叫喚の魔獣
広大野人
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シナリオID:3477
オープニング
「機嫌、悪そうですね」
王国騎士エナハルト・ティルムが歴戦の冒険者クリストフ・エクレールの態度に対し、遠慮気味に声を掛けた。
クリストフは唸りながら同意すると、依頼とは関係の無い話を切り出す。
「エナハルトは、恋人の親に挨拶に行ったか?」
「行きましたが……何か?」
言葉に嘘は無い。特殊な状況と言えば特殊だったが、『挨拶』は確かに行ったし、婚約者も自身の両親に顔を出した。一般的かどうかは分からないが、そんなものと思っている。特に貴族なら尚更だし、それが分からないクリストフではないはずだ。
「実は……帝国で娘を見かけたという者がいてな……同じ年頃の青年と仲良く過ごしていたと」
「そうだったのですね」
クリストフの娘もその青年の事も、エナハルトは知っていたが、何も知らない振りをした。このおっさん冒険者は優秀だ。万が一にも、青年の過去を調べられると困る事になるかもしれないと思ったからだ。
「娘さんも年頃の可愛い子じゃないですか。お相手が居るのは良い事では?」
「相手は冒険者ではないかと張っていたのだがな……冒険者なら直接、力量を計ってやれるのだが」
サラっと恐ろしい事を言ったクリストフの台詞に、内心、少し引くエナハルト。
親も色々なのだろう。幸い、自身の両親は婚約者に対しては甘々だった。なんなら、実の娘のような扱いだ。
「大切な娘さんですから、お気持ちは分かります。ただ、タイミングというものもあるのかと思います」
「その時を待てと? 気が付いたら、お腹がおっきくなってたり、赤ん坊を抱いていてもか!?」
飛躍し過ぎだが、あり得ない話ではないだろう。
ただ、問題なのは、そこに至る過程だとエナハルトは最近、思うようになった。普段からの関わり方の積み重ねとも言える。
「大事な事だからこそ、話せる機会を伺っているかもしれません」
「ふむ……」
落ち着きを取り戻したクリストフは、エナハルトから次の依頼について、説明を受けるのであった。
●
集落から避難した人々から幾つかの情報を得られていた。
不当に集落を治めていたのは『軫夜』という闇組織であり、その頭目の名がズィガーツ・ドタという。目撃者の話によると、魔獣使いにして屈強な肉体を持つ魔術師であり、その目的は『最強の肉体』を手に入れる事らしい。
「敵の親玉と組織は分かったが、なんだって、そんな連中が野放しになっているんだ?」
資料を読み込んだクリストフの質問はもっともだ。
エナハルトが真剣な表情のまま、別の資料を手渡した。
「ここからは推測でしかありませんが、もともと、魔獣の平和利用を目的とした研究組織だったみたいです」
「……裏がある訳だ」
「前皇帝ヨゼフは王国に攻め入るという野望がありました。それに関連しているか分かりませんが、魔獣を外部ユニットとして人体に装備する事ができないか裏で研究していたそうです」
「帝国崩壊時に壊滅したはずが、生き残った者達だけで、秘密裏に研究を続けていたという事か」
厄介なものを残してくれたものだ。組織を運用する為の資金は、帝国崩壊時のどさくさで手に入れたものだろう。本来ならば、帝国の復興に使われるはずの金だ。
「帝国側で解決すべき事件ではありますが、冒険者に託す形で話は通してあります」
「だろうな。政治的な都合で討伐を遅らせる訳にはいかないからな」
万が一にも逃亡を許せば、また別の場所で事件を引き起こすのは明らかなのだから。
●
廃街道に現れた魔獣の死体は、王国機関を通じて分析されていた。
その中間速報が届き、クリストフは天井を仰ぐ。
(…………)
王国南部の海に近縁種と思われる甲殻類が存在し、それは外敵が身を守る術として別の生物を殻に装着させる事が出来るという。
これが事実であり、廃街道に現れた魔獣が同じ能力を持っているのだとしたら……。
(まず、無事ではないだろうな)
殻に装着されるのにどの程度の時間が掛かるか分からないが、半月以上掛かるという事はないだろう。自然の世界は競争社会であり、防御機能を作成するのに時間を掛ける事はしないはずだ。
つまり……集落から連れ去られた人は、魔獣の餌になっているか、殻に装着されているか……という事だ。
そして、自分がもし、その魔獣の使い手であれば、餌にするのではなく、人質代わりにするはずだ。その方が『都合』が良いのだから。
唯一、冒険者達にとって朗報なのは、人質が人質としての役目を果たさないと知っている事だ。
廃街道で対峙した魔獣の殻に組み込まれていた熊を分離する事はできなかった。そして、魔獣が死んだ後も外せず、そのまま息絶えたのだ。
(取り込まれたら最後、助かる手段は無い)
それでは、あの集落の娘は――父を待つ娘に、なんて声を掛ければいいのか。
淡々と事実を告げ、現実の辛さを知らせるべきか、それとも、嘘を告げて希望を残させた方が良いのか……もし、自分が魔獣に取り込まれた身であれば、遠慮なくトドメを刺せと自分の娘に言えるだろう。
その時、自分の娘は刃を突き立ててくれるのだろう。けれど……その後の気持ちまで考えた事は無かったかもしれない。父を連れて行かれた集落の娘は、結果だけを知らされる。その時の哀しみと苦しみを、死んだ父はどう願っているのか。
(………っち!)
