【学進】学園交流部設立

おおくまねこ

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シナリオID:3439

オープニング

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「ふむ。貴族と平民の交流を促進するためのクラブですか。言わずとも分かっているでしょうが、顧問は貴族の教師を選ぶべきですね」
「はい」
 冒険者ギルドクラブの顧問ヴィクミン・ガーランドの言葉に、シルヴィア・A・カペルは頷いた。シルヴィアは自身の選挙公約を実現するため、新しいクラブを設立しようとしている。その下準備として、所縁(ゆかり)ある教師である彼の意見を聞きにきたのだ。

(貴族と平民の格差か……学園に務めて長いこの先生は、私には想像も及ばない闇も見てきたのだろうな)
 顧問は貴族の教師を選ぶべきだという、ヴィクミンの言葉はもっともだ。『教職員』と『生徒』という立場ではあっても、パンクリアース学園の中で『貴族』と『平民』の隔たりは果てしなく大きい。たとえば、貴族の生徒の狼藉に対し、平民の職員が面と向かって叱責をすることは稀だった。その現状を『それでも大人か』と糾弾することは容易いが、貴族は名誉を重んじる存在である。貴族が平民から侮辱を受けたと感じれば最悪命のやり取りにも発展しかねない以上、誰が平民側を責められようか。

「ええ。兄弟姉妹としての交流とはいっても、アドバンテージは常に貴族側にある以上、貴族生徒が暴走した際のストッパーは必要です。通常、クラブの顧問は教師である必要はなく、学園の事務職員でも可能ですが、貴族の生徒の手綱をとることは平民では難しい。ですが、貴族の教師でも……顧問探しはなかなか難航しそうですね。爵位の問題もあります」
 ヴィクミン(子爵家出身)はふう、とため息をついた。

「候補がいない、と言っているのではありません。むしろ、誘いを描ければ喜んで名乗りを上げてくる者はいるでしょう。クラブの生徒の方もね。だが、貴族と平民を結び付けようとするクラブの顧問や部員になろうとする者が、みな清廉であるはずがない」
「……ええ」
 険しい表情で、シルヴィアは頷く。
「まあ、私もウィリアム王子のおこぼれに預かろうと『集権派』に鞍替えしたところなので、人のことはあまり言えませんがね」
「いえ、そんなことは」
 ヴィクミンの言葉に、今度はシルヴィアは苦笑した。

「冒険者ギルドクラブ設立の時も苦労したようですが、クラブの活動内容や禁則事項については設立前にしっかりと吟味しておきなさい。ただ単純に『貴族と平民が混ざって放課後一緒にお茶したり、外でスポーツをします』ぐらいの仲良しクラブ的な活動内容なら、あっさり認可されるでしょうが……。
 君の選挙公約である、メンター制度の試験的導入を視野に入れているとなると、話は全く変わってきます。事実上の主従関係を生むような活動は、学園から認可はされないでしょう。それに、クラブ活動はあくまで学生主体の活動です。学生には責任が重すぎるような内容もやはり、認可には厳しいハードルがある」
「……覚悟はしています」
 シルヴィアは神妙に頷いた。

「最後にもう一つ。仲間は慎重に選びなさい。……貴族と平民を結びつける活動は、たやすく利権の温床となりうる。特に、授恵者の扱いは注意が必要です。帝国奪還がなされ、冒険者の所属の縛りは消えた。これを機に授恵者を囲みたい貴族は少なくないでしょう。だから、君の理想の続きを追ってくれる、信頼できる宝石を、利権に群がってきた泥を掻き分けて選び出さねばなりません。それができなければ、恐らく君は遠からぬ将来、自身の掲げた理想の歪み切った末路を見ることになるでしょうから」
 そう口にした老教師の顔には寂しげな表情が浮かんでいた。
「嘱託の立場上、私は君のクラブには深入りはできません。私から君に助言できるのはこれぐらいです、元副会長」
「十分です。ヴィクミン先生。感謝いたします」
 シルヴィアは教師に謝意を示すと、ヴィクミンの研究室を後にした。

解説

目標:パンクリアース学園に「学園交流部」(仮称)を設立するため、必要な人材を選ぶ。 依頼人:1221年度生徒会副会長 舞台:パンクリアース学園 報酬:なし 背景:1221年度生徒会副会長が選挙公約を果たすため、平民と貴族の生徒の交流を促進するためのクラブを設立する活動を開始しました。必要な人員を確保し、クラブを設立しましょう。   ●クラブの活動内容について 学園に申請するクラブ活動内容についても、クラブ立ち上げ前に吟味する必要がある。活動内容が現在の学園の方針と矛盾する場合は、人数が揃っていても認可が降りない可能性もある。 ●クラブ設立に必要な人員について クラブ設立には代表在校生1名を含む合計3名以上の部員登録が必要。それに加え、以下の人員が必要となる。 ・顧問 クラブの活動内容の性質上、今回は必須。なるべく良い家柄の教師が望ましい。 ※貴族学園生が暴走した際、顧問不在だったり、顧問が平民の教職員だったりすると歯止めをかけることが難しいため。 ・部員 平部員は聴講生でもなれる。クラブの性質上、部長は貴族(爵位についても考慮が必要)の学園生であることが望ましい。また、平民だけ所属していてもクラブの意義が薄くなるため、発足時は貴族学園生を一定数確保していることも重要。 ※ドゥジケット準備会所属のNPCは現在学園を離れているため不在です。また、元生徒会長のパーシアは来年度は嫁入り準備で忙しいため、クラブ活動は引退する予定です。 備考: 「冒険者以外」かつ「貴族の推薦を持たない」(つまり一般人の)学園生は1224年度に試験的に定員20名で募集予定。入学試験は通常通り行われる(極めて狭き門である)ため、非授恵者ながら学業には非凡な才能を持っている可能性が高い。 ●部員と顧問の募集について 今回は顧問や部員の人数の確保自体はそう難しくないため、いかに利権目当ての輩を弾きながら必要な人員を確保するかが争点となる。 ※クラブ設立については部室も必要ですが、今回は人員が確保できた時点で貴族パワーで部室ぐらいどうとでもなるはずなので、プレイングの争点から外しています。

マスターより

 こんにちは。おおくまねこです。今回は新クラブ設立を目的とするシナリオとなります。クラブ設立のシナリオは過去に何度かリリースしておりますが、今回はクラブの性質が少し特殊なため、切り口を変えております。  なお、シナリオの難易度ですが、クラブ活動の内容が「学園として認められないもの」に抵触した場合は、今回はMS側で調整をおこなうため、難易度は「普通」としました。

