【死軍】ヴァイセントラフ砦防衛戦

【貴族喰】ヤコブ・ヴィリアン
フッ……フッフッフ……ッ!!
今回はッ!! このぐらいでッ!!! 堪忍して差し上げましょうかねぇっ!!
極悪非道なヴァイセントラフの悪鬼どもに伝えなさい!!
この世に悪の栄えた試しはないのだとねえ!!!
……あなた達は……まあビジネスだから仕方ないのでしょうが……いざという時、日頃の行いこそが肝要です。悔い改めるなら今のうちですよ!!!!
それではまた!!!!
assignmentヴァイセントラフ砦防衛戦 概要
【死軍】連動は帝国と王国の国境に位置するヴァイセントラフ砦を、迫りくるアンデッドの軍勢から防衛する為に発令された。帝国軍残党に王国辺境伯軍の一部が合力し、物資面では同盟やそれ以外の地域も援助を行っている。
assignmentここまでの流れ
帝国滅亡後、帝国の南部国境を守っていたヴァイセントラフ砦に対し、多くの難民が落ち延びた。事態の収拾にあえぐヴァイセントラフ砦だったが、旧帝国領南部都市ヴィントから突如四万体に及ぶアンデッドが出現し、南下を開始する。ヴァイセントラフ砦は死軍の首魁、吸血鬼ヤコブ・ヴィリアンからの対王国共闘の申し出を一蹴し、旧敵である王国を始めとした各国の援助の元、冒険者たちの手を借りて防衛戦に挑んだ。
assignment結果
防衛は予想通りに激しい戦いとなったが、冒険者たちはギルドのビッグオウムを用いた偵察や情報共有などのアイデアと王国、帝国の将軍たちの事前予想を上回る奮戦を見せる。事前に五日間耐えられるかが戦いの分水嶺と見込まれていた籠城戦をわずか三日で終わらせた。四万と言う未曽有の死者の大群はヴァイセントラフ砦の城壁を辛うじて越えたものの、堅固な守りの前に全滅。敵の首謀者たるヤコブ・ヴィリアンは戦力の多くを失い、帝国南部都市ヴィントの廃墟に引きこもる事となった。
person_pin関連NPC
帝国南部の守りを任されているハーフビースト(猪)の将軍。皇帝直々に見出した武人であり、元近衛騎士でもあるため個人の戦闘力は極めて高い。一兵卒から騎士、近衛騎士、将軍と出世したため、平民出身の兵士やハーフビーストの憧れの的。能力あれば取り立てられるという、インペリアルドリームを体現している。
《本連動での動き》
帝国滅亡に際して、残存の兵力をまとめて現状の把握に努める。ヤコブからの申し出を一蹴し、王国との共闘を模索。死軍防衛戦に於いては砦中央にて全体指揮を執る。
リーンエス王国の第二王子。文武ともに優れた才能を有した《授恵者》であるが、王族らしからぬ軽薄さ故に近親以外の王族からは見下され、対立する貴族からも「毀れ者(こぼれもの)」と揶揄されている。王国の代表として冒険者ギルド本部のあるリブラネスタに派遣されているが、本人はこれ幸いと市井を味わい、自らも依頼をこなす日々であるだとか。
《本連動での動き》
死軍を迎え撃つにあたり、直属の精鋭らと共にバルディオン将軍へ協力を行った。また、それに伴う王国内の様々な調整を引き受けている。
北方辺境伯こと、アーチボルト家の現当主。東方、西方、北方と三家存在する辺境伯家にあって、最も知名度が高く、百家における血統序列も高い。その家格は公爵家に次ぐもの。戦場では愛剣を携え一見すると戦士の様に見えるが、本質は射手であり得手とするのは射撃軸の機動遊撃戦。その実力は北の英雄と称されるに相応しいもの。
《本連動での動き》
死軍を迎え撃つにあたり、直属の兵士一千名と共にバルディオン将軍へ協力を行った。
メドゥの指先幹部にして、王国貴族の連続殺人事件を引き起こした【貴族喰】の異名を持つ吸血鬼。日の光を苦にしない他、伝承にあるような弱点をほぼ持たない。強力な死霊術師でもあり、帝国南部の都市ヴィントを発した四万のゾンビで王国侵攻を目論んだ。
