【焰手】暗躍するものたち
コースケ
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シナリオID:3202
オープニング
「封印に手を加えられていたとは……」
ボルガニスク神殿の一室。神殿の長であるオルグレイが、神徒のマグダリアから先の辺獄への調査の報告を受けていた。
「はい。封印の場には杭の様な物が深く打ち込まれていました。その材質も未知のものであり、緑の小指により何らかの細工がなされているものと考えられます。……おそらく、複数が同時に破裂するなどして、クカイの封印に損傷を与える為のものかと」
マグダリアの言うクカイの封印とは、かって辺獄からの魔物がシグモル火山帯に現れたとき、クカイという神徒が施した封印である。
その封印は辺獄の内部にまで施され、長年に渡り辺獄の危険な魔物が外に出ることを防いでいた。
「しかし、数百年に渡って健在だった封印を全て破壊する事は困難であろうが……いや、だから時間をかけて準備しておるのか」
「はい。おそらく私が緑の小指に襲われたのは、辺獄への調査を遅らせる意図があったのでしょう。ならば、なるべく多くの戦力を辺獄へ投じ、封印への工作を阻止すべきかと」
その準備のためマグダリアが退出し、一人になったオルグレイは深くため息をつく。
「このシグモルの危機に神殿に控えておらねばならんとは、歳はとりたくないものだな……」
●緑の小指
辺獄の奥にて、クカイの封印へ工作を行わせていたメドゥの指先幹部、緑の小指ことレムナントは、何者かが近付いて来たことを察知し顔を上げる。
「……おい、誰か来たぞ。魔獣の類いはここへは近付けん。明らかに人間だ」
「まさか神徒共か!? ええい、未だ準備は出来とらんと言うのに! おい、お前ら、邪魔物を消してこい!」
レムナントの警告を聞いた頭の禿げ上がった貧相なヒューマンの老人――名をフラムと言う――は、忌々しそうに呻くと、作業を行っていた二体のホムンクルスに指示を出すがレムナントがそれを制する。
「止めておけ。ここまで来る奴に死に損ないでは敵わん。お前達は此処を出て他の奴らと封印を破壊して回れ」
「何じゃと? 中途半端に起動してこれ迄の苦労をドブに捨てる気か!? ワシがどれだけ手を掛けたと思っとる!!」
唾を飛ばして掴みかかってくるフラムの手を払い、レムナントは濁った左目を向ける。
「潮時を見誤るな。奴等が此処に来るのは時間の問題だった。それに、此処に来るならそれなりの手勢が来ている筈だ。此方に都合が良いと思わんか?」
「……フン、出来るか分からんことをしようとしとる癖に! ……貴様ら! 聞いておったならさっさと行け!」
ホムンクルスへ当たり散らすフラムを冷めた目で眺め、レムナントは斧槍を振り上げる。
(そろそろコイツも用済みか)
そんな事を考えながら杭に斧槍を叩き付け、この場所の封印を破壊する。
そのタイミングで、見覚えのある神徒が冒険者を伴って姿を現すのが見えた。
●緑の小指と冒険者が遭遇する前のこと
「居ない。棲み家を変えたか、或いは……?」
魔獣使いのディアナ・ローロシェーナスは、追放されたアーマーハウンドの特異個体、サピラを案じて辺獄へ訪れていた。しかし、縄張りとして気に入った様子だった場所にその姿は無く、暫く此処へいた形跡もない。
「緑の小指が辺獄に居ることが確定した以上、ここも安全とは言えなくなったからね……、フェリス、痕跡を追ってくれるかい?」
相棒の影猫へ声をかけると、フェリスはじっとディアナを見つめ、音も無く歩き出した。
忌まわしい記憶に紐付けられた気配を感じ、彼は身を隠した。折角手に入れた縄張りは惜しいが、生きてさえいればどうにかなることを彼は学んでいたからだ。
その気配を避け辺獄を彷徨っていた彼の鼻に、別の気配が感じられる。
(この気配は……!)