リプレイ

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「学園の皆を思うシルヴィ姉様の理想を実現出来るお手伝いがしたいです! 私が生徒会長になった時、不安もいっぱいあったけどシルヴィ姉様がシスターになってくれてとっても心強かったんです」
 元生徒会長のエフィルミアは学園交流部の初期メンバーとして真っ先に挙手した。
「学園交流部、兄姉制度ね……交流は兎も角、その制度における姉なんてものが私に務まるかはちょっと不安なんだけど……まあ、シルヴィアさんの言う通り第4学年ともなると先達だし、やれることはあるかな」
 ルベア・ベルニも重責の予感にちょっと緊張しつつも、初期メンバーと名乗りを上げた。
「同盟の商家の生徒にも有益になりそうなんでね、聴講生だけど協力するよ」
 ルーンス・ラグネルも申請書に自分の名前を書いた。これで発起人のシルヴィア・A・カペルを含め、部員の人数は4名。正式な学籍を持つエフィルミアとルベアもいるので、とりあえずクラブ設立の基本要件についてはクリアだ。

「だが、このクラブに関しては上級貴族教師の顧問が必須になると思う。それと、エフィとルベアには申し訳ないのだけれど、部長も上級貴族の家柄の者がいいだろうね」
 シルヴィアが申し訳なさそうに言うと、ルベアとエフィルミアは頷いた。これについては二人も異論はない。貴族と平民の交流においては、言うまでもなく貴族側に圧倒的にアドバンテージがあるためだ。それに、いざという時に貴族の暴走を止められるのも、やはり貴族にしかできないことである。

「実は、部長については推薦したい人物がいるんだ。ブラックモア伯爵家の次男のケイ。ルベアも知ってる子だよ」
「……ああ、あの子ね」

 ルベアは以前カペル領で開かれた舞踏会のことを思い出した。ケイは、ルベアとダンスを踊ってくれた十才(出会った当時)の男の子だ。来年パンクリアース学園の二年生に進級するので、部長になる資格はある。
「あの子なら、向いてると思う。ただ、学園生としてもかなり若かった気がするけど、大丈夫かしら?」
「そこらへんはほら! 私達お姉さんがフォローしましょう!」
「ああ。私もOGだが軌道に乗るまではできる限り様子を見にくるつもりだしね」
 シルヴィアとエフィルミアは不安そうにしているルベアを励ました。

「シルヴィ。俺は入部はできないけど、できる範囲で協力するよ」
 海神(ウミガミ) 江流(エル)は小さく挙手した。彼は冒険者ギルドクラブの部長であり、顧問のヴィクミンも他のクラブとは距離を置くことを宣言している。これは冒険者ギルドと学園の契約の都合上、やむを得ないことであった。

「俺とロゼも残念ながら入部は難しいから、メンバー集めに協力させてもらうよ」
「ああ。顧問は僕達に任せてくれ、交渉事なら得意分野だからね」
 ジュスト・ヴェルジーとローザリカ・L・ディオールは顧問教師探しを担当するつもりのようだ。

「私も聴講生での立場ですが、クラブの申請の書類のチェックはお任せ下さい」
 北方辺境伯領外交官のイズレンディル・パラリムも微笑む。こうして、冒険者達は学園交流部立ち上げの為に活動を開始した。

●
「……あの交流会のダンスパーティの時に自分から率先して私に声をかけてくれたアナタにこそ、この部の部長になる資質があると思うのよね」
「ケイ。私も君にぜひ学園交流部の初代部長をお願いしたい」
 ルベアとシルヴィアは早速ケイに会いに行った。

「……わかりました。僕でよろしければ。若輩者ですが喜んでお引き受けいたします」
 ケイは上級生の突然の訪問に面食らい、多少悩む素振りを見せたが、ケイは部長になることを承諾してくれた。

「あ、従妹のエリザも誘っていいでしょうか?」
「もちろんよ。私も誘おうと思っていたから」
 ケイの言葉を微笑ましく思い、ルベアは微笑んだ。

「とう! 必殺フォアクロウズ!」
「なんの! ヴィクトリーソング!」
 
 ルベア達が見たものは、友達と校舎の裏で冒険者ごっこに勤しむエリザ・バロメッツ(12歳・子爵家長女)の姿であった。ケイは従姉の奇行に目を覆っていた。
(……君の気持ちは俺にも分かるよ)
 ジュストはケイの肩をポンと叩くと、淑女神拳伝承者(ローザリカ)の横顔を細い目で見つめた。

「久しぶり……カペル領でのレースの時以来かしら」
「あ、その耳は! ケイと踊ってた冒険者のお姉さん!」
「……え、ケイが部長? 大丈夫なんですか? 危なっかしいので私も入部しますね!」
 その後、エリザも学園交流部入りを快諾してくれた。

●
 学園交流部の顧問教師の候補として白羽の矢が立ったのは、グリマス・シルバルドという名の若手教師だ。シルバルド伯爵家は実態としてはちょっと落ち目の家柄で、派閥は王党派だ。冒険者とは縁遠いタイプだが、職員室内派閥抗争というか、学園での立ち回りはそつがないことで有名だ。特別優しい先生ではないが、貴族同士のトラブルの処理に関しては安心して任せられそうな人材である。

「……というわけで、交渉力に長けたシルバルド先生にぜひ学園交流部の顧問をお願いしたいと思っております」
「ふむ……貴族と平民の交流を促進するクラブか……」
 ジュストはローザリカがまとめた手帳を渡した後、丁重にお願いした。
(なるほど……確かに世渡りがうまそうな雰囲気の先生だな)
 ローザリカはジュストの隣に座り、グリマスをよく観察していた。

「顧問にしても部員にしても一番解り易いメリットは授恵者に限らず前途有望な生徒達と間接的、一時的にでも縁を結ぶことが出来る。顔や名前、恩を売れるのは大きいのでは?」
「ふむ。確かにな」
 グリマスは頷いた。

「俺やロゼを含め、このクラブには有望な冒険者も多数参加しています。逆に言えば……俺達からはヘイトを買うまではいかないものの、協力は得られない」
「断れば大損だと言いたいわけか? まあ、君達が将来有望であることは否定はしないがね」
 シルバルドは鼻を鳴らした。

(うん、機嫌悪そうにしているが、本心ではそこまで腹を立ててはいなさそうだ。家のことまで言及したら危なかったかもしれないが。これはいけそうだな)
 ローザリカはグリマスの仕草から、彼の本心を見抜いていた。

「……いかがでしょうか?」
「まあ、よかろう。活動計画書を見た限り、仲良しクラブの範疇のようだしな。そこまで大きなトラブルになることもあるまい。部長が幼いというのは多少心配ではあるが」
「「ありがとうございます」」

 面談の後、ローザリカは念のためにシルバルドの座っていた椅子から彼の『残留思念』を感知してみた。
(顧問の選定はまかり間違っても失敗できないからね、やれることは全てやらせて貰う)
 残留思念も特に問題はなかったため、シルバルドは晴れて学園交流部の顧問となることになった。