答えの無い事にクリストフは苛立ち、思考を捨てた。
これは依頼だ。冒険者として求められている事を果たすだけの事だと、自身に言い聞かせた。
●
古館に忍び込み、魔獣使いを無力化するというクリストフが立てた作戦は、実施する前から既に崩壊していた。
玄関正面に巨大な甲殻類が陣取っていたからだ。
「まぁ……だろうな。俺だってそうしている」
館は切り立った崖の上に立ち、門に至るには正面しかない。スキルを使って空から館に侵入する事は可能だろうが、館の内部が分からない以上、迂闊に飛び込むのは危険だし、魔獣使いが逃亡する恐れもある。
退路を塞ぐには、魔獣を討伐し正面を抑えておく必要があるのだ。
「一人か二人、迂回して先に突入するか、まずは全員で魔獣を倒すか、判断はお前達に任せる。俺のやる事は変わらないからな」
大剣を構え、クリストフは魔獣の前に立つ事にした。
魔獣は廃街道で見たタイプと類似している。違うのは殻に該当する箇所に接合されている生物が、熊ではなくて人である事だ。
「悪趣味な事しやがって!」
試しに挑発するように大声で叫んでみたが魔獣使いからは反応は無かった。
代わりに魔獣に取り込まれてしまった人達からの悲鳴が響く。
「た、助けてくれぇ!」
「死にたくない!」
中には精神が既に壊れ、狂ったように叫び続けている者もいる。まさに地獄絵図だ。
この中に、集落の娘の父もいるのだろうか……一瞬、その事がクリストフの頭に過った。
(くそったれが、ここは戦場だぞ)
大剣を握る手が――僅かに震えていた。
解説
マスターより
リプレイ
魔獣から幾重にも響く、耳を塞ぎたくなる程の悲痛な叫びにイヴェール・イリュジオンが小さく呟いた。
「あれはもう……」
言葉にしなかったのは、取り込まれている人に対する配慮か、それとも、惨状を口にする事を憚れたからか。
ルベア・ベルニとミア=リゼルの二人もギュッと拳に力を込める。
「なんて酷い、ことを……」
「あまりにもひどい……こんな事を許しておくわけには、いきません」
冒険者として悲惨な依頼を幾度も受けてきたが、その中でもここまで酷いのは、滅多にないだろう。
ミアが自身の胸に手を当てる。
「あの人達を、哀れに死を待つだけの存在にさせません。最後まで苦痛と恐怖に勇敢に立ち向かったのだと……そう思えるように、それが叶うように、尽くします」
そうでなければ、取り込まれた人々が救われない。
ミアと同様にルベアは静かな怒りを抱きながら頷いた。
「生きて欲しい人達を助けるのが難しいなら、せめて言葉を聞いて、縁のある人に届けてあげたい……勿論、生かしておけない連中をちゃんと処分した後でね」
見える範囲に魔獣使いや闇組織の構成員の姿は確認できないが、奴等は必ず古館にいるはずだ。
宝剣を構え、イヴェールが告げる。
「逃げ場が無い以上、魔獣でどうにもならないと分かれば軫夜の構成員がどこかのタイミングで現れるのは、予測の範囲内です」
もっと言えば、どこまで魔獣に対して有利に戦闘を進められるかという所だろう。
苦戦するようであれば致命的な機会を狙ってくるだろうし、冒険者が優勢であれば戦線を維持する為、早々にでも出て来るはずだ。
各々が決意する中、クレア・エクレールが父であるクリストフ・エクレールの脇を肘で小突いた。
「仕事中になーに考えてんの、馬鹿親父!」
「俺を誰だと思ってるんだ? あの程度の魔獣の前に立つ事ぐらい、朝飯前だぞ!」
強い口調だったが、珍しく視線を向けてきた事が、いつもの父らしくないと思う。
「……この依頼終わったら、話したいことあるから。絶対、五体満足で終わらせなきゃ許さないよ」
「余計なお世話だ」
溜め込んだ息を吐き出し、音を立ててクリストフは改めて大剣を構え――震えていた手が止まっている事を盗み見してから、クレアは跳ねるように魔獣へと駆け出した。
●
魔獣との戦いが始まり、キオルティスとシルヴィア・A・カペルの二人は木々の影に隠れつつ、見事な作戦で古館のバルコニーに侵入した。
「見張りよりも距離が心配だったけど上手くいったよ」
いくら敵の意識が正面を向いていると言っても、崖をのんびりと登っていたら見つかっていただろう。二人が侵入できたのは、キオルティスの跳躍と入替の能力をおかげだ。
「向こうはまだ、魔獣使いの姿は見えないようだ」
正面で戦う冒険者からの思念を受け取りつつ、シルヴィアは館内を注意深く観察する――今の所、罠の類はなさそうだ。
「それは好都合なんだよ。探す手間が省けそうだ」
キオルティスはフッと笑う。
十中八九、魔獣使いは必要時に指示を出すため、戦いが見える位置にいるはずだ。
「可能であれば、構成員は間引きしたい所だよね」
「魔獣の研究には、恐らく、魔術師も絡んでいるはず」
二人は視線を交わした後、崖側のバルコニーから廊下へと踏み入った。
●