解説
マスターより
リプレイ
「彼は無事でしょうか……」
同行するAlexandra・Hexe・Claudiaの呟きにディアナが振り返る。
「サピラは警戒心も強い。十中八九逃れてる筈さ」
「……そう、ですね」
Alexandraにとってサピラの存在は大きく、緑の指先の魔獣支配の術により操られているのではという懸念があったが、ディアナの言葉に頷きつつ、無事を確かめるため足を進める。
やがてディアナが動きを止める。先行していた相棒の影猫が止まったのだ。
「まさか、彼が近くに?」
「いや、フェリスはこの先に行きたくないと言ってる。クカイの封印に近いせいか……」
ディアナはクカイの封印のひとつがこの付近にあることを思い出す。おそらく封印に近いここは他より魔物を避ける力が強いのだろう。
「では、彼もこの先へは行けないのですか?」
「ああ。けど、範囲を把握できれば、サピラの行先を絞り込めるかもしれない」
魔獣であるサピラも封印を避け移動している可能性は高い。二人は範囲を探るべく歩き出した。
●再遭遇と攻防
「この匂いにこの感じ……フン、ヤロー今度は逃さねえ」
レムナントと交戦経験のあるアーテミシアは、その鋭敏な鼻でその存在を察し気炎を上げる。
「この先にレムナントが居るのね。皆、気を引き締めて行きましょう」
シグモルの神徒であり、アーテミシアと同じくレムナントを知るロゼットも緊張した様子で仲間に声をかけ、同様にレムナントを知るナタリア・フィッツジェラルド、エル、グレイブ・ヤードが頷く。
そして一行が目にしたのは、封印に刺さった杭に斧槍を振り下ろす緑の小指の姿だった。
「破壊されてしまったのでしょうか……?」
「何てことを!」
リディリディ・トゥラ・イェレミースが怯えたように声を上げ、ロゼットが怒りの声を上げる。ほぼ同時に、二人のホムンクルスが疾風の様な速度で此方に向かって駆けて来る。
「今は役割を果たすわよ。私は伝えていた通り、後方から援護するわ」
「冒険者様は突破の阻止をお願い致します。――勇ましき戦の神よ、我らに加護を与え給え!」
冷静に判断したユニス・ソロアーヌ・アクエリリーアが竜骨の魔弓を構えながら一歩下がり、マグダリアは戦神へ祈りを捧げ一行の能力を引き上げた!
「遺産とも言える封印を破壊するとは……。これ以上の狼藉は看過できんな」
「敵は盗賊の様です。ここを抜かれると追い付くことは至難ですし、多少無理な小細工をしてでも止めさせていただきましょうか」
ナタリアが支援を行使する。
それを受けたグレイブがホムンクルスの前に立ち、自身が巻き込まれるのも厭わず袖に潜ませていた閃光塗弾を炸裂させ自身ごとホムンクルス一人の目を眩ませ足止めに成功する。
「ホムンクルス達! 武器を捨てて投降しなさい!」
ロゼットが前に出ながら呼び掛けるが、ホムンクルスに応じる様子はなく、返ってきたのは敵後方からの光の槍だった。
「ハハ! ソイツらに何を言っても無駄よ!」
「クッ、彼らに何をしたの!?」
ロゼットはフラムからの槍をダマスカス鋼の聖盾で受け、マグダリアの支援と護符の備えにより移動阻害に抗うが、その隙にホムンクルスがロゼットの脇をすり抜ける。
「しまった!」
「チッ、貴様らなンざ眼中にねぇンだがよ!」
「行かせ、ません」
「んっ!」
あわや離脱を許す所だったが、その前にアーテミシアが立ち塞がり、エルとユニスが重力波を込めた矢を放つ!
ホムンクルスは二本の矢を咄嗟の見切りで後退して躱すが、アーテミシア達に出口を塞がれ突破を阻止されていた。
「なかなか動きが速いようですが、通す訳にはいきませんね……」
リディリディは後方のレムナントを警戒しつつ、リディの杖から魔矢を放つ!
