【猟姫】消された心
革酎
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シナリオID:2815
オープニング
西方辺境伯を取り込み、王党派への対抗力を更に強めようと画策した南西部貴族派アルゼマン侯爵とジルクック伯爵だが、メドゥの指先幹部『緑の人差し指』ラネンターカムと結託していた事実が王党派に漏れ渡り、更にはラネンターカム配下の大型アンデッド屍蠍王に攻撃されるという憂き目も重なって、遂に王党派と王国騎士団の前に膝を屈する破目に陥った。
西方辺境伯ルーヴェン・アクファリテからもこれまでの所業を糾弾され、完全なる窮地に陥った南西部貴族派は王党派軍及び王国騎士団による領内査察の受け入れを余儀無くされ、彼らの反乱は事実上、終焉を迎えた。
結果、南西部貴族派の一部の所領は王家に召し上げられ、その勢力圏は大いに縮小された。
だがここに、ラネンターカムの真の目的が隠されていた。
アルゼマン侯爵領地から王家に接収された土地内の某所。
現在は王家の直轄領として管理されることとなった山地の一角に、地底深くへと続く巨大な亀裂が横たわっている。
その亀裂の最深部近くで、ラネンターカムの病的に白い美貌が闇の中のある一点に向けられていた。
「これで一応の目的は達成された、と見て宜しいですかな」
ラネンターカムの傍らで、闇よりも更に濃い漆黒のいでたちの巨漢が、静かに腕を組んで佇んでいる。その男――天陽師の鬼一 劉厳はラネンターカムと同じところをじっと凝視していた。
「己が接収した所領に今更、警戒心を向ける者も居らぬ。これからはじっくり時間をかけて、研究に没頭することが出来ようぞ」
最初から王家に、この亀裂の地を接収させることが目的だった。
敵である貴族派が支配したままでは、いつ王家の横槍が入るか分からない。しかし敢えて王家の手元に握らせることで警戒の視線を逸らせることが出来れば、後はのんびりとやりたいことが出来るだろう。
ラネンターカムが南西部貴族派と結託したのは最初から彼らを王党派に敗北させ、この地を王家の直轄領として接収させることが目的だった。勿論その為には鬼一劉厳が裏で手を廻し、王家が件の山地を接収する様に行政の事務方を上手く買収する必要があったのだが。
「して、オルストフの伯爵令嬢は如何なさる?」
「既に手は打ってある。今宵、あの娘を我が子に迎える」
それだけいい残して、ラネンターカムは闇の中から忽然と姿を消した。
●現実は非情
西方辺境伯領都の、エリニア・ストゥ自宅内。
護兵団の一員であり、新米冒険者でもあるエリニアは全身の自由が利かないまま、恐るべき光景を見せつけられている。
過日、エーテル浄化者として覚醒したばかりの友人にしてオルストフ伯爵令嬢のセティアが、エリニア宅の応接間で吸血鬼化の儀式にかけられようとしていた。
エリニアは、声が出せない。圧倒的な力を誇るラネンターカムに完膚無きまでに叩きのめされ、途切れそうになる意識を何とか維持するだけで精一杯だった。
この日、セティアは西方辺境伯ルーヴェン・アクファリテ邸で開催された宴に招待された。そこで彼女は、南西部貴族派の騒乱終結に一役買った功を称えられ、オルストフ伯爵家との今後の友誼を改めて宣言されたばかりであった。
そのセティアが今、ラネンターカムの手にかかって吸血鬼へと変貌を遂げようとしている。
(やめて……セティアさんを、連れて行かないで……)
声が出ない。それでもエリニアは、心の内で必死に訴えかけた。
しかしラネンターカムはこれ見よがしに、淡々と儀式を進めてゆく。血の交換が始まり、セティアは板敷の床に描かれた魔法陣の中心で横たわったまま、その滑らかな肌から急速に色が失われていった。
エーテル授恵者を子吸血鬼として迎え入れるというラネンターカムの望みは、無力な新米冒険者を声無き声で嘲笑った。
それからしばらくして、セティアはゆっくりと起き上がった。
今まで見せたことも無い酷薄そうな笑みを湛えて。
翌日、西方辺境伯領都に戒厳令が敷かれた。
護兵団長ダルヴィン・ケルソーと漠兵隊中隊長ロレッタ・レーゼンの両名がラネンターカムとセティア捜索に奔走したが、結局その足取りは掴めなかった。
辛うじて生き永らえたエリニアは西方辺境伯邸に引き取られ、昼夜を徹しての看病を受けている。彼女が回復するまでには、今しばらくの時間を要した。
そしてオルストフ伯爵領からは当主アルター・オルストフ伯爵と、その妻カネーレが必死の形相で駆けつけてきた。特にカネーレは今回の南西部貴族派騒乱にも関わっていたということで、己の所業が娘の吸血鬼化を招いたとの罪悪感に打ちのめされていた。
「誠に残念だが、セティアを救うことはもう出来ねぇ。覚悟は、決めておいてくれ」
ルーヴェンの厳しい表情を前にして、アルターは顔面蒼白ながらも静かに頷き返した。そしてカネーレは、自分が悪いのだと、ただただ涙に暮れるばかりであった。
●追う者、追われる者
深夜――西方辺境伯領都近郊の、奇岩が林立する荒野。
吸血鬼にしてエーテル浄化者の力をも併せ持つセティアは、大型アンデッド屍蠍王と天陽師蘆屋 外伴のエスコートを受けて、リーンエス王国内地へ足を踏み入れようとしている。
「猟姫殿はひと足先に、龍脈研究の谷へと向かわれました。セティアお嬢様は我ら天陽道がお守り致します」
「恐れ入ります。追撃の手は、手強そうでしょうか?」
後方を振り返るセティアに、蘆屋外伴は然様さなと渋い表情を浮かべた。
「護兵団長ダルヴィン・ケルソー、吸血鬼ハンターのロレッタ・レーゼン、更には助っ人として王国騎士団近衛隊のジュール・J・ヴェルジー辺りが参戦してくるかと」
その為、蘆屋外伴は天陽道からも指折りの戦力を揃えたと、傍らに視線を流す。いつの間にか、そこにふたつの人影が佇んでいた。