助けを呼ぶ声が絶え間なく続く中、ミアからの支援魔法を受けたクレアとルベアは魔獣を攪乱するように位置取りを変えながら、戦いを続けていた。
クレアは取り込まれた人と目が合ったが、状況を説明している暇がない。
「……ごめんね、すぐに解放してあげるから」
それに、説明した所で受け入れられるかどうかは別だ。より錯乱してしまう可能性もある。それでも……取り込まれている人を無視する訳にはいかない。
多足を激しく動かし踏み潰そうとした魔獣の攻撃を避け、ルベアはクレアと背を合わした。
「私が説明するわ。クレアさんは援護をお願い」
「分かったよ。ボクがカバーに入るから」
直後、駆け出すルベア。一本の足の攻撃を――クレアが短剣で捌き流した。
その隙に、取り込まれている人達の間にルベアは踏み入った。
「……助けたいけれど、無理かもしれない。でも、アナタたちの大事な人に、言葉を……想いを伝えることなら出来る……何かあれば、教えて」
あまりにも酷なので、助からない具体的な内容を省いた。けれど、彼女の言葉に人々は察したようだ。
口々に何かを発するが、邪魔をするように魔獣が高く飛び上がった。その衝撃で接敵していたルベアがバランスを崩す。
「しまっ――」
魔獣の巨体に踏みつけられてしまえば無事では済まないが、そこは素早くクレアがフォローに入り、彼女の身体をグイっと引っ張った。
「遺言を聞くのは手分けする必要がありそうだね」
着地した魔獣に向かって視線を向けたまま、クレアが言う。
戦況に大きな動きがあったのは、ミアの設置した召喚術だった。イヴェールの殺界の効果もあり、移動が出来なくなれば、魔獣はダメージを受け続けるしかない。
大剣を振りかぶりながらクリストフが叫ぶ。
「そう何度も同じ手を喰らうかよ!」
渾身の一撃は、魔獣の巨大な鋏を貫き、まるで杭のように大地へと繋ぐ。これで、もはや飛び上がっての叩きつけはできないだろう。
悪足掻きするように足をばたつかせる魔獣に対し、イヴェールが宝剣にエーテルを込めた。稲妻とも嵐とも言える剣捌きで削る。
けれど、魔獣も必死に抵抗。移動はできずとも、地面に繋がれている鋏を支点に回って暴れた。
取り込まれている人と目が合う。
(希望を与えて後で絶望させるよりは真実を、ですが……救う努力をする事を伝えた上でそれが容易では無い事を、そして、覚悟は決める様にと伝えなければなりませんね)
伝えたい事があるのなら聞かなければならないだろう。
今、まさに死が迫っている中、思い残す事がないように。
「生きて帰れるかもしれませんが……」
いつかあの時は大変だったと笑える日が――言葉にしながらも、そんな日が来る訳ないと心の中で呟いたイヴェールの背に激痛が走った。
振り返ると、館に人影が見える。攻撃する機会を伺っていたのだろう。
クレアが射線を防ぐような位置取りに移動する。
「邪魔しないでよね!」
館から放たれる無数の光球は、クレアやその背後の冒険者ではなく、鋏を抑えているクリストフへと殺到した。
敵は魔獣の拘束の解除を試みようとしたのだろう。だが、土煙の中、歴戦の冒険者は平然と大剣を握り続けていた。
「クリストフさん!?」
ミアの呼び掛けにクリストフが手を振って制す。少女の意図を理解したからだ。
「召喚を途切れさせるな!」
「……分かりました。でも、危なくなったら遠慮はしませんから」
「思ったより、気の強い嬢ちゃんだな」
口元を緩めたおっさん冒険者の返しにミアは微笑を浮かべると、エーテルに意識を集中させた。
●
「素晴らしい! やはり、鍛え上げられた筋肉は魔獣すらも上回るのだ!」
筋骨隆々の男が正面のバルコニーに姿を現した。
一目で分かる。あれが、闇組織『軫夜』の頭領ズィガーツ・ドタなのだろう。
「だが、その魔獣も重要な研究材料。ここで壊される訳にはいかない」
不遜な態度のズィガーツにルベアが冷たい目を向ける。
「出て来たわね、真性のクズ」
魔獣使いとして罪を犯した従姉と比べる必要もないほどの存在だ。この世に生かしておくべきではない。
「ふむ。半獣人の筋肉も調べるには良いな。種でどう変わるか。実に興味深い」
「そんな事、調べる必要はないんだよ」
跳躍で距離を詰めたクレアが迫るが、行く手を塞ぐように構成員が割って入った。
下がったズィガーツはエーテルを練る。特大威力の攻撃魔法を叩き込もうという訳だ。
「そんな出鱈目な攻勢は筋肉が足りていない!」
「足りてないのはそっちの頭脳じゃない?」
淡々と言い放った直後、ズィガーツの背中にキオルティスの短剣が突き立てられる。
館内に侵入し、幾人かの構成員を始末しながらタイミングを図っていたのだ。
「この手応え……」
振り向きざまの一撃を避けつつ、キオルティスは距離を取る。
どうみても急所に叩き込んだと思ったのだが、ズィガーツは口元を歪めていただけだった。
「おや、随分と鍛えているね」
周囲の構成員諸共、シルヴィアの魔法攻撃がズィガーツに襲い掛かる。