ホムンクルスは運悪く回避に失敗し、エーテルの矢が身体を貫通する。並のシーフなら昏倒してしまう程の傷を受けていたが、無表情に突破の隙を窺っていた。
頭上から不気味な鳴動が響いていた。
「封印が破られた為か?」
「それより来るわよ!」
一行の中で最も耳の良いナタリアが天井を見上げるが、そこへユニスが警告の声を上げる。レムナントが無数の光球を放ったのだ!
「奴の魔法は重いぞ!」
前に出ていたロゼットとグレイブを除く六人が光球に襲われる。打たれ強いアーテミシアとナタリア、マグダリアはそれに耐え、リディリディとエル、ユニスはマグダリアからの支援を受けて尚、意識を失ないそうな程の傷を負っていた。
更にフラムから光の槍が飛びグレイブが移動を阻害され、駄目押しとばかりに重力場が一同を捉える!
「やむを得ん、回復に回る!」
「私も助力します!」
ナタリアとマグダリアから広がる二度の癒しの光がリディリディ達の意識を繋ぎ止めるが、その時、天井を突き破って巨大な長虫が現れ頭部を伸ばす!
「これ、が、音の、正体……!?」
「避けて、押し潰されるわよ!」
のたうつだけで一行を薙ぎ払う溶岩長虫を避ける一行だが、アーテミシアだけはシールドガントレットを構えワームの攻撃に身を晒し、数歩分の距離を押し戻されるに止め仲間への攻撃を身を以て食い止める!
「……何だ。潰し甲斐のありそうなのが居ンじゃねぇか。けど今はお呼びじゃねぇな!」
「流石に無視は出来ないわね!」
アーテミシアは頬を伝う血を舐めると竜鉄の斧を振るい、ユニスが対象を侵すエーテルを込めた矢を放つ!
反撃を受けたワームは、ギュウウゥ……と鳴き声ともつかない音を立て後退し天井の穴に身を隠す。
「こんな魔獣を従えていたなんて……!」
ロゼットはレムナントの魔獣支配への対策を用意していたが、まずはホムンクルスを止めることを優先する。そのホムンクルスは一同がワームを避けて出来た隙を突き、出口へ駆け込もうとしていた。
「行って下さい……!」
「任せて!」
リディリディが重力場を相殺し、魔矢を放ってホムンクルスの進路を妨害する。ロゼットはその隙にホムンクルスへ迫り、ダマスカス鋼の祭棍にエーテルを集束させ必殺の突きを放った!
ロゼットの一撃に打たれ、ホムンクルスが崩れ落ちる。操られている様子の人造授恵者を打ち倒すことに本意でないロゼットだったが、まだ息がある事に安堵しレムナントへ向き直る。
(ごめんなさい。後で手当てはさせて貰うわ)
●再会
「見過ごしてはおけません」
Alexandraとディアナは、封印の近くで二人組のホムンクルスに遭遇していた。
緑の小指の一味と見た二人はその行く手を遮り、無力化すべく行動を開始する。
「温い!」
障害となるAlexandraを排除すべく左右の短剣を振るうホムンクルスだったが、Alexandraは澱徐けの短剣で連撃を弾く。その隙を突き影から飛び出したフェリスに飛びかかられ取り押さえられた。
「…………」
二人と一匹に敵わないと見たもう一人のホムンクルスが逃走を試みる。
「行けますか……?」
Alexandraは命中精度の高い魔法を放つべく星海へ紡ぐ朋友譚と名付けられた弓型の魔術刀を構える。だが、術が完成する直前、ホムンクルスの前の空間が揺らぎ、巨大な魔獣が姿を現した!
