柔らかな心地が痛みを引かせていくと――カンナも白光する魔力を注いで不調を拭い去っていた。
「これでもう平気だべ!」
「ありがとう……!」
頷くエルゼリオは攻勢。敵に連撃を許さず、棍で足元を打ち払ってみせる。
傾いだ『頭』へ、サマエラも猶予を与えずに。すり抜けざま、魔力を棚引かす渾身の一閃で肋を砕く。
「後は頼む」
「ええ」
応えたアシュリーは真っ直ぐに魔力の矢を発射。迸る光の流線で、『頭』を貫き戦いを終わらせた。
凪が過ぎ去り穏やかな風が吹く。
その中でアシュリーは仄かに息をついていた。
「これで、済みましたね」
「ええ」
ノックスも頷き周りを見回す。
静けさの中、見えるのは倒れた賊の姿。命を失ったものもいるが、多くは未だ息がある。
アストライトはそこへ歩んでいた。
「ひとまずロープで縛っておくとしましょうか」
「んだら、おらも手伝うだぁ」
カンナも続いて賊達を運べば――エルナは村人の確認へ。
程なく、危機の寸前にあった男性も、戦いを見守っていた人々も、その全てが無傷であったことが判る。
「無辜のものが無事で良かった」
サマエラの言葉に、村の皆は深く頭を下げて礼を述べていた。
老齢の村長へ、アストライトは縛った賊の傍らから振り向く。
「彼らの処遇はどうしますか。私達の目的は危険の排除ですが」
それは危険が繰り返される可能性があるなら、首を落とすことも厭わないということだ。『頭』は睨み上げてくるが、アストライトの瞳の温度は変わらない。
「慈悲などありませんよ」
「……っ」
「で、お前達の背後に居るのは誰? 目的は王国の弱体化?」
エルゼリオが見下ろすと――黙るのも無為と悟ったのだろう。『頭』は口を開いた。
「俺達はただ誘われただけだ。略奪の舞台も武器も用意すると」
「後ろ盾があったってこと? 何者?」
「……判らない。だが、俺達とは違う」
それは賊ではないということだろう。
得られた情報はそれと、彼がつけていた指輪。“後ろ盾”から用意されたものらしく、調べた限りで何かの意味があるとも判らなかったが――
「武器やこんなものまで用意できるなら、それなりの組織……? やっぱり、単なるバルバロイの蜂起って感じじゃなさそうだね」
「何か大きな出来事の前触れでなければいいのですが……!」
エルナは呟きながら、それでも村の安全が保たれたことに安堵を零していた。
村長の願いで賊達も罪人として運ばれることと決まり――少しの後には、村にもひとまず平和な空気が戻っている。
「よし、仕事があれば手伝うぞ! 薪割りとか!」
ウッドが明るく言えば、徐々に活気も生まれ始めて。爽やかな風が高い空から心地良く吹いていた。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年10月20日 00時11分39秒 公開
相談掲示板
おはよう諸君! 私はウッド・B・ウード! ヒューマンのウォーリアだ。 未熟非才の身なれど、 士たる者の務めを果たすべく、全力を尽くす所存だとも! よろしく頼む!
ウォーリア×1 シューター×2 キャスター×2 ヒーラー×3 ざっくりまとめてみた! 割と後衛寄りの構成だろうか。 前衛志向の方もおられるように見受けられる。 私の希望としては、もちろん前衛! 皆の火力を活かすべく、敵を押し留める役に立候補するぞ!