彼らはいずれも天陽道の唱紋士で、桐蓬忍道の使い手万葉 恕慶と伊庭 頼康と名乗った。
また、反魂法師の坊院 猪子が後程合流してくる、ということらしい。坊院は屍餓鬼を凡そ二十体程率いてくるとの由。
「この蘆屋も全力を賭してお嬢様をお守り致します。どうぞ御心安らかにあらせられますよう」
凄腕の老暗殺者は、恭しく頭を垂れた。
解説
マスターより
リプレイ
砂漠やその周辺地の夜は、意外と明るい。
基本的には空気が非常に乾燥している為、雲が少なく、夜空から降り注ぐ星明りがほぼそのまま、地上に達するからだ。
天空は漆黒というよりも濃紺に近く、数多の星々が無限の煌めきを見せている。
そんな中に、異質の黒い巨躯が不気味に蠢いていた。超大型岩蠍魔獣アンデッド『屍蠍王』である。
人体を真っ二つに断ち切る巨大な鋏状の前脚が、唸りを上げながら空を切った。
如何に鉄壁の守りを誇るコルネリウス・アーラといえども、あの一撃をまともに喰らっては、恐らくただでは済まない。無思慮に物理的な打撃を受けてひたすらに耐えるのではなく、回避することで敵の手数を封じる戦法を身に着けた彼女は、対屍蠍王戦に於ける盾役として十二分にその力を発揮しているといって良い。
(慣れてはきましたが、矢張り油断は出来ませんね)
態勢を立て直しながら、コルネリウスは次なる一撃に備えた。が、それよりも早くエルが放った鏃が、振り上げられた鋏の関節部に深々と食い込んだ。巨大な屍の怪物は声にならない咆哮を撒き散らすも、しかし脚が前に進まない。エルが撃ち込んだ鏃はただ打撃を与えるだけではなく、強烈な重力波を伴っていた。
(屍蠍王を、操ってる、術師は、誰? どこに?)
次の鏃を装填しながら、エルは薄闇に覆われる奇岩の群れの間へ視線を素早く走らせたが、しかしそれらしい影は見当たらない。
吸血屍と呼ばれる自律型のアンデッドの存在は聞いたことがあるものの、あの屍蠍王が自律型ではないことはほぼ間違いないと、誰もが確信している。
しかし実際問題として、屍蠍王を操っているらしい死霊術師はどこにも見当たらない。屍餓鬼と呼ばれる群れを率いている反魂法師がすぐ近くで、他の冒険者達と交戦に入っているが、あの反魂法師がこの屍蠍王をも操っているのだろうか。
そんなことをぼんやりと考え始めた時、エルの後方から凄まじいまでの爆音と閃光が迸り、漆黒の巨体の頭部付近に炸裂した。青息吐息状態のリディリディ・トゥラ・イェレミースが、渾身の力を込めて魔法攻撃を繰り出していた。
「は、入った、でしょうか……」
一撃放つ毎に気力体力がごっそりと失われるのが実感出来るリディリディ。
今の彼女は到底万全とはいい難いものの、それでも屍蠍王に対処すべく、重体の身に鞭打って参戦してきた。流石にこの状態で敵に接近されると一巻の終わりであることは、本人も重々承知している為、後方遠隔からの攻撃に徹するしかないのだが、それでも結構な負担がその身に襲い掛かる。
帰ったら好物の肉料理で心身ともに回復を図りたいところだが、しかし今はそんなこともいっていられない。兎に角、あの巨大な化け物をどうにかする必要があった。
「リディリディさん、あんまり無理しないで下さいね!」
屍蠍王の動きが極端に鈍った頃合いを見計らって、トーラが叫びながら飛び出していった。
今回、トーラは己の機動力を活かして屍蠍王周辺で機敏に駆け回り、敵の能力を削ぎ落とすことに終始する腹積もりだ。事実トーラの攻撃力は決して高いとはいえず、物理的な打撃で屍蠍王に有効打を叩き込めるかといえば、恐らく無理だろう。
しかしその疾風の如き脚を活かして、分厚い甲羅に守られた巨躯から防御力を削ることは可能だ。更に一撃必殺の破壊力を誇る鋏や尾針の威力をも減じることが出来れば、コルネリウスにかかる負担も随分と楽になるだろう。
一方、前衛班の攻防を僅かに離れた位置でじっと凝視していたロゼットは、傍らに立つ王国騎士団近衛隊ジュール・J・ヴェルジーにちらりと視線を流した。
「どう? 行けそう?」
問われた隻眼の老魔導師は、組んでいた腕を下ろし、小さく頷き返す。
「右側の脚二本を消し飛ばす。その隙を衝いて、突入してくれ」
ジュールは攻撃魔法の発動態勢に入った。と同時に、ロゼットはコルネリウスの後方へと駆け寄る。
今回ロゼットは、屍蠍王の腹部に風穴を穿ち、内部からの攻撃が出来ないかと考えていた。屍蠍王体内には結構な容積の空間が存在していることは、既に分かっている。その内側に自ら突入し、硬い甲殻に覆われた外側からではなく、体内から叩けば勝機があると睨んでいた。
やがて、合図代わりの爆音が乾いた大気を震わせ、宣言通り、ジュールの放った攻撃魔法が屍蠍王の右側の脚二本を中程から消失せしめていた。
「コルネリウス、お願い!」
「はい、任せて下さい!」
ロゼットを背後に従えたコルネリウスは、屍蠍王の真正面に向かって間合いを詰めた。同時にトーラが周辺を駆け廻って敵を翻弄し、エルとリディリディの援護射撃が飛び交う。
そしてロゼットは、屍蠍王の腹の真下へと駆け込んでいった。
●奇岩の間の乱戦
護兵団長ダルヴィン・ケルソーと、彼が率いてきた護兵団精鋭部隊一個小隊は、二十体にも及ぶ不気味な食屍鬼共との集団戦に突入した。
通常のゾンビならば今までに何度も遭遇したことのある護兵団も、屍餓鬼と呼ばれる種は初めて目にするらしく、幾らかの警戒心と緊張を滲ませていた。
屍餓鬼は、兎に角動きが素早い。まるで獰猛な野獣の様だ。
その一方でジュスト・ヴェルジーはこれでもう何度目かとなる遭遇である為か、慎重ではあるものの、過度に警戒はしていない。
ところが、そんなジュストも今は若干の困惑に眉根を寄せている。
「この奇岩の群れが少し邪魔だな……」
ジュストは稲妻を迸らせて、一部の屍餓鬼を足止めすることには成功した。