行き先を塞がれたホムンクルスは別の方向へ逃走を試みるが、フェリスに追い付かれ取り押さえられた。
「サピラ! ……良かった」
『クゥン』
Alexandraは魔獣――青玉の猟犬――に駆け寄ると、その柱のような前足に抱き付きエーテルを通した精神感応で安堵を伝える。そしてサピラからも、Alexandraと再会した喜びと安堵が伝わって来る。
「喜ぶのは良いが今は優先することがあるだろう? 緑の小指はどこに居るんだい?」
ディアナはそう言うとサピラに触れる。
『グル……』
その問いにサピラが示した方角に、Alexandraとディアナは顔を見合わせた。
「この方角は……」
●均衡
「こうも治癒師が多いとはな」
「おい、このままでは術が尽きるぞ! 何とかせい!!」
レムナントは喚き立てるフラムを無視し、忌々し気に冒険者達を睨み付ける。
突破阻止のため固まっているので光弾で押し切れると踏んでいたが、粘り強く回復され手を焼いていた。
更に若い神徒が行使した精神感応阻害により、支配した魔獣が中々言うことを聞かないのも問題だった。
光弾も使い果たしたため、突破の可能性の低いホムンクルスを下がらせ自身が前に出る。
「欠落で誰も困らないならそれでいいじゃないですか。誰かが困って喜ぶような特殊な性癖でもありませんし?」
「……お前、あの時の仮面か。フン、対した欠落では無かったか」
グレイブはレムナントの前に立ち、無銘祭祀刀で斬撃を繰り出した。レムナントは完全には躱しきれず太股を浅く切られて隻眼を向ける。
グレイブは人との交わりに価値を感じておらず、それを欠落と自覚している。だが、それを代替物で埋めようとしない事が目の前の収奪者との違いであった。
「レムナント、これ以上の破壊は許さないわ!」
そこへロゼットが祭棍による素早い突きを放ち、受けたレムナントが後退する。更に、後方から飛来した二本の矢がレムナントに突き刺さる!
「……思ったより素早いわね」
「しかも、抵抗、され、ました……」
ユニスの矢はレムナントに命中したが、ナタリアとマグダリアの支援を受けて尚、レムナントを捉えられるかは微妙なところであった。
切り札による至近距離の射撃なら確率は上がるだろうが、相棒の狼を連れて居たため条件が満たされていない。
加えて、二人が矢に込めた身体を蝕むエーテルは、レムナントの抵抗力により霧散していた。
「確実、に、狙い、ましょう」
「それしかないわね」
二人は状態異常を諦め命中重視での攻撃に切り替えるため次の矢を番えた。
「早めに片付けねば、洞窟と心中する事になりかねんぞ」
ナタリアはリディリディを支援しつつ、ワームによる崩落を警戒していた。
「それは大変です……! ああ、避けられてしまいました……」
そしてリディリディは決着を早めるため、レムナントへ極大の閃光波を放つが、残像によって躱されてしまう。
「いや、切り札を切らせたと見るべきだ」
「うう……次で当てられるでしょうか……」
「これが邪魔だ」
「っ!?」
レムナントがロゼットの手を掴み上げる。グレイブが間に祭祀刀を振り下ろして引き離すが、ロゼットは苦々しく口を開く。
「……やられたわ。ジャマーを収奪されたみたい」
「手前ぇ! ヒトサマのモンをジャラジャラぶら下げやがって。根性悪けりゃシュミも悪いな、えぇ!?」
アーテミシアが怒号を飛ばしながら斧を振り回すが、レムナントはそれを躱し口を歪める。
「これが俺のやり方だ。奪われたく無いなら持ち歩かん事だ」
「こんな事をしても満足できないことを貴方は自覚してるはず!」
「俺の事を分かっているつもりか? 貴様等には分からんよ。理解して貰うつもりもない。俺は俺の欠落を埋める可能性のあるものを奪うだけ――だ!?」
狂気さえ孕んだ眼でロゼットの言葉を否定するレムナントだったが、その胸に矢が突き立つ。
「悪いけど。そちらの事情に踏み込むつもりは無いの」
ユニスがレムナントの意識が逸れる瞬間を狙い矢を放ったのだ。そして次の瞬間、レムナントを閃光が襲う!
「そ、そんなには持たないので、急いで下さい……!」
付与性能と威力を備えるリディリディの閃光波は、レムナントの抵抗を破り身体を硬直させていた。そのリディリディの声に、冒険者達は一斉にレムナントへ攻撃を仕掛ける!