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 顧問の確保に成功した冒険者達は、シルバルドとケイも交えてクラブの規則を詰めることにした。

「では兄姉制度の方なんですが、シルバルド先生、いかがでしょうか」
「うむ」
 グリマスはシルヴィア達がまとめた草案に目を通した。シルヴィアが考案し、兄姉制度は、学園生活に不安を持つ後輩に対し先輩が良き相談相手や友人となる制度だ。ただし、実質的な主従関係となることや、利権の温床となることは学園の現在の方針と相反するもののため、あくまで部活の中の仲良し兄弟姉妹風ペアの範囲に収まるような規則になっている。

「マッチング可能な交流会を定期的に開催。兄姉関係は部活動内に限定し、一対一の同性同士のみ。兄姉希望者は事前講習会の参加必須……。ここまでは問題ないだろう」
 グリマスは一度顔を上げてから、再び書類に目を落とした。

「利用者からの意見を聞く会や、兄姉・弟妹同士の交流会開催。成立したペアは部へ届け出後お揃いの小物を贈る……これもクラブらしくていい。なんともロマンチックじゃないか」
「ありがとうございます」
 グリマスの意外な誉め言葉に、シルヴィアは微笑みを浮かべた。

「カペル君、兄弟姉妹の『解消』についてはどのように考えている?」
「はい。学業や進路の折り合い、他の活動へ注力を希望もありえるので関係解消は容易にすべきかと」
「そうだな。この規則なら、学生同士の楽しい交流の範疇……主従関係や金銭的支援の発生しない助け合い関係だ。あまりガチガチに縛らない方がよいだろう」
「はい。……兄弟姉妹が他生徒や学園に害を与える行いをした場合、連帯責任で必要措置をとる規則を設けようと思うのですが、それも不要でしょうか?」
「そうだな。『他の生徒や学園に害を与えた』と学園が判断すれば、放っておいても学園側が処罰に動く。大きな問題であれば、クラブ自体が活動停止や廃部処分となるだろう」

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 おおまかな活動内容が決まった後は、役員の選出に議題が移った。

「部長・副部長は兼部OKでも生徒会・他の部の役職の掛け持ちは不可にした方がいい。目に見えないものを扱う分他部へも影響を出しやすい点を考慮しておきたいからね。部長が高位貴族出身者になるなら、指名制になると思う」
 ルーンスはシルヴィアにそう提案した。
「そうだね。そうしよう」
「副部長は部内で無記名投票で決めようか。これも圧力をかけることは可能なので、冒険者への監査依頼を出そう」
「うん、いいと思う」
 江流も頷いた。

「他役職は部長副部長決定後に部内で決めよう。貴族、平民、授恵者、(来年度から入学してくる非授恵者の)一般人学園生、できる限り偏りなくが理想だけど……」
「そうだね。勧誘が終わり次第、選出しよう。……ケイもここまでの話はいいかな?」
「はい、僕も異存はありません」
 シルヴィアが水を向けると、ケイは頷いた。

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 クラブの活動内容を詰めた後、冒険者達は外部からクラブを監査する制度について相談した。

「さきほど少し話が出ましたが、部活動を外部の第三者が監査する仕組みを導入しましょう。役職名はEA(エグゼクティブアドバイザー)でいかがでしょうか。シルバルド、当代の部の役職者、部員OBOGが協議の上で依頼し、兄姉弟妹が罰則事由に該当する疑いがあると認めた場合に直ちに学園とシルバルドに報告。兄姉制度を一時停止・解消して生徒を保護する仕組み――などはいかがでしょうか」
 イズレンディルがそう提案すると、シルヴィアは頷いた。

「そうだね。外部の第三者に監査をしてもらうというのは私も賛成だ」
「ありがとうございます。初代EAはよろしければ私が引き受けましょう」
「ふむ……イズレンディルさんが初代EAですか。今のところは問題ありませんが、イズレンディルさんが冒険者を辞してしまった場合はまた話が変わってきますね」

 そこでグリマスが口を挟んだ。言葉遣いが学園生相手の時と異なっているのは、イズレンディルを学園外部の要人として扱っているからだろう。

「どういうことでしょうか」
「パンクリアース学園は学園内の部活動に学外の人間が口を出す権利を得ることを認めない、ということです。『学園生または聴講生(冒険者)であること』。これもEAの選出条件に盛り込まなければ、学園の許可は下りないでしょうね」
「なるほど、分かりました。クラブ外部の人間はともかく、学園外部の人間には監査の権限が認められない、ということですね」
「そうですね。それと、これはあなたも承知でしょうが、聴講生としての立場とは別に『北方辺境伯領外交官』として学園交流部に関わる場合は、当然北方辺境伯の許可が必要となるでしょう。そのあたりもご注意ください」
「はい。ご忠告感謝します」
 イズレンディルは頷いた。

「江流さん。冒険者ギルドクラブによる監査は問題ないんだよね?」
 今度はルーンスが江流に尋ねた。

「ああ。それについては問題ない。念のため、ヴィクミン先生にも確認してきた。冒険者は聴講生の立場を保証されているから、仕事でならクラブの監査は問題ないってさ。ただ、冒険者ギルドクラブはあくまで冒険者の依頼の仲介窓口だ。ギルドクラブ自体は依頼の仲介以外では関与できない。ギルドクラブと学園交流部が、それぞれ談話室を持ってる、ぐらいなら全く問題ないだろうけど」
「そうか。ともかく、監査の依頼を出すことは問題ないんだね」
「ああ」
「では、学園交流部の姉妹兄弟関係がこじれた場合の仲裁などについてはどう?」
 今度はシルヴィアが江流に尋ねた。

「もちろん、冒険者ギルドクラブが窓口となって『喧嘩の仲裁の依頼を受ける』ことは可能だよ。実際、これまでも学園生同士のトラブルの依頼がギルドに出てたことあったしね。逆に、学園交流部の関係者から『冒険者ギルドに仲裁を依頼してはどうか?』みたいな提案をするのも問題ないと思う。他のクラブでも普通に起こりうることだろうし」
「ありがとう。十分だ」
「どういたしまして。そもそも、俺が冒険者ギルドクラブを立ち上げたのも、そういう貴族と平民のトラブルが起こった時になんとかできる窓口を用意したいと思ったからなわけだしね」

●
 クラブとしての骨子の部分を決め終えた後、冒険者達は学園交流部の部員の一般募集を開始した。ただし万全を期すため、今回は希望者の中から面接を行ってふるいにかける手筈である。ただ、クラブの規則で兄姉制度を利権目当てで運用することはかなり難しくなっていたため、集まった入部希望者の数は想定よりも少なかった。さらに、イズレンディルの事前調査により入部希望者はさらに厳選されたため、面談の時点で合格の見込みがある者はかなり少数にまで絞られていた。