しかし林立する奇岩が視界を遮り、足止めを免れた屍餓鬼がどの位置から攻めてくるのかが、非常に読みづらくなっている。
アラン・スミシーの助力で全身に淡い青光を帯びているジュストだが、如何に身体能力が向上しているとはいえ、死角から攻められるのは矢張り面白くない。
「こいつは早々に、おじさんの治癒術が必要になってくるかな」
奇岩の横合いから飛び掛かってきた醜悪な屍を衝撃刃で迎撃したアランが、小さく肩を竦めた。この乱戦の中では誰がどのタイミングで傷を負うのかは、見極めが中々に困難だ。
その為、自分の目で周囲に気を配りながら、都度治癒術を仕掛けるという幾分後手に回った方法で対処する以外に無い。
勿論戦況を見極めることにも十分気を配ってはいるが、屍餓鬼の動きは兎に角速い。のんびり戦況を分析出来るだけの時間的余裕があるかどうか。
その時、雷鳴が大気を割る様な激しい轟音が響き渡った。
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトの必殺の一撃が、黒衣の中年女性相手に炸裂していた。どうやらこの女性が屍餓鬼の群れを操っているらしい。彼女が、反魂法師であろう。
「俺達を足止めするつもりが、却って自分自身が足止めを喰らっているな」
手応えのあった太刀を構え直しながら、肩口から鮮血を滴らせている女反魂法師に笑みを向けるアルベルト。勿論油断はしていないが、最初の一撃でそれなりの打撃を与えたのは間違いが無く、斃せる相手だと踏んだ。
女反魂法師は甲高い声で意味不明な文言を口走った。すると、数体の屍餓鬼が彼女の周囲に集まってきて、防御陣形を取った。アルベルトが手強いと見て、複数での戦闘に切り替えた様だ。
ところが――。
「前だけ見てる様じゃ、大した腕でも無さそうだな」
女反魂法師の背後を守っていた屍餓鬼の後頭部に、痛烈な一撃が突き刺さった。シャドウが目にも止まらぬ速さで後方からひと息に接近し、まだ陣形が完成していないところに奇襲を仕掛けたのである。
屍餓鬼は獰猛に吠えながら身を翻して反撃したが、シャドウは現れた時と同様、ほとんど瞬間的な速度で奇岩の群れの間へと姿を消した。屍餓鬼も相当に素早いが、シャドウの脚の速さはそれ以上だ。
このシャドウの奇襲速度を警戒したのか、女反魂法師は更に数体の屍餓鬼を自身の周囲に呼び集め、分厚い防御を重ねた。
こうなると流石にアルベルトも一気に勝負をかけることは出来なくなる。だがこの陣形は逆に、ジュストにとっては有利だった。
「呼び掛けに応え、至れ。至りて流れよ、地の果てと。海の果てまで流れ、我らの敵を貫き運べ……」
朗々と響き渡る詠唱。
次いで、屍餓鬼共に襲い掛かる花弁の潮流の如きエーテル光波。
周辺の奇岩もろとも一気に打ち崩しながら、ジュストの放った魔力の奔流が女反魂法師と屍餓鬼の群れを怒涛の勢いで呑み込んでいった。
「おっと、中々タフだねぇ」
薄闇の中で、アランが苦笑を漏らした。
ジュストの放った膨大な魔力の波を受けても尚、屍餓鬼の群れと女反魂法師は辛うじて全滅を免れていた。林立する奇岩が思わぬ盾となって威力を多少、吸収したのかも知れない。
だが、シャドウの機動力を活かした変幻自在の奇襲戦法と、アルベルトの圧倒的な接近戦力、そしてジュストの膨大な魔力が揃っている現状ならば、完全討伐も可能なのではないか。
必ずしも殲滅は必要ではないと考えていたジュストだが、斃し切れるものなら斃し切ってしまって良い。
それが吸血鬼セティア・オルストフの追跡の助けになるのならば、尚更だ。
●桐蓬忍道との戦い方
黒い忍闘衣に身を包んだ男ふたりは、それぞれ万葉 恕慶、伊庭 頼康と名乗った。
態々己の名を明かすところを見ると、相当腕に自信があるのだろう。
このふたりが属する天陽道はシャルガネ居住区に居ると噂されるシノビの一派なのか――そんなことを一瞬考えたミーミル・ロッポラだったが、折角の優れた技術を吸血鬼化の為に使うなど、到底許し難い。
「何の為に、その技術を身に着けたのさ! 絶対許せないからっ!」
ミーミルは怒りに燃えて、激しく吠えた。
そのミーミルに、伊庭が恐ろしい手数で攻めてくる。気合十分のミーミルではあるが、純粋な戦闘技量という面では伊庭の方が上であることを認めざるを得ない。支援担当のクラルスに堅甲をかけていて貰わなかったら、少々危ないところだった。
「おっと……ロッポラさんにこれ以上負担をかけさせる訳にはいかないな」
クラルスはミーミルの苦戦を横目に見つつ、光柱を奇岩の群れの間に出現させた。万葉を上手くその内側に封じ込めることが出来た為、ミーミルは伊庭の相手だけに意識を集中させれば、それで良い。
折角の機動力をクラルスに封じられた万葉は、光柱の中で歯ぎしりを鳴らしていたが、後方から躍りかかった影に対し、咄嗟に対応出来たのは流石だといえるだろう。
襲い掛かったのは、レピド・クロサイトだった。
「隠れることも出来ない以上、暗殺者としては手詰まりだな」
レピドもかつては暗殺者としての道を歩んでいた事実はあるのだが、今の彼は正面から敵を相手取ることも出来る軽戦士だ。不意打ちや奇襲に頼らずとも、十分に敵と渡り合える。
この狭い光柱内に於いては、機動戦を得意とする者同士では肌がすり合う程の超高速の剣戟が交わされることになる。
しかしレピドには、勝算があった。
(矢張り、思った通りだな)
万葉は暗殺者の性か、急所に狙いを集中させてきた。如何に鋭い剣戟を得意としていても、軌道が読めてしまえば恐ろしい相手ではない。
逆にレピドは敢えて急所以外に刃を走らせた。冒険者として生活する中で、確実に敵を斃す方法を幾つも見てきたレピド。急所を狙わずとも、失血を強いることで敵の体力を奪い、徐々に動きを鈍らせて最後にとどめを刺すという戦術も大いに有効であることを、レピドは学んでいた。