《本連動での動き》
四万のゾンビ軍と眷属たる吸血鬼をヴァイセントラフ砦に向かわせた。敗勢濃厚となってから自ら徒歩で戦場へ駆けつけたが既に大勢は決しており、立ちはだかる冒険者達をなぎ倒したことで溜飲が下がったのか、勝手に勝利宣言を行って逃げかえった。その後、冒険者ギルドと帝国の間に隙を作れるのではないかと的外れな画策をしたあげくにアジトを全焼し、踏んだり蹴ったりである。
menu_book関連用語・情報
ヴァイセントラフ砦
王国との国境地帯の守備のため、帝国南部に作られた軍事拠点。平原に存在する直径2km程度の円形の砦である。最外部は深さ10メートル、幅20メートル程の空掘が四方を覆っている。二重城壁には東西南北それぞれに跳ね橋と木製の門扉がある。大陸覇権を伺う崩壊前の帝国にとってもっとも重要な拠点のひとつであり、ドワーフ製のバリスタや投石器などの新鋭兵器も優先的に回されていた。
王国の勢いが盛んであった8世紀に築かれ、小改修を経ながら使われ続けてきた。これでも王国側を不要に刺激しないことを念頭に置いた規模の砦であり、有事には後方の南部鎮守都市ヴィントで軍を編成するまでの時間を稼ぐことが目的となる。その為、この砦自体は大軍の拠点たる機能はもたず、平時の砦内の常駐兵力は二千、国境監視や交代要員も含め、凡そ五千の兵力が守将の指揮下にある。今回の作戦においては、三千の帝国兵と一千の王国からの増援が守りについた。
司令官はハーフビーストながら皇帝にその才を見出された良将バルディオンが務めている。バルディオン自身も皇帝、ならびに帝国に対する忠義は厚い。
メドゥの指先
かつて、原初の人々に七日七晩教えを説き、最後に世界の真実を語ろうとしたところで泥となって消えた神、メドゥの名を冠するテロリスト集団。目的も、その体制の詳細も不明である。
今回の死軍の統率者である【貴族喰】ヤコブ・ヴィリアンをはじめ、悪名を轟かせているメドゥの指先の多くは【授恵者】だが、社会適応力の乏しいことが多い彼らをサポートする組織が、本来の主体である。そのため、メドゥの指先に属する者は【授恵者】だけでなく、様々な立場の人々が関わっていると推察されている。
死者の兵団(死軍)
帝国南部鎮守都市ヴィントから出現した、アンデッドの集団。出現と同時期にヴァイセントラフ砦へ届いた複数の書簡からすると、【貴族喰】ヤコブ・ヴィリアンが操っていると思われる。その構成はゾンビが9割9分を占めているようだ。【メドゥの指先】には高位の死霊術師が複数存在するとも言われているため、そういった手合いの仕業であろう。およそ四万体と報告されており、それが正しいのならば、旧ヴィント市民三万人と、駐留軍二万人の八割ほどがゾンビと化した計算になる。死霊術師が(作って放置するだけならともかく)意のままに動かす死体の数としては異常に多過ぎるため、まだ何かわかっていない要素が存在する可能性は高い。
帝国南部鎮守都市ヴィント
王国国境にほど近い場所にある帝国の都市。周辺を含まぬ人口三万ほどの南部地域では最大規模の都市のひとつ。仮想敵国である王国に近い場所にあるため、平時から都市人口に匹敵する規模の二個師団二万名の兵力を駐留させていた。また、都市より兵営が広いなどともいわれていた。太守はバルディオン。
都市としては軍事以外には特筆すべき点はなく、王国との交易が盛んなところが特徴とはいえる。軍人相手の商売も盛んであったため、悪所は質量ともに名高かった。 帝国崩壊に際しては、他の都市の例にもれず壊滅している。帝国首都と同様の黒い霧に覆われ、多数のクリーパーとアンデッドの彷徨う場所となった。