「では、面接を始めるね。まずは名前と学年を教えてもらえるかな」
「エイダ・キャンサー。4年生ですわ」

(エイダさん……男爵家出身の方ですね! しっかりチェックします! 利権の温床にならないように慎重にいかないといけませんからね!)
 エフィルミアは面接担当の江流のサポートの体(てい)で隣に座り、自分で用意したお茶菓子を出したりしていたが、優れた洞察力を持つ彼女の本当の役割は、面談相手の観察であった。

「では、入部希望の理由を聞かせてもらえるかな」
「学園交流部の理念に惹かれました。平民と貴族の交流の促進は学園長の唱える改革の方針とも合致しており、私もぜひお力に――」
 ……。

「エフィ、さっきの人、どう思う? 受け答えはしっかりしてたけど」
「うーん……なんかすごく嘘っぽい感じでした。授恵者とのコネクション目当てかもしれませんね」
「そっか……じゃあ念のため裏を取って、駄目だったら丁重にお断りしておこう」
「そうですね。少数精鋭になったとしても、シルヴィのお姉様の理想の為なので、妥協は駄目です!」

 結局、最終的な面接合格者は3名。学園交流部は総員9名でのスタートとなった。

「みんな、学園交流部の理念に賛同してくれてありがとう。これから一緒に学園を盛り上げていこう」
「「はい!」」
 シルヴィアの挨拶に新入部員達が元気よく答える。こうして、また新たなクラブが一つ学園に誕生したのだった。

マスターコメント

 無事にクラブが設立されましたので、結果は成功とさせていただきます。おめでとうございます。  ちなみに部長にお声がかかったケイ君は初登場が『若葉の舞踏会』なんですが、その時は名前が出ておらず、後日別のシナリオの『水仙の咲く頃に』にて名前が登場したキャラクターです。
ショートシナリオR

ショートシナリオR普通 報酬:無し8 / 4〜8人

2024年02月24日 02時23分10秒 公開

成功

相談掲示板

  1. イズレンディル・パラリム

    キャスターのイズレンディルです。今回はお誘いありがとうございました。 学園に関わるのは久しぶりで、把握出来ていない事もあるかもしれず。 何かあれば教えて貰えると助かります。 皆さんよろしくお願いします。 さて、目標が「必要な人材を選ぶ」となっていますが、解説を読み込むと「クラブの活動内容を吟味する」も目標になりそうですね。 活動内容はNG要素を含む場合は「MS側で調整する」と書いていますので、あると良いが必須ではないという意図と受け取りました。 ひとまず各目標について私見だけ記載しますね。 >活動内容の吟味 課題になりそうだと疑義が出されているのはメンター制度ですから、ここは抑えておきたいと思いました。 指摘されているのは「主従関係を生むような活動」「責任が重すぎる内容」の2点ですが、ひとまず思いつく対応方法は主に2つ。  ①素直に疑義を呈されている点を払拭できる活動内容にまとめる  ②汎用スキルを駆使して上記の懸念を懐かせない規約文を作成する どちらも行う、でも良いと思います。①を徹底し過ぎてやりたかった事が出来ない活動内容に収まってしまうと本末転倒ですしね。 >人材選定 こちらは人数は確保出来るとのことで、すべきことは「利権に群がる人を排除する」(授恵者を囲みたい貴族等)という事のようですね。 個人的には大なり小なり利権はあると思っていますが……。利権目的が"過ぎる”人材を避けられれば良い、とは思いました。 こちらは部員希望者の面談なり、素行や関係者の調査等で対応出来そうです。 主な目標は上記2点ですが、楽しい部活動になるような様々な活動案があればいいですね!

  2. シルヴィア・A・カペル

    >兄姉制度について補足 以前学園に提案した内容は『茶会と姉妹と兄弟と』(馬車猪MS)に(読まなくてもOKだ)。 https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/1721 以前の内容から少し引用させて貰うと… 【実施目的】 学園はこれから門戸を広げる。となると入学当初、知り合いが一人もいない状況になる人も多くなる。下級生が早く学園に慣れ親しめるよう頼れる上級生とマッチングしたい。学園外の事情を持ち込まない、経済的にも精神的にも負担にならない関係作りをしたい。 (学園規則や寮則、学園の施設案内といった入学当初必要なアドバイスをはじめ、勉強方法の助言をしたりイベントに一緒に参加したり) 【提案があった具体案】 ・人数は1対1で。相手は同性のみ ・生徒同士のマッチングを学園職員や部員がするのは負担が大きすぎる →マッチングの為の交流会を定期開催し、意気投合した二人に「お試し期間」を設ける。成立しなかった場合も双方不利益が無いようにする。 ・成立した生徒二人にはお揃いの小物を贈る 【支援制度】 ・兄姉になる生徒には事前に「どうやって下級生と関わっていくか」という講習会を開催 ・兄姉同士、弟妹同士での相談会を定期開催 ・関係を継続するか一年ごとに確認(人間関係の変化に加え、上級生は学業負担や進路に関わる活動が増えるため) ・解消はスムーズに出来る様にする ・月1位で制度の利用者の観点からの意見を聞く機会を設ける 世界情勢も変わっているから上記についても再度精査できれば。 来年度入学予定の一般人の学園生はお誘い出来れば嬉しいな、とも。

  3. シルヴィア・A・カペル

    リクエストシナリオのお誘いに快諾してくれた皆に心より感謝を。 私の公約は学園預かりとなっていて……兄姉制度の実現は遥か先の未来になるかもしれないと思っていたけれど、より良い学園となるよう、今出来る限りの事はしたいと考えている。どうか皆の力を貸して欲しい。 >部長について 兄姉制度は私が在学していた時、学園派として自分が学園の為に出来る事を考えた制度だった。エフィが志を引き継いでくれると言ってくれて、部長をお願いするつもりだったのだけれど……「部長は貴族(爵位についても考慮が必要)の学園生であることが望ましい」とある。エフィには本当に申し訳ないけれど、部長を改めて探すことを許して欲しい。 実家が低い爵位だと周りを制御できないと思う。伯爵家、かつ後継者ではない生徒(次男や令嬢)を探したいと思っているよ。 実は声を掛けたみたい生徒がいて……。 四月から二年生になる、ケイ・ブラックモア殿。ブラックモア伯爵家の次男だ。ルベアが『若葉の舞踏会』で一緒に踊っていた男の子だよ。まだ若いけれど顧問や部員がサポートしていければ。もし部長として若すぎるなら部に勧誘しつつ、部長は別の人を探したい。 ケイの幼馴染のエリザ・バロメッツ子爵令嬢も勧誘したいな(二人ともおおくまねこMS『若葉の舞踏会』『水仙のレース』登場NPC)。 >部員について クラブ設立に必要な人員として、部員一名は自分が挙手するよ(今回は部室と部員は問題なさそうだけれど、念のため)。 入部してくれる人がいたら大歓迎だ。どうかよろしくお願いしたい。 イズレンディルが言ってくれた部員希望者の面談や、素行や関係者の調査も賛成だ。