事実、万葉はレピドが繰り出す連続攻撃を躱すことが出来なくなりつつあった。
そして光柱の外側では、ミーミルが反転攻勢に出ようとしている。
先程まで屍餓鬼の相手に廻っていたハヤト=ガラン=ヴォルファングが、駆け付けてきたのだ。どうやら対屍餓鬼戦に、目途が付いたらしい。
(そろそろ形勢が定まってきたかな?)
クラルスは祈りの態勢に入った。
雷雲を呼び起こして伊庭の動きを封じるタイミングを、じっと狙っていたのである。ミーミルとハヤトが連携攻撃に入るのであれば、雷雲の招来は不要かも知れないが、万全は期しておきたい。
「正しい道に使えないなら、シノビの技なんて捨てちゃえ!」
ミーミルが再び、吠えた。
●蘆屋外伴、圧倒
奇岩の群れから、少し東側に離れた位置。
そこでローザリカ・L・ディオールとベルク・オスマット、ルアンナ・ミュラー、そしてロレッタ・レーゼンの四名は、たったひとりの老人を相手に廻して苦戦を強いられていた。
老人は天陽道のNo.2にして恐るべき戦闘力を誇る天陽師蘆屋 外伴。
あのジュールですら、一方的に押し込まれてしまう程の技量の持ち主だ。ジュールは明言しなかったが、彼と戦っていた時の蘆屋外伴は明らかに、手を抜いていた。全力で戦ったジュールに対し、この老人はまだまだ余力を残していたらしい。
その化け物を相手に廻して、当初はローザリカとベルクのふたりだけで挑みかかろうとしていた。
「貴様ら、少し節操という言葉を学んだらどうだ? というか、騒動起こす組織が大体横で繋がってるってどういうことだ! 実は根本も繋がっとらんだろうなマジで!」
ベルクは獰猛に吠えながら蘆屋外伴に挑んだが、老天陽師は眉ひとつ動かさず、涼しげな様子でベルクの超速の刃を片っ端から躱していった。
通常の相手であれば、その超人的な剣戟の速さで圧倒出来たであろうベルクも、蘆屋外伴の人外ともいうべき反応速度にはいささかお手上げ気味だった。
そしてローザリカも、光縛封を読まれていたのが痛かった。光柱が出現した時には、その空間には蘆屋外伴の姿は無く、気づいた時には背後を取られるという有様だった。何度か対戦しているうちに敵の手の内が読める様になるのは、何も冒険者だけの特権ではないということだろう。
「僕の後ろに立つのは遠慮して貰おうか!」
咄嗟に後方へ蹴り足を繰り出したものの、蘆屋外伴はこれも躱した。とんでもない回避能力である。
ローザリカとベルクのふたりだけでは到底、この超人を封じることは叶わなかった。結果として、セティア追跡に専念する筈のルアンナとロレッタも蘆屋外伴に足止めされる格好となり、今、セティアは大きく距離を取ってリーンエス王国内地方面へと走りつつある。
「ロレッタさん……行って下さい!」
ルアンナは腹を括って、鋭く呼びかけた。ロレッタは小さく頷き返し、愛用の長刀を腰だめに構えたままの姿勢でセティアの追跡に入る。その疾駆は速く、瞬く間にセティアとの距離を詰めていった。
そして残ったルアンナは蘆屋外伴の動きを封じるべく、魔弾を叩き込もうとした。
だがそれよりも早く、蘆屋外伴の指先が動いた。人差し指の先端付近に、周辺の大気が吸い込まれる様に集まってくる。
「拙い……ロレッタ殿、躱せ!」
ベルクが咄嗟に叫んだものの、間に合わない。蘆屋外伴の放った天言殺呪の一撃はロレッタを背後から襲い、その胸元を貫いた。
ロレッタは血飛沫を撒き散らしながら、その場に昏倒した。
「それがしに背を見せるなど、自殺行為に他ならぬ。セティアお嬢様を追いたければ、それがしを完全に無力化してからにすべきで御座ったな」
目の前でロレッタを斃されたルアンナが、魔弾による反撃を試みた。しかし、全て躱された。
ならばと、今度はローザリカが白い脚を蹴り出して蘆屋外伴の下段を狙い、同時にベルクが側面から刃を叩き込む。
蘆屋外伴はふたりの攻撃が到達するよりも一瞬早く、間合いから離れていた。
(駄目だ、手数が足りない)
ローザリカは喉の奥で低く唸った。蘆屋外伴が手強いのは重々承知していたつもりだが、いざこうしてその圧倒的な実力に接してみると、対策が不足していた事実を実感せざるを得ない。
(盾役の不在がこんなにも大きく響くとはな……)
それは、ベルクも同じだった。
蘆屋外伴程の強敵を相手に廻すのであれば、物理盾或いは回避盾、いずれかに精通した防御の達人がどうしても必要となる。
しかしローザリカもベルクも自分自身を守ることは出来るのだが、敵の攻撃を自身に引き付け、その間に味方の攻撃を自由に行わせるという盾役特有の技量には至っていない。その為、蘆屋外伴は好きなだけ反撃に転じることが出来ていた。
ここで再びルアンナが、駄目元で激しい閃光と轟音を伴う魔力の奔流を蘆屋外伴にぶつけた。が、蘆屋外伴はこれも躱した。
「然様さな……それがしを攻めるには少々、手数が足り申さぬ。御身ら、ひとりひとりは優秀な冒険者にあらせられる。しかしそれがしや御館様を相手取るには、せめてこの二倍の人数は必要で御座ろう」
治癒師として回復と防御を優先し、仲間を救うことには秀でているローザリカ。
機動力と超人的な攻撃速度で相手を攪乱し、数々の強敵を仕留めてきたベルク。
溢れんばかりの魔力で並みいる敵を薙ぎ倒し、魔獄の吸血鬼ハンターと恐れられるルアンナ。
この三人が揃えば、通常の敵ならば討ち斃せるだろう。だが蘆屋外伴は、違った。相手が悪過ぎた。少なくとも、盾役不在では足止めは不可能だった。
●屍共の末路
セティアは悠々と離脱しつつある。
だがその一方で、屍蠍王との戦いに大きな変化が生じ始めていた。
コルネリウスの支援を受けて小山の様な巨躯を誇る化け物の腹部へと迫ったロゼット。
そこへトーラが目にも止まらぬ速さで同じく腹部下面へと飛び込み、素早い剣戟で薄い装甲の継ぎ目を切り裂いた。
ロゼットは吐き気を催す異臭に耐えながら、屍蠍王の腹の内側へと飛び込んだ。