祭祀刀と祭棍が突き出され、竜鉄製の鏃が突き刺さり、赤光を引いた斧がレムナントを跳ね飛ばした!
●焔手
「倒せたのでしょうか……?」
視線が集中する中、隻眼のドワーフがゆらりと身体を起こす。
「あれだけ打たれて立てるのですか?」
「いいえ、あれは……」
英雄再起。熟練の戦士のみが会得出来る窮地からの復活術を、レムナントは収奪していたのだ。
「何度でも叩き潰すぞ!」
アーテミシアの声に一同が弾かれたように動き出す。しかし、先手を取ったのはレムナントだった。
「まずは貴様からだ」
「!」
掲げた斧槍から閃光波を飛ばし、狙われたマグダリアを庇って受けたエルが昏倒する!
「冒険者様!」
マグダリアが癒すが、行動不能を受けたエルは動けない。
「もう同じことは出来ないでしょう?」
「よくもエルを!」
グレイブとロゼットが攻撃を繰り出すが、レムナントは祭祀刀を躱し、避けれないと見た祭棍をあえて受ける。
「硬い!?」
その感触が先程までと違うことにロゼットの表情が強張る。攻撃が通っていない訳ではないが、明らかにダメージが減っていた。
「下がれ、ロゼット!」
反射的に下がったロゼットの脇を三本の矢がレムナントへ飛んでゆく。ナタリアとユニス、リディリディがタイミングを合わせ攻撃を仕掛けたのだ!
「フン!」
レムナントは斧槍で二本を弾き、一本を受けるが倒すにはまだ遠い。
「足らんな」
「……さっきまでと動きが違うわ」
「残りが厳しいです……」
ユニスとリディリディの頬を汗が伝う。二人でなく全員がレムナントの圧の増大を感じていた。
「奴の手を見ろ。何か出ている」
「あれは……凄い熱です」
ナタリアの指摘に視線をやると、右腕が陽炎のようなものを纏っていた。温度を視認出来るリディリディの目には、それが高熱を発し尚も上昇し続ける様が映る。
「俺に気を取られていて良いのか?」
「! クソッタレ!!」
気付いたアーテミシアは突進してエルを庇うマグダリアの前に立ち、大量の岩石を崩落させ襲い来るワームを押し止める。
「……神徒をこれだけ誘い出せれば十分か」
レムナントは落石の間を縫う様に駆け出口を抜けると、一同に右手を向ける。
「何を……!?」
「終わりだ」
ロゼットがその言葉に反応するが、次の瞬間、洞窟を巻き込んで不可視の衝撃波が荒れ狂い、数秒遅れて天井が崩落した!!
●目的
ユニスが目を醒ますと、ディアナが顔を覗き込んでいた。
「痛っ、……私は?」
「あんた達は生き埋めになっていたんだよ。助けてくれたサピラに感謝するんだね」
痛む頭を動かして見れば、Alexandraとエルに撫でられ巨大な魔獣が目を細めている。おそらく岩石を退かして救助を手伝ってくれたのだろう。
「コイツ等はどうすンだ?」
「ええと、神殿に引き渡すのが良いのでは無いでしょうか……?」
一方で、アーテミシアやリディリディ達が拘束したフラム達の処遇を話していた。
「ホムンクルスは保護、元帝国過激派は処すべきだ」
「待って。彼には封印破壊を阻止する方法を教えて貰う必要があるわ」
ナタリアは冷たい目でフラムを見下ろし、ロゼットがそれに反対しフラムに声をかけた。
「フン、そんな方法は無い。……なあ、助けてくれれば良いことを教えてやるぞ?」
(この性根だから過激派から切り捨てられたんですね)
グレイブも冷ややかな目でフラムを見下ろす。だが、続く言葉に目を見開いた。
「奴の目的はボルガニスク神の力じゃよ」
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 5〜8人
2023年09月20日 16時04分37秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 何かしら、いい加減得るものが欲しいところです
ロゼットよ。よろしくね。 目的はレムナント、配下のキャスター、ホムンクルスを 逃がさないことだけど、敵も逃げに徹するようだから、 逃走をどう妨害して、多くを撃破、または捕まえるかね。 シーフのホムンクルスは移動、回避には長けているでしょうし、 キャスターの老人は妨害、となると移動阻害系はありそう。 レムナントは、ホライゾナルジャンプがあるから、 逃走に入られてしまうと、止めるのは簡単じゃないわね。
シューターのユニスよ。 よろしく。 後方から弓で、ホムンクルスに移動阻害を与える攻撃を主に。 そういう方針でいくつもり。
とりあえず ・「視界確保」は大前提(地下洞窟且つ光源なし) なのは確定ですので、エンライトや何かはご準備を >逃走対策 単純に同じスキル(ホライゾナルジャンプ)で追おうとすれば収奪してさらに逃げそうですよね。 収奪条件があくまでエーテルに由来するなら、エーテルを極力使わないようなものならどうなんでしょう? >阻害対策 この辺は解呪などで対応は可能、でしょうかね?