  4. 海神 江流

    今回はお誘いいただきありがとう。 まぁ、前の依頼でも口にしたところだけれど、現状の学園はまだ王国貴族の学園ではあるからね。 貴族の身分にある者の清廉を保ち暴走を抑えるに爵位と地位が有用なのはさもありあんかな。 入部については、俺は冒険者ギルド部の部長という立場があるし、ギルド部がギルド部として独立して機能している事自体が、兄姉制度に関わる平民の立場にある者へのサポートに繋がるように思うので、敢えて入部はしない方向がいいかなと思ってる。 クラブが設立した後なら顔出ししたりするのがいいんだろうけど、今回はまず設立だよね。 話術についてはちゃんと使えるレベルにあげてあるので、洞察、政治知識あたりと組み合わせて人選の際に脇に置いて貰ったら、少しは役に立つかなとは。 ただ、今回欲しい人材の要件を考えると、やっぱり貴族の立場である人が主導してもらった方がいい結果を得られそうな気がするかな。

  5. ルベア・ベルニ

    お誘いありがとう。 というわけでルベアよ、宜しく。 入部については意思はあるけど慎重に検討中。 っていうのも、兄姉制度をどうにかして活動内容に盛り込むことが出来たとして、学年(来年度4年生)と種族(ハフビ)の兼ね合いで結構微妙な立場に立つことになるからなのよね…。 弟妹側っていう学年でもないし、どうまとまるかにもよるかな。 >部長候補 ケイ・ブラックモア伯爵令息……ああ、あの時の。 候補としてはいいと思うわ。 あの頃の時点で異種族(私)の手を取ろう、って考えを持っていたわけだしね。 最低、入部の説得には私も同行してもいいと思うし。 細かいところはもうちょっと考え中。

  6. シルヴィア・A・カペル

    やるべきことは、部活動の内容・兄姉制度の内容の精査。 そして顧問と部員を探し、参加して貰えるよう交渉する事……イズレンディルが言ってくれたように、利権はどうしても絡んできてしまうから、学園交流部の目的に心から共感してくれる、利権目的が"過ぎる”人材を避けられれば良いと考えているよ。 >学園交流部と冒険者ギルド部 生徒会コミュにも書かせて貰ったけれど、『学園交流部』は『冒険者ギルドクラブ』の業務外となる学園生のサポート(学園生活の支援)に特化するとともに、冒険者ギルドの約定に反しない範囲で協力していきたいと考えている。 具体的には個人同士で様々な相談ができる場として『冒険者ギルドクラブ』と『学園交流部』双方に談話室を置き、必要に応じて互いのクラブ活動を紹介したい。一緒にイベントを開催するのも良いね。 江流の「ギルド部がギルド部として独立して機能している事自体が、兄姉制度に関わる平民の立場にある者へのサポートに繋がる」というのは私も同意見だよ。 ギルド部の部長の江流は学園交流部には入部せず、二つの部はあくまで緩い連携関係だとした方が良いと思う。 >顧問と部長について 顧問は貴族の教師……なるべく良い家柄の教師が望ましいなら、伯爵家か侯爵家か。 部長について、伯爵以上の家の次男やご令嬢が望ましいと言ったのは、ある程度爵位が無いと周囲を纏められないのと、後継者の立場にあるとどうしてもその家の“色”が出てくると考えたからだ。 学園の意向に沿うのであれば、集権派か、実家の派閥はどうあれ学園派や集権派に興味を持つ人か、になると思う。様々な生徒に偏見を持たず接してくれる人となりも重要だ。

  7. シルヴィア・A・カペル

    >ルベア 個人的な意見になるけれど、ルベアには是非入部して欲しいな。 パンクリアース学園は今まで貴族の学園だった。その中で、ルベアは第四学年……一般生徒にとってはいわば先達。尚且つ、頼りになる手練れの冒険者だから。 高学年になればなるほど学業や進路との折り合いがつかなくなって兄姉を辞めざるを得なくなると思うから、第四学年は貴重な兄姉のポジションだと思う。種族については後輩の弟妹にもよるかな……君や他の皆が活動しやすいよう、活動内容を考えていきたい。 ケイ・ブラックモア伯爵令息の勧誘の時には、ルベアにも来てもらえたら心強い。どうかよろしく頼むよ。 >「冒険者以外」かつ「貴族の推薦を持たない」(つまり一般人の)学園生 非授恵者ながら学業には非凡な才能を持っている可能性が高い……後ろ盾が無いから貴族に狙われやすい立場だね。囲い込みならまだしも、派閥間の諍いや妬みで攻撃対象にされる可能性もある。 彼等が人間関係に悩むことなく、楽しく学園生活を送れるようにしたい。兄姉制度がその一助になれれば(本人の意思が一番大切だから、勧誘はしたいなという位で)。 >授恵者 一般人の学園生と同じく、囲み込みたい貴族は間違いなくいるだろうね……無体を働く貴族学生や授恵者への抑止力となってくれれば良いという気持ちはあるけれど……まだ考え中だから、纏まったら改めて発言させて貰うよ。 >スキルについて 発案者でもあるから、部長や顧問には直接お願いをした方が良いかなと考えている。交渉は持って行くつもりだ。 部活動内容や兄姉制度も纏めたいし、皆の動きを見つつ、かな。文字数が大変そうだ(

  8. ルーンス・ラグネル

    ルーンス・ラグネルだよ。 シルヴィアは招待ありがとう。 聴講生なので、学園がどのように判断するか不透明だけど、入部希望は出しておくよ。 帝国が解放された後なので聴講生について学園がどのように考えているか不透明だけども。 一応同盟の商家の生徒(モブ)にも声を掛けてみるよ。 トップは貴族階級のもので異論はないけど、他国の貴族ではない人もスタート期にいた方が今後入りやすいと思う人もいるだろうしね。 ひとまずはご挨拶までに。

  9. シルヴィア・A・カペル

    ルーンス、入部ありがとう……! 様々な立場の人に参加して貰いたいし、同盟の商家の生徒に声を掛けて貰えるのも本当に有難い。どうかよろしく頼むよ。 >部活動について 以前、政治討論部で「平民の受け入れに伴い、服飾や住居などに課題が出ている」と話が出ていたから、卒業する生徒から不要な家具や衣装を譲り受けたり、フリーマーケットを開催したり……有用なアルバイトや王都の住居を紹介するイベントを設けられれば良さそうだとも考えている。 今後学園には様々な国や地域から生徒が集まるだろうし、入学前に王国の衣食住や、王国貴族について伝える場も用意したい。 >学園の改革と「5つの施策」 >貴族による支援を得ない生徒への就業・進路指導 「学園としては、そういった貴族による「青田買い」もまた平民生徒にとって立身出世の道であると考え、今後も手を入れる予定はない。また、冒険者など貴族の推薦を得ずに入学した生徒が在学中に貴族の支援者を得ることも問題視しない」 「しかし、今後は貴族による支援を得ることなく卒業を迎える生徒の増加が見込まれる。学園側としては、そのような生徒が卒業後に職を得るための進路指導や就業支援にも力を入れていく予定だ」 ……ここが利権に絡む部分だね。生徒の立身出世(就職)はサポートしたいけれど、トラブルは避けたい。先達や就職先が進路について話してくれる場を設ける、位しか今の所思いつないな……。 >勧誘について 駄目元で第一剣術部の部員にも助力を頼みたいと考えている。サロンとしては王党派だけれど、生徒会の協力組織だし、政争からは遠い部だ。現部長のラーガイル・ブリード殿に打診してみるよ。