(これは……!)
闇に覆われる広々とした空間。その中の一点に、式鬼使いが用いる様な呪符が貼り付けてあった。或いはこれが屍蠍王に命令を下す為の、反魂法独特の秘術なのかも知れない。
愛用の祭棍にエーテルを纏わせ、腰を落として身構える。
(私は聖職者……ゾンビの魂、ここで解放してあげるわ)
ロゼットは渾身の一撃を、その一点に叩き込んだ。
屍蠍王の巨躯が、上下に激しく揺れた。そしてその直後から、明らかに動きが変わった。やけにぎこちなく、鋏や尾針の動作にまるで鋭さが見られない。
冒険者達はロゼットによる体内からの攻撃が威力を発揮していると、即座に理解した。
ここが勝負どころだ――ジュールの呼び声に応じ、リディリディが再び魔力を叩きつけた。幾つも重なる爆音と閃光が、屍蠍王の頭部に襲い掛かる。
エルも鏃を矢継ぎ早に撃ち込んだ。コルネリウスは弱々しく動く鋏を左右とも斬り落とし、更に巨大な顎先へと刃を突き込む。
「あ、ロゼットさんが出てきましたよ!」
トーラが叫ぶ。ロゼットは、大きく割れた屍蠍王の右側面から飛び出してきた。
「決着を、つけましょう」
リディリディが全身の痛みに耐えながら、光弾の雨を降らせた。
屍蠍王は次第に、動きが緩慢になってきている。コルネリウスの振るった刃が頭部装甲を叩き割り、エルの放った鏃が尾針を砕いた時には、もうほとんど動かなくなりつつあった。
「コルネリウスさん、距離を、取って」
エルが呼びかけると、コルネリウスはステップを踏む様にして後退した。
直後、屍蠍王の肉体はばらばらに砕け、残骸とも呼ぶべき無残な状態で、完全に崩壊した。
これまで散々冒険者達を悩ませてきた巨大な怪物は、遂に斃された。
次いで決着がついたのは、屍餓鬼と女反魂法師との戦いである。
シャドウの奇襲戦術を警戒した敵が防御陣形を固めた為、ジュストとアランが一点に攻撃を集中することが可能となった。特にジュストの魔法攻撃が威力を発揮し、屍餓鬼の大半をひとりで仕留め切った。
こうなると、アルベルトとシャドウの接近戦術が女反魂法師へと容易に迫ることが出来る。
「悪く思うな。これも仕事だからな」
最初の剣戟で深手を負わせていたアルベルトが、更に留めとばかりに刃を振るう。シャドウによる後方からの奇襲を恐れていた女反魂法師は後退することもままならず、アルベルトの太刀の前に斃れた。
残った屍餓鬼共は、ダルヴィンと護兵団員、そしてアランといった面々が粛々と片付けてゆく。主を失った屍の群れは、最早抵抗する手段が残されていなかった。
「ここは任せても大丈夫か」
ジュストが、他の面々に訊いた。蘆屋外伴戦で苦境に陥っているであろうローザリカの支援に入りたいジュストとしては、大勢が決まった戦場で安穏としている訳にはいかなかったのである。
「おじさんもご一緒するよ。あの蘆屋外伴とかいう輩、相当に手強そうだからね」
こうしてジュストとアランが奇岩の群れの間から飛び出し、東へと足を急がせた。
残ったアルベルトとシャドウで、尚も無差別に暴れ回っている屍餓鬼の後始末を任される格好となったが、こちらは然程に手間がかからない。
「そういうことなら、仕方が無い。さっさとケリを着けるか」
シャドウは再び刃を抜き、護兵団員が取り囲んでいる屍餓鬼の一体へと駆けた。
●セティアの行方
屍蠍王が斃され、屍餓鬼共も大半が討伐された。そして女反魂法師もアルベルトの前に力尽きた。
万葉と伊庭は、流石に動揺が隠せない。まさかここまで一方的な状況に陥るとは、夢にも思っていなかったのだろう。
「ほらっ! 余所見してる暇あるの!」
ミーミルの長斧槍がもう少しで伊庭の喉を切り裂くところだった。伊庭は相当に肝を冷やしたらしく、若干青ざめている。
一方で万葉は既に光柱から脱出を果たしているものの、相変わらずレピドの猛攻に手を焼いていた。
その時、蘆屋外伴のしわがれた叫びが風に乗って飛んできた。何かの合図らしいが、ミーミルにもレピドにも意味がよく分からない。
祈雷の発動を終えてひと息入れたばかりのクラルスだけは、何となくだが蘆屋外伴の意図を理解した。敵は撤退しようとしているのではないか。
既にセティアは戦域を離脱している様だ。であれば、最早これ以上の戦闘は無用であろう。
セティアの行き先は、分かったのだろうか。その点がクラルスには気になったが、果たして追跡班は情報を掴んだのか、否か。
その時突然、業火の壁が冒険者達の前に現出した。桐蓬忍道特有の離脱術だ。炎の壁で追手の追跡を阻みながら、自分達は超高速の離脱移動で一気に姿をくらますというものらしい。
「逃げられたか」
レピドは刃を鞘に収め、少しばかり明るみが兆し始めた東の空を眺めた。
そしてローザリカ、ベルク、ルアンナを圧倒していた蘆屋外伴も、炎の壁を走らせて視界を遮断した。と思った次の瞬間には、姿をくらませていた。
奇岩が林立する地域である。一瞬でも隙を生じせしめることが出来れば、どこにでも姿を隠すことが出来るだろう。
だが、敵に逃げられたことを悔しがっている暇は無い。蘆屋外伴の天言殺呪を受けて昏倒したロレッタを、手当てしなければならない。
ローザリカとルアンナはベルクの先導を受けて、砂地に突っ伏しているロレッタのもとへと急いだ。
幸い、まだ息がある。どうやら急所は外れているらしい。恐らくはベルクの放った警鐘の声を背中で聞いたロレッタが、ほとんど反射的に左右どちらかに上体の位置をずらしたのだろう。
「大丈夫……助かるよ」
手早く治癒術を仕掛けたローザリカの声に、ルアンナはほっとした表情を見せた。
すると程無くして、ロレッタが息を吹き返した。
「済まない……セティアばかりか、敵も何人か取り逃がしてしまった」
頭を下げたベルク。
だがロレッタは、問題無いとかぶりを振った。まだ打撃が肉体に残っている為、その表情は幾分弱々しかったが、しかし瞳の奥には何か確信めいた色が見え隠れしている。