崩れかけた戦況はあっという間に冒険者側の有利となった。『軫夜』の襲撃に備え、クレアとシルヴィアの二人が相互に状況確認を取れる体制にしてあった甲斐があったというものだ。
窮地に陥ったズィガーツだったが、持ち前の持論を繰り出す。
「筋肉が全てを解決する事をここで証明する!」
「脳みそまで完全に筋肉になったみたいだね」
キオルティスが挑発するまでもなく、ズィガーツは一番近くにいる彼に対し棍棒杖を振り上げた――放たれたのは破壊の魔法だが。
冒険者を巻き込み、バルコニーそのものが直撃を受ける。
「バルコニーごと!?」
誰かの叫びと共に、足場があっけなく崩壊した。
瓦礫の中でズィガーツが笑いながら立ち続けていた。もはや、筋肉のレベルではない。
「……死んで」
バルコニーの崩落は驚いたがルベアにとっては降りて来たので好都合だった。間合いを詰めて短剣を素早く繰り出す。
それをズィガーツは短剣ごと、ルベアの手を握り締める。離そうとしてもビクともしないまま、ヌゥっと顔が近づけてきた。
危機感を覚えたルベアの耳にミアの声が響く。魔獣を瀕死に追い込んだので召喚術を解いた直後の事だったようだ。
「ルベアさんに何するんですかぁ!」
投げ込まれたものをズィガーツは思わず直視してしまった。鍛え過ぎたせいで反射的に視線を動かしてしまう癖でもあったのかもしれない。
一瞬、閃光が広がった。ズィガーツにとっては予想していなかっただろう。生じた隙に、イヴェールが踏み込む。
「代償は支払っていただきます」
稲妻のような速さで突き出された宝剣が、ズィガーツの分厚い胸板を貫いた。
急所を刺されているが、それでもズィガーツはすぐには絶命しない。煌々とした表情を浮かべている。
「おぉ……素晴らしい、筋肉……」
ズンズンと一歩二歩進み、伏せるように地面へと倒れて動かなくなった。
●
構成員から奪った剣を魔獣の鋏に打ち付けているクリストフにルベアが話しかけた。
「このままだと何も得られないわ。あの女の子が待っているものも、言葉もね……」
「あぁ……だろうな……」
気が重いのかもしれない。冒険者の仕事はここまでなので、これ以上、踏み込む必要はない。けれど、それで良い訳がない。
「……向き合ってくれた父のおかげで、私は今も戦えている。一歩を踏み出せてる」
あの女の子に、ルベアは最期の言葉と共に伝えるつもりだ。彼女の想いにクリストフは顔を上げた。
「魔獣に取り込まれて死んだと伝える意味が本当にあるのか?」
その答えはどこにもない。
やり取りを近くで聞いていたキオルティスが独り言のように言葉を紡いだ。
「何を以て良しとするかは誰かが決めることじゃない。それは奢りだよ。迷ったって良い。迷いは人間である証だと俺は思うよ。だからせめて、自分が出来る最大のことを……」
取り込まれた人にも、あの娘にも、その選択はあるべきだろう。
クリストフは小さく唸ると、立ち上がった。
取り込まれた人々と目が合う。急速に衰弱しているのが手に取るように分かった。苦痛を伴っているようで苦しそうにもしている。
回復魔法を唱えているシルヴィアとミアに近寄った。
「……どうだ?」
駄目だとは分かっているが、そう尋ねたかった。
シルヴィアは取り込まれている人から見えないようにしてから、首を横に振った。
「これは正解が無い問いだ。それでも悩むのは、貴方が善性を持つ人だからだ。躊躇なく人間を斬る者より、そういった心を持つ者の方が何かを救うことが出来ると思う」
「介錯するつもりか?」
「早く解放する事も、遺言を聞く事も、彼らを思っての行動だと思う」
放置しておいても取り込まれた人は死ぬ。
ならば、今できる事はしなければならない。ミアが意識を失った人に対し、回復魔法を続けながら想いを口にした。
「大切な人の死を受け入れるのは大変なことです。真実は残酷で苦しく、覆らない。それでも、いつかは乗り越えることはできるものだと信じています」
そこへ聞き取りを行っていたイヴェールが加わる。
「残される人達への思いは、ちゃんと伝えます」
魔獣に取り込まれた人々は意識を失った人や混濁していない人を除き、皆、全身が弱り苦痛に苛まれながらも口々に遺言を残した。
それは愛する家族に、あるいは大切な人に向けて。
どんな風に伝えたいのかも聞き、聞き取りが難しい人には、ズィガーツが持っていた研究記録からせめて名前だけでも確認する。
クリストフは魔獣を確認するようにぐるりと回っていると、クレアが戦闘中に衰弱して息絶えた人の遺体を綺麗にしていた。
「何をしているんだ?」
遺体は魔獣本体と繋がっているので胴体から切り離すしか方法は無いし、距離を考えると移動中に腐敗してしまうからだ。
「出来るだけ綺麗な状態にしておきたいから。それに、真実をありのまま伝えるより伝えない方が優しい場合もあるよね」
「……そうだな」
娘の言葉を父は素直に認めた。
それが珍しく、思わず父親の顔をみつめるクレア。