ウォリアーのアーテミシアだ とりあえず暗視なり明かりなりは必要か… 壁天井が崩落する可能性があるなら、逆手に取って初手であいつらの真上の天井崩したり出来ねーか。 あとはポータルに通じる所をオブジェクトで塞ぐか ジャンプは…間合いが合えばバーバリアンデスチェーンでジャマ出来るかもな。
すでに破壊されてるとはいえ、「クカイの封印」があった場所を崩落させるというのは、どんな悪影響があるか読めない。 後になって、ある程度の修復ができる可能性もあると思うわ。 意図的に崩落させるのは反対ね。
遅くなってすまない。ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ、宜しく。 地下洞窟の探索となると索敵がてらサーマルアイを使ったとて、何かが居る事は分かっても壁がどこにどのような感じで存在するのかまでは分からんしな。 光縛封にしたって元の射程が短いから、ホライゾナルジャンプがある以上易々と捉える事は出来ないか。 なので横穴の類があれば、それを使って塞いでいる間にシーフを叩くという形になりそうだ。 その際、私からも移動阻害対策に解呪を持って行ったり長射程の武器を使うとして。
こちらはキャスター、シューターと後衛が充実してるから、 私は近接系の装備にして、レムナントかシーフかを抑えに 行こうかなと。他の人の予定や希望を聞いた上で。 ワームは潜ったり現れたりするから、近接系で戦うより、 射撃系で出現したタイミングを狙い撃った方が良いかも? >暗所対策 技能「暗視」、道具「ランタン」や「たいまつ」ね。 「エンライト」を使っても良いけど、皆の手持ち次第かな? >敵キャスターの「相手の妨害を得意」 PL知識だけど、レベル30の特性スキルで考えるら O召喚のグラビティフィールドがあるわね。 あと敵は回避するタイプが多いから、魔霞4とか、 命中低下のBSなんかも使用されると嫌かも。 >崩落 有効利用できるか考えたけど、どう崩れるか分からないのがね。 洞窟全体が崩れるような規模だと、私たちも生き埋めだし、 小規模なら、普通に敵に攻撃を当てた方が良くない?とか。
No.9
リディリディです。 よ、よろしくお願いします。 灯りがないのですか・・・。 それでは私はランタンで視界を補いますね。 移動阻害となるグラビティフィールドなのですが、 同じくグラビティフィールドを使用すれば重力場同士が干渉して打ち消すことができます。 保険として準備しておきましょうか。
オレは暗視つけてくかね 崩落はこっちが出来るなら向こうも出来るだろうな。逃げるドサクサでやってくる可能性もあるか。 実際ホムンクルスの片方だけならデスチェーンで抑えるのはそこまで難しくはねえな。ただ抑えきりになるし時間は相当かかるかね。 とりあえずとっとと逃げそうなホムンクルスを先に叩いて、残りをじっくりやるか?