「セティアの背後に接近した時、聞こえてきた……彼女は、カルナッケル山地へ向かう様だ」
ロレッタは、ただ無駄に蘆屋外伴の攻撃を喰らっていた訳ではなかったのだ。ルアンナの頼みを、彼女はしっかりと果たしていたのである。
曰く、セティアは己の記憶に自信が無かったのか、行き先を口の中でぶつぶつと呟いていたらしい。それがカルナッケル山地という名称だった。
「土地の名前さえ分かれば、何とかなりそうですね」
ルアンナは二重の意味で胸を撫で下ろした。ロレッタは助かり、セティアの行方も不明のままでは終わらなかったのである。
彼女達は、負けてなどいなかったのだ。
●新たな騒乱の予兆
後日、冒険者達は西方辺境伯邸に呼び集められた。
広い食堂でルーヴェン・アクファリテ西方辺境伯が語ったのは、セティア追跡の結果だった。
「お前さん達が突き止めてくれた通り、矢張りセティアはカルナッケル山地に向かっていた様だ」
南西部貴族派アルゼマン侯爵が、少し前まで治めていた土地であるらしい。現在は王家が接収し、その支配下に置いている。
そのカルナッケル山地に、異様に深い地中への裂け目があった。
王国騎士団が調査隊を派遣して調べさせたところ、その裂け目の奥深くに、誰かが潜んでいた形跡が認められたらしい。
更に、それだけではない。
奇妙な絵図が残されていたというのである。
ルーヴェンはその写しを受け取っており、テーブル上に広げてみせた。その瞬間、一部の冒険者達が喉の奥であっと驚きの声を上げた。
「何だ、知ってるのか?」
「これは……龍逓架、です」
コルネリウスが震える声で応じると、ルーヴェンとダルヴィンは顔を見合わせた。どうやら、ふたりは龍逓架の何たるかを知らないらしい。
ここでコルネリウスとベルク、アルベルトといった面々が簡単に説明を加えると、ルーヴェンもダルヴィンも次第に表情が険しくなっていった。
「龍脈に繋げて信号を送受信する龍逓架と、龍脈の位置を正確に探り当てることが出来るエーテル浄化者か」
太い腕を組んで黙り込むルーヴェン。
この場に居る全員が、嫌な予感を覚えた。
それまで、黙って絵図を眺めていたクラルスが、何気なく裏面にひっくり返した。すると、その端に何やら記されている。
「ルグランブラード? どこかの地名か何かかな?」
クラルスの疑問を受けて、今度はアルベルトとベルクの面に緊張が走った。
シルトラース帝国北西部に位置する、小都市の名であった。
その夜。
西方辺境伯邸で重傷のエリニア・ストゥを見舞ったジュストとローザリカは、廊下でジュールとばったり顔を合わせた。
「グランスパーダに、お戻りになられるのでしょうか?」
「そうだな……南西部貴族派の反乱も片付いたし、セティアはこの地を去った。私がここで出来ることは、もう何も無さそうだ」
既に天陽道もこの地を去っていると見て良い。
「緑の人差し指は、何かを企んでいる様だ……ジュスト、しっかりやれ」
ジュールは逞しく成長した孫の肩を軽く叩いてから、踵を返した。
マスターコメント
イベントシナリオ非常に難しい 報酬:多い16 / 4〜25人
2023年03月05日 22時40分48秒 公開
参加者
相談掲示板
キャスターのジュストだ、よろしく。 セティア嬢のことは残念だが、今回は彼女を討つというより彼女の行き先を突き止める方が目的ということで。 相当数の敵がいるし、足止めされている内にセティア嬢が護衛役と共に目的地に先行してしまい追跡が失敗、なんてことにはならないように気をつけたいね。 どの敵に対応するかとか、個人の動きはまだ決められていないというか、明日の決戦の反映によって考えようかと。
ヒーラーのロゼットよ。手の届かないところで犠牲者が出るのは 仕方ないと思っていても、割り切れないものがあるわね。 敵に増援が加わったようだけど、味方の加勢もあるみたいだから、 厳しい相手には、こちらも冒険者に加勢をお願いすると良さそうね。 巨体で目立つ屍蠍王や、補充できる屍餓鬼(20体程)なんかは 足止めに出してきそう。セティアを単独で逃がすとも思えないから、 ボスの蘆屋外伴はセティアの守りに付いていきそうかな?と。 敵の足止めを潰す、もしくは抑える人員を出しつつ、 セティアの行き先を追跡する役を通過させる感じかしら。
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! あ。そういえば今日反映があるんでしたね。 危険域に参加していたので、追跡役として仮で行動を出しておきますね。
シャドウだ。よろしく。 屍餓鬼は20体ほどいるということで 範囲魔法で一掃するような感じだろうか? 打ち漏らしなんかがあったら、その処理に回ろうと思う。 あとは万葉や伊庭の相手をしようと思う。
そうだね、ロゼット殿が触れてくれたように屍蠍王や屍餓鬼は足止め用に使われる可能性が高く、唱紋士達は追跡役を潰しにきたり、蘆屋は護衛役としてセティア嬢の傍にいそうな気がする。 俺は今の所範囲魔法やアーケインストリームなどで屍餓鬼の数と勢いを減らそうかな、と考えているけど。 ただ今回向こうに強い死霊術士がいるようだからそいつを倒さないときりがなさそうだよね。 まぁ使役すればする分消耗しそうではあるから、屍餓鬼を相手取ってる内に誰かが死霊術士を倒して貰えれば追跡の障害が一つ消せるかな。
>屍蠍王や屍餓鬼は足止め用に使われる可能性が高く、唱紋士達は追跡役を潰しにきたり、蘆屋は護衛役としてセティア嬢の傍にいそうな気がする。< なるほど。となると俺はやはり死霊術士にターゲットを変更しよう。