何かを言おうとしたその時だった。取り込まれた人達が今まで以上に苦しみだした。瀕死だった魔獣がついに生命活動を終えたのだろう。
「聞き取りは終わったのか?」
クリストフの問いにイヴェールは一同を見渡してから頷いた。
「はい。しっかりと」
「礼を言う……ここからは俺の仕事だ」
全員に告げると、クリストフは大剣を抜き放つ。
これ以上、取り込まれた人を苦しませる必要は全くない。彼らに死の時が来たのだ。
「それでは、私も――」
「言ったはずだ、俺の仕事だと」
ミアの言葉を遮ってクリストフは進む。
しかし、その口調と表情は優しいものであった。
「お前達の想いや考えはよく分かった。俺は……怖かったのかもしれない。いや、今もきっと、どこかで恐れているのだろうな。期待を裏切った事や、約束を果たせなかった事に。けど、それは俺の問題だ。死に行く者の想いとは別だ」
クリストフは娘に視線を向ける。
「これが終わったら話があるって言ってたな。ちゃんと、話せよ」
「……まだ終わってないから、手伝うよ」
「駄目だ」
歴戦の冒険者はキッパリと断ると、改めて一同を見渡す。
「俺が背負う。それが冒険者の先輩というものだ。お前達は……俺の背を見届けて、次の世代に繋いでくれればいい」
キオルティスが鎮魂歌を歌う中、大剣を手に歴戦の赤髪冒険者が堂々と歩き出す。
その背は語り継ぐに値する『紅雷』の雄姿だった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い6 / 4〜6人
2024年03月15日 10時07分29秒 公開
相談掲示板
シーフのキオルティス。キオでもルティスでもお気軽に。 今回も宜しくね。 さて。まずはどうやって侵入して行くか…だね。 正面を全員で突破するのか…それとも別班を作って裏(上)からも侵入するのか。 また、別班を作る場合、その動きとしてヤドカリを挟撃するのか、それとも ズィカーツを探すなり内部の構成員の排除を行ったりしておくのか…。 将又陽動でも掛けるのか。 正面突破する場合もクリストフさんのメンタルケアをどうしていくか。 どうやって元人間を手に掛け、それを消化してその身内に伝えるのか。 …これだけでも考えることは沢山だね。 魔獣とズィカーツの討伐タイミングも計らなきゃいけないし、色々大変そう。 そう言えば、今回も作戦実施時間が書いてないようだけれど…選べるのかな? 俺が見落としてるだけ…かな?
シーフのクレアだよ、今回もよろしくね。 >時刻 うーん、当初の予定が古館に忍び込むつもりだったなのなら夜って感じもするけど、明記はされてないね? >作戦 魔獣戦にズィガーツ・ドタや構成員も割り込んでくるならいっそ全員で正面にあたっても良い気がするけど、一人か二人程度は魔獣と戦っている間に古館に侵入して構成員排除に回って貰った方が確実かなぁ? >クリストフ ……メンタルケアは頑張る。とりあえずこんなところで死んでもらっても困るからね! 戦力としては確実に正面向きなので、正面に回って貰うとして。 ボクはそのサポートに回ろうかなって思ってるよ。
イヴェール・イリュジオンです。 宜しくお願いいたします。 >時刻 明記されてないのであれば夜の可能性も考慮して準備するのが良さそうでしょうか? そうでなくても古館内の探索で地下などあれば必要になる場合もあるでしょうし。 >作戦 割り込みがあるとするなら何時のタイミングに行われるかにもよりますが、魔獣が生きてるうちにくるなら少し面倒ではありますね… 冒険者優位の戦況で来るのであれば敢えて人を割いて戦力を調整して、戦闘スピードを遅らせつつ割いた人を構成員排除に回す流れで良いと思います。 ズィガーツ・ドタと遭遇した時だけ戦闘を避けるのが無難でしょうか? >取り込まれてる人 戦闘中に敢えて狙う必要もないですが苦しませたままで良いのかどうか…死ぬのが分かっているなら肉体を損壊させる必要もありませんし。 助からないことは伝えるべきか少し悩んでます。 まず間違いなく当人達に受け入れられないでしょうし、それを伝えるのも残酷な話ではありますしね… ただ助からないからこそ、最後に誰かに伝えたい言葉があるなら聞く事も出来るのではと思いましたので判断に迷ってます。