こんにちは、皆さん。 私はノックス・マグナ ヒューマンのシューターです。 ……なんてね? シューターですが、速さを意識しているので火力という点ではあまり貢献できません。速さを生かしてのバッドステータスの付与を行います。 まあ今見えているスキルで全部なので、残った300ゴールドの範囲で全力を尽くしたいと思います。 よろしくお願いします。 ウッドはクラスまとめありがとう。 見やすくて助かります。
ゴブリン、ヒーラー。サマエラ。よろしく頼む。 ウッドは素早いまとめをありがとう。配分も分かり易く助かる。 私は、攻防はさほどでもないが、体力はほどほどに。 堅甲での防御上昇とヒール系を以てすれば、多少は前で壁役・支援役になれるか。 範囲攻撃は無し。遠距離攻撃は魔矢があるが、威嚇か牽制程度のものかと思う。 機動性には優れないのと、回復しつつの戦いを考えれば、 首領格が与えてくるバッドステータスとの相性は、あまり良くないな。 残金握り締めて解呪でも買おうかと思案中だ。
皆様こんばんわ! エルヴンシューターのエルナです! よろしくお願いしますね! ウッドさんはまとめありがとうございます! 確かに後衛寄りな印象ですね! 私はゴールドもオーブもまだ全く使っていないので、相談に合わせてビルドを決めていこうかなと思っています! 素では魔法攻撃の方が高いので、火力を優先するなら杖を、射程を活かしたり支援方面で動くなら弓を、それぞれ選択する感じになるのかなと今のところは思っています!
ヒューマンのアシュリーです。 キャスターをやってます。 ウッドさん、まとめありがとうございます。 個人的に活躍できるのは間違って買ってしまった魔錆の物防低下と範囲魔法攻撃ですが……今回は編成的に範囲攻撃メインになりそうでしょうか。
キャスター、アストライトです。よろしくお願いします。 素早いまとめ、ありがとうございます。 私は直線範囲と回復が中心と言う感じですね。 基本は後衛で攻撃、及び支援になりそうです。
おらぁ、ヒーラーのカンナ ミツキっでいうだぁ よろしくおねげぇすっだ 回復とかは苦手けんどぉ、カバリングねぇけど、前衛でぜいいっぱいがんばるだぁ
おっと! 失敬、自分の傾向を申告していなかったね。 私自身は、体力が高めの盾役と言ったところか。 範囲攻撃は一応持っている。 敵を引き付ける技も取得しているよ。 >作戦 さて、ちょっと早いかもしれないが…… 大まかな動き方を相談して行きたいな。 とは言っても、戦場は平地でこちらから突撃する形だからなあ。 シンプルに正面からぶつかるしかないか……? 敵の配下から順番に叩いて行くというか。 すまない、どうにもピリッとしないな!
ボクはヒーラーのエルゼリオ・レイノーラ。 今回はヨロシクね! ウッドさん、クラスの纏めありがとう☆ ヒーラーが一番多いんだねぇ。 >作戦 『敵は敷地の中ほどから、村中に散らばろうとしている所。』らしいから、 散開される前に叩いておいた方が良さそうだよね。 接敵後の敵の動きとして考えられるのは―― 頭:後方で指揮&弓での範囲物理射撃(接近されたら曲刀での単体物理攻撃) 配下:前衛4人(内1人は頭のカバリングに入る)/後衛3人(射撃主体) …ってカンジかな? 前衛4人に手ごずると、後衛からの射撃攻撃で蜂の巣にされちゃいそう。 バステ対策もしておかないと不味いかも。 >行動 前衛が少ないみたいだし、ボクも前に出ようかと思ってるよ。 とりあえず、敵前衛4人を何とかしないとね。 まだ資金とかには余裕があるから、状況に合わせてスキルを取得する事は可能だよ。 何か持って行った方が良さそうなスキルがあったら言ってね!
改めて皆様よろしくお願いしますね! >作戦 エルゼリオさんの言う通り、最初に敵に気づいてもらわないと略奪が始まってしまいそうですね!弓か魔法による先制攻撃が必要な気がしますね! 動きの素早いものなら到達できる、とあることから敵までの距離はシーフの移動力の2倍、つまり12へクスの距離と考えて良さそうでしょうか!となると魔法も初手から届くかもしれないですね! キャスターの方たちは識別付きでない範囲魔法を行使する際は、味方を範囲に含めないように注意ですね! 敵さんは初手は横並びのようですね! 隊列編成後もカバリング役の配下は頭さんの隣にいるかもしれません!カバリングは隣接へクスまでしかかばえないのようなので!