【鬼哭】決戦の結果、リディリディが重体ね。 せっかくの参加だけど身体は大事にして欲しいわ。 私はヒーラーとして、複数で挑む前提になりそうな強敵、 屍蠍王か蘆屋外伴のどちらかに、しようかと思ってるわ。 とりあえず、依頼でもう3回戦ってる屍蠍王の対応で。 物魔攻撃が通るか試したいけど、私で反撃に耐えられるかな…。 >敵(大雑把なイメージ付き) ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) トーラ 味方NPCも参戦するから必要なところで手を借りましょうか。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! クソったれ! ラネンターカムの野郎、セティアを狙ってやがったのかよ!! 何としてでも奴の居場所を突き止める為にも奴らを逃がすわけにゃいかねーな! まだ面子がどーなるかわからねぇが、今のとこは俺はセティアを捕捉する為にも蘆屋の野郎とマッチアップするつもりでいんぜ!
No.10
り、リディリディです。キャスターの・・・。 ロゼットさんが仰ってくれたように、今ちょっと重体になっています。 申し訳ありませんがあまり前線には出れないと思います。 射程の長い魔法を中心に立ち回ることになりそうです。 どこに向かうかはまた後ほどご連絡しますね。
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 悩みますが、私も何度か抑えをしている屍蠍王へ回ろうかと考えています。 ロゼットさんが試したいことがあるのでしたら、私が反撃対策にカバリングを持ちますのでやってみるのは如何でしょうか。
一応、まとめておきます ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) トーラ
状況は多少流動的だと思いますが セティア追跡は万葉恕慶、伊庭頼康、蘆屋外伴を相手取る可能性がありますね。
あ。すみません。 決戦で重症も受けませんでしたし、リディリディさんも無理を出来ないので追跡は一旦置いておいて、わたしも屍蠍王の対応へ変更しますね。 考えているのは杖を持って魔法攻撃メインで行くか、限界まで付与を上げて屍蠍王に防御低下を仕掛けてみようかと考えています。 付与特化の場合、どなたかエーテルイミテイトで付与の上がるパッシブスキルを模倣させて貰えると助かります。 アクセサリーとスキル、武器込みで付与を63まで上げれるのですけど、それでも有効か分からないので……。
・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者)
No.16
何処に行っても危険ですね・・・。 迷いましたが、私は屍蠍王に挑む形にしようかと思います。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者)
……本当に、此方が嫌がることを明確にしでかしてくれるな。 ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 強敵相手に居て困ることは無いと思うし、僕はひとまず蘆屋対応に加わっておこうか。 スキルは作戦などによって変えるが、回復は厚めに持っていくよ。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者)
話題に出すのを忘れていたけど、「時刻は深夜」よ。 野外だから月明りぐらいしか、明るさは無いから気をつけてね。 >コルネリウス ありがとう。このまま対応に決まりそうなら、お願いしようかな。 屍蠍王は過去、腹部を開いて雑魚ゾンビを出してきたことがあって、 腹部が開くなら脆い箇所があるかも?と思っているの。 今のところ攻略の糸口が少ないし、忘れないうちに確かめたくて。 近接の射程まで踏み込まないといけないから、協力を頼めるなら。 >味方NPC セティアが単独で先に離脱してしまう場合に備えて、追跡の役を 吸血鬼ハンターのロレッタにお願いしても良いかもね。 彼女なら専門家だし、自衛も十分できるわ。
キャスターのルアンナです、よろしくお願いします。 私は吸血鬼になってしまったセティアさんの所に行きたいですね。ただ逃げられた時の追跡は苦手なので、ロレッタさんにお願いするのは良い案だと思います。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 …、行先。屍蠍王、か、坊院猪子、かなと、思い、ます。 屍蠍王なら、付与7、ある、ので。トーラさん、の、お役に立てる、かも? ただ、人数配分的に…。 もう少し、考え、ます。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 行くならセティア嬢追撃か忍道組かだが、人員しだいで決めようと思う。
>セティア追跡にロレッタ・レーゼン ではこちら(対死霊術師)には護兵団長ダルヴィン・ケルソーの助力を頼むとしよう。
ジュール・J・ヴェルジー氏は全体を見てもらって やばそうなところがあったら手助けしてもらう、でどうでしょうか。
>エルさん 付与7を模倣させて頂ければ助かりますけど、スキルが固定されてしまうので、まずはエルさんの行動に合ったものを優先させて頂けたら。 >NPC 戦力的に足りない所を補って貰うのでいいと思います。 セティアさんの追跡ですけど、ローレンさんにもお願いするとして、あまり深追いはしないよう気を付けた方がいいかもですね。 孤立して捕まったら、その人も吸血鬼に……なんて事もあり得るかもです。 それと、あちらは機動戦闘が得意な忍者が居ますし、相手をするつもりがなくても横から攻撃を受ける可能性も考えておいた方がいいと思います。
No.26