ヒーラーのシルヴィアだ。今回はよろしくね。 クリストフとの対話については、クレアや今まで彼と関わってきたメンバーにお願いした方が彼に言葉が届くのではと思っている。一言話せればとは思うけれど、一先ず私は討伐に尽力しよう。 >時刻について 時刻明記なし、かつ正面が見える位置からスタートのようだ。 既に言って貰っている様に、夜の可能性を考えて準備していきたいな。 >作戦と班分け 「周囲切り立った崖の上に3F建ての古館」とあるから、もし別班を作るのであれば機動力の高い人が行くのが良さそうだね。 ヒーラーのうち一人が同行する手もある。ただヒーラーは隠れるスキルや登攀スキルがあまり無いから、何かしら工夫が必要になるかな。 周囲が切り立った崖の上に古館が建っているのであれば、敵の逃げ道も基本的には正面しかない筈だ。正面の戦況変化による敵の自発的乱入を狙う事と、潜入班が構成員を倒しながらズィカーツを正面に誘導する事、両方狙うのも有りかも。 >取り込まれている人 既に発狂している人は……苦痛が無いように、と思う。 理性が残っている人には、誰かに伝えたい言葉や心残りは無いか聞いても良いのではないと思っているよ。このままただ倒すだけだと双方後悔や無念が残るだろうし、出来る限りの事はしたい。
>時刻 なるほど、前回の純粋なる続きってことか。 それにしてはOPでのエナハルトさんとクリストフさんとの会話、 それに「次の依頼」って言う表記が別日、もしくは別の時間帯って言う 感じもするんだけれど… うーん…確かに夜の可能性を考えて置いて損は無い、か。 >作戦 そうだね…正面はきっちり抑えておきたい。 ここしか逃走経路がないってことだし。 でも別班を作って、ズィカーツの魔獣との合流タイミングを調整したり 構成員をなるべく減らしておくのは有効そうだね。 もし別班を作るなら、とりあえずそちらに手を挙げておくよ。 シルヴィの言うようにヒーラーの内、1人を連れていくならば…そうだね、 抱えて行くか…もしくは前回同様、ロープとかを使うか、だね。 隠れるのは隠蔽と迷彩を施したマントなんかで大丈夫だとは思うけれど。 …大体切り立った崖から来るとはほぼ予想してないだろうしね。 >取り込まれている人 現状は精神が壊れている壊れていない関わりなく、生きている、のかな? それなら少し酷でも確かに遺言を聞いておくのが一番…なのかもしれない。 あとは…魔獣が死ぬまで放って置くのか、それとも一思いに留めを刺してしまうか。 必要以上に肉体を損傷させることは無いけれど、早々に介錯してしまうのも 有りと言えば有りなのかもしれないな…と。
背後が人間になるまで時間がかかりまして…遅れまして失礼します、ミア=リゼル、ヒーラーです。よろしくお願いいたします。 >時刻について こちらは昼の認識でいましたね…夜であるなら相応の描写(明かりの有無等)や解説へ追記があるもの、と。あえて伏せて準備をさせるという場合もありますが、書いていないことについて準備不足で失敗になる、ということはない認識…ではありますが、備えあれば憂いなしとも言いますので、片手落ちにならない程度に準備していきましょう。 >班わけ ヒーラー…ではありますが、機動力も隠蔽値も足りない要塞タイプなので、別班への適性がなく…でもその分敵を引きつけてみせます!ので! >魔獣 魔獣に取り込まれている方々は…クリストフさんの精神面も気にかかりますし、またご本人のためにもいたずらに恐怖や苦痛を長引かせない選択を取りたいです。 っとすみません、有効手のご提案までできればいいのですが、背後が画面の見過ぎで目が限界らしく…明日また続きを書かせていただきますね!
>別班 ミアが正面なら私が別班に向かわせて貰おう。 キオは今回もよろしく頼むよ。頼りにしているね。 >別班の突入について OPで古館に忍び込む事は難しかったと書かれているから、正面玄関からは崖を登った人間が全て見えるようになっているのかもしれないね。 別班の突入は、正面玄関での戦闘が始まって敵が其方に気を取られている時でも良さそうな気もするけれど……正面班より先に突入する事を推奨されているという事は、それだと間に合わないのかな。登攀時間の関係だろうか? 突入後は構成員を倒しつつ、ズィカーツの魔獣との合流タイミングを調整する事に賛成だ。 >キオ シーフのスキルに詳しくなくて、変な事を言っていたらごめんね。 今の所、先に侵入したキオにロープで引き上げて貰う事を考えているよ。ただ時間の事を考えると抱えて貰う方が良いのかもしれない。もしそうなった時は本当に申し訳ないけれどよろしく頼みたい。 >取り込まれている人 「外敵が身を守る術として別の生物を殻に装着させる」とあるから、正直戦闘中に魔獣の盾となって命を落とす可能性が高い、かな。 発狂してしまっている人はすぐに介錯をと思ったけれど……魔獣の構造上、理性が残っている人は介錯の様子を間近で見る事になるのか……クリストフの精神面についても確かに心配だ。伝言を聞きたい気持ちもあるし悩むけれど、苦しませない選択が良いのかもしれない。 以前取り込まれていた熊は、本体が死んだら次々と息絶えた記憶がある。伝言を聞かない場合は、とにかく魔獣を仕留める方針で行こう。
>魔獣に取り込まれた人 助からないことが確定しているなら少しでも苦しまないように早めに解放してあげられると良いね。 ただ本体と命が連動している、本体から引き離された時点で死ぬってことなら本体を倒す前に引き離すって案もあるけど難しそうな気もするんだよなぁ。 盾に使われた時にトドメさしてあげられるならいいんだけど。 でもどんなに致命傷を与えられても本体が生きている限り死ねないなら、本体への攻撃に集中して早期撃破を目指すでも良いのかなって。