  10. イズレンディル・パラリム

    兄姉制度について情報ありがとうございます。 あまり把握できていなかったので助かりました。念頭に置いて考えてみますね。 >顧問と部長 ブラックモアさん、ですね。伯爵家の次男でしたら箔も十分でしょうし賛成です。 顧問の方も家柄が一定以上で、かつ部の方針に共感をして頂ける方。 さて、高い家柄とある意味で献身的ともいえる精神は、なかなか結び付かなそうな所ではありますが……少し視点を変えて「王国の発展の為には身分に関わらず高い能力を持つ者が必要」と考える方なら違和感は感じないですが、どうでしょうか。 >入部 以前、臨時講師をしたことはありましたので、同じような立場で関われれば…と思ってはいたのですが、人通りルールを確認した限りでは難しそう、でしょうか? なかなか定期的に関わるのが難しくなりそうでして、臨時的に動ける立場があれば良いのですが…。 >個人行動(仮) 入部希望者の経歴調査を行ってみますね。出身の家の事を調べるだけでも見えて来る事があるでしょう。面談の際に使えるように情報をまとめて共有する事を考えています。 それと活動内容について懸念を持たれない文面を検討すること、また可能であれば審査前の根回しも盛り込んでみようと思います。私自身は学園にコネクションが無いのがつらい所ですが…。 今のところ仮ではありますが。相談次第で変更させて頂きますね!

  11. シルヴィア・A・カペル

    >イズレンディル イズレンディル、部活動に興味を持ってくれてありがとう。 君は大森林の為の活動をしているし、北方辺境伯家の外交官内定という立場もある。部に籍を置くけれど中々顔を出せない……というのは心情的に難しい所だろう。大森林と北方と王都、三箇所とも距離がかなり離れているしね。 ……と同時に、イズレンディルはヒューマンの生徒と他種族の生徒との仲裁役になってくれる人材だとも考えている。学園と縁が薄い立場だからこそ、公平な目で部活の様子を確認出来るのでは、と。 臨時的に動ける立場……表向きは学園に時折訪れる聴講生、実は学園交流部の臨時監査員、とか。 ちょっと固い言い方をすると「兄姉あるいは弟妹が、兄姉関係認定の取り消し事由に該当する疑いがあると認めた場合に直ちに兄姉制度を一時停止・解消して生徒を保護出来る立場」のようなイメージだ。 >定期監査 一般生徒を守る為にも、第三者の定期監査は必要だと思っている。 臨時監査員への依頼含め、冒険者ギルド部に定期的に依頼を出せたらとも考えているよ。 >顧問と部長 「種族や身分、生まれに関係なく実力ある人が能力に見合った役割を果たす事によって、より良い国造りの礎となる」……という言葉を思い出したよ(『【獗烙】港町ウシタの暑い日』)。王国の為に動いてくれる人に顧問・部長をお願いしたい。ケイ・ブラックモア伯爵令息なら大丈夫だと思うけれど、念のため調査や面談もしっかりやりたいな。 入部希望者の経歴調査や活動内容の文面検討、根回しも有難い。どうかよろしく頼むよ。 っとと、発言が多くなってしまって申し訳ない。 出来るだけ早く纏めるね……!

  12. ルーンス・ラグネル

    >部員 できる限りのことはやるよ。 >部長 僕もシルヴィアの推薦に異論はないよ。 この交流部に限った話ではないけど、組織というものは人から人へ受け継がれる性質上、おのずと変容していくもの。 初代の部長が卒業し、その次の部長が卒業、更にその先位に…というのも既に(OPで)懸念事項として上げられてるけど、出てる訳だし。 部長は王国貴族が暴走した際のストッパーになるには一定の位がある貴族である必要があると思うけど、同時に貴族にしかなれないからこそやれてしまう専横ができてしまう。 そうならないよう、兼部は問題ないが、生徒会や他の部との役職の掛け持ちはご遠慮いただいた方がいいかもね。 あと、部長と部員の調整や仲裁を行う役目を副部長が担うことになると思うけど、部長が任命制になる場合は副部長は部員から選んでもらった方がいいんじゃないかと思う。 本音言うと、調停役は投票式(またが無記名アンケート)で選出し、開票は監査の観点からもギルド部に正式な依頼を出して立ち合い(開票作業は行わない。立会人)で行うとかどうかなってのはあるけど、投票前に圧力かけることも可能と言えば可能なんで、この辺は検討の余地程度かな。 ギルド部としたのは、ギルド部も冒険者ギルドの委託業務機関としての性質を持っているので、常に中立を保っていると学園、冒険者ギルドに示す必要があると思ったから。 公平な立会人もできないようでは、委託業務機関として不安が残るからね。 >監査 僕もシルヴィアと同じ意見で監査は必要だと思う。 ひとまずはこんな感じ。

  13. ローザリカ・D・ケレス

    此度は誘いをありがとう。ローザリカだ、よろしく頼もう。 相談内容には目を通させて貰っていて、今挙がっている選定や内容には異論はないよ。 なかなか自身の案が浮かばず申し訳なく思うところなんだが…… あまり顔出しが遅くなっても悪いから顔出しだけでもと失礼した次第だ。 どうしても家柄の良い貴族に顧問を頼まなければならない都合上、 僕やジュストも貴族として顧問探しや交渉にまわるのがいいのだろうか? どこまで力になれるか不明だが、シルヴィア君の負担も多少減らせればとも思うしね。

  14. エフィルミア

    お誘いありがとうございます!顔出しが遅くなってすいません! エフィルミアですっ。よろしくお願いします! 私としてはシルヴィ姉様にシスターになって貰って、とても心強かったので 他の学園生の皆も楽しく学園に通える様に、頑張りたいです! ひとまず私は部員として立候補しますね! 部長に貴族というのは納得の理由ですしっ。 副部長を任命制にするのもいいと思います! 「発足時は貴族学園生を一定数確保」なので、実家の派閥は問わず 一先ず面接はしてみたいですね。 このご時世、実家とは別の意見を持つ学園生もいるでしょうし 部活で活動していく中で考えが変わる事もあるかもしれないですし! 今回は利権目当ての学園生は私達が話術や洞察等で弾いて それを元に今後の面談の審査基準を作れたら、今後運営していく上でも分かりやすいかなって思います!