図にすると カ頭 後後後 前前前 ↑(約12へクス?) 味方初期位置 という感じでしょうか! ところでこちらが魔法や弓を使う際に味方のヘクスも遮蔽扱いになるのでしょうか? 遮蔽関係がいまだによく分かっていなかったりします……! 遮蔽になるようでしたら、敵も遠距離使いなので魔法や射撃後に前衛の方に射線を塞いでもらうなどの工夫がいるかもですね!
>作戦 先制攻撃については了解しました。 こちらの前衛が手薄い以上一気呵成に攻めてこられると厄介だから、この先制攻撃で何人か脱落 させるなり、バッドステータスを付与したいところですね。 >遮蔽 恐らくは味方も遮蔽扱いとなるでしょう。占有ヘクスには敵、味方の種別がありますが、遮蔽に敵味方の区別がないので。 攻撃が通るかどうかはプレイングの影響を受けるとのことなので、曲射などの工夫があれば味方越しでも通るでしょう。 まあこちらの攻撃が通るのであれば相手の攻撃も通り得るのですが。
>作戦 先制攻撃、問題ありません。 ただ、12へクスと仮定してそこまで撃ち抜くとなると、最大で12低下するので、ちょっと近づきたいなという気もします。 『こちらを脅威だと思えば』ということは、脅威に認められないよう工夫したらちょっとぐらい近づけたりしないでしょうかね…… >遮蔽 スキルに【対象識別】や【遮蔽無視A】の存在があることを踏まえれば、味方も遮蔽としてカウントされるとは思いますね。攻撃が通るかどうかはプレイングによる、恐らくはマスターによるので、万全を期すなら被らないところでやりたいですね。 >倒す順 こういうのは大将首から潰すのが定石ですけど、前衛が少ないことを考えたら前に出てくる奴らを先に潰す方がいい気もしますね…… 前衛の1人がカバリングに回ることを利用して、敢えてボスを殴ってカバリングさせれば、回避ができないのでそいつは早期に潰せそうな気もしますが……
◇作戦 まず先制攻撃にて意識を引き付けると、異論ない。命中は、初めが不意打ちに近い形なら、ある程度補えたり…しないだろうか。 前衛役はその間に前進するとして、遮蔽は、そうだな… 同じく味方も対象となる印象を受けるので、私も身を屈めながら駆ける等、何かしら意識はしておこう。 現状でこちらの前衛役は4人&ヒーラーであったり体力高めであったり。守りについてはむしろ潤沢、かもしれない。 体力維持と支援に努めつつにはなるが、余裕あれば攻撃にも参加する予定だ。 もしくは、序盤は敵の数減らしを優先して攻撃寄りにする等、作戦に応じて動こう。 ◇撃破順 エルナが示してくれた図式のような感じに、思うので。 言われているように前から順々に潰すのが、攻撃も集中させ易く、楽だろうか。 先にバッドステータスを撒いておくとか、そういった手分けは、ありかと思う。
>作戦 確かに!最初は不意打ちっぽいので命中補正はありそうな気もしますね! 攻撃せずに接近するのは隠蔽しないと厳しい気もしますね!その場合、敵さんの散開や略奪開始のリスクもありそうです! 敵さんは最初の横並び状態から隊列を整えるのに1ターン使いそうなので、頭さん以外が実際に動いてくるのは2ターン目からになりそうです! なので、キャスターさんの識別なしの範囲魔法は初手から撃っても2回は使うチャンスがあるのかなと思います! キャスターさん二人の範囲魔法×2+シューター×2……なんというか接近する頃には敵さんの前衛はいなくなっているのでは?という気もしなくもないですね! >遮蔽 やはり味方も遮蔽になりそうですよね……! 攻撃後に前衛の方の後ろに隠れるように移動する等の工夫をしようと思います! >撃破順 初手だけは頭さんも狙えそうなので、狙うかどうかが悩みどころですね!敵さんが隊列を整えてからは、前の敵さんから順番に攻撃する感じでよさそうですね!