>視界について 視界確保の手段は複数あったほうが安全かなとは思っています。 ペインキルも取られたりがありましたしね。 >崩落 あちらの封印壊しの仕上げがそれである可能性もありますからね。 シンプルに「よそ見させない」方向で攻撃を仕掛けるほうがいいのかもしれません。 >逃亡封じ 煙幕とか使えませんかね?スキルによるにしろ何にしろ、射線が見えてなければ無理ですよね? 暗視があっても見えない状態は作れると思うのですけども
エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 暗視、と、ランタン、持って行、こうと、思い、ます。 シーフ、に、突破されそうな時、に、濃煙炸弾、使えば。 一瞬足止めできる、かな、と、思いました、けど。そのまま、突っ込まれる、と…。 濃煙炸弾、って、任意で解除、できたかどうか…?
暗視とランタンは持っていくわ。 >方針案 敵シーフが優先なのは確かだけど、レムナントや敵キャスターが 大人しく奥で待ってるとは限らないし、近接戦闘できる人が、 それぞれ1人ぐらい張り付いて、それをシューターやキャスターが 射撃や魔法でバックアップする感じが良いんじゃないかしら。 NPCのマグダリア先生は、後方で阻止の最終ラインを守ってもらう? 保険というか、誰か抜けられた場合の阻止役に。 >ホライゾナルジャンプ阻止 スキル使用条件で「移動・回避が低下中は使えない」から、 オブジェクト召喚やBS付与で、レムナントの移動か回避を 下げておけば、その効果中は使えないわね。 >シーフ突破阻止 1番シンプルな阻止方法は敵と同じ場所(へクス)に立って、 身体を張って止める。ちゃんとルールにもある通過の制限ね。 成功するかはプレイングと、マスターの判定次第だけど。 >リディリディ >グラビティフィールド 敵が使ってこなかったとしても、シーフかレムナントの 移動妨害には役立つから、準備して損はないかな、と。
すみません、遅くなりました! キャスター、クラウディアです。 私は…はじめはディアナさんについていくものと思います。 依頼された内容から、彼…サピラがまた巻き添えになっていたらと思うと。それが不安で… 安否を確認し次第、そちらに向かいます…が、開始時点からだいぶ遅れる見込みです。 到着後のことですが…ワームの攻撃からはある程度ダメージを抑制させられるやも。 【物防減】の効果は、私の扱うエーテルバリアには無効。 通常防御の値はさすがに貫かれますが、それでもウォーリアクラスと遜色ない程度にはなるかと。 あとは…行動・移動阻害が入るなら合わせで一撃を入れられるかな? どの相手に対してもどれだけ効果が出るかは分かりませんが… …ときに、O召喚。おそらくはアーケイン系列について言及がありましたが。 あれが付与するのは確か…『地形効果:移動時に移動力の追加消費を要求』であって、キャラクターへのBS付与を狙う場合は別のスキルを選ぶ必要があると記憶しています。 都合、ホライゾナルジャンプにはほぼ効果が見込めないものという認識です。 充てるとするなら、 〈スタティックフィールド〉 〈スネアージャベリン〉 〈スタンブラスト〉 〈マグネティックストーム〉 …思いつくところはあるのですが、あいにくどれも手持ちになくて。 それと…その、全く今依頼とは関係の無い話なのですが。 アーテミシアさんから見た私は、どのように映っているのでしょうか? 平時からその主観で、どのように種族を判断しているのか…だとかが、個人的に気になりまして。
私ができることは皆さんにバフをかけることと回復が基本かとは思いますが >逃走防止 問題はワーム込みの行動ですよね。 すごい極端な話ですが、「移動手段」としてワームを使われると止めるのが難しくなりそうです
近接で抑えるってンなら、オレは誰でも良いぞ。あのジジイ張り倒せれば一番いいけど、吠え面かかせるだけでも充分ちゃ充分だし …んで、どう映ってるかって? 意図がよくわかんねーけど、外見見たまンま以上の感想はねえよ。