  15. シルヴィア・A・カペル

    >ローザリカ 君とジュストに貴族として顧問探しや交渉をして貰えるなら心強いよ……! 二人は人を見る目が確かだし交渉も上手だから、是非ともお願いしたい。 ルベアが部長候補(ケイ伯爵令息)の説得を手伝ってくれると思うから、もし良かったら二人には顧問となる教師と、部員になってくれる貴族を中心に探して貰えると有難いな。ケイからOKを貰えない、或いは11歳は若すぎるという理由で部長にならない可能性も有るから、もし字数に余裕があれば部長候補についても気にして貰えると嬉しい。 >エフィ そんな風に言ってもらえて嬉しいよ。私も君が妹になってくれて、本当に楽しい学園生活を過ごさせて貰った。改めてありがとう。 部長の件は本当に申し訳ない……部員になってくれる事にも心より感謝を。面接、どうかよろしくね。 >副部長 成程、任命制か。副部長は人望や仲裁能力がある人が選ばれた方が良いと思うし、学園交流部内部での無記名投票やアンケートは良いね。 冒険者ギルド部が中立を保っていると示す事も出来るから、副部長選定に立ち合って貰うのも良い案だと思う。 ルーンスの「部長の兼部は問題ないが、生徒会や他の部との役職の掛け持ちはご遠慮いただいた方がいい」も賛成だ。 >イズレンディル 友人からアイディアを貰ったのだけれど、臨時監査員は「EA(エグゼクティブアドバイザー)」という名前が良いのでは、と。直訳は『相談役』。文字数が二文字で済むのも魅力的だ← 覆面調査員のようなものだから、君以降の任命は部長・副部長・顧問の合意にした方が良いかな? EAはあくまで一案、もし引き受けてくれるなら是非君に役職名を考えて貰えたらと。

  16. シルヴィア・A・カペル

    (誤字に気付いて書き直したよ。ごめんね) とり急ぎ、大まかな皆の行動予定を。 あ、学園交流部に所属したからと言って、全員が兄姉や弟妹になる必要は無いと思っているよ。運営を担ってくれる人も大切だ。 ・イズレンディル (OKを頂けたら臨時監査員) 入部希望者の経歴調査、面談の際に使える情報の共有 活動内容について懸念を持たれない文面の検討、可能であれば審査前の根回し ・江流 話術や洞察、政治知識で部員の人選 ・ルベア (OKを頂けたら是非とも部員になって欲しいな) ケイ・ブラックモア伯爵令息への部長勧誘 ・ルーンス(部員OKを頂いてます) 同盟商人の立場から、同盟の商家の生徒の勧誘 ・ローザリカとジュスト 王国貴族の立場から顧問探しや交渉 ・エフィルミア(部員OKを頂いてます) 利権目当ての生徒を話術や洞察等で弾く (今後の面談の審査基準の作成?) ・シルヴィア(部員) 発起人だから、顧問と部長は直接お願いしたい気持ちはある 第一剣術部へのお誘い(MSさんが違うので駄目元) 部活動と兄姉制度、監査員や定期監査について、副部長の任命制、冒険者ギルド部との緩い連携等、詳細を書ければ。もし文字数に余裕がある方がいたら分担して貰えたら有難い……!( >江流 特に江流には、副部長の選定の時に冒険者ギルド部に立ち合って貰うことや、双方の部に談話室を置いて必要に応じて互いの部を紹介する事を書いて貰えたら有難い、かな。字数に余裕があれば是非。

  17. イズレンディル・パラリム

    >面談 今のところ面談のご担当は海神さんとエフィルミアさんでしょうか。 入部候補の学戦さんの情報を調べ終えたらお二人に共有をするようにしますね。 もし何かこのような情報も、などのご希望があればお知らせください。 >入部(EA) 名前まで考えて頂いてありがとうございます。ふふ、格好いい名前になってしまいましたね。 では、外部からのアドバイザー、役職はEAという立場で関わらせて頂けるように、私なりに学園側と交渉してみます。 何か使える縁や立場があればと思いましたが、王国関連の手持ちのカードは臨時講師の経験と、学園武闘会の優勝、辺境伯外交官の身分、あたり……。外交官が一番使えそう、でしょうか。正式な役職になりますから。 >活動内容を通す為の付記 取り急ぎ活動内容を通す為に、OPであげられた2点の懸念に解消案を出しておこうと思います。下記のように考えましたがいかがでしょうか? ポイントは懸念を解消する厳しい制約……のように見えて、実質的に部内の活動には制限を与えておらず自由に動けること、また部外では普通に接しましょう、先輩はアドバイスをしてあげて自分のことは自分で決めましょう、と逆に普通の事しか言っていない、という点ですね。 ご意見いただけると助かります。 ・事実上の主従関係を生むような活動 兄姉制度の関係は部活動内のみとし、部外では良き先輩後輩として接する ・学生には責任が重すぎる内容 兄姉は弟妹の重大な意思決定に対しては相談を受けアドバイスをするのみに留める

  18. ジュスト・V・ケレス

    挨拶が遅くなってしまい申し訳ない。 シルヴィア嬢は此度もお誘いありがとう。 既にロゼに挙げて貰った通り俺達は顧問や部活動に興味関心を持ってくれそうな貴族生徒探しや対貴族中心の交渉を中心に行っていこう。 >懸念 イズレンディル殿が挙げてくれた内容2つに異存はないかな。 あとは兄弟姉妹関係のパワーバランス的に家格などの問題で弟妹側の方が強くなる可能性レアケースではあるが発生するかもしれない。 その場合弟妹が兄姉の為にという名目で暴走する危険性もなきにしもあらずということで、兄弟姉妹が他の生徒や学園に害を与えたりするようなことがあれば連帯責任で然るべき措置を受けて貰うので双方とも己の言動が兄弟姉妹や他者にどういう影響を与えるか重々考えて欲しい旨の注意喚起というか規則を盛り込んでも良いかと思った。 困ったことがあれば誰でも即相談役に陳情できるシステムがあれば問題も未然に防げるかと。 堅苦しくなってシルヴィア嬢の構想とは少しかけ離れてしまうかもしれないが、締めるところは締めないと、隙を突かれて痛い目を見るのは部員達も同じだからね。