◇作戦 先制からの二撃。…確かに上手いこと敵が巻き込まれてゆけば、かなりの部分が削れていてもおかしくはなさそうだ。 ではやはり、まずは私も残敵排除を優先して動いてみようか。 特に消耗している相手から狙おうかと思うが、あらためて範囲攻撃で一掃できるよう、体力ありそうな敵の削りに回る形でも良い。 ◇撃破順 首領格は…初めで倒してしまえそうなら、先に落とすも良いかと思う。 生き残ってしまうと、初手のダメージが分散した分、若干戦闘全体が長引くやも。
>作戦 なるほど、先制の有利を活かすわけだね! 私もサマエラ殿に続いて消耗した敵を叩こう。 敵首領については、既に案が出ているが、 こちらの火力で直接叩ければよし、カバリングを潰せたらそれもよしと言った感じかな。 首尾よく敵前衛を叩けていたら、私も突撃して大将首を狙うとしよう!
ちなみに私は資金も技の力も全部すってんてんなので、 追加で何か用意するのは難しいな…… バステ対策は根性で頑張るよ! すまない!
>作戦及び撃破順 了解した。 私の攻撃では単体を攻撃しても最低限よりちょっとマシなダメージしか通らなさそうなので徹頭徹尾範囲攻撃で攻めようと思います。
あ、おらぁサルベーション取得しただぁ! 頭のバステを除去するどに持っでごいだぁ んだ、ごんじょーだ言わんど、おらに任せてくんろぉ 6回までづかえるからぁ、その間に頭をだおすだぁ!
>作戦 キャスター&シューターの範囲攻撃×2で先制⇒残敵撃破の流れに異論なしだよ。 残敵撃破では、とりあえず敵前衛の対応に優先的に回るね。 回復とかも臨機応変にできるよう、 周囲の状況には気を配りつつ行動する予定。
中々顔を出せなくて申し訳ありません。 >作戦 わかりました。それでは、出来る限り巻き込んでぶち抜きますね。 私は範囲以外ないことに今気づきましたので、射線を気をつけましょう……
>作戦 アシュリーさん、アストライトさん、ノックスさんの攻撃が攻めのメインになるかと思います!頼りにしていますね! 私は今のステの感じになるかと思います!そこそこの高火力と高命中ですが、範囲攻撃は所持出来なかったので、皆さんの攻撃で倒し切れなかった敵を中心に倒していきますね! カンナさん、ウッドさん、サマエラさん、エルゼリオさんは守りの要ですね!頼りにさせてもらいますね!多分私は撃ってはこそこそ後ろに隠れさせていただくことになるかと思います! 後、関係ない上にかなり遅くなってしましいましたが、アシュリーさんイラストおめでとうございます!
エルナさんありがとうございます。 そちらも、素敵なお姿と思います。 明日の朝には出発ですし、ひとまずプレイングを作ってみました。 何か変なところがありそうであればご指摘いただければと思います。 https://pbwmemo.net/v/5QYGgk4Z
アシュリーさんは祝辞&仮プレありがとうございます! プレイング参考にさせてもらいますね! 強いて挙げるなら、魔導の潮流の使用について記載するのもありかもくらいで、基本的に問題ないかなと思います!
指摘ありがとうございます! 魔導の潮流のこと忘れてました。 1T目だとセットアップタイミングで敵対行動に見られそうなので、2Tからにしておきました。
アシュリーはプレイングの提示をありがとう。遅まきながら、わたしも拝見させてもらった。 範囲火力頼もしく、こちらもせっかくの矛を遮らぬようにとの心構え含め、立ち回りには気を付けておこう。 私は、 緊急時の回復>残敵排除>体力維持 の優先順で、動く予定だ。 基本的には、攻撃。誰か倒れる危険があれば、回復を。 バッドステータスはカンナを頼らせてもらう形に。サルベーション、ありがたく。 それでは、あとは敵を片付けるのみか。 現地でも、よろしく頼む。