>方針案 なら、まずは敵シーフの突破を阻止、撃破しましょう。 レムナントが出てきた場合、アーテミシアに前衛をお願いするわ。 私は敵シーフの1名を阻止しにいくわ。 もう1名の敵シーフを、グレイブかナタリアにお願いできないかな。 リディリディ、エル、ユニスは後衛で、突破しようする敵から 叩いてもらえるかしら。方法やスキルは挙がった意見をもとに。 クラウディアは合流タイミングが読めないけど、 戦闘も考えて、攻撃や突破阻止のための準備はお願いしたいわ。 こんな感じでどうかしら。 >NPCマグダリアへの要請 ・開始時にインフィニティロアをしてもらう ・「スタンブラスト(行動不能)」受けた人に「解呪4」を マグダリア先生には、上の2つぐらいかな? >ラーヴァワームを使った移動? 振動してるから騎乗は無理そうとして、掘った穴を移動とか? >ホライゾナルジャンプ阻止 ああゴメンなさい。オブジェクト召喚は効果ないのね。 なら「移動阻害」か「回避低下」のBS付与ね。
こちらからも改めて暗視とランタンを持っていくが、シーフを見つけ出すの目星がてら閃光塗弾も持っていくつもりだ。 私としては後ろの方に位置取りつつ、塗弾を投げ込んだ後はシーフの足止めにかかりたい。 であればロゼットの提案も了解だ。 光縛封は壁走りは出来ずとも、真上ががら空きともなればやはりホライゾナルジャンプで突破されかねないだろうか。
方針案はわかったわ。 私は暗視と、念のためにバランス感覚で足場を気にせずに戦えるようにしておくわ。 突破を仕掛ける相手に「グラヴィティボルト」を基本に応戦。 「孤高の零距離殺撃者2」でワームを含めた敵に接敵された場合の備えもしておく。
方針、了解、です。 わたし、は、重撃射とグラヴィティボルト。 あと、捜波で、ワームの位置、を、探せないか、やってみようと、思い、ます。
あと一日と少しですからまとめておきましょう。 仮でも行動を作っておくといいかもしれません >ワームによる移動 考えすぎかもしれませんが、「口内に隠れる(移動する)」ことで、ワームごと自身を逃がせる(or撃破まで時間を稼がせる)のも可能かなと思いまして。 なければいいなと思う手段です。 >ホム改の抑え かまいませんよ、私も担当しましょう。 マグダリア氏にインフィニティロアをお願いできるのであれば、少し攻勢向きにしておきましょう。 >バステ対策 こちらも聖別3は準備しておきます。 あとはエンライトと多少のヒールとかですかね。
No.22
ホライゾナルジャンプ使用者への足止めは確かに難しそうですね。 グラビティフィールドは打ち消し、もしくは改造ホムンクルスへの使用となるはずです。 レムナント用には、えっと・・・。 そうですね、行動不能は効果があるかもしれません。 スタンブラストを準備しておきます。
とりあえずデスチェーン用意しとくか…あと破脚砕だな。継戦能力がちっと下がるけど足止めするならコレくらいはないとな。移動にデバフついてたらデスチェーンはクリティカル確定だから、破脚砕が決まれば足止め出来るはずだ まあ、2マスこっちに引き寄せるだけだから過信は出来ねえけど。
考えつく限りの対策をしてみましょう。 クリーパーではない分、出来る範囲はきっと人の分は越えないでしょうし。
明日が出発ね。行動の出し忘れには気をつけて。 私は高命中アークインパルスを消費して、早めにシーフを倒して 他の加勢にまわれるようにしてみるわ。逃走の阻止を優先して。 ワーム、敵キャスターがどう動くかハッキリしないし、 シーフに時間をかけていられないから手札は先に使っていくわ。 >光縛封とホライゾナルジャンプ 真上が空いてるから、普段は止められなさそうなのだけど、 今回に限っては洞窟が「高さ5m」だから天井でフタができるわ。 (光縛封は高さ20m) だからホライゾナルジャンプでも通行不可はできそうだけど、 レムナントは武器・スキルで魔法攻撃が可能だから、 光縛封の破壊が可能。あと光縛封で囲ってしまうと範囲の 外からは攻撃もできないのが微妙で、選ばなかったわ。 1~2ラウンドの足止めにはなるかな?という感じね。