  19. シルヴィア・A・カペル

    昨日は来る事が出来ず申し訳ない……! >EA イズレンディルは快諾ありがとう。君が参加してくれる事、心強いよ。 学園武闘会の優勝経験は驚いたな。実力ある冒険者、かつ辺境伯外交官がEAなら、君に対して良からぬ事を考える輩もいないと思う。勿論何かあれば必ず守れるように制度を整えたい。 >活動内容を通す為の付記 解消案についての提示も感謝だ。何方もとても大切な事だと思う。 兄姉関係に何らかの強制力があるのは言語道断だし、部活内だけの関係にしたいね。部活動外でも仲良くする事は問題ないけど、そこで兄姉(弟妹)関係を持ち出すとトラブルの元になる。 アドバイスのみに留めるのも、兄姉への負担が少なくなるし賛成だよ。進路の問題や派閥の問題から双方を守れる。 >懸念 兄姉・弟妹がペアの生徒の為に暴走する可能性は確かにあるね……ジュストが言ってくれた「連帯責任を課すこと」は重要だと思うよ。ペアに迷惑を掛けることを避けるため、或いは(言い方は悪くなってしまうけれど)相手から迷惑を掛けられないようにするため、双方行動に気を付けてくれるはずだ。 誰でもEAにすぐ陳情できるシステムも良いね。イズレンディルの不在時は取り急ぎ副部長に……学園生同士だとしがらみが出てくるかな? 冒険者ギルド部でも聴講生でも、相談窓口を多くして、EAには全ての話が行くようにしたいな。 堅苦しいなんて思わないよ。学園生を守る為にも、締めるところ締めた方が良いと私も思う。懸念点を指摘してくれてありがとう。 ジュストとローザリカは顧問や対貴族学生との交渉、よろしく頼むよ。 今日中、出来るだけ早めに内容を纏めてみるね。

  20. シルヴィア・A・カペル

    EA(相談役) 顧問、当代の部の役職者、部員OBOGが協議の上で依頼 外部からの仲裁者。兄姉弟妹が罰則事由に該当する疑いがあると認めた場合に直ちに学園と顧問に報告。兄姉制度を一時停止・解消して生徒を保護する 定期監査 EAへの依頼含め、冒険者ギルド部に定期的に依頼を出す ―――――― (イズレンディルが記載を引き受けてくれる部分) 活動内容を通す為の付記 ・事実上の主従関係を生むような活動 兄姉制度の関係は部活動内のみとし、部外では良き先輩後輩として接する ・学生には責任が重すぎる内容 兄姉は弟妹の重大な意思決定に対しては相談を受けアドバイスをするのみに留める

  21. シルヴィア・A・カペル

    纏めが出来たから載せさせて貰うね。 ―――――― 主な活動 ・学園生の学園生活の支援と交流支援に特化。『冒険者ギルド部』とも連携し、その約定に反しないよう双方の部室に誰でも来られる談話室を設置、必要に応じ紹介し合う。 ・学園生や教師と異文化理解等の交流イベントを随時企画、開催 ・学生の支援 生徒によっては服飾や住居に課題がある為卒業生・上級生から譲り受けた不要な家具・衣装を下級生へ低価格で提供する常設の掲示板の設置や定期的なフリーマーケットの開催、王国の衣食住・貴族文化の講習会を開催 役職 部長・副部長の兼部は問題ないが生徒会や他の部との役職の掛け持ちは不可 部長は高位貴族出身者の部員より顧問、EA、当代の部の役職者、部員OBOGが協議の上指名 副部長は部内で無記名投票による決定 兄姉制度 学園生活に不安を持つ後輩に対し先輩が良き相談相手や友人となる制度。 ・マッチング可能な交流会を定期的に開催 ・兄姉関係は部活動内に限定し、1対1の同性同士のみ(試用期間あり) ・兄姉希望者は事前講習会の参加必須 ・利用者からの意見を聞く会や、兄姉・弟妹同士の交流会開催 ・成立したペアは部へ届け出後お揃いの小物を贈る 学業や進路の折り合い、他活動へ注力を希望もありえるので関係解消は容易。 ※兄弟姉妹が他生徒や学園に害を与える行い(罰則事由)をした場合、連帯責任で必要措置をとる規則と、誰でもすぐ相談役に陳情できるシステムを作成し人間関係トラブルの防止に尽力

  22. ルーンス・ラグネル

    ふむ。 文字数大変そうだし、この内、役職・EA・定期監査は提案という形で僕が盛り込むよ。

  23. シルヴィア・A・カペル

    >ルーンス 君の言う通り字数が厳しくて……文字数に余裕がある人にお願いできたらと思っていたんだ。役職・EA・定期監査について、ルーンスに書いて貰えるなら本当に助かる。どうかよろしく頼むよ。 部の主軸は同じプレに書いた方が良いと思うから、主な活動と兄姉制度については私のプレに書くつもりだ。提案でプレの大部分を占める事になるから、交渉や面談、文面検討については皆にお願いする事になると思う。あまり役に立てなくて申し訳ない……! ケイ・ブラックモア伯爵令息と第一剣術部の勧誘はなんとか捻じ込みたいと思っているよ。顧問と部長選びも助力できれば。

  24. イズレンディル・パラリム

    纏めて頂きありがとうございます。 確かに文字数が多いので分担したいですね。 EAに関してはまとめてこちらで記載しましょうか。 巻き取るというよりは、いずれにせよ私自身の事として書く事になるで省いて頂いて大丈夫です。 私の方では下記の件を記載致しますね! ・面談の為の情報収集(入部希望者に関する情報、一般学生と授恵者案内) ・活動内容を通すための付記 ・EAという役職の提案と活動内容

  25. ルーンス・ラグネル

    >イズレンディルさん お願いできるなら是非お願いしたいな。 EAはよろしくお願いします!

  26. 海神 江流

    まさかの週末に疲れで1日猫けてしまうという失態を犯すなど。 間空いちまって申し訳ない。 イズレンディルさんが挙げてくれた二点への対処はいいんじゃないかな。 最終的な自分の身の振りについては自分が責任を持つって事だとも思うし。賛成。 >シルヴィ 冒険者ギルド部の部長として、公正な第三者としての立場と、何かが溢れた場合の受け皿としての機能に応えてほしいってとこかな。 その立場を以ての副部長の選任投票への立ち会いは、こっちの立場を示す意味でも有り難い。 ルーンス君の言ってくれた冒険者ギルド部のスタンスの明示は此方で明言しておこう。 部員候補者との面接・面談にも同席出来るなら、そのスタンスの上で意見が出せるといいかなと思ってるところ。 取り敢えずこんな方向でプレをまとめはじめてみますよっと。

  27. シルヴィア・A・カペル

    イズレンディルもルーンスも、字数を分担してくれてありがとう。 江流に冒険者ギルド部のスタンスを書いて貰える事も有難い。 皆、どうかよろしく頼むよ。

  28. ルベア・ベルニ

    ギリギリになったし、プレイングももう出したけど… >入部 先達ね…それは確かにシルヴィアさんの言う通り。 ちょっと緊張はするんだけど、そういうことなら入部する方向で、ということでプレにも書いておいたわ。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0