>付与 そうですね・・・、私は屍蠍王対応方面に入っています。 魔法攻撃7と付与7を準備して行きますし、もしエルさんが別方面に向かわれるなら模倣頂いても問題ありません。 今回は【行動不能】や【移動阻害】といったBSを狙ってみる形ですので。
っとぉ!顔出しできなくてすまないね、ヒーラーのアラン・スミシーだ! 基本的にヒーラーとしてバックアップに努めるけど、なにか ご用命があればよろしくだ!
>リディリディさん 行動不能は付与性能に-15の補正がかかりますけれど大丈夫でしょうか? 屍蠍王は抵抗も高かった筈ですし、エルさんが付与7を持っていかない場合はリディリディさんの魔法攻撃7を模倣させて貰って魔法攻撃特化で行くことも考えているので、わたしに合わせてのスキル選択なら無理はされなくて大丈夫ですよ…?
トーラさん、リディリディさん、答えてくださって、ありがとう、ござい、ます。 わたし、は、普段から付与狙い、なので。付与7、大丈夫、です。 ええと、行先、屍蠍王、に、し、ます。 どうぞ、よろしく、です。
No.30
あ、はい・・・。 今回、私の行動には魔法攻撃も付与もどちらも必要としているので、そちらは問題ありません。 一旦更新しておきます。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
お二人ともありがとうございます! とりあえず物理防御低下と物理攻撃低下を持っていこうかと考えていますけど、他に必要なものがあれば言ってください。
相談席になかなか座れなくてゴメン~! ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 のサポートに回りたいけど、足りてない箇所があれば!
>ロゼットさん 承知しました。私は抑え役でこのまま確定しますので、カバリングは持っていきますね。 前回屍蠍王のお腹に敵が隠れていたのもありますし、狙うならばこの位置で良いかと私も思います。 防御をなるべくあげて、連携についても記載しておきますのでよろしくお願いします。
No.34
ヒーラーのクラルスだ、よろしく。 出来ることはあんま多くなくて申し訳ないんだが、人が足りてないようなので取り敢えず万葉恕慶、伊庭頼康側に回るよ。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) クラルス ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
ウォーリアのミーミルだよっ! 間際に滑り込む形での参加ごめんね。 えと、ボクはそうだなぁ・・・。 万葉恕慶や伊庭頼康の方に向かおうかな。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) クラルス、ミーミル ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
アラン殿に支援頂けると心強い、よろしくお願いしたい。 ハヤト殿とロゼもセティア殿追跡を主目的としての蘆屋対応という認識で合ってるかな? いずれの敵も討伐、殲滅ではなく追跡の妨げにならないように対応するという形であれば現在の人数、配分でもなんとかなるんじゃないかと。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ、アラン ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) クラルス、ミーミル ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
私はジュストの配分表で異論ないわ。 一応、ロレッタにセティア追跡、ダルヴィンに坊院、屍餓鬼戦を、 ジュールに遊撃役を、お願いする旨だけ入れておくわ。 >コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル よろしくね。照明代わりのエンライト、回復スキルは 持ち込んでいるから、利用できるならしてちょうだい。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 ギリギリでの参戦申し訳ない。 今回はセティア追跡のアシストをするために坊院猪子と屍餓鬼に向かう予定だ。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ、アラン、アルベルト ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) クラルス、ミーミル ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
レピド・クロサイト、シーフだ。ギリギリの参戦だがよろしく頼む。 万葉恕慶と伊庭頼康を抑えに行くつもりだ。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ、アラン、アルベルト ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) クラルス、ミーミル、レピド ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ
人員的に外伴かな?よろしく頼む。 ・屍蠍王(超大型岩蠍魔獣ゾンビ) ロゼット、コルネリウス、トーラ、リディリディ、エル ・坊院猪子(死霊術師)、屍餓鬼×20程 ジュスト、シャドウ、アラン、アルベルト ・万葉恕慶、伊庭頼康(桐蓬忍道=シーフ系) クラルス、ミーミル、レピド ・蘆屋外伴(ボス、体術・魔術を自在に駆使) ハヤト、ローザリカ、ベルク ・セティア追跡(吸血鬼犠牲者) ルアンナ