>魔獣に取り込まれた人 そうですね…祈雷であれば、一般の方には致命傷になりうると思います。その上で、本体が健在である限り彼らの苦しみが終わらないということであれば、集中攻撃と致しましょう。
>別班の突入について 正面以外からの侵入が難しいのであれば言われてます通り魔獣を正面班が引き付けてる間に侵入する流れで良いかと思います。 >取り込まれている人 魔獣が意図的に盾にしない限りは避けて殴る事は以前の熊付きとの戦いからみて出来るとは思います。 ただ取り込まれてる人が本人の意思に反して守る様に動く可能性はありますね… 避けて攻撃しようと思ったら人が盾に、はあり得るので覚悟はしておく必要があるでしょうか… 正直、取り込まれた人の頭を切り飛ばしても体の主導権は魔獣に取られてそうなので、その状態でも動きそうな気がするのですよね… ただ思考できる頭が残ってるから状況を理解できて苦しんでいるのですから、苦しまないようにするというのであれば頭を狙って思考を奪うのが確実かなと… そうした場合、遺体を遺族には引き渡せない状態になるでしょうが… 私は遺言は聞く方向で考える事にします。 あとはどう助からない事を伝えるかが問題でしょうか…
(わわわ書き方がよくないを重ねてしまったので再投失礼します;; 祈雷を使うかどうかはみなさんのご意見を聞きつつ…今は提案の段ということで…!) (イヴェールさんのように遺言を聞き届けておきたい、という方もいらっしゃるかと思うので、祈雷の出番がある場合は、発動タイミングをその後に回します)
ごめん、すっかり遅くなったわ。 シーフのルベアよ、宜しく。 >魔獣に取り込まれた人 遺言は聞けるだけ聞く方向で考えたいかな。 本体が生きている間は取り込まれた人も生きているわけだしね…。 これが、「どういう形にしろ」っていうのが肝心なところだけど。 んー…避けて攻撃しようとするのを盾にしようとするなら、その狙いを果たせないようにしたい。転倒、拘束、死角を作ることを含めての多角攻撃…。 どのみち戦闘が終わってから全部聞くのは無理だと思うから、戦いながらになるかしらね。
>魔獣に取り込まれた人 あの もしかしたらと思って…書き込むのですが。取り込まれた人たちを対象識別で除外できる…気が…しないでもない…ような… 厳密に同事例ではないのですが、以前同MSの依頼で、魔獣に寄生された人たちに対して対象識別で魔獣だけ殲滅することができましたし…(もしそれ前提で相談が進んでいたら私の察しが悪いだけなので気にしないでください(( 取り込まれた人たちを盾にされることを回避する、だけであれば対象識別スキルで解決できたり…しないかな…など…
>別班 OK、それじゃシルヴィ、今回も宜しくね。 えっと侵入方法なんだけれど…特性スキルが塞がれてしまうけれど もし良ければ俺がホライゾナルジャンプで一気に上まで先に飛び移り その後、下に居るシルヴィをプリズムシャドウで位置替え、 下になった俺がもう一度ホライゾナルで上に行くっていうのが もしかすると一番手っ取り早く、見付かる心配も少なく確実かもしれない。 勿論、ロープで引っ張り上げることも可能だけれど、どちらにしようか。 >別班の動き 侵入次第、構成員を倒しつつ、ズィカーツの動きをコントロールして 魔獣との合流タイミングを調整(ここはテレパスとかがあれば楽、かな?) 最終的に正面組との挟撃になれば良いかな、と。 >魔獣に取り込まれた人 介錯される人を間近で見せられる人が出て来る…か。確かにそうだね。 …そうするとやっぱり本体のみを倒して、って言うのが一番良い、のか。 勿論、祈雷で逆に人だけに攻撃というのも有りだとは思うけれど 寄生させられていることに因って、本来の人間の生命力なのかどうかも 分からないしね…。 …とすると、ミアさんの言う対象識別は可能かもしれないし、有効打かも。 やってみて損は無いんじゃないかなって思うよ。
>魔獣に取り込まれている人 早く解放する事も、遺言を聞く事も、どちらも被害者を思っての行動だ。遺言を聞き届ける時間を作った上で本体討伐、で良いと思う。ルベアが言ってくれたように戦いながらの対話になるだろう。私も遺言が無いか聞く方向で考えるつもりだよ。 攻撃については、イヴェールとミアと同じ意見。熊は本体を守る様に動いていた(使役されていた)から、取り込まれた人々も同様の動きをするだろうけれど、此方が避けて殴る事は出来る筈。特に人が埋め込まれていない殻以外の部分(間接や頭部、鋏)は狙いやすいんじゃないかな。祈雷やメテオライト等の識別攻撃で本体だけを攻撃することも出来そうだね。 >キオ これは悩ましい……! 魔獣使いや闇組織の人間が古館の何処に潜んでいるかが不明な状態だから、古館の内部構造や罠の有無については探知した上で潜入した方が良さそうだと思っていたんだ(勿論隠蔽スキル等、別のスキルという手もある)。 ヒーラーが同行するメリットよりも、キオの特性スキルの枠を塞いでしまう・時間を消費させてしまうデメリットの方が大きくなってしまうかなぁと。であるなら私は正面班に加わって、キオに何かあった時にすぐ駆け付けられるようにした方が良さそうだ。 班分けしたばかりで申し訳ないけれど、正面班でテレパスでの連絡役・緊急時の加勢役になれればと思う。
>別班について ロープで引っ張り上げて貰うなら時間は掛かるけれどいけそう……かな? 館の内部にいる魔術師はそれ程多くないと思うけれど、キオ単独の方が危険が少ないか、ヒーラーも同行した方が良いか、意見を貰えると嬉しい。
>魔獣に取り込まれている人 祈雷なら本人の認識次第なので可能性はありますね…あとは動きを封じる事が出来ればでしょうか? 高くジャンプしたりする事もあるのですぐに範囲から逃げ出しそうなのですよね…祈雷を試すなら殺界で動きを封じてはみますが? 普通に狙うなら背中以外、脚や腹の部分を狙う感じでしょうか? …鋏と脚を全部切り落とせば取り敢えず魔獣を何も出来ない状態にしたうえで生かしたままには出来るかも知れませんね…
>対魔獣 動きを封じることができないか、私も考えて神迅縛鎖を取ったんですが、取ってから「一人では行動不全まで持っていけない」ことに気づいて…仮にシルヴィア先輩の手助けがあったとしても、「対象がSサイズ(2m以下)」以上の場合、全て命中させて付与判定に成功しても手数が足りません。対象は1スクエアを占有する大きさということですから、まずMサイズ以上でしょうね… 確実性であれば、殺界となるかと思います。脚を狙うのも効果的と思いますし、最悪屋敷に叩き込んでも…いいかもしれません。
(すみません、見落としが多くて…!キオルティスさん一人はやや心配です。実力を疑うわけではないのですが、ズィガーツさんと鉢合わせでもした場合の危険を鑑みるとやはり……)
取り急ぎ。 >シルヴィ 俺はシルヴィが一緒に居てくれた方が心強いよ。 対多数を1で相手取るのはさすがに幾ら隠密性を以てしてもツラいかな、と。 ただ、魔獣側に全員来られると拙いのは確かだから、誰かしらかは別班として 動くべきだと思ってる。 それでももしシルヴィが正面班に回るのならば、それはそれでシルヴィの権利だ。 その時は潔く、俺は俺で何とかしたいと思うよ。
とり急ぎ! 別班について意見をありがとう。とても参考になったよ。 >別班について 確かに隠密性を加味しても、大人数の屋敷に一人では大変だし、危険の方が大きそうか……悩ませるような事を言ってしまってごめんね。 最初の予定通り、私もキオと共に別動隊に行こう。全力でキオをサポートするよ。 >キオ 登る方法なのだけれど、キオが言ってくれたホライゾナルジャンプ&プリズムシャドウにして貰っても良いかな? 特性スキルを二枠埋めてしまうのは本当に申し訳ないのだけれど、一番時間が掛からない方法だと思う。 >魔獣に取り込まれている人 イヴェールに殺界で動きを封じて貰って、ミアに祈雷を使って貰うのは良い案だと思う。もし屋敷に叩き込む時は前もって教えて貰えると有難い。 >正面班の誰かにお願い スキル枠があればで良いのだけれど、誰かテレパスを持って行ってもらえないだろうか。私も持って行って、相互の班で連絡を取り合えればと思っている。ご検討よろしく頼むよ(今日の日付が変わるまでは確認出来ると思う)。
>テレパス ボクが持ってくよー!
>テレパス クレア、テレパスありがとう! 当日は相互の班の状況を伝えつつ、ズィカーツ達と魔獣との合流タイミングを調整出来ればと思っている。強引に突破された場合も急いで伝えるよ。改めてよろしくね。
テレパスをありがとうございます! 私も可能な限りいろいろ準備していきますね…明日はよろしくお願いします。
>シルヴィ それじゃあ改めて宜しくね。 侵入方法だけど、索敵等が必要なければホライゾナル&プリズムシャドウで行こう。 侵入自体は俺的にもそれが一番の対策と思ってるからね。 ただ、シルヴィの言うように、索敵や屋内把握は疎かになってしまう。 その辺りの塩梅をどうするか…だけれど、逆にこちらで少し陽動を掛けてしまうのも 有りかもしれないな、と思っているよ。 シルヴィがいるなら俺が囮になって陽動を掛け、シルヴィに一網打尽にして貰うことも 可能なんじゃないかな…と思ったりもしたりするしね。 …どうかな。
>キオ 色々と迷走して申し訳ない。此方こそ改めてよろしく頼むよ。 キオが陽動で私が攻撃役、良い案だと思う。一網打尽の為に、メテオライト4(護衛と魔獣用)と闘気槌3(魔術師用)を持って行こう。